萩尾望都 (2)

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499花と名無しさん
> イグアナの娘は母親が「子供を愛せない」問題を扱ってたけど
>「残神」は「愛のふりした別物」にとらわれた悲劇だと思う

私も、すごい納得!
このスレで昔、萩尾さんの残神のインタビュー記事の紹介がありましたが
それをさらに分かりやすくしたような表現だと思う。
私はあれを読んで「残酷な神=愛」だと思ったんですよね。

サンドラもグレッグも、極端に言えば自分なりにジェルミを「愛してた」。
その「愛」はジェルミ傷つけたってことですよね。
(ここで今更、虐待するのが愛か!とはつっこまないでね…)
犠牲的な愛、自分勝手な愛、思い込みの愛 etc…
言ってしまえば皆「愛」なわけで、大抵はその人の主観によると思う。

ここでもサンドラの「愛」の理解の仕方で議論されてましたが
そんな風に、人によって「愛」は千差万別で、諸刃の剣でもあるってことを
萩尾さんはテーマにしてたのかなーと漠然と感じました。
ある人にとっての愛が、その人を傷つけることもある…と。
それでいくと、こういう議論は作者にとっては嬉しいことでは?
…とは考えすぎかなあ?
どうでもいいけど、愛を連呼するのって、こっ恥ずかしい〜