1 :
花と名無しさん:
大体プチフラワーに連載する作家なんですが、ちょっとマイナーかも・・・
題材も中国話ばかりで地味路線です。
でも、とっても好きな作家です。知っているひと、語り合いましょう。
2 :
花と名無しさん:2001/04/11(水) 00:27
「玄奘西域紀」からファンになりました。
今は孔明にクラクラです(三国志マニアなので)
3 :
花と名無しさん:2001/04/11(水) 00:32
「玄奘西域紀」すごいよかったですが、他のは読んでないです。
他に今読めるもので、完結してるやつってあります?
あんま本屋でみかけないのですが・・。
4 :
花と名無しさん:2001/04/11(水) 00:58
>>2 マニアの人から見て、あの話は読むに足る内容だと知って驚き。
私は「三国志」って吉川英治すら完読できなくて(途中で飽きた)、
ぜんぜん三国志に詳しくないんですが、あれ(時の地平線)を読んだとき、
ずいぶんイメージ合わないなあぐらいにしか思わなかったので。
私は諏訪緑嫌いな方で、脇役の造詣があまりに粗くて
主人公と差がありすぎるところがきらいです。
ストーリーがワンパターンなところも嫌い。
別のスレでも書いたんですけどね。
「よかった」と「絵がきれい」以外の誉め言葉を読んでみたいです。
(特に絵がきれいっていうのには到底同意できない)
5 :
花と名無しさん:2001/04/11(水) 01:30
うん、ワンパターンかも。でも、ワンパターンをつきつめたという
意味での完成度は高いと思う。友情とか、正統派の題材、直球勝負の人だと思う。
「玄奘西域記」なんてよかったよ。最後泣いたよ。
絵もきれいだと思う。ハザクだいすきだもん。
>4
ちっとも好きでない(興味持たない)人もいるだろうと思ってたけど
そこまで情熱的に嫌う人がいるとはかなり驚いた。
読んでみると結構アク強いけど、絵だけ見るとアク薄そうだから、
合わない人はサラッと読み飛ばしてるもんだと思ってた。
もしかして無理に薦められたりしたの?(←そういうのは良くないよねー。とつくづく思う)
私はあの絵好き。きれい、って思ってるわけじゃないけど。
少女漫画らしい飾り気は無いのに、色気を感じる。好みの問題か。
青臭さをうまく表現できる人だなあと思う。
主人公がいつも似てるんだけどね。(ワンパターンとはこのことか。なるほど)
でも別に厭きないな。
7 :
花と名無しさん :2001/04/11(水) 01:52
甘い物が嫌いな人に、「どこが美味しいのか説明してみろ」
っていわれてる甘党の気分…
上手い絵と好きな絵は別物。セクシーだと感じる絵が好き。
これも個人的な感覚だから「私は感じない」といわれれば
「ハアーそうですかー」としかいえない
話は面白いと思ってるから読んでるだけ。
吉川三国志は完読してるので、登場人物の違いも興味深く
読んでる。
8 :
花と名無しさん:2001/04/11(水) 02:16
>>4 2です。
「三国志」は書き手によって、人物の解釈の仕方に
違いがあるのが面白いところでもあるので、
諏訪さんの描く、孔明や曹操はもちろん、ほう統(字が出ない)は
斬新で興味深いです。
諏訪さんは物語の中に自分の伝えたいことが盛り込まれているので、
それに共感できれば「いい!」って思うのだろうし、
できなければ「同じような話ばかり・・・」って思うのでしょうね。
>脇役の造詣があまりに粗くて 主人公と差がありすぎる
そうでしょうか? かなりきちんと描かれてると思いますよ。
作品の流れを邪魔しないように、それでいて その人がいる意味や
死ぬ意味を無駄なく描いていると思います。
昨今はやりの漫画で、著者が自分の作った脇役なんかに
過剰に思い入れて、本編が一向に進まない、なんてこともあるし・・・
9 :
花と名無しさん:2001/04/11(水) 02:50
脇役ちゃんと描いてるよね。
いまの孔明はまだ様子見って感じだけど、
西王母とか結構良かった気がする。
まあ、好き嫌い分かれる作家だよね。
結構特殊っていうか、個性的っていうか。
絵アクないのにね。結構不思議かも。
10 :
花と名無しさん:2001/04/11(水) 12:53
最初の頃の絵と比べたら随分、少女漫画らしく
キレイな絵になったと思うんだけどなー。
話はあんまり色気がない感じ。
でも好きです。
11 :
花と名無しさん:2001/04/11(水) 16:27
4ではないけれど、
理性的で誤謬のない主人公が、対抗者に完膚なきまでの
論理的敗北をつきつける辺りに反感を感じることがある。
それを中和するためにか、主人公の隣に常に配されている
感情的な人物が、ただの狂言回しや、主人公の賢さの
引き立て役に見えることがありそれもなんだか鬱。
今度の主人公が「清濁併せ呑む」器の大きな人に成長するのを期待。
12 :
3:2001/04/11(水) 22:14
「玄奘西域記」しか読んでないので、絵がきれいとは思わなかった。
最初はうまいとも思わなかったけど、読んでるうちに、
あったかくてじんわりした味のある絵だなぁと思うようになり。
今はきれいなんですかね。
13 :
花と名無しさん:2001/04/11(水) 22:22
叩くほどひどくもないし、誉めるほど良くもない
ってかんじ。
嫌いではないんだけど、コミックスまでは買わないな…。
14 :
4:2001/04/12(木) 00:07
たくさんのレス、ありがとうございます。
>>8 >(脇役は)かなりきちんと描かれてると思いますよ。
>作品の流れを邪魔しないように、それでいて その人がいる意味や
>死ぬ意味を無駄なく描いていると思います。
>>9 >脇役ちゃんと描いてるよね。 (中略)
>西王母とか結構良かった気がする。
それは物語の上で脇役の設定がキチンとされていると
いうことをいいたいのでしょうけれど、
私が気になっているのはどちらかというと絵のほうですね。
(×造詣 ○造形です。変換ミス)
メインのキャラクターでも、思い入れのあるキャラ
(お気に入り?)とそうでないの(話をすすめるためには
要るけど作者があんまり気を入れて描いてない)には
画面上ですっごく差があるように見えます。
まるで、へのへのもへじ(いいすぎは承知で失礼)のなかに
唐突におきれーな顔の一部主要キャラが混じっていて
(それが味なのか?)中途半端な感じ。
それに加えて、そのおきれーなキャラだけを
引き立てるようなストーリー展開で、
うげーとなるわけです。
つまり
>>7さんのたまわく、
>甘い物が嫌いな人に、「どこが美味しいのか説明してみろ」
>っていわれてる甘党の気分…
そう、わたしは「甘いもの」が嫌いなだけなんですね。
お騒がせしました。
15 :
花と名無しさん:2001/04/12(木) 03:05
まあ、嫌いとか、苦手って人を説得する気もないけど。
脇役の描き方が粗いのは諏訪さんに限ったことではないと思うな。
主要人物とそうでない人の差があったっていいじゃん。
16 :
花と名無しさん:2001/04/12(木) 05:58
>>3さん
私は「さんそうの仮面」「西王母」(2冊でシリーズ完結)
新刊書店で買えましたが現在流通してるかどうか不明です。
↑のシリーズ、美形度が低いから好きなんです(笑
>>4さんの意見を読んで、「じょか」は重要な役だけど
気を入れて描いてないのかと感心してます。
(私は、ご自分の似顔絵に似たキャラにいい役させてるなーと思っていたので)
17 :
花と名無しさん:2001/04/12(木) 11:08
私はうつほ草紙から入ったのだけどそういう人はいないのかな。
それがきっかけでPF立ち読みしてました。
雑誌名すぐ忘れてPFを思い出すのにペンフレンドって覚えてたくらいだから、
2ch来てようやく隔月刊でプチフラワーと読むというのが私の中で定着しました(笑
>>3,
>>16 西王母って言うのが出てるのは知りませんでした。
全巻そろいはないでしょうけれど、うつほ草紙(全五巻)のほうが見かける気がします。
18 :
花と名無しさん:2001/04/12(木) 23:28
短編集(なのかな?)「紀信」はどうでしょう?
これだけ持ってないのですが・・・
あまり古くて絵が違うとちょっと嫌かなぁ〜なんて。
でも、雰囲気が相変わらずなら、探してみようかと思います。
19 :
花と名無しさん:2001/04/12(木) 23:34
>>18 「記信」良いですよ。
絵は古いですけど、あったかくて切ない話です。
ただ、絶版じゃなかったかな。
頑張って、探して是非是非読んでください。
20 :
花と名無しさん:2001/04/12(木) 23:40
>>18 絵は確かに今より随分荒削り
話の内容はかなりシビアですが
今の連載の原型のような気がします。
21 :
花と名無しさん:2001/04/14(土) 23:37
ちょっとあげ。
今、安能務「三国演戯」(講談社文庫)を読んでるんだけど、
孔明が「生意気な若造」チックで笑える。
つい「時の地平」と比べちゃったり
22 :
花と名無しさん:2001/04/16(月) 02:25
「玄奘〜」発見!
今読んでます。
お兄さんのキャラがいいなぁ〜。福々しくて。
救済age
あぼーん
25 :
花と名無しさん:2001/04/22(日) 14:47
蠶叢(さんそう)の仮面は昔、三星堆遺跡展みたいなのにいったら、
そこで売られててびっくりしました。
最近こそ中国文明展とか中国国宝展とかあったから知ってる人るだろうけど、
この作品が出た頃って一般の人はあまり知らなかったんじゃないかな。
でもまだ買ってなかったり…まだ買えるかな。
26 :
花と名無しさん:2001/04/23(月) 23:55
>>25 >この作品が出た頃って一般の人はあまりしらなかったんじゃないかな
そんなことはありません。
あの連載始まったときって、すでに三星堆遺跡展って日本に来てたし、
NHKでも特集番組やったりしてましたからかなり一般的な知識だった
思いますよ。
ちなみに私はなんてミーハーな奴だと思いました。
うわー・・・(黙)
28 :
花と名無しさん:2001/04/26(木) 04:54
なんか、いやな流れになっちゃてるな・・・
いいじゃん。ミーハーでも時事ネタでも。
中国歴史モノってだけでも嬉しいファンはいるんだからさ。
しかも、絶妙なマイナーっぷり。離れられない感じ。
29 :
花と名無しさん:2001/04/26(木) 12:54
好きだけど、主人公のライオン頭がちょっと…
30 :
花と名無しさん:2001/04/26(木) 20:27
>ちなみに私はなんてミーハーな奴だと思いました。
私は何て勇気のある人だと思いましたよ(笑)本人もだけど編集も。
世間的に知名度が高いことと、少女漫画読者に受けいれられる事は
全然別だから。
でもPFってそういうとこは他誌よりも何とかなるところなのか。
私は「蠶叢の仮面」は「うーん…」って思った方。
話の展開に都合の良すぎる部分があった気がして、
「西王母」の方は手を出さなかった。
手放して記憶が薄いんで、どこがどうとはコメントできないけど。ごめそ。
31 :
30:2001/04/26(木) 20:30
そういう自分は「玄奘西域記」と「うつほ草紙」は大好きです。
玄奘のお兄さんが念仏唱えてるだけで改心したというのも
充分都合いいんだけどね。
でもお兄さん好きだから許す。
32 :
30:2001/04/26(木) 20:35
>>31 誤>玄奘のお兄さんが念仏唱えてるだけで改心したというのも
正=玄奘のお兄さんが念仏唱えてるだけで盗賊が改心したというのも
33 :
お気にのセリフ:2001/04/27(金) 15:21
…………
…………
のっぺりしてるな
34 :
花と名無しさん:2001/04/27(金) 17:00
こんなスレ建ってる。びっくり。
「玄奘西域記」ではまって「うつほ草紙」で醒めました(w
「玄奘…」では漫画ならではの大胆な人物や設定の解釈が新鮮だった。
ナーランダー寺院を大学に見立ててヒッピーが出てくる(プラジュニャー
カラだったか?)のは笑ったけど漫画的にはありだろう。
「うつほ…」は話が広がりすぎ、いまいちのめり込めなかった。
今のはまったくわからん。
スレ続くといいなあ。
35 :
花と名無しさん:2001/04/27(金) 20:22
「玄奘西域記」の後に、岡野玲子の「ファンシイダンス」を読んだら
玄奘があんなに苦労して取経した経典の、あんまりな末路が描かれてて
泣けたよ…(笑)
36 :
花と名無しさん:2001/04/27(金) 22:45
「玄奘西域記」の「イスカンデルクーリ」を読んではまってしまいました.
うまくいえないけど、心に残るお話でした.
それで、「記信」とか昔のコミックスを買ったのですが、絵がいまいちで・・・
話はよかったのですが。「記信」ともう一冊あったと思ったのですが、
すでに売ってしまい、題名が思い出せません.誰か教えてください.
もう絶版になってしまったし、文庫化を待っているのですが、いつになるやら。
37 :
花と名無しさん:2001/04/28(土) 00:05
久々に覗いたらこんなスレが! 1に感謝。
自分は絵は雑でも話の濃い漫画が好きなので、諏訪緑は「玄奘〜」から愛読してますー。
キャラの性格が丸いところに(性善説的)、読んでて安心感を覚えるんでしょうね。
まー、史実と違う場合もあるのでしょーが。
主人公のキャラだけ攻撃的聖人君子っぽいのも、他者との関わりあいの中で成長する
姿を描きたいんだろうなーと思って読んでます。
キャラと同世代(いるのかな?)だと気に触るだろう描き方も、年配になると(^^;)
「うーん、頑張ってるのね」てな感じになるかと。
個人的には、中国メインよりも西域話をもっと描いて欲しいです。
39 :
花と名無しさん:2001/04/28(土) 11:16
「イスカンデルクーリ」は良かったよ〜暗いけど。
初めて読んだときはまだ若かったからクーリや玄奘の側に立って読んだけど
この間読み返したら、ダメ親父の方にホロリときてしまった。
40 :
花と名無しさん:2001/04/28(土) 16:03
36です。
探しているのは、「西王母」ではなくて、「玄奘西域記」より前に出ていたものなんです.
