おおやちき

「りぼん」「ぴあ（昔の関東版）」で活躍された
デコラティヴな画を得意とする少女漫画家さんです。

今はもう作品を発表されていないそうです。
内田善美さんとならんで「幻の漫画家」といえるでしょう。

わたしは「いまあじゅ」をぜひ読んでみたいのですが…
お持ちの方、感想をお聞かせください。

回転木馬（未完）も是非読んでみたいぞよ

＞１
リアルタイムで読みました。なんちゅーかですね、絵がもう人間ワザじゃなかったです。
これも出たのはもうずいぶん前なんですが、おおやさんの画集、宝物です。

＞３
いいですね〜「いまあじゅ」は古本屋巡っても無理なのでしょうか？

ところでおおやさんの描く男性って、セクシーですよね。

>>2
回転木馬は雑誌では完結したけど
出版社が最終話の原稿をなくしちゃったから出せないってきいてるよ？
私は飛び飛びにしかおぼえてないけど
どなたかあらすじ書いてくれないかなぁ？

小学校の頃、よく見てたけど、ほんっとに凄い絵だったよね。
描き込みのすごさったら未だに脳裏からはなれないよ。
美しかったぁ。かわいいんだけど芸術作品だったよねぇ。

>>5
ヒロインがミュリエルで
恋人が画家志望の黒髪のギイ
婚約者の恋敵がお坊ちゃまのシモォンだったっけ？
なんか婚約式でミュリエルがナイフで胸を突いて輸血するとかで
両親がA型なのにミュリエルがO型で母親が目を見開いて「なぜ！！！」とか叫んで
「次号へ続く」になったこまが頭に焼き付いています

＞7
あ、私もそれ読んでたかも・・・
そばかすのブス（？）なメイドが黒髪の方に片思いしてませんでしたか？
ずっと引っかかってて「タイトル捜索』スレできこうかと思ってたんです

漫画家としてはもう活躍されていないですが、イラストレーターと
しては健在ですよ〜。
本の表紙とか描かれていらっしゃいます。
…早川書房のＳＦ系、というのがナニですが。

ハードカバーの『アルジャーノンに花束を』←これは文庫が出ちゃいましたが。
映画化されたタイトルが『まごころを君に』で、ビデオのパッケージにも同じ絵が
使われていました（ピンクの地に、ピンクの花が乱舞する絵です）。
あと、文庫本でアン・マキャフリイという人の本。
タイトルは、
『ペガサスに乗る』　　『ペガサスを慣らす』
『銀の髪のローワン』　　『青い瞳のダミア』　　『ダミアの子供たち』
もう少しあったかも。あの美麗な絵は健在です。
上の文庫はいずれも、ガチガチのハードＳＦじゃなくて超能力を持つ人々の物語
なので（含む甘々ラブストーリー）、興味のある方にはご一読をお勧めします。

…ってか、おおやさんのイラストだ！と手にとって、ハマってしまったのですが。

「いまあじゅ」って忘れられない強烈な印象の作品。
でも最初読んだときストーリイが理解できなかった…
ただもう絵の精細さと奔放なイマジネーション（いまあじゅ、ですね）
に圧倒されるまま何度も読み返したけど。

んで、さっきも作品集「雪割草」を引っ張り出してきて
「いまあじゅ」他を読み返してみた。
やっぱり解るような解らんような。そして絵は色褪せず凄い。

わたしは、洒落たコメディーがやっぱり好きだな。
「この娘に愛のお恵みを」や「並木通りの乗合バス」とか。

「いまあじゅ」
そういえば、そういう作品あった（読んだ）ような…
おぼえてない…雪割草はしっかりおぼえてるのに！
なんとなくうっすらと記憶の霧の中に
浮かび上がってきたイメージが
スモモ位の大きさの実をかじる男の人の横顔なんだけど
そんなシーンありましたっけ？

