>>496 >犬氏は「非処女派」では無いが、「情」の意見に共感している場面が多い。
>補強氏がちがちの「理」派だね。
洞察が少々甘い。
おれは情に共感しているように見えるかもしれないが、それは積極的なものではない。
人間というものは理で割り切れないもので、本能やら運命やらに翻弄されてしまうものだ。
えらく簡潔に書いてしまったが、つまり共感する理由がけっこう理詰めだったりするんだよ。
論理の補強氏は妻に自分の不倫を告白していない。それはなぜか。
それは彼が妻に対して情の人であるからに他ならない。
彼は妻を、自身のセックスコントロールシステムとは別格の地位に置いている。
彼はそうすることも含めて理詰めのコントロールだと言うかもしれないが、
たとえそれが認めるとしても、彼が「非情の人でない」ことを、
彼自身は認めざるを得ないだろう。
おれは妻に不倫を告白し許可を得た。
この点において、おれは「非情の人」であることを認める。
おれの妻もまた「非情の人」であるといえよう。
おれら夫婦は根幹の部分でどこか理的な関係を結んでいるといえるかもしれない。
いや、それを引っくるめて運命的なものを感じているけどね。
という具合に最初に戻る(w