1 :
花と名無しさん:
2 :
花と名無しさん:2006/04/30(日) 22:40:12 ID:???0
3 :
花と名無しさん:2006/04/30(日) 22:40:45 ID:???0
5 :
花と名無しさん:2006/05/01(月) 00:11:56 ID:???0
>>1 乙!
新スレも荒れる?(前スレの最後とか見てると)
6 :
花と名無しさん:2006/05/01(月) 00:13:34 ID:???0
7 :
花と名無しさん:2006/05/01(月) 00:15:14 ID:???0
前スレだって別に荒れてたとは思わないが。
>>1乙w
8 :
1:2006/05/01(月) 00:15:15 ID:???0
9 :
花と名無しさん:2006/05/01(月) 00:21:16 ID:???0
最近はちょっと意見が違うレスのやり取りが荒れてることになるの?
変な流れではあった。無駄なレスのやり取り。今もだけど。
だがそれがいい
>>10 そんなん99.9%そんなやり取りじゃねーかwwww
2chに過剰な期待を抱いている人いるんだね・・
こら、前スレレ960。
俺は週末はネットやんないんだよw
ということで、俺に間違われた人たちへ。
知人と何かを話してるときに
横からわざわざ「私それ嫌い」などど
カミングアウトしてくる方はリアルにもいますが、
リアルと同様スルーするのが一番なようです。
彼らには言っても理解できませんから。
ここネットなのにね・・( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
おーい、大島さんの話題がまだ全然出てない象!
忘れられない場面。
今まだ名前が挙がってないけど好きな作品。
なんてどう?
私は、場面はいっぱいあるなあ。
中初期?70年代半ばから後半の木や葉っぱがさわさわはいつでも好き
だ。さようなら女達のラストとか。
草冠の姫は、そんなに話題に上がってないようだけど好き。
話題ふったのにー・・。何で大島さんの作品に話を戻したとたん
黙ってしまうの?
無理に話題をふらんでも・・・
というか他人を巻き込まんでも
あくまで自分の思うことを書く
気が向いたら他の人も何か書きたくなるでしょう
興味ないなら黙っとく
これに尽きると思うんだけどな
新刊まだ〜、とか、んるるるっ、とかも
ちょっと苦手だわ
蛍の泉はなんか大島さんじゃなくてもかけるというか
フツーの少女漫画っぽすぎる話で
印象に残りにくかった
こんな雨の日は大島さんの作品をゆっくりと読みふけりたい
こりゃまた典型的な哲学者の文章ですね。
解説できるまで読み込む気にはとてもなれない…
水枕羽枕のあたりは結構わかりやすいかな。
ひとに読ませたいなら、改行するようにお伝えください。
>>23 専門の哲学者はこんな文章書かないと思いますが・・・。
>>22 どこが画期的なのか分かる前に目がすべってしまったorz
こういう…大島さんの作品を解析し説明する文章には
(たとえどんなに良く出来たものであっても)何がしかの違和感がいつも残る。
大島作品って分析するものじゃなく、ただ感じ取るものなのになー、みたいな。
単に私のアタマが悪いせいだと思うけど。
>>25 じゃあ哲学者崩れの評論家ってことでw
いや、用語の使い方とか文のこね方とか微妙な翻訳調とか、ね。
この手の文は、ほとんど自分自身に対する確認作業だから、
専門用語と好みの言い回しをちりばめた詩みたいなもの。
あまり他人に向けた配慮はしていないものですよ。
>>26 わたしも頭悪すぎて、というより哲学の専門知識が無さ過ぎて?
チンプンカンプンだったよ。でも哲学とは、
事物・人生・世界などの根本の原理をきわめる学問らしいので、
大島作品から、事物・人生・世界の根本原理を
意識して整理して掴み取るまでもなく、感じ取れるのなら、
道筋が違うだけで思うところは遠からずかもよ、なんて。
大島さんを好きな人の読書傾向ってどんな感じかな。
自分は内田百間先生とか夏目漱石、日野啓三が好き。
別に関係ないんでは?漫画しか読まない人もいるだろうし
>>29 百鬼園翁は私も大好き。「ノラや」はグーグーとともに猫本オールタイムベストです。
あとはミステリ・ファンタジー・ホラーにSF…
>31
ノラがいなくなった後、そっくりのクルツが現われるくだり
大島さんの黒猫のエピソードとだぶる。
自分は百鬼園先生の小説を大島さんに漫画化してもらいたい。
深い意味はないけど。
>>29 ミステリーと歴史小説を乱読
文学っぽいのは苦手
特に好きな作家ってのは無い
性癖としては整理整頓が好きで
本棚でも洋服でもジャンルごとに
きっちり分かれていないと気分が悪くなる
34 :
花と名無しさん:2006/05/03(水) 12:38:48 ID:u0Gwhqow0
本じゃないけど、ロメールの映画って
大島ワールドに近い気がするのって
オレだけ?
>>29 よく読むのは司馬、池波、海音寺かな
あと太宰、壇、安吾も好き
整理整頓が好きだけど出来ない
もちろん猫好き
大島さんの世界観はほんとに唯一無二だなあ!と思う
大島作品は海外で出版されたりはしているのでしょうか
>>34 前スレでもロメールの話題出てたよ。
「春のソナタ」は初期から中期にかけての大島作品に近いと思う。
>>29 猫小説だとリリアン・J・ブラウンのシャム猫のココシリーズとか。
それ以外だと稲垣足穂、カート・ヴォネガットとかが好き。
わたしも百闕Dきだ。
他に好きな作家は、須之内徹、
武田百合子、幸田文、吉行理恵、笙野頼子、
T・カポーティ、トーベ・ヤンソン、・・・
詩人だと、西脇順三郎、・・・
猫エッセイに限定すると、坂西志保が凄かった。
この人の猫との付き合いの木目細やかさは、
大島さんの猫漫画が好きなら共感できるかも。
猫がテーマの名随筆集にはよく載ってるので、ぜひ。
>>36 どうなんだろうね、海外版(一応検索してみたけど見つからなかった)
うろ覚えスマソなんだけど、まんが研究者のマット・ソーン氏が
「大島作品をアメリカ人に伝えるのは非常に難しい。文学作品の翻訳家に頼んで
丁寧に訳し、分かる人だけにそっと差し出すような形でないと…」ってなことを
言っていた、と大塚英志氏が書いていたような記憶がある。
大島弓子のファンだが、漫画も小説もなんでも読むから多分参考にはならないだろうな。
時代小説 池波正太郎 宮城谷昌光
一般小説 伊坂幸太郎 小川洋子 小野不由美 夏目漱石
ミステリ アガサ・クリスティ 岡嶋二人 宮部みゆき 米澤穂信
SF 星新一 ラファティ P・K・ディック アジモフ
ラノベ 田中芳樹 秋山瑞人 上遠野浩平 荻原規子
少女漫画 大島弓子 萩尾望都 森脇真末味 清原なつの
少年漫画 藤田和日郎 高橋留美子 冨樫…………
青年漫画 浦沢直樹 高野文子 大友克洋
ファンタジー トールキン エンデ
ざっと思いついただけでコレだ。統一性も何もない……
>37
おお。時間等曲率漏吐ですな。
ココシリーズは、猫のくせにいいモノ食べ過ぎだよね。
大島さん好きには映画「ハリーとトント」なんかお薦めかな。
住人の読書傾向をさぐるのって、これが始めてだっけ?
何度か見かけた気もする。
たいてい直ぐに他の話題に移るし、
いつもはっきりした共通点は見つからなかったような。
漫画に限定すれば、もうちょっと共通のが有りそうだけど、
これもたしか散々既出の話題だよね・・・。
別に〆ようとしなくていいから
誰もそんなの望んでないよ
私、ロメールって知らなかったから、教えて貰って嬉しい。
いいじゃない、今の流れで別に。
>>38 笙野頼子の猫に対する感情って大島氏に近いものを感じるね。
あと、時代小説のファンが多いのが意外だな。
池波正太郎は俺も好きだ。
百鬼園てなんてよむんですか?
百鬼園(ひゃっきえん)。内田百間の別号。
ちなみに間、の字は門に月が本当。だけど出ない。
藤田百鬼園→ふじたひゃっきえん→うちだひゃっけん→内田百
>>47 愛があるなら「百閨vで登録するのさ
ありがとう!今度読んでみます!
>>45 グーグーはコミクスでしか追ってないから、
最近のことはよく知らないけど、笙野さんと同じく、
元の猫に加えて、さらに捨て猫を複数匹保護して、
猫に快適な住環境を求めて一軒家に引っ越したんだっけ?
でも笙野さんは猫の命を粗末にする奴を呪殺するタイプだけど、
大島さんだとそこまで人間憎悪には陥らない印象。
捨て猫の保護などをはじめると、
どうしても人間憎悪に走りがちになるらしいけど。
>48
いやいや、私は携帯厨なんだけど、字が無いの。
だから貴君の百の次は空白です。
>49
ちくま文庫で出てる「ノラや」がとっつきいいかも。
>>39 アメリカには馴染まなそうですよね、なんとなく。
ヨーロッパでは受けるんじゃないか?
という気がしますた。
>>43 あくまで私の個人的な感想ですよ。
でもどんな話題も続けたい人がいれば続くんだし、
別に反対意見を仕切らんでも良いと思うけど。
誰かを中傷、罵倒したというならともかく。
あと43の「誰も」というのも変だと思うよ?
少なくとも「誰も」の中には私は入ってないですもん。
正しくは43と複数人でしょう。
まあまあ、マターリいきましょうよ♪
知らない事を知るのは嬉しい、楽しい、おいしいね。
ゆっくり深呼吸して、今度は貴君の話したい話をかきこんで、ね。
また出た!
57 :
48:2006/05/03(水) 22:02:10 ID:???0
>>52=47
そういえばIDの末尾全角は携帯なんだよね
大変失礼すますた
>>54 流れに釘をさすことに何らかの意図があったわけでしょ?
あとから個人の感想なんて言うのは如何なものか
まぁ普通に小説や映画の話されるのは嫌かな。同じ漫画ならいいけど。
ロメールは私も大好きだけど、ここで語られるのはなんかね。
小説も同じくここで語ってるのみたくないし、したくない。
っていうか他の大島ファンの嗜好なんて正直いって興味ないからw
>>48 愛があるので百閧ナ登録してたら機種依存文字使うなってオコラレタことがある。
でも「間」は使いたくない。それで百鬼園と表記する…そういう事もあるのさ。
ってまるっきりスレ違いでごめん。
>>51 そうだね。大島さんは物事や人を憎まないっていう印象がある。
ただ黙ってその理(ことわり)を見つめているような。
>59
そうなんだ。
私は他の大島ファンの思考・嗜好・指向が知りたいな。
人さまざま、いろいろだねぇ。
興味ないなら黙ってればいいのにwww
他人が盛り上がってるとすぐ湧いてきてうだうだ言う奴キモすぎwww
実生活でもウザがられてるんだろうねwww
興味ないから流れを止めて欲しいって人もいるんじゃない?
ここはネットですよ。w多用するのはネットでウザがられますよ。
「興味ない」
これにひっかかる人みたいだね。
興味ない、かぁ。
でもそれなら、自分がしたい話題を振ればいいよ。
もしその話題を他の人も語りたいなら、自然に盛り上がるしね。
とりあえず今日はロメール作品を探しに行くよ。
ここに名前のあがった人の作品、きっと面白いだろうから。
流れを止めてどうなるの?ひとつの話題が終わるだけじゃないですか。
興味ない人のために興味ある人が話を控えなければならないのですか?
他の話がしたいならそれを書き込めばいい。それに興味を持つ人がいればレスが付き
盛り上がるでしょう。一度にひとつの話題しか進行できないわけでもないのだから。
「興味ない」
これだけでこの反応。
「グーグーマダ〜」みたいな何の発展性も無いレスより
大島さんつながりで紡がれていく流れのほうが1万倍マシ
興味ない人は黙ってれば良いんですよ
誰も貴方が興味ないって言い出すのを待っていませんからね
またこの展開すか…。うざー。スルーしなよ
意見は言わなきゃ存在しないのと同じだから、
なんか違うと思うなら意見表明したくなるのは当然だオモ。
でも別に自分の納得できない他人の意見に
従う必要はないんだから、どっちも黙らされる言われはない。
なので違う意見を目の仇にして潰そうとするのはイカンと思う。
執拗に絡まれたり煽られたりするわけでもないよーな、
とりあえず言ってみた程度の意見なら
そんなにナーバスになる必要ないじゃん。
やりたい話があるのなら、気にせずやりなはれ。
そういえばチビ猫も言われてたね。
「あんたじゃま。どいて」みたいに言ったら、
おまえは(足元の草に)なんでそこに生えてるんだ、邪魔だ、って言うのか?ってなこと。
「・・・」になってたチビ猫が可愛かった。
お茶でも入れて『綿の国星』を読んでこよう。
>>41 亀ですが「ハリーとトント」大好きです。お別れの場面で泣けてしまうけど
綿の国星、猫好きには辛いよ。
辛くて読み返せない。人間が辛い状況になるのは大丈夫なんだけど
猫や動物はきつい。人間でも「ハイネよんで」は辛い・・
>>73 その気持ちちょっと分かる。私も猫好き。
「綿の国星」は何度も読んでる。でも「ねのくに」だけは読み返せない。
チビ猫カワイイ。ほわほわしてて。
「ねのくに」はなんか異質な話だったな。
上のほうで言ってた人がいたけど、
捨て猫問題にかかわった人が通る人間憎悪がある。
過ちへの後悔→許しというのがなくて
やられたことをやり返した感じ。でも最後はちび猫の、
野良猫が自主的に予防接種にいかない、という、
無邪気な無知で問題を宙に浮かせて終わるけど・・・。
じつは言いにくいけど、サバの最期の描写にも
同じようなこと感じたんだよね。
ずっとサバのそばに付いてたんだけど、
サバの催眠術で五分だけ眠ってしまい、看取れなかった。
でもそれはサバが大島さんにくれた五分で、
その瞬間に立ち会っていたら、
もっと辛かったに違いなかったというの。
でも同じ場面でも、違う人なら、
睡魔に負けて看取れなかった自分を責め続けるかもしれない。
ここが大島さんの特質なんだろうなと思った。
>73
でも綿国描いていたとき、大島さんは猫と暮らしてなかったんだよね。
それなのにあの胸に迫る物語が描ける。
すごい想像力、創造力だ。
だから、猫飼いにはつらいんだけど。
なにしろ大島さんは洗濯機も擬人化する人だしね
それで結局
人が邪魔だと思う気持ちを無視するのが悪いのか
人を邪魔だと思うのが傲慢なのか
どっちが悪いのか私にはわからない
だって人の嫌がることしちゃだめだってね。
大島さんは、他人から決められた常識というものから
ある意味自由だと思うんですよ。
しかし性善説が大きく割合を占めているという感じ。
だから私は彼女の感性に驚くわけです。
>>77 でも今の大島さんなら描けなかったと思うんだよね。
実際に地域猫みたいな活動始めてるから
今は距離を置いて描けないんじゃないかな、って思う。
猫飼いになってしまったから。
猫にしろ少女にしろ弱者からの視線に独特の優しさを感じるね。
そのあたりが悲惨な話なのに何故かハッピーエンドの手触りがする理由なのか。
> 悲惨な話なのに何故かハッピーエンドの手触り
あれは何なんだろうな?
