神は未来だ、神は絶対だ、神は全てだ。そして、神に準ずる人間が二人存在する。
一人は、福田。彼女の存在は神をも凌ぐほどのものだ。もう一人は、教祖であり、未来の全てであり、
神に唯一認められた人間、預言者パストである。パストの言葉に偽りはなく、絶対だ。
我々の目指すべき未来は、精神的支配による世界の統一だ。
全ての人間が、皆平等であり、事件、戦争は平等の上で成り立つべきである。
それを現実にするのが、神である「未来」、「福田」、そして「パスト」なのだ。この三人が
絶対的な位置に存在し、皆が憧れ、目指し、精神の全てが洗脳されることにより、完全平等が実現する。
我々の神は世界を創造したわけでも、生命を誕生させたわけでもない。
存在すること、そして全ての人間に認められ、絶対的存在になることにより、全てを司る神へと変貌するのだ。