アリとキリギリスの話(メンリブバージョン)

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1パクリ加工
或る家にアリさんとキリギリスさん夫婦が暮らしていました。
アリさんは大変真面目な男で、来る日も来る日も妻キリギリスと
子供達の為に、えいぎょうという辛い仕事に励んでいました。
昼食を取る時間もあまりなく「まっく」や「よしのや」で手早く
ご飯を済ませていたのです。アリさんは家族の為にもっといい給料を
稼げるようにと日々、身をすり減らしてはコツコツと働いていました。

それを知ってか知らずか、アリさんを横目にキリギリスさんは
家事もまともにやらず遊び呆けていました。女友達と「ほてるらんち」に行ったり
「ぶらんどもの」と言われる大変高価なバッグや服を買い漁っていました。

或る日、いつものようにキリギリスさんはアリさんを罵倒していました。「あなたは
仕事ばっかりで全然私に構ってくれない!私は寂しいのよ!!あなたは
働く事しか考えていない自己チュー夫よ!もっと家族の事を考えなさい!!」
アリさんは、常日頃から妻に罵倒されていましたが、ずっと黙って耐えていました。
しかし、この日は腹の虫の居所が悪かったのか、とうとう頭に血が上り
妻に罵声を浴びせてしまいました。「お前はだれのお陰でこんな生活
が出来ていると思ってんだ!!!」
その時です、キリギリスさんが魔法の言葉「でーぶい」を唱えました。

でーぶいが認定されアリさんは家から追い出されてしまいました。
社会的信用を無くしてしまったアリさんは仕事も失い、真冬の
公園で凍える寒さの中でボロ雑巾のように死んでしまいました。。
一方、キリギリスさんと子供達はアリさんがコツコツと稼いで
貯めた貯金と高額の生命保険でリッチに暮らしましたとさ。

  め で た し め で た し