もしかしたら「記信」より前かも。
短編がいくつか入っていて、日本の古代物とかがはいっていたような・・・
さっぱりおもいだせない。
41 :
花と名無しさん:2001/04/28(土) 16:33
>>40 紀信より前・・・?
今手元にある「玄奘〜」1巻(初版)を見たけど、
諏訪緑の本て「紀信」と「玄奘〜」しか書いてないよ。
違う出版社のなのかなぁ?
そういうのがあるんなら是非私も知りたい。
42 :
花と名無しさん:2001/04/28(土) 19:01
前に諏訪緑さんの本しらべたことあったけど、
玄奘より前は紀信以外みつからなかったですよ。
そういえば時の地平線って2がでてたのね。知らなかった。
買いに行かねば。
43 :
花と名無しさん:2001/04/28(土) 20:29
「紀信」の中にも日本の古代ものは入ってましたよね。
って私は未読なんですけど。
(どこかで内容紹介だけ読んだ記憶)
くそーう読みたいよ紀信。探してやるー。
44 :
花と名無しさん:2001/04/28(土) 23:59
諏訪緑さん題材の解釈が不思議なトコついてくるので買ってます。
紀信以外の日本舞台ってうつほ草紙だけだった気が。
まっすぐな男キャラも良いけど、
一の宮とか英とかこの人の描く女性も割と好きです。
45 :
花と名無しさん:2001/04/29(日) 00:16
私の勘違いだったのか?もう一冊本があるのって。
あったよーな気がしたんだけどなあ.
日本の古代の話しは記信に入っていたのかも。
(なにしろ記憶があやふやなので)
そういえば、以前三蔵法師展(?)を博物館でやった時、
朝日新聞でその内容というか、ガイドをを諏訪緑さんがかいていました。
しっかり玄奘やハザクも見て回っていましたよ。
玄奘西域記って実はメジャーだったのか、と感動してしまった覚えが。
46 :
花と名無しさん:2001/04/29(日) 02:12
>>45 うっそそんなのあったの?
見た―い!いつごろの朝刊?夕刊?
47 :
花と名無しさん:2001/04/29(日) 07:37
まちがえた。三蔵法師展じゃなくて、仮面の王国展だった.スマソ
西王母の舞台の。
三蔵法師展は最近でしたね。
ちょうど、西王母をやっていたころなので1〜2年ぐらい前かな.
朝刊だったような・・・ かなり大きく紙面をつかって、書かれていました.
何しろ記憶があいまいなので、いつだったかははっきりおぼえていないです。
まさか、新聞でハザクや玄奘に会えるとは思えなくてうれしかったのを覚えています.
48 :
花と名無しさん:2001/04/29(日) 08:14
やるなあ朝日新聞…見たい…
プチフラの三蔵法師展レポも嬉しかったわ。
たまたまプチフラ立ち読みしたら玄奘とハザクがいたので
なんだか目頭が熱くなっちゃって(笑)それまで買ったことなかったのに
レジダッシュしてしまった。
49 :
花と名無しさん:2001/04/30(月) 00:11
>>47 私も見たい!
連休中に探しに逝ってきます!
50 :
お初です:2001/04/30(月) 00:55
朝日新聞の件ですが、横から失礼します。
日記帳に貼った切り抜きを見たところ、
1998年6月23日火曜日の夕刊に、諏訪緑さんが絵と文を書かれてます。
『「三星堆−驚異の仮面王国」展 あと1ヵ月』という記事です。
諏訪さんの自画像(?)や仮面の絵は描かれていますが、
ハザクや玄奘等のキャラクターは描かれていませんので、
47番さんがご覧になった物とは違うかも知れません。
49番さんのご参考になりましたら幸いです。
すみません、間違えました!
>49番さんのご参考になりましたら幸いです。
48番さんのご参考になりましたら、です。
49番さんがお探しなのは、プチフラワーですよね…。
52 :
48:2001/04/30(月) 08:13
>>50さん
情報ありがとうございました。
まとまった時間ができたら、図書館に探しに逝ってきます!
53 :
花と名無しさん:2001/05/01(火) 22:07
age
54 :
花と名無しさん:2001/05/02(水) 20:43
うつほ草紙のナジャ船長って
国の復興の方はどうなったのかな。
55 :
501:2001/05/03(木) 05:04
初めてお邪魔します。
諏訪緑ってすごい好きな漫画家なのに、
語られてるところ全然見たこと無かったので、ここにたどり着けて嬉しいです。
>54 初めてきていきなり書き込むのは不安も有ったのですが、花と名無しさんが、
あんまりにも、長年の疑問をズバリ口になさってるのが嬉しくて、
お邪魔してしまいました。
ホント、どうなったんでしょう?
56 :
花と名無しさん:2001/05/03(木) 15:43
>54
私も気になった。つっこんでいいのかナジャの妹とカリフは一体…。
絵はこの頃が一番トーンとか綺麗だなと思ったけど
この話だけ他の作品と違って異様に暗かった気がする。日本だからかな。
諏訪緑、作家さんが新聞で勧めてたのを見かけて何となく嬉しかった。
PF月刊化してほしい…;
57 :
花と名無しさん:2001/05/03(木) 20:15
「時の地平線」の2巻買いました。
周瑜さんが伝説?の通りハンサムさんに描かれてますね。
でも後に登場する奥さんは伝説を裏切ってまあまあの可愛子ちゃんなのは
やっぱりブスに描いたら可哀相という諏訪さんの親心なんでしょうか。
>>56 PFは、月刊化どころか廃刊の噂までありますね。
残神終わったらどうなんでしょう。
58 :
花と名無しさん:2001/05/03(木) 21:41
>うつほ草紙
一回目からたくさん人が死んで、親も殺されて、親友も自分のせいで死んで、
それ全部背負った呪われた主人公も絶望の中で死んで怨霊になって。
こう書くと本当に暗い、暗すぎる(笑)
でも無邪気な仲忠と前向きな一の宮のカップルは良かったわ。
仲忠もトシカゲと違ってあまり悩まないタイプだし。
同じタイプだったら救いようがなさそうだ。
>>57 もしPF廃刊したら諏訪さんどうなるんだ……
頑張って欲しいですPF.
59 :
花と名無しさん:2001/05/04(金) 17:01
周瑜の髪型はオッケーなんだろか、孔明より罪人っぽいんすけど。
彼は定説通り美形ですね。ホウ統が美形なのは面白い。
諏訪さん、PFで農業とか水理学を描いてる辺りが英とダブる…。
うつほ草紙は一の宮が救いでした。でも春音のセリフは泣いてしまった。
>廃刊
公式HP見る限り噂の域を出ていないような。三顧の礼まで持ってくれ。
60 :
花と名無しさん:2001/05/04(金) 20:25
廃刊の噂自体はずっと前からありますよね。
残神の終了を乗り越えて、今回も噂で終わってくれることを祈ってます。
私もちょこちょこ三国志ものは読んでますが
あんなかわいいホウ統は初めて見ましたよ…
61 :
花と名無しさん:2001/05/05(土) 23:27
服装が好きです。出てくるキャラの。どこの民族かよくわからなくて(爆)
ハザクも良かったなあ…
「時の地平線」2巻から中表紙のカラーページが無くなったのが何というか
経費削減の匂いが漂ってるというか;カラー綺麗だったのに…勿体ない。
62 :
花と名無しさん:2001/05/08(火) 00:34
>>57 >でも後に登場する奥さんは伝説を裏切ってまあまあの可愛子ちゃんなのは
>やっぱりブスに描いたら可哀相という諏訪さんの親心なんでしょうか。
奥さんて出てきてた? 気付かなかった・・・読み返さなきゃ。
63 :
花と名無しさん:2001/05/08(火) 01:53
あっしの地元、長野には「JA諏訪みどり」という農協がある。
農協の名前の後に先生の作品を知ったんで、びっくりした。
同じく長野の「JAいいやまみゆき」はなんかのイベントの時「飯山みゆき」さん(一般人)を招待したんだって。
先生招待してくれないかな??
ユニークななまえだなぁ。<JA
諏訪みどりってお茶の銘柄にありそう。
65 :
花と名無しさん:2001/05/08(火) 21:58
>64
有るようです。諏訪緑で検索かけたらお茶と、諏訪市の広告ページが
かなりの数引っかかりました。
諏訪緑(漫画家の)って、自己紹介で好きな漫画の項に名前だけ有る、って
程度のファンは結構居るみたいだけど、語ってくれるほど好きな人ってあんまり
居ないみたいで、苦労の割に報われなかった・・。
ここが一番の収穫でした。いいサイトが有ったら是非教えてください。
66 :
花と名無しさん:2001/05/09(水) 18:32
ファンサイトあったら通うのになー。
誰か作ってくれないかな。
………………他力本願。
67 :
花と名無しさん :2001/05/11(金) 21:55
>66
私も作ってもらいたいです!でも隔月刊で著作物が少ないのが…
サイトは作りにくそう。作者が作ってくれればなあ。
2巻で、安期生が再登場してましたね。個人的には意期出して欲しかった。
(マイナーキャラだけど)
68 :
花と名無しさん:2001/05/12(土) 01:50
意期は無理でしょうね。
不老不死の才能ないから(笑)
華だの髪質は安期生ゆずりだとしたら、
鼻穴がちょっと広めなのは、眉寿ゆずり?
69 :
花と名無しさん:2001/05/12(土) 03:05
安期生の再登場には驚きました。皆さんどう思ってらっしゃるのでしょう?
これからも出るのでしょうか?出て欲しいような、不安なような・・。
>67さん
意期の再登場は、私も希望してます、けどやっぱり無理っぽいですね。でも
意期って脇でもマイナーキャラではないような?
諏訪緑ってお気に入りの脇キャラ(プラジュニャーカラとか、ナジャとか、
今回は・・うーん華だ?大穴で曹操?)をすごく大事に描いてる気がしますし、
意期ってすごくお気に入りっぽいように思えるんです。
70 :
67:2001/05/12(土) 20:23
>69さん
玄奘とかハザクとかに比べたら意期は知名度低そうかなーって。
好きなんだけど殆ど知ってる人が…主要キャラでしたね、最後の方。
今の連載では華陀、力入れてますよね。
でも眉寿をどよーんとさせたら華陀に確かに似てる(笑)
71 :
69:2001/05/14(月) 23:41
せっかく、70達成したのに、止めてなるものか!という書き込みです。
なにせ、連載が二ヶ月にいっぺんで、作品数も少ないし
語るべき話題もつきてきますね。
熱く語りたい気持ちはあるのに。
>70さん
やっぱし、諏訪緑の代表作って玄奘西域記なんでしょうね。そりゃ、すごい
好きな作品だけど、なんだか最近の知ってる人が少ないって悲しいです。
他の作品もいいと思うんですけど・・。
72 :
花と名無しさん:2001/05/15(火) 04:25
いま、掲示板一覧見てたら「戦国英雄ネタ・三国志、戦国時代」版が出来てるのを発見しちゃった。
三国志関連のスレをフラフラ見てこようかな〜。
73 :
花と名無しさん:2001/05/15(火) 09:20
>>67~70
シリーズとは知らずに、タイトルに惹かれて「西王母」を先に読んだので
「蠶叢の仮面」の意期にはぶっとびましたっけ・・・
74 :
花と名無しさん :2001/05/15(火) 20:31
語ってみよう…かな。諏訪緑は隠れファンが多いのでは…何となく。
意期、蠶叢の仮面では口紅みたいのつけててひっくり返るかと思いました>73
意期って三国志で劉備に死の予言を告げる仙人がモデルじゃないかなあ。
名前も意期だし陰地術とかも同じ。連載が続けば出るかも??
なぜ隠れる・・・
76 :
花と名無しさん :2001/05/15(火) 23:45
>75
反応までのタイムラグが辛いから(笑)
検索すると好きって人多いけど。感想サイトは一つだったかな?
sage進行
78 :
花と名無しさん:2001/05/15(火) 23:56
全く、何故隠れる・・。と思ったものの、諏訪緑が好きであるということを
アピールする機会なんか無いですよね、あんまり。
言っても知らない人の方が多いし。でももっと布教すべきだったのかな・・。
とか最近思います。PF危ないとか聞いたら、切実にファン増えて欲しいし。
>74
そうなんですか!?意期って。ということは、前のシリーズから今回の連載
予定してたってこと?人気落ちちゃって、人気獲得をねらってメジャー路線走ったのかなあ
と、いらん危惧をしてたのですが・・。よかったあ。
79 :
花と名無しさん :2001/05/16(水) 21:56
じゃあ身近な人の感想でも〜。
男友達に「玄奘〜」貸したらホモチックだけどいい話だねェと言われました。
でもってクマーラが一番好きって。確かにいいキャラだったな。
>78
安期生とかも調べてみると楽しいですヨ。中国史は奥が深い。
80 :
花と名無しさん:2001/05/16(水) 23:00
「玄奘〜」って、やっぱホモチックなんですか・・。なんだか、よその
サイトで、「安易なホモ漫画」って言われててショックだったんですが、
玄奘とハザクってやっぱ「ホモチック」が第一声にくるくらいそれっぽいのでしょうか?
