ただ、SPEEDのケースで問題なのは、メンバーのひと
りである島袋寛子の父に60億円が回っていった点です。
この島袋の父島袋沈明氏は沖縄では古くから(詳細は後述)
の大家で、沖縄アクターズスクールの筆頭株主でもある、
かなりの地元権力者であります。沖縄での米軍基地撤廃活
動ではかなり名が知られていますが、芸能界ではそれほど
ではありませんでしたが。
では、なぜこの島袋沈明氏に60億円もの「袖の下」が回
っていったのかです。
歴史に強い方ならば、御存知でしょうが、沖縄には金、沈、
朴、白、荘といった5つの家がありまして、この5家はい
ずれも豊臣秀吉の時代に朝鮮から連れてこられた人々です。
かれらのうち荘家、沈家が今でも沖縄の権力層を握り、先
の島袋沈明氏は沈家出身です。
ちなみに元ボクサーの渡嘉敷氏は朴家出身です。
かれら5家には現在でも朝鮮文化を多分に継承し、それぞ
れの作法、慣習を堅守しております。
SPEEDに島袋寛子はこの慣習に従い、16才で5家の
うちの1家に嫁ぐ事になっておりました。これは血統を重
んじる朝鮮文化であり、我々日本人には信じられませんが
とても重要な慣習だそうです。
しかしSPEEDのデビューにはこの慣習が足かせでした。
島袋の16才での嫁入りはSPPEDの芸能活動が期限付
きになるという事でしたから。
そこで、娘の芸能活動を支えていながら、一方では朝鮮の
慣習に悩まされた父島袋沈明氏は、本国北朝鮮の本家(5
家はそれぞれ朝鮮に本家を持つ。沈家と白家は北朝鮮)を
説得し、20才まで寛子の嫁入りを待ってもらえないか
説得しました。
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