吉野朔美

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1名無しさん@お腹いっぱい。
「いたいけな瞳」の頃、好きでした。最近のは好きじゃないけど。
2名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/20(日) 18:04
『月下の一群』が好きでした。
特に「慈雨」って名の主人公の弟がよかった。
3名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/21(月) 01:18
新刊出たのであげ。
4名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/22(火) 12:30
吉野さんが心理物に走ったのは「いたいけな瞳」からですか
5名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/22(火) 12:34
おお、吉野朔実スレッドだ。
65:2000/08/22(火) 12:35
下げちゃった。
私も「いたいけな瞳」好きです。
7名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/22(火) 13:29
いたいけな瞳だと「橡」がマイベストだな。
8名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/22(火) 19:12
しかし何であんなに不幸な漫画が多いんだろう。
初期の頃のはそうでもなかったような気がするのに。
今日久しぶりに「Eccentrics」読んだらまたブルーになっちゃった。。
9名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/22(火) 23:05
>8さん
私にも私の不幸を愛してくれる人が必要だからよ(笑)
10名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/29(火) 23:05
どなたか私に『Eccentrics』のラストの意味を教えてください。
どうなったんだ・・・?
私が理解できないだけ?
11名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/29(火) 23:44
「お父さんは時代小説が大好き」で吉野さんを知ったんですが、
ほかのオススメ作品ってありますか?
12名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/30(水) 00:13
>11
おや。ここまでの書き込みでは名前が挙がって
ませんが、「少年は荒野をめざす」(全6巻)を
おすすめしておきましょう。発表年がずいぶん前だけど
ね。(昭和と平成の境目くらいだったかな?・・・うお!)
1女であることに違和感を抱く女子高生
2作家志望
3少年のままで夭折してしまったお兄さん
上記の3つにヒットするものを感じたら、ぜひどうぞ。
ネタばれ危険につき、情報はここまで!
13名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/30(水) 00:51
11ではないけどもちろんスキですとも!
14名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/30(水) 01:07
Happy age好きな人はいないの〜?(涙)
15名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/30(水) 01:13
私もスキです。『少年〜』
新しいバージョンで出直していましたよね。

初期の作品も復刊して欲しい。
どこにもない。
16名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/30(水) 01:33
ジュリエットの卵は?
17名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/30(水) 01:43
>10さん

私も『Eccentrics』のラストの意味がわかりませんでした。
知りたいです!!
どなたか教えてください。
『Eccentrics』はすごく好きな作品です。
1812です :2000/08/30(水) 01:53
>15,16
「ジュリエット」は、結構割と短い期間で
絶版になってしまったと思います。
後で買おうと思ったら、すでに・・・。
チキンサンドを見るたび「チキンサンドの
チキン抜き」を思い出します。むー。

というわけで、初期作品をそろそろ文庫化してほしい
ですよね!今でも買えるコミックスを文庫で出す前にね、
集英社さん。・・・売れると思うんだけどなぁ。
1912です :2000/08/30(水) 02:00
わぁ、18の5行目、削除!
すみません。
20名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/30(水) 16:02
「いたいけな瞳」、連載してた頃は嫌いだったけど、
後で読みなおしたら凄く良かった。
21名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/31(木) 01:01
「お父さんは時代小説が大好き」の装丁がすごくスキだったので、
「お母さんは赤毛のアンが大好き」の装丁も楽しみにしていたら
予想外で驚いた。
見慣れたのでいいんですが。

あんまり関係なくてごめんなさい
22名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/31(木) 01:11
わたしもジュリエットの卵文庫化して欲しい!
これだけなかなか見つからなくて未読のまま。
なのに他のスレでネタバレをうっかり読んじゃった・・・
すごく 悔しい。
2311です :2000/08/31(木) 02:33
>12さん
ありがとうございました!!早速ゲットしてきました。好きです〜♪

>21さん
色もびっくりしませんでした?
2421 :2000/08/31(木) 02:36
びっくりしました。
マンダム〜という感じで・・・。
25名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/31(木) 11:22
スレッドのタイトル、よくみたら吉野朔「美」になってますね。
26名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/31(木) 15:12
おお!!
吉野さんスレッドだ!!
吉野作品は好きです!

皆さんあれはどうですか?
恋愛のなんとか。ああ、名前忘れた〜。
心理学の先生がでてくるやつ。
バイト君がウサキチってのは覚えてるんだけどな〜。
私ももう歳ね。
27名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/31(木) 16:18
>26さん
「恋愛的瞬間」ここでは評判悪そうで好きだといいにくい
28>26さん :2000/08/31(木) 16:36
ハルタウサキチくんですね。
…評判悪いなぁ…私は、結構好きですよ、実は。>恋愛的瞬間
29名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/31(木) 16:37
プチフラワーからもうコミックス出たんですかねぇ…買わねば。
3026 :2000/08/31(木) 17:12
>27さん、28さん
そうなんですか?
私好きなんですけど。

いたいけな瞳にしてもあのページ数であれだけ書けちゃうところがいっそ気持ちいいです。
私は吉野作品の短編を読んで、いわゆる小説っていわれてるものが読めなくなりました。(苦笑)

でも夏になると少年は荒野をめざすの狩野の小説の冒頭を思い出しますね。
日夏さんは相変わらずなのかなぁ。(笑)


タイトル教えてくださってありがとうございます。
31名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/31(木) 18:51
>26さん
私は秋です>「金木犀は、夜、闇に光る」「秋は嫌い!」、でしたっけ?
にわかファンで「いたいけな瞳」についてすらレスできなくてごめんなさい。
長文嬉しかったです*^^*
3226 :2000/08/31(木) 20:51
>31さん
秋さんというHNの方でしょうか?
狩野の小説の冒頭はですね。

「やけるような緑と
汗という名の夏が身体にべったりはりついて
空にはつけぼくろみたいな黒揚羽が幾度も幾度もまばたきしてた」

ってやつです。
ぜひ読んでみてくださいね!
吉野さんはいいですよね〜。
あなたはどの作品がお好きですか?

3331 :2000/08/31(木) 21:20
>32さん
わかりにくくてごめんなさい。
秋になって、金木犀が咲くのが待ち遠しくなって「少年は…」の中の
秋の描写を思い出す・という意味で書き込みました(^^;
「私は秋です」って顔に書かなくては(^^;
新刊書店で買えるものしか読めないので
「少年は…」「恋愛的瞬間」が好きです。
34名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/01(金) 11:06
「ECCENTRICS」のラスト(のちょっと前から)解釈。

線路に突き落とされたのは実は劫ではなく天。
実は、千寿が妊娠したときに 入れ替わってる(たぶん)。
(肉体的交流は劫。精神的交流は天。ならば、千寿の妊娠を喜ぶのは?)

最後に線路に落ちていく天(実は劫)の告白
「どっちでも良かったんだ。君に会うまでは−」は
千寿の存在によって、天=劫でなくなったことを恨む?悲しむ?言葉だと思う。
35名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/01(金) 15:07
あの心理学の講釈さえなければ好きなんだけど‥‥。
最近のは、どうも高慢ちきに見えてしまう。
スピリッツの「瞳子」(だっけ?)読んだ時、たかが○○(←忘れた)
の価値がわからないくらいで、お母さんカワイソウだなんて、
なんて傲慢な漫画だろうって、嫌な気分になったもん。
36夏野 :2000/09/01(金) 21:44
一番好きなのは「少年〜」ですね。
 狩野と日夏さんが好きだったな〜。
 最新刊の「グールド〜」も今日買ってきたけど
 わりと面白かったっすよ。
37名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/01(金) 22:00
日夏さんいいよねぇ〜。
狩野を追って土木作業員にまでなるあの情熱を作家活動にぶつけない
ところがいいっす。(笑)
38名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/02(土) 00:00
>34さん
意味がわからなかった10です。
ありがとうございます!

なるほど・・・・。
先生のところにかよってた怪しい人は(最初に千寿を突き飛ばした人)
ずっとお母さんだと思ってたんだけど、
最初からちがってたのかな?それとも最後だけ劫・・・・ということかな?
そして最後で二人ともいなくなったと・・。

最後の子供は千寿の子でいいんだよなあ・・・。
ちょっと疑ってたのです。

本当にレスありがとうございました。
もう一回よんで、また考え込んでみます。


3918でした :2000/09/04(月) 00:57
いまさら超遅い自己弁護。自分のパソコンの
画面の調子がおかしかっただけみたいで
19の書き込みこそ意味不明。失礼しました。
忘れてください。

そして>35さんへ。
「瞳子」の瞳子って、後に「***」で**の
お母さんになる人と同一人物・・・でいいんですよね?
いや、だって名前がまんまおんなじだし。
(「***」を未読の方のために、一応伏字にしてみました。
ファンの方々にとっては伏せるまでもないことなのですが)
40名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/04(月) 01:15
『いたいけな瞳』って絶版だっけ?まだ売ってるよね?
あと絶版じゃないのって『少年』『Eccentrics』『恋愛的』ぐらい?
秀作多いのにホント惜しいよね。早く文庫出して欲しい・・・
41名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/04(月) 03:21
>>38
え?何?
>先生のところにかよってた怪しい人は(最初に千寿を突き飛ばした人)
>ずっとお母さんだと思ってたんだけど
お母さんとちゃうの?
42名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/04(月) 04:30
最初から天だったのでは?
4334 :2000/09/04(月) 04:56
う〜ん、ひさびに「ECCENTRICS」読み直したけど、最初の「怪しい人」の
正体だけはわからない。
千寿を突き飛ばしていると思われることから、母親じゃないし。
カウンセラーのところで天と挨拶してるんだよなぁ。
・・・いいや。わかんないものはわかんない。岩館真理子の「キララのキ」も
全然わからなかったけど、面白かったし。

>39
瞳子同一人物・・・気付かなかった!、これで前よりも「瞳子」読むのが
楽しみになってきた。

>40
「いたいけな瞳」は都内の大きい本屋ではちょくちょく見かけます。
44名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/04(月) 10:36
結局想像するしかないんですねぇ。
電車に飛びこんだ後どうなったのか、、誰の子供なのか。。
45花と名無しさん :2000/09/04(月) 22:04
「グールドを聴きながら」げっとしました。刃物と妊婦が好き。
でもプチフラワーコミックスってこんなに黄色い紙だったでしょうか。
46名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/05(火) 23:23
読み返して気がついたんだが「ECCENTRICS」の双子と
「いたいけな瞳」の「ライオンタンポポ」の双子っておんなじなのかな。

まあ、同じモチーフなだけなのかもしれないんだけど、
「いたいけな瞳」の方の女の子も健在だったら幸せだったのに・・・とか思ったので。
47花と名無しさん :2000/09/06(水) 01:12
吉野朔実。私も好き。でも時々何か鼻につく嫌な感じがある。
「少年〜」とか「ECCENTRICS」に特に感じる。
何か上手く言葉にできないんだけど…
好きなんですよ。好きなんですけど。誰かこの気持ちわかるひと〜!
「いたいけ〜」は凄く良かった。「グールド〜」もね。
48:2000/09/06(水) 03:40
初めまして。2ちゃんねる事態が初!吉野朔実先生の名前があってビックリ!
まわりには吉野朔実先生知ってる人がいないので・・・。一番好きな漫画家です。
「ECCENTRICS」を「ぶ〜け」で読んでからの大ファン。作品のなかで
もっとも好きなものでもある。
ほとんどの漫画が絶版で入手困難。つい最近「ジュリエットの卵」読みました。
「ECCENTRICS」の最後の赤ちゃんって千寿の!?今だにわからず。
吉野先生って双子好きだよね?よく出てくるし。私も「ライオンタンポポ」の
双子は同じ双子だと思いました。
49吾輩は名無しさん :2000/09/06(水) 07:06
最後の子ども、比良坂さんと拓生の子どもかと思ってた。
「いたいけな瞳」は一部の話がリンクしているのがすごく好き。
もちろん、一つ一つの話も好きだけど。
50花と名無しさん :2000/09/06(水) 22:06
私も最後のモノローグの子供は、比良坂さんと拓生の子供だと思います。
線路に落とされて死んだ千寿が、二人の子供として生まれてくる・・・・。
怖いラストですね。
でも隅々まで計算されていて、とても好きな漫画です。
「いたいけな瞳」に出てくる双子は別ものだと思っています。
(「ライオンタンポポ」を膨らませて「ECCENTRICS」を描いた?)

>47さん
 私も判ります!<「鼻につく嫌な感じ」
 私は「恋愛的瞬間」とか最近の短編を読むと感じます。
 頭で描いている感じが強すぎて・・・・。
「ECCENTRICS」は元々サスペンスっぽい話なので気にならないの
 ですが。
 
51名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/07(木) 02:48
出てきてないみたいだけど、評判悪いのかな?
『ぼくだけがしっている』
すごい好きなんだけどな。
52名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/07(木) 05:05
私も好きです>51
あれって何巻まで出てますか?
53花と名無しさん :2000/09/07(木) 09:49
ド田舎の古本屋さんで、「月下の一群」とパート2前後編みつけたの〜。
懐かしくて読んだらもーはまりまくり。
あの頃の絵は繊細できれいだった気がするのは気のせい。ちょっとかたいけど。
そこまで初期のファンってここにはいないのかなあ。一番すきなんだけど。
政親より先生をえらべばいーのに!なんていってもわかってもらえる人何人いるかな。
54花と名無しさん :2000/09/07(木) 11:04
私は「月下の一群」イメージアルバムの
ポスターを秘蔵してます。美しいです。
55名無しさん@どーでもいいことだが。 :2000/09/07(木) 12:02
リアルタイムで読み始めたのは、王様のディナーからです〜。
56名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/07(木) 13:25
>坂本センセイはいい人ですよね。
私はキヨムラさんも好き好き。
少年〜ででてきたとき嬉しかったぁ。
57花と名無しさん :2000/09/07(木) 16:02
>47,50さん
私は50さんみたいに頭で描いてるとか分析できてるんじゃなくて、
ヒロイン像が苦手だから「少年は…」「ECCENTRICS」より
短編のほうが好きです。
58花と名無しさん :2000/09/07(木) 18:59
>57
ああ、はいはい。「私は普通の人と感性が違う。」みたいな。
周りの人間も「君にはかなわない。」と。ヒロインに共感はしにくいですね。
短編にはそういう感じあまり無いのに。
59花と名無しさん :2000/09/07(木) 19:58
>58さん
私は短編にも苦手なタイプはいますが、
長編と違って長くつきあわなくてもいいから好きです(笑)。
60花と名無しさん :2000/09/07(木) 20:59
>56さん。ありがとー!坂本先生のよさわかってくれて。
清村さん、「少年〜」にでてたけど、「月下〜」のときは
ちょっとキリコさんとちょっとだけつきあってるぽかったのに、「少年〜」では
あーいう風になってましたね。でも好きだけど。
6156 :2000/09/07(木) 21:05
>花と名無しさん
やはりキヨムラさんはふられてしまったのでせうか?
坂本先生のその後も気になります〜。
62名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/08(金) 00:13
>52さん
5巻までで完結してます。
お母さんが好きだった。
さばさばしてて。

初期のは絶版で見れない・・・。
でも、皆さんがそんなに言うと気になるなあ〜。
ネット古本屋で探そう。
63花と名無しさん :2000/09/08(金) 06:00
BOOK OFFで『少年は〜』を一気にゲット。
夏が終わらないうちに読めてよかった…。
ところで新しいバージョンって何すか???>15
すごく気になるんですけど。
64名無しさん@どーでもいいことだが。 :2000/09/08(金) 09:50
別スレで見かけた「ジュリエットの卵」のあらすじをみて、気になったので
古本屋をさがしましたが、見つかりませんでした。
その後、まんが喫茶で読了。・・・びっくりした。
65名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/08(金) 11:14
>62さん
私も母子ものに弱いので(笑)
でも恋愛物じゃないから印象薄いんでしょうねぇ。
66名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/08(金) 12:35
好きだけど、
心理学のウンチク垂れる人間が偉そうなところが苦手。
達観しているでしょ?と妙に悟り顔なところがなんか鼻についてしまう。
そこらへんにいそうな人を、心理学を用いて、
何か高いところから見下しているような感じを受ける時もあるし。
67花と名無しさん :2000/09/08(金) 14:04
ジュリエットの卵って十人並みの男女の双子だったら、キモいよね。
十人並みだったらあんなに執着しないか。美形設定だからいいけど。
6857 :2000/09/08(金) 16:19
>>58さん
私は狩野の天才性は好きですよん。
森依先生もべつに鼻につくとは思わないです。
69花と名無しさん :2000/09/08(金) 19:17
また聞きで申し訳ないのですが、
当時の担当さんが「ECCENTRICS」の終わり方は吉野さんが話していたものとずいぶんちがう、
きっと本人も収拾がつかなくなったんでしょう。。。と
言っていたそうです。
確かに少し投げやりなきがする。
個人的には「少年は〜」が好き。
70名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/08(金) 22:08
>58
確かに最近の、妙に見下ろした感じがする。瞳子とか。
71花と名無しさん :2000/09/08(金) 22:13
「少年は〜」ってキャラに対する思い入れが強い人多そう。
「かっこいい〜」とか言って。作品自体もそういう臭いを放ってる。
そういうのかなり苦手なんで、私は「ぼくだけが〜」や短編が良いな。
72花と名無しさん :2000/09/08(金) 22:22
「いたいけな〜」の4巻13話『月の桂』って皆さんどういう風に
解釈しました?あれ美しくて大好きなんですけどいまいちラストが
解らなくって…
73名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/08(金) 23:28
「いたいけな〜」だったら、『幼女誘拐』(だったかな?主人公が「あたしは猿の子だったんだ・・・・」って思うやつ)
あれが、一番好きかなぁ。
74名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 00:02
私はスキップの話が好き。
家にスキップが遊びに来る方の。
75花と名無しさん :2000/09/09(土) 00:18
私は何か旦那が奥さんの「死」を受け入れられないっていうか
理解できなくて部屋をガンガンに冷やして、死体とずっと
暮らしてたやつ。温度とか珠とかが印象に残ってる。
76花と名無しさん :2000/09/09(土) 00:36
私は奥さんが出産で実家に帰ってる間に、自分の父親が嫌いな旦那さんが
子供の頃果たせなかったささやかな夢をかなえたり、いたずらをして回ったりするのが好きです。
本当は熊のぬいぐるみが欲しかったのに、お父さんを喜ばせるために百科事典
を買ってもらったっていうやつです。
「でも百科事典が欲しいといったのはボクなんだから」っていうセリフが印象に残ってる。
77花と名無しさん :2000/09/09(土) 00:39
「いたいけ」で好きな話は「橡」「潤む炎」「月の桂」と
一番最初のペンギンの奴かなぁ。
78花と名無しさん :2000/09/09(土) 00:49
>77
いいですね。「日本の美」みたいのうまいですよね。
「いたいけ」じゃないけど「眠れぬ森」とかもいいなあ。
白い雪に紅い牡丹、みたいな。(花の種類は違ったかも)
79花と名無しさん :2000/09/09(土) 01:46
>75さん
たしか8巻収録ですよね?
二人のめぐみちゃんが出てくる。
80名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 18:42
『お父さんは時代小説が大好き』ってどっから出てるの?
81花と名無しさん :2000/09/09(土) 19:58
>80さん
「お父さん〜」は「本の雑誌社」から出ています。最近「本の雑誌」を読んでいない
 のですが、吉野さんはまだ連載しているのかな?

>72さん
「月の桂」、殺した男が自分の子供に生まれ変わってきた・・・というラスト
 だと思ったのですが。それで「もう愛するものがない」という。
 怖いですね〜マンガでは子供の顔が出ていないのですが、どんな顔だったん
 だろう・・・・・。
 夏目漱石の「夢十夜」にもそういう話がありましたよね。(自分の子供が
 昔殺した人の生まれ変わり・・・・その事が判る時のせりふも、マンガの
「こんな夜だったな」に似ていたような・・・・)
 吉野さんは夏目漱石ファンみたいなのでオマージュなのかな。   
82花と名無しさん :2000/09/09(土) 22:40
>81さん、
まだ、連載しています。っても隔月だけど。
(たまに、二ヶ月続く時もある)
8372 :2000/09/10(日) 13:18
>81さん
おお、なるほど。私、殺した方と殺された方の人格が入れ代わっちゃって??とか
とか変な解釈する所でした。
84名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/11(月) 00:15
>63さん
超遅レス
昔のぶ〜けコミックスの装丁から(チェックのやつ)
今のマーガレットコミックス風の装丁に(上下が金色のやつ)
かわって改装新刊で出たのです。

内容は一緒、だと思う。表紙がちがいます。
それだけ。
混乱させてしまったらごめんなさい。
85名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/11(月) 22:35
吉野朔実スレはできる度にレス100いかないくらいですぐ埋もれるなー。
86名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/11(月) 23:39
ここ好きなので頑張ってあげよう。
・・・・ホントに目を離すと埋もれてるね(笑)
87名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/11(月) 23:48
海老のカクテルとオリーブが好きな女の子が出てくる話し、なんだったっけ?

男の子が生まれたら「陸」、女の子が生まれたら「朔実」と名づけたかった。
88名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/12(火) 06:42
HAPPY AGEですね>87
89花と名無しさん :2000/09/12(火) 10:01
HAPPY AGEも好きだったなー。
特に最初のカルラの話。

吉野さんのマンガはモノローグが好きかも。
90名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/12(火) 10:55
「お父さんは時代小説がすき」のなかで
作者がうっかり意識せず夏目漱石をパクってあせってる描写があったでしょ。
あれが「月の桂」なんかなあって思ってた。
でも、「夢十夜」のエピソードだったらわすれるわけないかなあ・・・

わたしも「僕は何でも知っている」がすき。
あとタイトルわすれたけど嘆きの天使トリスタンの話も好き。
HAPPY AGEもすき。
吉田作品はセリフがすてきなのが多いね。
歌うようなフレーズが妙に印象的。

余談だけど
「オレンジの白い花の下で一緒に踊ろう カルラ・マ・フィア」って
おお、なにげにこれは「カルラ舞う」。
91花と名無しさん :2000/09/12(火) 11:21
「ぼくだけが知っている」だと思うぞ。
92花と名無しさん :2000/09/12(火) 11:41
私も時々混乱する。「ぼくだけが知っている」と「子供は何でも知っている」

印象的な台詞・・・結構ありすぎて書き出せないや。
「FLOWER PIECES」の解説とか「もっと幸せな一日」とかにも
印象的な言葉が多いですね。

93名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/12(火) 12:06
>>88
ああ!そうです。ありがとう。

純クレのあけびちゃんも、吉野先生すきだったのよね・・・
94名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/12(火) 13:39
>91
ああ!そうだった!(笑)<僕だけが知っている
ありがと、タイトル覚えるの苦手で。
95名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/12(火) 15:11
「グールドを・・」の「DRY ICE」最後の髪を切ってる所が凄く良かった。
こういうせつないシーン書くの上手ですよねぇ。
96花と名無しさん :2000/09/12(火) 18:58
私は「グールドを…」では
「グールド」の階段の後ろ姿と、
「種」のセーラー服娘がぬっと出てくるところでしょうか。
このスレ読んでると、過去作品にあったエピソードなのかなとも思いますが、新参者なので
97名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/13(水) 00:26
初期の漫画 HAPPY AGEと月下を
古本屋で見つけたんだけど、
あまりに煮しめたようなので迷っています。
それでもやはり買う価値ありですか。
98>97さん :2000/09/13(水) 03:11
美品だとプレミアついて高いから、
まだ読んだことないんなら、買うのおすすめします。
HAPPY AGEも月下の一群も、
私はどちらも好きです。
99名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/13(水) 10:26
>97さん
いくらで売ってたの?
そんなに汚れてたのなら値段によるかも<買う価値
100花と名無しさん :2000/09/13(水) 10:47
>>97
ヤフオクにも出てるよ、昔のコミックス。
あまりにもナニな状態なら、オークションも考慮にいれてみては……。
話は私は両方とも好きです。
101花と名無しさん :2000/09/13(水) 16:16
ぶーけコミックスの昔のデザインが好きだったなぁ。
マーガレットのデザインは吉野作品には似合わないと思う・・・。

桐子さん、好きだったなー。柊子さんとか。
102花と名無しさん :2000/09/13(水) 21:26
うー、やっぱ復刻するか文庫化するべきだと思うぞ、集英社。
103名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/14(木) 02:08
age
104 97 :2000/09/14(木) 05:14
>98−100さん
ありがとうございます。
一冊200円くらいなので、買ってみようかな。
そういわれると気になる(笑)

>102
本当にしてほしい!
あんなに文庫化してるのになぜ引っかからないんだろう。

105>99 :2000/09/14(木) 09:12
1冊200円。
とすると
HAPPY AGE 前後編、
月下Part1 前後編
月下Part2 前後編で合計1200円ね。
私的には未読なら買っちゃうかもしれない。
買ったら 買ってよかったかどうか 感想きかせてね。>97さん
10697 :2000/09/20(水) 00:26
しばらく来れなかったら埋もれてる・・・。

今日『HAPPY AGE 』と『月下の一群』と
『王様のDINNER』を入手しました!
残念ながら『月下』のPART2がなかったのでまた探さねば。

まだ『王様のDINNER』と『月下』しか読んでないんだけど、
面白かった。
確かに最近のとはちょっとうける印象が違うなあ。
でも昔からちょっと切ない話が多いのですね。
しかし、画面が綺麗だ〜。

せっかくなのでゆっくり堪能します。
いろいろアドバイスしてくれてありがとうございました。
107  :2000/09/22(金) 02:59
いまさらはまりあげ
108名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/22(金) 14:21
僕だけが知っているあげ。
109花と名無しさん :2000/09/22(金) 17:02
「少年は荒野を目指す」が読みたくなったな・・・。
110花と名無しさん :2000/09/22(金) 17:45
「いたいけ」の、電車に飛び込もうとした女の子と、
浮気相手を刺そうとしてた男の子の話、ラストがよく分からないので
誰か解釈プリーズ!
男の子は一体どうしちゃったのか?死んじゃったの?
111花と名無しさん :2000/09/22(金) 22:12
>110さん
「自殺の心得」ですね。
 あの男の子は実はあの駅で自殺していて(多分)、女の子の自殺を止めようと
 して現れた・・・というお話だと思います。
 それで、駅のホームに男の子のためのお弔いの花束が置いてあるのです。
 それと、男の子が刺そうとしたのは、浮気相手じゃなくて付き合っていた
 彼女ですね、きっと。(花束を持って電車から降りてきた子)

 男の子の姿は、多分自殺しようとした女の子にしか見えていなかったんじゃ
 ないでしょうか。
 男の子の幽霊は、女の子が元気になったのを見届けて消えた、というラスト
 だと解釈しています。

 
112花と名無しさん :2000/09/24(日) 14:03
明日(9/25)発売のスピリッツに「瞳子」が掲載されるのでage
113花と名無しさん :2000/09/29(金) 06:49
>>111
男の子は正確には自殺じゃなくて事故じゃないかな、って気がします。
最後の「事故だったんだ そういうこともあるんだ」ってモノローグから。
まぁ、瑣末なことだけど。

今週のスピリッツの「瞳子」は結構面白かったんだけど・・・
ここだと辛口な反応が多そうだな〜。
114110 :2000/09/29(金) 20:23
111さん、113さんどうも〜
そう、幽霊かなと思ったんだけど、どういうシチュエーションで死んだのか
いまいちスッキリしなくて。
彼女を刺そうとしたっていうのは演技だったのかしら。

「いたいけ」は何度読んでも美しくて大好き。
あーゆう1話完結もののほうがこの人はいいような気がする。
115花と名無しさん :2000/09/30(土) 00:47
>>113
私もあの男の子は事故で死んでしまったんだと思う。
116花と名無しさん :2000/09/30(土) 01:06
ものすごーく亀レスですが、「少年は荒野をめざす」、全巻新宿の青山ブックセンターに売ってました。
117花と名無しさん :2000/09/30(土) 01:09
復活してる、うれしい。
皆さん文学板にいってしまったのかと。

瞳子ってわざとああゆう絵なのかな。
昔の方が好きだったな。
「自殺の心得」の男の子の顔が好みだった(笑)
118名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/30(土) 01:14
「いたいけな瞳」は何が素晴らしいって、
全31話が「潤む炎」の「あなたを愛してる・・・」って台詞で
締めくくられるところが美しいと思う。
でも一番好きな作品は、エキセントリクス4巻の巻末に入ってる
「カプートの別荘へおいで」。愛が孤独を救うことはないのだ、って、
何かあると頭の中で繰り返しちゃう。不幸なのか?私。
119花と名無しさん :2000/09/30(土) 01:49
>118
愛は孤独を救うことはないのだ

ホントだよね。つーか愛って幻想だよね。
でも私は不幸なんかじゃないよー。
寂しい考え方でも無いと思う。悲観的でも。
むしろ楽になるよ、そう思う事によって。

120花と名無しさん :2000/09/30(土) 01:49
>118
愛は孤独を救うことはないのだ

ホントだよね。つーか愛って幻想だよね。
でも私は不幸なんかじゃないよー。
寂しい考え方でも無いと思う。悲観的でも。
むしろ楽になるよ、そう思う事によって。

121113 :2000/09/30(土) 03:55
私も「カプート〜」が一番好き!
私にとっての「愛」三大傑作は「トーマの心臓」と「リバーズ・エッジ」と
これ。
あ、どれも重い(笑)でも、不幸じゃないよ。
122120 :2000/09/30(土) 12:02
>121
うわ〜好きなマンガ全くかぶってる〜
123113 :2000/09/30(土) 20:40
>122
お〜同志よ(笑)
124花と名無しさん :2000/09/30(土) 21:10
「瞳子」評判芳しくないですね。
私はあの傲慢な性格は「遅い思春期」をわざと描いてるのかと思った。
私は、あの方がうんちくが鼻について、イマイチスキにはなれない・・
やっぱり「いたいけな瞳」と「ジュリエットの卵」が好きです。
「恋愛的瞬間」は上二つとは、ちょっと違った感じで好きです。
125花と名無しさん :2000/09/30(土) 21:20
「ラ マスケーラ」好きだな。
花の香りがするようだった。
126花と名無しさん :2000/10/01(日) 04:28
新宿の青山ブックセンターの漫画担当の人は
吉野作品が好きなんだよ!(実話)
127花と名無しさん :2000/10/01(日) 04:45
え?うそ、マジで?って反応すればいいのかしら。こういう時
128花と名無しさん :2000/10/01(日) 13:06
少年は〜前後が好きだった。リリカルで好き。
今のは読んでいないけど、おすすめを読んでみたいです。
129花と名無しさん :2000/10/01(日) 14:04
えーっと、あげます。
130花と名無しさん :2000/10/01(日) 19:16
高校生の時『少年は〜』が大好きだったんだけど、
この頃読み返してみたらなんと狩野よりも鳥子の方に
感情移入しているではないか!大人になったってことかしら…
(といっても鳥子の方がもちろん年下…)
今度は当時よくわからなかった初期作品を読んでみようと思います。
>>126
今度行ってみます。
131花と名無しさん :2000/10/02(月) 10:58
私も「少年」高校生の時好きだったけど、今はちょっとキツイなあ。
やっぱり狩野に感情移入できなくなってるんだよね。
「私は他人と違う」ってゆーのが「キミが思ってるほどでもないよ」って
つっこみたくなってしまう。ああ青い春。
132花と名無しさん :2000/10/02(月) 11:23
子供に「鳥子」とつけようとしたら、親族一同、猛反対。
「小鳥」でもダメ?うーん、だめ!!
だとさ。
来月生まれる弟の子供は「あゆ」という名らしい。
133花と名無しさん :2000/10/02(月) 12:40
>132
小鳥ちゃん、めちゃめちゃ可愛いじゃないですか!
うーん、却下だったですか。残念ですね。

そういうと吉野さんの作品に出てくる名前っていつも綺麗ですよね。
「蓉子」とか「橡子」とか。
日本的な名前が少なくなってきている今、新鮮な感じがします。
単に個人的に「子」がつく名前に憧れてるっていうのもあるんですが。
134そうかー :2000/10/02(月) 12:52
連載時、狩野がよく判らなかった私は、今の方が理解できるような気がする。
当時は海棠ちゃんが好きでしたー。
135花と名無しさん :2000/10/02(月) 13:04
>131
わかります(笑)思春期を思い出すようで恥ずかしくなる。
今の時代の十代ってたぶんもっと切実な感じだと思う。
今よりちょっと良かった時代の物語という感じ。
136花と名無しさん :2000/10/03(火) 20:55
「ジュリエットの卵」で質問なんですけど。
あのラストはどう理解したら良いんでしょうか?
私は「破局へ向かおうとしてた二人が、下田さんと小夏により救われ
生まれ変わる」であろう事を予感させる、と感じたのですが
やっぱり水は死んじゃってるんでしょうか?・・そうは思いたくないんだけどなあ。
137花と名無しさん :2000/10/04(水) 06:02
水、思いっきり死んでるって・・・
138花と名無しさん :2000/10/04(水) 17:28
「瞳子」ってのは連載?コミックスは出てないよね。

>>117
何故文学板?
139136 :2000/10/05(木) 01:14
>138
最近、本も書いてるからじゃないですか?
瞳子はスピリッツ(多分)にたまに載ってるシリーズ。コミックはまだかな?

