【カルバニア物語】TONO☆13【チキタ★GUGU】
山岸さんの話はよそでやってくれないか
>>283 わーーーーーーーーーーーーーーーーん
いまさら発掘して読んじゃって、めちゃコワイ私はどうしたら〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
生温かくはないと思うな。TONOさん的な、意外性と味わいのある終わり方だった。
サデュース可哀想だよなw
容赦ないというと個人的には明智抄
おいどんはTONOさんの許すとこが好きっすw
最後のぬるさでせっかく3巻あたりの最高潮の面白さが
自分の中では輝かないものになってしまったな
>308
最後ぬるいかなあ?
えー!ちょ、おま、これで終わりかよ!?とは思ったがな。
TONOさんは一貫して「許す」というテーマで描いてたんじゃない?
キチタは親を食ったラーを許して、サデュースは家族を殺したクリップを許して。
ニッケルもキサスを、バランスも山賊を結局許してたよね。
許すというよりサデュースが言ってた「憎み続けるって難しい」っていうのが
テーマだったのかな。
でも自分を殺した相手を許すこと自体がぬるいっちゃぬるいかw
> 自分を殺した相手を許すこと自体がぬるいっちゃぬるいかw
全くぬるくないよ!それが一番難しいよ!
一時の怒りが全部だと勘違いして行動しちゃう方が簡単だよ。
私はTONOさんの視野の広さが好きだなぁ。
とりあえずチキタを続けるには
ネタ的に厳しかったってことで
>310
いや、殺された本人が相手を許す事がぬるいってんじゃなくて、
読者的に「殺されたのにこんな簡単に許せる訳ねーじゃん、
TONOさんの考えはぬるすぎるんだぜ」って思うかなってな事を
言いたかったんだが書き方悪かったね、ゴメン。
>>309 >TONOさんは一貫して「許す」というテーマで描いてたんじゃない?
なるほどお。サデュースのクリップの対する言葉とか見て「理解」だと思ってたけど、「許す」もそうだね。
>「殺されたのにこんな簡単に許せる訳ねーじゃん、
>TONOさんの考えはぬるすぎるんだぜ」
まさにそう思ったw
>>314 読者にそう思わせないために、悪いことした奴は物語の中で裁かれることが多いよね
キャラ本人が復讐しなくても社会的制裁受けるとか、原因不明の事故とかで死ぬとか
でも、それをしなかったからこそチキタは画期的だったと思ったんだよなぁ。
ベタな物語では、傷ついた人間の心は報復で救われてきたけど、
現実には簡単なトラブルとかだと報復できる場面ってそんなにない。
自分の心を救うのは最後は自分自身だよ、みたいに言われた気がして鳥肌立った。
簡単に報復しちゃう物語よりよっぽどシビアだと思ったな
でもリアリティを全然感じられなかったせいでキャラの存在感が薄くなったよ
あーなんだ結局漫画かーって感じ
>社会的制裁受けるとか、原因不明の事故とかで死ぬ
あ、といってもこんな展開は求めてないよ
パイエが痛みを感じない体質だってのもよくわからんかったしなあ
>>318 痛覚のない人達は実際に居るけど、原因は不明なんだっけ?
子供なんか痛みを感じないから、爪かじりの延長なのか指まで齧っちゃうとか。
その病気?を発見したのは日本人医師だったかな。
自分は『殺す』系の許しより、ラーとチキタの最後の夫婦という結末のがキツかった。
なんつーか、近親相姦みたいで。
あれってラーは人間にしてもらったんだよね。
チキタはその時点でもう100年近い(超?)だよね。
つう事はラーは年を取って死んでいくけどチキタは不老不死?
それかチキタもラーと一緒に成長出来るようなったんだっけ?
