【ネタバレ全般】総合スレ・十九冊目【早売りゲッター】

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568ごくせん (1/2)
ごくせん番外編バレ

YOU表紙:仮装した慎(ドラキュラ)と久美子(ドレス姿)

オムニバスで贈る「ごくせん」のコワイ(?)話
〜本当にあったら怖い話劇場〜


第一話 着うたアリ
帰宅途中の藤山先生が痴漢に襲われかけ、男にバッグを投げつけて逃げる。
交番から警察が自宅を訪ね、事情聴取。
落としてきた携帯にかけてみると「ミンゲンヒーナ」の着うたが警官から聞こえてきた。
警官が、「コレですか?」と差し出す。怯える藤山先生。
そこに久美子登場。藤山先生は警察より先にまず久美子に通報していた。
組関係の葬式の帰りで、喪服姿の久美子。
「これはここに来る途中で拾ったと渡された」と弁解する警官。
「ウソついてんじゃねぇ!」とボコボコにする久美子だったがその話は本当だった。
後日、真犯人が逮捕されたが、結局この事件で一番怖い思いをしたのは
そんな久美子が幽霊に見えた新米警官の小出くんだった。
569ごくせん (2/2):2007/10/06(土) 06:05:57 ID:???0
第二話 うら窓
娘ほど年の離れた女の子に「京ちゃん」と呼ばれアホ面らさしてる40男。
世の中に怖いものはないおっさんだが、10年ほど前、身の毛も弥立つ体験をした。
「女はとりあえずくどく」が基本姿勢の京さん。
その頃、行きつけの店にいた暗い感じのホステス・りさ子を口説いていたが
ちょっと勘違い系のウザイ女だったために別れ、別の女を付き合い始めた。
そして半年ほど過ぎた頃、女の家に行くと窓からりさ子の姿が。
女から詳しく聞くとりさ子は先月亡くなっており、また外から見えたはずの窓辺には
ちょうど食器棚が置いてあるため、その場に人が立つことは絶対にない。
ニヤリと笑ったりさ子の姿を見た京さん。数々の修羅場をくぐって来た京さんだったが
「この時ほど金玉が小さく縮んだことはない」と言い、今でもうら窓の女が怖い。

第三話 京都家元(殺人事件)
沢田探偵事務所に、家元から「命を狙われている気がするから」と調査依頼が入る。
慎と富士は京都へ向かい家元を訪ねるが、ちょうど家元は殺されていた。
京都の家元と言えば、次期家元をめぐる争いで殺されるもの。
その座を狙う容疑者達を取り調べようとすると、何故か来ていた牟田さんが
全員のアリバイを調べすでに裏を取っていた。
一人アリバイのない怪しさ満点・十分な動機ある内弟子の犯行と分かる。
崖っぷちで犯人は名探偵(慎)に棒読みで説得され、観念して無事事件は解決した。
が、一体何の家元だったのかと言う謎が残った…


本当にあったら怖いようなそうでもないような出来事。
次はあなたの身に起きるかも…

久美子に「富士、狂犬病の予防注射に行くよ!」と言われた富士。
お前の身に最初に起きてんじゃねーか!!(終)