>137
そーかなー。最初読んだ時「死んでないだろう」と思ったんだけど
皆に「死んでるでしょう」と言われてしまったんですよね。
でも「水を助けて」とか、小夏+下田のセットであることとかに救いを感じたんだけど。
「少年は〜」みたいな前向きさがあるかなー、と。
でもこれってやっぱり、間違ってるのかなあ。人それぞれと言われればそれまでだけど。
140横レスすみません。 :2000/10/05(木) 01:18
「ジュリエットの卵」は吉野朔実版、大島弓子氏の「ダイエット」だと
私は思ってます。…あくまで私は。
141117 :2000/10/05(木) 02:07
>138
いや、ここがさびれていたとき
文学版の「文学版の住人が読む漫画」というスレで、
吉野朔実が大人気だったのです。

http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=book&key=964630813&ls=50

結構おもしろいです。
今は・・・下がってますが(笑)
 
142花と名無しさん :2000/10/05(木) 02:09
大島弓子ファンと吉野朔美ファンってカブってる?
(私も思いっきりそうです)

吉野朔美は全コミックス持ってます。
引っ越しするたびにコミックス処分するけど、
吉野朔美のだけは捨てられない!
集英社から出た画集持ってる方いますか?
表紙が「蛍とミナト」なんですけど、これも宝物。
143142 :2000/10/05(木) 02:11
漢字間違えてしまった・・・「美」と「実」は良くやるん
です。スミマセン。
144113 :2000/10/05(木) 08:23
実は私も文学板住人だったりします。

>>142
画集ってぶ〜けの十周年記念かなんかのやつ!?
いいな〜、うらやましい、うらやましい。
145名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/05(木) 11:16

愛は孤独を救うことはないのだ

>むしろ楽になるよ、そう思う事によって。

120さんの言う通り、少し楽になりますね。この言葉は。
寂しくて当たり前なのだと。
146花と名無しさん :2000/10/05(木) 12:52
吉野の描く「夏」が(特に)好きだ。
セミの鳴き声、草いきれ、太陽の熱さ、人の汗、空の青ささえ
リアルに伝わってきます。

四季の移ろいや、自然を肌で感じさせてくれる・・・
こういう漫画家が好きなんです(最近少ないよね)。
147花と名無しさん :2000/10/05(木) 21:55
ブンガク板見てきました・・いかにも、な感じの漫画満載ですね。
「ダヴィンチ」な漫画がというか。
私にとっては、吉野朔美、萩尾望都、大島弓子は
「次号まで待てないワクワク」的ハマリ方はしないけど
なんだか読んでしまい、その後ぼーっとなってしまう漫画です。
148花と名無しさん :2000/10/06(金) 00:29
吉野朔実と萩尾望都と大島弓子のコミックスは
老後の楽しみとしてずっと持っておきたいな。
149花と名無しさん :2000/10/10(火) 21:48
最近絵の白いのが気になる。
150花と名無しさん :2000/10/10(火) 22:17
白いとこが好き
151138 :2000/10/10(火) 22:40
>>141
ああ・・・そういうことなのね。

で、調べもせずにまた聞くんだが(笑)『瞳子』とやらはコミックス出てるの?月イチ連載?
152名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/10(火) 22:51
(笑)じゃないでしょ・・・
自分で調べろって・・
153花と名無しさん :2000/10/10(火) 23:12
>>152
そうね・・・人に聞くんじゃねえというなら他で調べるわ。

ところでこの人読んでから(2,3年前くらいに初めて知った、当方男)
ブーケで連載してたらしい内田善美も読みたいんだが、この人もなかなか無いんだな。
でもなんかこの人の場合復刻は無理っぽいらしいので、せめて吉野作品くらいは
文庫化して欲しいのだった。何故かオレの中でつながってる、この二人。
154花と名無しさん :2000/10/13(金) 12:40
あげ…
155花と名無しさん :2000/10/13(金) 13:33
>153
あー、なんかわかる。
内田善美もいいねー。彼の本は街の古本屋にさりげなくあったりするよ。100円くらいで。(笑)
吉野さんの昔のコミックスもね。専門店みたいなとこはかえってないか、高い。
(スレ違いでスマソ)

156. :2000/10/13(金) 13:38
無料ホスティングでサイトを製作しましょうよ!
http://www.0-web.com/
157花と名無しさん :2000/10/13(金) 14:08
内田善美とはファンはカブッてるでしょうね。
あの硬質な感じは通じるものがある。
158花と名無しさん :2000/10/18(水) 20:32
で、やっぱり200いかんうちにさがってたりして。
159ななしさん :2000/10/18(水) 22:05
>愛が孤独を救うことはないのだ。
私はいつもなぜかこの後に「それでも人は『愛してる』と言うのだけれど」と
続けたくなってしまう。
160花と名無しさん :2000/10/18(水) 22:38
>>159
ミスチル好き?
161名無しさん :2000/10/19(木) 00:45
153>>155
内田善美って「彼」なんだ、知らなかった。
162花と名無しさん :2000/10/19(木) 01:18
男という噂があったが、実は女だった、と聞いたんですが。
え?どっちなの?
作品見る限り女ですよねえ。
163花と名無しさん :2000/10/19(木) 01:19
男という噂があったが、実は女だった、と聞いたんですが。
え?どっちなの?
作品見る限り女ですよねえ。
あ、すいません吉野さんと関係ないっすね。
164花と名無しさん :2000/10/19(木) 11:02
内田さんは絵はものすごいと思うけど
作品ちょっと個人的にニガテ・・・
近寄りがたくて。女の子とか
吉野さんネタじゃないのでsage

吉野さんは 書誌マンガ(「お父さんは〜」など)が一番好きです。
あれで何冊か読んでおもしろかったし
「10皿の料理」を読んでとてもよかったので
(図書館で何回も借りて、ハードカバーのを当時好きな人にプレゼントして
文庫本でも自分用に買った)
今度なんとコートドールにいくことになったんですー。
女友達とだからちょっととほほだけど。
165花と名無しさん :2000/10/21(土) 22:50
今日ブックオフで恋愛的瞬間買って来た。
これから寝そべって読みます。

吉野朔美の漫画って、探しづらい・・
ぶーけの緑格子模様に慣れすぎてて。
166ああっ名無しさまっ :2000/10/21(土) 23:50
当方も男です。彼女の作品は画集以外全部持ってるほど好きです。
少年は荒野をめざすは、今でも読んでるとトリップします。

内田善美さんもですけど、初期の清原なつのさんもけっこう似てる
と思うんですけど。
167名無しさんなの :2000/10/22(日) 00:04
「いたいけな瞳」の中の「犬」が好き。
お父さんが蒸発(?)したのに、毎日踏切の所で待つ話。

新刊の「グールドを聴きながら」の「子供は泣かない」
も、なんだか通じるものがあるような機がしてならない。
「犬モノ」ってわけじゃなくて、読後感が・・・。
168花と名無しさん :2000/10/22(日) 00:12
>167
同感です。
169花と名無しさん :2000/10/23(月) 01:09
内田善美は女性です。
少女漫画FAQの0201参照
www2.wbs.ne.jp/~alda/FAQ/index.htm
本人が自画像を男性っぽく描くから
誤解されるのかもしれないけど
紹介されている本でも
間違えて男性って書いてあることがあるそうですね。

吉野さんの話題じゃないのでsage。
170花と名無しさん :2000/10/23(月) 04:31
「子供は泣かない」読んでたら泣きそうになったよ。二十歳過ぎた男が。
171花と名無しさん :2000/10/23(月) 06:58
137>139>
「ジュリエットの卵」のラストは
吉野先生自身が「水は死んでない」っておっしゃってましたよ。
たぶん連載終了時のぱふのインタビューだったかな。
私もあんだけざくーっといったらだめでしょ・・・と思ってたので
それを読んだとき、どこかでほっとしたのを覚えてます。

関係ないんですけど、吉野先生の描かれるツイードの服って
すごくかわいくないですか?
スキップが着てたワンピースとか、男性のスーツとか・・・
なんてことないのにおしゃれな服多いですよね。
172花と名無しさん :2000/10/23(月) 12:44
私は吉野ファッションちょっと苦手かも。ゆうきなえ(漢字忘れた)みたいで…
制服とかだと安心する。きれいに着てるし。
173花と名無しさん :2000/10/23(月) 12:50
>171
ぱふの、ジュリエットの卵終了記念インタビューが載っている号、
私も持ってますが、インタビューでは、
「死んでない」のではなく、「どちらにでも解釈できるように描いた」
と言ってましたよ。
174花と名無しさん :2000/10/23(月) 16:42
>173さん
そうだったのですか・・・
うーん、生きてるって思いこんでました。
記憶って都合良くできてるなぁ。
教えてくださってありがとう!

>172さん
裕木菜江(じゃなかったっけ?)みたいかな。
かわいいと思うんだけど・・・
かなり細くないと似合わないようなのが多いから、
私は断念してますけど(笑)
175花と名無しさん :2000/10/23(月) 16:43
↑171でした。
書き忘れちゃった。ごめんなさい。
176花と名無しさん:2000/10/26(木) 11:19
あげたい
177花と名無しさん:2000/10/26(木) 11:35
私は年取るごとに大島弓子さん&吉野朔美さんの漫画がだめになっていきます。
どちらも毒があるというか、とげとげしい印象を受けるんです。
自分の世界に生きてて、あまり他人を必要としていない感じ。
178花と名無しさん:2000/10/26(木) 20:40
>177さん
 私は大島さんも吉野さんも好きですが、そうは感じないです。
 他人を必要としていないというより、他人との関わりを探っているような
 漫画を描かれているのだと思うのですが・・・・。
 毒はそれなりにあるとは思いますが。
 榛野ななえさんの漫画にはそういう感じを受けますが。

179魁!名無しさん:2000/10/26(木) 21:19
>178
大賛成です。当方30目前の女ですが、大島弓子は読めば読むほど
こう、えぐえぐってなります。吉野朔美は、近作は習作といった出来
だと思いましたが。しかし「いたいけな瞳」の作者なのです。
私にとっては、無くてはならない作家です。お二人とも。
逆に、もうひとりの方が…ほんときつい。前向きなようで、一人で閉じてる。
180>171,173:2000/10/26(木) 23:04
139ですが、随分昔の疑問に答えて下さってありがとうございます。
長年の疑問が解けて、すっきりしました。
「死んでると感じるのが当たり前」的意見が多くて
「うーむ私の感じ方はおかしいのか?」とか思ってたのですが
そういう感じ方もアリってことですよね。
まあ、受け取る人の自由なんでしょうが、作者が意図してたと聞いてちょっと安心。
181花と名無しさん:2000/10/28(土) 13:05
吉野作品今ごろになって集めまくり
なかなかないね・・
ジュリエットとか
182花と名無しさん:2000/10/28(土) 13:25
>181
「ジュリエットの卵」、
Yahoo!のオークションでもそれほど高くないよ。
足代と手間を考えたら、そのほうがいいかも。
183花と名無しさん:2000/10/28(土) 23:28
>181
私も。>いまさら
ジュリエットが最後まで集まんなかった。
他のは近所の怪しい古本屋で三冊百円とかで売られてた。
それはそれで哀しい。

穴場にあったりするよ。
まん○だらけとかだとあっても高い〜。
184花と名無しさん:2000/10/29(日) 19:43
私はブックオフで、一冊100円コーナーで全巻揃えました。
他の古い作品もかなり揃ってたけど、それって珍しいの?田舎だから?
185花と名無しさん:2000/10/29(日) 20:54
画集買っときゃよかった。
186花と名無しさん:2000/10/30(月) 04:48
>184
それほどめずらしくはありません。
「Flower Pices」以外でてこずっている人は、
はっきり言って探し方が甘いと思います。
187花と名無しさん:2000/11/04(土) 18:45
重複スレがあるためにage
188花と名無しさん:2000/11/05(日) 02:03
水谷紹というミュージシャンがいるのだが、氏のメールマガジンで
対談している…。しかも連載で。興味のある方は是非サイト探して
バックナンバー請求して見てください。
189花と名無しさん:2000/11/05(日) 02:08
漫画は全部持っていると思うんだけど、
書籍は本の雑誌のしかもっていません。
他の書籍って内容どういう感じですか?
よかったら教えてください。そもそも見たことないので・・・。
190花と名無しさん:2000/11/05(日) 17:25
私も「少年は〜」好きでした。
でも今読むとキツイんだよねぇ…。
と、いいつつ、どなたかのレスにもあったけど吉野作品て、
登場人物の名前が素敵。
自分の子供に、陸って、つけたかったの、私だけじゃないはず。
実際は主人に反対されてつけられなかったので、あき、にした。
(どっちもぶ〜け…。)
191花と名無しさん:2000/11/11(土) 01:54
この前、生まれて初めてブックオフにいって、たまさか「エキセントリックス」の持ってなかった第4巻を見つけて買って以来、ひさびさに一人で吉野祭りを開催してしまいました。
でも「少年は荒野をめざす」とか、高校生のころはほんとうに心に響いたのに、今はちょっと微妙な部分もあって寂しかったです。
あと、自分が日夏さんの年齢に近づいていたのもショック。
しかし、吉野さんが大人にもかかわらず、高校生の微妙な心のひだを描けていたのは、やはりすごいなと思いました。
最近の動向が知りたくて、おもわず吉野スレッドを探してしまいましたよ。
192花と名無しさん:2000/11/17(金) 20:04
この人、今どこで連載してる?
193花と名無しさん:2000/11/18(土) 04:48
とりあえず、「JUDY」「本の雑誌」。
不定期で「ビッグコミックスピリッツ」(←確か終ったけど)
それとたまに「プチフラワー」…
あとはどこだ?
194花と名無しさん:2000/11/18(土) 04:49
ananにもまだやってるのかな。
195花と名無しさん:2000/11/18(土) 05:02
スピリッツのは次が最終回じゃなかったっけ?
不定期だからいつになるかわからんが。
196花と名無しさん:2000/11/20(月) 14:53
吉野朔美の作品って、
ブーケコミックス以外にもいろいろあるんですね。
こちらのスレッドを読んで知りました。
まだ読んでない作品が結構ありそうなので、
かなり嬉しい。

好きなのは、前のほうで他の方も上げてたけど、
『いたいけな瞳』の、LOVER LETTER、橡、スキップ、あたり。
”ぼくは君に
 ペンギンが好きだ
 と 言いたかった”
というフレーズが何故か気に入ってる。
それ以外の作品もふつーに好き。

あと、
一番とんがってると思うのは『ジュリエットの卵』かな、
体力無い時は読めないけどね。

ぼく的には吉野朔美の代表作は
『少年は荒野をめざす』じゃなくて
『ジュリエットの卵』じゃないかと思ってる。
でも、手に入らないというほどではないにしても
入手難なので人に薦められないのが難点。
197名無しのエリー:2000/11/20(月) 19:58
月下の一群。今なら
主人公は40近い。
198花と名無しさん:2000/11/21(火) 01:22
来週のスピリッツに瞳子の最終回載るよage
199花と名無しさん:2000/11/21(火) 03:44
あんなに美しいマンガを描いてる漫画家が作品のイメージとのギャップのないのって珍しいですよね。
細くって繊細な感じで。
200花と名無しさん:2000/11/29(水) 23:36
自分の子供に“橡太”ってつけようとしたら
(いや男の子だったから...)
市役所から“この字は人名に使えない字です”って
言われちゃってガッカリしちゃったとゆうエピソードを持っております。
ちなみに昨年です。
え〜ん、吉野せんせ〜い!
201200:2000/11/29(水) 23:41
書き忘れてた。
私はど〜も“瞳子”とゆう名前を見ると
“緋の稜線”の方を連想してしまう...。
漫画は読んだ事ないけど昼ドラの方にハマってました。
吉野先生と関係ないのでサゲます。
キリ番初めてふんだなぁ。
202花と名無しさん:2000/11/29(水) 23:41
小学館から「ジュリエットの卵」の文庫が出るみたいだよ
203花と名無しさん:2000/11/30(木) 00:00
>>202
それが本当ならかなり嬉しい!
どんなに古本屋を巡り歩いたことか。
204花と名無しさん:2000/11/30(木) 09:57
>>200
吉野氏の作品の人名の漢字は意味深いような感じがあって子供ができたら
付けたいなと思っていましたが、常用漢字、人名用漢字でないのが多いの
ですね。私も悲しいです。
205花と名無しさん:2000/11/30(木) 23:47
>>203
本当です。プチフラワー1月号に広告が載ってました。
全3巻で、1、2が1月16日頃発売だそうです。
206花と名無しさん:2000/12/01(金) 10:20
小学館から出るのか・・・
207この際:2000/12/13(水) 03:55
他の初期作品も出ないものかのう。
もう集英社には、吉野さんにふさわしいというか
吉野作品が載っても違和感ない雑誌がないような。
age。
208花と名無しさん:2000/12/13(水) 05:12
私はジュリエットの卵はぶ〜けコミックスで持ってるからいいけど
他に未入手のものがたくさんあるから、
この際、全作品を小学館から(文庫でいいから)出してもらいたいものだ。
209花と名無しさん:2000/12/13(水) 11:28
HAPPY AGE好き。
登場人物も時代設定も、なにもかも。
吉野さんのマンガは「病んでる人しかでてないよね」
というのは友人の名言。

あと、内田善美さんは男性です。
吉野ファン=内田ファン…
うちのだんなは思いっきりそうです。怖いくらいです。
210花と名無しさん:2000/12/13(水) 23:20
文学ぶってる作風が昔は嫌いだったけど
今読み返すとなかなかいいね。
文庫、買っちゃおうかな。
211花と名無しさん:2000/12/13(水) 23:42
月下の一群が一番好き
212花と名無しさん:2000/12/13(水) 23:50
>>209
内田スレに「女子大出身だから女に決まってる。
当時のブーケにはスリーサイズがのったこともあった。」
と書いてありました。
どっちが正しいの?
213花と名無しさん:2000/12/14(木) 00:28
「いたいけな瞳」みたいなのまたやってくんないかあ。
わたしのベストは「つるばみ」と「潤む炎」、「百合の吐息」。
みなさんは?
214花と名無しさん:2000/12/14(木) 02:12
イラスト集もまたでないかなあ。
高いよ・・・

http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/26828135
215花と名無しさん:2000/12/14(木) 06:57
>>212
ぶ〜けではなくてりぼん(の付録)に載りました。
間違いなく女性です。
216花と名無しさん:2000/12/14(木) 08:52
>>209さん

>>215ということだそうです。
217花と名無しさん:2000/12/14(木) 21:16
結局、内田善美は女性ってことでいいのね。
218花と名無しさん:2000/12/14(木) 23:01
>>202さん
文庫化情報ありがとうございます
(嬉しいけど小学館にリクエスト出したのと行き違ってちょっと悔しい)
>>201さん
私は「あすま」って名前で「パトレイバー」思い出しました(藁
219花と名無しさん:2000/12/16(土) 00:22
あげ!
220花と名無しさん:2000/12/16(土) 18:47
「HAPPYAGE」の話ができるなんて!アレックスという、今だったらやおい
(スミマセン・・・)の標的にされそうなロシア亡命貴族の美少年の話が大好きで
、ファンレター書いたら返事が来て嬉しかった。全2巻で終わったけど、「ぱふ」の
インタビューによると後一年分くらいの話はあったそうです。知りてー!
当時吉野さんは1920年代に凝ってて登場人物のファッションもステキで、今の意識的に頭身を
下げて書いてる絵よりやっぱスキ。
 「少年は・・・」はちょっと鼻についた。作者がこういう女の子(中学生で作家デ
ビューして、天才ってもてはやされて、美形の評論家に可愛がられて)に成りたかった
んだというのがみえみえで。
221花と名無しさん:2001/01/06(土) 20:36
吉野朔実さんの「月下の一群」のまりかさんが彼を探してて
実は何の約束もしていなかったというお話は
萩尾望都さんの「11人いる」で、フロルがタダを探す短編の
パロディなのでしょうか?
どちらも好きです。
222ななしさん:2001/01/06(土) 20:49
>221
どっちも好きだ!!
パロディというより、例えば
何か海外文学とか日本文学とかで
偉大な作品があったんじゃないかな?
よくわからないんだけど。
それで、どちらもそれのニュアンスをいただいた、とか。
223花と名無しさん:2001/01/06(土) 23:04
>>222さん
元ネタ知りたいなあ。
文学板住人さんたち、ご存じないでしょうか
(コピペ湧いて出てるのでさげます)
224花と名無しさん:2001/01/07(日) 16:49
内田善美が女性だったという事実に愕然としています。
あの漫画は男性特有のセンスによるものだと思っていたのに・・・。
225花と名無しさん:2001/01/07(日) 21:00
最近集め始めたところ、
ちょうどよくジュリエットの卵が文庫化されることになっていて幸運

古本屋めぐってなかったECCENTRICSも秋葉原の書泉にてゲット。

完成度とかは抜きにして、なんか自分が好きになったのは「ぼくだけが知っている」だぁ。
無論他にもあるが。
226花と名無しさん:2001/01/13(土) 21:08
ジュリエットの卵
小学館文庫で1月16日発売決定あげ〜!!
PF公式HPにて発見!
227花と名無しさん:2001/01/14(日) 01:38
ジュリエットの卵・・・途中一冊だけ抜けてるんだよね。
あんまり好きな話じゃないから、もうこのまま話がちゃんと解らなくても
いいかな・・・と思っていたけど文庫出るって知ったら欲しくなってきた。

私が吉野さんを知ったのは波多野鷹さんのAQUAの後書きでなんですよ。
(影響を受けた作家として吉野朔実、内田善美、榛野なな恵の名前と
 作品名“少年〜”“グリーンロマンス”“星の時計〜”が出てた)
で、少年は荒野をめざすを読んではまりました。
人生の中で読むべき時期に逃さず出会えてよかったなって感じ。
228花と名無しさん:2001/01/14(日) 02:31
なして小学館!?
229花と名無しさん:2001/01/14(日) 02:49
プチフラワーにずっと描いてくれる
ご縁ができたってことでしょうか。
230ブラクラふんだよ:2001/01/14(日) 02:50
あのう、ここまで読んできて「天使の卵」を見かけないのですが・・・
すごく綺麗な装丁で集英社から出ているハードカバーの本なんだけど、家には2冊
あります(姉と私で偶然買っていた)。あれも昔の作風から現在への過度期みたいな
感じで力作ですよ。
もしやみんなが黙殺するほど嫌われてる作品なの?
>228  小学館と集英社は同系列の出版社だよ。りぼんに花とゆめの広告が出
たりしてます。
231花と名無しさん:2001/01/14(日) 05:12
>>230
ハードカバー結構買ったけど持ってないです。
(紀伊国屋に在庫なかったのかな?)
流通本なら買ってみますね(^^)

232私は230:2001/01/16(火) 11:19
>>231
すいません、 天使の卵 は間違い。天使の声 でしたあ。ブルグミュラーの
ピアノ教本のなかにある曲のタイトルです。

それからそれから、花とゆめって小学館じゃなくて白泉社だったね。でも白泉
社もグループ一緒だったはず。

眠くっていろいろ間違えちゃった。さらしage

233花と名無しさん:2001/01/16(火) 13:38
ほんまもんの生クリームのやつですね


234ブラクラふんだよ:2001/01/16(火) 17:26
>>233
そのとおり!わあいうれしい
235花と名無しさん:2001/01/16(火) 22:43
祝!『ジュリエットの卵』文庫化あげ
236花と名無しさん:2001/01/21(日) 05:23
文庫買いました。表紙が綺麗。
内容は・・・吉野作品は短編派なので(藁
「いたいけな瞳」リクエストしてこようっと。
237花と名無しさん:2001/01/21(日) 06:12
まず、あなたの顔を鏡でよく見てください。
あなたの顔は、男性が欲情するような顔ですか?

次に、服を脱いで全身をよく見てください。
あなたの体は、男性が欲情するような体型ですか?

次に、上から順に、自分の口、ワキ、性器、足の臭いを確かめてください。
口臭はありませんか?
ワキガはありませんか?
性器の大陰唇と小陰唇との間に白いがカスあり、チーズ臭が漂っていませんか?

以上のことについて自分で自覚できないようなら、冷静な判断の出来る第三者に
頼んで、総チェックをしてください。
あとはあなたの努力次第です
238花と名無しさん:2001/01/21(日) 14:08
>>235
私も『ジュリエットの卵』買ったよ〜!
リアルタイムで読んでなかったので、ラストを知らないの。続きが楽しみ。
239花と名無しさん:2001/01/21(日) 14:29
>>238
読み終わるまでこのスレの過去ログ読んじゃダメだよ(笑)
240236:2001/01/21(日) 17:29
>>238さん
私も初読です。全2冊かと思ってたので「え?待つの?」とあせりました。

241花と名無しさん:2001/01/21(日) 18:18
うれしいっ!!「ジュリエットの卵」文庫化したんだ。
買いに行かなきゃ〜。
242花と名無しさん:2001/01/21(日) 19:32
あ。ホント?<文庫化 それじゃ私も買いに逝こうっと。
一番好きなのはエキセントリックなんですが、アレはまだですかしらん<文庫化
243花と名無しさん:2001/01/21(日) 21:42
>>239
御忠告ありがとうございます。過去ログ読まずにがまんしておきます。
244花と名無しさん:2001/01/22(月) 01:28
すいません、あげさして。
内田善美が女の人だったぁああ〜〜〜〜???!!!
245花と竜さん:2001/01/22(月) 05:28
なんか彼女って学生時代もててそう・・・吉野朔美って本名なのかなあ。

実は 鬼瓦 マサヨ とかだったら笑えるなあ
246花と名無しさん:2001/01/22(月) 10:26
本名じゃないらしいってどこかのHPにかいてありましたが。
247花と名無しさん:2001/01/22(月) 15:40
萩原朔太郎が好きだったからとか...
248花と名無しさん:2001/01/22(月) 20:53
ずうっと探していた「少年は荒野をめざす」をブックオフで購入。
一冊100円でしかも美品だったし。いやあ、うれしい。
249花と名無しさん:2001/01/23(火) 00:09
このスレッドで「お母さんは赤毛のアンが大好き」を知りました。
どーも有難うございます。本好きにはたまらん作品です。

吉野作品で一番好きなのは「月下の一群」かな。一番読み返してるかも。
あと、内田善美、いいっすね。「空の色ににている」がマイベスト。
泣いたのは「草迷宮・草空間」なんだけどさ。
250花と名無しさん:2001/01/24(水) 13:17
「ジュリエットの卵」の文庫の表紙、かわいいね。
旧版の表紙が好きな人は、文庫化の影響か、ヤフオクで値崩れしているから
今が狙い目かも。
251花と名無しさん:2001/01/24(水) 21:44
今日本屋にいったら「ましまる」が出てた。なんというか、もうちょっとずっと
尖りつづけていて欲しいひとだった。まるくなっちゃったなあぁ(無論かってな
思い入れ)
252花と名無しさん:2001/01/25(木) 04:18
>>251
でも「グールド〜」はわりと尖ってなかった?
あれ読んだとき、正直ほっとしたし、嬉しかった。
253花と名無しさん:2001/01/25(木) 18:06
吉野さんのって、作品によっては、自称感受性豊かな優等生のマスターベーションぽくて苦手。
254花と名無しさん:2001/01/25(木) 18:46
>>247
孫と同名ですな。
255花と名無しさん:2001/01/25(木) 19:06
>>252 あれは好き。ラストはちょっとガッカリしたけどね。
256花と名無しさん:2001/01/26(金) 02:14
ジュリエットの卵、文庫読みました。
とてもおもしろいと思ったんだけど、できれば高校生くらいまでに
読みたかった。
あと、文庫に初出が書いてあるとよかったな。
257花と名無しさん:2001/01/26(金) 02:29
文庫が出たのに相変わらずヤフオクでの「ジュリエットの卵」の値段は強気。
258花と名無しさん:2001/01/26(金) 10:12
文庫が出たの知らない人もいるんじゃないの?
安値で出してる人は、文庫買い替え旧版放出組かな?
259花と名無しさん:2001/01/26(金) 11:03
>>251
「ましまる」って 吉野さんの新刊ですか?
すいません。詳細教えて下さい。
書籍検索でもひっかからなかったもので・・・
260花と名無しさん:2001/01/26(金) 11:07
>>256
私も初出気になりました。
少年より前か後かとか・・・
(ファンサイト行けばわかるんでしょうけど)
261花と名無しさん:2001/01/26(金) 15:31
>>251
「ましまる」は新刊です。おおざっぱに分類すると絵本でしょうか。
262花と名無しさん:2001/01/26(金) 16:55
絵本次々出るってことは人気あるんでしょうねえ
(自分は2冊くらい買ったけどだめだった<漫画は好きですよ)
263花と名無しさん:2001/01/26(金) 17:39
>>257
でも入札ないですねえ。
>>262
ヤフオクに出てる「もっと幸福な日」ってのもその絵本ですか?
264花と名無しさん:2001/01/26(金) 17:56
>>259
「ましまる」 大和書房(だいわしょぼう)発行
四六変上製 128頁 本体1300円(税別)  
ISBN4-479-67035-1

大和書房HPより
265花と名無しさん:2001/01/26(金) 22:34
入札がないのは当然だけど、出品者の方はまだ文庫発売に気づいてないってのは
あるかもね。あるいは確信犯>ジュリエットの卵
去年2ちゃんで「ジュリエット」が手に入らないって誰かが書いたら
あっというまにブックオフから「ジュリエットの卵」が消えて
ヤフオクに出るようになって値段が高騰したんだよね。
文庫発売で今度は値崩れ? なんか世知辛い世の中だなー……。
266花と名無しさん:2001/01/26(金) 22:58
まあそれが経済ってやつでしょう。
267花と名無しさん:2001/01/28(日) 21:24
文庫版、「ジュリエットの卵」の3巻はいつ出るのでしょうか?
来月ぐらいかな。
268花と名無しさん:2001/01/28(日) 23:17
来月16日くらいだったと思います。
本屋に張ってある、大きい紙で見ました。
269268さん:2001/01/28(日) 23:40
有り難うございます。
小夏ちゃん可愛いな。
270262:2001/01/29(月) 01:40
>>263
はい、絵本です
>>269
小夏ちゃんいいですね。
そういえばこの作品も3人組だ
271259:2001/01/29(月) 15:06
<ましまる>について お答えいただいた方々、
どうもありがとうございます。
絵本だったのですね。了解しました。
272花と名無しさん:2001/01/29(月) 16:02
あああ、『いたいけな瞳』文庫化しねえかなあ。
古本屋にはバラであるんだけど、どうせなら新品で買いたい・・・
絶版じゃないはずなのに本屋置いてないんだよなぁ。
273花と名無しさん:2001/01/29(月) 16:04
ECCENTRICS出して欲しい。
後半がなかなか見つからないよ、、、
274花と名無しさん:2001/01/29(月) 17:47
私も「天使の声」好き。セリフがすぐでてくるくらい読みこんだな。
今なかなかこの人の作品って手にはいらないのかな、残念なことだわ。
「少年は〜」を学生のときにリアルタイムで読めたのは本当にいいことだった。
後、蛍たちと誕生日が一緒なので「ジュリエットの卵」はどきどきしながら読んだなあ。
コミックス持ってるのに文庫で買ってしまった。
275花と名無しさん:2001/01/30(火) 00:28
やっと「ジュリエットの卵」読めて、まだ最後まで読めていないわけだけど、
なんだかやっぱり、多感な時期に読んだのが「少年は荒野をめざす」だったせいか、
「少年は〜」の方が好きかもしれません。
気のせいか、「少年は〜」の方がコマが詰まってる気ががするんです。
その詰まり具合が好きさ。
狩野も可愛いし。(個人的に吉野朔美の女の子は黒髪の方が可愛いな。)
日夏さん萌え。
276花と名無しさん:2001/01/30(火) 01:28
「少年は〜」あたりからリアルタイムで読んでいますが、どの作品が一番かというのは
時期によっても変わるのでなかなか決まりません〜。
今、一番ささるセリフだったら「恋愛的〜」の『恋愛というのはひとつの才能で私に
その才能はないんだ』
「恋愛的〜」は最近すごく私の中では評価が高いです、6話とか12.13話が特に。
昔は狩野とか管埜が好きだったんだけど、今は森依・・・、やな大人かな〜。
絵的には「少年は〜」の時期が好き。
277花と名無しさん:2001/01/30(火) 02:57
>>260
先後は、絵柄を見比べれば一目瞭然だと思いますけど一応。

少年は荒野をめざす…85年9月号〜87年9月号
ジュリエットの卵…88年5月号〜89年12月号

ついでに。この間、88年2月号「天使の声」です。
278260:2001/01/30(火) 03:54
>>277
ありがとうございますー
絵柄は一目瞭然じゃなかったです(藁
(面長だから初期作品かと思った)
279花と名無しさん:2001/01/30(火) 10:24
ヤフオク、「実」と「美」を間違っている人がいっぱい。
検索考えるともったいないね。
280花と名無しさん:2001/01/30(火) 10:41
つーか、このスレ自体間違ってるし。
ヤフオクは「吉野朔」で検索すべし。
281花と名無しさん:2001/01/30(火) 11:11
読む時期ってありますよね。
私は「恋愛的瞬間」が一番好きです(あまり仲間がいなさそうだけど)
司と撫子の話が好きだった。あと、ヨルという女の子の話で
「はず、やつもり、では付き合えない人」あたり、すごく納得した。
「いたいけな」とかの短編系の方が好きなのかも。
でも絵柄的には「少年〜」「ジュリエット〜」が一番好きですけど。
282花と名無しさん:2001/01/30(火) 11:27
イラスト集出して欲しい。
ぶ〜けのは持っているので、それ以降の集めたやつ。
283花と名無しさん:2001/01/31(水) 12:14
絵本見ました。
ちょっと引いてしまった。
ああいう方向に行っていたとはね。
284花と名無しさん:2001/01/31(水) 15:20
絵本ないーーーー
285花と名無しさん:2001/01/31(水) 19:38
『ジュリエットの卵』はあの長さでは少女マンガの中でもかなり
良くまとまってる部類だろうな・・・やっぱ読んでて「なんじゃこのご都合
主義は!!!」っていうのが少ないからな・・・最初っからストーリー完成
してたのかな?『少年は荒野をめざす』はちょっと行き当たりばったりの
感があるしな・・・ま、大筋ではまとまってるんだけど
286花と名無しさん:2001/02/01(木) 11:17
『少年は荒野をめざす』は青い感じ。
287花と名無しさん:2001/02/01(木) 19:20
「恋愛的瞬間」は好きだったなぁ。
本気で精神科医目指そうと思ったもん(ぉぃ)
288花と名無しさん:2001/02/03(土) 02:36
プチフラワー立ち読みしました。
なんだかキャラクターの印象の薄くて、ただ自分の考えを語ってる・・ように思えた。
恋愛的瞬間もノリは同じ気がするけど、もっとキャラクターが魅力的で
面白かったのになあ。最近のはどうも面白いと思えない・・。
289花と名無しさん:2001/02/05(月) 01:17
突然「月下の一群」を読み返してみました、やっぱりいいです。
というか、本屋で立ち読んだ絵本がアレだったもんで・・・。
プチフラワーは探しても見つからなくて、いつかコミックスになるのを
じっと待ちます・・・。
290花と名無しさん:2001/02/05(月) 01:27
>>280
すみませんです。反省しています。
スレを立てた者より
291花と名無しさん:2001/02/06(火) 16:43
age
292花と名無しさん:2001/02/10(土) 00:48
このスレ読んでたら、吉野作品探し出して読み返したくなってきたな。
293花と名無しさん:2001/02/16(金) 00:45
「ジュリエットの卵」3巻買いました。
294花と名無しさん:2001/02/16(金) 03:39
>>265さん