所謂「癒し」だとかナンだとかとは違うよな。
浄化? …良い言葉が浮かばない。
「赦し」じゃないかと思うんだよね
よく作中でキャラが
「ごめんなさい」とか「許してね」とか言ってるし
ああ、それ結構しっくりくるな。
でもその「赦し」も独特な感じがする。
まるで始めから「赦し」てるような。
結局、許してほしいのは
この世界に自分が存在していることなんじゃまいかと
ふむふむ。
自分は「諦観」だと思ったよ。
いいことだけがあるわけじゃない。でも悪いことばかりでもない。
桜は人が見てるから咲くわけではなく、山奥で誰も見る者がいなくとも
美しく咲く、そのように。あるがままという感じ。
>>76 >睡魔に負けて看取れなかった自分を責め続けるかもしれない。
うん。でもサバが亡くなってからグーグーの第二回「サバの死」を描くまでに
約1年空いてるよね。その間、大島さんも自分を責めたんだと思う。
グーグーの第一回に「みすみす死なせてしまったという罪の意識が」って。
これはサバの腎臓が悪いことに気づくのが遅れたってことだけじゃなく、
最期の最後を見取ってやれなかった悔いもあるんだと私は思った。
第十六回の「二度目の猫」なんかも、その最後のコマの述懐は
猫飼いみんなの願い・祈りだと思うし。
たぶん大島さんは一度は自分を責めて責めて…それから「赦した」んだと思う。
なんて言うか、自分で赦したんじゃなくて、ある日赦しがやってきた…って感じで。
>>84 「赦し」って使わせてもらっちゃった。トン。
「許してね」で印象に残ってるのは「ジイジイ」だったかな、
「許せないとこあったら許してね」っていう手紙
細かいこといって申し訳ないけど、手紙じゃなくて電話だとおも。
90 :
花と名無しさん:2006/05/04(木) 22:22:59 ID:Mh+ZGrzL0
『バナブレ』未だに、色々な人に貸す。分からないって言う人はいるけど、
だめだ、と言う人は一人もいない。あの作品、他の作品も、ありがとう。
バナナブレッドのプディングは才気煥発というか
才能と若さと勢いと全部つまってる気がした
92 :
花と名無しさん:2006/05/04(木) 23:02:28 ID:Mh+ZGrzL0
バナナ・ブレットのプディング、作者の殺人衝動が語られていてショッ
クだった。でも、それも人間の考えの範囲に含まれることですね。倒錯
ではないと思う。
PC逝っちゃった数日間で盛りあがってる・・
>>70 亀だけど同意
杉浦日向子と藤沢周平(映画化反対派)、そして大島さんは
何十年後も繰り返し読み返すつもり
バナブレ描いたときって
大島さんいくつのときなの?
>>94 バナプレ最終回は'78年3月号。大島さんは'47年8月生まれだよね。
お誕生日前だから30歳?
バナブレって略すの最近の流行りなん?
あすかに移ってからの大島さんが好きな私は
やはり少数派かしら?
いや、それ以前も好きな作品はあるけど、圧倒的に
あすかコミックスの方を読み返す。
>>97 今までちらほらそういう人いたよ。私もそう。
>>97 ああ、自分もそうだな
もちろんそれ以前の作品も好きだけど
今から読むとちょっと作品に勢いがありすぎるんだよw
登場人物がのべつまくなし叫んでるし
「ASUKA」時代の作品は
もっと時間がすーーーっと流れてる感じ
私も中期以降派
結構多いんじゃない?
私は時期によって分かれる。
中期以降を読み返したいときと、初期のを読みたいときと。
なにがどうなってそうなるのか分からないんだけど。
絵自体は「ASUKA」時代の方が好きかな。
103 :
76:2006/05/05(金) 21:36:20 ID:???0
>>88 わたしも猫飼いで、似た経験をしたから、
大島さんも物凄く苦しんだだろうというのは分かる。
でも、>88さんが言うような、
ある日赦しがやってきたことを受け入れられるというのが、
大島さんの才能(体質?)じゃないかと思ったんだよ。
ただそこで生きている喜びを肯定するというか、
他の命を犯しながらも生き続ける命というものを
肯定してるんじゃないかな。
大島さんには「真夏の夜の獏」のオゾンの作文みたいに、
生死も越えた世界や他者への信頼があるんだと思う。
サバも大島さんのオゾン層になったのかも。
赦された実感をもつ人は、過ちを抱えて生きる他人をも
赦すからこそ(生きていれば過ちを正すチャンスもあるし、
「ねのくに」すら人が死んだ描写はなかったような)、
大島さんの世界観では、あらゆる命は等しく
存在することを赦されてるような気がする。
大島さんは、多分サバへの反省から、グーグーたちに
同じ過ちを繰り返さないことが贖罪だと考えて赦されたんでは。
ただ、わたしは赦されない過ちもあるという考えなので・・・。
でもだからこそ大島さんの作品に惹かれるのかな。
大島さんとサバの関係って、
たしかにこれでは重度のサバロス症候群になるのも
無理は無いなという、密な関係だったしね。
10月6日にサバが亡くなって、
グーグーとめぐり合ったのが、その冬の
コートとマフラーの季節だったみたいだから、
二ヶ月以上は食べられない寝られない状態が続いてたのかも。
大島さんとサバの話が好きだったのは分かる(自分もそうだ)けど、
この話の流れって、そろそろ何か変な感じになってない?
サバの死にあたって、大島さんが受けたダメージを、
大きければ大きいほど良しとしたいように見える。
読者側がそんなことしなくても、一人と一匹の間に確かにあった時間は
消えないものだし、それは今の猫たちとの生活にも流れてるんだから
(作品にもそれはきちんと描かれてるし)、
私たちはただそれを受け止めていればいいだけのことだと思うんだけど。
私にはそういう流れには見えないから大丈夫ですよー。
俺も「命」と「赦し」について興味深く読ませてもらってるよ。
特に後者については自分になかった発想だからもっと深めてもらいたい。
俺は男だからどうしてもセクシャルな面や人間の対立にばかり目がいってしまうから。
善かれ悪しかれ、大島さん語るのに、猫は外せないよね。
ここは個人の解釈をとことん聞こうじゃないの。
私の考えとどう違って、どう同じか比べてみよーっと。
私には「綿の国星」は例えばミルククラウンの話は女性性を喪失した人がもう一度
それを手に入れる話に見えるし、全部人間の物語に見えます。
前に2ちゃんではないけど猫を飼っているファンの方がサバの去勢する時の
悲しみの話は猫を飼っている人にしかわからないと言っているのを見たんですけど
違うと思います。
大島氏の話は人間や動物、植物などいろんな存在との「関係」を描いた物だから
私は猫を飼ったことがないけど、その悲しみはわかるんですよ。
ご本人がほとんど語ってらっしゃらないんだから
その辺自分が触れるのも他人が触れてるのを見るのも御免だわ
>御免だわ
>御免だわ
>御免だわ
……………。
あえて踏み込む必要もないとは思う。
辛いだけだし。
何でも好きに語ればいいと思うよ。
馬鹿が叩かれるのは仕方ないとしても、
自分の意に沿わないからといって話題を
制限することは出来ないから。
嫌ならスルーして違う話題を振ればいいだけ。
語るの自由とはいっても好きに弄っていい話題とそうじゃない話題ってのはあるよね
うん。個人的にはそう思う。
だからスルーして違う話題を振るなりしないと荒れるだけだ。
あ、勿論、スレ違いは論外だけれど。
でも、大島さん本人が、
本当にサバのことに触れられたくないのなら
サバの最期からグーグーとの出会いの流れなんて
表に出さなかったんじゃないかなとも思う。
サバが亡くなったこと一応公表しないわけにもいかないんじゃない?
サバファンに失礼のない程度で必要最低限の量だったし
>>115 同意。
ただ私には↑のサバ関連・赦しの話は「好きに弄って」たとは思えないんだけど…。
115にはそう思えたってことだよね…難しいなぁ
誰かの大事な存在の死について他人が多くを語るのは非常に難しいこと
そもそも他人が語る必要もない
>>121はなぜこのスレを見てるの?純粋に不思議なので聞いてみたい
124 :
123:2006/05/07(日) 02:32:05 ID:???0
たいていスルーするけど、スルーしていい話とそうでない話があると思ったから敢えてレスしました
消えるよ、お邪魔様
荒れるのは嫌だけど、今ここでやりとりされてるのは
まっとうな議論と思ってます。
みんな違う考えがあるよね。
フィッシュパイ フィッシュパイ
ミートパイ ミートパイ
ふんでクスクス ふんでクスクス
あっしのうっら
そもそも家族の死のことなんて、
葬式関係の必要でもないなら
お知らせすることでもないんだよね。
懺悔的な経緯の説明までするのは
本当の身内くらいのもの。
私生活を作品化するというのは難しい。
でも大島さんはあえてそれを選択した。
大島さんはグーグーと出会ったからこそ、
サバの最期のことを作品化したと思う。
亡くなって半年くらい経ってからの連載開始だし、
サバの死の報告は義務的にしたんじゃないはず。
グーグーは大島さんのなかの死と再生の物語になってる。
グーグーたちのことを描きながら、サバのことも描いてる。
でも大島先生は読者に何かを感じて欲しかったから
あえて作品にしたんじゃないの?
自分の心を作品にして消化するだけじゃなくて。
だって公の出版社で作品化するってことは多かれ少なかれ誰かの目に
触れるってことだから、そういう意図もあったと思う。
自分の人生そのものが作品のような人だから。
だから読者が受け取ったものを議論するのは悪いことじゃないと思う。
サバは決してグーグーのように描かれることはないだろうし、
グーグーがサバのように擬人化して描かれることもないだろう。
大島さんにとっても私たち読者にとっても、
それがすべてでそれだけでいいのかもしれない。
それでもやっぱり私もここで皆さんの感じたこと、考えたことを聞きたいと思うよ。
共に暮らすグーグーたちは擬人化しないけど、
カラスやキジバトは擬人化になってたよね。
とある女性作家が、
自分の飼い犬と飼い猫を比べて、
犬は「友人」、猫は「自分の内臓」と書いていた。
ちなみにその女性作家もサバ時代の大島さんと同じで、
まだ飼い猫を亡くした経験がない人だった。
もし飼い猫が先に逝くことを理解しているなら、
「自分の内臓」だとは言えなかったんじゃないかと思う。
他人として大事なのと
自分の一部のように空気として大事なのと
どっちも大事だね。
>>109 > 私には「綿の国星」は…全部人間の物語に見えます。
私もそう思います。
擬人化された猫として描くことで重苦しさをやわらげられるし、
寓話的な効果も出るし。
まあ世の中には自分の好きなことも嫌いなこともあるわけで、
優しい人もきつい人も親切な人も意地悪な人もいるわけで、
楽しいお話もギスギスしたいさかいもあるわけで、
いろいろあってごちゃごちゃもいいのではないでしょうか。
猫って完全家飼いならともかく
外に自由に外出する場合、死に際を見せずに
姿を消す場合も多いんだけどね。家もそのパターン。
サバの死についてなにか表現しようと思ったとしたら
少なくともたとえば「森のなかの1羽と3匹」のひとつぐらいの短編で作品にしたんじゃないかな
サバストーリーのあのボリュームを考えるとグーグーの冒頭のサバのくだりはあっけないくらい短いと思う
(だからこそ余計に大島さんの痛みが伝わってくるけど)
まあ紙面と契約の都合と言われればそれまでだが
作品というよりもグーグーが来た経緯を語る上で省く事はできないし、
省けば読者からの質問が殺到するのは容易に予想できるよね
>>134 食欲が亡くなって吐くようになって
医者に行った時点で
外出すのやめたのかもよ
サバの催眠術の目で思い出すけど
死ぬ前って、本当に目が開きっぱなしになるんだよね
うちも腎臓の病気で二度亡くしたけど
二日くらい前からこんな感じだった
>>128 ひょっとして127(私)に言ってる?
