1 :
暇人さん@お笑い板住人:
最近お笑い板でバトロワスレが人気ですが
それとは別進行でお笑い板の暇人さんによる小説を書き溜めていくスレッドです。
暇な執筆者さんたちによって面白い小説を書きましょう。
バトロワスレで執筆しているかたたちもぜひ書いていってくださいね。
執筆者さんそれぞれが好きな設定で書いてください。
ではどうぞ・・・
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/30 20:41
へへへへへへへへへへへへへへへへ山岳地帯へへへへへへへへへへへへへへへへ
3 :
@ななしさん@:02/01/30 20:45
何の設定でもいいのか?じゃあbaseでひとついくか・・。
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/30 20:52
小説スレ期待age
5 :
@ななしさん@:02/01/30 21:07
その日は、ただいつもどおりに
ライブがあり
イベントがあり
収録がある
ただいつもどおりの、baseよしもと、の日常だった。
ファンの人々。少女、少年、たまに青年、中年。
芸人。中堅、若手、超若手。
誰も忍び寄る事件の影にきづくことはなく、
ただ無邪気に時に真剣に、『お笑い』というものを楽しんで。
あまりに非情な自分達の未来の行く末に気付くことは無く。
ただいつもどおりなだけであった。
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/30 21:23
(・∀・)i東京ヨシモト小説キボンヌ!
7 :
@ななしさん@:02/01/30 21:51
この男も例外ではなかった。
岩。岩の形をした顔をもつ男、藤本。
関西を中心に大人気のお笑いコンビFUJIWARA。
すべてがパーフェクト、というコンビではなかったが
彼らの作る笑いは人々を挽きつけた。
藤本は今日の午後1時から行われるライブの打ち合わせのために
baseよしもとに来たところだった。
まだ12時半をまわったところで時間は余裕であった。
誰かしらbaseに人はいるだろうから、暇することはない。
打ち合わせの方もたぶん順調に終わるだろう。
8 :
@ななしさん@:02/01/30 21:58
階段を降り、会議室のドアを開ける。
まだ誰も来ていない。皆それぞれ忙しいのだ。
イスの一つに腰かける。
すると藤本に眠気が襲ってきた。
昨日も仕事で睡眠時間が少なかったのだ。
(・・アカン、少し寝よ。あと20分は寝れるな。誰かおこしてくれるやろ・・)
藤本は腕をくんですうすうと眠りだした。
しかし、彼の辛すぎる未来は、もうすぐそこにせまっていた。
うわっ、ちょっと続き楽しみかも・・・。
10 :
@ななしさん@:02/01/31 15:32
人通りが多いbase前の通り。
今日もお笑い好きな人々が騒いでいる。
まさに、いつもどおり。
base前にいけばたいていいつでも見られる光景だ。
しかしそこにいつもとは違う、叫び声がおこった。
泣き叫び、怯える声。
base前の広場で円形に人が避けていく。
その円の中心には腹から血を流して倒れている
ランディーズの中川が横たわっていた。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/31 19:43
おお、バトルロワイヤルに続き芸人が死んでる(w
それとなく続きキボームage
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/31 23:57
う〜ん、ランファンにはきつい展開だ〜。
と言う事は高井さんも死ぬう?
続き気になるー。
14 :
@ななしさん@:02/02/01 21:49
肺にたまった息を全部吐き出す。
それから息を軽く吸い、平常通りの呼吸を始める。
しかし足取りは思いままである。
ランディーズの高井は仕事のことについて悩んでいた。
次の単独ライブの内容について相方・中川ともめている最中なおである。
今日もスタッフと自分らで打ち合わせがあり、
そのために今baseに向かっているところなのだ。
昨日は東京での仕事があったので、移動で時間をとられ
今日も睡眠時間が少なかった。
(眠た〜・・。こんなことやあかんっちゅうねん・・・。
あ〜もう仕事行きたないな・・・)
仲間も同じしんどい思いをしているのはわかっているが、
そろそろ疲れに耐え切れなくなってきていた。
15 :
@ななしさん@:02/02/01 22:08
baseがやっと見え始める所まで来た時、高井はおかしな雰囲気を感じた。
なんだかやけに叫び声が聞こえる。
それにbase前の広場に人が多すぎるような。
今の時間はライブも何もやっていないはずだが。
芸人が出てきたところにファンの子が出待ちしているのだろうかと思い、
高井はファンの子に気付かれにくいように背を少しかがめて近づいた。
おかしい、泣いている子がいるようだ。
それに、どんどん騒ぎが大きくなっている。
何か大きなトラブルでもあったのかと思い、高井は走りだす。
途中、何人か人とぶつかり目があったが相手は高井の顔を見て
声も出ないという顔をしている。
人の集まりの中心にたどりつき、人を押し分け前へ出る。
そこで高井が見たものは血の池に沈んでいる相方、中川の姿だった。
16 :
@ななしさん@:02/02/01 22:34
(ふ〜〜、眠た。喉渇いたな、会議室に茶ぁ用意したあるかな〜)
男性スタッフ用トイレで原西は軽く髪を整えなおしていた。
前日の睡眠不足もあり、朝起床するのが遅れたため家でセットしている時間がなかったのである。
左の袖をまくり腕時計時計を見る。12時3分前。
(結構余裕やったな)
荷物を持ってトイレのドアを開ける。
会議室のある方に歩き出した時、女性スタッフ用トイレの中から大きな悲鳴が聞こえた。
原西は驚いて立ち止まり、女性トイレの方を見た。
「い、いや、だ、誰か来てーーー!!!」
女性トイレの扉を開けると、ライブのスタッフの女の子が壁にもたれてへたりこんでいた。
17 :
@ななしさん@:02/02/01 22:48
「ど、どないしてん?!」
顔だけ出して原西が尋ねる。
「原にっさ・・・こ・・これ・・」
スタッフは肩を震わせながら個室の一つを指差している。
原西はトイレの中に入り個室の中をのぞいた。
そこには首をぱっくりと開き、血を噴き出している青空の須藤がいた。
(・・・須藤・・・・・・・・・何、コレ・・・・・?)
須藤のいた個室は、須藤の血で染まり、
真っ赤だった。
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/01 23:29
おーガブンチョの芸人さんも出るのか
続き気になりあげ
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/02 00:34
すげー続き気になるYO!
20 :
@ななしさん@:02/02/02 11:51
藤本の眠っている会議室の隣には少し小さめの会議室がある。
そこでは$10の2人が新ネタの合わせをしていた。
彼らもFUJIWARAのライブに出演するため今日の打ち合わせに呼ばれており、
その待ち時間を利用して次の仕事の漫才を考えていたのだ。
漫才の流れを白川が止めた。
「違うやん今の。お前が俺のまわりをまわってから、セリフやん」
「え、それはこれの後やん。これやってからもっかいまわってセリフやろ」
「嘘やん、さっきそれはナシにしようって言うたやんか!」
「はぁー?お前昨日の酒抜けてないんちゃうか?
その後にやっぱりもっかいまわってセリフにしようって俺が言うたやん」
「えー・・そうやった?」
「もー、おじいちゃんかお前は。顔でも洗って目ぇ覚ましてこいや」
21 :
@ななしさん@:02/02/02 12:02
無言で会議室を出る白川。
(くっそ あいつ最近生意気なったなぁ〜・・
わ、やっぱ昨日の酔いまだ残ってるかも、フラフラする・・)
トイレに向かう道はそんなに長くはないが、
トイレに着くまでの間に2回も立ち止まって壁にもたれかかり休んだ。
(体だる・・もう年かな〜、酒の量も考えなな・・)
トイレの前まで来ると、女性用トイレの方から大きな音が聞こえた。
ダンッブシュッッ・・
(ブシュ・・・?)
ただごとではないような音である。
22 :
@ななしさん@:02/02/02 12:20
女性用トイレに歩み寄ろうとした瞬間、女性用トイレのドアが勢いよく開く。
中から出てきた人物に白川は驚く。
服が真っ赤や。
「お前・・・?!!!」
声を出すと同時くらいにそいつは白川の腹のあたりへ飛び込んできた。
白川の体に衝撃が走る。
白川は薄れていく意識の中で
自分の大量の血液を見て自分をあざ笑う殺人者の声を聞いた。
「・・・さ〜んに〜んめ♪・・・」
殺人者は確実にそれを楽しんでいるようだった。
(いつもどおりの日の はずやってんけどな・・・)
トイレの前に血を流して倒れた白川はもう呼吸を忘れていた。
続き気になる
誰だ!?
誰なんだ!?
真っ赤な服、楽しげな声で何となく察しはつくんだけど…。
あ、でも服が赤いのは返り血か。
本筋と関係ないのでさげ
25 :
@ななしさん@:02/02/02 18:13
スマン、ぶっつけで書いてるから結構打ち間違いが多いね。
いい感じに流して読んでください。
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/02 21:42
ほあー犯人誰だ?UPは明日になりますか??
>>25
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/02 21:58
小説スレハケーン!
バトロワが廃れてきたのでこっちに期待
28 :
@ななしさん@:02/02/03 18:59
楽しみにまってるさかいねえ〜。
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 00:17
期待age
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 04:54
あげとく
32 :
@ななしさん@:02/02/05 13:46
スマンスマンスマンスマン!!!!
遅くなりやした
33 :
@ななしさん@:02/02/05 14:06
base前は大きなパニックになっていた。
中川のファンは泣き叫ぶ者、ただ呆然としている者がいた。
騒いでいた何人かがbase関係者を呼んできて対応する。
スタッフはまわりの人間を静止しようとするが騒ぎは一向におさまらない。
だれかが携帯で呼んだらしくパトカーと救急車のサイレンが聞こえる。
高井はひどく興奮し、スタッフ数人におさえこまれていた。
何度も中川の名を呼ぶ。
中川がもう返事を返してこないなんて信じれない。
中川の骸にしがみついていたので高井の服は赤く染まっていた。
34 :
@ななしさん@:02/02/05 14:21
base前のパニックは高井の中川の名を呼ぶ声によってよけいに悲しみが増す。
救急車はbase前まで来ることが出来ず、タンカに乗せて中川を連れて行く。
タンカの横について高井はまだ中川の名を呼んでいた。
途中、人の波に押されて何度もタンカをひっくり返しそうになった。
何度抑えてもファンに人間が中川を乗せたタンカを通りにくくしてしまう。
騒ぎに気付いたbaseにいる数人の芸人達は
よけいに騒ぎを大きくしてしまうであろうから、手伝えない。
ただ、もう中川が息をしていないことを伝えられ、
声も出さずに泣いていたのだった。
35 :
@ななしさん@:02/02/05 14:46
少しづつbase前に叫び声が減ってくる。
騒ぎから悲しみ、動揺の色に染まる。
テレビニュースなどで騒ぎが伝えられ、
中川のファンの数もまた増えてきていた。
baseの入り口は堅く閉じられていて
関係者は関係者入り口から出入りする。
中川の騒ぎに気付いていた
岡(青空)、吉田(ブラックマヨネーズ)、小杉(〃)、宇治原(ロザン)、
竹若(バッファロー吾郎)、後藤(フットボールアワー)
は関係者入り口近くの廊下でへたりこんでいた。
今 自分達にできる事は何もないことを知っていたからだ。
関係者入り口からせわしなく出入りするスタッフから
中川が救急車で病院に向かっていることを聞いた。
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 18:16
>>35 この5人の中に犯人がいるかもってことか?
今までにないメンバーだな・・
期待してる
37 :
@ななしさん@:02/02/05 19:16
スタッフ用トイレの横には小さな給湯室がある。
普段はたいてい鍵がかかっていて、
スタッフや芸人が使う時だけキーを使って開ける。
息絶えた白川をひきずり、給湯室の鍵を開ける。
周りを確認し、急いで白川の死体を給湯室の中にひっぱり、
後ろ手で鍵をかけた。
丁度いい大きさの掃除道具を入れるロッカーを見つけ、白川の死体を押し入れる。
須藤の返り血のついた上着を脱ぎ、別の物にとりかえる。
脱いだ上着を白川を入れたロッカーに一緒に入れる。
38 :
@ななしさん@:02/02/05 19:39
ロッカーについた指紋を拭きとる。
女子トイレのノブは出てくる時に拭いたので大丈夫。
皮手袋か何かをするといいのだろうが、怪しまれてしまうので駄目だ。
水道から直接水を飲む。コップなど、証拠になるものは使わない。
水道まわりの指紋も取り、支度は整った。
「第2ラウンド・・」
そういって上着のポケットの中を見る。
次は、こいつを使う。
ドアの鍵を開け外に出、鍵をかけてノブの指紋を拭く。
「開始」そういって笑う。
廊下の角を曲がったところで後ろの方から足音が聞こえる。
壁に体をかくして見ると、女性スタッフ用トイレにスタッフの女の子が入っていった。
「第一発見者やね」小さくつぶやき、再び歩き出す。
背中で女性スタッフの叫び声を聞きながら。
くっそ犯人わからん・・・・・
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 17:46
やっぱりバトロワでも活躍してくれたあいつな気がする
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 17:50
期待age。
42 :
名無しさん@お腹いっぱい:02/02/06 18:48
何気にすごく続きが楽しみだわ。
マイペースに頑張っておくれー。
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 19:07
バトロワスレで活躍してたといえば、あいつかあいつやろ?
どうかなー
マジおもろい!!
バトロワみたく荒れんとがんばってください!!
楽しみです!!!
46 :
【世にも奇妙な物語】:02/02/06 19:57
冷たい雨が男の心に降り続ける・・。
「寒い」 男は呟いた。
冷えた体は小刻みに震え唇の色が変わる。
周りに雨は降ってない男の心にだけ振り続ける不思議な雨。
「何でこんなに寒いねん」
不思議な雨は 山崎 邦生の心にだけ 振り続ける 【END】
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 22:49
48 :
@ななしさん@:02/02/06 23:08
楽しみにしてくれてる人ありがとう
これからもよろしく
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/07 02:46
こちらこそよろしく。(ワラ
50 :
名無しやねん:02/02/07 11:39
寝起きに一気に読んじゃった
面白いので期待age
少なくとも、2人思いついた。どちらか分からないが。
52 :
名無しやねん:02/02/07 21:40
>>51 誰?とか聞いちゃいかんのか、ネタバレになる
53 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/07 22:04
犯人わかっても名前出さないでおいてくれたら嬉しいです。
読んでて萎えてしまう・・・
36までは、
>>24と同意見だったのだが。こちらが一人目。
37以降でもう一人浮かんだが、
こちらは言うと絶対ネタバレになるので遠慮します。
55 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 11:03
楽しみだage
56 :
名無しやねん:02/02/08 15:59
俺も予想一人してるけど、今のとこ誰かわかるヒントないよね?
