1月24日
予約の時間は午後2時だったが、1時間以上早く着いてしまう。
待ち時間がすごく長く感じられた。ようやく、名前が呼ばれ診察室へ。
見慣れた顔のX先生が座っていた。
最初にカウンセリングの目的を聞かれる。「もう若くないんですが、どうしてもSRSを受けたいんです。」
自分の気持ちを正直に話した。「そうですか」先生の話は淡々と事務的に進む。
氏名、年齢、家族構成、職業、現在の生活状況、術後の生活設計等、細かく聞かれる。
子供時代からの経緯、GIDとして複数の精神科の診断を受けた事等も聞かれた。
年間何十人という人の手術を手がけているX先生でも、やはり慎重になるのでしょう。
一時の思い込みでは決してない事だけは、十分に確信してからでないと施術しないようだ。
年齢は問題ない。(60歳くらいの人も行なったことがあるみたい) むしろ最近ホルモン療法を始めたばかりの
若い人の方が心配だという。あとになって後悔するのも若い人なのかも知れない。
1時間くらいの話をして手術のOKをもらう。
入院は最低1週間、その後自宅静養が更に1週間、計2週間以上は仕事を休まなくてはならない。
私の仕事はそれほど重要とは思わないが、それでも2週間は大きい。どうしょう。
費用は、事前に除睾済みということもあるのだろうか、約100万円とのこと。こちらは何とかなる。
「手術の希望日が決まったら、○○クリニックの受付の方へ直接予約を入れてください。」最後にそう言われて
カウンセリングが終了し帰宅の途についた。