kissのキスアンドネバークライ?の最終回をお願いします。
>>951 打ち合うメオとリリック。
下の子達がメオとリリックどっちが勝つかで口論していると
(グレイスは練習だとメオがだいたい勝ってると主張、マリエルはリリックだってと反論)
ロイが、普段は五分五分だけど今日は気合いが違うと話しかける。
カシが、どっちが勝つと思うか?とロイに問うと
リリックは攻撃を受け流すのが得意だから粘るだろうけど
今日のメオは怖いくらいに勢いがあるからメオだろうと、
自分の考えを述べるロイ。
ただし、隙も大きいのでそこをつけばリリックにもチャンスがと
いったところで勝負あり。
思い切り払った剣はリリックの腹部を直撃し、おなかを押さえるリリック、呆然とするメオ。
大丈夫かというマリエルの問いに、弱々しくも笑いながら大丈夫と答えるリリック。
エレに負けたことを謝るリリックだが、エレはがんばったねと褒める。ほっとするリリック。
剣を渡されるメオ。その剣はずしりと重い。
いたたたと痛みを訴えるリリックにはっとしたメオは、ケガのことを問うが、
リリックは大丈夫。武術訓練なんだからこれくらいは当たり前と笑いながら答える。
いつもの調子に戻った二人をみながら、やっぱりメオが勝ったなといいうことと
無事で良かったとつぶやくロイに、おまえもたいしたもんだと褒めるカシ。
弱点や動きをよくよんだと。戦いは戦技だけあれば良いわけではなく、思考も力だと。
もっともそれだけじゃ勝てないと笑うカシに、がんばると答えるロイ。
今日の武術訓練はこれでおしまいで、解散する一同。
剣を抱えたメオが家に戻る途中、イフロフが待っていた。
「勝ったか」というイフロフの問いに「おうっ」と応えるメオ。
貰った剣がイフロフの作であること、これは自分の為に造ってくれたのか?と尋ねるメオに
うむと応え、封をといて抜くように言うイフロフ。
抜き身の剣にどこか圧されるようなメオにイフロフはいきなり訓練用の木刀を振り下ろす。
ぱっくりと二つに切れる訓練用の木刀。
いきなり何をするんだというメオに、危ないことが分かるなら良いと応えるイフロフ。
こんなことしなくても危ないくらい分かると応えるメオに、
今日の試合にその剣を使っていたら?と返すイフロフ。
試合に勝った瞬間の二人の様子を思い出し蒼白になるメオ。
そんなことを言われたら剣なんかもてないと叫ぶメオに、
本来竜には剣はいらない、何も考えず鍛冶師として剣を打っていたが、
自分の造った剣で友人を失って剣を怖いと思い、造るのをやめたと話すイフロフ。
では、この剣は?と問うメオに、それは心のための剣だと応えるイフロフ。
火竜に火の恐ろしさをわからせるのが難しいように、剣の恐ろしさを教えるのも難しいと、
実体験させる訳にはいかないから、想像するしかない、
その想像する力こそが心の戦いの"剣"であり、メオに本当に持ってほしいのはその"剣"だと。
エレは、かつて守長のような役目にいたからリリックを良い守長に導けるだろう。
カディオは慎重で考え深いからそれを手本にするロイは賢い守長になるだろう、と。
そうであるならば、いずれ火竜族長になるメオに自分が何が出来るかと考えて、
こんな形になったと詫びるイフロフ。
メオは、イフロフに礼を言い、
剣については誰かを傷付ける前に分かって良かった。言われたことが全部
わかったわけじゃないけど、大事なことだからちゃんと考える。
オヤジに貰った二つの剣は一生の宝だ。
と応える。
良い感じになったところに、リタがやってくる。
イフロフは二人きりで話がしたかったので、「さがさないでくれ」というメモを
おいて出かけていたので、心配したリタとマノが探しに来たのだった。
お客さんまで心配して一緒に探してくれたんだよというリタ。
お客さんとはレリの事だった。
レリはイフロフが引退するまで一緒にいようと、長期休暇ぶんどってきたのだった。
(先代木竜家の三番竜フォーレリィに上手な上司の脅し方を教わって休みをぶんどったとのこと)
もう日は決めているんでしょ?とのレリの問いに、イフロフは応える。
「夏の精霊が来る頃に火竜術士の役目をアグリナにゆずる」
と。
わかったと応えたメオは、リタにアグリナはどうしたのかと尋ねる。