>79クマーラ(笑)、むちゃくちゃ懐かしい。
「うつほ草子」にはまって、アッバース朝とか調べましたけど、笑っちゃうくらい
史料なくって。ムータシムが実在したってことくらいしか、わかりませんでした。(ヘボい)
81 :
花と名無しさん :2001/05/16(水) 23:53
布教…大手雑誌に連載してたら線の綺麗な古くない画風といい今よりウケたかも。
でも地味だけど話重視な雑誌に連載してたからこういう漫画描けるような気も。
>80
最後「連載続けたらこの二人どうなるかと〜」って作者コメントしてたし(笑)
82 :
花と名無しさん:2001/05/16(水) 23:54
>>79 自分も男です。確かに男から見るとちょっとあれは行き過ぎ。
物語としてはもっとドライに描いても良かったように思う。変な勘ぐりが
入っちゃって、むしろ本来の魂からの純粋な友情てとこが薄れてしまって
残念。
「安易なホモ漫画」かあ。
本当に安易なホモ漫画がどんなものか知らないか、
普段余程高尚なホモをお読みなんでしょうね、その人。
いや、漫画のホモ度を判断するのに
本人のホモスキルは関係なしでいいんですけど。
まあとにかく何かどこかが癇に触ったんだろうな。
玄奘とハザクの友情は、男同士の友情としてはリアルじゃないんだろうなとは
思いますけど(女が夢見る「男の友情」って感じ)
ホモと捉えるも友情と捉えるも、読んだ本人の自由にしていい程度の
微妙な友情だと思ってます。
それを一言で表せば「ホモチック」なのでしょう(笑)
84 :
花と名無しさん:2001/05/17(木) 04:31
>>83 ホモスキルって・・・(爆
いやー笑いました。久々に純粋に言葉だけで笑ったよ。
私も「玄奘〜」の二人のあの微妙な空気が好きでした。
今はやりの「作家内ホモ設定を隠して表面フツーに描いてる」友情とは違うし。
85 :
花と名無しさん:2001/05/18(金) 00:06
>>81 最後「連載続けたらこの二人どうなるかと〜」って作者コメントしてたし(笑)
えっ!?どこでのコメント?
どんなニュアンスで?よかったら詳細お願いします。
作者にもそんな風に思われていたんだ!びっくり!
86 :
花と名無しさん:2001/05/18(金) 00:08
>>81 私もそれ知りたいっす、
作者も流れのままに続いてたら危ないと思ってたのか・・・
孔明とホウ統はそんなことないといいな・・・・
87 :
81:2001/05/19(土) 00:33
連載最終回のあとがきコメントです。玄奘・ハザクに挟まれた作者の絵と
「この二人別れてくれて良かったこのまま連載続けてたら〜」と
吹き出し外にラクガキしてあった(笑)
やっぱラストの方はサービスだったんでしょうね。ホモ云々というよりは
漫才に近かったと思うんだけど…あんま深く考えなくても、楽しかったし。
88 :
花と名無しさん:2001/05/19(土) 00:42
あれはホモじゃないよ〜。
男の友情に対する女のドリームは入ってるかもしれないけど、
ホモではないよね〜。
作者もそのテの人ではないし。
読む側のホモビジョンでそう見えるだけではないかと・・・
89 :
花と名無しさん:2001/05/19(土) 00:52
>>88 あれはちょっときわどい線だと思う。それとなく匂わせてると思えなくもない。
正直男同士の友情はあんなべたべたな感じにはならない。
90 :
花と名無しさん:2001/05/19(土) 01:32
>正直男同士の友情はあんなべたべたな感じにはならない。
そのへんがドリームかと・・・
>>89 玄奘・ハザクは漫才コンビで
諏訪先生いわく「ボケ」と「つっこみ」。
91 :
花と名無しさん:2001/05/19(土) 01:38
でもこれを「受」と「攻」ってとる人も
いるんだろうね(泣)
92 :
花と名無しさん:2001/05/19(土) 01:43
玄奘しか読んだ事ないのですが、他何あるんですか?
タイトルと簡単な内容紹介希望〜。お願いします。
私は、玄奘たしか「ぱふ」で紹介されてたのがきっかけでみたんだよね。
当時の「ぱふ」には感謝。
インタビューとかもあったような。
93 :
花と名無しさん:2001/05/19(土) 02:13
>>90-91
うーん。ダ○ンタ○ンでも受攻が成立する世界だからな。
94 :
風邪と菌の名無しさん:2001/05/19(土) 11:16
諏訪さんはヤオイスキーさんかと思ってました。
うつほ草紙にはキスシーンもあったし。
あのシーンには本屋さんで立ち読みしててあやうく本を
おっことしそうになりました。
>>93 やおいは「関係性」に萌えるものなんで、物体が2つ以上存在すればやおれます。
なんだかな…やおいの話はもういいよ。ワケわかんないし。
96 :
花と名無しさん:2001/05/20(日) 07:24
そういう時は自分で新しいネタをふるものでは。
>>92用に玄奘以外のタイトル羅列しておきます。
あらすじは…どなたかお願いします。
『うつほ草紙』全5巻
『蠶叢の仮面』
『西王母』
『諸葛孔明 時の地平線』現在2巻まで
97 :
花と名無しさん :2001/05/20(日) 10:52
>そういう時は自分で新しいネタをふるものでは。
…何かだんだん強制的になってませんこのスレ、ちとコワイ。(笑)
というわけで『うつほ草紙』は古本屋のみ入手可能。絵は綺麗。
舞台は平安時代、何でも願い事が叶ってしまう琴の力を封印するまでの話。
2巻まではお勧め。それ以降は暗くてもの悲しくオカルティック。読むのが辛いかも。
やおい好きな人は時の地平線とうつほがオススメかな。そういう要素があるかも。
西王母は封神演義とか好きな人は楽しめるかも。お馴染みの人物が出てくるので。
書店に置いてあるのは『諸葛孔明 時の地平線』、他は取り寄せです。
くわしい紹介はどなたかヨロシク。
98 :
花と名無しさん:2001/05/20(日) 14:21
あれ、記信ってありませんでしたっけ?
以前このスレで話題にのぼってたけど、私は持ってないんで
詳細わからないんですが。
99 :
花と名無しさん:2001/05/20(日) 14:30
『紀信』ですね。でも私も見たことないです。
絶版みたいだし…
100 :
花と名無しさん:2001/05/20(日) 22:54
「紀信」は諏訪緑さんの初期の短編集です。
「邪論の極意」など諸葛孔明が主人公の話や、
ギリシャのクレタ文明を題材に扱ったものやら、いろいろあります。
「玄奘西域記」以前の諏訪さんは(短編とゆうこともあって)
一般には知名度が低かったようですが、面白さは今とかわりません。
むしろ今みたいに売れる前だったので、商売ッ気をだして美形キャラを出したり
ホモくさくしたり、とゆう部分が一切なくて良質な作品だと思います。
(個人的には、この頃が一番好きでした。)
ちなみに、単行本には未収録ですが、「バラモンの塔」とゆうエスパーとかが
出てくるSF作品もありますよ。
101 :
花と名無しさん:2001/05/21(月) 07:44
うろ覚えですが
孔明が逃げてきて「草になりたい」と言ってる話や
パンドラの話がありましたよね。
102 :
花と名無しさん:2001/05/21(月) 20:09
そうです。「予知の輪」とゆうパンドラの話と、
あと「おろち舞」(たしかこんな題名だったと思います)とゆう古代日本モノ。
それと諏訪漫画で唯一の学園ものも収録されています。
諸葛孔明が主人公の「邪論の極意」は雑誌に掲載当時、表紙のあおり文句が
なぜか異色歴史コメディーって書いてあったのを覚えています。
(多分探せば今でも当時のPFを持っています。
ちなみに、その頃わたしはまだ小学生でした。)
103 :
花と名無しさん:2001/05/21(月) 20:33
>紀信
持ってます。さっき読みかえしました。
中国・日本・ギリシャ(?)の昔話や現代学園ものとか
多岐に渡ってます。初めて買った諏訪緑さんのコミックスが
これなんですが、今より描線が太めで絵もわりとあっさちしてて、
初めて手に取った時「何か坂田靖子を彷彿させる人だな」と
思った記憶があります。今は描線が細く見目麗しい雰囲気で
全然印象が違いますが。
104 :
花と名無しさん:2001/05/21(月) 21:33
私も初期の頃の諏訪緑さんは、坂田靖子さんに絵も話しも
系統が似てるなあと思ってました。
靖子さんの「葛の葉」とゆう安部晴明の話とか
本当に雰囲気が似ています。簡素でも暖かい絵柄や、主人公の
若者のちょっと人が良いけど頼りないような性格や、なんだか
切なくてやさしい巧みなストーリーも。
世に阿部晴明が出てくる漫画は腐るほどあれど、私にとって
一番は、この諏訪さんに作風の似てる(笑)坂田先生の「葛の葉」
ですね。(マジです)
105 :
花と名無しさん:2001/05/21(月) 22:16
話の流れを、急に変えちゃって申し訳ないのですが、
私は玄奘、激ラブなのですが
そうゆう人って他にあんまりいないですか?
ハザクの方が人気あるんですか?
106 :
花と名無しさん:2001/05/23(水) 00:53
私も玄奘 激ラヴ!!だよ〜〜。
ハザクも好きだけど、玄奘の方が性格ストレートで可愛い。
でも、もし実際に会ったとしたら、気が合う(ってゆーかノリが合う)のは
ハザクのほうなんだろうなー。
107 :
花と名無しさん:2001/05/23(水) 20:44
連載当時は、雑誌の読者のお便りコーナーでは
ハザクが好きって方が多かった。
(雑誌が雑誌なだけにか)
でも単行本派の人は、玄奘が好きって方が多い。
ハザクは不評。
(漫画が漫画なだけにか)
108 :
花と名無しさん :2001/05/23(水) 22:05
ハザクの方が好きです。ツッコミが上手いし優しくて。
友達にはそんな不評でもなかったよ。
109 :
花と名無しさん:2001/05/23(水) 22:15
絵は、玄奘を経てうつほで完成されたカンジ
時の地平買ってないけど、どうですか?
紀信から全部持ってるけど、内容的にはうつほが一番好きです。
110 :
花と名無しさん:2001/05/23(水) 23:39
世界一美しいと言われている武井武雄の絵とか、
アンデルセン賞受賞画家の安野光雅とか、
子供の頃は、ださくて野暮くて
全くわからなかったけど、大人になってから
見たらそのセンスの良さに驚愕した。
諏訪緑の絵も同じ。絵、へたくそだと思ってたのに、
大人になってから紀信、読み直したら、美しくて驚いた。
111 :
花と名無しさん:2001/05/24(木) 09:26
絵は、やっぱり、時の地平線より、
うつほ草紙か
なんとかの七姫(すみません題名忘れました)
の挿絵を描いてた頃が最高ですよね。
112 :
花と名無しさん:2001/05/24(木) 11:35
「玄奘」の理屈っぽい子供の王様好きでした。
>110さん
武井武雄に安野光雅、 好きです(笑
113 :
花と名無しさん:2001/05/24(木) 14:38
諏訪さんの絵は
武井武雄とか安野光雅とかより
棟方志向とかのイメージがありますが。(笑
114 :
花と名無しさん:2001/05/24(木) 20:51
私は「玄奘」の3〜4巻頃が一番好きです。
時々、とても丁寧に描いてる時があって。
115 :
花と名無しさん:2001/05/24(木) 21:01
>>111 挿絵やってらしたんですうか? しらなかったです。
調べたら「徐福蓬莱伝奇 昴の七姫」著者武上純希 イラスト諏訪緑
小学館キャンパス文庫
が引っかかりました。うーん、見てみたい。
116 :
花と名無しさん:2001/05/24(木) 22:22
>>107 ハザクは不評ってほどでもないのですが、
・絵が女にしか見えない
・後半、いかにもそっち方面受けを狙った
玄奘との必要以上にやおいチックなシーンが
せっかくの名作をだいなし、とまでは言わないけど
安っぽいカンジにしていて、もったいない
以上の2点が友達の男性読者やアンチやおいの人の意見ッス。
「玄奘」読むような人は、かなり漫画読んでる人ばっかだから
ホント、厳しいです。(トホホ、
ハザクを好きな方、こんなこと書いてごめんなさい。
私は、ハザク、すごい思いやりがあって強い人間だなあって
思うのですが。)
117 :
花と名無しさん:2001/05/25(金) 00:31
>>116 男ですけど、挙げられてる意見に同意ですね。
それさえなければもっと人に薦められる良いマンガだと思ってるんだけど。
118 :
花と名無しさん:2001/05/25(金) 22:22
最終回の後のあとがきで、玄奘とハザクのことを、
「これ以上くっついていたらどんなことになっていたやら…
それとも、もっとべたべたさせるべきだったのだろうか?」
ぱふのインタビューで
「宗教くさい漫画にはしないぞ云々〜、
宗教について語りあうシーンが多く、
これで漫画になるのだろうか?
と、描く前に自分にブレーキがかかって苦しみました。」
って、諏訪先生は、なぜ、どう見てもマイナーな作風なのに、
普通の漫画っぽくしようとするのかなあ?(笑
むしろ、個人的には、ハザクと玄奘の仲は
(サービスだったつもりでしょうが)すべってると思うし(笑
宗教については、遠慮せずにもっと突っ込んで書いたのも
見てみたかったです。
諏訪先生は、マイナーだけど良い作品、みたいな路線が好きなのに…。(笑
119 :
花と名無しさん:2001/05/25(金) 23:56
女にしか見えないって出てきたときからハザクってそういう設定だったのでは…
PFって元々女の人対象だしさ〜。男の人は貸したら割り切って読んでましたよ。
ラストの語りとか「残念だホモで」なんて感想は流石に無かったし、
素直に感動してたようだったが…人によるみたいですね。何かココ見ると。
120 :
花と名無しさん:2001/05/26(土) 10:04
少女漫画の枠を超えている部分があると思っているから
少女漫画の枠よりももうひとつ広い領域(漫画全般とか読み物全般とか)に
あてはめて評価してしまうのだと思われます。
そうなるといかにも少女漫画な部分がもったいなく見えてしまうんですよね…。
感動したし大好きな漫画なんだけど、男性諸氏に貸しにくいのは確か。
それがもったいない。
その辺の少女漫画だったら、最初から男性に読ませたいとも思わないけど。
それっぽい雰囲気がなかったら
「ぱふ」ではとりあげられなかったでしょうか?
