507 :
♣お造り ◆hTayLADY :
>>ちずこさん、リーマンさん
映画がや舞台やオペラと同じく総合芸術であり、いろんな見方で味わうことが
でき(何度も、いろんな角度から味わうことが出来る)る、最高の娯楽ですね。
(あえて娯楽という言葉で軽く流しておきますが)
ちずこさんの、役者に対するスタンスも参考になりました。
>役者の魅力はもちろんありますけどそこにとらわれない
>ように見ることを心掛けています。
>ですから「男優」とか「女優」は意識したことないです。
には、ひどく驚いた(笑)
私の見方とかなり違っていましたので・・・
同じ映画を見て、感想や批評を話し合うのは大きな楽しみです。
その人によって視点が全然違いますから。
私は、ストーリーと、登場人物の心理や感情の描写に
リアリズムを求めて見ているようです。
優れた映画、優れた演技を見ているとき、私は登場人物に
完全に同化しています。男であれ、女であれ、子供であれ・・・
もちろん、時代背景や国、職業や環境、おかれている状況が
私自身にのぞむことは、まずありません。
それでも、人間的な感情〜愚かな感情から、
矛盾した感情・真理や愛を追求する精神までを、
登場人物に自分を投影することによって、
経験させてくれたものは映画なんです。つづく
508 :
♣お造り ◆hTayLADY :01/11/25 23:12 ID:Kmb7zo7w
つづき。設定やストーリーが多少ファンタジックであっても、登場人物の
心理描写にリアリティがあれば、私は同化できます。
そして、その人物が生きたように生き、死んだように死に、
愛したように愛しました。何度も・・・
そこからいろんなことを教えられたような気がします。
私に同化することを許してくれる、あるいは濃厚な感情を
味合わせてくれる役者・監督・演出を心の宝にしています。
ジャック・ニコルソン好きではないけどいい役者ですね!
エヴァ・ガードナーは私も女優としての大存在感、完成された容貌と、
それに依りかからない演技力が素敵ですね。
ジェーン・ラッセルってわからないです・・・どこに出てたかな?