アグリナは迷子にならないよう家でスウと晩ご飯を作っているらしい。
レリもアグリナにあって元気そうで良かったと笑う。
ピクニックに連れて行ってくれるんでしょ?と尋ねるレリに
いい所だぞっ きっとおまえも気に入るっとメオが応えたところで以下次号。
※ロイの解説や、メオとイフロフのやりとりは結構はしょりました。
ゼロサムゲッター様
お時間ありましたら、カーニヴァルお願い致します。
>>956 ※ナイとツバメは感じ出てこなかったのでカタカナ。
名前分からない人は見た目の特徴のみ。
輪貳號艇が到着したことを知らせるアナウンス。
見上げるナイ。めがねの人が平門さんが来たねとつぶやく。
---ここまでカラー----
場面変わって医務室。
嘉禄は被害者と容疑者、どちらになるか不確定なので艇で療養することに。
嘉禄の体の貯めに療師も一緒にいくとのこと。
羊をみせたりして楽しげな療師が一石二鳥なんじゃと笑ったところで平門登場。
とにかくナイと話をさせろと指示をだす燭。ばさりと飛び去る平門。
立ち去る平門にドキドキする女職員に、君の趣味は最悪だなと突っ込む燭。
場面変わって、艇の中。
頭の中、嘉禄と呼びかけるナイの声に知らないと答える嘉禄。
記憶が本当に失われてるとしても構わない。
「欲しくないんだ。何も」とそこだけを口に出す。
ご飯を持ってきて、その言葉を聞いてしまうナイ。
ご飯を食べないとおなかすいちゃうからと言うナイに、
貰おうからそこにおいていって、でもナイには出て行って欲しいと
答える嘉禄。
部屋の外でしょげるナイに何かあったと尋ねる與儀。
嘉禄が艇に来たこと、平門に嘉禄の世話を頼まれたことを話すナイ。
與儀は困ったことがあれば、自分に相談してねとナイに話す。
うん、する。と答えたナイは、與儀の様子に何かを感じる。
どこかイタイ?ケガしてる?との問いに大丈夫だと笑う與儀。
場面変わってナイの部屋。
ナイは、いつか花礫に花礫が居ない間の出来事を話すため、
起きたことをノートに書いている。
嘉禄が来たことや、與儀に相談したことetc
花礫が行ったときはみんな元気がなかったらしい。
場面変わって、校長室みたいなところ。
花礫の成績は問題がなく、希望通り輪コースに進めるらしい。
教室はブラスティのA(BAと表示される)
校長先生みたいな人から後見人からの贈り物だよと箱を受け取り部屋を出た花礫。
箱の中には携帯電話が入っていた。夢中でいじる花礫に最初の授業から遅刻する気かと突っ込む蘭二。
蘭二に連れられて一限の授業の場所に向かうと、そこにはツバメが。
ツバメは花礫と同じクラスとのこと。
ツバメはうれしそうに前の人がやるの、良く見ててねと話しかける。
ちょうどそこで前の人たちがレッスン?開始。
擬態機から接触されないように、始め!!
というと何かぐわっと出てきたところで以下次号。
>>952 立ち読み者のうろ覚え簡易だけど
みちると晶はしっかり滑りきり、高得点で五輪代表決定
例のリフトについては審判の間で違反ではないかとの話は出たが
井上(だっけ?厳しい女性審判)が問題なしとして、認められたらしい
みちると作家の彼女と本の打ち合わせをしているところに礼音が迎え
入れ替わりで席に来た女性編集者が二人の後ろ姿を見て、
「小さい頃にあんな事があったのに恋愛できるって凄い」
というようなことを言い、それに作家は反論
(みちるを応援するモノローグみたいなのとか入る)
みちると礼音の前に、また芸能記者?が現れる
みちるは二人の交際をあっさり認め、なんだかんだ慌てつつ礼音も肯定
(スキャンダルになったとかのシーンは特に無しで、五輪の話へ)
選手だったり、記者だったり、レポーターだったりと立場こそ違え、
約束通り、昔の仲間たちみんなで集まる形になった
ラストページは例の本の最終ページに載ったとかいう写真で、
五輪のキスクラで点数に驚いてる二人&嬉しそうなコーチの様子
演技を見て完敗だと感じた風のライバルペアとか、
晶と真澄の良い感じのシーンとか、マネージャー乱入してきたりとか
まあ、こまごまあるのでその辺は自分で確かめてください
フラワーズゲッター様、
7種をお願いいたします
コーセルテルありがとうございましたっ!
