1 :
花と舞姫さん:
2 :
花と名無しさん:2000/11/19(日) 17:46
あ、凉子は訂正されたのね。よかった。
3 :
花と名無しさん:2000/11/19(日) 20:08
前スレ読んでるところです。
「グリーンカーネーション」が
ホモシーンの最初ってはじめて知りました。
古い作品で「ひいなの埋葬」という作品が好きなのですが
みなさまどうでしょうか?
既出だったらごめんなさい。
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/19(日) 22:07
ススオ(欽明天皇)はホモですか?ホーホ。
5 :
奥さん、名無しです:2000/11/19(日) 22:57
「アラベスク」だけ読み残してた・ので最近読んでみました。
バレエの世界の素晴らしさに触れると同時に、ノンナがあんまりすぐ
泣くんで、ちょっと弱っちゃったナ。
6 :
花と名無しさん:2000/11/20(月) 01:10
>>5 ミロノフ先生が困ってらっしゃる(笑)
前スレでがいしゅつかもしれませんが、
ときどきコマの外に書いてある先生の言葉が
面白くて好きです。
「時じくの香の木の実」で長兄と姉がHしているときに
割り込んだシーンに何か書いてあったと思ったけど
単行本になったら無くなってました。思い出せない…
7 :
花と名無しさん:2000/11/20(月) 01:13
>>6 割り込んだのね、スゴイ。
とかそんなようなセリフだったような?
8 :
花と名無しさん:2000/11/20(月) 01:19
>6
文庫では載っていました。
なんで削除したんでしょうね?
ていうか、文庫もセリフ削除しといてほしかった。
雰囲気ぶち壊しなんだもん。。。
9 :
いめ(夢)じゃ〜っ:2000/11/20(月) 09:09
>8
私も賛成です。
6さんはお好きだそうで申し訳ありませんが、私はちょと、苦手。
たとえば着物の説明やひとくちメモ知識的なものはいいのですが
自己レスというか楽屋オチのようなフレーズは、痛いです。
映画化やドラマ化を比較的嫌う山岸先生は、さぞ作品のイメージを
大切になさるのだろうと思います。
事実、マンガですでに完結しているものを敢えて映画やその他のメディアに
のせたいと思うのは、それを商売にしたい人でない限り、
ファンの奢りといったら言い過ぎですが「ねえ、見て見て!これが私の好きなマンガ家の作品なのよ!」というみせたがり趣味を感じてなりません。
それに他の媒体に載せたら、多かれ少なかれ原作の持ち味を殺してしまいますしね。
なのに、あの、欄外ネーム(石笛の”カラムーチョ!”など)はどうして山岸先生は
平気なのか、どうも合点がいきません。
10 :
いめ(夢)じゃ〜っ:2000/11/20(月) 09:11
>6
スゴイわ!割り込んだのね!
だったと思います。今手もとにないのでうる覚えですが。
11 :
みけんのたてじわ:2000/11/20(月) 09:41
「イブの息子」のニジンスキーってミロノフ先生がモデルだよね
ミロノフ先生って第1部と第2部で別人みたいに暗くなっちゃってさ。
いや、いいんですけど。単なる私感でごめんなさい。
12 :
花と名無しさん:2000/11/20(月) 09:59
あら あれ削除されてるんですか<単行本@時じく木の実欄外一言
気がつかなかったなあ。あとで確かめてみよう。
そうすると欄外ひとことって意外と印象的なんですねえ。
特に注視してるわけでもないのにさらっとよんでいつまでも覚えてしまう。
<ひえー中島みゆき>とともに
<スゴイワ、割り込んだのね>も その該当場面がまざまざと浮かんできます。
個人的には あの欄外一言は べつにうるさくも感じなかったです。
どっちかというと好きなほうかな。
ふと理性的(?)なつぶやきをもらしたって感じで。
「お、ひとりつっこみ」みたいな。
13 :
ああっ名無しさまっ:2000/11/20(月) 11:43
>>12 ひとりつっこみこそ山岸漫画の隠し味です。
「お札の太子で食べてる」とか「(ホモは)もう古いよ」とかね。
こういう「自分で言ってらぁ」的なしょうもなさも魅力のひとつです。
私のお気に入りはとじこに抱かれた山背王子が泣いてるときの
(朝鮮出兵の冬の朝)
「バレエ?」!!
15 :
花と名無しさん:2000/11/20(月) 19:52
あげ
16 :
花と名無しさん:2000/11/20(月) 20:05
ひとりツッコミは仕様です。
17 :
花と名無しさん:2000/11/21(火) 06:56
文庫の解説どう思います?
「かめ(字がわからない)のぞきの色」の文庫の解説は最低だと思います。
高見恭子ってのもすでに「なんだ?」って思うけど、内容がまたヒドい。
これで作家とか言うなよって感じの駄文。
「いかに自分が(作家)として忙しいか」(嘘でしょうけど)で数行うめて、
「私は山岸さんはおろか漫画にさえ詳しくないから」と言い訳でまた数行。
結局作品に関するコメント、多く見積もって、4行。
きわめつけ、ラスト1行の、ー12月、風邪をひいて頭のいたい夜にてー って「なんだ??」
頭がいたいから、こんなひどい文章になっちゃったとでも言う気か?
髪は長いの?短いの?っだって。馬鹿だ、この女。
アーティストは作品で評価されるべきで、髪の長さで描いてるんじゃないぞ。
こんな女に解説依頼した(そしてそのまま載せた)秋田書店も逝ってよしですな。
18 :
花と名無しさん:2000/11/21(火) 09:01
昔のジャンプコミックスの、巻末読者感想文かい?
ほんと、変な人には書いてほしくないね、あとがき。
>>17 山岸作品の話でないのでsageますが、
「山岸凉子については作品も何も知らないが
“甕のぞきの色”を読むうちに人となりにも興味がわいた」
ってぇことなんですが、それを表現するのに
「髪は長いの? 短いの? 仕事をしている場所はどんなところ? どんな感じの声・・・」
と書いているのですな。
容姿に触れるのなら作品と絡めて述べるべき。
(例「骨太な作品群だがご本人はいたって華奢で・・・」とか)
とにかく作品ついては何も語っていないのですよ。
>>18 そうそう小学生が
「作者はきっとこんな人だと思います」で行を埋める感じです。
あ〜、わたし風邪ひいて頭痛いのに何やってんだ・・・
20 :
花と名無しさん:2000/11/21(火) 10:16
山岸先生の解説書きたい人なんて山ほどいそう。
もし誰もいないんなら一般人でももっと
いいこと書くよ。
どこだか忘れちゃったけど山岸先生の考察が
とてもよく書けてるように思えたHPあったもんな。
21 :
花と名無しさん:2000/11/21(火) 13:56
でもなんでタカミキョウコなんだろう???
22 :
花と名無しさん:2000/11/21(火) 15:16
日出処4巻の 萩尾みどり(女優)も、なんで?って感じだった。
でも、高見恭子よりまだマシだった。
ファンにもこういう人いるよね。
漫画(作品)よりも漫画家(人)のファンになるってケース。
私は、たとえばその作品を何からヒントを得たかとか、彼女が愛読してる作家なんかは
やや興味がわくけど(でも基本的にはどっちでもいい)、
彼女のいきつけの店とか、つけてる香水のブランドとかって興味ない。
>>22 私も興味ないな。エッセイ漫画で「甘いモノがダメ」っていうのを
読めば「へえーそうなんだ」って思ってそれは面白いけど、その先を
追いかけようとは思わない。
作家・漫画家のファンというか信者って、自分と作者との境界線がない・
曖昧なひとたちだと思う。その執着ぶりはハタから見てて非常にイタイっす。
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/21(火) 15:38
困りましたね。お客様。
階段のふちにつま先をつけていただかないと、
下に降りたときに首の骨を折ることになっております。
>>22さんが主張しまくりたい事は判るけど、
>>23さんのはわかんないや、ゴメンね〜。
いや、主旨やその気持ちも分かるけど、このスレに一所懸命書込むキモチが、ね。
なんだろこの人、構って欲しいのかなーーーってかんじ。
26 :
花と名無しさん:2000/11/21(火) 15:44
>>25 同感。どうだっていいじゃん、他人の読み方やイタサなんて。
目の前に相手が居て、そういう事について語り合ってる最中なら
いざ知らず、仮想相手のカンジ悪い所をこういう所で言いつのろう
としてる様に見えるよ。
いいつのる側も仮想相手も、どっちも子供っぽい。
27 :
今過去レスみて感想。:2000/11/21(火) 15:46
私は
>>12-13に同意〜。
ちょっとした持ち味っぽくて、あのちっさい書き込み好きだ。
28 :
名無しさん:2000/11/21(火) 16:02
>>24 いしいひさいちに
「他人のみたユメの話を聞かされるほど苦痛なことはない」
というオチの4コマがあります。おおかたはそうなんですよね。
でもこのはなしは
「あー、わかる、わかる、ユメってそんなもんなんだよね〜」
と唸らせて(笑わせて)もらいました。
>>28 私もそのネタよく覚えてます(バイトくんだったかな〜)。夢ネタのマンガとか、
友人が電話で話す夢の話とか見聞きするたびそのフレーズが…^^;)。
30 :
花と名無しさん:2000/11/21(火) 16:19
私 夢漫画すきだけどな
ねじ式とか
31 :
花と名無しさん:2000/11/21(火) 17:30
夢の話って 興味や関心のあるひとがいってるとすごくたのしいけど
そうでないひとのはツライっす
32 :
花と名無しさん:2000/11/21(火) 17:51
>>31 そういう世間話じゃなくて
つまんないはなしでも才能ある人が書けば芸術になるってこと
山岸先生の夢話は取り留めないことを
こんなに表現できる人なんだと
あらためて感心した覚えがあります。
(あのエッセイ好き。)
33 :
28:2000/11/21(火) 18:20
>32
わたしが言い足りなかったことを、
うまくまとめてくださってありがとう。
34 :
花と名無しさん:2000/11/21(火) 18:33
夢の話や不思議体験談って、私にはツライ。
いくら好きな山岸さんでも、その手の話が嫌いな私にとっては
つまらない話でしかない…。
35 :
24:2000/11/21(火) 18:39
そうかな。
あれはギャグとしては最高だったと思うけど。
大爆笑した。
「危ない!ここにゴジラの子供がいるということは」
「親ゴジラも間もなくここに来るということだ」
も面白かった。
ギャグの条件の一つ、
1.論理的に展開され、
2.且つその論理が途中でナンセンスにすりかえられている。
というのを満たしている。
36 :
花と名無しさん:2000/11/21(火) 18:45
げ。ギャグに条件なんかあったのね。
25です。スレ違いだったですね。大変失礼しました。
↑23ですの間違いでした。逝ってきます。
39 :
花と名無しさん:2000/11/21(火) 19:50
妖精王が花ゆめコミックスで出たときと、文庫とで、台詞違ってるとこありますよね。
ヒポクリフの
「ぼくって白子じゃない?」
が
「色素が薄い」になってた。
40 :
花と名無しさん:2000/11/22(水) 09:09
山岸さん好きだしはみだし一言もすきだけど
ゴジラの話はちょっと・・・
ま 好き好きですが。
41 :
花と名無しさん:2000/11/22(水) 09:16
ギャグはいまいちだなあ。どこかぎこちなさを感じる。
42 :
魁!名無しさん:2000/11/23(木) 17:40
>>39 白子は禁止用語なのか?
ちなみに白子は色素が欠落しているだけなので、血管が透けて、肌はピンク色になります。
だからヒポクリフも真っ白ではないはずです。あ、髪は白髪ね。
日本人(黄色人種?)の白子の子は 元に色があるせいか
薄目の茶髪に紙みたいな真っ白い肌になりますね
白人だと赤い瞳に白髪だけど
どっちもキレイだな と思ってしまった
44 :
花と名無しさん:2000/11/23(木) 18:45
白子?何かわからないけど、綺麗な響きだね。
45 :
花と名無しさん:2000/11/23(木) 23:25
アルビノのことだよね?
ツタンカーメン4巻の「イシス」もアルビノ。
噂板で近親相姦でアルビノがどーのこーの、という話があったので、
イシスは父娘婚出出来た娘だからなるほどなーと思った。
46 :
花と名無しさん:2000/11/23(木) 23:30
白子 :
精子のことだね…
逝ってきます
47 :
スマ姐さん:2000/11/23(木) 23:31
白子は禁止用語です。
48 :
花と名無しさん:2000/11/23(木) 23:37
白子は禁止用語です。
ただし、ふぐとかのは別です。
49 :
ああっ名無しさまっ:2000/11/24(金) 02:50
>>47 禁止用語っつーか自粛用語でしょ?
誰がそんな拘束力をもつの?
50 :
名無しさん:2000/11/24(金) 07:56
昔、母の同級生に白子の姉妹がいて、姉は茶髪に茶色い瞳だったが、妹は黄色い髪(金髪じゃ
なくて、黄色としか表現出来ない色だったそうだ)に青と黄色のオッド・アイだったそうだ。
肌は紙みたいに真っ白。
ところで白子って言っちゃいけないのなら、なんて言えばいいのでしょうか?
「色素のうすい人」とか?
ニュースとかはそれでもいいと思うけど、口語的表現としては不自然ですよね。
「ぼくって色素が薄いじゃない?」というのもなんか妙な感じ。
53 :
魁!名無しさん:2000/11/24(金) 17:43
>>51 俺の高校の同級生にも白子がいたよ。
そいつは本当に色素がなくて、ピンクの肌に白髪、兎みたいに真っ赤な眼だったな。
遠目には外人にしか見えないのに、顔だけはモロ日本人でちょっと不思議だった。
そういえば白子って遺伝するのだろうか……。
54 :
花と名無しさん:2000/11/24(金) 18:15
イシスは厩戸的キャラですな。
厩戸より尽くしてくれるし、ストーカーでもないけど。
55 :
花と名無しさん:2000/11/24(金) 18:28
白子って日常生活では使う機会のない言葉だね。
放送禁止用語ってみんなそうだ。
「おし」「つんぼ」「めくら」「こじき」
こういう言葉がすらっと出てくる人がよくわからない。
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/24(金) 18:51
アルビノって言うのが一般的じゃないのかなあ。
57 :
花と名無しさん:2000/11/24(金) 18:56
見たことないし、言葉自体も知らないから、あれなんだけど
カキコ読む限りでは、エキゾチックな感じを受けるな。
雪より白い肌とかって誉め言葉だよね。
58 :
花と名無しさん:2000/11/24(金) 22:12
文庫、木村奈保子が解説してるのもなかったっけ?それも秋田野だったと思う。
そこでも「私はこの人をほとんどしらないけど、こういう人だと思う」
とか言ってて、ハア?と思った。別に容姿のことはいってなかったが。
依頼する編集がどうかしてる。有名人にも山岸ファンは多いのに。
一方、文春の方の「天人唐草」の中島らもの解説は
「正しい山岸ファン」らしくてよかった。
オッドアイって、近親婚で出るんだよね。
60 :
花と名無しさん:2000/11/24(金) 23:22
日出処の天子の文庫の解説は氷室冴子との対談がよかったな。
本当に山岸ファンなんだなーって感じ。解説は誰でもいいけど
山岸作品を愛している人に書いて欲しいです。「今回初めて
読んだけど…」みたいな人に書かせないでー!
61 :
花と名無しさん:2000/11/24(金) 23:26
>60
知ったかぶりか?無知なのか?
近親婚で出る訳じゃないよ。そういう遺伝子双方にあるなら、出やすいだろうけど。
62 :
花と名無しさん:2000/11/24(金) 23:26
>59
知ったかぶりか?無知なのか?
近親婚で出る訳じゃないよ。そういう遺伝子双方にあるなら、出やすいだろうけど。
63 :
花と名無しさん:2000/11/25(土) 05:55
>>55 メディアなどで禁止された結果日常でもあまり使われなくなったとも考えられますね。
>>61>>62 間違えたら間違えたって書いた方が良いね。
64 :
花と名無しさん:2000/11/25(土) 06:10
>>55 >>56 単純に世代の違いじゃないの?
昔はそういう言葉をテレビでも漫画でも普通に使ってたから。
日常会話でも使う言葉だったんでしょう。
前、田舎の年よりに「おれ白痴なんでよくわからんわ」と、
普通の会話で言われた時、聞きなれない言葉で内心驚いたことがある。
>>59 猫の交配でそういうことを言う人もいますが、間違いだそうですよ。
人間の場合はよく知りません。
ナチスの強制収容所で人のオッドアイのコレクションしてたそうですね・・・。
昔、大学の言語学の先生がめくらの語源は「目(視界)が暗い」で、言葉の意味自体は
悪いものでは無いと言ってましたが、要は使う側の品性の問題なんでしょうね。
蔑視を込めて使用されていた言葉なら、使わない方が良いと思います。
漫画とは関係ないんで一応sageます。
66 :
本屋行ったのに・・:2000/11/25(土) 17:59
「白眼子」って、今日発売って過去レスになかったっけ?
67 :
名無しさんとお花:2000/11/25(土) 20:31
私も本屋でみつけられませんでした。>「白眼子」
延期になったのでしょうか?
68 :
名無しさんとお花:2000/11/25(土) 21:37
どうやら5日発売になったようです。残念だ・・・
69 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/25(土) 22:06
同時発売のカモフランの青空4は出てたのに。
70 :
花と名無しさん:2000/11/26(日) 15:50
うちは田舎なので注文しないと買えません。
ので教えてください。
「白眼子」ってどこの出版社から出るのでしょうか?
71 :
花と名無しさん:2000/11/26(日) 20:47
72 :
70:2000/11/27(月) 04:27
ありがとうございます。早速注文します。
ああ、ここ読んでて良かった。
>>68さんありがとう。
所で、ちょい前に出た「昴」、読んでみました〜。
汚い線、とここで言ってる人居たけどなかなか良かったよー(私は描線だけが全て、
という読み方じゃないし、こだわらねーっす&汚くも無かったし)。
舞姫と共通するとことかもあったな…。
お凉サマねたじゃないのでさげにて。
74 :
母を訪ねて名無しさん千里:2000/11/28(火) 06:52
白眼子発売延期残念あげ
75 :
花と名無しさん:2000/11/28(火) 09:43
延期だったのですか。どおりでないとおもった。
本屋の山岸さんの新潮本のコーナーに数人ウロウロしてたのは
きっと同類だとおもう。
「昴」って「小説すばる」とは別?
76 :
73:2000/11/28(火) 10:14
>>75 びっぐこみっくスピリッツ、で連載してる、男性作家の描いてるバレエマンガです。
なんだっけ…火消しの大吾…じゃなくて…; なんか消防士モノ描いた人が作者。
77 :
花と名無しさん:2000/11/30(木) 21:50
もし次に山岸先生が歴史ものをやるとしたらどこだろう。
上古古代中世近世日本、エジプトときたから次は・・・
マヤ?
78 :
花と名無しさん:2000/12/01(金) 01:02
ムー大陸なんかいかがでっしゃろ。
>75
「昴」ってバレエ漫画を書いているのは曽田正人。
ちょっと前に少年サンデーで「め組の大吾」という消防士の
漫画を描いて話題になった。
「昴」は主人公の女の子の名前。踊りの魅力にとりつかれた
少女が、荒っぽいながらも、経験を重ね、大舞台へ出ていく
って感じ。理屈じゃなく、情念で踊ってるのが山岸さんに
通じるとこがあるかもです。ちと横レスなので下げ下げ。
80 :
母を訪ねて名無しさん千里:2000/12/03(日) 17:17
あげとくよ。ダヴィンチのでるまでに消えちまいそうだから……。
山岸漫画はバレエ物に佳作が多いんだよな。とくに実話に取材したものが味わい深い。
俺が好きなのは「黒鳥(ブラック・スワン)」ね。
81 :
花と名無しさん:2000/12/03(日) 21:37
「め組の大吾」一気読みした時 あれれ アラベクスに似てるな〜
と山岸信者の私は思ってしまったのですが(どこが似てるんじゃい!と
双方Fanからつっこまれそうですが(^^;)
その後「昴」始まってやっぱ・・と思った。
FANなのか 話の組立上参考にしたのか・・・
82 :
花と名無しさん:2000/12/04(月) 08:42
で、5日発売なのかな?
83 :
花と名無しさん:2000/12/04(月) 22:21
メディアファクトリーの「ゆうれい談」も予約してたのに、発売延期・・ど〜なってんの?
84 :
母を訪ねて名無しさん千里:2000/12/04(月) 22:48
「白眼子」買いました。連載は読んでなかったのですが、面白かったです。
でもなんで、こんなにコマによって、真っ白かったり、真っ黒かったり、、。
85 :
82:2000/12/04(月) 23:38
おお!発売されたのですね。
明日は本屋へ行こう。
86 :
花と名無しさん:2000/12/05(火) 01:08
妖精王ってラストがスパっとハッピーエンドっぽくないように
思うんですが、あれってハッピーエンドなんですよねえ??
アラベスク第二部も同じくハッピーエンドですよね?
87 :
花と名無しさん:2000/12/05(火) 01:53
アラベスクは、一部と二部で絵がなんだか全然ちがいますよね。
第二部のおわりはおっしゃるように、ちょっと不思議でしたねえ。
(ドラマ「高校教師」の終りみたいであった…)
ハッ、どうも申し訳ありません。
88 :
花と名無しさん:2000/12/05(火) 01:56
アラベスクのラスト、死亡説ですな。
わたしにはまーったくのハッピーエンドに見えたが。
(その後ノンナは回復して、ミロノフせんせぇとパ・ド・ドゥを
踊り続けましたとさ、みたいな)
89 :
花と名無しさん:2000/12/05(火) 02:11
第二部のノンナはきゃしゃで可愛い。背が高くて十人並みの顔立ち
という設定とはとても思えん。そこがちょっとなあ…
90 :
花と名無しさん:2000/12/05(火) 02:36
妖精王は、結局不用だったわけ?
91 :
花と名無しさん:2000/12/05(火) 11:03
え、もう売ってるんですか?<白眼子
8日発売にえんきになったというウワサもあったんですが
さっそく書店いこうっと
92 :
花と名無しさん:2000/12/05(火) 11:10
>アラベスクのラスト、死亡説ですな
何ですか、それ?
ハッピーーエンドを疑った事も無かった私は、
少数派だったりするのかな。
93 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/05(火) 11:41
あのラストね、ちょっと「あしたのジョー」と似た雰囲気があるので
死亡説まで想像力を飛躍させた人がいるらしいです。
でーもー、普通はそんなこと考えないって…
94 :
花と名無しさん:2000/12/05(火) 12:47
アラベスクのラストね…。
第一部はさわやかなハッピーエンドで分かりやすかった。
第二部はおごそか〜な感じで静かに終わったね。
まあ、死んでるとは思いつかなかったけど。
でもあれで死んでたら医療ミスかと思って病院大騒ぎだよ。
96 :
82:2000/12/05(火) 18:27
「白眼子」買えました。
どんなお話か全く予想してなかったのですが、良かったです。
さわやか、でもないけど読後感がよかった。
大河ドラマが途中で終わるよりは、こういう心にしみいる中篇をメインに
された方がよいかも>先生。
「アラベスク」第2部のラスト、私もハッピーエンドだと信じたいけど
なんか寓意的な場面と思いました。
97 :
花と名無しさん:2000/12/05(火) 19:29
白眼子の表紙にびっくりあげ〜(笑)
98 :
花と名無しさん:2000/12/05(火) 20:59
「白眼子」に「雨の訪問者」が収録されてましたね。
あの話、とても好きだったので嬉しい。
しかし、私も久仁子さんと同じ年に・・・
そうか、考えてみればもう20年以上前の作品だ。
99 :
いずみーる:2000/12/05(火) 23:10
100 :
花と名無しさん:2000/12/05(火) 23:58
明日はダ・ヴィンチあげ〜
101 :
花と名無しさん:2000/12/06(水) 00:04
103 :
どっちにしまショー?:2000/12/06(水) 02:16
1,なよなよした、王子の恋敵にしては相手に不足がありすぎる布都姫
2,ある意味で王子と同類な、ハトシェプストのような布都姫
自分的には断然2だな。
リアルタイムで読んでないから、布都姫そんなに嫌いじゃないけど。
104 :
花と名無しさん:2000/12/06(水) 05:11
白眼子買ったー。
とても良かったけど、同録が「雨の訪問者」ー!
もう読んでるよぉー!
せっかく新刊買ったのに再録が入ってるとがっかりー。
80円程戻してくれ!(せこ!!)
青青の時代の4巻もだったっけ。んも〜。新しいファンの人はいいけどさ。
105 :
花と名無しさん:2000/12/06(水) 08:29
布都姫も悲惨。
小さい頃から斎宮として隔離されて育てられ、
あげくに厩戸王子に一族を滅ぼされ、やつと愛しい人に巡り会ったら
厩戸王子のホモだちで、嫉妬に狂った王子に雨乞いを邪魔され
大王に引き渡され、逢瀬も邪魔され、挙句に殺されそうになって
母代わりの白髪女まで王子に殺されてしまう。
ここまで王子の被害をこうむった人間もそうはいまい。
106 :
花と名無しさん:2000/12/06(水) 09:55
「白眼子」ゲットー!
ラストのところで泣かされてしまいました。
先生 前から思ってたけどバラ珍系もいけるとおもう。
加代さんが憎めなくて。
ところで 白眼子って最後にフィクションってでてたけど
実際のモデルあるのかしらん。
昭和35年北海道新聞とか 妙にリアルな記載があるけど
それをずっと覚えてて作品にしあげたのかしらん。
先生はチョロりチョロリと実在のものを混ぜるので
妙にリアルなんだよね
後年殺された藤田乙姫とか たぶん雪*乳業とか。
だから怖い話も上手なのかも。
107 :
花と名無しさん:2000/12/06(水) 11:23
白眼子読んでて いろんなことを考えてしまった。
加代さんの「肉親がそんなにいいのかね」っていうセリフ。
白眼子(さいごまで本名が出ずじまいだったが)さまの
「あたりまえだよ」というセリフ。
そういうものなのだろうか。。。。
ともあれ結果的に好意的に歓迎してくれておばあさんも健在だったから
道子も居場所があったけれど 親戚だけだったら 迎え入れてくれたのかな。。。
昔は今よりもっと一族の和を大事にしてたのだろうか。
むしろ貧しい時代に しかも数年へだたりがある親戚を
そうやすやすと受け入れてはくれないんじゃないだろうか。
もし今同じ様な境遇の親戚がいきなりみつかったら
自分はすんなり 家にその子を住まわせられるだろうか。
などなど・・・
108 :
花と名無しさん:2000/12/06(水) 11:28
YESYESYES!
109 :
花と名無しさん:2000/12/06(水) 16:04
「白眼子」面白かったです。
物語中の人物であるとは百も承知ですが、その後の加代さんの幸せを
願わずにはいられません……。
110 :
花と名無しさん:2000/12/06(水) 21:02
「白眼子」売ってないよ〜(;_;)読みたい...
ついでにダヴィンチ発売あげ〜
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/06(水) 21:53
雨の訪問者ってかなり古いものだったんですね。
初出が月刊セブンティーン。どういう雑誌だったんだろう。
112 :
名無しさん?:2000/12/07(木) 00:10
>>96 寓意的ですよねえ・・>アラベスクの最後
死の世界というより夢の世界のような・・
もともとミロノフ先生は夢の人だから。
>>106 白眼子さま、モデルがありそうですよね。
多くをのぞめば失うものもある・・ひいでた力をもつものは何かとひきかえる・・
昔、中国人の針の先生が「わたしのおじはとてもよくあたる占い師だ。しかし
彼は独身でとても貧しい」と言ったのをおもいだしてしまいました。
113 :
花と名無しさん:2000/12/07(木) 09:43
ダヴィンチ 読みました!
だんだんだんだん怖くなってきましたね。
なんか 破滅型ラストを予感させます。
114 :
花と名無しさん:2000/12/07(木) 13:19
>>113 空美の叔母(昔バレリーナだった人)が最後壊れて「ぎえーっ」と言いながら
ひらひらした服着て傘もって羽田をうろつくラストに100ペソ(ワラ
115 :
花と名無しさん:2000/12/07(木) 13:29
バレエ教室の次女が
ブチ切れて家庭内暴力に200ノンナ!
116 :
花と名無しさん:2000/12/08(金) 00:08
白眼子、どこで買えばいいの?あげー
117 :
名無しさん@お腹すいた:2000/12/08(金) 00:13
118 :
花と名無しさん:2000/12/08(金) 00:23
複雑に絡み合う須藤家の近親相姦関係(父娘・姉弟)に2ドラクマ。
空美が父・叔母殺害。母親が身代わりで刑務所へ。そのあいだに
元レーニン賞受賞のオトコマエ老バレリーノに見出されてダンサーに。
(あの顔だからモダンのほう)身元がばれる恐怖に、出所してきた母親も殺害。
に5コペイカ。
119 :
花と名無しさん:2000/12/08(金) 15:22
120 :
花と名無しさん:2000/12/08(金) 16:19
金盞花の花をつんでる場面で
立ち上がった光子ちゃんの後頭部がなんかカワイイ!!
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/08(金) 22:50
「白眼子」立て続けに2回読みました。
最初はストーリーを追い、次はいろいろ考えながら……
白眼子さま、ほんとに光子ちゃんのこと可愛かったんだ。
六畳一間の生活って白眼子さまにも楽しいものだったん
でしょうね。
加代さんいい人だ。大好きだ。病室の外で「ありがとね」
って泣いている加代さん、じんとしてしまう。
白眼子さまの異能よりもその生き方こそが尊いのですね。
122 :
白眼子:2000/12/09(土) 10:56
やはりモデルいるのかなあ。北海道の友人とか居れば聞けるのかもしれないけど。
でもムスメに刺されて、とからへんも実際あったことだったら遺族とかうるさくない
か、ちと不安。
123 :
花と本屋さん:2000/12/09(土) 20:37
店頭にない本は本屋さんに注文しましょう!
検索システムのある本屋ならタイトルだけでオッケーですよ。
ところで・・・うちの店長は山岸先生と同窓生だそうです。
「サイン欲しい!」っていったら、サイン入りの妖精王くれました。
どうせなら、うちにある「チェリッシュギャラリー」に欲しかった。
124 :
花と名無しさん:2000/12/09(土) 21:38
山岸ファンは「SWAN」をどう思ってるんだろ?
私はアメリカ留学まではアラベスクのパクリとしか思えんかった。
最後まで真澄は嫌いだった。
125 :
花と名無しさん:2000/12/10(日) 00:13
>>122 山岸先生のお父様が、北海道の大手乳製品メーカー(って雪○だよね?)
勤務だったそうなので、たぶん実際にあったことなんじゃないでしょーかね?
(子供心に印象に残っていたので、作品に使われたんでは?)
ムスメじゃなくて、実際は妻だったりムスコだったりしたかもしれませんが。
実際の所、どうなんでしょうね…。
126 :
花と名無しさん:2000/12/10(日) 07:41
娘に刺されて死ぬ実業家の話は、「よど号ハイジャック事件」で有名な
政治家山村新治郎の話がモデルじゃないかな。
よど号の乗客を全員降ろす代わりにたった一人で身代わり人質となって
平壌まで行った男気のある人でしたが、その後精神に異常をきたした
お嬢さんに刺されて亡くなったそうです。
127 :
花と名無しさん:2000/12/10(日) 11:56
「SWAN」に関しては昔インタビューで「この時代なら私も日本が舞台で描けた」
と、言っていた事ありましたね それ読んで、ああ時代が違ってよかったな
・・と思っちゃいました 当時まだ山岸先生の日本物になじめなかったので
「白眼視」やっとGet!「籠の中の鳥」と雰囲気がかぶって好き・・
「スピンクス」のお医者さんとか シロさんとかたま〜に出てくる山岸マンガの
こういう男の人 好きなんです
「雨の訪問者」は好きなんだけど これで3冊目だ載ってるコミックス(/_;)
まえのスレで話題になった「白い部屋の二人」
100円で落札。やった。花と夢コミックスの方だし。
(でも送料300円ほど。トホホ。)
横道それてすみません。
ここで話題になってから今までずっと探してたので...。
一応。ご報告にと。
129 :
名無しさん@お腹すいた:2000/12/11(月) 07:45
昨日『白眼子』ついに入手して早速読みました!
あの主人公の女の子、どうなるかと思いましたが、ある意味ハッピーエンドで
良かったです。あと白眼子のお姉さんも、根は良い人だったんですよね。
130 :
花と名無しさん:2000/12/11(月) 11:31
白眼子様はなんであんなに顔に陰があるの?
お姉さんには「シロさん」と呼ばれていたけど、結局本名なんだろう。
131 :
名無しさん@お腹すいた:2000/12/11(月) 11:42
↑
「シロウ」だったりして。
132 :
花と名無しさん:2000/12/11(月) 11:54
落ち窪んでいる目を表現するのに影が多いと思ってた。
頬とかの影は痩せているから?
