日本もこれくらいのことはしてほしい。
★状況証拠で性差別は立証 米最高裁が判断
【ワシントン9日共同】米連邦最高裁は9日、職場での性差別について、
直接の証拠がなくても十分な「状況証拠」があれば、被雇用者が雇用者を
訴えることができるとする判断を下した。今後、性差別に関する訴訟を
起こすことが容易になるとみられている。
ブッシュ政権や米産業界は、直接の証拠がなければ、訴えを認めるべき
ではないとの考えを裁判所に伝えていた。判断は、裁判官9人の全員一致
だった。
訴えていたのは、1987年から94年までラスベガスのホテルで
フォークリフトの運転手をしていたカテリーナ・コスタさん。男性同僚との
口論を理由に解雇されたが、同僚は解雇されず、女性であるために差別
されたと主張、ホテルに損害賠償を請求した。
河北新報
http://www.kahoku.co.jp/news/2003/06/2003061001000060.htm