間違いなく確信犯のほうでしょう。
世の中には、読めればいいという人と、オリジナルが欲しいという人がいます。
文庫化されても、ぶ〜けコミックス版の需要は、決してゼロにはならないんですよ。
そういう層を狙ってるんでしょう。外してますけど(藁

それと、2ちゃんねるの書き込みを境に流通量が減ったとは、
少なくとも私は感じませんでした。ブックオフでも他の古本屋でも。
以前も以後も、”少し苦労すれば揃う。プレミアは無し”程度の珍しさでしたよ。
でも文庫化された今は、間違いなく店頭在庫が増えてきてますね。
295花と名無しさん:2001/02/19(月) 22:38
「ジュリエットの卵」って・・・
ほんとはもっと違う展開になる予定じゃなかったのかなーと思ってた。
ミナトが東大を目指すとかいうあたりで、
作者が現役東大生に学生生活? に関する情報を求めたりしていたから。
んなことを考えながら結末を迎えてしまったんで、
なんとなく消化不良を感じてたんだよなー。
あのラストにちょっと、うーん・・・イマイチ納得できないのはそのせいもある
296花と名無しさん:2001/02/19(月) 23:12
ジュリエットの卵、文庫買って一気よみした。
初めての吉野体験がこれ。
いやー、はあー、衝撃的でした、まだ余韻がきえん。
脳随がぐるぐるするう。
あのラストをキッチリ「消化」できる人が、
果たして何人いるのだろうか?
そういう意味ではワシも消化不良。
脳内麻薬物質が脳を満たして、ぐるぐる、ぐるぐる、ぐるぐる
あーいいキモチわるい。
297花と名無しさん:2001/02/20(火) 01:09
>作者が現役東大生に学生生活? に関する情報を求めたりしていたから。
>んなことを考えながら結末を迎えてしまったんで、

そんなことがあったんですか。知らなかった。
私は単行本で読んで、キッチリではないけど割と「消化」できた方かも。
ちなみに私はあのエンディングは水は死んでないと思った人です。
(だいぶ前に「どっちでもとれるように書いたらしい」とここで教えてもらいましたが)
298花と名無しさん:2001/02/20(火) 05:16
既出でしたらすみません。
読み切りで「奥さんが死んでしまったのにずっと部屋に冷房をきかせて奥さんを
手元におきつづけて普通に暮らしていた男が結局さいごに飛び降り自殺する」
っていうお話知りませんか?
どの本に収録されているんでしょう?
299花と名無しさん:2001/02/20(火) 12:37
>>298
「いたいけな瞳」の8巻に。
300298:2001/02/20(火) 22:48
299さん、ありがとうございます!
すごく印象に残っていてもう一度読みたかったんです。
でもそしたら「いたいけな瞳」も読みたくなっちゃうかも。
・・・揃えるしかないかな。
301初書き込みは12:2001/02/21(水) 01:25
「ジュリエット」買いましたー。当時は「少年」のほうが
好きでしたが、再読したら「ジュリエット」よかったー。
「少年」連載時に吉野作品を知り、「少年」後半の展開に疑問を
感じていた上に(黄味島父の登場が唐突に思えたのだ)、
「ジュリエット」のラスト・・・。当時は「死んだ」派
でした。前作の主人公たちは死ねなかったので
さらに一歩踏み込んだのかと判断したのです。水の
絶望も深いと思ったし。動脈までグイッとね。・・・。
しかしリアリズムに徹するとしたら、あの程度の出血では
死なないかも。とかいろいろ考えて、今では「助かった」派。
でも助かった水はシアワセになれるのかな? と、蛍を失った
上で生きていかねばならない困難さに思いを馳せられる
ように。名作は再読すべしですね。長文失礼しました。
302297:2001/02/21(水) 01:54
>301
私はジュリエットのラストで、下田さんと小夏が助けに行ったので
それで「生きてる」のかなーと思いました。
蛍にとっての救いは下田さんで、水にとっての救いは小夏だと思うので。
(小夏の方はお母さんの件でで失敗しちゃったけど)
・・とだいぶ前にも書いたんですけど、しつこくてすいません。
303花と名無しさん:2001/02/21(水) 01:57
私は水は「死んじゃった」と思った派です。
水が死んじゃったからこそ、蛍が生き続けることが大切なんだと
思いました。私的には、希望が見えるラストでした。ま、下田さんの
おかげですが。
304花と名無しさん:2001/02/21(水) 01:59
「ジュリエット」、私は死んでる派。
というのは、「わたしたち、また会えるわね?」みたいな
モノローグがあって、これは来世で「また」巡り会うっつー意味かと・・
305301:2001/02/21(水) 02:30
>302さん
いやー私は、水は小夏のことを許さないんじゃないか
と思ったの、あの件で。小夏に失望したからこそ
「やっぱり俺には蛍しかいない」って方向に
ベクトルが向かってしまったと。で、蛍は下田さんが
いたからセーフだけど、水をこの世につなぎとめる
存在はいないので、死ぬ。これが初見の感想。
今は「助かった水はママ蛍のように現実と折り合えず、
しかもママ蛍と違って子供を産むこともできないので
ママ蛍以上の悲壮な人生を送らざるをえない」に一票。
んで、304さんも指摘したモノローグは「もう一度
生まれる事が出来るわね?」。でも、兄妹が愛し合って
子を成すことはもうありえないのだから、今の人生の
ままで生き直すということだと解釈した。・・・。
作者が「どっちでもとれるように描いた」と公言してる
んだから、好きなように読めばいいんだよね、でも
同好の士と語りたかったのだ。たびたび長文失礼。
306花と名無しさん:2001/02/21(水) 10:00
いや愛し合ってるよ?1回。
で、水は死んで蛍は水の子供を産む、双子かどうかはしらんが、
名前は、水とつける。
もし生まれるのが双子なら、当然、水と蛍と名付ける。
でこそ、繰り返し出会い続ける運命の恋人。
結婚は下田さんとする、と。

うーん、妄想しまくり?
307花と名無しさん:2001/02/21(水) 15:02
そういうループをしないために下田さんを選んだんじゃないかなあ。
308301:2001/02/21(水) 23:53
>306
そのたった1回では、妊娠はしないんじゃないかなーと
思ったのだ。・・・。むー。また「水と蛍」が生まれたら、
同じ事のループ。だとすると、その時々の「水と蛍」たちが
生まれた意味は? 同じこと(過ちとは書かない、あえて)を
繰り返すために生まれて、生んで、死ぬの? とか言って、
実はママ蛍とパパ水も、近親婚の末に生まれてきたんだったら
驚くけどね。はは。まさか。振り返ると、下田さんに対する
「生まれながらの飼育係」という表現を深読みしたく
なってきちゃったなー。306、307、サンキューでした。
309花と名無しさん:2001/02/22(木) 00:35
ここまで深読みさせる、できる、余地があるジュリエットは
やっぱ名作だなー。
もう1回、よみなおそう。
310花と名無しさん:2001/02/22(木) 01:45
ジュリエットは読み返すたびにいろいろ考えますー。
下田さんと先生の関係が好きだったな〜。
311花と名無しさん:2001/02/22(木) 01:56
.>308
また「水」が生まれて、蛍や「蛍」とであっても、
同じ事のくりかえしにはならないのですよ。
なぜなら蛍の傍らに下田さんがいるはずだから。
こんど生まれる「水と蛍」の物語は、
美しい世界に向かって開かれてゆくはず、、

これも妄想か?

すいません、ジュリエットで話せるのが楽しくて。
308さん、ありがとう。
312308:2001/02/22(木) 02:10
ごー(涙の音)。
そうであってほしい。
1人で読むだけではたどりつけない解釈に
触れられるというのは素晴らしいことですね。

311さん、ありがとう!!
313297:2001/02/22(木) 03:26
読み方によって全然違う感じのラストですよね。
未来があるか、ないか、というのでしょーか?
私は307さんのように、過去を断ち切り未来に進むと理解したので
「もう一度 生まれる事が出来るわね?」は
「これから蛍は下田さんと生きていく、水も生きて」だと思った。
その前に蛍は「女だから(強い)。寝てしまえば終わりなのよ」とも言ってたし
水のことは蛍の中で決着がついてて、でも簡単に断ち切ってしまえる絆でもなくて
引きずられそうになったのかなー、と思った。
吉野作品の登場人物(特に女はか細そうだけど、したたかで強いイメージ。
同じく作品もハッピーエンドではないけど、それでも前に進むという
妙なポジティブさがある気がして、私はそこが好きなので、そう思っちゃうのかも。

なんか語りたくなる作家さんですよね。
314花と名無しさん:2001/02/26(月) 02:31
なんか語りたくなる、まさにそれ。
315花と名無しさん:2001/02/27(火) 21:35
吉野作品には双子が多いような気がする。
好きなのかな?
316花と名無しさん:2001/02/28(水) 00:56
ジュリエットの卵文庫3巻を読む前にここで「どちらともとれる」と
読んでしまったけれどやっぱりおもしろかった。
すっきり終わらせるのなら「死んでしまった」だろうけど
何となく「生きている」気がする。

水は 螢の運命  下田さんは 螢の意志  っていうのがすごく好き。
螢は強いね。

双子、多いですね。碁打ちの双子は読んでると混乱します。
317花と名無しさん:2001/02/28(水) 01:22
1と3だけget。読みました。2巻も読むべき?

これ、連載中は「恋愛ものかー恋愛ものはなあ」と敬遠していたんですが、ラスト
で大変なことになってて、一度ちゃんと読んでみたかったんですよね。蛍には誰よ
りも健全に見えていた水が蛍(母)の妄想につかまっちゃったのが印象的でした。

このときの絵は綺麗だなあ。。。今なんか竹ペンで書いてるようにしか見えないも
んなあ。。。
318花と名無しさん:2001/02/28(水) 08:32
>>316
>双子、多いですね。碁打ちの双子は読んでると混乱します。

あれは混乱してこそです。混乱を愛して。なんちて。
319花と名無しさん:2001/02/28(水) 14:30
碁打ちは〜!!
あれも解釈わかれそうな作品だね。
グラサンの正体が首尾一貫して(へんな日本語だが)るのか、
わからん。
320311:2001/03/02(金) 00:21
>317
すいません。熱くなってネタばらししてしまったモノです。
罪悪感から言うんじゃないですが、2巻いいですよお。
蛍の閉じられた世界が、外に開かれてゆく課程が好き。
ああ、女の子の世界って、こうだよなあ、そうだよなあ、と。
蛍が千葉に行って(来て)、ひとり暮らししたのは正解だったのだ。
321花と名無しさん:2001/03/04(日) 15:13
>320
ネタ晴らし・・と言っても随分昔に単行本は出てる訳だし
既にこのスレッドでも語られてるので、気にしなくてもいいんでは?
じゃないと、何も語れなくなってしまう・・・
322花と名無しさん:2001/03/04(日) 21:46
3冊同時発売して欲しかったです>ジュリエット文庫
途中で買うのやめようかと思ったので(また入手できなくなったらと思って3巻も読んでみたらすごく面白くなりました)
323花と名無しさん:2001/03/04(日) 23:23
『王様のディナー』の『トリスタン』が好きだゴルァ!
伯爵夫人(だったけ?)の感情を目だけで描き切った事に感動したぞゴルァ!
あと、ああいう漫画が好きなのは、
俺がバジル氏を好きだからかもしれないけどなゴルァ!
324花と名無しさん:2001/03/05(月) 00:16
ラ・マスケーラがいちばん好きです。。。
325花と名無しさん:2001/03/07(水) 00:43
『王様のディナー』読んだことないんです。
古本屋に行くたび探すんですが、ないんです。はあ〜ぁ。
どんな感じの話なんでしょうか。
326花と名無しさん:2001/03/07(水) 09:30
>>325
短編が4つ入っています。「少年は〜」以降とは絵柄はかけ離れていますね。
内容は微妙にその後に通じてる気もするけど。

でも、今改めて読んでみたら「いたいけな瞳」の洗練されたストーリーは
本当にすごいと実感した。
327326:2001/03/07(水) 09:32
あ、自分で読み返したらちょっと意味不明かも。
なんで「いたいけな瞳」のすごさを実感したかというと、
初期作品はやや説明過剰な感じもするし、演出もどこか凡庸に感じるから。
これはこれで面白いんだけど。

関係ないけど、このレス番はいやだ(w
328325:2001/03/08(木) 02:54
>>326
レスありがとうございます。
幻の美女(「王様のディナー」)に恋はつのる・・・

329花と名無しさん:2001/03/12(月) 02:11
いたいけな瞳って連作集だっけ? ちょっとSFチックな話とかもあった気がする。
330花と名無しさん:2001/03/13(火) 02:12
祝!「月下の一群」文庫化age
331花と名無しさん:2001/03/13(火) 03:02
>>330 ええ!?昨日やっとブックオフで100円で手に入れたのに…
畜生ー買うさ、文庫も。
332花と名無しさん:2001/03/13(火) 04:49
やったー。月下の一群だけ揃えらんなかったんだよね。これでコンプリートできる。
333花と名無しさん:2001/03/13(火) 07:00
古本屋にて購入したが、やっぱりまた買っちまう
んだろうな、私め!>月下文庫
334花と名無しさん:2001/03/13(火) 13:17
月下の一群
先日、私もブックオフで100円で購入したのに
しかも、重複買い、2セットも買ってしまった。
文庫で3セット目か・・・
ジュリエットの卵もブーケコミックスと文庫で2セット
何やってるんだろう・・・
335エー文庫?:2001/03/13(火) 13:51
私は新書版というか携帯版というか
もう少し大きい画面サイズで読みたいな。
初期作品ほどキレイに書き込んであるので
大きいのを希望・・・拡大コピーか(ふぅ
レコードもありますが、アコースティックで
リリカルでいいですよー<深町純
毬花のソバージュに憧れたクチです。
336花と名無しさん:2001/03/13(火) 16:48
ほんとに奇遇だけど私もブックオフで月下買ったばっかりなんですよ(w
でもきっと私も文庫買っちゃうな〜。
337花と名無しさん:2001/03/14(水) 02:56
集英社文庫コミック版で4月18日1,2巻同時発売だよ〜
338花と名無しさん:2001/03/15(木) 08:35
情報ありがとう!
小学館と集英社両方から文庫化されていくのでしょうか。
(これじゃあどっちにリクエストすればいいのかわからないなあ)
339花と名無しさん:2001/03/16(金) 11:28
せっかくの吉野作品なので、
どっちかの出版社独占で表紙や背表紙のテイストを統一して欲しかった…。
でもこの際どっちでもいいから「いたいけな瞳」を早く文庫化してほしい。
340花と名無しさん:2001/03/16(金) 11:52
私はまた、イラスト集を出して欲しい……
当時小学生だった私には高くて買えなかったんですよ。
全プレのカレンダー(美麗!)は1年終わっても張り続けてとうとう
日に焼けて薄くなってしまいました。

この全プレのカレンダー、美術出版から出ていた「まんがの描き方」の
中でインタビューを受けていた松苗あけみさんの部屋にも張ってあった
なぁ……。
341名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:2001/03/18(日) 21:14
私もいまごろになってコミックスあつめてるくち。
イラスト集なんでかわなかったんだ、あのころの私!

恋愛的瞬間、すきなんですけど私。
最近の作品と想ってたけど、終わってから3年ちかくたってるのね。
これよんで恋愛した気になってました(恥ず
342花と名無しさん:2001/03/19(月) 03:27
吉野スレッドがあった...なんてカンゲキ。
最近のも大好きなんですが、やっぱり昔のほうが背景、人物ともに
段違いに丁寧だとおもいます。丸ペン使って描いて欲しい、もう一度!
『眠れる森』が得に好きです。私はこの作品雑誌でしか持ってないんですが、
単行本とかになってるんでしょうか?...見た事無い気がするんですけども。
343花と名無しさん:2001/03/19(月) 05:09
>>342 『眠れる森』は集英社からハードカバーで出ている『天使の声』という本
に収録されてます。1989年2月28日に初版発行。
私が持っているのは1995年2月15日発行の第3版です。
表題作の他、前述の『眠れる森』『残夢(のこんのゆめ)』が収録されてます。
…まだ出てるのかなぁ……?

私も、絵や線、背景など「ジュリエットの卵」辺りまでの、閉じた線で描かれていた頃
が好きです。最近の絵はラピッドグラフで描かれてるそうですが、以前は丸ペンだった
のですか?
吉野さんは、意識してどんどん最近のような白い画面を作ってらっしゃるそうですが…。
344342:2001/03/20(火) 01:45
>>343お返事ありがとうございます。そっか、ハードカバー本かあ。
私は雑誌掲載されたものはほとんど切り取るとかそのまま雑誌で持っているので、
あんまり単行本では持って無いんです。こんなに部数が少ないのなら出た時に
買っておけばよかったな。

丸ペンじゃないのかな?あの線はてっきり丸ペンで描いているのだと単純に
思ってたんですが。ただの思い込みかもしれません。最近はほとんど御自分
ひとりで描いてらっしゃる印象をうけますよね。ぶ〜け連載当時でも出来れば
全部自分でやりたいとおっしゃってましたし。ただやっぱり『ジュリエットの
卵』あたりまでの背景の質は欲しいなあと、思ってしまうんです。
これもファンの勝手な思い込みですね。
345イラスト集:2001/03/20(火) 01:55
サイン会にまで行ってしまって、名前を入れていただいたので
ちょっとカバーが色あせてはいますが宝物です。
鈴木清順さんが寄稿されているエッセイも素敵ですよ。

「月下の一群」と成田美名子さんの「エイリアン通り」にかぶれて
アラビア語を習ったものの、難しくって歯が立ちませんでした。
なつかしい思い出だなあ。
346花と名無しさん:2001/03/23(金) 19:27
「ぼくだけがしっている」が一番好き。
「いたいけな瞳」以降の青臭さが抜けた作品がすきです。
347花と名無しさん:2001/03/24(土) 01:08
この時期になると、「少年は荒野をめざす」の、
中学校卒業シーンを思い出す。

桜迷路の宵闇に 白い未練の月が出る
想いをこらして 立ちつくす 春

切ないなあ・・・。
でも、3月に桜が満開になっちゃうなんて、
どこの地方なのかしら。
348花と名無しさん:2001/03/26(月) 04:21
本日プチフラワー発売age
349花と名無しさん:2001/03/26(月) 13:32
らいち可愛い!
ところで、やっぱりらいちは実の子、でいいんでしょうか。
真相は…?
350>347:2001/03/26(月) 13:36
>宮崎あたり?
ちなみに弘前では5月の連休です。
私は東海なんで、びっくりました。
351花と名無しさん:2001/03/26(月) 14:14
本屋で偶然この人の漫画じゃない絵本(?)を手にとって読んだんだけど
すごくよかった。
なんてタイトルだったかなあ?
352花と名無しさん:2001/03/28(水) 12:49
>>351
「眠れない夜には星を数えて」か「もっと幸福な一日」かな?
他にも何冊か出てたよね。
353花と名無しさん:2001/03/28(水) 16:14
「ましまる」が最新刊じゃないかな? 絵本仕立て。
354花と名無しさん:2001/04/04(水) 18:07
ほとんど読んでなかったのに「少年は荒野をめざす」の
ラストシーンだけはなぜか鮮烈に脳裏に焼き付いてる・・・
355花と名無しさん:2001/04/06(金) 02:57
このスレを発見したのをきっかけに、
最近の吉野さんの本を探して購入した。
と思ったら、文章が多かった。
マンガは「グールドを聞きながら」だけ。
ちょっと淋しかった。
のんびり待とう…。
356花と名無しさん:2001/04/06(金) 11:11
3572chだけ!:2001/04/09(月) 00:33
5月にプチフラワーコミックスでるって。
既出?
358花と名無しさん:2001/04/14(土) 01:01
>357
 19日発売の「栗林かなえの犯罪」だよね?
 楽しみ〜
 でも、「瞳子」はコミックス出ないのかな〜
  
359花と名無しさん:2001/04/14(土) 02:23
吉野朔美スレだ〜
「少年は荒野をめざす」、リアルタイムで読んでて、狩野のタヌキ目をみて
「絵が!絵がかわったあ〜〜!!」とショックを受けました。

いま一番読み返したいのは「月下の一群」かなあ。
文学作品っぽい味わいがあって好きだった。
全然傾向ちがうけど、昔の佐々木倫子、現在の今市子にもある、あの味わい。
360花と名無しさん:2001/04/14(土) 04:20
コミック ミュウ(月刊雑誌 秋田書店)で映画評コラム書いてるね。
361花と名無しさん:2001/04/14(土) 04:25
>>357
ありがとうございます!

「恋愛的瞬間」再読。
ここでは評判悪いけどやっぱりオムニバスって好き。
「いたいけ」ならハードカバーで再版しても買うなあ。
362花と名無しさん:2001/04/14(土) 16:33
教えてちゃんで申し訳ないけど、以前パルコの情報誌(?店頭でもらえたヤツ)に
イラストつきコラムを書いておられたでしょう?
あれって単行本にはなっていないんでしょうか。
363花と名無しさん:2001/04/15(日) 11:06
>>362
「眠れない夜には星を数えて」ですね。
大和書房から出ています。ハードカバーでカラーイラストも多く、
絵本のようなつくりです。
他にも大和書房から「もっと幸福な一日」などが出ています。
(まだあったんですけど、いま手元にないので)
364花と名無しさん:2001/04/15(日) 15:45
いたいけな瞳では「ピクニック」が好き。
僕だけが知っているでは艶ちゃん。
でもぶ〜けから出てった後の作品は嫌いです。
これまで使ったネタを使いまわしているだけのように思える。
365花と名無しさん:2001/04/15(日) 22:32
362>>363
どうもありがとう!

出てたのね!
そうか題名だけは見たことがあったんだけど、
実物にはお目にかかったことがなくて。
よし、探すぞーっ
366花と名無しさん:2001/04/16(月) 01:55
「いたいけな瞳」の「薄紅」という話が好きです。

学園物の中でもとりわけ卒業式に花びら…好きな要素が詰まった
作品です。

吉田秋生の「櫻の園」大島弓子の「さようなら女達」を読み終わった後の
切なさにも似ていると思います。
367花と名無しさん:2001/04/16(月) 02:43
橡(つるばみ)が好きだったな・・・本誌で読んだんですが、よく覚えてる。
「いたいけな瞳」、文庫になるとかいう話もあるのでしょうか?
368月と名無しさん:2001/04/17(火) 01:36
橡(つるばみ)というと、「そうね、○○にはちょっとむつかしいかもね」って
いうのを思い出す。ていうか「エキセントリクス」なんかを読んでると
この台詞が浮かんできて・・。(被害妄想?)
「いたいけな瞳」だと、「ピクニック」と他人の夢を見る女の子の話が好き。
369花と名無しさん:2001/04/17(火) 03:06
ヤフーオークション、
http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c4037346
エキセントリクス 全7巻 吉野朔実 *ぶ-けコミックスワイド版
と、言うのは一体何なんだ?(笑)
370花と名無しさん:2001/04/17(火) 03:10
「いたいけな瞳」には1巻足らないし、
「エキセントリクス」には3巻多い。
371花と名無しさん:2001/04/17(火) 20:18
月下の一群文庫化記念age。
でもじつは、吉野作品の中で唯一、いつまでも
完読できない作品。なぜだろう。
372花と名無しさん:2001/04/17(火) 22:58
「眠れない夜は星を数えて」より、考えてみた。
何故か最初に思いついたのが、シルヴィアン、ボウイ、ニーブン、んー何か髭とか生えてそうだ。
伊東、キャラダイン、キースの兄?弟?
コパフィールドとカッパーフィールド、似て非なるモノだ…。
リー・ロスとスペクターは違うのか?
キャンプデービッド?って大統領の別荘だっけ?
あああ、バーン。何故か忘れてた。

眠れるような眠れないような。脳味噌猫以下だよ、私…。オススメシマス。
373花と名無しさん:2001/04/18(水) 06:10
本日文庫発売age
374花と名無しさん:2001/04/19(木) 01:38
キリコさんに憧れたものです(*^.^*)
375花と名無しさん:2001/04/19(木) 04:25
「本の雑誌」のエッセイ漫画好きだった
376花と名無しさん:2001/04/19(木) 11:04
>>364さん
ばたばた絶版にされた後の新規読者も「少年は・・・」は再版で読めたから
否定できないかも・・・(哀)>使いまわし
でも新刊書店で買える本があるのは有難いです。
377花と名無しさん:2001/04/19(木) 16:43
免許を取って自分で車を運転するようになったとき、何故かよくキリコさんのことを
思い出した・・・実は今でも時たま思い出す・・・・・・
378氏名黙秘:2001/04/20(金) 04:20
月下の一群を初めて読みましたが、
最近になって、新しい作品から読み出したせいか、
いまいち画風とストーリーになじめませんでした。
周りのキャラは昔の少女漫画らしく無意味に
騒がしいし、結局、弟は最初だけのキャラだったし。
まあ、昔のことと言ってしまえばそれまでですが、
代表作との評判を楽しみにしていたのでちょっと残念。
それはともかく、「瞳子」は春発売と聞きましたが、
まだ情報は出てませんね。
379花と名無しさん:2001/04/21(土) 07:31
昔 ぶーけデラックスに載ってた
マザーコンプレックスというエッセイ漫画が好きでした
母親の思い出が書いてあるの。
何かのコミックスに収録されてないかしら?
380花と名無しさん:2001/04/21(土) 08:37
最近の作品しか知らなかったので、
「月下の一群」の絵が今とまるで違うので驚きました。
代表作だったんですね>378
381名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/04/21(土) 08:47
>>378
>>380
月下の一群は最初期というか初めての連載作品ですからね。
僕は今でも楽しく読めるけれど。
連載当時から読んでる者としては別段違和感は憶えません。
それを言ったら、「ハッピー・エイジ」も「少年は荒野を目指す」もいまと絵柄が違うしねぇ。
382花と名無しさん:2001/04/21(土) 08:51
>>379さん
「少年は荒野をめざす」に収録かもしれません

「月下」文庫で初めて読みました。
あの表紙の色の選択は私にはちょっとどぎつい。
清村さん登場作品ってこれだったんですね。
キリコさんには私も目がいきました。
内容については、やっぱりリアルタイム読者さんのようにははまれなくて残念。
383花と名無しさん:2001/04/21(土) 12:37
ジュリ卵の文庫版を発見したので、つい買ってしまった。
リアルタイムで読んでた頃と違って、あのラストを容認できるようになっていた。
これが大人になるってことなのかな?
384花と名無しさん:2001/04/21(土) 18:08
「月下」買いました。
わざわざ大きい本屋まで行っちまったワシ。
主子さんが女に見えなくて、変にモエてしまった。
けみ川くんとの2ショットなんて、ああ(スマン逝く。
385氏名黙秘の378:2001/04/22(日) 00:22
>>381さん
そうなんですよ、381さん。
どうも初期の連載作品はどれも絵柄がなじめないし、
話の展開やラストも納得できないんです。
これからも文庫が続いて出るでしょうが、
多分、苦しみながら読むと思います。
(あぁ、悲しいファン心理・・・)
ちなみに、僕のお気に入りは、やはり「恋愛的瞬間」と
「僕だけが知っている」(礼智のお母さん萌え)です。
386花と名無しさん:2001/04/22(日) 23:53
私も「ジュリエットの卵」〜「僕だけが知っている」のあたりが一番好きで
それ以前はちょっとつらい…。そして今もつらい…。
瞳子とか最近の作品は、以前よりは力が入ってない感じがする。
インテリ臭させつつも、底が浅いというか。軽いというか。
387花と名無しさん:2001/04/23(月) 00:02
>>379
「少年は荒野をめざす」の5巻にはいってます。

>>385
私は、今の作品を苦しみながら読んでます。
388花と名無しさん:2001/04/23(月) 00:06
≫379 マーガレットコミックス版の『少年は荒野をめざす』には収録されてます。麻雀できるんだ…
389花と名無しさん:2001/04/23(月) 22:45
えーと、遅れてきた吉野読者です。
吉野さんの代表作っていうと「少年は荒野をめざす」って
プロフィールその他に描いてあるんですが、(今は知りません)
実際のところ、どうですか?
私は「少年」よりは「ジュリエットの卵」のほうが、
「月下」よりは「エキセントリックス」のほうが面白かったんですが・・・
皆さんは、どうですか?
単に好みの問題かもしれませんが、リアルタイムで読んでいた方々の意見を
聞かせていただければ幸いです。
390名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/04/23(月) 23:27
>>389
何がどうとは今詳しく言えませんが(吉野漫画は現在手持ちがないので)、
そりゃ、「ジュリエットの卵」や「エキセントリックス」は漫画家として頂点の作品だからね。
「月下の一群」や「少年は荒野をめざす」より面白く思うのは解かります。
でも「少年は〜」は連載当時やっぱり新鮮であり衝撃ではありました。
ぶ〜け時代はずっと読んでたけれど、「少年は〜」の頃の初々しさはなくなってるよね。
「エキセントリックス」は結構失敗作だと僕は思ってるし。
やっぱり「ジュリエットの卵」が頂点で代表作かな。
391氏名黙秘の378:2001/04/24(火) 01:26
話がずれますが、グールドのCDを買ったのですが、
いまいち良さがわからないんです。
これって、僕だけでしょうか?
392花と名無しさん:2001/04/24(火) 11:33
>>391
曲はどの曲ですか?
同じ曲を他の演奏家のものと比べてみれば、良さがわかると思います。
といっても賛否両論なんでしょうが。
グールドは好きなのですが、まさか吉野さんがあんな漫画を描くなんて思いませんでした。
やめて欲しかったです。やっぱ最近のは痛いのが多いね。
393花と名無しさん:2001/04/25(水) 00:34
狩野と同い年の私はぶ〜け終了までこの人に多大な影響を受けた。
「美は才能。」「使命」

「恋だけが孤独を救う。愛の無力さを知る。」だっけ?>この話すき。
394花と名無しさん:2001/04/25(水) 01:32
>>393
「カプートの別荘へおいで」いいですよね。

愛が孤独を救うことはないのだ
恋だけが一時人の孤独を忘れさせる
ただ恋だけが一瞬愛の無力を忘れさせる

映画「ショコラ」の広告にコメントが出ていましたね。
見に行きたいと思っていたのでちょっと嬉しかった。
395花と名無しさん:2001/04/25(水) 02:52
エキセントリクスが一番好き。
比良坂さん(漢字違ってたらスマソ)のファンだった。
ラストの解釈の仕方が厨房だった私にはわからなかったけど・・・。
396花と名無しさん:2001/04/25(水) 08:02
エキセントリクスは分からない所がたくさんあって、
それで心にひっかかってる作品です。
ラストは私も???????でした>>395
397花と名無しさん:2001/04/27(金) 11:40
ようやく文庫版「月下の一群」購入。手のひらサイズって読みやすいっちゃ
読みやすいですね。そろそろ「少年は荒野をめざす」が文庫化しないかなぁ。
398花と名無しさん:2001/04/27(金) 13:09
「月下の一群」は主人公が好きになれなくって…。
ここで不評の「恋愛的瞬間」や「瞳子」なんかよりも鼻についてイヤ。

吉野朔実を読み始めたのは「少年は荒野をめざす」からだけど、好きなのは
「いたいけな瞳」と「ジュリエットの卵」かな。
でも一番好きなのは日夏さんかも(ワラ
399花と名無しさん:2001/04/28(土) 00:02
日夏さんと小田島先生(松苗さん作品の)並べると妙でした
400A.A:2001/04/29(日) 01:59
「月下…」全部読んだけど手元にナイ(涙) 「少年…」が最初に読んだ作品。
小説の「青年は荒野を目指す」のパロかと思って手に取ったんだけどね(爆)
いや.でも手にとって正解でしたウン。 狩野のタヌキ眼に一票☆<好き♪

当時の ぶ〜けコミック 非常に質高くて好き イマは読んでないので不明。
401花と名無しさん:2001/04/29(日) 10:19
↑「ぶ〜け」は今はもうないのよー(廃刊あわれ)。
「月下」は絵でいうと主子さんが好き。性格はケミ川くんが好き。
ケミ川くんて「ジュリ卵」の隣人さん(ああ、名前がでてこない)に
通ずる人間的暖かさと繊細さがあると思う。
「少年」では日夏さんかなー。
どうも主人公より脇役に惹かれてしまう。
402花と名無しさん:2001/04/29(日) 11:08
いたいけな瞳が連載終了したとき、我ながら変な作品だとか評していたような
気がするんですが。吉野さん。

根は常識人でタフな人じゃないのに、心理学とか本気で取り組んでしまって、
それはちょっとやばいんじゃないかなー、というのが最近作の印象です。
他に読めないタイプになったのは貴重なんですが。大島弓子は非常識という
わけではないけど天性のまんが家の持つタフさがあるんだけど、吉野朔実に
はそれがあまり感じられない気がする。転移を受けやすいというか。

403花と名無しさん:2001/04/30(月) 01:35
束縛されたかったというせりふにどきんときた
404花と名無しさん:2001/04/30(月) 17:08
>402さんへ

同感です。
タイプは違うけど、一時期の岡崎京子読んでるみたいに痛い。最近。
405花と名無しさん:2001/05/01(火) 20:51
「春の夢−オフィリアの眼球−」(S62)
「プーケットの卵」(H1)という短編は、
どのコミックスにも収録されていないのでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。
406花と名無しさん:2001/05/02(水) 10:26
エキセントリックスの謎
1.帽子眼鏡の正体
2.ラストで死ぬのは1人か2人か?

1はラストで言ってる事を見ればテンっぽいんだけど、
始めのほうでテンは帽子眼鏡とすれ違ってんだよね。
じゃ、メグルかというと、テンにしたことや火付けの動機と
あわなくなる。
しかも最初「帽子眼鏡」がすれ違った時の身長差が、
(テンよりも、さらにセンジュよりも低い)が説明つかない。
うーん。
テン・メグルが2人で1人だったように、「帽子」も1人じゃないのかな?
みなさんはどう解釈しました?

