佐藤史生について

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1花と名無しさん
スレないようなので立てさせていただきました
時々説明不足でわからない作品もありますが
(私が頭悪いだけ?(笑))
おもしろい作家さんですよね
2花と名無しさん :2000/09/20(水) 00:49
たまたま手に取った「夢見る惑星」。それからプチフラワーも
買うようになって、新書館もそれで手を出したりして。
でも一番好きなのは「ワン・ゼロ」アキラが好きだった。
3花と名無しさん :2000/09/20(水) 00:53
あ、うれしい。

初めて読んだのは「ワン・ゼロ」でした。
あれは今読んでも面白い。
連載当時、近未来という設定で描かれていた1998〜99年って
結構現実のことになった気がします。
4花と名無しさん :2000/09/20(水) 02:06
>3 「ワン・ゼロ」のアキラいいよねーvv 好き好きっ!

ただ「ワン・ゼロ」のラスト、「たまにはこのまま消滅もいいか?」
っていうのは・・・
「たまには」って一度消滅しちゃったらそれっきりよね(;_;)
あとトキがよくわからなかった 結局彼って何者だったの?
「夢見る惑星」はその点ラストまでわかりやすい作品でしたね

個人的には「ムーン・チャイルド」とか「宿り木」とかまとまってて好きだな
5花と名無しさん :2000/09/20(水) 03:26
私にも難解だけど好きです
「ワン・ゼロ」が娯楽色強くていちばん好き
好きなキャラはトキ&まゆりだけど、
ルシャナ+マニ+4人組のやりとりが楽しいです
6花と名無しさん :2000/09/20(水) 12:06
わーい!佐藤史生のスレだ!
私は最初に読んだのは人から借りた「夢みる惑星」だった。
始め絵についてけなくて「うがー」と思ってたけど
読み始めたらものすごくハマった!
その後「ワン・ゼロ」も買ったけど
私は「夢見る惑星」の方が好きだった。
あの世界観とかセリフに無駄が無いってとことか。
7花と名無しさん :2000/09/20(水) 12:09
「ワン・ゼロ」に目弱光っていたけど、自虐的な名前に笑った。
こういう話って難解にしようと思えばいくらでも難解に出来る。
それをしないで読ませるのは面白かった。
8sage :2000/09/20(水) 20:11
初期作品ですが「金星樹」がすきです。
どうやって思いつくんでしょうね、あんなネタを・・・・。

キャラクターで好きなのは「夢見る惑星」のタジオンだな。
SFモノも雰囲気があってよいけれど、ジェンダーがテーマの話
「バビロンまで何マイル」とか「オフィーリア探し」とか
ショックを受ける程考え込んでしまうこともあります。得難い作家だと思うな。
9花と名無しさん :2000/09/20(水) 20:15
ヤフオでイラスト集が1万超えててビックリした
10花と名無しさん :2000/09/20(水) 20:29
ワンゼロ、幼すぎて理解できませんでしたが、面白いってことだけ
なんとな〜く判った。
今、見るとよくわかって面白い。
11花と名無しさん :2000/09/20(水) 20:31
オウム事件のとき、「ワン・ゼロ」を思い出して恐くなった。ハイテク描写はさすがに古びたけど、人間描写社会批評は今でも通じる。
12花と名無しさん :2000/09/20(水) 23:51
イラスト集って何でしょう?知らない・・・。欲しいかも。
ひょっとして新書館のソフトカバーのでしょうか。

「死せる王女のためのパヴァーヌ」庭の雰囲気とか、温度が伝わってきそうで
好き。「鬼遣い」キャラクターが好き。
13びっくりした〜 :2000/09/21(木) 03:25

 そういえば史生さんのスレってなかったねー。
もースキ!大好き!すべての秀作、わずかな駄作、
全部好き!