(私は本誌で読んでいたので、「ぱふ」で紹介されて驚いた口ですが
当時は西さんや紫堂さんも人気だったかな)
122 :
花と名無しさん:2001/05/26(土) 11:59
そうそう、それっぽくなったら急に「ぱふ」
でとりあげられてました。(笑)
だって「玄奘西域記」が小特集だった時の大特集が
「セーラームーン」…(笑)イヤ、バランス考えてのことなので
しょうが。
にしても、やっぱり「玄奘」は惜しいと思います。
>>120の方の意見に深くうなずきです。
プチフラワーじゃなくて「ビックコミック版」
玄奘西域記とかみてみたかったカンジ。少女漫画の域を
超えた名作になったんじゃないかな、と思います。
123 :
花と名無しさん:2001/05/26(土) 12:40
そういえばキャラクターでは
主人公が美形の「うつほ」より「蠶叢の仮面」が好きなんです。
私の場合、狙ってない作品を諏訪さんには求めてるみたいです。
124 :
花と名無しさん:2001/05/26(土) 22:41
今名作と呼ばれてる作品で中性的魅力がまったく無いの挙げるのも
逆に難しい。青年誌向き…とも当てはまらない印象もありますね。
今月号の「時の地平線」。少し孔明が潔癖すぎると思う…
いや良い人柄ではあるけれど、この時代背景にしては繊細だなーと。
>123 同じく。キャラは蠶叢の仮面の方が好きだったな。
125 :
花と名無しさん:2001/05/27(日) 00:51
>123,124
蠶叢の仮面、キャラ好きでした〜。
「時の地平線」の孔明は、回を重ねる度、
外見も性格も、かっちょ良すぎで玄奘の時みたくは共感は
できないのですが。玄奘は、たやすく泣きそうになるところが
好きなのでしたっ (*^_^*)
126 :
花と名無しさん:2001/05/27(日) 21:42
125>玄奘は、たやすく泣きそうになるところが
あ、わかる〜あれだけ他人のことを考えられるってすごいなと思った。
諏訪緑で男性にも勧められるといえば
今連載してる「時の地平線」はどうでしょう。やおい無いし(笑)
線が細いですが、少女漫画っぽくないんで割と楽しめると思う。
127 :
花と名無しさん:2001/05/27(日) 22:04
玄奘とハザクが旅をしながら互いを思いやる心を
一緒に学んでゆくところはいい話だなと思うし、
ハザクが美少年だとゆう設定は2人の友情に
どこか同性愛を思わせて美しく作品を彩っているとも思います。
けれど、さすがに玄奘がハザクをおさげにして
ハザクが頬を赤らめるとか、そうゆうシーンは
感動の涙もひいちゃいます…。(泣)ハザクの水浴びシーンとか…。
そこら辺が安易なホモ漫画とか言われる所以では…。(泣)
128 :
花と名無しさん:2001/05/27(日) 22:09
「時の地平線」がPFの中で一番面白い
っていう男性がいるってカキコを見た気がしますが
PFスレでしたっけ?
「玄奘」はゲストの女性キャラもよかったですね。
ラーダー、クーリ、「板切れが1枚しかなかったら」のお嬢様。
129 :
花と名無しさん:2001/05/27(日) 23:19
イスカンデルクーリ、シギリアの回はメチャクチャ泣けました。
シギリアの話の後編は、雑誌掲載時と単行本では扉絵が
描き直してあります。私は書き直した方が好きです。
130 :
花と名無しさん:2001/05/28(月) 11:28
PF買いました。趙子竜登場!
なんか爽やか〜なお兄ちゃんですね。
そして孔明に曹操の魔の手が・・・
「玄奘」がもっとやおいくさくなかったら名作になってたと
レスしてる人もいますが、そんなものあってもなくても
名作は名作だと思いますよ。
「21世紀に残したい少女漫画100」スレでも同性愛を扱った漫画が
数多く上位にランクインしてましたが、少なくともそれが作品の価値を
下げるものじゃないです。
131 :
128:2001/05/28(月) 19:00
>129さん
シギリアさんでしたか。
雑誌掲載時の情報もありがとうございます。
132 :
花と名無しさん:2001/05/28(月) 21:30
「うつほ草紙」のナジャ船長は、「宇津保物語」には登場しない
と聞いたのですが。(私は「宇津保物語」読んでないので
詳しくわかりませんが)
ナジャ船長ってモデルになった史実の人物とかいるのでしょうか?
133 :
花と名無しさん:2001/05/29(火) 08:17
それ私も気になってます>ナジャ船長
レイの国はモデルになった国はあるのかなーとか
あったとしたら史実では復興してるの?とか。
この辺に詳しい方いらっしゃいませんか?
>>130 >やおいくささあってもなくても名作
「同性愛」だから価値が落ちるんじゃなくて、
「半端なやおい」っぽいからもったいない
と思ってる。
諏訪緑好きになる人だったら「やおいっぽいのはちょっと・・・」と
思う人はいても「この作品はやおいじゃないから読まない」
って人はいないんじゃないかと思うもの。
話のながれを止めちゃってスマソ。sageで
135 :
花と名無しさん:2001/05/30(水) 03:46
玄奘読み返しちゃった。
プラジュニャーカラの名前がこのスレに出てこないのは名前のせいだと確信。
読んですぐ書いてるのに自信が持てないもん(w
136 :
花と名無しさん:2001/05/30(水) 17:41
私の場合、プラジュニャーカラは意味のせいで覚えやすかったのに
重要キャラでも漢字名はほぼ全滅です・・・。
137 :
花と名無しさん:2001/05/31(木) 00:01
>134の方、同感です。
もしも「同性愛」が物語の中で、効果的に描かれているのなら
それはそれで逆に作品の完成度を高めるものだと思います。
けれど、玄奘の場合は、決して効果的ばかりとも言いきれないと思います。
真面目な作風なのに途中から商業主義的な俗っぽいシーンを
強引に挿入しているような不自然な印象も受けられます。
この作品の場合、そういったシーンがむしろ逆効果になってると思えます。
だから、掲示板に「もったいない」レスを書く方もいるんじゃないかと…。
(もちろん、効果的だと思えるシーンもあることはあるのですがね)
138 :
花と名無しさん:2001/05/31(木) 22:30
玄奘の文庫1巻のあとがきがすごく好きです。
表紙はシルクロードの写真や西域の民族楽器の写真が
よかったな…。
(あの表紙も地味で結構好きですが)
139 :
花と名無しさん:2001/06/01(金) 22:41
諏訪先生の写真を見て、あまりにもイメージ通りなので驚きました。
顔はご本人の描く自画像のイメージ通りだし。
人柄の良さそうなところは作品のイメージ通り。
漫画家さんで写真見てイメージ狂わない人って珍しいと思います。
140 :
花と名無しさん:2001/06/05(火) 13:20
あげときます。
自画像どおりなんですか、ご本人。
よく自分が描く人物に似てる作者さんがいらっしゃるけど、
この方もそうなんですね。
141 :
花と名無しさん:2001/06/05(火) 20:40
「地球小町」でしたっけ?ご本人、見れるの。
旅行情報誌だったと思うのですが。
諏訪さんの中国旅行レポートが雑誌の四分の一くらい
にわたって載ってて、思わず買っちゃいました。
142 :
花と名無しさん:2001/06/07(木) 20:38
こんなスレを発見(!)したので質問です。
ずっと疑問だったのですが…。
PFで玄奘の最終回に、
抽選で100名に色紙プレゼントってあったじゃないですか?
それに応募したら色紙が2枚送られてれてきました。
アレって結局、応募数が100名もこなくて余っちゃったてこと?
それとも単なる編集部の手違い?
(友達も2枚きたって…)
他に、2枚きた人います?
143 :
花と名無しさん:2001/06/10(日) 21:47
玄奘の最終回は本当のことゆうとあんまし好みでない…。
もっとあっさり、さりげなく終わってほしかった。
雑誌で玄奘の第一話が始まったときは、地味〜な感じで、
ウォォ〜!!久々に超・名作の誕生か!?と興奮しましたが。
途中から、だんだん絵も話しも派手とゆうか俗っぽくなってきて。
最終回はちょっと大げさな感じ。エスカレート漫画ってゆうのかな。
でも、評判いいんだよね?最終回。
144 :
最近読んだ人:2001/06/10(日) 22:24
>>143 地味な話が好きなんですね。
でも十分地味だと思う>最終回も全体的にも。ラスト5p、大好き。
私的には友情シーンがな…さんざん言われているけど、2巻までは(単行本の場合
?)まだあっさりしてて、さらっと読めたのに。
145 :
花と名無しさん:2001/06/11(月) 20:10
そうですね。2巻まで(単行本の場合)は、邪推せずに読めますね。
私は玄奘とハザクとの話より、長捷さんとの話が純粋な感じがして好きです。
玄奘の回想シーンに長捷さんとのエピソードが出てくる度に泣いてしまいます。
146 :
花と名無しさん:2001/06/11(月) 23:19
最終回。唐に帰国する玄奘が、ハザクと別れ難くて、突厥に長く滞在する。
この回は、玄奘が西天取経の帰り道は、行きに比べて随分時間をかけたとゆう
史実に基づいてるんでしょうかね?
またもや泣きそうになってしまったのは、プーの「長捷さん、少しはお役に
立てましたか?」あと、「今もまだあの地に砂塵は吹いているのか」
ハザクの作品中、唯一殊勝な台詞「俺にはお前が必要だった。お前に必要な
人間になりたかった。」これは印象深い。ハザク人間丸くなってるんだもん(藁)
147 :
花と名無しさん:2001/06/14(木) 10:51
諏訪さん「時の地平線」をどこまで描くつもりかな。
未だに三顧の礼もまだな展開で、赤壁の戦いまで辿り着くんでしょうかね?
ハンサムな周瑜さん好きなんですが、「時の地平線」では今のところ登場した
だけのキャラだし、彼をいったいどう描くのか気になります。
148 :
花と名無しさん:2001/06/14(木) 15:00
ああ、こんなスレッドあったんですなあ。あげ。
「玄奘」には色々泣かされました。
語りたいけどちょっと整理できません、自分の中で。
「時の地平線」も超期待。また泣かせとくれ。
149 :
花と名無しさん:2001/06/14(木) 20:49
諏訪さんの描く劉備に惚れました。渋い…。
何故か、紀信の劉邦より劉備のが好き。同じなのに…。
150 :
花と名無しさん:2001/06/14(木) 21:12
私は「うつほ草紙」の2巻の春音の絵に一目惚れして
諏訪さんの大ファンになったんですけども、
他の作品も宝物にしております。
人間をみつめる目が優しいですよねぇ・・・。
151 :
花と名無しさん:2001/06/14(木) 21:49
諏訪さん、もっと大ブレイクしてほしいです。
だって諏訪さん知ってる人とか、語れる人、少ないんですもの…。
こんなにいい作品なのに…。FANとしては悲しいです。
もっとメジャー誌に描いてくれたら知名度上がると思うのですが。
スピリッツとか(藁
メロディ来てくれないかな
153 :
花と名無しさん:2001/06/14(木) 22:49
154 :
花と名無しさん:2001/06/14(木) 23:20
青年誌がいいなあ…。
やおい臭さを抑えてくれそうだし。
女性キャラ(の外見)を、もっと力入れて描いてくれそうだから。
155 :
花と名無しさん:2001/06/14(木) 23:30
女性キャラがあんまり魅力的に描けないと思うので、
青年誌無理だと思う。
156 :
150:2001/06/15(金) 00:59
>>151さん
大ブレイク・・・してほしいようなしてほしくないような・・・
複雑なファン心理ι
PF以外にいい雑誌思いつかないよう。
157 :
花と名無しさん:2001/06/15(金) 21:41
大ブレイクは難しいかと…。
布教しようと友達何人かにに貸したけど…ハマってくれない。(;_;)
漫画に目の肥えた友達に貸すと、まず間違いなく必ず言われるのが
「ホモっぽい(玄奘西域記)」(泣)
あまり漫画を読まない友達に貸すと、「話しがよくわからない」と言われます…。
158 :
花と名無しさん:2001/06/15(金) 22:12
諏訪さんが今までPF以外で漫画描いたのって、
朝日新聞と旅行雑誌だけ…。
しかも、かつて西原理恵子さんが朝日新聞に描いた漫画
「デフレとわたし」(←多分、こんな題名)があまりにも
名作だったために、諏訪さんのはこんなん朝日新聞に載せてでいいのか?
