死んだ魚みたいな生気の無い目が駄目だな
>>641 描かれる題材がほんと私の好みでたまらん作家さんだ
教経が好きになったのは河村さんの影響だなあ
資盛と右京の不器用な恋も好きだった
644 :
641:2014/11/24(月) 12:18:24.57 ID:???0
>>559>>631>>642 同じ人かな?
人を見て貸すようにしてるけどその指摘はよく受けるし、よくわかるが
さすがに失礼な表現繰り返し杉w
でもホント特に初期作薦めづらいww
瞳の中がハイライトなしで斜線って酷い手抜きだと思ったもんだ
でも最近近所の本屋で新刊平済みで目に入る表紙とかは
細部まで丁寧でハッとさせるほどきれいな絵柄に感じる
・・・欲目もあるかもしれないけどw
>>643 題材いいよね。
史実があるから悲恋もあるけど全力でハッピーエンド主義!な感じも大好きだ
教経!私も!!源平もよくわからなかった頃に刻み込まれたカッコよさ!
>>644 化野行だっけ、まりこ?って女の子がトリップしてきた話
「戦争なんてない世界だよ、一緒に行こう」とねだられて「ここに残る、徳子がいるから」と答えるシーンがすごく好きだ
でも菊王丸との件は……うん……w
ハッピーエンドじゃない話も余韻が残っている感じがして好きだな
そういう意味では初期作の方が好き話が多い
>>644 死んだ魚みたいな目なのは事実だろ?
あと、描線がガサガサで無駄な線が多くて雑だし、綺麗に一本線が描けなさそう
>>644 同じ人らしいよw
すごいね、粘着してること自白したよ
日野富子の話が好きだったな
ひどい話なんだけど味わい深い
二パターンあったね
自分そっくりの異母弟が出る話と、幼いころはお今を姉のように慕っていた話
どっちも好きだったな
あとは竹御所の話
最期の時に「駒若」ってずっと呼んでたのが切なかったなあ
「私には駒若がいるのに?」と言っていた姫は、将軍の正室になってもずっと
駒若のこと好きだったんだなあ…と
前田利家夫人のまつの話が好きだったな、優しかった兄嫁が豹変したりw
手を汚してのし上がるけど実は不器用で繊細というキャラが多い気がする
足利直義とかええよねw
>>648 あらら、触っちゃダメな人だったかw
それにしても富子とか直義とか、ツボ合う人が多すぎてツライww
さっき長くなりすぎたからって削除した語りを取り戻したいw
異母弟話もお今のも、自覚をもった悪である富子が
清げな少女の自分の欠片(持つべき善性というか)を仮託した存在を惜しむみたいな
そんな感じがどっちにもあってうおぉぉぉぉぉ!!!!ってなる。大好き!
直義話はお兄ちゃんとのと、奥さんとのと、初期の2編がとにかく好き
兄を害する自分にはなりたくないからその時は殺せって高師直いうのとか
自分の進む道は暗闇だけどそれでも・・・って娶るのとか、
ふとみせる弱さがヤバイw
直冬と三人でなんか幸せな家族話とか読みたいけど、商業誌じゃ絶対無理だよね
>>655 分かる分かる
富子も直義も自覚もった悪だけど、ちらっと見せる弱さというか脆さがツボにくる
可哀想な過去のある(だから同情してね)悪役よりもこういうキャラのが好きなんだ
直義が直冬引き取ったのって兄ちゃんそっくりだったからじゃ・・・とちっと思ってしまったww
富子も直義は悪人なんだけど、単純に悪いのではなくて
境遇や才能に振り回されてる面があるのが切ない
明日香の中大兄もそういうところがあると思う
活気づいてて嬉しいw
私は霧雨雨情が初読みだったかなあ
頼朝=悪、義経=かわいそうっていうのが多い中で、実は頼朝が不器用なりに
義経のこと気にかけてたとこが好き
おとなしくない静も可愛かった
最後の、政子が頼朝に「九郎殿の手紙を」と読むように勧めて、読みながら頼朝が
「ならば何故官位を受けたのだ!」と泣くシーンがすごく好きだなあ
大姫と義高の話もよかった…やっぱり源平時代が特に好き
>>658 >>おとなしくない静も可愛かった
すごく同意w 枕草子の定子なんかもおてんばで良かったw
定子が道長に恋してたとか、予想外の展開だったなあ
>>651 那夜さまだったっけ?