メアド
早く続きを見たい〜。
59 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 18:51
>60
62 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 22:05
>63
64 :
@ななしさん@:02/02/08 22:27
確実にbaseの動きが変わり始めたとき、
藤本は夢をみていた。
どこへ歩いていけばいいかわからない。
あたりを見まわしても 見まわしても
流れの速い黒に藍の混ざった深い霧。
ひどく不安になり、しかし隣りに原西の姿は見えない。
不安。体が重い。
歩きづらい。歩けない。
65 :
@ななしさん@:02/02/08 22:50
深い霧の向こうに誰かの姿を見つける。
その人物のまわりの霧が薄れていく。
そこに見えたのは、原西。
原西。
名を呼びながら手を振る。
しかし、原西はこちらに気付かない。
名をもう一度呼び、原西のいる方へ歩き出そうとするが。足が動かない。
その時、原西の後ろで何かが光る。
その光は妖艶にゆらめき姿を現す。
ナイフ。
66 :
@ななしさん@:02/02/08 22:58
鋭く輝くナイフを手にしてる人物。誰だ。
握りしめられたナイフは天高くあげられ
勢いよく振り下ろされる。
原西・・・・
67 :
@ななしさん@:02/02/08 23:10
そこで藤本は目が覚めた。
何だ。
胸の打つ音が速い。肩で息をする。
体が汗で濡れている。
戸惑う。
今、凄い夢を見たような気がするが思い出せない。
腕を組んだままの体勢で考える。
ただの悪い夢、にしては尋常ではないほどの気持ちの揺れ。
落ち着こう。
えっと、ここはbaseで、これから会議があったはずだ。
68 :
@ななしさん@:02/02/08 23:20
時計に目をやる。午後1時をおおきくまわっている。
会議は1時からのはずだ。
まだ会議室には藤本しかいない。
(・・・なんや変な・・。は〜、喉渇いた。茶ぁ飲みたー・・)
イスにだらんともたれかかる。
夢のことは気にしないことにした。
丈夫な会議室の壁の向こうで何がおこっているかも知らずに。
次原にっちゃん殺されるのか?!
鬱・・しかし期待age
>>70 メアド欄
と思ってたけど、そういう見方もあるのね。
だって・・
75 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/09 23:48
続き気になる〜
私の犯人予想
う〜ん・・・案外、意外な人物なんじゃ? ↑
79 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/09 23:55
取り敢えず、続き期待
ワラ
この手のスレ臭い
ちっくからの流れ厨か?
・・
私の意見
>83
俺的に
83です。
いやー
88
90 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/10 23:44
最近予想レスばっかで話が進まないね。
オジャングつながりで
>93
でもさぁ・・・
いやいや
97 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/10 23:57
メアド欄で語るのも乙だね
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/11 00:10
バトロワスレでもメアド欄で感想とか言えば、
本筋に邪魔にならないのにな。
〜
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/11 00:10
>99
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/11 00:21
104 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/11 17:42
まじ続きが気になる。
ここってさ、1人1ストーリーそれぞれ書く、って形なんでしょ?
じゃあ人殺しばっかじゃなくホラーとかもっとちゃんとした推理モノとか、色々読みたいと思わん?
って書いたら 自分で書けやゴルァとか言われかねんな。
一応考えてるんだけどさ。
106 :
@ななしさん@:02/02/11 21:10
今小説の大部分構成中なので遅くなりました。
たぶん明日くらいにUPできるのでお楽しみに。
>>105 書いてよ
108 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/12 23:31
続きキボン
109 :
@ななしさん@:02/02/13 19:15
廊下の角を2つ曲がり、舞台裏楽屋に向かう。
今の時間ライブはやっていないので誰ともすれ違わずに着くことが出来た。
ここのスタッフも事件に気付き
皆上の方に行っているのかもしれない。
楽屋前の自動販売機の前に立つ。
上着のポケットを探り、給湯室の鍵を取り出す。
丁寧に布で指紋を拭き取り、鍵を缶用ゴミ箱に放り捨てる。
(・・次はどこ行くかなー)
楽屋の中を見まわす。
何人か来ている芸人がいるようで荷物が床に置かれている。
その中に気になるリュックを見つける。
110 :
@ななしさん@:02/02/13 19:25
(あー・・、あいつ来てんのか〜・・・・・)
廊下の方に向き直り、口を歪めて笑う。
目は笑っていない。
次は、あいつに決めた。
軽やかに廊下を進む。
大量の血液を待ち望む心を抑えながら。
111 :
@ななしさん@:02/02/13 20:14
入り口近くにいたで岡、吉田、小杉、宇治原、竹若、後藤は
ただ慌しく出入りするスタッフを見ているだけだった。
岡はずっと声を抑えて泣き続けている。
皆泣くのをこらえていることをわかっていたが、止めようとしても止まらない。
吉田、後藤は何度か出入りするスタッフを止め、
自分達に手伝えることはないかと尋ねたが
大人しく座っていてくれと抑えられる。
何もできない事はわかっているが、
ただこの状況を捉えきれないでいるのがつらい。
頭の混乱を振り払いたい。
何故中川が、こういうことに。
宇治原は何度も考えたがわからない。
112 :
@ななしさん@:02/02/13 20:35
入り口の外ではもう何度も騒ぎが起こっていた。
関係者入り口から中に入ろうとする少女達をスタッフが必死に抑える。
スタッフも芸人も押し寄せてくる者達に心底腹が立っていた。
外で少し騒ぎが大きくなった。
怒鳴るような声がする。
関係者入り口へ勢いよく入って来たのは野性爆弾・川島だった。
肩で息をし、顔が強張って動かない。
「・・たーちん・・・が・・」
スタッフに状況を説明されたのだと悟る。
竹若が首を振り、異常の事態を肯定する。
川島は膝を着き倒れこんだ。
六人は涙を浮かべる川島に声をかけることが出来なかった。
待ってました!!
むむっ。
むむっ。
案外・・・。
どう?
じゃあ・・・。
芸に行き詰まりムシャクシャして・・・。
案外…
う〜ん
結構
ムッ・・・
…
なら
136 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/16 14:37
他にも何人か書いてくれる人がいたらいいよね
137 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/16 22:00
105サン来て〜
ゴメン忙しくなっちゃってすすまないのよ
139 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/16 22:07
つづきは・・・?
143 :
Sandy:02/02/17 11:25
144 :
@ななしさん@:02/02/17 11:44
宇治原は壁にもたれ考えていた。
中川が血を流して倒れていた、という事実。
腹から、血を。明らかに他殺。
この世界で仕事をしている限り、皆何らかのトラブルは覚悟している。
宇治原自身も何度か危険な目にもあった。
だけどこんなことが。
中川は、もう仕事場にも練習場にも帰ってこないだろう。
しかし、宇治原の心に沸きあがってくるのは、中川のことより。
145 :
@ななしさん@:02/02/17 13:50
菅。
まだbaseに着いてないのだろうか。
もし、中川を殺った者が通り魔的なものだったら、
まだそこらへんにいるかも知れない。
菅の携帯にかけてみようかと思うが、何故かする気になれない。
菅はまだ中川のことを知らないのだろうか。
この場から動くことが出来ない今、何にしても不安である。
何か飲み物でも飲もう。少し落ち着くべきだ。
宇治原は立ち上がり自動販売機の方へ歩き出す。
146 :
@ななしさん@:02/02/17 14:03
吉田と後藤はスタッフに言われるとおりに並んでしゃがみこんでいた。
吉田はボーッとする頭を軽く振る。
これは、どういうことなのか。
状況を理解出来ないままでいるのがイヤだ。
でも、自分には何も出来ない。
ため息をつく。
吉田の携帯が鳴る。
慌てて出る。
・・・
>147
149 :
@ななしさん@:02/02/17 17:31
「ハイッ!」
「よっさん、今baseにおるん?!」
この声は陣内さんか。
「陣内さんっすか?今baseにいますよ」
「どうなん大丈夫なん、ていうかどういう、感じなってんの?!」
「や 僕にもよぉわからないんですけども、あのニュース見はりました?」
「いやニュースは見てないんやけどもマネージャーから電話あって、
大丈夫かそっち?俺今から行ってもいけるかな?!」
「いや〜どうでしょう・・。
base前結構人来てパニックみたいになってるんですよね〜・・」
「・・〜どうしよかな、俺今家おんねけども」
「じゃあとりあえず陣内さん家おって下さい、今はとりあえず来れそうにないんで、
あとでまた電話しますよ」
150 :
@ななしさん@:02/02/17 17:39
「そうか、じゃよろしくな切るで〜ハイ〜・・」
携帯を切って息をつく。
他の芸人はどうしてるだろうか。
今日のFUJIWARAライブの打ち合わせに呼ばれてる芸人は多いから、
base前のパニックに巻き込まれて来れなくなっている者もいるかもしれない。
隣りの後藤に話しかけられる。
「陣内さん家おるって?」
「うん・・」
2人でほぼ同時に息を吐く。
周りを見まわしても、皆何も喋らない。
・・
「はぁ・・・どうしたらええんや?」
後藤が言う。
「・・・・」やはり沈黙。
154 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/17 19:30
いやお前こそ何やってんの???
156 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/17 19:44
>>155 いやいやお前@ななしさん@じゃないだろ
何続き書いてんの
プルルルル・・・吉田の携帯がなる。
「よっさん!」陣内だ。
「俺、とんでもないことした。」
吉田は当然「は?」と答える。
「俺、俺・・・」
吉田はやはり「は?」と答える。
すると陣内は・・・・???
158 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/17 19:50
…………!!
荒らしハッセーイ\(`Д´;)ゝ荒らしハッセーイ!!!
・・
ここはリレースレじゃないよ。
@ななしさん@〜〜トリップつけて・・・・。
162 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/02/18 00:31
へけっ
163 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/02/18 00:33
これからもヨロティク
164 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 21:47
105タンサァー鯉!!
165 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 23:22
きんに君かよ!!
166 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/19 00:07
プロの小説をパロって書くっていうのは・・・ダメですか?
おお、いいと思う!!
文脈あんまり変えないで人物とかを変えてパロって、ってことでしょ?楽しいじゃないのさ。
168 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/19 08:12
本家バトロワ小説や、映画の台本の名前だけ変えて読んでると笑えるぞ。
他の小説もまた然り。
166です。宮部みゆきの「鳩笛草」をパロって書いてみます。
主人公は麒麟・川島です。(ストーリー的にぴったりハマるのが川島だったから)
私は麒麟ファンじゃないんで、麒麟ファンの人、「えっ、川島ってこんなキャラじゃない」
とか「こんな言葉遣いしない」とか思う所もあるかもしれませんが許してください。
今日は月曜のガブンチョの会議がある。
地下に続く階段を降りようとした所で、中学生くらいの子に後ろから呼びとめられ
握手を求められた。
その女の子はロザン・菅のことを考えていた。赤いマフラーを首に巻いた菅が、
ころころと笑い転げている。
川島(麒麟・川島)はすばやく頭をめぐらせ、その女の子を目で追った。彼女は
川島に背を向け去っていく所だった。その横顔は、たった今川島に握手をしてもらった
満足感をたたえていた。
171 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/19 23:22
>169
がんばってね!
期待age
こういう事がbaseよしもとの近くではよくある。川島はいつも思う。
どうして好きでもない芸人と接する事がそんなに嬉しいんや?
大体たいして売れてもない芸人と握手することに何の意味があるんや?
と。
彼女は友達と待ち合わせでもしているのか、携帯で話ながら角を左に折れていった。
姿が消えた。川島は視線をはずす事が出来ず、それを見送っていた。
彼女の後を追いかけていって、さっき貴方が考えていた菅さんはどうして笑っているのですかと
問い掛けてみたらどうなるだろう。菅に対する彼女の思い入れの程度を知りたいものだと
思った。それに、彼女は菅の事を考えながらも川島に握手を求めに来たのに、川島に
対する感情は微塵も感じ取れなかった。
これも、鈍ってきている事の、一つの証拠だろうかと、川島は考えた。以前の川島ならば、彼女の
手に触れたとき、菅の映像だけでなく彼女の感情も一緒にすかさずキャッチすることが出来たのではないか。
---------------やっぱり?
やっぱり、衰えてきている?
173 :
名無しさん@お腹いっぱい:02/02/20 16:09
>170,172
おもしろいです
続きに期待して保全age
174 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/20 22:38
>170-172
さりげにおもしろし!!!(・∀・)イイイイイ!