とか思うレベルだった(笑)
でも、ものすご〜く、すご〜く嬉しかった(^_^)
159 :
花と名無しさん:2001/06/16(土) 22:38
「邪論〜」のウラナリ孔明と恵鈴が好き。あの展開でどうして最後
2人が結婚するんだ?!みたいな。(笑)
あと、テセウス王子とアフロディーテ姫。このカップリングはなんか、
かわいい。
玄奘とシギリアさんの話しもストイック&センチメンタルでうっとり。
(玄奘が鼻血出すシーンが好き)
160 :
花と名無しさん:2001/06/23(土) 05:26
ハザクとハッディが好きでした。あげ。
「人は宗教を盾に取ると、酷く残酷なことが出来るもんだよな」(ハザク)
私がこの台詞が印象深かったのは、連載終了後のオウムサリン事件が
あったからではなく。
子供の頃、友達の入っていた宗教に、戒律で輸血できず手術
出来ず死んだ子がいたと聞いたからです。本人は手術して生きる道を
選びたがったのですが、母親が許さなかったらしく死なせたそうです。
この話を聞いて、まだ子供だった私は、友達が事故にあったらどうしようと
本気で心配していました。
私は宗教以外にも信じるべき事、信じられる物が
この世には、実は沢山溢れていると思うから、宗教には興味がありません。
━人は宗教上の正義とゆう言葉を振りかざせば、どんな悪事でもやってのける━
けれど(だからこそでしょうか)諏訪さんの「玄奘西域記」は
読んでいて頷ける箇所がとても多いです。
浮いたレスですみません。
162 :
私の場合:2001/06/24(日) 01:07
三蔵法師の道展を見に行っても、玄奘の取経への思いとか、イマイチ分からなかっ
たけど、玄奘西域記を読んで、こういうことならわかるなあ、と納得しました。
人は(広い意味での)信仰なくしては生きていけない、というのを一番強く考えさ
せられましたです。
最近読んだばかりで、私はもうちょっと入り込んだ感想が読みたかったので、たま
にはいいんじゃないですか。
>>161 ちなみに史実の玄奘の骨は半分日本にあるって知って、複雑な気分。
163 :
花と名無しさん:2001/06/24(日) 04:08
「玄奘西域記」安易に『悟り』とかゆう言葉が出てこないのが好きです。
その代わり、『尊い』とゆう言葉が一つのキーワードになっている気がします。
辞書を引くと、「価値が高い・大切だ・貴重だ」と載っていて、
なんだ意外とあっさりした意味なんだなとゆう印象でした。
「玄奘〜」読むと、もっと深い意味が含まれているような気がします。
人を思いやる優しさや、自分の中の小さな劣等感を静かに見つめること。
私にとって、「玄奘西域記」は辞書よりも雄弁に語ってくれる大切な
本です。
164 :
花と名無しさん:2001/06/28(木) 02:18
確かにこの人の作品は、テーマの割に押し付けがましさや説教臭さがないですね。
主人公が熱血真面目青年だけど(笑)それもあまりイヤミじゃないし。
ワンパターンと言われれば否定はできないけど、
安定した話作りで訴えてくる内容もきれいに伝わる作品は昨今貴重です。
165 :
花と名無しさん:2001/06/30(土) 13:06
プラジュニャーカラ。
諏訪緑にしか描けない名キャラクターだと思う。
諏訪緑の漫画の登場人物は皆、能弁なんだけど。
『般若(知恵)』とゆう名前も印象深い。
166 :
花と名無しさん:2001/07/01(日) 21:57
子供の頃、雑誌で大好きだった玄奘西域記。最近、文庫で読み返しました。
昔はクマーラ王がアッサム茶飲んでるシーン見て、子供だからお酒じゃなくて
お茶飲んでるのかなと思ったのですが。大人になって読み直してみると東天竺って
現在のアッサム地方じゃん…。そんなことも解んないで読んでたのか…。
私って馬鹿だなあと思いました。子供の頃から地理大嫌いだったんで
雑誌で読んだ時はシギリアさんのシンハラはスリランカか?
ぐらいしか解んなかった。
諏訪さんの漫画って地理とか歴史とか詳しい人が読んだらメチャクチャ
面白いんだろうなぁ…。
167 :
花と名無しさん:2001/07/02(月) 00:10
>>164 主人公。せめて、もう少し差をつけて描けないもんですかね?諏訪先生。(藁)
でも孔明と俊華牙はあんま好きじゃないかも。美形で頭もキレるから。
玄奘は凄く感情移入しながら読んだけど。
「俺は無知で無力で不遜で臆病で恥ずかしい人間」とか言っちゃうところ。
なんか、これって「私ってドジだし、美人じゃないし、なんの取柄もないし」
とか言ってる昔のラブコメ少女漫画の主人公みたいだな、と思っちゃいました。
おセンチなんだけど、なんか玄奘の考え方は身近に感じられるんですよね。
だから玄奘が泣くシーンは一緒に泣きながら読んでました。(藁)
168 :
花と名無しさん:2001/07/05(木) 15:49
「時の地平線」はどこまで描かれるのでしょうか?
赤壁?五丈原までは無理でも三顧の礼で終わりということはないでしょうが.....
中国史上最高のキャラにオリエンタルを書かせたら最高の漫画家。
諏訪さんが孔明をどんな風に描いていくのか楽しみですが、
隔月刊っていうのはどうにも............辛いものがあります
169 :
花と名無しさん:2001/07/05(木) 16:28
>三顧の礼で終わりということはないでしょうが.....
まさか、と思うがプチフラ休刊しない事を祈る…
(そしたらメロディに拾ってもらいたい。あっちも休刊しそうだけど)
170 :
花と名無しさん:2001/07/05(木) 21:58
PF休刊はしないと思うけど…。
それよりもPFの最近のイメチェンの方が気にかかる。
名香智子もシャルトルシリーズの後の新連載は、
お子ちゃま向け漫画になっちゃたし。
諏訪さんも「時の地平線」終わったら、次はもう少しレベル落としたような
子供向けの漫画描かせられるんじゃ…と心配。
171 :
花と名無しさん:2001/07/05(木) 23:29
「時の地平線」の孔明は諏訪漫画の主人公の中で一番正統派ヒーローっぽい
ですよね。
「時の〜」は諏訪さんが一番描きたかった漫画だと思うので。
「ぱふ」のインタビューで、生涯でコレだけは描いておきたいと
思っている歴史上の人物は諸葛孔明とおしゃっていましたし。
でも私は「邪論〜」の方が好き。(笑)
172 :
花と名無しさん:2001/07/06(金) 00:37
「邪論〜」って「紀信」の中に入っている短編のこと?
「紀信」は単行本発売時に読んだが、印象に残っているのは
タイトル作品だけ。本自体は手元にないので、どういう話か
教えて下さい
173 :
花と名無しさん:2001/07/06(金) 22:03
『邪論の極意』は「紀信」に収録されている短編です。
思いっきりあらすじ書いてもいいですか?(笑)
*******************************************************************
時は建安四年(西暦199年)中国。農の大家・黄承彦の元へ一人の青年が
農の勉強にやってくる。ところがこの農学生、草むしりもろくにできないへっぴり
腰。黄承彦の娘・恵鈴にバカにされながらも畑仕事を手伝う日々を送るが…。
この農学生の正体は一体、誰なのか…?彼が黄承彦を訪れた真の目的とは一体、
何なのか…?戦乱と平和のサイクルを諏訪緑独特の視点で描く歴史コメディ。
*******************************************************************
読んだ当時は小学生だったんで、孔明はは自殺しようとしたんだと思ってたけど
…。コレ書くためにダンボールから出して13年ぶりくらいに読み返したら、
違いましたね…(笑)
174 :
172:2001/07/06(金) 23:53
>>173 ありがとうございます。で、やはりこれは名作?でしょうか
175 :
花と名無しさん:2001/07/07(土) 00:46
>>174 名作です。(でも今と作風は少し違います)
私は玄奘の連載が始まる前はこの作品が一番好きでした。(今は玄奘が一番)
この頃の諏訪さんの短編の主人公は今程、熱く正義を語ったりしません。
けれど戦乱の世の中に憂い悩みながらも、前向きな答えを模索してゆく姿は
どちらの孔明も同じです。
諏訪さんの漫画は玄奘の後半以降から作風が少ぅしづつ、
流行のスタイルに切り替わっていったような気がします。
時の地平線の方が一般受けするでしょうが、
流行のスタイルでない邪論の極意の方がマニア受けする感じがします(笑)
176 :
花と名無しさん:2001/07/07(土) 09:42
「時の地平線」関羽と張飛は一般的な三国志のイメージに近くて少し以外でした。
もっと意表をつくようなキャラで出てくるかと思ってました。(笑)
士元みたいな(笑)
177 :
花と名無しさん:2001/07/10(火) 09:46
玄奘西域記・連載開始より10周年あげ。
178 :
花と名無しさん:2001/07/10(火) 12:17
一の宮好きだからage
179 :
花と名無しさん:2001/07/11(水) 21:24
諏訪さん。歴史の造詣も深いけど。
作品のテーマを理論的に読者に伝える上手さは漫画界一だと思う。
「玄奘西域記」と同じ頃、坂口尚の「あっかんべェ一休」読んだんだけど。
一休の方は、旭日が昇ってゆくのを見ただけで悟りを開くようなシーンが
あって、読んでる方はなんで??って感じだったんだけど。
玄奘は、読者が主人公と一緒になって宗教に対する考えか方を学んでいく感じ。
(ちなみに「あっかんべェ一休」は絵コンテの上ぅ〜手な漫画で。
スタイルの違うこの2作品を比べるのは見当違いなんだけど。つい…。)
180 :
花と名無しさん:2001/07/12(木) 00:25
玄奘もう10周年なんだー。
途中から読んだのもあってそんなに古いとは思わなかった。
最終回好きだったな。
最初は西遊記のイメージでハザク=孫悟空と思ってたから
????ってなったけど(笑)
181 :
花と名無しさん:2001/07/12(木) 13:05
ハザクが初めて「玄奘!」と呼ぶシーンが好きですねえ。
182 :
花と名無しさん:2001/07/13(金) 00:53
>>181 わ〜!!私もそのシーン大好きです!2人の友情のシーンで一番好き。
「ハザクに名前で呼ばれたのは初めてだな」って台詞、最初は
あれ?そうだったけ?とか思っちゃったけど。
玄奘が自殺してしまうと勘違いしたハザクが思わず
「玄奘!」って初めて名前で叫ぶんですよね。
で息咳切ってかけよってきたハザク見て、
玄奘の方は、ああ、心配したんだなって気がつくシーン。
普段ケンカばっかりだったのに…。
183 :
花と名無しさん:2001/07/13(金) 04:11
お兄さんがいなくなって
オマケと呼べなくなったという含みもある?って哀しくもなりました。
184 :
花と名無しさん:2001/07/13(金) 23:17
いつもハザクとケンカばかりしている玄奘が
ハザクを庇って、ハッディを殴るシーン。
なのにハザクは、玄奘に「やめろ」と言って
自分に対し酷いことを言ったはずのハッディのこと庇うの。
私はこのシーンが好き。純粋な優しさが溢れているってゆーか。
皆、不器用だけど優しいんだと思う。
185 :
花と名無しさん:2001/07/14(土) 01:31
私は、気が狂ってしまった玄奘が、ハザクに「玄奘!」って名前を呼ばれて
こっちの世界に戻ってくる感じかと思ってました。
「おまえのおかげで目を開かれた」ってその後、玄奘が言いますし。
>>183 私も。名前で呼んだのはお兄さんがいなくなって、
もうオマけは卒業しなきゃって解釈かな?と思ってました。
なんだかちょっぴり辛くて哀しいけれど。
186 :
花と名無しさん:2001/07/15(日) 23:49
諏訪緑、布教しようと駄目モトでBSマンガ夜話のHPで
玄奘をリクエストしてみた。(笑)絶対無理だろーと思うけど。
なんか最近、割とマイナーなのも取り上げられるようになったから。
放送が後100回ぐらい続いたら取り上げられるかもナーと思って。諏訪緑…。
仮に取り上げられてもどうせ、
いしかわじゅんとかにやおい漫画とか言われるんだろうケド(笑)
187 :
名無し:2001/07/15(日) 23:54
>>186 BSマンガ夜話って漫画家をイジメる番組だっちゅーウワサ・・・
ちと心配。
諏訪さん、大好きなので、マイナーなままでも悲しいけれど
メジャーになってしまうのもフクザツ。
それより、プチフラワーの路線があやしくなってきつつあるので
いつまであそこで描かせてもらえるのかも心配。
188 :
花と名無しさん:2001/07/16(月) 00:20
う〜ん。PF危ういですよね…。
昔っから諏訪さん読むためだけにPF買ってるんで。
載んなくなったらもう買わないですよ。
でも、そしたら諏訪さんはマジでどこへ…?!
189 :
花と名無しさん:2001/07/16(月) 01:00
3500年前から歌い継がれているとゆうバラモン教の唄のCDを聞いた。
が、まるで呪い! ハザクのイメージと全然違う…。
以前、諏訪先生がナジマ辺りがハザクの歌のイメージに近いのでは…と
おっしゃってましたが。
ナジマはもっとpopに近くてバラモンの唄とは程遠いです(笑)
190 :
花と名無しさん:2001/07/16(月) 22:14
ハザクは琴をいつも弾いていますが、
歌っているシーンは一度しか出てきませんね。
ハザクの歌声ってどんなイメージでしょう?まるで想像つかんです。
(印度の古典音楽はどれもヘンテコリンなのばっかりですが)
いくら美声でもメラみたいのはヤダナ…。
191 :
花と名無しさん:2001/07/17(火) 15:50
age
192 :
花と名無しさん:2001/07/18(水) 20:51
ハザクの弾いている楽器はドゥタールによく似ていますね。
弦の数が違うし、あの時代には存在が確認されていませんが。
193 :
花と名無しさん:2001/07/20(金) 13:01
>>177 今更ですが…玄奘って10年もたつんですね?!
イスカンデスクーリを読んだ当時、私はリアル厨房でした。
同じ頃、萩尾望都さんの「訪問者」を読みました。
どちらも父親に愛されてないのではと不安になる子供を描いた作品で
どちらも凄く泣けた記憶があります。
でも、私が10年たっても心に残っているのは「イスカンデルクーリ」の方です。
194 :
花と名無しさん:2001/07/23(月) 22:50
講談社のBE LOVE パフェって読んだことないけど、どんな雑誌?
レディコミ?
