1 :
花と名無しさん:
どっちもかなり好きです。
皆さんはどこが好き?
比較してみてどうでしょう。
2 :
花と名無しさん:2000/10/24(火) 22:18
トーマの心臓好き。最近萩尾望都知ってこれ読んだばかりです。
最初はふるー…って思ったけど。
風と木の詩は多分好きじゃない感じだと思うので
読んでないです〜。
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/10/24(火) 23:43
>2さん
え…っ風木ちょっと読んで見てください。
私は凄い感動した。
4 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 00:14
え、そういわれると…どうしよう(笑)。
ビデオ(アニメ)の方は何故か見たのですが…。
5 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 01:37
萩尾センセと竹宮センセは、仲が悪いんですか?
昔は同棲していたみたいだけど....。
『地球へ..』は、『あそび玉』のパクリ?
6 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 01:46
>>5 あなた別のスレでも同じことを書いていたね。
どちらも、元々は海外SFによくあるテーマでしょ。
7 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 02:14
>>5 っていうか、少女漫画家版「トキワ荘」状態だったんでしょ?
他にも木原敏江とか出入りしてたみたいだし。
8 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 02:51
風と木のアニメはお勧めできないけど、原作よいよ〜
9 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 02:59
好き・嫌い分かれるけどね…>風木
そのテの描写がちょっとすごいけど、それを乗り越えてぜひラストまで
読んでほしいなあ。4さんには。
10 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 03:00
監督にとっても消したい過去だったりして・・
11 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 03:49
トーマ好き。なんか自分にとって永遠。
読んだ時、心臓の上どつかれたようなショックだった。
風木は確かに好き嫌いがありますよね。私は割と好きかな。
余談ですが、もしチャレンジして肌に合わないようでしたら
他の竹宮作品も試してみて欲しいかも。変奏曲とかファラオの墓とか。
竹宮さんって少年愛もの・それ以外で反応別れる事も多いので、片方だけで
拒否反応決めてしまうのは勿体ない気も。
12 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 04:36
私は風木はすんなり読めたけど、トーマは、買って読んでみたもののついて
いけず、数年後にやっと読み通した。読んでみたらおもしろかったけど。
個人的に、萩尾望都って「ポーの一族」もだけど話の展開がややこしくて
理解するのがめんどくさくなるときがある。(私がダメなのかなー)
風木は、ドラマチックな展開なので、長いけどついつい読んでしまう。
13 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 08:57
萩尾さんはたぶんに観念的なところがあって、そこが好き嫌いの
別れるところだと思う。
竹宮さんは良くも悪くも通俗的かつ肉感的。皮膚で感じるリアリティ。
14 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 09:48
私も「トーマ」大好きです。
読んだときの衝撃は今でも忘れられない。
今まで読んだ少女漫画の中で、多分1・2を争う作品だと思う。
風木は友人に薦められて何度かトライしたんだけど、どうしても駄目だった。
だけど、そのほかの竹宮作品は割と好きだったよ。
「地球へ・・」「私を月につれてって」とか。
15 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 11:36
私は両方「好き」です。
「トーマ」は内面重視で時間の流れもゆったりしてますよね。
「風木」は波乱万丈で、一大スペクタクルって感じでしょうか。
私の中では、全く違う作品です。
16 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 11:48
トーマ大好き!世に残したいマンガの一つ。
風木はちと・・・
トーマが「アナザーカントリー」
風木が「モーリス」ってかんじ。
17 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 12:10
あら、「モーリス」って、肉感的な関係について
そうとう悩んで、それだけで終わってるってかんじ。
風木みたく、そんなの前提で・・みたいな作品ってないのかしら。
18 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 12:25
じるべーるが気色悪い。
トーマのキャラは上品でみんな好き
19 :
名無しさん:2000/10/25(水) 12:39
トーマはだめだった。
読んだのが最近だったので、時代が違うからかな。
いろんなとこでパロディとか感想を先に読んじゃったせいかも。
でも今の萩尾氏だったらもっと深く書けると思う。
20 :
はにゃこ:2000/10/25(水) 12:52
よく、パタリロにネタでつかわれてたもんね。
子供心に???っておもってた。
21 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 12:52
>13
…と、私も思っているのですが風木をとっつきにくいと思ってる人
も多いのですね。
それとも、観念的だからこそトーマのほうが熱狂度が高いのかな?
私は絵柄的に風木のほうが読みやすいというのもあり、読み返す
頻度はそっちのほうが高い。けどやっぱ全然別モノってかんじがする。
22 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 13:25
>>16 >トーマが「アナザーカントリー」
>風木が「モーリス」ってかんじ。
「ギムナジウムもの」のまんが代表がトーマと風木で
映画代表がこの2本ですね。懐かしいな〜♪
>>17 >風木みたく、そんなの前提で・・みたいな作品ってないのかしら。
実写であの設定、となるとリアリティがなさすぎなのかも
しれませんね。学校が舞台でなければ「太陽に背いて」が近い?
というよりディカプリオが演じたあのランボーはまさにジルベール!
と思ったからなのですが…。
23 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 13:28
両方好きです。
テーマも長さも時代も国も違う。
やはり私にとっては別物ですね。
そして両方から同じくらい影響を受けました。
24 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 13:52
>>22 「太陽と月に背いて」 それがあったか。実写ですもんね。
>>23 どんな影響を受けたの? 興味あり
25 :
23:2000/10/25(水) 14:15
>>24 ええっと、以前漫画を描いていまして・・・・。そこでいろいろと。
また、大学で仏文学をやったのも、風木の影響と思われます。
26 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 14:32
トーマ、子供の時に読んで、良く分からなかったんだけど、
最近読みなおしたら、すっごい感動。
泣けた…。
キャラがみんな、どいつもこいつもトコトン繊細だよね!
そこが良いんだけど。
私には無い感性だ。(笑)
27 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 15:14
風と木が連載されてた頃、私はシャイな中学生でした。
コミックスを買うとき恥ずかしかったです。
特にオーギュとジルベールが表紙の巻。
28 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 15:18
考えたら、ジルベールって小さい頃、パリで有名人だったわりには
ファンがいなくなってたね。
29 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 15:19
セルジュのおかんがどうしてもジプシーには見えなかった。
ちょっと可憐すぎませんかい?って思った。
けど、セルジュの両親の話、意外にも好き。(笑)
30 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 16:07
>27
かわいかったんですね。
私なんか、クラスでまわし読みしてたよ。
男の子達も混ざってきたりしてたし。
彼らも、「トーマ」だったら、興味もたなかっただろうね。(笑)
31 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 18:03
どっちかって言うと、風木と「残酷〜」のほうを比較してしまいます。こっちのほうがテーマ近くないですか?
特にジェルミとイアンの関係とジルとセルジュの関係の比較が楽しいです。
相手を救おうとして、結局一緒に落ちていっちゃいそーなところが似てますよね。
風木の続きは小説で出てるんですよね?どんな話なんですか?持っている人教えてください。お願いします。
32 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 18:46
久しぶりに来て見たらこんなにナイスな
スレがたってていい感じです。
私もよくこの二つは比較しました。
でも心に深く残ったのはトーマです。
思春期に読んで非常にショックを受けました。
でもこれ今読むと少年愛というより
少年達の微妙な心の揺らぎを上品に書き上げているようで
良かったです。
このころヘッセの車輪の下も読んだので
この二つをあわせていろいろ考えあぐねました。
風木はストーリーに深みがなくて
ただストーリーの展開だけで読ませるので
(こいキャラクターと...。)
感性の乏しさが目に付く作品でした。
33 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 19:20
(このスレはトーマを深く愛してる人が多いようなので)
一度聞いてみたかったんですけど
トーマが自殺(ですよね)する必然性って何なんですか?
トーマが死んだ処から始まる物語だし、
それがあって主人公たちが動き出した様だけど
「死」でなくちゃいけない理由が解からないんです。
みなさんどう思いますか?
34 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 19:58
好きなまんがを聞かれて
トーマの「心臓」とファラオの「墓」だと答えたら、
こわいまんがが好きなのねとゆわれた。
心臓って・・すごい(笑
35 :
母を訪ねて名無しさん千里:2000/10/25(水) 21:16
>>33 熱い議論を呼びそうな質問だなあ・・・。
むちゃくちゃトーマにはまっていた高校生当時、教師(男)に「ユーリは、あと3年くらい普通に学園で生活してたら、別にトーマが死ななくても自然に救われたんじゃないかな〜」と言われ、むちゃくちゃ反発したけれど今はちょっと納得できる。自分がそうだったんで(笑)
たしかにトーマが死ぬ以外にもたくさんユーリを救う方法はあっただろうね。
でも、自殺が13歳だった(よね?)トーマにできる&考えられる精一杯だったんでしょう。幼いけど、その精一杯なところが今でも好き。
回答になってないな。ごめんなさい。
皆はどう?
36 :
花と名無しさん:2000/10/25(水) 22:05
昔、橋本治氏が書いた説に大いに納得しました<トーマが死ぬわけ
誰からも愛される資格がなくなったと思っているユーリに対して、
どんなことがあろうとも無償の愛を捧げる、ということをあらわす
ため・・・みたいな感じだったです。
37 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/10/25(水) 23:08
4さん、是非読んでみましょう。
今からあの感動が新鮮に味わえる人が羨ましい。どーん!とくるよ。
38 :
トーマの死:2000/10/26(木) 00:19
生ける屍となっていたユーリを生かす為に
トーマはユーリに
「君の命は僕の死と同じ重みがあるんだよ。」
「君の命は誰かに(文字通り)死ぬほど愛されただけの価値はあるよ。」
って伝えたくて命を捧げたんじゃないかな。
もしもユーリに拒絶されなかったのなら
トーマは生きて彼の傷を癒す(間接的に)事が出来たのでしょうが、
「君なんか知らない。」と言われた段階で
トーマは死を選ぶしか方法が無かったんだろうな、
と理解しています。個人的には。
39 :
花と名無しさん:2000/10/26(木) 00:26
>>36 うん、トーマの愛は「無償の愛」だよね。
この世で一番尊いのは見返りを期待しない「無償の愛」だと思うよ。
40 :
花と名無しさん:2000/10/26(木) 00:34
大人になってから読み直したら、なんかちっとも感動できない
自分がいました。子供のはしかみたいなもんだったのかな?
当時はすごーく感動したのになあ。
なんか、「く・・・くだらない・・・」って感じしかなく、
なので今の若い子達にはあまり薦められない。
多分、今時の若い子には、ただの古臭いホモ漫画にしか
見えない気がして。
トーマの心臓のほうをお好きな方が多いようで。
私はあんまり感動できなかったくちです。
やっぱりトーマの自殺に納得がいかなかったからでしょうか。
感受性が足りないのか・・・?
風と木の詩は号泣しながら読みました。
セルジュの考え方や取った行動にとても共感を覚えながら読んだ気が。
今でもとっておきの一冊です。
42 :
花と名無しさん:2000/10/26(木) 08:16
>>36 橋本治氏の解説読んでみたいな。雑誌?本?
詳しい人いませんか。
>>38 その説明納得できるかも。
まだ13歳だもんね。純に思いつめちゃったのかな。
ファンとしては考えちゃいけないのだろうけど
トーマが生きていたほうが、物語が膨らむんじゃないかな・・とか
当時読みながら思ってた。
みんなはどう?
43 :
花と名無しさん:2000/10/26(木) 12:34
よそでも書いたけどやっぱり未だに個人的に
風木はシャンソンでトーマはグレゴリオ聖歌が
心のBGMで流れるんだよなあ。
かなり古くなったけど忘れ去られる漫画が多い中でどっちも逸品。
44 :
つづき:2000/10/26(木) 12:39
昔は全く気にならず読みとばしたけど
年とってからユーリの「べつに..」の言葉のシーンを
良く思い出すようになった。
45 :
花と名無しさん:2000/10/26(木) 13:18
>>32 私もヘッセがすごく好きでよく読んでいたので、
「トーマ」とヘッセはすごくかぶりました!
トーマはドイツ文学の世界だわ。マジで。
46 :
花と名無しさん:2000/10/26(木) 13:28
>>42 橋本治の「花咲く乙女達のキンピラゴボウ」っていう
少女漫画評論集があるので、それのことではないかと・・・
もし違ってたらごめんね。
47 :
36ではないのですが:2000/10/26(木) 13:48
>>42, 46
「花咲く乙女たち」の萩尾望都の章では、「トーマ」には触れていなかったと記憶しています。
他の作家を扱った章で触れているかどうかはちょっと思い出せません。
橋本治の評論はかなり持っているので、少し探してみます。
でもこの評論、個人的には大好きな本なので話題に出て嬉しかったり。
河出文庫ででていました。
48 :
花と名無しさん:2000/10/26(木) 13:58
トーマは結構歳取ってから(22〜3才頃)借りて読んだので
心臓をわしづかみにされるような衝撃は受けなかった。
静かに涙するような感動だったけど。
風木は中学生の頃に読んだので衝撃度は高かったなー。
でも、その後買って自分のモノにしたのはトーマの方。
49 :
花と名無しさん:2000/10/26(木) 14:02
えーとね、トーマに関する橋本氏の評論は、かなり昔に
出てた、トーマの文庫本の解説だったような・・・。
今出てるやつじゃなくて、それこそ10年以上くらい前
のものです。
「花咲く・・・」の方はポーとかそれ以前ですね。名作です。
萩尾論もいいですが、山岸凉子論、大島弓子論など
秀逸です。ただ、古いから処天とかメッシュなんかの
評論は含まれてないんですよねー。
橋本氏の「残神」に関する評論とか読みたいですねー。
50 :
花と名無しさん:2000/10/26(木) 14:05
私はトーマの続編(?)の「訪問者」も好きだった。
トーマみたいに衝撃的じゃなかったけど、じんわりと感動すると言うか
心の奥に残ってる漫画でした。
51 :
花と名無しさん:2000/10/26(木) 14:44
「訪問者」良かったですよね〜。あれも「トーマ」も涙なくしては
読めない作品。私は。
あの頃の萩尾望都の短編はじ〜んとくるの多かったですね。
竹宮で泣いたことないなあ。
13,4の頃、妹と風木読んでて、「今どの辺読んでる?」と言われ
慌てて本を閉じたことがある。5巻だったと思う。逃げ場なかった。
あの頃は私もかわいかったなあ。
52 :
1:2000/10/26(木) 14:54
トーマは登場人物に悪役が殆ど居ないから穏やかに読めるけど、
風木は何処行っても悪人ばっかでハラハラしながら読んでたなぁ。
53 :
花と名無しさん:2000/10/26(木) 16:49
>風木は何処行っても悪人ばっか
マンガ界の橋田寿賀子かい。
あーあ、この二つを比較するようなことをすると、
必ず「トーマの心臓のほうが哲学的で奥が深い」
「トーマの心臓のほうが高尚」っていう
結論になるんだよねー。
ずーっと昔からそうだったけど、やっぱり
今でもそうなるのね。つまんないの。
55 :
花と名無しさん:2000/10/26(木) 18:02
>54
ここのスレには、両派いるよ。
風木の方が好きって人もスレしてる。
単に好みの問題だと思うよ。
56 :
花と名無しさん:2000/10/26(木) 18:29
私は22歳になって始めて両方読んだけど
トーマのが深いって感じだった。
風と木は肉体的表現が多いからなんかひくんだよね。
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/10/26(木) 20:51
っていうかオーギュがね・・・。
ひくんだよね・・・。
58 :
花と名無しさん:2000/10/26(木) 20:59
オーギュ・・引いちゃう?
例えば、どんなところ?
59 :
57:2000/10/26(木) 21:11
>58
年端もいかない少年、しかも実の息子に手を出すところ・・・。
60 :
花と名無しさん:2000/10/26(木) 21:26
>59
そうか。そこでひっかかると、引くしかないか(笑)
でも、しっかり読んではいるのね?
61 :
花と名無しさん:2000/10/26(木) 21:36
>54
だったら、自分で風木の方がいかに高尚で奥が深いかを
説明してくれたらいいでしょう。
アンチ萩尾ってどこにいてもくらいついてくるよね。
しかもいつも言うことは同じ「ファンがイタイ」
62 :
花と名無しさん:2000/10/26(木) 21:44
オーギュはわたしは好き
オーギュがいろいろ教育法考えてやってるとこ面白かった(笑)
どっちかというと、じるべーるとせるじゅがくっついてからがいやかな。
ジルベール、わがままでいらいらするう!
セルジュがんばってんのに、子ひつじの皮の靴が欲しいとかいうな〜〜〜(笑)
あと、セルジュのおとうさんの若いころのはなしは、この漫画の中で心が洗われたひとときだったよ!
63 :
花と名無しさん:2000/10/26(木) 21:45
オスカーが素敵でタイプだったからトーマ派
しょせんキャラ萌えのわたし
64 :
花と名無しさん:2000/10/26(木) 23:13
子供の頃読んだ時はなんでユーリがあんなに悩んでいたのかわからず、大人になって
から読んだらこんな小さな事であんなに大げさになやんでいたのかーと思った「トーマの
心臓」でも真面目なユーリには大変な出来事だったんだね。
風木はドラマティックな展開とキャラが生き生きしてたからハマリました。今でも
読むと脇役の生徒の1人1人までいい性格付けしてあって面白い。
65 :
花と名無しさん:2000/10/26(木) 23:33
>63
オスカー萌え かなり好き〜
66 :
花と名無しさん:2000/10/26(木) 23:49
ユーリがされたのって、ただのリンチ?
リンチだけ???
67 :
>66さん:2000/10/26(木) 23:55
少コミだったから間接的な描き方でしたが、
あれは「陵辱」だったのではないでしょうか?
うう、直接的には書けない。痛々しくて。
68 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 00:01
>66
そうなんだよね。子供だったんで何気に読み飛ばしてたんだけど
ちょっと気になる。
ユーリはマゾっぽいし
相手(名前忘れた)はサド?
おまけにトーマってストーカー気味じゃない?
「トーマ」実はけっこう過激?
69 :
66:2000/10/27(金) 00:03
>67さん
やっぱりそうなんでしょうかね・・・。
ビミョ〜な描き方だったので、気になってたんです。
人に聞くのもナンだし(笑)。
70 :
66:2000/10/27(金) 00:08
>67さん
萩尾さん自信がそんなような事を語っていた、ってどこかで読みました。
あれ?萩尾スレだったかな…?
71 :
64:2000/10/27(金) 00:08
りょ…陵辱でしたっけ…(あせり)すいません。それだったら小さいことじゃ
ないよねー。私はユーリが望んで上級生の暴力に身を投じた事をくやんでると
いうことかなあーと…。まあそれもユーリにとってはショックだったのかも。
72 :
66:2000/10/27(金) 00:21
ユーリは複雑で厳格な家庭に育ったから、努めて聖人であろうとした反面
サイフリート(八角メガネ)のネガティブパワーに
どうしても惹きつけられたんじゃないかな。
奥底に「性的な好奇心」込みで。
73 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 00:26
ごめんなさい
69と72は67の発言でした。ごちゃごちゃだ〜
逝ってきます。
74 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 00:28
タバコのエピソードが凄惨でしたが、
強姦を描けなかったので、
あのように表現したのだと思います。
今なら強姦を強姦として描いたのかもしれません。
というか、描いているか・・
75 :
66:2000/10/27(金) 00:31
ん? 69は私ですよー。
76 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 00:33
「トーマ」は神への信仰心を扱った漫画だと思うんだけど、
布教は、かなり効果はあったよー。
「キリスト教って素晴らしい…!」などと思ってしまった。(藁
ところで、ユーリへのリンチが性的だったというのは
前スレだか前板スレだかで、そういう論文(!)を
書いた外国人の教授?がいますって誰かが書きこんで
くれてたから私は知りました。
すごく、目からウロコで納得しました。
77 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 00:36
>74
なるほど〜。タバコはそういう意味があったのか…。
78 :
67:2000/10/27(金) 00:37
町内一周してきました。
66,69さんごめんなさい。
70と72が私でした。もう寝ます。
79 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 00:39
「風木」のオーギュの少年時代がすごく可哀想でした。
なのでファンになってしまった…。
それにしても、初登場時のオーギュは顔が変なオヤジだったなあ。
80 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 00:42
オーギュは終盤まったく登場しなくなったので、
「なんで?」って、思っていました。
なんで?
81 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 01:02
>80
奴を出すと、同じ話が繰り返されるから割愛…とか?
私はロスマリネ&ジュールが好きだったのに
奴らも出なくなって「なんで?パットいらないからロス出せ!」と
酔っ払いジジイのように嘆いてましたよ…。
82 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 01:08
本物のオーギュを登場させて
「あんたのもとへは戻らない!」
とジルベールに言わせればハッピーエンドになったのかな?
最後の最後にオーギュを選んでいるようで悲しい最期でした。
83 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 01:09
陵辱…って言うと性的な関係も有ったんでしょうか・・・
うぅ、ユーリ…
84 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 01:10
>>81 パットねえ…。
人気ないよね。アンジェリンのがまだ人気あるよ。
そんなこたーないっすか?
85 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 01:13
>83
私も無かったことにしてほしいけど、
あったと聞くと、ユーリの悩みっぷりにも納得がいくんですよね…。
86 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 01:16
>82
でも、それじゃあ第一部(学院時代)と同じ話になっちゃうから、
ちょっとあかんでしょう。
87 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 01:18
どうでもいいけど、二つの作品をなぜ一つのスレで
別々に語り合っているんだろう…?
いえ、どっちも好きだし、面白いことは面白いんですが。
じゃあ、せっかくだから比較でもしてみようか?
って言ってもねえ。
それやると、どっちかの熱烈なファンから文句言われそうで。
89 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 01:29
>88
そんなことないよ〜
元々その為のスレなんだから。
90 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 01:29
とりあえず、どちらも名作だと思います。
比べようがないなー。
野球が好きか、サッカーが好きかっていうような問題と似てるね。
91 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 01:32
>89
じゃ、じゃあ…。
トーマは地味で、風木は派手。
しかし、どちらも奥は深かったりする。
皆、実はイタイ信者が発言するのを待ってるんじゃないの〜?
ワイドショー体質っていうの?
見返りを期待しない =「無償の愛」
ちょっと私の感じ方と違うので参考までに。
もちろん、純粋にユーリを愛していたのも事実だけど、トーマってちゃんと見返りも期待してたと思うけど。。。
トーマにとっての見返り、っていうのは「人間にある2つの死」の二つ目の死はトーマには無い、っていう物だとだと思うんですが。。。
作品中でもレドヴィの見つけたトーマの走り書きに「僕には二つ目の死は無いのだ、彼(ユーリ)は死んでも僕を忘れまい!」って書いてあるし。
トーマの死についての意味は、みんなの主張にほぼ賛成。
付け足すなら、ユーリへの愛情のみではなく、「慈悲」も在ったと思う。心を閉ざしているユーリに対してそれが「拒絶」からか「自己否定」からとしてなのかで、漠然と後者だと察していたトーマは「天国に至る翼」をユーリにあげる事で救おうとしたんだと思うんだけど。(キリスト教では自殺者=トーマは天国へ行けない=彼の未使用の翼をユーリへ)
で、やっぱり見返り。「ユーリに忘れられるという二度めの死はない」に戻るの。
どうでしょう?
94 :
32:2000/10/27(金) 02:20
トーマの自殺はイエスキリストの十字架のデフォルメです。
私はミッション系の学校で毎朝礼拝をしていましたが
十字架ってこういう意味かとわかりました。
だってユーリほどの悩みはないにしても
誰だって後ろめたいことあるじゃないですか。
(そう言うことはくわしく山岸先生が突っ込んでくれますが...。)
これは裏切りもののユダについてよく考察された作品です。
(そう言う意味では遠藤周作の沈黙は合わせて必読)
トーマは私達にもやましさを追求しまたそれに対する
解答を示唆するので芸術なのです。
風木はメロドラマに過ぎません。
>>92 どうですか?結構イタイ信者でしょ?
95 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 02:25
>これは裏切りもののユダについてよく考察された作品です。
えーと、
これ、というのは「トーマの心臓」を指しているのですよね?
96 :
32:2000/10/27(金) 02:53
>>95 すみません。トーマです。
あんまりにもイタイため書き忘れました。
どっちも好きだけど、風木の方により思い入れがあります。
世間から隔離されたギムナジウムの中でだけではなく、
ギムナジウムを出て、少年達を現実に触れさせたのが竹宮惠子の
偉かったとこだと思います。セルジュのジルへの愛を
一番美味しいとこ(美しいとこ)で完結させずに、物語を最後まで
(行きつくとこ、末路まで)終わらせたとこが。
自分に誠実に、キャラクターに与えた個性に忠実に、
最後まで持っていった漫画職人竹宮は素晴らしい。
97の者ですが、現実云々は、トーマとの比較点ではなく、
トーマはトーマで違うコトでもちろん素晴らしいと思ってます。
やっぱり全然別物だから、比べるとかじゃない気がする…(^^;;
99 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 11:57
風木の性描写が多いところに引いてしまう。
セルジュのいい子ちゃんも鼻について・・・
個人的にはロスマリネが好きだったが。
100 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 12:13
ロスマリネはどうも・・・
頭よいのか、悪いのか・・よく解からないキャラだった。
101 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 16:25
高校生のとき初めて両方読んだけど、
トーマはよくわからなかった。
今読み返すとなんとなくわかるけど。
風木はものすごく感動した。
セルジュは嫌いです。ジルがかわいそうで。
私はわかりやすいものが好きみたいです。
ちなみに萩尾さんでは「11人いる!」が1番すきです。
102 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 17:06
私、絶対セルジュの方が受と思いながら読んでた…(笑)
ほんとに逆だったらはまってただろうに…
103 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 17:18
じる性欲の固まりできしょい。
じゅーる腹黒いから嫌い。
せるじゅ偽善者
おーぎゅ何できんしんそうかんほもやっちゃったのかな。
104 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 17:29
トーマの心臓の主役って、私はエーリクだと思うんですが、
世間ではいつもユーリしか話題にならないのよね。
という自分もユーリの方が印象強いです。。。
エーリクも結構すごい人生送ってるのにね。
105 :
1:2000/10/27(金) 18:20
11月のギムナジウムは読んだ事無いのですが。。。どうでしょう?
106 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 18:59
102>>
そんなこと考えたこともなかったけど…
言われてみると、その方がいけるかも。
107 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 19:05
>106
え、やめてくれ〜。
ジルが攻(?)なんて考えられない。
108 :
花と名無しさん:2000/10/27(金) 19:15
>>102 賛成。
>>104 同感。(藁
>>105 参考図書程度ですね。
でもそれよりも訪問者のほうが読むべきです。
まあみなさんたいていの方は読んでるでしょうが。
109 :
花と名無しさん:2000/10/28(土) 01:46
ジルは淫乱で下品(笑)だったけど、繊細な所が良かった。
110 :
花と名無しさん:2000/10/28(土) 02:15
確かに「風木」の方がよりエンターテイメント性は強いですよね。
「ト−マ」はより純文学っていうか。
どっちがよりいい作品かなんて言えないよお。
ただの作家の趣向の違いって感じで、両方ともレベルが高いのは確か。
111 :
花と名無しさん:2000/10/28(土) 02:17
「風木」は大河ロマンな所が良いんだよね。ゴージャスで。
112 :
花と名無しさん:2000/10/28(土) 02:20
大河ロマンなところもメロドラマなところも好き。
時々、ジルベールが少女でもお話としては成立するのかなーと思います。
113 :
花と名無しさん:2000/10/28(土) 03:15
私はオスカーの幼少の話が大好きです。
何度も何度も泣いてしまいました。
すっごく切なくて、何だか妙に現実的で・・・。
文庫になってる他の収録も好き。
114 :
花と名無しさん:2000/10/28(土) 17:06
>>113 訪問者のことかな?
私もあれは大好き!
115 :
花と名無しさん:2000/10/28(土) 17:28
>114
私も!