フラワーズゲッターさん
暁のありあちゃんお願いします
メロディゲッター様、聖龍とお伽もようお願いします
YOUの暁の海を征けをお願いします
フラワーズゲッター様
アイスフォレストもぜひお願いします。
ラワーズゲッター様
天狗の子もできればよろしくお願いします
ちはやふるよろしくお願いします
メロディゲッタさん大奥お願いします
>>969 団体戦瑞沢対山口美丘
女子メインの初段揃いと噂されていた山口美丘は中々の美人揃い。タイプだったらしい肉まん&筑波君はテンション爆上げ。
しかし男子が役に立たないヘタレばかりの山口美丘かるた部。おかげで女子たちはルックスとは裏腹にかなり肉食系。一斉に太一にモーションをかける。萎縮する太一、がっかりする肉まん&筑波君。
かるたもかなりの攻めがるたで、お手つきを構わない、取られたら大げさに畳を叩くプレースタイルに圧倒される瑞沢。特に男子勢はダメダメ、とかなちゃんは呆れ顔。
おまけに役に立たないと言われていた山口美丘の男子勢は応援で勝負、と派手な横断幕を披露。
流れは山口美丘に来ていると思われたが、千早が「新に自慢する」というセリフを胸に負けじと攻めまくる姿を見て瑞沢勢も気を取り直して頑張る。
一方菫が偵察に行ったH・Iブロックでは逢坂恵夢が二試合ともパーフェクトだと話題に。
強すぎてつまらない・隣のオタク達の熱い恵夢ちゃんのかるたの考察にかなり消耗されていた菫は、瑞沢の試合の様子を見に行こうとH・Iブロックの試合会場を後にする。
瑞沢のBブロックに行く途中、廊下であたふたしている翔二らの姿を見かける。どうやら新は栗山先生に別室に連れられて行ったらしい。
続く
栗山先生に何故こんなことをしたのか問われる新だが、中々答えようとしない。
そこで運営の吉岡先生登場。栗山先生に退室するように言うと、新と二人きりで向かい合った。
そして一言、新が出場停止になったら詩暢ちゃんはどんな顔をするかな。ショックを受けたような表情を見せる新。
続けて吉岡先生、小学生の頃は詩暢ちゃんに勝る実力を持っていたのにかるたを辞めていたせいで随分差をつけられちゃったね。
きっと綿谷先生も自分を責めていると思う。綿谷先生を喜ばせるには名人になるしかない。
でも、チームになりたいと思っているようじゃ、そんなんじゃ名人にはなれない。と厳しい言葉をかける。
千早や太一を思い浮かべる新。(千早のクイーンになりたいと言っている笑顔、太一の俺も東日本代表を目指すから新は〜のメール)
出場停止の話は自分がなんとかしてくる、新は出たいんだろう?と言い残して吉岡先生去る。
一方千早達瑞沢かるた部。山口美丘に四勝一敗で勝利し絶好調。山口美丘ともお互いを認め合える仲に。この二校の試合だけ異様に熱かったと言われる始末。
そこで菫登場。明石第一女子や恵夢ちゃんのかるたの偵察を報告する途中、福井が替え玉不正したことをうっかり言ってしまう。
強張る千早と太一のアップ。以下次号、という流れでした。
>>971-972は嘘バレです
ちはやふる
鳥人間コンテスト雨天中止。
山口美丘は高校クイズ大会も優勝した秀才揃い。
何度も札を並べ替え、その知力や閃きにちはやもたじたじで自分のかるたが出来ない。
一方実行委員会は、将来名人を倒して欲しい有望株の新を棄権させたくないが
違反は違反なので揉める。翔二達が事情を話して泣いて謝り、
それならという雰囲気になるが、新は罰は受けなければならないと言う。
心の中で自分はチームが羨ましかったんだと千早に謝る新。
鳥人間コンテストが中止になったしのぶは、雷雨の中に達、窓から試合を見つめる。
怯える人々。痩せたしのぶを見たちはや微笑み、私は成長したのかと自分に問う。
しのぶは新の所に行き、出場停止になった事を聞く。
新が出ないなら自分も棄権する。格好つけずにお願いしろと、一緒に頭を下げさせるしのぶ。
これ以上がっかりしたくない、あんたは私のライバルやろと。