一度だけお目にかかった事がありますが、(自慢、てへ)
「知性」というものはいきすぎると「色気」になるんだなー
って印象の方でした。

とにかく尊敬しておりますっ!!!
14花と名無しさん :2000/09/21(木) 09:55
この人の描くモノって
絶対に他の人では描きえないモノなんだよね〜
15花と名無しさん :2000/09/21(木) 15:34
寡作だけど貴重な作家だよね
最新作はよくわからなかったけどもそのうちわかるようになるんでしょうか
「バビロンまで何マイル」も連載時にはわからなかったけど
コミックスになってから再読したらわかったもんなー
16花と名無しさん :2000/09/21(木) 16:00
バビロンまで何マイルって・・・
冠かぶった猿の話だっけ?
17花と名無しさん :2000/09/21(木) 21:30
「阿呆船」がほしい!!
18花と名無しさん :2000/09/21(木) 23:42
>16 「バビロンまで何マイル」は高級娼婦やりながら逃げる尼さんの話・・・
    だと思った 冠かぶった猿はたぶん「心臓のない巨人」
19花と名無しさん :2000/09/22(金) 07:19
>2さん
私も同じです。
幸い、「発見」が早かったからか、「金星樹」を含め、既刊コミックも全て
入手可能でした。
>17
「阿保船」良いですよ〜。
佐藤さんの退廃的な未来史が好みの方は、必読!だと思います。

作品の底部に漂うアンニュイな雰囲気が独特で大好きです。
描かれる物語はペシミスティックなんだけど、オプティミストじゃなきゃ、
ああいう描き方は出来ないっていうか。
これで、デッサンやパースの狂いが無ければ言う事ないんだけど・・・。
20花と名無しさん :2000/09/22(金) 09:43
>19さん
私も比較的簡単に入手できました。(書店にあったので)
当時、なかったのは「金星樹」(東京三世社?)だけで、これも古本屋で発見。
でも、その後どこかでA5サイズで出してたような・・・。
今、入手可能なのは文庫だけでしょうか?もっと沢山の人が手にとってくれる
と嬉しいのですけど。
21花と名無しさん :2000/09/22(金) 10:03
「ワン・ゼロ」の冒頭の「カルト・ディスコ」の説明が、今読むと、まんま
現在のホームページサイトのことだよ。その先見性に驚いた。
だって、まだ電話の受話器にコードがついてた(笑)時代だよ。ケイタイなんか
だれも想像もしない時代、「パソコン」という単語がまだなかった時代だよー?
最初の方でエミーがアキラのことを「NTTのお尋ね者」というセリフ、雑誌では
「電電公社のお尋ね者」だったということを覚えている私。
22花と名無しさん :2000/09/22(金) 10:10
「ワン・ゼロ」すんごい好きだった!
でもルシャナはあれで終わり?って感じだった・・・
摩由璃は肉体的には「死んだ」という解釈でOK?
23花と名無しさん :2000/09/22(金) 11:47
ウン。「ワン・ゼロ」って大好き。
何度か読んでるけど、その度に良いと思うもん。
ルシャナの最後は確かにあっけないかな?とも思うけど、
それまでの流れからは、あれぐらいあっけない方が、
かえってインパクトがあって良いかも、とも思う。
ただ、もしかすると連載時のページ数の関係から、
ラストの方が駆け足になっちゃったのかもね。
摩由璃は「死んだ」で良いと思うよ。
24花と名無しさん :2000/09/22(金) 13:01
「金星樹」は新潮社からも出てます。
しかも、描き下ろしつきなので、こっちを探している人のが多い。
25花と名無しさん :2000/09/22(金) 13:08
>24さん
書き下ろしって、何ですか?
是非知りたい!
26花と名無しさん :2000/09/22(金) 18:41
なかなか渋いスレですね。
「夢見る惑星」以来のファンです。時々?となるような絵や展開がありますが、
独特の雰囲気をもった作風にほれました。
とくに「夢見る惑星」は2年に一回ぐらいのペースで読み返します。
人間達がだんだん退化し、パンゲア大陸が出てくるラストシーンは
いつ読んでも鳥肌が立ちますね。物悲しくなるシーンはマンガでは初めて
だったので印象に残っています。

