ときめきトゥナイトのエロネタを語るスレ Part2

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553柚子(仮)
古参者です…(大汗
『年頃〜second edition〜』

薄いカーテンの波を掻き分けて近付く人の気配。
この広く真っ白な世界にひとつ置かれたベッドに横たわり
おぼろげにその気配を感じながら蘭世は目を覚ますタイミングを計っていた。
一歩一歩近付いてくる足音に胸を高鳴らせ。
辿り着いた人影は瞼を閉じたままの蘭世に視線を落とし
ベッドに手をついて声をかける。
「蘭世…。」
それを合図に目を開けた蘭世は自分の元にやって来たその人物の顔を見て安堵の笑みを浮かべる。
「蘭世。愛してる…離したくない…。」
そう言って腕に触りまっすぐに視線を合わせる。
「真壁くん…!」
感激に瞳を潤ませる蘭世に俊が口付ける。
長い長い口付けを交わしながら暖かく大きな手がそっと胸に触れる。
その瞬間の胸の大きな音を気付かれてしまっただろうか。
それから俊の唇は額に、瞼に、耳元に、首筋に、鎖骨に、胸元に…次々と触れる。
触れる度にその場所が熱を帯びていく。
純白のシフォンのスカートに隠された脚の下をくぐらせた手が膝を立たせ
そのまま内股を手のひらで撫でる。
蘭世がぴくりと反応を見せると肩紐を滑らせ肩から少しずつ高さを増す方へキスを降らす。
膨らみを覆う布地を少しずつずらしながら唇は少しずつ強く触れる。
先端の蕾が顔を覗かせると大事に唇で覆い吸い上げ舌で触る。
丁寧にその一点を愛撫され身体の芯が痺れ、蕩けていく。
「あ…恥かしい…。」
思わず蘭世は胸を両手で覆う。
俊は黙ってその両手を外しまとめて片手で掴むと蘭世の頭の上の方で押え付け
もう一方の手で柔らかい乳房を掴み、再び蕾の愛撫に戻る。
唇は膨らみの下に移り、手が脚に移ると俊はその脚を蘭世の身体に付くように上げ
内股にもキスを降らせる。
脚の付根に辿り着き頼りない薄い障壁の上から舌を這わす。
びくびくっと身体を震わす蘭世の手首を縛める手を強める。
手首の痛みを感じながらも、その心地好い束縛に新たな感動が蘭世の中で芽吹き始める。
俊は舌を尖らせ今度は直接濡れた入り口を辿り割入ろうとする。
「……あっ…ああ……!」

「蘭世!いつまで寝てるの?!真壁くんはもう起きてるわよ。
 …まったく、変な声出して。仕様のない子ねえ…。」
椎羅が出て行った。
「………………。」
ぼっ!!
(きゃああああああああっっ!!私、なんて夢をっ!!いや〜〜〜〜っ!!)
蘭世はベッドの上でひとり身悶えた。