キングコング西野公論235

山里：ちょっと困るんですよ。僕はベストな状態で闘いたかったのよ。彼の元気な状態で
　闘いたかったんですけども、聞く話じゃ今ネットですごく叩かれてるらしいじゃない。
　もうやめてよ、そういうの。あの名作『芸人交換日記』を面白くないと言った…？
　信じらんない、その感覚！ わたくしなんて３ページ目から泣いてあと覚えてないです。
　舞台版の『芸人交換日記』あったでしょ？ あそこにわたくしのもう一人の仲間であります
　若林正恭が出てまして。若林君がニヤニヤした感じで「いやあ、西野君やっちゃってますね。
　僕のところにも届きましたよ」つって。若林君とそれを肴に飲んだからね、クッと。

西野：オープニング聞いてたぞ。やってんな、お前、いきなり。
山里：交換日記する？ じゃあ(笑)
西野：交換日記の件で言うんであれば、俺は言わしてもらうぞ。いいんかい。
　　　大吉先生は「くれぐれも仲良くしなさいよ」って。俺は大吉先生の言う事は絶対に
　　　今まで逆らってこない、もうお世話になってるから。でもオープニングあの感じで
　　　言うんであれば、もう俺は今日大吉先生を裏切る事になっちゃう。お前を殺す。
山里：はい出た、警察、警察呼んで！ 殺害予告出たから！
西野：『芸人交換日記』の全貌を全部ここで喋りましょうか。ねえ？ いいんですか？
山里：それは君の首を絞めるんじゃないのか？
西野：大丈夫っすよ。一つだけ言いましょか？ 『芸人交換日記』は…あ、まず、すいません。
　　　鈴木おさむさん。そしてファンの皆様。とりあえずご迷惑おかけしたんで。

山里：先輩芸人の方々もいっぱいいました。
西野：ほんっとに申し訳ございません、これは。もう私の本当にもう嫉妬をこじらせた、
　　　鈴木おさむさんの才能に対する嫉妬をこじらせた発言でございます。
山里：恥ずかしい！ 恥ずかしい、これは！
西野：ただ！ そのツイートをした時、お前、横おったからな。
　　　この後の一言でお前の芸能生活を俺、一発で終わらす事ができる。
山里：曲いこ。
西野：なんで僕があのツイートを、ね？ 山ちゃんが横にいる時に…
山里：馬鹿な事を。
西野：JUNKの宮嵜さんといた日だよ。
山里：ああ、じゃ、これは言う！ 俺はちゃんとあの時に止めて「消せ」って言ったからな。
西野：いやいやいやいや。じゃあ！ あの話題、俺からした？ そもそも。おお？ 俺はだって
　　　NHKのコント番組の話をずーっとしてて、なぜ？ なぜ『芸人交換日記』の話になった？
山里：不思議だよねえ。
西野：(笑) 終わらすぞ。終わらすぞ、山里亮太を。
山里：だから俺が昔から日記にこだわりがあるって話から急にお前が持ってったんだよな。
　　　絵日記の話をしてたら急に西野のスイッチが入っちゃったのかな？
西野：(パンパンパン笑) 俺は言っと…
山里：いったんCMでーす！
西野：(バンバンバン笑)
《CM》

山里：お前はビッグな後ろ盾いっぱいいるからいいよ？ タモさんとか鶴瓶師匠とか
　　　久本さんがいたりとか、お前すげえ大御所に気に入られてるじゃんか。
西野：おお(笑)
山里：誰も好きじゃないんだぞ？ 俺の事。
西野：ギャハハハハ、死んでくれ。ほんまに死んでくれ(笑)
山里：俺があんな超大物の人から目をつけられたらどうなると思う？ ペシャンコだよ。
西野：(笑)しゃーない、しゃーない、しゃーない。死んでくれ。誰も悲しまんし(笑)
山里：ふざけるなよ。誤解生まれるぞ、今の絶対。
西野：誤解じゃないやん、だってほんとの事言うてるやん、俺。山ちゃん横おってやな、
　　　言い出しっぺはだって、そもそも。全部言っちゃおうかな、これほんとに。
山里：その後の俺の大人の対応もちゃんと言ってくれないと、俺は本当に干されるぞ。
西野：(パンパンパン笑)
山里：俺はちゃんと「お前、消せ」と。
西野：(パンパンパン笑)
山里：「そんなのは消しなさい」と俺ずっと言ったろ？
西野：(バンバンバン笑) あ〜、おもっしれぇ…(笑)
山里：分かったもう、そのキッカケに俺がいた事はもう否定はしない。
西野：ギャハハハハハハハハ！！！
山里：でもその後の俺の対応だけはちゃんと認めてくれ！ 西野。
西野：(笑)
山里：俺はお前にこんこんと言ったよな。「西野、それはよくない」と。
西野：いや、俺はよくない。ほんと俺はよくないねん。
山里：俺がトイレからな、もう言うよ、もうあれだろ？ 色んな人から怒られるんだろ？
西野：怒られるよ。もう明日絶対怒られるよ。