それまで優しげだったのが形相変わっただけじゃなくて老けたよね
>>660 >>定子が道長に恋してたとか、予想外の展開だったなあ
まあまあそこは少女漫画だから…
でも清少納言も道長推しだったみたいだしぃ〜w
直義は「兄上のあーゆー情けないとこって好きなんだ・・・」のセリフが大好きw
直義すきだなー
足利兄弟が、ああいう前提で直冬がらみも見てみたいけど
さすがに話が破綻するかな
天つ雷鳴が好き、やんちゃで出来る弟と人が良すぎる兄ってのは足利兄弟っぽくもあるし
大名児をこんな感じで描いたのも新鮮だったw
>>655>>656 お今を追い落とした話の回想見ると昔は本当に無垢な子供だったんだよなあ
何時から、どうしてあんな風になってしまったのか気になる
今でも続編読みたいな
サイコパスなわけではないんだよね、お今を慕ってたのも本当だから
何であんなに権力財力にこだわるようになったかは知りたいなあ
やっぱり親のプレッシャーで壊れちゃったのかな
壊れる過程をもっと描いて欲しいよね
自分のしてることの善悪は一応わかってるから壊れてるのとは違うと思う
子供が大人の真似事をしてる印象というか、個人的にサガンの小説を思い出す
子供的な動機で大人の結果招いた、みたいな
小説はそこで本当に後悔して少女期を抜けるけど
富子はそのまま悪の道を突っ走って応仁の乱なんだよね
富子の話を読み返したんだけどお今が自分のことを天女に例えたとこでなんか笑っちゃうな
たしかに見た目も心も綺麗なんだろうけど自分で言うかw
あのやり取りは好きなんだけどね
670 :
花と名無しさん:2014/12/16(火) 11:52:15.02 ID:ZULMXJQs0
奇麗で優しくて憧れる人なんだけど、たまにイラッとくるみたいな感じかなw
671 :
花と名無しさん:2014/12/16(火) 11:59:21.52 ID:EkvI6y3F0
>>666 本当に欲しいもの夢中になれるものが見つけられなかったんじゃないかな
それで権力に向かってしまった
権力とか関係なく、純粋に仮面を被った富子を嫌う人がいればまた違ったのかも
お今はいつから富子の全てに気付いていたのか分からないけど
富子の裏を知っていながらあの態度だとしたら富子異常に性根は悪いと思うw
>>672 最初の話(富子異母弟メイン)だと、従弟に「あの姫が私に悪意など考えられぬ」だったけど、
二回目の方は、兄すら知らない富子の裏の顔を把握してたよね
それでも「甘えたがりの富子さま」と可愛がっていたから、お今は本当に富子が可愛かったんだろう
富子もお今が好きで、慕っていて、幼い頃のように無邪気なままだったら愚かな女になっていたけど
幸せだったであろうと言ってるから、お今の清らかさを憎みつつも愛していたんじゃないかなあ
二回目のお今はどっかで富子の裏の顔に気付いてしまったけど
富子の中にあるお今への憎しみも、慕う愛情もどっちも本物だし
それでも表向きの富子はそれまで通り可愛かったから何も出来なかったのかも
あと富子が望むお綺麗なお今のままでいようって気持ちもあったのかもね
そんなに深い話だったのか
ただのサイコパス娘じゃなかったんだね
本当にサイコパスだったら池で溺れかけた
心配するお今に怒られた時に素直に謝ったりしないだろうし
他人を苦しめることに快楽を感じている様子もないんだよね
死なせた相手が行くであろう極楽が自分には遠いと泣いたりしているし
でも反省したり心を入れ替える気はないんだよな
何がしたいんだろう
生まれと立場のせいもあるのかもなあ
お今は善良でも他の女は何するか分からないし
権謀術数と無縁に生きられないなら、『賢く』ならないと自分の身も守れないと
身寄りが頼りに出来なないって怒っている場面あったから、
自分が強くならないとって思ったのかも
何れ将軍の正妻になることがどういうことか、
幼いうちに理解できてしまうほど頭が良かったのも不幸だったのかもな
頭が良いのに善悪の区別はつかなかったんだな
自分のやっていることが悪だと分かっているから善悪の区別はついているよ
それでいて悪に突っ走って、でも極楽は遠いと泣きもする
兄ちゃんの為なら望んで地獄にでも行く!の直義との違いはそこだな
>>669 ただの喩えだったのかー!
私はてっきりそういう話なのだと思ってたw
あのお今は富子を救おうとしていた天女さんなんだとばかり・・・
だから富子の本質を知ってても不思議におもわなかった
今の流れにびっくりしてるの、私のほかにもう一人くらいいてほしいwww
>>682 同じくそう思ってるよ
救おうとしたけど救えなかった、だから御台さまにも知っていてほしいお話として
話したんじゃないかな
この人は時代物の作品だけにして正解だったね
ちょっとだけ現代が舞台のカットを描いていたのを見たけど、70年代後半くらいの少女漫画みたいだったわ
「生徒諸君!」とか「ポケットにいつもショパン」とかその辺の作品
お今が富子を救おうとしての行動なら
人を見る目はあるけど人の機敏に疎い天然さんなんだろうなあと思う
そういう目で見るとお今の行動は「自分の出来ることをした」と言う自己満足で
終わっているように見えるんだよな
それで富子がどう思うか、もっと他に方法はあったのかと
想像や可能性を考えたりしてなさそう
まあ、今みたいに人との接し方とか簡単にネットで探せるような時代じゃないし
お今にそこまで求める方が酷なんだろうけど
お今は、二編ともに富子にただただ優しかったからなあ
心配して叱ったり窘めることはあっても、富子の裏の顔についてはスルーしてた印象
愛して慈しんでいれば富子も変わると思ってたのかな
かといって、お今は正室になった富子を叱ることはできないんだよね
そこは上様の役目だが、上様は富子の美貌と身分に目くらましされてるし、
富子の所業が改まらなかったことがお今の責任なわけではない
だからあの話は、富子にとって最後の救いの糸だったお今を切り捨てたことで、
富子はもう修羅の道を生きるしかなくなったのかなと思ってる
時代ロマンシリーズにあったよね
「平安怪盗伝」
あのシリーズかな?
悪者なんだけど、実は〜という、けっこう好きだったなー
ほしゅ
690 :
花と名無しさん:2015/01/29(木) 13:52:02.12 ID:f81KFdi50
フジTV「JAP18」騒動
新刊読んだ人、感想くださいー
ほしゅもかねて