【ネタバレ全般】総合スレ・十九冊目【早売りゲッター】
ごくせん番外編バレ
YOU表紙:仮装した慎(ドラキュラ)と久美子(ドレス姿)
オムニバスで贈る「ごくせん」のコワイ(?)話
〜本当にあったら怖い話劇場〜
第一話 着うたアリ
帰宅途中の藤山先生が痴漢に襲われかけ、男にバッグを投げつけて逃げる。
交番から警察が自宅を訪ね、事情聴取。
落としてきた携帯にかけてみると「ミンゲンヒーナ」の着うたが警官から聞こえてきた。
警官が、「コレですか?」と差し出す。怯える藤山先生。
そこに久美子登場。藤山先生は警察より先にまず久美子に通報していた。
組関係の葬式の帰りで、喪服姿の久美子。
「これはここに来る途中で拾ったと渡された」と弁解する警官。
「ウソついてんじゃねぇ!」とボコボコにする久美子だったがその話は本当だった。
後日、真犯人が逮捕されたが、結局この事件で一番怖い思いをしたのは
そんな久美子が幽霊に見えた新米警官の小出くんだった。
第二話 うら窓
娘ほど年の離れた女の子に「京ちゃん」と呼ばれアホ面らさしてる40男。
世の中に怖いものはないおっさんだが、10年ほど前、身の毛も弥立つ体験をした。
「女はとりあえずくどく」が基本姿勢の京さん。
その頃、行きつけの店にいた暗い感じのホステス・りさ子を口説いていたが
ちょっと勘違い系のウザイ女だったために別れ、別の女を付き合い始めた。
そして半年ほど過ぎた頃、女の家に行くと窓からりさ子の姿が。
女から詳しく聞くとりさ子は先月亡くなっており、また外から見えたはずの窓辺には
ちょうど食器棚が置いてあるため、その場に人が立つことは絶対にない。
ニヤリと笑ったりさ子の姿を見た京さん。数々の修羅場をくぐって来た京さんだったが
「この時ほど金玉が小さく縮んだことはない」と言い、今でもうら窓の女が怖い。
第三話 京都家元(殺人事件)
沢田探偵事務所に、家元から「命を狙われている気がするから」と調査依頼が入る。
慎と富士は京都へ向かい家元を訪ねるが、ちょうど家元は殺されていた。
京都の家元と言えば、次期家元をめぐる争いで殺されるもの。
その座を狙う容疑者達を取り調べようとすると、何故か来ていた牟田さんが
全員のアリバイを調べすでに裏を取っていた。
一人アリバイのない怪しさ満点・十分な動機ある内弟子の犯行と分かる。
崖っぷちで犯人は名探偵(慎)に棒読みで説得され、観念して無事事件は解決した。
が、一体何の家元だったのかと言う謎が残った…
本当にあったら怖いようなそうでもないような出来事。
次はあなたの身に起きるかも…
久美子に「富士、狂犬病の予防注射に行くよ!」と言われた富士。
お前の身に最初に起きてんじゃねーか!!(終)