21世紀は上戸彩でいこうぞね Part66

このエントリーをはてなブックマークに追加
862日本防衛帰属旅団
当然持つべき国の交戦権、軍の保持を、日本という国から取り上げたアメリカ占領軍の押し付けた憲法は、現実の世界が国際紛争を超克していない中で、
むちゃくちゃなものだ。それを踏まえた上で、空想的非暴力平和主義とは、全く違う角度で反対を唱えている。
そんなむちゃくちゃを、60年守ってきたのに、どうして今さら、人手が足りなくなってきたアメリカの都合にあわせて、
”自由と民主主義”の名の下の”軍事人足”を派遣できるようにしなくちゃならないのか?という民族の意地を貫け!
安易に改正せずに当のアメリカの仕打ちの愚かさを思い知らせてやる意趣返しをしつつ、”憲法の制約の細い道を通り抜けて、
精一杯アメリカへ協力してますよ”という交渉カードの重みを維持したほうが、現実的なメリットに適うというリアリズムの視点を疎かにするな。
祖国防衛の自衛権は、憲法解釈的に認められているわけだから、ミサイル搭載可能な戦略潜水艦の配備など、攻撃型兵器保持による抑止力を整備し、
自国防衛は磐石な体制をとりつつ、アメリカの属国軍として徴用されるリスクは、”法の壁”で拒絶できる”9条”を守り、
アメリカの弱体化=日本独立への布石を打ち続けるべきだ。というような文脈だったが、”昭和の三傑”という本で、
語られていた”憲法9条”は吉田、岸、池田という日本政府の重鎮が仕掛けたアメリカに対する”ワナ”だったという評価ともども、興味深いものがあった。