雑誌で読んだだけだから忘れてしまった。
>>319 ラーが元の姿に戻り、寝たきりになってる時、
サデュースが「最近また少しずつ成長してきていて、
服が入らなくなってきたので、バランスの服を着ています」
みたいなことを言っているので、その時点からまた普通に年を取っていったのでは。
最終回時点では、バランスと同じ位のおじさんになっていたと思われ。
今テレビで、パンドルショーツなるものを見た。いわゆるふんどし(の大分カワイイやつ。フリルとかついてた)
バカ売れしているらしい。
時代がTONOさんに追い付いたのか。
ネーミングの由来が気になるな、パンドルショーツ
ぬるいといって殺伐とした残虐な展開ばっかの漫画になったら嫌だお
虐待をされた子供は、痛覚なかったりするんだよね。
それだとおもってよんでた。
許すとか復讐とかの事。
時間、も、テーマにはいってるからなあ・・・
因果応報は、すっきりはするけど、それが解決でなかったりするし、
長い時間と、人間の心と、
許すに至る、報復よりももっともっと深くて苦しい経験とか、
許される側の、許されることに依るつらさとか、
それを空気のごとく描く事が、との子さんの才能だと思う。
>>319 チキタは100歳まで行ってないだろう…
同じ年のハイカが嫁に行った年齢から考えると
バランスたちと出会ったときは、外見13〜15歳前後で
実年齢は20歳前後ぐらいだろうから
ラーが人間になったときのチキタは、20代半ばぐらいじゃないかと。
人間になった時のラーって幼女じゃね?
チキタとの年齢差が・・・
チキタと初めて会った時〜云々というセリフ?があったから、
幼女ではないと思う。
おそまきながらコーレル読んだ。それなりに面白いけど、
やっぱ二重構造の理由が見えなくて気になる。
>>329 あれが明かされる時はやっぱり衝撃的なんだろうなぁ >二重構造の理由
しかし溺れ死ぬ直前に人魚を見た女の子が嫉みで化け物になるって、
身もフタもない話やな。それもあんなかわいい子が。
脚の悪い珊瑚ちゃんが人魚のコーラルなら、普通の脚の女の子がクラゲにあたるのか?
「妬み」の方向が逆の気もするんだが。
ああ、2重構造の間でそういう対応がつくのか。数学の写像みたいww
>>332 珊瑚ちゃんの妄想物語なわけだから、人魚=自分 を優位に置くってのはアリかなと。
実際には普通の脚の女の子を妬んでいるのなら尚更。
でも珊瑚ちゃんの足って一時的なケガじゃなかったっけ?
そんなに根に持って羨ましがるほどの状況でもないような。
人魚のコーラルちゃんの夢を見ている足の悪い珊瑚ちゃんの夢を見ている孤独な老婆…とかだったら嫌だな
それなんてあじましでお
あじまさんだったら、更に孤独な老婆の夢を見ているくたびれたおっさん、
そのくたびれたおっさんの夢を見ている美少女、その美少女の夢を見ているのた魚、
そののた魚の夢を見ている新井素子、その新井素子の夢を見ているあじまさん、
としつこくやりそう。
すまん、最近あじまさんと新井素子の本読んだばかりなんだ。
>>337 それ、ネムキ上では毒姫の人が読切でやってたな
>337
交換日記ですか?
>>339 うん、それです。個人的に犬童医院や養殖人魚ネタは、
あじまさんっぽいなー、と思っている。
チキタやカルバニアはあじまさんっぽくはないは。
可愛い絵柄で内容がアレな感じが。そこが好きだが。
>>337を書き込んだあとで、ベタなお約束なら
あじまさんの夢を見ている人魚のコーラルちゃん、でループだな、と気付いた。
あとファンの癖であじまさんと書き続けたが、本当は「吾妻ひでお」だ。
あじまは女性人気もあるのか
>>341 一般的にはどうか分からないけれど、吾妻さんは少女誌で連載していた時があったから
古参漫画好き層での知名度はそれなりにあるかと。
私は秋田でポロンを連載していた頃から知っているw
>>340 言われてみると理不尽な世界観をギャグで味付けする作風はTONOさんと似ているかも。
自分の周囲限定かもしれないけど…
TONOさん、吾妻ひでおさん、須藤真澄さんの愛読者がかぶってる
TONOさん以外は名前も知らんわ
>343
自分の周囲もそうだわ。
すどさん、あじまさんが好きな人にTONOさん薦めたらツボっていたし。
うちのPCから見えるおすすめ2ちゃんねるは
アルカサル−王城−7城目 [懐かし漫画]
◆◇祝?悪魔の花嫁 第6話 新章は冬頃登場!!◇◆ [懐かし漫画]
◆◇悪魔の花嫁-最終章- 第6話◇◆ [懐かし漫画]