133 :
花と名無しさん:2000/12/11(月) 12:13
私も結構かぶってるコミックス多いけど、なぜか「雨の訪問者」は
持ってる本には未収録でうれしかった。(既読)
134 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2000/12/11(月) 12:26
雨の訪問者の方が上手い…
135 :
花と名無しさん:2000/12/11(月) 13:21
「雨の訪問者」をみて
カニコロやハンバーグ作りたくなったりしました。
しかしクニコさん、よさげなダンナさんでよかったね。
いまどきいないよ。あの年で独身でふつうっぽそうなひと。
136 :
花と名無しさん:2000/12/11(月) 13:24
以前ワイドショーでとりあげられてた
なんとかいう女霊能者がアメリカで殺された話ありましたよね
あの人がモデルだよね?<藤田乙女(仮名?)
でも名前がわからない わすれてしまった
覚えてる人 おしえてー
137 :
ななし:2000/12/11(月) 14:18
藤田小乙女(こととめ)だったと思うけど。
記憶違いだったらすいません。
彼女は自分の危険を察知しながらどうしようもできなかったらしい。
「白眼子」で妻が海で遭難した夫の帰る日を夢で予言したというのも
何年か前に一部で報道されていた実話を元にしてるのかな〜?
138 :
花と名無しさん:2000/12/11(月) 14:22
加代さん、いつまでたっても若々しいのは何故??
私も加代さんのその後の幸せを願わずにはいられない者です。
139 :
加代さん:2000/12/11(月) 15:26
うん、初登場時はおよよ、という感じのキャラ(言い回しが古いなあ!>自分)だったけど、
『深く付き合わないと人の良さが分からないタイプ』という人間って居るけど、
そういう人間性を上手く表現してるよね。
『一見アレだけど憎めない人』って、マンガであらわすの案外難しいし(今、熱血とかただ
優しいとか、通り一遍のキャラ性しかもってないキャラマンガばっかりだし)。
加代さんのパトロンが娘に殺されたシーンの脇にある、神社でつったってた、てのがまた恐さが
あったよー。
140 :
136:2000/12/11(月) 16:18
137さん ありがとー<藤田小乙女
ネットでその事件をさがしたけど
全然でてなかった。残念ー。
141 :
藤田こととめ:2000/12/11(月) 18:05
7,8年くらい前の事件だと思う。
ハワイ?で、息子さんと2人で殺害されたんだよね。合掌。
142 :
花と名無しさん:2000/12/11(月) 21:41
白眼子おもしろかったです。
ところで、山岸先生は先日東京の弥生美術館で開催された水野英子先生の
サイン会にいらっしゃっていました。
とてもお綺麗な方だなあ…。
きちんと並んでまっていらっしゃいました。
143 :
花と名無しさん:2000/12/12(火) 08:35
ええ?本当?
142さん良かったですねー。羨望。
山岸先生のサインもほしくなるよね。心の中で。
144 :
花と名無しさん:2000/12/12(火) 08:59
なぜか磯野キリコをみると 山岸さんの顔と重なる。
ぱっと見のキャラは違うと思うけど
思いつめやすそうな顔がかさなるのかもしれない。
145 :
花と名無しさん:2000/12/12(火) 23:57
なんか、最後にとってつけたように「この作品はフィクションです。。。」と
あるので、途中の「北海道新聞」の脚注とか、いらないんじゃないの?と思った>白眼子
そこから辿れるようなキャプションつけて、探してみたくなるじゃないの、
北海道新聞の昭和35年頃の広告・・・
146 :
花と名無しさん:2000/12/13(水) 00:05
たしかに。<フィクション告知と作中のキャプション矛盾
北海道新聞35年の広告確認したひといたら
どんな記事だったか内容きぼーん
>>145 思った思った。でも北海道新聞の圧縮版なんて近所の図書館に入ってなーい。
北海道の人、いらっしゃいませんか…?
148 :
花と名無しさん:2000/12/13(水) 10:38
あの北海道新聞うんぬんの脚注は、白眼子のもの以外の、周辺広告に
対するものだとすれば別に矛盾はないし、必要なものなのでは?
私も最初はアレッって思ったけど。
149 :
花と名無しさん:2000/12/13(水) 12:16
周辺広告のためのキャプっすか?
まあ 違うとは言い切れないけど
う〜ん ちょっとスッキリしない。
実際のところ 当時の北新聞にすべての答えが。
150 :
花と名無しさん:2000/12/13(水) 14:52
確かに、新聞・娘が刺した・乳業の会社・藤田こととめ…と
実話ぽく進んできて、最後で「フィクションです」っていわれても
どこまでがどうなのかねえ…特に新聞の脚注なんて、不必要ですよねえ。
151 :
花と名無しさん:2000/12/13(水) 15:53
スレの流れからずれるんだけど、パエトーンの文庫版を衝動買いして
帰ってきたらチェルノブイリ14年目の報道が流れてた・・・
あの漫画を始めて読んでから10年近くたってることに気づき、もう一度
きちんと読み返してみてぞっとした。
作中で紹介されていた「予定」が「過去」になってる・・・(再処理工場や
原発増設等)
152 :
花と名無しさん:2000/12/13(水) 16:44
「舞姫」だけど展開がのろいよ。月間でこのペースでは関心を保つのが難しい。
ページを増やすか展開を早めるか、どちらかにして欲しい。
だいたい現在のエピソードは、あくまでプロローグに過ぎないわけでしょ?
前座に気力を使い果たして本編がバタバタ、という最近の山岸マンガの轍を踏みはしないか、
どうも心配だな。
153 :
花と名無しさん:2000/12/13(水) 16:54
たぶん実話を盛り込むことでリアリティをだしたかった山岸さんと
編集側の<フィクション>注がバッティングしちゃったんじゃないかとも思ったけど・・・
やっぱ そがれるよね。
154 :
花と名無しさん:2000/12/16(土) 01:55
白眼子ゲット!
すごく面白かったです。
最初のほうでは加代の目が離れてると思ったのは私だけ?
山のように積まれてましたが、あんなに大量入荷して売れるのかしらと
心配になってしまった。
池袋のメトロポリタンプラザ内の4階(階が違うかも)の
本屋さんです。
いいとも悪いとも言えませんが、
あの本屋の品揃えって独特な気がします。
155 :
ルービツ:2000/12/16(土) 02:41
156 :
ルービツ:2000/12/16(土) 02:58
157 :
ルービツ:2000/12/16(土) 03:01
158 :
花と名無しさん:2000/12/16(土) 03:06
登録しないとみれないよぉ > search.eb.com
でも、実物マリア綺麗だぁ。もっと可愛らしい感じかとおもったよ。
159 :
ルービツ:2000/12/16(土) 03:12
えー、普通に検索したら出てきたんですが。
私は見れます。タニィは手足長いですね〜。
あと、漫画にも出てきたようにマリアのクラシックの基本
バリバリの白鳥のポーズと、タニィのオフバランスのポージング
のちがいなんか、これだけでも比較できて面白いですね。
160 :
花と名無しさん:2000/12/16(土) 08:41
バレエの話で盛り上がっているところですみません。
久しぶりに『イシス』を読みました。
オシリスに礼を言われてボッと赤くなったイシスがかわいかったです。
161 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2000/12/16(土) 17:54
ひえー、このスレ読むと昔のを読み返したくなってしまう!
>>160さん、私も漁ってきます。
162 :
イシス:2000/12/16(土) 18:17
それを知っているお前は私と同類
age
164 :
花と名無しさん:2000/12/21(木) 00:39
春樹君全集再版かけなさいあげ。
165 :
花と名無しさん:2000/12/21(木) 01:15
私も「白い部屋のふたり」が読みたい…
はなとゆめコミックス以外では、どこに収録されてるのですか?
遅い話題だけど白眼子おもしろかった。
加代さんに心がなぐさめられたなあ(ほんと、一体いくつなんだろう)
6畳一間のとき、台所の床でゴハンたべてたのがほほえましかった。
166 :
花と名無しさん:2000/12/21(木) 03:41
今、読み終わりました>白眼子
札幌、室蘭、苫小牧と馴染みの名が・・・うわ〜どれも住んだ事ある・・・
マイ人生に「小樽」もあれば道内制覇だったのに。。。!(?)
おまけに主人公・光子(敢えてこっちの名)さんと、
境遇が少なからずも似てるので、感情移入しまくりで、
ボロボロ泣きながら読んでました(恥
私も白眼子様のような着物姿の男性に視てもらった事あります。
その人は易者さんだったけれど。
そして当らなかったけれど・・・・(^。^;)
「雨の訪問者」持ってたのでショック。
個人的には「流々草花」というのを収録して欲しかったっ
この作品、角川の全集「妖精王C」にしか掲載されてないらしくて、
ず〜〜っと未読・・・・・
どんなお話なのか、御存知の方がいましたら、
チラっと、さわり部分を教えて欲しいです〜歴史モノかな?
167 :
花と名無しさん:2000/12/21(木) 07:29
「流々草花」はエッセイマンガですよ。デビュー当時のこととか
描いてます。
168 :
花と名無しさん:2000/12/21(木) 19:35
『白眼子』の北海道新聞の脚注は、マンガの演出の一種だと思っていました。
169 :
花と名無しさん:2000/12/21(木) 20:17
「白い部屋のふたり」は、角川から出てた山岸全集の
「レフトアンドライト」の巻に入ってたような気がします。
170 :
166:2000/12/21(木) 21:49
>167さん
有難うございます!
エッセイマンガですか〜 ますます読みたいですv
山岸凉子先生、大好き。
171 :
花と名無しさん:2000/12/21(木) 22:24
169<165
レフトアンドライト…デビュー作の卓球もの(ちょっと想像つかない…)
ですよね。初期の短編集なのかな。さがしてみます、ありがとう。
がーーーん!<演出の一種
そんなんアリなの?
いままでそーゆーの信じてきたのにーーー
って わたしがバカ?
173 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2000/12/22(金) 13:39
レフトアンドライト、卓球モノと聞いて内容思い出しました。
ケガが元で卓球やめちゃった女の子を、卓球を始めた主人公が卓球部に誘って…
って話だったよ(詳しく書くとネタバレになっちゃうんでこれだけ)。
水泳モノとかも描かれてましたね。
白い部屋のふたりは女の子同士の恋愛話じゃよー。読ませた。今でもぐっとキます。
174 :
花と名無しさん:2000/12/22(金) 22:01
175 :
花と名無しさん:2000/12/22(金) 23:22
176 :
花と名無しさん:2000/12/26(火) 21:25
さがってるしダヴィンチの発売まで少し間があるので
質問させて下さいね。
以前妖精王がOVA化されましたけど、観た人います?
わたしは1回レンタルで観たんですけど爵の声が
三ツ矢雄二だったこと以外オボエテナイ!もので……
もっかい観たいけどどこにも置いてないんです。
大分はしょってあったと思うので、どのエピソードが採用
されたのか、クーフーリンやクイーンマブの声優が誰だったか
等々教えていただけませんか?
177 :
花と名無しさん:2000/12/27(水) 00:08
>>176 私はアニメを先に見ました。テレビで夜中に放送してたの。
絵がとってもきれいだったような記憶があります。
が、なにせ大昔(10年くらい前?)なので
声優は覚えてませんー。
なので私も知りたい。
178 :
花と名無しさん:2001/01/05(金) 14:58
文庫5冊まとめて読みました。
(短編集)
蛭子が怖かったなー,よく考えるとマヌケですら
ある話なのに気持ち悪い。
179 :
花と名無しさん:2001/01/05(金) 20:25
白眼子よみました。
場違いな感想だけど、山岸先生、ホントにこういうヤセて神経質そうな
男の人好きだね……。
180 :
花と名無しさん:2001/01/05(金) 23:41
はじめのほうは白眼子、きもちわるいおっさんだなと思ってたんだけど、
最後のほうでは好きになってしまいました。
「やせてて神経質そうな」男の人、私も好きなんだけど(笑)
ミロノフ先生も考えてみればそんなかんじだな。
>178
私にとっては「蛭子」、これまで読んだマンガのなかで一二を争う怖さです。
「私の人形〜」どころじゃない。
玄関にケーキがべっとりついてるとことか。考えただけでイヤだ。
181 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/01/05(金) 23:53
少女漫画の主人公で、太って大らかな男性っているかな・・・?
182 :
花と名無しさん:2001/01/06(土) 01:53
そう言葉尻だけとらえるのはよそうぜ。
山岸凉子の描く「二枚目」は普通の少女漫画的基準からは
明らかに離れてると思う。
だからといって二枚目に見えないかと言うとそんなことはない。
183 :
花と名無しさん:2001/01/06(土) 02:46
お医者さんがかっこいいよぅ。
「スピンクス」の彼
「ひいなの埋葬」の雪氏
題名忘れた「トリ」の融君を引き取った…あ彼は研究者だったスマン
184 :
花と名無しさん:2001/01/06(土) 17:14
「蛭子」
私もこれだけは嫌。
怖いというより、不気味すぎる。後味悪すぎる。
なんであの美少年が性悪なのか最後までわからんし。
あの人のいい女子大生はどうなったのでしょうか・・・?
山岸先生大好きな自分ですが、「蛭子」だけは雑誌掲載時しか読んでない。
単行本にあっても絶対読まない。それでもこんなに覚えてる・・・
諸星大二郎のヒルコは大好きなんだけどなあ。
185 :
花と名無しさん:2001/01/06(土) 23:22
>>あの人のいい女子大生はどうなったのでしょうか・・・?
顔に硫酸かけられるってのはどうかな。
梶原一騎みたいだけど、俺的にはそういう事になってる。
186 :
花と名無しさん:2001/01/07(日) 00:36
みなさん,やっぱり「蛭子」怖いのね。
わからないってのがいちばん怖いもんなー。
あの美少年はこわいが「私の人形〜〜」に
出てきた美少年。竹内陽くん。
あの子は萌えキャラじゃないですか?
霊能者みたいだし,最初はシリーズものかと思いました。
187 :
花と名無しさん:2001/01/07(日) 01:08
>>186 陽くんの親友は田原真彦だっけ??
マッチとトシちゃん(藁)を足した名前でしたよね。
188 :
花と名無しさん:2001/01/07(日) 01:26
そうそう,田原真彦。
陽くんは確かに連作できそうなキャラでしたな。
山岸絵だから,それほど際立たないが
描く人が描いたらホモスキーな設定。
189 :
184:2001/01/07(日) 10:22
>185
顔に硫酸か・・・私はてっきり命をとられるかと・・・
でも若い娘の顔に硫酸は死に匹敵するかも。
陽くんシリーズ化されるのかと思ったよね。
今からでも描いてくれないかなあ。
でもあれも倉敷さんや、ママが修学旅行中にやられちゃうこれまた
人のよさそなその両親がお気の毒で・・・
いちばん悪いのはお人形を隠匿した老婆じゃないの。
でもそういう理が通用しないとこがまた怖いですよね・・・
190 :
花と名無しさん:2001/01/07(日) 11:38
「このはなのさくやひめ(だったっけ?)」に出てきた
男の人(典子という主人公の姉の同級生)も結構良かった。
たしか、死んだ兄と同じ名前をつけられたという話だった。
191 :
花と名無しさん:2001/01/07(日) 13:01
190>なんか頼んでもいないのに主人公と姉の分析して泣かせちゃった男だよね
192 :
花と名無しさん:2001/01/07(日) 14:31
「蛭子」って、 藤沢周平の短編 「亭主の仲間」に似てる。
『時雨みち』(新潮文庫)って文庫本で読んだ。
どっちが先か判らないけど。
193 :
花と名無しさん:2001/01/07(日) 16:24
「このはな〜」はハッピーエンドで
なおかつ気を持たせる感じで「いい話」だよね。
珍しいと思う。
194 :
花と名無しさん:2001/01/07(日) 22:29
「私の人形〜」、竹内君が出て来たら恐怖が半減した。
ああ、わかりやすいキャラが…と思って安心しちゃって。
195 :
花と名無しさん:2001/01/07(日) 22:57
同じ霊能者でも「汐の声」の
サワはああなっちゃうからな・・・
(あれはインチキなんだっけ?)
196 :
花と名無しさん:2001/01/08(月) 00:48
今日「知ってるつもり?」でハワード・カーターをとりあげてたね。
イーヴとカーターって結婚の約束してたんだ...
197 :
花と名無しさん:2001/01/08(月) 01:22
>>196 見たよ!そしてヘンリーのいけずー!(?)と思った。
198 :
花と名無しさん:2001/01/08(月) 01:28
脳内でカーターさんのヒゲ取りながら見ました〜
199 :
花と名無しさん:2001/01/08(月) 01:37
>>198 ひげを取ってもイメージが違いすぎ〜!
カーナボン卿がオーラの薄そうな感じの方で
それにもびっくり〜。
200 :
花と名無しさん:2001/01/08(月) 01:59
>>199 ははは、違ってるのはホントは山岸さんの方なんですけどね。
それはそれとして〜、ですね。
イーヴとの淡い恋が本当だったのは嬉しかった。
余計悲しくもありだけど。
201 :
花と名無しさん:2001/01/08(月) 14:18
今月のペプシコーラ
とりあえず引きが邪悪だった。
202 :
名無しさん:2001/01/08(月) 16:46
ダ・ヴィンチもう出てるのね。
立ち読みに行こう。
203 :
花と名無しさん:2001/01/08(月) 16:57
素朴な疑問なのですが。
山岸涼子って絵上手いの?にわか読者の目には「70年代をひきずった
古臭い画風」としか写りません。
あれはわざとなんですか?
204 :
花と名無しさん:2001/01/08(月) 17:25
最近は下手。といか、手抜き。
でもちょっと前のは人体の表現力がとてもあった。
205 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:2001/01/08(月) 17:27
>山岸涼子って絵上手いの?
う〜ん、どうなんでしょう。
うまい部類ではないと思います。僕の第一印象も「げっ、針金みたい線!」
でしたから。
でも作品世界にマッチしている、という意味で不満は感じません。
慣れるとアレじゃなければ満足できなくなりますから。
絵柄を典型的な少女漫画から変えたのも、テーマを意識してでしょう。
「処天」などあの絵あってこその名作ですので、もし未読なら、読まれる事を
お勧めします。私的には漫画史上五本の指に入ると思っています。
206 :
花と名無しさん:2001/01/08(月) 21:54
上手い下手とかあんまり考えたことないなあ。そういう余地がないというか。
日処天もだけど、たとえば妖精王(古いから、まだ少女漫画ぽいけどね)、
あれ以外の絵柄でやられたら、全然違うベタベタしたものになってしまうと思う。
短編など、神話を基にしたものにも、しっくりきてると思うし。
でもマンガ家の絵なんて、上手いかどうかより、読んだ人に最大限の効果を
発揮できるかってことが問題なんじゃないかなー。
(自分の好きなマンガ家て、あんまり絵が上手いとはいえないであろう人が
多いので…なんとなく庇ってしまうような言い方になるけどね)
207 :
花と名無しさん:2001/01/08(月) 22:30
うまいヘタつーか、「独自」につきるのでは。
最近線が荒れてるのは感じるけど、
「白眼子」とかはそうでもなかったな。
208 :
花と名無しさん:2001/01/08(月) 22:52
私は最近の、アシさんの絵との差が気になるなあ。
きっとすごい上手い人なんだろうけど、どうも合ってない
気がしてしまう。そういえば、手書きっていうか、ちょろちょろ
っとした吹き出しの中の描き文字も、アシさんにまかせるように
なったんだね。あれもちょっとなあ……。
209 :
花と名無しさん:2001/01/09(火) 02:24
>>208 わたしはアシさんの描いた人物が真っ白(ベタなしトーンなし)なのが
すごく気になる。そのおかげで最近ではもう全体的に画面が白いよ〜。
なんかこだわりがあるのでしょうか。
210 :
花と名無しさん:2001/01/09(火) 13:15
私はもう絵がどうこうより、読み出すと話にひきずりこまれていくので
あまり考えたことないなあ。ということは、表現力があるってことなのかな。
ヘタだったらやっぱり読んでてつまずいたりするだろうし、ヘタでもないと思う。
うまいなあ!と感心して絵にみとれて話を読むのがとまっちゃったこともないな。
蛭子は私もあれだけは不満!「ナゼ」っていうのが最後までわからない。
いろんな解釈があると思うけど、なにかひとつでもヒントほしいよね。
211 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:2001/01/09(火) 14:53
理由なんかないでしょう。
天性のサイコパスの標的にされた理不尽な恐怖を表現しているのだと思いますよ。
「座敷女」みたいにさ。
212 :
名無しさん:2001/01/09(火) 15:57
そだね,上の方にあったけど
わからないのがいちばんこわい。
犬殺すわ,自転車放り投げるわ,ケーキ塗りたくるわ
って,やっぱ怖いもん。
あと絵の話だけど,あたしは山岸さんの描く
子どもが好き。かわいい。
なんか「こけし」みたいで。
213 :
花と名無しさん:2001/01/09(火) 19:02
私は子供じゃないけど妖精王のプックが好きだった。
微妙にブサイクなんだよね。最後ちょろっとキレイになってたけど。
今「青青の時代」(2巻までしかみつからない…)を読んでるんだけど、
すごい顔の人ばかり…絵自体がなんか荒れてるような気もするし。
でもそのヘンな顔が面白いんだけど。
214 :
花と名無しさん:2001/01/09(火) 19:45
今月のダヴィンチのドロッセルマイヤーは魔夜さんなんだね。
魔夜さんは本当に踊ったそうだけど、どんなだったのかな。凄く見てみたいよー。
215 :
花と名無しさん:2001/01/09(火) 21:05
>212
私も好きだよ〜
山岸先生の描く子ども。特に赤ちゃん!
「負の暗示」の春雄も赤子時代はかわいかった。
(特に「プー」と言っている場面が、何故か
非常に気に入ってる。)
216 :
花と名無しさん:2001/01/09(火) 21:08
「青青・・」のシビって
私にはマイケル・ジャクソンに見える。
私だけ?こりゃまたシツレイしましたぁー
217 :
花と名無しさん:2001/01/09(火) 21:27
誰かホラー短編の「化野の・・」って知りませんか?
わたしはアレが一番怖かった。
夜あんまり知らない街とか歩いていると、ふっと方向感覚とか
曖昧になって「このまま帰れなかったら・・」なんて考えてしまいます。
そんなとき思い出すのが「化野の・・」。
トップページの顔を隠した十二単の女性も「何となく怖い」
あの扇の下の顔はどうなっているんだろう・・・。
218 :
花と名無しさん:2001/01/09(火) 22:51
「化野の…」怖かったですねー!
バスの行き先表示が、
本物みたいに蛍光灯で照らされているように見えた。
何度繰り返して読んでみてもそう!
悪夢と現実がこちゃこちゃになって自分も
ひきこまれそうな怖さを感じたよ。
219 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/01/09(火) 23:54
うわっそれ読んでみたいなあ〜>化野の・・・
短編ですよね。
どの単行本に入ってるんだろう。
たいてい読んでるはずなのに、覚えがありません。
私も217さんのような感覚ってわりとあるので…。
220 :
花と名無しさん:2001/01/10(水) 00:23
文庫に入ってたよ。>化野の…
「ブルーロージス」に。
たしかに、アシさんの描く人物は表情がありすぎて浮いている。
もっと作風を模写してもらいたい。邪魔。
221 :
花と名無しさん:2001/01/10(水) 00:49
今月号の「舞姫」。
・・・う〜ん・・・。ここまで展開やストーリーに盛りあがりがなくて、この先の連載は大丈夫なんでしょうか・・・?
打ち切りにならないことを切に願っています。(-_-)
222 :
花と名無しさん:2001/01/10(水) 11:37
遅くなりましたが、「白眼子」読みました。
・・・前作(?)「鬼」もそうでしたが、すごい説教くさくて脱力。「幸と不幸は
おなじだけある」とか、「親を許すことが自分を許すことになる」とか、ぜ〜んぶ
キャラクターに説明させてるし(「ガラスの仮面」的やりくち)。タイトルバック
に仏像描いてどうする、とか思いました。しかもトーンで誤魔化し。
この人おもしろい。
224 :
花と名無しさん:2001/01/10(水) 20:16
「舞姫」
あたしは普通に読んでるけどやっぱ
展開遅いかねぇ。
またしてもラストはげんなりでしたが・・・
(やっぱあーゆーのはキツいです)
やっぱ空美ちゃんは六花ママに才能を見出されて・・・
みたいな展開ですかね???
225 :
花と名無しさん:2001/01/10(水) 21:40
それ以前に親父あたりにレイプされると思う。
……つーかベタだよね、これ。いーかげん。
もう皆、「レイプされる」と薄々勘付きながら読んでるんだからさ、そろそろいい意味で
読者を裏切って欲しいよね。
最近の山岸漫画は、展開がベタだよね。イヨがレイプされる必然性が何処にあったのか、
いまだに解からない。
226 :
花と名無しさん:2001/01/10(水) 23:11
>225
「イヨ」というと、どの作品に出て来るキャラですか・・・?
227 :
花と名無しさん:2001/01/10(水) 23:13
「舞姫」。
オヤジにレイプというのは、あるかな??
もう少し可愛いキャラなら、それもあるだろうけど、今回に限ってはそれはないような気がします。
それよりも、他の男に性的に虐待を受けるだろう予感はしますが・・・。
228 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/01/11(木) 00:16
青青の時代のイヨちゃんのレイプはヒミコの後継者にならなくて
すむように、じゃないかなあ。
最悪の出来事を良い方に(イヨは継ぎたくなかったのだから)
持って行ったというのは、なんだか不思議な力は誰にでもある
ということに通じるような気がしました。なんていうか、
気の持ちようで事態は好転出来る@`というか……
229 :
花と名無しさん:2001/01/11(木) 11:14
やっぱり怖い話の実話マンガが
おもしろいなあ
「タイムスリップ」とかすごく面白かった。
ダビンチ、月一なのになぜかもう発売?って気になるのは
単行本を何箇月もまつのに慣れてしまったせいかしらん
メジャー誌だと
ついリアルタイムでおっかけられるので
230 :
名無し@ダヴィンチ:2001/01/13(土) 00:45
今月の舞姫
確かに展開遅くてベタだね。
私もオヤジにレイプはないと思うよ。
あそこまで不幸だと読むのやめようかと思う。
クミがものすごいバレリーナになるとも思わないし
どうするんだろうね。
231 :
花と名無しさん :2001/01/13(土) 00:55
自殺して霊魂になる。
タイトルが『舞姫新聞』に替わる。
232 :
花と名無しさん:2001/01/13(土) 05:00
>231
それ、すごくいいアイデアかも。少なくとも今の展開より数倍は楽しめると思う。(笑)
233 :
花と名無しさん:2001/01/13(土) 09:18
そ、それって…(笑)作者、新境地!とかあおりがついたりして?(笑)
234 :
花と名無しさん:2001/01/13(土) 09:51
で、梶原一騎に恐喝されてエクトプラズムを吐いたりするのか。
235 :
花と名無しさん:2001/01/13(土) 17:49
そうかなあ。舞姫面白いよ。
いっつも表紙に「長編なんとか」ってアオリがあるので
この先の展開は…とか考えながらワクワクして読んでます。
ただ心配なのは、あれって、探しやすいよね。
みんな立ち読みしてしまって売り上げには結びつかないのでは…。
236 :
花と名無しさん:2001/01/13(土) 18:16
>>235 いつも中央にあるので、ホチキスから取り外して
第一回から保存してあります。
そういう意味では便利(笑)
私は舞姫目当てにダヴィンチ買っているので
売上効果はあったと思うな〜
237 :
花と名無しさん:2001/01/13(土) 20:27
第一回のナレーションが回想調だったことから、現在の舞姫はあくまでプロローグと思われるが
それにしてはテンポが遅い。もっとスピーディーに処理しないと頭でっかちな構成になってしまうのではないか。
このプロローグに対応するほど本編が長いならともかく、前菜にしては淡々と進み過ぎというか。
もっと本来のテーマに果敢に取り組んでも良いのでは。「竜頭蛇尾」という山岸マンガの通弊が再現されること
を恐れる。
……というより単に子供を描きたいだけ、という気もする。最近の山岸さん、子供ばかり描いてるから…。
238 :
花と名無しさん:2001/01/13(土) 20:34
バレエを習っている子の処に、毎日深夜12時に強制的に届く『舞姫新聞』
中には別に知りたくもない舞踊界の怪情報が・・・。
「ふふふ・・・バレエなんかやってると恐ろしいことになるぞ・・・」
その回から山岸キャラは全て額に縦線にリニューアル。
239 :
花と名無しさん:2001/01/13(土) 21:19
白い部屋のふたり読みました。シモ―ンがかっこよかった。でも最後いやなおわり方でかなしかった。
240 :
花と名無しさん:2001/01/13(土) 22:12
(笑)ギャグ作家としての才能が花ひらく!!
(はっ私山岸ファンなんだけど〜)
241 :
花と名無しさん:2001/01/15(月) 16:33
がいしゅつだったらゴメソ。
先日千葉県松戸市立博物館へ行って、昭和30年代の常盤平団地の生活を再現し
た展示を見ました。
インテリアとか、どうも見覚えがあると思ったら、「白眼子」P113の団地生活
しているシーンの背景(当時の団地の典型図って手書き文字で補足してある)に
そっくりだったの。
改めて、山岸さんがよく勉強して書いてらっしゃることに気づき感動。
お近くの方、一度松戸市立博物館へ見に行ってくださいませ。
「白眼子」の世界に一歩近づけます。
242 :
花と名無しさん:2001/01/15(月) 16:43
もういいかげんひとつ屋根の下にいるんだから
自分の弟のふがいなさがわかったはずだよね<元バレリーナの少女顔のおばあさま
243 :
花と名無しさん:2001/01/18(木) 04:25
244 :
花と名無しさん:2001/01/18(木) 05:57
白眼子も読んじゃったよー。先生
次の新刊まだかなー。
245 :
花と名無しさん:2001/01/18(木) 15:26
今月のダ・ヴィンチ見たよ。なんか最後の所、「バトルロワイアル」の
相馬光子を思い出しちゃった。個人的には空美は最後までされる事がない方が
いいけど、山岸先生はそういう部分は容赦ないからなー。
246 :
>242:2001/01/18(木) 15:35
いや、あの人は弟の本性を目の当たりにしても、現実を見ずに
「あなたがしっかりしてないから弟がだらしなくなって!」とか、
空美の母親に対して変な風に責任をなすりつけると思います。
247 :
花と名無しさん:2001/01/24(水) 23:18
/⌒ ̄ ̄`>
 ̄ ̄ ● / ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
く―(;゚Д゚)<蛇比礼を越えるロリコンマンガ見たこと無い
\―⊃⊃ \____________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´
248 :
花と名無しさん:2001/01/25(木) 03:20
蛇比礼てさ、子供のヘビだから人間になっても少女なのか、それともそんなこと
関係ないのかちょっと考えてしまった。
べつに理由ないんだよね。そういうとこ好きです。復讐のためにヘビが姿を変えて
きた、とか陳腐な理由がついてたらしらけてしまう。
そういえば昔は「一家に一匹、守り神として白ヘビがいる」とか言わなかったっけ。
「うちにもおるぞ」とじいちゃんが言ってました。
このあいだやっと「ひいなの埋葬」読みました。面白かった。
あれをピーターが…でもみてみたい…
249 :
花と名無しさん:2001/01/25(木) 21:03
蛇の女の子かわいいー好きな顔。はとセェプストのミノアの人も好き
250 :
花と名無しさん:2001/01/27(土) 04:11
六花の父親が、クミのでてる雑誌の愛読者だったってことは・・・ないな。
251 :
花と名無しさん:2001/01/27(土) 10:15
最近それ系の雑誌はないから…。多分地下ビデオかなんかだと思われる。
でも今時国内でこんな撮影するなんて、とんだチャレンジャーどもだよあいつら。
東南アジアでさえあぶないのに。
現実に即するならいずれ警察に一網打尽というところだ。母親もいっしょにね。
252 :
花と名無しさん:2001/01/28(日) 09:55
前のスレ(だったかな、)みて読みたいと思ってた「クリスマス」って、
「黄泉比良坂」(ボニータ)に入ってるのね…
表題作持ってたから買ってなかったけど、ふとブックオフで中みたら載ってた
んで買ってきました。なんか意外…なんでここに入ってるんだろ。
(そういうのがまた多いんだよなあ)
すごいくだらないことなんだけど、「恐怖の甘いもの一家」で凉子先生一同が
喫茶店に入ると、毛人らしき人が注文取りにくるシーン。
毛人たらあんなにナマ足を露出して…と思っていたけど、よく考えたらやっぱ
下になんか履いてるよなー。(書いてみたらほんとにくだらないことだった)
253 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/01/29(月) 11:23
>書いてみたらほんとにくだらないことだった
なんか臨場感あふれる一節だなあ。何気にウケちゃったよ。
そんなシーンあったんだ。厩戸は時々描いてること多いけど。
探してみます<毛人
254 :
花と名無しさん:2001/02/05(月) 14:51
イシスが好きでした。
255 :
花と名無しさん:2001/02/05(月) 15:37
「化野の…」をやっと読みました。(角川の「クリスマス」で)
こわい。ストーブのくだりもだけど、私は道をクルマがばんばん
走ってるのが怖かった。
主人公以外はみな普通に過ごしてるのに…それとも…などと考えて。
そんなにファン歴長くないんですが、ある程度本が揃ってくると、
古本屋でみつけたのを買ってみても、ほとんど(ひどいときは全部)
読んだことあるのだったりする。
たとえば上の「クリスマス」も、「化野の…」以外はみな持ってるし。
それでいて、読みたいのはみつからないんだよなー。かなしいです。
256 :
花と名無しさん:2001/02/05(月) 15:47
>255さん
同感です!なんか山岸先生の作品て、重複して掲載されてるのが
やたらと多いですよね。それでもって、大昔に出たきり、絶版って
のも多い・・・。もうちょっとなんとかならんもんでしょうか。
とりあえず、角川の全集再版キボンヌ。
257 :
花と名無しさん:2001/02/07(水) 01:06
ダヴィンチ発売age!