175 :
鳩笛草 ◆NWLEBKXs :02/02/20 23:37
誉められると嬉しいモンですね(w
これから続き書きます。
>172の続き
そんなことを考えていると、背後で声がした。
「どうしたんですか?早よ行かんと打ち合わせ遅れますよ」
強くなってきた風を避けながら振り向くと、植松(シュガーライフ・植松)が立っていた。
まともに突風を受けているので、顔をしかめている。
川島は我に帰ると、「そうやな」と言い、階段を降り始めた。植松もそれに続く。
歩きながら植松は、周りを気にしながら小声で訊いてきた。
「オキニなんですか?あの子」
「オキニ?なんで?」
「ずっと目で追いかけてたじゃないですか。気をつけないとファンの子が早速
ヒソヒソ話してましたよ。あの子、川島さんのオキニかな、って。皆、そういうのに
敏感ですからね。」
植松は小声のままだったが、強調するように言った。
彼は意外と気の利く奴である。買出しに行く時は、必ず頼まれる前に他の芸人や
スタッフにも何か欲しいものは無いか聞くし、新しい服を着ていったりすると
一番先に気がついて誉めてくれるのは植松だ。
「何もないよ」と、川島は言った。
「ただ、あの子俺の知り合いに似てたから・・・」
「なんや、そうですか」
そういうことを話しているうちに、会議室が近付いてきた。
スタッフに挨拶を投げかけながらドアを開けると、ほとんどの芸人がもう到着しており、
並べられた机のそこここから挨拶があった。
「なんや、植松は同伴出勤かいな」
椅子にそっくり返りながら声をかけてきたのは、須藤(青空・須藤)である。口が悪い時が
あるが、気のいい人で人懐っこい。だが、そのせいであらぬ疑いをファンに掛けられたりする。
「うらやましい?」
植松が言い返すと、須藤は「フンッ」と言いながら伸びをした。
「うちはもっとエエ男がいいわ」
「随分な言われようですねぇ」
川島はそう言うと、お茶を淹れに行った。お茶を手にして戻ってくると、初めて相方がいないことに
気がついた。
「あれ?田村は?」
川島は、松っちゃん(レギュラー・松本)に尋ねてみた。彼とは最近仲が良い。
オールザッツ漫才の前日に、偶然松っちゃんの背中に手を触れて意識を読んでしまった事がある。
途端に、「やっしょのまかしょ」や「ドゥドゥビドゥバドゥビ」と言いながら足踏みする松っちゃんと
ギャグをする西川の映像が流れ込んできて、川島は吹き出したのだった。
それがオールザッツのために思い描いていたネタだと判ったのは、昨年末の12月29日深夜
になってからのことだったのだが。しかも、そのレギュラーにトーナメントで勝ってしまったのが
自分達だったのだから、何が起こるか判らないものである。
川島の疑問に、松っちゃんは
「さぁ〜〜〜〜・・・・・」
と脳天気な返事しかしなかった。そのかわりに木村(天津・木村)が
「あっ、田村やったら『お腹痛いから先行っといて』って言ってたよ。
具合悪そうやったから、もうちょい遅れるんちゃう?」
と答えてくれた。田村の同居人の木村が言う事である。間違いは無い。
「そっか」
と川島は言って、腰を下ろし、お茶をすすった。
「まぁ、ほな先に打ち合わせ始めとこか」
スタッフが言うとやっと皆は静まり、予定より10分遅れてガブンチョライブの
打ち合わせがスタートしたのだった。
180 :
鳩笛草 ◆NWLEBKXs :02/02/21 00:20
今日はここまで。これ書くのに、麒麟、レギュラー、天津、シュガー、青空の
プロフ見て、めちゃくちゃ敬語の使い方とか考えました・・・。
特に天津のキムタクとか、川島より年上やけどNSCでは後輩やし。どうしようかと。
まぁ、細かい所は目をつぶっていただきたい(w
原作と比べていただくと、だいぶ変わっています(w カッパノベルスから
文庫が出ているので読み比べてみては・・・。
181 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/21 00:33
>180
おもろいわ〜〜。続き楽しみ。
182 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/21 01:12
@ななしさん@早く戻って来い。続きが気になる。
新しい話がはじまったらしいが、つまらん。
183 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/21 09:08
青空のセリフのへん好き
184 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/21 09:18
>182
面白くないって感じるのは、こんどのストーリーが推理物や殺人物じゃない
からじゃない?私は新鮮でいいと思うけど・・・。
それにプロの作家のって展開早くないから、レスごとに色々状況変えていく
のは無理があるでしょう。今は物語の導入部やから、これからが面白くなるんじゃない?
まだ決めつけるのは早いかと。それに、こちらはただ読ませてもらってる身分だし
けなすのは控えましょう。
185 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/21 10:34
>184
禿同。
どっちとも続きが楽しみだわ〜
2作ともbase物だね。私もbase物書きたいと思ってるんだが、
さすがにしつこい?
187 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/02/21 12:50
新しい話しが始まったようなので様子を見ようと思い更新してませんでした。
これからまた書くよ。
180タンも頑張ってね。
188 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/21 17:54
@ななしさん@も鳩笛草タンもがんがれ!
七タンもおいでませです。
189 :
鳩笛草 ◆NWLEBKXs :02/02/22 00:19
>@ななしさん@
勝手に割り込んできてすみません・・・。
@ななしさん@の話、楽しみにして待っています。
しかしアレですね、書き手やってみるとなかなかしんどいですねぇ・・・。
書いて初めて判りました。推敲を重ねてます。
>>179の続き
打ち合わせが順調に進んで行き、後半に差し掛かった時だった。
「すいませんっ!!遅れまして」
ドアが勢いよく開き、姿を現したのは相方の田村(麒麟・田村)だった。
「大丈夫?腹の方」
木村が訊く。田村は走ってきたのか、息を切らしている。
「あ、もう全然大丈夫。やっぱり賞味期限切れまくった牛乳飲んだんが悪かったんかなァ・・・」
「だから止めとけ言うたのに・・・」
木村が半ば呆れ顔でつぶやく。
「でも出したら治ったで」
「きったないなぁ・・・。どんだけ貧乏性やねん」
と、からかったのは岡(青空・岡)だ。
「いや、それホンマにシャレにならんから・・・」
田村が答えると、場は笑いに包まれ、和んだ。
田村はいそいそと、川島の隣の空いている席に向かう。
「それにしても遅すぎるぞ」
川島は諭すように言った。
「お前はいつも時間にルーズやねん」
コンビを長い間組んでいると、相方の性格はよく判ってくるものだ。皆はあまり気づいていないが、
田村は時間に遅れることがしばしばある。川島だからこそ見つけた欠点だ。
「しゃあないやん、病気やってんし」
田村が反論すると、スタッフが「まぁまぁ・・・」と仲裁に入った。
「取り敢えず、会議再開ね」
その一声で、田村はやっと席に座った。その時、田村の腕が川島に触れた。
川島は身じろぎした。
彼の肩に触れて、彼の悲哀を感じとって以来、川島は極めて注意深く
田村に触れることを避けていた。彼との関係は、組んで仕事をしている相棒の範囲を出るものでは
なかったけれど、いつもくっついて行動していれば、何かの拍子に触れてしまうことがある。
それさえをも、川島は懸命に避けてきた。不用意に読み取ってしまうことが、田村に対してとても
不実で卑怯であるように思えたからだ。
193 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/22 00:41
更新されてるage
194 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/02/22 13:43
>>189 鳩笛草タンも頑張ってね。
敬語使わないで、たぶんわしの方が年下
なぜならリア厨だから
195 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/02/22 14:00
白川が息をすることを止めた数十秒後、何も知らない浜本は会議室を出た。
すぐに帰ってくるつもりなので荷物は置いたままだ。
FUJIWARAライブの会議のある大会議室の扉をノックする。
中から藤本の入って、と言う声を聞き、扉を開けて中に入る。
「お〜浜本か」
藤本が顎でしゃくって向かいの席に座れと示す。
浜本は進められた席に座り、藤本を見る。
「あれ、藤本さん汗かいてません?暑いですか?」
息もあらいし、どこかつらそう見えた。
「おぉ、いや、ちょっと疲れてるだけや・・」
196 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/23 01:24
なんか、面白い展開が期待できそうage
197 :
鳩笛草 ◆NWLEBKXs :02/02/23 19:52
>194
ホンマ、私より年下や(w
お互い頑張ろう。
突然ですが、3,4日都合により執筆できません。
ごめんなさい・・・。ゆっくり書きます。
198 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/25 19:11
鳩笛草タンがいないあいだ
@ななしさん@に書いてほしいage
199 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/02/25 19:21
浜本はよく気配りが出来る、やさしい奴だ。
しかし、今はそのことに触れてもらいたくない。
そう、ただ疲れているだけだ。
最近疲れがたまっていたような気がするし
その疲れからあんな夢を見たのだろう。
しかし。
自分に必要な者が 命を絶たれる夢。
見たくないそんなもの。
思い出したくない、忘れよう忘れよう。
だけど。
異常な程な胸騒ぎ。
抑えても抑えても、激しい気持ちの揺れ。
200 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/02/25 19:34
落ち着こうおちつこうおちつこうおちつこう。
仕事がある。やるべきことがたくさんある。
おちついて・・・・
「・・・ふじもっさん疲れてはりますよ、仕事多いんちゃいます?
他の人が来るまで寝てらしたらいいですよ」
あきらかな藤本の異様さを感じ取り、浜本は慌てて長イスに横たわれと目で示した。
「ああ、ああええねんええねん大丈夫やそれにもう皆来るやろし座ってるよ」
慌てて好意を拒否する。
「いや大丈夫ですかぁ?無理してはるんちゃいます〜?」
「いや、ほんま大丈夫やし仕事やし・・・」
そうだ。今甘えてしまったら何故か仕事がやりにくくなってしまうだろう。
今は仕事をしていたい。気持ちのかげりを忘れていたい。
それにしてもこの気持ちはなんなんだ・・・・。
201 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/02/25 19:44
>>198 頑張るよ
今2作目も考えてるんだけど、
今書いてる小説と同時に書いてもいいかな?
わかりやすいように名前をちょっと変えてトリップそのままで。
それか今書いてるやつが終わって(だいぶ先だと思うが)から
書き始めたほうがいい?
読んでる方意見くださいませんか
202 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/25 19:46
>>201 3つはちょっと・・・
まぁ今の2作(もしくは1作)を終わらせてからが良いな
バトロワみたいに長々とはさせないで欲しい
>>201 それも凄く読んでみたいが
とりあえず今のの方が読みたいから
後から書いてもいいと思うけど・・私は
204 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/25 20:56
今後に期待age
205 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/02/25 22:35
うん。とりあえず今のこれを書きます。
次のはたぶん千原あたり・・?
206 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/25 22:40
@ななしさん@を隠れながら応援してます。
千原のも読んでみたいな…すんげーフリークとしては。
207 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/02/25 22:44
>>206 そういっていただけると本当に嬉しいです。
頑張って書こーっと
>@ななしさん@
小説の続き、楽しみにしてますね。
私もリア厨ですが、@ななしさん@のような小説はとても書けないので、
すごいなあと思います。がんばってくださいね。
209 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/25 23:00
@ななしさん@って方、大阪の方なのかな?
スゴく大阪弁の描写がうまいですね。
自分はbaseファンですがほんと芸人のキャラあってるし。
小説楽しみにしてます。
210 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/26 19:52
続きキボンage
211 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/02/26 21:59
藤本さんは頑張り屋だ。
それゆえに空回りすることがたまにある。
原西さんは人のサポートが下手だから相方の藤本さんは疲れを貯めてしまう。
自分も忙しいのでずっと気づかってやることはできない。
チラと藤本に目をやる。
ダルそうに目を閉じてイスにもたれかかっている。
浜本は壁にかけられた時計に視線を移した。
とっくに会議の始まる時間をすぎている。
この会議には多くの人間が呼ばれているのに、誰も来ていない。
何かあったのか、少し気になる。
浜本は再び席を立った。
「ちょっと、僕外見てきますわ」
藤本の息のような返事を聞き、会議室を出る。
212 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/02/26 22:08
会議室の扉の前で考える。
(まぁ、FUJIWARAも頑張りどきやからなぁ・・
忙しいのも仕方ないけど)
しかし、FUJIWARAの2人には倒れられたりされては困る。
baseよしもとにFUJIWARAは必要な存在だし、
何より助けをだしてくれる先輩がいなくなるのは皆イヤだ。
歩き出しながら考える。
(やっぱり、後輩の自分らが助けなあかんのやな・・)
それが、後輩の仕事なのだ。
帰ってきました。実は大学受験旅行だったものでね・・・。
さぁ〜〜これからは勉強しなくてもいいから、書いて書いて書きまくるぞ!!
お帰りなさい。鳩笛草さん!
@ななしさん@もどっちも続きが楽しみやわ〜
215 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/26 23:23
物語書いてる人が帰ってきてくれた
両方頑張って欲しい
216 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/02/26 23:24
>>213 お帰り鳩笛草タン!
一人でなんか寂しかったよ
頑張って書いてね
おかえりなさい、鳩笛草さん!
お帰りを首長くして待っておりました。
@ななしさん@も新しく書いてて嬉しい。
ところで、荒らされると鬱なんで、下げときますね
218 :
なな・・!:02/02/27 13:47
やっぱり文才的には
@ななしさん@>>>鳩笛草
なんだよなぁー・・鳩笛草タンのこれからに期待
219 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/27 13:51
>>218 文才的にはそうなんだが・・・
自分はどっちも好きっぽい
まぁ鳩笛草は一生懸命勉強してきてくれたし。(上下関係とか)
220 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/27 14:18
もちろん@ななしさん@も好きだが
俺は鳩笛草の抜けた感じの表現好きだ
221 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/27 14:26
鳩笛草さんのは宮部みゆきののパロだろ?
てか、文才よりも書こうっつー気持ちじゃないかと思われ。
222 :
なな・・!:02/02/27 14:28
ということは
@ななしさん@>>>宮部みゆき・・・?!!
嘘です冗談ですゴメン
223 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/27 14:29
まぁでも
小説が進んでくれたらそれでいい。
224 :
なな・・!:02/02/27 14:34
それにしても@ななしさん@がリア厨ってのは本当なのか
リア厨にこんな書けるとは思えないのだが。。。
225 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/27 14:40
226 :
なな・・!:02/02/27 14:58
>>226 リア厨にしろなんにしろこんなに書ける人ってのは
あんまいないと思う
たいていのリア厨が書く小説は
西野っちと菅ちゃんがつきあっててぇ〜、そこに宇治原さんが割り込んでくるの!みたいなやつ。
228 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/27 15:13
229 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/27 15:13
中学一年でも、京極シリーズ読んでる子もいるし。
230 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/27 15:33
中学二年でも、西村京太郎ファンな子もいるし。
231 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/27 15:36
みんながズッコケ3人組とか読んでるような消防の時から推理小説読んでた
奴もいるし。
232 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/27 15:38
じゃあ@ななしさん@は
上記のような人なんだろうか
233 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/27 15:42
>>227 中学の時、小説を作るって、投票するっていうのを国語でした時
入賞した奴がほとんどそういう人ばっかだった
・・・というのを思い出してしまった(ワラ
234 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/27 15:52
>>232 本人に聞いてみたいな
厨ならもう学校から帰ってくる時間かな
自分も鳩笛のほうがよみやすい。
237 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/27 16:08
238 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/27 16:10
バトロワの時のように特定の書き手さんマンセーなよどんだ空気にならないことを
祈る。
>>238 だな。そのせいで今もうバトスレ終わりかけだもんな(ワラ
sage。
240 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/27 16:12
残念ながら
>>236は自分だ。
確かに238の言うとおり、反省。
242 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/02/27 16:29
どっちが読みやすいとか比べられても・・・
>>232 小説も読むが愛読はファッション誌や漫画や経済関連本
小説ヲタクではない
帰ってきてすぐパソコン開くのか・・・(ワラ
書き手の人の事どーのこーの言ったり比べたりしてもつまんない。
自分はただおもろい小説読めればいいよ。
今んところ両方いい雰囲気で進んでるから@ななしさん@にも鳩笛草にも期待してる。
くだらん事言うアフォに惑わされず頑張れ。
スレ違いだけど、自分は今のバトスレの雰囲気の方が好き。
245 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/02/27 19:02
不必要に今あげない方がいいのでは?