◆◇悪魔の花嫁-最終章- 第6話◇◆ [懐かし漫画]
アルカサル−王城−7城目 [懐かし漫画]
になってるんだがw。アルカサルは読んだことないなぁ…
TONOさんの作風とは対極だからなあ…青池さん
自分はどっちも好きだけど。
>>344 TONOさんより、すこーし人情話寄り、って感じかな、須藤さんは。
でもこの人の初期短編にも、結構容赦ない感じの話がある
しましまえぶりでぃの新刊はまだか。
発売日は明日じゃ。
>>342 ポロンは初期の方が絵も話も面白くて好きだったな
コロコロポロンは子供向けになっちゃってイマイチ
TONOさん好きで青池さん作品に手を出すなら、イブの息子たちを勧めたいかもw
あれ自分は苦手だったなあ
やっぱりTONOさんが好きでも、他の作者は人によると思う
自分の周りだとTONOさん好きはよしながふみ好きと見事に被ってる。
やめてくれ、よしなが嫌いなんだ
ここで出てくる漫画家名がマイナーすぎなのかさっぱりわからんw
>>355 さあ、マンガ喫茶へGO
そして新しい世界へと、ずぶずぶと・・・
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
青池、あじま、須藤、よしなが、とのさんと皆好きだけど
大多数が好きって事はないよね^^
青池、あじま当たりは、時代がかぶってるよね
青池さんは、ずっと昔のプチホモブームのときに、
いろいろ書いてて面白かった{24年組みだね}
スラップスティックという項目にはいるギャグ
これにはいるのは、あじまさんやトノさんもそうだね。
よしながさん、との子さんも、
あじま青池あたりを読んで過ごした世代だね。
友人にTONOさんの兎狩りを貸したら、よしながの「愛すべき娘達」と「こどもの体温」を貸し返されたw
そういえばムヒョとロージーの西義之さんスレでも
たまにTONOさんの名前出てたなぁ
>>355 マイナーというか、全盛期がだいぶ前の作家さん達。今でも一定以上の面白さはあると思うけど
と言うか、ここTONOさんのスレなのに
なんで他の漫画家の話になってるの?
スレ違いじゃないのか?
そう。このスレでは他の作家名、作品名を一言でも口にしてはいけない。
作者は漫画は見ない読まない人。だからなんの影響も受けてない。
びみょーなカルチャーセンター巡りをしない須藤真澄なんて・・・
>362
それはプロになってからのことだぉ<見ない読まない
掲載誌やお付き合いのある漫画家さんの作品は読んでる。
お父上が濃い漫画読みのコレクターの上、ご本人も高校時代は漫研どっぷり。
あじま氏や24年組あたりの影響はあるだろね。
>>363 この前出た寺島令子の「墜落日誌」5巻で、
ほぼ「おさんぽ」と同じ博物館その他めぐりを
やってたなー
366 :
花と名無しさん:2008/09/04(木) 23:43:17 ID:O2LWK07x0
>>357 それは作品内容から行くと妥当な線だね
親子の葛藤とか少年少女期のトラウマとか
同人やっていた作品群を見るとそれほど影響与えているような作品はなさげに思う
TONOさんを読んでいると海外ミステリー小説系の淡々とした文章ものとかを連想する
しましま2買ってきた。
なんとなく自分の中ではTONOさんちの猫で
かしこさNO1はゴロンタで美人度NO1はニャンニャンだと思ってたけど
まろのが美人みたいだね。
ニャン2は写真で見る限り小柄で目が大きくて可愛い系の美猫
まろさんは端整な感じ
>>367 しま2って、以前に単行本に収録された話は多い?
以前の単行本知らないんでわかんないや
>369
全部未収録のものばかりですよ。
でもコンビニコミックのねこねこ日和に掲載されたのは
入ってますが。
裏しまは単行本に収録されないのかなあ。
今回「裏表紙にも描いたように・・・」ってセリフがあったのに
裏しまは載ってなくてがっかり。
372 :
369:2008/09/05(金) 21:26:20 ID:???0
ありがとうございます!では買ってこよう…
お、しましま2出たんだー
お風呂入ってから買い物に出かけようかな
昨日ここ見て「2巻出てるんだー」って今日本屋行ったら最後の1冊。
ここ来てなかったら間に合わないとこだったわw
机から下ろされまくったフィーの情けない顔がタマらんww
可愛すぐる
しーましましま おでぶねこ♪
にゃーんニャンニャン かわいいこ♪
ごーろごろんた かしこいこ♪
この流れなら聞ける!
しましまは朝日新聞出版のだけで全部揃う?