258 :
花と名無しさん:2001/02/07(水) 01:12
>>256さん
角川の全集は、紙質が悪くて何年も経つと最悪ですよ。でかくて邪魔だし。
文庫で全集をきぼ〜ん。
259 :
花と名無しさん:2001/02/07(水) 03:35
今月の舞姫
いきなりコピーを使ってますね。バレバレです。直後に漫☆画太郎のインタビューが
掲載されていたため、あのコピーの鬼と印象がダブりちょっと笑ってしまいましたよ。
ともかく月刊でコピーは感心しません。ちゃんと描いてください。
あと、相変わらず女の子だけ作画が丁寧ですが、それはともかくこの作画ならページを
もう少し増やしてもいいのではないでしょうか。毎回食い足りない気がします。
ストーリー面では特に言うことはありません。なんというか、予想通りなので…。
260 :
花と名無しさん:2001/02/07(水) 03:58
角川の全集、たまーにブックオフなどで100円で売ってるのを
みかける。
でもこれがまた、メジャーどころ(日処天とか妖精王)ばっかで…
読みたいのはないんだな。「レフトアンドライト」なんて勿論ない。
261 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/02/07(水) 09:41
なんというか私は、いつも物語にひきこまれて読んでいくのですが
それでもあの舞姫の絵はひっかかりますね。
P数もあれだし。
まとまったPならまだあんな絵でも入れるかと・・・
262 :
花と名無しさん:2001/02/07(水) 11:23
アシスタント募集かけてたけど、いい人こなかったんでしょうか。
私も絵の荒さが気になります・・・
263 :
花と名無しさん:2001/02/07(水) 15:06
アシの絵が素っ気無いのはわざとそうさせているのではないでしょうか。
山岸さんの絵はかなり簡素なので、ヘタに凝った背景では主役が埋没してしまう
からではないか、という気がしてきましたよ。
でもそれならアシに負けないような作画をすればいいだけですしねえ。
どうも漫画にあまり熱意を持っていない、という印象があります。丁寧に描けば
けっこういい絵もあるのに。
264 :
花と名無しさん:2001/02/07(水) 22:13
おかんテーピングくらい教えたれや。
265 :
花と名無しさん:2001/02/10(土) 00:14
母校の卒業生なので公演とかしにきていたらしい。
有名人が卒業生なのってちょっといいかんじですよね
266 :
名無しさん:2001/02/10(土) 00:23
今月の舞姫
やっと人間らしいところが見れたと思う。
これからは性的虐待シーンはないでしょう。
なんとなく、森鴎外の舞姫とかけてる?
267 :
花と名無しさん:2001/02/12(月) 00:08
空美ちゃんはお母さんには庇ってもらえなかったのですね…
なにかがぷっつり切れたのか…怒りを吐き出し始めた空美ちゃん。
がんばれ!
268 :
花と名無しさん:2001/02/12(月) 18:17
>アシの絵が素っ気無いのは
確かに描線は細いから素っ気ないってかんじなんだろうけど、私は逆に
線の素っ気なさに比べて表情が豊かすぎなのが気になる>アシ絵
山岸先生の絵が、そんなに無茶苦茶表情豊かではないでしょう?
だから悪目立ちしてると思うんだよな〜。
昔は山岸先生の絵って、表情は乏しくても、ものすごい存在感があって
目を引いたから、よけいそう感じるのかもしれないけど……。
>でもそれならアシに負けないような作画をすればいいだけ
それは私もそう思う。とくに今月の空美が足をぐるんと回転させるところ。
昔だったら、もっと違った描き方をしてたと思う。昔は良かったって言っても
仕方のないことだけど、今の山岸先生の絵は、オーラがなくて悲しく
なってしまうよ……。
269 :
268:2001/02/12(月) 22:15
あ、私が言ったようなこと、もう220さんが言ってるんだね。スマソ。
270 :
花と名無しさん:2001/02/13(火) 05:22
>>268 最近になって急にアシの絵が目立つようになったのも気になります。
「封印」あたりからですか。異質な要素をひとつの画面に押し込んでるというか。
以前はそんな事もなかったのに…。
やはり山岸さんの絵が薄くなっているからなのでしょうか。
しかし九十年代の山岸マンガは低調ですね。「負の暗示」なんて文庫でさえ粗が目立つし…。
271 :
花と名無しさん:2001/02/14(水) 15:49
空美は何時可愛くなるのだろう…、ずっとあのままだとプリマは無理だよね…。
いくらテクニックあっても。
272 :
花と名無しさん:2001/02/14(水) 16:04
え、バレエのあのメイクなら
素顔の美醜なぞ関係ないのでは?
そうでもないの?
273 :
花と名無しさん:2001/02/14(水) 16:10
いや、そっけない顔だもん
化粧栄えするとおもうなあ。梅沢とみお並みに
274 :
花と名無しさん:2001/02/14(水) 16:20
モダンだったら、かえってよいかも。個性的で。
275 :
花と名無しさん:2001/02/14(水) 16:26
おねえちゃんがどんどんこわくなっていく
276 :
花と名無しさん:2001/02/14(水) 17:19
おねえちゃん負けるな!
277 :
花と名無しさん:2001/02/14(水) 20:02
今更なんですが、本日「妖精王」読みました〜。
いとこの女の子がわざわざ札幌の学校に行っている理由は結局なんでだったのでしょう?
278 :
花と名無しさん:2001/02/14(水) 20:04
あれ、お兄ちゃんの方じゃなかった?札幌の学校は?
279 :
花と名無しさん:2001/02/14(水) 20:18
>>270 ああ、そうだね。私も気になりだしたのは「封印」からだわ。
それの前までは、アシさんのモブでも、表情とかは押さえて描いて
あったから・・・。その頃モブ描いてる人が変わったのかな?
280 :
277:2001/02/14(水) 20:22
278>文庫の一巻の16ページなんですが。おばさんが言いよどんでるのに
意味があるのかと思っていたのですが、作者が忘れてしまったのでしょうか。
281 :
花と名無しさん:2001/02/14(水) 23:01
>>280 やっぱなんだかんだいって
そのおにーちゃんの札幌の学校が進学校ってところが
大学目指して励んでてトホホになった爵に
とてもいいにくいことだったからでしょう
なーーんだ 自然が一番みたいなこといって
結局進学することがだいじなんじゃんみたいな。
282 :
花と名無しさん:2001/02/15(木) 21:36
妖精王呼んで、三浦健太郎が山岸さんの影響受けてるってのがよくわかった。
でも摩周湖のマブの城見て、ドラえもんの魔界大冒険、思い出してしまった。
283 :
花と名無しさん:2001/02/16(金) 00:38
いひかは けっきょくダレがすきだったんだ?
マブか?クーフーリンか?
284 :
花と名無しさん:2001/02/16(金) 01:28
「舞姫」のお姉ちゃん、ああいうのがポロっと拒食症かなんかになりそうだ。
空美をみてショックをうけて。完璧主義で、負けず嫌いで努力家。
彼女にとっては、勉強もバレエも「なんでも一番」であるための手段ですよね。
(あるいはアラベスクのマイヤやラーラみたいにあっさり方向転換するか)
空美はその点、バレエ以外はなにもかもハンディだらけ。
親にも社会にも見捨てられちゃってて。ボロボロの自我をバレエで
かろうじて保たせてる感じ。
六花は踊りを楽しんでて、あの中では一番コドモの情緒教育の理想像かな、
とおもってたけど、今そんなかんだで悩んでる…。
今後の三人の動きに目がはなせません。
ときにわたしが好きなのは金子先生。空美のバーを一目見て、
「おおっと〜。こ、これは!」とチラチラ目が離せなくなるとこ
がなんか良かった。
285 :
花と名無しさん:2001/02/16(金) 01:38
この人の漫画の中でよく家庭教師を家教っていってるけど、どうしても
なじめない。。。だって私のまわりで「かきょう」のバイトとか言ってる人
一人もいないんだもん。
どうでもいいことなんだけどさ。一度気になりだしたら気になっちゃっ
て。
そういうのないですか?
286 :
花と名無しさん:2001/02/16(金) 03:08
>>284 金子先生は山岸作品で言うと「語りべ」キャラですね。
彼女が最終回でまとめとか解説とかして終わりにならない事を祈ります。
287 :
花と名無しさん:2001/02/16(金) 06:44
>>283 クーフーリンと思います。
マブとは同病相憐れんでるという感じがする。
>>285 北海道ではそういうらしいですね。
おなじ北海道出身の氷室冴子もそういう略し方してましたから。
288 :
花と名無しさん:2001/02/16(金) 09:18
私のまわりでは「かてきょ」と略してますー<家庭教師
でも家教でも、そんなに違和感なかったな。
ちなみに関西です。
289 :
花と名無しさん:2001/02/16(金) 16:41
私のまわりも「家教」だなぁ。
290 :
花と名無しさん:2001/02/16(金) 23:06
何でも略せばいいってもんじゃないけど
そういう言葉にひっかかりを感じた時は
自分の心のかたくなさと柔軟性について考える
良い機会です。
291 :
花と名無しさん:2001/02/17(土) 01:16
私もかてきょって言ってた。
でも、「自分の属する団体でしか通じない言葉」だと思われるものは、
作品の中ではなるべく普遍的な言い回しに変えた方がいいですよね。
時代の感じを出したいとかなら別だけど、それだけ腐るのも早くなるしさ。
292 :
花と名無しさん:2001/02/17(土) 01:30
私のまわりじゃみんな略さずに「かてーきょーし」って
言ってる。といっても普段は「バイト」ですんじゃうけど。
あとは「先生してくるね〜」って感じかな。
「かきょう」っていうのはこの人の漫画ではじめて知った。
ちなみに北関東の高校→東京の大学。
293 :
花と名無しさん:2001/02/18(日) 13:04
何でみんなそんなに家教にこだわるんだぁ?!どう略したっていいじゃん・・・。
294 :
花と名無しさん:2001/02/18(日) 13:33
だって気になるんだもん
こだわったっていいじゃん・・・。
295 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/02/19(月) 01:19
妖精王、魔力をすいとられた留氏ふぇはどうなったんですか?あの城から逃げ出したの?
296 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/02/19(月) 09:26
ルシフェのおかげで「白痴美」という言葉を知りました。
297 :
花と名無しさん:2001/02/19(月) 09:33
魔力を吸い取られたルシフェは人間の姿にはもう、なれないのねん。
野犬ならぬ、野悪魔になったのかなあ。
ルシフェ、好きだったなあ。
ウチでは、ししゃもが食卓に出るたびに、
「僕だって、ししゃも、好きなんだから!」って言いながら食べる(笑)。
実は弱っちい、見栄っ張りの役どころでしたが、憎めなかったネ。
298 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:2001/02/19(月) 09:40
オカ板のマンガ・アニメスレで割かし山岸さん、人気です。
299 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/02/19(月) 17:21
そういえばどうなったんだろう・・・。うまく逃げてればいいけど、そうでなかった
らいひかと女王と心中ってことですよね。
300 :
花と名無しさん:2001/02/19(月) 19:10
あのボロボロの身体では逃げられなかったんじゃないかなあ…
女王と心中っていっても、女王はイフセに守られながら死んで
いっただろうから、ひとりぼっちだったに違いない。
愛するジャックに殺されたサラのほうが、なんぼかましだったかも…
301 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/02/20(火) 17:08
特に悪役って訳でもなかったのに。一番かわいそうかも・・・。
302 :
花と名無しさん:2001/02/20(火) 17:54
よく考えたら、ダークエルフ(まあいわゆる悪役)の女王の切り札が
「情欲」ってのは…少女マンガとしてすごいような気がする。
あと実は海蛇だった女の人(シルフィードの一人を誘惑していた人)
がいたけど、山岸凉子のほかの作品で似たような話があったような…
思い違いかな?なんだったっけ。
303 :
花と名無しさん:2001/02/21(水) 01:07
「メデューサ」のことかな?
304 :
花と名無しさん:2001/02/21(水) 11:43
シルフィード一美しいユーナ(だったっけ?)っていってたけど
どのシルフィードも同じに見えたじょ
305 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/02/21(水) 12:44
ナメクジおばさんがナイフくれて死んだとたん、いい人っぽい扱いになったのは
ちょっと理解できないな。
306 :
花と名無しさん:2001/02/22(木) 00:09
>>282 遅レスですが、それは違うのではないかと。
元ネタ(伝説とか)が一緒なだけじゃないかなあ?
307 :
花と名無しさん:2001/02/22(木) 00:22
ダヴィンチの連載、読んでる人いる?
あれ見てがっくり来た、おいら。
絵がもう悲惨でよー。
308 :
花と名無しさん:2001/02/22(木) 00:51
309 :
花と名無しさん:2001/02/22(木) 01:06
>>303<302
「メデューサ」…は結構印象深くて、よく覚えてる。
んーそれじゃないんです。気のせいだったかもしれない。すいません
私は単行本派なんで、ダヴィンチも読んでなかったんだけど、このスレ
読んでたらみてみたくなって、このあいだコンビニで立ち読みしてきた。
あれって月刊だよね?なんか乱雑だな、というのが率直な感想。
でもコミックス出たら買います…まとめて読んでみたいし。
(1回読んだだけなんで、どんな話かよくわかってないし)
310 :
花と名無しさん:2001/02/22(木) 02:17
>308
すまんス。上にたんまりあったのね。
すなおにオモシロイって言ってる人、少ないね。
山岸先生が好きだから、気になって読んじゃいるけど、ってスタンス?
おいらは楽しめなかったよー!
先生のファンなのに・・・
山岸作品ではずしたのって初だな。
311 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:2001/02/22(木) 03:11
やっぱり物足りないよ。毎回さらさら流してる感じでさ。
この二倍は充実感が欲しい。
312 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/02/22(木) 16:53
ダビンチって読者はほとんどおじさんですよね。
あのマンガの支持率どうなんでしょ?
ダヴィンチのマンガのムックを持ってるんだけど、読者アンケート総合1位は
バナナフィッシュだったよ。
ジャンル別のアンケートもあったけど、どうも読者は女の人のほうが多いんじゃ
ないかな?というかんじを受けた。正確なところはわかんないけど。
私はあの雑誌がちょっと苦手なので、月刊誌のほうはちゃんと読んだことが
ないんだけどね…
314 :
花と名無しさん:2001/02/24(土) 16:35
ダ・ヴィンチの読者はおぢさんじゃないね。
自分が本を好きである、と言う事が大好きな、
しかもコミックもOKという若い男女、(女の方が多そう)
が主たる読者層…(ドキュソ層?)でしょう。
舞姫の支持率はどうなんだろね〜。
マンガ連載も始めての事だし。
山岸先生は、最近美形男子登場させませんね。
青々の時代もだし、白眼子も。
舞姫は、美形は男女ともナッシングっすね。
315 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/02/25(日) 00:08
うまやど風美形復活きぼん。
316 :
花と名無しさん:2001/02/25(日) 00:16
するとまた、話がホモに流れていく>315
317 :
sage:2001/02/25(日) 05:01
>>315 そういえば処天ではないけど
NHKのドラマでウマヤドを本木雅弘が演じるよね
もう放送したのかな?
予告では あのヘアスタイルをしていた。
(関係ないのでsageときます。)
まちがえました。すみません・・・
319 :
花と名無しさん:2001/02/25(日) 05:45
それは聖徳太子の話をやるってことなのかな?みてみよう。
青青の時代って、シビが一応ヒーロー(?)なんだよね。
このスレで「マイケル・ジャクソン」と書かれてたのをみてから、
もう私にはマイケルにしか見えなくなってしまった。
でも最後にはそれなりにかっこよく見えるからフシギだ。
私としては、お兄さんキャラ(クーフーリンとか「先生」役の人とか)
が出てきてほしいな。
320 :
花と名無しさん:2001/02/27(火) 11:11
マイケルジャクソン!!!そうか!
どっかでみたことあるとは思ってたけどそーいやそっくりだわ。
あーつかえが取れた。
美形話=ホモ、とされちゃうと『私の好きな山岸美形話』もNGっすか?(泣
クーフーリンとか、ウンディーネの彼(名前失念、正雪ヘアーな人)とか、
すっげー好きなんだけど〜。月読とかたまらなくタイプだわー。
>>321 鷲見(すみ)さんですね。ちょっと珍しい苗字で昔つきあってた男と同じ…(自爆)
323 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/02/27(火) 14:38
山岸さんのホモならいいよ。
324 :
花と名無しさん:2001/02/27(火) 15:56
山岸さんの美形男性は付き合いづらそうな方達ばっかりで・・・
325 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:2001/02/27(火) 17:43
あれは作者の投影だから。あの人基本的に女嫌いだし。
326 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/02/28(水) 10:02
やっと今月号の「舞姫」読んだよ。
やっぱ「昴」の対極だねー。
「昴」の勢いと熱気、「舞姫」の理性と冷気を併せ持つバレエ漫画きぼんだわ。
327 :
花と名無しさん:2001/02/28(水) 13:15
シビはたしかにいいおとこだ。
カオじゃなくてココロが。
でもセクシーだよね、シビ。
マンガだけどなんかこう『生きて血の通った漢』ちゅー感じ。好きー。
ド忘れしちゃったんだけど、アラベスクで亡命した彼(エーディクだっけ?)も
好きよ。
329 :
花と名無しさん:2001/03/01(木) 14:03
「汐の声」の例のページ見ました!
・・・てゆーか、あからさまにただのミスでは。どんなのだろう、と期待しすぎたかも。
一緒に探してた友達と大笑いしてしまった。「わはは、ここだ〜!いるよ、なんかいる!」って。
330 :
花と名無しさん:2001/03/01(木) 14:38
>>329 私はビビってしまった人です。今見てもコワイ。
ミスだったとしても、やっぱコワイ〜〜〜。
331 :
花と名無しさん:2001/03/01(木) 15:09
ミスさせてしまった何かが…ね。
とか考えてしまう。
332 :
330:2001/03/01(木) 15:13
>>331 山岸凉子だけにありそーな話だな。コワ
ところで山岸スレ・処天スレを一気に読破し、
読んでない話を読みたくなってネットで注文してしまった。
宣伝効果大だよな、ほんと。
333 :
花と名無しさん:2001/03/01(木) 16:20
>>329 意味が有りそうでなさそうな
よくわからないカットですよね
コワイというより???ってカンジでした。
334 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/03/01(木) 16:28
329>なんか「このページの間違いを探せ!」みたいな・・・。
335 :
花と名無しさん:2001/03/01(木) 16:44
>>329 あれは本当にミスなのでしょうか??
意味があるにしては小さなカットだしねえ。。
謎ですね。
336 :
花と名無しさん:2001/03/01(木) 20:44
他のスレに書いてあったんだけど、この人の原稿って一枚15万円だそうな・・・。
あの絵で15万はボッタクリじゃないのかにゃ〜。
>>329 いや、アレは皆が見えない、というものが何気なく見えてるという状況の
恐さ、また効果としての不条理なモヤモヤ感を演出してる、凄いコマだと
思うよー。ミスだとしても絶大な存在感があるし、成功してると思う。
338 :
花と名無しさん:2001/03/02(金) 11:44
山岸凉子プレミアミスみたいなもん?
339 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/03/02(金) 12:00
そういえば「八百比丘尼」で
UFOを描いたのに印刷で消えてしまった(消されてしまった?)
って逸話を読んだ記憶がある。
どことな〜く「汐の声」の”アレはミス説”とかぶるなあ。
340 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:2001/03/03(土) 01:49
八百比丘尼は原稿紛失で雑誌から版を起こしたため、よれよれの描線でしか
読めないのが残念なところですな。
でもあの原稿で十五万か…。山岸さんラクし過ぎだよ〜。
341 :
花と名無しさん:2001/03/03(土) 03:37
15万ってマジ?
それは、カラーの値段じゃないの?
全盛期の美内すずえが一枚8万だったのが、少女マンガでは最高額
だったと読んだことがある。(でもそれ読んだのもこの板なので…)
貨幣価値の推移を考慮しても、15万てのはないんじゃない?
それとも1行目のことが間違いで、大御所は10万以上普通にもってく
もんなのかな?
タモリなんて、あんなにラクしながらいいとも一回で数十万だか
数百万だかもってくもんね。名前がある人って。
343 :
花と名無しさん:2001/03/03(土) 18:46
ホントこの手のガセネタって上限を知らないね。
どう考えても、絶対に嘘。一冊の雑誌にそこまで制作費かけられるか!
この出版不況に!
344 :
花と名無しさん:2001/03/03(土) 20:23
1枚15万円払える漫画雑誌なんかねーよ。
1万5千円の間違いだったりして、、
いや、でも、それもあり得ないなー。
いやいや、いまの状況だとそれもあり?
345 :
花と名無しさん:2001/03/03(土) 23:22
あ〜、何かサイバラのスレでこの人の原稿料のことが書かれてたよ。
ちなみにサイバラは一枚10万円と書かれていた。嘘っぽ〜いね。
346 :
花と名無しさん:2001/03/04(日) 00:40
一万五千円ぐらいは、ちょっとキャリア積めばすぐだよ。
あんたそんなに、漫画家干上がらせたいのかい?>344
347 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/03/04(日) 02:36
何だ、十五万はデマか。
考えてみれば「バガボンド」でさえ二十万という噂だからそんなに
いくわけないよな。
348 :
nanashi:2001/03/04(日) 03:16
>>305 おそレスごめん!
ナメクジおばさんだけどあれは山岸作品に良く出てくるパターン&キャラの一つ
「母性」の象徴だから(笑)
だから、良い人とか悪い人ってわけじゃなく
「母性の暖かさ」と「吸収される恐怖」てことでしょう
どっちも同じモノの裏表・・・ね
349 :
花と名無しさん:2001/03/04(日) 05:58
それもデマだろーが。
モーニングの部数知ってていってんのか?
一枚20万も出してたら社員の給料はらえねーんだよ!
バガボンドの原稿料が20万という大デマを他の板で
必死にほたえてたあほがいたんですよ、その昔。
さっくりと業界内部の人間からんなわけねーだろ!と
否定されてましたが。ま、それを鵜呑みにしてるんでしょーねぇ。
許してやって下さいよ。
>>349
351 :
花と名無しさん:2001/03/04(日) 17:33
352 :
花と名無しさん:2001/03/04(日) 21:07
「神隠し・パート2」ってすごい怖いっすね。読み終わってからじわじわと
恐怖があとを引くんです。
353 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/03/04(日) 21:58
>>352 私もアレ、他作品の恐怖モノとちょっと違った恐さがあって、好き(というかコワイというか)。
なんつーか、小学生の頃UFOとか宇宙人とかを闇雲に恐怖してた頃をぼんやり思い出させられると
いうか(超個人的)。
山の影に、巨大なUFOが描いてあるコマが、なんとも言えない奇妙な恐さがあって、
あのコマ思い出して鳥肌たつー^^;)
354 :
花と名無しさん:2001/03/05(月) 17:09
原稿料一枚5千円は新人レベル。
東京大学物語の作者は7万円だそうだ。
355 :
花と名無しさん:2001/03/05(月) 17:31
>「神隠し・パート2」
初めて読んだときは「なんだこりゃ」と思ったけど、たしかに
後からじわじわくる。
あの細い線でかかれた単純なUFOが、めっちゃ怖いんだー。
結局現在の山岸先生の原稿料はぜんぜんわかんないわけね。
まあいいけどさー。
356 :
花と名無しさん:2001/03/05(月) 21:41
>「神隠し・パート2」
私はあれが一番怖い。
ゆーれいは、死んだら自分もなると思えばそう怖かないが、
宇宙人だけは想像の範囲外なもんで。
エイリアンはいまだに一人で見れない私(藁
357 :
花と名無しさん:2001/03/06(火) 07:37
>「神隠し・パート2」
そうそう、これは怖かった。あのどーんとやたらシンプルな物体が
山かげから突き出ている絵は、怖い・・・
ちなみに「神隠し」のほうは、何度読んでも「いい話だなあ」と思っています。
358 :
花と名無しさん:2001/03/06(火) 12:31
おそらく今まで出てきた原稿料は、1枚ではなく一本のお値段でしょう
サイバラのとこで出てきてたのも振り込まれた額だったし。
弘兼ケンジ(漢字失念)で30万とかね。
それくらいで月に5本持ってりゃ月収150万。
これに連載以外の仕事入れれば納得行く数字の年収になるでしょ?
山岸先生は1本20万くらいじゃないの?
359 :
花と名無しさん:2001/03/06(火) 12:35
テレプシ コーラがはじめて読んだ山岸作品なんだけど
なかなか面白いですねー
他の作品も読んでみようか現在考え中〜
360 :
とおりすがり:2001/03/06(火) 16:17
「私の人形は良い人形」
いまだトラウマです。
あの文庫読んだときのショックったらなかった。
舞あけみとか。
361 :
花と名無しさん:2001/03/06(火) 18:56
>>359 とりあえず「日出処の天子」と「天人唐草」だけは読まないと
もったいないですよ。「舞姫」だけなんて、そんな。
362 :
花と名無しさん:2001/03/06(火) 19:08
「神隠し・パート2」は怖かった。
顔の真ん中がむわ〜んと(だっけ?)突き出してる感じ、とか
なんとかいう女の子のセリフでぞっとした。本当にぞっとした。
363 :
花と名無しさん:2001/03/06(火) 21:57
怖い話並んでるけど、泣いた話は?
最近だと私は「白眼子」で何故か号泣してしまった。
あと、「クリスマス」も泣けるな。あとなんだろう・・・
怖かったのは「神隠しPart2」「汐の声」かな。
364 :
花と名無しさん:2001/03/06(火) 22:14
>>358 何を根拠に。
いっとくけどそのメンツにその値段は安すぎるよ。
ページにもよるけど。
365 :
花と名無しさん:2001/03/06(火) 22:29
そうそう。「汐の声」はマジ怖かった〜。
ページめくった瞬間鳥肌たったもん。
「日出処の天子」は文庫になってからまとめて読んだんですけど、
悲しいとかそういうんじゃなくってつらかった・・。
二度と読みたくないって思ったけど何度も読んじゃうし、
すごい作品だなーと。
366 :
花と名無しさん:2001/03/06(火) 22:55
ダヴィンチのバレエ漫画絵はあんまり細かくないけど
面白いですねー。主人公の女の子は演出家とか振付師
になるのかしら。
367 :
花と名無しさん:2001/03/07(水) 01:02
「汐の声」で私がいちばん怖かったのは、少女が振り向いたときの顔…
あと引き出しにあふれてる薬も不気味。
孤立無援だし。一人ぼっちってのが、救いようがない。
「私の人形…」のように、助けてくれる人(あの雨の日にはズボンの裾を
あげる陽くん←前スレでみて笑ったよ)がいてくれると、あんまり怖くない。
ラストはちょっと怖いけど。
個人的には、先生や青年が出てきて助けてくれるってのが好きです。
(例:スピンクス、籠の中の鳥)
あと泣いたのはやっぱり「クリスマス」。凧上げのとこで涙があふれました。
368 :
花と名無しさん:2001/03/07(水) 01:08
「汐の声」…
「お前は私だ」
こわいよ〜。
369 :
花と名無しさん:2001/03/07(水) 01:40
>>359 とりあえず文春文庫を買ってみてはどうでしょうか
(あれって「自選」ですよね)
怖い話?といえば「あやかしの館」。
あれってギャグ漫画なのでしょうか。
370 :
花と名無しさん:2001/03/07(水) 03:12
>>369 「あやかしの館」の出てくるエピソードは
全部山岸さんの家で起こった実話なんだそうですが、
あれを恐怖物と取るか、ギャグと取るか……
371 :
花と名無しさん:2001/03/07(水) 07:47
そういえば、「読者からのゆうれい談」で、
姉妹がかくれんぼしている話がすんごーーく怖かった。
あのあとしばらく、姉も私も服の間に手を突っ込めなかった。
(かき分けてから取ってた)
372 :
花と名無しさん:2001/03/07(水) 09:01
「ゆうれい談」「読者からのゆうれい談」って、どこに収録されて
るんですか?
角川の全集の表題作になってるのは知ってるけど、見当たらないし。
373 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/03/07(水) 09:18
>>372 ああ、教えてあげたいけど手元に本がない上
山岸作品は単行本収録作品が各社各版重複しまくりなので
記憶もさだかでありませぬ。役立たずでスマソ。
374 :
花と名無しさん:2001/03/07(水) 09:40
>>372 今「ゆうれい談」「読者からのゆうれい談」が手に入るのは
角川の全集だけじゃないかなあ。
各話、もう一冊載っているのが(別々に)あるけど
多分手に入らないと思う。
375 :
花と名無しさん:2001/03/08(木) 00:05
ダヴィンチアゲ
376 :
花と名無しさん:2001/03/08(木) 00:27
>>370<369
えー!そうなんですか。知らなかった…
先生、ほんとにいろんなこと体験してますね。
玄関のノゾキ穴から外をみたら、真っ暗だったというのが怖かったー。
でも私にはやっぱりギャグ漫画に思えてしまうなー。
(その微妙なところがいいんだけど)
「ゆうれい談」私も読んだことありません。
文庫になってほしいなあ。
377 :
花と名無しさん:2001/03/08(木) 02:08
ダビンチ連載早くも半年。
月1の立ち読みも恒例となりました。
早いものですね
今回、空美ちゃん大活躍。
キレイにおどってるの誉められてて
なんとなくホっとしちゃった。
378 :
花と名無しさん:2001/03/08(木) 02:12
ダヴィンチは山岸先生のところだけ立ち読み。
まちがっても買わないよ〜ん。
いつダヴィンチがそれに気づくかだな。
379 :
花と名無しさん:2001/03/08(木) 02:18
ダヴィンチ、先月か今月か忘れたけど、無理矢理AV撮られてるシーンにはちょっと気持ち悪くなったよ。
380 :
花と名無しさん:2001/03/08(木) 02:22
>>378 私も立ち読み。
って言うか山岸さんを目当てに買うヤツなんかいんのか?
あの連載を載せる事でがダヴィンチにとって何か利益があるのだろうか。
ダヴィンチ愛読者ってサブカル好きっぽいからなあ。
よくわからずに読みながら「ダヴィンチの企画は冴えてるね!」とか
思ってるんじゃないか……
382 :
378:2001/03/08(木) 02:37
383 :
花と名無しさん:2001/03/08(木) 03:52
うーん、山岸先生はきっと単行本が売れるだろうから、その利益を
当て込んでるっていうのはあるかもしれないですねえ。>ダヴィンチの利益
白泉社の「封印」は、打ち切りにしちゃった後で、単行本の売り上げが
予想以上に良かったから、増刷のお願いして断られたらしいし。
(打ち切りにしたくせに、その態度もなめてるよな〜)
ていうか、角川の全集、メディアファクトリーで出し直してくんないかしら。
384 :
花と名無しさん:2001/03/08(木) 13:55
立ち読んできた、舞姫。
あー、隠れた才能の発覚するシーンって好きだわ〜〜〜〜。
385 :
花と名無しさん:2001/03/08(木) 14:43
>>384 でもやっぱ、ページ数少ないですよね。読んでも「え?もう
終わり??」って思っちゃう。いやでも、それは展開が
冗長なだけ…ってこともあるのか? う〜ん、まあとにかく
もっと読みたい! と思ってしまいます。
386 :
花と名無しさん:2001/03/08(木) 16:02
好き。怖いのいいね。
でも登場人物の服や髪型が古い、つーかダサい。
「こんな服きてねーよ」と読みながらツッコミいれている。
それを考えると一条ゆかりさんは
今でも通用する感覚をもっているのかもしれない。
387 :
花と名無しさん:2001/03/08(木) 16:09
>386
そうかな?そりゃ、昔の作品読んだら古く感じるかもしれないけど、
ダサくはないと思うけど・・・。
70年代の作品は今見てもオシャレに見えるけど、80年代のは「ダサ!」
って思っちゃうよね〜。でもこれからまた80年代ファッション復活
とか言われてるし、また見え方が変わってくるかもね。
388 :
花と名無しさん:2001/03/08(木) 16:24
>>387 わかります。
流行ってないファッションだけど、おしゃれに感じます。
狐女の聖子さんの総レースのワンピとか素敵ー!!
389 :
387:2001/03/08(木) 16:29
あ、よかった。「ダサく見えない私のセンスがダサいのか?!」
とちょっと心配になってたんで・・・(W
聖子さんのワンピ、いいですよねー。八百比丘尼のおばさまのドレスとか。
月読の天照の衣装なんかも素敵です。
着物はご自分もお好きだけあって、とても丁寧に描写されてますよね。
服装や髪型に関するエッセイマンガみたいなのもあるし、基本的に
お洒落好きな人だと思います。
390 :
388:2001/03/08(木) 16:33
>>389 おお。早レス!
