「子供を産まない女性に・・・」 森前総理 part3
118 :
名無しさん 〜君の性差〜:
産経新聞より
爛熟期のローマ帝国では、「パンとサーカス」と呼ばれる現象が巷に溢れ、刹那的な享楽生活に明け暮
れていた公民は国家の将来に思いをいたすことなく、若者の結婚嫌いと出生率の低下が表れていた。政
府はアメとムチ作戦で結婚出産を奨励したが大きな効果はなかった。やがてローマ人は人口不足をゲル
マン人等周縁の「蛮族」に頼り、彼らなしでは社会が成り立たなくなったローマはやがて「蛮族」によ
り滅ぼされる。日本はこのローマの崩壊過程を辿ろうとしているのか。少子化が深刻化しており史上最
低を更新し、この事態を受けて少子化対策基本法が議員立法で成立したが、この法律は男女共同参画社
会が進展すれば少子化が解決するという認識に立った、第二の共参法的性格が濃厚であり、これでは逆
に少子化を一層進展させるだけだ。
119 :
名無しさん 〜君の性差〜:03/08/30 00:19 ID:0fCUohtB
少子化はバブル経済期の“不良債権”である。この認識を持たない限り
原因も対策も見誤る。バブルの時代、日本人の価値観は大きく変わり、
豊かで自由きままなライフスタイルを追い求める傾向が確立した。DINKS
なる言葉が流行語になったのは1988年のことである。今年度の「国民生活
白書」は「若者が結婚しない理由として自由に使えるお金が減ってしまう
ことややりたいことが制約することを挙げる人が多い」と分析している。
バブル崩壊後も国民の価値観は変わらず、それば晩婚化未婚化、少子化を
招いている。真の少子化対策はバブル以来の国民の価値観に転換を促す政
策でなければならない。しかし、少子化対策基本法は逆に「男女共同参画
社会」の名の下に女性の社会進出の価値ばかり説き、バブル以来の価値観
を一層進展させようとしている。
120 :
名無しさん 〜君の性差〜:03/08/30 00:20 ID:0fCUohtB
少子化はバブル経済期の“不良債権”である。この認識を持たない限り
原因も対策も見誤る。バブルの時代、日本人の価値観は大きく変わり、
豊かで自由きままなライフスタイルを追い求める傾向が確立した。DINKS
なる言葉が流行語になったのは1988年のことである。今年度の「国民生活
白書」は「若者が結婚しない理由として自由に使えるお金が減ってしまう
ことややりたいことが制約することを挙げる人が多い」と分析している。
バブル崩壊後も国民の価値観は変わらず、それば晩婚化未婚化、少子化を
招いている。真の少子化対策はバブル以来の国民の価値観に転換を促す政
策でなければならない。しかし、少子化対策基本法は逆に「男女共同参画
社会」の名の下に女性の社会進出の価値ばかり説き、バブル以来の価値観
を一層進展させようとしている。
>>118 乙
おれもうpしようと思ってた。八木助教授の「正論」だな。
この板で言われていること、そのものの内容だったな。
119続き 120は取り消し
重要な示唆含む“森発言”
公的年金における賦課方式の下では、保険料さえ払い続けていれば子どもを育てるコストを負担しなくて
も年金を受給でき、自分では子育ての負担をせずに他人が産み育てた子どもが支払う保険料で給付を受け
る「ただ乗り」の存在を許してしまう。現行の年金制度では子どもを持つと経済的に損をする。賦課方式
はドイツでは憲法違反の判断が下っている。フランスのように子育て期間を年金額に加算したり大幅な児
童手当の支給等、傾斜配分が必要だ。これに関連して先ごろ、森喜朗前首相が「子どもをたくさん産んだ
女性は将来国がご苦労様といってたくさん年金をもらうのが本来の福祉のあり方だ。(中略)子どもを産
まない女性は好きなことをして人生を謳歌しているのだから、年をとって税金で面倒をみてもらうのはお
かしい」と発言し問題となったがこれは賦課方式の不公正の問題を指摘したものだ。「女性蔑視発言」な
どではなく、少子化の根本原因に踏み込みその解決策を示唆した重要な発言である。