萩尾望都 (2)

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229花と名無しさん
「マリーン」は私は結構印象的だったなあ。

結婚が嫌で海に身を投げた女の子が
一瞬見かけた青年が心に残って
タイムスリップして、その少年に会ってしまった話かと
思って読んでた。

で、そこで初めてその男の子に恋をしてしまった。
知れば知るほど惹かれてしまって
どんどんあの青年に近づいてく(当たり前だが)
で、現実の女の子と幽体の女の子は別々に存在してて

あの船の中で、重なって、他の人の者になるの嫌で
身を投げたんだと思ってた。
あの船で初めてあったんだし(現実)あの時が青年を見れる最後の機会でもあるし(幽体)

卵が先かニワトリが先か、みたいな延々に解けないループ
て感じで切なかったなあ。