【早売りゲッター】総合スレ・十五冊目【ネタバレ】

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413花と名無しさん
ごくせんバレ

これからは、ふたり別々の道を―――。
あらすじ:お帰り、ヤンクミ!!

結局、卒業まで担任を務めるということで学校に戻った久美子。
感動の出戻りだったのに、数学の授業中、相変わらず誰一人話を聞いてない。
一流大学受験生の慎は受験勉強をしている。
本当にいよいよ卒業。別れの季節がやってくるなぁと感傷に浸る久美子。
皆の心を一つにとサッカー相撲を提案するが即行拒否される。

慎のマンション。
勉強中の慎に篠原先生から電話が。明日帰ると告げられる。
山口は?と問う慎に、フンドシのせいか見事に振られたよと笑う先生。
僅かに慎の表情が綻びる。篠原先生は頼みがあると切り出す。

次の日。黒田。篠原先生が別れの挨拶に来る。
篠原父は退院して自宅でリハビリ生活。先生は先輩の事務所を手伝うことになる。
泣く黒田衆に、飛行機で1時間だし、またいつでも会えるからと先生は言うが
極道ではちょっとばかし名が通ってるから、今後利用されないとも限らない。
これからはきっぱり縁を切って再出発しろとおじいさん。涙もろい皆。
414花と名無しさん:2007/01/13(土) 08:23:02 ID:???0

篠原先生を見送りに一緒に家を出る久美子。雪がちらついている。
いつまでも見送られるのはつらいから、ここで…と言う先生。久美子は泣いていた。
「私、やっぱり、先生と一緒に…」泣きじゃくる。先生は久美子の頭に手を乗せる。
「君は皆にとってかけがえのない人。それは君がいつも一生懸命周りの皆を大事にしてるから。
 今のまま変わらないで。君はいい家族でいい先生でいい女だよ」
篠原先生さようなら。ありがとう。会えて良かった…行かないで…大好きです!
でも…悲しくて何も言えなかった。

黒田に帰った久美子を待ち受けていたのは、黒田衆と慎達5人組。
挨拶に来たと言う野田。南は就職も決まらないから黒田の見習いになろうかと言うと
私は生徒を極道にするために先生になったんじゃねぇ!と凄む久美子。
京さんに飲まされ酔ったうっちいが篠原先生のことを聞き、それから大騒ぎに。
「えらい騒ぎで、涙も吹っ飛んでしまったよ。ありがとう」と慎にお礼を言う龍一郎さん。
篠原先生からの電話で、自分が発った後にぎやかにやってくれと頼まれた慎。
「ちょっとにぎやかすぎましたかね」と慎。「よーし俺たちも飲むか」誘う龍一郎さん。
そして、3年4組の生徒達と過ごす日々も、あとわずか…。(続)

予告:卒業式。久美子のもとを巣立っていく、生徒それぞれの人間模様…。