わたしも作品化=発表する為だと思うよ。
読者にむけて描きたいと思ったからこそ描いたんだと思う。
グーグーって、どういう経緯で連載することになったんだろう。
どれくらい前から決まってたんだろう。
サバが元気な頃から猫エッセイ漫画連載の約束があって、
連載開始まえに急にサバが亡くなって、
その後グーグーと出会ったので、
あまり気は進まないものの
サバのことの報告義務も兼ねて連載したんだろうか。
それともサバ死去からグーグーとの出会いと新たな暮らしを、
連載で描きたいと前向きに望んだからだろうか。
わたしは後者だと思うんだけど。
139 :
128:2006/05/08(月) 20:26:10 ID:???0
>>137 うん。レスくれてありがとう。
別に特定の誰かに向けて言ったわけじゃないですよー。でもありがとう。
やっぱり漫画家みたいな人に見られる職業の人って、
誰かに見られて何かを感じてもらって初めて「作品」が完成すると私は思う。
だからそれぞれ自由な感性で何かを感じ取れば
それが一番いいのさ。
140 :
139:2006/05/08(月) 20:30:22 ID:???0
>ひょっとして127(私)に言ってる?
>うん。レスくれてありがとう。
あ・・こうして見たら、最初の「うん」って前文の肯定みたいな感じになっちゃってるけど、
単にレスをくださったことへの返事のような感じで他意はないですよ。
何だか変な文章になっちゃったかな・・すいません。
日本語をもっと勉強せねば・・。もしご気分を害されたなら、許してくださいね。
>>139-140 気に触ったりはしてないです。
ただ128の冒頭の「でも」が、
ひょっとして私の127にかかってるのかなーと、
一応レスしてみただけなので。
擬人化というか擬自化?というか
個人を守るファンタジー世界観の功罪について考える。
特にグーグー2のバラ園を読むと。
>>142 それもう少し詳しく聞きたい。
「バラ園」、サバが眠る霊廟にお参りにいった話だよね。
先客が老いたご夫婦?で、ご主人は眼が不自由な。
よかったら聞かせて?
>>143 う〜ん、なんというか、
バラは誰かの想いの具現化の為に咲くのではなく、
バラ自身の為に咲くんだろうとツッコミたくなったんだよね。
(あと、盲目の男性は、昔仕えてくれた盲導犬に
お参りに来たのかもしれないよなあ、とか、
そのことについて大島さんは気づいてたかなあ、とか)
バラが人間の為に咲くと考えることは、
(盲導犬の犬生を美談だと考えることも?)
人間が自分を慰めるためのファンタジーだよね。
でも人間がそういう考えに無批判に染まれば、
バラ(と犬)は人間の幸せの為に一方的に搾取されかねない。
でも「バラ園」の大島さんは、他者をファンタジー化する罪に、
とても鈍感だった気がする。
グーグーたちにはファンタジー要素を廃したのにね。
身内に死なれた傷が生々しいときは、心を庇う為に
物事を客観視する力が弱まるものだし無理もないとは思う。
でも大島さんのこういう反応を見てたら、
なんだか「バナナブレッド」のイラを思い出してしまったんだよね。
私は「バナナブレッド」が好きだけど、
それは作中にイラに対する客観があったからだと思うので。
(ついでに御茶屋峠はイラの盲導犬っぽくも思えた)
でもよく考えてみると、
イラの植物に対する独りよがりに批判はなかった気もするので、
単純にわたしが大島さんの価値観と合わないだけかも・・・。
横からスマン。
言いたいことはとってもよくわかる。
が、人間からファンタジーを排しきった場合も相当ヤバイと思う。
グーグー読んでないからそれについてはわからないけど、
誰か(何か)が誰か(何か)のためにあることの大切さみたいなものは
大島さんの作品ではよく出てくるし、
そもそも人間(生物)は何らかの搾取なしに生きられない。
そこにファンタジーを介在させたうえで感謝することは
他との関係を築くうえでどうしても欠かせないんじゃないかな。
もちろん常に客観性をもとうとする態度も
それすらファンタジーであるにせよ、大事なことだとも思う。
バラ園に関しては確かに自己陶酔的抒情っていう感じで私も好きではない
うちの犬は、生前花見に連れてっても花に興味は示さなかったけど、
やっぱり、花は供えちゃうもの。
そこには、多重のファンタジーが介在してる。
切り花を飾る行為だけでも、ファンタジーを排すとヤバイ気持ちになるね。
人間が生きていくうえで空想、ファンタジーってのは絶対に必要だし、
それを妄想など無意味だ!という人間は
宗教はすべからく全く無意味で害悪だ、と言うのと一緒で、
人間心理と言うものを全く理解していないからだ。
という意見を聞いた事ある。
(
>>144さんに文句を言いたいわけではない、決して。あくまで一考えとして。)
やっぱり人は空想することで慰めあうことだし、よくよく考えれば
だから私は大島先生の漫画を読んでたんだなあと気づいた。
大島先生のファンタジーで私は肯定され癒され、
また私達読者が必要とすることによって先生も癒されていたんだと思う。
149 :
148:2006/05/10(水) 00:45:58 ID:???0
150 :
144:2006/05/10(水) 01:06:50 ID:???0
いや、ファンタジーが即駄目だと言いたかったんではないんです。
むしろ大島さんの客観をそなえたファンタジーが大好きなんです。
特に擬人化には、人間以外の命への共感を感じる。
だからグーグーたちが擬人化でないのは、ちょっと残念かも。
ただイラが草をみつあみにして、草が喜んでると
思い込んじゃうようなファンタジーは、
客観がないから、やっぱ独りよがりでしかない気がするだけ。
みなさんの意見すごく興味深いです。
このスレ読んでてよかった。さすがだわ。
イラは客観性というものが欠落してるからじゃない?
自分はどこにでもなじめる=他人と自分の境界がない?みたいな感じ。
だからこそ逆に自分と言うものを見失って、
世界と自分は違うものだ。と気づき、しかしその後で峠に必要とされて
世界に自分の居場所を見つけたって印象デス
客観的で独りよがりでないファンタジーというものを仮定すると
つまらない気もするが…。
むしろ、作品内で主観が暴走するの読むの好きだけどなぁ
現実だと迷惑なんだろうけどね。
>>150 あーそれもよくわかる。
確かに人は主観的にしかいられないにしても、
そこに固着したファンタジーは危険だしみっともないね。
グーグーが擬人化されていないのなら、
それは大島さんが猫そのものを描きたかったからだと思う。
チビ猫やサバとは作品の質が違うんじゃないかな。
>>152 イラがどこにでも誰とでもなじめると感じているのは、
誰とも深いつながりというものをもてないからだと思う。
グーグーのお腹の犬模様のダーシェンカってやっぱり
カレル・チャペックからきてるのかな。
ん〜?
草を三つ編みにして草が喜んでるって、イラが変人だって表現の一環でしょ。
イラの負として描いてるんじゃないの?
負、というかイラという人間そのもので考えたら
そういうファンタジーを当たり前のように持っているキャラクターが
イラで、
すなわち大島先生がそういうファンタジーを描いてることについての
意見じゃない?
自分的には負、というよりそういう純粋さの現れのような意図だと思う。
客観的に見たら負かもしれないけど・・どうなんだろ??
つまりイラが草が喜んでるとか
バラのしげみと打ち解けた話とかは、
人間優位の一方的なファンタジーであるか、
それとも客観性を備えたものであるか?
が問題なのかな?
でもイラを見てあれをただ単に負の面だと思うか、
それとも純粋さだと思うかは大島先生がそこまで描き及んでいるというより、
受け取る側の、読者の主観に委ねられると思う。
実際そうやって読者が好きに判断できるように描いてるふうに思える。
イラの草は
自分の思春期を認められない少女性(幼児性)の表現
ていうすごく単純な理解でもいいんじゃないの。
バラのしげみってシスコン妹の話?
>>160 なるほど。
単にイタい人だから、て決着ですね。でもやはりそこには
イラのファンタジーが存在するわけだけど
バラのしげみってイラが引っ越してくる前の庭にあったバラのしげみに、
一晩中一緒にいたら「ありがとう さみしかったよ」って声がして
仲良くなることができたってくだりのことじゃないの?
>>161 いや、イタいってんじゃなくて。
イラは自分の思春期を受け入れられないわけでしょ。
で、例えば幼い子がお人形さん遊びをするときに人形と会話するじゃん。
「今日は三つ編みにしましょうね〜」とか。
そのとき、女の子の中では人形は喜んでると思うのさ。
それと同じ幼児的な嗜好をもち続けることで
「汚れたw」大人への変化を無意識に拒否するっていう形での
ファンタジーの表現じゃないかと。
バラのしげみはそれか。いろいろこんがらがってる orz
>156
そうだと思う。
ダーシェンカ、案外残酷な子犬の間引きとかあるをだよね。
あるほかの漫画のテーマで、
「子供のときは自分がその人のためになる、と思ってたら
それは全部いいことだと思ってた。
でも本当は自分がいいことだと思ってても他人にはそうでなかったり、
嫌だと思うときがある。
結局自分がいいと思うことを人にしてあげたいと思うことは
いいことなのだろうか、迷惑なことなのだろうか」
というのがありました。
この場合とはちょっと違うかもしれないけど、これを思い出してしまいました。
でも相手が勝手に喜んでると想い、人の自由意志を黙殺するのって
確かにひやりとするファンタジーですよね。
>>163 レスありがとうございます。
最近グーグー1巻を読み返していてあれ?って思ったんですよ。
すっきりしました。
「さくらはな 海あおければ 海に散る」
超テキトーうろ覚えで済みません。中学校のとき習った俳句で、
桜の花びらは自分が海に散った方がキレイだから
自分の意思で海のほうへ(花びらが)飛ばされ海を染めるんだよーみたいな意味でした。
桜の花びらに主体性があるというところは人間の妄想・ファンタジーだよね・・
と当時は感じたのですが、
>>144さんのレスを読んで
桜は人間を喜ばすためでなく、確かに自分の意思で咲いてるのかも知れないなあ
と思いました。
>>166 高屋窓秋の
ちるさくら海あをければ海へちる
ですね。
(慣例的にやる人が多いけど、俳句や短歌の引用で勝手に句ごとに空白空けるのは、
作者に失礼だとする考え方もあるので、やめたほうがいいかも)
ただ、この句の「さくら」は人の目を喜ばすために海へ散っている訳ではないので、
この話の流れで出してくるのはおかしいと思う。
「海あをければ」を普通に「海が青いから」と取っちゃうとそう読みたくなるけど、
そうじゃなく、海が青いことと桜がその中へ吸い込まれるように散っていく(ように見える)ことは
何の関係もないんだけれど、その中に深い因果があるように感じられる、という
それほどの光景(チビ猫いうところの「なんとすごい なんとすごい季節でしょう」)、
と取る方が句の魅力が増すし、そういう解釈が一般的です。
あなたが習った解釈だと、いかにも安い、人間に都合のいいファンタジーだよね。
ふーん、俺は
>>166の解釈のほうがステキでいいや。
どっちの解釈が好きっていうか、
自分に沿わないものを安いとか切って捨てる、167の人間性が嫌い。
167はちゃんと俳句をやってる人っぽいから、
名句が甘い甘いファンタジー粉をかけられて授業で広められてたら
たまらないという気持ちも、わからんではない。
でも「安い」はまずかったよね。他の内容については同意。
171 :
167:2006/05/12(金) 13:25:17 ID:???0
ああ……すみません、確かに「安い」はまずかったですね。
お詫びします。すみませんでした。
誰かを非難したとかじゃなく、
>>166さんの、
「当時はファンタジーだと感じたけれど、今、桜は人間を喜ばすためじゃなく
自分のために咲いてるのかもと思った」という部分に同意のつもりで書いたのですが。
それと、
>>170さんの二、三行目にあるような気持ちもあったかも。
高屋窓秋の俳風や、俳諧の中での位置について理解があれば、
>>166さんが習った解釈にはなり得ないのですが、
国語の先生が下調べもせずに教えちゃうのはな……という苛立ちがありました。
でもレスを読んだ人を不快にさせる言葉遣いだったことに変わりはないですね。
本当にすみませんでした。
なるほど、
>>167は、逆に作用する「あまのかぐやま」の根木永遠夫効果なんだ。
174 :
166:2006/05/12(金) 16:05:11 ID:???0
>>167,171
俳句そのものが間違ってましたか・・。いや、自分もうろ覚えだったんで
間違っているとは思ってたんですけど、本当にすみません。
もとはといえば自分がもっと下調べをしていれば167さんを
苛立たせることがなかったのに、と思いました。
適当な書き込みでご迷惑をおかけして、本当にごめんなさい。
訂正してくださって本当に助かりました。(皆さんに間違った俳句だと
思われたままでした)
自分的には「桜が人間の目を喜ばせるために海へ散っているとするのは
人間の身勝手なファンタジーだけど、桜は桜自身のために海へ散っているとすれば、
それはファンタジーではなく、人間が勝手に自分達のためだと勘違いして
搾取するべきではないなあ」と言うような感じで描いたのですが、
167さんの教えてくださった本当の解釈なら確かにそっちの方が
より深みがあるし、ファンタジーでもないし、
より桜と海の、自然の因果性に感動するなあと思いました。
175 :
166:2006/05/12(金) 17:10:51 ID:???0
というわけで(?)
>>167様、どうもありがとうございました。
ここで住人がなんだかんだ言っても、
大島さんなら
>>166解釈をとるかもね。
サバもグーグーたちもバラも、
すべて世界が大島さんにめぐり合わせたもののように、
大島さんには感じられるんでしょう。
「世界が大島さんにめぐり合わせたもののように感じられる」なら、
やっぱり
>>167解釈じゃない?
>>166解釈だと、「サバもグーグーたちも、自分から大島さんと暮らしたいと望んで
大島家にやってきました」にならないかな?
雨続きだな・・・
梅雨時とか雨が印象的な作品ってなんかあったっけ?
うわ13並びorz
180 :
花と名無しさん:2006/05/14(日) 13:34:52 ID:dljMlAewO
雨の音がきこえる
雨だと、チビ猫がどしゃぶりの中を野生のカン?で
家まで帰るはなしを思い出すな
>>177 おー、なるほど。そういうことか!