コミック・リレー・クッキングとやらが45回くらい(今もたぶん)
続いてるらしいけど、第3回が諏訪緑なのが驚く…。
しかも 1998年3月号 諏訪緑
4月号 大竹サラ
5月号 岡野玲子
6月号 坂田靖子
なんだ?!この中途半端に豪華なようなショボイようなラインナップは…?!
で、でもちょっと見たい…誰か諏訪緑の回、見た人います?
195 :
花と名無しさん:2001/07/27(金) 15:43
age
196 :
花と名無しさん:2001/07/29(日) 22:38
PF読んだ…。この人だんだん安っぽいドラマみたくなってない?(藁)
とりあえず、目指せ単行本60巻ってことで。
197 :
花と名無しさん:2001/07/31(火) 15:03
age
198 :
花と名無しさん:2001/08/02(木) 09:00
古本屋で「玄奘西域記」弐を立ち読みして、これはいい!と購入。
すっかりハマったんですが、他の巻が行きつけの古本屋のどこにもない・・・
新刊本屋で注文するかー。
それにしてもPFコミックスって、棚に置いてる本屋が少ないと思いませんかー?
萩尾望都しかないんだよなー
199 :
花と名無しさん:2001/08/02(木) 17:32
「玄奘西域記」の1巻から買って、結局「玄奘」のみですが。
歴史好きなんで、絵の上手下手はさほど気にしませんでした
(諏訪さんは…下手ではないですね)
お話しのつづり方は、うまいなと思いましたけどねぇ。
やはり後半かな。前半と少し差を感じました。
もっともストーリー的にいって当然なんですが。
200 :
花と名無しさん:2001/08/02(木) 21:19
>>198 PFコミックスって、置いてる本屋少ないですよねー。
諏訪さんが平積みで置いてあるのは発売日直後。
それもかなり大きい本屋のみ。
文庫に至っては平積みで置いてあるのを一度も見たことありませんね…。
201 :
花と名無しさん:2001/08/02(木) 22:29
>>199 「玄奘西域記」前半と後半で少しカンジが違いますよね。(絵も話しも)
私は前半の方が好きかな?素朴でなんだか切ない感じ。
202 :
花と名無しさん:2001/08/04(土) 13:05
美形とかそうゆう方面を狙ってワケじゃじゃなく、魅力的なキャラが良い。
プー(名前書けません)とか、ハルシャ王とか。
203 :
花と名無しさん:2001/08/04(土) 19:53
名前、覚え難い人多いみたいで…。
プラジュニャーカラ=唐名・慧性法師
この人もパキスタンに実在した三蔵法師ですよね。
玄奘とは実際に一緒に旅をした大変優秀なお坊さんだったそうです。
204 :
花と名無しさん:2001/08/05(日) 04:04
さっぱりした絵がいいよね、この人。
205 :
花と名無しさん:2001/08/05(日) 08:37
>>203 実在した方だったんですかー。ひとつ勉強になりました(笑)
1.2巻と3.4巻は話の中でもインターバルありますけど
連載当時は入学の話の次号でいきなり4年後になっちゃったんですか?
それとも何号かあきがあって連載再スタート、だったのかな。
玄奘西域記はすごく好きだったんですが
その次の作品(名前失念)で
…またか…ホ○…と思ってしまってそれから読んでない。
207 :
花と名無しさん:2001/08/05(日) 12:24
>>205 連載当時、入学の話の次号はいきなり4年後でしたよ。(笑)
雑誌で入学の話読んだ時は、最終回?と思ったんで
次号予告に載ってた時はホッとしました。
208 :
花と名無しさん:2001/08/05(日) 14:22
諏訪さんは、ヤ○イ描くことによって多くの読者を失っているように
思えるんですが…(笑)
209 :
花と名無しさん:2001/08/05(日) 18:55
「玄奘西域記」登場人物は皆、実在したの人物のようですが、
どうしてもシギリアさんだけが分かないのです。
ハザクとイスカンデルクーリは実在の人物とゆうよりか、
とりあえず元ネタは分かったのですが。
シギリアさんだけは完全に諏訪さんのオリジナルキャラですかね?
210 :
花と名無しさん:2001/08/05(日) 18:58
やおいって、気になるほどそういう要素ありましたっけ?
自分が気にならないほうなんで鈍くなってるのかもしれないけど。
211 :
花と名無しさん:2001/08/05(日) 21:20
やおいってゆうか、「うつほ草紙」とか「玄奘西域記」とか。
俊華牙と春音はキスシーンも出てきますよ。読んだ時は唖然…。
「蠶叢の仮面」以降は、露骨にやおいチックな台詞がでてこなくなったのは
やっぱり不評だったからでしょうか?(笑)
212 :
花と名無しさん:2001/08/05(日) 22:47
シギリアは、スリランカの山の名のはず。そこにある壁画が「シギリア天女」と、
呼ばれていたはず。
でも、美の基準がちょっと今と違うので、段腹と裂けた口元にぎょっとした
覚えがあります。
213 :
花と名無しさん:2001/08/05(日) 22:53
>>212 そうなんですかー!ありがとうございます!
シギリアさんの回、めちゃめちゃ好きなので元ネタ解って感動です。
「シギリア天女」の壁画、見てみたいですー。
214 :
花と名無しさん:2001/08/05(日) 23:22
>>209 ハザクとイスカンデルクーリの
元ネタ?
教えてください!どっちも好きなキャラなんですー!
215 :
花と名無しさん:2001/08/06(月) 12:49
私は
>>209さんじゃありませんが、
イスカンデルクーリは湖が実在しています。旧ソ連領?に。
ハザクは遊牧民の部族名で、今でもいるんじゃなかったかな。
諏訪さんの(や)ネタって、気にするほどのもんじゃないと思う。
少なくとも男の私が読んでも、ライトで話に興を添える程度に感じた。
ハザクはカザフと同じでしょう。カザフスタン。
217 :
209:2001/08/06(月) 21:14
>>214,
>>215,
>>216 皆さん。私のかわりに解説ありがとうございます。
私もハザクの名前はカザフスタンとか、哈薩克(ハザク)族と同じだと思います。
エピソードとしては、『慈恩伝』か何かに
【玄奘が素葉を訪れた時に、突厥の葉護可汗が、
中国語と西域諸国を話せる青年を摩咄にして天竺まで送るよう命じた】
とゆうのが漫画に同じシーンが出てくるので、
ハザクは一応この青年がモデルじゃないかと?
イスカンデルクーリは、玄奘がイスカンデルクーリ(湖)を訪れた時、
その地で出会った少女に恋をしたとゆう迷信が元ネタかと??
218 :
花と名無しさん:2001/08/07(火) 21:08
そんな迷信が?
219 :
花と名無しさん:2001/08/07(火) 23:39
ハザクの元々のイメージは諏訪さんの20年来の親友だそうで。
それ知った時、なんだか嬉しかったです。
220 :
花と名無しさん:2001/08/08(水) 00:46
イスカンデルクーリは映画『赤ひげ』(監督:黒澤 明)に出てくる薄幸の少女が
イメージとおっしゃってましたよね。
221 :
花と名無しさん:2001/08/08(水) 03:33
>イスカンデルクーリは、玄奘がイスカンデルクーリ(湖)を訪れた時、
>その地で出会った少女に恋をしたとゆう迷信が元ネタかと??
迷信て、言葉の使い方がちょっと違いますね、何だか可愛いけど♪
こーゆー場合は「伝説」とか「伝承」とか言うのでしょうかね?
222 :
209:2001/08/08(水) 20:11
>>221 使い方が違うと知っていて、あえて「迷信」を使ったつもりだったのでが(笑)
(最初は「言い伝え」か「伝説」にしようかと思ったんです)
でも、やっぱり変でしたかね?
でも可愛いと言っていただいてコレ幸い(笑)
223 :
名無しさん@公演中:2001/08/08(水) 20:35
うん。迷信はちょっと違うよね。
224 :
209:2001/08/08(水) 21:22
玄奘が恋したって、あまりにも眉唾っぽいナ、と思って。
「迷信のように信憑性のない言い伝え」「そんな、バカな!」
みたいなニュアンスでとってほしかったのですが(笑)
実は迷信より、もっとキツイ言葉で書こうと思ったのですが。
露骨にネガティブな表現は、このスレの雰囲気と合わない、と思い留まり。
中途半端な結果に(笑)アホですね、私。 逝ってきま〜す。
225 :
花と名無しさん:2001/08/08(水) 21:23
迷信かなあ?
226 :
209:2001/08/08(水) 22:08
す、すみません。もうこの話題は…、ご勘弁を…皆さん(笑)
こんなに恥をさらしてしまって。再度、反省の旅に逝ってきます。
逝かないで〜(^^;
元ネタをご自分で調べてあって、ここで教えてくれたことに感謝してます。
228 :
花と名無しさん:2001/08/09(木) 23:37
「玄奘西域記」玄奘=ブラコン
「うつほ草紙」俊華牙・忠仲=マザコン
「時の地平線」孔明=シスコン
なので、次回作の主人公はファザコンに5000点。(マジ)
シノワズリ・シリーズでは無彊と眉寿の家族愛全般(?)が描かれている
気がします。どの作品も、とても暖かくて優しい感じで大好きです。
ハザクのマザコンも足していいですか?
230 :
花と名無しさん:2001/08/10(金) 09:02
意期のファザコンも足していいですか?
231 :
花と名無しさん:2001/08/11(土) 03:23
ラーガ妃のブラコンも足していいですか?
232 :
花と名無しさん:2001/08/11(土) 19:06
シギリア天女の壁画みた…。…ちょっと動揺…(汗)。
233 :
花と名無しさん:2001/08/11(土) 19:24
234 :
芸能人脱がせました:2001/08/11(土) 19:25
235 :
花と名無しさん:2001/08/12(日) 13:35
玄奘のブラコンぶりは好きでした。一緒に泣いてました。
236 :
花と名無しさん:2001/08/12(日) 21:57
このスレ読んでると、「玄奘西域記」は気になるほどヤオイ臭くない
って意見を時々見かけるのですが。
そうゆう方達は普段、他にどんな漫画読んでるのでしょうか?(笑)
私は諏訪緑、ムチャクチャ好きですけど
ヤオイ臭くさが気になってしょーがないです(藁)もったいない派。
237 :
花と名無しさん:2001/08/12(日) 23:36
普段ですか。
私はボーイズラブものも読むんで(もちろんそれだけじゃないけど)
玄奘のやおい臭さは全然気にならないレベルです。
…これじゃあんまり参考にならないですね(笑)
238 :
花と名無しさん:2001/08/13(月) 20:15
玄奘に限ってはあまり気になりません。
初めて読んだひいき目もあるし、やおい臭より面白さを上に感じたので。
でも、後のはやおいが目に付いて駄目だ。
多分絵柄?カップリングの表紙の時点でアウトだったりします。
ちなみに、ボーイズ苦手です。
でも「摩利と新吾」「日出処の天子」くらいなら大丈夫のボーダー不定組…
239 :
花と名無しさん:2001/08/13(月) 21:07
>普段読んでる漫画
ふと本棚を見れば
「ヒカルの碁」
「陰陽師」
「MONSTER」
「無限の住人」
「百鬼夜行抄」
「エロイカより愛をこめて」
ボーイズは、面白いものなら嫌いじゃない。
(でも面白いものは滅多にない)
240 :
花と名無しさん:2001/08/13(月) 22:30
ボーイズ系、やほひ系は苦手な方だけど・・・
玄奘のは気にならないな。まったく。
でも、ハザク(ときには玄奘)がいちいちソレを気にするのがいけません。
そういう発想をあらかじめ封じたいんだろうけど
まるで告白のよう・・・とかそういう先読みするようなフレーズに、
誰が思うかそんなこと、勘ぐられたくなければさらっと流せ!などと思った。
いや・・・なんか気持はわかるだけに。難しいね。
241 :
花と名無しさん:2001/08/13(月) 22:41
諏訪さんの他に好きな少女(?)漫画
・西原理恵子
・森栗丸
・かわかみじゅんこ
…なので、諏訪さんのヤ○イは気になりまくりです。
「ポーの一族」「日出所の天子」「エロイカより愛をこめて」とかの
美少年愛は24年組のスタイルの重要な要素の一つだと思えるので
読んでてモッタイナイもナニもナイですが。(ふ、古い…)
ボーイズものも当然それを売りにしてるんだからモッタイナイとは思いませんし。
(普段、読まないからよく知らないけど)
242 :
花と名無しさん:2001/08/13(月) 22:59
絵柄が変ってからホモ臭い感じが。(玄奘の3巻目から)
美形キャラも個人的に駄目かも。
美形だからヤオイ臭いとも限らないんだけど。
仮に長捷さんが8頭身の美形キャラでも玄奘のブラコンは別に
や○いっぽくならないと思われ。
ハザクとは…台詞かなぁ?
ってゆうか、明らかに作者が狙って描いてるからですよね(笑)
243 :
花と名無しさん:2001/08/13(月) 23:06
諏訪さんって、ぱふのアンケートでいつも、好きな漫画に
「こんなん読んでんのかっっ!?」ってゆーような
ビックリするよーなボーイズもの挙げてましたよね。
絶対、諏訪さんの読者層とはかぶんないだろ!?みたいな(藁)
244 :
花と名無しさん:2001/08/13(月) 23:52
>>240 そうゆう発想をあらかじめ封じたい
のではなく、逆にワザと読者にそうゆう発想をさせようとしてるのだと思います。
諏訪さんはボーイズ好きらしいので、
ご自分が面白いと思うもの(ほのかに漂うヤオイ)を自分の作品に
取り入れてるのだと思います。
そっちの方が漫画が面白くなるだろう(読者が面白いと感じるだろう)
と思ってでしょう。
でも、私は嫌…(笑)
245 :
花と名無しさん:2001/08/13(月) 23:58
>>243 ビックリするようなボーイズって、例えばどんなのですか?