千早はしのぶや新に、高一でも小6でもないどんな自分を見せるのかと奮起。つづく。
7SEEDS
正論をはく嵐を花に似ていると安居。お前もそういう人間だった。だから花を気にしたんだと涼。
牡丹たちと合流し、これからどうするかを話し合う。
安居は昔のようなリーダーシップを発揮。
嵐は花もいる日本にミサイルを撃つかもしれない船を放置するのを拒否。
ミサイルを止めることになり、安居ナツ嵐はミサイルの場所へ、涼達は脱出口を探すため別れる。
涼に大丈夫かと聞かれ何がだ。大丈夫だと嵐。蝉に安居ラブを突っ込まれる涼。
安居は収納されてる橋や張り紙を見つけ、自分は今まで何も見えてなかったんだと気づく。
脱出口は塞がれていて、ミサイルをどうにかするしかなくなった。
次号へつづく。
なんだ嘘バレか
でもよく出来てんなぁ
本人ですかw
どっちが本バレですか?>ちはやふる
脳内ポイズンベリーをお願いします
ちはやふるのトレスはありましたか?
どれが本人がちゃんと描いたコマかわかりますか?
983 :
天空聖龍:2010/12/27(月) 21:47:07 ID:???0
カナンは二人の中の龍の力を消そうとした。輝きを放つカナンに駆け寄ったラムカは
「馬鹿野郎!そんなことしたら今度こそ戻れなくなる」と叫ぶが、カナンはそれで
ラムカが助かるのなら、と思う。
そしてサニンにも手を差し伸べた。しかしサニンはただの人として死ぬことを拒否する。
「サニン!」
サニンをとらえようとするラムカ。だが、サニンはその手を引きよせた。
サニンの手には剣の欠片が握られていて、ラムカにそれを握らせて自分の胸に突き立てた。
「いいかユス、僕を殺したのはこの男だ。忘れるな兄上、その手の感触を。
貴様の中に一生ふさがることのない傷を。血を、流し続けろ…!」
サニンは呪いの言葉を吐く。だがラムカは、「ああ、判ってる。絶対に」そう答えた。
そしてサニンは塵となって消えた。
舞い上がった毒は、飛蛇たちがどれほど喰っても浄化しきれない。
毒を摂りすぎた飛蛇は消えていった。
―聖龍の剣の力で足りないのなら、私の躯で―
カナンは微笑み、そしてまばゆい光が毒を吹き飛ばした。一瞬、ラムカは青い空を見た。
カナンとラムカはいつの間にか、サンワの庄の、聖龍の骨のある洞窟に戻っていた。
目覚めたラムカの指からは、聖龍の証が消えていた。
だが、カナンは昏々と眠り続けた。ラサムが言うには、ラムカの聖龍の証と、毒の海を
消し去るのに力を使い果たしたのだろうと言うことだった。
浄化はおそらく成功したのだろう。ナムを除く飛蛇達も姿を消した。
984 :
天空聖龍:2010/12/27(月) 21:47:54 ID:???0
やがて目覚めたカナンは視力と声を失い、記憶もすべてなくしていた。
「忘れた方がいい思い出なら忘れた方がいよ、前みたいにまた覚えていけばいいんだ」
ティンはカナンに声をかけた。村人たちも、カナンを囲んで自分たちのことを教える。
ラムカはカナンの手を取って「カナン」の名前と文字を教える。
人々を、ラムカを守るために力を使い果たし、沢山の物を失くしたカナン。
ラムカは、カナンが失くした、辛い思い出も幸せな思い出も全て引きうけようと思った。
「俺はラムカだ、よろしくな」
そう言って抱きしめられた時、記憶を失くしたはずのカナンの目から涙がこぼれた。
世界中でただ1匹となったナムは、負の感情ではなく草を食べるようになっていた。
国は、王宮に幽閉されていた元大臣がおさめることになったらしい。
「いちばーん!」「ずるい!さっき僕の着物引っ張った!」
元気な男の子達が母親に飛びついた。
「こらっ!喧嘩すんな!」ラムカが子供たちをたしなめた。
「カナン、いこう。みんなが待ってる」
カナンは幸せそうに微笑んだ。
地上に降りた聖龍は、天井には戻らなかった。
人と成り、人と共に生きる道を探して―
>>983 d
先生、うまくまとめたね!
