122 :
【大分原画展 主催者(ka**9)の道のり】1/5:
【2月24日】
Facebook上で西野さんの「原画展を企画してくれる人募集!!」という投稿に対し勢いで手を挙げ、
本人と直接やり取り。「一緒に仕事ができた暁には酒を飲みましょう」と言われ、天高く舞い上がる。
【2月26日】
大分市の複合文化施設、「the bridge」のマネージャーさんに原画展開催の打診をした所、
ちょうどこの頃、原画展を開催中だった熊本の長崎書店の社長さんがここのオーナーさんと
お友達で、つい昨日も遊びに来ていたという奇跡が。
【3月2日】西野さんのマネージャー神夏磯さんとFacebook上のメッセージでやり取り。
【3月3日】
熊本の長崎書店さんで開催中の「にしのあきひろ原画展」へ。これを全部大分でやれたら最高だなぁ。
幻冬舎の袖山さんにもご挨拶し、名刺交換をさせていただく。
【3月5日】
the bridgeへ。マネージャーのA君と打合せ。途中でオーナーのBさんにも少し入ってもらう。
どうやら行政(大分市)を巻き込む事になりそうな気配が・・まだ分からないけど。
【3月12日】
幻冬舎の袖山さんに電話をかける。先方の開催が可能な時期、また西野さん本人が来れる日を軸に
開催時期を決めようと思い電話したのだけど、向こうも内容が分からないとGoサインが出せないとの事。
そりゃそうだ。「企画書を作って送ります」と伝え電話を切る。
【3月13日】企画書作成。翌朝早朝に袖山さんにメール。
【3月14日】クラウドファンディングでのリターンが届く。サイン入りのポストカードが5枚。
【3月16日】西野さんのマネージャー神夏磯さんに企画書をメール。
いやーいつもまとめ乙です
サラリーマンのFACEBOOKまで見てるとは
124 :
【大分原画展 主催者の道のり】2/5:2013/06/22(土) 15:47:02.52 ID:b6HYUGOF0
【3月18日】
長崎書店のCさんに費用のことや開催に至った経緯などを聞かせて頂こうとメールしたところ、
140点の原画の運搬費は約2万円だったとの事で大体予想通り。大分も概ね一緒じゃないかと。
これが往復分かかるのか、また西野さん本人に来ていただく場合の諸々の費用の負担具合は
先方との進め方によるものらしい。
僕はともかくとして、先方と会場にはきちんとメリットが発生するものにしないと。
心配しなくても、終わってみれば僕にとっても大きな学びになっているはず。
【3月20日】企画書をメールして一週間経つが、双方から反応が無い。
【5月13日】
チーフマネージャーさんから原画展の「学生・有志団体特別運営プラン」ということで
詳細の内容をいただく。
【5月17日】
電話打合せ。正直、「話が違うじゃないか(+_+;)」という費用の掛かり方に見えたのだけど、
よくよく考えると、運搬費だけではやっぱり成立する訳がないのだよね。。
作品のリース代やご本人のまとまったギャラが取られないだけ優遇されていると思わないと。
実際そこで儲けようとしてるとは思えない内容だし。
【5月20日】
マネージャーさんと日程について電話打合せ。
可能な日程を聞いたところ、7月前半という案が急浮上。
【5月21日】
先日イベントでご一緒した広告代理店を経営するD君が別の打合せで合流。
さらに、某ローカル局の報道部に勤めるE君と大分のテレビやラジオで活躍するFさんが合流。
テレビやタウン誌での告知の案を出すと、その場で関係者に連絡し、ササっと概要と伝え、
いつまでにプレスリリースを渡せばOKという事を聞いてくれる。
125 :
【大分原画展 主催者の道のり】3/5:2013/06/22(土) 15:49:08.38 ID:b6HYUGOF0
【5月23日】
もし可能なら週末を二回挟んでやらせてもらいたい。
その分コストも掛かるけど、どうせなら多くの人にこの表現を体験してもらいたい。
【5月24日】
A君とタウン誌への掲載の件や西野さん本人が来られる日の件についてFaccebook上で打合せ。
今回の広報の生命線である告知用のチラシを前出の広告代理店にお願いすることに。
色々と無理を言って、格安で引き受けてくれました。感謝!
【5月25日】マネージャーさんから開催期間について返事が。希望の期間でOKが!!
