「毎日が楽しい。AKB48の仲間は『すごく輝いている』と言ってくれます」。昨年11月、インドネシアの首都
ジャカルタが拠点の姉妹グループ「JKT48」に移籍し、活動を続けている。
現地では予定通り物事が進まないのは日常茶飯事。デング熱やアメーバ赤痢にもかかったが「もう慣れました。
手を使って食事をするのも平気」。最近は肉団子スープ「バッソ」にはまっている。
JKTは研究生を含め計49人のメンバーがいるが、専任で活動する唯一の日本人。ほぼ独学でインドネシア語を習得し、
テレビ出演も通訳なしでこなす。司会者から突っ込まれることも楽しんでいる。「発音やイントネーションが面白いみたいで」
初めてインドネシアを訪れたのは昨年2月のAKBの公演。人々のおおらかさに「この国いいかも」と直感した。
「AKBの中では埋もれるというか、居づらさみたいなものもあった。ここでは自分らしく居られる」。
JKTのコンセプトはAKBと同様「会いに行けるアイドル」。ステージやイベントで「ハルカ」と声援が飛ぶようになった。
しばらくは日本に戻るつもりはない。「AKBの仲間は、こっちで結婚しそうだってうわさをしています」。
将来、国際的に活躍する女優になって、日本とインドネシアの懸け橋のような存在になるのが夢だ。【小泉大士】
【略歴】仲川遥香(なかがわ・はるか)東京都出身。2006年、AKB48のオーディションに合格し翌年、
劇場デビュー。12年にJKT移籍を発表。21歳。
ソース 毎日新聞
http://mainichi.jp/opinion/news/20131018k0000m070142000c.html 画像 JKT48の仲川遥香さん=上野太郎じゃかるた新聞編集長撮影
http://mainichi.jp/graph/2013/10/18/20131018k0000m070142000c/image/001.jpg