山里：ちょっとリアルな事言うと、片山さん経由でちょっと…
西野：カッハッハッハッハッハ！！！
山里：俺の初代マネージャー経由でちょっと謝りに行くけどさ。すいません、なんか。
西野：(パンパンパン) ヒッヒッヒッヒッヒ！
山里：ちょ、謝りに行くって言うと俺がなんか認めてる事になる。
西野：認めたようなもんじゃん(笑) くっくっくっ…
山里：違うじゃない！ 俺がトイレから出たらお前が水戸黄門の印籠みたいにジャンと
　　　見せてきてさ。俺、焦って「ダメだよ！」つって。
西野：(笑)
山里：お前…お前、なんなの？ ネット上で死にたいの？
西野：(笑)
山里：ネット界での自殺願望みたいな。
西野：あるな。あんねん、あんねん(笑) いやもう嫉妬してんの、もう嫉妬。
　　　鈴木おさむさんに対する嫉妬やねん。
山里：お前ずるいわ。「ほんとは言いたくなかったけど山里が口火切りました」
　　　と言った後に「結局あれは才能に対する嫉妬でした」って流れは…
西野：嫉妬やねん、俺のはほんまに。山ちゃんのは嫉妬じゃなかったもんな。
　　　あの飲み屋で言ってたのは。山ちゃんは別の意見があって、
山里：別の意見って…
西野：山ちゃん、tweetせえや(笑)
山里：俺が今その事をtweetして何の得がある！
西野：(笑) こんな話じゃないんでしょ？ 今日は。
山里：違うよ！
西野：仕掛けるからやんか、そっちが。
山里：お前そんなにカウンターパンチ上手くなったか。ネットで叩かれすぎて。
西野：強なった(笑)

山里：(ニューヨークに)ほんとに行ってたのか、お前。
西野：行ってたよ(笑)
山里：お前の写真の壁もどっか見覚えがあると思ってたけど、本社だろ？
西野：本社じゃないって、行ってました(笑) ほんとに今帰ってきました、もう。
山里：で、大失敗して帰ってきたんだろ。
西野：大成功やんな、これ？ スゴイよ！ (ブースに)何人きた、あれ？ え？
　　　千…千五百？ なんかそれぐらいいっぱい来たんよ、おお。
山里：ああ、ちょうどNSCの生徒数と同じくらいだな。
西野：(笑)
山里：ずいぶん使ったね、生徒。
西野：やる手や、お客さんが入らへんかった時に。

西野：向こうの朝の番組にも出たなあ、なんかなあ？
山里：ニューヨーカーにゃ誰もこんな奴、需要ないでしょう。
西野：いやそれがもう凄い事になっちゃった。３日間で。初日で500人くらい来て、
　　　それでバーッと盛り上がって、Yahooのトップニュース出て。
山里：出たのもどうせろくな話じゃないんだろ？
西野：いや、それはあれやんな？ 鈴木おさむさんの事ちゃうよな？
山里：あの、みんなから集めたお金が実は偽物だったとか？ ペニーだろ、あれ。
西野：ケハハッ！(バンバン) お前やめ……(笑)…お前やめろや……(バンバン笑)
　　　いや、あれはクラウドファウンディングといって、ちゃんと支援してくださる…
山里：ちゃんと支援してくれる団体は知ってるけど、皆さん聞いて下さい。
　　　西野がやってるのは、あれペニーオークションです。
西野：ギャッハッハッハッハ！！！(パンパンパン)

山里：皆さんが投資したお金、返ってきませんよ！ 絵とかも送ってきませんから！
西野：あかんて(笑) ここにおらん人の悪口とかになっちゃうから(笑)
山里：ペニー西野だろ。
西野：ちゃんとやりました。
山里：そうなの？ 1500人？
西野：え？ 1500ちゃう、1700人や、1700人。うん。
山里：誰が来るの？ 有名人とか来た？
西野：矢野顕子さんとか、大江千里さんとか。向こうの出版社の人とかギャラリーの方とか、
　　　そういう人がバッと来て決まったりしたよ、次の仕事。
　　　その出版のやつと。ほんで、また南アメリカの方で、なんかいたよなあ。
山里：え、あの、ひとつお伺いしたいんですけども、目の前に履歴書があるとするじゃないですか、
　　　あなたって職業欄になんて書くんですか？ えっと、絵本作家でよろしいでしょうか？
西野：ケハハハハハ！！
山里：いいんですよね、絵本作家で。いや、ビックリしてて。西野さんがニューヨークに
　　　行かれたエピソードを今わたくし拝見してたんですけども、まだほら、面白いところが
　　　なかったから…どういうお仕事なのかなって思って、それだけ教えてもらっていいですか。
西野：(パンパンパン笑) 絵本作家、俺は(笑) 絵本作家(笑)
山里：あの、和製ウォルト・ディズニーでしたっけ？
西野：ブククク(笑) もうTwitterにそれ書いてんねん。日本のウォルト・ディズニーみたいに。
山里：ちょっと、あっちの方かな？ 浦安の方に土下座してもらっていいかな？ 浦安あっち？

西野：いや、ちゃうねん、言うようにしてんねん。和製ウォルト・ディズニーやっつって。
　　　そしたらなんか話があるかも。ほんでまたティム・バートンのそれもあったからね！
山里：それもみんな今疑ってるのよ。本物だったのかって、ティム・バートンが。
西野：持って来たらよかった！(ブースに)俺サインもらったよなあ？ 持って来たらよかった！
山里：「ティム・バートン」ってカタカナで書いてあるやつだろ？
西野：ギャハハハ！ 書いてません…ヒッヒッ…(笑) 持って来たらよかったあ。
山里：いやだってさ、みんなティム・バートンって言われても顔スッと出てこないでしょ？
西野：いや、知ってるよ、ほんまや。
山里：ティム・バートンがなんか言ってくるの？ お前に。知り合える訳ないじゃん。
西野：いやだから『フランケンウィニー』で来日してる時に、ティム・バートン監督が
　　　その本を見て、ほんで「わあ、これは素晴らしい！」ってなって、そっからこう…
　　　なんかサインとか送るようになった。
山里：ウソだ。
西野：ホントやで。
山里：聞いてないよ俺、全然。
西野：(笑) 報告せんよ、そりゃ、山ちゃんには。
山里：皆さん、気づきました？ 普通に喋る中に出てくる登場人物がデカすぎる。昔から。