なんやら今いる人は戦争派が多いようだから
>>245
>>246 そうだねそうするよ
テスト前日なのに勉強せずにカラオケ行くのでちょっとの間更新出来ないかも・・
なるべく頑張って書くよ
248 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/28 11:42
七タンは〜?
249 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/28 21:45
執筆者さんのことについて語るのは控える方向でage
今日はたまたま自分が勤めてる店の前を川島氏が通ったのだが
ここの話を読んでたため、握手を求めにいけなかった(w
だって宇治原ファンてばれたら恥ずかしいやん。
川島氏はTVとかの方がいいデスね。思ったより顔長かった・・・
>250
普通に仕事中に川島氏を見かけられるなんて、
うらやましいです。
地方在住なので、そんな偶然あり得ないです…。
でも、1回だけ生川島氏見た時、
たしかに、TVで見る方がイイと思いました…。
スレと関係ないので、sage。
>>192の続き
過去に一度、------そう、あれはNSCに入って半年ほど経った頃だった------、川島は田村の
「一緒にコンビを組まへんか」という台詞が果たしてどこまで本気のものなのか、
好奇心と必要に急かされ、彼の内側を覗いてみたことがあった。当時、田村は別の奴ともコンビを
組みつつ、川島に声をかけてきたのである。いわば“三角関係”の状態だったのである。田村の
真意が判らなかった。
それに田村は、全く自分と正反対で、図々しいと言えるほど積極的、なおかつバカがつくほど
正直な人間である。こいつがなぜ、「皆死んだらエエねん」といつも考えているような、暗くて
歪んだ自分に興味を持ったのか------知りたかった。知る必要があったのだ。
その時、田村は川島に背を向けていた。川島は、その肩に触れてみたのである。
253 :
鳩笛草 ◆NWLEBKXs :02/03/01 00:43
続きは明日の朝に書きます。おやすみなさい・・・。
>>252の続き
最初は、まるいすべすべしたものの上っ面を撫でているような感じだった。とても
明るく、陽気な感じ。丸いスタンドに手をかざしたみたいだ。そういうことは珍し
くない。とりわけ、彼のように人当たりのいい、柔和な人によくあることだ。柔ら
かな心は、つるつると滑って掴みにくく、ちょっと当たっただけでは、その人の心
の外側を覆っている、いわば「意識的人格」とでも言うべきものしか掴めないこと
が多い。
そこで、川島は少し大胆に、田村の肩に触れる手に力をこめた。
とたんに川島は、ぴしりと緊張した。いきなり泣き出したくなるような強い悲哀の
念が、手のひらを伝って駆け昇ってきたからだ。あまりに意外なことだったので、
川島はどぎまぎしてしまった。田村はいったい、何を哀しんでいるのだろう?
田村が「何?」と言ったので、川島はそこで手を離した。
心に飛び込んできた悲哀の念は、明らかに、何かを------あるいは誰かを------
失ったことを嘆き哀しむものだった。怒りや恨みはこもっていない。ということは、
この悲哀を生む元となっている原因は、かなり古いものだということだ。
人間の心に去来する感情は、どんな場合でも、純粋で混じりけのないものではない。
喜びにはそれを失うのではないかという不安が、悲しみにはそれを生む元となった
ものに対する怒りが、侮蔑には優越感が------という具合に、配分の度合いはどう
であれ、多種多様のものが入り交じって存在しているのが普通だ。
浜本はふと立ち止まり、白川のことを思い出した。
(もうトイレから帰って来てるかな)
数歩 もと来た道を引き返し、自分達の使っていた会議室の扉を開けてのぞく。
中は誰もいない。
(あれ、帰ってない。 飲みモンでも買いに行ってんのかな・・)
FUJIWARAライブの会議に誰も来ていないことを思い出す。
少し不安になる。
(なんかあったか・・・?)
扉を閉め、足早に歩き出す。
トラブルか。
トイレの前を通り過ぎようとした時、中から怒鳴る声が聞こえる。
再び立ち止まり、漏れる声を聞く。
「・・はココにおれ!!誰か呼んでくるから待っとけ!!!」
そう声がしてすぐ、女性用トイレの扉が凄い勢いで開く。
勢いがつき過ぎてトイレの前に立っていた浜本とぶつかり、
重なって倒れた。
「ぐぁ・・・・!!」
すぐに上にいる人間が立ち上がる。
それが原西だとわかるには混乱して時間がかかった。
「は ま本おい須藤が・・・・!!!」
浜本が異常に気付き立ち上がる。
須藤が・・・?
「原西さん落ち着いてくださいなにが?どうしたんすか」
「あの・・人呼びに行こう須藤、が」
「須藤が?どうし・・・」
「須藤が死んどった」
更新サレテル(・∀・)アゲ!
なんて続きの気になる書き方を・・・・・(ワラ
260 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/02 20:11
2人とも順調だな
いやぁ、順調ちゃいますよ・・・。252でさりげに語尾とか書き間違いしましたし。
しかも今から更新しようと思ってるんですけど、打ち上げでお酒入ってるので
手元が定まらない(w
・・・って私未成(以下略 (・∀・)ライーヨ!?
>>255の続き
だが、年月が経過すると、それらは次第次第に濾過されてゆき、最後には、一番
強かったもの、いわば全体の「核」になっていた感情だけが残る。だから、人の
心に触れて純度の高い感情にぶつかったら、それはほとんどの場合、古い思い出に
根ざしたものだと判断していい。少なくとも、川島の体験則ではそうだ。
田村が小学生とき母親をガンで亡くし、中学生のとき父親が蒸発してしまい、一家の
兄弟がバラバラになってしまったということを知ったのは、それからしばらく後の
ことである。それを教えてくれたのは、田村自身だった。
川島はあの日------田村の意識を読んだ日以来、何となく田村のことが気になって
しまい、田村の誘いに乗ってコンビを組むことになった。
よくよく考えれば、自分が心から興味を持った人間は、田村が初めてであったのだ。
コンビ名は、“麒麟”。ただ単に「2人ともキリンに似ているから」という安易な
理由でつけられたものだったが、川島は気に入っていた。
ネタを考える時は、いつも田村の部屋だった。何回田村の部屋に来た時だっただろう。
たまたまダラダラと話をしていて、話題が家族のことに及んだ。その時、田村が教えて
くれたのだった。
「オレ、そやから高校生の時は友達の家で生活さしてもらっててん。友達の家出た後は、
1日300円の生活保護で暮らしてたけど、辛かったわ。昼飯食われへんかったしな。
・・・正直、自殺しよう思てた」
川島は黙っていた。何も言えなかった。
川島が「皆死んだらエエねん」と思い、妄想を描いていた同じ頃、「死にたい」と切実に
悩みながらも、生き抜いてきた田村がいた--------。
その事実がショックであり、何故か自分のことが恥ずかしくなったのだ。
田村に比べて、オレはなんて中身の薄い人間なんやろう?
「でもな」
田村はつぶやいた。
「今となっては、もう全部いい経験や思うねん。現に、今は生きてて楽しいし。
波乱万丈すぎる人生やけどな」
そう言って、田村は笑顔を作った。しかし、川島はその笑顔の切なさに余計胸が
痛んだのだった。
だが今、川島が身じろいだのは、田村に対して不実や卑怯であるというような感情の
せいではなかった。
川島は、何も感じなかった。
何も見えなかったし、何も聞こえなかった。田村に触れたら、最初は感じるはずの
あの明るい、丸い感触さえなかった。
「あっ、悪い」と、田村は言った。
川島は口の端が強ばるのを感じて、すぐには反応することができなかった。
こういうこと------誰かに、何かに触れても何も感じられないことは、初めてではない。
だが、目新しい経験だ。
ここ1ヶ月ほどの間に、こういうことが、これで3度目。1時間ほど前、握手を求めに来た
中学生の少女のことが思い出された。彼女の意識の中にあった、ころころと笑い転げている菅。
川島なら------これまでの川島なら、あれほどはっきりと菅の顔を「見る」ことが出来た
以上、菅に対する彼女の意識や想念も、同時に必ずつかむことができたはずだった。
それが、さっきは出来なかった。
今はまた、田村の意識を「読む」ことも出来なかった。
人はいつでも、何かしら考えている。田村だって、今の今、
(牛乳は飲まんかったらよかったな)とか(ケンカしてる場合ちゃうな)とか、些末な
ことを考えていたはずなのだ。そして川島は、そういう些末なことなら、ほとんど景色を
見るようにして、街の雑音を聞くようにして、「見たり」「読んだり」することが出来る
はずだった。それがあまりにも頻繁に「出来て」しまうので、ノイローゼにならないように
自分の能力を絞る訓練をする事が、少年時代の川島の日課だったくらいだ。
それなのに、今は読めなかった。すぐそばにいて、知り尽くしているはずの田村の意識が。
--------俺のサイコメトリング能力が、衰えてきてる。
それこそが、今の川島が抱えている、そして次第次第にふくれあがりつつある、もっとも
大きな問題なのだった。
267 :
鳩笛草 ◆NWLEBKXs :02/03/02 22:55
これで一応、第1部が完結です。第2部の見所は・・・
川島の「能力」は消えていってしまうのか?川島が辿ってきた人生とは?
そして・・・川島、生命の危機!?
といったところです。今後とも、よろしくお願いします。
268 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/02 22:56
鳩笛草タンいつも楽しみにしてるyo!!
269 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/03/02 23:47
(;゚Д゚)鳩笛草タンペース早ーい
私もテストが終わったのでまたかけると思うが・・・
ゆっくり書くよ
270 :
鳩笛草 ◆NWLEBKXs :02/03/03 00:02
>@ななしさん@
私のことは気にしないでいいよー。ホラ、今一応学生の肩書きもないプータローだから
ヒマなだけだよ。テストがむばれ!!
>268
サンキューです。
272 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/03/03 22:58
273 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/03/03 23:07
すどう がしんでた ?
須藤。
が、死んで?
「え・・・」
「トイレで、女子トイレの方で・・首、から血ぃだしてた」
なに?
「・・後から説明するから今はスタッフでも誰でも呼びに行こう、速く!!!」
浜本は呆然としたまま強く二の腕を掴まれ走らされた。
混乱したまま言葉が何度も頭の中で繰り返される。
・・・須藤が死んどった・・・・・
274 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/03/03 23:16
少しずつ浜本の中で混乱が解けてくる。
須藤が死んでいた。
須藤が、女子トイレで誰かに首を、刺されたかなにかで殺された。
誰かが。誰。
須藤を殺した人間が近くにいるかもしれない。
白川。
原西に腕を掴まれたまま、足がもつれて転げる。
「ちゃんと走れ、はよ!!」
「っ原西さん、僕会議室の方行って藤本さんのとこ見てきます!
相方もみんな見てきますわ!!!」
「お、そう、頼むで!!」
原西は全速力でかけていく。
異常事態。
275 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/05 22:10
下がりすぎ(・∀・;)あげ!!
276 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/05 22:26
お2人ともそれぞれのいいところがあって読んでて面白いよ
個人的に川島ヲタなので川島の行く末が気になる(w
彼はサイコメトラーだったのね・・・サイコメトラーAKIRA!
277 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/06 20:09
続き気になる!
あげ・・・。
278 :
鳩笛草 ◆NWLEBKXs :02/03/06 23:03
第2部に入る前に。
266でもチラッと書きましたが、川島は「精神鑑定能力者=サイコメトラー」です。
人に触れたり息遣いを感じたりすると、その人の感情を読み取ることができ、物体に触れると
それが過去に辿ってきた経過が読み取れるみたいです(というか、そういうことになってます)。
「テレパス=精神感応能力者」かな・・・とも思ったのですが、テレパスは物体には反応を示さない
だろうな、と解釈したので「サイコメトラー」にしました。
尚、原作では主人公は「透視能力者」になっていますが、私は「透視能力者」は一般的な
「クレア・ヴォヤンス=透視」しかできない人のことを指すとしか思えなかったので、
宮部さんの表現に疑問を感じ、結局避けました。
ご了承下さい(?)
それでは、第2部をどうぞ。
279 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/06 23:47
お、始まるのか
@ななしさん@続き期待してるよ
>>278 透視ってクレア・ヴォヤンスっていうんですね。
というよりサイコメトラーって精神鑑定能力者ともいうんか
ドラマ見てたのに全然分かんなかった(サイコメトラーの意味が)
なんか精神鑑定ってプロファイラーみたい
281 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/06 23:55
透視がなんやらとかいらんから
おもしろい小説書いてみろよ
>>281 無理だろ
バトロワみたいなの望んじゃあ駄目だよ
283 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/07 00:05
@ななしさん@よ、帰ってこい
結局川島の方には期待できん
>>266の続き
「じゃあ、今回はこれで打ち合わせはお開き。みんなお疲れー」
スタッフの声にハッとして、川島は会議が終わったことに気付いた。今まで
“自分の能力の衰え”のことで頭がいっぱいで、打ち合わせの間、うわの空だった
のである。
他のガブンチョメンバーは、もうすでに帰り仕度を始めていた。ふと腕時計に目をやると、
もう18:30である。朝はトースト1枚をコーヒーで流し込んだだけだ。机に手をついて
立ち上がった時、自分で感じている以上に空腹なのかもしれない、と思った。頭がふわっと
軽くなったような感じがしたからだ。
「なぁ、みんなで近くの蕎麦屋に晩飯食いに行かへんか。甲州庵やっけ」
と、山田(ストリーク・山田)が言う。
「そうそう、あそこのほうとうは美味いし、安いですよね」
と、風藤(ランチ・風藤)が答えた。
その声が妙に遠くに聞こえたと思ったとたん、川島の視界がゆっくりと90度ほど
回転した。が、腕も萎えた感じがして、さらに体が傾いた。
@ななしさん@はリア厨だから
テストとかあるんじゃねぇ?