「訪問者」はトーマを読む前に読んだけど、
ママを返せ!ってのが…、すごい泣けた…。
116 :
花と名無しさん:2000/10/28(土) 18:12
>>112 ジルベールが女だと、ただのエロ漫画になってしまうのでは…?(汗
少年漫画としては面白いかもね〜。
「風木」って中学生くらいで読んで、
絵は可愛いけど、エロいだけじゃん・・・
って印象だったんだけど、25歳くらいで読みなおしたら
結構、奥行きのある真面目な作品だった。
いまどきのボーイズラブとは全く違うジャンルだと思います。
117 :
花と名無しさん:2000/10/28(土) 21:31
風木
ジルベールとセルジュの両方をきちんとかいているところが
すごいと思います。
ジルの幼年期を書く作者の筆のはしりっぷり。
本当にジルベールの存在を書きたくてたまらないという心が
伝わってくるのですがちゃんとジルとセルジュの話になってるし
まわりのキャラも濃いし。
世のあんまりよろしくない少年愛話に比べるとその真剣度は
トーマに比べて遜色ないと思うんですが。
風木はただのホモ漫画というよりか
はじめにホモありきの名作という気がします。
118 :
花と名無しさん:2000/10/28(土) 21:55
いつのまにか、風木ファンが増えてきましたね
119 :
花と名無しさん:2000/10/28(土) 22:42
むーん、どっちも好きだけど・・・やはり風木。
竹宮作品の底流って、なんというのだろ、まず世界があって、それの突破にむかって物語が動いてゆくという感じがする。
風木の場合、それは学校でありオーギュなのだと思う。突破者の象徴が、少年なのですな。
両者の対立を憎しみでなく愛として表現したのが風木の深い所だと思うが如何。
風木をメロドラマとかいうひと、そりゃあんたの読みが浅いよ・・・
120 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2000/10/28(土) 22:52
風と木の詩が好きかな。
ただ、ちょっと冗長に感じる点もある。
番外編みたいにして別にして、もっと短くしたほうが
全体として読みやすくなるだろーなーという。
121 :
名無し:2000/10/28(土) 22:53
10数年前からパタリロ!のファンで(未だに好きですが)
良く漫画の中で「風と気の詩」「トーマ・ユーリ」が出てきて
その頃小学生だった私には「?」だったんですが最近になってやっと古本屋で
それを見つけまして。
感想。私的には風と気の詩のほうが好き。
最後ジルベールが死ぬとこでは涙してしまった・・・
長かったから読んでるうちに思い入れも出来たのだろうし
(長けりゃいいってもんでもないですが)
トーマの心臓は、すごい映画風に感じた。
一コマ一コマが、映画のシーンのように見えて。
何にせよあの時代にしか生まれなかった作品だと思いますが、
リアルタイムでこれらを読みたかったなと。
122 :
1:2000/10/28(土) 23:28
>ALL
トーマ、風木で好きなシーン、好きなセリフが有ったら教えてください
123 :
花と名無しさん:2000/10/29(日) 03:51
校長が倒れた場面で泣きじゃくるエーリクの前で
オスカーが花瓶の薔薇の枝を握り締めるとこが好き。
オスカーの痛みが絵を通して伝わってきた。
124 :
花と名無しさん:2000/10/29(日) 12:12
トーマで好きなセリフ
「もしぼくに翼があるんならぼくの翼じゃだめ?片羽きみにあげる…
両羽だっていい きみにあげる ぼくはいらない
そうして翼さえあったらきみは…きみはトーマと…トーマのところへ…」
無償の愛をユーリに与えようとするエーリクの健気さに泣けた。
125 :
花と名無しさん:2000/10/29(日) 14:30
>>83 ユーリが受けた暴力が、どの程度のものだったか(露骨にいうと
実際にヤラれたかどうか?)は別としても、ユーリにとって
性的な意味があったのは確かだと思う。
密かに憧れていたサイフリートに暴力を受けて、ものすごくショックだったのに
自分を慕ってくれるトーマに同じことをする夢を見てしまう。
(「トーマにタバコの火を押しつける夢すら見た」)
単に暴力を受けたことがショックなんじゃなくて、自分にもそれを望む
気持ちがあったことが「自分は汚れている」と感じる理由なんじゃないかと。
126 :
花と名無しさん:2000/10/29(日) 14:38
風木がすごく好きな私ですが、好きなシーンとかセリフとかが不思議なくらい
浮んでこない。むしろ浮んでくるのは、暗くて思い出したくないシーンなんですよねー。
ジルベールが団体生活に溶け込めなくって浮いてたとことか、その後の一般社会
に出てからの苦労。あの芸術家のおじさんに襲われるところとか、セルジュがジルベール
をかばう事によってみんなからからかわれたりとか…。あの壮絶なラストもすっごく
つらかった思い出が…。唯一安心して読めたのはアスランの章くらいかな。
それなのに何故かひきこまれる所とか風木の魔力を感じるよー(笑)
トーマは全体的に気持ちがいいです、読んでて。私はユーリがエーリクにキスするラスト
近くのシーンが好きですね。
127 :
花と名無しさん:2000/10/29(日) 17:28
風木で一番印象に残ってるセリフ&シーンは
「憎しみで人が殺せたら」です。うう
128 :
花と名無しさん:2000/10/29(日) 18:16
どっちの作品も、主人公達の身長がすごくちっちゃい。
時代のせいなんだろうか。
129 :
>127:2000/10/29(日) 18:23
オーギュがなかなかいい返事をくれないシーンでしたね。
130 :
花と名無しさん:2000/10/29(日) 18:42
131 :
花と名無しさん:2000/10/29(日) 20:29
>130
同性愛板に貼ってね
132 :
花と名無しさん:2000/10/29(日) 23:37
133 :
花と名無しさん:2000/10/30(月) 00:50
トーマの 「それでは君は誰も愛してはいないの」?のセリフが好き…
健気で切ないよなぁ
134 :
>126:2000/10/30(月) 01:17
わかるー。
私もあれは名作だと思うけど、思い出すのは胸がつぶれるくらい苦しい印象だけ。
読みながらも、ジルが痛々しくて、レイプシーンもえぐくて、なんかとにかく
苦しかった。 おまけに最後はあんな死に方しちゃうし。 ああ、また苦しい。
オーギュの台詞で「若さゆえの正義など
絶対的な悪には勝ち得ない…」
みたいなのがあったと思うのですが、これが好きです。
好き、というのとは違うかな??でも印象的な言葉です。
セルジュのがまさに若さゆえの正義だったし。
あとはジルベールが手の形をした玩具でマスターベーション的
行為をする絵面もなぜか強く覚えてます(笑)。
パスカル(だっけ?)の妹が自分のヌードを描く為に
鏡に裸で立っているとことか。
今思うと風木は性を意図的に描いたんでしょうね。
136 :
花と名無しさん:2000/10/30(月) 09:18
手元に本がないので正確な描写は出来ませんが
エーリクの母が亡くなって
エーリクがギムナジウムを出てから帰ってくるまでの流れがみんな好き。
管財人のおじさん(いい意味の大人)に怒られたり
義務だけで迎えに来たと思ったユーリがなんだか優しいことに気づいたり
ぎくしゃくしながら少しずつ立ち直って
周りのものの違う面が見えるようになってくる、
その過程がすごく自然に描かれてると思います。
137 :
名無しのエリー:2000/10/30(月) 10:22
>>136 そう!!
風木と違うところはこんな穏やかなストーリーの
流れの中からショッキングな
真実へと(それも過激な描写なしに)導かれ
非常に繊細な作品に仕上がってることです。
風木は野島信司のドラマみたいにショッキングな
出来事でつなぎ合わせ
感情移入しやすくさせていると思います。
ストーリーの展開にそういうあざとさが透けて見えて
気の毒になります。
この2作品に対する夏目先生の批評を知ってる方は教えてください。
138 :
るる:2000/10/30(月) 15:58
風と木の詩の続編とかで「神の子羊」ってあったの知ってる?
最初の一回目だけよんでJ誌の購読やめたから、
作品的に当りだったのか、はずれだったのか知りたい。
誰かおしえてぇ〜〜!
え!?続編なんてあるんですか?
すごく知りたい!それって本として売ってるんでしょうか?
140 :
るる:2000/10/30(月) 17:26
本出てます。
でも、のりすはーぜさんが書いてる小説なの。
当りだったら買おうかと思って、ここで聞いてみた(笑
141 :
名無しさん@お腹いっぱい:2000/10/30(月) 17:34
なるほど!のりすはーぜさんが(笑)!
はっきりとセルジュが出てきたりする内容なんでしょうか?
142 :
花と名無しさん:2000/10/30(月) 19:25
>>140 立ち読みしたことがあるけど、良く覚えてないなぁ。
何かあまり面白くなかったような…。
>>141 確か現代(?)が舞台で、セルジュの子孫が主人公だった
と記憶してますが、うろ覚えなので違うかも。
143 :
花と名無しさん:2000/10/30(月) 19:40
>>138 るるさんへ
「神の子羊」は増山のりえさんが「のりす・はーぜ」名義で光風社出版から
全3巻だか4巻で出版した小説ですね。
セルジュのその後…を知りたい人にはおすすめですが、作品的にははずれだと思います。
あのラストはねえだろ、と怒った憶えがあります。他の人の意見も聞いてみたいです。
144 :
花と名無しさん:2000/10/30(月) 20:51
>137
あざといのはどちらも同じなのでは?
竹宮さんは読者に親切な方なんだと思いますけど・・。
145 :
るる:2000/10/31(火) 12:25
>>142さん
>>143さん
情報ありがとう!なんだか、はずれな感じですね^^;
でも、その後は知りたい!やっぱ買うか。。。。
146 :
花と名無しさん:2000/10/31(火) 13:34
>>144 あれは親切なの?作者の趣味じゃないの?
私も時々あのストーリー展開に、
ちょっとついていけないものを感じたよ。
竹宮さんとはあまり趣味が合わないみたいだと思った。
147 :
花と名無しさん:2000/10/31(火) 14:02
竹宮先生も風木は非常に好き嫌いが別れる作品っておっしゃってたから
それでいいんじゃないかな。嫌な人がいるのも十分理解した上で描きたいもの
を描いてるところで竹宮先生に惹かれる。
148 :
花と名無しさん:2000/10/31(火) 14:53
>>147 それはそうですね。
しかし、そこに竹宮先生の幼稚臭さが出てしまうところだと
思うんです。
作品に対して一歩引けてないというか...。
自分の作品に対して客観的に見れてないと思うんですよね。
まあ、小説でも漫画でも作者が作品に対して客観的になればなるほど
難解さも増していくんですが...。
149 :
146 :2000/10/31(火) 15:52
>>148 作者が作品に対して客観的で難解な作品が良い、
というのも所詮、貴方の好みに過ぎないと思うが…。
150 :
花と名無しさん:2000/10/31(火) 15:59
幼稚臭い・・・そうなのか・・・。
151 :
花と名無しさん:2000/10/31(火) 16:26
客観的じゃないと幼稚…。主観的だと幼稚…。
その考え方こそ…?
152 :
花と名無しさん:2000/10/31(火) 16:31
148を誰か分かりやすく翻訳して下さい・・。
153 :
花と名無しさん:2000/10/31(火) 16:41
154 :
風木ファンとしては:2000/10/31(火) 16:47
メロドラマというのはまぁ頷けなくもないかなと思ったけれど、
幼稚臭いというのはちょっと・・・・。
でもそう見える方にはそうなんでしょうね。
155 :
なななし:2000/10/31(火) 16:56
あんまり話題になんないけど、萩尾望都「ストロベリー・フィールズ」にのってた
トーマの後日談が好きだった。「ボーデンの夏」とかいうので、ボーデンでシドと
過ごすエーリクのもとをオスカーがたずねて来る話。
マンガじゃなくてイラストストーリー(?)だから再録されてないのかなあ。
機会があったらご一読を
156 :
花と名無しさん:2000/10/31(火) 16:59
>>153 ざぶとん3枚!
補足として「それに引き換え、萩尾はなんて素晴らしい!」
も意訳してほしい。(笑)
157 :
>155:2000/10/31(火) 17:01
ちゃんと見たはずなのに、持ってたはずなのに、あんまり印象に残ってない・・・。
おかしいな、「トーマの心臓」は細かいところまではっきり覚えてるのに。
やっぱり漫画じゃなかったからかなぁ。
私、萩尾さんも竹宮さんも好きですが、
竹宮さんの悪口(?)を言ってる萩尾ファンは苦手だ。
どうして萩尾信者が叩かれるのか、分かったような気がする。
160 :
花と名無しさん:2000/10/31(火) 17:07
>>159 なんか、馬鹿にしてる…んだよね、萩尾以外の作品を。
そういうつもりは無いにしても、他人を不愉快にさせてるよ。
161 :
花と名無しさん:2000/10/31(火) 17:10
>>158 みんなそうだよ!萩尾さんのファンだと性格悪いみたいに
思われてて、一般ファンは迷惑してるんだよー!
162 :
153 :2000/10/31(火) 17:22
>>156 三枚もありがとう。
>「それに引き換え、萩尾はなんて素晴らしい!」
>>137の前半を意訳するなら、こんな感じですかね。
>>160 同感です。私も不愉快になりました。
>>161 本っ当に迷惑ですよね。これじゃ、
私はどちらかというと萩尾望都の方が好き、
なんて言える雰囲気じゃない。
163 :
でも:2000/10/31(火) 17:41
一人二人じゃないよね、ここにいる萩尾信者って。
164 :
1:2000/10/31(火) 18:01
萩尾さんだけのスレでは無いので、両者比較し合った上で楽しみましょう
>163
そんなに居るかなぁ?一人二人だと思いたい。
166 :
148:2000/10/31(火) 22:37
べつに萩尾先生のファンではありません。
それでは萩尾先生や萩尾先生の熱烈なファンの方に
迷惑になりそうなので書いておきます。
1さんのおっしゃるとおり
私がトーマと風木を読んでずっと思っていたことです。
萩尾先生の作品についてもけっこう思うところも
ありますが
とりあえず「トーマと風木」を比較して
そう思ったのです。
べつに竹宮先生をたたきたいとかではありません。
だって批評ってそういうことでしょう?
できたら感情に走らないでほんとに
この2作品を比較しましょう。
>>149 なにも難解な作品が良い作品とは言ってないです。
単純でも良い作品はいっぱいあります。
167 :
花と名無しさん:2000/10/31(火) 22:48
トーマと風と木だったらト―マのが深い感じ。
風と木はエロ漫画(ホモ漫画が嫌いなもんで)。
だからって萩尾>竹宮ってわけじゃない。
168 :
花と名無しさん:2000/10/31(火) 23:17
エロ…エロス。ギリシャ神話でいうところの恋愛の神様か…。そういえば竹宮先生
ジルベールによくギリシャ風の服きせてたなあ、扉絵とかで、なつかしい。ジルベールにセルジュ
のこと「アポロンみたいだね」っていわせたり。エロスの矢に打たれたものは恋に
落ちるといいますが、セルジュもジルベールに恋しちゃったわけだよね。
なんかそういうところ竹宮先生も考えたかもね。
169 :
はに:2000/10/31(火) 23:20
「おう、ジルベール愛撫しておくれ」とか友達と風木ごっこが流行っている。
皆してる?
170 :
花と名無しさん:2000/10/31(火) 23:28
トーマの心臓もごっこがあったよね。パタリロの影響で。急に「トーマ!」とか
「ユーリ!」とか叫んだり。(私はやったことないですが)
愛撫…なつかしー!
171 :
花と名無しさん:2000/10/31(火) 23:29
トーマの心臓もごっこがあったよね。パタリロの影響で。急に「トーマ!」とか
「ユーリ!」とか叫んだり。(私はやったことないですが)
愛撫…なつかしー!でも今やる人いるのはめずらしいね。
172 :
花と名無しさん:2000/11/01(水) 00:25
なんか何年たってもいっっっっつもこの2作品は比較されるのねん。
なんで?
173 :
花と名無しさん:2000/11/01(水) 05:45
>>148 それは反対ではないでしょうか?
主観が強い作品ほど難解になり(作者の思い入れの強いもの)
客観的であるほど読みやすくなるのではないでしょうか。
(読者にどう受け止められるかをシュミレーションされてるもの)
トーマは読者よりもまずメッセージが先に立ち
風木は読者に作者の考える少年愛の世界またその悲劇をわかりやすく
説明していると思います。
よってトーマは短いし
とても親切な竹宮先生は2人の生い立ちまで書ききったのです。
と思うのでしょうがどうでしょうか?
もちろんどちらの作品が優れてるとかという
問題でなく...。
この読者の立場に立ちすぎて幼稚臭いというのは
んー、そう捕らえる人もいるということなのかな?
まあトーマも少しとっつきにくすぎるところもあるし...。
(現に私の友達は何回進めても始めの何ページかで挫折し続けている。
だからといって私は彼女よりも賢いわけではない。偉いわけでもない。
このニュアンスわかってもらえますか?)
174 :
花と名無しさん:2000/11/01(水) 08:17
>173
トーマが短く、風木は生い立ちまで書いて親切・・
というのは、どうでしょうか?
当時を振り返りますとトーマが特に短い作品ではありません。
むしろ、風木は、途中で連載が何度も中断し、
再開したと思ったら、幼少時代の話に飛んでいたりして
戸惑ったのを覚えています。
今でしたら、萩尾さんも一つの作品が長いですし
読者も、長くても(先がどうなるのかヤキモキしますけど)
生い立ちとか、作品の膨らみを期待しますものね。
トーマは短いと感じるのは、そういうことではないかと思います。
175 :
花と名無しさん:2000/11/01(水) 12:03
>172
なんか何年たってもいっっっっつもこの2
作品は比較されるのねん。
なんで?
私は両作品ともリアルタイムで読んでないのですが、
このスレだけじゃなくて昔からこの二つって比べられてたんですか?
え?なんでですか?発表時期が一緒だったとか、そんな事ですか?
後から読んだ者にしてみると、この二つが比べられる理由が良くわからないんですけど・・・
176 :
花と名無しさん:2000/11/01(水) 12:05
>主観が強い作品ほど難解になり(作者の思い入れの強いもの)
>客観的であるほど読みやすくなるのではないでしょうか。
>(読者にどう受け止められるかをシュミレーションされてるもの)
うん、この点では、貴方のほうが正しいと思う。
>風木は読者に作者の考える少年愛の世界またその悲劇をわかりやすく
>説明していると思います。
でもこれはどうかなぁ?わかりやすかった?私には結構難しかったよ。
ストーリーの流れを追うことは出来ても、それ以上は入り込めないと言うか…。
「作者の考える少年愛の世界」には、やっぱり竹宮先生の主観というか、趣味というか、
そういうものが反映しているような気がする。
で、それを受け入れらるかどうかで、この作品の好き嫌いが別れるんじゃないかな。
>とても親切な竹宮先生は2人の生い立ちまで書ききったのです。
この点には、大いに異議あり!(笑)
あれは読者に対する親切ではなくて、
単に自分が書きたいから書いたんじゃないかな。
>>147さんの言うように、
自分の書きたいものを書くというのが、この人の魅力だと思うし。
177 :
176 :2000/11/01(水) 12:09
178 :
まに:2000/11/01(水) 12:30
でも風木なんか中だるみしてたヨネ。
サブキャラが多くて、みんな魅力的なのは風木と思う
179 :
花と名無しさん:2000/11/01(水) 15:08
>174
でもトーマは萩尾さんの中では短いほうじゃないかな?
もし風木がせめて5巻以内にまとめられてたら
それは芸術だっただろうな。
180 :
名無しバサー:2000/11/01(水) 20:56
181 :
花と名無しさん:2000/11/02(木) 03:51
おいおい!<180
もう見飽きてます。。。(^_^;)
182 :
>176:2000/11/02(木) 19:25
>>とても親切な竹宮先生は2人の生い立ちまで書ききったのです。
>この点には、大いに異議あり!(笑)
でもなんかのインタビューで
「二人の過去やセルジュの親の話は書くつもりなかった、
かかなくても分かるだろうと思ってた、
でもかいてくれという要望が多かったのでかいた」
というような事を言言ってたと思います。
そのわりにはめちゃくちゃのってますね先生!とつっこみを入れた思い出…
183 :
花と名無しさん:2000/11/02(木) 23:02
>182
へえ、そうなですか。
でも、二人の子供時代のはなしも好きです。
あと、セルジュのお母さん、犬に追われたときにドレスを裂いてキリッと
なったところなんて・・2ちゃん風に言えば、
萌え〜って感じで、好きな場面の一つです。
184 :
花と名無しさん:2000/11/02(木) 23:36
>183
セルジュの母親、どう見てもジプシーにも娼婦にも
見えない。可愛すぎ。
好きだったけど。
185 :
花と名無しと医者蝶。:2000/11/02(木) 23:49
盛りあがってるけど私はまだ風木読んだ事が無い…(^^;
見てたら読みたくなってきたので今度読みます。
(竹宮先生の『地球へ…』とかはあるのですけど…)
『トーマ』『訪問者』は高校の時回し読みました。
根性焼きが話題になったのが懐かしい(死)
>175
作品も比較されますが(特にトーマと風木)作者自身も良く
比較されますよね。時期も近いし、両名とも『耽美』
『SF』『青春物』等、女だてらに斬新で幅広い作品を
描いてらっしゃる…という事で、共通点も多いのではと思います。
186 :
花と名無しさん:2000/11/02(木) 23:54
187 :
花と名無しさん:2000/11/02(木) 23:59
>186
同感、性的な感じ・・しましたよね。
188 :
186:2000/11/03(金) 00:03
>>187 え?性的な感じ?
どっちかというとヤンキーな感じかと。(笑)
189 :
花と名無しさん:2000/11/03(金) 00:07
やっぱり2人の過去話は今となっては絶対不可欠な2ピースだと思いますね。
いやー、ノリノリで描いてくださってありがとう竹宮先生(^o^)
私もアスラン編好きです。この間読み返したけどやっぱり1つの物語と
して読んでもおもしろい。当時は早く本編に戻らないかなーとイラつきましたが
今は読めてよかったなーって思います。
あと読み返してびっくりしたんですが、登場する女の子達がほとんどセルジュを
好きになる1点集中型のストーリーなんですね。当時はきずかなかったですが…。
そしてすべて丁重に紳士的に断るんですよね、セルジュって(笑)
なんかセルジュはもてもての設定だったんですね。
190 :
花と名無しさん:2000/11/03(金) 00:09
>189
でも、ジルにやられて(藁)惚れちゃう女の子いなかった?
あ、カミーユっていう子!
191 :
189:2000/11/03(金) 00:12
>190そうそういたねー。でもあのコも最初セルジュに気があるんだよー。
でも丁重に断られて(笑)ジルベールにいっちゃうの。
192 :
花と名無しさん:2000/11/03(金) 00:16
昔読んでたパタリロとかで「美少年は
トイレに行かない」みたいなギャグがあったことを
ふと思い出した。
193 :
花と名無しさん:2000/11/03(金) 00:17
セルジュ、ヤったあと煙草吸うなー!と思ったのは
私だけでしょうか…。
194 :
花と名無しさん:2000/11/03(金) 00:40
私もタバコ意外だった^_^;
195 :
花と名無しさん:2000/11/03(金) 00:48
私は見なおしたよ、なんだか<タバコ
196 :
ホモ漫画は嫌いだけど:2000/11/03(金) 00:51
風木は深いよね。ただのホモ漫画としか
認識できない人の感性が可哀想になってくるくらい。
竹宮女史がボナール(ジルべールをさらって強姦するヒゲ
もじゃね)の人物紹介のコメントに「ボナールを
悪人だと思った読者のあなた、あなたは勧善懲悪の思想に
どっぷり浸かってるね」みたいなこと書いてあったのが
風木を象徴しているような言葉で印象に残ってる。
今はボーイズラブなんてなんでもないけど
当時としてあえて社会道徳に反して美と官能を描ききった
竹宮先生のチャレンジ精神はすごいと思う。
つうかいちいち萩尾派とか竹宮派とか派閥
作くってる人年齢高そう。
197 :
花と名無しさん:2000/11/03(金) 01:39
>>人物紹介のコメントに「ボナールを
悪人だと思った読者のあなた、あなたは勧善懲悪の思想に
どっぷり浸かってるね
うーん、なんかこの言い方ってヤだな、竹宮先生。
めっちゃ上から物言われた感じがした。
198 :
花と名無しさん:2000/11/03(金) 01:53
風木も全巻買って揃えて、大好きだったけど、
でもトーマがやっぱり1番好き!!
いつ読んでも目頭が熱くなるし、深く考えさせられるし、ため息が出る。
最近の萩尾氏の作品より、やっぱトーマくらいの時期のが好きだなぁ・・・。
199 :
花と名無しさん:2000/11/03(金) 01:55
っていうか、竹宮氏は、風木の頃と今の絵、ぜっんぜん違うことない?
私は断然風木の頃のが好き!!
絵が変わりだしてからちょっと遠ざかったなぁ。
200 :
花と名無しさん:2000/11/03(金) 01:59
読後にあれこれ妄想を膨らませやすいのが風と木で、なんか妄想のネタにしにくいのが
トーマの心臓だと思っていた、子どものころ。これって感じてる人、ほかにもいない?
201 :
花と名無しさん:2000/11/03(金) 02:07
わたしは196の
「ホモ漫画は嫌いだけど」って選民的な言い方が気になったよ。
「ただのホモ漫画としか認識できない人の感性が可哀相になってくるくらい。」
って……ご自分の「感性」以外受け付けないのねん。
他の「ホモ漫画」をひとくくりにするあたり
それこそ竹宮信者の物言いに思えるけど。
202 :
花と名無しさん:2000/11/03(金) 02:14
↑また萩尾信者のやっかみ?
203 :
花と名無しさん:2000/11/03(金) 02:32
>199
わたしもだ。アフターファイブレボリューションだっけ?
あれでちょい引いた。なんだったんだろう、あれは。
204 :
花と名無しさん:2000/11/03(金) 02:54
小説「神の子羊」の挿し絵の時の時点で
すでにジルベールとかの顔変わってたよね。
今の絵は安定してるけど風と木の時の甘美性
がある絵が好きだったなやっぱ。
>>202 そういう言い方はやめようよ。
竹宮さんを批判すると萩尾信者になるの?違うでしょう。
そういう二元論的な見方はよくないと思う。
206 :
花と名無しさん:2000/11/03(金) 06:05
大人になってから、人に薦められて両方読んだ。が、
萩尾は、からっきし読めず、5分で投げ出したのに対して
竹宮は1日で完読。震撼した。オカシイかな?やっぱ。
207 :
花と名無しさん:2000/11/03(金) 06:25
>>196 思いっきり竹宮派じゃん。うふふ。
なんか読んで見るとトーマに対してはちゃんとした批評がないね。
読みこなすの大変だもんね。
「難しい」のほかにないですか?
私といえば...。すばらしい以外何も言えないです。くぅー。
ユーリ 立派な牧師様になれて元気でやってるかな?
ユーリがその後どんな人生を送るのか
考えるだけで一晩過ごせちゃいます。
208 :
花と名無しさん:2000/11/03(金) 09:59
風と木は体中から汗(?)を流しているのがなんか笑えた。
209 :
花と名無しさん:2000/11/03(金) 14:01
210 :
花と名無しさん:2000/11/03(金) 17:09
とりあえず竹宮惠子好き♪
彼女の描く、今にも動き出しそうな緊張をはらんだ
活き活きとした少年の足が好き。動きのある絵ですよね。
211 :
花と名無しさん:2000/11/03(金) 17:46
>210
「少年の足」って視点、おもしろいですね。
そんな風に見たこと無かったです。
もう一度、「風木」見直してみよう。
212 :
花と名無しさん:2000/11/03(金) 18:11
救われる前のユーリみたいな理知的な、氷のような冷たさを持った
生き方に逆に共感してしまうのはやばいでしょうか。
ユーリとエーリクがユーリのうちにいって、ユーリが
「誠実で・・・云々・・・父みたいな。・・・手に入れる」
といったところとか、
「ぼくはできる範囲でみなに平等に接しているよ」
「好意をもって?」
「義を尽くして」
といったせりふがいまだに心に突き刺さっています。
臆病だから後悔や自己嫌悪をしたくないというのが自分自身にもあるので、
共感できるのかもしれませんが・・・
213 :
花と名無しさん:2000/11/03(金) 20:57
>207
>なんか読んで見るとトーマに対してはちゃんとした批評がないね。
>読みこなすの大変だもんね。
大変ていうか、このスレでトーマ好き発言すると、「萩尾信者」
とか言われるし、そもそもあまり比較するもんでもないような
気がするから、発言が控えめになるんじゃないかな。
萩尾スレにいっぱい意見ありますよ。そっちに行った方が面白い
と思うな。
萩尾ファンでも竹宮ファンでもどっちでもいいけどさ、比較して
どっちがエライとかどっちのファンがイタイとか論じててもしょ
うがないでしょう。結局こんなのは好みの問題なんだから。
214 :
花と名無しさん:2000/11/03(金) 21:48
>213
両作品とも好きです。
それぞれ良い所ありますよ。
それに、2作品のはなしを一度に聞けるなんて
なんてお得なスレなんだろうと喜んでます。
ところで、トーマを読みこなすのが大変・・
と言う話がありましたので、ちょっと質問。
っていうか、
>>186>>187>>188の話なんですけど
それって、ユーリの鎖骨?の煙草のキズのことですよね。
根性焼き、ヤンキー、性的、ってありましたけど、
どれなんでしょうか?
気になってしまって・・
みなさんどう思いますか?
215 :
花と名無しさん:2000/11/03(金) 22:03
「1999年の夏休み」という映画から入りました。
なんか、もう一回、見たくなってきたな…
216 :
213:2000/11/03(金) 23:18
両作品のいいところをそれぞれ語るならいいけど、
なんか結局どっちが上みたいな流れになるのがちょっと
なぁと思って。私も両作品とも好きだし。
>それって、ユーリの鎖骨?の煙草のキズのことですよね。
>根性焼き、ヤンキー、性的、ってありましたけど、
>どれなんでしょうか?
質問の意味がよくわからないけど、リンチにあった
ユーリは、タバコの火を押し付けられ、さらに強姦も
されたわけだよね。「ぼくはトーマにタバコの火を
押し付ける夢さえ見た」って台詞があったし。
186から188の流れはそれをちょっと冗談めかして
言ってるだけでしょ。
何度もいうようだけど、このへんのことは萩尾スレでも
結構語られてるので、ご一読あれ。
217 :
花と名無しと医者蝶。:2000/11/03(金) 23:45
そう、根性焼きって書いたのは本気でサイフリートたちが
ユーリにヤンキー洗礼してたってワケじゃなくて(笑)
シャレなワケなので。
私もくどいけど風木は読んで無いのですけど(汗)それでも
両先生とも好きなので。比較対象になりやすくても
どっちが上って事はないですし…。
218 :
花と名無しさん:2000/11/03(金) 23:49
実際は悪魔洗礼なのでもっとタチ悪いんだけどな(おい)
それで翼をもがれてしまうユーリ。ピュアな…(泣)
それをずっと心配してるオスカーがイイ。
さらに無邪気なエーリクがイイ。
>216
ナニッ、ヤられちゃってたんすか?!Σ(@□@;
<さらに強姦もされたわけだよね
読みなおそう…
219 :
花と名無しさん:2000/11/04(土) 00:36
>197>209
同感。
というか作品の間に作者のコメントとか載ってるの嫌いなんだよなあ。
世界から一気に醒めるから。
面白いのもあるけどね。
220 :
214:2000/11/04(土) 00:37
>216,217
いま萩尾スレもう一度見に行ってきました。
飛び飛びだけど、のってますね。
適当に読んでたみたいです。
そうか、煙草の火を押し付けられ、さらに強姦されたのか・・
わたしは、煙草の火を押し付つけられる行為そのもの、に
性的な暗示が含まれていると思っていました。
どういうふに扱われるか半ば解かっていてそれに応じるっていうのは、
リンチをっていうより性的にM行為を受け入れたっていう方が、
すんなり、受け取りやすかったもので。
だから、トーマに火を押し付ける夢を見た・・ていうのは
意味深だなあ・・とか思ってました。
221 :
花と名無しさん:2000/11/04(土) 00:49
ここの板にいる人の平均年齢っていくつなんだろうね。
222 :
213:2000/11/04(土) 00:57
うーん、だからね、当時やっぱり「強姦」そのものを
表現することはちょっと無理があったと思うのよ。
で、それを暗示させるためにタバコが象徴として使われて
いたということです。
223 :
206:2000/11/04(土) 01:08
210は、鋭い。
竹宮は、解剖学的にも正確。
さらに、古典的に美しいとされる足や腕の骨格
を積極的に取り入れている。当時としては、めずらしい
だけでなく、無意識に取り入れたとすれば、恐ろしい。
萩尾は、あの時点で、まだこの辺に気付いてなかった。
とゆーよりも、目指す方向が明らかに違う。
このベクトルの違いが後の二人の作風に反映されてるとみた。
224 :
花と名無しさん:2000/11/04(土) 01:22
後の二人の作風?
うーん、私は両作家とも好きだけども、読者の年齢にあわせて
作風を変えてくれているように思えるなー萩尾せんせ。
竹宮せんせのほうは、ちょっと、今の年齢では読めないっす。
自分は36だけどさ。
225 :
花と名無しさん:2000/11/04(土) 01:23
>221
とりあえず、私は21歳。
文庫本サイズの漫画でトーマと風木を読みました。
226 :
花と名無しさん:2000/11/04(土) 01:33
>225
・・して、感想は?
是非、参戦(?)してください。(^○^)
227 :
花と名無しさん:2000/11/04(土) 01:50
私は22歳です。
4年ほど前BOOKOFFに売ってた、竹宮惠子しおり付き
イラスト集を買いそびれたことが今でも悔やまれる!!
お金持って1週間後に行ったら売ってなかった〜。
228 :
>206:2000/11/04(土) 02:04
>古典的に美しいとされる足や腕の骨格
>を積極的に取り入れている。
このへん、よければもうちょっと具体的におねがい。
骨格ということでいえば、萩尾の「メッシュ」の「春の骨」なんぞは
なかなか解剖学的にも少年の身体というものを意識してかかれた
作品のように思うがいかがか。「風木」当時の竹宮の身体の線に似て
ないこともない。
……と書いて206を読み返したら、萩尾作品を読んでないのね。残念。
229 :
花と名無しさん:2000/11/04(土) 02:33
こんな事を言ったら漫画自体が成り立たないんだけど。。。
トーマというキャラが自分勝手過ぎて苦手。
エーリクの出現がなければユーリはトーマの意図に気付
かず、救われないままだったと思う。
自分の死で救いたいって傲慢で自己完結じゃないかなあ。
風木は、というか竹宮さんは自らの「瑕」みたいなもの
を生身でさらけ出して勝負の作家さんだった気がする。
描けばそんだけ自分も痛い(全部の作品じゃないけど)。
余談ながら萩尾さんは今、「残酷」でそれをやっているように感じる。
どっちが好きかというと「トーマ」なんだけどね。
230 :
>228:2000/11/04(土) 02:41
具体的に?ここで?
