メ〜テレの朝の情報番組「どですか!」で02年4月から9年間にわたり司会を
務めている宮地佑紀生(62)と矢野きよ実(49)が、3月25日の放送を最後に
降板する。
視聴率向上に向けたテコ入れで、3月28日からは番組名を「ドデスカ!」に変更、
司会は佐藤裕二、鈴木しおり両アナウンサーが担当する。24日の番組で伝えた。
7時53分。佐藤アナが「この春、番組の内容を一新します。宮地さん、矢野さんは
3月で卒業となります」と発表した。
名古屋弁を駆使し、出勤前のサラリーマンや家事をこなす主婦の心を和ませてきた
2人の表情は笑顔であふれていた。宮地は「9年間は早かったですねー。『少年
老い易く学成り難し』。こんな感じです」。矢野は「9年間を振り返らないように
しています。振り返るとすべての日々がいとおしいもんだからね。残りの1カ月、
頑張りたいと思います」と語った。
新番組について谷口公平プロデューサーは「ニュースやスポーツなど、地域の情報を
より強化したい」とコメントした。
また、同局は矢野の降板について、交際相手で人気バンドのボーカリストが起こした
薬物事件との因果関係を「一切ないです」と否定した。