机の上のカバンやノートがばさりと崩れた。カバンの中に入れてあったペットボトルが
滑り落ち、川島の足元に転がった。それが靴に当たったのを感じた。だが、
ごくごく遠い感触だ。足が100メートルほどの長さになったみたいだ。
体が前のめりになってゆく。胃袋がゆっくりと持ち上がり、また下がる。
川島、と呼びかける田村の声が、途中で消えた。
287 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/07 00:10
鳩笛草よ、小説が好きなのはわかったから
無理して詳しくない芸人を書くのはお止め
ヲタからすると小説を無理やり芸人のキャラに押し込んだ感じがして
おもんない
鳩笛草気にするな。
君の小説楽しみにしてる奴も居るから。
こちらとしてはマターリとしたい。
さっきから文句ばっかりダラダラ言ってる奴さァ・・・お前らが書けば?
小説書くなんて、凄く難しいことだぞ。こちとら、ただ読ませてもらってる立場なのに
「おもんない」はないだろう。鳩笛草が不憫だ。
俺が執筆者で「おもんない」とか言われたら、ガックリくるね。
鳩笛草タンのことをとやかく言ってる奴は、もしかしたら学歴コンプレックスがあるのかもしれない。
と思ってみるテスト。
(゚Д゚;)ちょっとここから離れたらなんだこれ
>>鳩笛草
全然気にしなくていい
小説超楽しみにしてるので頑張って
多分、鳩笛草が嫌いな人は、プロ野球板の読売巨人軍バトルロワイヤルの
ようなのを期待していたんだろうな。
あっ、私も書く気はさらさらありません。
文章書いても意味がちゃんと伝わらないってよく言われるので。
鳩笛草殿の小説はよ続き読みたいわ。
文句書き込んでる奴、自分で小説
書けもしねえのに口ばっか達者じゃん。
それと@ななしさん@の小説も
自分的には超好きだからがんばってくれ。
>>293 ありがとう、ほんとうに嬉しい
近いうちにまた書けると思うので待ってて
>>鳩笛草
小説面白い 続き気になるよ
麒麟ヲタ歴長めなの(w
295 :
名無しっぺ@:02/03/07 20:49
鳩笛草様の小説面白いです。続きがめっちゃ気になります。
がんばってください。
@ななし@様の小説もハラハラして面白いです。
がんばってください。(コレばっかでスイマセン)
296 :
名無しさん@お腹いっぱい:02/03/07 21:36
>>281 >>283 >>287 誹謗中傷で場をみださんとってくれ。
こっちは楽しみながら読んでるんやから。
書き手のご両人楽しみにしとるで。
しょーもない奴らの言う事は気にすんな。
.
298 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/07 21:46
文句とかは書かないでほしい。楽しみにしてるこっちとしては気分悪いし、書き手としてもおもんないとか書かれてまで
読んでほしくないでしょうし。
鳩笛草さんも@ななしさん@もがんばって下さいね。どっちの話も楽しみなので。
299 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/07 21:49
確かに文句は書かないで欲しい
書き手も素人だし、勝手な高望みとかされても書き手も困るだろうな。
皆さんフォローありがとう。正直嬉しい。
一方で、「おもんない」って言う人達の気持ちも判るんだよね・・・(w 実際、毎回ハラハラするような
展開でもないし、説明がくどいかな?と思う所もある。
でもパロで書いてる以上、面白くしようにも限界があるっていうか。一生懸命工夫しようと試みてる
んですが、もうアウト・オブ・コントロールって感じなんですよ。
一応パロなりにも努力はしているつもりなので、そこらへんはできるだけ大目に見て頂きたいです。
少しお暇頂きます。もうちょっと面白くなるように、策を練ってくる。
でも劇的には変わらないと思うので、あんまり期待しないで下さい。それでは。
>@ななしさん@
少しの間、ひとりで頑張ってくださいな。ごめんね。いずれは帰ってくるから・・・。
302 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/07 22:17
鳩笛草は修行すか。
策が練れたら帰ってきてくださいな。
>鳩笛草
うん頑張って
個人的にめちゃ嬉しいことがあったので
ちょっと殺人やらなんやらの世界に帰ってきたくなくて(w
小説の方がおろそかになってたよ
ふふ、とっても重要な契約が取れたのだ( ´∀`)
今は、この状況を悲しんでいる場合じゃない。
自分は今、混乱している場合じゃないのだ。
急いで立ち上がり、フラフラとしながらも走り出す。
白川。藤本さん。それに大勢。
須藤、のことは今は考えない方がいい。
全速力でbaseの廊下を走る。
角を曲がり、会議室を目指して走る。
白川はトイレに行った。
須藤がトイレでころされていた。
無事を願う。しらかわ。
藤本のいる会議室の扉を勢いよく開く。
扉を開ける音に驚く藤本の顔を見て、無事を確認する。
「ふじも、さ、」
息をきらしたまま喋るのでうまく伝わらない。
息を整えようとするが落ち着くことができない。
「ど どないしたんや?」
浜本の姿を見て藤本が慌てる。
「藤本さん 須藤が殺されてました!!!」
藤本の顔が固まる。
浜本は少しずつ落ち着くことができ、言葉を足していく。
「スタッフ用トイレで、須藤首から血ぃ出して誰かに、
僕は見てないんですけど原西さんが見つけて今人呼びに行ってます!!
藤本さん来てください!!」
藤本は激しく動揺している。
「だ、須藤がってお前、何、・・・?!」
「僕もわかりませんから取りあえず来てください!!」
浜本は自分がさっきされたように、藤本の腕を掴んで会議室の外に出る。
藤本は何も言えないという顔をしていた。
307 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/08 00:29
おぉ、更新されてるage
おや、鳩笛草修行へ??
はよ帰ってきて欲しいわ。
めっちゃ楽しみだし。
しばらくの間@ななしさん@オンリーやけど、
がんばれ!菅ちゃんの行方も気になるなあ・・・。
どっちも続き気になる・・・
早く読みたい!
310 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/09 16:02
リアルな話、受験?(ワラ
312 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/09 19:35
>age
いつもココ楽しみにしてる。
早く続きが読みたい…。
313 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/09 19:36
もっとオモロイこと書けよ、オメーラ
315 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/09 20:24
うん。是非書いて
大学落ちたよ・・・。後期試験の勉強するので、ますます復帰遅くなりそうです。
浪人したら浪人したで、PCのない環境に身をおくことになりそうやし・・・
どうしよう・・・。
↑それは鬱ですね・・・
私は大学卒業したけど今は家業手伝ってます
大学なんて私にとって意味なかった・・・
後期試験がんばってください。
気長に待ってます
おや、鳩草笛さん大学落ちたの。
それは・・・残念です。
復帰遅くてもず〜〜っと待ってるから
落ち着いたら戻ってきてくれ!
>>313
自分で書ける力も無いくせに
んなこと要求してんじゃねえよ。
319 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/03/09 23:54
>>鳩笛草
大変だろうが頑張ってくれ
ずっと待ってるよ
>>310 (・∀・)フフフ・・わたくし芸能界入ります!!
>319
芸能界!?すごいねぇ
>319
まさか芸人に?!(ワラ
>319
厨で芸能界ってことはグラビアとかか?!
本当に@なな〜ってどういう人物かわからん(ワラ
323 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/10 19:52
AGE!!
>@ななしさん@
芸能界入り〜〜??それってもちろんタレントで、よな??
すごいね。まだ中学生やろ?ホンマすごいね・・・。
私は1回で大学の契約が取れなかった人です・・・。
鳩笛草はどこの大学受けたわけ?
>325
・・・・・K大。ちきしょ〜〜私を前期で落としたことを後悔させてやる・・・。
327 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/10 20:06
>>325 (教えてくれるかなぁ、ドキドキ☆)
328 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/10 20:07
329 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/10 20:12
関西なら寝台ってのもありえるな
331 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/10 20:24
@なな(略)って
おっぱいおっきい?
作者さんが萎えたりしたら嫌だから文句とかは
書かないで欲しいとか言ってるけどそれはしょうがないんじゃないの?
つうか割とまともな批評とかもあったのに。
どうしても嫌なら自分達で垢とって小説置き場作ったり
JBBSとかで避難所でも作ったら?
なんかモ板の小説スレで何度と無く交わされた問題だったからさぁ…
333 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/10 20:43
>332
そこまでこのスレは規模が大きくない
328、329正解。つーか、勉強しろよ私。
鳩笛草タン賢いんだね!
後期受かったらまた書いてくださいね。
続きが気になるyo!!!
337 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/03/11 19:54
浜本は藤本の腕を掴んだままもう片方の手を使いとなりの会議室の扉を開けた。
中には誰もいない。
白川はまだ帰ってきていない。
とういうことは。
扉を開け放ったまま、再びトイレの方へ藤本の腕を振りまわし走り出す。
藤本は異常の事態に気付いたのか何も言わずに浜本について大人しく走っている。
まさか。
まさか白川の身に何か?
再び浜本を大きな不安が襲う。
338 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/11 19:55
お、更新age
339 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/03/11 20:08
さっきから誰も何も喋らない。
もう川島(野性爆弾)も岡(青空)も泣いていない。
ただどこかを見つめたままボーっとしている。
他の皆もそうだ。
後藤(フットボールアワー)は貧乏揺すりを
始めては止め、また始めては止め、を繰り返している。
入り口の外からは叫び声、泣き声、押し寄せる音。
中では貧乏揺すりの音と誰かの鼻をすする音。
鳩笛草、後期がんがれ〜〜
(バトロワスレで
FUJIWARA、99を殺し
高井を殺したように見せかけて
ランディーズ2人を合体させ
福田を登場させた「ノリきっちゃう暇人」とは私のことです
私が書く前はバトロワスレはネタスレでした)
342 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/12 21:54
>>341 おお、あなたでしたか。
菅書いてた人とかはここには来ないのかな。
でもその辺の方が沢山来るとほんとに一時期のバトロワスレみたくなるか。
>341
へえ、そうなのか。
一時期すごかったよね。バトロワスレ。
かくいう私も書き手だったけども。
344の「すごい」って言うのは、いい意味も悪い意味も含めて。
たぶん芸人板の住人はあんまりバトロワのパロを読んだことがなかったんだろうね
モー娘。とか巨人軍とか
最初の頃の食いつきようは凄かった
347 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/12 22:10
>>346 あなただったのか(ビクーリ
そうだね芸人板にはまともな小説スレはなかったし
348 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/12 22:41
>>346 マジで?
自分も見てたよ。バトロワスレ
>>341 そうだったんだ。
ここの小説にも期待してます。
350 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/14 18:19
>>341
俺、めっちゃその時期のバトロワスレ
大好きやってん!!このスレも
好きやし。がんばってな!
やっと帰ってきました・・・・・。しんど〜〜・・・。
>351
おかえりなさい!
354 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/15 21:49
>ノリきっちゃう暇人
ほんっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・とに暇なんやね・・・
私もバトスレでロザンマニアになったくちです・・・
お二人とも楽しみにしてます。
へぇーー!!@なな@タン、バトロワスレでも執筆してたんやね。益々スゴイやんか・・・。
小説、色々考えてるんですけど・・・。無理矢理殺人路線に持っていこうかな、とも考えています。
でも、そうしたら@なな@タンと内容似そうやからねぇ・・・。どうしよう。
357 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/16 23:34
あげてみる
354は
2ちゃん初心者で覚えたての批判のしかたで
頑張って悪口を言ってみたクチなもよう。
359 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/16 23:46
>341
なんでわざわざ書く。そんなに誉めてほしいのか?
鳩笛草さん、楽しみにしているよ♪
>341
そうだったんですか。やっぱり上手ですね、こっちの小説も楽しみにしてます。
>356
無理やり殺人路線に持っていかなくても鳩笛草さんの書きたいように書いてくれたら良いと思いますよ。
>>341 バトロワ本スレのあの部分は面白かった。
読み直して見てFUJIWARAと99の所は一番面白かったと思ったよ。
一時は電車内でもあのスレの話をしている人いたくらい。
>358
カナーリ古参なネラーなんだね? 尊敬!!(・∀・)
ガンバレ!!
バトロワスレは面白かったよ。@なな@の文章はウマイと思う。
ただこのスレには関係のない話だろ?なんで341でわざわざ書くんだ。
バトロワの話ししたのは別のコテハンで書いてるから一応言おうと思い
ボヤいただけです。こんなに反応してくれる人がいると思ってなかったし・・。
これからは小説だけを書くことにします。
ていうか・・・いや、もういいや。
つずきよみたいです。
369 :
鳩笛草 ◆NWLEBKXs :02/03/20 23:42
続き明日にでも書き始める予定です。たぶん前の調子と変わらないと思いますが・・・。
下がってるのでage
370 :
名無しさん@お腹いっぱい:02/03/21 14:53
>>286の続き
川島は、夢を見ていた。
夢の中の自分は高校生で、体育館の中にいた。そこに、腕っ節の強い体育教師が現れて、
「お前が悪いんだ」と言いながら、何度も高校生の川島を殴りつける。何度も、何度も。
そして、その光景を天井に張り付いて見ている、現在の自分。
「やめてくれ」
川島は天井から叫んだが、体育教師は高校生の自分を殴ることを止めない。
(頼む・・・これが夢なら、早く覚めてくれ・・・)
切に願った。
消毒薬の刺激臭と、あるかなきかのかすかな汚物の匂い。混じりきらない水と油のように、
互いの存在を打ち消しあったり強調しあったりしながら漂うそのふたつの匂いが、病院の匂いだ。
目を覚ましてすぐに、川島はそれを感じ取った。
狭い個室だった。ベッドの頭の方向に腰高窓があり、覗いてみると真っ暗だった。窓の外には
運動場が広がっている。近くに学校があるのだろう。
会議室で倒れたのだ------ということは、すぐに思い出すことができた。で、病院に運び
込まれたというわけか。川島は子供の頃から極めて丈夫で、病室のベッドに横たわるのは、
これが初めての経験だ。
(それにしても・・・嫌な夢、見たな)
川島は思った。
川島には、さっきの夢に似たような経験があった。
374 :
鳩笛草 ◆NWLEBKXs :02/03/21 23:20
一応更新したのでageときます。
あんまり小説の雰囲気変わってないですね・・・鬱。
375 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/22 10:57
久々に更新されてるage
鳩笛草タンは後期どうだったんだろうか
中川が殺され、須藤が殺される前の頃。
人通りの多い正面階段とは違い、ここ、
廊下の奥に続いている非常階段はほとんど誰も通らない。
そこでいつもガブンチョ(中にはガブンチョすら受かっていない)芸人が打ち合わせをしている。
今日ここでは麒麟、青空の二組が集まる予定である。
すでにここにいるのは田村(麒麟)、川島(麒麟)の二人だ。
田村が階段の中ほどに腰かけながら川島に声をかける。
「あいつらまだ来てないなー俺らでも遅い思たのに」
川島が田村に続き階段を上り、数段上の所に座る。
二人ともカバンは先に楽屋に置いてきたので持っていないが、
自動販売機で買っておいた四人分の飲み物を川島が一人で抱えている。
「そうやな」
川島が飲み物の入った缶を横に置きながら答える。
「もう来るんちゃう」川島が言い添える。
「そうかもな」田村が答える。
田村と川島は楽屋で会い、そのまま一緒にここへ来たところだった。
「はい」
川島が缶の一本を田村に渡す。
「あ、ありがとー」そういって田村が口をつける。
川島も缶を開け飲み始める。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・眠い」
「え?」川島が聞き取れずに言う。
「なんか眠いわ」
「・・・・・・」
「・・・・あいつら来るまで寝ててもいー?」
「・・・・ええけど」
川島がムッとして答える。
「ありがと」
川島のムッとした表情を気にしないように田村は壁にもたれ、座ったまま眠りだした。
(・・だって眠いねんもしゃーないよな、川島には悪いけど
あー・・ほんま眠い何コレねむっ)
田村が眠っている姿を眺める。
(脳天気な奴だな・・まぁこいつらしいが)
380 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/03/22 16:04
更新age
381 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/22 16:35
更新されてるage
麒麟は死ぬのかそれとも須藤さんの死を知るのか・・・
コレって・・
ageとく
メール欄
続き気になるyo!!