2もわかんない。
あのプラットホームの絵を見ると、いかにも2人とも落ちてるんだけど・・・
するとあの赤ちゃんは誰の生んだ子なのか・・・
全然関係ないだれかの子なの・・・?
「ジュリ卵」以上に謎だー。
407ガラム:2001/05/02(水) 10:30
ああスレッドがあったぁー
ゆっくり読ませていただきまあす。
408花と名無しさん:2001/05/02(水) 15:56
>>405
どっちも未収録のはずです。
409花と名無しさん:2001/05/04(金) 10:45
GW中にエキセントリクス読み返してみたが、
やっぱり分かりませんでしたーーーっ!
410花と名無しさん:2001/05/04(金) 11:48
「ジュリ卵」文庫で買いました!
そうそう、こんな話だったわ・・・なつかしい。
2巻までしか売ってなくって、全然記憶のない私は「あれ??これで終わり?」と
一瞬思ってしまいましたが、違うよね(笑)
何巻まで出てるんでしたっけ?続き買いに行こうっと。
411花と名無しさん:2001/05/04(金) 14:53
マザーコンプレックスのお母さんペン入れ作品、
樹なつみさんの絵に似てませんか…?
412花と名無しさん:2001/05/05(土) 09:34
>410
3巻までです。
3巻だけ1か月遅れの発売だったんで、
その間続きが気になってしょーがなかった。
413花と名無しさん:2001/05/05(土) 16:31
毎月吉野さんが読めたころがなつかしいなあ。
ぶーけコミックス、ワイド版なんてバブルなことするから休刊になんだよ。。
414花と名無しさん:2001/05/05(土) 17:28
来月の新刊が楽しみ。
でも、過去の未収録作品もコミックス化してほしい。
415花と名無しさん:2001/05/05(土) 18:00
月下の一群に収められている
料理上手な男の子が、
料理しながら歌っている曲が
昨晩突然ラジオから流れてきてビクーリした。
ぱっぱっしゅわっ、しゅびでゅびでゅわっ♪
416花と名無しさん:2001/05/06(日) 03:38
ポップ・ミューヂックだね。>415
417花と名無しさん:2001/05/07(月) 17:00
>>413
「天使の声」なんてハードカバーだもんねー。
今でも大事にしてるけど。
418花と名無しさん:2001/05/09(水) 22:49
>>414
過去の未収録作品なんてあるのですか?
あったら教えてください、読みたいですー!
419花と名無しさん:2001/05/12(土) 18:41
いたいけな瞳を文庫でよんでみたい。
福子の話がすき。3人の大学生がいっしょにくらすのも好き。
スキップが大嫌いだった。
420花と名無しさん:2001/05/12(土) 18:59
「死んでみる」女の子の話も好きだった。
M君事件のわりとすぐ後に掲載されたんだよね。
う〜ん、こう来たか、と時事的トピックの料理の仕方にうなりました。
421花と名無しさん:2001/05/12(土) 22:48
>419
8巻の、女子一人、男子二人で暮らす話?
双眼鏡で覗かれたり、食卓に「はいるな」って書いたりする……
422419:2001/05/13(日) 11:44
>>421
そうです。そうです。
手放したので、うろ憶えですが。
夢喰いもすきだった。

「恋愛的瞬間」TVドラマ化してほしいなあ。
ストーカーの話なんて今っぽくていいと思う。

423花と名無しさん:2001/05/13(日) 12:08
私は、月の桂をドラマ化して欲しい。
なり変わりたい理想の男を殺して、苦しむやつ。


424花と名無しさん:2001/05/14(月) 20:39
おちそう。あげ。

月下の一群。文庫版で吉野さん後書きなんて書いてあったの?
425花と名無しさん:2001/05/15(火) 00:51
「いたいけな瞳」凄い評価だなぁ。
まんだらけに一冊しかなかったので買わなかったけど、
ここでこんなにプッシュされてるなら是非読まねば・・・・。
新刊注文はもう無理だよね?
どこか東京近辺で置いてるところ知りませんか?
426花と名無しさん:2001/05/15(火) 05:33
BOOK OFFならあるよ
427花と名無しさん:2001/05/16(水) 14:44
>424さん
あとがきか解説で、
寮の取材に泊まり込んだというエピソードを読んだ気がしますが・・・
「月下」かな?
428花と名無しさん:2001/05/16(水) 23:04
「いたいけな瞳」良いですよ。ぜひご一読を!
ところで、新刊出るんですよね・・・?
429花と名無しさん:2001/05/16(水) 23:23
06/28  小学館  瞳子  吉野朔実  \990  書籍扱
430花と名無しさん:2001/05/17(木) 00:06
「僕だけが知っている」のこんにゃくに番号付けてくり返して食べて、
生き残ったのが○番と×番で…っていう話、うっひゃ〜と思ったのは
私だけだろうか?
「いたいけ…」の淡水魚とか、ああいうせつない話が好きだったから、
インパクト強かった(笑)
431花と名無しさん:2001/05/17(木) 01:17
コワイものがいっぱいある男の子の話、ってのもありましたね>いたいけ
「フジツボを踏んでしまうと、ケガの中からフジツボが入りこんで
足の裏で増殖する」みたいなエピソード、むっちゃ怖かった。
岩場に何かいっぱい生えてるって、私もすごく気持ち悪くなるので
読んでてリアルすぎておえ〜っとなっていました。
「月の桂」も好き。漱石、鴎外のような、格調高い匂ひがする。
432花と名無しさん:2001/05/17(木) 02:13
>>419
いたいけな瞳(ってエヴァかい)は僕も好きでした。
連載で読んでいたため単行本を買わなかったことを最近後悔してます。
2、3年前までは普通に書店に置いてあったのに(天使の声も)。
僕もその大学生(男二人女一人)が同じマンションに住んでる話好きでした。
しばらく載っているぶ〜け保存してたんですが引越しの時捨ててしまいました。
女の子とロン毛の男の子が建築科の男の子に二人とも片想いしていて。
ただ建築科の男の子が誰を好きだったのかは分かりませんでしたが。
皆さんもコミックスは好きな漫画は購入していた方が良いですよ。
最近は直ぐになくなっちゃうから。
433花と名無しさん:2001/05/17(木) 05:06
いたいけな瞳、注文すればいいのでは?

もうできないかな?
434花と名無しさん:2001/05/17(木) 05:21
>>432
かなりどうでもいいことですが
吉野朔実さんの方が先です(笑)。>エヴァ
435432:2001/05/17(木) 05:26
>>434
そんな当たり前の事知ってますがね。
僕は月下の一群の頃からの読者です。
どうせなら下のほうの文章に反応して欲しかった。
436434:2001/05/18(金) 06:13
>>435
か、絡まれるとは思わなかった…。あの、分かってましたよ〜。
(藁)(ワラじゃなくて(笑)ってとこで、軽く同意笑して欲しかったんですが…とほほ。

プライド傷つけちゃったようで…。違うんですよ〜わかってたんですよ〜…。
私の書込み方が完全に悪かったですな。435さんがムカつくのも分かる。
ごめんなさい。すれ違い謝りレスなのでsage。
437434:2001/05/18(金) 06:38
ちなみに私も月下の一群からです。同じ頃ですね。
あれ位の頃から以降、10年位のぶ〜け作家は吉野さんに限らず、今でも好きです。
(内田善美さん、上座理保さん、松苗あけみさん…などなど三山節子さんの若子シリ
ーズはうちの母が好きでした…)
雑誌の世界観が統一していた、というか…巧く言えませんが。

>僕もその大学生(男二人女一人)が同じマンションに住んでる話好きでした。
>しばらく載っているぶ〜け保存してたんですが引越しの時捨ててしまいました。
>女の子とロン毛の男の子が建築科の男の子に二人とも片想いしていて。
片方の男の子がゲイというか両刀さんで、実はもう片方の男の子の事を(話の中で
きっぱり「お前なんかお前なんかっ」て否定してましたが)実は好きなのでは?
と匂わすヤツ、ですね。
ああいう微妙なバランスの三角関係の話って、吉野さん位しか描けない気がします。
白黒なんかつけず、それで良い、と思わせてしまう説得力というか、最近の独特な
軽い線と、軽妙なネームがそれを心地よいと思わせてしまう力があるというか。
むぅ。やっぱり巧く書きこめない…。
個人的には「橡」と>>423さんも書き込んでおられる「月の桂」が好きです。

文章力つけて出直してきます。失礼しました。
438花と名無しさん:2001/05/18(金) 23:21
明日、新刊発売あげ。
439花と名無しさん:2001/05/18(金) 23:25
それにしても上げるたびに「美」が恥ずかしくて鬱。
440氏名黙秘:2001/05/18(金) 23:26
「栗林かなえの犯罪」買ったよ。

Girl's Site Boy's Siteって雑誌のとき、
ついてったけ?
441花と名無しさん:2001/05/19(土) 00:16
>>440
ついてなかった。
だれがつけたんだろ。
吉野朔実らしくない、
と思ったのはワシだけじゃろか。
442花と名無しさん:2001/05/19(土) 01:11
新刊、フライング発売されてないかと探したが、無かった。
明日(ていうか今日)探すぞー!
ちなみに、「ましまる」を手に入れたいぞ。
443花と名無しさん:2001/05/19(土) 07:45
素晴らしい作家。
単行本今日発売age
444花と名無しさん:2001/05/19(土) 19:51
あの表紙では、ファンタジィー作品と誤解する。
445花と名無しさん:2001/05/19(土) 23:57
同意。カバーイラストに限っては「グールド」の方が好み。
でも久しぶりに手応えのある作品が読めて嬉しかった。
446花と名無しさん:2001/05/20(日) 01:37
 「少年は荒野をめざす」が1番好きです。ちょうど狩野と同い年だったし。
 あと月下の「私のものにならなくてもいいから、誰のものにもなってほしくない」というようなせりふにジンときました。
447花と名無しさん:2001/05/20(日) 02:14
新刊が私の街のしょっぱい本屋に無いYo!
だからいつまでもしょっぱいんだYo!
・・・・新宿行こうかな。
448花と名無しさん:2001/05/20(日) 14:14
古い雑誌を片付けていたら中嶋朋子が蛍のカッコしてるのが出てきた。
「蛍」つながりね。
449花と名無しさん:2001/05/20(日) 20:07
>446
私もあの台詞すごくよく分かった >「誰のものにもならないで欲しい」
でも毬花さんは「でもそれじゃつまらないと思うけど」とかって
内心で一刀両断してましたね(笑)
450花と名無しさん:2001/05/20(日) 21:52
>>406
遅レスですが。
エキセントリクスの帽子男の解釈は406さんに賛成です。
赤ちゃんは比良坂さんと日周さんのコドモではないかと思ったりしました。
火事のあと、ふたりは離れで同居したみたいだし〜…どでショ。
451花と名無しさん:2001/05/21(月) 11:36
「栗林かなえの犯罪」(タイトルに驚いたけど、普通なのかな?)購入しました。
バブリーな?(笑)ぶ〜け作品より製本がお安いのが悲しい。
表紙は「エキセントリックス」みたいなののほうが好きだなあ。
内容は「グールド」(表題作のみじゃなくて1冊まとめて)のほうが好みですが
吉野さんのは短編(オムニバス)派なので長編より好きです。
452花と名無しさん:2001/05/21(月) 17:26
買ったよ!「栗林かなえの犯罪」!
「グールド」より明るくなったね。「グールド」よりは・・・・・ね(笑)
しっかし上手いなぁ。
いかにも吉野さんらしい「誰もいない野原で」が好きです。
453花と名無しさん:2001/05/21(月) 17:46
吉野さんって公式WEBとか持ってるのかな?
一応探したけど(gooで)・・・・
454花と名無しさん:2001/05/21(月) 21:17
何がそんなにダメダメ言われるのかわからなかったけど、
暗いからなのかあ(笑
455花と名無しさん:2001/05/21(月) 21:45
>>454 どこでダメダメ言われてたの?
456花と名無しさん:2001/05/22(火) 10:06
>>455
このスレで「最近の作品は・・・・」ってのが多いということじゃないかな
457どれも佳いとおもふ:2001/05/22(火) 10:26
久々に吉野さんが上がってて嬉しいなぁ。
新刊発売のせいなんだろうけども。
彼女の世界は、
どうにもこうにも凛と美しくて、
そのなかで、薔薇の棘のように、
胸に射し込む痛みがあって、
そのどこかマニアックなところに惹かれます。
(ほほ、りっぱな信者だ)
458花と名無しさん:2001/05/22(火) 11:26
っていうかエキセントリックな人を出して
漫画的興味で面白く他人事で読んでたら、いきなり私(読者)のこと
グッサリ刺してくるんだもん。

でもそういう狂気とかわがままとかも上品なんだよね。
457さんのように詩的に書けないよぅ!(笑)
459花と名無しさん:2001/05/22(火) 15:43
吉野さん、ぶーけ以降何処へ行く・・・と思っていたのですが、
別のとこで活動(あくまでも漫画の)してたんですねぇ。
「少年は荒野をめざす」「ジュリエットの卵」「ECCENTRICS」
「恋愛的瞬間」が手元にあれば満足だったんですけど、
最近吉野さん熱復活してきて、「ぼくだけが知っている」
「天使の声」「LA MASCHARA」と連続入手。
「いたいけな瞳」は見つからない〜。
このスレでは毛色が違うせいか(?)ネタふってもいまいち
盛り上がらない様子ですが、「ぼくだけが〜」面白かった!
連載時はさほど思い入れなかったんだけど・・・年が経つと
受け入れ方も変わるもんだなぁ、と感慨深し。
あとのはいま気分的にそういうところにいないので温存中。
そして、手をつけるのが勿体ない〜! と思ってしまう私って・・・?
460455:2001/05/22(火) 20:09
そう言うことなの? <このスレで、最近の作品は…
私はそれ(最近のはイマイチ)には同意だけど
内容の暗さは今も昔もだから、454さんの言ってるのは違うのかと思った。

>>459
私も「僕だけが…」好きですよ。「少年」や「ジュリエット」ほど繊細すぎず
最近の作品ほど理屈っぽくなく、なんだかいい味だしてると思います。
「少年」や「ジュリエット」は読んだ時期のせいか別格だけど
作品の完成度としては「僕だけ」「いたいけな」が高いと私は勝手に思ってます。
少し過ぎたのが「恋愛的瞬間」(好きですけど)で
以後はだんだん物語性が薄くなり理屈(作者の思想?)が出過ぎてる気がする。
「僕だけ」はとかその辺のバランスが絶妙だったなあ。
461花と名無しさん:2001/05/22(火) 20:53
すいません、専業主婦になるのが野望の女の子の話はコミックスになっています
でしょうか?ヤングユーに載っていたと思うんですが…。
462花と名無しさん:2001/05/22(火) 21:15
>>461
「プライベート・ウィルス」ね。
それは最新刊『栗林かなえの犯罪』の3話目がそれです。
463花と名無しさん:2001/05/23(水) 01:01
恋愛的瞬間を読み返していたら、
リストカッターの女の子が中谷美紀に
ハルタをおそおうとした女子校の先生が山口智子に見える。

リストカッターの女の子は、一回目の登場のときはそうでもなかったけど、
二回目の時は、ほんとにそっくりだ。

あすまとか、蛍とか、髪の毛ふわふわで天然系(?)のキャラが多いなあ、と思う。
464花と名無しさん:2001/05/23(水) 21:14
>>462
ありがとうございます、やはり買いに行こう。
家の近所にも職場の近所にも見当たらない…。
465ちょいネタバレ?:2001/05/24(木) 11:42
「栗林かなえ」モデルになった水族館あるなら行きたいな
狩野やタロットの彼女の行った場面も綺麗でしたが。
466花と名無しさん:2001/05/24(木) 13:01
>>418
「雪の庭よりめざめよ」とか(w
467栗林かなえの犯罪:2001/05/24(木) 21:21
>>451
そうですね、
私も彼女の品のある絵を生かした、
いつもの綺麗な装丁が好きです。
今回のモノは、もうちょっとなんとかならないかと思いました。
(これでは宮脇作品)
まるで子どものカラーボールのようです。
468花と名無しさん:2001/05/25(金) 21:11
「いたいけな瞳」の完成度は、
最近の短編では及びもつかぬほど
高かったように思います。勿論、一作毎に
差はあったものの、「珠玉の」という形容が
ぴったりくるような作品ばかりでした。

最近はなかなか焦点が定まってないように思いますが
やはり、掲載誌が安定しないからなのでしょうか??
469花と名無しさん:2001/05/25(金) 23:42
>>460
吉野さんの作品は読後感をうまく説明しにくいのですが、
「僕だけが〜」はすとん、と入ってきたという感じで…。
あと、理屈抜きなところで…日夏氏の言葉を借りると「自分の幼年期も
あまり気持ちの良いものではなかったと思っているにもかかわらず
あれを読んだ時もう1度帰りたい気持ちになってしまった」のでした。
最近、やっと「いたいけな瞳」を入手(予定)。非常に楽しみ。
「栗林かなえの犯罪」が書店の店頭で平積み(!)に
なっているのを発見し入手はしたのですが、最近の吉野さんの
作品に触れていないので…。 これから着手してみますが
どうなっているのかな…。
470花と名無しさん:2001/05/26(土) 23:28
「ジュリエットの卵」大好きです!
「1番好きな漫画は?」って聞かれたら「ジュリエットの卵」!!って答えてます。
印象的なセリフが多いし、あの重いテ−マをあんだけ軽く表現してる作品ってなかなか
無いと思います。初めてラストを読んだ時(確か電車で読んでた;)涙が止まりません
でした。。。今でもたまに涙が・・・・;
章ごとに最後の背景が裏のペ−ジに半分出ててタイトルが書いてある(意味わかってい
ただけます?)デザイン(?)もなかなか素敵でしたよね!
長々と失礼いたしました@
471花と名無しさん:2001/05/27(日) 08:46
age
472花と名無しさん:2001/05/28(月) 13:28
「いたいけ」ブックオフにいく度探すんだけど、ない。
あってもなぜかいつも3巻だけなのはなぜ?
不人気なのかな。

(ちなみに3巻は、
お姉ちゃんと自分の学校の数学教師が結婚している少女の話
見合いの席以外ほとんどまともにあったことのない美女と結婚する青年の話
どんな作品でもそっくりにレプリカの絵が作れる女性の話、
などなどが入っていたんですが。)
473花と名無しさん:2001/05/28(月) 14:43
「栗林かなえの犯罪」読みました。
やっぱうまいよなぁ、と思いつつも、
思わず引用したくなるようなセリフが
ほとんどなかったのが残念。
一ひねりだけじゃなくて
一ひねり半してほしいって感じかなぁ。

自分的には、
吉野作品のなかでの位置づけは
中の下ぐらいかなと思いました。
474花と名無しさん:2001/05/28(月) 19:35
なんだか妙にリアルなセックスシーンが出てきたので驚いた>「栗原」
475花と名無しさん:2001/05/28(月) 20:34
>>472
確かに3巻くらいまではよくみかけるよね。
476男・28歳:2001/05/31(木) 22:18
俺、ずいぶん前(10年くらい前かな)に妹が買ってた「ぶーけ」を読んでいた。
で、それ以降は一人暮らしをはじめたから、
全く少女漫画とは無縁だった。
でも、吉野朔美の作品だけは覚えていて、
最近になってブック・オフでコミックスを買ってしまった。
男女に関係なく「あの感性」に惹かれる。
477花と名無しさん:2001/06/02(土) 07:22
他人に興味が無くても、他人から好かれる
っていうのに憧れた。
478花と名無しさん:2001/06/02(土) 09:06
「ジュリエットの卵」のあの双子が全然美形に見えなくて困った。
線が太いからかな〜?
なんか、物語はいいセンいってるのに、絵で損していると思う。
彼女の漫画を読んで思うのは、「なんで小説じゃないんだろ」ってことです。
あの骨太な線が損ねている部分は大きいと思う。
479花と名無しさん:2001/06/02(土) 09:14
そうかなぁ?けっこう繊細な雰囲気だと思うんだけど。
逆に線の細い楠本まきみたくなったらイヤだ。
480花と名無しさん:2001/06/02(土) 10:41
>>479に同意。
ストーリーと絵が、すごくマッチしてると思う。
ジュリエットで双子が美形に見えないのは、
他の登場人物が全て美形だからだと思う。
美形もブスも全部同レベルっていうのは、少女漫画にありがちなこと。
描いてる人が一緒だからね・・・。
481花と名無しさん:2001/06/02(土) 17:30
>>479.480,
自分も同意見。
少女漫画の中では、かなり繊細な絵のほうだと思う。
特に「骨太」には見えないけど、もっと細い線のヒトが好きだと
そう思えるのかも・・・
自分にとっては、あの絵も魅力。ジュリエットのころは特に。
482花と名無しさん:2001/06/02(土) 18:20
質問です!

吉野朔実が好きな人は、他の漫画家では誰が好き?
ちょっと自分の世界を広げてみたくてお聞きします。
483花と名無しさん:2001/06/02(土) 18:23
"絵が巧い"作家さんじゃ無い感じ。好きな絵柄だけど。
それよりコマの間の取り方とかそうゆうカット割りが巧い作家さんじゃないかな?

てか、人物描写とか人物設定が一番魅力的!
484花と名無しさん:2001/06/02(土) 18:43
>>482
岩館真理子、川原泉、楠本まき、安達哲。
あと佐々木倫子かな?

・・・・・定番ぽいな自分。
485花と名無しさん:2001/06/02(土) 19:20
遠藤淑子、坂田靖子、昔の岩館真理子、昔の上杉可奈子
萩尾望都、大島弓子、佐藤史生、岡野玲子

美人だし、いー感じだね<吉野朔美
好物は豆腐とキャベツらしい。
486花と名無しさん:2001/06/02(土) 19:33
吉野朔美かぁ、、
私はあの人の読んでるとうわ〜って赤面しちゃうな
なんか恥ずかしくて読んでられない。絵も石膏みたいで怖い。
徹底的に感性が合わないんだろうな〜。

バランスが取れてるのって、私にしてみれば
強烈な個性が欠けるってことでもあるような気がするんだけど
一長一短ていうかなぁ…。
487花と名無しさん:2001/06/02(土) 19:34
あ、下の3行はスレ違いです、すみません。
488花と名無しさん:2001/06/02(土) 20:33
他に好きな漫画家は萩尾望都・くらもちふさこ・皇なつき・雨月衣ですね。

昔はベタベタな少年漫画やアニメが好きやったけど;吉野朔実に出会って好みがガラリと
変わりました!1番最初に読んだ吉野作品が「ジュリエットの卵」だったことに感謝!
489花と名無しさん:2001/06/02(土) 20:51
>>482
今、名前がぱっと出てこないけど
「papa told me」の人。
というか、「papa told me」。
490花と名無しさん:2001/06/02(土) 21:45
>>482 他にも好きな方はたくさんいますが、新刊出たら即買いそうなのは
三浦建太郎・佐々木倫子・雁須摩子・よしながふみ・波津彩子(字が出ない…)。
491花と名無しさん:2001/06/02(土) 21:56
↑補足 なんというか…吉野さん今は「すごく面白い!」とは思えないんです。
でも、グールドを書店で見た時即買いだったんですよ。オーラが出てるのかな。
492花と名無しさん:2001/06/02(土) 22:06
>>482さん
昔の上杉可南子、私も好きでした。
楠本まきは「私にとっては」吉野さんとイメージかぶります(^^)
あとは森川久美(えらのはった顔の絵柄が好きだから)、三原順かなあ。
少女漫画板で評判悪いもと同人作家のキャラ萌え作品もはまれば読みます。
493482:2001/06/03(日) 00:33
答えてくれた方、どうもありがとうございます。
名前が挙がっている方の作品も読んでみたいと思います。
494花と名無しさん:2001/06/03(日) 00:49
>>489
榛野なな恵です

ぼくの友達は子供の名前に礼智(らいち)って名付けたYO!
らいちくんみたいな子にはなって欲しくない、とは言ってたが・・・
495花と名無しさん:2001/06/03(日) 01:02
>>490
波津彬子の「彬」はあきらでへんかん。
496花と名無しさん:2001/06/03(日) 03:34
> 482さん
高野文子、鴨居まさね、佐々木倫子、よしながふみ、西炯子、
そんなところでしょうか?
497花と名無しさん:2001/06/03(日) 03:43
>482さん
今市子、よしながふみ、安野モヨコ、かわかみじゅんこ、雁須磨子
南Q太、SABE、清水玲子、岡野玲子、岡崎京子、佐々木倫子、やまだないと
萩尾望都、にざかな、なななんきりこ、小池田マヤ、西炯子、桜玉吉。
かな。
498花と名無しさん:2001/06/03(日) 05:24
紺野キタ。水城せとな。
榛野なな恵の「ピエタ」もすきだなー。
499花と名無しさん:2001/06/03(日) 05:31
吉野朔実さん、大好きなんですが「好きなマンガ家は?」と、マンガ好きの人
に聞かれた時は、吉野さんの名前はあげられないです。
大好きなんですが、自意識過剰だと思われそうで。
いや、こう思う事自体が、自意識過剰だと分かってるのですが。
吉野さんのマンガって、内容が内容だから…。

う〜ん煽りだと思われそうだな。違うんです…。さげ。
500花と名無しさん:2001/06/03(日) 12:30
>>499
単に近親相姦の話(それっぽい話も含めて)が多いから、
人に言いにくいだけな気もする。
501花と名無しさん:2001/06/03(日) 12:41
本人は複雑で深い発言のつもりなんだから、
そっとしておいてあげましょう。
502花と名無しさん:2001/06/03(日) 13:24
>>501
またそういう嫌味を…(w
まあでも、うかつに「椎名林檎が好き」と言ったら間違いなく
自意識過剰女だと思われるのだから、吉野朔美を知ってる人に
「吉野朔美が好き」と言いにくい気持ちはわかるね。
503花と名無しさん:2001/06/04(月) 00:47
499さんじゃないけど
最近の作品と文庫しか読んでいないから
近親相姦多いって知らなかったです。
504花と名無しさん:2001/06/04(月) 02:09
近親相姦というより「闘う自己愛」って気がする。
自己愛が強すぎて外の世界と接点をもてない人たちが、なんとか世間と折り合いをつけていこうとしている。
だからまず、興味の対象が自分に似てる、もしくは近い人たちに向かうんだろうね。
毬花さん→慈雨  かりの→陸 蛍→水
>502さん
本当に好きなものに対しては慎み深くなるもんなんでしょうかね?
なんとなくわかります。
505花と名無しさん:2001/06/05(火) 21:25
吉野作品>すきだって言いにくいのは、
吉野世界を自分だけの中に持っていたいから、かなと思います。
自分だけの美意識みたいなものがあって、周りとちょっとズレてる、
そんな作品が多いですからね。
506花と名無しさん :2001/06/05(火) 22:56
作品中にヤクザが出てきた時、「こいつ描くのやだなー」って小さく書いてあって
うーむ、この人は綺麗なものしか描きたくないのかな?と思いました。
507花と名無しさん:2001/06/05(火) 23:30
他に好きな漫画家さん
 榛野なな恵 山下和美 逢坂みえ子 吉田秋生
 岩館真理子 佐々木倫子

私は吉野さんを好きになったのは「恋愛的瞬間」からなので
硬質な感じや乾いた感じが好きなのかも。
登場人物、みんなドライだし頭(の回転)いいしね。 
508花と名無しさん:2001/06/05(火) 23:34
>>507
>硬質な感じや乾いた感じが好きなのかも。
>登場人物、みんなドライだし頭(の回転)いいしね。

そんなあなたには佐藤史生もオススメ。
509花と名無しさん:2001/06/06(水) 01:03
今日『月下の一群』買った。
その後の作品の死に向かっていく退廃感(?)(ちゃうか?)
が無くて、ゾクゾクしなかったけど、リアリティで痛かった。

恋愛的瞬間の六月さんや、月下の主子さんみたいな、
投げ出し系人格破綻者(言いすぎ)が、いつも魅力的。
いじめられたい、、かも。
510花と名無しさん:2001/06/06(水) 01:48
他に好きなマンガ家さんは、
岩館真理子、大島弓子、内田善美かな。
やっぱりみなさんと結構かぶってるなあ。

わたしは「いたいけな瞳」が一番すき。
自意識過剰過ぎなくてちょっと引いてる感じがいい。
「少年は〜」とかのちょっと恥ずかしい感じが強烈じゃなくて。
「少年〜」がダメなのは自分の年齢に関係してるのかもしれないけど。
(大人になってから初めて読んだので)
でも少女マンガの特徴って「過剰な自意識」なんだろうから
その意味で吉野作品は少女マンガOF少女マンガって気はする。
毎回、良い意味でも悪い意味でも読みごたえのある作品を
描かれるなあ、吉野さん。凄いよ〜。
511花と名無しさん:2001/06/06(水) 02:49
なんかかっこつけ過ぎ、自意識過剰のエセインテリ……って
雰囲気がついていけない。上手い人だとは思うけど。
自閉的っていうか、あの独特の美学にはまれる人には名作なんだと思う。
煽りじゃなくてマジレスです。文学少女のまんま来たみたいな
一種処女的潔癖さが、きれいすぎて苦手です。
今のPFの中では、読みごたえもあるし、断然いい話を
(さいとうとか、赤石が来っちゃったので……)描く方なので
きちんと読みますが。

自分の中では、おかざき真理なんかと同じカテゴリで苦手。
おかざきより吉野さんのほうがいい作家だとは思うけど。
もうちょっと外に広がる作品書いてほしいなあ……
なんか、頭の中だけで作ってるような気がする。
512花と名無しさん:2001/06/06(水) 10:44
>>499 >>502
とてもよくわかります!
わたしも吉野さん好きとは大きな声ではいいにくいなあ。
なんか>>504さんの言ってるような理由じゃなくて(笑)
「椎名林檎」というよりは「螢」が好きとは言えない、みたいな。
太宰治が好き、とか、ね。
513花と名無しさん:2001/06/06(水) 23:59
>>511
それはすごく納得。
昔の作品は、それでも「若さ」ゆえみたいな勢いがあって
思春期のアンバランスさが表現されてて好きだったんだけど
今のは、本当に頭の中だけで描かれてるような印象強いです。
年齢的には大人になってるのに、まだ抜け切れてなくて
どんどんギャップが広がってるような…
おかざき真理はなんとなくわかるけど、私的にはまた違うカテゴリーかなあ。
どっちかというと日本橋ヨヲコ(少女漫画じゃないけど)とややダブる。
514花と名無しさん:2001/06/07(木) 00:09
こんにちは。吉野さんは全部読んだか自信ないけど
(私が読んだのは”後期”に入ると思う)
感想まで。

エキセントリックであるということがイノセンス
なのかな?とちょっと疑問感じます。「特別」とかさ。
吉野さんの少女は「特別」なんだよね。で、まわりと
ずれる。でもそれがイノセンスの証なのか?
よくわかんなくなる。
しかもそのイノセンスを保てたのって、超絶的美貌を
与えられてるからじゃないか?
作中でぶすがでると「ヒサン」とつい思ってしまう。
そんなんでいいのかよ?世界狭くない?と疑問。
515花と名無しさん:2001/06/07(木) 02:46
吉野朔実と川原泉を交互に読んだのでクラクラしてしまいました・・・・
516花と名無しさん:2001/06/07(木) 04:25
特殊な才能(天気を読む・超美人・文学界デビュー・碁etc.)がない、
普通の人たちだけのものがもっと読んでみたい。
517花と名無しさん:2001/06/07(木) 23:51
>515
うわははは!おかしーーーーー。
相反してるような、リンクしてるような、わけわかんなさで、クラクラしそうですね
>吉野朔実&川原泉
518花と名無しさん:2001/06/08(金) 01:03
ところで、少女漫画とは呼べないけど、吉野朔美、
「お父さんは時代小説(チャンバラ)が大好き」(本の雑誌社)
ってどうよ?誰も知らないかな…。
519花と名無しさん:2001/06/08(金) 01:40
>>482 完璧に乗り遅れましたが好きな漫画家さんレスします。

 岩館真理子/山下和美/はるのなな恵/くらもちふさこ
 松本大洋&冬野さほ夫妻

次点:高橋留美子/佐々木倫子
520花と名無しさん・519:2001/06/08(金) 02:25
>>510さんの言う「過剰な自意識」=「自己愛主義」ってことかしら?
そういう雰囲気は各作中に散りばめられていますね。

私は高校生の時に『少年は荒野をめざす』を友人にかりてから
吉野さんの作品を読むようになりまして、恥ずかしげもなく言いますが
『ジュリエットの卵』と上記の作品が特に好きですね。(他のも好きだけど)
なんといっても彼女の作品の魅力は、長編作には必ず物語全編を支配する「詩」
に集約されているようにも思いますが、いかがでしょう?