美大で解剖学とって講義きいておいで。
231 :
花と名無しさん:2000/11/04(土) 02:44
頭のいい人なら簡潔にまとめてわかり易く説明することもできるけど、
230さんには不可能です。
232 :
花と名無しさん:2000/11/04(土) 02:57
じゃ、231、わかり易く説明してくれ
223の書き込みの意味が全くわからないので、できません。
美大に逝くつもりもありません。
煽りにレスをつけちゃったのでsage
234 :
花と名無しさん:2000/11/04(土) 04:54
↑言ってること矛盾してる。
そもそも206の物言いはとっても偉そう
236 :
花と名無しさん:2000/11/04(土) 06:27
>>209 そんなことないよ。
トーマのねらいはユーリの中で永遠に死なないことだったから
長い人生の中で絶対にそのキーに触れると思うよ。
漫画だからそのキーパーソンが事件後にすぐ現れるわけなんだけど。
私たちの人生だってそうじゃない?
今はもう主婦だけど、子供の悲観的な一言がきっかけで
夢で高校の頃の(忘れていた)ちょっとした出来事を思い出したり...。
ましてやあれだけの事件。
言い意味でも人生のトラウマにはなっていたでしょう。
もしトーマがジルだったらもう誘惑しちゃいまくりだね。
でもジルがトーマだったら?
けっこう地味なストーリーになっちゃうかな?
だってセルジュは死んであげないといけないような
影ってないもんね。きっと茶番劇されてもあんなに
おこんなかったろうし。
237 :
花と名無しさん:2000/11/04(土) 06:52
>197>209>219
私も同感。
竹宮恵子はしばしば読者を下に見て決め付けているような
コメントがあり、それがすごく鼻についてしまう。
>236
>>209、っていうのは間違えてるのかな?
209さんは一言「同感。」って書いてるだけだから
238 :
タモリ:2000/11/04(土) 07:00
>235
んなこたぁないんだよ。
239 :
花と名無しさん:2000/11/04(土) 10:59
トーマの死を昔は傲慢だと思ってたけれど…
キリスト教系の背景から見るとまた違ってみえなくもない。
たしか自殺ってすごい大罪なんだよね。天国はもちろん行けない。
これがユーリに『翼をあげた』って事なのかな。
命をかけてユーリを救ったって事になるんじゃないのかな。
もちろん彼の中にはユーリの心の中に残るという狙いがあったわけだけどさ…
ちなみに私は21歳。
240 :
花と名無しさん:2000/11/04(土) 13:03
竹宮さんてデッサンがおかしいと思うんだけど??
肩のあたりとか変じゃないですか?
でも、解剖学的にはあれでいいんだ…?びっくり。
241 :
1:2000/11/04(土) 14:01
思ったより需要あったスレになって良かった。
やっぱり風木・トーマは何度読んでも深いっす…
因みに私は19歳。
242 :
花と名無しさん:2000/11/04(土) 14:15
>241
あ、1さんお世話になってます。
因みに1さんは、どちらに比重を置いてますか?
243 :
花と名無しさん:2000/11/04(土) 15:26
230のいってる古典的に美しいとされる骨格を積極的に取り入れる、ってあれだろ、
平たく言えばギリシャ彫刻とかルネサンス絵画に散見されるボーズだのを
竹宮が扉絵あたりで人物に頻繁にとらせてる、ってことじゃないの?
足でいえば付け根-膝-くるぶし-つま先にいたる関節の向きがすべて外向きなこと、
腕でいえば、肩-親指、人さし指に力の入ったポーズとか。
244 :
花と名無しさん:2000/11/04(土) 21:48
トーマはどちらかというと
「どう思うかは読者の自由」的なとこがあって
風木は作者の
「ほら、これが私のテーマ。だから読者はこう思わなきゃだめ」
という押さえ付けを感じる。
だから読んだあとすぐにその圧倒的世界観に充足感を覚えるのは風木で
何年かごとに引っ掛って読み返してみるのはト−マかな。
けど設定は似てるけどここまで本質が全く違う両者を比較するのはなぜ?
違うからこそかな。
245 :
花と名無しさん:2000/11/05(日) 00:14
トーマって大好きなまんがですが
ラスト近くでオスカーが「トーマがユーリを捕まえてしまった」
みたいな事をいうのがショックでした。
レイプされて最後は宗教?とか
オスカーやエーリクと一緒の青春は捨てて
死人のトーマと神の道?とか
そんな…もっと俗なしあわせ求めてもいいじゃん?とか
思ってしまいます
(オスカーとラブラブになれとか←ごめんなさい)
すっごくきれいなストーリーだし精神性重視だったり
宗教がらみだからこその不朽の名作なんだろうし、
一つの話としては素晴らしいのでよく読み返しますが、
やっぱり時々考えてしまいます。
(残酷な神の方もああいうラストだったらどうしよう)
23歳です。両作品とも文庫版で読み、はまりました。
わたしも、比べるには路線が全く違うとは思っていますが、どちらも好きですよ。
初めて読んだときの感想としては、
トーマは「詩」的・・・絵画もしくはイラストを見ながら詩を読んでいるような
感覚というか。それゆえに想像が膨らみますね(藁
風木は「映画」的・・・ハリウッドのような派手派手しい感じじゃなくて、
こそっと単館上映でもしていそうな?(妖しげな)。
とにかくキャラが「動いて」いる表現がスゴイと思う。
ただ、「残酷な〜」でも「風木」な展開なんだし、「トーマ」だけで
萩尾と竹宮は・・・って信者な考えはできんなぁ。
247 :
名無しさん:2000/11/05(日) 23:22
26歳です。
3年前、地元の古本市で、トーマのコミックス初版本が目にとまり、何気なく
買って帰り、そのままはまってしまいました。
とにかくネームが詩的で、テンポがいい。
あと、男の子の話し言葉のかわいらしさにびっくりした。(自分が関西人だからかも)
風木は、どうも、あの絵が受け付けないのだけど。
でも、こんなに支持する人がたくさんいるという点で興味があるので、
機会があれば読んでみたい。。
248 :
名無しさん:2000/11/05(日) 23:25
26歳です。
3年前、地元の古本市で、トーマのコミックス初版本が目にとまり、何気なく
買って帰り、そのままはまってしまいました。
とにかくネームが詩的で、テンポがいい。
あと、男の子の話し言葉のかわいらしさにびっくりした。(自分が関西人だから
そう感じたのかも)
風木は、どうも、あの絵が受け付けないのだけど。
でも、こんなに支持する人がたくさんいるという点で興味があるので、
機会があれば読んでみたい。。
249 :
247,248:2000/11/05(日) 23:28
に、二重カキコ スマソ
250 :
名無しさん:2000/11/06(月) 18:13
トーマが詩的って言うのはわかるなぁ・・
展開がめまぐるしい訳でもなく、比較的短い物語なのに
やけにゆったりした感覚があった。
風木はめまぐるしいよね。まさに映画だ。
251 :
花と名無しさん:2000/11/07(火) 00:33
>245
うう〜ん・・・でも神学校へ向かったユーリの心は
幸せいっぱいだったのでは…
トーマの思いの深さに気がついて、オスカーにも、
エーリクにも愛されてるって気付けたんだから…。
ホントに心底幸せを神に感謝したくて
神父の道を選んだんじゃないかなと私は思いました。
オスカーとラブラブvは夢ではありますけどv(をい)
252 :
花と名無しさん:2000/11/07(火) 05:06
ユーリモテモテだなおぃ
253 :
花と名無しさん:2000/11/07(火) 09:59
ここ読んで初めて知った。
ビックリ。
ユーリってヤられちゃってたんだ。
それでやっと納得。
ずっと「あれくらいの事でなーにを悩んでやがんだか」と思ってたよ・・・。
ここ読まなかったら、ずっとそのままだった〜。
このスレなにげに見てよかった。
254 :
名無し@ぶりゅえ:2000/11/07(火) 11:13
「トーマは詩的」で「風木は映画的」というのはどうかな・・・。
萩尾モーさまは「詩的で映画的」だと思う。
初期からこんなに映画的な描き方(俯瞰とかのアングルその他)を
出来る人はいなかったと思うな。
既出だけど、「秋の旅」なんて自分で映画化できたらどんなにいいかと
思ったものね。
トーマと少し話しがずれたけど、トーマの中でも、体の動きがしなやかで
今にも動き出しそうな感じを受ける。トーマの後半辺りの絵が私は一番
好きですね。
「湖畔にて・・・」はトーマと義父のその後の話が載ってて嬉しかった。
ストロベリーフィールズっていうエッセイのような本ですよね。
でも訪問者は泣いたな。うん。
255 :
花と名無しさん:2000/11/08(水) 01:02
>253
そうそう、わたしも…
『なんて信仰心の厚い子なんだ!』とか思ってたよ。
うーむ。根性焼きの跡は確かに性的な暴行の隠喩かもしれませんが、
もしそれが無かったとしてもユーリは悩んでいたと思いました。
というより、性的暴行の(心の)傷による悩みというよりは、
あの一夜までの自分と全く変わってしまった、もうあの頃の
自分には戻れない、という点が強調されているように思います。
祖母との確執もあって、それなりに用心深く生きてきたつもりでも
無邪気な翼を持っていた自分が、暗い種子に惹かれる部分を自覚し、
さらに嘲笑と圧倒的な暴力の前に脆くも屈してしまった。
今までの自分を他者からも自分からも否定されてしまったわけです。
そんな自分には人から愛される資格も、人を愛する資格も無い。
っつうかんじ?あー長い書き込みだ。すまん。
つーか萩尾スレに書けって…ごめんなさい風木ファンの人々。
257 :
花と名無しさん:2000/11/08(水) 01:37
>256え?いいと思いましたよー。竹宮ファンですが萩尾先生の何がいいって
登場人物が繊細なところですよね。そういう登場人物で構成されたすごく緻密で
詩的な世界観。かなりひたれます。「トーマの心臓」も好きだけど、同じような
感じで「ポーの一族」の中収録の「小鳥の巣」もかなりいい。やはり少女漫画に
繊細さは必要だと萩尾作品を読むたびに思うのだった。
258 :
256:2000/11/08(水) 01:47
>>257 長文すみませんでした。私は風木はまだ読んでないんですよね。
このスレ読んで読みたくなりました。
竹宮さんの作品で読んだことがあるのは、姫くんシリーズを少しと
えーとあと指揮者とバイオリニストのやつ…名前が出てこない。
これもう一回読みたいなぁ。
259 :
花と名無しさん:2000/11/08(水) 08:48
>257
変奏曲かな。あの作品なら風木より繊細って感じが当てはまりそう。
それにしても、良いスレですね。
萩尾ファンにも竹宮作品を読んで貰うきっかけになっているみたいだし
両派の交流の場に育ってくれたら良いなあ・・と思う今日この頃です。
260 :
皆さん、名無しです:2000/11/08(水) 19:26
今日、学校帰りの電車の中で古本屋で買った
訪問者(作品集8)を読みました。
電車の中で泣いてしまったよ。( iдi ) ハウー
トーマの心臓、読み返したくなりました。
261 :
1:2000/11/08(水) 19:28
>259
そう言ってもらえると当事者名利につきます…(涙)スレ立てて良かった。
萩尾ファンと竹宮ファンってどうしても対立しちゃう面が有るので、
これを機に両派が両方の作品の良い所を認め合えたらいいですね。
まぁ、好き嫌いはしょうがないにしても…
262 :
花と名無しさん:2000/11/08(水) 20:05
このあいだ読んだフェミニズムの本の中の、少女漫画を論じた章に
「トーマの心臓」のユーリに押し付けられたタバコは男根の象徴である、
という文章がありました。この作品もあと3年遅く描かれていたら、
どーなっていたんでしょうか。
(「トーマ」連載終了73年、「風木」連載開始76年、でしたっけ?)
263 :
花と名無しさん:2000/11/08(水) 20:10
>262
何の本ですか?
中味をもう少し教えてください。
264 :
262です:2000/11/08(水) 21:30
263
図書館でちらっと立ち読みしただけの本なので、書名・出版社名など今わからない
のですが、社会制度とかファッションとか各章ごとに違うライターがフェミニズムを
論じた本でした。(銀色のカバーがかかっていたような…)ほかにどんなマンガが
取り上げられていたか、今思い出せません。まともな答えになってなくてご免なさい。
私はこの文章読んだ時「タバコって、言われてみればその通りのアイテムだなー」
と思いました。
265 :
花と名無しさん:2000/11/08(水) 21:59
>264
できたら、捜してー。
そこまではっきり言い切っちゃうのは
はじめて聞いたんで
すごく興味あります。
トーマの他の部分にも触れていたんでしょうか?
・・・気になる。
266 :
262・264です:2000/11/08(水) 22:18
>265
図書館の本なので、今度の日曜日また行ってさがしてきます。
まっててください。
267 :
花と名無しさん:2000/11/08(水) 22:43
>266
ごめんなさい。つい夢中になっちゃって。
・・・でも、うれしいです。ありがとう。
268 :
花と名無しさん:2000/11/08(水) 22:44
>266
ごめんなさい。つい夢中になっちゃって。
・・・でも、うれしいです。ありがとう。
269 :
花と名無しさん:2000/11/08(水) 22:46
すみません。二重カキコしちゃいました。
270 :
花と名無しさん:2000/11/08(水) 23:12
>>259 258っす。そうそう、「変奏曲」でした!ありがとです。
検索して詳しいデータ探してみたところ、これって原作付きだったんですね。
知らなかった。でも続編は竹宮さん原作なんですね。読んでる時は
全然気づきませんでしたわ。どちらかというと続編の方が気に入ってたりして…
変奏曲は文庫出てるみたいなんですが、ちゃんと続編も収録されてるかなー。
探してみるかあ。
271 :
花と名無しさん:2000/11/08(水) 23:43
え?「タバコが男性器の象徴」ってのは、かなり
言い古されてる説だと思ったけど。
それこそ「ピストルは男性器の象徴」「口紅は女性
器の象徴」と同じくらいに。
今までそういうの読んだことない人には新鮮なのかな。
272 :
名無しさん@どーでもいいことだが。:2000/11/08(水) 23:59
心理学って何かっていうと性のシンボルを持ち出すよね。
世の中はセックスとセックスに対する好奇心とセックスに対するコンプレックス
だけで出来てるのかと思うくらい。
中には明らかにこじつけっぽいレベルのものもある。
273 :
花と名無しさん:2000/11/09(木) 05:04
>タバコが男性器の象徴
出典は?
274 :
花と名無しさん:2000/11/09(木) 13:04
この前、大掃除してたときに母の本棚から「風と木の詩」がでてきたよお。
なんか、ちょっとショックだったなあ。
私はこのテの本ニガテよっ。
竹宮恵子は「地球へ・・・」がいちばん面白いと思うよ。
275 :
花と名無しさん:2000/11/09(木) 13:20
>>274 風木が苦手という人がいるのも、まあ分かるし、
「地球へ・・・」がいちばん面白いと思うのも別に構わない。
でも、スレ違いだよ。ここはトーマと風木のスレ。竹宮スレに逝ってね。
276 :
花と名無しさん:2000/11/09(木) 13:28
274さんじゃないけど、親が風と木がすきだったら
かなりショックだ。
277 :
花と名無しさん:2000/11/09(木) 13:38
でも連載当時に10代後半だった人って
中学〜高校生くらいのお子さんがいたって
おかしくない年代ですよね。
いやー息の長い作品だわ…
278 :
花と名無しさん:2000/11/09(木) 14:39
>>タバコが男性器の象徴
>出典は?
いや、どの本にというわけではなくて、272さんの言うように、
ちょっとした精神分析学とかその手の本見ると、いろんなモノが
いろんな象徴としてざくざく出てくるわけよ。
夢診断とか、そういうのでもよく見る。
279 :
花と名無しさん:2000/11/09(木) 15:47
>>275 せっかくだからスレの趣旨に沿って比較してみませんか。
親が好きなのが、トーマだったらどう?やっぱりショック?
280 :
花と名無しさん:2000/11/09(木) 17:08
>279
せっかくだから
その親に登場してもらうのは、どう?
281 :
花と名無しさん:2000/11/09(木) 17:54
282 :
花と名無しさん:2000/11/09(木) 18:23
>281
ははは・・まあそのへんは
親子でうまい事話し合ってもらうってことで。
よろしく。
ちょっと趣旨とそれるかもしれないけど…(^^;
これまで風木読んだ事なかったんだけど、ここを見てたらやっぱり
読みたくなって今、探しています。最近ブームなのかな?売り切れ続出だ…
それで漫画喫茶にも行ったんだけどあんなに有名な作品なのになかった…
最近のボーイズラブは山ほどあったのに…何故だ。
読んだら両方の作品に対しての意見を書きたいです♪
>259、1
うん、交流の場になってると思うよ!
それで萩尾さんの短編集を漁ったのですが<漫喫
そのなかに『花嫁を拾った男』っていうタイトルのオスカーが主人公
のラブコメが!(笑)収録は『セーラヒルの鐘』だったかな…??
かわいくて面白かったけど、女の子と結婚してるしオスカー…(苦笑)
いや、いいんだけど、オスカー…ドリーマーとしては…ユーリは?(をい)
ぐは、全然趣旨と違う…ごめんなさい(汗)
284 :
花と名無しさん:2000/11/10(金) 23:30
>279
親がトーマ好きだったら…?
風木ほどはショックは受けないとおもう。
でも『トーマ』読んでた時、『お母さんも若い頃読んだわ』みたいに
言われた時は結構ビックリした…
何となく、隠しておいたやおい同人を読まれたような感じだったっす。(苦笑)
285 :
名無しさん:2000/11/11(土) 01:22
>>283 えええーそれ知らなかった。短編集・・・。
読みたいなあ。
286 :
COCO:2000/11/11(土) 02:30
うふ・・・ここをよんでたらたのしくなってしまった。
私は、4?才なので、お母さんの世代よ。(事実、お母さんです。)
現役の高校生の時に、この作品をよんだのよん。
お若い皆様が、世代を超えて、読んでいると知って、嬉しいです。
トーマは、最後、ユーリが電車に乗って、本を開くでしょ?
あのシーンを読んで、泣けて、泣けて・・・・
2年前に読み返しても、泣けてたまりませんでした。
風・木はね、とにかくアスランが好きで好きで・・・・
高校生だったから、同性愛的な部分は受け入れ難かったから、
その分、アスランに思い入れがありました。
アスランが雪の中で倒れるシーンはもう、泣けて泣けて・・・
もう、思い出してしまった。
また、読み返そうっと。お邪魔しました。
お母さんですが、また来てもいいですか?
287 :
花と名無しさん:2000/11/11(土) 05:21
>283
単行本から愛蔵版まで、いろんな古本屋で見かけますよ。
値段比較するのに何日も歩きまわりました。
>286
ゼヒまたいらして下さい!
288 :
名無し♪:2000/11/11(土) 10:58
私も、萩尾さんも竹宮さんもかなり初期作品からリアルタイムで
読んでた世代=37歳です。当時数少ない小学館派だったので。
私が読んだのは中1くらいだったと思うけど、当時の感動は本当に
すごかったなー。今読んでも勿論感動するし。
オスカーだいすき!(花嫁を拾った男他オスカーは結構顔出してる♪)
どこが感動するって言い出すとスレッドが飛びそうなので止めますが。
風木はプチフラワーに移ってから読み始めたのですが、ジルが馬車に引かれる
時の話、あの一話に関してはすごっく感動したなー。
どちらかというと、竹宮さんは絵柄がダメで読んでないのだけど。
あぁ。とにかく時代を超えてよい作品は残るのだなぁ、としみじみ思う次第です。
289 :
花と名無しさん:2000/11/11(土) 11:18
>288
>どこが感動するって言い出すとスレッドが飛びそうなので止めますが。
2,3個くらい書けば?
この頃このスレ止まりぎみだから
問題ないと思うよ。
290 :
花と名無しさん:2000/11/11(土) 15:33
そういえばジルベールは馬車に轢かれて死んだんだよねー。
壮絶な最期で悲惨だなあって思いましたよ。(泣けた)
背中にU(←馬の足跡)とかついてたらやだーって
思った記憶が…。
291 :
花と名無しさん:2000/11/11(土) 20:56
背中にU型って…。なんかあの場面見るたびに思い出して笑いそう…。
ヴヴ…。なんかすごいわ。ジルベール手がちぎれてなかったですか?
あの場面。手首なかった…。
292 :
花と名無しさん:2000/11/11(土) 21:18
ジルの死は泣きましたね。
いつかは死ぬだろうなぁとは思って、ある程度は
覚悟してたんですけど・・・・・・。
かなりショックだった。
しかし、背中の「U型」ってのは笑ってしまった。
冷たくなって帰って来たジルベールをセルジュが身体を
拭いてやるシーンがあったけど、もし背中一面に「U型」
がベケベケあったらセルジュはどう思ったろう。
「なにもこんなに踏まなくたって・・・・・」とか。(^^;
日野日出次(だっけ?恐怖漫画の作者)の漫画で
トラックにひかれて手足がなくなったという話を
思い出して気持ち悪くなってしまった。
294 :
ああっ名無しさまっ:2000/11/12(日) 01:02
>>290 やっぱ、フランス人なんだから、お馬さんも頑張って
Cを2個逆さに重ねてシャネルマークにトライしていただきたい。
295 :
花と名無しさん:2000/11/12(日) 01:20
>>294 今までの話はその一発ギャグの為の壮大な前フリだった!
……とか?
296 :
COCO:2000/11/12(日) 01:31
こ
297 :
花と名無しさん:2000/11/12(日) 02:44
>>295 って事は私は「壮大な一発ギャクの前フリ」を見る目撃者になる。
ただただそれだけの為に10年近くも読み続けていたのね。
わ・・・私の青春をかえちて〜!・・・・とか。
298 :
花と名無しさん:2000/11/12(日) 03:02
ジルベール好きじゃなかったけど、あの死に様は
本屋でプチフラワーを床に落としました。
泣きました…
でも、まさかU字とは!!!
ただいま爆笑中です。苦しい…タスケテ
299 :
花と名無しさん:2000/11/12(日) 03:12
ぜひ、オーギュに背中がU型だらけのジルへの
「U型に捧ぐ」とか一発気のきいた「詩」でも書いて欲しいものだ。
300 :
花と名無しさん:2000/11/12(日) 07:51
私はいわゆるボーイズものというのが苦手なのですが、
この板でも萩尾先生のファンの方が「ボーイズは駄目
だけど、萩尾先生のは別格」みたいに書いてらしたので、
ちょっと興味がわいて読んでみました。トーマの心臓。
結論からいえば、なんで学園中がホモだらけなの?
という根本的疑問からどうしても抜け出せなくて、
感動も何もありませんでした。だって不自然すぎ。
でてくるキャラの女々しさから、あれは女子高での
話だった方が、まだしっくりきた気がする。
301 :
花と名無しさん:2000/11/12(日) 09:09
>300
あははは
率直な感想ありがとうございます。
>結論からいえば、なんで学園中がホモだらけなの?
う〜ん、そうですかね・・そうかも・・
寮生活していると付き合いも濃くなるのかな
くらいにみてましたね。
ほら、ユーリ、トーマ、オスカーは学園の人気者だし
>女子高での 話だった方が・・
そういえば映画になった時は女の子が演じてましたね
ジャニ系でもよいから男の子にやって欲しかったよー
とか思ってたんですけど・・まだジャニ系ってなかったかしら?
>301
5年くらい前にキンキの二人がやった「人間・失格」が
私の周囲では「トーマっぽい」ってんで話題になってたな。
脚本家(野島伸司)本人からは萩尾望都作品への言及などは
いっさい無かったけど、
屋上から飛んだ少年、彼を密かに愛してた学園の絶望的なカリスマ、
冒頭で朗読される死んだ少年が残した詩、図書室での秘密の交流、等々
いくつかの重要なモチーフについての意識的な引用を指摘する人は
当時既に多かったように思う。ネットでも読んだ記憶あります。
何にせよプールサイドのキスは衝撃的だった。
キンキも当時は全くの無名だったもんだから
まじ兄弟か従兄弟だと思ってて、二重の意味で萌え萌えでした。
あとから知ったジャニタレの事実に、納得のあまり皿が割れるくらい膝を叩いた記憶が。
テーマから外れてるのでさげときます。
>>302 私も密かにそう思ってた。
あの時は萌えたよねー。
304 :
花と名無しさん:2000/11/12(日) 14:44
ジャニー北川はウハウハだよね〜…
可愛い男の子にフェラさせてるって話は…
305 :
花と名無しさん:2000/11/12(日) 15:10
>301
>学園ホモだらけ
笑った。そうかも。
私がはじめて読んだ時はボーイズというジャンルは無く、
「トーマ」は、もちろん友情物語だと思って読んでました。
あの話のなかでの「好き」はふかーい友情だろうと。
だから、このスレでユーリはヤられちゃった可能性大と
知ってびっくりしました。
>>304 >ジャニー北川はウハウハだよね〜…
ある意味サイトフリート(名前うろ覚え)だね。
ユーリは剛くん!!LOVE!!(森田でもくさなぎでもなし)
307 :
COCO:2000/11/12(日) 17:24
>306さん
前に来たお母さんです。サイフリートですよん。
へんな眼鏡の・・・・確かにあのドラマはそんな感じ
がしたな。
私は、続編ともいえる、「訪問者」が一番好きです。
最後に、「グスターフ!」とオスカーが叫ぶシーンは泣けて
泣けて・・・とこればっかりですが。
竹宮先生はね、個人的には「そばかすの少年」とか書いてた
頃の絵が一番好きです。竹宮先生の絵はあくが強いんだけど、
それがうまくちょうど良い様に抜けていた時期がある。
その頃の絵が、セクシーだった。
そのあくが良いという方もいるかもしれませんね。
308 :
花と名無しさん:2000/11/12(日) 18:50
>302
そんな噂があったんですか。
「人間失格」覚えてますよ。
苛めシーンの凄さに
モチーフを気付くゆとりがなかったですけど
確かにキンキ、印象に残ってます。
そうか、人間失格は
萩尾ファンがはまる造りになってたんですね。
それにても、ジャニーさん
流石に女の子のツボ心得てますね。(笑)
309 :
覚えていますか:2000/11/12(日) 19:06
1999年の夏休み
・・・ 今は2000年の秋なんだなぁ
310 :
花と名無しさん:2000/11/12(日) 19:18
何故ジャニーズの話になってたんでしょう(笑)
ジャニーズ(嫌い)よりドイツ人の少年に演じて欲しいなぁ<トーマ
もちろん風木はフランス人ね!
311 :
花と名無しさん:2000/11/12(日) 21:07
みんな結局ホモ好きなのか‥‥。私、生でやられたら流石に引くよ。
300さんほどじゃなくても、あの学園総ホモ状態には
ちょっと引っかかる所が無いではなかったし。
フロイラインとか呼ばれるジャニッ子なんて見たくない。
そもそも男の子に「お嬢さん」ってのも、なんか‥‥だったし。
いや、萩尾先生の漫画は好きなんですけれども、やっぱり
そういうちょっとした事に抵抗はあります。
私も女子高モノだったらっての、ちょっと同感かも。
トーマの死の理由などからも、思春期の女の子ならではの
ロマンティシズムを凝縮したような感じの粘り気を感じたし。
リアルな男の子を描いている、という漫画ではないな、と。
あくまでも女の思い描く少年同士の関係、という感じ。
312 :
花と名無しさん:2000/11/12(日) 23:09
トーマやエーリクが女だったら、しっくり来るし、
万人にも受けるかなーとか思った。
313 :
花と名無しさん:2000/11/12(日) 23:41
311さん
お気持ちはよーくわかります。
わたしも生なら退きます。
でもたぶんトーマって、いわゆるリアリズムを欲して読む漫画なのではなくて、
女の子の想いを、別の姿形に背負ってもらって初めて表現として受け入れるという感じなのかも。
だから「生で」というのははじめから選択肢にないというか。
すくなくとも、十代半ばの頃に読んだわたしはそうでした。
314 :
花と名無しさん:2000/11/13(月) 08:47
学園総ホモかぁ。
多分それ、ある程度の年齢で初めてあの手の漫画
読んだからじゃないかと思います。
「ホモ」までいかない、それこそ冒頭のトーマの詩に
あったような性がまだない状態(つまり男性でも女性
でもない)、その特権的時期である「少年」の純粋な
愛情でしょう。313さんのいうように、女の子の想い
を肩代わりさせる存在としての「少年」。
自分たちとおなじ「少女」ではダメなんです。思春期って
自分のドロドロとした「女」の部分に目覚め始める時期
だから。少女では、きっとあそこまで透明な世界が築けた
かどうか。そして多くの共感を得られたかどうか・・・。
自分とは違う「少年」という性とはまだかかわらずにいられた
であろう存在、そして、外国が舞台であるということが、生々
しさを排除し、純粋で透明な世界に難なく入り込め、憧れ
られる要因だったと思います。
315 :
花と名無しさん:2000/11/13(月) 10:35
実写版ねえ。
トーマをドイツ人美少年がやるなら見られるだろうけど、
風木はただのエロ映画になるような気が・・・
子供の頃読んでて、思春期ってのもあり、恥ずかしかったもの。
ジルの乳首って異常にでかくなかった?
316 :
266です:2000/11/13(月) 16:40
>>267さんへ
昨日図書館行ったんですが、本見つかりませんでした。
銀色のカバーがかかっていてかなり目立つ本だったんですが、もう誰かに借りられて
しまったようです。
期待させること書いて、すみませんでした。
317 :
花と名無しさん:2000/11/13(月) 19:58
汁゙ベールって13,4歳とは思えないほど華奢…
抱きしめたら折れそう。乳首は観察してなかったなぁ(笑)
318 :
267:2000/11/13(月) 20:48
>>266さんへ
こちらこそ、すみません。
お使い立てしてしまいまして。
そうですか、借りられちゃってましたか
人気のある本だったのでしょうね。
本当にありがとうございました。
319 :
花と名無しさん:2000/11/13(月) 22:12
>>314 >「ホモ」までいかない、それこそ冒頭のトーマの詩に
あったような性がまだない状態
いや、どこからどう見ても、ホモだと思いますが。
ドロドロした部分はキャラを少年にしたからって薄まるわけではないし、
(トーマは十分ドロドロしたストーリーだと思います)やっぱり少女同士
だった方があのドロドロ感と愛情への盲目さは納得できたかも。
トーマってそもそも、「透明な世界」って感じの漫画ではないと思います。
私も読み直してみて、総ホモ状態なのにはちょっと苦笑してしまいました。
私はボーイズ系も好きなのですが、「これが当時、普通の少女漫画雑誌に
連載されていたのだな」と思ったら、ちょっと背中がムズムズした(笑)。
320 :
花と名無しさん:2000/11/13(月) 22:17
319です。付け加え。
「透明な世界」を持っていたのはトーマだけ。
「透明じゃない世界」を見る前に、死んでしまったから。
「トーマの心臓」は「人身御供論」という本で紹介されていました
トーマの死によってユリスモールは サイフリートの呪縛から開放された
といった皆さんにとっては月並みな内容かもしれませんが
僕はそれを読んだあとに 本作を読んだのですんなり読めた気がします
>319さん
僕はそんなにドロドロしてなかったと思いました
最初はそういう部類なのか・・・って抵抗があって
手にとるまで時間がかかりましたが
(読み始めも絵柄とかそういう設定にちょっと辛かった)(笑)
322 :
花と名無しさん:2000/11/14(火) 03:13
人身御供論…(笑) ちょっと読んでみたいかも
ちなみに私自身は萩尾ファンですが「トーマ」はイマイチ好きじゃないです
たぶん個人的にエーリクが大嫌いなのが原因でしょう
それと自分クリスチャンですがユーリが神学校に行く理由、トーマが死んだ
理由が、理屈としてはわかるけど得心はしかねるということもあります
323 :
花と名無しさん:2000/11/14(火) 22:23
「トーマの心臓」「訪問者」以外でオスカーが出ている作品、
それが収録されている本のタイトルを知ってる方教えてください!
