ロマンチックなネタが多いので、ちょっとコミカルに書いてみましょうかね…
(ついに来ちゃった…真壁くんとの二人っきりの旅行…!
やっぱり今夜は…キャーー!どうしよう緊張する!!)
「わぁ!素敵な部屋! 窓から海が見える部屋なんて素敵」
照れを隠そうとはしゃぐ蘭世。窓辺に立った彼女の背に…ドキ!
「へぇ いい眺めだな」(真壁くん…!こんなそばに…)
スルッと俊の元から抜け出し、部屋の中の冷蔵庫を開けてみる。
「暑いね な、なんか飲む? あ、それとも表に散歩でも〜」
「蘭世」 「は、はいっ!」
静かに名前を呼ばれ、つい裏返った声で返事をしてしまった。
「…いいから ここに来い」
耳まで真っ赤になってしまった…。真壁くんが腰掛けてるのは
その…ベッドで…。でもジッと見つめてる真壁くんの瞳には逆らえなかった。
少し間を空け座る。心臓はもう今にも飛び出しそう…!
スッと蘭世の髪を梳く、俊の手。全身の神経が緊張し、ビクッとしてしまう。
「…おまえがいやがることはしないから 今日は二人でいたいんだ」
優しい声…少しだけ怖かったけれど、今日ほど真壁くんの事愛おしいって
思った事がないわ……。
「いいの…真壁くんにだったら何…されても…」
そう、蘭世が言い切る前に、唇は塞がれ二人はもつれるように
ベッドに倒れこんでいった。
…まだエロくなってないや〜(照