私はアラベスクの一部も二部も両方とも
ファッションが好きです。
391 :
花と名無しさん:2001/03/08(木) 16:35
パンプスとか靴も凝ってるのよね。
392 :
花と名無しさん:2001/03/08(木) 16:49
汐の声のサワのワンピースもかわいく思える。。。
絶対、現実には着たくない服だけど。
393 :
花と名無しさん:2001/03/08(木) 18:37
ゆきちゃーん、早くバレエに戻りなさーい。
394 :
花と名無しさん:2001/03/08(木) 20:33
うそ、あの洋服センスいいって思ったこと1回もない。
お話は大好きだけど、ファッションセンスないヒトだなあって
ずっと思ってた。そう思っていた方が少数派なの?
395 :
花と名無しさん:2001/03/08(木) 20:57
安彦良和原作/監督のアニメ映画「アリオン」で
山岸先生は衣装デザインを手掛けてらっしゃいます。
流行はともかく、ファッションについてポリシーはお持ち
なんでしょう。
わたしは、登場人物に似合ってれば気にならない。
現代以外に材を取った作品なんかは素敵だなあと思う。
396 :
花と名無しさん:2001/03/08(木) 21:10
着物はたしかに素敵。
あと、下着とかレース物は、かなりよく描けているよね。
質感までよくわかる。
397 :
花と名無しさん:2001/03/08(木) 21:18
時代に合っていないだけじゃないかなぁ。
着物に執着していつまでも成仏できない女の人の話
(名前失念)とか読むと、センスはある人だと思う。
398 :
花と名無しさん:2001/03/08(木) 21:28
その時代やその世界やその人物のセンス・経済状況に合った服を
ちゃんと着せていると思います。
派手じゃない子にはやぼったい服を、
服に興味がないような男の子にはお母さんがヨーカドーで買って来たような服を。
服や小道具など、ほんっとよく考えて描いていると思うけどなあ。
私は「黒鳥」のマリアの当時のアメリカンなワンピが好き。
嫌いなのは「八百比丘尼」の江崎の服。
安っぽいロゴトレーナーばっかでださださ。
でも彼女のキャラにはぴったしあってるんだよねー。
やっぱ山岸先生ってすごいよ。
399 :
398:2001/03/08(木) 21:36
追記:そのキャラがその服を
買っている場面・選ぶ場面・受け取る場面が
リアルに無理なく想像できる。
服のセンスが悪いのは、そのキャラのセンスが悪いからだよ。
400 :
花と名無しさん:2001/03/08(木) 23:31
古い作品の70年代ファッションとかは、すごくセンスいいと思うよ。
最近のは流行って点から見たら、古くみえるのかもしれないけど、
基本的にセンスはいい人だと思う。
キャラの服、ほんと良く描けてるよ。
同じように自分の趣味でキャラに服を着させる庄司陽子とかから比べたら、
1000倍くらい趣味いいと思う。
401 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 00:34
402 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 00:51
逆に八十年代以降の一条ゆか理の服のセンスは
おばさんが無理してるのがアリアリで辛いと思うなあ。
403 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 00:57
今月のダ・ヴィンチ、話も展開してきて続きを
期待したいとこなのだけど、気になった事がひとつ。
「ボンビー?家がチョー」って!
ひょっとしたら近頃の小学生はこんなしゃべりを
するのかもしらんが、山岸先生の絵で見ると違和感が
ありすぎて・・・
「マジ?」なんかもホントは気になる。
404 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 01:09
>>403 >「ボンビー?家がチョー」って!
語順も変だが、今時「ボンビー」は言わないと思った
山岸先生…無理はしないで下さい……
405 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 01:29
今月の舞姫。お姉ちゃんは姫川亜弓だった。フェアプレーの努力人。
〜〜〜〜〜〜
アラベスクの二部のころのファッションセンスは最高だと思います。
406 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 01:40
>>403 あっ!それは感じる〜。
ファッションセンスはあんま気になんないけど、若者言葉がなんか作品から浮いていて妙な感じ。
いっそ、使わないほうが逆に古さを感じさせずに済むと思うのだけど。
407 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 04:45
>>406 前面さんせー。流行り言葉ってあとから読むとカユい。
乙女チックいじけタイプのヒロインが着ている白いお嬢さんワンピース
好きだなぁ。あのタイプのヒロイン描かしたら一番だと思う、山岸先生。
408 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 05:01
セリフじゃないけど
「ひいばあちゃん」「カラムーチョ!」
なども、今となってはなんのことやらわからないですよね…
(でもそんなことをつい書いてしまうところ、ちょっと好きだ)
いじけワンピース、私も好きです。
「かっこいいなー」と思ったのは「メデュウサ」の、主人公の同居人。
>>400さんも言ってますが、昔のファッションはほんとかっこいい。
自分が若いときでさえ、かっこいいファッションかけない人も
多いからなあ…
409 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 05:05
あの…双子の兄妹の話ありますよね…
お兄ちゃんが王子さまで妹が悪魔って形容されてて、
妹がお笑い系の劇団に所属する…
妹の子供時代のギャグ、寒っ!と思った。
気になって作品が楽しめない、というほどではないけど。
それ、なんていう話ですか?
411 :
400:2001/03/09(金) 05:20
>>408 そうそう!!
まさにあの作品(メデュウサ)を思い出して書き込んだの!!
同じく思ってくれた人がいて嬉しー!
412 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 08:45
>>409 みぎわさんのマネするんだよね。あれも、今となってはサムイ。
当時は受けたんだろうけどさ。「鬼子母神」だっけ。
山岸作品って、タイトルがなんか覚えにくいわ。
413 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 10:01
捜してしまいました。>鬼子母神(「ブラック・スワン」収録)
93年だから、ちびまるこが流行ってたのかなー。
あといわゆる「不良」の描写もつらいものがあるよね。
この話って、ちょっと違うけど現代版「負の暗示」というかんじが
しないでもない。
「鬼子母神」のほうは最後主人公だけは救われたかんじだったけど。
414 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 13:28
今月の舞姫
…ふと思ったんですけど、これって少女マンガじゃないですか? かなり正統派の。
それはいいんですけど、これを花とゆめに載せれば良かったのではないでしょうか。
そして「封印」はダヴィンチにすれば両方の作品にとって幸せな展開になれたのでは、
という気がします。
こういう少女マンガを発表する場はないのか、としんみりしました。
展開はなんか人心地がついてきた感じですね。ただ山岸さんのことですから、絶対
殺ったり犯ったりするんだろうなあ。
>殺ったり犯ったりするんだろうなあ
ワラタよ。
416 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 14:36
>394
服のセンスない・・に同意。
>387 >400
文春ビジュアルなんかの作品も服ダサイ。
別に70年代の読んでダサイって思ったのではないよ。
417 :
花とゆめ〜:2001/03/09(金) 14:37
>394
服のセンスない・・に同意。
>387 >400
文春ビジュアルなんかの作品も服ダサイ。
別に70年代の読んでダサイって思ったのではないよ。
418 :
↑:2001/03/09(金) 14:38
2度打ちごめん。でもやっぱださい
419 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 14:42
高そうなマダーム服と少女趣味フリフリを描かせるとめちゃくちゃうまい。
ストリート系はだめだろうな。
420 :
416ですが:2001/03/09(金) 14:52
>419
ぶりぶり服・・・。先生もいまだに着てるのかも
421 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 14:56
416さんはあまり山岸漫画を読んでいないのかな・・・
フリフリの服着たおばさんはよく漫画に出てるよ。
成熟しきれなかったダメ女の象徴として。
あの意地悪い描き方を見ると、本人はまずフリフリ服は着ないでしょう。
ご本人は着物派ですもんね。
時代背景とか考えてダサいっていってる?>416
423 :
またまた416ですが:2001/03/09(金) 15:26
>422
現代ものの服のセンスはちょっと・・・。
424 :
またまた416ですが:2001/03/09(金) 15:27
>421
アラベスク以前からほとんど読んでいます。
425 :
416追加:2001/03/09(金) 15:32
話はすきなんですが・・・。
たとえば今髪を頭の横で結ぶって・・・やる?
(ポニーテールの横向き版みたいな感じ)
426 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 15:33
あー、じゃああなたのセンスが悪いんじゃない?
427 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 15:34
やめなよそういう言い方…
428 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 15:39
山岸先生の描かれる洋装が416さんのお好みに合わないということではないですか。
429 :
416ですが:2001/03/09(金) 15:48
>426
つーか話はガツンとくる内容なのに、
服が時代についていってないの。そう思うんですが。
426さんは道行く人がふりかえるくらいセンスいいんでしょうけど
430 :
416ですが:2001/03/09(金) 15:50
あおりはマナー違反ですね。
ごめんなさい426さん
うーん、単に416さんが好きじゃない服なんじゃないかな。
ダサいのと好みじゃないのとは別な気がするし。
不自然じゃない程度だったら、多少時代の最先端のファッションから
ずれててもいいんじゃないかなと私は思いますが。
もともと、そういうオシャレ路線じゃないし、そういうキャラクター
じゃないから、横結びもそんなに気にならなかったけど。
ていうか、イマドキの小学生の髪型の流行知らないから、言われるまで
気が付かなかったよ。
432 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 16:06
押し入れの表紙の女の子とか色ずかいおしゃれじゃない?
433 :
416:2001/03/09(金) 16:16
>431
好みじゃないというより、
今あーいう服着ている人はないよぉ。
りぼん時代で止まっちゃってる気がする。
先生の描く服装で街中歩くのは・・・わたしにはできない。特に現代物
わたしはヤマギシストだけど、服装はいただけないって前から思っていました。
434 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 16:18
カラーきれいだよね。センスはいいと思う。
435 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 16:27
山岸さんの描く服は、みんな元ネタありそうだと思うけどなあ。
架空の服を適当に描いてるとは思えない。
>今あーいう服着ている人はいない
とは思えないなー
まあ、私の生活圏内にはいないけど、なんとなく実在感があると思う。
436 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 16:32
えーと、確認なんですが、416さんの言ってるのって
「舞姫」に出てくる服装のことですよね?
そこんとこ確認しとかないと、「今あーいう服着てる人」
がいるかいないか、かみ合わないから。
437 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 16:36
まー、いいじゃないっすか、ダサイと思う人がいたって。
どっちみち今のあの絵では話を重視するしかないし。
私的にはダサイとは思わないんだけど。。
漫画の服としてはオシャレだと思うけど。
現実とは切り離して考えてます。
438 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 16:41
これ、言ってはいけない事のように思いますが、
「汐の声」を読んだ時、その‥‥あ‥‥
安達○実を連想してしまった‥‥‥
439 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 16:48
>>438 ホホホ。若いっていいわね。
私なんてエマニエル坊やを連想したよ…。
440 :
416:2001/03/09(金) 16:57
>436
んー。ちゃうちゃう。先生の描く服について全般です。
特定の作品のことではありません。
441 :
416:2001/03/09(金) 16:58
・・・しかしみんなレスはやいなー。
442 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 16:59
エマニエル坊やって??
443 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 17:01
ん〜、でも、80年代に描かれた作品の服に「今こんな服着ないよ〜」
って言ってもしょうがないしね・・・。
じゃ、たとえば誰の描く服がセンスいいと思う?
444 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 17:02
ああ、エマニエル坊やを知らない人がいるとは・・・
若いのね。
445 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 17:10
わたしも「汐の声」はエマニエル坊やだったよ……
そんで安達○実が出てきた時、「汐の声」にならんでくれよ、
と思ったのよ……
446 :
416:2001/03/09(金) 17:21
>443
わたしが80年代にその当時の作品よんだとき、
服どうにかしろって思いましたけど・・・。
センスはその人の好みだけど、センスって言葉がよくないか。
古いなーって言った方がわたしがいいたいニュアンス伝わるかも。
447 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 17:54
私と友人の間では、街で見掛けたキョーレツな印象の女性(怪しい人)を
指して言うのに「天人唐草」と言っている。
「ねね、あそこ歩いてるの、モロ天人唐草じゃない?」など・・
448 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 20:16
関係ないけど、ポニーテールの横結びは
80年代ブームでちょこっと復活してます。
ヘアメイクの間だけかもしれないけど。
小学生のあいだで流行ってるかどうかは知らない。
で結局416は、誰の描く服がセンスいいか(新しいか)には
答えないまま終わるのか。
450 :
416(残業中):2001/03/09(金) 20:52
>449
すんなり読めた(違和感なかった)のは・・・吉田秋生かな。
あと、くらもちふさことかね。
今まで読んだなかでは・・・
451 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 21:10
>>450 ええ?!そそそお?
吉田秋生さん好きだけど、なんか80年代で時間止まってる
ちう感じがする作家だ〜と思ってたんだけど…と、
今手もとにあったラヴァーズ・キスをみてみたら、
…あらほんとだ。ちゃんとその時代なりの服描いてるわ。
そんで416さんの言いたいことも何と無く分かった気がする。
でもそれって、世代的なものじゃないのかな?吉田さんは
若い子を描くことが多いから、登場人物も若い子の流行の
洋服を着てるけど、山岸さんは、幅のある世代の、いろんな
人物(あまりイケてない子)を描くから、なんか違和感感じるのでは?
452 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 22:56
山岸さんて今いくつよ〜。
あのトシで若い子のファッションを描けたら逆におかしいよ。
無理して若ぶっても辛いだけだし、山岸さんの感性で描けばイイと思うっす。
453 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 23:22
和服きてる漫画家は洋服のセンスが止まってる、
に1億円。
和服は流行に関係ないから楽だし、
いや和服にも流行あるんだけど(藁)、遅れててもそれを指摘できるほど
知識のあるヒトが少ないし、和服のセンスのよしあしなんて、
だれも言わないもん。和服の「決まり」を守ってるかは、
うるさく言うけどね。決まりをきちんと守るってのは、
センスとは遠いところにある。
454 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 23:47
>>453 和服は決まりごとの中であればかなり自由に冒険できるし、
きれいに着こなしてさえいれば、決まりだって守らなくていい
くらいに幅があるものですよ。
式典とか、礼服ならドレスコードがあるけれど。
私は着物関連の仕事に携わった事があるし、自分も好きだけど、
センスの良し悪し、凄く出ますよ。面積の大きな布で、色を洋
服よりかなり自由に使うので、一枚の着物にどの帯を合わせるか、
小物の色をどうするかとか、個人差は凄いです。
若い子でもなんか極妻になってる子いるし(笑)
目立つ分、センスのある無しは問われます。
その上で、山岸先生の着物はセンスいいと思います。
高嶋玲子デザインとかじゃなく、山岸先生デザインなら買いたい
くらい。ちゃんと役柄に合わせて着物のデザイン考えてらっしゃるし。
と言うワケで、一億円下さい。(藁
455 :
花と名無しさん:2001/03/09(金) 23:58
456 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 00:00
>454
問題は先生本人が着物を選んでいるかどうかだな・・・
457 :
453:2001/03/10(土) 00:06
454さんは知識が豊富なのですね.。
私も山岸先生の描く和服はすてきだと思いますよ。
ただ、洋服が・・・
ある時代で「止まってる」のではないかと・・・
458 :
416@家だ〜:2001/03/10(土) 00:18
いろいろ各自ご意見あるとおもうけど。
たとえばくらもちふさこは「天然コケコッコー」って作品かいている。
実年齢では主人公(中〜高校生)の親でもいいくらいだろうけど、
やっぱりイマの服、小物なんかはきっちり描いているんだよ。
雑誌参照でも街中でみかけても「現在」が舞台だったら
作家として何が流行っているかとか取材(観察)すると思うんだよね。
今が舞台の作品に、ポロシャツの衿立てたヤツがでてきたら、
わたしは笑うよ。それってバブル期の空間Pじゃん、って。
山岸作品が好きで読むけど、吉田・くらもち作品みたいにスンナリはいって
いかないのは、漫画ってのは読むんじゃなくて見るもんだから、
ビジュアル的に?と思うものが描かれているとそこでひっかかちゃうんだよ。
自分の意見を押し通す人が増えましたねえ。マターリゆきたいんですけどねえ。
記号でしょ?そのキャラクターをあらわす>服装
時代をそれで表現しようとはしてないよね。
でもセンスは普遍的な意味でいいと思うよ。
御本人も若々しくで美人だったよ。去年BSのドキュメントで見た。
フリフリじゃなかったよ(笑)
ごめんね、マターリね。もうやめるね。
うーん、やっぱり視点が違うのかな。
「天然コケコッコー」なんかだと、ある意味、楽だと思うのね。
その時代に流行ってるものを雑誌でもなんでも丸写しすればいい
んだから(ある意味、矢沢あいとかモヨコとかもこっち系)。
>今が舞台の作品に、ポロシャツの衿立てたヤツがでてきたら、
でもね、実際には、今の時代でもそういう服の着方してる人って
多いのね。で、それを描くことによって、そのキャラクターを
表現するという方法もあるわけで。なにもそれがおしゃれの最先端
という扱いでは出てないでしょう?
そういう意味ではすごくうまいと思うんですが、どうでしょう?
みんながみんな、流行の服着てるわけじゃないでしょ?現実でも。
462 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 01:06
う〜ん。
『天コケ』大好きだけど、くらもちさんと山岸さんに同じ読み方を求めないなあ、私。
オシャレ系作家とは別に、山岸さんはまた別のとこにいる人だと思ってるし。
(いえ、別にくらもちさんだって単なるオシャレ系作家ではありませんが)
ださくて、読んでて笑えるってのは(特に古い作家さんで)結構いますけど、山岸さんはそれとも少し違う感じと言うのでしょうか。
もちろん、「あれ?」とか、ツッコミたくなる部分が皆無なわけではないけど、『山岸さんはあれでいいんっだよ!!』って思いますもん。
感覚が古くなってくるのと、『ださい』という言葉を簡単に一緒にしたくはないなあ。
ださいって、『やぼ』っていう意味も含まれると思う。
山岸さんは『やぼ』ではないよ。
463 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 01:15
山岸凉子は超越世界だからねえ。
普遍的な意味のオシャレさはもう少し底上げされてもいいと
思うこともあるけど(^^;、それを求めて読むもんじゃないからね。
別にいいよね。
464 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 01:16
>>459 いや、すこしくらい意見の対立があったほうが活気がでて良いですよ。
465 :
451:2001/03/10(土) 01:19
つーか、登場人物すべてがイマの服を着てて、
ダサい人ひとりもいない、って漫画じゃないんですよ、
山岸さんの作品は。と思うのだがどーだろーか?
466 :
416@家だ〜:2001/03/10(土) 01:22
>461
山岸作品におしゃれな人はでてこないよ。
>「天然コケコッコー」なんかだと、ある意味、楽だと思うのね。
>その時代に流行ってるものを雑誌でもなんでも丸写しすればいい
>んだから(ある意味、矢沢あいとかモヨコとかもこっち系)。
楽じゃなくて、くらもち氏は研究していると思うのさ。必要だからさ。
457さんのれす「ある時代で止まっている」をみて
うまい言い方だとおもいました。
467 :
416@家だ〜:2001/03/10(土) 01:27
続き。わたしはマスコミがらみの仕事をしています。
出版社の人にきいたけど、漫画家あつめてパーティーすると
ほんとに「ヲイヲイ・・・」な格好で出席する人もいるらしい。
ギャグかとおもったら、実話だって。
編集者が原稿取りに行ったら、ドアから手出して渡してそのまま
しめしゃう先生もいるらしい。こもる職業なので
意外と社会性がない(もっといっちゃうと非常識)な人も
実在するのだそうです。
468 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 01:27
>>466 くらもちふさこの作風には必要、山岸凉子の作風には不必要。
そういうことでそ?
くらもちさんの「天然コケッコー」がオシャレだと言うのは読み違いでは?
あの中での「オシャレ」だとされてるものって、首都圏との若干の
タイムラグがあるんだよね。ほんと数カ月とかだけどさ。
それで“地方性”を出してるんだと思ったよ。
ごめん、ちょっと論点がずれちゃったね。よってsage
470 :
416@家だ〜:2001/03/10(土) 01:29
あーんど、友達に山岸作品貸して返ってきた感想。
「なつかしい」「怖かった〜」等々・・・・。
たとえば柴門ふみも絵はうまいとはおもわないけど、
ストーリーがウケたんだろうな。
471 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 01:33
>>467 何が言いたいのか分からない。。
確かに漫画家って変な人いっぱいいるけど、普通の人だっていっぱいいるよ。
てゆうか、関係ないじゃん。
ダサイとかそういう問題と。
472 :
416@家だ〜:2001/03/10(土) 01:33
あー、ここまたーり、なの?それは失礼
機関銃みたいにかきこみまくっちまったい。
473 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 01:36
>>467 昔クレアのインタビューで山田A美も同様のことを言ってたけど
「誰のためのパーティーよ?」ってことを考えたら
出版社側の人間がとやかく言うことじゃないよね。
>>469 あ、それはあるよね。
その溝が却って厳密な感じで、それだけで一つの見所だと思ってた。
私もsage〜
475 :
473:2001/03/10(土) 01:38
あ、山田が言ってたのは「TPOをわきまえろ」ね。
476 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 01:38
>>469 『天コケ』がおしゃれって意味じゃなくて、くらもちさんが年齢の割に恐ろしくセンスがいい、っていう意味なんじゃないの?
あ、それとも416さんが読み違えしてるて言いたかったのかな?
勘違いだったらスマソ。
477 :
416@家だ〜:2001/03/10(土) 01:40
>469
くらもち氏は研究熱心ということをいいたかったっす、わたし。
478 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 01:47
>>477 いや、だからさ。
くらもちさんは研究熱心だろうさ。
でも山岸さんは研究熱心か?というとそうではなくてぇ、
研究する対象の人間がくらもちさんの作品とは違うだけさぁ〜。
479 :
478:2001/03/10(土) 01:47
スマン、上記の発言2行目
山岸さんは研究熱心ではないか?の間違いです
480 :
469:2001/03/10(土) 01:48
>誰の描く服がセンスいいか
という質問へのお答えでこの作品を出されたので
私の方こそ勘違いしてしまったようですね。すみません。
481 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 02:01
だから、その「センスがいい」っちゅーのは
キャラクター表現に長けていることなのか、
時代に即していることなのかどっちなの〜?
482 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 03:46
逆に流行りのファッションをものすごく研究して、キャラクターすべて
流行りの服を着せたら、服から受ける印象が強すぎて、それこそ
ちょっと流行が移り変わったときに前の作品読んだら、そっちのほうが
より古くささを感じると思うんだけど。
たとえば星新一なんかは、時代性を徹底的に排除していたでしょう?
田中康夫の流行小説は、今読むと恥ずかしいけど、星新一ってそうでも
ないじゃない? そういうこともあるんだから(だから最近の山岸
先生が流行り言葉を書いてるのは、やめてくれーと個人的に思う)
ファッションが重要なテーマの作品でもない限り、変に見えない程度に
描いてあれば、私は気にしないなあ。
483 :
416:2001/03/10(土) 06:08
>461
>でもね、実際には、今の時代でもそういう服の着方してる人って
>多いのね。で、それを描くことによって、そのキャラクターを
>表現するという方法もあるわけで。なにもそれがおしゃれの最先端
>という扱いでは出てないでしょう?
たとえばさ、こう説明したらわかってくれる?
【時代設定2001年、高校生が主人公】
くらもち氏→メイクはマスカタ多用、アツゾコはいて、
毛糸のキティパンツはいて・・・風なキャラ。
山岸先生→スカートとブラウス。
今風おしゃれな人がいないというより、感覚がちがうんだよ、先生の。
それが人によって山岸作品は「古い」といわれる要因ではないでしょうか。
484 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 07:40
ごめん…すっごい失礼な言い方かもしれないけど、
416さん、世界狭すぎるよ…
今の高校生が皆厚ゾコはいてるわけじゃないじゃない。
服装って、地域や環境、階級によって変わるものだよ。
416さんのまわりの高校生とは着ている服が違う、
だから違和感を感じる、というだけのことだと思う。
486 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 07:59
ていうか、流行のもの=センスいい、
という見方しかできない416さん、あなたは野暮。
たとえば上にちょっと出て来たけど、一条ゆかりは確かに流行追ってるけど、それがセンスいいかっていったら、良くないじゃん。
てゆうか、悪趣味っていうの?あの人の場合。(センスの悪さはペンネームにも表れてるけどさ)
そういった意味で見れば、山岸さんは流行追ってないけど、センスいい。
それが分からないあなたは、そうとうセンス悪いよ。
487 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 08:48
山岸先生デザインの着物は、どこに置いてあるんでしょう?
連絡先とか分かりますか?
488 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 09:45
天コケについては、大沢くんが流行追った服着てなければ、あの話は成り立たない。
まわりの子も流行にあこがれてる風でないとダメ。
だからくらもちふさこは、マンガ家として当然の研究?をしたんだと思う。
くらもちふさこも好きで、ずっと読んでるけど、彼女のマンガでは「ファッション」
のセンスは大きな柱のひとつでしょう。
山岸凉子のマンガでは、「ファッション」はそんな大きな柱でもないから、気が
散らない程度の服を着ていてくれればいいんじゃないかな?
そんなに気になってしょうがないって人は、フィクションにおいてもファッション
センスをほかの人より求めてしまう人なのであって、しょうがないかと。
でも極端なこといっちゃえば、楳図かずおを誰も「センスが悪い」とは言わない
よね。普通あれ読んでてそんなこと誰も思わない。
山岸先生にもそんなような作品を描いてほしいものです。
489 :
416:2001/03/10(土) 10:04
>484&486
あの、わたしの言いたいことはやりもん=おしゃれじゃないんだ。
わたしは山岸ファンだけど山岸作品の服はダサイとおもう。
・・・というのは山岸ワールドってのが」もう確立されちゃって
「先生、世間への好奇心みたいなものもう持ってないの?」って感じたから。
松田聖子みたいに固定ファンがいて、それに安住しないで欲しいってこと。
クリエーターとして、好奇心とか研究心がなくなっちゃうのはなー・・・と思う。
490 :
416続き:2001/03/10(土) 10:08
くらもち&山岸両氏に
今風ギャルを主人公に・・という課題を出したとする。
くらもち氏は街にでたり雑誌みたりして描くんじゃないかな。
山岸氏は自分の基準で描く気がする。
それは・・・作品熟読しているみなさんですから、
どんな主人公か想像できるでしょ。
だから絵をみるとちょっとズレとるーと感じるんです、わたしは。
491 :
416続き:2001/03/10(土) 10:14
何も今はアツゾコ!そーじゃなきゃ若い子じゃないっていってるんじゃない。
そこんとこわかってください。
○○が大流行!っていったって○○に興味ない人だっていっぱいいるもん。
描く描かないにかかわらず、そういう感覚がもうないのかなと気になったので。
492 :
がんばれ416:2001/03/10(土) 10:16
416じゃないけど、
>>486の言い方にげんなり。
493 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 10:48
うーん・・・
416さんが言いたい事はわかるけど、そんな力説するほど山岸さんてずれてる?
いや、私も「流行を追ってる若い子」を描かせたら、ちょっと辛いかも、とは
思うけど、そのほかは充分許容範囲だなあ。
あの世代でもっとずれまくりな人ってたくさんいそうだし。
あと、やっぱり好みの問題もありそう。今はかなりカジュアルな服が
主流だから山岸さんの好みとはかけ離れていそうだけど、バブル期で
カッチリした服が主流だった時代なら、それほど乖離しているとも思わなかったけど。
私も時代止まってますか(笑)
416さん的には4姉妹がおしゃれとか食べ物とかお墓(!)談義を
してる漫画(タイトル失念)なんかは笑止だったんでしょうか。
494 :
493:2001/03/10(土) 10:54
>>490 >今風ギャルを主人公に・・という課題を出したとする。
>くらもち氏は街にでたり雑誌みたりして描くんじゃないかな。
>山岸氏は自分の基準で描く気がする。
いや、山岸さんも、いきなり架空のものは描かないでしょう。
靴とか小物とかの描き方を見ると、けっこう資料を見て描いてる感じだもの。
ただ、その選択が416さんの気に入らない可能性は高いだろうな。
495 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 11:48
げんなりするかもしれないけど、「がんばれ」ってのはなあ…
クリエイターとして、好奇心がなくなってしまうのは残念だ、という
のはわかるなあ。
ただ、かりに、2001年の女子高生、がテーマのマンガを描くことに
なったら(これをテーマに描くか否かってのも大きな問題だと思うが)
先生もさすがに勉強するんじゃないかな。なにもせずにそんな話を描く
とは思えない。
>天コケについては、大沢くんが流行追った服着てなければ…成り立たない。
これって重要なことですよね?
なんか、「服がダサイ」というのをセンスとひとくくりにしてしまった
んで(一要因ではあるけれど)話がこんがらがってるんじゃないの?
496 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 11:59
416さんの言ってることはわかるけど
>>420とか
>>467みたいな書き込みを見ると
「ダサい少女漫画家」のイメージがまずあって、それを
無理やり山岸さんにあてはめようとしているように思える。
そのあたりはちょっと違う気がする。
少なくとも漫画の印象では、山岸さんが自分でフリフリ服を着てるとは
全く思えないもの。フリフリが負の記号になってることのほうが多いのに。
497 :
416:2001/03/10(土) 12:15
>496
>「ダサい少女漫画家」のイメージがまずあって、それを
>無理やり山岸さんにあてはめようとしているように思える
別にそういうつもりはないけどね・・・。(;;)
ただここは山岸先生のファンが
きゃいきゃいたのしくマターリと集うのがお約束なら、
わたしは邪魔なだけだから消えるよ。
ただ、好きだからいろいろ疑問点がでてきてそれをファン同士で
いろいろ語れると思ってカキコしたのだけど。
498 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 12:28
>>497 疑問点は別にいいんじゃないの。
若い子の描き方が辛いとか最近の絵が雑だ、みたいな批判は何度も出てるよ。
ただ、批判にしろ、ほめ言葉しろ、「それはちょっと違うんじゃない?」と
思われたらそういう意見が帰ってくるだけでしょう。
お願いだから「批判を言ったら信者にボコボコにされた」みたいに思わないでね(笑)
499 :
486:2001/03/10(土) 14:17
>>416 ごめんなさい。
つい語気が荒くなってしまいました。
私の言い方が一番野暮だな。
逝って来ます。
500 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 15:49
>>497 いろいろ語れる…?自分の主張を大声で言い張ってるだけに見えるけど?
501 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 16:02
>500
ださいの解釈で紛糾してるんだよ
502 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 16:05
漫画なんて漫画家のファンタジーの世界なんだからどう描いたっていいじゃん。
子供向け漫画家は近所の公園に出かけていって子供観察なんかする?
自分の感性で子供を書けなくなったらおしまいだと思う。少女まんがも然り。
503 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 16:47
>>497 信者だけでまたーり楽しくやりたいんならあなた無視されてるよ。
反応が返ってきてる意味を考えなよ。
504 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 16:55
>502
自分の感性が読者とずれてきたことに気が付かない作家って痛い。
山岸凉子がそうだっていうわけじゃないけどよ。
505 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 19:18
話をループさせるようで悪いんだが、山岸漫画に
最新の物を研究したファッションって必要?
結局は、山岸漫画にそれは絶対なくちゃいけないって
もんじゃないでしょう? ファッションが最新だからor流行遅れ
だからって、受ける印象が違うモノじゃないでしょう、あの漫画は。
>437=491
そういう拗ねた物言いは感じ悪いよ。
506 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 20:10
研究心や好奇心はある人だと思うけどな。
それが流行の服装に向かう作風じゃないだけなんじゃない?
普通の中高生の細かい心理を描くくらもちさんと比べても…。
前に出てきた、「時代性の排除」という意図があって、敢えて
流行の服を描かないという解釈が妥当だと思うんだけど。
まぁ、流行を描かないことにひっかかってしまう、という気持ちは
わからなくもない。ひっかかりどころは人によって違うから。
個人的には気になりませんけどね。
>松田聖子みたいに固定ファンがいて、それに安住しないで欲しいってこと。
この意見には同意!
というかくらもちさんはもともとくだけた服が好きで、
山岸さんは保守的な服が好きなんじゃないかなあ。
流行通信VSヴァンサンカンみたいなもので
↑服にうといのでこの例えはあまりつっこまないで下さい・・・
自信なくsage
509 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/03/10(土) 23:26
服なんかどーでもいいけど絵をなんとかしてほしい。
510 :
花と名無しさん:2001/03/10(土) 23:37
あんまし流行の服を着せられると数年後に見直した時にイタイぞ
もう鎮火しつつあるのに蒸し返してスマソ
>>489 >はやりもん=おしゃれじゃないんだ
と
>先生、世間への好奇心みたいなものもう持ってないの?
は矛盾しとるのと違うか?
…やっぱりよーわからんわ。
512 :
花と名無しさん:2001/03/11(日) 01:15
ストロベリー・オンザ・ショートケーキって
山岸さんの世界観、入ってないですか?