是非とも全部読んでみたいので…(オスカーファンなのです…)
324 :
花と名無しさん:2000/11/16(木) 19:37
花嫁を盗む男…だっけ?
325 :
花と名無しさん:2000/11/17(金) 22:32
トーマのフラワーコミックスって未だ刷られてるかな。
欲しいんだけど。
326 :
花と名無しさん:2000/11/17(金) 23:23
どっちも好きだったし(リアルタイム派)、当然両方の作家とも好きだったから、
この両作品が比べられる&両作家ファンがしばしば対立する、って初めてしった。なるほど。
子どもの頃はトーマが好きで、風木はふ〜ん、ってな感じだったが、
今読むと、風木にいたく感動する。大人になると、あのどろどろの中から生き抜いていく
生のきらめきにひきつけられるものがあるのかもしれない。ラストは泣くよ。やっぱ。
トーマの世界はきれいすぎるが(観念的であまりどろどろしてないと私も思う)、
まあ、一瞬のはかない時期の出来事ってことで、オッケーかな。
男の子の方が観念にはしるような気がする。女の子の世界だったらまた違ったんじゃないか。
でも、オスカーは好きだ。
327 :
>325:2000/11/18(土) 10:38
328 :
花と名無しさん:2000/11/18(土) 12:21
オスカーの出てくる作品
『花嫁を拾った男』『11月のギムナジウム』
『精霊狩りシリーズ』の3作品のうちのどれかに、チョイ役で登場。
『ジェニファの恋のお相手は』に原型らしき人物が。
ストロベリーフィールズに収録されている『湖畔にて』は
『トーマの心臓』後日談です。
トーマはいろんな版で出ていますが、フラーワーコミックスは現役かな?
リサイクル書店に行けばすぐに見つかると思いますよ。(book offとかね)
『風と木の詩』のその後の話、ジュールとロスマリネの話があります。
初出は忘れたけど、白泉社の文庫本の最終巻に収録されているので必読です。
ちょっと救われたような気分になる作品です。タイトルは『幸福の鳩』
『神の子羊』は全3巻。現代が舞台で、子孫とその友人がセルジュとジルベール
について調べるみたいな話だったかな。話としてはベツモノです。
これは絶版ですが、古本屋で意外とよく見かけます。オークションに時々でてます。
329 :
328続き:2000/11/18(土) 12:30
橋本治の『トーマの心臓』についての評論は、まんが専門誌の「ぱふ」の
萩尾望都特集号に掲載されていたと思います。
特集号は1と2があって、かなり古いので、古本屋さんでもあまり見かけない。
時々、オークションや古書サイトにでています。
328で紹介した萩尾作品の収録本のタイトルは、作品リストのあるHPが
あるので、検索して自分で調べてね。
330 :
323:2000/11/18(土) 13:53
>327,328
ありがとうございます!探してみます
331 :
283:2000/11/19(日) 00:03
>287
そうですか?よっし!探してみますー!<風木
>328
オスカー…そんなにでてたんですね!(笑)
これは冗談で『オスカー年表』とか作ったらおもしろそう!
すごい人生だよ…
332 :
花と名無しさん:2000/11/19(日) 00:50
作ったら見せてね♪<年表
333 :
花と名無しさん:2000/11/19(日) 01:30
個人的には「4/4カトルカース」「×+Y」のモリも
オスカー類に属するのではないかと思います。
特に「×+Y」の方。
ただし外見だけ。
>トーマ実写版(映画じゃないけど)萩尾スレでがいしゅつならゴメン。
随分前になるけどどっかの劇団で「トーマ」上演したんだよね。
萩尾さん自身が「キャラが漫画から抜け出した様な錯覚を覚えた」
とかいう事言ってたと思うんだけど。客の評判は良かった筈。
関係ないけど上で名前出てる脚本家は殆どの作品が何かのパクリな
んで言及はしないでしょうね〜。
スタジオライフだね。団員が全部男性で。公式ページあり。
ちなみに「訪問者」も上演しました。
「トーマ」は今度再演します。
野島は確かにパクリ常習かもしれないけど、
パクり方のセンスがいいから許しちゃうな。
人間失格とトーマの共通点は、私も思っていたが
少なくとも1999年〜よりは萩尾世界のエッセンスを
良く汲み上げてたと思うし。
(あのドラマの初期のキャッチコピーは
「少年を殺したのはどの愛か?」っていうのだったのよん)
本筋には関係ないのでsage。
>335おお!劇団名思い出せなかったのよありがとう、とsage返し。
337 :
花と名無しさん:2000/11/21(火) 05:37
>335
へえ、そうだったんだ。
原作者の支持を得ている実写版ってことかな。
しかも、日本人の男性だよね。
公式ページのURLきぼ〜ん
このスレ沈んで欲しくないので、あげるよ
338 :
花と名無しさん:2000/11/21(火) 14:34
>「少年を殺したのはどの愛か?」っていうのだったのよん)
うわーそりゃ思いっきり萩尾風コピーですね
「人間・失格」見たくなったよ。
「学園総ホモ」は引く、って話が出てますね。確かにそうなんだけど、あの作品に関しては
まあ許せるかな、と・・・。限定された時間・空間内での物語って感じが
するからかなあ。あれは。なんかみんな、卒業したらあっさりと
普通に女性と恋愛・結婚しそうな感じだし。
私、いわゆる「ボーイズ物」は読めないんだけど、萩尾・竹宮は
大丈夫。
女子高でのドロドロ、というと「おにいさまへ」がありますね。
あれも傑作だと思う。
339 :
花と名無しさん:2000/11/21(火) 15:21
うわぁ、あたしは逆に「女子高でのドロドロ」は引く。
ホモの話が出たとき、拒絶反応があったんで
カキコするの控えたんだけど
風木、トーマファンって
「ホモ抵抗なし派」と「女子高物支持派」と二派に分かれるのかしら。
ふと、そんな気がしたんだけど。
340 :
花と名無しさん:2000/11/21(火) 16:37
純粋にホモが好きな人でこれら(トーマ・風木)の作品読んでる人って居ないと思うけど…
341 :
花と名無しさん:2000/11/21(火) 19:47
>>340 そんなことはありません。中学の時にこれらの漫画を私に
貸してくれたのは、どっぷりやおいに浸りきった人達でしたから。
ふつーに花より男子とか読んでる子には「なんでそんなん読んでんの?
キモーい!」と言われました。
内容がどんなんであれ、そんなにホモものって容易くは受け入れ
られないと思う。ちょっとでもホモ好きの根底がなければ。
343 :
花と名無しさん:2000/11/22(水) 22:57
でも日本人が演じてるんだよねぇ?
なんかいやー。イメージ崩れそう?
344 :
ああっ名無しさまっ:2000/11/22(水) 23:09
「トーマの心臓」も「風と木の歌」も
ヨーロッパなら実写映画化できると思います。
ルイ・マルの「さよなら子供たち」(これはフランス映画)を観て
そう思った。ちょっと年齢が下だけれど。
345 :
花と名無しさん:2000/11/23(木) 00:46
「さよなら子供たち」、良かったけど
私はどっちかっていうと「はみだしっ子」のイメージで見てしまった。
「スタンドバイミー」にしてもそうだが、むこうの子は成長が早いので
私らが願望するような少年同士の話は
視覚的に12才くらいまでが限界のような気がする。
ビョルン・アンドレセンでさえ「ヴェニス」当時で14才くらいでしょ?
346 :
花と名無しさん:2000/11/23(木) 03:26
ビヨルンはどっかライブハウスかなんかで
監督が見つけて来たんじゃなかったっけ?
年は18とかだった様な。
あのイメージとは正反対の
ちょっとスス汚れたロック小僧だったとか。
347 :
花と名無しさん:2000/11/23(木) 10:45
ウィ−ン少年合唱団で、なんかどうですかね?<実写版
348 :
花と名無しさん:2000/11/23(木) 10:58
>347
竹宮さんは好きみたいですけどね
349 :
花と名無しさん:2000/11/29(水) 21:56
ageとく。
350 :
舞台トーマ:2000/11/30(木) 07:28
「レプリーク」という演劇雑誌があるのですが
今月号(表紙が堂本光一)で、萩尾望都とスタジオライフの主要メンバーが鼎談してます。
一緒にロンドン旅行にも行ってたり、結構プライベートでもおつきあいあるみたいね。
351 :
花と名無しさん:2000/11/30(木) 12:34
どんな話だった?
352 :
花と名無しさん:2000/11/30(木) 19:04
萩尾さんってレズだと思ってた…
353 :
花と名無しさん:2000/12/01(金) 01:30
どうよ?
354 :
350>351:2000/12/01(金) 01:32
たいした話はしてなかったように思います。
印象に残ってたのは、
萩尾世界の雰囲気を出すにはメイクよりも姿勢とか歩き方とかが大事、
渋谷の青年みたいな立ち方をしてると座長?からすぐ怒られる、という話。
それに応えて萩尾さんが、それはマンガにも通じるテクニックである。
例えば同じ顔の人物でも、全身を描いた時の重心の位置で
とんでもなく田舎くさくなったりノーブルになったりドイツ人になったり
全然キャラが変わります、っていうようなことを言ってました。
355 :
花と名無しさん:2000/12/02(土) 02:15
風と木の歌を読んで、J誌にはまり、
そこから中島梓(栗本薫)経由で森茉莉に行きました。
もし読んでいたのがトーマだったら、
森茉莉には行かなかったような気がします。
森茉莉の書く美少年は、どちらかというと竹宮キャラを連想させる人が
多かったように思います。
どちらも(マンガ、小説という表現の違いこそあれ)肉感的だからかな?
肉感的で色っぽいのをよし、とするタイプには、
竹宮恵子が受け入れられやすいような気がします。かくいう私も竹宮派。
竹宮キャラを見慣れた目には(ストーリー的にも)萩尾作品は硬いというか、
禁欲的な気がしてしまいます。
トーマも読んだんですけど、何となくそういう印象が強くて、
イマイチ感情移入できにくかった。好みの問題ですけどね。
でもどちらも名作であることには違いないですね。
今のボーイズラブものと比べると、語弊があるかもしれないけれど
格調高かったように思います。
356 :
花と名無しさん:2000/12/07(木) 23:14
肉体派と精神派と言う所でしょうか。
357 :
花と名無しさん:2000/12/07(木) 23:20
私の彼氏はバイなのですが、風木を貸して読ませたら夜中に泣いて電話してきたよ。
昔付き合ってた彼とジルが似てて、死んだのがショックだったらしい。
358 :
花と名無しさん:2000/12/07(木) 23:31
>357
せつない話だ・・・。
359 :
花と名無しさん:2000/12/07(木) 23:33
「トーマの心臓」の舞台公演、確か今日が初日でしたよね。
360 :
花と名無しさん:2000/12/08(金) 04:08
今ふと思い出したんだけど、確か'83くらいに花ゆめ(?)で連載されていた、愛田真由美って漫画家さんのマンガ(マリオネット、だったかな?>タイトル)、なにげに「風木」のパクリだったような気が。
主人公のダニエルのキャラ設定(色香で周りの人間の人生を狂わせていく魔性の美少年。ホモの素質は充分だったけど、よく読んでいくとバイだという設定)、ジルとものすごくかぶってる気がしていたんですけど。
全寮制男子校を舞台に設定していたあたりも何となくクサい。
絵柄もかなり影響受けていたように思ったのは私だけ?(ストーリー自体はミステリーものだったので、断言はできませんが)。
この作品、覚えてる方いらっしゃいますか?関係ない話でスマソですけど。
361 :
花と名無したん:2000/12/08(金) 11:00
>> 355
私は逆に中島梓経由でJ誌→森茉莉、風木にはまりましたが、ずっと後になって読んだ
「トーマ」の方がより好きですね。どっちを好むかは性格によるのかな?
>> 360
「マリオネット」は話の最初と最後のあたりしか読んだことないので何とも言えませんが、
「色香で周りの人間の人生を狂わせていく魔性の(バイセクシャルの)美少年・美青年」
という設定じたいは特に目新しいものではなくて、映画・演劇・文学に昔からありがちな話です。
「風木」が他の作品と違う点は、「その魔性の美少年が誰よりも純粋な心の持ち主で、
愛する者を求めていた」という点でしょうか。
この設定以外にも似ている点がいくつかあったなら、パクリと言えるんじゃないでしょうか。
362 :
花と名無しさん:2000/12/08(金) 22:36
「塔のある家」がどこ探してもなーい!
オスカーの勇姿が見たいのに…
>>360 マリオネットは、<雰囲気ぱくり>でしょう。
主人公達の見た目もクリソツだし。
話は大分違ってるとは思いますが。
>357
ジルベール似の彼って、日本人?外国人?
ルックス、性格(性癖)それとも両方似てたのか?
でも、現実にジルみたいな子がいたら、色んな意味で
大変なのでは…。マジレススマソ。
365 :
357:2000/12/10(日) 23:26
>>364 日本人です。体型が似てて、すごい美少年だったらしい。性格は頑固だったとか。
私の彼もジル似の気が(汗 女の子みたいな顔してて性に奔放だから。
私自信はあんまジル好きじゃないんですけどね^^;
関係ないけど私はジルと誕生日が同じ...........................;;
366 :
お前は既に名無しだ:2000/12/11(月) 00:01
>>360 ホモの素質は充分だったけど、よく読んでいくとバイだという設定
というのはちょっと違うんじゃないかなぁ。
ダニエルは確かシスコンで姉とか家庭教師のお姉さんとか
年上の女に弱い系だった気が・・。
もちろん美少年だからホモのおっさんとかに教われてたりも
してたけど。
舞台?!
なんかいやだなあ。
ごめん...。
>357さん。
わざわざレスありがとうございました。ジル似の彼じゃ
苦労することも多い(?)と思いますが、頑張ってね。
ジル似の美少年か。いるもんなのね〜。
369 :
花と名無しさん:2000/12/11(月) 13:12
セルジュがジンベールに告白するシーンが好きです。あの言葉がいいわ☆きみはきれいなんだ・・・それはよく知ってる・・みたいな!
でもなんでジルベールの相手って気持ちわるいのばっかりなんだろーブロウとか
でもアヘンのおっさんが一番いやです。
370 :
はたこ:2000/12/11(月) 13:13
セルジュがジンベールに告白するシーンが好きです。あの言葉がいいわ☆きみはきれいなんだ・・・それはよく知ってる・・みたいな!
でもなんでジルベールの相手って気持ちわるいのばっかりなんだろーブロウとか
でもアヘンのおっさんが一番いやです。
371 :
はたこ:2000/12/11(月) 17:40
僕は,高校生の時,野球部にいたのですが,いろんな嫌がらせを受けました。その一部をここで紹介します。
入部した初日のことだった。他の部が練習してる中,一年生はグランドで,素っ裸にさせられ,1人ずつ包茎のチェックを受けました。一
年生は全員で15人いたのですが,僕を含め包茎は10人で,包茎のやつは先輩たちに剃毛させられました。そして,一年生全員で,オ
ナニーをさせられました。さらに,さ○,ば○族等のホモ用エロ本を見せられ,それによって勃起してしまったやつは,それ以後,ホモ呼
ばわりされました。
また,一年生全員は,先輩全員から,少なくとも一度アナルを掘られなければならず,それによって先輩たちに絶対服従を誓わされま
す。幸い,僕は,体毛がかなり濃かったので,先輩たちの性の処理には利用されることが少なかったが,体毛の薄いやつは,毎日のよ
うに,性の処理に利用されました。先輩たちも,練習後,息抜きのために,一発抜くんでしょうが,そのために,僕たち一年生は自己負
担で,コンドームを購入するのは,金銭的につらかった。痔に悩まされるやつも多く,僕は便秘になるのが怖かった。野球部をやめたか
ったやつもいたが,先輩たちに恥ずかしい写真を撮られていたため,やめることが結局できなかった。
また,間違ってもレギュラーになって試合にでたくはなかったのだが,顧問の先生が僕をレギュラーにしてしまったため,そのおかげで,
先輩からいじめを受けたこともあった。最悪のいじめが,空振りの三振をした場合,バットのグリップを僕のアナルに挿入し,「こんな太い
のにからぶりすんなよ」という具合に出し入れを繰り返すのだった。また,胸毛をさわりながら,「こんなに男性ホルモンあるのになー」と
いいながら,その胸毛をむしり取ることもあった。めちゃくちゃ痛く,バットをアナルに挿入される方が楽だった。
二年生になったらなったらで,積極的に一年生を勧誘したにもかかわらず,一年生が5人しか入部しなかったので,二年生の一部(体毛
の薄いやつ)が3年生が在籍する夏まで,性の処理に利用された。もちろん,一年生5人は,かわいそうなぐらい,フル回転させられた。
僕も,先輩という立場上,3年生の監視もあるため,かわいそうだなと思いつつ,1年生のアナルを掘った。このときは,勃起して射精し
てしまう自分がむなしかった。
また,コンドーム調達のため,とある薬局で万引きもしたことがあったが,先輩のKが目撃してたため,僕の弱みにつけ込んで,Kから嫌
がらせを受けました。Kは,掘るのでなく,掘られたいタイプだったので,野球部には内緒で,僕の挿入を喜んでいた。ただ,僕は男のア
ナルを掘ることに強い抵抗があったので,中折れしてしまうことも多かった。中折れした場合,Kは僕の胸毛をはじめとする体毛をなでな
でするのが好きで,その後,僕のコンドームをはずし,口でバキュームのようなフェラチオをしてくれたため,再度,勃起し,Kの口内で射
精してしまうことも多かった。
また,いじめは先輩だけではなく,僕は同級生からも受けました。一年生の時の同級生のSは,僕が「包茎であることをクラスのやつに
ばらされたくないなら…」として,人気のないトイレで,フェラチオを毎日のようにさせられました。しかも,S君のは亀頭が大きかったの
で,つらかった。歯があたると,僕の股間に蹴りを入れるため,気が気でなかった。
二年生になると,体が大きくなるにつれ,ペニスも大きくなってきて,18センチぐらいの大きさになったので,クラスのみんなから,体育の
着替えるときとかに,パンツを脱がされることがあった。「Yのでかいんだよなー,みせろよ。ぼっきしろよ。」という具合に。さらに,パンツ
の上から,まさぐるので早漏気味の僕は,パンツの中で射精してしまうことが多く,ベチョベチョのパンツをはきながら,一日を過ごすこと
もあった。もちろん,クラスのみんなに包茎であることもばれてしまい,情けなかった。
体毛が濃いだけに,それだけで,全裸にさせられることもあった。特に,お尻全体に剛毛が生えていたので,その剛毛をむしりとられる
ことがあり,その時は激痛が走った。
コピペうざいよ〜
373 :
花と名無しさん:2000/12/12(火) 01:59
>357
画像アプきぼーん♪>ジル似の彼氏
374 :
357:2000/12/12(火) 07:19
375 :
花と名無しさん:2000/12/12(火) 10:01
>357
芸能人に例えるとどんな感じ?ていう、アホな質問していいかな
376 :
花と名無しさん:2000/12/12(火) 10:29
風と木の詩は私のバイブルになりました。
何回読んだかわからないぐらい繰り返し読みました。
所々に出てくる詩もよかったなぁ。
>>375 あまりこの話題引っ張るとそのうち「妄想」とか言われると思うのでほどほどにしておきますね。
ジルとは顔が似ているわけではなく、女の子と間違われるってとこが共通してるだけです。
芸能人では、ラルクのハイド君とソフィアの松岡君を足して2で割った感じ。
これくらいで勘弁してくださいネ...sage
378 :
花と名無しさん:2000/12/15(金) 14:04
age
sage
380 :
花と名無しさん:2000/12/15(金) 17:36
>>377 このスレだいぶ下がっていたので、気付きませんでした。
sageで書いてあったんですね。スマソ。
なるほど、ラルクのhyde君か・・、納得。
トーマとかは、おとなしめの男の子のイメージで浮かぶんだけど
ジルの実写版っていうのは、なかなか浮かばなくて
他の人はどんなイメージで見ているのか、興味があったんだ。
ありがとう。
関係ないけど、実写版(hyde)は婚前旅行だってね。
少女漫画の主人公は年取らないんだけどな・・なんて、アホなこと言ってみる。。
381 :
花と名無しさん:2000/12/16(土) 00:30
>>360 前にもどっかで書いたけど、風木でジルベールにあげた十字架が割れて
セルジュの胸に疑惑が広がる、という話がありませんでしたっけ?
マリオネットでもそっくりつかわれてたんだけど、その十字架の絵が、
割れ方までいっしょで「あ〜パクリ」と当時おもってました。
有色人種の理解者(召使だったか)つう設定も。
382 :
花と名無しさん:2000/12/16(土) 01:00
>381さん
十字架のエピソード、私もそう思ってました!
同じように思っていた人がやっぱりいたんですね。
なんかそういう細かいところの設定がパクリっぽかったです、とっても。
もしかすると、愛田さんご本人が熱烈な竹宮ファンで、
意識しないところで激しく影響を受けているだけなのか?と
好意的に解釈してみたりもしたんですけど、
当時周囲の友人たちに聞いてみても「これは明らかに・・・」って言ってたもので。
で、愛田さんって今何をしてるんでしょうね・・・?
まだマンガを書いているのでしょうか。
(ここの趣旨とは関係ない話になってしまいましたね。すみません)
余談:ジルベール愛用の香水「シオン・ノーレ」を、必至に捜していた
高校生の頃の私。たぶん実在しないものとは知りながら。
でも、キンモクセイの香水を買ってきて、シオン・ノーレ気分を味わっていました(笑)
383 :
381:2000/12/16(土) 01:21
わたしも当時友達中で「これはちょっと・・・」と笑ったものでした。
ときに、竹宮さんの現代ものってなぜにあんなにセリフがダサイ
んでしょうか。
「ひょっほ〜、なんとかじゃーん。なんとか様のお通りだぜえ」
↑ロンドンのクールでヒップなヤングのセリフ^_^;
「スパニッシュ・ハーレム」だったか
>>383 逆に新鮮だね。383さんのカキコ読んですごく笑った。。。
385 :
花と名無しさん:2000/12/16(土) 01:41
>381=383さん
現代ものでも、姫くんシリーズのころは
さほど変でもなかったんでけどねえ・・・>竹宮センセ
まあキザはキザでしたけど。クサいセリフたくさんあったし
(でも姫くんの熱烈なファンでもあった私は全然苦にならなかったけど)
>「ひょっほ〜、なんとかじゃーん。なんとか様のお通りだぜえ」
>↑ロンドンのクールでヒップなヤングのセリフ^_^;
爆笑中(笑)
386 :
花と名無しさん:2000/12/16(土) 01:44
もしかして、20年先を見越しているのかも
>「ひょっほ〜、なんとかじゃーん。なんとか様のお通りだぜえ」
387 :
花と名無しさん:2000/12/16(土) 02:17
>>風と木の歌を読んで、J誌にはまり、
>>そこから中島梓(栗本薫)経由で森茉莉に行きました。
私は栗本薫から風木と森茉莉にいき、そして現在風木ファンです。
ファンとしては若輩な方ですが、やっぱりその道をたどるのだなぁ。
388 :
花と名無しさん:2000/12/16(土) 06:29
うおっ!「マリオネット」…。なんか記憶の奥底にある…。
懐かしさだけがこみあげてきて思い出せない…。
こないだ風木を読み返しました。う〜ん。これをやるなら
今ならボーイズラブ系のすんごいエッチシーンとか入れちゃっても
いいかも。とか思った。肌すりあわせてうっとりしてるだけってのは
ちょっと…。当時はすごくどきどきしたけども。
389 :
花と名無しさん:2000/12/16(土) 10:41
>388
>今ならボーイズラブ系のすんごいエッチシーンとか入れちゃってもいいかも。
ダメダメ、エッチシーンなしで、あれだけ長いんだから。
あったら、読者はそれを望んだろうし、読者サービスしてるうちに
テーマがあいまいになって、あそこまで(パリ編)まで辿り着いたかどうか。
なにせ、2部だっけ、続編を期待していたファンに
「続き書きません」宣言をしちゃったくらいなんだよ、竹宮先生は。
うう、続編読みたかった・・
390 :
389:2000/12/16(土) 10:46
ダメダメ、っつーか、・・だわ。
付け足して読んでね。
391 :
花と名無しさん:2000/12/17(日) 01:31
>389さん
>「続き書きません」宣言をしちゃったくらいなんだよ、竹宮先生は。
>うう、続編読みたかった・・
激しく同意。プロット自体はあるってことをどこかの雑誌(たぶんJ誌)
で言っていたと思います。
その発言は中島梓「美少年学入門」(もう絶版でしょう、おそらく)に収録。
プロットの内容は、セルジュが成人してからジルベールそっくりの
女性と結婚して、擬似的にジルベールとの愛を生涯かけて昇華していくと
いう内容だったと思います。
でも、こうして書いてみてもなんかそれじゃつまらない・・・
本編があれだけドラマティックだと、続編を書くのはさすがに辛かったん
でしょうね。実際、小説版風木の続編「神の子羊」つまらなかったし。
392 :
花と名無しさん:2000/12/17(日) 01:48
続きあるんだったら描いてほしいよなぁ...もちろん漫画で。
ファンの期待にこたえてほしい〜
393 :
花と名無しさん:2000/12/17(日) 02:02
続編で大変がっかり!ってこともありますから
名作は続編がないほうが好きです。
394 :
花と名無しさん:2000/12/17(日) 02:06
期待にこたえるくらいの傑作きぼーん♪
395 :
花と名無しさん:2000/12/17(日) 11:04
昔ね、私(26歳)が小さいころ、ミニレディーシリーズとかゆう
女の子向け図鑑シリーズ(?)みたいな物があってね、その中に
「少女マンガ入門」なんて本があったのさー。その本でジルベールのカットが
一枚だけあったんだけど、「なんて可愛い女の子なんだー」って一目惚れ。
マンガの内容なんか知らずに、ジルの顔ばっかずーっと写生してた思い出があります。
初恋の人ですわ・・・・っていいのか!?
今でも大好きだけど。(そのあとは言わずと知れた中島梓〜森茉莉ライン。
美少年学入門だってもってるぜ!! イエーイ。)
396 :
花と名無しさん:2000/12/17(日) 12:24
>>391 >実際、小説版風木の続編「神の子羊」つまらなかったし。
そうだね、作品としては印象に残らなかった
でもね、それでも嬉しくて一生懸命風木の匂いを探した記憶あり。
同時に、セルジュもジルも、もうこの世にはいないんだな・・
などと、寂しく思ったりしたけど。 ↑当たり前だっつーの
397 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2000/12/18(月) 00:52
ども。391です。
よく考えてみたら、「神の子羊」は、著者名のりす・はーぜなんですよね(増山さん)。
もともとの風木は、純然たる竹宮作品だから、増山さん的感覚が入ってきちゃったのが
もしかしたら違和感を感じた原因かも。
増山さんも、ストーリー・テラーとしての才能はとてもある方だと思うけれど、
やっぱり「風木」の世界は竹宮さんの感覚でないと。
似ているようでいて微妙に違うんですよね>竹宮的プロットと増山的プロット
増山さんには、「変奏曲」の方でがんばってほしいなと思います。
あれの続編も読みたいんだけどな。
スレに関係ない話で恐縮ですが、栗本さんは「おわらぶ」終えて
小説道場もやめて、もうこの世界から降りちゃった人なのかな…と
思っていたら、グインでなんかやってるらしい(40巻以降読んでないです)
と聞いて、この世界(ってどの世界だ)からは一生降りることができない
のかしら、と思いました。
竹宮教授はもう漫画描かないのかな〜
399 :
花と小コミさん:2000/12/19(火) 03:22
このスレなくなっちゃいやage
400 :
1:2000/12/19(火) 10:29
>399
嬉しい age
401 :
花と名無しさん:2000/12/19(火) 17:09
ジルベールとセルジュって何日ぐらい同棲してたんですか?
402 :
花と小コミさん:2000/12/19(火) 23:26
>ジルベールとセルジュって何日ぐらい同棲してたんですか?
ラコンブラード学院を飛び出したのが、冬の終わりくらいで、
ジルベールが死んだのがその年の秋の終わりくらいだったんじゃなかったっけ?
パリに住み始めた頃、セルジュが借りた部屋のことを「日当たりがいい」とか
言っていたような・・・
で、ジルが死んだときは、冷たい雨が降っていて、ああもうすぐ冬だなあって
感じたのを覚えてます。死ぬ少し前に(貧しいとき)公園で焼き栗食べてたね。
ジルが馬車に轢かれて死んだときに、馬車の中から見ていた
黒い革手袋の男って誰だったんだろう?今でも気になる。
オーギュ?いや、オーギュはジルを殺すかな。
あれが誰だったのか、推測でいいから教えて〜。
403 :
花と名無しさん:2000/12/19(火) 23:37
>>402 全くの第三者だから顔を描かなかったんだと
思うんですが。。
404 :
花と名無しさん:2000/12/20(水) 16:25
セルジュって最後のほうむかつきません?
405 :
花と名無しさん:2000/12/20(水) 16:28
むかつかない。
ジルベールの状態を気付いてほしかった。
406 :
花と名無しさん:2000/12/20(水) 17:16
ボナールのうちに住めばいいのにって思った。セルジュの性格よくわからん。
407 :
花と名無しさん:2000/12/20(水) 18:42
>406
それ、私も思った。
血相変えてセルジュを追ったジルベール、かわいかった♥
408 :
花と名無しさん:2000/12/20(水) 20:19
何気に現実的だよね。同棲生活。
409 :
花と名無しさん:2000/12/20(水) 23:04
アナール
410 :
花と名無しさん:2000/12/20(水) 23:07
アナルセックス汚いと思う...コンドームなんて使わなかったろうし...
411 :
花と名無しさん:2000/12/21(木) 09:20
>410
つーか、セルジュが事をイタす前に、いちいちゴム装着の図って
考えられない。ふつう考えないっしょ。漫画なんだから(藁)
412 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/21(木) 10:22
>409-411
そっちのネタにふるのは、辞めて欲しい。
413 :
名無しさん:2000/12/21(木) 11:10
そんな事いちいち言ってたら、
ユーリとサイフリー……ぐふっ…
414 :
花と名無しさん:2000/12/21(木) 12:29
なまなましいシーンが多くてこわい。風と木の詩
415 :
花と名無しさん:2000/12/21(木) 12:41
それほどでも・・・
416 :
花と名無しさん:2000/12/21(木) 18:28
>>412 少女漫画を素直に読めなくなった。大人になっちゃったなぁと思う。
>>414 でも現実のそれとは違う男同士のセクース
417 :
花と名無しさん:2000/12/21(木) 18:45
ここ見てトーマ買っちゃった。すごく面白かった!
