「ちはやふる」末次由紀Part.68

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813花と名無しさん
ちはやの「(中学時代の同級生が苦笑いするのを見て)なんであきらめんの?」を見てちょっと思った。

かるたって負けてもともとなのに、
常に昇級しろ、強くなれと暗黙のプレッシャーがかかる。
A級になってようやく競技人生の始まりと言われるほどの、要求の高さ。
E級入賞→(略)→B級優勝→A級って、
かるたプレイヤーの視点では普通かも知れないけど、
よく考えたら一般人が「嗜む」趣味としてはありえない努力量だと思う。
弱い自分から見たらA級なんか全員求道者に見える。

かるたは、センスがあるか、負けるのを厭わない人じゃないと続けられない。
プライドが高く負けるのが嫌でやめた人。
かるたの深さに耐え切れずにやめた人。
皆、相手を無感覚にして札を払い去る快感を知る前にいなくなってしまった。
幸い、自分は面の皮が厚いからまだかるたを続けている。

あのシーンを見て、かるたという稽古事を続けること自体、多少なりとも異常なのでかないかと思うようになってしまった。
長文スマソ