246 :
243:2001/08/14(火) 00:03
>>245 スイマセン。名前忘れました(w
だ、誰か覚えてる人〜、(いたら)私の変わりにお願いします。(^^;
247 :
花と名無しさん:2001/08/14(火) 00:17
ぱふのアンケートではいくつか挙げられてたと思いますが。
私が覚えてるのは尾崎南。絶愛とかゆーやつだったカナ?
諏訪さんが好きな漫画にあげてたので読んでみたら、ホモ漫画な上に
諏訪さんの優しい作風とかけ離れていてビックリしたので覚えています。
あとは、名前の知らない作家さんもあげられてましたが
ボーイズものだったんでしょうか?
248 :
花と名無しさん:2001/08/14(火) 12:10
「ぱふ」や「ダ・ヴィンチ」その他‥の玄奘の紹介文も個人的にはイヤン(ーдー;)
「玄奘とハザクの熱い友情に感動」とかばっか。
ヤオイ漫画連想させて、私だったら読む気にならん。
もっと他に書きようないの?
「史実にフィクションを絡めた歴史冒険奇談」とかサ。
249 :
花と名無しさん:2001/08/14(火) 16:01
逆に玄奘とハザク、あやしくって良いワ〜って人は少ないのかナ?やっぱり。
250 :
花と名無しさん:2001/08/14(火) 16:13
/:::::::::::::::::::::::人:::::::::::::::::::::::::\
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|=ロ -=・=- -=・=- ロ=.|
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|:::::| ∴∴ -二二二二- ∴∴ |:::::::| 来年のコミケも最遊記で決まりね
|:::::| |:::::::|
|:::::::ヽ -_ _- ノ::::::::|
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251 :
花と名無しさん:2001/08/14(火) 20:17
>250の荒らしのセりフは、同じ西遊記モノでも
玄奘西域記より最遊記よね〜っってゆう意味??ッスか??
252 :
花と名無しさん:2001/08/14(火) 20:36
>>249 あの程度じゃあやしくない。
ほほえましくてよろしい&
いい友人がいてチトうらやましい。
253 :
花と名無しさん:2001/08/14(火) 21:09
玄奘がお坊さんで良かった。
なんとなく、玄奘が僧って設定じゃなかったら
ハザクとキスシーンくらい出てきそうだったんで…。
254 :
花と名無しさん:2001/08/14(火) 23:24
>>248 私読みはじめたきっかけがぱふの紹介文だったんだけど、
(1巻がコミックスになった時だったと思う)
そのときは熱い友情、的なノリじゃなかったような気がするよ。
三蔵法師のイメージはお兄さんなんだけどどうやら弟の方が三蔵法師になるらしい、
これからどういう展開になるのか楽しみ、というような内容で
それで興味持って読みはじめたから。
255 :
花と名無しさん:2001/08/15(水) 04:13
玄奘4巻目くらい辺りから、ぱふでも紹介文が熱い友情
的なノリになってませんか?
そもそも1.2巻目の友情はそんなに熱くない(笑)
256 :
花と名無しさん:2001/08/15(水) 21:37
1巻がコミックスになった時のぱふ'92年5月号の紹介文は
【ケンカばっかのハザクとも少しは友情らしきものが芽ばえてきたの…かな?】
2人に関してはこんだけです。
4巻ぐらいになると、けっこう大変なことになってマス(w
「宗教ってのは多かれ少なかれ排他的なものじゃないか?」のカットが
紹介に使われたのって「ぱふ」だったでしょうか?
258 :
花と名無しさん:2001/08/16(木) 15:56
さがりすぎー
>>257 たぶん「ぱふ」じゃなかったような気がします…が自信ナシ。
小特集以外で使われたカットは
「よう僧のオマケ。生きてたようだな」と、
「ほかの誰かのところへ行ったら許さないからな」のシーンと
あと、「そうゆう言い方をするおまえが好きだな」のカットが2回使われています。
でも、毎号ぱふ読んでた訳じゃないので全く自信はないのですが…。(^^;
257さんのおっしゃるカットもどっかで見たような気もするのですが。
新聞とかじゃなかったでしたっけ?
260 :
花と名無しさん:2001/08/17(金) 13:54
諏訪さんのカラー、色彩がとても好きです。
夢のように美しい…と思ってます。
でも、今時、キャラの髪の色をピンクに塗ったり黄緑に塗ったりするのは
がゆんか、この人かくらいかと(藁)
261 :
257:2001/08/18(土) 04:38
>259
詳細なレスありがとうございます!
「宗教ってのは」の台詞は読み流していたので、
当時編集さんに感心しちゃったんです。
そのコマを使っていたら「ぱふ」を見直そうと思ってました(^^;
262 :
花と名無しさん:2001/08/18(土) 20:54
「宗教ってのは多かれ少なかれ排他的じゃないか」名台詞だと思います。
263 :
花と名無しさん:2001/08/18(土) 22:12
「尊いのは経典ではない
そこに書かれている言葉が尊いのでもない
言葉が伝えようとしているもの…それが尊いのではないか」
…一番の名台詞はコレかと。
264 :
花と名無しさん:2001/08/19(日) 00:28
「教えが尊くとも人の世ではそれを使えこなせない」
の台詞読んだ時にゃあ、もう!諏訪緑に感服。
265 :
花と名無しさん:2001/08/19(日) 00:51
生臭坊主とかえらぶったバラモンを玄奘が言い負かすの好きだったなあ。
すかっとした。
266 :
花と名無しさん:2001/08/19(日) 01:57
>>265 屈支僧を言い負かすシーン好き。
でも、論戦大会でバラモンとかを相手に論戦する玄奘のセリフ
「数論外道は自性より大を生じその大より我執を生じその次に五唯量を〜」
ってヤツは、現代語訳読んで、玄奘の人間性、疑ったよ…。(-_-;)
267 :
花と名無しさん:2001/08/19(日) 03:32
ハルシャ王の追っ手から玄奘を守るため、
プーを玄奘の身代わりにしようとするシーンがあるじゃん。
あん時のハザクは人間性、疑ったね。
268 :
花と名無しさん:2001/08/19(日) 14:09
お兄さんも死に際に、わざわざ弟に深沙神の話するのはどーかと思う。
(弟の身代わりにお兄さんが死ぬってヤツ)
そんなこと言われたら、弟トラウマになるに決まってるのに。
269 :
花と名無しさん :2001/08/19(日) 19:45
長捷さん弟に対してだけは結構厳しかったからね。
長い間コネ入学だと勘違いさせていたあたりとか。
深沙神のエピソードも、きついけど
長捷さんらしいと言えばらしいのかも(笑)
270 :
花と名無しさん:2001/08/19(日) 20:11
弟が鬱なのは長捷さんのせいだろう。
271 :
花と名無しさん:2001/08/19(日) 20:41
あんなに必死にがんばって入学試験に合格した弟に対して、
コネとかフツー、言えないだろ。
せめて「よく、がんばったな」とか、言ってあげればいいのに。
鬼だ。
272 :
花と名無しさん:2001/08/20(月) 22:32
ハザクはハッディに対してだけは、ちょっと甘いと思う(ハザクにしては)。
が、ハッディはハザクに対して、いつもムチャクチャだ。
273 :
花と名無しさん :2001/08/21(火) 22:36
>>272 同意(笑)
ハザクっていったん仲間だと思ったらとことん甘くなる傾向あるのかもね。
その点ハッディのほうがシビアで。
守らなきゃいけない奥さんがいるせいもあるのかも。
274 :
花と名無しさん:2001/08/21(火) 22:57
ハザクはハザクの母親に顔が似ている。ハッディはハザクに顔が似ている。
ハッディの奥さんはハザクの母親に顔が似ている。つまるところ、ハッディは
自分と似た顔の奥さんと結婚したってことでいいのかな?
275 :
花と名無しさん:2001/08/22(水) 03:31
☆ホモ臭ランキング☆
●1位 俊華牙・春音
●2位 玄奘・ハザク(泣)
●3位 意期(とゆーか、カマ臭い)
276 :
花と名無しさん:2001/08/22(水) 21:00
ハザクはお兄さんが女好きなせいで苦労かけたって
ハッディに負い目みたいに感じてたのかと思ってました。
277 :
花と名無しさん:2001/08/22(水) 22:47
>274
ハッディはハザクの父方の従兄弟だから
ハザクの母親とは似てないんじゃないかな。
278 :
花と名無しさん:2001/08/22(水) 23:44
>>277 いや、確かハッディは、ハザクの父親の弟が、ハザクの母に恋をしたが
兄の妾だったため手が出せず、
ハザクの母親に似た顔の別の女性を探し出し、妻にして産ませた子供とゆう設定。
だからハザクの母親とハッディの母親は血は繋がってないけど
顔は似てるんですよ。
そうゆう理由で、ハザクとハッディは似てるとゆう設定だったのです。
つまり、ハッディとハザクの母親は血は繋がってないけど間接的に顔は似てると
ゆーことになるのでは?
だけどハッディの育ての母親は高昌国王・麹文奏の妹だよね?
279 :
花と名無しさん:2001/08/22(水) 23:49
じゃ、ハッディは自分の母親に似た女性を妻にしたってこと。
マザコンこえー。
280 :
花と名無しさん:2001/08/23(木) 00:28
>277
ハッディはハザクの甥だよ。従兄弟じゃないのよ〜。
>278
ハザクの父親の弟じゃなくて、ハザクの兄だよ。
281 :
花と名無しさん :2001/08/23(木) 09:33
ハッディは小さい頃に母親亡くして義母を慕っていた人だから
婚約相手が「母親に似てる」という認識はなかったんじゃないの。
多分顔も覚えてないと思う。
282 :
花と名無しさん:2001/08/23(木) 21:30
史実では、ハッディは設と妻と取り合って、実際に設を殺してしまった
ことになってるんだよね。コレ知った時ショックだった。
現実の世界ではハザクのように、止めてくれる人がいない。
残酷で哀しい。
283 :
282:2001/08/23(木) 21:33
>>282 ハッディは設と妻を取り合って
の間違えです。
…ごめんなさい。
おお、諏訪さんのスレ発見!
「うつほ草子」立ち読みではまったよ。
あの「白抜き睫毛」の美しさに一目ボレした。
あ、もちろん単行本はきっちり購入させていただきました。
話題逸らせてしまってごめんなさい・・・。
ハルシャ王が玄奘に経典などを唐に持ち帰ってくれと頼むシーンで泣いた…。
286 :
花と名無しさん:01/08/28 18:53 ID:JW9M.MMg
ハザクの子分が死ぬときのセリフに泣いた…。
287 :
花と名無しさん:01/08/28 22:39 ID:cfwDYOV2
実はハザクが生き延びれると思っていませんでした。
288 :
>287:01/08/30 00:13 ID:NNyrp0Mc
思わず笑ってしまったけど
よく考えたら笑えなかった…
ハザクいかにも死に急ぎそうなタイプだったもんなあ。
289 :
花と名無しさん:01/09/02 03:21 ID:VQCvLLMw
お兄さんは絶対死なないと思ってました。
兄が死んで弟が替わりに三蔵法師になるって展開じゃ
ストーリーテーラー諏訪緑にしては平凡すぎると思ったから。
290 :
花と名無しさん :01/09/05 19:04 ID:c.H.8uPE
>289
どういう展開だと思ってました?
私は死ぬとか死なないとかは考えてなかったなあ。
291 :
花と名無しさん:01/09/07 00:12
諏訪さんてプチフラワー以外にもかいてますか?
292 :
花と名無しさん:01/09/09 00:31 ID:kFb9CJJo
>>291 朝日新聞と地球小町とBE LOBEパフェにエッセイ漫画をかかれたことがあります。
他には・「昂の七姫」(武上純希)・「波の彼方へ」(鹿原育)
の挿絵をかいています。
293 :
花と名無しさん:01/09/09 02:43 ID:i4mkxM4M
>292
ありがとうございます。
プチフラ以外で作品見た事ないので、隔月誌だけで
生活できるのかなあ・・・と思って。
294 :
花と名無しさん:01/09/09 11:06 ID:Xxocykdo
>293
玄奘をかいてから、食べれるようになったと
おっしゃってました。
295 :
花と名無しさん:01/09/09 14:06 ID:i4mkxM4M
単行本が売れて、印税がはいったのですね。
よい作品を描く作家が生活を心配せずに執筆に打ち込めるようになるのはよいことです。
296 :
花と名無しさん:01/09/09 21:09 ID:muLujtGk
仕事でタジキスタンの旅行ガイド見てたら、イスカンデルクーリが紹介されてた。
ちょっと行ってみたいかも〜。
297 :
花と名無しさん:01/09/09 22:50 ID:k.FOboXI
隔月誌連載で単行本もあんまり本屋に置いてなくて
ホント、生活できるのかなあ…って思いますよね。
だって雑誌に「思い切ってコピックを購入」って書いてあったし。
コピックって、たかだか¥5万程度でしょ?同人オタ学生だってフツー持ってるよ。
漫画家必須画材のコピック買うのに思い切りが必要って…諏訪さん…。
298 :
花と名無しさん:01/09/11 10:49 ID:URXNUCvE
あげ
299 :
花と名無しさん:01/09/11 16:19 ID:rV5OvnFc
最近、三国志にハマリ読んでいます!
同時進行でモーニングの蒼天航路も読んでいて
そっちの方が勢いがあって面白いんだけど
諏訪さんの淡々とした作風に惚れました!
そして何と言っても孔明は諏訪さんの描かれる彼の方がステキ!
300 :
花と名無しさん:01/09/11 20:25 ID:yROb.b3M
諸葛瑾も諏訪さんの描かれる方がずっとステキなのです。
蒼天航路の諸葛瑾はまるで妖怪ぬらりひょん。
蒼天のあの兄弟は凄すぎ!