何度も読み返してます
神学校に向かう列車の中で、トーマの恋文を読むユーリ
の表情…なんともいえない
「風木」は挫折したクチですが3度チャレンジしてみよ。
みんな、センキュウ!(ベーアンぽく)
418 :
花と名無しさん:2000/12/21(木) 21:09
ユーリ最高!ユーリ最高!!
419 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2000/12/21(木) 21:14
オー牛ストらぶ。
420 :
花と名無しさん:2000/12/21(木) 23:38
ボーナム...じゃないや、ボナールっていい人だよね。
421 :
花と名無しさん:2000/12/22(金) 01:52
当時はただただオーギュは悪者!と思ってたけど、
今考えてみると結構好きなキャラだった。
今の自分だったら、青臭いセルジュより、大人の色気のオーギュを選ぶかも。
ボナールは、いい人なんだけどねえ・・・毛深いのが・・・
422 :
まはとまさまーとまん:2000/12/22(金) 02:12
ボナールん家にいた、ルノーじゃないほうの弟子はどうなったんだろう?
421>毛唐に多くを求めてはいけない。
423 :
花と名無しさん:2000/12/22(金) 02:51
オーギュって叔父だっけ…?
すっかり忘れてもうた。
424 :
花と名無しさん:2000/12/22(金) 03:45
>422
チノって名前のちっちゃい子だったよね。
確かにあの子は最後にボナールが出てきたときにはいなかったような気が。
竹宮さん、ラストスパートでそれどころじゃなかったのかなあ(笑)
ルノーは綺麗になってたね。ボナール大喜び。
>423
オーギュは血縁的にはジルの実の父。
名目上は叔父。
ジルの父親(名目上)の親が、養子に迎えたのがオーギュ。
で、ジルの父(名目上)に犯されて、恨みがあった。
ジルの母親が嫁に来てから不義密通関係を結んで
生まれたのがジルです(長い説明でした。みんな知ってるよね。ゴメン)
425 :
>357さん:2000/12/22(金) 03:57
その人、知ってるかも...
サラリーマンの年上と同棲してませんでした?
426 :
花と名無しさん:2000/12/22(金) 04:10
>ルノーじゃないほうの弟子
けっこういいやつだったよね。幸せになっていてほしいです。
しかし、ボナールのとこの男の子たちは、皆ボナールを男として
慕ってついてきているのでしょうか。それとも純粋に芸術家として
尊敬しているのでしょうか。どっちもなのかな。
しかしボナールはいくらなんでもジルベールを甘やかしすぎだと思う。
たしかに彼のとこにいればジルが死ぬことはなかったかもしれないが
セルジュが居候するのをためらったのもよくわかる。
それといちばん気になるのは、セルジュって実際どのくらい色が黒い
のだろう…文庫しか持ってないんで、カラー絵もみたことないし。
ほんとの人間としたら誰くらいなのかな。
427 :
花と名無しさん:2000/12/22(金) 05:06
ボナールの家に、あの時代に室内温水プールがあったっていうのが
すんごくびっくりしたです。
まあマンガだから・・・(笑)
セルジュにスクリーントーン
貼ってた絵もあったね(モノクロのマンガ場面で)。
カラーでは、ベージュというか浅黒いというか、
真っ黒真っ黒って囃される程ではなかったと思うけど、
純粋おフランス人はみんな色白だろうから、
さぞかし目立っていたんでしょうなぁ。
織田裕二くらいの色?(爆)>ほんとの人間としたら誰くらいなのかな。
428 :
花と名無しさん:2000/12/22(金) 05:27
チノはともかく、ルノーはボナールに惹かれてるね。
ジルに嫉妬してるのを見て、他に何と思えばいいんじゃ (^^ゞ
ボナール甘やかしすぎてる?大したことないような・・
セルジュの影響で、子悪魔度も減退して、パリ編のジル
では、ボナールは物足りなかったのでは、と思うぐらい。
セルジュの色は、ジプシーに対する侮蔑を象徴していると思う。
色の濃さより、その言葉を言うときの背景に潜む差別意識に、心が痛んだ。
まあ、それがなかったら、あれほどジルの内面に踏み込めなかったろうな
と思うと、それは不幸とはいえないかもしれないが。
429 :
花と名無しさん:2000/12/22(金) 05:32
そういえば。
今、ジプシーって、立派な差別用語なんだよね。
この間まで知らなかったよ・・・。
430 :
花と名無しさん:2000/12/22(金) 09:51
ジュールが好きです。ジルベールとお茶飲んでるシーンとか良かった。
ロスマリネは最初とキャラ変わってるような。オーギュも嫌いだけどジルベールの
お母さん嫌いです。
431 :
花と名無しさん:2000/12/22(金) 10:18
ジルベールとセルジュのパリ同棲期間ですが、
冬の終わりに学院を抜け出して、夏の頃ギャルソンとして働いて、
秋にピアノ教師をやって、冬にボナールと再会して、
春の初めの頃にジルベールが死んだのだと思います。
だから1年ちょっとくらい?
でも友人は、ボナールと再会してから一夏を越えて、
晩秋にジルベールが死んだんじゃないかと言っているので、
この説だと1年半ほどになりますね。
432 :
花と名無しさん:2000/12/22(金) 11:17
ジュールが腹黒くて嫌い。
おかげでロスマリネ好きになってしまった。
セルジュもいいこちゃんだから嫌いよ!
433 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2000/12/22(金) 12:16
ボナール宅の温水プールに入りて〜!
自転車も買ってくれ〜!中華料理食わせろ〜!!
434 :
花と名無しさん:2000/12/22(金) 15:15
ジルベールの服のセンスが好きです。
435 :
花と名無しさん:2000/12/22(金) 16:14
ジュールとロスマリネの二人が好きです。
ロスマリネには王子のままでいてほしかった・・・・。
436 :
357:2000/12/22(金) 18:36
>>425 ごめんなさい、人違いみたいです^^;;
その人会ってみたいなぁ...
437 :
名無しさん:2000/12/23(土) 00:12
トーマの心臓 後日談の「湖畔にて」をまんだらけで買って初めて読んだ。
…オスカーはやっぱりカッコイイ。それにつきます
438 :
花と名無しさん:2000/12/23(土) 05:14
がんばれage
このスレなくなったらほんとに哀しいもので。
439 :
花と名無しさん:2000/12/23(土) 23:55
しつこくあげ
440 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2000/12/24(日) 01:08
トーマの心臓と風と木の詩が比較して語られることが多いのは、
別に少年愛の話だからじゃなくて、セルジュとジル、
ユーリとエーリク、どちらにしても、生育環境に恵まれなかったために
成長後につまづきそうな要因を抱えている子どもの組み合わせだからなんではーと
私は思いますですわ。
いま読みなおすと、「トーマの心臓」は、
南方系の血が入っているという、祖母に植え付けられたコンプレックスから
立派な人になろうと肩肘をはって生きてきたユーリが性的な暴力を受けて
コミュニケーション不全となり、結局は「神の御許」というアジ−ルにしか
居場所を見出せなかった寂しい物語に読めるし、
一方「風と木の詩」は、社会に出てみたはいいけれど
近親相姦の被害者の子どもがその抱えた寂しさから麻薬中毒になって幻覚から死にいたり、
共依存の相手だけが取り残された物語に見えるし。
私としてはどちらも良い物語で好きですが、どちらかといえば共感するところは
風と木に多いのは、逃げ場を見つけられず、社会に出ざるを得なかったからだろうなあと思う。
うーん、なんか訳わからんこと長々といってスマソ。
441 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2000/12/24(日) 01:10
>逃げ場を見つけられず、社会に出ざるを得なかったからだろうなあと思う。
あっ、これの主語は、「わたしが」です。
442 :
花と名無しさん:2000/12/24(日) 01:39
サイフリートは眼鏡の趣味が悪い。
443 :
花と名無しさん:2000/12/24(日) 02:01
風木のアニメ今日見たけどさあ・・セルジュののび太声うんぬん
よりもロスマリネが声のせいでまるっきり女にしか見えなかった。
17の男に女の声優使うのはねえ。。肝心の内容は早足すぎて
いまいちだった。マンガのダイジェスト版だねありゃ。
444 :
花と名無しさん:2000/12/24(日) 04:44
アニメは見なきゃよかったに激しく同意。
イメージアルバムのLPだけで充分。
それはさておき。
私は、愛のなんたるかを、風木によって学んだと思っています。
人格形成期にこの作品と出会えたことは、私にとってのエポックメイキングでした。
この作品を知って早いものでもう24年。
実際に恋愛をする年齢になってからも、風木は私のバイブルです。
男とか女とかを超越した、魂同志のふれあいを、ホントの愛だということを
この作品は教えてくれました。
たぶん、一生単行本は手放せないだろうなあ。宝です。
445 :
花と名無しさん:2000/12/24(日) 05:56
ジルベールがセルジュを必要とするのはわかるけど、セルジュが
ジルベールに惹かれたのはどうしてだと思いますか?
私には、わかるようなわからないような。
「恋」というのに近いんでしょうか。とくに必然性はないけれど
惹かれてしまうという。
それともやはりジルの純粋で誇り高い心にセルジュだけが気付いた
のでしょうか…
もしかしてこれってバカな質問かな。皆わかってるもんなのかな?
446 :
花と名無しさん:2000/12/24(日) 07:18
先ず、お互いにマイノリティーという共通点がある、これ基盤。
ジルは、ある意味、自虐的で死にかけている、捨て子猫状態ですな。
セルジュは母性本能が強い人だから、ジルはこれを刺激してます。
で、セルジュはジルに構い始めます。当然嫌がると思ったジルが、感謝の言葉を吐いたりする。
意外性、これやっぱり惚れる大事な要素だよね。
同室(ある種密室)だからこそ、セルジュしか知りえない面も見せられるし、
ジルは、実際魅力的じゃありませんか、エッチだけじゃなく、内面もね。
ジルは、相変わらず事件起こし捲くるし、
仮想敵国(オーギュ、あのしつこいセクフレとか、)はいるし、
ハラハラする、相手に自分が付いていなくちゃいけないんじゃないかと思う、これも惚れる要素ですな。
もし、二人だけの空間がもっと長く続いていたら、濃密なやり取りが期待できたろうけど、
ここが、トーマと風木の差だね。
二人ってさ、家庭環境複雑で、世の中に拠り所が無い、という共通点があって、
その喪失感が、頼りたい、依存型と、与えたい母性型かな、と現れ方が対照的だよね。
ベタだけど、プラスとマイナスがひかれあうように、その度合いが見事に嵌った特異な例なんだろうね。
ぴったり来る人なんてそうそういる筈もないし、お互いに半身と思えるような人を、手放せるわけないし、
それまでの、育ちが寂しすぎるだけに、愛情に対する飢餓感は、壮絶なものを感じるな。
これだけ揃えば当然、惚れるでしょう。これで相手を認識しないようなら、2ch用語の逝ってよし、だよ
447 :
446:2000/12/24(日) 07:20
うわっ、長い、スマソ。
448 :
花と名無しさん:2000/12/24(日) 08:22
なんだかんだ言って、ジルの見た目の美しさや色気というのも
あるよね。実際みとれてるシーンもあるし。
夏休みだったか、二人がわら積んだクルマの荷台に乗って、
ふざけてるシーン(セルジュがジルの顔に麦わら帽子をかぶせてる)
好きでした。それをみて先生が「もしかしてあの二人は…」と
気付く。なんか読んでてせつなくなりました。
449 :
花と名無しさん:2000/12/26(火) 20:36
ジルベールかわいい
450 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2000/12/26(火) 20:58
ボナールらう゛。
451 :
花と名無しさん:2000/12/27(水) 00:47
452 :
花と名無しさん:2000/12/27(水) 01:04
たのみComで投票してきましたよ〜♪
私はビデオ作品よりももっと長編にして欲しい>DVD
ビデオ版だと、短かったので、ただただ肉体的な愛のぶつかり合いばかりが
強調されすぎちゃっていて、風木のテーマである、普遍的な愛、
っていうところまで描ききれていなかったと思うので。
アスランやオーギュの若い頃から続く、壮大な大河ロマンであるということを
ぜひ映像化してほしいです。実写じゃ絶対ムリだし。
それにしても、アニメ化するに当たって、キャラデザインは安彦さんだったんですよね、いまさらながら。
原作竹宮惠子、キャラデザイン安彦良和なら色っぽくないわけがないですよねえ。
納得。
453 :
花と名無しさん:2000/12/27(水) 01:12
「風と木」懐かしいよ〜。
高校の時友達に借りて授業中に号泣した思い出が・・・
ところでいまだによく分からないのですが、ジルが死ぬとき「帰ろう。海の城へ」
みたいな言葉が出てきますが(結構ウロ覚えです。すいません)、あれはどういう
意味なんでしょうか?
結局ジルはオーギュが1番だったのか?などといまだに悩んでしまいます。
誰か解釈、お願いしま〜す。
454 :
花と名無しさん:2000/12/27(水) 02:23
海の城に帰りたいってのはあくまで「まだなにをも知ることのなかった」
オーギュストと暮らした時代に戻りたいって意味じゃない?
ある意味ジルベールの絶頂期だよね。自分もジルベールはセルジュ
も愛してるけど結局オーギュが一番なんじゃないかなと思ったよ。
なんかオーギュを忘れきれないってとこが妙にリアリティあって
そこが風と木の詩の凄いとこと思う。
ちなみにアニメは一番大切な心理描写が欠けててビデオだけ
見るとセルジュってジルベールのこといつ好きになったの?って感じ
だった。監督が監督だけに「僕・・ガンダム乗るよ!」とか
セルジュあたりが云いそうなフインキだった(笑
でもやっぱDVD化きぼ〜ん。
トーマは読んだことないのでなにも語れず。でも萩尾も好き。エドガーらう゛
455 :
花と名無しさん:2000/12/27(水) 07:15
つまり「金の切れ目が縁の切れ目」が言いたかったのです竹宮サンは。
457 :
花と名無しさん:2000/12/27(水) 08:29
ああ、八百屋から、風と木に変更ですからね。
激動の一夜でしたわ。でも、あんまり盛り上がってませんね。
458 :
花と名無しさん:2000/12/27(水) 10:30
やおい板って何?同人板とどう違うの??
ゲームの話してるスレあるけどゲームのやおい中心なのかな?
風木スレもあるね。
>>458 ここは隔離板みたいですね。
ゲーム板でホモ話で盛り上がる→荒らされる→場所が欲しい。
ところかまわずホモ話をはじめる同人女をどうにかしてほしい→隔離してくれ。
この2つの要求が合体してできた場所だと認識してます。
(スレと関係無いのでsage)
あっちの風木スレは面白そうでいいな…
ここは真面目な話してる人が多いので。
461 :
花と名無しさん:2000/12/28(木) 01:00
じゃあここ来んなよ。
というか、今時のやおい好きって風木とか読んでるの?
リアルタイムで読んでた人でまだ「やおい」とか言ってたら怖いし。
でも名無しさんはあれかー。
文庫も出てるし、十代の新規読者もいるとか?
464 :
花と名無しさん:2000/12/28(木) 15:59
最後に(オーギュに)ささやかな抵抗をした後のろすまりね君は、どうなったのか知りたい。
政治家になったんだろうか、潔癖性のままだったのだろうか。。。
チュウボウながらに、オーギュの犯されてるシーンで、ぞくぞくしちゃったよ彼の美しさに・・・
465 :
らヴぃあんろーず:2000/12/28(木) 16:27
アスランのパパがアスランの病床に会いに来た時が一番なけたなぁ〜
アスラン、セルジュの執事のおじいさんもいかつい顔してるけど、とっても好感もてる。
脇役ひとりひとりの性格が丁寧に描かれてていい。
少年達の動き(手足の)に躍動感がでてて、うまいとおもったなー昔。
オーギュはジルの屍を見てちっとは涙をながしたろうか???
オーギュが何を思ったか、竹宮先生にそこまで書いてもらいたっかったな〜。
この話読んでよかったよ、中高と。
ええ話じゃ。
466 :
花と名無しさん:2000/12/28(木) 16:37
>>462-463
愛蔵版が出て、文庫版が出て、さらに古本屋にも大量に出回って…
今やリアルタイムで読んだ人のほうが少数派ってことはないですかね?
467 :
花と名無しさん:2000/12/28(木) 17:37
468 :
花と名無しさん:2000/12/28(木) 18:44
↑みたんだけど・・この人って日本人ではないんだよね?
ギャラリーとかいって、1ページまるまるのせてるのも
よくわからん・・
>466
たぶんそうだよね。
今の作品で、20年以上たってまだ読まれてるものって、なんだろうね?
469 :
花と名無しさん:2000/12/28(木) 18:59
>>468 そりゃもーベルばらでしょ。スレはきもいけどね。
470 :
花と名無しさん:2000/12/28(木) 23:20
ていうかやおいと風木一緒にしてるのが悲しい。
今更だけどやおいの語源ってやまなしオチなし意味なし
なんだよね?そりゃ同人ねえちゃんの専門じゃん。
471 :
花と名無しさん:2000/12/28(木) 23:32
>>470 激しく同意。
私も風木をやおいと思ったことは一度もないっす。
472 :
花と名無しさん:2000/12/29(金) 06:05
というか「やおい」としてしか認識できない
人の感性が哀れだね
473 :
花と名無しさん:2000/12/29(金) 07:03
うんうん。
474 :
名無しさん:2000/12/30(土) 01:20
少年同士絡ませたい自己満がやおいだろーね。
475 :
花と名無しさん:2000/12/30(土) 13:10
風木がやおいの火付け役なのは確か。
竹宮さんが寺山修二に「あなたのせいですよ」と言われたそうだ。
476 :
花と名無しさん:2000/12/31(日) 03:13
男同士のキショイイチャ付きしか描けないのが
同人女。最近はなんでもやおいに絡ましちゃって
怖い。ピカチュウ犯す(?)マンガ描いてぶち込まれた
ねーちゃんもいるらしいし。
477 :
花と名無しさん:2000/12/31(日) 03:29
私の中でのやおいの定義。(わ、偉そう!?)
物語を男女の恋愛に置き換えてみると魅力がなくなるもの。
というわけでジルベールが女であっても
話は面白いので風木はやおいではない。。
478 :
花と名無しさん:2000/12/31(日) 03:31
>>476 それはウソです。本人談。
東スポ辺りにデタラメ書かれて、本人泣いてます。
479 :
花と名無しさん:2000/12/31(日) 04:56
>>478 はははは。でも、いいとこついてますね〜。
風〜もトーマも、最初読んだときは「ホモ」なんて
言葉はしってても全然むすびつかなかったのに
風〜はマンマホモなのに・・・。
同人(ヤオイ系)にどっぷり使ってしまった今、
私は汚れ、ニ作品も汚れた目でみるようになってしまいました。
とほほ。清らかな私カムバック!
ヤオイ漫画でなくても目がくさるとやおいと見分けが
つかなくなるのでしょうか・・・。
ところでエーリク、あんまり人気ないですね〜シクシク。
480 :
花と名無しさん:2000/12/31(日) 06:37
トーマの心臓は一気読みした。先に11月のギジナウムを読んでいて
面白そうだったから。嫌悪感と、それでも惹かれてしまうカンジがよ
く出ていてすごい好きな作品です。でも女子高版が読みたかった。
残酷な神は支配するも面白いです。
風と木の歌はどーしても読めません。竹宮さんの普通の漫画は読めな
いこともありませんが。
481 :
花と名無しさん:2000/12/31(日) 10:52
「風木」は、お話の面白さは別として
食べ物のディテールが、時々ちょっとね。ださいよ。
「カレースープの味のするキスなんて!下司野郎」は有名なセリフですが
食べた後臭う食材だったら、もう少しフランスっぽくしてほしかった……
(エシャロットとかウオッシュタイプの臭チーズとか、アイオリソースとかさ)
あとは後半、ヤク中ジルベールにセルジュがすすめる食べ物も
竹宮さんが原稿描きながら片手でぱくぱく食べてるものに見えて萎えたなー。
(何だっけ?ゆでたまごを1個、ハムを2枚、リンゴを半分……
ハムは御丁寧にケーシングの丸いスライスハムが描いてあった。ぐったり)
意地悪に聞こえたらすみません。でも私は、結構そういうとこでも
作品の説得力を見ちゃう方なもので。
「トーマ」は、ユーリのおばあさんが猫を抱いて座りながら
(背筋ピンとしてるとこに上品さがにじみ出てる)
アーモンドかキャンディだかの小箱を空けてつまんでるとことか、
すごく優雅で素敵なんですよ。
比べるつもりはないのですがスレのお題上しかたなく……風木ファン許して。
482 :
花と名無しさん:2000/12/31(日) 12:00
>>477 ジルベールが女であっても話は面白いので
すまそ、この意見には反対します。
性別入れ替えても成り立つ漫画だったらその漫画はクソです。
ジルはジルでしかありえないし、セルジュはセルジュでしかありえない。
風木は傑作だと思います。
個人的にはトーマの方が好きですけどね^^;;
483 :
花と名無しさん:2000/12/31(日) 12:37
477さんの言い方なら、大抵のものは当てはまると思う。
風木の場合、セルジュとジルが同室になって出会えたんだから
ジルが女の子だったら、
話が最初から崩壊してしまうよ。
484 :
花と名無しさん:2000/12/31(日) 19:50
なんか「美少年の同性愛」ってもう風木がすべて描きつくしちゃったって感じ。
485 :
花と名無しさん:2000/12/31(日) 23:53
そうだね。今から美少年もんかいても同人女か
ぐらいにしか思わん。
486 :
花と名無しさん:2001/01/01(月) 02:07
>>481 >エシャロットとかウオッシュタイプの臭チーズとか、アイオリソースとか
↑小中学生がこれ読んでもジルベールの気持ちは分からないんではないでしょうか。
「カレースープ」ならすぐ味の想像がついて、物語に自然に入りやすくなりますよね。
実際私も「げぇぇぇ!!!!!」って思いましたよ。
487 :
花と名無しさん:2001/01/01(月) 02:14
うん。私も「ゆで卵をうんぬん…」のシーンは「日本人と変わらん
じゃないかー」と思ったけど、カレースープのとこはげっっと
思ったから、効果的だったんではないかと。
粗野な人が食べたあとに匂いさせてるかんじが伝わってくるよ。
488 :
綺羅星侍(文庫派):2001/01/01(月) 16:27
それ以前に、19世紀のフランスの寄宿学校にカレースープなんてあったの?
489 :
花と名無しさん:2001/01/01(月) 16:34
イギリスならあったかも。
490 :
花と名無しさん:2001/01/01(月) 19:33
表現する手段として、史実を意図的に変えることがあってもいいんじゃないかと思う。
491 :
花と名無しさん:2001/01/01(月) 19:41
しかしそれが興ざめポイントというのも。
492 :
花と名無しさん:2001/01/01(月) 19:46
作家さんの腕ということですな。
493 :
花と名無しさん:2001/01/01(月) 20:03
作品発表当時はそれでよかった(興醒めしなかった)んだろうね。
いまだったら例え小学生向けでも別の料理にするだろうね
カレースープ……確かに……
494 :
花と名無しさん:2001/01/01(月) 20:09
カレースープの代わりを考えたんだけど
なかなか思いつかないわ・・
495 :
花と名無しさん:2001/01/01(月) 21:44
カレースープでしかありえないからでしょ。
カレースープで揉める我々。
497 :
花と名無しさん:2001/01/01(月) 22:45
玉ねぎスープとかのがよかったのかな?
玉ねぎもイギリス童話とか読んでると
匂いで嫌われてたきがする。
498 :
花と名無しさん:2001/01/01(月) 22:53
たまねぎスープのインパクトよりはカレースープのが上かなーとは思う。
499 :
花と名無しさん:2001/01/02(火) 00:47
個人的には牛乳がイヤだ
500 :
花と名無しさん:2001/01/02(火) 01:02
>>481 私もカレースープには違和感を感じまくりました。
給食みたいな貧乏くさいイメージがぬぐいされないんですよー。
501 :
花と名無しさん:2001/01/02(火) 01:17
502 :
花と名無しさん:2001/01/02(火) 01:21
漫画家さんって、流行の先端を行く人と、ものすごく世間知らずでダサい人とで
すごく差があると思うのだけど、
竹宮さんて...やっぱ...?
503 :
500:2001/01/02(火) 01:30
>>501 えーと、なんか上流階級っぽい学校だから
そういう呼び方じゃない気がしてたんです。
おばはんではなくて一流シェフが料理を作ってるのかなーって。
あれ?あの学校ってそういえば金持ちっぽくない部分も
あったような…?(カールとか中流っぽいですね)
もしかして上流の学校ってわけじゃないのかしら。
504 :
花と名無しさん:2001/01/02(火) 01:43
>>482 >>483 もしほんとうに
ジルベールが女だったら全然つまらない漫画なんだろうけど、
ヤオイ漫画(雑誌)には男同士だからというだけでニーズがあるんだろう
というひどい漫画がいっぱいあります。
これでストーリーっていえるの?というようなやつがいっぱいあるんですよー。
すくなくとも風木はただ男同士だからってだけで面白いわけじゃないと
思うので
>>477さんのような意見もでるのでは。
なにせ大河ドラマ!!(恥ずかしい)
でも男同士でなかったらこんなにはまってないんだろうな…
>もしほんとうに
>ジルベールが女だったら全然つまらない漫画なんだろうけど、
あ、私はそう思ってるという事です
506 :
花と名無しさん:2001/01/02(火) 04:10
もし既出だったらすみません。
トーマでブッシュ先生が授業中エーリクにした質問、
「なぜベートーベンはハイリゲンシュタットの遺書を
書いたのか」と、そのあと先にすすもうとして、
「このときベートーベンの友人であったゲーテは…」
となるくだりなんですが、
何か作品の伏線になるような史実なんでしょうか?
今読み終えて、遺書と友人っていうのが気になって…。
自分でも調べればいいんでしょうが、
もし何かご存知の方がいればと思いました。
507 :
花と名無しさん:2001/01/02(火) 06:27
ジルベールが女だったら、風木は成り立ちません。
セルジュの葛藤や、オーギュとの関係性を際だたせるためには
ジルはどうしても男でなければならなかった
(タブーというテーマを描いている側面が大きなファクターを
占めている)と思うので。
ジルが女だったら、セルジュはあそこまで葛藤する必要がないわけで、
風木のストーリー性は崩壊します。成り立ちません。
ていうか、単純に玉ねぎスープだとおいしそうだよね。
って言ってもキスして玉ねぎ味はやっぱりいやかな?
509 :
花と名無しさん:2001/01/02(火) 08:32
480さんの言う「意図的に史実を変える」ってほどのことじゃないと思う<カレースープ
単に調査不足でしょ。
溢れるお話を書き留めようと、筆がどんどん走ってしまう方を竹宮さんは取った。
19世紀のフランスのお話にしたいのなら、
料理も含めた小道具の時代考証は、やっぱちゃんとすべきだ。
でも二十年近く経ってるし、
そういういちゃもんを超えたところで上質の大河ドラマではあることに変わりはないので
許してあげたいにゃ。
○○の味のするキスなんて!下司野郎!(○○にお好きな食べ物を書き込みましょう)
はいはい、竹宮がバカってことでおしまい! もういいよカレースープの話は。
511 :
花と名無しさん:2001/01/02(火) 10:53
512 :
名無しさん:2001/01/03(水) 00:35
エーリクとトーマって似てないじゃん。
513 :
花と名無しさん:2001/01/03(水) 00:45
>>512 ほんと。私もそう思った。
少なくとも見間違えたりはしないよね。
じっくり眺めてたら「あれ!似てるー!」というかんじ。
514 :
花と名無しさん:2001/01/03(水) 00:56
エーリクは表情が豊かだからかな?
トーマはいつでも微笑って感じだしなー
515 :
花と名無しさん:2001/01/03(水) 01:05
つか、髪型が違いすぎて…。
「おお!トーマ、パーマは校則違反だぜぇ〜!っておい、死んだんじゃ…?」
なんてオスカーに突っ込んでほしかった。
516 :
りむりむ:2001/01/03(水) 03:03
「なにゆーてんねん!トンマちゃうで〜!」って
エーリクが突っ込み返すのね!
517 :
yurine:2001/01/03(水) 03:25
最近このあたりの少女漫画家を滅茶苦茶に読み狂ってるんですが、今日
「風木」読んできました。一気読み。やべ、泣けたぜ。
トーマはもともとすきなんでよう読んでたんだけど、比較するとどうなのか。
作品のテーマが違うので比較出来ない。..といっちゃあそれまでなんですが、確かにこのスレのすっげえ
最初の方で出てたように、「残神」のが比較しやすいですね。肉体の愛に関する
掘りさげ方が、トーマと風木じゃ偉く違う。風木では主要テーマですが、トーマでは
概念の一つとして扱われている。なんで比較しづらい。
少年期の愛の美しさについて描いているというところが共通点ではあるのですが、
愛そのものの質がかなり違う。トーマにおける愛は非常に良くも悪くも言語的な
愛ですよね。風と木の詩における愛は全く言語を必要としない愛。であるならば
両者を同列において語るのはなかなか難しい。
その上で比較するなら、私は風と木の詩の方がキャラが立体的に描けているかなあとは思った。
肉体の愛という要素がメインだというのもあるんでしょうが、ジルベールの妖艶
さがスパッと視覚的に飛び込んでくるのが凄く良かった。トーマの心臓にはそういう
キャラ自体の迫力というのはないな、と。
トーマの方がいい点といえば、やっぱり1にも2にも言語感覚の美しさでした。
これはもう、萩尾望都の十八番だから、こっちに軍配があがるのはしょうがない。
最初のトーマの手紙の美しさはやっぱり凄い。風木にも美しいモノローグは一杯
あるのですが、やっぱりトーマの方が透明感がある。
などとおもいました。
518 :
花と名無しさん:2001/01/03(水) 04:24
>>115・116
オスカーとエーリクのどつき漫才・・・。
見たい!
なんだかここにいらっしゃる「トーマ」ファンは
ユーリ好きな方が多いんですね・・・私はユーリがダメでした。
オスカーとエーリクに想い入れしちゃって・・・だから最後
ユーリがいなくなってくれてささやかに嬉しかった・・少数派か・・(苦笑)
520 :
花と名無しさん:2001/01/03(水) 10:35
そう?オスカーファンが多いよ。
521 :
花と名無しさん:2001/01/03(水) 11:53
オスカーには母性と父性の両方を感じる…
自分のお父さんすらも包容してしまうほどの器の大きさというか。
522 :
花と名無しさん:2001/01/03(水) 13:20
オスカーいいよね。大好き。
でも物語の設定ではユーリはもてる。
もし自分が話の世界にいたら、
ユーリにひかれるのかもしれないとふと思った。
523 :
花と名無しさん:2001/01/03(水) 15:09
オスカーに片思いしていたクソガキ(名前忘れた)が好きだったなんて
言ったらボコられますか?
524 :
花と名無しさん:2001/01/03(水) 15:30
アンテとかいう子だよね?>523
何かとむかつくやつではあるんだけど、
オスカーに「ふりむいて!」って泣きむせぶとこ、
ちょっといじらしいなぁ…て思った。
525 :
花と名無しさん:2001/01/03(水) 19:51
アンテは、最後のほうで盗癖のあるメガネの子をかばうところがよかった。
526 :
名無しさん:2001/01/03(水) 20:30
アンテとオスカーのキスシーンで
「えっ?これってこういう漫画?」って動揺してしまった(笑)
527 :
花と名無しさん:2001/01/03(水) 23:43
私もオスカーが好きだったなぁ〜!