ところで質問です
「みなさんの好きな(印象に残っている)名台詞」を教えて下さい。」
521花と名無しさん・519:2001/06/08(金) 02:49
私は「少年は〜」の天下無敵のロマンチスト日夏氏のキザ台詞
『いいんだよ。
 正しいというのは相対的な解決作だからな
 鳥子は鳥子の 君は君の瞳の信じるように動けばいいよ』

はぁ〜〜、こーんな事言って背中をポーンと押してくれる人がいたら
あたしだって悩んだりしなかったよ、ドーンと行ったかも知れない
…………自己嫌悪だ。ははは、笑うしかない。(w
522花と名無しさん:2001/06/09(土) 00:52
そりゃもう、
「水、世界は美しい」(ジュリ卵)
です。ああ、この前後がまたすばらしい台詞なの!
長すぎて正解に覚えてないけど、
「命は、存在する、それだけで、美しい」
だったかな? ワタシの中のナンバー・ワンです。
523花と名無しさん:2001/06/09(土) 01:25
日の丸ーーーーー!
「実は名犬なんだ・・・」って下田さんに言われ、最後に蛍を救う。
悪食のくせに渋すぎ。
524花と名無しさん:2001/06/09(土) 01:37
 「外見にまどわされるな、というぐらい見た目は大事」
 だったっけ? 日夏さんのせりふ。実家にコミックがあるので確認できなくてすいません。
 確かになあ、外見にもちゃんと気を配らなきゃと、思わされた一言でした。
 当時自意識過剰な高校生だったんで。
525花と名無しさん:2001/06/09(土) 05:11
短編好きなのですが、「詩」っぽいものは長編に好きなフレーズが多いです(^^)
「少年は」の「お茶を飲むならこの人と」「金木犀は、夜、闇に光る」ほか、
調べが綺麗ですね。

咄嗟に出てくる科白は・・・うろ覚えですが、
「恋愛的瞬間」の「人間は幸福になる義務がある」かなあ。
(「もしかしてお前ら二人とも不幸なんじゃねーの?」
「失恋しっぱなしのあんたに言われたくない」に続く)
526花と名無しさん:2001/06/09(土) 05:12
光一の肛門から信じられないほど大量の大便がひり出された。その量も臭いも凄まじく、光一自身も今まで経験したことの無いほどのものだった。そしてそれをすべて愛する美しい男の顔を便器にして排泄しているという事実が光一の官能を暴走させていた。
「ふごごっ!!おごおおっ!うぶうううっ!むううっ、むはああっ!おぎょっぉぉっ!げはっ!おむむむぅ・・・げほおおっ!ごほっ、げほっ!おごぐおっ、おむぅぅ・・・・っ!!」
その大量の大便は当然美しい少年の口内に収まる筈も無くほとんどが顔面を汚した後すっかりぬるくなった湯船の中に落ちていく。先ほどの剛の大便と光一の大便とが混ざり合った湯は奇妙な生暖かさを2人の肌に感じさせていた。
「おおおぁぁぁーーーーーっ!!剛!!俺のウンコッ、ウンコッ、汚いウンコ見てくれぇぇっ!!すごいぞおおっ!ウンコでこんなにいい気もちになったの初めてだぁっ!もっと、もっとしたい、ウンコしたいぞぉ!!剛のウンコ食べて、俺ウンコ大好きになっちゃったぞおぉっ!これから、これから毎日俺に剛のウンコ食べさせてくれええっ!俺、剛のウンチたくさん食べて、もっと、もっとたくさんウンコするからあっ、剛の前でたくさん、たくさんウンコしたいぞぉっ、好きだっ!剛…愛してるぞぉっ!!もう、もう、絶対剛のことはなさないからなっ!!あああーーーーーっ!イク、イクぞッ、剛っ!俺ウンコしながらイッてしまうぞぉっ!!俺、俺、あひいいぃぃーーーーーーーっ!!」
ビチビチビチビチビブビイイイィーーーッッ!!ブババッ!ブジャアッ!ブピピッ!ぬりぬりぬりむりむりりりっ!!ぼちゃぼとぼとっ!ブビブビッ!ずるずるずるるるるうぅぅーーーーっっ!!ブッボオオオッ!!
527花と名無しさん:2001/06/09(土) 12:44
>>526
荒氏はどっか他でやってください

こんなんありました。
日夏さん名言集
ttp://kabehana.hoops.ne.jp/hekibundou/hinatu.html
528花と名無しさん:2001/06/09(土) 22:15
↑これいいですねー。
洋服がちょっと80年代ふうなのが気になるかな最近...
小学館からコミック続けて出るようで安心です。
「少年は〜」を早く文庫化して! 人に貸して欠けている巻があるのです。
529D.960:2001/06/10(日) 00:53
はじめまして。
ぼくは六、七年前に『Eccentrics』でハマりました。
台詞じゃないけど、冒頭の一文は忘れられないですね。

「(前略)
 私は自分の手に
 責任を持たなければならないが

 時々 何もかも忘れて
 締め殺されてしまいたいと思うのだ」

これと『いたいけな瞳』あたりが、
吉野作品におけるひとつのピークだったような気がします。
この二作以降って、迷いのようなものが感じられるんです。
どこか手探りで進んでるような……
もちろん、個人的な好みもあるのだけれど。

「イノセンス=特権性」という視点へのこだわりが特徴的ですね。
そこのところで好みが分かれると思う。
青春のみっともなさとか、人間の醜悪さも押さえてはいるんだけど。
最後は美しいものに帰ってきますね。

ともあれ吉野朔実に出会わなかったら、
少女マンガを意識的に読むことはなかっただろうなぁ。
最近に読んだものでは藤原薫が気になっています。

あと『お父さんは時代小説が大好き』。
これ、続刊が出たらしいですね。
ちかぢか探してみたいと思っています。
530花と名無しさん:2001/06/10(日) 01:32
一番印象に残っているセリフ(モノローグ?)はこれです。
「秋は嫌い 秋は嫌い!!
 冬の寒さは 清潔で美しく あからさまで 耐えれば良い
 夏の暑さも 身を委ねてしまえば 一興
 狂おしく 命 乱れ飛ぶ春
 でも秋は嫌い
 隙間風のように 如才なく 心震わせる 秋は嫌い」
(少年は荒野をめざす・5巻より)

というか、もっと良いセリフ・感動したセリフは他にある筈なのですが、
なぜかいつも、この部分が一番先に浮かんでしまうのです。
理由はわかりませんが・・・。

あ、あと、中学卒業式の夜の
「桜迷路の宵闇に 白い未練の月が出る
 思いをこらして 立ちつくす 春」
も印象的です。たしかに長編には、良いセリフ(モノローグ)が多いですね。
531花と名無しさん:2001/06/10(日) 03:51
名台詞というよりは、名場面?

 政親「主子は俺がなびかないから好きになったんだ。
    なびいてたらとっくに飽きて捨ててただろう」
 主子「ひどいことを言うのね」
   「そう……そのくらいの情けはかけるものよ」

うろおぼえですが、「月下の一群」が今でも一番好きです。
532花と名無しさん:2001/06/10(日) 22:07
「大人だと思って 甘く見るなよ
 子供が育った だけなんだからな
 大人だからって 分別があると 思うなよ」

日夏さんの歳になって、なっとくしてます、、。
533花と名無しさん:2001/06/13(水) 09:52
ageます
534花と名無しさん:2001/06/14(木) 00:00
吉野朔実さんのスレッドだ♪
本日「恋愛的瞬間」入手、楽しみです〜。
ついでに(笑)age!
535花と名無しさん:2001/06/14(木) 12:27
もう、いたいけな瞳は販売しないみたい。

ということは、新創刊or文庫化が期待できますね。
536花と名無しさん:2001/06/14(木) 13:08
吉野さんのはストーリーやキャラ、内面を突いているようなところは面白くて好き。
反面、文学調、感性派的を志向しているような書き方が、読んでて恥ずかしいというか
わざとらしく思えてしまう。
「月下」はけっこう前向きなところに価値があるかな。
「ハッピー・エイジ」はストーリー的に面白かった。
「少年は」は狩野なり誰かなりに感情移入して読まないと
わけのわからない作品っていう感じ。
「ジュリエット」は面白いと思いつつも、無理も感じていた。
このスレ見てたら読み直したくはなったけど。読後感悪そう。
「いたいけな」「僕だけが」を読んでからは、吉野漫画からは離れてしまいました。
「月下」の毬花は意外にしぶといところが好きかもしれない。
坂本さんも魅力あるキャラだよね。
「ハッピー・エイジ」の、アレックスの話は面白かった。
「月下」の日夏さんは、良識的であることを投げちゃったゆえの優しさ、
幅みたいなのが好きだった。よーくわからん(御都合主義的)存在ではあるけどね。
キャラとしては海棠ちゃんかな。
「ジュリエット」の水、案外ああいう裏表の少ない人って好かれたりして(笑)

ちなみに好きな漫画家は、三原順、青池保子、山岸涼子、佐々木倫子です。
537花と名無しさん:2001/06/14(木) 17:25
>529
続刊は お母さんは赤毛のアンがすき です。
538花と名無しさん:2001/06/14(木) 17:31
母親の調子がおかしくなる作品はつらいので
私の中では ジュリエットとエキセントリック の評価は低いです。
 
539花と名無しさん:2001/06/14(木) 19:47
「少年は荒野をめざす」は読者に出てくるキャラクター萌え〜を
促されてるようで、それに乗れないわたしは苦手。
私の中では「いたいけな瞳」の淡白さというか少し突き放した感が心地よい。
というか長篇だと吉野さんのキャラクターへの思い入れが自分には生理的に
ダメなのかも。
540534:2001/06/14(木) 21:50
「恋愛的瞬間」読了。すごい楽しかったです。
でもこのスレッドではあまり人気ないのかな(笑)
恋愛といいつつすごく理屈っぽいところが性に合うのかしら。
次は「いたいけな瞳」を探します♪
541花と名無しさん:2001/06/14(木) 21:51
>キャラクター萌え〜を
>促されてるようで

そんな風に感じたことはなったなあ。
そういう作品が多いとは思うけど。
よく言えば、キャラが立っている、とも言えるわけだけど。
542D.960:2001/06/15(金) 01:52
>537
おー、ありがとうございます。
まだ探しに行けないんですよね……
早く読みたい。
543もしかしてオリーブ?:2001/06/15(金) 02:34
ポール オースター好きってところが暗になにかを物語っている気がする。
544花と名無しさん:2001/06/15(金) 13:17
私は「いたいけな」あたりからむしろ、
自意識過剰風の不自然さが気になって引いてしまった。
それまでも、そういうところはあったんだろうけれど
「作者の世界」っていうのがかなり全面に出てきたのはこの辺りから。
545花と名無しさん:2001/06/15(金) 20:02
小学館から出てる吉野さんの最新刊読んだけど、スト−リ−は結構面白かった。
でも絵がねぇ。。。。横顔とかかなり変になってませんか?
間のとりかたとかもかなり変わりましたよね。
546通りすがりのもの:2001/06/15(金) 20:11
私は「いたいけな瞳」の前まではこの人の作品は
割とどれでも好きだったな。
「ジュリエットの卵」は絵柄も含めて線が細くも
美しい世界を構築していたと思う。
「ハッピーエイジ」あたりだと娯楽的傾向が強かったから
読みやすかったしね。
「少年は荒野をめざす」は私的主観で語らせてもらえば
名作だと思います。
「大人は子供が単にでかくなったものにすぎない」など
妙に台詞も説得力あるものが多かった。
説明のつかない微妙な思春期時の心理描写を淡々と仕上げた
作品だと思う。
確かに「いたいけな〜」あたりから独自性を追いかけるあまり
不自然な印象を受ける作品が多く、私も最近の作品に関しては
あまり感情移入出来なくなってきてしまった。
547花と名無しさん:2001/06/18(月) 00:23
>520
好きなセリフ(笑)
「俺のパンがゆを残さず食った奴は あんたが初めてだからさ」
「恋愛的瞬間」で司が撫子に言ったセリフです。
ウサキチよりも司と武一の方が、
あすまよりも撫子とかしこの方が好きでした。
脇役好きなんだな・・・。

好きなセリフではないけど、「ジュリエットの卵」の
「寄るなー、デッドリンガーズ!」(苫子から日月と睦海)
元ネタがわかった時に嬉しかった(笑)
548花と名無しさん:2001/06/18(月) 02:01
好きな台詞・・・は山のようにある。
でも一つ、と言うなら、今も教訓にしている治田の台詞。

   人は 会うべき人にしか会わない

   だから いつでも
   自分が一番行きたい場所に行くんだよ
   そこに恋人はかならずやってくる

   それは 物理的な場所かもしれないし
   仕事かもしれないし 趣味かもしれない

   そう考えれば 可能性は限りない

   でも そこに行かない限り
   会えない人がいるんだ

自分が新しい場に行って恋をすると、
ああ治田君は正しかったなぁ・・・と思う訳です。
549花と名無しさん:2001/06/18(月) 06:52
>>548
はげしくどーい^^
別の板にかいちゃった。
550花と名無しさん:2001/06/20(水) 17:20
>>548、549
私も〜!
30直前で男に振られて ボーゼンとしていた頃、
偶然本屋で「あ、新刊出てる・・・」と購入
家に帰って読んで、これ見て泣いた泣いた(今思うと(ワラ )
でもって1人旅に出たんだよな〜(ただの夏休み休暇だけど)
その旅でラブラブな出会いは無かったけど
色んな人と知りあえて 行ってよかった!!!と、
かなりふっきれて帰ってきました
それ以来、私も恋愛に限らず「行動なくして出会いなし!」と
このセリフを教訓にしています〜!
551花と名無しさん:2001/06/20(水) 18:20
わーい、「恋愛的瞬間」の話だ。
>>509さん>547さん
私も撫子やかしこや六月(笑)のほうが好きですが
天然系ヒロインの中では群を抜いて遊馬が好きです
(だから自分にとっては作品自体の評価も上がる?)
552547です:2001/06/20(水) 22:31
>551
私も遊馬好きですよ。かわいいもん(笑)
寮を出て、かしこの家に泊まる話あたりのとか。
六月はコワイ、けどいいキャラだったです。

「恋愛的瞬間」といえば、連載時飛び飛びに読んでいたけれど、
占ない師の女の人の話がすごく印象に残ってます。
553花と名無しさん:2001/06/21(木) 07:45
かしこの「お手軽な男」がすき。
554花と名無しさん:2001/06/22(金) 05:42
好きな台詞、とういか
蝶ネクタイした水族館のおじさんと狩野の会話が好きでした

「お昼からずっといらっしゃいましたね
よほどお好きなんですな」
「……」「きれいなものが見たかったの」
「ええ ここに来る方は皆様 そうおっしゃいますよ」

そんなおっさんいるかい!ってなマンガらしい虚構っぷりに連れていかされました
あー良いな
もしかして個人経営の水族館?出来るなら経営してみたいものだ
555あんっ:2001/06/22(金) 05:47
さくらたんと四畳半の汚いアパートで、一緒に暮らしたい・・・

お風呂も飯も仕事もしないで、ずっとさくらたんのおまんこに
24時間ハメっぱなし。さくらたんとSEXするだけが生き甲斐に
なりたい。

床に転がり、全裸で抱き合いながら、さくらたんの口をちゅーちゅー
吸って唾液を味わいながら、ハメっぱなし・・・出したくなったら
そのまま腰をふりふり、もちろん精子を放つ時は力いっぱい抱きしめて
腰をグッと突き出し、さくらたんの子宮の一番奥に、まき散らします。ハァハァ・・・
欲望を全部放っても、ずっと抜かないで、ただ床に転がってるだけ・・・
朝起床して、朝起ちしてたらそのまま腰をふりつづけます
もう、結合部分はお互いの液でぐちょぐちょです。お腹が空いたり、喉が
乾いてもさくらたんの口を吸って唾液を味わって我慢です・・・
それだけで満足なのですから。
トイレは、小さい方はそのまま出させます。自分も膣の中に放尿します
うんちは、ハメながら駅弁スタイルのまま便器にさくらたんのお尻を
のせて排便させます。ハァハァ・・・
これをさくらたんのお腹が大きくなるまで続けたいです。

出産直前まで、さくらたんの中で精子出しまくりぃ。ハァハァ・・・
556花と名無しさん:2001/06/22(金) 13:02
「パピヨン・ロード」を読んだ時、この人面白いって思いました。
そして、作品の完成度とは別に、やはり読んだ時期の所為か
「月下の一群」が一番好きです。

高校時代、学祭の古本市でぶーけのバックナンバー見てたら、
吉野さんが投稿してた回のがあって、高得点のダントツ1位。
普段は手厳しい批評欄にも、「近くデビューは確実」みたいに書いてあって、
やっぱ才能あったんだ。と、納得した覚えがあります。
557花と名無しさん:2001/06/22(金) 22:07
来週「瞳子」の単行本出ますね。
時々スピリッツで見かけたけど、予告とか柱のアオリ文句とか見ると
「編集さん、作品わかってんのかな」って疑問だったぞ。
558551(豚マンの番号だ):2001/06/22(金) 22:09
>552さん
「私も遊馬を泊めたい!」の話、いいですね(鍋つついたり)。
占い師の女性や「種」の、
揺らぐ主人公とパワフルな恋人ってとりあわせが好きなようです。

集英社で検索かけたら「恋愛的瞬間」4巻までしか出てこなかった・・・。
559花と名無しさん:2001/06/22(金) 23:01
「瞳子」は28日だそうですな。
27日のフライング入荷あるかなぁ。
560花と名無しさん:2001/06/22(金) 23:35
神保町ならあるんじゃない?
561花と名無しさん:2001/06/23(土) 22:45
新刊期待あげ
562名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/25(月) 22:37
最近、妙にふてぶてしいヒロインなのが気になります。
瞳子も。
563花と名無しさん:2001/06/25(月) 22:42
>>557
詳細きぼーん
564さくさくさくみ:2001/06/28(木) 14:32
>558
紀伊国屋書店の書籍検索がおすすめです。
または小学館で検索してみて下さい(最近のは)

>559
書店に電話したところ、コミックではなく書籍扱いで29日入荷と
言われましたが、田舎だからでしょうか?
さひたまなのれすが。(藁)
565名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/28(木) 18:57
>>557 私も彼の買ってくるスピリッツに吉野作品がぁ!と思って感動したんですが、
「ぶ〜け」で連載中からリアルタイムに雑誌掲載を見守ってきた者としては、
何かスピリッツのキャッチはズレてる感じがしました。
まぁ私の場合はうまく言葉にできないレベルでなんですけど。
566花と名無しさん:2001/06/28(木) 20:27
>>564のさくさくさくみさん
東京在住ですが、同じことを言われました<於:中野坂上の大きめの某書店
曰く「土曜日もしくは月曜になると思います」
・・・・・・・。

追記:
荻窪のブクオフ隣の某書店店員は吉野先生の名前も知らず、
「取り扱いません」との暴言を吐きましたぞゴルァ!
567さくさくさくみ:2001/06/28(木) 21:30
>566さん
今日の夜7時頃「入荷しました」と電話がきました。
発売したらすぐ買わないと、手に入らないから苦労します。
568名古屋在住だけど:2001/06/28(木) 23:36
 今日、本屋に行っても「瞳子」無かったんで店員さんに聞いたら調べて6月30日入荷予定って書いてある書類見せてくれた。丁寧に応対してくれたんでおもわず買う予定無かった攻殻機動隊2買ってしまった。
569566:2001/06/29(金) 00:03
>>567のさくさくさくみさん
どうやらあなたが一番恵まれた人です・・・・・・。いいなー。
せめて表紙や装丁の感想を・・・・。
570558:2001/06/29(金) 00:39
>564さくさくさくみさん
実は「恋愛的瞬間」は全5巻なのに集英社の検索で4巻までしか出なかったんです。
誤解される書き方ですみません〜。
(紀伊國屋は会員になってますが、
「いたいけな瞳」在庫有りの表示に嬉々として注文したら
やっぱりなかったという笑える過去が……)
571花と名無しさん:2001/06/29(金) 01:34
イラスト集まで持っている私ですが、小学生の話はつまらなかったので
買いませんでした。
「栗林かなえの犯罪」は買ったけど、一度しか読んでないし。
「誰もいない野原で」の家出した子が髪を染めたり、線路に落としたり(変な文)
どこかで見たことある。
「どっちでもよかった」「理由なんかないんだ」「もっと高くもっと遠くへ」は
よく使っているし。
「グールド〜」はよかったのに、ちょっと残念。
572花と名無しさん:2001/06/29(金) 02:52
関東圏で「いたいけな瞳」コンプしているところ知りませんか〜?(泣)
もう何ヶ月も探しているんですけど、1〜2巻ばっかり見つかるだけ・・・・
2chなので何のお礼も出来なくてあれですが、宜しくお願いします!
573花と名無しさん:2001/06/29(金) 09:58
>>571「小学生の話」って「ぼくだけが知っている」のこと?
私は好きなのになぁ。残念。
っていうか、全体的に何が言いたいのかよくわかんない。
574花と名無しさん:2001/06/29(金) 16:15
>>571が「よくわかんない」ってこと?それなら同意。
「よく使っている」っていうのもよく分からん。
575花と名無しさん:2001/06/29(金) 19:40
本日「瞳子」Get!!
やはり入荷に混乱があるみたい。
青山ブックセンターの新宿ルミネ店は2段の平積み+吉野先生のコーナーに
現行作品コンプ+「栗林」「瞳子」の平積み!
良い本屋だとしみじみ思った・・・・・。
読み終えたら感想描きます。

あと、渋谷Book1stも在庫たくさんあるそうです。
576花と名無しさん:2001/06/29(金) 19:54
私も>>571の言ってる事よくわかんない。
感想も、「よかった」と「よくなかった」だけだし。
577花と名無しさん:2001/06/29(金) 22:22
>572さん
コンプリートでなくてごめんなさいだけど
大井町のブックオフで「いたいけな瞳」の4、6、7を見ました。
入ってすぐ手前、左側の大版コミックスの売り場です。(わかりにくー)
1週間くらい前なので、もうないかもしれませんけれど、一応。

私は「HAPPY AGE」見つからないです・・・。
578575:2001/06/29(金) 22:34
「瞳子」読了。
「月下の一群」の頃の様な感じかなぁ。
最近の吉野先生なのでもっとダークでイタイ(心が)系だと思ってた。
スピリッツだったらダーク路線の方が受けた気がする・・・・。

瞳子のキャラは、今までのヒロインのなかでもかなり好きなキャラ。
淡々としてて、でもハッとする感情描写があって吉野先生らしい良作だと思う。
これで終わりって勿体ないなぁ。

吉野先生と音楽の趣味が合います(当方は後追いだけど)。
ポール・オースター読んだばかりだったからびっくりしました。
とりあえず、大騒ぎして手に入れた甲斐がありました。
579花と名無しさん:2001/06/29(金) 22:37
>>577さん有り難う御座います!!!!
大井町かぁ。よーっし土日だし!

HappyAgeは中野まんだらけで数週間前に複数冊みましたよ。
状態はBくらいですが・・・・。
580花と名無しさん:2001/06/30(土) 01:17
『瞳子』いま読み終わりました。おもしろーい!
キツいこと描けるひとが
話しをハデに展開させないで出来事を日常的な幅におさえてて
だから繰り返して読むとこっちまでなんだか、
まわりに対して嫌悪感を抱くアンテナが敏感になってしまいそう
でもこれ、ヘビーローテーションしそうな予感がする、やだな♪
581D.960:2001/06/30(土) 03:10
>572さん

『いたいけな瞳』、昨日に渋谷のまんだらけで何冊か見かけました。
何巻かは記憶にないんです、ごめんなさい。
たしか三冊はあったと思うな。

『瞳子』は発売日に神保町のブックマートで買いました。
店員さんが親切で、わざわざ探してくださったんですよ。
あした、ゆっくり読もうと楽しみにしています。
582571です。:2001/06/30(土) 13:33
すいません。簡単にまとめたつもりだったのですが...。

「カプートの別荘へおいで」144頁と、「ジュリエットの卵」四巻136頁を
読んでみて下さい。(他にもありますが省略)
それでも「何が言いたいの?」と言われれば、それまでです。
何回もというのは言いすぎでした。ごめんなさい。
言葉一つ一つが印象的なだけに、似たような台詞(エピソード、ト書き?)が
出てくると「えっ」と思ってしまうのです。
私はとても気になったので、皆さんはどうかな?と思って。

あと「ドライアイス」で、鋏の穴に人差し指を入れているのも気になって。
鋏の種類や切る箇所によっては、あたりまえの事なのでしょうか?
美容師の方、よろしければ教えてください。

でも「ドライアイス」は忘れられない話です。
私も勤務中に「かったるいから帰りたいな〜」と思っていたら
親戚が亡くなったと連絡があって早退した。という経験があるからです。
私がそんなことを思わなければ...。と後悔しつつも、、何年も前の事だったので
忘れていたのですが、これを読んだ途端に思い出しました。
今でも誰にも言えません。ここは匿名なので書いてみました。
583花と名無しさん:2001/06/30(土) 14:19
同じこといってるのは何回かあったよね。
憶えてるのは、いたいけの瞳のお手伝いの名前が「白玉」で
上級生にかつあげされるときと、らいちが団地の三つ子にいじめられて
今林君にたちあって、「おまえらが忘れても俺は一生許さない」っていったとこ。
うろおぼえ、ごめん。
584花と名無しさん:2001/07/01(日) 01:41
似た台詞が出てくるのって
ワタシにはおもしろいです
ワザとなのか無意識にやってるのか考えてしまう
狩野と陸がお互いの呼び方を決める会話みたいのが
別のマンガにも出てきたよね
585花と名無しさん:2001/07/01(日) 05:32
>571さん戻ってきてくれてよかった
(私は571の文だけで意味はとれましたよ)。
線路云々は、(前にもどなたか書いてらした言葉で)「古いネタの使い回し」が気になるってことですよね?
(「ジュリエット」文庫で初読なので折角詳細に書いていただいても
ページ数ではわからなくて残念)
586花と名無しさん:2001/07/01(日) 22:42
いや〜、似てると言えばさー、「星の時計のリデル」と「ジュリエットの卵」「樹魔」で
ネームかぶってるぞーというのが・・・
どっちが先かしらんが、あれはぶーけの基調だったのかな?
587花と名無しさん:2001/07/01(日) 23:45
お話の腰を折ってしまってごめんなさい。
ありましたー「Happy Age」!ありがとうございます、579さん。
ずーっと探していたんです。
「ジュリエット」以降の作品しか読んでいなかったので、
随分感じが違うなぁと思いながら読みました。
何というか「私の不幸を愛してくれる人」が必要な人が少ないというか(笑)
舞台と絵柄があっている感じでよかったし、
サー・ロビンソンとジャン・カルロがよかった。(おじさん好き)
吉野朔実作品であんなにおじさんが出てくるのもは意外でした。
前の方に、構想ではもっと長かったらしいという話がありましたよね。
ちょっと残念。
次は「瞳子」かな。


あの・・・中野に「いたいけな瞳」、2,3,6,8ありましたけど、
ご存知でしょうか?
588花と名無しさん:2001/07/02(月) 01:48
瞳子はなんであんな装丁なんだろ?
他のスピの単行本と同じ版型(グールド等)でよかったと思われ。
紐も不要!
まあ、吉野さんの提案ではないことを祈る。
それにしても、作者の経歴は書きすぎでは?
589花と名無しさん:2001/07/02(月) 04:33
う〜ん、ごめんよう、ワタシは『瞳子』の装幀派、
どころか絶賛したいです
値段が高めになるからいけないのでしょうか?
でもあれは
「皿」ではなく「碗」に恋したり
100g一万円のお茶を楽しみたかったり
「普段からつまらないものばかりたべていると大学なんぞに落ちる」
てなことをヒッキーのはじまりみたいな人たちがやってるようなお話しなんで
なかなか内容に合ってるデザインだと思いますけど・・・
590花と名無しさん:2001/07/02(月) 05:39
>>589
書籍扱いになったのって、その装幀のせいかな?
入荷が混乱したし・・・・。
といって好きだけどね。

ヒッキーの始まりというか、ニューアカデミズムとかポストモダンとか。
ファンシィダンスの裏(表か?)って感じだなぁ。
591花と名無しさん:2001/07/02(月) 17:16
スピルバーグの話題作「A.I」 を見たのですが、
映画板とか見ても 共感できるカキコがなかったのでここに書いちゃいます
私には ただ、「愛は何も救えない」と言ってる映画だという気がして泣けました
ちょっと「カプート・・・」の一節を思い出し、しみじみ・・・・
吉野朔実節の解説聞きたいなあ、どこかに書いてたりします?
592571です。:2001/07/02(月) 17:38
>583さん
私も、それ「う〜ん」と思いました。

>584さん
そういう考え方もあるんですね。参考になります。

>585さん
理解して頂けてよかったです。ありがとうございます。
嬉しくて泣きそうです。
ちなみに「ジュリエット」の箇所は、15話「bye bye Spring」の
水「母ちゃん連れて 金沢へ帰る」という台詞あたりからです。
(文庫は持っていないので)

装丁の話が幾つか出ていますが、私は表紙よりも中の赤とピンクの
見開き頁を見て「なんだ〜これは!」と思いました。
今までは淡い色が多かったので。
逢坂みえこさん「ベルエポック」(だっけ?)の、少年誌の表紙を
決めるという話を思い出しました。
593579:2001/07/02(月) 19:45
>>587さん
給料出たので速攻で行ってみました!<中野まんだらけ
2、3、6、8巻がありましたが、駄目元で棚の上を眺めたら、
コンプセットもありました!
1、2巻持ってるのに、コンプ買いましたよ。
踏み台取りに走る間に誰かにとられるんじゃないかと焦りました(笑)。
一話読むごとに「すげーっ!!!」と叫んでしまいます。素晴らしすぎ。
古本って、こんな作品読ませてもらってるのに吉野先生にお金が行かないのが厭ですね。

ついでに「グルーヴィナイト」もGet!
残すは「王様のDinner」のみ。どこにあるんだろう・・・・。
594花と名無しさん:2001/07/02(月) 20:54
「瞳子」読了。
せっかくの祖父江さんの装丁に見合ってない内容が悲しい。
モラトリアムの甘えっ子をそのまんま描かれても、こちらはイライラするばかり。
595花と名無しさん:2001/07/02(月) 22:13
いなかなので本日入手。しかも店員、落としやがった。。
太い線がよいと思いました。
しかし、帯の「女流漫画家」っていらんじゃろ。。
596花と名無しさん:2001/07/02(月) 23:56
>>594 前に誰かも書いてたけど、
私も「瞳子」のキャラクターがあんまり好きじゃないです。
フラフラしてても家族も自分を理解してくれる趣味の合う友人も愛してくれて、
それで何がまだ足りないの?と言いたくなる。
(現実にそういうことはあるんだけど、瞳子には共感や理解ができない)
つーか、女友達はできないだろう、瞳子。
597花と名無しさん:2001/07/03(火) 00:09
>465
大変遅いレスですが、「栗林」の水族館をお探しとのこと。
海沿い,海月水族館,張り紙をして休館した,古い(レトロ)の条件から
江ノ島水族館ではないかと思います。
子供の頃行って、「くらげばっかり...」と思いました。
しばらくして行ってみたら、張り紙休館中でした。(漫画と同じ!)
記憶が曖昧だったので母に確認したところ、「イルカショーも見たでしょ!
ペンギンもいたでしょ!」と怒られました。
なるほどHPを見てみたら、一号館から三号館までありました。
(別館だったので、違う水族館だと思っていたのです。ははは。)
それと改装もしくは建て替えをしたので、当時とは全く違います。
昔はもっと素っ気ない感じでした。
その記憶は20年以上前のものですから、仕方ないですね。
改装前の一号館がモデルでは。というのが正しいのでしょうか。
以上、年齢がバレバレのレスでした。
598花と名無しさん:2001/07/03(火) 11:15
ただ綺麗なものが好きなだけでは人間、エラくなんかちっともないんですね
瞳子に共感してしまう(モラトリアムの甘えっ子?)身としては
いろいろ勉強になりました
狩野とか毬花とかも見方を変えればそういう面もあって
(飴屋兄妹は甚だしく壊れてましたけど)
美意識だけはある不適応者のみっともない面がうまく出てるのが
『瞳子』の美点なのでは?
599花と名無しさん:2001/07/03(火) 11:33
「ジュリエットの卵」などだと、>>598さんの指摘、なるほど〜というカンジです。
多分「瞳子」でもそういう風に描きたいのかなぁといわれると納得。
でも瞳子が全然みっともなくないから、
多分、「瞳子」がちょっと…という他の皆さんもいるのでしょうか。

もしかしたら、単行本で読むと違うのかしら。私は連載時に読んでたくちです。
600465:2001/07/03(火) 13:39
>597さん
丁寧にご説明いただいてありがとうございます!
古いままの一号館にはもう行けないんですねえ。

「瞳子」購入。読むのが楽しみです。
601594:2001/07/03(火) 19:39
>>598
みっともない面はよく出てるけど、
毬花や狩野や蛍のような外界との葛藤もないので
不適応者の馴れ合いが肯定されてて何かもどかしいんですわ。
リアルっちゃぁリアルなんですけどね。
あの装丁がそんな主人公を不当に美化しているようで、
もっと普通にポップな装丁だったらこんなに拒否反応無かったかも。
602花と名無しさん:2001/07/03(火) 20:33
>595
激しく同意!
いまどき小説でも「女流」って敬遠されるんじゃない?
アホな書店は「女流作家」とかって棚分けたりしてるけど。

瞳子の母親との葛藤の話が気にいった。
うちは母親ていうより、祖母なんだけどね。
現実に適応しきってる祖母と不適応な自分との葛藤・・・。
603花と名無しさん:2001/07/03(火) 21:06
そうそう。瞳子の価値観が決定的に受け入れてもらえない、ってことがない。
少なくとも彼女の周囲では。
「少年は荒野を目指す」の焼き直しのような(「少年は」の方がいいけど)3人組関係もイヤだった。
604花と名無しさん:2001/07/03(火) 21:44
吉野朔実はもうおわった・・・。
605花と名無しさん:2001/07/03(火) 22:17
>>604
理由も書かずに簡単にそういうこと言うのよそうよ・・・
606花と名無しさん:2001/07/03(火) 22:17
そう?
まだ終らんよ!って感じがする。
607花と名無しさん:2001/07/03(火) 22:20
606です。
605をみてませんでした。605に同意。

「瞳子」「グールドを聴きながら」「栗林かなえの犯罪」を読んでみて面白いっておもいましたので。
608花と名無しさん:2001/07/04(水) 04:04
絶対に終ってはいないのだけど、
集英社時代はまぎれもなく「日本で一番凄い漫画を描く人」だったけど、
今は、「良い漫画を描く大勢の作家さんの一人」になったと思う。

今のも結構好きだけど、人に吉野朔実を奨める時には「いたいけ」とか「ジュリエット」だと思うし。
609598:2001/07/04(水) 05:06
>594さん
装幀と中味のギャップは祖父江さんのいじわる、というか
良く出来た冗談(皮肉)だと受け止めまして
読みながらウケてしまってました

>装丁に見合ってない内容
って、「内容」は「装丁」より先にあるものですし。

ところで「瞳子」嫌いのみなさまには
「森澤のお母さん」ってどういう風に見えるのでしょうか
私は彼女の持っている性質がうらやましくて「いいな」と思います

610花と名無しさん:2001/07/04(水) 07:42
明日の気持ちなんてわからない
人の気持ちはきっかけしだいでどうにでもころぶ

吉野さんのまんがに学びました。
611花と名無しさん:2001/07/04(水) 12:19
吉野作品は主人公は嫌いでも
ネームやモチーフ、エピソードに惹かれて読むことが多いので
瞳子だけ特別風当たりが強いのに驚きました
(価値観の否定がないというご意見はわかりますが)。
実はもっとひどい想像をしていて
「文句言うために千円出すのは惜しいなーやめようかなー」
と思って買ったら面白かったので(笑)。
612594:2001/07/04(水) 23:47
598さんレスどうもです。

>>609
>って、「内容」は「装丁」より先にあるものですし。
もちろんそうです。書き方が悪かったですかね。
「内容にふさわしくない装丁」と言い直しましょうか。
そうか、あれは祖父江さんの冗談だったのか……

>「森澤のお母さん」ってどういう風に見えるのでしょうか
瞳子の理想像。しかし、彼女の足許にも及ばない自分を自覚する風でもない主人公。
いかん、またグチってしまった。もうここまでにしておこう。
プチフラではいい作品が出てきてるしね。
613花と名無しさん:2001/07/05(木) 00:13
瞳子読みました。
なんか、青春モラトリアムはもういいよーと感じました。
たんに耳が痛いだけかも・・・

私は、吉野作品は、いたいけな瞳が一番すきです。
短編に関しては、あれでだいたい持ちネタ出し切ってるのでは?
いたいけだけが、断然好きと思うのは、読んだのが中学生で多感な時期だった
ため印象が強いからか、それ以降色々本読んで、目が肥えたからか、単純に今
作者が失速ぎみなのか・・・

>>608さんの意見が私の今の見解に近いです。
614花と名無しさん:2001/07/05(木) 00:25
615花と名無しさん:2001/07/05(木) 02:35
ああ、でも本当に吉野朔実終わったかも…
自分の視界の外に存在し、見る事ができなかったり、気付かなかった景色や
情景が見たくて熱心な読者をやってました。でも、ここ2〜3年、私の視界
が吉野作品によって広げられた事はないです。読む度に、またか、の連続で
した。しかも『瞳子』に至っては、始めて、でも本当に不愉快な気分に陥り
ました。
吉野さんがダメなのか、わたしが大人になれたのか、どっちにしろ吉野作品
を心待ちにすることは、もうないでしょう。ちょっと複雑ですが…
616花と名無しさん:2001/07/05(木) 03:46
100円ショップの皿大好きだし(7万円で700枚!!)、お茶だって
飲茶楼で十分(苦くないんだよね)、ディズニーランドにだってこないだ
行ったばっかの人間としては、瞳子ムカつくんだよね。悪かったね、審美眼
なくてさ。でも、自分の金で買ったんだよ。オレの持ってるオザケンの1st
アルバム貸してやるよ。このままじゃ、ホント友達増えないぞ。え、それで
いいの。やばいんじゃないの、そう言っちゃうの。
617花と名無しさん:2001/07/05(木) 20:25
渋谷のBOOK 1st.で吉野朔実サイン会!
7月29日(日)15時から、BOOK 1st.B1F特設会場にて。
今、5Fで「瞳子」か「こんな映画が、」を買うと先着100名に整理券をくれます。
本日の18時現在で49番目でした。まだまだ間に合いますよ!