ヤッパリすごい人だわ
メロディゲッター様、秘密をお願いします。
988 :
大奥:2010/12/27(月) 22:47:00 ID:???0
それは春も近いというのに雪が降りしきる二月の朝のことだった。
江島は突然山村座での遊興で門限に遅れたことを表役人から責められ、
江島および部屋付きの者は身一つで江戸城を追放されることになった。
雪の中、着物一枚素足で追放される男達。江島は縄をかけられ、連行されていった。
山村座にも役人が踏みこみ、新五郎は不義密通の容疑でとらえられた。
江島は毅然と、男女の関係はなかったと主張した。新五郎も何もなかったと訴えたが、
二人は激しい拷問を受けることになった。
鞭打ちの上、石抱きの責めを受けた新五郎は、足がつぶれて舞台に立てなくなることの
恐れから、うその自白をしてしまう。
一方、江島はより激しい責め苦を受けても譲らなかった。新五郎が嘘の自白をしたと聞いて、
拷問をうけたであろう彼女を「可哀想に…」と思いやる。
取り調べを担当していた能登守はでは質問を変えよう、という。
「月光院様と間部詮房の不義密通についてご存じのことは?」
江島はようやくそれが狙いなのだと気がついた。
下町では江島生島事件は面白おかしくもてはやされ、江島は絶世の美男という噂まで
飛び交っていた。
詮房は老中に抗議をするが、すでに流れを変えることは出来なくなっていた。
どんな責め苦にも耐え抜いた江島には死罪が言い渡された。
それを聞いた月光院は、天英院に江島の助命を願い出る。
吉宗を次期将軍に推せば江島は助かるのか、という月光院。
しかし、月光院が吉宗側に回れば詮房の失脚は免れない。
大名としての体面が保てるようにはしてやろう、天英院に言われた月光院は、
深く頭を下げた。そして、江島は信州に遠流に罪を減じられた。
月光院は詮房に自分の監督不行き届きを詫びる。詮房は、江島は月光院を守れて
本望だろうという。「紀州の田舎しか知らぬ女に好き勝手はさせませんわ」
詮房は力強く笑って見せた。
989 :
大奥:2010/12/27(月) 22:47:41 ID:???0
…江島の部下であった宮路は、遊び人風の男に
「俺はこれでお役御免だ、吉宗公を頼む」
と声をかけた。遊び人風の男の名は三郎左。二人とも、紀州の配下だったのだ。
「天英院様、これであなたが名実ともに大奥の主でござりまするわね」
そう言われた天英院は、「上手く事が運びすぎるのも考えもんやな」と晴れない顔をする。
江島も月光院も、大奥で生きるには心がきれい過ぎたのだ。
月光院は天英院が仕組んだと判って頭を下げた。
つい頼みごとを聞いてしまった、という天英院。
「構いませんわ、所詮吉宗公の敵ではありません」
天英院の前にかしこまるのは吉宗の腹心、加納久通であった。
江島は信州高遠で幽閉されて一生を終えた。
江島が幽閉されている囲屋敷のそばに、二人連れの旅の女が迷い込んだ。
「もしかしてここには江島様が?きっととても美しい方なのでしょうね?!」
はしゃぐ女に、門番の一人は答えた。
「本当にごりっぱな方だよ、本当に」
高遠で江島に接したものはその優れた人格に皆好感をもったという―
「大奥」ありがとう
泣けた
文章うまいね
江島さま 。・゚・(つД`)・゚・。
残り少ないので、次スレ立てます
雨柱を見つけた新九郎。すず達があの下に、と思うが、
護法はもう少しはなれた場所に居ると示す。
敵の目的に気付いて、すずの元に急ごうとするが、川が道を遮っていた。
心構えを改めた現八郎が、自信を持って「俺を使え」と現れた。
大天狗の力を借りた現八郎は、再び新九郎を飛翔させることができた。