↓につづく(めーる欄)
↑すまんメール欄クリックしにくいスマネー
うわ、続き気になるねぇ・・・。@ななしさん@がんがれ〜〜
>>375 明日発表です。私の運命が決まる・・・・・。
391 :
更新待ち :02/03/22 22:52
>>377で二人ともカバンは先に楽屋に・・・・ってあるから
じゃあもしかしたら
メアド
今日はもうこないかなぁ?
寝よう!おやすみ!
鳩笛草さんも、楽しみにしてます!!まじで
川島が
川島は眠ってる田村を見てこう思った、
「おもえばこいつは昔からいっつも俺と一緒で先生に説教されてる時も
一緒に怒られたり俺があの体育教師にボコられても必死になってかばってくれたり
・・・・・と色々あったもんだな〜
心の中
(よく見るとこいつ意外と可愛いな・・やべ・・おれは男だやべーやべー
危うく田村にほれるとこだった・・・・・・・寝よ・・・)
こうしてふたりは深い眠りにつくのだった・・・。
>398
@ななしさん@の続きですか?
以下メール欄
400 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/23 15:45
>398
のメール欄
402 :
鳩笛草 ◆NWLEBKXs :02/03/23 23:29
後期落ちてましたがな・・・。正直、受かってる!!と思ってたのでショックすぎる。
河合塾の寮に入るんですけど、そこは土日ウチへ帰れるんです。だから連載は続けられる模様!
・・・週1回の更新で我慢して頂ければ・・・。そのかわり、結構な量の文章書けそうです。
なにしろTVないから、それくらいしかすることないのだ(w
403 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/23 23:30
>403
ないんですよーー。だから、ウチ帰ったときにとっておいてもらったビデオをまとめて見る
という生活になりそうです。まぁ浪人するからには本格的に・・・ってことで。
更新します。
405 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/23 23:39
>>鳩笛草さん
予備校の寮って、ちょっと窮屈だけどそのぶん横のつながりができて悪いことばっかりでもないよ。
私は駿台の寮に入っていたことあるが、やはりテレビは禁止だった。
しかし私は我慢できずに、携帯用の液晶テレビを買ってしまいましたが。
マイペースで頑張ってね。
>>373の続き
中学を卒業した後の春休み、川島は1冊の本に心を奪われた。
ヒトラーの、「我が闘争」。
当時、自分は特殊な「力」を持っていて人より優れている、ということに薄々気付きながらも、
思春期で心が揺れ動いていた川島に、この本は衝撃以上とも言える影響を与えるのに
充分だった。
ヒトラーに比べて、俺のちっぽけさときたら・・・。
歴史に名を残したい。そう思った。そして、自分のこの「力」がついている限り、
できるはずだ、とも。
>405
ありがとうございます。胸に染みるアドバイスですね。
私も液晶TV買おうかな(w ラジオはOKらしいですけどね・・・。
まぁポジティブ・シンキングで頑張ります。
>>406の続き
そして高校の入学式。高校に入ってすぐの交流会で、川島は展示物を破ってしまったのを
チクられて、ボクシング部の顧問の先生に、歴史の資料集でボコボコに殴られた。
そのとき、川島は覗いてしまったのだった。その教師の心を。
(ああ、ムシャクシャする・・・。こいつは、今日の俺の獲物や・・・。
怒るフリしてこいつを滅茶苦茶にしたる・・・。)
途端に川島は愕然とした。他人から自分に向けられた、これほどまでに強い悪意を感じ取ったのは
初めての経験だった。川島が、人間の汚さを痛感した瞬間だった。
やっと殴られることから解放された後も、川島を見つめる皆の視線の中には、同情の他にも
嘲笑や侮蔑の色が含まれていた。
そして、この事件は「我が闘争」を読んで歪みかけていた川島の心を、完全にねじまげるのに
充分だった。
高校時代は突然、無口で暗い人間になった。授業中、先生の話など一つも聞かずにずっと空想の
世界に入り込んだ。「今ここに怪物が入ってきて、クラス全員を食べてしまえばエエのに」そんな
ことばかり考えた。いつも何かに腹を立てて、「みんな死んだらエエのに」と思い続けていた。
それでも、「俺が今考えていることは、他には誰も考えていないのでは?」と思うと、頭の中で
空想し続けていたことを、誰かに知って欲しいという欲求が生まれる。頭の中のことを何かで表現
してみたい。どうやればいいのだろう?そこで思い出したのが、小さい頃好きだったお笑い。
川島は、NSCに入学した。そして、田村裕に出会った。自分の中で、何かが形を変えていく気がした・・・。
410 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/03/24 11:19
>>鳩笛草タン
鳩笛草タン頑張ってね
週1でも小説楽しみにしてるよ
勉強も頑張ってね
408&409は、麒麟のバックグラウンド紹介サイト「麒麟物語」を参考にさせて頂きました。
つーか、パロってますが。
>@なな@タン
サンキュー。とりあえず勉強頑張るね。1年かぁ・・・長いなぁ・・・。
412 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/24 19:13
更新されてるage。
鳩笛草タン、取り敢えず受験乙カレ。
>鳩笛草タン
いつも楽しく読ませてもらってますよ。
わたしも2年前浪人してました。プレッシャーは相当ですが、受かってしまえば、とてもいい思い出ですよ。
だから、めげずに頑張ってくださいな。
414 :
sayonarabasu:02/03/27 18:38
age
415 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/27 18:57
@ななしさん@続きが気になるワクワク
>413
ありがとうございます。もうすっかり吹っ切れました。
でも勉強する気にならんよ・・・鬱。
416は皆さん踏まないように・・・ってわかってるか。
PCバグってたのでしばらく書けてませんでしたが
これから書けるんで書きます。
>>鳩笛草タン
わしも受験生になるのでお互い頑張ろう
関係者入り口にいた芸人7人は少し外が静かになったのに気づいた。
少しおさまったわめき声の中に知っている声があることに気づく。
その声の持ち主はスタッフ数人に助けられ中に入ってくる。
その顔は驚きを含みいつもにましてアホ顔だが本人は気づかないだろう。
「あ、木村さん 」誰かが言った。
低めの声で木村(バッファロー吾郎)が口を開く。
「あ、もう、今岩尾来るわ」入り口の方に振り返りながら言う。
背中を向けた木村に吉田が話し掛ける。
「あのもう 聞きはりましたか」
木村が上半身をひねって振り向く。
「あぁ・・・・」木村が視線を落とす。
「中川・・」吉田が言いかけたところで、再び外がうるさくなる。
押し寄せてくる人々とそれを抑えるスタッフの叫び声がいっきに騒がしくなる。
大勢のスタッフに助けられ岩尾(フットボールアワー)が転がり入ってくる。
それにまみれて何人かの少女が入ろうとするが、すぐにスタッフに追い返された。
岩尾を見れば息をきらし顔をあげないまま座り込んでいる。
来る途中に広場にいる人間でなかなかたどり着けなかったことが見てとれる。
421 :
鳩笛草 ◆NWLEBKXs :02/03/28 23:03
河合の寮、たぶん入れないことになりそうです・・・。今キャンセル待ち2番目なんですけど
そんなにもうキャンセルあると思えない。ということで、こまめに更新できそうです(w
トホホホホ・・・。
一応下がってるのでage。
もちろん誰も木村と岩尾の外の騒がしさの差が大きいことは誰もつっこまない。
岩尾は顔をあげたが何も言わない。
まだ混乱しているのだろう。
後藤が立ち上がり岩尾のそばに寄り声をかける。
「いけたか?」
「うん、こっちは?」
「俺らはずっとここにおった」
>@なな@タン
ゴメン、勝手に上げてしもうたよ・・・。私は宅浪生になりそうだ。
424 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/28 23:05
更新age
>>409の続き
そんなことを考えていると、ガチャリと病室のドアが開いて、松本(レギュラー・松本)と
溝黒(ババリア・溝黒)が姿を現した。
「あ、起きてるー」と溝黒が言うと同時に、松本が「目ぇ覚めた?」と訊いた。2人は川島の
ベッドのそばに来て、自分を見下ろした。
「松っちゃん、溝黒・・・」
起き上がろうとする川島を押し止めて、松本は「まだ横になってやな」と言い、溝黒も
「もー、ビックリさせんといてくださいよぉ」とホッとした様子で言った。2人とも
川島の後輩であるが、川島とは馬が合い、何かと世話になっている。
「悪い、誰がお前らを呼びつけたんや?」
「田村さん」と溝黒は答えた。「救急車を呼んだあと、すぐに僕らに、川島を頼む、って。
なんか田村さんは、打ち合わせの後用事があってついてられへんから、って言って」
その時、再び吉田の携帯が鳴る。
こんどは着信表示を見て陣内からだと確認する。
「はい吉田です」
「なんべんもゴメンないけるかそっち何もないか?!」
「陣内さん家おるんですよね」
「うんおるよそんでな、家でテレビつけとってんけども
ニュースでbase前で中継やっとるやろ?」
「あ、そうですか知りませんでした、中にずっといたんで」
「そうか、なんか見たら物凄い人やから、大丈夫かなー思て」
「なんとかいけますけどこっちには、中川のことは、
なんも情報入ってこないです。中川・・」
「・・・・・うんそっちも、テレビつけてみて。
とりあえず。じゃ、また電話するわ」
「わかりました。はいじゃあ・・」
う〜〜ん・・・・。
428 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/03/28 23:50
更新age
大好きなバッファローと麒麟が出せて嬉しいなー
>>425の続き
「慌てモンやな」と、川島はかなり本気で腹を立てていた。
「恥ずかしいわ。ただの貧血か何かやのに救急車呼ぶて・・・」
溝黒はナースコールのボタンを押しながら、たしなめるような顔をした。
「そんな恩知らずなこと言うもんちゃいますよ。田村さん、ホンマに心配してましたよ。
当たり前ですわ、目の前でバッタリ倒れられたら」
天井のマイクから、看護婦の声がした。溝黒は陽気な声で、病人が目を覚ましましたと
報告した。
「せやけど、どこも何ともないねん、俺」
「何ともない人が気絶する?」松本が言う。
「あの時、腹減っててん」
・・
しかし
うーん
>>429の続き
溝黒も松本も吹き出した。それにつられて川島も笑う。松本が言った。
「川島君、結構大食いやからなぁ。でも、文句言う元気あってよかったわ」
「今、何時?」
溝黒は腕時計を見た。「そろそろ21時ですよ」
川島は驚いた。倒れたのが18時頃だ。ずいぶん長い間、眠っていたということになる。
川島の表情を見て、溝黒が少し心配顔に戻り、言った。
「そうですよ・・・。だからみんなビックリしてもうて。川島さん、倒れたきり
ピクリとも動かんし、しばらく寝かせて様子見ても、全然目ぇ覚ませへんし。
おまけに、いびきかいてるし」
「いびき?」川島は笑った。「嫌やな、それって、ただ寝てたってことちゃうん。
せやけど俺、いびきかいたりするはずないんやけどな」
>432
犯人説
>>433の続き
「そうでしょう、だから心配したんですよ。知りませんか?脳卒中で倒れたら、いつも
そんなことない人でも、おかしいくらい大いびきをかくもんなんですよ。宇治原さんに
聞いたんですけどね。どうしてそうなんのか、詳しいことは知らんけど、で、田村さん、
こいつひょっとしたら脳の病気で倒れたんちゃうかって慌てだして、救急車呼んだんですよ」
「脳卒中を起こすには、俺、若すぎると思うんやけどな」
軽く受け流しながら、川島は内心、冷たいものを感じていた。いびきをかいていた・・・
脳卒中を起こした人のように。
これも、あの能力が衰えてきていることと、何か関係があるのだろうか?
松本と溝黒に気付かれないように、川島は手の中の冷たい汗を握りしめた。そうなのだろうか?
気絶して倒れるなど、これまでの川島には考えられないことだ。それは、「あの能力が衰えていく」
という、やはり川島にとって思ってもみなかった事態と、関連を持っているのだろうか。
>435
(´`)
>439
ここの小説、バトロワスレみたくどっかでまとめてくれないかな?
関係ないけど、ここ@ななしさん@と鳩笛草いがいは書いちゃいけないんですか?
まだ、構想まとまってないけど書きたいなーって思ったもんで。
>439、440
>442
続ききになるね・・
444 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/29 15:25
>>441 書いちゃいけないってことはないと思われ。
2人だけのスレじゃないんだし、構想まとまったら書いてもいいと思うよ。
だけど、読み手が区別できるようにコテハンで書いてね。
スレまとめれる人居るかな?
居たらマジでまとめて欲しいなぁ
言っちゃいけないのか
殺人系ならなんでも書いていいんですか?
450 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/29 18:53
あー今448がいいこと言った
451 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/29 18:54
>>449 別に殺人系じゃないといけないことはないとおもふ
・・・
>452
オールスター感謝祭の小説かけませんか?