「こんな映画が、」はPARCO出版から出た映画エッセイです。
618花と名無しさん:2001/07/05(木) 23:54
いいな〜
東京なんていけないよう・・
619花と名無しさん :2001/07/06(金) 00:14
「瞳子」・・・・想像してたんと全然違う話だった。なんか「少年は荒野をめざす」のオマケ漫画(作者の日常ネタ)のような雰囲気に「・・・・。」だった。
それにしても「絵」が予想以上に終っててショック!!!あの太い線は何??あぁ。。。。
620花と名無しさん:2001/07/06(金) 00:22
>>617-618
29日はフジロックに旅立ってます。東京に居たってこんなもんっすね・・・・・。
621花と名無しさん:2001/07/06(金) 00:49
>>617
もう一日早く知ってれば・・・(T_T)
明日、明後日は仕事なの。
他の日のサイン会情報あったらお願いします>ALL
622花と名無しさん:2001/07/06(金) 00:53
あとがきの80年代後半はちがうとおもった。
それって「少年は荒野をめざす」のころだーね。
623花と名無しさん:2001/07/06(金) 00:55
私作者の顔知らないんです。写真も見たことない。
あれだけの審美眼のある世界を作ってる方なので、
勝手にイメージが先行してます。
だから行かないで自分だけの吉野ワールドを維持するという考え方をすることにします。

誰かも書いてたけど、
小林少年みたいなやつと、ちょっと真面目入ったやつと、エキセントリックな女。
ホント「少年は荒野をめざす」編成ね。
女の子の友だちと接している瞳子ってどんなかな。
624花と名無しさん:2001/07/06(金) 02:03
瞳子(書名でなく人物ね)に対して吉野さん自身はどういったスタンスをとって
いるのでしょうか。
肯定しているのか、どなたかが書いていらした様にみっともないと考えているのか、
はたまた、作者の分身なのか。私の読みが浅く、イマイチ判断に苦しんでいます。
あとがきより、どうしても瞳子=作者自身というあんまり嬉しくないイメージが
浮かんできてしまうのですが…
625花と名無しさん:2001/07/06(金) 03:41
>>624
当たり前だけど、当時の仲間のエピソードも入ってるだろうし 、
作者本人の感情や思い出も入っているだろうし、
吉野さんから見た、+評価も-評価も入ってるでしょう。フィクションってそういうものじゃない?

特に途中からはノスタルジになってきてるし、そういうノスタルジな作品で
-評価部分わざわざ叩く必要もないし(ていうか叩くような作品だったら読みたくもない)。

連載時にちょうど80年代中期リバイバル(結果論だが、こけた(笑))だから編集の意向で
男性誌のスピリッツでサブカル系のお洒落を描いたんじゃないかな(俺の推測だけど)。

現代文化史最大の暗黒のあの時代の中で、
DCブランドやアメリカ産業ロックに行かずに(笑)、
当時の文化背景や感覚の今でも面白いところをよく描けてると思うし。

俺は単なるロック好きでこの時代を後追いで(ロック側から)勉強しただけなので、
ずれてるかも知れないけど、それは勘弁(笑)。

勘の悪いマーケティング主義の小学館でなくて、比較的作品主義の講談社系の青年誌で
自由に中編の連載を読みたいと思う。
626花と名無しさん:2001/07/06(金) 10:13
しかし80年代後半なのにクリムゾン来日ネタって?
627花と名無しさん:2001/07/06(金) 10:24
あれ?beatの時あたりに来日しなかったけ?(うろおぼえ)
628花と名無しさん:2001/07/06(金) 11:17
『瞳子』ネタで盛り上がっている、と言って良い状況なのではないですか、今。
「不愉快さ」も「面白さ」のひとつだと私は思っています
世界にはより美しいもの、より美味しいもの、より気持ちの良いものがあって、
結果としてそれが価格に反映されてしまうのは避け難いことで。
高価だから「良い」のでは無いけれど
「良い」から高価になってしまうものがある、
そして「良い」ものたちからの距離というものは
人それぞれの運命やら努力やらの結果としてあって
その距離を見ないように無駄なエネルギーを注いでしまってたりすると、
「2回も大学なんぞに落ちたりする」ことになるんじゃないかなあ
("なんぞ"に傍点ふりたい)
てなことを思わせる、森澤母の台詞が好きです

>616さん
オザケンの1stアルバムを聴くとどうなるのですか?
629花と名無しさん:2001/07/06(金) 12:10
「やりたくないことはやらなくてよい」
この辺の台詞が好きです
630花と名無しさん:2001/07/06(金) 14:36
>617 情報サンクス。
 自分が整理券を得た時点では(6日、11時頃)あと40枚くらいあったのでまだ間に合うかも。
 7月1日から配り始めたそうなので単純に計算すると10日、11日あたりで配布終了か?
 ブック・ファースト渋谷店 03-3770-1023 朝は10時から

 森澤母、瞳子の可能性、もう一人の年齢を重ねた瞳子、神に愛された瞳子。
631花と名無しさん:2001/07/06(金) 18:22
>>625
>勘の悪いマーケティング主義の小学館でなくて、比較的作品主義の講談社系の青年誌で
>自由に中編の連載を読みたいと思う。

そう?小学館の方が作家を大事にしてると思ってた。
雑誌にもよるんだろうけど。
少年マンガ誌だったらマガジンよりサンデーの方が、
少女マンガ誌だったらフレンドよりプチフラワーの方が作家主義だと思ってたよ。
青年マンガ誌ではスピリッツよりモーニングの方がいいのか?
632花と名無しさん:2001/07/06(金) 19:06
そうかあ、フィクションだものねえ。どうも、吉野作品を引いて読めない、というのか、
作家として以上のなにかを、吉野さんに期待してしまっている自分に気付きました。
(どうも自分はそういった期待に耐えうる表現者ばかりを好んでしまう、困ったファン
なのかも。信者だったんですねえ・・・、ヤだな。)
ただ、「瞳子」は外部と接触し葛藤する(せざるをえない)状況に陥ることがなく、
好きなものだけに囲まれたユルく停滞した生活が否定されないという、吉野作品(短編は除く)
にはかつてない(あるのかなあ、読めてないのか)展開ではあると思います。そこに
とまどっている人も多いんではないでしょうか。

う〜ん、一般人の一読者として出版事情を考慮に入れて作品を評価する必要があるのか、
それってちょっと気持ち悪いと感じてしまうんですが。
633花と名無しさん:2001/07/06(金) 19:41
気持ち悪いは言いすぎだけど偏った見方ではあるよね。
まぁ、それは自覚してらっしゃるようだし。

しかし、編集の注文に応えて80年代のサブカルチャーを
作者の趣味に沿って綴っただけじゃ、それは誉められる作業なのか?

ただ、青年誌では今までと勝手が違って大変だったろうなとは思う。
お得意の文学少女向け表現を抑えた結果、
主人公に共感しづらい作品になったってことかな。
634花と名無しさん:2001/07/06(金) 20:43
今後どのようなのを期待しますか
635花と名無しさん:2001/07/06(金) 20:47
>>631
小学館は作家に無断でネームや絵を直すことがあります。
訴訟を起こした作家も過去にいます。
作家を大事にしているようとはとてもみえない。
636631:2001/07/06(金) 21:18
それは知らなかった。教えてくれてありがとう。
637花と名無しさん:2001/07/06(金) 21:39
そういや小学館のネームってやたら句読点がついてる。
638花と名無しさん:2001/07/06(金) 21:47
とりあえずスピリッツ編集は過去のぶ〜け編集ほど吉野作品を理解してないかも。
少女漫画からスピリッツ行った人で「良い!」と思えた人がいない。
(佐々木倫子も本人の才能の限界か編集路線のせいかは知らないけどマンネリ)
639花と名無しさん:2001/07/06(金) 22:18
>>628
>>616ではありませんが、オザケンの「犬は吠えるがキャラバンは進む」を聞くと
もう吉野朔美はいらないや〜ってなります。この人はどこへも行かない人なんだもの。
誰かをどこかに連れて行くこともない。

意味なんて何もないなんてとばしすぎた僕のジョークさ・・・・
640625:2001/07/06(金) 22:35
>>632-633
うん、確かに気持ち悪かったな(笑)
仕事が企画屋さんなんですよ。俺・・・。
スピリッツ&ヤンサンは何か編集会議が透けて見えるんだよなぁ。
いや、そういう目で見ようとしてるのでなくて、あまりにも「???」な
企画で始まるので唖然として「何があったんだこれは・・・」って思っちゃう。

スピリッツやヤンサンが作家を大事にしていたのは95〜96年くらいまで。
青年誌編集部一新で(雑誌の雰囲気があからさまに変わったし、編集長も代わった)
おかしなマーケティング主義に走って、意欲作打ちきりや萌え路線やパクリが目立つようになった。
モーニングやヤンマガは、いくつか実験作や新人登用を残してると思う。
実際作家を大事にしてるし。ただ大事にしている証拠に終ってしまった漫画家にいつまでも枠を
与えて読者を鬱にさせる(笑)(→漫画板のモーニングスレ参照)
641625:2001/07/06(金) 22:43
ごめん。>>631 >>638
も含む。

ちなみに俺も吉野さんには一漫画家として以上のものを勝手に求めてる。
少女漫画に手を出すきっかけになったのも吉野作品だし。

「瞳子」批評がいろいろあるので、80年代モノをやろうとしてて
そのコンセプトの中では、よく趣味良くまとめてると思うんだ。
拒否反応はあの時代背景だろうし(笑)。

言いたかったのは「時代を描いている作品」の「時代」を責めるのは
ちょっと違うとおもう。
時代劇批判に「江戸時代嫌い」っていうような感じがするので・・・
642花と名無しさん:2001/07/06(金) 23:17
まあ「瞳子」は半自伝って事で読めばよろしいんでないかな?

>>627
Three of a perfect pairの後に来日して解散、が85年くらいだったよーな。
それより問題はあの頃のクリムゾンを喜び勇んで観に行く彼女らの感性かも(ワラ
まあニューウェーブ文脈なら80年代クリムゾンもOKだったのかなあ…?

激しく板違いなのでsage。
643花と名無しさん:2001/07/07(土) 00:25
でも、小学館に脅されてムリヤリかかされているわけではないんでしょう。
そこには本人の選択も働いているはず。
だってあの吉野朔実だよ。
作品として普通に本屋で売る以上、全ては作者の表現として評価すべき。
そうでなければプロに対して失礼だと思う。
644616:2001/07/07(土) 01:22
>>628さん
♪ ありとあらゆる種類の言葉を知って 何も言えなくなるなんて
 そんなバカなあやまちはしないのさ! ♪♪   BYオザケン 

 なぜバカか分からなくてもOKな人・・・
     金持ち。才人。ありとあらゆる種類の言葉を知っている人。
     これから神様に選ばれる確信のある人。死んでもいい人。

自分は以上の条件に当てはまらず、美意識を最優先に生きる事は不可能と知ってしまった。
残酷だけどね。


>>639さんへ
彼が行方不明な今となっては、どっちがジョークなのか分かんなくなっちゃうよねえ。
戻ってこい、オザケン!!
645花と名無しさん:2001/07/07(土) 03:22
オザケン好きだし「犬」も名盤だと思う、今もよく聴くけど、
だからもう吉野朔実いらないやとはならないなあ。

ワレワレとあなたが言ったそのワレに私のことは含めないでね って感じ。
646632です:2001/07/07(土) 03:56
>>625さん
たとえ、うまいですね。
やはり、私は80年代がイヤなんでしょう(当時私は田舎の子供で、知識として
80年代を知っているにすぎません)。みんなも恥ずかしいって言いますしね。

私自身は吉野さんに時代の断片を切り取るという才能を期待してはいません。
時代劇や回顧録は、嫌いではないのですが、そこに介在する作り手の視点、
これを読み取りたいタイプの面倒臭い読者なんです。
懐かしがったり、雰囲気を楽しむ余裕を私はまだ必要としていないようです。
ちょっと前のめりな子供なんです、きっと。つまづいちゃうかな。

丁寧な解説、どうもありがとう。
647花と名無しさん:2001/07/07(土) 04:00
オザケン話もスピリッツ話も時代背景話も、いろいろ出てますが…
私は難しく考えようとすればいくらでも深くなれるけど、サラっと読んでも心に響く、
そういう吉野作品が好きでした。
ぶ〜け連載中の一連のはそんな感じです。
でも「瞳子」に限って言えば、サラっと読んだ時にどうしてもひっかかりを感じてしまい、
それ以上深く読むのも面倒くさい感じになってしまったのが残念。
648花と名無しさん:2001/07/07(土) 06:27
オザケンの名も出てきたし
同じ80年代つながりでいうと岡崎京子の『東京ガールズブラボー』の金田サカエ、
サカエぐらいおバカに瞳子のことを描写してればこんな反発は呼ばなかったのでは?
サカエちんはみんな(読者)に結構愛されてた気がする
岡崎さん、どこかであのころ自分はバカでしたとか書いていていて
サカエが分身みたいなとこもあるし。
吉野さんはきれいなことをつくりあげていくひとで
オカザキのようにホントのことをえぐっていくタイプじゃないので
瞳子の言動に対して甘さが見えたりするのかも?
649花と名無しさん:2001/07/07(土) 15:33
何を好きなのかは人それぞれ、全くの自由!!それ自体に正誤はない!!
ただ、他人の趣味を自分の価値基準のみで断罪するのはどうかなと。
趣味が合わないからって「神様に選ばれていない」なんてやっぱりごう慢。
さらに、百歩譲って思うだけなら自由。
だけどそれを(馬鹿にしたような)態度で示すな。
というのが瞳子(と、私の知人。なんか似てる)に言いたいこと。
650花と名無しさん:2001/07/07(土) 17:25
信者としては、何もそこまでけなさなくても、と思う。
充分面白かった。
651花と名無しさん:2001/07/07(土) 23:47
信者と自覚しつつ、諭されても??
けなしてる訳じゃなく冷静な意見だと思うし、私は面白いけど?
ま、人それぞれと言えば、それまでですが。

私も瞳子は、皆様言ってらっしゃるのとほぼ同じ理由で苦手。
あと、オースターモチーフの話とか、ちょっと恥ずかしくなってしまった。
そこでオースターかあ、うーんまあ、いいんだけど。。上手く言えないけど。
思春期の子が「私ってこんな本読むのよ」って言ってる
感じがしてしまった私はひねくれすぎ?
もうちょっと深く上手に取り込めそうな人なのになあ。
本も沢山読んでそうだし。
652花と名無しさん:2001/07/07(土) 23:47
80年代後半の設定・・・・。
その頃ボウイーは自覚のないおっさんだったし、ヘルツォークや寺山はひとつのアイテムになっていたと思う。
80年代前半、私もイーノだのトーキング・ヘッズだの聴いてたけど、友達にもそういうのいたけど、一緒に聴くってのはなかった。
誘われたら断っただろうし、断られてたと思う。
そこらへんがとても気持ち悪いのですが、気にならない?
653花と名無しさん:2001/07/08(日) 12:13
なんとなく話の大筋から離れたところで嫌悪感をもっているようですね。
木を見て森を見ず、のような気がします。
非難ではないので軽く流してください。
654花と名無しさん:2001/07/08(日) 14:24
既出だったらごめんなさい。
ジュリエットの卵の4巻っていつ出るの?
655花と名無しさん:2001/07/08(日) 14:50
>>654
はぁ?
文庫のこと?・・・・だろうけど。
『ジュリエットの卵』小学館文庫全三巻
656654:2001/07/08(日) 15:20
>>655
あれって3巻で完結なんですか?
知らなかった まだ続きがあると思ってました。
すっごい勘違い。
657花と名無しさん:2001/07/08(日) 15:42
>>654
おーい、大丈夫かあ? ちょっとなごんだ(笑)

瞳子は>>653のいうところの「木」、重要よ。
「木」、こそ見せたいっぽい、なんていったら言い過ぎ??
658花と名無しさん:2001/07/08(日) 16:13
私は自身にセンスがないけど、瞳子は好きです
(趣味にうるさくて人を見下す同窓生のことを思い出したのは
作品読後ではなく、ここを読んでからです)。
小林や「僕だけが・・・」のそばかす少年がバカ扱いされてる(彼らはコンプレックスを感じていませんが)ので
人を自分より下に見るキャラが出ることに慣らされているのでしょうか
(すがのもかいどうちゃんも好きですよ)。
自分の価値観を否定されて傷つくエピソードは三つ編み時代の瞳子にならあったのかも知れません
(で、長髪の少年の部屋に逃げ込んでは過去作品と一緒になってしまいますが)。
しかし感想レスの数で「瞳子」に負けて短編好きとしちゃちと悔しい(笑)。
659花と名無しさん:2001/07/08(日) 17:42
人気の無い瞳子。

でも蛍よりはすき。
660花と名無しさん:2001/07/08(日) 19:20
小林少年や北村に対しては、作者の愛が感じられる。
理屈の暴走を阻む堰の役割を担っている彼等が、大好きですよ、自分は。
661658:2001/07/08(日) 22:37
>660さん
小林(私も好きです)への作者の愛は私にもわかりました
(「僕だけ」はまだそこまで読み込んでいないので北村くん?はわかりません)。
ひきかえ、瞳子のお母さんキャラには愛が感じられないからダメってご意見なら納得しました(アリガトウ)。
662花と名無しさん:2001/07/10(火) 01:54
私も小林や北村好きだなー。なんだかんだ言ってもこういう人が一番強いと思う。
(「ぜろよん」と「死者を悼む」時の北村は暴走しすぎだったけど。)
663花と名無しさん:2001/07/10(火) 12:42
私も螢嫌い。(毬花も狩野も)
ぼ〜、と無自覚なのが苦手です。
その点、小林君いいですよね。
側にいると楽しそう。
664花と名無しさん:2001/07/10(火) 20:30
『瞳子』面白かった。瞳子自身はそれほど好きになれなかったけど、
主役3人が知り合うきっかけが「鴛鴦歌合戦」というのが良かったなあ。
665花と名無しさん:2001/07/10(火) 22:56
このスレ今日まで知らなくて大後悔。サイン会行きたかった。
「瞳子」はずいぶん不人気みたいですが,私は自分の若いころの
イヤな部分が瞳子と重なっていて(特に母親へのスタンス)イタタ…
と思いながら不愉快(←自分に対して)&面白い気分で読みました。
ただ,絵柄が荒い感じになったのが残念です。あれはつけペンではなく
ピグマみたいなので描いておられるのでしょうか。
ジュリ卵あたりから表紙絵でマジックを使ったような絵を描いておられて
あれはあれで好きでしたが,やはり本編は繊細な線の方が好みです。

でも長編が読みたいですね。月イチ連載は体力的に大変かもとも思うけど。
666花と名無しさん:2001/07/11(水) 04:46
これだけ長く漫画かいてて、未だに絵が変化するなんてある意味凄い。
現在のも完成度高いと思うのですが、やはり私も好き嫌いで言ったら「僕だけが〜」
の1・2巻あたりで、とどまって欲しかった。
667花と名無しさん:2001/07/11(水) 10:27
私もぶ〜けのカラー表紙なんかで見る太い線の絵は好きでした。
でも本編までそうなると、複雑…
668花と名無しさん:2001/07/11(水) 13:34
ぶ〜けに守られてたのかな。そんな感じした。
つーか私はぶ〜けがあってホントによかった。

吉野ネタとはちょっとちがうか。
669名無しさん:2001/07/11(水) 15:10
こないだエンターブレインとゆう出版社から出た「20世紀 少女マンガ天国」
読むとさ、500本の少女マンガが出てていろんな事わかるよ。
吉野先生の特集ある
黄色い表紙で1400円だった。おすすめ!
670花と名無しさん:2001/07/11(水) 15:14
ミリペンの線はそんなに気にならなかったけどな。
不遜なモラトリアムを赤裸々に描いて
読者のイタイところを突くのが「瞳子」の狙い?
671花と名無しさん:2001/07/11(水) 18:02
そうか、確信犯だったのか。
吉野ファンイタイの多そうだからな。
かつて自分も思い当たる。
ファン思いのいい作家だね。
672花と名無しさん:2001/07/11(水) 23:00
私は少年(青年?)誌であえて
いつものような繊細な美少女ヒロイン(瞳子も私の目には可愛い顔に見えますが)が
男性に頼る話を描かなかったところに笑ったのですが・・・。
(美形キャラが少ないのは、やっぱり男性向けだなあと思いましたが)

「僕だけが」「恋愛的」のカラートーン表紙好きです。
673花と名無しさん:2001/07/11(水) 23:12
「いたいけ」はやはりもう売ってないのか〜!
2年前なら書泉ブックタワーに全巻揃えてあったのに・・・
あと「瞳子」ってもう出てるんですね。完全に乗り遅れた。買ってきます。
それにしてもなんか80年代の話になってますがそういう設定なんでしょうか。
クリムゾンってキング?CMで曲流れてるね。あれはいい曲だ。あぁ無駄に長文許して。
674花と名無しさん:2001/07/12(木) 00:14
「瞳子」読みました。あれってあれで終わりなんですか?
まだ続きそうな感じ。
私・・・森澤くんのお母さんが恐い。
675イタイの:2001/07/12(木) 05:22
それはワタシです。
676花と名無しさん:2001/07/12(木) 12:16
遅レスご容赦。
>>641,>>646
80年代に嫌悪感を持って「瞳子」を批判してる人は
あまりいないと思われるのだが、論点ずれてません?
677花と名無しさん:2001/07/12(木) 23:14
うん。ずーっとそう思ってた。
っていうか、80年代にはまだ子どもで、
ああいうカルチャーを共有する世代じゃなかったのでその辺では平気だった。
結局ここでは、そうか、(嫌いな)自分はイタイのか、で終わっちゃったけど。
多分この時代のああいうカルチャーを共有してた人にはそこが「イタタ」だったのかも。
80年代にあの冷めっぷり、あのひここもりっぷり、そう考えるとヤバくないですか?
678花と名無しさん:2001/07/13(金) 00:31
え?ここでは「瞳子」を嫌いな人はイタイって意見が主流ってこと?
私はずっと、逆に「瞳子=イタイ」って認識かと思ってたけど。
あと、677さんは676さん曰く
「あまりいないと思われる、80年代に嫌悪感を持って批判」してる人なの?違うの?
私がアホなのか、677の文章の意味が全然わかんないのですが。
679花と名無しさん:2001/07/13(金) 01:21
私もはなしの流れから、「瞳子に共感=イタイ」だと思うよ。
賛成か反対かは、別として。
あと、「瞳子」は80年代の空気感を描こうとした作品、ていうのも、1つの
読み方ではあると思う。私も信者として(イタくないけどね)、この良心的な
解釈にすがりたいもん。
680花と名無しさん:2001/07/13(金) 02:42
「80年代の空気感を描こうとした」だけの作品になんの意味があるんじゃ〜。
年寄りの回顧録じゃあるまいし。
681花と名無しさん:2001/07/13(金) 08:02
ひさしぶりに来たらオザケンの名前が・・・・・
んじゃー、吉野朔実と村上春樹ってどうなんだろ?
全然関係なかった?
スマソ。
682花と名無しさん:2001/07/13(金) 08:39
ふうん。あんまり年代とか考えなかったや。
683花と名無しさん:2001/07/13(金) 11:07
村上春樹というと「ぼくだけが知っている」で「ノルウェイの森」
出てきましたよね。合田くんが遠足に持っていこうか
今林くんに相談するところで。
684花と名無しさん:2001/07/13(金) 15:08
瞳子にイタさを感じられるならちょっとはましになるきっかけになるはず
でもあんまり等身大で読者を何処にも連れてかないように読めるとしたら
それは自殺しちゃった芥川龍之介や夏目漱石の不毛を受け継いじゃってるからかも
高校時代にハマってたって本についてのエッセイで描いてらしたし
(ワタシは『こころ』読んですごい技術で書いてあるのかも知れないけど
なんてくだらない人達だって思いましたもん)
そんな不毛を越えようとするならオザケンみたいになるしかないんでしょうけど
小沢健二ってのが希有な存在なんだからなー比較するのもちょっと
バランス悪いと326みたくなるし(←ごめん、これ個人的見解)
685花と名無しさん:2001/07/13(金) 17:37
瞳子は、評判悪いですね。私も正直、戸惑ってます。

ただ吉野さんて、自意識からの脱却・他者を受け入れる勇気、の必要性・必然性を
延々と描いてこられた作家さんじゃないかと思ってます。
(それらを受け入れられないのなら、死を選ばせるという残酷さをもって)
だからこそ、当時コドモだった私達は衝撃を受け、涙したんじゃないですかっっ。

そんな吉野さんが今さら、コドモであることをを肯定するような作品を描くはずがない、
なにか別に読み方があるはず(分からないけど)、と信じているんですが・・(盲信?)。
686花と名無しさん:2001/07/13(金) 17:49
うーん、80年代後半の空気を上手く表現してるとは特に思わないけどな。
ディティールのネタとして採用してるだけって気がする。それも作者の趣味の範囲で。

描きたかったのは、あとがきにもあるように「社会生活非適合者」なのでは?
それに共感するかしないかで読者が分類される仕組みになってるってのは言い過ぎかな。
リトマス試験紙のように。暴論だけどさ。

最後までこの主人公って非適合者のままなんだよね。
「そうそう簡単に適合できないよね」って語りかけてるようでもある。

ちなみに私の場合は、かつて非適合者だったので「あ〜そういうキモチあったあった」
って面白い部分はあったけど、社会にもまれて少々適合できた(つもり)の今では
「でもそこから一歩踏み出せよな」って主人公に言いたくなった。
687花と名無しさん:2001/07/13(金) 18:23
ぶ〜け→プチフラワーの移動を吉野朔実は出世と考えているのだろうか?
考えてんだろうな…あんなプライドだけ異様に肥大した中身スカスカの雑誌に
今更参入してどうするつもりだったんだろう。終わってる?終わってるな…。
688花と名無しさん:2001/07/13(金) 18:30
「ぶ〜け」が無くなっちゃたんだから、
他の媒体を見つけなきゃしょうがないじゃん。
「ヤングユー」とか「オフィスユー」とか集英社の他の雑誌にも
描いてたけど、イマイチ実力を発揮できなかったようだし。
「プチフラワー」は現状で最良の選択だと思うけどな。
689花と名無しさん:2001/07/13(金) 18:55
っていうか一番イタイのは、「『瞳子』読めるよ」っていう人を
「イタイ」とかと、てめぇの価値観で一方的に断罪する精神だ。
何様のつもり?他人を断罪できるほど偉いの君は?

個人で「嫌いだな」って言ってればいいじゃん?
なんで『瞳子』肯定派をわざわざ貶すの?
作品批評は良いけど、読者をかってにカテゴライズしてかってに非難する書き込みに閉口。
690花と名無しさん:2001/07/13(金) 19:11
689はどの書き込みに脊髄反射してるんだ?686に対してか?
691花と名無しさん:2001/07/13(金) 20:18
うわっイタイのが釣れてるぞ。晒しage〜。
692花と名無しさん:2001/07/13(金) 22:35
「瞳子」の楽しみかたって、確かに色々とあるだろうけれど、もしその共感部分が、
「肥大した自意識からくる他者への優越感」であったら、それは後々「イタみ」と
して必ず自分に返ってきます、ていうか致命傷になる。

ということをかつて自意識過剰だった少女&少年が、アドバイスをしているんだと
思うよ、けなしてんじゃなくて。「イタイ」ってことは成長過程において、必要悪
でさえあると思ってるし。
ただ、この点に関して先輩面しすぎたかもしれない、反省。
693花と名無しさん:2001/07/13(金) 23:11
>>689
被害妄想が過ぎるんじゃないの。誰も断罪したり貶めたり非難したりしてないけど。
「瞳子」って作品に作者がどんな意味を込めたのか探ってるだけでしょ。
そりゃ有意義なことでも無いけど、「嫌いだ」「不愉快だ」って感じる理由を
考えて書き込むことはそんなに責められることかね。こっちこそ「閉口」するよ。
694花と名無しさん:2001/07/13(金) 23:31
厨房にマジレスしても無駄かと思われ。
695花と名無しさん:2001/07/14(土) 00:42
「瞳子」おもしろかった〜
うふふ、自分が若いころって、自分の好きな音楽とか聞いてると「なにそれ!」とか
家族にいわれたりして、こーゆーセンスはこいつらと共有できねーなーとか
思ってたなあ・・・とか思い出しちゃった。
「瞳子」のお母さんとかお姉さんとかがしっかり描かれてるのに好感がもてる。
とくにお母さんがしたたかに強いところが好き。
お父さんは若いころ魚がいやで皿をひっくり返した人にはみえなくて、
「?」でしてたけど。単にいい人じゃんって。
森澤くんのお母さんなにげに怖い人に描かれてるように思えた。このお母さんの
話もっと読みたい。いろいろウラがありそう。
696花と名無しさん:2001/07/14(土) 06:02
きっとお父さんも成長したんでしょうね
喪服買いに行く話し、お父さん良かったです
697花と名無しさん:2001/07/14(土) 07:27
>>687
というか、今の吉野朔実を引き受けれる雑誌が他にないってことじゃないの?
「いたいけ」までは大好きだったのにな〜。
もう完全に時代に逆行してるよ、吉野さん。
ぶ〜けで「恋愛的瞬間」読んでるときからイタさを感じ始めたけどさ。
変わらないスタイルって言うのが悪いわけではないんだけど、
なんかカチカチに固まっていってしまって、見ててつらいというか。
なんだろうな、読むたびにげっぷが出てくるような感じ?
もういっぱいいっぱいだよってなる。
それで本人が多分それに気付いていない所に何かイタさを覚える。

上手く説明できないけど、少女漫画の姥捨て山PFに
今の吉野朔実はぴったりだと思われる。
698花と名無しさん:2001/07/14(土) 07:45
吉野さん、いま、どこで活動なさってますか?
699花と名無しさん:2001/07/14(土) 08:17
逆行はしてない、とどまっているだけ。
>>697の意見は猛烈に不愉快なんだけど、でもなあ・・・。
確かにプチフラワーに掲載された作品のパワーダウン感は否めない。
(「恋愛的〜」は全然OK、「ぼくだけが〜」はマイベスト。)
ただ、山に捨てる姥扱いはヤメろ!!!不調なだけかもしれない。
これ以下の漫画家なんて、くさる程いるじゃん。
敬意を持って見守ろうよ!!
700花と名無しさん:2001/07/14(土) 08:58
吉野朔実の立ち位置って昔から時代とは懸け離れたところにあるよ。
両者がリンクしたことなんて一度もない。ぶ〜けでだって浮いてたと思う。
でもそこに吉野朔実の、独自性、もっといえば価値があるのでは?
パワーダウンていうけど、ある一定の世代にむけての殺傷力は相変わらず
の威力だし、こういうところに、普遍性って宿るんでしょう。
むしろ、成長とともに作品を恥ずかしく感じる、ていうのが、この作家の
偉大さを物語る証拠だとさえ思うけど。
701花と名無しさん:2001/07/14(土) 11:35
確かに自分が歳とっちゃったから素直に受け取れないってのはあるけど
じゃあ「瞳子」は思春期の人が読むとまた違うか、といえばそれはない気が…
「少年〜」みたいなイタイながらも独特の空気感や鋭さは感じないしなあ。
私は「ジュリエット」までは、かなり主観的(若い)な視点で描かれてて
「いたいけ」〜「恋愛」は客観的な視点(大人の)だと思ってるんだけど
今はどっちでもない気がする。なんだか、中途半端な感じ。
702花と名無しさん:2001/07/14(土) 13:06
>>700
うん、時代にリンクしてないって言うには分かる。
ただ、ここ数年の作品には残念ながら普遍性と言えるほどの独自性が宿ってるとは思えない。
今でも確かに独自性はあるんだけど、なんて言うのかなあ、
80年代後半、90年代初めに、多分永久的に普遍であろうと思われた
吉野チックな世界が、今はなぜか鼻にしかつかなくなってしまった、
と言う事がこの10年の意外な結果だったな、という感想。
そういう意味では吉野ワールドって、まさにあの時代だからこそ生まれた作品って感じもする。

逆行ではないんだろうけど、鼻にしかつかなくなってしまった吉野チックな世界が
時代とはリンクしないはずの作家になぜか、妙な時代とのズレを感じさせるというのはある。
703花と名無しさん:2001/07/14(土) 13:09
かわいいHPならやっぱりここか
http://lizard.pos.to/
704花と名無しさん:2001/07/14(土) 13:25
結局昔からの読者は歳取って大人になり、変わらない吉野漫画が鼻につくよう
になったんじゃないかという気がする。
705花と名無しさん:2001/07/14(土) 22:45
「大人になっても子供」なんじゃない?
706花と名無しさん:2001/07/14(土) 22:47
>>704
そーゆーわけではないんじゃない?
過去の作品群は評価高いけど、今の作品は客観的に見ても
あの頃より質的に落ちると思ってる人が多いように感じた。
私は大人になって過去の作品読んだ新しいファンだけど
イタさなんか吹っ飛ぶくらい「いい」と思ったよ。
でも今のは・・・。
昔の方がストーリー絵共にとても丁寧な感じがしたのに。
707花と名無しさん:2001/07/15(日) 09:54
いまの絵柄はいまの絵柄でスキ
別のよさがある
吉野さんに限らず若い頃になされた表現というのは
切羽詰まったギリギリの美しさがあるもの
思春期にシンクロしちゃうと後がつらいよね
でも
作家は生き伸びて行くのが重要、それが許せなかったらさよならすべきでは?
708花と名無しさん:2001/07/15(日) 16:26
「瞳子」は家族以外の話しが好き。バイトの話しやカラーが綺麗だとか。

吉野朔美はなんだか本ばかり読んで頭でっかちになっちゃったのかなぁと
いう気がする。
709652:2001/07/15(日) 22:38
瞳子を見てると、高等遊民という言葉が頭に浮かんで仕方なかったのです。
そのためのアイテムが、中国茶やクリムゾンだったり・・・必要だったのかな、と思ったりもします。
710花と名無しさん:2001/07/15(日) 22:48
今、たまたまスレが並んでいるのでそう思うのかもしれないけど、
岡野玲子と通じるものを感じる。
訴えようとするパワーは、岡野さんの方がだいぶ上かな。
711名無し:2001/07/15(日) 23:07
岡野さんと比べるな!岡野さんに失礼だ。
712花と名無しさん:2001/07/16(月) 00:58
そんな脊髄反射の反応しなくても(笑) 落ち着いてくださいな。>>711

私は「瞳子」、おおむね満足しています。
男の子の影(小林くんみたいなほう)が少し薄いかなと思ったけど。
瞳子の傍若無人っぽいところ(そして小市民的なところ)は
80年代がどうこうではないような気がする。
なぜか読みながら、「ラ・マスケーラ」を思い出した。どうしてだろう。
主人公の髪型のせいか。
ちょうど1冊で終わるからか。
713花と名無しさん:2001/07/16(月) 09:46
私も大人になってからのファンだけど、昔の作品より最近の作品
の方が好きなんだよね。絵も話も…。
714花と名無しさん:2001/07/16(月) 09:58
吉野さん、春日先生タイプが好きなのかしらん
715花と名無しさん:2001/07/16(月) 14:54
吉野作品を読んで時折思うのは、
周りから浮いちゃってるヒロイン(蛍や狩野や瞳子)をどう思ってるのかな?ってこと。
そういう存在が好きなの?それともシニカルな視点でとらえてるの?