しかし、敵のもののけはすずと新九郎を合わせまいと、新九郎を霧に閉じ込めた。
すずを取り囲んだもののけは次々と数を増していた。
すずが弱気になれば相手に力を与えてしまうとおじゃる様は危惧していたが、
怯える青藻を励ますすずは頼もしい。その様子を見たおじゃる様はつい笑みを漏らす。
「そなたならできるやもしれませぬ」
おじゃる様はすずを招いた。おじゃる様は、もののけの中に本来であれば
すず達の側に立つものがまぎれているというのだ。
青藻の願いを聞いて、よもぎを守るために仏が使わしたものがいる。
すずならばその力と同調できるのではないかと。
青藻から仏の特徴を聞いて、すずは如意輪観音の真言を唱える。
祈りはやがて、霧に閉じ込められた新九郎達に道を拓いた。
「すず、そこは危ない、土砂崩れが起きるぞ!」
敵の狙いはこの土砂崩れを起こすことだった。間一髪、すず達は土砂を免れた。
新九郎達は敵を潰そうと、青藻にもののけの本拠地に案内をさせるが、気配すらつかめない。
おじゃる様が「もののけを「あいつ」や「奴」などの曖昧な呼び方しかしていない」と指摘して、
新九郎とすずは名前を抑えることが重要なのではないかと気付く。
もののけが修験者の姿をしていたと聞いた新九郎は、道中で出合った修験者・間部の話を
思い出した。
これも仏の引き合わせなのかもしれない、と新九郎は間部から、死んだ修験者の名を聞き出した。
その名は「龍水」。
すずは再び如意輪観音に祈り、ついに龍水を引きずりだすことに成功した。
次回最終回。
996 :
秘密:2010/12/28(火) 00:12:24 ID:???0
薪は悪夢にうなされていた。
鈴木が、青木が銃を自らの頭に突き付ける。
薪に銃を向ける。薪の手にも銃が握られていて、青木の額を打ちぬく。
夢からは覚めたが、すぐに青木が実の母に責められ殴られる光景がフラッシュバックし、
激しい吐き気すら感じて薪はベットの上でもがき苦しむ。
夫婦惨殺事件の合同会議に、身内である青木が現れ、刑事達は口さがない噂話をする。
キレかけた青木を制して、刑事達を一喝したのは滝沢だった。
青木を捜査に加えることについて、岡部は不安を感じていた。
青木にとって、地獄のような今の心理から抜け出す「蜘蛛の糸」は第九であり薪なのだ。
青木の妄信と言っていい一途さに答えるだけの自信があるか、と岡部は薪に訴えた。
青木の姉夫婦の脳は、夫・政信を滝沢・宇野、姉・和歌子を薪と山本で担当し、岡部や青木は
他の関連殺人の洗い直しを命じられた。
青木は事件の洗い直しにかかるが、他の事件のMRI画像を見ただけで、姉の無残な遺体が
フラッシュバックしてしまう。そんな青木に声をかけたのは滝沢だった。
滝沢は鈴木と雪子が結婚しなかったのは、鈴木が薪が結婚できない
(立場上、弱点となる家族を作らないため)ことに配慮してのことだ、などと
語り出す。薪が話さないプライベートなことを語る滝沢に青木は怒りを覚える。
部屋を後にした青木は、薪の孤独と、彼がどんな思いで自分を祝ったり叱咤したのかを想った。
そして、ちょうど目の前に作業する薪がいた。
薪が心配そうな顔をして、青木を元気づける。
青木は、姉のことで動揺しているふりをすることにした。
口元を押さえてうつむく青木の腕をつかんだ時、薪は再び青木が頭から血を流して
倒れている白昼夢を見るのだった。
聖龍とお伽もよう依頼者です。バレありがとうございます。
1000
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。