でもどちらかといえばユーリは苦手なタイプだったので
あのラストのあと、エーリクと仲良くやってくれればそれでいいっすー(笑)
528 :
りむりむ:2001/01/04(木) 00:23
>527
ど、同士発見〜〜〜〜!!
幸せでクラクラしちゃう!
529 :
花と名無しさん:2001/01/04(木) 00:29
わたしはユーリが好きだったな・・・
ユーリは人気がないのかな。
530 :
花と名無しさん:2001/01/04(木) 01:04
ユーリとカール(風木)は昔子供の時に読んだらキャラかぶって見えた。
けど、黒髪で真面目っていうだけでしたね。
531 :
527:2001/01/04(木) 02:21
>>528 うわーい、私も嬉しい〜!でも、哀しいかな
あんまりいないっすよね、そういう人・・・(寂)
532 :
名無しさん:2001/01/04(木) 05:41
>527
おぉ〜同士ですわ。
オスカー、バケツかかえてても素敵でした(笑)
533 :
花と名無しさん:2001/01/04(木) 05:53
うんうん。
534 :
花と名無しさん:2001/01/04(木) 07:40
「訪問者」のオスカーがまたいいのよ。痛みをしっていて、でも悟りきっては
いないのがたまらんの。
535 :
花と名無しさん:2001/01/04(木) 19:23
オーギュの子供時代ラブ
536 :
花と名無しさん:2001/01/04(木) 21:46
>>534 痛みをしっていて、でも悟りきってはいない
って名言!
オスカーを好きにならずにいられない理由を一言で言ってくれてありがとう!
537 :
りむりむ:2001/01/05(金) 02:25
538 :
名無しさん:2001/01/05(金) 06:06
オスカーファン多いよね(笑)
かなり魅力の有るキャラ。
バッカスはオスカーが好きだったのだろうか?
なわけない?
540 :
りむりむ:2001/01/06(土) 01:07
>>539 私はバッカスはオスカーの良い兄貴vって思ってるよv
ってゆうか、バッカスはホント皆の心配をしてるよねー!
トーマ〜1の包容力の持ち主vvvv
風〜だと誰だろ?
541 :
花と名無しさん:2001/01/06(土) 04:03
パスカル?眼鏡の。
542 :
名無しさん:2001/01/06(土) 05:26
ボナ〜ル?
543 :
花と名無しさん:2001/01/06(土) 13:52
トーマは、オスカーに感情移入してたせいで、
ユーリへの片思いがつらかったす。
ユーリとオスカーの関係が好きだった。
よって、エーリクが転校してこなきゃ・・・・と、
イライラしたりしてたけど、
エーリクも可愛いよなと思う今日この頃。
最近「精霊狩り」買ったら、オスカーが精霊研究家の助手に
なっていて笑った。
544 :
花と名無しさん:2001/01/06(土) 14:08
「精霊狩り」オスカー出てましたね。
メガネはずすな、脇役が目立っちゃいけない。
とか、言われてませんでしたっけ?
545 :
花と名無しさん:2001/01/06(土) 15:55
544>そうそう、言われてました。
萩尾さんも、あーいう遊びを入れるんだぁ、
と驚きました。
546 :
花と名無しさん:2001/01/06(土) 16:54
ジルベールと仲良くなった女の子ってなんて子?
547 :
花と名無しさん:2001/01/06(土) 17:00
だれそれ?
548 :
名無しさん:2001/01/06(土) 21:50
最後の方に出てくるジプシー系の子でしたっけ?
12歳のくせに汁゙ベールとヤっちゃう子。
549 :
花と名無しさん:2001/01/06(土) 23:26
思えばあれが汁ベールの女初体験なのかね。
550 :
花と名無しさん:2001/01/07(日) 23:18
萩尾キャラは無力感に苛まれる奴が少なくないですか?
力のある者同士がガッツンガッツンぶつかり合う展開が多い。あんまりウジウジ悩まないで。
551 :
花と名無しさん:2001/01/08(月) 00:40
>>550 そういえばそうだね。
トーマの方が読んでて安心?
風〜はハラハラしたなぁ。
どっちも好きだけどねv
552 :
花と名無しさん:2001/01/08(月) 02:16
>>546 カミーユって名前の女の子ですね。
当時はあの子にめちゃくちゃ嫉妬したものだ(笑)
553 :
花と名無しさん:2001/01/08(月) 02:36
>>552 パットとカミーユはセットで嫌いでした〜。(笑)
554 :
花と名無しさん:2001/01/08(月) 11:48
553>私も〜(笑)。どっちかっていうとパットが(笑)
555 :
花と名無しさん:2001/01/08(月) 23:23
風木って男は魅力的なの多いのに女で魅力ある人
はあんま居ないよね。パットも虚勢されたみたく
きゅーに大人しくなっちゃって。つっぱったままの
方が魅力的だと思う。女のキャラで人気集めるのは
読者がどれだけ共感できるかにつきる。
556 :
花と名無しさん:2001/01/09(火) 00:19
アンジェリンは最後の方でスゴイ好きになったよ。
>>555 同感です。今は知らないけど、昔の竹宮さんって
女にある意味見切りつけて少年に憧れてる人なのかなと思って読みました。
「地球へ…」なんかは「母」は持ち上げてるけど女性キャラ存在感無し…
あ、あれは少年マンガだっけか。
558 :
花と名無しさん:2001/01/09(火) 13:07
年末年始休暇に実家に帰って「訪問者」読んできた。
泣けた〜。
何度読んでもオスカーは泣かせる。
トマ心ではユーリが一番好きなんだけどね。
ついでにポーも読んだ。最後でぐっときて泣いてしまった。
萩尾望都は胸を突くシーンが多い。
559 :
花と名無しさん:2001/01/09(火) 14:11
オーギュって詩人だよね?どんな詩書くんだろう?
560 :
花と名無しさん:2001/01/09(火) 18:36
「トーマ」随分前にコミックス紛失しちゃってたんで
正月休みの機に文庫で読み直しました。
んっとに現在の少女マンガでは考えられない名作でした。
昔と違ってユーリがすんごく好きになりました。
エーリクに全てを告白する前に、少し空を見上げる表情、
あれ昔気づかなかったんだよね。いい顔してるの。
561 :
花と名無しさん:2001/01/09(火) 19:12
>>559 確かに全然出てこなかったですね。>オーギュの詩
彼が大嫌いだった私は、下手な詩だったら笑ってやろうと
密かに待ちかまえていたものでしたが。
肩書きだけで、作風に言及する人も居ないし…。
本当にどんな詩書いてのやら。
562 :
花と名無しさん:2001/01/09(火) 22:11
563 :
花と名無しさん:2001/01/09(火) 23:45
ら、ランボーとかみたいな!?・・・ちがうか・・。
少なくとも三好達治系ぢゃないわよね・・・。
564 :
pu-3:2001/01/10(水) 11:39
オスカー・ワイルドの写真見たとき、あなりにもオーギュそっくりでびっくり。
モデルかなんかですかね?
565 :
花と名無しさん:2001/01/10(水) 16:29
ここに来ている奴らは男なのか?女なのか?
「・・・わよね。」
「いい顔してるの。」
・・・もし男だったら不気味だ・・。
それはともかく、両方ともよい漫画だと思いますよ。私は男性ですがね。
個人的には「ポー」がいい感じ。
566 :
花と名無しさん:2001/01/10(水) 16:43
ポーは既に伝説の書。・・・かな?ははは。
オスカー・ワイルドとかランボーとか早熟で挑発的で
退廃的なタイプの詩人をまぜまぜしてつくったのかなぁ?
567 :
花と名無しさん:2001/01/10(水) 18:25
568 :
花と名無しさん:2001/01/10(水) 18:48
このスレはおなごが多いでしょ。
569 :
花と名無しさん:2001/01/10(水) 21:24
2つの作品とも昔読んだけどキャラクターの名前詳しく
覚えてない。
誰か登場人物つきで導入部分でいいから話教えて〜。
570 :
花と名無しさん:2001/01/10(水) 23:15
オーギュとワイルドが似てるだって??
571 :
花と名無しさん:2001/01/11(木) 00:03
いっそのことオスカー・ワイルドでなく
オスカー・ライザーがモデルだったなら・・・・
ジルベールも救われたのにねぇ・・・
572 :
花と名無しさん:2001/01/11(木) 00:19
571です。
ってゆうか、ジルベール生まれないわね→ライザーだったら・・。
却下決定。
573 :
オーギュスト・ボウ:2001/01/11(木) 00:52
「頭文字O」オーギュスト・ボウ詩集「ふたなり」より
俺は走り屋走り屋オーギュ
両刀使いでもあるんだぜ
ファイナルアンサー?「ファイナルアンサー」
ブー!!正解はBの豊胸手術でした。
年明け日本に帰って来たら鈴木その子が死んでいた
森脇健児は生きてるの?<セリフ>「ほんまギリギリや〜」
ああ愛しているよジルベール
セルジュムカつく氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね!!
でも味見した時美味しかったよ
574 :
花と名無しさん:2001/01/11(木) 00:59
まんだ林檎さんの漫画で
ジルベールもどきとオーギュもどきのホモホモ漫画あったな・・・。
あれはちょっとしたパロディだったのか?
575 :
花と名無しさん:2001/01/12(金) 17:29
WEB書店で注文した風と木の詩とどいたでしゅ。
汁ベールが最初からとばしていてすごかったです。
576 :
花と名無しさん:2001/01/13(土) 05:07
はっ!スレが落ちてる、いかん!
よいしょっとage。
577 :
花と名無しさん:2001/01/13(土) 21:21
不良が怖い学園。
578 :
花と名無しさん:2001/01/14(日) 00:56
>>577 ほんとだね。(笑)
私立でも安心できないぜってカンジ。
579 :
花と名無しさん:2001/01/14(日) 02:22
ジルベールを犯ってた男たち(学生ね)って、今考えてみると
みんなオッサンみたいだったね・・・(笑)
580 :
花と名無しさん:2001/01/14(日) 04:02
オスカー=オズワルド
賛同してくれる方は居るものか?
581 :
たけみやふぁんの名無しさん:2001/01/14(日) 04:42
ジルベールはよく醜男に暴行されてましたが、
最近立ち読んだ竹宮先生の漫画でも、
やっぱり美少年が醜男に・・・。
(というか美少年が醜男を自分から誘った)
最近の作品だけあって、モロのせーくす描写でしたが。
そういうカップリング(?)が好きなのか…?
582 :
花と名無しさん:2001/01/14(日) 05:12
>>580 三度ゥ・・・ちがった賛同!!
顔も似てるけど性格も似てるぅぅvv
583 :
花と名無しさん:2001/01/14(日) 14:10
584 :
花と名無しさん:2001/01/14(日) 22:57
ジルベールが急に勉強できるようになるのが納得できなかった。勉強って普段してないとなかなか成績上がらんもん、私。ジルって天才なの?
585 :
花と名無しさん:2001/01/14(日) 23:16
>584
まあ幼いころは児童書とばしていきなり大人の本
読んだっつーぐらいだからそれなりに天才なのでは?
586 :
花と名無しさん:2001/01/14(日) 23:18
>>581 犯す相手が美青年だったら和姦になりますから。
587 :
>544:2001/01/15(月) 01:07
花嫁をひろった男では主役張ってましたけど
588 :
花と名無しさん:2001/01/15(月) 17:06
風と木の詩、今日文庫ではじめて読み終わった。
汁ベールは、痔にはならないのだろうか?
589 :
花と名無しさん:2001/01/15(月) 19:20
まず切れ痔、そして痔ろう。
590 :
花と名無しさん:2001/01/15(月) 23:34
あの当時にエイズ発生してなくてよかったね。
591 :
花と名無しさん:2001/01/19(金) 17:35
もっと女の子にもててほしかったなー
592 :
花と名無しさん:2001/01/19(金) 18:53
ジルは一途なタイプですからね。いくらモテテも浮気は出来ないでしょう。
あ、体抜きで精神のほう限定ってことね。
593 :
始めまして少女漫画板:2001/01/19(金) 20:11
トーマ…萩尾マンガはみなそうだがネームが研磨しまくった宝石のようで話しは
エピソードで物語っている。フィルムの一番大事な必要なところしか使わない
映画のようだ。
風木…作者がキャラクターになりきって思いっきり伝えたい言葉を語らせている。
一年間やる大河ドラマのようだ。とにかくめちゃくちゃに勢いがある。
ユーリのアレはリンカーンだと思ってました。昨今のヘボボーイズラブだと
エロ写真とられてるシチュエーションなんでは?…ぐはっ!
594 :
花と名無しさん:2001/01/22(月) 10:21
オーギュのジルに対する想い。って複雑だよね。
父性愛ではないだろうし、恋人なら手元から離さない方法を考えそうなものだし、
みなさんどう思いますか?
595 :
花と名無しさん:2001/01/22(月) 15:28
汁ベール(この変換なんとかならんかと言いつつ使う)って、セルジュと駆け落ち
してから死ぬまでが早かった。
文庫本の最後の一巻分で急に大人びたね。
596 :
花と名無しさん:2001/01/22(月) 15:51
増山のりえさんの風と木の詩の番外編小説版で、小説の詳しい内容をギボーン。
売ってないよう。ブックオフでも。
597 :
花と名無しさん:2001/01/22(月) 21:06
>>596間違ってるかも知れないけど。
セルジュの子孫が主人公。
音楽家として大成したセルジュにジプシーの血が入ってると知らなかった主人公。
その証拠を調べる内に、セルジュの奥さんとクリソツな少年がいる事を知る。
その2人の事を調べる、みたいな所まで知ってる。
最後は、漫画と一緒だから面白くないと聞いた。
これは全て人から聞いた話なので、本当かうそか分からない。
598 :
花と名無しさん:2001/01/22(月) 21:07
追加。
ちゃんと「のりす・はーぜ」で探した?
作者は増山のりえではなく「のりす・はーぜ」
「神の子羊」だよ。
欲しいな
600 :
名無しさん:2001/01/25(木) 01:05
はいはい、あげ
601 :
花と名無しさん:2001/01/25(木) 03:51
602 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/25(木) 15:12
スタジオライフ、どうよ?
603 :
名無しさんは見た!:2001/01/26(金) 07:47
むか〜しケイコたんと
増山さんのトークショウ行った。「地球へ」の時。
604 :
花と名無しさん:2001/01/26(金) 08:38
新刊の「コミックファン」に少コミ・プチフラワー編集長のインタビューが出てる。
「風木」は最後の方のクオリティが下がっているって竹宮さんと喧嘩してお茶をぶっ
かけたんだそうで(笑)。
萩尾さんと竹宮さんの違いについて、竹宮さんは週刊連載ができたけど、萩尾さん
は無理だった、といってるのは面白いなあ
605 :
花と名無しさん:2001/01/30(火) 22:25
竹宮さんの方が絵が好きです。風木の12巻ごろが好き☆
606 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/30(火) 22:44
「風木の12巻」どの当たりでしたっけ?
今手元に本が無いので、スマソ。
607 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/31(水) 02:55
神の子羊は図書館で読めた。
図書館は案外狙い目だよ。買わなくていいし
608 :
名無しさん:2001/01/31(水) 06:49
>607
図書館に風木が置いてあるのか〜
時代は変わったな〜
609 :
花と名無しさん:2001/01/31(水) 09:34
神の子羊はうちの近所の図書館にもあるよ。
風木は流石に置いてなかったなあ。
610 :
花と名無しさん:2001/01/31(水) 11:23
>606
夏休みです。アーチネストの沼です。
611 :
花と名無しさん:2001/02/02(金) 14:34
「いきなり次回予告!」やってみました。
>ジルに襲い掛かるオーギュの魔の手!
>「やめて、人を呼びますよ!」
>「へっへっへ、いいじゃねぇか、おくさあ〜ん。」
>急げ!セルジュ走れ!セルジュ
>セルジュは愛するジルを救い出すことができるのか!?
>次回クライマックス!【俺のジルに手を出すな!】お楽しみに!
そのまんまやん
612 :
花と名無しさん:2001/02/02(金) 14:44
そんなオーギュいやん。
613 :
花と名無しさん:2001/02/02(金) 15:15
ではこちらをプレゼントしよう。
>苦し気に悶えるジル。
>其れを見て微笑む謎の人物セルジュ。その手には・・・・
>愛する恋人を助け出すことが出来るのかッ!!!
>オーギュはあても無く街を彷徨う。
>次号、失われたジルの過去が明らかに!!!!
あらら。逆になっちゃた。
614 :
花と名無しさん:2001/02/03(土) 12:13
オーギュとジルベールの方がお似合い
615 :
花と名無しさん:2001/02/03(土) 20:07
そうだね、セルジュとではなんか、「オセロ」ってかんじ。
616 :
花と名無しさん:2001/02/03(土) 22:29
セルジュっていい子だけどうっとい時がある。なんかはたらいてるときとか。なんでもします!とか
617 :
花と名無しさん:2001/02/03(土) 22:37
あのお坊ちゃん?なところがいいいのよ。
腹黒いスレたセルジュなんていやん
618 :
花と名無しさん:2001/02/04(日) 00:56
でもセルジュはタバコ吸ったから、もう不良なのよ!(笑
相方は阿片吸ってるからそれよかマシか…。
619 :
619:2001/02/04(日) 01:38
トーマさっき初めて読みました。調度感動して泣いてる時にカーちゃんの風呂勧誘が来て焦った。あんたでも泣くのねーと捨て台詞と共に去っていきましたが...
620 :
607:2001/02/04(日) 01:50
>608、9
なんか図書館に置いてある本って司書の趣味も入ってるのかなと思わざる
得なかった。なんせ風木借りるとき30代くらいの女性司書から
これ面白いよねアニメも出て面白かったよって話かけられてし(笑
神の子羊は正直風木から逸脱してるのであんまり面白くなかった。
621 :
花と名無しさん:2001/02/05(月) 14:46
神の子羊編ってどこにもない!京都であるとこしりませんか?
622 :
花と名無しさん:2001/02/07(水) 11:13
ル・カピ(ジルとセルジュが働いていた店ね)で
セルジュの生ピアノ聞きながら、
ジルが持ってきた「レバニラ炒め」を食いつつ
尻を触って「このクソババァ〜!」と罵られながら
お盆で叩かれる毎日を過ごしてぇ〜!!
でもジルは何処で「レバニラ炒め」を知ったのだろう?ボナール邸か?
623 :
花と名無しさん:2001/02/07(水) 11:53
風と木の詩ってトーマの心臓より木原敏江の「摩莉と新吾」に似てませんか
設定とか主人公二人の性格わけとか。あっちの方が明るいけど。がいしゅつでしょうか。
624 :
花と名無しさん:2001/02/07(水) 12:50
>623
「摩莉と新吾」でトーマと風木を比べろ。ってーの?
このスレにきて、そーいうこと言えるあなたが何だかなー。
625 :
花と名無しさん:2001/02/07(水) 13:28
>>623 こういう性格分けは王道。
どこにでもある。
626 :
花と名無しさん:2001/02/07(水) 13:34
摩莉と新吾も好きだけど、風と木の詩と似てるなどとは思いませんで
したが。
627 :
花と名無しさん:2001/02/08(木) 12:38
>>624 まあ落ち着いて。
どうせこのスレ停滞気味なんだし、
せっかくネタ振ってくれたんだから、
もっと前向きに見当してみても良いんじゃない。
風と木の詩とトーマの心臓のどちらが、
より摩莉と新吾に似てるか考えてみる、とか。
あ、でも私は、摩莉と新吾読んだことないからパス。
628 :
花と名無しさん:2001/02/08(木) 22:29
>>627 文庫で買ってチョ。読んで損はない。絵が古臭いのが難儀だけど。
ホモっぽいといえばホモっぽいけど、ネチョネチョしてないし明るい雰囲気です。
テーマは案外重かったり、深刻だったりしますが感動しました。
あらすじとしては、純日本人少年の新吾とドイツ人ハーフの摩莉が全寮制
旧制中学で過ごす青春の日々をつづったドタバタコメディあり、淡い恋あり
といった内容でした。私としては、紫乃先輩という人が25歳になっても弟を
かわいがるあまりお嫁にいこうとしない異母姉のために、新吾と恋愛関係に
あると嘘を言って、自分への未練を断ち切らせてお嫁に行かせるという話が
好きでした。紫乃先輩はお姉さんを女性として好きだったわけですが、絶対に自分
の気持ちをあかしませんでした。結局紫乃先輩は結婚もせず、やがてお姉さん
の子供をかばって死んでしまいます。新吾のみが紫乃先輩の気持ちを知っている
という話でした。紫乃先輩がひょうひょうとした性格な分だけ切なかったです。
>>628 あなたは浜村淳か?
語りすぎ。未読の人に気の毒だ。
630 :
花と名無しさん:2001/02/10(土) 22:53
本日コンビニにて「21世紀に残す名作マンガベスト100!」(竹書房 発行)
なる文庫本を購入。
1位 ドラえもん
2位 あしたのジョー
3位 北斗の拳
・
・
20位 ポーの一族
80位 トーマの心臓
83位 風と木の詩
この結果についてどー思います?ついでに木原先生のものは
見あたりませんでした。あっ!あったあった、
191位 摩利と新吾 以上。
631 :
花と名無しさん:2001/02/10(土) 23:27
読者投票か編集部が勝手に決めたのか
わからんがなんか間違ってると思う。
632 :
花と名無しさん:2001/02/10(土) 23:39
著名人から一般人までと、一応ウタッテある。
「今読んで面白いもの!」が選考条件なんだって。やっぱ、間違ってる
っておもうよね?
633 :
花と名無しさん:2001/02/11(日) 00:32
「トーマの心臓」80位、「風木」83位ぃ〜???
うそだ、間違ってる。「ポー」の20位はまあ妥当としても。
対象は少女漫画を知らない人ばっかりだったんじゃないのか?
634 :
花と名無しさん:2001/02/11(日) 04:04
うん。少女漫画ファンで頷ける人は少ないだろうね。
>「21世紀に残す名作マンガベスト100!」
おお、早速2ちゃんのパクリかいやと思ったのに。
635 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/11(日) 22:31
でも、「北斗の拳」が3位ってのは許せない!
636 :
花と名無しさん:2001/02/12(月) 00:10
上位ランク作品見るとなんか程度が知れてるって感じ。
ホント北斗の拳が3位っつーのも藁えるよねえ。
630さんよければベスト10ぐらいまで教えて。
637 :
花と名無しさん:2001/02/12(月) 23:47
では、ご期待におこたえいたしますね。
4位 ブラック・ジャック
5位 AKIRA
6位 ドラゴン ボール
7位 SLAM DUNK
8位 火の鳥
9位 タッチ
10位 ゴルゴ13
なんか、またブーイング起こりそう。自分的には、タッチの9位がなんかが
きにくわないですな。
638 :
花と名無しさん:2001/02/13(火) 00:02
売上やアニメ化、という世間的な知名度で言えば
適当なランキングですな。
より広く世間にアピールしたという意味で。
639 :
花と名無しさん>せんきゅー630さん:2001/02/13(火) 00:06
21世紀に残したい名作マンガベスト10にゴルゴ13??
どらごんぼーるう??BOOWW!ダミだこりゃ。
順位みるとアンケート取った層に偏りが
あるのバレバレ。でも風木、トーマは少年愛がテーマだから
それだけで偏見がかって不本意な順位になりやすいのかもね。
640 :
花と名無しさん:2001/02/13(火) 00:28
あ、それみたみた!「20世紀を代表するマンガ家」ってのも
あったねー。 1位 手塚治虫、2位 鳥山明、3位 大友克洋、
萩尾望都センセーは、7位。竹宮教授は、残念ながらノッテなかった。
まあ、順位みても手塚びいきが目立ってました。
偉大なのは、分かるけど、あの本、
読み物としては、どうかと思う内容だよ。
641 :
花と名無しさん:2001/02/13(火) 07:23
手塚治虫って名作も多いけど、駄作も多いじゃん。
萩尾望都は、個人的には初期の作品の方が良かったと思うけど、
萩尾望都ファン歴長いけど、駄作って感じた作品はないなあ。
それに手塚治虫ってテーマが常に直截的すぎて
(テーマに圧倒的な重みがありすぎてテーマさえ遵守してれば)
(漫画の絵も面白いとは思うけど、)別に他のメディアでいくらでも
代替できるじゃんってとこが、「漫画」としてはいまいちな気がする。
もしこれが「トーマ」や「風木」じゃ他のメディア化するには
かなりのハードルがあると思う。たんに登場人物をそろえて、
同じ台詞を読ませて、たんに同じストーリーを追うだけじゃ、
読者のイメージしてきた世界(雰囲気とか匂いとかいろいろ)を
とても再現できない。「トーマ」「風木」を原作としたあくまで
全く別の作品としての価値を目指してしか、他のメディア化できないと
思う。それって読者のイメージをより豊かに、またより限定的にすることの
できる、漫画として洗練された作品っていう証拠の一つになると思う。
文字で書けばすむものを、声に出して説明すればすむものを
わざわざ漫画にする必要なんてないと思うし、
漫画という手段をとるなら漫画でしか表現できない世界を構築するべき
と思う。そういう意味で「トーマ」「風木」はもっと名作として
上位に認められるべきですよね。
642 :
花と名無しさん:2001/02/13(火) 13:32
すいません、萩尾さんのマンガの面白さがわかりません。
繊細すぎるからでしょうか?
>>642 フィーリングが合わないのかな?
他にもっと相性のいい作者を探す方が良さそうですね。
644 :
花と名無しさん:2001/02/14(水) 23:01
「残酷な神が支配する」
あれおもしろいなー 萩尾漫画あんまりしらんけどこれはいいと思う
645 :
1:2001/02/16(金) 16:07
あげときまっせー。
646 :
花と名無しさん:2001/02/16(金) 19:33
カールが好きです。まじめ具合がよい。その後が知りたい!セバスチャンもどうなったんだろう
647 :
花と名無しさん:2001/02/17(土) 23:55
>>646 セバスチャンはセルジュにお熱丸出しだったのよね。
兄のカールは秘めたる思いを抱いて、それを隠していたというのに、大胆な弟…。
登場人物の中で唯一ストレートで健康的だったのは、今考えてみたらパスカルだと思う。
なんとなくオッサンぽいんだけど(笑)。
そういやジルに人工呼吸してたなー。その時も特に嬉しそうではなかったパスカル(笑)。
パットは最初、ちょっとレズっぽい雰囲気を醸し出していたけど、セルジュに出逢ってから
ストレートになっていって、最後の方ではもうすっかり女の子なのが印象的。
やっぱ女は男次第だわ。
648 :
花と名無しさん:2001/02/18(日) 00:41
パスカルにだけはスネ毛があった気がする。
649 :
重箱:2001/02/19(月) 01:27
セルジュが夏休みにジルベールの家に滞在しているシーンで、
オーギュのセリフに19世紀には発見されていない「冥王星」が
出ているのが気になった。考証的にはおかしいけど、まあいっか、
と思ってます。そういうのを補って余りある情熱が感じられるから。
と言いつつ、ジプシーの血が四分の一しか入っていないセルジュって
そんなに色黒なのかどうかも気になったりして。母のパイヴァは
ジプシーと金髪碧眼の北欧人とのハーフですよね。
北欧人のハーフ
650 :
花と名無しさん:2001/02/20(火) 15:16
なんでジルベールは片目がいっつも髪でかくれてるんだろう。うっとしそう
お父さんがそこに住んでるんです。
652 :
花と名無しさん:2001/02/20(火) 16:24
そうなのか
653 :
花と名無しさん:2001/02/20(火) 18:06
ってことはオーギュが出入りしているって事か?
654 :
花と名無しさん:2001/02/20(火) 19:15
ジルベールになりた――――――い!!!!
痛くて御免!!!!!!!!!!!!!
655 :
花と名無しさん:2001/02/20(火) 20:10
気にするなー!痛いのはミンナ一緒さ〜!!!!
あたいもジルにお盆で叩かれたいんだ〜い!!!
あーチクショー仕事が終わらねー!!!!
656 :
花と名無しさん:2001/02/22(木) 19:28
私はオーギュがいいナ!
657 :
花と名無しさん:2001/02/22(木) 20:18
ボナールが初体験の相手だったら悔やんでも悔やみきれない。
しかも8歳(だっけ?)の消防の時になんてね〜
私ならこう言ふ。
犯ったね!オーギュにも犯られたことないのに〜! アムロでっす
658 :
花と名無しさん:2001/02/23(金) 13:11
>>657 うんにゃ違う。10才だ。
>犯ったね!オーギュにも犯られたことないのに〜!
いや〜笑った笑った。
まぁ。最終的にはオーギュにも犯られたけどさ。ヘヘ。
659 :
花と名無しさん:2001/02/23(金) 17:40
最後の方のジルベールが大人っぽくてよかった。オーギュは何歳くらいで死んだんだろう
長生きはしてなさそう・・オーギュもさみしいなー
660 :
花と名無しさん:2001/02/23(金) 23:55
うんうんみんなのその後が気になるとこだね。
竹宮先生に続編描いてもらいたいけど今の絵柄は嫌いだなー
661 :
花と名無しさん:2001/02/27(火) 04:05
よいしょっとageるわようりゃー
662 :
花と名無しさん:2001/02/27(火) 05:11
かなり前にウィーン少年合唱団で実写版可能?みたいな書き込み
ありましたね・・・。
某板のような騒ぎが起こったら嫌だと思いながら、なかなか
言えませんでしたが、ウィーン少年合唱団、好きです。
で、合唱団の子たちを眺めつつ、あの子だったらエーリクいける!
とか、あの子はセルジュかな・・・なんて、アホな想像を膨らませた
こともありました。ジルベール級に色っぽい子もいますし。
今思えば、恥ずかしい想像ですけど。
663 :
花と名無しさん:2001/02/27(火) 21:40
あのー、風木がトーマのぱくりだって聞いたんですけど、
嘘ですよね?
だって信じらんない!(理由になってないけど)
そりゃ、委員長とユーリそっくりだけど、他は・・・
だれかホントのこと教えて!!