513 :
花と名無しさん:2001/03/11(日) 01:19
>>510 その点、日の出処天子は安心だ〜。
流行りもの描くのは若い子向けの作家でいいんじゃないかな。
りぼんとかちゃおとかの。
514 :
花と名無しさん:2001/03/11(日) 01:33
>>512 いまいちピンと来ないけど、のじましんじ(字わからん)は
ぜってー少女マンガたくさん読んでると見たり。
>>はやりもん=おしゃれじゃないんだ
>>先生、世間への好奇心みたいなものもう持ってないの?
>これは矛盾しとるのと違うか?
好奇心の強い人なら、今現在世の中でなにが流行ってるか、ということにも
少なからず興味があるのではないかなと思うのですが。
(勿論興味の対象は様々なことに向かうのであって、その一端として)
それを「流行ってるから、おしゃれ」ととらえるかどうかは別問題です。
また、自分の作品や自分の服装に取り入れるか否かも別のもの。
たとえば高校生ファッションの雑誌をつくってる人が、自分もああいう格好を
「おしゃれ」だと思ってるわけではない。
とくにクリエイターなら、なんでも知りたいと思うもんじゃないかな、と。
ただ、山岸凉子が今現在の流行に対してどのような観察眼を持っているかという
ことは、今の作品からは窺い知ることができない。
興味があっても話に関係ないと思って排除しているのか、全く興味がないのか。
もしくは世間とずれているのか。
そういうテーマの話を描いているわけじゃないし、私はそういうものを彼女に
求めているわけじゃないので別に構わないんだけど、やはり多少は流行にも
関心を持っていてほしいなと。流行を追ってほしいわけではなくて、
あらゆることに関心を抱きつづけてほしいと思ってるわけです。
516 :
花と名無しさん:2001/03/11(日) 03:17
>>512 >ストロベリー・オンザ・ショートケーキ
あのドラマ観てたら気分悪くなるんだよね
「スフィンクス」に似てるかも。
517 :
花と名無しさん:2001/03/11(日) 03:41
大島弓子じゃないかという話もありましたよね
ここのスレで読んだような気もするが。
>>515 大変わかりやすかったです。
518 :
花と名無しさん:2001/03/11(日) 16:43
全集どっかだしてほしいage
519 :
花と名無しさん:2001/03/11(日) 16:45
ああうざい議論が長く続いてるね〜
416そろそろ消えろ。
山岸服はダサイ。だがそれが何だ?
山岸服がお洒落になったら作品の魅力が増すのか?
本質とズレた所でいつまでも話をひっぱるな!
520 :
花と名無しさん:2001/03/11(日) 19:19
山岸氏は流行服には関心がないだけ。
舞姫に関しては、外見よりも内面を重要視してると思うのは読めばわかる。
416さんは服だけ取り上げて「世間の流行に関心がない」って言ってるけど、
例えば児童虐待(児童ポルノが禁止されたのが最近だって知ってる?)って
今世間が一番関心を寄せていることのひとつだよね?
それからバレエも今結構流行の兆しをみせてるから素材になったわけでしょ?
(もともと好きなのは知ってるけど)
服に関しては、私はむしろあのダサさってキャラクター表現のひとつだと思う。
ピアノやバレエってクラシックな世界で、親が先生やってる家庭はマジメで厳しい
(=流行服とは無縁みたいな)ところが多いよ。
あと、「ボンビー」ってわざと言う子供、今でもいるよ。
「貧乏」って言っちゃうと生々しいんだよね、きっと。
その辺子供も言っちゃいけないことだってわかってるからさ。
521 :
花と名無しさん:2001/03/11(日) 19:34
〜を語る系のスレは批評はOKだけど批判はダメなんだよ。
信者から雨のようにレスが来るだろう。わかった?416
522 :
416:2001/03/11(日) 19:39
↑まあこういうことなのかもね。はいはいきえます
>519
>ああうざい議論が長く続いてるね〜
>416そろそろ消えろ。
その後いろいろ書き込んでいるのは他の方ですが。。。
523 :
451、506:2001/03/11(日) 20:00
はぁ〜、真面目に反論し、意見をすりあわせようとした自分って
ヴァカだったのね〜とか思っちゃったよ
>>522 >>515の発言は納得できたが、
>>416の一連の発言には解釈に努力を要した。
524 :
花と名無しさん:2001/03/11(日) 20:31
つうかさ、いつまでも固定ハンで同じこと言いつづけるあんたが
うっとうしいだけ。
ダサさについて擁護する気はまったくないけど、
それそんなに興奮して語ること?そんな重要事?
まあボンビーは言わねーと思うけどな。
「家教」でも似たような展開になってたけど、どうでもいいっつうの。
>>521 >>522 あーやっぱりこうなってしまったか・・・
最初からスレッドをちゃんと読んでいれば、納得できる批判には
同意の意見もたくさん出てることがわかるはずなんだけど。
あなたといっしょになって「そうだよね〜ダサイよね〜ダメだよね〜」と
言わない人はみな信者ですか?
>>498で
>お願いだから「批判を言ったら信者にボコボコにされた」みたいに思わないでね(笑)
と予防線張ったんだけどダメだったようです。
「服がダサイ」って話、持っていきようによっては面白い方向で
盛り上がったかもしれないけど、いかんせん416があまりにも痛かったせいで
やな方向で盛り上がってしまった模様。
527 :
花と名無しさん :2001/03/11(日) 21:12
解釈.感じ方はいろいろ会っていいと思うけどな。
寄ってたかっての感もなきにしもあらず。
土日は怖くて入れず。ギャラリーに徹していた
528 :
花と名無しさん:2001/03/11(日) 21:13
話題を変えようじゃありませんか…て、こういうときに限って
適当な話題がみつからないんだよなあ…
「ボンビー」てのを見たくて、単行本派なんだけどコンビニ行って
立ち読みしてきました。「これだよ!」と嬉しくなってしまった。
ところで私が住んでる部屋の裏は個人塾をやってるんだけど、夜
子供たちが別れるときに「ばいばいきーん!」と言ってるんです。
案外子供って大人からみたら死語、てのも遣ってるんじゃないかなあ。
(でも山岸凉子がそこまで考えてるとは思わないけど…)
529 :
花と名無しさん:2001/03/11(日) 21:21
>528
テレビのお水の花道でやってたよ=ばいばいきーん
530 :
花と名無しさん:2001/03/11(日) 21:22
ほかの話題がないのは、やはり今の連載(だう゛ぃんち)が
ファンにとって語りたくない代物だからでしょうか。
ストーリーにケチはつけたくない(終わってないし)、
絵じたいにケチはつけたくない、
その不満のホコサキが洋服のださい・ださくない論争に
なったような・・・・?
うがちすぎですかね。
逝ってきやーす。
531 :
花と名無しさん:2001/03/11(日) 21:29
>>530 うがちすぎ。逝かなくてもいいけど。
「舞姫」の話題も出てるし、絵が雑だとかストーリーへの不満も
出てるってば。
頼むから過去ログ読んで〜
532 :
花と名無しさん:2001/03/11(日) 21:51
うがちすぎ。
つまんなきゃ話にもケチつけるし、絵も一時期みたいにヒドい描線になってたら
言及するよ。
533 :
花と名無しさん:2001/03/11(日) 22:13
しつこく痛い416がいってたのって、↓こうゆうこと?
☆「私の人形〜」の高校の制服。
衿が白レースのワンピ。男子のシャツは色物(ベタだけど)。私立高?
☆「キルケー」の白髪になっちゃう女の子
ハイキングにフレアスカートはいてきている。
☆「千引きの石」の主人公・可南子
転校先で制服ができてないといって、私服登校。前の学校の制服着ないの?
前の学校は私服の私立だったら問題なし。
持っている本を読み返してみたんだけど。
403で「ボンビー」について言及したものです。
はじめて読んだ時は言葉のインパクトにびっくりして、
つい書き込んでしまったのですが、(なんというか、
「お母さんはそんな言葉教えた覚えはありませんよ!」
ってのりで)読み返してみると、言いにくい事(家が貧乏)
を婉曲に伝えようとして、かえって人の耳をそばだてて
しまうある種の不器用さをゆきちゃんに感じました。
というか、「ボンビー」って言葉が死語だってことも知り
ませんでした。だから単純に「お家がバレエ教室やってるような
子が使うにしてはどっきりなことばだなー。お母さんが聞いたら
おこるぞー」って感じたんです。まあ、実際母親のいないとこで
話してるんですけどもね。
なんか書いてるうちにますます鬱に。
逝ってきます。
535 :
花と名無しさん:2001/03/12(月) 00:03
ボンビーってどこで言い出した言葉?
ジャンプ放送局?
それって15年くらい前だった気がするが。
536 :
花と名無しさん:2001/03/12(月) 00:12
ボンビー・・・私のまわりでは「桃太郎電鉄」だな。
537 :
花と名無しさん:2001/03/12(月) 00:21
桃太郎電鉄とジャンプ放送局は、出所同じでしょ?
538 :
536:2001/03/12(月) 00:24
うん。さくまあきらね。
なんかここ数日うざかったようですねえ。
私には416は、山岸先生のセンスを云々するようでいて、
その実ただの独り語りをしているようで寒く見えました。
山岸先生には興味あるけど、あんたにゃあないんじゃ、
ゴルァって感じでしょうか。
それと、センスというコトでいうならセンスはすごくいいで
すよねえ?色の感覚、空間の捉え方とか。
「キャラの着ているお洋服が今とはちょっとずれて見える」
じゃなくて「センスが古い」で言い切られるとなんか違う気が。
540 :
花と名無しさん:2001/03/12(月) 00:46
「416」さんって、もしかして「ぷりゅえ」さん…?
前に成田スレで見かけた。
541 :
花と名無しさん:2001/03/12(月) 00:52
>>539 全てにおいて同感〜!
なんか416さんっていたずらに他人を刺激してしまう
物の言い方なのよね。
多分、悪気は無いんでしょうけど…。
542 :
花と名無しさん:2001/03/12(月) 00:54
ダサイならダサイでいいんだけど、
もっと楽しく議論できると良かったね。
543 :
花と名無しさん:2001/03/12(月) 01:01
桃鉄シリーズは今でも出てるから、ゲームキャラとして
「ボンビー」に馴染んでる子どもにとっては別に死語じゃないのかも。
でも、こんな物議をかもすような言葉を使うよりは
ふつうに「ビンボー」ってセリフにしたほうがよかったのに・・・
と思う。
544 :
花と名無しさん:2001/03/12(月) 01:08
この人、前からそういう所あるし…。
欄外に書かんでもええような自分ツッコミとか書いたり。
好きではないけど、どうしてもやめられないようだから、見逃します(笑)
545 :
花と名無しさん:2001/03/12(月) 01:24
>>544 わかる〜。
シリアスな話なのに、作者の似顔絵がいきなり出てくるとか
でしょ?
私も好きじゃないけど「まあいっか」って感じです。(笑)
546 :
花と名無しさん:2001/03/12(月) 01:27
「ボンビー」って、『花より男子』の中で、主人公の女の子が、
好きな男の子に言われてたよ。
ただ、このマンガもかなり長いんで、その男が言ってたのも、
かなり前の話かもしれません。
(最近は、よく知らない)
はっ!
私が聞いたのは、アニメのときの台詞だったんで、
原作でも使われているのかは....?????
547 :
花と名無しさん:2001/03/12(月) 01:31
先生の身近な子供(姪御さんとか、知り合いの子とか)が、
なにげに使っていたら、作品にも出てくるかもしれない。
・・・・・・ボンビー
ファミコンとかも時代を感じるよね。。
パソコン・携帯電話もどんどん変わるし。
549 :
吉野ちゃん:2001/03/12(月) 02:04
相変わらずギスギスした物言いの多いとこだな・・・。2チャンネルだから仕方ないか。(笑)
「舞姫」。話や展開はつまんないけど、こうやって精力的に仕事をこなす姿勢は尊敬しちゃいますね。これでもう少しクオリティの高い作品を発表してくれたらな・・・。
自分は長編より短編が好きなので、どっかで短編を連載してほしいです。昔「ASUKA」でやってたように。
550 :
花と名無しさん:2001/03/12(月) 02:06
>桃鉄シリーズは今でも出てるから、ゲームキャラとして
>「ボンビー」に馴染んでる子どもにとっては別に死語じゃないのかも
それはあくまでもキャラクターとしての名前なので、
実際の貧乏な状態を表すのには使わないとおもいますが。
当方、仕事柄、日常的に小学生と接しておりますが。
結構そのものずばりな言い方しますよ〜。何事につけ。
なので
>ふつうに「ビンボー」ってセリフにしたほうがよかったのに・・・
>と思う。
には前面賛成です。
552 :
吉野ちゃん:2001/03/12(月) 02:23
>551
服装論争のとき、一部の人がね。(笑)
553 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/03/12(月) 14:55
ボンビーだけならまだしも、チョーはねえだろ、チョーは。
554 :
花と名無しさん:2001/03/12(月) 15:27
>>545 そうそう。
手塚治虫の漫画でも、シリアスなシーンにヒョウタンツギが出てきたりするけど
ああいうのってなんだろう。照れ隠し?
脱力するけど、実はそれほど嫌いでもない。
手塚さんは、「マンガはマンガ」ってとこキッパリ示す主義だから
わざとやってるんだって聞いたことが。
(遠近に合わせて服の模様縮尺して描いたアシが怒られたとか)
山岸センセもそうなのかはわからんが。
556 :
花と名無しさん:2001/03/12(月) 16:53
ただ、作中で使われる流行り言葉(?)やファッションめいたものは
先生が<意識して>描かれてるなっていうのは強く感じます。
それがセンスがいいか悪いかはまた別ですが。
557 :
花と名無しさん:2001/03/12(月) 23:25
好き嫌いは別にして、あのギャグめいた手書き文字とかは
山岸さんの人柄が出てて面白いと思うなあ。
いい人そう?な感じに受け取れる。(笑
558 :
花と名無しさん:2001/03/13(火) 00:46
>>557 私も。
あれって、ひとりつっこみ、ひとりボケ?
他の人がやってたらイヤかもしれないけど、
山岸さんならゆるせる。
559 :
代打名無し:2001/03/16(金) 02:20
山岸涼子って独身?
すごく、人間性が作品に投影されてるね
人生に満足してない人って超常現象とかに走るけど、この人も
そうだね
560 :
花と名無しさん:2001/03/16(金) 03:14
上の方でギャグつまんないとか書かれてたけど、私は好きだな。
ギャグ作品面白いよ?
「学園のムフフフ」とか「ミニミニ先生」とか。
ふ、古すぎ?
561 :
:2001/03/16(金) 03:54
突っかかって悪いけど、マンガは好きだけど作者自身は馬鹿にも尊敬も
していない私としては、「山岸先生だからゆるせる」とは思えません。
無理矢理今風にしようとしてる所とか(最近の青池保子もそんな感じだけど)、
つまんないギャグとかには違和感があります。有り体に言うと、過去を引きずりすぎ。
562 :
花と名無しさん:2001/03/16(金) 04:03
>>561 突っかかってるとは思いません、とゆーか、わたしも同感。
個人的にはギャグめいた手書き文字とか、ヒョウタンツギの
ように出てくる作者の似顔絵は嫌いではありませんが、あれは
人によっては醒めちゃうだろうと思うしやめた方がいいのでは、
と思う、特に「時じくの香の木の実」の時は……
過去を引き摺りすぎ、とまでは思わないけれど、現在よりも
ASKA時代の短編のほうが凄みがあった、とは思います。
>>559 人生に満足していないで逃避する人間に対して山岸氏は作品の
なかで手厳しく批判してますよ?「天人唐草」とか「負の暗示」
とかでね。ちゃんと読んでる?
563 :
花と名無しさん:2001/03/16(金) 08:41
>>559 >>562 自分が好き勝手に生きておいて他人に寛容でないこと
一人で好き勝手な人生を送った者の幸福と罪
いろんな作品で表現してるよね。
しかもかなり自己批判入ってると思います。
564 :
花と名無しさん:2001/03/16(金) 08:48
一時期たくさんあった、オールドミス系の話や不倫系の話なんかは
かなり自己批判がこもってたんじゃないかなぁ。
ギャグがつまらないのと、過去をひきずってるのは結びつかないと
思うんですが。単に山岸さんと561さん、562さんの笑いのツボが
ずれてるだけの話で・・・。
で、山岸先生だから許せるっていうのは、多分その笑いのツボが
近い人なんじゃないかな。単なる個人差だと思います。
565 :
花と名無しさん:2001/03/16(金) 08:52
「ある夜に」とかね。
あの中に、死後の世界で尖った石の敷き詰められた道を歩く、
足が血まみれのおばさんが出て来て、花の上を歩いている女性に
「私は一生歌をうたってきましたからね」って言ってる。
なんかのインタビューで山岸氏は、「あれは歌人か何かのつもりで、
私も結婚せず子どもも作らずマンガを描いてきたから、ある意味
あの人と同じで死後は石の上かも」
という意味のことを言ってました。
567 :
花と名無しさん:2001/03/16(金) 11:20
>結婚せず子どもも作らずマンガを描いてきたから
ということは、好きなことだけやってきてしまった、と思っているのでしょうか。
いずれにしても、独身だから人生に満足していないという(559の)説、初めて聞いた。
私は幽霊とか超常現象とか全然信じないほうで、興味もあまりないんだけど、
山岸凉子のマンガで出てくるのは面白く読んでます。
ただ、作者の「幽霊はいます!」という主張が出てくるとイヤだけど。
(なんかで1回言ってたよね)
568 :
:2001/03/16(金) 14:17
白眼子とか、瓶のぞき色とかラスト近くになるとすごく説明的になるのが嫌。
569 :
花と名無しさん:2001/03/16(金) 14:39
>>568 確かに。白眼子は結構バランスとれてると思うけど。
不思議は不思議のまま置いておいてくれたほうが、読み手としては
楽しめるんだけどね。
570 :
花と名無しさん:2001/03/16(金) 14:44
>557&558
キモいオヤジだったら即セクハラになるけど、
好きな人だったらおしりさわられてもオッケーってのと同じだな(藁)
571 :
花と名無しさん:2001/03/16(金) 15:08
>>570 そんな例え話されても当たり前すぎてなんと反応すればよいのやら。
それとちょっと離れたレスを参照させたい時は>>にしてね。
572 :
花と名無しさん:2001/03/16(金) 15:20
>>570 んー、人気商売って、そういう微妙なところで左右されるって
ことなんじゃないの? (漫画家も人気商売)
ある作風の人なら気にならなくても、違う作風の人がやると寒いってことは
よくあるじゃん。バランスの問題っていうか。
脱線するけどセクハラって、「何をしたか」だけじゃなくて
「誰にしたか」が重要なんだそうです。関係性の問題というやつ。
573 :
花と名無しさん:2001/03/16(金) 15:29
ダヴィンチの連載・・・
アラベスク描いた人と同一人物とは思えない
手抜き?それとももう力がなくなった?
24年組最後の砦とおもっていたが・・・
コンビニで立ち読みして20世紀は完全に終わったと思った
574 :
花と名無しさん:2001/03/16(金) 15:34
まあセクハラの場合、かっこいい人はかっこいいだけで評価が高い
から、欠点を知りつつまあいいか、となってしまうこともあるよね。
マンガの読み方は自由だから、この先生ならなんでも好き!という
ふうに読んでたってべつにいいんじゃないかと思う。
ほかの人に押しつけなきゃ、どんなふうに読んでたっていいでしょう。
575 :
花と名無しさん:2001/03/16(金) 17:10
>>568-569
わかる。理に落ちるとコワサが半減しちゃうんだよね。
わたしは「負の暗示」の主人公が分かり易すぎてちょっといやだった。
津山事件ってそんな単純な事件だったの?みたいな。
天人唐草とか鬼来迎の頃は、人間の負の心理の怖さが、もっと凄みを
持って迫ってきたと思う。あのテンションがここ数年もう感じられない。
でも読んじゃうんだけどね、普通に面白いから。
576 :
花と名無しさん:2001/03/16(金) 17:22
山岸さんにはもうひと化けしてほしい・・・
こんどの新境地は?
青青の時代から白眼子を経て
橋田須賀子路線にいっちゃったりしたらやだけど
577 :
花と名無しさん:2001/03/16(金) 17:26
舞台はラーメン屋?
578 :
花と名無しさん:2001/03/16(金) 17:31
以前の作品はもっと状況のみを描写して、解釈は読者まかせって感じだったよね。
誤読をおそれてか、やっぱもっと説明が必要だとおもったのかわからないけど
瓶のぞき色までいっちゃうと自己完結しちゃってるから、ああそうですかとしか
いえなくなっちゃうよね。不倫系の話にしても結構そういう感じだし。
もうちょっと以前の突き放したような作品が読んでみたい。
579 :
花と名無しさん:2001/03/16(金) 17:42
「負の暗示」は好き嫌いが別れそうだね。
私も天人唐草や鬼来迎に比べるとそんなに好きじゃない。
単純に、マンガとして↑これらはめちゃくちゃ面白いんだよね。
でも「負の暗示」は実話だしなあ。ほかの文献などで読んでいて、
比べてみるという楽しさはあるかも。
ちなみにいきなりスレをたてた方:(みてればいいけど)
拒食症の歌手の話は「グリーン・フーズ」です。
あすかコミックスの「パエトーン」に収録。
580 :
吉野ちゃん:2001/03/17(土) 00:57
>571さん
570さんではないんですが・・・。
>ちょっと離れたレスを参照させたい時は>>にしてね。
これってどうやるんですか?何回やってもならなくて・・。初歩的な質問ですいません!!^^;
今日、「タイムスリップ」を買いました。読んだことのある作品が多かったけど
「悪夢」が好きなので保存用に。(笑)
「悪夢」って実話だったんですね。こないだ図書館に行ったらあの女性のことを
書いた本があってビックリしました。てっきり創作と思っていたので・・・。
「タイムスリップ」の裏に発表年度と掲載誌が書いてあるんですが、「コスモス」と
「八百比丘尼」が逆になってました。
些細なことですが、なんか気になって・・・・。
581 :
花と名無しさん:2001/03/17(土) 01:07
離れたレスの引用は、ただ半角にして
>>580とやるだけです。
(でも頻繁に使うと重くなるそうなので、すぐ上のときなどは
使わないほうがいいと言われてます)
「タイムスリップ」の文庫、私は「タイムスリップ」のために
買いました。
それにしても初出間違ってたんだ。文庫は信用できないなー。
582 :
花と名無しさん:2001/03/17(土) 01:15
「負の暗示」では、頭に二本の懐中電灯をくくりつけていた春夫だが、
真上に向けて照らした懐中電灯に何の意味があるのか聞きたい。
583 :
花と名無しさん:2001/03/17(土) 01:27
ははは。そうだなー。
(でもあれって事実なんだよね?)
たんに丑の刻参りなどのときのろうそく?を真似たものだと
思ってましたが。
584 :
花と名無しさん:2001/03/17(土) 01:39
>>582 史実の方の本で読んだのですが、電気を切って、真っ暗にした
中で、自分だけが光源になって、暗闇にいた相手の目を眩ます
という効果があったようです。
でも、象徴的な意味の方がありそうですね。
私が読んだ本は、その格好の再現写真が載ってたのですが、
夜、軽くトイレに行けなくなりました(泣)
一番怖いのは人間なのね……
585 :
花と名無しさん:2001/03/17(土) 01:53
いや、それなら相手に向けなきゃ意味ないのでは?
どっかの猟奇事件サイトで見た再現図では前を向けていたな。
586 :
花と名無しさん:2001/03/17(土) 02:07
唐突ですが、みなさんは山岸凉子先生の作品を読みはじめて
何年くらいですか?
ちなみに、私は高1の頃から読みはじめて7年くらいになります
リアルタイムで処天、読めた人が羨ましいです。。
587 :
花と名無しさん:2001/03/17(土) 02:33
リアルタイムより、連載終了後にいっきに読めた方がいいと思うんだが。
588 :
花と名無しさん:2001/03/17(土) 02:40
>586さん
私は小学5年生の時に初めて買った「LaLa」で連載していた
「処天」が山岸先生との出会いでした…懐かしい。
王子が魑魅魍魎に囲まれて動けなくなっていたところへ毛人が来て、
部屋中駆け回って蹴散らす回でした。
始めは怖い絵…とか思って敬遠しましたが徐々に面白くなって、
単行本も集めたんです。
あの頃が懐かしい…(*^-^*)
589 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/03/17(土) 10:27
山岸さんのお名前はずっと以前から知っていましたが、本格的に読み始めたのは
姉の買ってきた「LaLa」か「花とゆめ」にのってたメタモルフォシス伝です。
以来ずっとハマッて20数年。ただ、チョット人目があるので、雑誌ではあまり
読んでません。いつも単行本です。39才男です。
590 :
花と名無しさん :2001/03/17(土) 10:39
近著の話しようよ
591 :
花と名無しさん:2001/03/17(土) 15:34
>>586 私なんて、まだ2年・・・文庫本でしか読んでないです
592 :
吉野ちゃん:2001/03/17(土) 23:24
>581さん
レスありがとう。(^○^)
そっか〜。簡単に出来るんですね。
初出。あれって肝心な部分なんだから間違わないでほしいですよね。
「タイムスリップ」。初めて読んだんですが、けっこう面白かったな。
ああいう経験ってしたことないけど、ある日ふといなくなってそのまま
行方がわからなくなる人の中には過去に飛んでしまった人もいるのかな?
>586さん
僕も初めて読んだのは「日出る処の天子」が最初ですね。1980年の4月だから
松田聖子がデビューした頃か。早いな〜。
>590
近著の話をしたくても、作品があのていたらくじゃ・・・。(T_T)
593 :
吉野ちゃん:2001/03/17(土) 23:25
>590さん
590さんにだけ「さん」つけなくてごめん!わざとじゃないよっ!
594 :
花と名無しさん:2001/03/18(日) 00:10
私が初めて読んだのはぶ〜けに載ってた「鏡よ鏡…」でした。
当時小学生だった。あの絵は好きになれなかったんだけど、
なぜか話の内容だけは、いつまでもアタマに残ってました。
で、時は流れて大学生になったころに、ふと文春の文庫を手に取って。
それからはまってしまい、古本屋に行くといつも古いの捜してます…
595 :
花と名無しさん:2001/03/18(日) 00:52
>>592 「処天」、1980年ですか。。。
あれから20年も、経つなんて早いものです
40年読み続けてきたけど「処天」が一番ですね
596 :
花と名無しさん:2001/03/18(日) 01:20
>>595さん
凄い!デビュー直後あたりからの読者さんですか?
597 :
:2001/03/18(日) 01:27
近著はつまらん。
598 :
花と名無しさん:2001/03/18(日) 02:11
俺はへみのひれが最初。従妹の家で読んだぶーけに載ってたな。
当時はあの蛇少女と同年齢で、当然ちっとも理解できなかったよ。
ところであのマンガ、最後に主人公が引きこもりになっちゃうんだよね。時代を
先取りしてたかもしれない。
デビューして40年てことはないよね?書き間違い?
1947年生まれで、たしかデビューしたとき20過ぎてたじゃん。
600 :
吉野ちゃん:2001/03/18(日) 03:05
>>595さん
「40年読みつづけて」っていうのは「漫画を40年読みつづけてきて」っていう意味ですか?
山岸さん自体はデビューして32〜3年くらいですしね。(それでも充分な長さだけどっ!)
失礼しました
>40年読み続けてきたけど
というのは間違いです。ホントは20年くらいで、「処天」
から読み始めた者です。。
ナニがどうなって40年なんて打ち込んでしまったのか・・・・
まさしく逝ってよしです>自分
602 :
おっさん:2001/03/20(火) 00:13
「日出処〜」は実は最初「馬屋古の姫君」を先にASUKA本誌掲載の際に読んだので
「なんだこれは???」と意味がさっぱりわからなかったが
文庫でまとめて読んで大変衝撃を受けた。「うおーこーゆー話だったのかー!!」と
603 :
名無しさん:2001/03/20(火) 02:03
「天人唐草」のことですが。
あれで、主人公が暴行を受けるのは、必要ないと思ったのですが、
どうなのでしょうか?
というのは・・・
あの話は、大ざっぱに言って、父親を中心とした、家族の問題を、
非常に厳しく告発している話だな、と思いました。
でも、実際には、主人公のような家庭があっても、不幸になるとは
限らない。特に、暴行を受けるのが、狂気を招く上で、大きい
だろうと、思います。
つまり、物語の構造は、「父親」+「暴行」→「狂気」。
でも、作者の主張は、「父親」→「狂気」だろうと思います。
これはつまり、「暴行」という、偶発的な要素を入れることで、
「父親」の問題を、必要以上に誇張して見せていることに
なるのではないか、と思ったのですが。
「日出処の天子」など、山岸さんの作品いくつか読んだのですが、
すごく力のある方だな、と思わされました。特に、「悪夢」とか。
でも、この人の思想的な部分は、あまり好きになれなくて・・・。
そこで、このスレで「天人唐草」を評価してる方が多かったので、
最近読んでみたのですが、正直言ってこの作品は嫌いです。
(というか怒りに似たものを感じた・・・のは自分が
よわい人間だからだと思いますけれど。)
604 :
花と名無しさん:2001/03/20(火) 02:09
すっげー。
>>603 私は単に「人生って悪いことが重なるもんだよな。これじゃ気も狂うわ」
と思いましたよん。
605 :
花と名無しさん:2001/03/20(火) 02:18
父親や家庭にも問題があるけど、一番の原因は権威のある父親の
陰に隠れて、自分で考える事をしなかった主人公じゃないの?
ま、運も悪かったよね、あの主人公は。ちょっと可哀想。
606 :
名無しさん:2001/03/20(火) 02:30
では、もしあのとき主人公が強姦されなかったとしたら、
彼女のその後はどうなっていただろう?
607 :
花と名無しさん:2001/03/20(火) 02:48
天人唐草は旧態依然の家父長制の告発より逃げの一手の性格じゃ
だめだよ〜んと言いたかったと思っていますです。
608 :
603です。:2001/03/20(火) 03:09
>>604-607
レスありがとうございました。
それを踏まえて、さっきのに補足しつつ、ちょっと別の書き方を
してみます。
父親その他の環境と、それを主人公がどう受け止めて生きてきたか、
といったことが、(主人公の)「女としての姿はどこにあるの
だろうか・・・」という場面に結実してくる。
個人的には、そういう深刻な「事件」を受け止めて、主人公が
どうやって(どうなって)いくのか、ということの方が重要に
思えます。
けど、それでは別の作品になってしまうかもしれません。
ですから、たとえば、「どこにあるのだろうか・・・」という
問いかけを残して終わったとしても、それはそれで、作品として誠実な
態度ではないかと思います。
暴行によって、主人公を「人間以外」に飛ばしてしまうのは、安易な
回答の仕方に思えるのですが、どうでしょう。
(ついでですけど、この作品に関しては、主人公に責任を問うている
感じは受けませんでした。一方「八百比丘尼」は、確かにそういう
ものがありますね。)
主人公の責任を問うている所もありますね。失礼しました。
610 :
花と名無しさん:2001/03/20(火) 05:05
私もたいした読み方してないんですが…
作品の中で明確に責任問わなくてもいいんじゃないか、というのはある。
なので、私としては、主人公の悪い点をあからさまに説明してる「八百比丘尼」
のラストはあまり好きではない。そのへん、漫画は娯楽性も大切だから、個人の
すきずきが大きいのではないでしょうか?
>これはつまり、「暴行」という、偶発的な要素を入れることで、
>「父親」の問題を、必要以上に誇張して見せていることになる
別に余分なものであっても、効果があると思えば入れるんじゃないのかなあ。
水がたまったコップへの、最後の一滴ってことで。
フィクションに必然性はないと私は思います。
あと、603さんが感じた怒りって、どんなものですか?
他人がどんなふうに読んでるのか、興味があるもので…
611 :
花と名無しさん:2001/03/20(火) 08:24
603じゃないけど・・・
天人唐草は「狂気の中でしか自己を開放できなくなってしまった
ある一人の女」の話だと思ってますが、個人的にぐさりときた
のは、「ひび割れの上に耳をふさいでうずくまる女」のシーンなので、
以降の父親の愛人発覚〜暴行〜狂気は私の中ではエピローグ扱い。
どなたかも書いてましたけど、この話は落ち込んでいる時に読むと
ものすごいダメージを食らうので、浮上しつつある時に読み返します。
焦燥感に駆られるので、起爆剤代わりに・・・
612 :
花と名無しさん:2001/03/20(火) 09:02
611さんといっしょ。
>個人的にぐさりときたのは、
>「ひび割れの上に耳をふさいでうずくまる女」のシーン
はじめて読んだのはレイプされるのがどれだけ怖くて辛くて
人格をずたずたにされる行為か、ということがまだ具体的に
想像しにくい年齢だったんですけど、この作品にはぐさーっと
きて忘れられなかったんですよね。
わたしはこうなるかもしれない。ならないようにしなくちゃ。
という思いがいつも心の片隅にあったせいで、今はこーんなに
開き直れました。
初読のときは、主人公が否定されてるし、自分でも良くないらしい…
とは思えど具体的にはどこが悪いのかわからなかったんですが、
多少自己客観視が出来るようになったようです。
613 :
花と名無しさん:2001/03/20(火) 22:05
>浮上しつつある時に読み返します。焦燥感に駆られるので、起爆剤代わりに・・・
なんか参考になるなあ。でも自分は焦燥感に弱いから、ダメかもしれない…
自分の場合は、単純に、うちの父親がこれとは正反対のタイプなので、
私はなんて幸せだったんだろう、世の中にはこんな人もいたのか、と思いました。
同時に、そういう立場が理解できなくて、バカじゃない、父親なんてムシすれば
いいのに、とイライラしながら読んでた。
でもこの作品を支持する人が多いのは、たんに短編として優れてるからってのも
あるんじゃないかなあ。だってこんなマンガ、ほかにないじゃない?