【5月26日】
貧乏サラリーマン故、赤字になった時の事を思うとビビッて足がすくんでしまうけど、
まぁ仮に大失敗しても本気でどうにもならない額じゃない。
【5月27日】
大分のテレビ局に勤めるEくんから連絡があり、原画展をテレビで取り上げてもらえないかを
上司の方にかけあってくれているとの事。もし生中継などが可能になった場合にそれがOKか、
また出演料等は発生するかどうかを僕の方で先方へ確認する事に。これが決まれば、
夕方のニュースで取り上げてもらったり、日曜夕方の若い人向けの情報番組や、
土曜の朝の人気情報番組で告知できるかもしれない。
【5月28日】「絵が入った入場チケットを作りたい!」と思いつき、デザインや金額の面を相談。
【5月29日】the bridgeで打合せ。展示させてもらう予定のギャラリーの寸法を計る。
【6月2日】
早く開催期間を確定させてチラシを入稿させたいのだけど、先方のマネージャーさんから返事が来ず。
思い切って夕方 電話をかけてみたけど繋がらず。
126 :
【大分原画展 主催者の道のり】4/5:2013/06/22(土) 15:51:20.32 ID:b6HYUGOF0
【6月3日】仕事帰りにbridgeで打合せ。お店にいたお客さんにチラシのコピー片手に営業、営業。
【6月4日】
しびれを切らしてしまい、再度マネージャーさんに電話。
日程と本人来場イベントのスケジュールが確定。
今回の原画展にかかる費用は前払いで吉本興業さんに入金する事が条件らしい。
何にも看板がない素人が個人で企画するのだからこれは当然のこと。
しかし、ウチにはお金がナイ(汗)どうしたものか。。
【6月5日】
仕事帰りに意を決して父に今回の費用を貸してもらえないかをお願いしに行く。
自慢じゃないけど、今までお金を借りたり貰ったりした事がほとんど無い。結婚した時や
家を建てた時はもちろん、高校卒業と同時に取った車の免許までローンを組んで後で
働きながら返したくらい。だから、どんな顔をしてお金を貸して欲しいと伝えていいか
分からず少し困惑してしまったけど、自分の想いを正直に伝えた。勝負してみたいと。
父は僕の気持ちを理解してくれて、一時的にお金を貸してくれることになった。
とりあえずお金の工面ができた僕は、その足でうちの子供が通っている小学校のPTA会長さんのお宅へ。
小学校でチラシを配ってもらうにはどうすればいいかを考えていて、そんな中 相談させてもらった
すると快くOKしてくれて、「大分市のPTAにも顔が利くから、学校で配るように頼んでみますよ」
127 :
【大分原画展 主催者の道のり】5/5:2013/06/22(土) 15:53:52.55 ID:b6HYUGOF0
【6月6日】
マネージャーさんからメールがきて、先方に納める費用がハッキリした。
ある程度 予想はしていたけど、けっこうな衝撃。僕一人が頑張ればどうにかなるという
金額じゃない。考えたくないけど、「辞める」という選択肢も頭に入れ、この時すでに力を
貸してくれようとしていた方 数人に連絡を入れ、いったん動くのを一斉に止めてもらった。
めずらしくヨメにも弱気に相談。「bridgeの人達が辞めた方がいいと判断したら辞めようと思う」
と伝えると、「そっか」と一言。そこからまた一人悶々と考える。何があっても辞めたくない
と思ってたけど、家庭もローン(家)もあるし、借金を抱えられる立場じゃない。
なんとも情けない話だけど、数十万の出費も許されない環境なのです・・。
【6月7日】
マネージャーのA君とオーナーのBさんに相談。
これで「辞めた方がいい」と判断されたら悔しいけど身を引こうと思っていた。
そして二人の口から出た言葉―「クッソ本気でやればどうにかなる。」「大丈夫だと思うよ。」
ですよねーー!?よーし、やろう!!
やれること全部やってサイアク大失敗したら、深夜のバイトでも何でもして返してやるぜ!
一応名誉のために言いますが、ちゃんと平日朝8時半から夜7時くらいまで仕事して、
家族も養っていますので(苦笑)
【6月15日】
(西野:絵本でも小説でも舞台でも、僕が主人公にするのはこういう男です)
自分なんぞには勿体ないお言葉!ありがとうございます!
西野さんのあの素晴らしい絵を多くの人に観てもらいたいという執念と、
西野さんと酒を飲みたいという願望が原動力です(笑)