>21さん
そういわれればそうですね。もっともカルトに関してはあのころ欧米で
話題(問題)になっており、日本でもいずれああなるのではと危惧されていた
ので、特に「先見」とは思わなかったけれど。ぎゃくに21さんの解釈の仕方が
おもしろい。カルト=インターネット・サイトね。
もちろんハイテクと精神を主題とした「先見性」には脱帽。
27花と名無しさん :2000/09/22(金) 19:14
むかーしリアルタイムで読んだ、「一角獣の森で」?「春を夢見し」など
短編が印象的でした。
「春を・・」は非SFラブコメ風なのですが。
どんな漫画家先生もデビュー当初はラブコメを描かされたあの時代(今もか?)
異能ある人はラブコメでも斬新であった。
この2つ蔵書にほしい!
28花と名無しさん :2000/09/23(土) 04:37
マユリは、「覚醒」してディーバになってしまった時点で
個人としては死んだようなものですよね。別人格になってしまって。
ルシャナの最後は唐突な感じでした・・・。
29:2000/09/23(土) 13:16
私は屋上でトキをかばったところまでは
妹のまゆりも生きてると思ってました。
覚醒もトキがマニにマントラ聴かせたはずみだし、トキって...(^^;

そうかあ、これ読んでたから後の前世まんが読んでも新鮮味なかったのかあ。
30花と名無しさん :2000/09/25(月) 01:09
>29=5さん
前世マンガって佐藤さんのですか?
できれば作品名を教えて下さい
31花と名無しさん :2000/09/25(月) 05:56
「タオピ」がすっごく好きです。(タイトル記憶違いならごめん)
32花と名無しさん :2000/09/25(月) 06:44
「バビロン」のオチは余韻があって、背中の毛が逆立つような
おそろしさがあってとても好き。

「鬼遣い」はもう続編はないんでしょうか。(神がタイトルについた続編は
読みました。)あの世界観がすごくすきなんです。
隠し設定いっぱいありそう。
3329=5 :2000/09/25(月) 06:55
>>30さん
私は「ワン・ゼロ」のアキラ、ミノル、エミーは転生のつもりで
書いてしまいました。
それと、マニに聴かせたの真言の誤りでしたね、ごめんなさい。

>>31さん
子守り男が草原を歩くイメージがすごく好きです。
3433 :2000/09/25(月) 07:00
あ、それで、後の他作家の前世まんが読んでも
新鮮味なかったという意味です(文章力ねーな>自分)
35花と名無しさん :2000/09/25(月) 11:25
>32
それって「神遣い」と「鬼追う者」だっけ?
私も頭の中で話と題名が混ざる〜
36花と名無しさん :2000/09/25(月) 11:36
既出だけど、この人の持つ世界観というか、ビジョンが好き。
ラストに更なる物語を予感させる作品が多いよね。
特にSF的な作品のラストは、暗いというか、重いというか、人類の未来や本性に
対して、卓越したビジョンを持ってると感じさせる。

寡作なのが残念に感じるんだけど、それなりのクオリティーを維持するためには
仕方ないのかな?
37花と名無しさん :2000/09/25(月) 12:43
変に大量生産の作家になって「どれ読んでも一緒〜」ってなられるよりは
寡作でも今のままがいいっす。
38花と名無しさん :2000/09/25(月) 16:57
「ワン・ゼロ」文庫の後書きに森脇さんが佐藤さんの話しとして、後書きについて
『なにも付いてない方がいい』って言ってたって書いてあったのが印象的だった。
3932>35 :2000/09/26(火) 05:13
ごめん。
書き込むボタン押した瞬間に題名間違ってたのは気がついたんだけど(^^;
40花と名無しさん :2000/09/26(火) 09:27
>31&33
ああ、タオピ!!懐かしい
花摘んでおやり。だっけ?良かったですよね
ジェンダーの問題や弱者に関する記述が、とても心に残っています
41花と名無しさん :2000/09/26(火) 10:03
あ〜、最初に「鬼遣い」って書いてたの私だ。すっかり間違えてました。
ごめんなさい。これは実家に帰って全部読んでこなければならない。うん。
42花と名無しさん :2000/09/26(火) 10:32
どっかに作品リストない?(;_;)
既刊本を一気買いして読みたい衝動がむらむらと・・・
43花と名無しさん :2000/09/26(火) 10:50
検索掛ければゾロゾロ出てくるよ。
例えば
http://www.sun-net.ne.jp/~miomama/GrapeFruit/gfd_satou.htm
とかは如何?
44花と名無しさん :2000/09/26(火) 10:56
4543 :2000/09/26(火) 11:04
スイマセン。
「佐藤史生データベース」
http://ww1.tiki.ne.jp/~quelmal/shio_sato.html
が一番詳しいようです。
4643 :2000/09/26(火) 11:14
各単行本の入手の易難に関しては
http://home4.highway.ne.jp/zuo/manga/feature/s_shio1.html
47花と名無しさん :2000/09/26(火) 11:40
こんなHPがあるのね!
嬉しいっす。
48名無し :2000/09/26(火) 12:28
>43