664 :
花と名無しさん:2001/02/27(火) 22:14
665 :
花と名無しさん:2001/02/28(水) 00:36
怖っ。
666 :
花と名無しさん:2001/02/28(水) 04:45
風木がトーマのぱくり…
じゃ、トーマはきっとケストナーの「飛ぶ教室」あたりのぱくりだね…
669 :
花と名無しさん:2001/02/28(水) 18:25
トーマのキャラはなんかみんな遠慮がちなような。エーリク嫌いうっとい
670 :
花と名無しさん:2001/02/28(水) 21:19
>668
ぱくりじゃないでしょうけど、でも、私も初めてトーマ読んだときは、
ケストナーの「飛ぶ教室」を連想しましたよ。
あと、ヘッセ(デミアンとか)の世界にも通じる何かを感じました。
まあ、こういうのは、ぱくりっていうのではなくて、
影響を受けてるって言うべきなんでしょうけど。
671 :
花と名無しさん:2001/03/03(土) 12:49
私はヘッセの「車輪の下」の雰囲気好きです。
やはりトーマに似た恋愛ともちょっと違う、
男の子同士の感情がわかって。
>ヘッセ(デミアンとか)の世界にも通じる何かを感じました。
マンガ雑誌って漫画家さん全員が短いコメントを書くコーナーがありますよね。
トーマの連載中にヘッセのデミアンのことを書いていましたよ>萩尾さん
「読んで感動した(衝撃を受けた?)本」みたいな書き方だった。
673 :
670:2001/03/04(日) 02:52
わー、やっぱりヘッセ(デミアン)の影響うけてらっしゃったのかあー。
少年期の観念的な世界・・・。
作品は読むけど、作品解説とか作者のコメントその他などは読まない私。
ファンだったら、もうちょっと萩尾望都さん自身のことも勉強しろって
感じですよね、私。
674 :
花と名無し@シュールな愛のリアルな死:2001/03/04(日) 03:20
>>673さん。
もうないかな?以前の望都先生のスレッドで、ヘッセとの関係は
かつての文芸誌「ユリイカ」の少女漫画特集で本人自身が・・・
と私が書きました。
なんでも、何度も出したネームが編集者に受け入れらなった
不遇の時代にデミアンは心の支えになったと、ありました。
675 :
暖炉の栗拾い:2001/03/04(日) 06:19
>674
>文芸誌「ユリイカ」の少女漫画特集
大学の図書室にあったよ。慶應(日吉)の図書室。
676 :
花と名無しさん:2001/03/06(火) 04:29
萩尾望都さんと海外小説家つながりで・・・、
確かエーリクという名前は、リルケの「マルテの手記」に
出てくるエーリクという少年からだと知って、
「マルテの手記」読んでしまいました。
数年前、まだ高校生だった私にはちょ〜っと難しい内容
でしたが、なんかやはり少年の描写など独特の雰囲気が
あり印象深い本でした。
私、中高一貫のミッション系女子校に通っていましたが、
中学二年の時のクラスメートに長年真剣に恋をしていました。
「レズ」と聞くとやたらと生々しい女々しい歪んだイメージを抱く人が
多いのは経験上よくわかっていたので、他言することはほとんど
ありませんでしたが、高校卒業後に「トーマ〜」を読んで、
「ああ、男の子版の私達だ・・・」と思いました。
(「風木」は「違う」と思いましたが)
大学時代、萩尾望都や「トーマ〜」を絶賛する女の子が
回りには結構いましたが、そういう子達に私の恋について
(もちろん「私の友達の話なんだけど・・・」って設定で)
語ってみても、結局「女子の同性愛は気持ち悪い」
「そんな倒錯した感情は恋でも友愛でもなんでもないわ」
という反応しか返ってきませんでした。
あくまで設定がドイツのギムナジウムの美少年達の・・・
ってものでなければ、反応できないなんて、「トーマ〜」の世界が
ホントにわかって絶賛してるんじゃないんじゃない???
って、ちょっと反感持ってしまった・・・
確かにああいいうテーマを物語として描くには、透明な時代の
「男の子」を登場させて少々非日常的に描く方が適しているのは
わかるんだけど・・・
ほんとは「よくある単なるホモ漫画のひとつ」くらいにしか
受け取れていないのに、世間で「トーマの心臓は傑作、名作」っていう
揺るがしがたい評価が定まっているから、「トーマ〜はすごい」って
思おうとするだけの人って少なくないんじゃないかな・・・という気がした。
678 :
花と名無しさん:2001/03/11(日) 18:28
だれか書いて
>>677見てふと思い出した。
男女で軽い下ネタ話で盛り上がってたとき、
女性陣は「ホモは憧れる、レズはきしょい」と主張して
男性陣はその逆だった。男性向けエロ本みりゃわかるか。
どっちか肯定してどっちか否定するのは
男たちのエロ妄想につきあうのと似たようなもんだなと
今になって思う。
>>677 >>679 私の中学時代の先輩そうだった。
って言うか、もうちょっと複雑で、
セラムンのレズ物はOKだけど、実物は駄目だって。
中学時代の私、同性の先輩を好きだったから、少し辛かった。
全然関係ない話でスマソ。
でも、学生時代って、やたら潔癖だから
無色透明な「少年」じゃないと駄目だったのかもね。
681 :
下がり過ぎてたのであげ:2001/03/21(水) 17:45
>>677 わたしゃ「トーマ」が女子校の話だったとしても好きよ。
(ただし、女子校の話だったとすると、ユーリがレイプされる事もないわけで、
そうするとトーマが自殺する事もなく、話が成り立たなくなっちゃいますが)
801板には「女の子×女の子」スレもあるよ。
ヤオイスキーでも百合話好む人も増えた。
時代は変わった。
(もちろん「レズきしょっ」つう人もいますが)
682 :
花と名無しさん:2001/03/27(火) 10:16
竹宮さんの原画展が4月に開催されるそうだ
683 :
花と名無しさん:2001/03/27(火) 12:04
海外の児童書の、バレリーナを目指す女の子の話を読んでたら、
相手役の少年がセバスチアンだったり、バレエの先生の名がジルベールだったり、
セバスチアンの家の執事がオーギュストって名だったり、
笑わせてもらった。
さすが、舞台がフランスなだけある・・・・・
684 :
花と名無しさん:2001/04/03(火) 10:15
>683
それは偶然じゃなくて、竹宮さんがそこから名前をつけたって
事はないかなあ…?
それともフランスではありがちな名前なのかな〜
>>684 極めてありがちな名前。
欧米は、日本ほど、個人名のバリエーションが豊富ではないのです。
スタンダードな名前というのが大変多い。
太郎や、一郎と名乗る日本人はそういませんが、
ジョンは腐るほどいます。ヨハネの英語読みです。聖書の昔からスタンダード。
日本みたいに、歴史状の人物の名前が、現代ではまったく使われない、
などという例は、かなり稀。
例えば、オーギュストというのは、多分アウグトゥスのフランス語読みで、
「尊厳」とか言う意味だったと思う。
>>685 英語だったらAugustだから、「八月」という意味もあるね。>オーギュスト
687 :
685:2001/04/03(火) 19:38
>>686 8月=Augustは、多分帝政ローマ初代皇帝アウグストゥスの誕生月だから、
8番目の月がそう呼ばれる様になり、英語読みでオウガストになったのでは?
ちなみに7月はユリウス・カエサル(英語ではジュリアス・シーザー)の誕生月で、
英語読みはジュライです。
なお、アウグストゥスはラテン語で尊厳と言う意味ですから、
オーギュスト、アウグステイヌス、などの人名も、8月と言うよりは、
尊厳の方の意味でしょう。
一方ユリウス=ジュリアスは、ローマ建国以前より脈々と続く、
名門貴族の門閥名です。
ア、失礼。横レスなのに、あげちゃった
690 :
名無しさん名無しさん@腹打て腹。:2001/04/04(水) 08:39
オスカーが萌えです。
全然関係ないけど、トーマの心臓を初めて読んだ時
、気分が重くなったよ。その時ちょうど、ミスチルの「Tomorrow never knows」
が流行ってて,登場人物の心情と重ねちゃったよ。
>>687 >ちなみに7月はユリウス・カエサル(英語ではジュリアス・シーザー)の誕生月で、
>英語読みはジュライです。
さらにドイツ語読みだとユーリ!
おお、風木だけでなくトーマにもつながった。
>8月=Augustは、多分帝政ローマ初代皇帝アウグストゥスの誕生月だから、
>8番目の月がそう呼ばれる様になり、英語読みでオウガストになったのでは?
“呼ばれるようになった”のではなくて、“呼ばれるようにした”のですよ。
暦の改革をしたユリウス・カエサルが誕生月に自分の名前を冠するのは
ある意味仕方ないとしても、アウグストゥス帝まで同じことをするとは…
この上、ティベリウス帝まで前例にならってたらどうなったんでしょうね。
693 :
花と名無しさん:2001/04/04(水) 22:23
書いて
>>692 アウグストゥスはユリウス家の女を母に持つとは言え、貴族ではなかったですしね。
養子にし、後継指名してくれた伯父を常に意識していたのでしょう。
また、カエサル家の養子になったという事は、ユリウス一門の人間と言う事ですから、
自分の所属する門閥名がある月の名である事はかわらなんですが、
やはり、養父を越えたかったのでしょうか。
686さんはお詳しそうですので、言うまでもない事でしょうけれど、
ユリウス・カエサルも、アウグストゥスも個人名はガイウスなんですよね。
古代ローマって、男子の個人名のバリエーションは10個ほどだったとか。
確たる業績のある男子は、その実績を髣髴とさせる綽名をつけてもらえるし、
それが家名になる事もあるそうですが(カエサルは象と言う意味、
象を使って戦果を上げたご先祖様への民衆の賛辞の綽名がそのまま家名に)、
それがないと、誰が誰やら…(アウグストゥスと言うのも自分で選んだ綽名だし)、
女性名に至っては、全て門閥名の女性形が、個人名になったとか。
アッピウス一門の出身女性は、皆、アッピア。ユリウス一門出身女性はユリア。
クラウディア、ポンペイア、全部所属門閥名の女性形・・・。
不思議な習慣ですよね。日本人の名前の豊富さから見ると。
695 :
花と名無しさん:2001/04/06(金) 14:01
692さんありがとう
風と木の詩読みましたー!最後面白かったです。
今まで竹宮さんって最後まで読めなかったのに最後まで読んだら面白かった。
嬉しい発見でした。
697 :
花と名無しさん:2001/04/14(土) 17:12
ずいぶん下がってるんであげちゃおう。
698 :
花と名無しさん:2001/04/14(土) 18:11
風木すき!
699 :
花と名無しさん:2001/04/14(土) 18:11
今週のテレビブロスにて、ロマンポルシェ。がドラマについて対談している
のだが、そこで「ストロベリーオンザショートケーキ」について話が
及んだ際、「あれはトーマの心臓を狙ってたんだろうが、窪塚くん
が一人だけ風と木の詩やってきてるから、妙に見える」
と評していた。
そういわれてみればあの違和感は、なんて納得してみたり。
700 :
花と名無しさん:2001/04/15(日) 16:10
質問なんですがセルジュが「自分のからだがどうしてかってに反応するのかしりたかった
バスカルの言うように子孫をふらすため?それなら女の子に対してだけ反応すればいい
そうではないのはなぜなんだろう」って言ってたけどそれはなんでなんでしょう?
わからないんです
701 :
花と名無しさん:2001/04/15(日) 18:53
>>699 時々しか見なかったからストーリーは解からないけど
窪塚くん ほんと風木でしたね。
彼がジルなら実写版みてみたいなあ。
彼、急に色っぽくなりましたよね。結構注目株です。
702 :
花と名無しさん:2001/04/16(月) 01:05
>>700 体の反応=勃起する事?と思われ…
露骨でごめんなさい〜!
703 :
花と名無しさん:2001/04/16(月) 02:11
既出だったらごめんなさい。
ト−マがなんで自殺したのかわからないのですが…
704 :
花と名無しさん:2001/04/16(月) 11:34
705 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/04/18(水) 14:14
今日、初めてこのスレ読みました。以前に見つけたときは時間がなかったのと
「酷い叩きあいだったらどうしよう・・・」と思ったのですが、皆さんマターリ
と語ってるので安心しました。
両作品とも二十歳になるかならないかの時期に読んだのですが「墓場に持って
いきたい作品」です。
「トーマ」は深く静かに流れ「風木」は熱くてダイナミック。
どちらの作品も感銘を受けました。
703>>
35あたりにありますよ!
706 :
名無しさん:2001/04/19(木) 07:35
「風と木の詩」かな。竹宮さんのホームページに行くと
麗しいジルベールが読んでいたときまだ小学生だったけど
別に違和感なく読んでた母が「この本ばかり買うのはやめなさい」
と言っていた意味が大人になってわかったような気もするけど
同性愛だとかあまり関係無いような…台詞が素敵でなんども読み返してた。
707 :
花と名無しさん:2001/04/21(土) 04:56
風木の台詞。う〜ん、「憎しみで人が殺せたら」とかかな。
台詞で印象に残ってるのはトーマのほうが多い。
風木はシチュエーション 萌えが多かった。
エルネスト?のことで夢遊病のようになっているジルのために
沼に入ってくセルジュとそのあとの二人の絡みとか
劇のように流れてくのにため息ついて読んでた。
708 :
703:2001/04/21(土) 05:55
>705
ありがとうございます!
709 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/04/21(土) 06:00
今更だけど、発表されたのは「トーマの心臓」の方が早いよね。
「風と木の詩」も「トーマの心臓」の影響受けたのかな?
710 :
花と名無しさん:2001/04/21(土) 08:23
>>709 影響受けなかったことはないと思うけど、
竹宮先生曰く、風木はずっとずっと描きたかったテーマだったらしいから
(あれを描く為に「ファラオの墓」を描いたとかナントカ逸話もあるし)
トーマを読んで風木が生まれたってことはないんじゃない?
711 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/04/21(土) 10:36
私も「風木」は「トーマ」が影響したとは思わないです。
何かの特集本に「増山さんが少年愛の世界に私(竹宮)をはめた」って
記事がありました。その後は電話で8時間にも及ぶ「風木」の構想を
増山さんと語り合ったとか。
萩尾先生と竹宮先生を引き合わせたのも増山さんですね。
「風木」はどの出版社も連載拒否されたので、じゃあそれなりの実力
を見せれば!!という意気込みで「ファラオの墓」を描きアンケート
でもトップをとり、漫画賞もとったのでようやく連載をスタートできた
そうです。
このあたりは当時に出版された特集本などに記載されていますので
古本屋でみかけたときにご確認ください。
かなりスレ違いで申し訳ないです。
「トーマ」に影響受けた作品といえば一条ゆかりの「砂の城」
とくに主人公格の少年が全寮制の学校入ったり、ちょっぴり
不良な少年が↑を赤ん坊扱いしたり、とどめは勤勉な委員長(ユーリ
並に暗いよ)が吹っ切れて転校しちゃったり。
全編に及ばなかったからいいものの、当時はどういう扱いされてた
んだろう。連続カキコでスレ違いなのでsage
713 :
花と名無しさん:2001/04/21(土) 12:51
「ファラオの墓」が「風木」を世に出したいがための作品だったとは。
「風木」への竹宮先生の思い入れって相当なものだったんですね。
そういえばサリオキスが奴隷として焼印入れられるシーンとか
スネフェルに拷問されるシーンって少女漫画とは異質な感じが
したのを思い出した。
少年愛テイストだったのか。萌えたけど。
714 :
花と名無しさん:2001/04/22(日) 06:30
スネフェル?。極悪なのに好きだったな〜
715 :
709:2001/04/22(日) 14:15
どうも、レスありがとうございます。
最近、両方の漫画を読んだのですが、かなり設定の共通点が多いと思いまして。
「風と木の詩」の方が、少年愛の代表というイメージが有ったのですが、
むしろ、「風と木の詩」の方が先だと思ってたんで、
「トーマの心臓」のほうが先に発表されてるのに気づいて、結構驚いたんです。
「風と木の詩」の方が直接的で過激だからでしょうかね?
みなさんの意見を聞くと、どちらも自分の作風を生かして
名作と言われる作品を描いたんですね。
個人的には、「トーマの心臓」の方が好きなんですが。
716 :
連続テレビ小説@君の名は:2001/04/24(火) 01:09
ちょっと前にユリイカとかの話題も出ていたけど、たしか
立花隆あたりがインタビュアーになって、20人くらいにインタビュー
していた本のなかに萩尾先生のインタビューもあって、そこで
トーマの心臓のきっかけについて話してました。たしか外国の
なんかの映画を見て、ギムナジウムの話で、悲劇で終わってしまうのが
納得できなくて、自分がそうじゃない話を作ろうと思ったとかなんとか…
詳しくは覚えてないですが、探せば見つかると思います。
トーマの心臓は、なんかセリフひとつひとつが染みていいですよね。
「神様、御手はあまりにも遠い―」とか。
717 :
花と名無しさん:2001/04/24(火) 01:13
>>715 なんとなくかぶってるんですよね。
全寮制とか美少年とか。
でもテーマが全く違うし、どちらも面白いです。
718 :
連続テレビ小説@君の名は:2001/04/24(火) 01:19
どっちかとういうと、そういうイメージのものが
受けてた時代だから、似てるだけでは。もちろん作家として
世代はもろにかぶってるし、影響関係はあるだろうけど
719 :
花と名無しさん:2001/04/24(火) 01:22
それにしても、7/800の確率か・・・。
佳作とはいえ、中条も頑張ってたんだね。
>>454 の批評はなかなかツボを得てるが。
720 :
花と名無しさん:2001/04/29(日) 03:13
風木がトーマに影響受けたということは全くないと思う。外面的な部分で、
「ヨーロッパの男子寮ものはいい」ぐらいの所はあったかもしれないが。
しかし、作品の中身をみると、全然似てないし、影響受けた部分がどこだか
分からないというぐらい、共通点がないような気がする。そもそも比較する
のが難しいというぐらい共通点の少ない作品二つだと思う。少年愛と全寮制
というニ大要素が一緒で、逆によくぞここまでテーマもタッチも展開も個性
もキャラもかぶらぬ話を書けたものだと逆に感心するぐらい違う。
(がいしゅつだが、目のつけどころが違うから違って当たり前なのだろう)
721 :
花と名無しさん:2001/04/29(日) 03:15
どちらが好きといわれればやはりトーマの心臓の方が好きだ。ここまで明快
に(論理的なまでに明快に)精神の愛という抽象的なものの揺るぎなさをド
ラマ化した作品はあまり例がない。ユーリの苦悩、エーリクの天真爛漫、オ
スカーの優しさ、全てがラストに向かって見事に組み合っていくのが凄まじ
い。何度読み返しても、一言もないほど感動する。
といって別に風木が嫌いな訳ではない。抽象に逃げないぶん、華麗で躍動感
のある展開が味わえて読後感が豊かだ。
結論、どちらもいい。
722 :
花と名無しさん:2001/04/29(日) 04:47
風木のジルベールが馬車に走っていくシーンが一番悲しくて好きです。
最初で読むのをやめると、きっとただのホモマンガで終わるんだろうな・・・・。
最後の方が深くて良いです。
723 :
花と名無しさん:2001/05/02(水) 10:43
風木がトーマに影響受けたって事は無いという説には同意ですが、
同性愛に興味なかった竹宮さんにそういう世界を教えたのが
萩尾さんだった、という話を以前どっかで読んだ事があります。
私は24年組の中で一番「根っからの801好きな人だなあ」と感じたのが
萩尾さんなだけに、この話はありうるかもと思いました。
724 :
花と名無しさん:2001/05/02(水) 12:11
studio life 行きたかった〜。
725 :
花と名無しさん:2001/05/02(水) 15:17
前にも書いたかもしれないんだけど、
初めて萩尾・竹宮作品を知った時、絵がそっくりだと思った。
(今は全然違うってわかるけど)
で、昔共同生活してたと知って、何か共通の基盤みたいのが
あるのかもしれないなあと思ったものです。
726 :
花と名無しさん:2001/05/02(水) 15:23
でも今は仲が悪い…残念だな。
727 :
花と名無しさん:2001/05/03(木) 13:23
竹宮さんの作品、ちょっと前は文庫版がいっぱい出てたのに
最近書店に行ってもとんと見かけないのですが。
何かあったってわけじゃないですよね?
728 :
花と名無しさん:2001/05/07(月) 11:50
単に在庫がないんじゃあ…>727
家の近所には風木・イズァローン・地球へ…・協奏曲(だっけ?)など
あります。
文庫ってそうそう絶版にしないと思うんですが。
729 :
花と名無しさん:2001/05/08(火) 04:20
風と木の詩、愛蔵版で読んだんですがこの1巻に河合隼雄氏の解説が
載っていますが読んだ方おられます?
河合氏は「少女期の内面が良く描かれている。思春期の少女の心理とは
この作品のように極端から極端に走る激しいものだ」とか書いておられた
ような。(本が手元にないんでうろ覚え)
昔は「ちげーよ!少年の世界の話だよ〜〜」と激しく反発したけど、
少女漫画の評論とかやおい論なんかをいろいろ読んで、自分でも
考えたけど、大人(つうかババア)になった今は納得というか、同意。
つか河合隼雄はやっぱ凄いと思った。でもやっぱり風木知るきっかけに
なったのは、クライアントに風木ファンの女の子がいたのかなと思ったり。
730 :
花と名無しさん:2001/05/08(火) 10:35
ジルベールって性的にだらしない女の子でも話が作れちゃうなと
思った事あり。(男子校が舞台じゃまずいですが)
ジルの行動原理に男性らしいところがまったくないので、
そう感じてしまったのかも。
731 :
花と名無しさん:2001/05/08(火) 11:19
>>723 そこに増山のりえさんを加えてね。
最初、タッチが似てたのはお互い影響し合ってたのもあるだろうし、石ノ森章太郎
先生の影響を受けていたというのもあるかもしれませんね。
>>729 愛蔵版ってあのコミック・ボンボン並に分厚いやつですか?
732 :
花と名無しさん:2001/05/08(火) 14:31
>>729 そうです。風木は全9巻、トーマの心臓は1巻にまとめられてます。
今トーマの奥付を確かめたら初版は89年だった。バブルまっさかりの頃、
少女漫画も古典漫画の愛蔵版が数多く出版されるバブル状態だったのね。
733 :
731=729:2001/05/08(火) 16:41
734 :
Nana:2001/05/13(日) 16:56
ジルベールが死んじゃう巻見るたびに泣ける・・・・
>>730 女の子だったら、駆け落ちしなくてもいいと思う。
パリに二人して逃げて、貧困の果てに死んでしまったでしょう。
もし、女の子だったら、駆け落ちしないで、
そのままある程度の歳までまって、
結婚すればいいだけの話だと思うよ。
昔の作品は、今の作品と違って、
男である理由が明白だと思う。
736 :
730です:2001/05/14(月) 10:41
ジルが女の子でも、オーギュは結婚に反対しただろうと思うので、
やっぱり駆け落ちだと思うんですが…。
(5歳の頃から性的に仕込んだ実の娘…少女漫画でそんなモン描けませんが)
上流階級のただれた性の中で翻弄されるジルを救うセルジュ、とか。
でも男同士で描いたからには、竹宮さんの中で「この作品は男同士でなければ
ならない!」という必然性があったんだろうなあ。
737 :
花と名無しさん:2001/05/14(月) 10:53
男同士である必然性はなかったのかもしれないけど、
男同士だからこそあそこまで背徳的な雰囲気を
醸し出していたんじゃないかな?
738 :
花と名無しさん:2001/05/14(月) 13:40
「風木」ではいい子ぶりっこのセルジュが嫌いだ。
オーギュの諧謔味やボナールの可愛げの方が好み。
「ファンシーダンス」で浮雲山のロスマリネっていうのが出た時には笑った。
ロスマリネとジュールって、ガルマとシャアに似ているね。
個人的には竹宮作品なら、「ファラオの墓」、「変奏曲」、「地球へ」、「姫くん」
「ロンドカプリチオーソ」の方が好きです。(個人的好みなので怒らないでね)
「トーマの心臓」って、誤解を恐れず言えば、遠藤周作的な(キリスト教的な)
要素が強いわけで、良心と邪心と救いの問題みたいなもの。
出来事そのものは些細に見えても、それの背景にある内面の問題としては深刻な
わけで、ユーリだって一方的に被害者ならあそこまで悩まないけれど、根強く
巣食う、良心の意識が強いだけに自分の悪を思い知らされ、ああなった。
エーリクっていうのは、そういう観点からすると聖書の中に出て来る善玉に近い
奴なわけで(純粋な分問題児でもある)、魅力あるキャラになってますよ。
と言いながら、好きなのはオスカー、バッカス、シャール、ブッシュ先生
だったりするんだけど。
オスカーと校長や保健医描かれ方、ユーリとヘルベルトの関係、
エーリクと義理の父親等、細かいところまで魅力がある。
それにしても、煙草=強姦というのを、ここで知ってなるほどと思わされた。
(「キスマーク」のようなって言われてましたものね)
ちなみにこの種の世界の描き方は、山岸涼子がすごいと思わされる。天性でしょう。
露骨にそれを扱っているものより、やはり「アラベスク」、「日出る処」が
後でその意味に気付いて感心させられたものでした。
739 :
花と名無しさん:2001/05/14(月) 16:33
セルジュはいい子ぶりっこというか
セルジュくらい純じゃないと
ジルベールは救えなかったと思う。
惹かれなかったか・・
「アラベスク」に男色シーンなんてありましたっけ。
740 :
花と名無しさん:2001/05/14(月) 16:36
ヨーロッパの寄宿学校でカレースープは嫌だ。
741 :
花と名無しさん:2001/05/14(月) 16:54
「アラベスク」はもろでなくって、でもそういう要素の
あることは、山岸さん本人が認めていましたよ。
というより738番さんが言っているのは、「トーマ」の
方にあるような、内面的世界のこと言っているんじゃない
かな?「男色シーン」のことではなくて。
私も山岸さんって、その方面の感度が先天的に鋭い人のよ
うに見える。読んでてそう感じた。
742 :
懐かしいね:2001/05/14(月) 20:37
「トーマ」の2巻目をはじめて見たのは小学6年の時。。。かという私は30歳。
あの頃は、意味分からないって見たんだけど、大人になって見ると、奥が深いマンガだったってカンシン!(これは、キャンディキャンディにも言える事)。
「風と木・・」の続編の短編マンガはありましたが、「トーマ・・」の続編ってないよね?
私個人的には、ユーリのその後とか、描いて欲しかったな、って思います。
マンガに描かなくてもいいから、作者サマがどのような未来を思い描いていたかが分かれば嬉しいのですが。。。
そういう投稿とかってないの???
ああ、私のバイブル・「トーマの心臓」よ永遠なれ!!!
743 :
花と名無しさん:2001/05/14(月) 20:40
ユーリのその後…「残神」みたいな結末(まだ分からないけど)だったらイヤン
744 :
1:2001/05/15(火) 18:46
うぉ、まだこのスレ残ってる(笑)
745 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/15(火) 22:29
>>742 オスカーの出てくる作品はあるよ。
萩尾望都スレを見てみなよ。
それと、あれにたしか、続編というか
次の夏休みのエーリクの別荘で・・・みたいな続編?の
話にも触れてるけど・・。
746 :
小説・神の子羊:2001/05/15(火) 23:00
に一時夢中だったなあ。
JUNE連載中にリアルタイムで読んだから。
高校のとき風木を読んだ少し後に連載始まって、あのキャラがこーなったのか〜
とか記憶も新しいし面白かった。
747 :
花と名無しさん:2001/05/18(金) 15:50
いきなり厨房な質問ですいませんが、ジルベールの誕生日はいつでしたっけ?
748 :
花と名無しさん:2001/05/18(金) 16:27
>>747 知らないなあ。
でも何となく2月14日のような気がしませんか?(笑
749 :
花と名無しさん:2001/05/18(金) 18:12
「トーマの心臓」が好きです。
連載2回目からリアルタイムで読めて幸せだった。
年齢も丁度同じだったし(笑)ファンレターを連載中に送って
連載中に返事が来たのもめちゃくちゃ嬉しかったです。
メリーベル風の女の子のイラスト入り葉書に
「お便りありがとう。アンケートもよろしくね」
程度の短いものだったけど、当時の私には意味が良くわかりませんでした。
今となっては痛い程わかりますが、、、、(;;)
やおい大好きな今でも、別格でNO1の漫画です。
オスカーがとてもとても好きでした。ユーリの呼吸障害の時の
オスカーにドキドキしてたものです(笑)
が、もう少し、続いて欲しかったな、というのが連載中の正直な感想です。
ラストには満足ですが、前半の練り具合、深さに比べて
ラスト近くが走ってたような気がするので、それだけが残念です。
やはりアンケートが足りなかったのかな・・・(;;)
言葉足らずですが、ま、こういう考えもあるということで。失礼しました。
750 :
749:2001/05/18(金) 18:25
「風と木の詩」に関してですが、カレースープのエピソードに
引いて、ちらちらと斜め読み程度にしか読んでいません。
ここで、こういう人が他にもいると知ってちょっと安心(笑)
竹宮先生は風木以外の作品のが好きです。
751 :
花と名無しさん:2001/05/18(金) 18:48
パットって人気無いんですね…知らなかった
私はパットが池に落ちた妹のために
靴下(タイツ?)を脱ぐコマがなぜかすごく好きです
>>715 いや、私はパット好きですよ〜。そばかすがいい。
どうでもいいけど、「風木」で一番好きなキャラはパスカル、二番目がパット、三番目がボナールだ。
あ、間違えました。
752は、
>>751さんへです。
754 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:2001/05/19(土) 01:27
オレもトーマ大好きだ。
何ヶ月に一回は読み返してる。
それで一度読んでみようと「風と木の詩」を正月に買ったんだが、読めない(笑
うう、モロにやおいだよ。勢いをつけて一気に読むか………
755 :
花と名無しさん:2001/05/19(土) 01:52
久々にトーマ読んで思った事。
萌え的にはやはりオスカーに参ってしまうが、ユーリというのはある意味
すごいキャラだなあと思う。ある意味日本少女漫画ばなれしているという
か。日本人の発想じゃないなあと思うんだなーユーリの行動原理。ユーリ
の厳しい道徳観念、その有無を言わせぬ説得力はどこからくるのか。普通
ああいうストイックなキャラを出したとしても、日本少女漫画の場合どう
してもそのストイックさに隙が見えることが多いのだが。ユーリの厳しさは
リアルだなあ。キリスト教文化圏の少年って感じがする。かっこいいわ。
756 :
花と名無しさん:2001/05/19(土) 02:03
>>747 ジルベールは、1867年1月5日生だ。
亡くなったのは、1883年の10月か11月くらいと思われる。
因みにセルジュは、同じ年の3月上旬に生まれている。
なんとジルの方が2ヶ月だけ、おにいちゃんだ。(藁
757 :
花と名無しさん:2001/05/19(土) 11:51
>756さん。
誕生日情報サンクスです。あら、私、ジルと誕生日近いわー
とか思ったら、100年違ってた。おばさん逝ってきまーす。
758 :
偏見ですが:2001/05/19(土) 14:26
>>755 私の中のドイツ人ってあんなイメージだ。
某漫画のNATOの少佐とか。
ストイック、信仰深い、非常に合理的、真面目な反面、
マゾっぽい(ドイツの軍服はやけに拘束的)、激情家みたいな。
759 :
755:2001/05/19(土) 15:47
>>758 ..あの少佐がいたか〜。でもあの少佐はタフだからユーリより遥かに
パワフルに少年期を終えたようだ..でも彼もストイック。
760 :
花と名無しさん:2001/05/19(土) 21:35
トーマの心臓って、キャラの一人一人がすごく
印象的っていうか、よく作りこんでる印象があります。
誰を主役にしても話が作れそうなくらい個性的。
761 :
花と名無しさん:2001/05/19(土) 23:07
>>757 大丈夫だ。わたしも104年と26日も違っている。
つーことは、全然誕生日近くないじゃん。
一緒に逝ってこよう。。。
762 :
花と名無しさん:2001/05/25(金) 14:45
あのー、ラルクの、タイトル知らないけど
サビが「君が見えーなくてー」っていう歌の
PV、見たことあります?