上記のうち、蛍や狩野は今後周囲の世界とも上手く適合していけるんじゃないか、
という可能性を含んで終わっていったような気がするのですが
(蛍は解釈の仕方によりますが)、瞳子は結局あの後どうなるのか分からなかった。
連載開始時、
これからどんどん新しい面に目が向けられたりして、
瞳子がどう変わってゆくか?という期待が大きすぎたのかもしれない。

あと掲載誌で言えば、「これはスピリッツで浮いちゃうよぅ、吉野作品の凄さが分かってもらえないよう」
という焦りがあった。少女漫画誌で吉野作品に出会う時の安心感がなくて、
読み疲れしました。
716花と名無しさん:2001/07/16(月) 16:25
>周りから浮いちゃってるヒロイン(蛍や狩野や瞳子)をどう思ってるのかな?ってこと。
>そういう存在が好きなの?それともシニカルな視点でとらえてるの?

瞳子は読んでいないんですが、蛍や狩野や遊馬タイプは、吉野さん本人の投影
なんだろうな、と思っていました。
ここを読んで、吉野さんどうやら美人らしいし、容姿が下の方人間からすると
世界の捉え方が根本的に違うんだなあ、というのをひしひしと感じる(笑)
717花と名無しさん:2001/07/16(月) 20:20
私はダヴィンチで拝見しました <吉野さん
おかっぱで、化粧っ気なくて、透明な、いかにもな感じでした。硬質な感じ。
でも「世界の捉え方が根本的に違う」ほどの「美人」かというと
うーん、私はそうは思わなかったなあ。
あくまで私の美的感覚ですけど。そんな私は岡野玲子さんは美人だと思う。
(別に岡野さんの作品と比べてどうこうってことじゃなくて、参考まで)
718花と名無しさん:2001/07/16(月) 21:25
ステイタスはあったのだろうがスピリッツ進出は失敗だった。
いわゆる等身大漫画路線に無理矢理あてはめた結果が「瞳子」ではなかろうか。
719花と名無しさん:2001/07/16(月) 21:27
いまさらクッキー。。
720花と名無しさん:2001/07/16(月) 21:30
すべてのキャラクターが、自分の投影だと思う。
「ちょっと人と違う自分」「他人と(世間と)交われない自分」。
以前・・・ジュリタマまでは、それでも世間との接点をとるために
主人公はもがいていた。それはきっと吉野さん自身も成長しよう、という気があった証だと思っていた。
でも今は・・・。
「私はもうこのままでいいの」という変な開き直りの感じがして、
作者自体がオバチャン化してしまったのかなあ、と。
みていて、すでに醜悪。
721720:2001/07/16(月) 21:32
>自分の投影→作者の投影

失礼。
722花と名無しさん:2001/07/16(月) 21:47
いたいけの瞳に、そういうのあったね。
自分にむいてるのは漫画家しかないとか
723花と名無しさん:2001/07/16(月) 22:48
>713さん
私も「少年は」から入ったけど「いたいけ」「恋愛的瞬間」や最近の作品のほうが好きです。
皆さんみたいに10代で吉野作品に出会っていたら違っていたんでしょうね。
724花と名無しさん:2001/07/16(月) 23:37
age
725706:2001/07/16(月) 23:53
>>723
私も「少年〜」よりは「いたいけな」や「恋愛的瞬間」が好きでマイベストです。
そういったファンはここにも沢山いますよね?過去ログ読むと。
でも、それらも結構過去の作品ですよね。
ここでいってる最近とは「グールド」とか「瞳子」とかのことを
指してると思ってたんですが、違うの?
726花と名無しさん:2001/07/17(火) 00:12
そうかーやっぱり投影なのかー。
でも当時はその美的感覚は周囲と交われないほどの苦しさがあったのかもしれないけど、
今の価値観で見ると、吉野さんの美意識ってそんなに周囲に理解されえないことでしょうか?
この前発売された映画エッセイ読んだけど、
私のほうがよっぽど世間と相容れない気がしました。
727花と名無しさん:2001/07/17(火) 01:05
>>716
吉野さんってどちらかというと、「ブ○」のような気が…
728723:2001/07/17(火) 01:10
>725
>「いたいけ」「恋愛的瞬間」や最近の作品のほうが好きです。
というくだりで「などの」ではなく「や」と書きましたので
プチフラワー作品を最近の作品と表したかったんです。
(ゴミレススマソ)
729花と名無しさん:2001/07/17(火) 02:18
自立していない瞳子に、他人の生き方をとやかく言う資格なし。

ただ、作者自身は、一般人ではまず不可能な「瞳子として生きる」ことが、漫画家という才能を持つがゆえに、許される特殊な世界の人間なのです。
「やりたくないことはやらなくていい。見たいものだけ見ればいい」世界に、自力で成り上がったはずであり、そこに、がんばるしかない私達は批判は向けられないと思うのです。(極端にいえば自立していて、他へ迷惑をかけてない人間が、他人から生き方への文句をつけられる筋合いはないってこと。プロとしての仕事以外で)。
730花と名無しさん:2001/07/17(火) 02:55
まったく自己の投影がないキャラクタを書ける人がいるのだろうか?
という疑問もありますが。まあ、それはそこ。
吉野さんの作品の浮世離れしたところも、好き。
世界が美しく見えるように感じるところが好き。
(それがどろどろしている世界でも、別にいい)
うまく言えないんですけど…。
731D.960:2001/07/17(火) 03:07

>729
(経済的な)自立だけがすべてじゃないでしょ。
ガキだって人間のはしくれ、文句のひとつくらい口にしたっていいと思う。
他者にまったく依存することなしに生きてるヤツなんていないよ。

それから吉野氏自身にしても、プロの作家なわけだから。
「瞳子として」生きてるのとは違うんじゃない?
ここ二、三年はフリーになってるしね。
まぁ、勤め人に比べればずっと自由度の高い生活だろうけど。
732花と名無しさん:2001/07/17(火) 06:53
吉野さんは、美人ではないけど、ブスでもないです。
さっぱり系の地味な顔した人。
作品のイメージは壊さないです。
というか、美人ではないけど、描く絵に似た顔してます。まじで。
733花と名無しさん:2001/07/17(火) 10:01
いや、経済的自立が、他の領域を侵さない限り、すべて、だと思う。
(親子関係はまた複雑なんだけど・・・)
コドモでいられることが許される状況であれば、それはそれでいいんじゃない?
成長する(大人になる)ことこそ全てって、ちょっと吐き気する。
(自分自身は大人になりたいけど)
734D.960:2001/07/18(水) 01:39

>733
すべて、かどうかは最終的に個人の価値観に委ねられる問題。

>729
「養われてるガキの分際で文句たれるな」って娘をレイプする父親と、おなじ理屈でしょ。
自立してないヤツが他人の生きかたにとやかく言うな、って態度はさ。

オトナなんてコドモが育っただけぢゃん。
社会性があって適応してるように見えても、それは一面でしかない。
陰の部分でとんでもない問題を抱えてる人間はいっぱいいるよ。
表層だけを見てダメだと決めつける態度には吐き気がするね。
735729:2001/07/18(水) 01:44
説明足らずですいません。
私も瞳子と吉野さんを、いっしょとは思ってません。
>>720さんなんかを意識してのコメントでした。
成長しない瞳子=オバチャン化した作者=醜悪
なんてちょっと、ひどい、と思っちゃったので。

あと、(弱気な主張ですが)
停滞する事って必ずしも悪い事じゃないような気が・・・。
あらぬ方向へ動くっことだってあるよ。
停滞が、次の方向性を決定するための準備期間として必要って場合もある。

わずか数作で作家生命を論じるなんて、ちょっと急ぎ過ぎ。
736花と名無しさん:2001/07/18(水) 02:42
確かに人間て多面的だし奥も深い。
しかし、人間は大抵の場合、他人の表層しか見てない。だって、その他大勢
に興味ないもん、悲しい事に!!
だからこそ、そんな社会を勝ち抜くために、経済力・政治力や腕力なんかの
分かりやすい、社会性を磨く必要があるんだと思う。
子供に主張する資格なし、ていう資格という言葉の使い方は確かに間違い。
ただ、瞳子やレイプされた娘の叫びも、コドモのままであれば、なかなか社会
に認知されない。叫んでるだけじゃダメだってこと。
個人と集団の正義はズレたところにあるでしょう?
737D.960:2001/07/18(水) 03:18

>729
なんだか言葉尻をとらえて批判するようなこと、書いちゃいましたね。
ごめんなさい。
729さん、真意がわかりましたので、あなたの書きこみに同意します。

人間って最初から完成された存在じゃないよね。
ある意味では停滞することがあって当然だし、むしろ必要なことかもしれない。
そこからしか見えてこないこともある。
ただ、立ちどまってるときって苦しいんだ。
ほんとに。
これは経験したものとして言えること。
『瞳子』ではそこまで描かれてなかったけど。

現役で作品を発表してる作家に対しては、過剰に断定的な評価は避けたいところです。
わずか数作で作家生命を云々するのは、ほんとうに急ぎすぎ。
720は醜悪で困るね。
ぼく個人は『瞳子』は開きなおりではなくて、
世界との距離をつかみあぐねてる迷いを描いたものと見たけど。
その意味では「前向きなもがき」が感じられる作品と思う。
母親や姉についてのエピソードがどう結ばれたか、注意深く読んでほしい。
738花と名無しさん:2001/07/18(水) 03:18
何したわけでもない他人の趣味に文句たれて馬鹿にしてる瞳子と、
自分の領域を著しく侵されるレイプ被害者(まさに被害)の主張を、
並列させるのは無理あるでしょ。
739D.960:2001/07/18(水) 03:31

>736
個人と集団の正義は基本的にズレてる。
そのとおりだと思う。
ただ、社会性を身につけたとしても、
その日の糧を得るだけで精一杯な人間がほとんどなのも現実。
存在することの叫びを社会に届けられるものがどれだけいるか!
だから自分なりの戦いかた、自分なりの居場所を探す必要が生まれると思う。
現実に圧し潰されてしまわないように。
瞳子のモラトリアムは、そのためのステップと読めるのでは。
740花と名無しさん:2001/07/18(水) 03:44

>738
べつに瞳子とレイプ被害者を並列させてるつもりはないよ。
ただ、自立してない者が他人にとやかく言う資格なし、
というコメントに強者の論理を感じたから。
それに拠って他人を抑圧することの例として、父から娘へのレイプを挙げただけ。
741花と名無しさん:2001/07/18(水) 06:09
今現在の吉野さんに「う〜ん」とネガティブな感想を持っておられる方々が多いようですが、
そう思われるようになった作品はどの当たりからでしょうか。
私はむしろ、初期作品の「月下の〜」、「少年〜」の方が表現が稚拙な分恥ずかしいのですけれど・・・。
742665です:2001/07/18(水) 07:00
みなさん深く読んでいらしてすごいですね(煽りでなく,率直に思う)。
>>741
今読むとたしかに気恥ずかしいかな。
でも当時はどっぷり浸かって読んでいたのでまったく気にならず,
「月下」はちょっと大人の世界,「少年」はモロ自分って感じでした。
自分にも日夏さんがいてくれたらいいのにとかマジ思ってました。
(↑うはは。はずかしぃ。「特別な存在」と回りにみとめられる自分に
なりたかったんだよ。あいたた。許してぇぇ。)
というわけで今読み返してみると,当時の自分,当時の環境が懐かしく
思い出されて,「作品としてどうか」と冷静に読めてない気がします。
吉野さんご自身に対しても,そういうところがあるんじゃないかしら。
前がまったくなくて,今「瞳子」に出会ったとしたら,こんなに自分にとって
特別な漫画家さんにはならないだろうと思います。
今,瞳子のモラトリアムーなところに批判集中みたいですが,
どこかの夢見る夢子さんが「瞳子になりTEEEE」とか言っても
許してやって欲しいな,と思う。そのうち気がつくから。
743花と名無しさん:2001/07/18(水) 08:53
瞳子の場合は、
あとがきで述べられているように、
自らを投影されたためか、
キャラクターが部分的にリアルなのですが、
反面、吉野さんがそんな捌き方を覚えたが故に、
その多感な時期の残酷さを曖昧にしてしまったのではないかな、と
中途半端な人間くささがあるように思います。
今までの吉野作品は、
清冽な中の痛みがとても美しくて、
それこそが吉野カラーでもあり、
登場する多感な青少年には、
極論ですが、排泄物の臭いはなかった。
最近の作品には生活臭が半端に加わり、
そこがコメントの増える理由かと。私見ですが。
744花と名無しさん:2001/07/18(水) 10:43
>>742さん
そうそう、当時クラスで3番目くらいに浮いていた私にも「少年は」の世界って、
本当にリアルでした。(もちろん、海どうちゃんあたりが身丈の共感範囲ですけれど)
あの頃のバランス悪かった自分が思い出されて、少し赤面です。作者も読者も若かったのですね。

瞳子が不愉快なのは、年齢的にも精神的にも瞳子に距離を置けない(置かない)方々なのでは?
若者といえない年令になると、瞳子でさえ、なぜかしら可愛いものですよ。
745花と名無しさん:2001/07/18(水) 11:36
「ぼくだけが〜」が好きだなぁ・・・あの子どもの描きかたとか、
お母さんの対応とかが良くて、あーいうのもっと続けて欲しいと思う。
いかがなもんでしょ?
最近の「グールド〜」とか「栗ナントカの犯罪」はイメージ重視というか、キリトリ型のショートモノは
イマイチ。瞳子はこれから買います。
746花と名無しさん:2001/07/18(水) 11:45
瞳子、面白かった。ちょっと自分に似てた。ところどころで泣けた。喪服の話と
か(でもそこで親が死んでいたら共感できるかもと思う瞳子と自分は決定的に違
っていたかな・・・自分は両親が死んでもきっとどこかリアルじゃない。親戚の
葬式に出るたびそう思う)茶器を割っちゃう話とか。
で、ベストテンやってる時代背景を見て、昔も今も変わらないんだなぁと思った。
この本が好きっちゅーうんは、かなりヤな女(笑)であるところの瞳子を肯定する
っぽくて不愉快ではあるし、ナルシスティックな自己肯定に思われかねなくてヤ
なんだけど、そこは自分もちゃんと嫌いなので。でも全体として好き。

ちょっと母親に読んで欲しくて手渡したんだけど、読んでもらえてない。
くにたち物語は読んでくれたのになぁ・・・。

絵は、印刷のせいかな。線がシャープじゃなくて、インクが掠れてる気がする。
それを除けば、別に、なんとも。

Papa told meにちょっと似ているけど、作者も主人公も自分がそれなりに正義じゃ
ないことを心得てそうなあたりが、やっぱ、ちょっと好きなんだよな・・・。
747746:2001/07/18(水) 11:48
あー、そうそう。三原順の『夢の中、悪夢の中』にも似てた。>瞳子
748花と名無しさん:2001/07/18(水) 12:16
あんまり話題になってないんだけど、私も「ぼくだけが〜」大好きー。
子供の馬鹿さと鋭さ(ちょっと鋭すぎ?)がよく描けていると思うなあ。
外のタイトルに比べても、押し付けがましくなく、さらっと読める。
ただ、礼智の性格が、1・2話とそれ以後違ってませんか?

ニュースで父親の遺体を冷凍庫で13年間保存していた男の話やってます。
はじめの数週間はドライアイスで保存しなそうな・・・。う〜〜ん、似てる。
749花と名無しさん:2001/07/18(水) 13:11
「月下」「ジュリエット」「少年」の主人公は皆
年令に関わらず自分の世界においてまだ自分が特別な存在であり
その故に今いち社会性が無い。
でも彼等はその才能や美貌や周囲に恵まれることによって
そのままの自分を許容される羨ましい人々。
読者が若いときは自分にそれだけの物があるかも、という希望で
もってまだ共感(もしくは羨望)しながら読む余裕があるけれども
大半の読者は特別な自分を抑えて社会性を育てなければならない
運命で、その段階を終えた読者にとっては昔の自分を思い出されて
何か痛い思いをしてしまうのでしょうか。
750花と名無しさん:2001/07/18(水) 14:47
自分に似てる上に才能さえももってない瞳子が、だから嫌いなんだけど(w

ところで狩野都のお母さんの名前って瞳子なんだけど、なんか関係、ある?
751花と名無しさん:2001/07/18(水) 17:25
わはは〜すげ〜
752736:2001/07/18(水) 19:23
>>D.960
ただ生きているというだけの、本当に退屈な日常生活から這い上がるためには、自分なりの
スタンス、アプローチが必要、てのは分かったよ。(ま、日常が退屈でない人も多いけどさ)
でも、独りよがりの武器を持ったって、それになんの価値もない。そこに社会的価値が認められなきゃ。

らいちだって、
僕は本当のことを知っているけど、知っているのが僕1人なら、それは無に等しい
みたいなこと、言ってたよ。
瞳子も見習えな。
753花と名無しさん:2001/07/18(水) 22:51
・・てなことを書く作者だから、やっぱり確信犯と思うのだけど。
特に深い意味のない日常の出来事書いてる日記みたいなものかと思った。
だからお話的にはあんまり面白くなかったんだけどさ。
754753:2001/07/18(水) 22:53
あ、「瞳子」のことね。で、レスは752について。
755花と名無しさん:2001/07/18(水) 23:11
羞恥を煽るなにげないエピソードが上手いと思ったんだけど。
とくに茶器。母親を哀れんでさえいる瞳子の残酷さが、割とシャープに映ったんだけど。
756花と名無しさん:2001/07/18(水) 23:15
>>750
都の母の旧姓は“草薙”です。
関係なさそうな気がするけど、関係ありそうな気も。
どうなんでしょうね?
757756:2001/07/18(水) 23:18
>>750でした。失敗失敗。
758750:2001/07/18(水) 23:34
>>756 おしいっ。『瞳子』は篠田(p87)だった! 有難う。
759D.960:2001/07/19(木) 00:03

>>744
激しく同意。
人物や作品に等身大の気恥ずかしさをおぼえること、それほどないんですよ。
純粋に若いとはいえない年齢で吉野朔実を読みはじめたせいでしょうね。

瞳子、むしろあのアホさかげんが微笑ましかったりするけど。
昔の自分に比べたら彼女なんて可愛いもんだと思う。

>>743
そうですね。
八十年代の作品の無菌室っぽさに対して『瞳子』では生活臭を感じますね。
そのあたり、作者自身もさじ加減をつかみかねているような気もします。
吉野朔実という作家自身や、少女漫画という方法の限界でもあるのかな?

余談だけど『グールドを聴きながら』、
あれが『コルトーを聴きながら』だったら脱帽だったかも……?
でも、やっぱりグレン・グールドを持ってきちゃうあたり、
ある種の予定調和を感じてしまいます(かならずしも批判的な文脈ではなく)。

>>736
う〜ん、「武器」っていうの、
「社会的にアピールできる価値」くらいの意味のつもりだったんだ。
ひとあたりがいいとか、語学に強いとか、なんでもかまわない。
たしかに本人がそのつもりでいても、
他者へ影響力を行使できなきゃ武器とはいえないよね。
これは同意。

たしかに(人間として)生存するためには最低限の必要条件として、
ある程度の社会性なり社会的価値なりが求められるね。
けどさ、その事実と、
個人が内面において社会的価値にどのくらいウェイトを置くかは文脈が違うでしょう。

競争は不可避だもの、否定するつもりはないよ。
ただ、そこに積極的な意味を見いだす気にはなれない。
それだけのこと。
760花と名無しさん:2001/07/19(木) 00:51
>>749
うーむなるほどなああ。まとまってるなあ!
761花と名無しさん:2001/07/19(木) 00:57
瞳子がもっと若かったら、許せるのかなあ。
可愛らしく感じるのかなあ。
762花と名無しさん:2001/07/19(木) 02:43
「僕だけが知っている」の今林君、幸せな大人になれただろうか。
あんなにいい子なんだけど、他の子より幸せにはなれなそうで、
それを考えると寂しくなります。
763花と名無しさん:2001/07/19(木) 03:48
登場人物の”それから”について考えるのって楽しいよね。
珠美ちゃんと哉は案外お似合いとか、艶ちゃんは海外で生活するのがいいかもとか。
でも、今林君は確かに心配ですね。あのお姉さんの存在が 、やはり彼の青春に大きく影響
してくるような気がする。
764花と名無しさん:2001/07/19(木) 03:55
無邪気であるべき時にそうではいられない子供って悲しいです。
今林君て、本当に寂しい表情をするんですよ。諦めたような。
涙出てくる・・・。
765花と名無しさん:2001/07/19(木) 10:37
北村君はなぜか子沢山のサラリーマンになってそうなイメージ。
すっごいうるさいうちなんだけど、本人が一番うるさいの。
で、文句いいつつも楽しそうなの。
でもあの子ってお父さんが作家?なんですよね。

私も今林君が心配になった。あと彼は佐藤さんが好きだったんだろうか。
佐藤さんがらいちのことを気にするたびに、彼もそれを気にしてましたよね。
でもそれは単に他人の気持ちに敏感な彼ゆえのことなのか…。

あの作品は登場人物が子どもだっただけに、大人になったらどんなかな、
と想像が膨らみました。ああいう作品また読みたいなー。
766さくさく。:2001/07/19(木) 11:51
「ぼくだけが〜」は一番納得できる。
らいちたちが遠足で遭難してしまう話で、
おかあさんが、
「みんなで手をつないで山を囲みながら登っていけば必ず見つかるんです!!」
って力説するところが本当に好き。
おかあさんってそういうもんですよ。

吉野朔実さんの自分の描写を見てると、
すごく現実感のある風でますます好きになります。

>>765
激しく同意!きっと子供たちもまた同じ顔・・・。ウヒヒ。
767花と名無しさん:2001/07/19(木) 11:55
好きじゃない方も多そうなのですが、
私は最近の吉野漫画も大好きです。

>>761
瞳子がもっと若かったら、題材にする意味がなくなると思った。
768:2001/07/19(木) 23:40
男でこの人の描くマンガ好きっつったらどう思われんのかね。
769花と名無しさん:2001/07/20(金) 02:01
>>768
私はそれ聞いたら嬉しいなぁ。いろんな話できそう。
うちの弟も絵がどうたら言いながら、結構読んでます。

でも吉野朔実(あれ、スレッド名違う?)知らない人だと「ふーん」とか
「小難しい奴」とか言われちゃうのかな。
そのときはそのときで吉野さんが味わっている「周囲と相容れない高尚な自分」を
味わえますよ,多分。
770花と名無しさん:2001/07/20(金) 02:11
>>765
美味しんぼでいうと副部長的な「愛すべきお馬鹿キャラ」
771花と名無しさん:2001/07/20(金) 23:28
>>749
あーそうだそうだ、だから昔の吉野作品はなにやらむずがゆくて駄目なんだ。
主人公の存在がナルシスティックなんだ。10年若ければ共感してたかな、と
思う。
作品が一人称から三人称へ変わったという気がします。
772D.960:2001/07/21(土) 01:28

>>769
こころみに周囲の男連中に見せたことがあった。
最初から「わからない」って反応ばっかし。
ちなみに自分も一応は男だけど、感覚的なギャップを感じたな。
773花と名無しさん:2001/07/21(土) 03:37
当方女性です。
吉野作品に人間的ギャップではなく、男ならではのギャップを感じたとしたら、
どこなんだろ。日夏さんとかかな?初期の頃?

男性で吉野ファン、もちろん大歓迎ですが、もし、彼氏だったらちょっとイヤかな。
こんなのが2人もいたら、どうにもならんっ、てならないかなあ?どっちかで十分、
な気がする。男女は問わずね。(いたらゴメン)
でも、気が合う友達なら多い方がもちろん嬉しいよね。
774D.960:2001/07/21(土) 04:57

>>773
あ、「感覚的なギャップ」っていうのは吉野作品に対してではなく、
男性の友人たちに対して。
「絵柄に違和感がある」とか「内向的すぎる」とか、
とりつくしまもない、って感じ。

日夏さん、現実にはいそうにないタイプだとは思う。
(個人的には、それほどギャップを感じなかったけど)
でも、それは吉野作品の登場人物の大半にいえることかも?

吉野朔実を読んでる人間、身のまわりにいないのね。
彼女は少年ジャンプとか野火ノビタとかが好きで。
(マスケーラはだいぶ前に読んだらしいけど)
いちおう薦めてはみてる。

もし彼女が吉野ファンだったら……?
それはそれで、おもしろいような気がするな。
ほら、まったく自分とおなじ読みかたをすることってありえないでしょ。
共通点なり違いなりが、はっきり見えてくるかも。
775花と名無しさん:2001/07/21(土) 07:20
自分も人に聞かれたら、「わからない」って言ってしまいそうだなー>吉野朔実
聞く人と聞き方にもよるけども。
コドモの頃のこっぱずかしい自分を思い出して、
居ても立ってもいられなくなるんだよ・・・
今の自分のほうがマシってわけでもないんだけどさ。
776花と名無しさん:2001/07/21(土) 10:13
「瞳子」の最後で趣味が同じ男の子を
好きな事が同じより、嫌いな事が同じ方がいいって理由で
振っちゃいますが、ちょっと感覚的に、よく分からない。
好きな事が同じ彼氏と、嫌いな事が同じ彼氏、何処が違って
くるのでしょう。難しい・・・
777花と名無しさん:2001/07/21(土) 10:57
>>776
嫌悪の感情が強いから、自分が嫌いなものの話とか聞きたくないんじゃないかな。
そーいう人がいた。「私の前でその話しないで!!!」って。
好きなものが違っても「へーそうなんだ」と流せる。度をこさなければ。
778花と名無しさん:2001/07/21(土) 12:48
>>776
嫌いなものの傾向ってなかなか変わらないからじゃないかな。
好きな音楽のジャンルって年とともにけっこう変わるけど
嫌いなのはぜ〜んぜん変わらなかったりするから。
779花と名無しさん:2001/07/22(日) 13:30
>>771
このなんか恥ずかしい感じはヘッセの「デミアン」でも同じだわっ!
と思うのです。
読んでました?私は読んでました・・・
780花と名無しさん:2001/07/23(月) 01:34
>>776
・好きなものが違ったら相手のことに興味が持てる
・好きなものが同じなら好きなものの話題しかない
・嫌いなものが違ったら相手にすごく違和感を感じる
・嫌いなものが同じなら違和感だけは感じない

ものすごくよく分かる感覚だなー。
781花と名無しさん:2001/07/23(月) 07:33
>>776
それ、恋愛の第一段階で考えたくないなあ。
感情より理屈が先にきちゃうんだよねえ、あいかわらず。
楽しくないと思うな、そういう人生。
782花と名無しさん:2001/07/23(月) 12:05
感情を抑えて理性でお互いの関係性を考える事が優しさってモノだと思う。
瞳子で一番好きな感覚のエピソードだけどな。780に同意。
783花と名無しさん:2001/07/23(月) 17:22
継続させるには優しさとか理性って重要だとは思うけど・・
784花と名無しさん:2001/07/23(月) 18:17
>>782
私には
自画像しか認めない(他人から見える自分を拒否するところ)
嫌いな物を克服する気なし
という相変わらず自意識過剰な瞳子が鼻についたエピソードでした。

守備ばかり固めているサッカーのつまらなさを思い出す。
負ける事はあっても、絶対勝てないの。
785花と名無しさん:2001/07/24(火) 20:11
>>784
「負ける事はなくても絶対勝てない」?
786花と名無しさん:2001/07/24(火) 23:11
ゴールキーパーの見事さは、それはそれで見モノだと思われ。
787花と名無しさん:2001/07/26(木) 03:40
>>776
 瞳子の自分自身の嫌いな部分を好きになられたから
「嫌いなものが同じ方がいい」って言ったんじゃないかなあ。
 俗すぎる例えだけど、デブな自分は嫌いで、でもそのデブな部分に惹かれる子がいたら
なんだか嫌だなあ。
788花と名無しさん:2001/07/28(土) 16:02
明日はサイン会、AGE。
789花と名無しさん:2001/07/28(土) 18:12
>>788
詳細キヴォンヌ
790花と名無しさん:2001/07/28(土) 21:35
明日の3時から、ブック・ファースト渋谷店にて。
要整理券、7月アタマから著作購入者中の希望者に配布。
よって、配布は終了していると思われ。>789
791花と名無しさん:2001/07/29(日) 01:25
>自画像しか認めない(他人から見える自分を拒否するところ)
>嫌いな物を克服する気なし
>という相変わらず自意識過剰な瞳子が鼻についたエピソード

これ、私は逆の意味に取った。
ここでの多くの人が嫌っているような、ある意味潔癖すぎるような
自分の自意識の過剰さ、そこから来ていると思われるモラトリアムを
瞳子は嫌っており訣別したいと思っていて(そういう描写は割と
あちこちに出てきてましたよね)、だから、自分のそんなところを
好きだと言ってくれる葉山君といっしょの未来を選ぶことはできなかった、と。
変わらなくていいよと言われることが瞳子には恐怖だった。
「(森澤や天王台よりも)もし先に会っていたら・・・
  好きになっていたのかもしれない。」というのは、
彼らとの付き合いによって彼女がゆるやかに変わっていこうとしていること、
少なくとも変わっていきたいと思えていることを表しているんじゃない?
瞳子が子供の時飼ってた犬に噛まれたという話をした時、天王台が
「今すぐ新しい犬を飼え」と言った、っていうエピソードは、
そういう意味で象徴的だと思うんだけど。
792花と名無しさん:2001/07/29(日) 01:28
瞳子の友達は男だっていうのはよくわかるよ
793花と名無しさん:2001/07/29(日) 01:49
女一人に男二人がベストなんだろうな。
女一人男一人だと恋愛になるからね
794花と名無しさん:2001/07/29(日) 04:28
>>790
がびょーん(死語)。教えてくれてありがと。
やっぱムリかな。とりあえず逝ってみるけど。
今日(昨日か)も渋谷に逝ってたのに。つーか
ほぼ毎日逝ってるのに。鬱だ。
795花と名無しさん:2001/07/29(日) 12:25
瞳子、コミックスで読んだけど意外と良かったな。特定の登場人物に対して
もし自分がこの人だったら、という読み方は10年以上前にやめた(そうしない
と少女漫画は読めない。いや青年漫画でも同じだが)のだけど、プチフラワー
に載る作品よりも読後感がいい。プチフラでは病んでいるものをかなり表に
出してる感じなんで。

精神医学者斉藤環の新刊「若者のすべて」で、今の若者はじぶん探し系と
ひきこもり系に分かれるという本があるのだけど、ひきこもり系はみんな
社会不適応、というのではなく、むしろ新しい適応形態として評価しよう
てしている。ひきこもり系というのは自分というものがあらかじめ空虚で
はあるが輪郭の明確なイメージとしてあり、じぶんって何、という問い
をしない。つまり漫画の登場人物に自分をあてはめるような読み方をしな
い私はこっちね。じぶん探し系は自分に常に不安を抱え、自分の空虚さを
意識しないから、常に他人との関係を通じて自分って何、って問うことを
やめずにはいられない。その性格が社交的な形で出る、ということだろう。
人に影響を受けやすいのがこのタイプ。
そして吉野朔実という人はまず間違いなくひきこもり系に分類できるだろう。
瞳子でいえば、姉は瞳子との比較でちょっと自分探し系っぽいが、どの作品
でも全体的に登場人物はひきこもり系っぽい。

何でこういう話をしたかというと、2ちゃんで漫画に感想を書く人って、
どうしても自分探し系のほうが目立つような気がするんだけど、吉野作品
に関してはなんか的が外れている、という感じのが多い、というか、じぶん
探し系で吉野朔実を読む人ってどういう読み方をしているのか、ちょっと
不思議な感じがしたのでした。

ちょっと例を挙げちゃうと、
>私には
>自画像しか認めない(他人から見える自分を拒否するところ)
>嫌いな物を克服する気なし
>という相変わらず自意識過剰な瞳子が鼻についたエピソードでした。

これを「自意識過剰」と読みとってしまう人はじぶん探し系の典型だと
思うのね。ひきこもり系はええっ、なんでー?って感じで、こんな言葉を
思いつきもしないと思う。いやどういう意味かすらわからないです。

ちなみにこの引用だけど別に発言に対して恨みがある訳じゃないので
許してね。
796花と名無しさん:2001/07/29(日) 17:27
>>795
メガ鱗です。

> 何でこういう話をしたかというと、2ちゃんで漫画に感想を書く人って、
> どうしても自分探し系のほうが目立つような気がするんだけど、

漫画に描かれているキャラクタが作者の自我の投影で云々、という評しかたも
キャラクタに自分をあてはめるじぶん探し系の読者ならではという気がします。

それが悪いとか良いとかではなく、ただひきこもり系の自分としてはそういう
評を読むと、漫画の読み方の違いの大きさを感じるなあ、ということで。
797花と名無しさん:2001/07/30(月) 21:42
今日の朝日新聞(夕刊)で「栗原かなえ」の簡単な書評(3人でそれぞれのオススメをレビューする記事)が。
「栗原」あんまりパッとしてませんでした。
しかも一人ガッシガシに批判している人がいた。
最近の心理学くさい吉野作品が苦手な私(「僕だけが」までの大ファン)は思わず納得しちゃって・・・
798花と名無しさん:2001/07/30(月) 22:20
批判してた人は「いしかわじゅんに代わり〜」スレで
偏りすぎといわれていた人だったね。
受け取り方は人それぞれとは思うけど
今現在の吉野さんの漫画を「売れ筋」というのは「?」だった。
799花と名無しさん:2001/07/30(月) 22:32
795と796の言ってることに納得できない私は自分探し系なのか?
それとも既に「若者」ではないと言うだけのことなのか?