301 :
花と名無しさん:01/09/11 20:32 ID:znFkMmck
諸葛孔明の1巻がどこにも置いていない。
増刷するよね?2巻だけ売ってるのはおかしいよね?
でもPFのコミックスラインナップが縮小されてるみたいで心配…
302 :
花と名無しさん:01/09/11 21:11 ID:yApyqWWk
時の地平線の1巻。池袋だと平積みで売ってますよ。
大きめの書店なら今でも、けっこう1巻置いてありますよ〜。
303 :
花と名無しさん:01/09/11 21:35 ID:yz.EGL.U
>302さん
教えてくれて、ありがとー!
304 :
花と名無しさん:01/09/12 04:24 ID:6ZIGzPT2
プチフラのコミックスってこのごろ
部数少なくないですか?
御大きはらとしえの新刊も大型書店でないと
入荷もしてなかったよ。
305 :
花と名無しさん:01/09/12 20:41 ID:peDqCF9I
>304
御大の新作は不評らしいので、そのせいじゃないですか?
(読んでないから、わからないけど)
306 :
花と名無しさん:01/09/12 21:52 ID:6ZIGzPT2
あ、そうなのか…
307 :
301:01/09/12 23:39 ID:0EYb0OIg
>302
ありがとう!
実は数週間前に池袋のリブロやジュンク堂で探しまくって見つからなかった。
また本屋に行ってみます。ほんと、良かった。
PF、やばい?
倉田江美と佐藤史生が気になりつつ買ってないけど、
今のうちに買っておこうかな…
308 :
花と名無しさん:01/09/14 01:21 ID:etZucwv.
実は割りと最近パソコンを始めたばかりで、諏訪緑で検索して
ココにたどり着きました!しかし、諏訪緑サイトはないのでしょうか?!
諏訪緑がこんなにもマイナーだったとは…。
309 :
289:01/09/16 01:43 ID:uscYqsyU
>>290 読者が予測もつかないような展開でお兄さんと弟が入れかわるかと(w
でも、お兄さんが死んでしまうストーリーも物悲しくて泣けます。
ちなみに玄奘がナーランダーに入学した後は、
ハザクはもう出番ないと思ってました。
その後のハザクは強引に登場してる感じがしませんか?
310 :
倉庫落ち防ぎage:01/09/22 00:49 ID:D3WjlWZg
玄奘西域記の主人公の宗教観は日本人ならではのものなんだろうな。
キリストやイスラム教信者にしてみれば、
信仰は息をするのと同じくらい当たり前のことで、
「宗教などない方がいいのか」と悩むこと自体理解できないと思う。
311 :
花と名無しさん:01/09/22 23:18 ID:igOQHNi.
「宗教など無い方がいいのか」とはちょっと違うかもしれないけど
キリスト教の牧師さんが、目の前の不幸な人を救えなくて
牧師の存在意義に疑問をもったり
神に罵詈雑言を唱えたりというシーンは洋画でも観たことがあります。
「人々の幸せと宗教の関係」というのは
まじめな宗教家にはつきものの悩みなのかもと思います。
312 :
花と名無しさん:01/09/22 23:31 ID:X0/MpWWU
中学一年生の時に読んだ外国の文学小説で、
真面目なキリスト教神父の主人公が
「現実にはいもしない神様なんかに、なんで誓ったりしなきゃ
ならないんだ」よーなセリフをフツーに言ってたんで
ああ、キリスト教徒も別に本気で神様信じてるワケ
じゃないんだとホッとしました。
313 :
花と名無しさん:01/09/22 23:59 ID:0BNu/QKc
キリスト教も宗派によるみたいよ。
一般信者だけでなく牧師(神父かも)のほとんどまでも現実に神様はいないと考えてる宗派もあるし
逆に聖職者はもちろん一般信者の90%が神の実在を信じてるようなところもあるし。
って、最近宇宙飛行士の本読んでたら書いてあった。
ただ、最初名前だけのキリスト教徒だった宇宙飛行士が
宇宙体験の後急に熱烈な信者になることって多いらしい。
そういうのって、やっぱり子供の頃からのインプリンティングがあるからなのかなーとも思った。
日本人だったら、劇的な体験したからって宗教に行く割合ってもっと少ないだろうなと。
314 :
花と名無しさん:01/09/23 00:43 ID:bL0hwQFc
玄奘の日本人らしい宗教観とゆーか、非科学的な部分が出てこない所が好きです。
他のファンタジー漫画等にも、ミトラマイトレーヤ(弥勒菩薩)って
よく登場するけど、たいがい
釈迦がなくなってから56億年後に兜卒天に登場して世界を救済する云々って
非科学的な解説がつくのに、玄奘西域記はつかない。
【ハーン】「…ミトラとはいかなる神なのかのう?」
【玄奘】「ミトラとは(サンスクリット語で)友と友に苦しみ理解し共感する
慈悲心とゆう意味です」
って、なんか好き。(セリフ少し間違ってるかも)
315 :
花と名無しさん:01/09/23 13:11 ID:EHPdUQ2Q
プチフラワーもうすぐだけど、隔月誌って辛いです。
諏訪さん他誌にもかいて〜。トムプラスとかさぁ〜。
諏訪緑ってプチフラワー読んでなきゃ絶対しらないよーなマイナー作家さんだと
思ってたけど。雑誌読んでなくて諏訪緑知った人っています?
カナリ漫画の広く漫画読んでる人ですよね。本屋にもあんまり売ってないし。
316 :
花と名無しさん:01/09/23 20:31 ID:..HrMbJg
玄奘が2巻まで出てた時に本屋で初めて見て手を出したのですが
当時プチフラワーは読んだことありませんでした。
そもそもどこかの小説を読んで玄奘三蔵に興味をもっていたのが
多分きっかけだったと思う。
317 :
花と名無しさん:01/09/25 18:57 ID:AJuA/erk
私は名作漫画・おすすめ漫画の類の本を見て
玄奘を手にとったのが始まりでした。
気がついたらその他の好きな作家さんたちが
結構プチフラワーコミックスから本を出していることが判明。
実は本誌のほうはあまり買ったことがないです。
318 :
花と名無しさん:01/09/26 21:48 ID:cMAPZrAY
プチフラワー11月、買いました。孔明もそろそろ妹離れの時期かな?
今は本当に諏訪さんを読むためだけに雑誌買ってます。
319 :
しおの:01/09/26 21:58 ID:CRp0jHrM
私の場合は小野不由美のエッセイだったかと。
うろ覚えですが、何年か前のアニメージュで紹介していたような。
320 :
花と名無しさん:01/09/27 16:26 ID:XZrx8k0E
私の場合は単行本の「紀信」を読んだのがきっかけでした。
歴史ものの醍醐味は、その漫画家が歴史上の人物を
どう自分流に解釈するかにあると思います。
そこに作家さんの特徴がもろに出るわけで、
例えば、河村恵利さんの作品はどの時代を題材にしても、
ほとんどが悲恋物語になっているし、
里中満智子さんだと良くも悪しくも
「女性であること」が前面にでていて、
それ以外の要素はやや薄味になっています。
諏訪さんの劉邦や紀信の描き方には、少女漫画の枠を超えた、
それでいて単なる歴史的事実の羅列には終わっていない、
何か非常に親しみやすいものを感じました。
その後彼女の作品は全部読んでますが、ハズレはなかったし、
今の「時の地平線」もすごく期待してるんですが、
なにしろ掲載誌が隔月刊でしかもさきゆきが怪しいとなると.....
でもあのレベルの作品を継続して生み出し続けるには、
今くらいのペースになってしまうんでしょうかね、やっぱり
321 :
花と名無しさん:01/09/30 01:30 ID:N024cKrE
今まで諏訪さんについて他のサイトで語られているところを
ほとんど見たことがなかったので、
2chにきて、初めて諏訪さんが以外と知名度あることを知りました。
と同時に世間じゃ思ったほど諏訪さんの評価は高くないんだなと知りました(笑)
漫画板では安易なホモ漫画と言われ。
プチフラワースレでは赤石さん、さいとうさんの次ぐらいにヘタレ作家(笑)
扱いされてるような感じの時もありで(?)
さすが2ch。みなさんキビシー…(涙)でも私は好き。
322 :
花と名無しさん:01/10/01 22:41 ID:USWMN0rc
>321
私も好きだよー
2chは世間の評価としては全然あてにならないし
このスレでもどんな意見を読んでも書いても
過去に諏訪さんに感動させてもらった記憶だけは揺るがないよ。
323 :
花と名無しさん:01/10/01 23:22 ID:G9RwF9vg
2chだと井上三太(藁)の叩かれようも予想以上だけど
諏訪さんも知名度低い割には批判意見も以外とちゃんとありますよね(w
ああゆう作風(ほのぼの・マイナー)なので人畜無害かと思ってたのに。
324 :
花と名無しさん:01/10/04 13:43 ID:2129kSis
マイナーはマニアに支えられている。
私も某作品のマニア。同士だ。
325 :
花と名無しさん:01/10/05 15:35 ID:Va9WNYXY
私は1巻を本屋で見つけたときですねえ。
漫画は雑誌読んでないし、風評もあんまり知らないし、
自分で本屋練り歩いて目に付いたのを買うだけなんで、
外れも多少あるし、読んでない当たりも多いと思う。
ここではいい評判より悪い評判の方が多かったり目に付きやすかったり
するし(そういう人はファンサイトとかには書きづらいし)、
別になんとも思ってなくてもファンを煽ったりする人もいるから、
「そういう見方もある」程度に思っておかないと、
何も見られなくなっちゃうと思う。
逆にいろいろな見方があるなあって、ありがたいくらいに思わないと(笑)
326 :
花と名無しさん:01/10/08 23:32 ID:7KZdK0PE
特に話題ないけど倉庫行き防止あげ
327 :
花と名無しさん:01/10/09 16:34 ID:MdDNbZCo
age
328 :
花と名無しさん:01/10/09 20:58 ID:SgyeoJGs
連載中の三国志はイマイチ好みじゃない。孔明がカッコ良すぎだからかな?
諏訪さんのは中国モノより、ギリシャor西域モノが好き。明るくて前向きな感じ。
三国志が終わったら次は昔みたいなギリシャ神話モノきぼん。
それかアラビアン・ナイト。
329 :
どーもいいけど・・・:01/10/10 21:53 ID:m8afcU2Y
連載時も変だと思ったけど、文庫で読み直してやっぱり変だと思ったセリフ。
長捷さんが死んで気の狂ってしまった玄奘を看病しながらのハザクのセリフ。
「あいつ(玄奘)にとって長捷さんは理想そのものだったんだ。
それらをいっぺんになくしてしまったんだ…混乱したくもなるだろうさ」
って、これ元のセリフはきっと「気が狂いたくもなるだろうさ」ですよね?
ハッディの奥さんの心の病のくだりに出てくるセリフもそう。
「彼女は錯乱していた」⇒「彼女は発狂していた」ですよね?
当時は言葉狩り全盛期(特に小学館)だったので
自主規制ってことだったんでしょうか。・・・でも、やっぱり不自然…(涙)
330 :
花と名無しさん:01/10/10 23:17 ID:oBIE3.5E
>>329 私は違和感ないけど・・
玄奘は別に狂っていたわけじゃないし。
ハッディのセリフも、普通自分の奥さんを、「はっきょう」してた
とは、、言わないんじゃないかな?
331 :
329:01/10/11 21:05 ID:Qo5GuS0w
>330
いやー、なんか「気が狂う」とか、そうゆう言葉は使えなくても
他に言い回しはないのかな?と思ったんですよ。
「錯乱していた」だと作品の中では状況が解り難くて、
だったらいっそ説明がない方がいいのに、と思って。
「兄さんが死んで、おかしくなっていた俺を親身になって支えてくれたハザク」
とゆう主人公のセリフも、読んだ時に「おかしくなってた」とゆう言葉に
疑問とゆーか違和感覚えたんですよ。
だって普通、「兄さんが死んで、絶望のどん底に落ち込んでいた俺を親身になって
支えてくれたハザク」とかの方が自然なセリフじゃないですか。
「おかしくなってた」って何さ…?(w)
…てか、ホントどうでもいいんですけどね。すいません。
332 :
花と名無しさん:01/10/12 20:06 ID:q5LhgCy.
時の地平線、回を増すごとにだんだつまらなくなっていく…。
プチフラワー自体、急速な勢いでつまらない雑誌になっていってて
今じゃ諏訪さん以外は倉多江美の碁漫画くらいしか読んでない。
PFも諏訪さんの漫画も、子供の頃は本気で面白いと思ってたのに…。
(諏訪さんは今でもけっこう面白いと思えるけど)
私が大人になったからもう面白いと思えなくなったのか。
それとも単に漫画がつまらなくなったのか。どっちでなんしょう…?
なんかショックだ。
333 :
花と名無しさん:01/10/13 17:40 ID:eRmKvxgM
木原敏江の「淵となりぬ」中篇 の文庫のあとがきエッセイが諏訪緑だった。
ちょっと意外なよーな。
334 :
花と名無しさん:01/10/19 15:30 ID:5am8JCQS
>333
どういう繋がりだろ。
同じ雑誌に描いているからかな?
諏訪さんって他の漫画家さんとの交流あるんでしょうか?
335 :
花と名無しさん:01/10/21 20:28 ID:heZx8KRT
そう言えば「うつほ草紙」が始まった時、木原敏江の昔の作品を連想しました。
確か平安時代に主人公がペルシャに行く話だったと思います。
題名は忘れましたが。
言われてみれば、諏訪さんは木原敏江の漫画が好きなのかもしれませんね。
PFでも木原敏江は、ほとんど読み飛ばしてる。
諏訪緑のあとがき読みたいけど「淵となりぬ」は読めない(笑)