自分あんまり頭良くないから、166と167が話してることが
よくわかんなかったんだけど、177を読んでやっとわかったよ。
だから166のは「人間の身勝手なファンタジー」なのね。
納得した。ありがとー。
183 :
176:2006/05/14(日) 22:22:39 ID:???0
>>177 大島さんて、世界は偶然の積み重なりではなくて、
その背後に意志を持った神様がいるような意味での、
擬人化された世界観をもつことに肯定的なのかと思ったんだよね。
ある現象が自分の前で起こったのも全くの偶然ではなくて、
何らかの意志が働いた結果かもというような。
(で、その意志を読み解くと)
例えばバラは飼い主の心を具現化する為に咲くとか、
「モノのきもち」とか。
高屋窓秋は、知らないんだけど、
167の解釈だと、桜が海に散ることは偶然なんだけど、
そこに意味(因果)があるように感じられる自分の心持の方を、
客観的に捉えて読み込んだのかなあと思えた。
わたしにとって動物はみんなサバです
わたしにとって総ての人間はサバです
わたしにとって少女もサバです
空もサバかもしれません
地もサバかもしれません
そういういいかたをするなら宇宙もサバかもしれません
ああ・・・それ泣けてくるね
>>183 >>177だけど、大島観が違うんだなーと思った。
私にとっては大島さんは、
「世界は偶然の積み重なりなんだけど」というのを一旦ふまえた上で
「でもその背後に何かの意思が働いているように感じられてならない」
「そんな風に感じられる世界の美しさ」
「そんな風に感じられる人の心の不思議さ」みたいな方面に
世界を肯定しているイメージなの。
グーグーたちとの縁でいえば、
「この猫たちが私の家に来たのはただの偶然の重なり合いなんだけど、
その偶然自体が世界の善意みたいに感じられる。それくらい嬉しい。
世界って美しいねグーグー」な感じ。
>>144>>150 >>143です。アク禁かかっててずっと書き込めなかった。
質問振るだけふった形になってしまってごめんなさい。
答えてくださってありがとう。
グーグーが擬人化されてないのは、サバへの贖罪がちょっとあるのかな。
日常というファンタジーの中の猫にしてしまった…みたいな。
と、ふと思いました。
大島先生の漫画を読んだらまるで悟りが訪れるように
癒される。
トラウマやコンプレックスを題材にした漫画って
萩尾先生なども描いてるけど、何だか本当に精神が解放されるような
感じがするのは大島先生だけ。
他にも癒される方っていませんか?
キャリアもタイプも違うから、「同じような癒し効果」を求められても困るけど、
こうの史代なんかは、読むと心がほどける感じというか、
知らず知らずに乾燥してた部分に水をまいたような気分になるなぁ。
もっと日常的なレベルで「生きてくのって悪くないよね」という気持ちになれるのは、
遠藤淑子とか鴨居まさねとか緑川ゆきとか、いろいろいる。
でも「悟りを開いたように」っていう部分からしたら、むしろ逆作用で、
あまりにも救いのない状況をきっちり描くことで不思議に癒されたりする、
岡崎京子とか鬼頭莫宏、山本直樹、町田ひらくあたりが近いのかも。
>むしろ逆作用で、
あまりにも救いのない状況をきっちり描くことで不思議に癒されたりする
そう。大島先生の作品ってふわふわしてるように見えて
内容は暗くて重いものが結構ある。
つるばらの主人公もそうだし、献金にお金を貢いでしまう女の子や、
勿論イラもそう。
ロストハウスのエリなんか「何の趣味も特技も持たない
この世に好きなものもない」という何と言う無気力状態から始まるし、
クレイジーガーデンの連歌君も交友関係無しのある意味変人だった。
でもそういう不器用で傷つきやすい人から見た世の中と言うものを描くことで、
ものすごく危うい場面もあるけど、逆に救いもあって、
それに癒されるんだと思う。
「純粋な人から見れば世界ってすごい歪んでるけど、
純粋な人から見れば世界ってこんな部分がすごく美しいんだ。」
いつも主人公にシンクロする私から見れば、それで自信を持てって言われてるような気がする。
今までクレイジーガーデンの話題ってあんまりなかったけど、私はあれの
テルがお兄さんのお嫁さんに花嫁衣裳を貸してもらう場面が好き。
「ああ世の中って優しい人ばっかりだな」って気分になれる。
連歌君の「俺大学辞めてよかったと思ってる 俺いまやっと進学できたと思ってんだ」
って台詞もすごく心に響くものがありました。
クレイジーガーデンって
芸能プロの社長がお兄さんの結婚式に出させようと
変装道具まで持ってきてくれるのがいいよね。
あの大島さんがまさかテレクラを扱うとは思ってなかったから魂消た。<クレイジー〜
大島さんの手にかかると世の汚辱を集めたような場所でも清らかな感じがしてくる。
漂白されたキレイさではなくて、汚いままにそれでも清らかというか。
テルは「受け入れた」衣良なのかな…?
大島さんが只者でないところは
他の漫画では得られない感動や驚きを感じさせられる、というのもあるんだが
それ以上に、意外にもギャグのセンスが最高なんだよね
クレイジーガーデンは忘れた頃に読み返しても毎回爆笑できる
テルの手紙の表現が上手すぎて
アンタ小説家になれるよwと思った
>>190 大島さんの描く和服が好きだな
振袖なんかありえないかんじでふわふわしてて
本当に「可愛らしい」と思える
遅レスだけど
>>186 いや、大島観はそんなに違わないかも。
(183の「肯定的」は信じてるというのとは違うつもり)
大島さんは、それが偶然の積み重なりだと分かってる部分と、
そこに自分を投影して魂を見てしまう部分が、
多層的に同居してるんじゃないかな。
ただ、「遠くで風が高い波長でカモーンと呼んだ」り、
冷蔵庫が「モウイイヨー」と言ったり、
ファックスに「もう買い換えよう」と言ったら直ったり、と、
そういう感性を普通に備えてる大島さんなら、
桜が自分から海に散りたがると考えても不思議はないなあと
自分には思えた。
漫画家にならなかったら
少し危うい人だったかもね。大島先生。
でもそんな感性で私には絶対思いつかないストーリーで
私を癒して救ってくれる大島先生が大好きです
大島さんはちょっと感性鋭そうだけど、
オカルトにはのめり込まないと信じてる。
幽霊とか祟りとか神様と交信とかさ。
UFOと予知体験はあったらしいけど。
うむ、ガイシュツじゃ。
>>92 夏の終わりのト短調の主人公は思いっきり覚せい剤注射されてますが。
>>198 同意。
一瞬そんな気分になったとしてもすぐ現実にもどるっぽい。
(ごっこを楽しむというか。B型的と言う言い方も当てはまるかも。)
自分を見失って何かに溺れることはなさそう。
だから大島さんのファンタジーは安心して耽溺できる。
本気で本人がハマるタイプの漫画家さんのは醒める。
昼ドラを見てたら、娼館がミモザ館と命名されました。
とーとつだけど夏の終わりのト短調って、どう思う?
私は好きな作品の一つだな。大島作品ってよく考えれば
悲劇的なものも多いんだけど、最後は必ず救いがある。
でもあれは明確な救いがわかりにく、みたいなところがあるよね。
でもいい作品だと思う。いつもの大島さんとちょっと雰囲気が違うから
馴染めない人も多いって話も聞くけど。(ホントかなー?)
皆さんはどういう思いが込められた作品だと思いますか?
>>204 最も好きな作品のひとつ。あの作品は、表向きの主人公はストーリーの
進行役で、実はおばさんがいつもの主人公の役周りをしてる気がする。
ひとつわからないのはおばさんがクッキーを庭に埋めた意味。
袂は「わかった、あれは甘かったから捨てられたんだ」って
言ってるけど、あれは袂の単純な解釈って感じで、なんか他にもっと
意味がありそうな気がしたけど。普通に捨てるとか、人にあげるではな
くて、庭に埋めるって行為・・。どこかにわかるように書いてあったかな?
>クッキーを庭に埋めた
あれは単にあの一見絵のような家族の負の部分、的な意味合いのシーンじゃ
ないのかな?おばさんの危うさの序章のような感じ・・
捨てたりしたら袂がゴミ箱を覗いたらばれるし、人にあげても同様。
あのおばさんの規律を守るために、甘いクッキーがNGなら処分、なおかつ
袂にばれないようにするなら、埋めるって行動が一番適切だったからでは。
昨日「8月に生まれる子供」読んでぼろ泣きした。
こんなに泣くかってぐらい。
「ロストハウス」も良かった。
―とうとう彼は世界全体を自分の部屋にしてそのドアを開け放った―
大島さん、90年代に入ってからもすごい作品描いてたんだね。ウウウ…
ロストハウスすごい好きだ。すごい。毎日が夏休みもすごい好きだ。すごい。
>>204 最後、ちゃんと救われてるじゃん。
洋館が無くなったのは個人的には悲しかったけど無くなる意味あったし。
クッキーを庭に埋めるのは、あの漫画は庭がストーリーの重要な場所で、たもとが、あの家族の上辺に気付くには必要なシーンだったのでは?
埋めるにしても、しっかり埋めてなくて、クッキーが庭に落ちてるのを たもと が発見する事が、ストーリーを進めるうえでの きっかけなんじゃないでしょうか?
よく考えてみると、「ト短調」も姉妹ものだね。
けっこうドロドロの・・・。
だけどト短調のおばさんのこと、キライになれなかったですよ。
悪役キャラでも、大島さんのは寂しげで悲しげで愛があって、
憎しみを込めて描くようなことはないように思える。
>いつもの大島さんとちょっと雰囲気が違うから
>馴染めない人も多いって話も聞くけど。(ホントかなー?)
むしろ人気が高い方だと思われ>ト短調
悪役らしく描かれてるキャラって椿の木の下での点茶とかかな
でもまぁ大島さんらしく最後は温かみあるまとめかただけれども
>>212 あれ多分文庫の方の解説でそういう風に書かれてたから
勘違いした人いるんじゃないかな。
あの作品って、おばさんは「あの子(袂)の口から伝えてほしい
あの子の両親に」って台詞があるように、
自分の姉とその夫(想い人)に自分の長年の心の空洞を
ばれないようにする作品だったんだよね。
袂に自分達の闇の部分を見られるのがおばさんは死ぬほど嫌だったんだよね。
だから洋館も燃やしちゃって。
でも力とますみの件で考えたら、もしかしておばさん(もしくはおじさん)は
子供が作れない体質だったとか?
それもあの家族の負の部分に関係してくるのかな?
だよね。バレないように、かつ幸せで素晴らしい生活を送っていることを
袂を通して知ってもらいたい。自分を評価してもらいたい気持ちでいっぱい
だったんだろうね。強迫神経的にそれを実行しようとしていたおばさんが
みていて辛かった。痛かった。
自分にも当てはまる部分があるので余計に。
子供の件はどうなんだろう。もっかい読み直してこよう。
おばさんが「幸福な家庭」を築くことに異常にこだわってたのは
子供と血が繋がってなくてもうちは幸せだ!と
言いたかったからなのかな?もしかして。
袂は姉夫婦の実の子供だろうから、それに対する畏怖の念?というか・・
「家庭」に子供は必要・・というわけではないけど、少なくとも
おばさんはそう思ってただろうね。おじさんとの冷えた関係をばれないようにするためにも。
そのためにせっかく二人も養子を手に入れて、二人がエリートコースを進んでも、
ちょっとだけ挟まれる袂の家庭の方がよほど親しみやすく現実的な幸福に見えるという
皮肉・・切ないね。
力くんが中学の頃から天使つきはじめたのって、自分が養子って気付いたからじゃないんだね。
養子って知ったのは家が焼けた時なんだね。
養子って知ったから急にいい子になったのかと思ってた。
>養子って知ったのは家が焼けた時なんだね
そうなのか?