ひきこもり系は吉野作品をどんな風に読んでいると言うのだろう。

「月下の一群」から「ECCENTRICS」までは面白く読んでいたのだが、
その頃の私はひきこもり系だったのか?
それとも、最近の吉野作品がひきこもり系向けになったのか?

釈然としない。
800花と名無しさん:2001/07/31(火) 00:40
>>795
いいたいことはわからないわけではないけど、
瞳子が「生まれてきたいとは思わない」というところで
母親が悲しい目をして
父親が「自分を生んでくれた人に言ってはいけない」とあるが
母親や父親の立場で読むと
瞳子はやはり鼻につく。
それはまだ何かの満ち足りなさを抱えている
「大人になりきれていない」部分がそう感じさせる。
そう感じるのが「自分探し」系だとは思わないけど。
もし、瞳子が引きこもり系と言うならば
やはり「何もしない」、「自分の好きなことしかしない」のに
「何かできるわけでもない」ところが癇に障るのでしょう。
そしてそういう妹にはっきりものをいう姉。
彼女の周りのほうが「普通」の対応だと思います。
しかし、そういう「普通」になじめない瞳子、
浮いてしまう瞳子が送る日常というのは普通な毎日というが
好きですね。
こういうまわりから浮いている自分というのをよく吉野朔実さんは書きますが
それが不幸すぎたり
ドラマじたてになりすぎちゃうんですが(それもまたよいんだけど)
浮いちゃっているけど
普通の日常を送っている…
実際のところはこんな感じなんでしょうね。
801花と名無しさん:2001/07/31(火) 02:07
瞳子を見てると「いくらどんなに自分が優れていたり落ち度がないとしても、
言っていいことと良くない事があるでしょう」という言葉を思い出す。
私にとって難しい理屈はいりません。
802花と名無しさん:2001/07/31(火) 02:41
サイン会のこと報告してくれる人はいないの?
(ワタシはミーハーです。てへ)
803花と名無しさん:2001/07/31(火) 07:59
サイン会行ったよ。4時ちょっと前で、最後の方だったのですが、それでも5人位まだ並んでいました。
吉野さんは、12〜3年前に比べると少しさすがに年齢を重ねたという感じでしたが、
色白で繊細そうで腕が細くてペンしか重いものは持てなさそうで、マンガ家しかできないって印象だった。
ひまわりの花をプレゼントした人がいたのはびっくり。狩野のイメージがあるのかな。
804花と名無しさん:2001/07/31(火) 18:08
写真でも見たことが無くて、今回初めて実物を拝みました。
とにかく細い!声も小さくて態度も控えめで、
「センスのよさげなインテリ」を勝手にイメージしてたのですが、
はかなげな、まさに「少女マンガ家」といった感じでした。

いざ面と向かってもロクな話もできないだろうから、
自分の番を一瞬でも長く引き延ばそうとプレゼントを持っていきました。
「これどうぞ」「ありがとう」のやり取りだけでも嬉しいもんです。
805花と名無しさん:2001/07/31(火) 23:03
>>803さん
>>804さん
私も行ってきました。

いやぁ〜 華奢なおかたですね。
803さんのおっしゃる通り、ペンより重たいものは
持てなさそうな感じ〜

>>804さん
わたしもプレゼントをお渡ししたのですが、
「僕だけが−」で、「プレゼントって暴力だから
あげるのも もらうのも苦手」と今林くんに
言わせていたのを思い出して ちょっと鬱・・・

整理券の裏に「サインのほかに吉野さんに書いて
ほしいことを記入してください。」とスタッフの
人に言われてオタオタ(笑)
みなさんは どんなことを書いていただきましたか?
806802:2001/08/01(水) 02:32
ううっ。みなさまありがとう。

朔実さまへの妄想が1000倍ふくらみました
ひまわりのプレゼントか〜
どうせ暴力なんだからみんなしたいようにすればいいのだー
ヨハネスベルガーとか高価なお茶しか似合わない中国の茶器とか
明日のジョーで力石が死んだ巻とか。
書いてほしいことばは「二重瞼は無用の長物」でなくて、
「人はやりたくないことはやらなくていいんですよ」だなっ!
807花と名無しさん:2001/08/01(水) 04:27
レポートありがとうございます。
うっとり。
みなさんそれぞれ楽しかったみたいでよかったですね。
808652:2001/08/01(水) 19:32
今日「こんな映画が、」を買ってきました。
まだ未読なので内容は不明(ぶ〜けのころの映画コラムは入ってない)
名古屋のパルコではよく売れているらしいです。
レジで「サイン会の整理券をさしあげましょうか?」と言われました。
8月11日にあるそうです。
私は仕事のため断ったので時間は不明。
809花と名無しさん:2001/08/02(木) 01:39
みてみたいよ
810花と名無しさん:2001/08/02(木) 11:56
プレゼント=暴力と言えば、「少年は荒野をめざす」で
中学の卒業式で海棠ちゃんが管埜にプレゼントを渡すところが好きだった。
「〜の私の純情に免じて....」の下りとか、良くありません。
一人よがりで、今だと引く?
811花と名無しさん:2001/08/02(木) 20:50
>>807さん

>みなさんそれぞれ楽しかったみたいでよかったですね。
次回はぜひ吉野さんに会えると良いですね。
812花と名無しさん:2001/08/02(木) 22:55
>>810さん
いや、私そこ好きです(W
彼に迷惑をかけることになるイベントだから参加できなかった、という
ような台詞に続くところですよね?
海棠ちゃん可愛いなぁと思った。
813花と名無しさん:2001/08/02(木) 23:06
>>810さん
>>812さん

うんうん!
海棠ちゃん、かわいかった〜
(「少年は」では、海棠ちゃんの変化も好きだった)
814花と名無しさん:2001/08/03(金) 03:49
週間文春ほめすぎ〜
815花と名無しさん:2001/08/03(金) 04:11
サルベージ!
816花と名無しさん:2001/08/03(金) 05:16
うー徹夜は厳しい...
>>800
>いいたいことはわからないわけではないけど、
> 瞳子が「生まれてきたいとは思わない」というところで
> 母親が悲しい目をして
> 父親が「自分を生んでくれた人に言ってはいけない」とあるが
> 母親や父親の立場で読むと瞳子はやはり鼻につく。
> それはまだ何かの満ち足りなさを抱えている
>「大人になりきれていない」部分がそう感じさせる。
吉野さんがここで描いている母親や父親自身にとって、瞳子は鼻につく存在
であろうか、否。それは誤読です。母親や父親の立場で読むあなた自身に
とって鼻につく存在に過ぎません。もちろんあなたと同じふうに読んでいる
読者はここには多いですが、それは、瞳子の母親や父親に間違って感情移入
しているのです。その原因は、あなたにとって瞳子が鼻につく存在だからです。
>>801
>瞳子を見てると「いくらどんなに自分が優れていたり落ち度がないとして
>も、言っていいことと良くない事があるでしょう」という言葉を思い出す。
>私にとって難しい理屈はいりません。
私の読むかぎりにおいて、まず瞳子は「自分が優れていたり落ち度がない」
と思っているようには到底見えません。それから、「言っていいことと
良くない事があるでしょう」と言いますが、そのようなスローガンは小説や
漫画に対する批判にはなり得ません。むしろ注目してほしいのは、瞳子の父
親が瞳子用の喪服を買いに行く途中、「母親の前でああいうことは言っては
いかんよ」と軽くたしなめており、瞳子もその件については落ち度があった
と認める態度をとっていることです。
つまりあなたの言いたいことは、作者である吉野さん自身がすでに漫画の中
で言っていることに過ぎないのです。ただあなたと違うのは、吉野さん自身
が世間に向かって言いたいことではなく、父親が母親のために娘に言ったこ
とに過ぎないということなのです。作家はなぜ瞳子がそのような発言をして
しまったのかといういきさつをきちんと描いているので、そこを語らずに
ごくワンシーンだけから決めつけているような印象を受けます。
817810:2001/08/03(金) 09:01
私もそこ好きなんです。
「良くありません」ではなく、「良くありませんか?」が正しい。
「みすみす」とか「純情に免じて」とか、せりふが凝っています。
あの卒業式のシーンも力はいっていて、じ〜んときたなぁ。
今日あたり読み直してみますわ。
818花と名無しさん:2001/08/04(土) 00:34
つーか、このスレって過剰な感情移入系な人多い気がするなあ。
なんか漫画板とかと比べると際立ってるように感じる。

上の方で一人称から三人称って誰か言ってたけど、「瞳子」って物語の視点と
してかなり引いたところに置いてるでしょ。それを無理に感情移入的に読もう
とするからフラストレーション感じんじゃないすかね。
個人的には少女まんがと少年/青年まんがを変に区別するのは好きじゃないん
だけど、このスレ見てるとやっぱ深い溝があるのかなあ、と思ってしまふ。
819812:2001/08/04(土) 03:53
>817さん
いえいえ、「今だと引く?」に対しての「いや私は・・・」だったんです。
私の方が書き方ヘンだったかな、ごめんなさい〜。
820花と名無しさん:2001/08/04(土) 08:51
海棠ちゃんはプレゼントの暴力性とか分かったうえでの
「それでもなお(受け取ってほしい)」って気持ちに
ああした台詞が出てくるところが、もう、良いです♪
なんにも気付かないまま贈り物しちゃうことこそ
「一人よがり」と私は呼びたい
82118才の芸能人:2001/08/04(土) 08:55
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汁とエルフと少女の恥じらいのCGや、濃いエッチな小説などもあります。

http://www.futomomo.com/netidol/idolhappy/maki/

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dddd
822花と名無しさん:2001/08/04(土) 11:43
ビクッ. ∧ ∧ ∧ ∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    (゚Д゚;≡;゚д゚) < うお!なんかすごいところに迷い込んじまったぞゴルァ!
     ./ つ つ    \______________________
  〜(_⌒ヽ ドキドキ
 ブッ ω)ノ `Jззз
823花と名無しさん:2001/08/05(日) 03:03
「瞳子」探しているんだけどどこにも見つからない。。。
824花と名無しさん:2001/08/05(日) 04:23
うそ!?
何処にお住まいですか?
どうしてもダメなら、アマゾンで買って。
825花と名無しさん:2001/08/05(日) 22:15
週刊文春にまんが評がのってました。瞳子。
このスレのひとたちのほうがよくよんでるよって感じた。
826花と名無しさん:2001/08/05(日) 22:50
>>823さん

「書籍扱」だから、別コーナーに置かれてる・・・ってーことは
ないですよね?
まだ出たばかりだから、近所の本屋さんでも取り寄せ可能では
ないかと思います。
もしそれでも見つからなかったら 824さんおすすめのネットは
いかがでしょう?
なんにせよ、早く見つかると良いですねー
827花と名無しさん:2001/08/07(火) 00:53
サルベージ
828花と名無しさん:2001/08/07(火) 01:00
いかにも80年代の絵柄と視点が、いま読んでいてチトつらいです。
セリフまわしとかも昭和60年みたいな感じ・・・。
ファンの人はそういうトコがまた好きなのかしら?
でも私は作家である限り人の心理状態や言葉遣い、
それにファッションとかの時流はきちんと追って欲しいなぁと
思います。
829花と名無しさん:2001/08/07(火) 02:52
「瞳子」は、心理状態の普遍的な部分(EX,母との葛藤とか)を良く描けていると思います。
絵柄は好み問題として、ファッショは今の時流に合わせてたらその方が「瞳子」の世界では不自然ではないでしょうか?
イーノの新譜をレコードで買う時代の話なのだから。
>828のおっしゃる「時流」を追えてる作家を挙げてみて欲しいのですが。

>827サルベージ(嬉
830花と名無しさん:2001/08/07(火) 23:35
私は80年代をリアルタイムで知らない世代なのですが、
「瞳子」を読んで、特に80年代の空気は感じられなかったです。
80年代モノ漫画といえば、「東京ガールズブラボー」という
イメージがあるからかもしれませんが。まだまだ読みが足りないかな?

あと、イーノとかクリムゾンとかの単語に違和感を感じました。
上手く言えませんが、自然にそういう単語を出せてないというか。

「瞳子」、話は結構好きなんですけどね。
831花と名無しさん:2001/08/08(水) 04:22
>830
『お父さんは時代小説(チャンバラ)が好き』とかを読むと
イーノとかクリムゾンキングって自然に出てきそうな感じするけれど。
っていうか、吉野さんはネタとかウケではなく、
本当に自分の好きな世界や感じたことを描いてる感じする。
読み足りないとかでないと思うよ。感じたままでいいのだし。
80年代をリアルに知っていても、住む場所、付き合う人、
いろんな要素で感じることは違っているから、
吉野さんの描く世界で80年代を感じられないことだってあるだろうしね。
私自身は『瞳子』、話も出てくる小物や音楽なんかを
すごく気に入ったけれど、もしかしたらそれは、
「やりたいことをやりなさい。やりたくないことはやらないでいい」と
言ってくれた人がいて、その言葉が印象に残っていたからかも知れない。
ある意味、時代のリアルさっていうより、思い入れかな(笑)。
832花と名無しさん:2001/08/08(水) 05:00
流行の最先端に乗ってない80年代のイメージ>瞳子
80年代も前と後では全然雰囲気違うし、メインで
流行していた物を小物に使うと、話全体がださくなる危険性が
あるから、あの程度に留めておいて正解だったと思う。
833830:2001/08/08(水) 14:50
>>831さん
吉野作品は「少年は──」と「ジュリエットの卵」と「瞳子」しか
読んだことがないのですが(「恋愛的──」は途中で挫折して
しまいました)、他の作品を読んだら、また違う印象で「瞳子」
を読めるかな。

>>832さん
>流行の最先端に乗ってない80年代のイメージ
なるほど。80年代という時代を「うらやまし〜」と思って
いるので、だから違和感を感じたのでしょうか。

もし現代版「瞳子」があったとしたら、瞳子達はどんなモノを
読んだり聞いたりしているのかなぁ。
834花と名無しさん:2001/08/08(水) 21:54
>>830
「東京…」は世代が若い&ちょっと80年代後半系くさい
「瞳子」 は世代がちょと上&ちょっと80年代中期くさい
ってかんじかしら?
「東京」の中でサカエちゃん(違ってたらごめん)が
「東京に行ったら文化服装学院かセツモードか四谷シモン人形学校に
行きたかったの」みたいに言いますよね。
おそらく「瞳子」の世代は,同級生がそこに行った(卒業した)
ってかんじ。
80年代って言ってもいろいろあって、今だって(ちと古いが)
子ギャルもいれば裏原宿もいるわけでしょ。
ちょっと路線が違う人種だと思う。というのが80年代が青春だった
自分の私観であります。(異論があるかたもおられるとおもう)
835花と名無しさん:2001/08/08(水) 23:59
吉野さんは短歌もいい。本人としてはお遊び程度なんだろうけど、
言葉の選び方とか情景の浮かぶ感じが、ああ吉野朔実だなぁって感じ。
836花と名無しさん :2001/08/09(木) 00:53
>>830
>あと、イーノとかクリムゾンとかの単語に違和感を感じました。

わたしは凄く「らしい」と思ったくち。「月下の一群」にクラスター(ドイツの
プログレバンド)とかでてきたしね。
837花と名無しさん:2001/08/09(木) 01:12
ここの人で、フジ3日目のイーノのライブ見た人いる?
吉野さんの話題ではないのでsage。
838831:2001/08/09(木) 02:41
>>830さん
年齢が違えば、感じ方や好みが変化することもあると思うよ。
普遍的な部分と、変化していく部分があって、
それは人によって違ってくると思うけれど、
15歳の時に「なんか違うなー」って読んだ本が、
20歳の時読んでみたら、すごく共感出来たりね。
感情移入する登場人物だって変わってくるかも知れないよ。
好きな漫画家が影響受けた本を読んだり、
影響受けた映画とかを観てみると、また印象が違って面白いかも。
その年齢の時にしか感じられないこともあるけれど、
何年も経ってから解ってくることもあるって思う。
これ苦手…って思った作品を数年経って読み返してみると、
自分が本当に好きなもの、苦手なものが解ったりするんだよね。
今好きなもの、昔好きだったものを、おばあちゃんになってから
もう一度みてみたいって思ってる。どう変化してるか楽しみだ(笑)。
839花と名無しさん:2001/08/09(木) 02:43
イサクという子が出てくる話が好きだった。
題思い出せず…。
840花と名無しさん:2001/08/10(金) 04:00
>>835さん
かばんの方ですか?
841花と名無しさん:2001/08/11(土) 00:06
>>840
吉野さんが歌作ってるのって「猫又」の方じゃなかったっけ?
842花と名無しさん:2001/08/11(土) 01:04
8月10日の朝日新聞朝刊にマンガ載ってましたあげ。
843花と名無しさん:2001/08/12(日) 02:42
>>838
ありますね、年をとると感情移入する人物が変わる事。
娘ができてから「赤毛のアン」でマリラに感情を移入してしまうようになりました。
「瞳子」でも、将来うちの娘にあんな態度とられたら悲しいと、母親の視点から読んでしまいます。
漫画や物語を純粋に楽しめなくなってしまってるのかも知れません。
子供を持った親の全てがそうではないと思いますが、私は視点が変わってしまいました。
時々、昔の様に瞳子やアンみたいな若い主人公に感情移入できたらと思うことがあります。
844花と名無しさん:2001/08/12(日) 04:47
「栗林」口絵のカラーイラストが入っていないんですが、
プチフラワーのコミックスでも入る本と入らない本があるんでしょうか?
845花と名無しさん:2001/08/12(日) 17:09
>>818
そんなことは無いと思うが。
ただの萌えスレや罵倒スレになってないところが好ましいではないですか。
846花と名無しさん:2001/08/12(日) 23:26
>845
ただの萌えスレ、大いにいいじゃないか
847花と名無しさん:2001/08/13(月) 15:42
age
848花と名無しさん:2001/08/14(火) 01:46
 私はひきこもりも自分探しも、どっちも持てる者の甘えが引き起こす現代病くらいにしか考えてない、
社会学にも心理学にも全く疎い人間です。(治せとはいいませんけど。)
しかし、上記されている様にひきこもり、自分探しをそれぞれ定義するなら、やはり、
吉野さんならびに、瞳子はひきこもり系とは言い切れないんじゃないのかなあ、と感じます。

作品によって時々思うのは、作者が様々な価値観をあっち側とこっち側で分けてるなー、てことです。
それぞれの価値を等価として評価していないというか、あっち側へのさげすみすら、感じる時がある。
ディスニーランドに行く人間はクリムゾン聴かない(理解できない)に違いないとか、
ある意味非常に分かりやすいスノッブ感覚に、げんなりなる時が、正直いって
あります。
(しかも、瞳子にいたっては時期も微妙にはずしてるし)。
確かに瞳子がその審美眼を認めていないを姉の言葉に、影響を受ける事はないでしょうけれど、
森澤母の言葉に影響力はあるんじゃないかと感じます。(はっきりいいます、選民主義っぽいのです。)

私には、瞳子姉のような、他者から見える自分を大いに気にして、右往左往する人間の方が、
魅力的に写るんだけどなあ。
849花と名無しさん:2001/08/14(火) 18:41
「神に愛されてる」ってヤツね。ヤな感じ〜(笑)
冗談はともかく、瞳子が森澤母に影響されて
母のことを「神に愛されてない」と感じてしまうのは
若さゆえの勘違いじゃないかと読んでる方は思うんだけど、
それを良いか否か好ましいか否かを匂わさずにそのまんま描いているので
主人公に寄り添って読んでいると違和感を感じてしまうのだ。
850花と名無しさん:2001/08/14(火) 20:46
>>846
ああ、そういえば最近の作品で「萌え」は感じませんね。ちょっと寂しいな。
キャラが立ってないという訳ではないと思うんだけど。

「こんな映画が」買った方、所々印刷がブレてませんか?目がくらくらする。
くだらないこと聞いてすいません。
851花と名無しさん:2001/08/15(水) 01:10
「瞳子」の話題で盛り上がってるところに何ですが、
「グールドを聴きながら」読みました。
表題作と「DRY ICE」が特に好き。
「グールド」は思春期の少女らしい、若干気恥ずかしいような
鋭敏な感受性が描かれていて、よかったと思う。
(憧れの女の子が好きなものに凝ってしまったり、
グールドのセリフを引用してみたり、
そもそも憧れの美少女がグールドファンというのが思春期だなぁ)
私もピアノを習っていて、グールドを聴いたりしていたから
懐かしく思うのかもしれないけど(笑)
852花と名無しさん:2001/08/15(水) 06:03
「グールド」私は初めの3作が好きでした。
このスレでは(4作中では)DRY ICEの評価が高いから私がおかしいんですね(汗
853花と名無しさん:2001/08/15(水) 16:03
好みなんて人それぞれですよ
854花と名無しさん:2001/08/15(水) 22:24
>>852
私も1〜3作が好き。
「子供は泣かない」で泣いてしまいました。
855花と名無しさん :2001/08/16(木) 16:54
そうかなあ。吉野さんは森澤母のことを必ずしも肯定して描いてないように
私には思えたんだけど。
(「愛されているんでしょう」発言のあとの瞳子の表情とかで)

それはさておき、80年代といえば「なめ猫」だぜ。
856花と名無しさん:2001/08/16(木) 19:53
今でこそ「引きこもり」とか「自分捜し」とか言われてるけど、
70年代後半〜80年代にかけて中・高と過ごしていた頃は、
「シラケ世代」と呼ばれていたような?
吉野さんは私たちよりももう少し上だと思いますが(そろそろ40?)、
肩組んでスポーツの応援するとか、
「熱い」ものが苦手な感じ、否定はしないけど巻き込まれたくない感じ、
そういうのはつながっている気がします。
岡崎京子さんはほぼ同い年だけど、却って私には遠い。
あの手のひりひりした飢餓感というか、
何もかもおもしろくないのよバカヤローって感じと、
吉野さんとはどこかが決定的に異質ですよね。

> 836
「誰も知らないクラスター」って、
ジャケットの絵にローマ字書きしてありましたっけ(ワラ
857花と名無しさん:2001/08/17(金) 10:46
吉野さんの最新作は角川書店発行「少女帝国」2001年10月号に掲載。
858D.960:2001/08/18(土) 00:05

>>848
>私はひきこもりも自分探しも、どっちも持てる者の甘えが引き起こす現代病>くらいにしか考えてない、
> 社会学にも心理学にも全く疎い人間です。
>(治せとはいいませんけど。)

あなたの言ってることは持てる者の傲慢だね。
せめて最低限度の知識くらい身につけてから発言したら?
(認識を改めろとまではいいませんけど)
859花と名無しさん:2001/08/18(土) 11:22
>>857
連載ものだったら嬉しいな〜
860花と名無しさん :2001/08/19(日) 00:22
>>855
私もあの場面では瞳子が母のことを馬鹿にしたり、蔑んでるようには
見えなかった。

また森澤母もあの時代に生まれながら比較的苦労しなかった自分に対しての
コンプレックスやそういう恵まれた境遇にいることを自覚しての深い感謝を
してるように思えました。
861花と名無しさん:2001/08/19(日) 04:40
>>850
私は「萌え」がないところが好き。
862花と名無しさん:2001/08/20(月) 22:06
昨日、HAPPY AGEを読んだ。
このあたりは、心理学ものがあまり入っていないし、
ドラマを作っているので、安心して読めますね。
カルラちゃん、かわいい。
863花と名無しさん:2001/08/21(火) 00:22
どうして、ひきこもりだったり、自分探しをしちゃう自分をヒロイックに語る人がいるのか。
それ自体決して誉められる事じゃないし、ましてそれを臆面もなく告白できる神経が私には信じられない。
そういうの、隠そうよ、恥ずかしいじゃん。
864D.960:2001/08/21(火) 00:57

>>863

ひきこもりだの自分探しだの、
大声で他人に向けて語るほどのことではないだろうね。
聴かされる側にしてみれば退屈なだけだし、よくある話だから。

「ヒロイックに語る」ひとは、
おそらく自分の人生の主役は自分だと納得したい(させたい)んでしょう。
居酒屋で人生論ぶつサラリーマンが悦に入ってるのとおなじだね。
誰も耳を傾けちゃいないのに。

ただ、「誉められる事じゃない」と臆面もなく断罪できる、
あなたの神経が信じられない。
問題や病理を抱えてない人間なんていないよ。
ただ、それがわかりやすい形で現れてるかどうか、でしかない。

そのくらい、考えようよ、恥ずかしいぢゃん。
865花と名無しさん:2001/08/21(火) 00:58
にのれ
866花と名無しさん:2001/08/21(火) 01:00
しょうがないよ。そこにプライド持つのはさ。
2ちゃんねるなんて、な〜んにも持ってない奴らの巣窟なんだもの。
ましてや、吉野朔実好きの集まりなんだし。
君もでしょ?
867863:2001/08/21(火) 01:33
いや、自分にだって、人には言えない暗部だって問題だってあるよ、確かに当然のようにさ。
ただ、それを開き直って言い訳にしないだけだよ。
病気は病気として、恥部は恥部として苦しいし、恥ずかしい。
言葉をすり替えて、誤魔化したってそこからは抜けだせないって!!
そんなの体験者なら当然、実感としてあると思ってた。
嫌悪感があるからこそ、そこから這い上がろうとして自分なりの解決策を模索するんだと思うけどなあ。
このままなんて絶対イヤだ!!!
868863:2001/08/21(火) 01:35
いや、自分にだって、人には言えない暗部だって問題だってあるよ、確かに当然のようにさ。
ただ、それを開き直って言い訳にしないだけだよ。
病気は病気として、恥部は恥部として苦しいし、恥ずかしい。
言葉をすり替えて、誤魔化したってそこからは抜けだせないって!!
そんなの体験者なら当然、実感としてあると思ってた。
嫌悪感があるからこそ、そこから這い上がろうとして自分なりの解決策を模索するんだと思うけどなあ。
このままなんて絶対イヤだ!!!
869D.960:2001/08/21(火) 01:48

>>863
>嫌悪感があるからこそ、そこから這い上がろうとして自分なりの
>解決策を模索するんだと思うけどなあ。
>このままなんて絶対イヤだ!!!
これは同意。
自分も他人も、できるだけ傷つけずに生きていく処方箋が見つかるといいよね。
逃避的な文脈ではなくて。

>>866
プ。
そうそう。
870花と名無しさん:2001/08/21(火) 01:58
>>863
病気は恥ずかしいことですか?
例えば、ある日突然事故にあって、片足がなくなった人に向かって
「あんた不格好ね」と言いますか?
ひきこもりというのは
(「自分探し」が何を指していっているのかよくわからなかったので
それについては書きません)
事故と同じように、突然襲ってくる心性の病です。
ただそれを「病」と感じるのは、表に出ることが正しく、生産的な行為だ
という前提があるから、「病」と言われるだけです。
863が言っていることは、
「両足があることが健全」「片足は不健全だから恥を知れ」と
言っていることと同じです。
片足を失うことを想像できない人が、
「自分なりの解決策」なんてよく言えますね?
871花と名無しさん:2001/08/21(火) 02:05
>>870
あなたはいったい863さんをどうしたいのですか?
872花と名無しさん:2001/08/21(火) 02:06
いや、863が言ってることはつまり、
「片足であることそれ自体をプライドの拠り所にするな」って
ことなんじゃないの?
「引きこもりである私はナイーヴ」みたいに嬉しげに語るな、と。
「それ自体決して誉められる事じゃないし」以下は確かに
言い過ぎと感じる部分もあるけど、弱さに開き直る人への
嫌悪感という意味ではかなり共感できるものがあると思う。
リストカット跡の数を自慢するような人間は不健全だよ、やっぱり。
873花と名無しさん:2001/08/21(火) 02:28
>>871
どうしたい、ということもとくにないけど、
そこまで攻撃的に言うことないんじゃないのかな、
と思った。

>>872
「片足であることそれ自体をプライドの拠り所にするな」って
いうのは納得。わたしもそう思う。
「アダルトチルドレンである事を理由にする人」と
「アダルトチルドレンだった、とあとで分かる人」は違うって
よくいうものね。

でも、不健全なプライドでも、その人が今立っているためには
必要なプライドであるかもしれないから、
全面的に否定はできないと思う。
874花と名無しさん:2001/08/21(火) 02:36
自分から「私ってひきこもりなの」等と語る人は、「なんちゃってひきこもり」だったり
するから嫌な感じがするのかな。

全員が全員だとは思わないけど。
875花と名無しさん:2001/08/21(火) 02:47
最近、吉野マンガをあまり読み返していないので、
勘違いしてるところがあったらごめんなさい。

「少年は広野を目指す」の人々は、前向きな「自分探し」を
していたように感じる。
「恋愛的瞬間」や「瞳子」は自分の欠落した部分を
探したり、埋めたりしないで、
その部分に陶酔したり、選民的な優越感に浸っている人々が
多く描かれているような気がする。
876花と名無しさん:2001/08/21(火) 02:47
>>863
>嫌悪感があるからこそ、そこから這い上がろうとして自分なりの
>解決策を模索するんだと思うけどなあ。
>このままなんて絶対イヤだ!!!

この力みようこそがこの人が自分探し系である証拠の気がする。
斉藤環の本ぱらぱら見ただけだけど、ひきこもり系は自分の
足りない部分をそれはそれとして受け入れて自足するのに対し
自分探し系はそれが嫌でじたばたするっていう話だった思う。

そういう意味で瞳子はたしかにひきこもり系かもしれない。
ただ自分の駄目さをどうもしようと思ってないので、ドラマ
になりにくい。『少年は荒野をめざす』とは逆のことをやろう
という意味で結構野心的だったかも知れない、『瞳子』は。
実際あの駄目さかげんとか、なんともいえない趣味の悪さ
がリアルだった。
877花と名無しさん:2001/08/21(火) 03:13
少し前の自分だったらきっと迷わず瞳子に感情移入していたと思う。
けれど今読んだら、お姉ちゃんに感情移入している自分がいた。
他人にどう思われているか、思われたいかを大切にすることは、
決して卑しいことじゃないということが分かってきたからだと
自分で判断したんだけれど、どうだろう?

駄目さをどうしようとも思わない瞳子は、リアルであるが、
何かを生み出すまんがではないと思う。
何かを生み出すものを作者は全く狙っていないから、
そういう意味では成功しているのかもしれない。
ああ、でも最後に、
「人は変わる、傷は癒える」ってあったかー・・・。

>>876
どの辺に趣味の悪さを感じましたか?
私にはもやもやしててうまく表現できないー。
878花と名無しさん:2001/08/23(木) 14:42
>>872
そもそも「ナイーブ」って誉め言葉じゃないんだよね。純粋と勘違いしてる
人がいるけど。
879花と名無しさん:2001/08/25(土) 03:12
夜中には見れないので,吉野朔「実」スレその2をたてようよ。

>>878
日本の辞書で「naive」「ナイーブ」を調べると
良い意味の言葉として扱われていたりします。
本来の意味の方は死にかけてますよ。
881花と名無しさん:2001/08/25(土) 09:04
ナイーブ話だからこっちにちょっとだけ。

確かに誉め言葉とはかぎらないんだけど、悪い言葉じゃないと思う。
>素朴な、洗練されない、幼稚な、とかそういう意味
別スレだけど紫堂恭子の『辺境警備』の兵隊さんたち、あーいう人たちこそが
ナイーブなんじゃないだろか。
だったら悪くないやね・・・
ある意味、吉野朔実とは一番遠い人々かと。
882花と名無しさん:2001/08/26(日) 11:01
あっち、スレだけ立ててなんか書けっていう神経がきもちわるい。
883花と名無しさん:01/08/29 21:56 ID:0UUFArFs
作品話でなくてすまぬが、
「アフタヌーン」で『EDEN』連載中の遠藤浩輝は吉野朔実ファンらしいぞ。
柱の近況コーナーでサイン会の話書いてた。
・・・吉野朔実と遠藤浩輝、両方読んでるのなんて私だけか(w
ついでにageとこう。
884花と名無しさん:01/08/30 01:07 ID:n6GeXsF.
「○○なのは自分だけか」という発言が遠藤と吉野の
作品を読んでる人っぽくて良い。いかにもって感じでね。
こんな事を言う自分も読んでるクチですが。

あーそれと新スレあるよ。
吉野朔実 2
http://salad.2ch.net/test/read.cgi?bbs=gcomic&key=998679796
885883:01/08/30 21:24 ID:Pta2su46
>884
おぉ、私以外にもいましたか(w
リンク thanksです。
新スレ900まで使い切ってから行くのかなぁと思ったのでね。
886花と名無しさん:01/09/01 10:58 ID:5sEDZsq.
新スレ、書き込みにくい・・・
887花と名無しさん:01/09/05 03:28 ID:euhcl.mU
age
888花と名無しさん:01/09/07 18:19
あ、ここもう終わりですか?
889花と名無しさん:01/09/10 23:29 ID:1OePWzTo
とりあえず、こっちage
890花と名無しさん
age