雨の日の思い出( 遠藤久美子のHappy new day!! 2009/07/02 11:27 )
>4.5年くらい前の梅雨に、雨宿りしながら、お弁当を片手に少し雨を見ていたら、
>目の前のトラックの運転手サンが走ってきて、
>(これ、どうぞっ)って、傘をくれて、(ぁっ、私、大丈夫ですっ)って言ったんだけど、
>そのままトラックに乗り込んで走って行ってしまって。
>その時、私、車だったから、本当に大丈夫だったんだけど、
>その傘を開いたらね、まさに男性用で、紺色の大きな傘だったから、
>ちょっと何とも言えない優しさに包まれた気がして、
>ドラマみたいだったのを、雨が降ると時々思い出しますっ。
>一瞬の出来事だったし、運転手サンも、片手で豪雨を防ぎながら走ってきてくれたから、
>顔がハッキリ見えなくて、二十代くらいだったって事しか覚えて無いんだけど、
>それ以来、ずっと車のトランクに置いてありまして、
>いつか、雨で困っている人がいたら、今度は私が走っていって、傘をあげようと思っていたら、
>友達が困りそうだったので、つい先日あげましたっ。(笑)
>これだけ沢山の人がいる中で、
>家族になる人や恋人になる人、顔見知り、言葉を交わす人、友達、、
>喧嘩、サヨナラ、別れ…逢えなくなってしまった人…色んな関わりがあるけど、
>雨宿り中に、豪雨の中走って来て、
>傘を渡し走り去ってしまった人は、たった一人。トラックの運転手サンだけ。
>出逢いのタイミングって不思議だけど、未だに、ちゃんとお礼が言いたかったと、悔やまれます。
>もしかしたら、運転手サンにとっては、珍しいことでは無くて、
>計算無しで、当たり前に困っている人を守ってあげれちゃう性格なのかもしれないし、
>私に傘をあげた事すら覚えていないと思うけど、
>同じ六文字なら、(だいじょうぶ)ぢゃなく(ぁ、ありがとう)と、お礼の言葉を耳に届けたかったです。