冒頭もインパクトあるし、面白いよ。
614 :
花と名無しさん:2001/03/20(火) 23:24
「あの人」とは誰のことでしょう。同期の大卒にーちゃんかそれとも安ちゃんか。
私は安ちゃんかなー、と。
615 :
花と名無しさん:2001/03/21(水) 00:21
「天人唐草」の、最初の方の、オオイヌフグリの名前を聞いて
怒られるところとか、お客さんにご挨拶して失敗して笑われる
ところとかは、読んだ当時が丁度性的な事に敏感になりはじめる
頃だったので、読んだ時、凄く胸に響きました。
ああいう、小さい頃に抑えつけられたせいでできたコンプレッ
クスを掬い上げて描けるのはすごいとやはり思います。
616 :
花と名無しさん:2001/03/21(水) 00:50
逃げる人に容赦ないよね山岸さん。
617 :
花と名無しさん:2001/03/21(水) 01:16
「あの人」は白馬の王子様だと思います。
自分で探しもしないで響子さんは
「そのままの君が好きだよ。」のセリフをずっと待っていたんだな、と。
王道の少女漫画への大きなアンチテーゼ。
山岸さんの作品は寓話性が強いので
あまりハッピーエンドは期待して読まないなあ。
>>610 「天人唐草」の場合に、自分が怒り・・・というか感情的になってしまうのは、やっぱり、
自分あるいは自分と親しいものが裁かれている、と感じるからだと思います。
それだけだと単なる私怨になってしまうかもしれないですけど・・・
山岸さんがすごく力のある作家だというのは、確かに感じますし、今まで読んだ中でも、
心に残る作品もあるのですが、自分個人としては、人間に対する基本的な姿勢に、
納得できない部分が大きいです。
山岸さんという作家は、本質的に、作品の中で、人が人を裁くように裁く(あるいは、
裁かない)のではなくて、神が人を裁くように裁いている、という感じがしてまして
・・・よくわからない言い方ですが・・・。
ですから、「天人唐草」に対して感情的な言い方をすれば、「あなたに裁いて
もらわなくてもいいです」ていう感じでしょうか。
私の場合、自分の中にも、ある意味おぞましいものがあるからだと思いますが、
おぞましかったり弱かったりするものも含めて、人間を受け入れる、というか、
そういう姿勢で作られた作品に、共感するタイプですね。
人間が鬼であり狐であり・・・という時点で、山岸さんはそれらを裁くことが多い、
という感じがしてます。でも、そうではなくて、鬼にも狐にもなりうる人間というものを
受け入れて背負っていく、というのが、人が人の魂を取り扱う、ということのような
気がするので・・・
「天人唐草」で、主人公が、自分自身に真に目覚めたというのは、ある意味それが
人間になったということで、そこから重荷を背負っていくのも、人間としての生活では
ないかなあ、と。それなのに、その直後に神の裁きが下る、というのが・・・
でも自分の場合、「暴行・狂気」が主人公にふさわしい、それが作者の裁きである、
というのがこの作品だと感じたわけですけれど、自分の読み方がちょっと変わってる
だけかもしれないですね。他の方々の読み方も、すごく参考になりました。
変なこといっぱい書いてしまいましたが、単にこーゆー感じ方をした一読者(ファンとは
言えないと思いますが)もいた、ということに過ぎませんので・・・いろいろと
失礼しました&ありがとうございました。
619 :
花と名無しさん:2001/03/21(水) 02:05
603さんは友達と話すときもこういう口調なのだろうか?
620 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/03/21(水) 06:56
>619
んなわけないっしょっ!(´ヘ`;)
621 :
花と名無しさん:2001/03/21(水) 09:40
山岸作品は、基本的に観察者の目で描かれていると思うな。
ある角度から見たある事象、みたいな。
なので、読者が作品を見て何を感じるかは、ホント読者一人
一人にゆだねられているのだと思います。
一読者として、603さんのとらえ方も、大変興味深く感じました。
622 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/03/21(水) 10:28
>>613 「天人唐草」は事実上少女マンガ史上初の病理心理分析ものだったと思う。
マンガ評論の盛んな時代だったこともあって、
もの凄いインパクトをもって受け入れられたんよ。
読者にも識者にも。
623 :
花と名無しさん:2001/03/21(水) 10:44
山岸先生は作品上、自分の本当に望むことが何かを考えない人間や主体性の
ない人間、周囲に対して目を閉ざしている人間に対して、一貫して厳しい
姿勢を取り続けていると思う。
「天人唐草」「ある夜に」「メデューサ」「妖精王」「ストリベリー・ナイト・
ナイト」「悪夢」「八百比丘尼」・・・
そしてそれには自戒も含まれているように見える・・・「恐怖の甘いもの一家」
は、作者自分を俎上に載せている、というのはうがちすぎ?
624 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/03/21(水) 11:59
ちょっとあんぽんたん教えてクンでスマソ、
「ストロベリー・ナイト・ナイト」ってどんな話だっけ。
今の今まで「悪夢」と混同していた…
625 :
花と名無しさん:2001/03/21(水) 12:47
私は精神病患者じゃないわ!おかしいのは、ほら周りの方よ!
という具合に、ちょっと奇妙な風体のヒロインと
実際おかしい外界が幻想的に?描かれる。
ヒロインはパンク岡村響子といえよう。
実は核ミサイルが飛んでくるようで、それで周囲は混乱している、
と示唆されて幕。
626 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/03/21(水) 12:55
あー、はいはい、わかりました。
ありがとうです
>>625 パンク岡村響子…いっそパンクにでも走れていたらよかったのにねえ。
627 :
花と名無しさん:2001/03/21(水) 17:30
>>623 自戒っていうか、自虐的な面もあるでしょうねー
「あやかしの館」の舞台は自分の家だそうだし・・・
オカルト面だけじゃなくて、施工トラブルも実話なんだろうな
628 :
610:2001/03/21(水) 18:11
>>618 なるほどー。ほかの方もですが、色んな感想聞くのは興味深いです。
屁理屈かもしれないけど、どんなフィクションであっても、事実が基でない限り、
登場人物は作者が動かしてるわけですよね。だからそれは理不尽な怒りなんじゃ
ないのかなあ…(ごめんなさい、あんまり理解してないのかな)
いや、自分にもそういう理不尽なもやもやってあるんですよ。
たとえば「シュリンクス・バーン」のラストとか。これにもやもやを抱く人って
私くらいなもんだろうと思うんだけど、あれってたんに孵ったヒナが、初めて
見たものについてくようなもんじゃないのかー、と疑問を感じてしまう。
お互いに幸せになりました、というラストだったらいいのになーとか思ってしまう
わけです。でもまあ、お互いに好きになったもんはしょうがないし、あれがロマン
チックでいいんだろうし。
こんなこと言ってたら、きりがないですけどね…
629 :
花と名無しさん:2001/03/21(水) 18:41
確かに救いはないわな。後味悪すぎ。
でも、だからこそ主体性のない主人公の末路の悲惨さが、
凄みを持っているんだと思うけど。
救いや癒しを山岸作品に求めてもしょうがないのでは
630 :
花と名無しさん:2001/03/21(水) 23:43
逆に、岡村響子は狂ってしまったことで、今までの人生最大の
幸福を過ごしているわけでしょう。
だから一概には裁きとか罰とかいえないと思う。>603
端から見ると悲惨だけど、本人にとってはまさに”解放”なんだし。
631 :
花と名無しさん:2001/03/22(木) 12:25
603は主人公の視点と読者の視点の両方にシンクロしてるのでは
ないかと思われます。うまく言えないけど、完全に客観視できない
立場から、天人唐草みたいなタイプの作品を読むのはけっこう
辛そうだ。
天人唐草は、主人公が狂ってしまった理由が結構わかりやすい
んだけど、「ハーピー」の主人公がおかしくなった(既に
おかしかった、のかな?)がよくわかんない・・・。
632 :
花と名無しさん:2001/03/22(木) 17:23
>>630 603さんは、それをふまえて「これから自分を背負って生きていくべき」
なのに、神の手?によってそれができないようになってしまった、と言ってる
んじゃないかな。で、それが遺憾なのだと。違ったらすいません。
「ハーピー」の主人公はただたんにああいう人なんだと思ってました…
あるいは、年頃になって女性に対して欲望が出てくるのを、自分でおさえこんで
しまった結果なのでしょうか。もっと勝手に推測するならば、母親としての
女性しか肯定的にみられないような育ち方をしてきたとか。
て、ここまでくるとまったく個人の想像ですが。
633 :
花と名無しさん:2001/03/22(木) 17:51
「ハーピー」は主人公の主観がそのまま描写されているので
読み手はどこまでが事実でどこまでが狂気なのか判断つかないんですよね。
主人公がじわじわと狂っていくのにいっしょに巻き込まれていく感じがたまらんです。
634 :
花と名無しさん:2001/03/22(木) 19:56
てゆーか、ハーピーのヒロインってキモイくらいにグラマーすぎ。
シャワー室でゴロッと転がされた時、先生もオールヌードを
見ちゃったのだろうかと心配した。。
と、ところで、超・長文やめませんか…?(^_^;)
635 :
花と名無しさん:2001/03/22(木) 20:01
>>628 シュリンクス〜は私は別の意味で「おや?」と思いました。
結局、女の幸せは綺麗な服着て結婚して…みたいなところが。
あの女の子が成長後もボーイッシュだったら
まだ違和感なかったのに〜。
あんなぴらぴらのドレス着てぶりっこされても…ひきます。
636 :
花と名無しさん:2001/03/22(木) 22:56
>635
あの女の子が成長後にあのかわいいドレスで
「おい、茶だぜ!」って言って、「おいおい、言葉遣いが戻ってるぞ」
「あ、いけね〜!」(二人爆笑)というラストならいかが?
スマソ。
それはそれで嫌なラストかもしれないね。
(と、自分で読みなおして思った)
638 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/03/22(木) 23:43
長文、俺は読んでて楽しいから大歓迎っ!!
639 :
花と名無しさん:2001/03/23(金) 00:19
山岸さんの読者ってどういう年代の人が多いんですかね?
若い人とかいるんですか?
640 :
花と名無しさん:2001/03/23(金) 00:23
シュリンクス〜....と、「ラプンツェル・ラプンツェル」の読後感は、
なんとなく似ている気がするんだけど、
(王子様的男の人が迎えに来るという....アラベスクもこれに近いのかな?)
とにかく、ラプンツェル〜 の男の人は、人殺しではないのっ?
いくら悪人でも、主人公の育ての親を殺してはいけないのでは?
う〜む......。
641 :
花と名無しさん:2001/03/23(金) 00:28
>>636 いえ、いえ、それはそれで、かわいいオチですね。
でも、なんとなく、萩尾望都さんのキャラでやってほしいような・・・。
『11人いる!』のフロルとか。
642 :
花と名無しさん:2001/03/23(金) 00:42
>>634あ、あれって実物だったのかな>グラマー
私は、あの主人公の妄想と言うか、脳内と思ってました。
性的に頭膨らんで、そこばっか見てるのねーと。
実際グラマーではあるんだろうけど、彼の目に映ってる
姿を誇張して書いてるのかな、と。
(まあ、浮世絵のウタマロティンティンみたいなもので)
あのストッキングずり上げてるシーンとかももろ妄想みたい
だったし。
(女子高生がシーム入りのパンストはちょっとねえ)
643 :
名無しさん:2001/03/23(金) 01:51
>>631 私は最初「ハーピー」読んだとき、彼女は実際ハーピーなのだろうと
思いました。
主人公の男子の精神がおかしいんじゃなくて、彼に正体を気取られた彼女が
全て仕組んでいるんだろうと。
644 :
勝新太郎:2001/03/23(金) 02:05
>643
俺もそう思って読んでた。何回か読んで、やっとそうじゃないって
気付いたんだけど・・・。
でも話的にはそっちの方が面白い気がするんだけどね。ホラー作品に
なっちゃうけど。(笑)
645 :
花と名無しさん:2001/03/23(金) 02:19
>>603 橋本治の「花咲く乙女たちのキンピラゴボウ」では、「響子は発狂する。
そして、発狂することによって初めて、響子は自己主張と自分に抑圧を
もたらした外部の無責任をなじる能力を身につけた」「空港で彼女の狂気
の姿を見ることによって人々がたじろぐのは、彼女がその無力をてこにして、
強力に、自らを抑圧に追いやった世界の非を鳴らしているからであり、彼女
がそうした力を身につけたということは、そのまま彼女が解放されたという
ことである。」という風に解説されています。
響子が発狂することは「裁き」ではなくて「ある種の救い」という見方は、
すごく腑に落ちる見方だな〜と思ったので、書き出してみました。
弱い人を裁く話ではなく、フェミニズムの話だとこの本では分析
しているようです。
もう終わっている話題なのに、蒸し返してごめんなさい。
646 :
花と名無しさん:2001/03/23(金) 02:59
私も「ラプンツェル〜」の読後感はあまりよくなかった。
(それで成功なのかもしれないけど)
あのおばさんと娘が男だったら、あんなふうにはならないだろうと思うと、
なんで容姿ごときにそんなにふりまわされなきゃいけないんだ、と疑問が。
ブルーの花と枯れた花を比べるシーンもどうも・・
ハーピーは、私も最初はほんとにハーピー(というか、邪悪な心を
もった女子高生)なのだと思いました。けど繰り返し読んでるうちに、
「そんなわけないよなー」というふうになってしまった。
これって私も騙されたのかもしれない・・
647 :
花と名無しさん:2001/03/23(金) 10:35
>>639 あの絵、あの話・・・。若ぇ衆が飛びつくとおもう?
70〜90年代の作品でついたファンがそのままもちあがったって
思えば、だいたいの年代がわかるでしょう。
648 :
花はじめ:2001/03/23(金) 11:01
私がなんとなく読後感きつかったのは(キライってんんじゃなく)、
子供に依存する母親が、子殺しする話。
主人公(子)の、最後の言葉『おかあさーん…』って弱々しいフキダシがまた、
意味なくこわい。 ・・
主人公がボーイッシュなところとか、ここは別にそうでなければならない、って訳じゃない
細かい設定が、じわじわ話のリアリティを増してくというか…山岸さんの描く話の、
練られ方を感じる。
小品ぽいけどなんかそういう作品ってすごい多い作家さんだと思う。
649 :
花と名無しさん:2001/03/23(金) 11:04
それがそうでもないようなんだな、>647さん。
ここに出入している人はそうじゃないかもしれんが、ハタチ前後の
読者もいるようですよ。
「高校卒業した」「卒論が〜」「就職がー!!」なんて言いつつ、
同人誌出したりHP作ったりしてる。
文庫本の功績は大きいってことかな。
最新作に若いファンがいるかどうかは?だけど。
650 :
花と名無しさん:2001/03/23(金) 13:59
>649
>最新作に若いファンがいるかどうかは?だけど。
どうかん・・・。あの作品はさぶい・・・
651 :
花と名無しさん:2001/03/23(金) 14:17
私15歳です。話も絵もかなり好きです。「白眼子」はけっこう良かったです。
いま連載してるやつも気になるから立ち読みしてます。結構おもしろいです。
でも最近の山岸先生のはめちゃくちゃきれいな人とかが出てこなくてちょっと嫌です。
652 :
おじさん:2001/03/23(金) 14:39
初めて書きますが。
デビュー作(多分)の卓球マンガ「レフトアンドライト」を、
雑誌掲載初出のリアルタイムで読んでるって言ったら凄すぎ?
(たしかリボンコミックの新人マンガ賞を受賞して掲載されたような‥‥)
そのあと結構いかにも少女マンガマンガしてるのを描いていたと思うんですが、
当初描いていたりぼんコミック誌がりぼんと合併して、
アラベスクの第一部を描いた辺りからブレークしたんじゃないかな。
今みたいな観念的な恐い作風のものを見たのは、たしかりぼんの別冊付録で、
「馬とコスモス」だったか‥‥女の子が置いてあった猟銃をいじっているうちに、
雷の音に驚いて暴発させて、お母さんが溺愛している兄を打ち殺してしまうんですよ。
おかあさんは平静を装っているんだけれど、その女の子がお兄さんの遺影に備えたコスモスの花を、
夜になってこっそり夜叉のような顔でむしりちぎっているのを女の子が目撃する‥‥。
「鬼来迎」の前身のようなマンガだったかな。
たしかその辺りから吹き出しが角張って来た気もします。
「天人唐草」の頃は「ぱふ」と言うマンガ評論誌の年間ベストテン選考の常連で、
「天人唐草」もその後の「スピンクス」も、その発表年の短編部門のトップをとったんじゃないかな。
すいません、なんだかテレビ探偵団のこぶ平みたいに(ふ、ふるい‥‥)
「私だけが知っている」みたいな文章になってしまった。
653 :
花と名無しさん:2001/03/23(金) 15:16
私は22ですが、山岸先生の漫画に出合ったのは
高校の漫研でした。それまではCLAMPとか
読んでるバカな子でした
654 :
花と名無しさん:2001/03/23(金) 15:19
>652
せ、先生より年上????(^^)
>>653 その発言はクラムプのファンに対して
とても失礼と思われ。
656 :
花と名無しさん:2001/03/23(金) 15:44
最近の作品は、ツヤやハリが無いような・・・。
枯淡の域というのでもなく・・・・
657 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/03/23(金) 15:56
いつまでも24年組にツヤとかハリを期待してはいかんよ〜
人間どうにもならないことだってあるのよ〜
私40に手が届きそうなんでよくわかるわ。
>>652 うわー。当時をアリアリと思い起こさせる、文章でした。
でも馬とコスモスってなんのコミックスに入ってたか、思い出せない…鬱だ。
659 :
花と名無しさん:2001/03/23(金) 16:44
>657
はい・・(おいらは656)
660 :
おじさん:2001/03/23(金) 17:42
なんだか書くそばから書き込みが凄いですね。
実はこの2チャンネルって言うもの自体今日初めてアクセスして、
アダルトサイトの次に覗いたのが「少女マンガ」でした。(なんじゃ、このおっさん?)
さて、山岸涼子さんなんですが、多分僕より上です。
>>652さん
当時は山岸涼子さんの愛を巡って、
今や本宮ひろし夫人のもりたじゅんと今や陶芸作家ののがみけいが、
「お涼様はあたしのものよ!」としのぎを削っておりました。
その彼女の作品で当時個人的に好きだったのは、
知的障害のかんなという若いお手伝いさんが家にやって来たことによって、
冷たかった家族関係が改善され皆が仲良くなって行くものでした。(これも別冊付録だったか)
う〜〜〜ん、あまりによくあるパターンだ!
そこの浪人生だか大学生の息子に「かんなは笑うとひまわりににてる」と言われたのが嬉しくて、
庭のひまわりに水をやりながら
「ひまわり似てる、かんなに似てる、笑うとひまわりかんなに似てる♪」
って歌うんですが、最後はその浪人生に好意を持ってるいじわるなオンナに、
いびられたショックで道に飛び出たところを車にはねられて死んじゃうんですよね。
そのかんなが家族と釣りに行って、釣った魚が船頭さんにその場で料理されるのを見て以来、
魚が食べられなくなって‥‥とかいうエピソードがあるんですが、なんだか心に今でも残ってるんですよね。
(しかしあの当時に読んだだけなのによく覚えてるモンだなあ、我ながら。
北島マヤのようだ‥‥。)
テレビでもビデオがなかった頃の方が真剣に見てた分一度でしっかり覚えているのと同様で、
あの頃は連載を終えたマンガを単行本で買い直すなんて勿体ないことできなかったから、
とにかく連載時のマンガをセリフから次号への予告まで覚えているモンね。
それはそれで貧しくも楽しいイイ時代だったなー。
(あ、おいら42です。)
661 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/03/23(金) 17:50
662 :
花と名無しさん:2001/03/23(金) 17:50
長い!
663 :
花と名無しさん:2001/03/23(金) 18:24
最近振るわないのは「痛さ」がなくなったからじゃないかな。稚さゆえに破滅する
一連の短編や不倫物、狂人が狂人を描いたようなサイコ物のような、「このままじゃ
駄目なんだ、変わらなきゃいけないんだ!」と必死に自分に言い聞かせてるような
断末魔が消えたと同時に、気の抜けたような作品ばかりになったでしょう。
誰かが言ってたけど、私生活で満たされてしまったのが原因なのかな。何があったのか
知らないが。
ちなみに二十四歳です(流行ってんスか、これ)。
664 :
花と名無しさん:2001/03/23(金) 19:05
>おじさん
のがみけいって今陶芸作家なんですか?知らなかった。
ぱふのくだり、懐かしかった私は、おばさんなり。
665 :
おじさん:2001/03/23(金) 19:14
さっきは長くてすいません
>>662さん。
なんだか趣味の陶芸を活かした陶芸マンガを描いてるらしいです。
>>664さん。
ちなみにお涼さんので読んでてホント恐かったのは「この子の七つのお祝いに」と「汐の声」です。
666 :
花と名無しさん:2001/03/23(金) 20:20
>>665 おじさんって.....ま、まさか、弓月光先生ではないですよね....。(震)
弓月スレで、ご本人が「おじさん」という名でご降臨されたので。
667 :
花と名無しさん:2001/03/23(金) 20:23
>666
「おいら」っていうところが、たしかに弓月さんっぽ〜い!
668 :
おじさん:2001/03/23(金) 20:29
ちがいますよ〜、確かにあの方の作品も好きですが。
>>666さん、667さん
今は青年誌に行っちゃいましたけど、一条ゆかり、もりたじゅんと並んで、
りぼん漫画賞出身の看板作家でしたよね。
(結構昔はあの方の絵をまねて描いていた‥‥漫画家志望だったおいら)
669 :
花と名無しさん:2001/03/23(金) 20:50
そういや、今度NHKで聖徳太子のドラマつくるみたいなんだけど、もうガイシュツ
でせうか?結構本格的らしいので、衣装とかバリバリ楽しみなんですが。
二十二日の朝日新聞に載ってたんですけどね。韓国から俳優さんを招いてやるそう
で。なんかペパーミントなんちゃらという日韓合作のドラマにでてる俳優さんだ
そうで。
670 :
花と名無しさん:2001/03/23(金) 23:28
>669
そんなあなたはきっと衣装を見て爆死
671 :
花と名無しさん:2001/03/23(金) 23:34
>>639 コアな読者は20代後半以上じゃないかな。
かくいうわたしは34歳
672 :
勝新太郎:2001/03/23(金) 23:37
>おじさんへ
長くてもおじさんの文章は楽しいからOKですよっ!
(俺も30だからオジさんかな・・・)。
しかし、記憶力のすごさに脱帽です。でも俺も昔読んだ話や見たテレビの
内容はなぜかよく覚えてるもんなあ。不思議。
673 :
おじさん:2001/03/24(土) 00:33
応援ありがとうね>>勝新太郎さん
でも30じゃオイラより一回り下か‥‥オイラが大学入った頃幼稚園‥‥ふう。
今日は一日の後半、ここを見つけたばっかりに読んだり書いたりで何も出来なかった。
レスをつけられた「35歳以上のスレ」や「弓月光のスレ」まで出張しちゃったし‥‥。
最後に一つだけ。
アラベスク第一部で雑誌から単行本化されたときにネームが一ケ所落ちちゃって、
未だに改定されないんですよね。
ノンナがパリオペラ座に行って、
クレールマチュー(だっけ?)にアラベスクを教えるレッスンが始まる直前、
アラベスクのフランス公演を舞台袖で見てたマチューが、
「袖で見てても鳥肌たっちゃったわ!」って言ったときに、
「間違いない、彼女はモルジアナ(だっけ?)を教えてと要求してくる‥‥」
のつぎのコマ、ノンナの後ろ姿の肩の辺りの空白に入っていたはずの、
「また新しい戦いが始まるんだわ‥‥」
のネームが抜けてる気がするんだよね。
あ、この二つのノンナの言葉は心の声なんで吹き出しがないんですよ。
だから落ちたのに気づかなかったのかな‥‥。
ああ、こんなことばかりやってるとまずい!
もう寝ます、おやすみなさい!
674 :
勝新太郎:2001/03/24(土) 01:11
>おじさん
レスありがとう。すっかり「2チャンネル」にハマッてしまったようですね。(笑)
「アラベスク」。実は絵柄が古すぎてちゃんと読んだことは1回もないので
上のこと、よく分らないけど・・・。
結構たくさんの人が「アラベスクはいいっ!」って言っているところを見ると
名作なのかな?(どういうところがいいんだろう?)
買うのは勇気が要るので、図書館で予約して読んでみます。(´ヘ`;)
ではおやすみなさい。
675 :
花と名無しさん:2001/03/24(土) 01:13
>おじさんさま(ってのもへんだなー)
自分の知らないことたくさん書いてくれてありがとうございます!
でもあの、「涼子」になってます…「凉子」にしてくださいー
ところで、若いお手伝いさんの話は「ひまわり咲いた」というのでしょうか?
データベースなどでみかけるけど、私はまだ読んだことがない…
「レフトアンドライト」もみつからないし。
そういえば朝日ソノラマの「メデュウサ」にいきなり著者近影がついていて
びっくりしたなあ。それも、なんか適当に撮ったスナップ写真みたいの。
私の場合は、りぼんやマーガレットばかり読んでいた集英社育ちなので、
山岸凉子を読み始めたのはかなり遅いです。大学入ってから。
子供のときから読んどけばよかったなー。
676 :
花と名無しさん:2001/03/24(土) 01:59
わたし、このスレの常連ですが
おじさんと同じ歳です
677 :
花と名無しさん:2001/03/24(土) 03:16
修正されてないといえば「日出る処の天子」で厩戸が日本列島を幻視するシーンに
四国がすっぽり抜けてるのが気になります。
何度も単行本化された作品ですからいつでも修正できたはずなんですけどね。
なんか読み返すたびに気になるんですよ、あれ。
>>674さん
余計なお世話ですが、第一部だけ読んで諦めないように。
第一部と第二部はかなり対象年齢が異なると思われます。
私はどちらも好きですが…つい読み返すのは第二部の方。
679 :
花と名無しさん:2001/03/24(土) 04:31
>>673 文庫版では、そのシーンのノンナのセリフ(とゆうか心情)ちゃんとありましたよ?
「また‥‥戦いがはじまるんだわ」って。
680 :
おじさん:2001/03/24(土) 07:52
>>673 あ、ほんとですか?
すいません勉強不足で〜(笑)
じゃ、ようやくここに来て直ったんだ。
681 :
おじさん:2001/03/24(土) 07:59
1 名前:あくあ投稿日:2001/03/16(金) 16:38
うぅ〜、ずっとずっと気になって探してるマンガがあるのですが。
山岸涼子のマンガで拒食症の歌手?のもの。
今更文庫でいろいろ集めてるんだけど、出てなくて…。
あれってカ−ペンタ−ズの話だったのかなぁ?タイトル教えてください。
山岸涼子マンガのあのブキミさは、ハマるとなかなか抜けられないっス。
3 名前:名無しの心子知らず投稿日:2001/03/16(金) 17:27
因みに、その漫画は覚えてるが、(単行本で持っている。今仕事場なんで、タイトルがわからん)
文庫で出てるか不明。単行本は、飛鳥コミックスの「パエトーン」に収録。
683 :
花と名無しさん:2001/03/24(土) 14:35
>>674 アラベスク第一部はあまりに古いので逆にファッションなど
新鮮に思えますよ〜。
684 :
花と名無しさん:2001/03/24(土) 14:57
>683
しかも「わが国ソビエトでは」みたいなこと言ってるもんね。
おもろい。
685 :
花と名無しさん:2001/03/24(土) 17:29
>>682 それは「グリーン・フーズ」でしょう
私もあすかコミックスの「パエトーン」で持ってます。
これ、だいぶ上のほうでちゃんと答えてる人いるよ。
686 :
勝新太郎:2001/03/24(土) 23:27
>678さん、683さん
「アラベスク」の件でレスありがとうございます。(^^)
そっか〜、第2部は第1部と雰囲気が違うんだ。
第1部のほうしか知らない(見かけたことがない)んで、それを
知って良かったです。さっそく予約してみますね。♪
687 :
勝新太郎:2001/03/24(土) 23:28
>>683さん
あの頃のファッションってどんななんだろう?それも楽しみにして
読んでみますね。(笑)
>>687 あの頃のソ連のではなく日本のファッションが満載です。(笑)
689 :
おじさん:2001/03/25(日) 01:21
話がアラベスク方向に来たかな?
第1部と第2部はたしかに全然違うよね。
でも第1部の実際にりぼんで連載されてた頃は、
まだ「漫画は子供が読むもの」っていう時期だったしね。
まだ登場人物の心理状況と言っても単純でしたよ。
(でも黒鳥の「32回のグランフェッテアントールナン」を知ったのはあれでした。)
第2部はもう少女から大人への成長漫画でしたね。
結構読みごたえがある。
話がそれますけど、このアラベスク第2部はとても上手くいったと思うんですが、
他の作者ですが「エースをねらえ!」ははっきりいって一部だけで止めておいて欲しかった。
(もちろん第2部がお気に入りの人もいるだろうし、あくまで個人的にですが))
まあそれ以上は他のスレで。
でもここに来てバレェ漫画がまたはやってますよね?
ヤングレディ連載の御大の槙村さとるもだけど、
青年誌のビッグコミックスピリッツまで「昂」を連載してるし。(結構はまる!)
(凉子様も何かにまたバレェ漫画の連載始めたっていうけど‥‥‥どこだろ?)
690 :
花と名無しさん:2001/03/25(日) 01:27
普通、第二部っていうか続編はつまらないものですよね。
でもアラベスクは磨きがかかって再登場ってカンジがします。
691 :
勝新太郎:2001/03/25(日) 01:42
>687さん
やはり日本のファッションでしたか。(笑)
>699おじさんへ
山岸さんの新しいバレエ漫画。既に上のほうで散々に出てますが
雑誌「ダヴィンチ」で連載している「舞姫」です。
めちゃめちゃ絵柄が雑で、話の展開も遅い作品ですが・・・。
スレを改めて読んでもらえたら、どんな感じの作品か分ってもらえるかも。
(僕は好きではないです、この作品。でもアンケートには一応毎回「よかった」と
書いて送ってますが。打ち切りになったら悲惨かなあとか思って・・・)。
692 :
勝新太郎:2001/03/25(日) 01:43
ごめんなさい。687ではなく688さんへのレスでした!氏んでこよう・・。
693 :
花と名無しさん:2001/03/25(日) 02:05
今日、友達んとこでひさしぶりに「千引きの石」のコミックスを読んだ
んだけど
同時収録の「バンシー」が1979年LaLa、
「スピンクス」が1979年花とゆめでなんとなくなんともいえない気分になった。
「アラベスク」話の腰折ってゴメソ。
694 :
花と名無しさん:2001/03/25(日) 02:09
>689おじさん
細かい指摘で恐縮ですが
槇村さんがバレエものを描いておられるのは
「ヤングユー」誌と思われ〜。
695 :
花と名無しさん:2001/03/25(日) 07:16
>>665 「この子の七つのお祝いに」は
何に掲載されていたんでしょうか?
それってなにか混同してないかなあ?
曽根まさこの「七年目のかぞえ唄」とか…そりゃないか
って、もしほんとにそういう作品があったらごめんなさい。
697 :
おじさん:2001/03/25(日) 10:01
す、すいませ〜〜〜ん!大チョンボ!
「この子の七つのお祝いに」は映画でしたね、たしか岩下志麻の。
今コミックス見たらタイトルモロ間違え!
「わたしの人形はよい人形」でした。
似てますよね・・・全然違うだろぉがぁぁぁぁぁ!(自爆)
少し記憶障害始まってるかー。(今年後厄のおいら)
698 :
花と名無しさん:2001/03/25(日) 10:07
>>697 それは私の記憶によると『ASUKA』ですが…違ってたらすみません。
699 :
おじさん:2001/03/25(日) 10:20
>>698 今コミックス引っぱりだしました。1986年3〜5月の短期連載だったみたい。
それでも15年前だものねえ。
昔「ひいなの埋葬」がテレビドラマ化されて、
よりによってタイトルが「おひなさまの◯◯」(忘れた!)で、
主演の女装の美少年がピーターとかじゃありませんでしたッけ?
(‥‥‥ドラマ化されたことだけは覚えてるんだけど実際には放映されたものは見ていないモンで‥‥
いよいよアルツハイマーか?!)