455 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/29 20:30
456 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/29 20:32
今度はbase以外のも読んでみたい
457 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/29 20:34
犯人予想
しかし
ありきたりすぎないか?某スレでもすごい扱いだったが。
いい加減sageでやれよバカども
あげ
関係ないけど
このスレでアエーマ知ってる人いますか?
465 :
名無しさん@お腹いっぱい:02/03/31 11:31
age
・・
そういえば
・・
レス全部読みました。一言、言わせて欲しい。
私が見るのを分かってて、メアド欄に間接的に文句を書くのなら、sageで直接
私に向かって「ウザイよ」ってなぜ書いてくれなかったんでしょう。
あと、私のことをウザイとか勘違いしてるとか思われてる方が結構いらっしゃる
ようですが、それは「鳩笛草が自分にとって全く面白くない小説しか書いてないくせに、
小鼻を蠢かせてるから」でしょうか。
私は自分のことになると、中々客観的に判断できません。判断できていたら、
とっくに修正していただろうし。だから、私のどういうところが「ウザイ」のか
教えて頂きたいです。できる限りは直そうと思っています。それでも私のことが
気に入らないなら、透明あぼーんして下さい。
あと、小説についてのアドバイスも欲しいです。私は文才ないので、色々建設的な意見
もらえると助かります。
一読者としても、このスレはマターリ進行であって欲しいのでよろしくお願いします。
>>452みたいに、折角書こうと思っている方が引いてしまうと残念なので。
長文多謝。
>>469 小説を書いてくれてる人に、文句ないと何も書かないからな。
なんだかんだと、いちゃもんつけたがる奴だけが書き込んでるからって、
そんなのは決して多数意見ではないぞ。
このスレだけで鳩笛草をウザいなんて思いもしない。
俺は、続きを楽しみにしてる。
受験勉強の息抜きにでも、続き考えてまた書いてくれ。
待ってるぞ。
>>469 470に同意。
キミの小説の続きをマターリと待っている人たちだってたくさんいる。(自分も含む)
いちゃもんつける厨は流しとけよ。寂しい奴なのさ。
続き期待してます。
>>470・471
同意。鳩笛草さん気にしないで小説がんばって下さい。続き楽しみにしてます。
>>470-472 同意。
私も鳩笛草さんの話をすごく楽しみにしてますので、頑張って下さい。
受験の方も頑張って下さいね。
>>鳩笛草タン
お互い頑張りましょう。
こればっか言っててすまんが。
>>鳩笛タン
470-743に同意。気にすることないよ。
鳩笛タンのお陰で宮部みゆき読むきっかけにもなったし。
続き楽しみにしてるよ。
なんやこのスレ・・・?
477 :
名無しさん@お腹いっぱい:02/04/01 22:28
age
478 :
名無しっぺ@:02/04/01 23:05
鳩笛さん気にしないで!
小説すごいおもしろいから!頑張って!
前から気になってたんだけど「鳩笛草」って何て読むんですか?
はとぶえそう?
あげ
>470-475,478
ありがとう。執筆する励みになります。
(同じような内容のこと前にも書きましたね・・・。)
>479
そうです。鳩笛草のエピソードは、後々出てきます。
補足>475
私は宮部みゆき作品の中では「火車」が好きです。「鳩笛草」もカッパノベルス
から出てるので、読んでみてください。(これも前に書いたが・・・。)
>>436の続き
まもなく担当医と看護婦がやってきて、簡単な診察と問診があった。川島は、意識を
なくしているあいだに、薄手のパジャマに着替えさせられていた。新品のパジャマだ。
溝黒が用意してきてくれたものであるようだった。
担当医は穏やかな口調で、川島の言うとおり、若い男性でも、疲労や貧血が重なって
貧血を起こすことはよくある、と認めた。特に、仕事が忙しくて不規則な生活をして
いたりすると、なおさらだ、と。しかし、ただの貧血なら、倒れたきり3時間も意識が
戻らないということは、ちょっと考えられない。それが気になる。川島の場合、重大な
病気の兆候がさしているとは思えないし、だから脅かすわけではないが、念のために
今夜は入院して、血液検査とレントゲン撮影を受けたほうがいいと、強く勧めた。
「あまり、のんびりしてられないんで・・・・」
川島が口ごもると、初老の担当医は感心したような口振りで言った。
「そうそう、吉本の芸人さんなんだそうですねぇ。大変だ」
「まだまだ若手なんですけどね。でも、だからこそ、具合が悪くもないのに
休んでられないんです」
今朝起きたときの気分は、いつもと変わりなかった。どこか具合が悪いとか、体調が
おかしいということなど、感じなかった。持病もない、倒れたときだって、直前まで、
なんの兆候も感じなかった------川島はしつこく説明して食い下がり、来週のうちに
時間をつくって検査を受けにくるから、今日はこのまま帰らせてほしいと頼み込んだ。
担当医が折れて、帰宅許可を出してくれるまで、小1時間かかってしまった。
「あいかわらず、頑固ですねぇ」と、溝黒が笑う。
松本は、「河本さんに怒られる」とかいう理由で先に帰ったらしい。
「でもホンマに大丈夫なんですか?ここで無理して、明日のガブンチョで大変なことに
なったら、baseの人らにもっと迷惑かけることになりますよ」
「わかってる。それは百も承知です」
川島は手早く自分の服に着替えた。シャツの襟が曲がっているのを、溝黒が直してくれた。
彼の指が首元をかすめたとき、川島はひらりと、彼の内側を見た。
485 :
鳩笛草 ◆NWLEBKXs :02/04/03 23:46
更新age
小説書きたくなったなぁ・・
一応sage
>486
是非お願いします。
では、いかせて頂きます。
ある夕方、いや朝か。朝にします。
その朝はいつもと違っていた。
何か暖かさの感じられる冬の朝だった。
雪が降っているのか降ってないのかは分からないけど。
ただ暖かかった。ここはダウンタウンDX収録スタジオ。
スタジオ4階の松本人志の楽屋には、浜田雅功がいた。
「いやいや、ここ俺の楽屋やぞ。」
松本は少し呆れ気味の表情で浜田に言った。
浜田の右手には栓抜きが握られていた。
「決めた。まずお前抜く。」
浜田の声が楽屋に響いた。
490 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/04 00:07
>>489 何故か知らんが続き気になる。
期待age
base以外のも新鮮でイイですね。がんがってください。
>>489 はははははははははははははははははははははははははははははははははははははは。
コテハンもってね
浜田はジリジリと松本との間合いを縮める。
松本はおもむろに昔コントに使った、
ミドレンジャイのマスクをかぶった。
浜田を動揺させるつもりだったのだろうが、
浜田は既にキレンジャイのマスクをかぶっていた。
「青にしとけばよかったな。」
浜田は松本目掛けダッシュする。
松本は携帯電話でキムを呼ぶ。
「キム〜!キム!助けて!キムキム兄やん!」
浜田の顔はミスチルの田原に似ていた。
ある日川島の元に一通の手紙が来た
「田村は預かった、返してほしければ・・・・犯人」
という手紙だった。
「これってもしかして・・・」溝口は言った、
「・・・・田村・・・・・・」
(゚д゚)ハァ?お前ダレ?
496 :
名無しさん@お腹いっぱい:02/04/04 18:42
age
>>495 494は新しい話始めたのかもしれないだろ。その反応はないと思われ。
まあメール欄が「ハゲ」だからどうか知らないけど。
溝黒の間違いだ・・・
501 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/05 03:00
バトスレがあんなに面白くなったのは@ななしさん@のおかげだったんだね
ますます尊敬
バトロワスレってもう読めないの?
三枝が死んだとこまでは読んだんだが、
菅や川島がどうなったのか知りたい
>503
読めるよ。
感想スレに行けば過去のも読めるURLどっかに載ってる。
意味わからんかったらスマソ。
>>503 ここへ逝け
www36.tok2.com/home/fool/br/
>>503 っていうかもうHTML化されてるよ。
だから探せ。
504、505、506
探した。見つけた。ありがとう。
人情未だ廃れず。
508 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/10 16:18
age
職業とか変えずに全く名前だけパロってもいいかな?
クロスファイアを主人公・友近はかなり似合ってると思ったんだが…
baseばっかりになるので却下
>509
クロスファイアの原作は「鳩笛草」の中に「燔祭」という名前で入ってますよ!
っていうか、始め「鳩笛草」で書くか「燔祭」で書くかでメチャメチャ悩みました・・・。
その上「『幡祭』で書くんやったら淳子は友近しかないな・・・」と思っていた
ので、書いていただけるとかなり嬉しいです。
>510、511
燔祭も読んだよ。でも燔祭って多田一樹が話の中心ぽくない?
あんまり多田一樹はインパクトないかなぁとオモテクロスファイアだと。
でもクロスファイア長いんだよなぁ…もうちょっと考えます。
確かに。クロスファイアの方が題名カコイイし好きだ。気長に待ってます。
クロスファイアは個人的には映画の方が好きだった
515 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/11 19:52
銀河英雄伝説やかまいたちの夜はできないかのー
516 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/11 22:54
晒しあげー
最近更新ないな・・。新しいのが読みたい。
>>484の続き
溝黒は誰かと一緒に道を歩いていた。顔が大きくほころんでおり、その「誰か」は
可愛らしい女性だった------川島の知らない女性だ。2人は手をつないでいた。
川島は溝黒を見つめた。彼は川島に背を向けて、ベッドを整えている。
「溝黒?」と、川島は小声で呼びかけた。毛布のしわを伸ばしながら、溝黒は「はい?」
と返事をした。
「もしかしてお前、最近彼女できたんちやうか?」
溝黒はパッと振り向いた。目を見開いている。口元が崩れて、照れ笑いが浮かんだ。
「・・・・なんでわかるんですか?」
川島は暖気のような安堵感に包まれた。ああ、ちゃんと読めた。
「なんとなく。なんか顔に書いてある感じがしたから」
溝黒は笑い、少し首をかしげて川島を見つめた。「川島さんのそういうとこ、変わって
ませんね」
「そういうとこって?」
「勘が鋭いっていうか・・・・。一緒に舞台に立ってたとき、僕、川島さんがよく空気
読んだ発言するんで、驚かされたもんでしたよ」
「そうかぁ?全然そんなことないと思うけど」
「ときどき、川島さんは他人の考えてることが読めるんちゃうかって思ったこともあり
ましたよ」
何気ない口調だし、これは溝黒の誉め言葉なのだが、川島は目を伏せた。
「もちろん、読心術とかそんなええ加減なもんとちゃいますよ」と、溝黒は続けた。
「でも、そういう天性の勘を持ってる人って、いてると思うんですよ。芸人にとっては
大切なことでもありますよね。だからこそ、麒麟は出世が早いんですよ」
age
521 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/13 15:33
麒麟て出世はやいんですか?
>>519の続き
現に麒麟は最近になって、仕事が急激に増えてきている。M−1グランプリで、
ダウンタウン・松本から好評価を得た影響だろう。
「NSCじゃ、こんなんを引き取ったんは間違いやったって思われてたみたいやけどなぁ」
溝黒は笑い、川島の肩をぽんと叩いた。
「しっかりやって下さいね、川島さん」
触れられた肩から、溝黒の心を占めている温かな感情が流れ込んできた。「幸せ」の
気分のかけらが、紙吹雪のように、川島の心の中に舞い込んだ。
「川島さんは絶対売れますよ。だから、身体は大事にしてくださいね」
「わかってる。サンキュ」
川島は頭を下げてみせた。
「よろしい」
「で、溝黒。俺、顔洗いたいんやけど・・・・」
「廊下を左に曲がった突き当たりが洗面所ですよ。僕はロビーに降りて待ってますから」
病室を出たところで溝黒と別れ、川島は洗面所に入った。歩いてもふらついたりしない。
気分も悪くない。ちょっとぼうっとしているだけだ。
古い建物のことで、洗面所は薄暗く、流しの前の鏡は曇っていた。覗きこむと、
起き抜けの冴えない目をした自分の顔があった。
両手のひらで、ぴしゃりと顔を叩いてみた。いい音がした。
さっきのは気のせいだ。自分の目を見つめながら、川島は考えた。あの能力と、今日の
昏倒------医師は川島が倒れたことを、そう表現した------両者に関わりがあるなんて、
早計に決めつけてはいけない。倒れたのは貧血のせい。そのまま眠ってしまったのは、
このところ寝不足気味だったから、体が眠ることを要求していたからだ。それだけのことだ。
能力が衰えかけてきているのじゃないかということだって、もしかしたら考えすぎなのかも
しれない。もともとこの力には、多少、波みたいなものがあって、非常に鋭いときもあれば、
低調のときもある。今回の場合は、低調の時期がちょっと長引いているというだけの
ことで---------
蛇口をひねり、勢いよく溢れ出す水の下に手をさしのべた。冷たくて心地よい。
525 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/13 23:46
age
489と493の続きが読みたいんですけど。
入り口近くにいたメンバーは、baseの廊下から誰かが走ってくる音に気付く。
ばたばたと激しく聞こえてくる足音に、顔を見合わせて耳をすまして聞いた。
角をまがって芸人達の前に姿を現したのは、原西だった。
そこにいた芸人達は尋常ではない原西の様子に驚く。
息を切らし、顔は強ばったままで動かずこちらを睨むように見ている。
芸人達は原西を見て何と言っていいかわからず、原西のほうが口を開くのを待った。
息を呑み、荒れた口調で原西が口を開く。
「須藤が殺さ、れてたあ!!!!」
芸人達の動きが完全に止まる。
顔が動かず表情をつけることが出来ない。
須藤が。殺されてた。
竹若が口だけを動かして声を出す。
「は 誰が ?」
「いや須藤があ、トイレん中で首から血ぃだして
あ、誰か、に殺されてる!!」
原西が興奮を抑え冷静に答えようとする。
原西は中川ではなく、須藤が殺されたと言っているのか。
「え、原西さんがそれを、見つけはったんですか?」
宇治原が一歩前に出て聞く。
「あ違う、スタッフ、○○が見つけて、その後に俺が見て」
○○は、若い女性スタッフだ。
「と、とりあえず誰かすぐ来てくれ!!こっちや!」
「あ、はい」
皆ろくに声も出ないまま原西についていく。
岡は目を血走らせて何かわけのわからないことを口走りながら必死についていく。
スタッフ何人かに急いで状況を説明し、スタッフ二人は原西達についていき、
何人かは他のものにも状況を説明するためそこに残った。
原西から須藤がトイレで死んでいたことを聞き、皆混乱していた。
しかし、以上事態だということ。
中川、須藤が死んだ、ということ。
須藤が首から血を流していたと聞いた。
そこにいた皆が、自分達に降りかかってくる事件を意識しはじめた時だった。
531 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/14 12:07
ななしさんが書いてた・・・age
532 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/04/14 12:12
あっ・・530は以上事態じゃなくて異常事態でした。ハズカシ
533 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/15 22:21
>>524の続き
能力。俺の力。
さっきはちゃんと読めた。溝黒はあんなに驚いてたやないか。鈍りつつあるなんて、
俺の考えすぎちゃうんか。
(芸人にとっては、大切なことでもありますよね)
大切どころか、川島はこの能力があるがゆえに、今までやってくることができたと
言っても過言ではないのだ。
両手のひらを丸めて水を満たし、川島はざぶざぶと顔を洗った。湯の蛇口もあるのだ
けれど、今は水の冷たさが必要だった。
目を覚ませ、明------自分で自分にそう呼びかけていた。しっかりしろよ、明。
数回顔を洗い、大判のハンカチで拭いた。手で顔をこすってマッサージしてやる。
すみません、私の不注意で名前欄を間違ってしまった上にageてしまいました。
>>533の文章は、鳩笛草 ◆NWLEBKXs が書いたものです。
>>533の続き
そのとき、川島はつと手を止めた。指先に妙な感覚が走った。いや、正確には、感覚が
走ったのではない。何の感覚もなかったのだ。
左目のすぐ脇の、こめかみのあたりだ。指先が触れているのに、そこの皮膚は麻痺した
ようになっていて、触感がない。
指先を立てて、少しずつ位置をずらしながら、こめかみの周辺を探ってみた。
間違いない------左のこめかみの、十円玉くらいの大きさの部分が麻痺している。
触っても、指のほうにしか触感がない。つねっても、皮膚が持ち上がる感じがする
だけだ。痛くも痒くもない。まるでその部分だけ皮膚が死んでしまったみたいだ。
皮膚が?いや、それとも神経が?