>>220 ああ勘違いしてた
「ますみもだ・・・だがあいつはしらない・・・・おれは・・焼けてしまってから
はじめてしった」ってあったからそうかと思ってたけど
焼けてしまって初めて知ったのは、まだ見ぬ故郷が洋館にあったこと、だよね。
>「あれは甘かったから捨てられた」
大島さんのお話作りとしては、
姉(たもと母)が手に入れたもの=愛=甘さ、
という感じなのでは。
叔母さんとしては姉のように好きな人からの愛を得られなくても、
姉以上の幸せな家庭を作らなくてはならないと思っていた。
だから、叔母さんの家庭では
甘いものへの欲求は克服すべきもので、実質は禁止された。
でもその愛情の空白のことを姉夫婦の家庭には知られたくない。
だから姪っ子に隠れてクッキーを埋めた。
その行動は図らずも(大島さんは多分図ってるけど)そのまま、
叔母さんが義兄への愛情を隠蔽していることを象徴していて、
(クッキーが落ちてるのは隠蔽にほころびが生じている暗示)
同時に、叔母さんが未だに隠蔽したい義兄への
報われなかった愛情の痛みのみに囚われていて、
空洞化した愛情で取り繕いばかりで家庭をつくり、
表面上とは裏腹に家族は常に愛情を叔母さんに裏切られ
傷つけられ(結果うわべ家族の破綻は進み)、
にもかかわらずその深刻さ残酷さを認められなくなってるほど
叔母さんの愛情が病んでしまっているという構図が出てる気がする。
なんというか、甘いものは脳の疲れを取るというし、
叔母さんもこれから夫に甘いものをもらって
(見舞いの夫が持ってるプレゼントはクッキーかもしれないし、
愛情がクッキーの甘さや美味しさに象徴されるなら
「ダイエット」と同じだし)
ないがしろにした自分の家族と和解できたなら、
ハッピーエンドかなと思う。
>>222 あ、なんかすごいわかりやすい。
甘いものは疲れを取るか〜、あ〜そっかぁ。
エリートコースを突き進んできて結局
覚せい剤に走った力くんがなんか可哀相。
でも「あんたが一番かわいそう ますみくん」という言葉にあるように
ますみくんもまたしかり。
ますみくんはお母さんが無理してることを子供の直感で感じてるから
(袂が来てから?目に見えて破綻していったからバレバレだったけど)
ああやって勤めてたんだろうなあ。
「ぼくはそのほうがお母さんが安心してるから」って台詞が泣ける。
夏のおわりのト短調すっごいすきー。
おばさん視点でいくとだんだんつらく
なってくるけど、袂ちゃんと力くんの
ラブ視点でいくとだんだん盛り上がってくる
のでちょうど中和しあっているというか。
やっぱり大島さんうますぎ。
一度目も二度目もそうだったけれど
あんた
全く無造作に人を抱くんだよね
妹みたいに
祖母みたいに
恋人みたいに
この一節だけで、もう他のすべてのことはどうだって
よくなった昔(=全肯定できた)
自分もこの作品は大好きです
好きな理由はエンディングかな>ト単調
「ちょっとウェットになったのね」以下の
あたしたちはベッドの中だけの仲と割り切ってはいても…ってなセリフが
けっこう衝撃的だった<ト短調
ああいう内容の作品にお豆腐が出てきて、しかもそれで泣きそうになる。
大島さんって…大島さんって…
蔦子叔母さんは、家族から愛されてたんだよね。
家族は蔦子叔母さんの為に、蔦子叔母さんが喜ぶ唯一の方法で
必死に支えようとしていた。
大島さんて、狂った人とそれを支える人の献身をテーマに
結構作品描いてるよね。
でもおばさんのためになるなら
「もう無理するのはやめなさい」って言ってあげて良かったと思う。
おじさんも浮気やめてセックスレス夫婦(勝手な想像だけど)を
解消してもっとおばさんとの心の距離を埋めれば良かった。
そうすればあそこまでおばさんが追い詰められずに済んだのに。
「私は疲れてはいません 私はちゃんとやっているんです」って台詞が痛々しい。
おばさんがあそこまで虚構に努めたのって、
お姉さんが好きだったからだよなあ。
だから二人を恨んだり奪ってやろうとは思わなかった。
何と言うか、あの二人と同じように何としても幸せにならなければ
いけない みたいな強迫観念があったんだと思う。
でも心の空白は埋まらなかったんだよね・・。
231 :
201:2006/05/25(木) 15:44:59 ID:???0
アンカー違い(×
>>92→
>>192)の私の投稿がきっかけでト短調談義?
だとしたらウレシス。これ、当時綿の国星ブームだった中一の時に読んだ
初大島作品なので。綿の国星のコミックスで読んだんだけど、綿の〜より
こっちのほうが衝撃的だった。なんか「自分の心のモヤモヤがこうも的確に
表現されている作品があろうとは!」という感じ。
大島作品に深くのめりこむ人って多くがそういう感想持つらしいですが。
一つ良くわからなかった「好きな男に、セフレをウェットな関係にしたくなくて
仮の恋愛対象として名前を出されることがそんなにショックなのだろうか」という
問題はその後大人になってよく理解できるようになりました。
そりゃ一日中眠りこけたくなるくらいやるせないよなあ…
232 :
201:2006/05/25(木) 15:50:16 ID:???0
ちょっと補足しておくと、最初に読んだときは「好きな男が他の女と
セックスしてる事実のほうが上記なんかよりもよっぽどショックだろ?」と
思ったのです。が、今となってみると仮の恋愛対象として名前利用される
ほうが確かに遥かにショック。
仮…じゃなかったんじゃなくて?
友達に芝居打ってもらってまで
ちょっかいかけてたし。
あの髪の長い女の子は本番(袂)前の
ならし(失礼!)だったのかなー、と
自分は思ってました。
>>233 ならし・・・
力くんがセフレを作ったのは、
多分バカだった中学時代に
母蔦子と父が仮面夫婦で、自分と弟が養子で
父に愛人がいることを知って、
愛情不審になったからだと妄想してた。
で、母蔦子が得られなかったがゆえに
自分たち家族が得られなかった愛情を得て
幸せに育った袂に、理由を知ってか知らずか惹かれたとか。
>>233 ならしって表現スゴイw
力くん自身は「仮」と思ってたんだと思う。でもそれは彼の驕りから来る仮面で
じつは本気で袂に惹かれていたのでは…と。
力くんにとって袂は、ありえたかもしれないもうひとりの自分(幸福な家庭の子ども)だし。
セフレの彼女はそんな力の内心が分かってしまってムカ〜になったんだと思う。
で、「ちょっといぢめてやりましょう」って。
力くんとあの彼女って単なるセフレじゃなかったんだと思うの、
本人たちがそれを分かっていたかどうかは別として。
いろいろ抑圧されているお坊ちゃんとお嬢ちゃんが
「こんな世の中なんて!」「でも逃げられない」ってとこで一致してたのかも。
共犯関係とか同志とか、そういうのに近かったんじゃないかな。
ならしがブレイクの予感w
ブレイクかよw
>>230 >「もう無理するのはやめなさい」
こういうことは、長年ともに暮らしたおじさんや力くんは
なぜそこまで?という疑問とともに何度も伝えたてたと想像。
でも蔦子の心は、姉の夫>>(超えられない壁)>>家族
だから、言っても無駄状態だったんじゃないかな。
それに蔦子は理想の家庭の芝居に命かけてるから、その度
袂がやられたように空芝居かヒステリーを起こした気がする。
で結局、
蔦子「わたしはつかれてはいませんからね
わたしはちゃんとやってるんです」
袂「(わたしはとうにつかれていますよ蔦子おばさん)」
というようなことを、繰り返し、積み重ね・・・だったのでは。
おじさんは自分の心が蔦子に通じないことで
凄い無力感があったと思う。
力くんもそれによって傷ついていたかもしれない。
(まさみくんは性のことはまだわからんだろうけど)
おじさんの浮気は力の不良化(袂のクッキー)と同じで
「鳥に鳴くなといえる?」という切実なものだったと思う。
わたしから見ると、あのうわべの愛情しか解さない蔦子を
家族が庇って見捨てなかっただけでも感動ものだな。
浮気→関係悪化 じゃなく
無力感/絶望/焦燥→浮気 なんだろうね
浮気相手にも胸の内を見抜かれてるしね
>>240 そうか・・。なんかおじさんの気持ちもわかった。
女の身としてはおじさんの浮気がさらにおばさんの虚構世界を
広げて追い詰める、という単純な考えしかなかったが、
確かに全く自分を見もしないうわべの幸せに必死な妻と
一緒にいたらアイデンティティを保つために浮気したくもなるだろうね。
男からしてみると、
浮気の理屈は、言い訳の為だけに存在します。
バカやってた少年時代→お勉強に精出してA大にトップ
合格
この間にきっと自分と弟が養子であることを知って、
もともとお母さんの「理想的家族ごっこ」につき合わされ
ていたこともあり、さらに「お母さんの理想」を満たす
ために勉学に励むようになったが上にも出ていたように真の
愛情(でないと思っていた)の欠如及びお母さんが変わらない
ことに対する絶望および家での息苦しさから覚せい剤、女、と
手を出しただけで(おとーさんは浮気)、セフレちゃん=覚せい剤
で、愛はないよ、と言いたかったところに手近にいたいとこの
名を語った、というところが真相?でも後からすこしずつ
袂には惹かれてる(憧憬をもって・蔦子さんにぶつかっていける
ところも)のだと思いました。
でもならしwの女の子は力くん本気で好きだったんだろうな…
ならし子さん、名前もなかったんですね。
ならしブレイクw
しかし、力くんって、いい学校行きながらも
クラブでドラッグやセックスに溺れている
現代日本の都会金餅上流家庭子息のプロトタイプみたいだな。
20年以上前の作品ということを考えると、
時代を先取りしていますね。
ところで、今回読み返してみてふと思ったのですが、
難関大学に1番の成績で合格する人であれば、
普通は医学部を受験しているような…
(個人的には天文学、素敵だと思いますが)
母親の期待に応えるために優等生に変身したのならなおさら。
いわばカンニング受験で合格しただけで実質馬鹿なのは自覚してるからではないでせうか。。。
最新号の本の旅人はもう誰か入手した?
したとも。
ミケマルがんばれ。
そして、大島さんじゃないけど、アントワネットもがんばれだ。
私も入手済み。でも3巻発売のお知らせはなかった…。
ミケマル、以前のグーグーで大島さんが言ってて気になってることがある。
この子がそうなのか?と思うと…。違ってますように。
今まで大島漫画の映画化はことごとく糞だったんだけど
嫌われ松子の一生見て、この監督にダリアの帯映画化して欲しいと思ったよ。
253 :
花と名無しさん:2006/06/02(金) 02:38:58 ID:5fIVsXh/0
映画つながりで。
ニキータ・ミハルコフの「太陽にやかれて」をみたとき「これは、大島弓子の
漫画じゃないか?!」という既視感を感じました。もともと好きな監督でしたが
そう思ってみると、「機械仕掛けのピアノのための未完成の序曲」「オブローモフの生涯」
最近では「シベリアの理髪師」など、同じ空気を感じます。
悲劇とうらはらの喜劇、貴族階級の退廃と滑稽さ、大時代的ロマン。
純粋さとその悲しみ。
初恋や罪と罰の漫画化をしていることを思えば、大島さんは
帝政ロシア時代の雰囲気はお好きだったのではないかなと思います。
254 :
sage:2006/06/02(金) 02:40:48 ID:5fIVsXh/0
ageてしまた。スマソ。
突然なんですが悩んでます。ウチの猫♀が発情しています。
綿国で双子の猫が発情するじゃないですか?
まさにあんな鳴き声でスゴイうるさい。
手術しようかと思うんですが、避妊猫の母性を忘れてしまいケープを思い出そうとする話しが哀しくて…
ただ、鳴きまくってる姿もかわいそう。
どっちが猫にとって幸せなのか
人間は生き物の本能に逆らう行為をするほど偉い存在ではないし神様じゃない。
避妊手術なんて当たり前かもしれないけど私には崇高で選べ無いんです。
猫好きで感性が鋭い住人が大島スレには多いと信じて相談します。
>>255 子を産ませる気がないのなら、
発情は猫のストレスになりますよ
>>255 何かいろいろ激しく勘違いしてる人だなーと思いました。
>>255 かといって妊娠されても困るんでしょう?
産めないのに発情を迎えなきゃいけない猫が一番かわいそうなので
避妊手術をおすすめします
仮に子供を産んだとしても、里親探しは大変ですよ
結局、自分が悪者になるのがイヤだから、
「あなたは優しい人ですね。でも避妊は猫ちゃんのためにも仕方のないことで」
とか何とか、気がラクになるようなこと言ってもらいたいだけでしょ。
スレ住人おだてて都合のいいレスもらおうとする姿勢、
見てて吐き気がするわ。
>>257に同意。
色々レスありがとうございました。
自分を知るきっかけになりました。(イヤミじゃなく素直な意味で)
猫のスレも行きました。手術せよという意見でした。
猫の子供は欲しいです。産まれたら全匹 飼いたいです。
誰かにあげるなんて出来ないです。
お墓に一緒に入りたいくらい大事です。(でも沢山産まれたら狭いマンションですから猫がかわいそうかも)
避妊手術するのが最善なのかなとは思います。それに確かにエゴですけども人間て、そんな事までコントロールすりほど偉いのかと手術する前に少し疑問になったんです…
262 :
1/2:2006/06/02(金) 14:14:33 ID:???0
>>255 どんなに言いつくろっても避妊去勢手術は
その猫のためではなくて人間の為です。
要するに人間が自分の猫や新しく生まれてくる猫のことで
面倒な思いをしたくないから猫を騙して行うもの。
(思いを遂げられず盛ってるのを見てるのが可愛そうとかね。
でも閉じ込めてるのは飼い主であるあなたに他ならない)
猫自身はたとえ飼い主を困らせることになろうと、
自身がボロボロになろうと、子孫繁栄を求めるものです。
もし繁殖を邪魔しようとするなら飼い主を恨むでしょう。
飼い主を騙してでもどんな身の危険も解さず
盛りを全うさせるために表へ出て行ってしまうでしょう。
そして健康な雌猫に繁殖を許せば、年に二三回お産をして、
恐ろしい勢いで殖えます。
263 :
2/2:2006/06/02(金) 14:15:18 ID:???0
少し前、アパートで150匹ほどの猫の死体と同居していた
女性の事件がありました。
あの人だって、最初はたった一組の番を飼ってただけだった。
だけどたった4、5年であれだけの死体の山と、それと同程度の
生きた猫の山が築かれたのです。
(仔猫が一度に四匹生まれ、雌1雄1しか生き残らなかった場合でも
雌1か雄1が二分の一の確率で生き残るとしても、
それくらいの数にはなるはず。雌仔猫も半年すればお産をします。)
里親探しは大変です。ネットの里親サイトの一部では
自家繁殖の猫を載せるのを禁止しているところもあり、
世間の風当たりも強い面もあります。(里親待ちの捨て猫数は莫大です)
健康な二三ヶ月の仔猫なら里親も見つかるかもしれませんが、
先方の事情で成長してから戻される場合もあります。
(家の中は修羅場になる可能性大です)
また身体の弱い子なら里親にあぶれて手元に留まることとなり、
一生洒落にならない治療費がかかるかもしれません。
他にも避妊手術を行わない雌猫では
命を落としかねない婦人系の病のリスクが増えるともいいます。
たとえ避妊・去勢手術をしようと大抵の飼い猫たちは
自分にされたことが理解できずに、人間を慕い続けます。
(入院のショックで性格が変わる子もいるみたいですが)
だからこれで良かったと思うことは大抵簡単です。
でも手術することにしたなら罪の意識だけはしっかり持ち続けることです。
それだけは最低限の礼儀だと思います。
猫は好きだが、これ以上の猫話はペット板池
あと人間にそんな権利があるのか?などと言うなら最初から飼うなや。
それこそエゴだろ。
罪と罰・・・
大島さんの所にサバが来たのは、
綿国の「ド・シー」とか「ペーパーサンド」の頃かな。
この時を経て「晴れたら金の鈴」のあたりから、
なんというか物語に、手に余るキャラクターが
登場するようになった気がする。
極端に浮世離れしてたり、シラーっと世の中を斜めに見てたり。
それ以前は、バナナブレッドのイラでさえ
物語の中に受け止めてくれるキャラクターがいたもんだけど。
それ以降はそういう子に対した周囲の困惑や疲弊が
面に出てくるようになったような。
大島弓子の作品は大好きだし、作品中の猫も大好きだけど、猫飼ってる人は嫌い。
猫飼いが多いだろう場所でわざわざ表明する、
そんな貴方の心の闇に興味津々。
生きているもの全部が嫌い
俺も作品以外の猫話にはうんざりだ
( ;∀;)イイハナシダナー
わたし
高校時代普通に思いついた漫画描こうと思ったら
その主人公の男子高校生が人間全部好きじゃないんだって台詞素ではいてた。
まったく無意識で作った作品にさえ
自分の闇が現れてびっくりだねはっはっはっ
イタタタタタタ
こんな書き込みする
>>272がイタいのか、
それとも彼女の漫画の内容がイタいのか
どっちだろう
とりあえず272さんが漫画家になれますように。
思春期の時描く漫画や衝動で描く小説は
たいていイタいものだからそんなに叩かないであげて。
私も姉の同級生が描いた小説を読ませてもらったことあるが、(ファンタジー)
今思えばやっぱり アイタ だよね。
>>252 嫌われ松子観てきたよ。確かに大島弓子っぽい感あった。
まあ大島作品にはDV男は絶対出てこないが。
この監督ならバナナブレッドとかダリアの帯映画化できるかも。
私も「松子って大島弓子の漫画に出てきそうな人だなぁ」と思って観ていたよ。
へー見てみようかなぁ。
279 :
sage:2006/06/03(土) 23:11:03 ID:8e8Lt9yTO
大島作品よりエグくて悲惨で好き嫌い別れる映画とは思うけどね。
ただ、個人的には映画館で久々に号泣しましたよ。
280 :
279:2006/06/03(土) 23:12:16 ID:???O
sage失敗orz
○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○
このレスをみたあなたは・・・3日から7日に
ラッキーなことが起きるでしょう。片思いの人と両思いになったり
成績や順位が上ったりetc...でもこのレスをコピペして別々のスレに
5個貼り付けてください。貼り付けなかったら今あなたが1番起きて
ほしくないことが起きてしまうでしょう。
コピペするかしないかはあなた次第...