「ネジの叫び」もドラマ化されてませんでしたッけ?(こっちの記憶はさらにおぼろげ)
700 :
勝さんと同い年:2001/03/25(日) 23:54
あー、良かったー「この子の7つのお祝いに」って
聞いたことなくて、ファン失格!?とか思ってた…。
「ひいなの埋葬」はTVタイトル「お雛様の亡霊」ですー。
か、影尾が…志垣太郎だったそうな。濃い影尾ですこと。
あと
>>652の「馬とコスモス」って言うの、
「雨とコスモス」のことだと思ふー。
こうなったらもうみんなで記憶力比べ?(笑)
701 :
おじさん:2001/03/26(月) 08:24
>>700勝さんと同い年さん
そうですよねえ、「馬とコスモス」じゃ洋物のポルノビデオのタイトルみたい‥‥。(爆)
しかしピーターと志垣太郎〜〜〜?! お雛様のドラマにしては配役濃過ぎ!
記憶力比べってゆうかあ、こうやって脳を刺激できるってボケ防止にはぴったりかも。
パソコンの効能ですよねー。
(だって身の回りにいるだれが「山岸凉子」の話でここまで詳細に盛り上がれる?)
いつか皆でオフ会だ〜〜!
追伸:「スピンクス」で最後に写真で出てくる
(自立しようとした子供の前で車に飛び込んだ)母親(つまりはスピンクス)の顔って、
絶対ファラ・フォーセット・メジャースですよね?
702 :
花と名無しさん:2001/03/27(火) 13:37
盛り上がるのは分かるけど・・・
も少し、後から読みはじめたものにもわかる話を
して欲しい・・・あげ。
703 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/03/27(火) 14:32
私おじさんではなくおばさんだけど、
よしよし…ちょっと懐古趣味に走りすぎたみたいだね。
何話したい?
704 :
おじさん:2001/03/27(火) 14:45
>>702さん
おお、すまなかったのう‥‥って、ごめんね?
ここをみつけたばかりで懐かしくって。
ただ言い換えると最近のあまり読んでなくてねー。
立ち読みしてたエジプト発掘の連載を途中で見失ってそれ以来見てないかな、新作は・・・。
(あれって完結したんでしょうか?)
705 :
名無しのごん:2001/03/27(火) 16:21
>704 「封印」だよね。 <エジプト発掘の連載
私も花とゆめコミックスで買ってたけど、途中で見失っちゃった。
デラックス版も出ているようだけど・・・一体どうなってるんだろう。
カーターの天然良い人ぶりが好きだー。可愛いくて♪
706 :
花と名無しさん:2001/03/27(火) 17:07
「封印」は白線コミックスで出てる2巻のところで、掲載誌では
打ち切り、その後コミックトムにて連載が再開されました。
だから続きはデラックス版(というか潮出版バージョン)読まないと
完結しません。
707 :
花と名無しさん:2001/03/27(火) 17:18
おじさんは、では「青青の時代」や「白眼子」は読んでないですか?
どっちも最近の潮出版もの。
読んで感想きかせてください。
708 :
おじさん:2001/03/27(火) 17:57
いやいや、こんなおじさんにみなさん優しく色々アドバイスしてくれて嬉しいのお。
今時の若いモンもなかなか見どころがあるワイ‥‥‥って、なに言ってんだろ。
>>707さん
「青青の時代」「白眼子」‥‥「あおあおのじだい」に‥‥「はくがんし」‥‥?
でも「はくがんし」は「白眼視」だよねえ?
「しろめご」「しらまなこ」‥‥‥あ〜〜〜ん、おじさんワカンナイ!(きもいぞ!)
‥‥すいません‥‥‥‥本屋を捜してみます。
>>706さん
「封印」はそんな数奇な運命をたどっていたんですね。
やはりエジプト王朝の呪なのでしょうか?
その潮出版バージョンでは一応完結はしているんですか?
ところで
>>702さんのいうところの「後から読みはじめたものにもわかる話」って、
どんな感じなのかな?
今や単行本が五万と出てるわけだから、市販されてる作品自体については後先関係ないと思うんだよね?
結局それがリアルタイムで初出掲載されたときの「次号へ続く」に書いてあった作者のコメントの記憶とか、
掲載されていた当時のギャグマンガなど
(例えば「りぼん」における“土田よしこ”とか「ぱふ」における“まついなつき”)
が、どういう風に山岸マンガをパロッていたか、ってなると、
やっぱり最近の方は疎外感あるんだろうね。
注意はするけど、年寄りの昔話を「へえそうなんですか」って、
さも興味ありそうに応対しながら聞き流すこつをココで覚えると実社会で役に立ちまっせ!
会社での上司との会話、家での親との会話、婚家での舅姑との会話‥‥。
(にしても、わたくし自分でハンドルに書いておきながら、
他人に「おじさん」と呼ばれると一瞬「むっ」としてしまいます‥‥かなしい‥‥ごめんね
>>707さん)
709 :
707:2001/03/27(火) 18:04
いえいえ、私も40に手が届きそうなおばさんです。失礼しました。
「青青の時代(あおのじだい)」は邪馬台国あたりの話、
「白眼子(はくがんし)」は終戦直後から始まる拝み屋さんの話ですよ。
710 :
花と名無しさん:2001/03/27(火) 19:50
>おじさん
「封印」は潮出版から「ツタンカーメン」全4巻として刊行されてます。
1・2巻が「封印」で3・4巻が再開分です。
1・2巻はちょっとおまけ(「タイムスリップ」など)が付いてます。
711 :
おじさん:2001/03/27(火) 19:57
>>709さん、
>>710さん
ありがとうございます。
ここまで教えてもらったら読まねえわけには、あ、いかねえわなあ〜〜。
‥‥‥やっぱりおじさん。
でも切ないなあ‥‥‥次回から「おじさん」改め「まぁさん」にします。
712 :
花と名無しさん:2001/03/27(火) 23:44
潮出版なら「鬼」を読まないと!!
恐いんだけど、妙に爽やかな読後感…。
山岸作品でも珍しいタイプの作品でオススメです。
>>708 土田よしこのパロは見たことないけど、まついなつきのは知ってますー。
単行本の巻末に、橋本治がやはり山岸作品のパロを…
またこれが上手くて面白かったんだ!!
713 :
花と名無しさん:2001/03/27(火) 23:56
たしかに馴れ合いで終わる事が多いだろうね
親しい友人でもキツイことは言ってくれません。
その子がマンガ描けないからいらないひきめがあるんだろうね
まぁシロウトに読ませる私も悪いんだけど。
周りにはなかなか投稿者いないからな。
714 :
花と名無しさん:2001/03/28(水) 00:42
私は潮出版の中では「白眼子」がいちばん好きだなあ…
白眼子が光子をひきとった理由を語るとき、じーんとしてしまいました。
加代さんもいい味出してるし。
まあ、どれも読んで損はないってことでしょうか。
ただ!せっかく新刊が出るなら、単行本未収録作、もしくは一度だけ収録されて
入手しにくいものを同時収録してほしい…
これは個人的な希望ですが。ただでさえかぶりまくってるんだからさー。
「ひいなの埋葬」のドラマ、みてみたい…
今のピーターしか知らないんで、なんか興味ある。
715 :
花と名無しさん:2001/03/28(水) 10:50
>>712さん
そのパロって『めざしにはアジノモト』?
違うとしたらこの処天のパロやった人、判る方教えてクン。。。
初期の山岸作品は、現在入手困難なものが結構ある
と思われるので、
>>702はそういう意味で分かる話を
して欲しかったのでは・・・。
ていうか、私も文庫で出てる作品と、近作しかよんだこと
ないです。こんなんで、このスレに書き込む事自体まちがってる
のかも。
717 :
花と名無しさん:2001/03/28(水) 16:21
>>701 ごめんなさいわたしには木の実ナナに見えます(藁
<スピンクス
718 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/03/28(水) 16:41
>>716 別に近作のみだってかまやしないと思いますよ。
おばさん(自分含む)たちはね、たまに”昔はよかった”の発作が起きてしまうので
うざかったら勘弁してね。気をつけます。
でも、それこそ他に古い作品のことを話す場がないもので。
719 :
花と名無しさん:2001/03/28(水) 17:23
近作は基本的に振るわないですからね…。ぐっと引き込まれるコマがなくて。
720 :
まぁさん:2001/03/28(水) 17:49
さっき本屋でダヴィンチ立ち読みして『舞姫』読んで来ました。
いや、下手になったねえ、絵が。
ペンタッチの粗さは目を覆うばかり。
もともと丸ペンで細く神経質なペンタッチというか絵柄だったとは思うけど、
線に力がないんですよね、ノートにチョコチョコッと描いた落書きみたいで。
連載第6回なんでそこまでの5回分のストーリーはわからないけど、
基本的に絵の魅力が以前にくらべるとないんじゃないかな‥‥‥。
手抜きじゃない?って感じです。
ギリシャ神話タイトルのシリーズで、
あれだけ肉感的なプロポーションの登場人物を描いていた同じ作者とは思えん。
そりゃ登場人物が「日本の子供」と「外人の成人女性」を、
意識して描き分けた違いというのもわかるんだけど。
ちなみにあのネコを捜すゴージャスな伯母さんの顔は歳とったノンナペトロワ、
さもなければ「天人唐草」の響子ですね。
721 :
花と名無しさん:2001/03/28(水) 18:17
>>712 たしか、『つる姫じゃーっ!』でした、土田よしこのパロディ。
「ララっ、軸足がキョクタンにズレていく…」(アラベスクの最初の頃のアレ)
んで、2回転だか3回転だかしてすっ転ぶ、という。
土田よしこは、そのころ同じ雑誌で連載してたマンガを、軒並みパロディ化して
ましたからねー。
あの2頭身ギャグ絵で、「こーやって唇をキュッと噛むの…」なんてのも
ありましたっけ(いや、これは作者が違うが)。
スレに書きこむのに資格なんてないですよー。
誠実な人ならそれでいいんじゃないの?
でも「昔話を楽しんでる」のって、ハタからみると「昔は良かった」
に思えてしまうんでしょうか。別にそういうつもりないんじゃないかな。
昔懐かしくなるときって、誰しもあるよね。
まあ、そればっかりで盛りあがっちゃうと困るけど。
鬼も白眼子もわりと好きなんですが、舞姫はいきなり乱雑になった
感があります。単行本でみるとまた違うのだろうか?
ヘンな話、「私の好きなマンガ家、今ここで連載してるんだよ」と
言うことがためらわれてしまう。あれからファンになる人っているのかなあ。
723 :
まぁさん:2001/03/28(水) 19:16
>>721さん
と思うでしょー?
違うんだ、これがー。
基本的につる姫がパロッていたのはマーガレット連載のもの。
「エースをねらえ!」「ベルサイユのばら」「まゆこの季節」「おにいさまへ…」「ラブサインはQ!」
「蝶よ美しく舞え!」‥‥‥他にもあったかも。
記憶をよく思い出したんだけれど、あれは「きみどりみどろあおみどろ」。
きみどりがこけたのをあおみどろが茶化してはたかれてたと思います。
724 :
花と名無しさん:2001/03/31(土) 18:35
ここで大評判の「天人唐草」読んでみました。
これはまさに自分のことだと、心をグサリと刺されたように思いました。
どうにもままならないことばかりで鬱状態が続いていたこともあって、
このまま「キエーーーーーッ」になってしまう前にどうにかせねばと、
心療内科の門を叩いてみましたら、「あなたは自分をよく見せようとし過ぎている」
と、まるっきり佐藤と同じことを言われました。
閑話休題。
「今の響子にはその男性観自体が既にゆがんでいることに気づくには さらさらに
遠い状態にあった」と書かれてますが、響子の男性観って、ゆがんでますか??
大多数の女性が「新井は素敵、佐藤はダメ男」と見るのではありませんか?
マンガの中の女性たちだって、誰も佐藤を相手にしていないワケだし。
響子の男性観がゆがんでいるなら、青柳だってゆがんでいるのに、青柳は破綻しな
いんですよね。
皆さんは、どう思われますか?
725 :
花と名無しさん:2001/03/31(土) 22:56
男性観云々以前に、佐藤くんに見栄っ張りだって言われたのに、
(こんな事言ってくれる他人ってそうはいないと思う)立派な
男性像からかけ離れてるからって、深く考えないのは
男性観と言うか、人間観が歪んでると思うよ。
しかも、この時佐藤くんは女連れだったような気が・・・
726 :
花と名無しさん:2001/04/01(日) 06:49
響子には深く深く共感するし、佐藤が響子に見栄っ張りと
いうのもどこがそうなのか解らなかった。
でも、そんな初読のときから、わたしの好みのタイプは
佐藤の方だった。
727 :
花と名無しさん:2001/04/02(月) 00:00
>>724 ゆがんだ男性観....。
外見や地位とかだけにひかれて、肝心の中身を見ていないって、ことかなあ?
今、手元に本がないのですが、新井って響子の父親に似たタイプだったのでは?
で、父親に怯えているのに、父親的な男性にひかれている点が、ゆがんでいる
のでは?
(気の強そうな青柳さんには「お似合い」だったのでしょう。)
私も、佐藤さんを好きになればいいのに....って、やっぱり思ったな。
>マンガの中の女性たちだって、誰も佐藤を相手にしていないワケだし。
だから、自分の目で相手を見ないといけない..ということで。
イヌノフグリって、「小さな恋のものがたり」のチッチの一番好きな花で、
毎年春が来るたびに「わ〜、イヌノフグリが咲いている!」と大騒ぎしているよ。>チッチ
(ちなみに、今も連載は続いているらしい)
だから、「天人唐草」読んだとき、
「まー。お父さん、そんなに怒らんでも....」
って、思ってしまったな。
729 :
花と名無しさん:2001/04/02(月) 01:24
歪んだ男性観というのは、女は黙って男に従ってさえいれば
良いという男性を、頼り甲斐がある(=理想的)と
捉えてしまっているってことなのかなあと思いました。
女の自立を許さない封建的な男性を好きになる女って何者?
っていう問いかけをされているようなかんじでした。
730 :
724:2001/04/02(月) 01:26
色々なご意見、ありがとうございます。
読者というのは、全てを掌握する神の視点からマンガの世界を見下ろしている
から、佐藤の内面の豊かさまでわかっているのであって、会社で一緒に仕事を
しているだけの女性たちには、ヘラヘラした頭の弱そうなところしか見えてい
ない。それを魅力的だと思わないのは当然じゃないの?ゆがんでるなんて、一
方的過ぎるよ。
と思っていたワケです。
でも725さんのご意見で納得しました。
「男性観が歪んでる」というのは、佐藤に惚れなかったからということじゃ
なくて、親身になって考えてくれている人の言葉なのに、理想の男性像と
離れているからって、価値のあるものと捉えることができなかったことを
指していたのですね。ゴメンなさい。読み方が浅かったです。
*現実に身近に新井と佐藤がいたら、やっぱり私は新井に惹かれてしまうと思う。
佐藤のようなことを言ってくれた人もいたけれど、「イヤなことを言う人だ」と
切り捨ててしまったし・・・。行き付く先はぎぇぇぇなのか。打つだ氏能
731 :
花と名無しさん:2001/04/02(月) 01:36
>>730 じゃあ私も一緒に。
ぎぇぇぇ〜!
二人で叫べば恐くない!(笑
さあ、みなさんご一緒に!!
ぎぇぇぇー!
733 :
花と名無しさん:2001/04/02(月) 02:59
響子の目には、新井は父親と重なって見えたんだろうけど、
結局、新井は青柳と結婚したわけで、似た様なタイプと思われる
女性を愛人にしていた父親とは随分違うんじゃないの?
体育会系で男論理には強いが女にはいまいち弱いタイプだとみたが。
だから、女でもなく男論理にも当てはまらない佐藤が理解できない、
みたいな。
個人的には酒の席でも自分の論理を他人に押し付ける奴は好きじゃ
ないが、結婚相手には向いてるのかもしれない。
響子は人をプロトタイプにしか見られなかったんだろうなあ。
せめて女友達でもいればねえ。
734 :
花と名無しさん:2001/04/02(月) 03:19
響子には幸せになって欲しかった・・・。
ところで、 イヌフグリの名の示す意味を知らないままなんじゃないかな。
発狂以前も以後も。
735 :
花と名無しさん:2001/04/02(月) 04:17
ところで響子は狂気の世界から
還って来ることができるんでしょうか?
あの漫画のその後が気になります。
736 :
花と名無しさん:2001/04/02(月) 04:24
私も初読時から佐藤さんが好きだったなー。
なんといっても飲み会の態度…新井さんはマッチョでうっとうしい。
青柳は、遊ぶだけ遊んでおいて、結婚はこういう人がいいだろうと
新井を手なづけたんじゃないかな。憶測ですが。
そこんとこ、響子の目とはずいぶん違うように思う。
ダンナにするなら出世しそうな人を選ぶような時代だろうし。
1420年くらい前にタイムスリップして、かしわでのみのいらつめ
(厩戸の奥さん)を産むんじゃないか?
738 :
724:2001/04/02(月) 11:07
>>731 >>732 知らない人なのに一緒に叫んでくれてありがとう。ちょっと嬉しいです。
この物語って、いつ頃の設定なんでしょうね。
私が子供のころは、「ふぐり」って言われてクスクス笑う子供なんか、
いなかったと思います。(既に一般的な言葉ではなかったと思う。)
>>738 私も響子的で自分に自信がないもので。(苦笑
辛くなったら叫ぼうね。ここで。
って、他の人に迷惑か。(笑
740 :
花と名無しさん:2001/04/02(月) 21:46
そー言えば、青柳さんって別に悪い子ではないんだよね。
男の前でしなを作るわけでもなく、お酒をガバガバ飲んだりしてて
サッパリした明るい化粧美人だよね。
でも、現実にああいうのがいたらやりにくいかもね。
741 :
花と名無しさん:2001/04/02(月) 22:06
普通の少女漫画だったら最後には佐藤が駆けつけて
助かるとか、辛い時に支えてくれて響子が立ち直るはずなのに
あれは「ぎぇーっ」だもんね。
どんな恐怖漫画よりも恐かった。。
742 :
花と名無しさん:2001/04/03(火) 00:12
「乙女チックいじけタイプ」からはもっとも遠いタイプだね。
743 :
742:2001/04/03(火) 00:12
青柳さんは。
744 :
花と名無しさん:2001/04/03(火) 01:01
>>712 パロばなーを掘り起こして申し訳ないけど、まついなつきのって、
ぱふがちっこかったときにへったくそな刀自古のアップ描いてた?
なんかそのコマだけ記憶に・・・!
745 :
花と名無しさん:2001/04/03(火) 03:52
>>730 亀レス気味ですが…わたしも「*男性観*が歪んでる」という言葉と
響子の病理には少し齟齬を感じますよ。どちらかというと、人間観が
歪んでいるという説には納得です。
つか、あの時点で佐藤を選んでいたら、そりゃ響子男見る目ありすぎ(藁
746 :
724:2001/04/03(火) 10:05
>>740 お茶の入れ方に苦言を呈されて大ショックを受けている響子にサラッと
自然な気づかいを見せるところなんて、いい感じですよね。
747 :
花と名無しさん:2001/04/03(火) 23:36
>>745 でもあれって実は性がテーマだと思うのです。
だからわざわざ犬ふぐりとかレイプとかが出てくるのかなって。
というわけで人間観じゃなく男性観になってるんじゃないでしょうか。
大ハズレな感想かな?(汗)
748 :
花と名無しさん:2001/04/04(水) 00:01
>>747 私もそう思います。
性って人間の中心みたいな面があるので、未成熟さとか
問題が出やすいような気もするし。
だから男性観人間観は分けなくていい気がします。
どっちもまとめて、で。
749 :
花と名無しさん:2001/04/04(水) 00:02
性がテーマか・・・
高校時代のエピソードなんかも、男の子しか
出てこなかったりで、女の子の存在が無いのが
響子の見栄っ張りと言うか、自意識過剰なとこ
だなーとは思っていたんですが。
うまく言えないけど、異性に対して、常に意識
してしまうタイプ・・・。
青柳に対する「派手な女」という認識も、その
裏返しかな?
750 :
花と名無しさん:2001/04/05(木) 17:26
人間関係がテーマなら女友達の話も入れないと
いけないから、そうするとページ数も足りないから
男女関係にしぼったのでしょうかねえ?
751 :
花と名無しさん:2001/04/05(木) 20:20
女友達の話は故意に無いんだと思うな〜。
普段の友人関係が希薄なのに、いきなり
男の子の靴箱にラブレター入れてしまう
響子の歪みが出てるような気がする。
752 :
花と名無しさん:2001/04/06(金) 01:03
>>751 ラブレターはびっくりでしたよね。
度胸あるじゃん!って思った。(笑
でもその度胸も父親や相手の家族によって
踏みにじられてしまって・・・。
臆病にもなるよねえ。
私なら娘の勇気をほめるけどな。
753 :
花と名無しさん:2001/04/06(金) 01:39
でも子供の頃の響子は、活発で友達づきあいもちゃんとありましたよね。
思春期に入って、急に自意識過剰になったのかな?
ラブレターの件は響子がムチャクチャカワイそうなんだけどさー。
ま、誰にでも思春期の、性に対する好奇心が盛んな時代に、
恥ずかしい思いや辛さを味わう事はあるでしょ、多かれ少なかれ。
それをきちんと克服してこなかったツケってことなのかな、
響子の臆病さは。う〜ん、山岸さんキビスィー
755 :
花と名無しさん:2001/04/06(金) 12:22
今週のペプシコーラでやっと納得。
山岸先生は、純粋に「本格的バレエ少女漫画大作」をやりたいんですね…。
756 :
花と名無しさん:2001/04/06(金) 14:47
お、ダヴィンチ出たのか。立ち読みして来なきゃ。
757 :
芥川賞子:2001/04/06(金) 14:51
なんか、皆様の投稿見てると圧倒されてしまふ・・・。
今、花の女子高生(謎)やってんですけど、
山岸さん漫画を学校で流行らせてます。
ていうか持ってったら勝手にまわされてた!
(⇒本が傷んでもう1セット買うはめに・・・泣)
山岸作品の読者としては新参者。
皆様、わたくしの生意気発言・勉強不足などなど、
どうぞその寛大な心で赦してくだしゃんせ☆
また来ると思うんで。
ちょっと微妙にスレ違いになるかもしれませんが、池田理代子の
「パラノイア」という作品が、「天人唐草」をそっくり裏返しにしたような
話で印象に残ってます。
「天人」の響子は自分に自信が持てずに崩壊していった女性ですが、
「パラノイア」の主人公は強烈すぎる自我をコントロールできなくて
自爆したタイプ。
話のクライマックスが、やっぱりウェディング・ドレスで夫(と自分
だけが思っている男)のもとへ駆けつける、というシーンで、池田さん
狙ってるのかなあ、と思いました(発表年度は、たしか「天人」の方が
先だったと思います)。
759 :
花と名無しさん:2001/04/06(金) 16:19
>758
その話はなにに収録されてますか?読んでみたいです。
よくわからんのですが、ストーカーみたいなもんなのかな?そういうのって
自我が強い人がなるのでしょうか。
天人のラブレターの件は、相手も悪かったよね。親に言うなんてさ。
(それとも見つけられてしまったのか、それにしてもかばってくれてもいいのに)
いずれにせよ、私は最後のシーン、ラクになって良かったねと思います。
しかし、身よりもなさそうだし、生活どうするんだろうと現実的なことも
ちょっと考えてしまったりして…
760 :
芥川賞子:2001/04/06(金) 19:12
>758さん
『パラノイア』読んだとき、私もなんかしらんけど『天人唐草』を思い出しました。
もうちょっと病的でなかったら「最強のカン違いオンナ」として笑えるんだが・・・
(鈴木由美子の『カンナさん・・・』におけるカバ子、みたいな?)
>759さん 不確かで恐縮ですが・・・。
私が読んだのは中央公論社・中公文庫コミック版の『池田理代子短編集』
だった・・・と思います。表題作でなかったことは確かです。
761 :
花と名無しさん:2001/04/06(金) 19:51
天人唐草のラブレターの件は実体験をアレンジしたものと思われ
762 :
花と名無しさん:2001/04/06(金) 23:33
私も小学生の時に好きな男の子にラブレターかいた
事を思い出した。つーか小学生で良かった。
そして黙っててくれた誰か(名前も覚えちゃおらん)
ありがとー。
763 :
759 :2001/04/07(土) 14:31
>760
どうもありがとう。本さがしてみます。
それにしても、お若いのにしぶいのばっか読んでますねー。
764 :
花と名無しさん:2001/04/07(土) 16:01
でも響子って実は自我が強いんじゃないかな、自意識過剰と言うか…
ラブレターで恥かいたって、お茶くらいの事で注意されたって、
たいしたことない、次から気をつける、で終わりだと思う。
プライドが強すぎてそーゆーフツーの人間である自分を
受け入れられなかったのでは?
765 :
芥川賞子:2001/04/07(土) 16:31
>いや、シブいのばっか読んでるわけでは・・・
766 :
花と名無しさん:2001/04/07(土) 17:01
最近思うのは、恥をかくこと、他人の評価をうけいれること、そういう現実の中で
自我を確立させていくことが必要なんだなっていう、とても当たり前のことです。
山岸先生の漫画では、そこでつまづいて狂気へ走る話が多いですよね。
天人唐草って、凄く女の子の精神成長の過程で起きやすそうなつまづきが用意されて
いて、「ああ、わかるなぁ」という部分があるから名作なんだと思います。
大抵の人は、こつこつそこで自我の修復を重ね成長していくのに、響子は立ち直る
チャンスをドンドン失って、結局、現実との折り合いをつけることに断念してしまった
のでしょう。
767 :
花と名無しさん:2001/04/07(土) 18:17
子供の時に親に異常な過干渉されると、
自我が正常に発達できないらしい。
映画「シャイン」の主人公なんかもそのせいで
大人になってから、分裂病を発症しちゃうんだよ。
でも子供のときの親との関係って不可抗力だから、
それが原因だというのは救われない。
そこが日常に潜むホラーのもとに成り得るんでしょうね。
「汐の声」の隠れたテーマでもあるような。
768 :
花と名無しさん:2001/04/07(土) 19:30
>>766 そうか、そういうことだったのか・・・。
わかりやすくまとめてくれてありがとう。
自我の修復かぁ。身につまされるなぁ。
769 :
花と名無しさん:2001/04/07(土) 22:14
>>766 響子は他人の評価を受け入れなかったんじゃなく、
親の評価を受け入れるだけで自分の考えを持たなかったから
(つまり自分で考えない=楽な道を選んだから)
落とし穴にはまってしまったんだと思います。
「ブルー・ロージズ」でも、見たくない部分に目をつぶったことに対して
反省してました。
自分でものを考えないこと、理不尽なことに立ち向かうことをしない人間に
厳しいですね、山岸先生は。
770 :
花と名無しさん:2001/04/07(土) 22:23
幼女がお茶出し(家事)失敗→母あきれる=トラウマ
っていうパターンが多い気が。
771 :
花と名無しさん:2001/04/07(土) 22:34
772 :
芥川賞子:2001/04/08(日) 11:23
age
774 :
花と名無しさん:2001/04/08(日) 12:04
>>771 どちらも美しいですね。そして漫画は特徴よく掴んでる。
やっぱり山岸先生、尊敬します!
775 :
芥川賞子:2001/04/08(日) 12:50
>>769 そうですね。逃げ腰人間に厳しい!!
『ブルーロージス』もそうだし、
『六の宮の姫君』でも、現実からの逃避、甘えにきびしー。
ただ、『天人唐草』と違って『六の宮・・・』は何となく
説教じみてるように感じちゃいました・・・。
(私だけかなー・精神的に幼いとか?)
前スレのどっかにあったように「登場人物に説明させてる」
っていうのかな??
776 :
花と名無しさん:2001/04/08(日) 21:19
>>775 最近のは特に説教モード入ってますよね。(笑
「黒鳥」でもマリアのおじいちゃんが
説教ぶっこいてたし。
でもその説教すら心地よい…。
やべ。私、もう信者なのかなーー?
777 :
花と名無しさん:2001/04/09(月) 03:32
読者突き放し型から、説教型への作風の移行って
なにかあがきみたいなものを感じてしまいます。
独身女性の不倫話のころとか。
私はどちらのタイプも違和感無く読んでしまう方ですが。
読後感が多少違う程度で。
778 :
花と名無しさん:2001/04/09(月) 05:41
「白眼子」読みましたが、同時収録の40歳の独身女性の話は
なんかいやだったなあ。
結局「独りは不毛・結婚はすばらしい」ってことなわけ?
と、ちょっともにょもにょ…
779 :
花と名無しさん:2001/04/09(月) 07:11
独りは不毛・結婚はすばらしいって主張は現実であれ
フィクションであれ受け入れたくはないけど、(結婚が
すばらしく無いとは思わないけど独身が不毛と
決めつけられるのはね…)けっこう「雨の訪問者」は
昔から好きなんですよね。
自分は楽な道を選んでいたに過ぎないのだわ、と気付いた
久仁子さんが、多少グッタリでも自分の感じた寂しさを
誤魔化さないでなんとかしようとする前向きなお話、
あくまで久仁子さんの場合…と思っているのですけど。
780 :
花と名無しさん:2001/04/09(月) 07:17
「雨の訪問者」は時代もあるのかなあ。
私は結婚に興味ないし、公務員やりながら一人暮らしって結構理想的
な生活じゃないかと思うんだけど、あれはあれでかわいらしい話
だなあと思いました。
ダンナがちょっとじいさんすぎないか?と思ったけども。
でもまあ、やっぱり自分の好きなもん作って食べたいし、ラクガキ
なんてされた日には、私だったら速攻追い出してしまうよ…
781 :
花と名無しさん:2001/04/09(月) 13:13
あのぎぇーーはすごくこわかったです。
でもあの作品は何度読んでもおもしろい。。
782 :
花と名無しさん:2001/04/09(月) 18:15
読んでない話のが多かったりするんだけど
文春文庫の短編集はどれもよいですね。
怖い話てんこもりで。
個人的には「蛭子」がいちばん怖い。
だってよくわかんないんだもん。一体なんなんだ!
783 :
花と名無しさん:2001/04/09(月) 23:05
「雨の訪問者」読む度に蛤の潮汁が食べたくなる。
ふだんめったに和食たべないんだけどね。
784 :
花と名無しさん:2001/04/10(火) 01:05
「雨の訪問者」でいやだったのは、主人公の気持ちとか以前に
周囲の奥さんたちなのね…
あの歳で独身なの?とかついにおかしくなった?みたいな。
女で40で独身だと、こう見られても仕方ないでしょ、って感じで
いや〜んでしたよかなり。
785 :
花と名無しさん:2001/04/10(火) 02:05
今月の舞姫
こりゃ少女マンガだ…。
786 :
花と名無しさん:2001/04/10(火) 02:53
初めて書きます。やっと全部のレスを読みました。疲れた。
山岸先生の作品は大好きです。可能な限り単行本を買ってます。
777さんも書いていましたが、「説教型」の傾向はやはり「潮出版」の
関連なのでしょうか。この話題はタブーかな。
787 :
花と名無しさん:2001/04/10(火) 13:55
>>784 でも20年くらい前ならその反応は全くもって普通だったと思われ。
私だって、30歳すぎて結婚しない女ってどういう人間なのだろうと
思ってたくらいだし。。
788 :
花と名無しさん:2001/04/10(火) 14:49
>>786 潮出版の母体は創価学会だけど、漫画のカラーは関係ないよ。
というスレッドが漫画板のほうにあったな・・・
別に手塚治虫や横山光輝が学会員てわけでもなし。
山岸さんの作風は、基本的にアラベスク第二部の頃から
説教くさいと思う。好きだけど。
789 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/04/10(火) 15:36
そういや一昔ともうちょいくらい前って
女性の結婚適齢期をクリスマスケーキに例えてたよねえ。
「雨の訪問者」は結婚が素晴らしいってんじゃなくて、
他人と積極的に交わることなく自分の好きなように生きること、
他人に寛容でないことに一貫して批判的な山岸さんの姿勢が現れてるんだと思う。
初めの久仁子さんは「一人で歌ばかり歌っていた石の上を歩く女性」とだぶり
結婚を決意した久仁子さんは「歌なんか歌う暇もない花の上を歩くおばあさん」になるのでは。
ただ、山岸さんはいつも説教してるかというとそうでもない。
先の歌人の女性や、夫や子供を捨て妻子ある画家の元へ走った美女を
必ずしも否定的には描いてないんだよね。
790 :
芥川賞子:2001/04/11(水) 18:58
>>776 説教をも楽しむ・・・!!まさに目からウロコ。ステキ♪♪
>信者
早くその域に行きた〜い(ベム風に)
『雨の訪問者』は、ベルちゃんが、自分と久仁子さんが将来出会えるよう
久仁子さんを説得(?)しに来たのかな・・・と思ってました。
「私を育ててくれるはずなのに・・・このままじゃヤバイ」
と未来から。しかし言われてみると結婚賛美
791 :
花と名無しさん:2001/04/11(水) 19:17
>>790『雨の訪問者』が結婚賛美ですか?
