現在中国にて放し飼い中☆安積棍子 ♯2

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まず、私が送った内容;

(略)駐在の奥様方は非常に煌びやかに描かれ、中国人の衛生状態等に不満を
もっているという内容でしたが、
「親しみ」を抱いてる筈のお手伝いさんを先先月では「赤の他人」と言い、
子供の躾を棚に上げて他人の弁当に文句をつける、というのは如何なものでしょうか。(略)


編集部からの回答;

(略)中国の衛生事情については、なかなか受け入れにくい現実があります。
まず水道水そのものが茶色かったり、石けんを使って手を細かく洗う人は少なかったり、
野菜なども、高熱で調理するからなのか、日本人ほどきちんとは洗いません。(略)
上海ではこの夏、食中毒とB型肝炎が流行し、小さな子供を持つお母さんの間に
不安が広がっていたのも事実です(もちろん中国人のお母さんもでしょうが)。
ただ、中国の衛生状態について細かく描写するつもりは安積棍子さんにもなく、
そのような状況での日本人奥さんたちとの会話に、その辺が反映されてしまったと
いうことだと思います。
ご不快になられたということはお詫び申し上げますが、
特に中国人お手伝いさんを貶める意図はありませんでした。
習慣の違いは違いとして、また、おいしいものはおいしいものとして、
ただやはり不安なので目の前で作ってもらって子供と一緒に
おいしくいただいた、そのレシピはコレですよ、という内容かと思います。
他の読者の方からは、このレシピ通りに作ってみたらとてもおいしかった
というお手紙もいただいており、以前より様々な中華料理のレシピや日本と中国の
お国柄の違いなどについて大変ご好評をいただいております。
ちょうど次号(2001年10月号)で単行本1冊分になるため、最終回を迎えますが、
安積さんご自身は大変中国が気に入り、次のご主人の赴任先になる
北京に行くのを楽しみにしておられます。(略)