女の演技が見ぬけますか?

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208♣お造り ◆hTayLADY
日没。

ちずこは時々その眺めに愕然とすることがある。
天空に紫色の雲が流れ、黒い鳥が二羽ねぐらへと急ぎ、
昼の威容を湛えながら最後の陽が落ちようとしている。
かつて人間たること全てを学ばんと決意したちずこにとって、
その光景は自分のちっぽけさ、求める道の果てしなさを認識させるに充分だった。
「しかし」ちずこは呟いた。「果てしがないからこそ・・・・」

「ちずこ」カーテンをしめた手に、そっと重ねられた手。
・・・・・性欲の匂いのする声だった。
その微妙なトーンを嗅ぎ取った彼女は、振り向いて無理にもくちびるに
ほほえみを形作ってみせた。
「もう他の者は帰ったよ」
男は、社長らしく洗練されたラフな服装をさらにゆるめるべく、ネクタイに手をかけた。
「さ、ライブカメラを止めておくのを忘れないようにな。
きみは、おりこうさんだから、そんな失敗はしないだろうけどな。」
209♣お造り ◆hTayLADY :02/02/07 04:34 ID:TwGQV/u2
「私に指示をされる時は、終業時間内だけに限らせていただきますと、
申し上げたはずですわ。」
「そうだ確かに(笑)。しかし、今はもう仕事は終わり。
ただの男と女ではないのかな?それは君が一番良く、知っているはず。
いや、君というより、君の体がな・・・・・」
「あ!!!」

すでに男のてのひらがちずこの体の線をなぞっていた。
「スカートをはいてくるように言ってあるじゃないか・・・?」
社長のくちびるを避けながらちずこはピシャリと言い返す。
「女性にスカート姿を強要することは、本来おかしいのですよ。
女性の意志によらなければならないはず」
「しかしちずこのスカート姿は、きっと良いに決まっているぞ・・・
そして、そうでない姿も・・・勿論・・」
「やめてっ・・・!!」
210♣お造り ◆hTayLADY :02/02/07 04:34 ID:TwGQV/u2
ドンガラガッシャーーーーーーン!
広告代理店のデスク上の雑多な物が手荒に取り除けられ、ちずこの
マグカップが床に落ちて割れた。
彼女は、その机の上、彼女自身が取りまとめた企画書が散乱する上に
あおむけに押しつけられた。
彼女が最も嫌う「男の腕力」そしてその力の前に彼女はなすすべもなかった。
ストッキングが、あっというまに下ろされた時、ちずこは恐怖を覚えた。
「も、もう、やめて下さいッ!!
一度だけならともかく、二度までッ・・・・!!」
「しかしあの時は君も随分喜んでいたんじゃないのかな?」

首のネクタイを抜き取ると、社長は以外なほど器用な手腕を見せて
ちずこの両手首を頭の上で縛り上げた。
冷たいデスクの感触に身震いするちずこの脚を、余裕で大きく割る・・・・
「いい加減にして下さいッ! あの時はあの時です!!
しかもあなたがジンライムをすすめすぎたせいじゃ・・・」
だがその抗議は、男の舌がパンティの中に入ってきた時、途切れた。
沈黙。
「・・・・フフフ君らしくないよちずこ。”あやまち”だろうが何だろうが、相手のせいだけに
するようなちずこじゃないはず。そうさ、君は確かに、これを望んでいるんだよ・・・」
「ぁぁ・・・・」「ほら声を出していいんだよ」
「ぁ・・・ぁ・・・ぁぁぁっ」「気持ちいいだろう?」
211♣お造り ◆hTayLADY :02/02/07 04:35 ID:TwGQV/u2
男の体がちずこの奥深く、ゆっくりと入ってきた。
まとわりつく愛液、からみあう陰毛、まさに性の饗宴です!!!(古館風)
ちずこは腰全体で感じていた・・・かつてないほどの快楽が約束されている予感に、
彼女は震え、わななき、自分自身を忘れて大声をあげた。
自ら腰を振ることを覚えたのはこの時からが初めてだった。

(面白い女だ)
男は、狂乱するちずこを眺めゆっくり腰を動かしながら、会心の笑みをもらした。
(表面では頑張っているが、結局かわいい女だ・・・・
抑えている反動もあるのか、セックスへの溺れ具合もかなりのもんだ。
コロリと変わるからな・・・
それにここの具合もかなりいい・・・入れてすぐはそうでもないが、感じ出してくると
入り口が強く締まってくる。中がうねるように吸い付いてきて揉み上げてくるこれはどうだ・・・
相当な名器かもしれんな・・・ゆっくり味わってみるか・・・)

つづく(おわりかもしんない)