そろそろと手をおろして、口元を覆った。指の下で口唇が震え出すのを、川島は感じた。
536 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/16 13:40
更新されてるage
ななしタンも鳩笛タンも期待してるyo!!
きんきまれにみるage!!
538 :
名無しさん@お腹いっぱい:02/04/19 20:13
age
age
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ase
542 :
名無しさん@お腹いっぱい:02/04/24 19:19
age
541のアドレスは…本物?
544 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/25 23:06
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545 :
名無しさん@お腹いっぱい:02/04/27 18:50
age
546 :
名無し@お腹いっぱい。:02/04/28 14:25
age
廃れてきたなあ、このスレ
ほっしゅage
549 :
名無しさん@お腹いっぱい:02/05/01 18:18
age
550 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/03 05:39
age
551 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/03 15:34
お笑いバトルロワイヤルの本スレVOL.4も死亡
VOL.5建ってますよ。
552 :
名無しさん@お腹いっぱい:02/05/05 11:07
age
553 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/06 00:19
試験で忙しいのかなage
最近こないね。書いてた人達。サミスィ。
555 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/06 11:56
銀河英雄伝説の配役できる人いますか?大御所・若手は問いません。
何度も読み返してしまった。
あぁ白川さんはどうなるのか気になる〜〜
川島さんはどうしたんだ〜〜気になる・・・
新しくなんか書こうかな・・・でもミステリ書けないや・・・
base芸人小説しか書けないだろうし・・・
base芸人小説書いて欲しいです!
ミステリとエロ以外ならなんとか書けるるかも・・・
でもへたくそですよ・・・今までのななしさんとか鳩笛草さん
みたに文才ないと思いますし・・・
書ける方には是非書いていただきたいです。
書いてけろ
言うことコロコロかわるんですが、今日ずっと学校で練ってたんですよ。
そしたらちょっとミステリになってしまいそうです。
というわけで、今晩ぐらいから書いていこうと思います。
では書こうと思います。でも一日一回が精一杯です・・・(苦
もし物足りない方は以前から書いてるギャグ小説を書くんで言ってください。
「陣さんは神隠し信じます?」
菅広文がいきなり質問してきた。
それがあまりに突然だったため、陣内が発した言葉は
「は?」だった。
「いや最近ニュースとかで騒がれてるやないですか。だから気になって。」
菅はそのまま楽屋を出て行った。
陣内は不思議に思いながらもそのまま他の芸人と雑談に入った。
陣内はこのことを後悔することを、今はまだ知らない。
数日後。
宇治原が慌てた様子でbaseの楽屋に飛び込んできた。
「どうしてん宇治原?」
ジュースを飲んでいた須知が声をかけた。
宇治原は震えながら答えた
「菅の部屋から死体がでてきてん。」
ベタですね。。(恥
>556
いえいえ、続きを楽しみにしております。
久々に楽しみ!!
>>556 ガンバテクダサーイ
567 :
名無しさん@お腹いっぱい:02/05/08 17:36
sagaっていたのでage
>>563の続きです。
その瞬間baseの楽屋が笑いに包まれた。
「なに言ってんの?」
「アホなこと言ってんなよ。」
誰もがなにかのドッキリかと思っていた。
が、宇治原はずっと震えている。
「ほ、ほんまですって!す菅の部屋から今騒がれてる
行方不明者の一人の死体が出てきたんです・・・。」
宇治原は泣きそうになっていた。
そこにすごい勢いで高橋が楽屋に入ってきた。
「テレビ見てます?テレビ!今ね菅の家から死体が・・・」
高橋は楽屋でたたずんでいる宇治原を見つけ、後の言葉が出てこなかった。
テレビをつけるとニュースで菅の自宅が写っていた。
どのチャンネルでも同じようなことを言っていた。
“菅広文容疑者は現在行方をくらませています。”
完全に犯人扱いであった。
事務所の方では電話が鳴り止まない。
みんな途方に暮れていた。
それから24時間ほど経過した時、松本と吉本が慌てた様子で楽屋に入ってきた。
「河本さんが・・河本さんがいなくなりました!」
570 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/05/08 22:51
一瞬。
その場にいた者全員の動きが止まる。
須藤は女性スタッフ用トイレの一番手前の個室に、いた。
目から入ってくる情報として須藤の姿をとらえる。
喉を裂かれ、だらしなく頭をトイレタンクにもたげた須藤。
その体は、赤かった。
嗅覚でなんともいえない血のかおりをとらえる。
その時、足元に誰かが崩れ落ちるのに気付く。
目線を床にうつすとそこに岡が倒れていた。
「岡っ」
岡の体を起こさせると、岡は気を失っているようだった。
571 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/05/08 23:00
須藤の今の姿を見て岡がこうなってしまうのをわかる。
しかしこの状況に誰も対応することが出来なかった。
その場にいた皆は、その場から動かずに。
自分達が泣いているのか 恐怖を感じているのかわからなかった。
まだ誰かが 死ぬのだろうか。
ななしさん帰ってきたage
新しく小説書きさんも降臨したな。
573 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/08 23:02
最悪・・・
sageのまんまだったyo
遅くなりました。
また更新します。
やっぱりななしさんのはいいですね。ドキドキします。
わたしも勉強しなくては・・・。
明日、また来ます。
>>@ななし@さん
おかえりなさーい!展開、ものすごく気になります。
>>556さん
明日の楽しみが一つ増えました(藁
どちらもがんばってください!
>>576 ↑@ななしさん@でしたね…
ごめんなさい…。
@ななしさん@だー!頑張ってください〜。
579 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/09 19:55
>>569の続きです。
「家で一緒に飯食べてて、ビールを取りに台所まで行って帰ってきたらもういなかったんです。」
松本はその時の状況を語り始めた。その状況はまさに不可思議としか言いようがなかった。
「最初は隠れてるだけやと思って探したんですけど、何処にもいなくて。
そしたらちょうど吉本さんが帰ってきたんです。」
「帰ってきて松本の話聞いて探したんですけど、靴も財布も置きっぱなしやって。」
二人の話を聞き、楽屋はまた静まり返っていた。
すると原西が口を開いた。
「口止めされてたんやけどな、手紙が届いとってん。」
原西は一呼吸置いて言った。
「予告状や。菅と河本がいなくなるっていう内容の。」
↑わたしです。名前の欄入れ間違いました。
阿呆ですね。そのうえAgeてしまった。
恥ずかしい。ほんで短い・・・。
では明日も来ます。ほんま阿呆でごめんなさい。
581 :
名無しっぺ:02/05/09 20:53
@ななし@さんお帰りなさーい!!やっぱり面白いです!!
今後が気になる!!
556さん(でいいのかな?)の小説も面白いですよ!!
ハラハラします!
2人ともがんばってください!
582 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/10 17:50
更新に期待age
>>579の続きです。 今回二回に分けます。
時をさかのぼること一週間前。
原西は事務所の前を通りかかった。事務所には支配人と数名のスタッフがこそこそと話をしていた。
「これどうします?ほんまと思いますか。」
スタッフが聞いた。
「たぶんイタズラでしょうね。でもこの事は誰にも言わない方がいいわ。」
支配人が答えた。
「でも河本さんと菅さんが消えるってなんなんでしょうねー。」
一人のスタッフが言った。
“どういうことや?”
>>583の続きです。
話を聞いてしまった原西は迷ったが決心し声をかけた。
「どういうことですか?」
スタッフ達は一斉に原西の方を向いた。
支配人はしょうがないといった感じで話した。
その手紙は他の手紙とはあきらかに違っていた。
不気味な真っ黒い便箋で差出人の名前も切手も無く、ただbaseよしもと様"と書かれていた。
怪しみながらも中を開けると一枚の手紙が入っていた。
“タレント・スタッフ・支配人様へ
もうすぐ菅広文と河本準一になんらかの不幸が襲う。
たぶん誰にも止められないだろう。”
とだけ書かれていた。
イタズラだと思うが誰にも言わないで。と支配人は言った。
しかし現実に二人はいなくなった。
そうあの時、菅が言った神隠しにでもあったように・・・。
今回頑張ってみました。ちょっと長めになりました。
ミステリはやっぱり難しいですね。
ではまた明日来ます。
586 :
名無しっぺ:02/05/10 21:19
おお!更新されてる!
556さんの小説の展開気になるな〜。
587 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 00:19
koosinage
「何で・・・・」
かすれた声でそうつぶやき、再び田村は血を吐いた。
横たわった田村の体を蹴り飛ばす。
階段を転げ落ち、田村の体は痛ましく倒れた。
自分より数段上にいる川島の方に向き直る。
川島は恐怖に満ちた表情をしている。
いつもとは違う川島の様子を見て、笑いをこらえる。
川島の体は、動かない。
あれを、食べさせたから。
「あっはは」
小さく笑う。
目の前の情景が、この展開があまりにも滑稽で。
589 :
@ななしさん@ ◆vGBEN5n2 :02/05/11 12:29
川島のいる方へ一段近づいたその時。
非常階段の下の方へ続く廊下から足音が聞こえた。
足音が少しづつ大きくなってくる。
誰かに見られてしまったら終わりだ。
急いで川島の方へ近づき、内ポケットから1つのビンを取り出す。
絶望の表情の川島の頭を壁に押し付ける。
ビンの蓋を開け、中身を川島の口に流しいれ、階段を上って逃げた。
角をまがり、廊下を進むと非常階段の方から
川島のうめく声と、スタッフらしき人物が叫ぶ声が聞こえた。
達成感を感じ、ポケットの中の小さなビンを握り締めた。
次はあいつを。これで。
590 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 12:55
更新されてるage
麒麟は犯人じゃ無かったのか・・・
>>584の続きです。
陣内は後悔していた。
あの時の菅は何か変じゃなかったか?
あの時何か言いたそうじゃなかったか?
そういう思考がグルグルと頭の中を回っていた。
もしかしたら止められたかもしれない。
陣内はそっと楽屋を出た。
「ふぅ・・・。」
一人風にあたりながら陣内は煙草を吸っていた。
そこに黒い影が近づいて来た。
「どうかしたんか?」
「竹若さん!?」
竹若だった。元気の無い陣内を不審に思い後つけたらしい。
陣内はすべて話した。なぜか竹若に聞いてほしいと思った。
「そうか。気にしたらあかんぞ。」
やさしく声をかけた。
「あっ忘れとった。高橋が探してたぞ。」
思い出したように竹若は言った。
陣内は竹若に礼を言い楽屋に急いだ。
@ななしさん@のが更新されてる!!
ますます展開が楽しみです。
頑張ってください!!(自分も頑張らばあかんけど・・・)
593 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/11 22:51
更新されてるage。
書き手さんがんばれ。
age
>>591の続きです。
次の日、またあの黒い手紙が届いた。
内容は“白川悟実に気をつけろ”だった。
すぐさま白川に電話したが携帯も自宅も留守電だった。
打ち合わせの時間になっても来なかった。
3人目の犠牲者になってしまった。
手紙が来た時点で白川は行方知れずだったのだ。
須知と木部が話をしていた。
「どうなるんやろなこの先。」
「そうやな・・・俺も行方不明になってまうんかな。」
木部は不安と恐怖が入り混じった顔をしてつぶやいた。
“これ以上なんか起きたらおかしくなる!!”
心の中で思った。その気持ちはみんな一緒だろう。
しばらくして警察から連絡が入った。
○△山の山中で白川の血が付着Tシャツが発見されたのだ。
浜本と支配人が警察に確かめに行った。
楽屋内はそのことで異様な雰囲気になっていた。
今日はちょっと中途半端になってしまいました。
ごめんなさい。明日また頑張ります!!
597 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/12 22:42
更新されてるage
白も消えた。
今日はちょっとお休みします。
その分明日、二回分書きます。すまそ。
>>595の続きです。
「殺されてもうたんかな。」
土肥が言った。
「縁起でもないこと言わんとってください!」
宇治原が不安を吹き飛ばす勢いで怒鳴った。
自分自身何度もそのことを考えていた。
もし菅が死んでいたら、、そのことを考えるたび宇治原は不安になった。
「すまん。宇治原・・・気ぃ落とすなよ。」
土肥はばつの悪そうな顔で言った。
みんな暗かった。そして何かに怯えていた。
次は自分の番なのではないかと恐怖に包まれていた。
その中で竹若は一人予感していた。
「次は俺の番やな・・・。」
600 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/14 22:44
最近下がるの速いね、保守age
いっぱい書き込みあるー。るるる。