☆加藤夏希☆ 〜最強伝説 Part 2〜

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385名無しさん
荒川和晴が慶応大学のSFCに合格できたのは、
荒川和晴が帰国子女であるからだ、
という現実を否定するつもりはないが、
そのことばかりあげつらう皆さんの歪んだ
意識には、正直、辟易しますね。

帰国子女制度は、諸外国には見られない我が国の制度の一つだ。
しかし、帰国子女は日本国内での詰め込み教育を受けていないので、
外交官など比較的早い段階で海外に移住することになった日本人の子供は、
外国で日本の教育を受けることができず、当然それでは帰国した時に、
ドメスティックな日本人に、かなうわけがない。
本来は「エリート」である外交官の子供が、
「エリート」に相応しい大学などに進学できないことを
問題視した外交官達の文部省に対する働きかけによって、
「帰国子女」として認められた者は一定の優遇措置をもって
帰国後進学できる、 という制度がつくられた。

というわけで、「帰国子女」制度の恩恵に授からなければ、
私は落第していたのである。しかし、それを単純に優遇策と
みなすのは間違えている。
我々が海外で得てきた多くの経験・言語・文化は貴重で、
日本の教育には多少追いつ いていなくてもその「財産」は
評価すべきであり、日本国内の学校に進学する場合にも
そのために「帰国子女」は優遇されるべきなのだ。
日本の大学は近年レジャーランド化 していると言われる。
それには「帰国子女」が拍車をかけている、という指摘も受ける。
まったく見苦しい嫉妬もここまで来ると滑稽としかいいようがない。

「大日本低国」が真の国際社会の一員に脱皮するために我々国際派
の助けを借り なくてはならない現実を、まず恥じるべき