最近カルバニアを読んで、昔雑誌で読んでもう一度読みたいと思っていた、
お棺から離れなかったにゃんこと
来客の靴の中にリバースしたにゃんこの話の作者は
TONOさんに違いないと確信したんだけど、
ググるといっぱい出てきて未だポチれず。
誰か詳しい人、よろしくお願いします。
>お棺から離れなかったにゃんこと
これはゴロンタだからTONOさんだね
でもしましま持ってないからわからん
>377
それはTONO×うぐいすみつるの共著で出てる方の「しましまえぶりでぃ」の1巻だと思うが、
もう朝日新聞社から再販されてるっけ?(初出時は朝日ソノラマ社だったけど)
380 :
花と名無しさん:2008/09/08(月) 20:29:46 ID:5hF67xjM0
チキタに話を戻して最後に元に戻った姿がぐちゃぐちゃなのがわかんないんだけど、
ラーがダムダムに預けられた時ってあそこまでじゃなかったよね?
なんか超能力もあったし、なんであんな最弱になったのか誰か補完してください
>379
新装版は去年の秋出てたけど(ソノラマコミックスで)
カルバニアは続刊あるの?
>>382 ググれ
キャラで今でも連載してる(たまに休むが)。完結とか打ち切りという事実はどこにもない
姿のぐちゃぐちゃ加減は元々あんなもんだったんじゃね?
「ほとんど人の姿をしていない」ってダムダムも言ってたし。
超能力は無意識のうちに自分で封じたんじゃなかろうか。
今までその力を使って生き物を殺してきた、その意味を知っちゃったから。
チキタとやり直すために力を使わない道を選んだのかなーと思った。
385 :
花と名無しさん:2008/09/09(火) 20:14:46 ID:M6kDwMf20
しかしどうやったらラーみたいな姿の子供が生まれるのかね
ギッチョはまだマシだったな
>>386 現実にも全くないわけじゃないらしいよ。
でもラーみたいな姿だと、死産するか、生まれても生体機能が備わってないから
すぐ死んでしまうそうだけど。原因はまだよくわかってないみたいだ。
枯葉剤とか公害とか、わかってる例もあるけど、
ここで詳しく説明するのもなんなので、手塚治虫の「ブラックジャック」でも読んでくれ。
>>386 日本には「ヒルコ」の伝承もあるわけで。
日本の場合は、そこに神も見たりするし。
こういう奇形に対する神化って、ヨーロッパ他でも多く。
なんというか。
原始宗教というのは、実にこう……いいねえ。
そういうところも、チキタは加味してんのかななんて思う。
こういうのが中2病ってのかね
>>377です。
レスくれた姐さんたち、サンクス!
共著と単著は内容がかぶらないんですね。
そして私が読んだお話は共著1巻、と。
安心してポチってきます。
一気に6冊…楽しみすぎる。
チキタ6-8巻、通して読んだら7巻の途中から泣けてきた
ラスト評判悪そうだったから期待しないで読んだのに最後までやたら泣けた
TONOさん一生ついてくぜ
392、仲間だ。
ダムダムの最初の100年のシーンで、泣いてしまうのはいいとして、
チイチイのエピソードでも泣いた。
8巻はクマが久しぶりに友人と会うシーンから、涙が止まらなかった。
ラストは連載時で読んだときは泣かなかったし、正直拍子抜けだったが、
単行本で通して読むと、やっぱり泣けた。
私もTONOさんに一生ついてくつもりだ。
最後のほう、新しいページが書き足されていて良かったよ。
雑誌掲載時のはアッサリ終わったように感じたけど、コミックスでは余韻が味わえた。
皆チキタに肯定的なんだね、
私は5巻あたりから薄っぺらい感じして全然好きじゃなかった
ニッケル死ぬ辺りが一番好き
>>395 つーかチキタはニッケル死ぬ辺りがピーク
ラーが、死んだ人にはもう会えないんだと
初めて理解するところとかもう…
そことか良かったんだけどその後死んだ人間がわらわら出てきて
ラーを治したりするのがちょっと安い感じした
例えるなら完全密室殺人の犯人は幽霊でした、みたいな感じ
というか、この話には幽霊どっかんどっかん出てくるから
ラーの時にいきなり出てきたってイメージなかったなー
どっちかというと、現世の方が一夜の夢って感じで描かれてる感じがする