ときめきトゥナイトのエロネタを語るスレ Part2

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「あんたは……河合ゆりえ…!?」
「驚いた?お会いするのは、あなたたちの結婚式以来よね。どうぞ、中に入って」
俊はドアを閉めゆりえに向かう。
「Y・K…おれはてっきり神谷かと思ったよ。それにしても、どうしてゆりえさんがここに?」
「このホテルは私の父が手掛けたもので、今私がここを任されているの。
 あなたのパーティーも是非にと、当ホテルから神谷玉三郎さんにお願いしたのよ。」
「へぇ、驚きだな。じゃぁ、この豪華な部屋はゆりえさんの仕事部屋ってことか」
「そうよ。さぁ、そんなところに立っていないで、どうぞソファーにお座りになって頂戴」
俊は言われたとおりソファーに腰を降ろし、シャンパンを注いでいるゆりえを眺める。
ピンと糊の効いた白いブラウスに、黒の膝上10センチほど上のタイトスカート、
黒のハイヒールという何気ない格好だが、ゆりえの気品のある雰囲気に実に似合っている。
それに学生時代に比べて更に美しさ、スタイルの良さが増している。
「乾杯しましょ?」
チーンとクリスタル独特の透明な音を立て二人はグラスを合わせる。

「それにしてもあの頃ワルだった真壁君もすっかり有名人になって、もう1児のパパなのよね」
「お前もたいしたもんだよ。そうだ、日野とはどうしてるんだ?」
「克とは…私の高校卒業と同時に終わったわ。あなたたちの結婚式で久しぶりに会ったくらいよ。
聞いた話だと、もう結婚したとか…」
「…そうか。悪いこと聞いちまったかな」
「ふふ。私には恋愛より仕事の方が合ってるのよ。克との事はいい想い出だわ」
高校時代から変わらない、クールな微笑み方はゆりえの美しさを更に強調する。
昔に比べ、更に豪華さと気品のあふれる美しい彼女を日野には正直、不釣合いだと俊は思う。
毎日育児に追われている蘭世に比べ、生活感を全く感じさせないゆりえは俊にオンナを感じさせる。
ゆりえは以前のクールさに加えて何か妖艶さをも身に付けているかのようだ。
(こんないい女…そうそういないな…っと全く…俺は何を考えてるんだか…)