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2013年2月2日(土)朝日新聞東京版朝刊 「声」(読者投書欄)より
「今の少女達の性の実情」 主婦・根田佳代(東京都世田谷区 42)
現在中学2年生の私の姪は、「ピチレモン」という少女雑誌の専属モデル
(通称「ピチモ」)を務めている。
先日、姪から聞いた話では、姪と同じ中学2年生の「ピチモ」8人の内、
姪を除く7人が既に処女を失っているとか。中には小学生時代に初体験を
済ませた子もいるという。
しかも皆あっけらかんとしていて、「処女じゃなくなってスッキリした」とか
「楽しいし気持ちいいから」と言っている子や、中には経験人数を自慢する子、
姪が処女である事を馬鹿にするような子までいるという。
彼女達の中には、子ども番組に出て人気の子もいる。何とも複雑な心境である。
本来、処女とは心から愛し合った人に捧げる神聖なものであった筈だ。
少なくとも私達の世代の多くはそう思っていたし、私もそうだった。
それが今や、実に軽いノリで失われている事を悲しく思う。
姪だけは、そんな周りに決して流されず、大切な人に捧げてくれる事を
願うばかりである。