>11
横顔じゃなく正面顔でだが、あったよ。
ちなみに「いまあじゅ」の実を囓りかけるシーン。

「いまあじゅ」の舞台はどこかの全寮制男子校だと思う。
ユグドラシルやらの話が出てくるし北欧かも。

ただし内容は、ほぼ全編が主人公の回想と空想なので
あんまし学校の場面は出てこない。

ああ、私もリアルタイムで読んでたクチです。
私は当時かなりのコドモだったんで、好きは好きでも、難しい話は
理解できなくて。「おじゃまさんリュリュ」なんか大好きでしたが、
今話題の「いまあじゅ」はなんじゃこりゃな感想しか持てなかった。
また読んでみたいんだけどなあ。

マイバースディという今も健在のティーン向け占い情報誌（？）に
挿絵してらしたのは知ってます。
ずんぐりむっくりの絵の周りには独り言のような文がびっしり…
確かそんな感じだったような。

復刻版は何冊くらい出てたんですか？
私はぶあつい全集を借りて読んだことしかないの

いつの間にか頭の中で正面顔を横顔に変換してたのね
それにしても、他にどんなシーンがあったか
見事におぼえていない…
読み返したいけど絶版？

「おんなのおっぱいは○度の角度でついてる」ってセリフありませんでしたか？＞いまあじゅ
最後に「マミー、パプー」って子供が走る後姿があったような・・・・・。
子供には難解な作品でしたが、なぜか惹かれました。

一条ゆかり「デザイナー」のアシしてましたよね
黒髪長髪キャラの脇役（執事？秘書？名前忘れた）ちきさんでは・・・

たぶんそうですよ♪

>>15
1990年に出たおおやちき作品集なら全３巻です。
（「キャンディとチョコボンボン」「おじゃまさんリュリュ」「雪割草」）

「デザイナー」の柾って、ちょっと浮いてたよね…（好きだけど）
当時の一条ゆかりとかおおやちきとかって、ロマコメとか描くと
雰囲気が似てたよね。

90年に出た作品集は持ってるけど、ほかにもぶあつい全集があるの？

>21
分厚い全集ってのは1978年にサンリオから出版された
おおやちき作品集「雪割草」のコトではないかと。
A5判ハードカバーなので「でかい本」という感じを受ける。
全作品収録ではないのだが。
っていうか、この本出てからもう20年以上になるのか…
見返しの発行年月日を見て愕然とした。

一条ゆかりと言えば
「アミ…男ともだち」って異色な作品があって
今思い返せば「いまあじゅ」と非常に通じるものがあるような。

さっきブクオフで1990年に出たおおやちき作品集の「おじゃまさんリュリュ」を
300円で買ってきました。さあ読むぞ！久しぶりだー！

>>22
そんな全集が出ていたんですか。知らなかった。
欲しいけど、入手が難しそうだなあ。

「アミ…男友達」知ってます。たしかに異色だよね、一条ゆかりのギムナジウム
ものなんて。しかも超シリアス。
「いまあじゅ」はああいうかんじなのか…読みたいなー

http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b8157673

自分はオークションにそれほど詳しくないんだけど、
高くないでしょうか？
それにしても、全集や作品集はなかなか出まわってないですね・・

「おじゃまさんリュリュ」の　気が遠くなるようなモブ（群集）シーン・・・
リュリュの髪もめんどくさそう　と思った消防時代・・・・よく描くなあ

>>25
まあ高いですね。入札もないし。
この時期のりぼんは最近かなり人気ありますが、
それでも、この1/3〜1/2くらいが妥当なトコ。

結局「いまあじゅ」は今までに単行本未収録
なのですね…再販も含め、なぜ？

「いまあじゅ」私も好きだな〜（リアルタイム世代じゃないです）
あと、「恋のシュガーワイン」「並木通りの乗合バス」
「この娘に愛のお恵みを」も好き！！
・・・「回転木馬」ですが・・・・
以前、ヤフオクに出た時大枚叩いて買っちゃいました(^_^;）←２万円