○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○
過疎スレ…?
ちび猫ドール、実物が届いた人の感想が聞きたいです。
ここに貼ってくれた画像では可愛いって感じより綺麗なイメージ。
286 :
花と名無しさん:2006/06/09(金) 01:10:25 ID:QfTW//ND0
大島弓子さんのサバシリーズやグーグーシリーズが好きで猫が好きになりました。
しかし、大島さんて謎の多い方ですよね。
作品は気の向いたときだけ描き、猫を愛し、お料理は上手そう。
実物のお写真や学歴も一切公表せず、シングル。
作品だけでなくご本人にも興味津々です。
>>279観ましたが、確かに表層的には大島作品より過激だけど後半「ダリアの帯」
など大島作品ほどには、愛されることだけを求めているのにそれが得られない
女性の狂気や心の深淵が厳しく追求されてないなあと個人的には感じました。
>>286 そういうの公表しない人だったのか。
中学の頃の担任が「同級生だった人が描いた漫画だ」って言って
綿国を貸してくれたことがある。
それが本当ならたぶん出身地くらいはわかる。ここでは書かんが。
でも、その当時はまだ自分ガキだったから良さがよくわかんなかった。
大人になって読み返したらはまったよ。
出身地は栃木じゃなかったっけ。
290 :
花と名無しさん:2006/06/09(金) 08:44:26 ID:QfTW//ND0
>288
サバシリーズのどれかで学校の先生をしておられるお友達が登場してましたが
もしかしたらその先生だったりして・・・。
>289
公開されているのは出身が栃木とか血液型がB型とかそういう簡単なプロフィ
ールだけですよね。
生活全般に質の良いものに囲まれておられるようだし、現在の一軒家はどう
なのかまだ読めていないのですが、前回は引っ越したいと思ったらすぐにマン
ションを購入したり、その前はお部屋が傷んできたらとっても綺麗にリフォー
ムしたり、それがまた成金な感じではなく淡々と普通。
激務をこなしておられる様子は全く無いのに経済力もバッチリなのだなー、と。
大病もなさったけど、ご自愛していただきたい。
グーグーの三巻の出版が待ち遠しいです。
誕生日が8月31日ってのは知ってる。
裏庭の柵を越えてに書いてあった。
全盛期のころの盛り上がりっぷりを知らないんだけど、
一大ブームを巻き起こして御殿が建ったりという、
そういう大メジャー作家だった時代はあったのでしょうか。
今はけっこうマイナーというか
マニアックに支持される作家さんの部類だと思うけど。
母が大島さん好きで小さい頃に『綿の国星』を読んだ。
悲しいシーンは泣いた。
楽しいシーンは笑った。
そして猫好きになった。
サバシリーズも好き。
>>286 昔は書店でサイン会とかも
やったみたいですけどねぇ。
私が読み始めて大好きになった時は、
もう表にあんまでてこない人だった。
290は言葉遣いこそ丁寧だけど、ただの出歯亀趣味のように思える。
>>292 花の24年組といって、少女漫画にSFやファンタジーなど、今までにない
新風を巻き起こした時代があった。
24年組には他にも、才能あふれ、現在でもご活躍の漫画家がとても多い
が、その時でも特に三強に数えられていた一人が、大島弓子。
ちなみに他の二人は、竹宮恵子と萩尾望都。
竹宮は、女性作家では珍しく少年誌にSFの連載を持ったり、題材に同
性愛を取り上げたりなど、革新的な試みを他に先駆けて作品に取り込む
事が多かった。
萩尾は、緻密な構成と叙情性において群を抜いており、それまでの『少
女漫画=女の子の物』の意識を取り払い、多くの男性読者を虜にした。
大島は、詩的な文章と細い線描で表現される繊細な世界観と、物語にお
ける独特の哲学性が高く評価されている(のは、ここの皆さんの方がご
存知であろう)
作品はどれもコンスタントに評価されていて、全集も出版されているが、
特に世間一般で評価が高いとされるのは「綿の国星」。
アニメ映画として劇場公開もされたし、(後に復刻版として出たが)
2万円のビスクドールは、当時(1984年)の漫画キャラクターグッズの値
段としては異例だったと思う。
これは些か乱暴であるが、個人的には竹宮=ユーミン、萩尾=中島みゆ
き、大島=井上陽水にイメージがだぶる。
(どの人も未だ第一線で活躍し、才能が枯渇していないように見受けら
れるので)
竹宮と萩尾が少女漫画の塔の頂上で切磋琢磨している脇で、大島は中空
に浮かんでお茶を飲んでいる雰囲気がある気がするのだ…気のせいだろ
うが。
じゃあ、山岸涼子は山崎ハコで…
ながいと よむきが おきないん です
大島先生はお金持ちだろうね。お引越しとかすぐしてたし、
困ってはなさそう。
私生活をそこまで知る気は無いが、エッセイ読んでたまに違和感感じる時はあるなあ。
ネコ缶が安くついたら「家計が助かった」って言う割には
気ままにタクシー乗ってみたり。
タクシー高いデスヨ
大島さんは矢野顕子
15年くらい前、とある雑誌の対談で顔写真出てたように思うけど
モノクロで1〜2枚
303 :
花と名無しさん:2006/06/09(金) 21:57:50 ID:QfTW//ND0
>>295 ハハハ、そう取られましたか。
エッセー漫画などでその人の私生活が描かれていても全く作者のことを知りた
いと思わない場合も多いんですけどねー。
キモ・・・・・
私は当時のことを知らないのでそういう解説は新鮮に感じる。
何の話題のときでもそうだけどいちいち煽るのやめようよ。
趣味のあわない人や話題ならスルーでいいじゃん。
知らない方がいい事も…。
とある少女漫画家さんの自宅での写真は、ケバいのかゴージャスなのか分からない家具に囲まれたオバサンだった。
(大島先生がそうだと言うわけじゃないですよ)
空気違いというか、誰も期待してないような場面で
いきなりどっかの解説者みたいな説明&解説の長文を見せられたら
どうやっても知識披露みたいに感じてしまう。
>>306 普通のオバサンだと駄目なの?
美人でオーラないと駄目とか?
>>308 いいえ。大島先生は御自分を描かれる時も、ああだから、きっと実物を見ても悪く落ちないでしょう。
その漫画家さんは御自分のエッセーで綺麗な感じだったから、ちょっとショックだった…。
大島先生が逆に美人だったらショックかな。
(あくまで私の勝手なイメージだけど)学生時代は文系が得意で体育は苦手。
群れてないで、本とかも高尚なのからポエムとかも読む。
お菓子とか食べながら。で、コタツ派。
成績は良い方だけど、クラス委員とかに成るようじゃなくて、窓際の席が好きで授業中に景色を見ちゃう。
みたいな…。
一条かな、と想像してみる。
((゜Д゜))…
312 :
花と名無しさん:2006/06/10(土) 10:56:53 ID:QvqBJ0HO0
>>309 自分の理想像を漫画家に押し付けるのはどうかと思う。
大島先生は自由に生きててほしいし、だからこそ
私たちでは思いもよらない漫画を見せてくれると思う。
だから断定とかしないと決めている。
>>300 一緒にしないでほしい。
あんなに生臭くないよ。
>>312 あくまでも勝手なイメージですから。
全然、押し付けじゃない。
317 :
花と名無しさん:2006/06/10(土) 14:51:56 ID:vrxTsCTuO
下妻物語
山岸涼子の描いた大島先生は萩尾さんよりもかわいく描かれてた
そんなん言ったら竹宮先生の自画像も可愛いよ
>>318 「ゆうれい談」のやつ?
けっこう丸顔だったよね。
別に意外な感じでもなく、だからってイメージ通りってわけでもない、
あえて言うこともないごく一般的なお人に見えましたね。写真では。
322 :
花と名無しさん:2006/06/11(日) 16:03:22 ID:bkhobE8F0
サバシリーズのどれかに、飼い猫が死んだ漫画家仲間が出てきますが
あれ、山岸先生のけいと?
いつまでも上げる人が張り付いてるのね。
何事??とびっくりしたよ。
あれ?ホントだ、ごめん。
上がっただけでそこまで驚くものだろうか
あ、いま憎しみが生まれた
山岸先生のスレで話題になったからか・・・なんだ。
ミュージシャンに喩えるのは荒れるから止めれ。
山岸スレの昔サイン会に行った人の情報によると、
山岸先生より大島先生の方が美人だったそうな。
とすると、まあどっちも「昔の少女漫画化」と聞いて
皆が想像するより綺麗な人なんだね。
確かに二人とも自堕落に引きこもって妄想するだけでは絶対描けない物を描くしね
いま、わたしの頭の中で、
若き日の大島先生がイラちゃんの姿で固定されつつある。
色白で、か細くて、全体的に危うい感じの・・・
(意外だ、自画像の輪郭が食パンなのに・・・)
輪郭食パンわろた。今は加齢によってふくよかになってるかもしれないけど
ゆうれん談の絵なんかみると、ほっそりとしてスタイルよさそうだよね。
山岸さん、ああいうのは結構忠実に描くし。
>>330 「昔の少女漫画家」で思い出したけど、
楳図かずおの「まことちゃん」に、
まことちゃんとお姉ちゃんが
憧れの少女漫画家の仕事場を訪ねたら、
夢のような少女漫画の世界とは裏腹に、
作家の素顔は悪夢同然だった、という回があって
その作家の作品に「ポーの一族」の一場面を
見開きでそのまま写してあった。
>>332 ゆうれい談で萩尾先生のこと「この頃は可愛かった」って描いてあったの
どーいう意味なんだろうって思ったw
しかし山岸先生はキレイだ。
山岸先生は15年くらい前?のmoeの少女漫画特集の時に
お着物着た写真拝見したけど、綺麗な方だった〜。
成田先生は、ごっつう痩せてた。。
大島さんはほんと、全然雑誌に姿見せないね。
山岸さん、メデュウサの裏のでは若くて幼くて中国の娘みたいに
かわいかった。今はしっとりだよね。
吉野朔美は予想通り地味な人だった。
大島さんは姿みせてくれなくてもいいから、あの大叔母さんに
もらった言葉か短句だっけ、あれを教えてもらいたい。
そのままじゃなくて、要点だけでいいから。
大島センセはサイン会でお目にかかったが、なんか古くからいる古文担当の女の先生、と言う感じの地味な方だったよ。
>>331 私はねぇ、イラじゃなくて、題名忘れたけど、病弱な母を心配させない為に お父さんと漫画コンクールで入賞しなかったら漫画を諦めろと言われて、授業中とかも保険室に行って漫画を描く話しの女の子が大島先生とダブるの。
色々、描いて投稿してたんだろーなぁって。
さようなら女達?
あ、そうでした!