もう随分前、20代の中頃に読んだきりだけど、
「結婚もままならんなあ」と滅入った記憶が…。
あと、作者の強烈な人間不信と幸福不信が
ひしひしと伝わってきて気味が悪かった。
792 :
花と名無しさん:2001/04/11(水) 22:37
私的には、<鬼>がここのところ印象に残っております。
何回か読んでいると時々涙してしまうときがあるのですが・・・・・。
長男以外の子供を、捨ててしまわなければならなかった飢饉で、親が鬼になり、
捨てられてしまった子も鬼と言われ・・・。この世に生を受けて生きてゆくのは、
大変なのだな・・・と、思ってしまった。
でも、最後に子供が救われて(成仏)できてよかった・・・。
793 :
花と名無しさん:2001/04/11(水) 23:30
私としては、「鬼」は、出てくる大学生たちの境遇があまり活かされて
なかったと思ってしまいます。コインロッカーベイビーとか、養子とかで
親としっくりいってないという設定はなんだったんだろう?と。
でもあの子が成仏できてほんとに良かったなあとひと安心しましたが。
「雨の訪問者」は、人によってこんなにも受ける印象が違うんですね。面白い。
私は、主人公もまわりのオバサンたちも、あくまでもああいうキャラクター
なんだと思い、物語としては楽しみました。いろんな人がいるんだなと。
794 :
花と名無しさん:2001/04/12(木) 01:05
皆様が深いところまできちんと読みとられることに、ひたすら感心してしまいます。
私なんか、六の宮の姫君の話ぐらい説教たらしく提示されないと、作者が何を
言いたいのかわからないんです。
初めて「天人唐草」を読んだ時は、「不幸っぽい女性がご都合主義的なタイミングの
良さでレイプされて狂っちゃった話。安易だなぁ。」なんて思ったんですよ。
ここで皆さんの考察を拝見して、レイプはたんなるトリガーであって、そこに至る
までに狂気のギリギリの淵まで追い詰められていたのだと、やっとわかったのです。
そうして気がついてみたら、なんとこれは自分の身にも十分置き換えられるほど、
身近で普遍的な心の問題だった。。。。。
なんで説明して貰わないとわかんないのかなぁ>自分
あたしは一生懸命読んでいる!一生懸命・・・・
みんなには簡単にできることも、あたしにはできない!
卑屈な気分になってます。
795 :
花と名無しさん:2001/04/12(木) 03:32
>794
どういう読み方をするかは、人それぞれで構わないと思いますよ。
山岸さんの作品は、深く読んで味わうこともできるし、
そうしなくても別の味わいがあるので、どっちもありかな・・・と。
直視しない方がいい時もありますしね。
796 :
:名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/04/12(木) 10:26
文庫で「月氷修羅」を読みました。つまらなかった。
隣の人が見たという、おばあちゃんの幽霊かもしれない姿って、
いったい何を意味してるのでしょうか?
そして、主人公の別れの決意について。
もし自分だったとしても、やっぱりあの場合は別れると思います。
だって奥さんが亡くなったから、スペアを繰り上げようなんて、
そんな屈辱的な扱いには耐えられないし、愛とは思えないもん。
これは、男の言葉で言うところの「恨み」の感情でしょうね。
主人公が恨みから別れを決意したのでなければ、いったいどういった
心の動きによるものだと思われますか?
なんで「そうやって自分だけを愛すればいい」という言葉に繋がる
のかもわかりません。自分だけを愛しているのは、虫のいい男の方だと
思うんだけど。
797 :
花と名無しさん:2001/04/12(木) 11:17
<「そうやって自分だけを愛すればいい」という言葉に繋がるのかもわかりません。
負け惜しみっぽいですよね
798 :
花と名無しさん:2001/04/12(木) 14:06
尊敬age。
799 :
花と名無しさん:2001/04/12(木) 15:48
いまさらだけど「妖精王」。20年もまえにケルト神話を題材にしたのってすごい
時代の先端を行ってたんじゃないでしょうか。北海道をベースに、いろいろな神話が
チャンポンになってるのも面白いし。
800 :
花と名無しさん:2001/04/13(金) 03:42
月氷修羅について。
主人公朗子は、自分が男性に厳しくなったのは実は不倫相手正を
憎んでいたのだということ、姉やおばあちゃんを苦しめている
存在と自分は同等だと思い至ったこと、そして正を恨んで
しまいそうな自分に気づき、すべてひっくるめて嫌気がさし
別れを決意したのだと思います。
修羅の心から自分を解き放ちたかったのだと。
おばあちゃんの幽霊を登場させたのは他人を死後まで迷わせて
しまうかもしれない自分の業の深さに気づかせる為では?
そのあと正の妻は亡くなってしまうし。
あと、幽霊のエピソードはすごく実話っぽい感じがします。
正の「そうやって自分だけを愛すればいい」という言葉は
負け惜しみでもあるし、子持ちやもめの後妻に入るのが
嫌になったんだろう、という当てつけでもあるし、
握手してきれいに別れようとする朗子に対して、
結局自分だけは清らかでいたいんだな、自分勝手なやつめ、
僕に対する愛情はその程度だったんだ、という気持ちから
と思います。
正の身勝手さは置いといて、朗子には思い当たる節は大いに
あったでしょう。
と、思っているのですけれど。
801 :
花と名無しさん:2001/04/13(金) 03:48
>>799 うん、「妖精王」は面白い。愛すべきキャラクターも一杯。
でも山岸節炸裂って感じですね。
802 :
花と名無しさん:2001/04/13(金) 09:31
私は実は長編では妖精王がいちばん好きだなあ…
ジャックとクーフーリンのコンビ?がいいし、妖精っていっても善人ぽいのが
全然出てこないとこも好き。絵もあのころがいちばん好きだし。
803 :
花と名無しさん:2001/04/13(金) 11:20
スピンクスのころが一番好きだったなあ・・・
絵も内容も構成も。
804 :
妖精王が一番好き:2001/04/13(金) 13:22
>>800 すごい!心のひだまで読み取れる800さん、尊敬!!
805 :
芥川賞子:2001/04/13(金) 21:10
>>791 賛美ってのは行き過ぎでしたかな〜@
でも グッタリしても結婚⇒幸せ
一人気まま⇒甘え
って描かれてる気がしちゃった・・・
>>804 同感!!800さんステキだ・・・
806 :
花と名無しさん:2001/04/13(金) 21:29
妖精王はあっさり戦いに勝っちゃったかんじで
私としてはイマイチだったかも。
充分面白いけど。
807 :
花と名無しさん:2001/04/14(土) 00:12
山岸作品の三大ヤな男って誰でしょうね。
響子の父親は完ぺきに入ると思う。
808 :
花と名無しさん:2001/04/14(土) 00:38
>>807 私だけだろうけど、アラベスクのレオ(名前違うかも。映画監督です)!!
ゴツイ顔してロン毛はやめて〜。きもいのよーー!
809 :
花と名無しさん:2001/04/14(土) 00:44
>808
同感。目がごつくてこわい。
810 :
花と名無しさん:2001/04/14(土) 00:47
>>808 日出処の天子の穴穂部皇子(だっけ?女装した厩戸が殺した人。)と
顔が似てると思った。。。
811 :
花と名無しさん:2001/04/14(土) 00:48
レオはすっげー長髪だよね。
奴が風呂上りにバスタオルをターバン巻きにしてたら
大変イヤである…。
812 :
花と名無しさん:2001/04/14(土) 00:49
813 :
花と名無しさん:2001/04/14(土) 00:57
>>807 厩戸王子でしょう。
男として見たら、あれじゃあ、やだよ。。。
ねえ、大姫?
814 :
芥川賞子:2001/04/14(土) 12:33
815 :
花と名無しさん:2001/04/14(土) 13:10
1位 穴穂部皇子、きらーい!性格も顔もキモイ。
2位 ミシェルの猫を海に投げた男。動物虐待は許せない!!!
3位 蛭子
816 :
菟道貝鮹皇女:2001/04/14(土) 13:53
>>813 しかし・・わ わたしは この王子が・・・
好きなのだ!
この冷たい人でなしを
愛してしまっているのだ
817 :
花と名無しさん:2001/04/14(土) 14:28
私は、どうも妖精王がいまいち好きになれません。
キャラはみんな魅力的なのに、なんかストーリーが追いついていない
というか…。
戦闘シーンなんかもほんと冷めるし。(特にマブの城塞に辿り着く直前の
爵の指からビームとか?)
あれだけ面白い設定なのにはまれない自分が辛いです。
好きな方、ツボ所をご教授ください。
絵に関しては私もあの頃が一番好きっす。
818 :
花と名無しさん:2001/04/14(土) 15:21
たしかに戦闘シーンはしょぼいかも…自分はあんまり戦いとかどうでもいい
ほうなんで、見過ごしてしまってましたが。
鹿がでかくなったからといってどうなんだ?というのはある。
私はあのロードムービーぽいとこが好きです。旅しながらいろんな人(?)に
会うってのが面白い。あとクーフーリンとかイヒカとか、キャラがいい。
イヤな男ねえ…多すぎて…
819 :
花と名無しさん:2001/04/14(土) 17:41
>>808 私はレオ好きよー。
あのゴツいビジュアルも、お人よしな所も、ちゃっかりやることはやってるとこも、
仕事に対しては譲れない信念を持ってるとこもー<誉めまくっとるのう。
でも神経質そうな、線のほっそーい、陰気なオニーさまキャラも好き…。
820 :
花と名無しさん:2001/04/14(土) 21:24
>>817 同感です。。
思ったより全然はまれなかったです。
マブは魅力的だったのになあ。
まず爵っていう名前でいや〜んな感じがしちゃって。。
ハーフだかクオーターだからおかしくないんだろうけど。
821 :
花と名無しさん:2001/04/15(日) 01:13
>>794は真面目な人ですね。
あれは分かる人は自動的に「グサッ!」と来て、
考えるまでもなく分かるんだよ。もうイヤってくらい…。
だから分からないというのはそれはそれで全く問題
ないと思う。
三原順なんかは考えないと分からないのかも…。
>817.818
戦闘シーンと言えば馬宿のも割とショボイよね。
あと黒のヘレネーだっけ、兵隊が並んでる見開き
2pで終わりっていうの。
別に効果線ばりばりで書いて欲しいとも
思わないけど…。
822 :
花と名無しさん:2001/04/15(日) 01:34
>>815 ハッセベのが嫌じゃない?
恐怖のてんてんまゆげ・・・・・・
823 :
花と名無しさん:2001/04/15(日) 02:15
毛人嫌い。でも淡水も嫌い。
あと、井氷鹿の巨大なしっぽがちょっとキモイ・・・
言動・行動もちょっと・・・なんていうか・・・(笑)
824 :
花と名無しさん:2001/04/15(日) 02:38
既出だったらすみません。
「メタモルフォシス伝」をよんで、あのなよっとした男の子
(さらしリーチの金四郎?)が夢を見たことがきっかけで
音楽の道ではなく東大を目指すんですが、あれは彼にとってよかったのか?
好きな道にすすむべきだったのでは?とずっと疑問が残ってるのですが
なぜああいう展開になったんでしょうね?
825 :
815:2001/04/15(日) 04:03
>>822 ゴメン、間違えた!!ご指摘の通り、イヤなのはハツセベの方です!!!
−訂正−
1位 ハツセベ皇子、きらーい!性格も顔もキモイ。
2位 ミシェルの猫を海に投げた男。動物虐待は許せない!!!
3位 蛭子
826 :
796:2001/04/15(日) 04:12
>>800 ご意見、ありがとうございます。
すごいすごい!全てすーーっと納得してしまいました。
800さんは、人の心の機微の読みとれる方なんですね。
もしかして、作家さんなのかな?
山岸先生ご本人だって言われても、納得してしまいそうよ。
827 :
花と名無しさん:2001/04/15(日) 04:18
>>818 激しく同意!!
戦いや勝敗はどうでもいいの。
人間的な欠点を抱えた愛すべきキャラが、それぞれの悩みと折り合いを
つけながら自分の戦いをしているという点が良いのです。
そしてクーフーリン様、美し過ぎます!
お耽美山岸キャラの中で、一番の美形だと思ってます。
828 :
花と名無しさん:2001/04/15(日) 10:15
「パイド・パイパー」収録の「負の暗示」、すげー怖いよー。
傷ついた・つまづいた子供達のはなしって好きなんだけど…樹村みのり、
大島弓子、萩尾望都等…また山岸ワールドで迫ってくるものがあるよね。
これは古尾谷雅人主演の「丑三つの村」、そして「八つ墓村」のモチーフになった
津山30人殺しが元になっているのですよね。「驚きももの木〜」でもとりあげられてた。
829 :
花と名無しさん:2001/04/15(日) 11:42
830 :
花と名無しさん:2001/04/15(日) 15:20
私も初期のコミックスはなかなかみつけられないんだよね…
同じもんばっか収録しないで、たまに古くて入手困難な作品を入れて欲しいです。
だって「ゆうれい談」もまだ読んでないんだよー。あれこそ文庫にしてほしい。
蛭子っていえば、ふと思い出したんだけど、彼は家では絶対に食べないものを、
なぜ彼女のところでは喜んで食べたんでしょうね?母親に対する感情の問題とか?
きっと彼には事情があるのだわ、と思い、「イヤな男」に入れることのできない私…
(美少年だからね、弱いんだ)
食べ物といえば、「星の素白き花束の…」の女の子が、甘い物ばっかり食べてたのも
興味深かったです。あれはほんと、やな話だったなー。
831 :
花と名無しさん:2001/04/16(月) 00:11
そういえば、山岸先生って「恐怖の甘い物一家」で育ったそうですよ。ご自分の
経験など時々マンガに反映されているのでは?
832 :
花と名無しさん:2001/04/16(月) 00:17
>>830 ゆうれい談、むちゃくちゃコワいよ〜
恐いだろうな〜と思って買いたくなくって、
貸し漫画屋でかりてその日のうちに返した>家に置きたくなかった
蛭子>あんなこわい美少年はいやだあああ
こわすぎて美少年には見えない〜
833 :
花と名無しさん:2001/04/16(月) 00:24
うわーーん、ヤフオクの「ゆうれい談」、終了五分前に刺されたぁ!!
834 :
花と名無しさん:2001/04/16(月) 01:51
「ゆうれい談」のプロローグあたりで、巫女さんが祈祷しているイラストの次、
堤燈を持った日本髪の女性のカット、もろ切り貼りしてることが解りませんか?
なんなんだろー。
「ゆうれい談」も怖いが「汐の声」もかなりのもんです。
また、「ゆうれい談」では当時の漫画家の横のつながりを知ることが出来る
のがちょっとうれしかったりして…
835 :
花と名無しさん:2001/04/16(月) 03:01
ゆうれい談は文庫化するんじゃなかったっけ?
836 :
830 :2001/04/16(月) 11:47
>>835 私も以前そういう情報を聞いたんですが、いちばん大きなファンサイトによると
その話はなくなったんだそうです。…残念…
ところで、昨日書きこみしたあとやっぱりどうしても読みたくなって、バザー
やってる方のページをめぐっていたら、角川全集版のほうですが、みつけました!
速攻申し込みました。在庫まだあったら、もうすぐ読めます。嬉しいーー
>>832 そんなに怖いのかー、楽しみだなあ。
>>831 あー、そういうこともあるのかもしれませんね。
でもあの場合、レトルトものや甘いものばかり食べるというのが、心理的に
なにかあるのかなあと思って。そういうの、詳しくないのでよくわかりませんが。
837 :
花と名無しさん:2001/04/16(月) 12:51
北海道じゃまじに納豆に砂糖を入れて食べるらしいですね。
たしか山岸家は北海道じゃなかったでしたっけ?
838 :
花と名無しさん:2001/04/16(月) 16:57
そうです、先生は北海道出身です。
839 :
花と名無しさん:2001/04/16(月) 17:09
わたしは新潟県出身ですがうちも納豆に砂糖入れてました。
砂糖と醤油ね。
840 :
花と名無しさん:2001/04/16(月) 17:15
お、おいしいですか?<砂糖いり納豆
841 :
しみじみ:2001/04/16(月) 20:58
懐かしむばかりでなく、年を取れば取ったなりの新たな味わいがあり、
解釈があり、そしてそれを語り合う。良いスレじゃ。
そして何よりも山岸さんは良い漫画家じゃ。良い作品じゃ。
842 :
花と名無しさん:2001/04/16(月) 21:47
>>839 うちの祖母も新潟出身だけど、砂糖入れてたよ!
とにかく「しょうゆ+砂糖」の甘辛味が好きみたい。
でも納豆の場合は、隠し味程度だよ。入れるのはほんの少しだけ。
山岸先生んちの場合は、やっぱり異常だよねえ…
(夕食がおはぎだなんて!)
>「ゆうれい談」では当時の漫画家の横のつながりを知ることが出来る
私は「押し入れ」で山岸先生の「月影千草」をみたとき嬉しかったよ。
心なしかそんなに上手くないところが…
843 :
839:2001/04/16(月) 22:08
>>840けっこうおいしいのよ、これが。
大きくなってからは砂糖より刻みネギ+卵が好きですが。
>>842うちは隠しきれないほど入れてました。
味付けは濃いね、煮物とかでも。しかもおはぎで夕飯も有り。
844 :
花と名無しさん:2001/04/16(月) 22:45
結婚披露宴は会費制が基本の北海道もあれば、
東北じゃそばが付き物の県やもちつきがないと始まらない県があるって?
いろいろあるからねえ、納豆に砂糖くらいは当然か?
あ、ごめん、論点がずれた。
845 :
花と名無しさん:2001/04/16(月) 23:38
『青青の時代』を久しぶりに読んだんですけど、
美形キャラ(男性)が1人も出てなかったんですね。
狗智日子なんかすさまじくのっぺり顔で
実際ありえない目の小ささで。
初めて読んだときは気が付きませんでした。
先生は新たなキャラ創りに挑戦(実験?)したのでしょうかね。
846 :
花と名無しさん:2001/04/17(火) 10:17
朝日ソノラマ版愛蔵本アラベスクを入手したので再読中。
アラベスクは読み返すたび何らかの発見があるなあ。
今回はアレクが「その時はガールフレンドつれて行くからね」
って言った後アップで薄ら笑いを浮かべているミロノフ先生。
ミロノフ先生はすっごくすごくノンナのこと愛してるんです
よねえ。最初読んだときはよくわからなかったけど。
今自分がそうだから、身内と思ってる人に厳しいっていうの
わかります。どうでもいい人だからこそ寛大。
アーシャはめっちゃいい人!
ノンナには、甘えるばかりでなくアーシャの力になって
あげられる人になって欲しいなって思うけど、
「あなたにはあたしの気持ちなんかわからない!!」
と怒鳴りつけたりして…
「あたし……あなたのふみ台だったのねえ」と涙した
アーシャの気持ちだって、わからなかったでしょうノンナは。
成長の途中であることがノンナの主人公たるゆえんなんですけどね。
アレクってストレートにいい子でかなり好きです。
>846
長い文を書くときは、もう少し読みやすくしてね。
>847
これくらい読めんでどうする。
別に読みにくくないよ>846
>>848 どうもありがとう。
さくさく改行していくと縦に長くなってしまうし、
書きたいことはたくさんあるしで悩むところなんですよねえ。
850 :
花と名なしさん:2001/04/17(火) 10:43
>>846 普通ですよ。気にせず思いのたけをぶつけて下さい。
どうでも良いけど、
>>848 あんたちょっとキモイね。
848=850
分かった分かった。キモイってば。
でも、846は確かに読みにくい・・。
せっかくまったりしたいいスレだったのに・・・。
ケンカするのやめよう?ちょっとぐらい読みにくくても、我慢しようよ。
855 :
花と名無しさん:2001/04/17(火) 13:56
>>845 でも、最後まで読むと、シビがかっこよくみえませんでしたか…?
てそれはムリかなあ。
クチヒコの顔、私はけっこうクセになってしまいました。
とはいえ、やっぱり美形が出てこないとつまんないな、とも思うけど。
856 :
花と名無しさん:2001/04/17(火) 14:03
近親相姦、特にオヤジに襲われる話が結構多くない?
それ読んで泣けてくるんだな〜。
858 :
花と名無しさん:2001/04/17(火) 15:42
>>846 アラベスク、細部に萌えるよね〜
>ミロノフ先生はすっごくすごくノンナのこと愛してる
それを出すまいとしてるミロノフ先生を想像すると結構気持ち悪い。
「急?じゃないよ 長かった…」とかって。
うわあ、あのポーカーフェイスの裏では何を考えていたのやら…とね。
そこが好きなんですけど。
859 :
花と名無しさん:2001/04/17(火) 17:56
>>846 私もアーシャ、かなり好き。
美人で優しくて大人で、かと言って利用されがちな単なる「いい人」ってんじゃ
なくて、ちゃんとバレエへのこだわりやプライドを持ち、それを貫ける人。
・流産してでも瀕死の白鳥を踊りたいと涙する場面。
・エーディクの亡命に混乱しているノンナを厳しく諭すシーン。格好良かった!
アラベスクには他にも素敵な女性が一杯出ててるなぁ。男性キャラより好きかも。
オリガ先生、コルパコワ先生、白血病で死んじゃうフランス人バレリーナ
(名前忘れた・・・)もその先生も。
860 :
花と名無しさん:2001/04/17(火) 17:58
アーシャは本当に性格の良い子だったねえ。
作品での待遇、悪かったよね。
夫も優しいけれど美形じゃなかったし。
残酷なまでに脇役一筋まっしぐらで不憫だった・・・。
リアルな(弱かったり、どろどろした)登場人物が多いなかで、
アーシャってほんとに天使のようなすばらしい女性だったよね。
芯が強い女性。
862 :
花と名無しさん:2001/04/17(火) 22:08
アラベスクでは第2部クライマックスでノンナが「真のロマンチックバレエ」を
踊り終えたとき、皆に誉められて「うん あたしもそう思うの」と答える
ところが好きです。
天才には強い自意識と膨大な無自覚さが共存する…という言葉が思い出されます。
ここでヘンに「いや…うまく踊れたかどうか解らない」とかなんとか言うと
普通のお話になっちゃってたと思います。
863 :
花と名無しさん:2001/04/18(水) 00:24
>>857 それ系では家の中に鬼がいると信じている女の子の話がありましたね。
「お前も死ぬんだよ紀子!」とナタ片手に髪振り乱して叫ぶ母親が怖かった。
864 :
花と名無しさん:2001/04/18(水) 00:39
>862
うんうん、今となってはそう思える。
だけど当初は、こちらの気持ちも高まってたから
「もっと盛り上がれ!!なんでそこで客観的になるんだ!!」と
不満タラタラでした。
865 :
花と名無しさん:2001/04/18(水) 01:00
>>863 あの話めちゃくちゃ怖いですよ・・・
母親もですけど、
体が重くなっていく、なんてもうたまらんかった。
866 :
花と名無しさん:2001/04/18(水) 01:10
>>863 「夜叉御前」でしたっけ。あの漫画に出てくる「鬼」って、母親と
捉えていいんでしょうかね?それとももっと大きな枠でマイナスなもの
・・・・みたいに捉えるんでしょうか。
とにかく、あれは怖いっす。。
夜叉御前の圧迫感って、ホントたまらなくコワイよね
>866
鬼の正体はお母さんで、主人公は頭おかしくなってて
お母さんが大きな枠のマイナスなものに見えてたってとこ?
868 :
花と名無しさん:2001/04/18(水) 11:52
私は単純なんで、そら夫が実の娘に手ぇ出したら鬼にも
なるわな、と解釈してたんですけど、主人公は
山の中の一軒家に越して来た当時から鬼(最初は恐い女の人
でしたっけ?)を見てるんですよね。
それからしばらくして、夜中に黒いものが覆い被さる
ようになる。
なんかそこらへんの時間の流れというか、じゃあ、最初に
みた鬼はなんだったの?黒いものは、越してくる前から
おおいかぶさってたの?のような疑問が生じて
薄ら怖さを感じてしまいます。
「鬼」の正体はズバリ「嫉妬」じゃないの?
母娘であっても「女」の性にこだわるとか。
870 :
花と名無しさん:2001/04/18(水) 18:42
あの家に越してくる前から、母は父親の欲望を察していたんじゃないかな?
それが怖い顔となって娘を監視していたと。自分が動けないぶん、感情ばかりが
強くなって娘にとりついていたとか。
嫉妬もあるだろうけど、やっぱり怒りも強いよねえ…娘がレイプされてるわけ
だから…そりゃあなんともいえない気持ちなんだろうね。
父親が娘を、というのは確かに多いですね。今思い出しただけでも4つある。
娘のその後や、子供が産まれた場合のことを考えると、ほんとにむかむかします。
4つっていうと、えーと・・・これが全部かな?
(ネタばれに配慮してメアド欄に記入。)
872 :
花と名無しさん:2001/04/18(水) 21:37
あの家族が山奥に引っ越した理由って
お母さんが体だけじゃなくて精神状態も
おかしかったからなんでしょうかねえ?
873 :
花と名無しさん:2001/04/18(水) 21:46
>872
親父がリストラ左遷…?
874 :
花と名無しさん:2001/04/18(水) 22:46
なんだか怖いお話に人気があるみたいですね。
私はあんまり好きじゃあないなあ。
わたしは「月読」,とっても好きでした。
絵もきれい。特に忌服屋から出てきた
天照の美しさにははっとしました。
月読の独白も,まるで1篇の詩のようだし。
月読が,保食神が食べ物を作る所を見て
「うっ」と吐き気を催すのシーンがおかしい・・
全体的にはとっても官能的で美しいお話だと思いました。
1篇の詩のように美しいで
875 :
花と名無しさん:2001/04/19(木) 00:19
天照の衣装、三宅一生みたいだった。
876 :
花と名無しさん:2001/04/19(木) 06:47
山奥へ引っ越してくる前からやってたと思う。
妻にばれたから山奥にひっこしたんじゃない?
で、近所の目もないし、おおっぴらに始めた、と。
ばーちゃんもうすうす気づいてた感じがする。
このスレ900踏んだ人がお引っ越しでいいのかな?
私も
>>876さんとほぼ同じ。
妊娠したから世間体が悪くて引越ししたんだと。
878 :
花と名無しさん:2001/04/19(木) 10:58
うわ、そう考えると、父親のたびたびの夜這いを
黒いものが覆い被さってるとしか思ってない
主人公の思考が恐いな。。。一種の防御反応なん
だろうか、>黒いもの。
裸で逃げていく主人公のお腹が大きいのが、
また恐かった。
879 :
花と名無しさん:2001/04/19(木) 12:42
私も引越しそのものが世間の目を逃れるためだと思います。
お母さんの身体が弱いのであの父親は欲求不満になっていたのではないでしょうか。
そして身近な娘に目をつけて…と。
う〜ん、やっぱり鬼畜だわあの親父。そういえば娘の頭がおかしくて、お腹も
大きくなっているのに相手させてたわけだし…。
脳天割られても仕方ないですよね。
880 :
花と名無しさん:2001/04/19(木) 13:52
幼い頃父親が布団の中に入ってきたことがあった(泣)
未だに恐怖感があるのでその作品はマジで震えた。
因みに性交渉はないよ。ちがうのはあったけどウウウ(泣)
881 :
花と名無しさん:2001/04/19(木) 17:19
>>878 なるほど。防御反応ねえ。
やっぱイヤっていうより恐怖ですよね。
「花の素白き・・」とか何とかいう話の花夜ちゃんが
嫌悪・罪悪・恐怖みたいなものを微塵も感じていないのが
かえって怖かった。あ、ネ・ネタバレ?
882 :
花と名無しさん:2001/04/19(木) 17:38
私は父親が大好きという幸せな環境だったから逆に
ああいう作品は恐怖ですね。
ほんと脳天かち割られても仕方がない。
黒いもの=防御反応は同感です。そうしないと
あの一家ははなからやっていけなかった(主人公の責任感の強さ)
883 :
花と名無しさん:2001/04/19(木) 23:54
防御本能というのはあるだろうが、それだけではないような。
彼女がセクースのことをよく分かってない様を、山岸さんは
描きたかったのでは?
セク−スのことを知らない少女からしたら、あんな風にしか
受け取れないものだと思う。
少女時代にレイプされた経験のある人たちの書いた本を
読んだことがあるけど、コウノウトリが子どもを運んでくると
信じていた年代にそういう目に遭うと、自分の身に起きたことが
よく理解できないのも珍しくないみたいだったから。
884 :
花と名無しさん:2001/04/20(金) 13:55
伝記物も好きだ。「ツタンカ−メン」「黒鳥」なんかも。
ちょっとちがう視点から考えさせられる。
886 :
花と名無しさん:2001/04/20(金) 19:07
あがってないよ
887 :
花と名無しさん:2001/04/20(金) 20:37
夜叉御前の主人公の女の子ってもしかして物語の最初から
すでに精神的におかしかったのかな?
888 :
花と名無しさん:2001/04/21(土) 01:08
「パエトーン」って原発の作品。
……すごくつまらなかった…あれってどこに掲載されたんでしょうねえ。
889 :
花と名無しさん:2001/04/21(土) 01:57
LaLaじゃなかったっけ?>「パエトーン」掲載誌
890 :
花と名無しさん:2001/04/21(土) 05:39
パエトーンは1988年ASUKA5月号掲載です。
当時読んだ時、面白いというよりすごく怖かった。(今も)
先生も描かずにおれなかったんでしょうねえ。
ああいう題材、ああいう内容で載せてもらえたのもすごいけど。
891 :
花と名無しさん:2001/04/21(土) 05:59
当時はまだチェルノブイリで何が起こったのか、
日本国内では広く世間に知られていなかったんだよね。
ソ連(!)には鉄のカーテンというものがまだまだ存在していたし…と思ったな。
(ニュース系に強い人、フォロー頼んだ。間違いの指摘上等)
パエトーンが掲載されたあと、全国的に広瀬隆ブームが来て、
反原発ムードが盛りあがったんだけど。
先生の作品も、それに一役買ったはずです。
ところで、先生がモトネタにした記事の掲載された
DAYS JAPANという雑誌は、その直後に
アグネスチャンにいちゃもんをつけられるという形で廃刊に
なってしまった。惜しい雑誌を亡くしたものですわ。
1985年にゴルバチョフが書記長になってから、グラスノスチ(情報公開)は
全般にはかなり進められていたけど、ことチェルノブイリに関しては
やっぱりいろいろと情報統制はされていたみたいですね。
1989年以降、日本でも反原発運動が盛り上がって各種報道が出るまでは、
「なんだメルトダウンっていっても案外大したことないね」とか
私は思ってました(当時もう大人だったんだけど)
893 :
花と名無しさん:2001/04/21(土) 06:07
私も「パエトーン」ものすごく怖かった。
そして同じく今も怖い。読み返せないくらい。
ほんとは何度も読んで考え抜かなきゃいけない題材なんだけど・・。
894 :
花と名無しさん:2001/04/21(土) 06:55
中東派兵の話もつまらん。
つまらんつまらん、と振っている人は、じゃあ自分が面白いと思う作家さんの
漫画でも読めや、とさり気に思うワシ。
中東派兵の話ってなんでしたっけ?タイトルきぼ〜ん
897 :
花と名無しさん:2001/04/21(土) 14:44
「中東派兵についてひとこと」
1990年 別冊ヤングユー ウインター号に掲載。
非常に興味深く読みました。
先生の意見に同意。
898 :
花と名無しさん:2001/04/21(土) 19:04
派絵トーン、授業に役立った。だから思い出の作品。
でも絵にやる気が無いなあ とも思った。
899 :
花と名無しさん:2001/04/22(日) 00:47
パエトーンって確かに勉強にはなったけど、
少女漫画のつもりで買ったからがっかりしたなあ。
つまらないと言っても過言ではない。。。
900 :
花と名無しさん:2001/04/22(日) 00:53
面白くなかったと言えば、「鏡よ鏡…」ですな。
母娘(やせた後)が気持ち悪くてね。
テーマがよくわからんと言うのもありますが。
(女は自分の娘にすら同性として嫉妬せずにはいられない、ということ
なのかな?)
あと、主人公の子のアイドル像がさすがに10年前のものなのがね。
彼女は母の昔の恋人の愛人になってしまったんでしょうか。
901 :
花と名無しさん:2001/04/22(日) 01:32
>>900 えー!?
私はすんごーーく面白かったです。
テーマは母と娘の愛憎かな、なんて思ったり。
902 :
花と名無しさん:2001/04/22(日) 01:33
痩せる前のラーメン2杯たいらげていた頃のおかんの姿が見たかった。
「鏡よ鏡…」は雑誌掲載当時は「星の軌跡」とかなんとかいうタイトルで
なかったっけ。なんで改題したんでしょ?
903 :
花と名無しさん:2001/04/22(日) 02:47
私はぶ〜けに載ったときに読んだよ。タイトルは覚えてないけど。>鏡よ鏡…
女と女の間の感情って、嫉妬だけじゃなくて、もっといろいろ複雑なんじゃ
ないかなあ?
あの場合、娘がああだと、自分の過去が他人にばれるようで、いたたまれなく
なるとか、そんな気持ちもあるかも。
面白くないものは人によって色々ですよね…
私は黄泉比良坂とか、あんまり好きじゃないし、実はアラベスクもそんなに
好きじゃない。(70年代ので好きなものもたくさんあるけど、あれは苦手)
ん?900過ぎてますね。新スレ立てます。