＞２８
「いまあじゅ」は「雪割草」に掲載されていますよ。

>>28
>>10さんが作品集「雪割草」で読み返して、と言っています。
私も持ってないんだけど、そこに収録されてるのでは？

回転木馬２万かー！切りぬきですか？
しかし原稿なくしたというのがほんとなら、出版社側もひどいね。

切抜きです＞回転木馬
全部コピーを取って、売りに出すか真剣に考えてますが

おおやちきなら、ぴあで連載していたパズルの総集編ムックを持ってる。
書き込みだらけでぼろぼろだけどね。

うむ・・・

「アルフォンスお先にどうぞ」のドーミエ氏と、
小泉純一郎総理大臣って、似てないっすか・・・うむ

フム

おおやちきさんのイラストで思い出したんですが、私の学校の教科書に
「商業法規」ってのがあって、「なんか丸っこいイラストだなー誰だろこれ描いてる
人」と思って裏表紙みたら「おおやちき」と書いてあってビックリしました。

「商業法規」の教科書にっすか(^_^;）
う〜〜む・・・

わ〜〜大矢ちきスレがある〜〜〜激感動。
私大好きだったんですが、小学生だったのであの世界になじむ友達いなかったんですよね・・。
あれからうん十年、回転木馬単行本欲しかったのにでなかったのはそういう
訳だったのですね・・すご〜くきれいだったのに、、、、残念。
(雑誌まんま持っていたのに、処分しちゃったのよね・・ため息)

>>5
回転木馬ラストは記憶によると・・
(以下ネタバレと思われる記憶)

ギイとミュリエルが実は兄妹だと知ってしまう。
その前に手紙かなにかで本当は兄妹じゃないって知ってて隠していたシモォンが
二人がいなくなって探しに行くと回転木馬の前の階段で二人が手をとりあって
亡くなっているんです。
(バックに美しく光る回転木馬。
手をとりあって座ったまま幸福そうに目を閉じている二人。
それを発見してがくっとひざまづくシモォンを後ろから描いた見開き絵。)
シモォンは、「兄妹じゃなかったんだ!!!いとこだったんだ!
僕が・・・兄だったんだ・・」と泣き崩れ、
確か、小さな女の子からなぐさめにすずらんをもらって終わりだったと
思うんですが・・。(最初ミュリエルとの出会いですずらん使ってましたよね?)

確かハヤカワＦＴ文庫のデイヴィット・エディングスの
「ベルガリアード物語」全６巻とその続編「マロリオン物語」全１０巻（？）と、
タニス・リーの短編集「タマスターラ」もおおやちきさんのイラストです。
「タマスターラ」の方は絶版で古本屋で探すのも大変そうだけど
「ベルガリアード物語」と「マロリオン物語」の方はまだ本屋さんに並んでいるかも？
それか古本屋を地道に探すと集めることが出来ます。
世代的にはリアルタイムにおおやちきさんのマンガは読めたはずなんだけど、
出会いのこれらの小説のカバーイラストの美しさにハマって、
全部集めてしまったのは私だす。（笑）

おおやさんの「絵独楽」、ついにヤフオクで手に入れました！

どうしてあんなに緻密な絵が描けるのだろう…
でも、キャラの顔の濃さが時代を表していますねー。

39さん＞５番です
ありがとうございます
ずっとこのスレで待っててよかった・・・胸のつかえが取れました

そっか･･･ラストは二人とも死んじゃったんですね
回転木馬、雑誌からの印刷でいいから復刻版が出ないかなぁ

>5=42さん
いえいえ、どういたしまして。(^^
本当に私も復刻して欲しいです。
今の技術だったら出来そうなのにね・・・。

田淵由美子さんの全集（南風社）でありましたよね＞雑誌からの印刷
（田淵さんのデビュー作＞雑誌からの印刷）