最近、物忘れがひどくて(笑)
歳だわ。
プロ漫画家の修羅場がそのまま出てくるんだよね(笑)
でもあの話好き。
そのプロの漫画家も漫画家志望の女の子も大島先生にダブるのよね。
私。
大島先生ってあんなバイタリティあるんだ
何となく体力なさそうなイメージなんだ・・なんでだろ
体力が無いというより、のんびりしてそうなイメージ。
でも思い立ったら、すぐ行動するよね。エッセーの中だと。
引越しとか。
入院して即、大掃除って、その病院が本当に汚くて掃除せざるをえないのか、先生が綺麗好きなのか…
現代日本で清潔じゃない病院なんてあるの?
求める清潔さの度合いにもよると思う。
10くらいの病院しか知らないが、個人的にここは清潔だと感じたのは、
救急医療センターとある個人病院の二ヶ所だけだな。
あとは忙しすぎて手が回りきってない感じだった。
吉祥寺からバスで行ける病院て?(吉祥寺にまだ住んでるのかな)
でもタクシー普段 乗るなら、ああいう時こそ使うべきですよ!
先生!
と思ったよ〜。
348 :
花と名無しさん:2006/06/14(水) 19:56:03 ID:0ijnRcdk0
熱が下がっていく時にみる夢の描写とか、
ああいうのは頻繁に熱出してないと気づかない描写のような。
ジギタリスみたいに、あれに名前をつけるとは・・・という感じ。
綿国を読むと猫を見る目が優しくなります。
いつか絶対に猫飼うぞ〜
>>350 猫飼うなら綿国よりグーグーに触発された方が・・・。
うんうん綿の国はなんか違う
綿国に触発されて・・・
弱りきった仔猫に牛乳をのませて、下痢させ死なせ
外飼いして、予防できない感染症をもらい
トイレは外で、近所に嫌われ
避妊が可哀想で、猫を100匹くらいに殖やしてさらに近所に嫌われ
ドライフードよりネコマンマで、寿命を減らし
旅行に連れ出し、電車で泣き叫ぶのを喜んでると勘違い
山や海で放して、パニックした猫は行方不明に
まだまだ沢山ありそう
>>353 そんなに批判しなくても。20年前くらいは外飼いが普通だったし
牛乳あげてる子供達は今でもいるよ。
355 :
花と名無しさん:2006/06/15(木) 23:14:16 ID:d3KRIUcf0
ムーンライダースの「綿の国星」のアルパム(LP)が
出たときに、たしか、池袋西武の屋上で
大島先生のサイン会か握手会があったような気がする。
割とみんな写真撮ってた。
私も撮った。
(なんとなく悪いなあと遠慮しながら、これが最後のチャンスかもと思い)
漫画の自画像通りの格好だった。
ずいぶん前の話なので、うろ覚え。
あれは何年前だったのか。
あの頃の池袋西武は屋上とかで漫画関係のイベント多かったね。
ライブも多くて、ホント文化発信基地みたいな。
(言い方古いね。)
>355
私もそこにいました。
評論家の村上知彦も来ていましたね。
>>354 作品批判ではないよ。
作品としては大好きだし>綿国
でも、スポコン漫画に嵌って、
その競技に詳しくなったつもりになったり、
実際やってみたくなったりなら、
現実にぶつかった時ショックを受けるのは本人だけだし、
それを糧に成長もあるだろうから、
生あったかい目で見守ろうと思うけど、
綿国の場合、マジで猫が命を失うことになりかねない。
感じ悪いのは認めるけど。ゴメンネ。
心配しなくてもいい年して漫画をそっくりそのまま真似する人なんていないよ。
「猫の飼い方」みたいなちゃんとした本一冊ぐらい買うよね。
ていうか買おうね。
自分が漫画に影響されやすいから
そういうこと危惧するんじゃないの?
そういうとげとげしい言い方はやめろよ
では、もしも偏った情報で拙い行動に出る傾向が
自分にあったとしても、それを一般化して漫画表現に危惧を抱き、
さらに言えば、自分は他人事で生暖かく見守ろうなんて
些か短絡的で傲慢ではありませんか?
おばさんかもよ
綿の国アニメ カートゥーンで24日だけだってね。
>>365 貴重な情報ありがとうございます。
早速、予約しました〜!
27日だと思ってた。情報ありがとう!
宣伝でみた限りは、絵柄違うね。なんかえらいアニメ独特の可愛さになってる
アニメ版に過度な期待をしないようになw
期待なんてしてる人いないでしょ。
リアルタイム世代じゃない者ですが、生理の事をアンネって表現しているじゃないですか?
それって当時は普通だったんですか?
>>371 普通って程じゃないけどアンネっていう人はいたよ。
私のまわりでは少なかった。
アンネもライオンに吸収された今となっては死語ですね。
母が大島さんと同世代で生理用ナプキンのことをアンネって言ってましたよ。
田舎ものだったからかもしれませんが。
メンスって言葉もあるよな。
まあどっちにしろ今はあんまり使わないが。
自分はギリ十代だがどっちの言葉も普通に知ってる。(現実で言う人はあんまりいないけど)
どちらにしろ生理、月経、もしくは月のもの、あたりが
普通に通じる言葉だろう。
うちの母は「お客さん」て言ってたなあ
以前アメリカで医者にかかった時に最後のピリオドは?と聞かれたよ。
しばらく何のこっちゃわからんかった。
ピリオドは英語での一般的な言い方だったじゃないかな
>>375 「お客さんにお座布団」って、
実際に聞いたことはないけど
漫画とかで何度か見たなぁ。
月のモノ とか言う人もいた。
小学校の某老教師は「アカ」って呼んでたな。
他の人が言うのは聞いたことがないけど。
381 :
花と名無しさん:2006/06/23(金) 01:07:08 ID:mIrqxZgTO
♂です、そろそろその話題はやめにしませんか?
ヤな釣りだなオイ
♂です、もっとその話題くわしくお願いします
>>355 私はそこで、橋本治さんの「花咲く乙女たちのキンピラゴボウ」の発売サイン会に行ったことがあります。
中2の時でした(年バレ)。表紙を大島さんが描いているんだよね。
帰り道、西武の前の歩道でまついなつきさん・さべあのまさんに偶然お会いして、
きゃーきゃー言いながらサイン貰っちゃいました。
いい時代だった・・・
385 :
花と名無しさん:2006/06/24(土) 08:50:35 ID:Hl4/dIjn0
>>337 NHKの番組で写真を見たときに、これって‥という
デジャヴュがあったのですが、納得しました。
国語の女の古文の先生。ぴったりです。
なんじゃー!
イメージが違うぞー!
声が… 声が… 声優さん全員イメージが違う。
漫画と台詞は同じに作られてるのに、違う世界になってるー!
でも最後まで観よっと
ちび猫は「ときめきトゥナイト」のランゼの声?
お母さん、マリーアントワネットかな?
カツオじゃなかったっけ?>チビ
ググッたけど分からなかった。
てゆーかTVの部屋とPCの部屋が別だからCM中にいじってる。
あんまり下の方まで見なかった。
ラフィエル、フェルゼン?
ちび猫、富永みーな だった。
「ときめきトゥナイト」の神谷さんだったw
あーみーかぁぁ〜ん がエレキチックな音だったのは・・・
アニメだとキャラクターの表情の表現って、
制約を受けるのかな。
漫画の方がギャグっぽい顔とか、白目放心状態とか、
いろいろ複雑で表情豊かだった気がする。
アニメの方はデッサンは安定してるけど、
情報量の少ない絵という感じ。
ハチクロのアニメとか見ると今の技術だったら原作のフワフワ感とか
表現できたかと思う。線が硬質なのがちょっと違う感じだった。美形に
描くので必死みたいな感じだった。
でも背景、綺麗だった。
特に花とか。
それに数ある話しの中では、面白い話しを選んだ気がする。
「あーみーかーん」は表現するの難しいよね。
読者も色んな「あーみーかーん」を頭の中で想像しているだろうから、皆を納得させるのは無理だろうね。
花の絵・・・
あの最後の「ひとつの事を考えつめようとしても(略)
なんとすごい季節でしょう」の原作見開き名場面とか、
あれだけ花の絵を羅列して見せるなら、もうちょっとなんとか
良い演出にしてほしかったなと思ってしまった。
はじめまして。
すいませんが拒食症の女の子の話しの題名を教えていただけないでしょうか?
さっき本屋で、本の旅人もらってきた。
大島さん、体調崩すと帯状疱疹とか出てるみたいね…
やはりもうショートエッセイ以外の仕事は体力的に無理なのかなぁ
書き下ろし単行本でもいいから、エッセイじゃなく、物語を読みたいなぁ。
グーグー3巻の情報はなかったです…
大島さん、お身体お大事に。
角川さん、グーグー3巻読ませろ。
そーだそーだ。
原稿はたまってるはずだべ。
403 :
花と名無しさん:2006/07/03(月) 22:22:53 ID:9lrElbZoO
すまん、あーみーかーん て?
どこ? 思い出せない…
綿の国星 part.6 日曜にリンス
道に迷ったちびねこが、雨の中で聴く「わが家」が自分を呼ぶ声(だと私は解釈したが)。
405 :
403:2006/07/05(水) 14:39:57 ID:???0
>>404 あ、わかりました。ありがとう。
自分は綿国のDVD持っているんだけど
最初に見たときの感想は「と、時夫がキモい…」だったw
なんというか「ザ・少女漫画の(しかも昔の)男の子」というタッチの絵で。
話はすごく脚本がよくまとめてあって整合性あるし
原作ファンとしてはよかった。
んが!アニメってBGMもついて色もついて漫画よりも
より立体的になっていいはずなのに原作のあの味をまったく越せてないのは
なぜなんだろう。最後の「なんとすごい〜」の所だって
原作は本当に素晴らしくって春先になると必ずあのページが頭に浮かぶのに
アニメはあまり感動できなかった。
なんかうまく書けないや。ダラダラ長文スマソ。
みつあみがオバサンに見える
チキジョージが普通に吉祥寺なのが個人的にイヤ
何より声優のモノローグが情感こめすぎできもい
大島作品のモノローグはドライに淡々と表現したほうが
らしく感じられるのではないか
いっそBGMもモノローグも無い方がいいかもしれない
チビ猫の声は、リアル幼女が棒読みで良い
綿国のイメージアルバムは梅雨〜初夏に合う。今でも愛聴してます
アニメは下手な実写よりコストが掛かるから
余程お金かけた作品じゃない限り納得行く仕上がりになるのは難しいし。
ちらっとしか見た事無いけどあんなもんじゃないの?
「まああんなもんなんじゃねーの」とかいわれるような作品を作るくらいなら
アニメ化なんかすんじゃねーよヴァーカ!!オレの大事な○○に触るんじゃねー! (滂沱)
といってるんじゃねーの?
……同意だが。
20年の時を越えてケチ付けても意味ないし
特に大島作品は映像化するのが難しそうなのと
信者が特権意識強いのの
二大制約があるからなあ
短編が多いからなぁ・・・。
だからこそいろんな話が楽しめて面白いのだけど。
猫耳メイド方向の萌えアニメにしてもらいたくないが、
今アニメ化するとしたら、ジブリ以外はそうなっちゃうだろうな。
わざわざアニメを見たがるのがワカンネ
アニメ向きじゃないのは明らかだし
スレ違いだがジブリは別の方向で思い切り狙ってるあざとい映画だと思うが・・
アニメ作った人も猫飼ったことない感じだったな。
シャンプー&ドライヤーで
お行儀良くじっとしてるなんてアリエナス。
原作では割と猫っぽい感じもしたけど。
「綿の国星」読んで「わぁ〜この人のまんが苦手」と拒否反応でました。
>>417 唯一苦手な作品が「綿の国星」です。
それだけちょっと特殊な感じです。ダイエットや毎日が夏休み等
あすかコミックスのものも1度試されてみてはいかがでしょうか。
最近ハマって白泉社文庫揃えました。
サバシリーズ内で大島さんが「お腹のゴロゴロ」を
放置した事がずっと気になってたんだけど
「グーグー〜」をやっと買って読んだら全てすっきり!
大島さんどうか長生きして下さい。
合わない物は無理して読む必要ありませんよー
サヨーナラー 417
まあまあ。でもわざわざファンスレで苦手と書き込むのもちょっとね・・
ずーっとニガテだったけどある日手のひらを返すように
ころっと好きになりました。
100回も200回も読み返して生きていくことにした。
423 :
花と名無しさん:2006/07/11(火) 11:01:11 ID:SFU3ShjIO
僕にとって大島さんの作品は一生の宝っす。
昔読んだ物も何年かたって読み返すと、新鮮で
前と違う発見と感動があります。
「金髪の草原」「四月怪談」も映画になってますよね。
見たことある方、どうでした?