「阿呆船」入手絶望的って・・・・・(号泣)
49花と名無しさん :2000/09/27(水) 03:41
>43

「金星樹」新しく出ていたんですね! 嬉しい♪♪♪
早速注文しようっと!!

しかし「阿呆船」は絶望的かあ・・・;

50花と名無しさん :2000/09/27(水) 10:24
砂糖塩は終わり方がもうひとつ・・
ごめん。でもそうとう好きだよ。
夢みる惑星の嵐とカラが物凄い好きだな。
まあ、かなり変わった才能を持ってる人だよね。
51ヤフオク出品物 :2000/09/27(水) 10:57
52名無し :2000/09/27(水) 22:22
>51さん サンキュー

ああでも又しても「阿呆船」がない・・・・・・
ネットオークションって値段高めですよね?
日曜日に中野のぶっくおふで見た「アリスブックTU」は300円だったぞよ。
53花と名無しさん :2000/09/29(金) 02:58
こないだの「魔術師探し」は」つまんなかったよ
単に私が理解できなかっただけ?
54花と名無しさん :2000/10/03(火) 14:08
連載時の状況は知らないんだけど
「夢見る惑星」がラストあんなに駆け足だったのは事情があったの?
ちゃんと読み返してみるとあんなに急いで星船を自爆させる必要性が見当たらないんだけど・・・。
雷管として使うにしろ、あの時期である必要はどこにあったの・・・?
55花と名無しさん :2000/10/03(火) 17:58
「阿呆船」かあ。初版じゃないけど持ってる。
ごみんなさい、ちょと自慢。
56花と名無しさん :2000/10/04(水) 05:05
> 54 確かにそれは私も思いました<自爆させる必要性
    シリンが人々を連れて行って、何事も起こらないと
    皆が戻って来てしまうから??
    ちょっと唐突だよね
  
   
57花と名無しさん :2000/10/04(水) 10:32
佐藤史生さんの作品、大好きです。
実はデビュー作からのファン、っていったら歳なのがバレバレですね(^^)
この当時から他の漫画家の方と毛色の変わった作品を描かれるので、
ずっと注目しております。
でも、昔に比べると作品を発表される機会が少ないのが残念。
もともと寡作な方ではありますけど…。
(漫画を描いていないときは何をしてるのでしょうか? 非常に気になる)
今度、「魔術師探し」の単行本が出るのが楽しみです(11月でしたっけ?)
58花と名無しさん :2000/10/04(水) 11:42
>>54@`56さん
3巻要らないから5巻が欲しいって書いてありましたね>夢見る惑星
59花と名無しさん :2000/10/04(水) 16:20
>58
え?え?どういう意味?
本当は全5巻くらいの話にしたかったって事?
60花と名無しさん :2000/10/04(水) 17:56
>58さん
そうそう、そんな話が書いてあったね。
確か、新書館の『竜の夢その他の夢』のインタビュー記事だっけ?
>59さん
要するに3巻当たりの話はチョットもたついてて、もっと切り詰めるべきだったと、
で、ラストはもう一巻分ぐらい伸ばして、丁寧な描写がしたかったと言う事だった
と思います。
ペース配分を間違えてしまったと言う事でしょう。
61花と名無しさん :2000/10/05(木) 10:09
>60
なるほど。
説明ありがとうっす。
62質問 :2000/10/05(木) 12:19
文庫でいうと3巻が最終巻なんだけど
最初のコミックスも全3巻なの・・?
文庫でしか読んでないので
ここでいう3巻ってどの辺りの事なんだろー
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>>59さん
レス間に合わなくてごめんなさい
>>60さん
フォローありがとうございますー。
>>62さん
コミックスは全4巻だったと思います