ハイドがジルそっくりなんですけど。
髪型も制服みたいな服装も学園ぽいシチュエーションも。
>>748 シャールは2/14生まれですよね
763 :
花と名無しさん:2001/05/26(土) 02:46
私はジルと誕生日が同じ。逝きます
>>762 Lies & Trues ですね。ハイド超萌え。
764 :
花と名無しさん:2001/05/27(日) 08:59
age
「トーマ・・・」は小学生の頃「風と木・・・」は20代にはまっていました。
そして、今は森茉莉の「枯葉の寝床」に夢中。
766 :
花と名無しさん:2001/06/05(火) 09:06
「風木」は友達に是非読め!と強制的に薦められた。
いや、なかなか心になんか寂しさが残るいい作品だと
思ったよ。ちゃんとあの時コミック買っておけばよかった。
767 :
花と名無しさん:2001/06/05(火) 10:28
むかし授業中に読んでた。友達が「オ、オーギュ・・・」と
書いた紙を私に回してきて死ぬかと思うほど笑いをこらえた。
768 :
花と名無しさん:2001/06/05(火) 12:02
>>765 なんか私と逆だ。
「枯葉の寝床」は中学生の頃、「風木」「イズァローン」は高校生〜10代の終り、
「トーマ」は20代になってから読んではまりました。
「枯葉の寝床」の初版の美本を、今でも大事に持ってます。
769 :
名無しさん:2001/06/05(火) 23:28
トーマについては738さんが言い尽くしちゃってると
思う。
サイフリートとユーリが駅で再会するシーンで、サイフリート
がごく普通の人に描かれてましたよね。(眼鏡はへんだけど)
悪魔じゃなくて、単なる人間で呼び水になっただけ。
これをいってはおしまいなんですけど、キリスト教の救いの
話をうつくしーく書いているんですよね。だからみんなが書いている
みたいに、遠藤周作の世界なの。(わたしが捨てた女がわかりやすい)
そのテーマに加えて大人になる前の世界がみずみずしく描かれているから
感動するのだと思います。
だから多分若い時に読んだ方がビビッドに感動できると思います。
大人になってからは感動もあるけど、感心。
大胆にくくってしまうと、トーマはアガペー、風木はエロスかな。
風木は性をよくわかってからの方が楽しめる。だから大人の方が
感動するのでは?
(てきとーなくくりでごめん)
竹宮さんって、当時まだ若かったし、そんなに海千山千でもなさ
そうなのに、性をわかってるーってかんじですよね。細かいとこまで。
ボナールの描き方とか、子供にはちとついていけないかも。
ボナールにとっては強姦なんてたいしたことじゃないのね。
これに近い描き方をしてるのは、実は名香智子なのですよね。
長くなってすみません。ちなみに両方好きです。
しかし、未だに人前で読めない5巻っていったい・・・・
770 :
花と名無しさん:2001/06/06(水) 02:04
突然でゴメン。私は、過去に「風木」を友人に借りてから竹宮センセーにハマッタ
ファンの一人です。そん時は、セルジュの生き方に同感してセンセーもそれに近い
風だったのでのめり込んだ。 ん〜最終回はやだねったら、ヤダネ。って思った
けど今としてはよかったんだー。結局、あれは、セルジュの物語だったと自分は
納得してるよ。未だにあのマンガは心に残っていて、周りのひとを評価するテキスト
としてしまうなぁー。
>>770 >あれは、セルジュの物語だった
同意。
「風木」はセルジュ中心の青春物語で、
そこに宿命的な存在としてジルが絡んでくる、という話だと私も思っとります。
既出だと思いますが、セルジュ=木 ジル=風 だから、
最後にジルは逝ってしまうしかなかったのかなあ…と最終回では思いました。
でも悲しくてもっと他にあるだろ〜!!とも思ったけどさ(笑)
772 :
花と名無しさん:2001/06/06(水) 19:41
余談@この間知り合いがバンド名考えてたんで
迷わずJULIESMOLEにしてあげましたわ ホホホ♪(本気
773 :
名無しさん:2001/06/06(水) 21:49
>771
ていうかジルって結局セルジュの成長の踏み台?
青春のひとこま、だったんかあ?
ていう気にちょっとさせられる。
774 :
花と名無しさん:2001/06/06(水) 23:32
>>773 激しくそうだ。はじめはセルジュその呟きからはじまってんだよね!
775 :
花と名無しさん:2001/06/09(土) 08:53
あの〜742さんの言う「風木」の続編って文庫とかに収録されてます?
本編が終わった時に竹宮先生が「続きはあるけど、いずれ書きます」
ってなことを言ってました、確かに。
でも「いつなんだ〜」っていうくらい待ってついにあきらめちゃった。
文庫に入ってるなら最後の巻だけ買ってこようかと。
776 :
花と名無しさん:2001/06/09(土) 20:28
>>742 さんの言ってる続編漫画って、ロスマリネとジュールのその後って奴?
それだったら文庫本についてたと思う。
私が始めて「風木」読んだのは文庫の奴でなので、
「風木」にはあれがついてくるもの、ということにジブンの中でなってるなー。
777 :
775:2001/06/09(土) 23:58
776 さん、レスありがとうございます。
>>776 ・・・てことは続編にはセルジュは出てこないってこと?
ところでロスマリネって誰だっけ?
ま、とにかく買ってみます。ほんとにありがとうございました。
778 :
花と名無しさん:2001/06/10(日) 00:09
>>777 ちょこっとだけならセルジュも出てるよ。
絵が変っちゃってるのが・・・・。
779 :
花と名無しさん:2001/06/13(水) 16:15
関係ないけど「黒と白の戦いが始まる」ってとこでジィン・・
780 :
花と名無しさん:2001/06/15(金) 00:52
浜崎あゆみの「Endless sorrow」を聴いて、「トーマ」を思い出した。
「もし君に 翼が 一つしか無くても〜♪」というサビの部分。
あゆが「トーマ」読んでるとは思えないけど・・・
>>778 絵は変わってるけど、あの話は好きだな。
ロスマリネが可愛いよ〜
781 :
夢太郎:2001/06/15(金) 02:21
私が好きだったのは、なんといっても、オーギュスト・ボウですな。
あの人の排他的な雰囲気とその影にある心の傷とか・・・
もう、深すぎ・・
読んでた頃は小学生のときに、いとこのお姉ちゃんの部屋で。
あれで人生観が決定付けられたようなもんだと今でも思います。
あと、セルジュのお父さんも大好きでした。。
スイス?でしたっけ?山の中で暮らす幸せな時期のエピソードも
良かったですよね。
あと、私もジルベールの美貌に萌えですが。
ショッキングなほど似てる!と思って、手が震えたことがあって、
その人は「ベニスに死す」に出ている、タッジオを演じたビョルン・アンドレセン
です。
見てみてください。当時15歳のもろに少年時代の美しい時期です。
http://www.geocities.com/Hollywood/Theater/3526/txbjan01.jpg
782 :
花と名無しさん:2001/06/15(金) 12:00
ビョルン君有名だから皆知ってると思うけど…
昔の少女漫画では、よくモデルにされてたし。
今何してんでしょうねえ。
ただのおじさんかな?
セルジュパパ・アスランのエピソードは何回読んでも涙がとまりません(TдT)
783 :
花と名無しさん:2001/06/15(金) 16:05
>>780 私もあのサビ聞いて思い出して、すごく読み返したい〜。です。
785 :
花と名無しさん:2001/06/20(水) 00:44
名作です。あげあげ。
せっかく古本屋で探した
トーマの単行本3冊が水に濡れてしまった……
ひーん
787 :
花と名無しさん:2001/06/20(水) 15:04
トーマの心臓は森博嗣の影響で読みました。
ユーリもいいけどやっぱオスカーでしょ!
788 :
花と名無しさん:2001/06/20(水) 16:11
少コミでやってた頃一時お休みしてたときがあったんだよー。(たしか。)
久々に再開されたときの感動覚えてるもん。
発売日が待ちどおしくって本屋さんまでダッシュしたっけ。ドキドキしてページ
をめくったら、林の中を優雅に、呑気に踊ってるジルベールの姿から始まってたの。
いつもなら「ばっかやろー!!なにすっとぼけてんだ!お前がまっとうに生きない
からセルが苦労してんだろ!!うかれて踊ってる場合かーこのー!」
と怒りがこみ上げる所なのですが…。その時は待ちに待ってたのであの憎らしい
ジルの事でさえ懐かしく思え、「あぁ、楽しそうだねぇなんか嬉しいことでも
あったのかい?」みたいな、優しい気持ちで再開を喜びました。 まあ、そんな
寛容な心をジルめに向けたのは、そんときだけだったけどね。
以後、進めば進むほどァ奴がうっとーしく、腹立たしかったよ。セルとロスマリネ
が仲良くしてる場面をみると、いっつもワクワクしてたし、ジュールとジルが
くっつくことをココロから願っていたのよ。あ〜懐かしい。皆さんは、誰と誰の
組み合わせを応援してたの?
789 :
花と名無しさん:2001/06/20(水) 16:33
いやぁ、私は普通にセルジュとジルを応援してたけどねー。
ただ、一番の御贔屓がパスカルだったもんで、
彼が首席を取ったシーンはすごく嬉しかったのを覚えてる。
790 :
花と名無しさん:2001/06/20(水) 17:25
パスカルのあのシーンは感動的だったね。
あ、後半で、ジルベールが女の子とヤっちゃうとこで、内心ふふふ…と思った
のって私だけ?
791 :
花と名無しさん:2001/06/20(水) 17:48
私はジルが女の子となんてやだー!って感じだったなぁ。
でもきっと女の子はジルに惚れるけど捨てられるだろうから、
その辺はむふふ・・・と期待してたかも。
792 :
花と名無しさん:2001/06/20(水) 18:11
>>782 一時期ロックバンドやってたって話がありました。
その後は消息不明らしい。
なんといってもユリスモール、好きだったなあ、
あの屈折したところが。
「風木」はパスカルの妹が割とすきだった。
793 :
花と名無しさん:2001/06/20(水) 18:36
私はオスカーが良かった。何かジュールとダブる。
794 :
花と名無しさん :2001/06/21(木) 00:37
やっぱりオスカーかな。
風木ならロスマリネ。「幸福の鳩」の時の顔が好き。ちょっとティオキア入ってるっぽくて可愛いわ。
795 :
花と名無しさん:2001/06/22(金) 10:30
あげとこう。
796 :
花と名無しさん:2001/06/24(日) 01:55
ジルベールが死ぬシーンは衝撃だった。泣いてしまうのは死んでから後・・・。
セルジュのモノローグにやられてしまう。つくづく構成のしっかりした漫画だなあ。
797 :
花と名無しさん:2001/06/25(月) 03:25
「風木」恥ずかしくて未だに手に取れません!!
意外と巻数おおいしなぁ。誰か私に勇気を(トホホ
風木初心者ですが、質問いいですか?
この作品は竹宮先生個人ではなく、増山のりえさん(マネージャの人)が
原作者だと聞いてびっくりしたんですが、ほんとですか?
竹宮先生の代表作、みたいに世間的にはなっているので…。
799 :
花と名無しさん:2001/06/25(月) 08:23
801 :
花と名無しさん:2001/06/25(月) 09:57
>>799 文庫だったらたしか10巻までだし、表紙も目立たないのでどうでしょう?
10巻は番外編も入ってるしおトクかも??
スレがもうすぐ終わりそうなのに、レスの伸びそうな話題が…
(ここの板の人はあまり引っ張らないとは思うけど)
>800
昨日の事件発生時から見ていたが(レスはつけてはおらん。痛いのでな。。)
うむ。痛さ倍増フル回転だ。困ったものだのう。。。。。
804 :
801:2001/06/26(火) 21:24
ぎょめん・・・いまさらだけど、799じゃなくて
>>797 でしたー。おそまつ・・・。
805 :
花と名無しさん:2001/06/26(火) 22:54
>>799 今行ってみたら削除なってたよー。
なにがあったの?ぜひ教えれ
つまり、サインは増山女史が書いたって事?
808 :
花と名無しさん:2001/06/28(木) 22:34
>>726 竹宮先生と萩尾先生が仲悪いだなんて、
そんなん聞いたことないよ〜(泣)
809 :
花と名無しさん:2001/06/28(木) 23:04
>>808 え?私も聞いたことない でもそんな可能性は充分あり得るカナ?
昔は一緒に住んでたんでしょ?
810 :
花と名無しさん:2001/06/29(金) 00:19
811 :
花と名無しさん:2001/06/29(金) 00:57
なにかで読んだ。ホントだと思う。
来客がいっぱいある、サロンのような状況でも、竹宮恵子はしっかり仕事ができる人だった・・・とかそんなくだりがあったような。
メルヘンな名前で呼ばれてた家だった確か。
812 :
花と名無しさん:2001/06/29(金) 00:59
竹宮先生も萩尾先生も凡人では無かったと思います。
813 :
花と名無しさん:2001/06/29(金) 01:14
814 :
花と名無しさん:2001/06/29(金) 01:17
キョセンのアレではない 本当にイイサロンだって聞いた。
1970年 萩尾望都と竹宮惠子が練馬区大泉で共同生活をはじめた。
坂田靖子、佐藤史生、山岸凉子、山田ミネコ等も集まって
「大泉サロン」と呼ばれたそうである。
2年間は同居していたと聞いたことがある。
萩尾望都の「精霊狩り」シリーズには
竹宮氏や増山氏との交流をうかがわせるような
記述がある。
816 :
815:2001/06/29(金) 18:20
追記
萩尾氏は竹宮氏の「アストロツイン」の連載を
手伝っていたことがあるとどこかで読んだことがある。
817 :
花と名無しさん:2001/06/30(土) 01:02
増山のりえさんが『風と木の詩』の原作のわけがないじゃん!もービックリだよ。
当時、竹宮さんが「夢で見た」という『風木』のエピソードを、8時間にわたって
増山さんに電話で話したという逸話は有名。
増山氏の原作は『変奏曲』デス!
トーマは女友達に影響されて読んだんだけど
個人的には萩尾望都先生では
ポー>ト−マ
なんですよね〜これってイケナイのかな?
ちなみに竹宮惠子先生だと…
地球へ(アニメ)が好き…
819 :
花と名無しさん:2001/06/30(土) 01:33
>>818 いや〜、それは好き好きでいいんじゃないのかね >ポーとトーマ
ちなみに私はポーよりもト−マよりも訪問者が好き・・・。
>>819 そっか、なんかトーマ絶賛する人が多いから
ちょっと引っかかってたんですよね。
この辺の作品ってアニメ化されていませんよね?
今からでも作ったら面白いんじゃないかなぁ?
いま流行の
主要(声優)メンバーで何故かバンド組んで
デビューしたりして…(^^ゞ
821 :
花と名無しさん:2001/06/30(土) 02:51
本日、風木の二人が駆け落ちした、パリ時代の話を古本屋で立ち読みした
だけで、涙が出そうになったよ。
けなげに生きる二人がせつな過ぎる〜
セルジュが抜け殻になってしまうところなんて、、涙無しでは読めません。
822 :
花と名無しさん:2001/06/30(土) 03:03
「トーマ」最後まで読んでから、改めて冒頭シーンを
見ると…怖いぞ!怖すぎるっ!!
823 :
花と名無しさん:2001/06/30(土) 05:23
>>822 それをゆーなら、読破した後の「風木」冒頭の雨に濡れる女神像も怖いよ〜〜
いやーん、どこが尊厳(アウグストゥス)なの>オー牛!
ソドミアンを軽蔑してて学生時代のアスランの危機まで救うくせに
ジルとロスマリネとセルジュに不埒なことする一貫性の無いマネを〜〜〜(涙)
824 :
花と名無しさん:2001/06/30(土) 12:04
個人的には風と木の詩の方が好きです。最初読んだときジルとオーギュが気持悪く
てジルベールの章の飛ばしてラストまで読んでしまった。ずっと経ってから思い出し
読んだらオーギュ可哀想じゃん!と思った。それまでセルジュ派だったがジルベー
ル派に転びました。ジルベールにハマッテからは風木がさらに魅力的な作品だと思う
ようになった。トーマは風木読んだ直後に読んだが風木のインパクトが強すぎてあん
まり印象に残らなかった。後で他の評論読んでやっとトーマの深さを解釈できた。
でも萩尾先生の作品はポー>トーマですね。16歳には風木のストレートな所が好感
持てた。
竹宮先生オーギュにワイルドの台詞をそのまま言わせている。ワイルドの
愛人(?)にはパイヴァって娼婦もいたらしい。彼女はユダヤ人だが。
825 :
花と名無しさん:2001/06/30(土) 15:40
「訪問者」っていう話は、
「トーマの心臓」の過去の話だと聞いたのですが…。
そうなんですか?
個人的には「11人いる!」が好きです。
>>825 そうですよん。まぁ「トーマ」の、というか、オスカーの過去の話です。
トーマの番外編とかそういう絡みナシで、単独で読んでもとても面白いですよ。
トーマの心臓2日前に読みました。
すごく好きです。
言葉の一つ一つがとても素敵ですね。
風と木の詩も読んでみようと思います。
>>825 「11人いる!」も「地球へ…」も
やっぱり最初に見たのがアニメだったせいか
原作よりアニメの方が好きなんですけど…
普通どっちが評価されているんですか?
>>828 絶対に原作でしょう〜!!?
…違うのかな。。(不安)
830 :
花と名無しさん:2001/07/01(日) 21:15
たしかにオーギュかわいそうだけど、
彼っていくつでしたっけ。
同情する年齢には、トウがたち過ぎているような
気がしてしまう・・ごめんオーギュ
831 :
花と名無しさん:2001/07/01(日) 21:18
832 :
花と名無しさん:2001/07/02(月) 19:59
「トーマ」は同性どうしの仲良しさんの取り合いやら嫉妬やらを
見ていると、小学生くらいの自分(女だヨ)を、すご〜〜く
なつかしく振りかえってしまうのですが。
こんな幼くて可愛いじゃれあいってあったよね?ね?
女の子だけじゃなくて、男の子にもある時代かも。
833 :
花と名無しさん:2001/07/02(月) 23:53
>>832なるほど!そう言われれば。
そういう話でもあるのか。超納得ありがとうございました。
関係ないけど今年サイフリートみたいなサングラスが流行っている(ワラ
834 :
花と名無しさん:2001/07/03(火) 00:29
サイフリートは生理的にイヤだ。ほんと?サングラス。
萩尾先生のはどれも面白いけど、戻っていくのは
「トーマ」だな、私にとっては。
昔うちに八角形のティーカップとソーサーのセットがあって
あれをみるたびになんとなくサイフリートを思い出したものだった。
836 :
花と名無しさん:2001/07/03(火) 01:00
うっす〜い色の大きめで変な形のサングラス。
837 :
花と名無しさん:2001/07/03(火) 01:10
このスレは2も立てるの?
それとも「トーマ」と「風木」スレに分裂??
あ、でも「トーマ」は萩尾スレがあるか。
838 :
花と名無しさん:2001/07/04(水) 00:19
分裂希望。
839 :
花と名無しさん:2001/07/04(水) 12:10
でも語れば語るほどこの2つの名作が
全く違う作品なんだなーというのがわかって、
とても有意義なスレッドだと思うよ。
1さん、どうもありがとう。
840 :
花と名無しさん:2001/07/04(水) 12:25
風木では実はセルジュの子供の頃の話が一番泣けた。
ええお父さんや…。
ジルが死んだのも悲劇ではあるけれど、
あのまま二人で這いつくばって生きていくよりは良かったのかな、とも思う。
トーマは難しかった。萩尾先生の作品は何度も読んでやっと理解できることが多いけど…。
日本の現代の青少年って、こんなに人生に真剣に悩んだりするのかしら?(私も悩まなかったけど)
今後若い世代にはなかなか理解されづらい作品になっていくような木がします。
天馬の血族スレ立てた人、(・∀・)ジサクジエ-ンっぽくて
何かちょっと怖いものを感じる…
842 :
ユーマ:2001/07/06(金) 18:15
ぬぁ〜!こんなスレがあったなんて…
この板の住人じゃナイからなぁ…
とりあえずうちはどっちも好きですよ♪
でも、うちの人生を変えたのは風木かな…
かなりのフランス病です!?
トーマではやっぱりオスカーが好きですね!
843 :
花と名無しさん:2001/07/06(金) 18:53
風木は読みまくったけどアスランの話は全然読んでない。どうせならオーギュの
昔とかもっとかいて欲しかったな。オ―ギュ好きなもんで
>>842 フランス病って梅毒の事だよぉ…
使わない方がいい言葉ね。
>>844 マジっスか?
教養がないもんで…
ありがと〜!
>>844 私も知らなかった・・・。
日本限定の言葉でしょうか??
847 :
ユーマ:2001/07/07(土) 03:00
>>846 どうなんやろうねぇ?
誰か知ってます?age
848 :
:2001/07/07(土) 06:46
イギリスではフランス病、フランスではイギリス病って言っていたような。
伝統的に仲が悪いから。
あと同じ意味でナポリ病ってのもあったね。
でも(国名)病って梅毒意外の意味にも良く使われるから、
別にいいんじゃないの、と思います。
849 :
花と名無しさん:2001/07/07(土) 07:22
ナポリ病ってのはよく聞くな。ナポリ熱ってのもあったはず。
850 :
ユーマ:2001/07/07(土) 10:19
851 :
花と名無しさん:2001/07/11(水) 11:16
風と木の詩、文庫で買って読み始めました。
まだ1巻しか読み終わっていないけど面白いです。
2巻読みたいけどお小遣いがもう足りない高校生
852 :
花と名無しさん:2001/07/11(水) 11:23
>>851 同じ〜。
私も高校の頃に文庫で読みました>「風木」
「風木」や「トーマ」なんかは、学校や市の図書館に
置いてあったりする場合があるので、探して見ては?
853 :
ユーマ:2001/07/11(水) 21:51
>>852 高2の時に全部買いましたよ。
氏にそうでした
854 :
花と名無しさん:2001/07/12(木) 01:51
「風木」のアスランのところを立ち読みして、切なくなってしまったよ。
最後にアスランのお父さんが見舞いに来てくれて、アスランと話すところ
とか、もうかわいそうで・・
スレとは違うけど「ファラオの墓」も悲しい話が多いし、竹宮さんは
ドラマチックなマンガを書くよ。
855 :
花と名無しさん:2001/07/12(木) 17:16
アスランって堂本光一の印象。
856 :
花と名無しさん:2001/07/12(木) 21:44
>>855 じゃ セルジュを剛でジルベールは山下君ってことで!
…ジャニ板へ逝ってきます
858 :
sage:2001/07/12(木) 22:04
セルジュは元スマップの森くんきぼんぬ。
肌の色とか。性格も似てそうっぽい・・・
859 :
花と名無しさん:2001/07/12(木) 22:07
>>854 親子二代にわたって恋人のためにガテン系に走るとは。。。
アスランとセルジュって情熱的な親子よね〜。
でもジルベールはつかえねーから嫌いだわ。
ぐええ。失敗してもた。恥。
861 :
花と名無しさん:2001/07/13(金) 00:11
>>858 森くんは今も好きだけど、彼はかなりおばかさんだったからどうかなあ。たしか1リットルがどれくらいの量かさえ知らなかったし。
セルジュは優等生だからちょっとむずかしいかも?
862 :
花と名無しさん:2001/07/13(金) 10:55
セルジュは中村俊介って感じがする真面目そう。
ジルベールはいない・・目が鋭くて女顔な人でも外人だしな
863 :
花と名無しさん:2001/07/13(金) 12:39
そう、とにかく外人なのよね(笑)。
864 :
花と名無しさん:2001/07/13(金) 12:49
>>863 >とにかく外人
笑った。けど激しく納得。
865 :
花と名無しさん:2001/07/13(金) 13:49
風木のアニメでセルジュの声がのび太君だったのが
衝撃だった。
866 :
花と名無しさん:2001/07/13(金) 21:05
そ、それは・・・今初めて知りましたけど・・・衝撃ですねッ
867 :
花と名無しさん:2001/07/13(金) 21:09
>>865 しかもまんまのびた声であててるから結構萎えた…
868 :
花と名無しさん:2001/07/14(土) 00:11
869 :
花と名無しさん:2001/07/14(土) 00:15
871 :
花と名無しさん:2001/07/14(土) 01:01
ここ読んで覚悟してたのに、のび太声にはやはり脱力しました。
いいですね、大山ジル。もーどうせなら、他の声のキャストも、ブロウ=ジャイアン、パット=しずかちゃん、ロスマリネ=出木杉くんとかにしてくれれば、思いきって楽しめたのになあ。
872 :
花と名無しさん:2001/07/14(土) 01:21
ブロウ=ジャイアンならジルベール=のび太のほうがいいなー
873 :
花と名無しさん:2001/07/17(火) 16:11
『風と木の詩』『トーマの心臓』。完璧なホモではなくて
思春期における一時のホモ。いずれは異性に目覚めるのだが
とりあえずホモ。あー、美しいー。欧州のハイソさも必須。
>>873 クソスレ立てた人だね、(・∀・)イラッシャイ
875 :
花と名無しさん:2001/07/19(木) 13:07
だいぶ前の方で、セルジュの後日短は汁ベールそっくりな
奥さんをもらうということだそうですが
それってやっぱり2缶のアルルの酒場に出てきた女の子?
この子はこの後も出てくるだろうって感じの大きな扱いだったのに
ぜんぜん出てこなくて結局ただの通りすがりか、でも変なあの
ってずっと思ってたの。彼女がのちのセルジュ妻になるのか?!
だったら20年間の疑問がスッキリ解決だわ!
876 :
花と名無しさん:2001/07/19(木) 13:27
私は竹宮恵子作品については、『地球へ…』のアニメ版を観た程度なので論評
できませんが、萩尾作品はチョコチョコ読んだクチです。『トーマ』とその姉妹
篇である『訪問者』は作品として1,2を争うものだと思いますが、ちょっと肩
を抜いた感じの作品で『メッシュ』というのがあり、これもなかなか好きでした。
主人公はやはり少年なのですが、父親がマフィアで自分もアブナイ橋を渡るよう
な仕事をして日銭を稼いでいます。ある日、ケガをして画家の男の家に転がり込
んだところから環境が動いて…という感じです。1話完結ものの連作ですが、ラス
ト、画家の男の乗る列車にも父親の乗る列車にもはぐれ、だだっ広いホームに1人
で佇み、二人の列車が上りと下りで発車していくのを見送る姿は、少年の大人への
成長を絵一枚であらわしたうまい表現だなと感動した記憶があります。確か「ボー」
という列車の音が響くんですよね。
>>867 あなたどこからきたの?
なんか空気読めてないよ。
878 :
花と名無しさん:2001/07/19(木) 15:45
アニメ風木は、前に書いてる人いたけど、オーギュの塩沢兼人さんが
すばらしかった。まんまなイメージ!塩沢さんはお顔も似ていらしたし...。
ああ、あの声はもう聞けないのね(T-T
879 :
花と名無しさん:2001/07/19(木) 15:59
しおざわさぁん…
880 :
花と名無しさん:2001/07/19(木) 16:01
今の今まで知らなかった!!
1年も前に亡くなってたなんて…。
少女漫画じゃないけど、ぶりぶりざえもんて今どうなってるのかしら…。
あの声がもう聞けないなんて…。
881 :
花と名無しさん:2001/07/19(木) 16:59
882 :
ユーマ:2001/07/20(金) 00:52
アニメの風木ってジルは
まる子のおばあちゃんだよね!
洋画の吹き替えでセクシーなねぇちゃん
とかもよくやってるよね!
>>882 「ジルベール=おばあちゃん=セクシー姉ちゃん」なのか。
声優さんって凄いね・・・
884 :
878:2001/07/22(日) 18:17
佐々木優子さんでしたっけ?>ジルベールの声
ネバーエンディングストーリーのアトレイユの
吹き替えしてた人。おお、はまってる!と思った
記憶あり。...遠い目
885 :
花と名無しさん:2001/07/23(月) 00:00
そうだったんだー!確かにはまってるわ。
886 :
花と名無しさん:2001/07/24(火) 03:14
最近、風木を読み返して、このスレを見てみたら、なんと小説でセルジュの
その後がかかれていることを知って、かなり嬉しい驚きでした。
話的にはいい終わり方だと思うけど、結局、セルジュがジルベールと駆け落ち
しなければ、ジルベールはあんなに早く死なずにすんだ訳だから、その後の
心の葛藤とかどうなるのかと思っていたら、すぐにジルベールとそっくりな
彼女と結婚してしまうなんて!
でも幸せは長くは続くかないらしいしね。
なんかセルジュがその後も同性愛に走ってしまったような事がかかれていた
けど、本当なのかしら。
つまらないらしいけど、読んでみたくなるね。
うーむ
888 :
花と名無しさん:2001/07/24(火) 07:29
888(^ .^)y-~~~
889 :
花と名無しさん:2001/07/24(火) 11:25
厨房のときに、最近一番感動したもの!それは風木!と
美術部の顧問の先生に言ったら(恥)、「あー、あれは映画のぱくり」
みたいなことをいわれてショックだった思い出があるのですが。
ぱくりかどうかはこの際おいといて、風木にストーリーが似た映画
って知ってます?
890 :
花と名無しさん:2001/07/24(火) 11:29
>>889 その先生すごいわね。
元ネタの映画を知りつつ風木もしってるとは
つわもの!
891 :
花と名無しさん:2001/07/24(火) 12:39
おもいだした
「イレーネ」と呼ばれてたわ。>ジルベールにそっくりな女の子
892 :
花と名無しさん:2001/07/24(火) 14:52
知りたいです!その映画の名前
893 :
花と名無しさん:2001/07/24(火) 17:15
>892
「IF...」っていうイギリス映画に登場する少年を
ジルベールのモデルにしたみたいなこと「鏡の国の少年たち」
にかいてあってビデオを借りていてみたら学院の雰囲気もそっ
くりで驚いた
894 :
花と名無しさん:2001/07/24(火) 19:47
え〜ほんとに!?すごい、みたい!
ありがとうございました!!>893
895 :
花と名無しさん:2001/07/24(火) 20:13
>>891 イレーネお嬢様はなんであんな下品な酒場に
行っちゃったんでしょうね?
896 :
花と名無しさん:2001/07/29(日) 00:20
番外編のロスマリネとジュールの話はその後の話ですか?それとも過去の話
なんでしょうか?
897 :
花と名無しさん:2001/07/29(日) 01:50
時期的には、ジルの死後、数年ってとこでしょうか。
ロスマリネとジュールは、バカロレアをとっていながら学院に残って、その後、大学に行ってるそうなので。
セルジュは未婚で、貴族ですがピアニストになっています。
ジュールには婚約者候補?の女性が。
898 :
897:2001/07/29(日) 01:57
追加。今、気になって見返したら冒頭に1886年って書いてありました。(しかし本編の年がわからない)
899 :
花と名無しさん:2001/07/29(日) 02:00
古本屋に風木はよくあるけど、
トーマの心臓はあんまりおいてなくない?
900 :
花と名無しさん:2001/07/29(日) 02:02
トーマの心臓
あれってもう文学
901 :
花と名無しさん:2001/07/29(日) 02:07
>>899 トーマのが短いからかな?
てゆーか、風木のが部数出てるんだろうね。
902 :
花と名無しさん:2001/07/29(日) 02:09
トーマの心臓はハードカバーで出て欲しいな
903 :
花と名無しさん:2001/07/29(日) 08:01
小学館から叢書で出てたけど、今は絶版なのかな?
クラシックな装丁で、確かハードなカバーぽかったよね。
後書きは個人的にはもうちと別のかたのがよかったデス…ハイ
904 :
花と名無しさん:2001/07/29(日) 21:02
>>897 どうもです。
その後のことが見てみたかったので、買いに行ってみます。
文庫って10巻までですよね?
905 :
花と名無しさん:2001/07/30(月) 23:50
このスレってもう終わりですか?
残念だな
907 :
花と名無し:
さがってる・・・・もっと続けません?