アニメでも実写でもそうだが、映像化すると、大島さん独特の
境界線の無さが表現できないらしい。
原案、というぐらいに考えて観た方がいいですな。
スレ違いでなおかつ話題を汲んでないかもしれんが、スマソ。
自分思うに、アニメは漫画とは違うので、アニメの長所というのを
きちんとスタッフが理解して漫画とは全く違う方向から作らないと駄目だと主。
最近良くも悪くも手抜きというか、「原作そのまま」の1クールアニメって多いけど、
あれはどれだけ原作に近くても忠実でも大して魅力を感じない。
アニメはアニメ、全く違う作品として作らないと成功しないと思うの。
漫画の表現力を真似しようとするのではなく、アニメの表現力での表現をしたら
原作と多少違う形になっても良い結果は出ると思う。
チラ裏スマソ。
でも「原作と全然ちがーーうぅ」という原作ファンの反発を
受け止め納得させられるものでないとどちらにせよ無駄なのだが。
「毎日が夏休み」なんて「デスノート」の監督ですから!えらくガサツな作品になってました。
それに比べれば「四月怪談」「金髪の草原」はまだいいほうだったなぁ。
毎日が夏休みよかったよ。私はその時大島さんの漫画を一つも
読んだことなくて、でもなんていい映画だろうって思った。
大島さんの漫画を読破した今でもやっぱりいい映画だって思うよ。
「四月怪談」と「毎日が夏休み」は原作を知らなくてもそれなりに楽しめる映画だと思う。
「金髪の草原」は自分は('A`)だった。
大島さんの作品に出てくる台詞って、結構ガサツな感じの多いよね。
ガサツな物言いっていうか、雑な物言い。〜でございますぅ、みたいな物言いも多いけど。
431 :
花と名無しさん:2006/07/11(火) 23:15:13 ID:QUMFFczc0
「四月怪談」は、最後の最後でストーリーを改変したからダメ。
「毎日が夏休み」は、きちんと描いてくれて好感が持てる。
母の本棚にある大島弓子さんの漫画をよく読んでます。
こんな作品をリアルタイムで読めていた母が
とても羨ましく感じました。
大島さんの家に行く夢を見た。
大島さんは自画像より太ってて私の母みたいだった。
大島作品には育てられたと言えるほど再読しまくったので
そういうイメージで出てきたのかな。
健康と幸福でありますように。
私も母と大島先生が同い年だから、母も、あんな学生生活だったのかなあ〜と思いながら読んでいます。
亡くなられたかやまゆみ先生の凄まじい闘病日記とかを読むと、大島先生が
術後5年を無事に乗り越えて今も平穏な日々を送られてるのが奇跡のような
稀ガス
え! かやまゆみ先生って少女向け文庫小説の挿絵なんかも描いてた
可愛らしい絵の漫画家さん・・・?
亡くなってらしたとは・・・ショックだ
>435
米原万里さんも卵巣腫瘍でしたよね…
大島さんの手術時のかなりシリアスな進行(ステージ3)を考えても
本当に奇跡的だと思います。
>>436 昨年の7月に乳がんの再発のために亡くなられています。
ご本人のホームページに日記がまだ残っているのですが、つらい内容です・・・
かやまさんもララに描いておられたんですよね。
大島さん、どうかいつまでもお元気で!
私も心から元気で…とは思うけど、流れがなんか演技悪い方へ行ってる気がするよぉ。
豚切りたいが話題が思い付かない。
あ、じゃあウ・チュウジンさんが自分ちに来たら、変身してほしいもの。
もしくは、やってほしい事とか書いていくとか?
マンションで犬飼えないから大型犬。
それか、やっぱカッコイイ外国人♂
ネタが無いなら無理に書く必要は無い
夏が来ると大島さんの漫画が読みたくなるなー。
季節感のある話が多いね、そういえば。
サマタイム、ジィジィ、裏庭の柵をこえて
夏の終わりのト短調
何かうらさびしい終り方の話が多いな…
でも夏ってそんな季節かな。
あははー ホットスイカですねこれー ガブガブ
>>444 毎日が夏休み 8月に生まれた子供 もね
毎日が夏休みのみ明るいラスト
毎日が夏休みは蒼い海で思い切り泳いだような爽やかな読後感。
でもあれって、「父が一緒に死ぬのはあたしでもなかったようだ」って、
主人公の女の子がある意味禁忌的な状況を楽しんでる(興味がある?)
まあ女子中学生の妄想レベルだと思うけど、そう思えるのは私だけ?
>447
ノシ
実はそこが好きになれない(義父との擬似夫婦関係みたいで)
そういうきわどい状況をサラッと描くのも
大島さんの味のような気もするけど。
主人公は父の元妻とお友達になってたりするし。
バナブレのさえ子ちゃんなんて、
数珠繋ぎ思考で兄にドキドキしてたしさ。
夢虫羊草のリン子だってパパが王子さまだったわけで。
義理の父相手の淡い恋心くらい、
血もつながらないし良いじゃん、と思うのは私だけ?
みんながみんな、そう簡単に割り切れれば苦労せんがな。
登校拒否児童が義父同伴で出張便利屋→事業大成功
高校生のカップルがネグレクト摂食障害の同級生育て直し
老人ばかりの高級マンションの便利屋が肖像画描いただけで最上階もらっちゃった
などなど
そんなうまくいくかーっ
と思う反面(↑漫画だつーのと自己つっこみもしつつ)
ただ、大島さんに料理されるとその非現実性がたまらないトリップ感となるテーマは多いですね
>>449 母親より義父の方に共感してたし、思春期の孤独な女子ならありがちな状況だろうね
元妻のところで、義理父の昔の写真を見せてもらって、
「今の方がだんぜん良い顔してるじゃん、
昔の顔なんてまるでパーだよ」みたいなこと言ってるのには、
なんか義理父への愛を感じたな。
あと最後、元妻と友達になってパフェ食べてたのも、
義理父への恋に破れた者同士の連帯感のようにも思える。
あの話のお母さんは、確かにちょっと息苦しい気もするが
高級バーで働くところはなんか好きだった。
着物来てさ。というより、よくそんなとこに就職できたなあとも思ったけど。
でも心労で入院・・お母さん弱すぎwとも思ったけど、
夫が無職・娘が学校行かずに労働基準法違反・近所の嘲笑・最後にお父さんが火傷、
それだけ重なれば普通なら入院しても変じゃないよね。
「毎日が夏休み」って、夏の話だっけ?
>>455 そう。あんなに夏の描写があったのに忘れたの?
>>454 その上、あのお母さんは最初の夫が自分と娘を捨てて他の女の元に走る、
という悲劇に遭遇したんだもの。元夫の援助を断り続けていたの
も無理はないな。
必死で「幸せな家族」を作り上げようとしていた辺り、夏の終わりのト短調の
叔母さんとちょっと重なったな。
>456
学校や会社に所属するのを離れて、毎日が夏休みのような生活をしているって
比ゆ的な表現と、ラストの「泳いだ後の…」のモノローグにかけたタイトルだと思ってたよ。
ぜんぜん夏の話って印象がなかったなぁ
もいっかい読み返してこよう
ちなみに私がいちばん「夏の話」として印象強いのは、「裏庭の柵を越えて」
小学生の夏休みの終わりの雰囲気が
当時の空気のニオイまで甦ってきてせつなくなる。
逆に「夏の夜の獏」や「8月に生まれる子供」は、タイトルは夏だけれど
読んで季節感が印象に残る話ではなかったような
「7月7日に」ってのもありましたね。あれも初夏って感じ
>>458 最後のあのシーンが印象に残ってないだなんてびっくり
ソフトクリームやパフェも出てくる
「とけちゃうから」って言ってアイス食べてたから夏だね。
でも冬でもパフェやソフトクリームは食べるよ
特大パフェはともかく、真夏に芝生ゴロンは暑苦しくてイヤン
冷房で冷えた体には気持ちいいよ
正直元妻の紅子さんって好きになれないんだが。
自分が寂しくなったら擦り寄ってくるところとか。
別に全キャラを好きになる必要なんてないと思うけどな。
そうだね。
それはそうと、ロストハウスのエリはナンパした奴の部屋を訪れて
レイプされそうになってる。
よく考えたら生々しいシーンだけど、何故大島先生が書いたら
世の中のリアルな描写でも悟りのように清らかなのだろうか。
>>465 初期の「誕生」「あしたのともだち」などでも
十代のセックスと妊娠を描いてますが(どっちも選集1だったかな)
そのことは不思議に生々しくは浮かび上がらない
(上の2作品とも別の方向にいろいろものすごいことになるけど…)
資質なんでしょうね
病的な成熟拒否+SEXへの興味の自覚拒否
<バナナブレッドのイラ=作者の一部=共感できる読者
なんか、それなりの性体験とかあって、
すんごくエグイ性描写のあるような作品でも、
平気で見たり読んだり楽しんだりできたとしても、
自分でそれを表現できるかというと、また違う気もするんだよ。
だからって大島さんのが全部絵空事でリアルでないかと言えばそんな事無い。
根底ではリアルなところもある。
>469
ですね
大人が子どもの格好で出てくるときとか
ああでないと表せない(伝わらない)リアルっていうのかな…がありますよね
ていうか最近の漫画がドギツ杉なだけじゃ・・・
私もそうおもう。
ところどころおかしくても大島さんの作品くらいあっさりしてる方が好き。
大島先生の漫画はリアルじゃないどころか、
ダイエットとかも一番リアルで誰も語らないような
一番世の中の底辺の(?)大変なところを描いてる。
だからこそ読者って救われるんじゃないかな。
実際私、大島先生の漫画を読んだらいつも救われる。
先生が自分の理解者のように感じられるからだと思う。
誰もリアルじゃないなんて描いてないと思うけど・・・・
おはよう
『ダイエット』読んだ時はすごいと思ったよ 個人的な話で悪いんだけど 子供の頃スクラップ家族で太ってて 思春期に摂食障害になった経験があるんだけど ホントに『ダイエット』の福ちゃんの心理そのままって感じだった
この人は摂食障害になったことあるんかい?て思ったよ
実際にはもっと醜い部分もあるんだけど きれいに書いてくれてるのも嬉しかったな
おはようございます。
>>473ですが、
>>474さん
すみません、
大島先生の作品はリアルだと言いたかったのが
高じて、あんな書き方になってしまいました。
誰もリアルじゃない、とは言ってないですね。
ごめんなさいね。
477 :
名無し:2006/07/19(水) 12:24:25 ID:???0
昨夜のTBSの番組、見た方いますか?
杉田かおるが「昔住んでいた」って案内していた、井の頭公園沿いのマンション。
あれって大島さんとサバが暮らしていたマンションではないでしょうか?
知っている方、教えて下さい。
井の頭公園沿いには、マンションが沢山あった気がする。
でも住んでる建物を人に知られるのってどんな気分かね。
最近は粘着厨多いし不安じゃないのだろーか。
確か今はどこどこに引っ越したって地名だけなら明かしてたきがする。
グーグー3巻出ないのも、
リアルタイムでの自分の生活を
読者に知られたくないからだったりして。
おはよう
大島弓子 何年か前乳癌で入院するだか しただかだよねぇ
そのあとどうしてんだろう 漫画書いてる?
私 雑誌で漫画みないから だれかおせ〜て
私も初めてダイエット読んだ時、物凄い衝撃でした。
15年前、友人がほぃっと貸してくれたのを何気に読んでガビーン。以来、全巻遡る程のファンです。
そろそろ新作も読みたいけど、今揃ってる作品で改めてしみじみ〜もいいかな、と思ってます。
483 :
477:2006/07/20(木) 16:11:25 ID:???0
もう引っ越しされているのは知っています。
サバ・ストーリーの中の
「自分の住むマンションが巨大な宇宙船の様に見える」
というエピソードを読んで以来、井の頭公園行く度にそう思っていたもので…
同じ事考えていた人いないかなぁ、って確認したかったんです。
お邪魔しました。
まぁ井の頭公園から見える一番宇宙船っぽいやつを
それだと思っておけばいいじゃないかな
昔の話だからまだあるかどうかはわからんが
つーかサバシリーズにはかなり具体的なマンション記述があるんだがw
夜中ベランダ向こうの公園側でサバを確保後後ろから抱きかかえて両手で固定
サバのお腹側を前に突き出して前進
そのまま道路に出たら走行中の車のおじさんが恐怖に怯えたという…
その時マンション位置の図説説明あったがなw
その話し好き。
サバ好きだったよ〜
サバァ…サバが好きだー。
私もサバとの生活を描いた漫画は結構好き。
短編だけど結構面白いのもあるし、サバタイムだっけ。
あういう擬人化の仕方もまた少し変わってるけどね。
サバやグーグーもよいけど 実生活と離れた新作が読みたいな
>>477 私もそれ見て同じ事思いました!
サバシリーズ内に描かれてるマンションの
外観がそっくりそのままでしたね。
>>488 そういうの読みたいね、ファンタジーのあるやつ。
最近のは近況報告がずっと続いてる感じ。
でも体調が・・・。
やっぱり体調がよくないのか…
帯状疱疹にもなったって書いてあったもんね。
あれはつらいよ。
↑
知らんかった
あれって治った後も痛みが残ることあるんでしょ?
大島さんが完全復活(?)するまで 待っとりますわ
私もなった。何度もぶりかえして悲惨だよ。
大島先生、ストレスたまってるのかな?
独身でしたよね?
帯状包疹って 体力 抵抗力ともに落ちてる お年寄りや病み上がりの人がなりやすいんたべ
漫画家って生活不規則そうだし ストレスもたまりそうだ
大島さんのご趣味とか、ストレス発散方法ってなんだろう。
喫茶店と 猫じゃらし???
年寄りとは限らないよ>帯状疱疹
俺も35くらいの時に成ったことある
激務で疲れていたりすると発症することもある
>>485 あれを見て、危機管理能力のなさが相当ヤバイと思った。
変なファンがいなかったからでしょうけど。
小学生でもやらんがな……
もう引っ越したから関係ないけどバッチリ特定されてしまう。
>>498 同じだ、私も35くらいの時に罹った。
私は一ヶ月くらいで治っからいいけど、重度の人は大変だろうなーと思った。
先生、もう再発しないといいなぁ…。
大島の体調が万全になるように念を送ります(←果たして念は届くのか?)
じゃ、わたしも念を送ってみよう。
大島弓子先生がお元気になられて
グーグーたちと末永く幸せに暮らされますように・・・
ついでにグーグー以外の作品も描きたくなられますように・・・
こうなったらウさんに頼もう!
コタロウのように寝てる間に原稿が出来てる。
大島先生の潜在意識な中から原稿を描いてもらう!
潜在意識から原稿っていいよね。
なんか自分のレポートだのやってもらうよりまず大島さんの
埋もれてる作品をその力で全部見たいと思った。
ほんとに一億以上眠ってそう・・・
みんな自分以外の人のこと祈って きっと弁天様も喜んでるよ
ノン・レガートの弁天様(だっけ? 違ったっけ?)の
なんかイマドキでドライな感じが好きだ。
神様はいつも見てるだけ
by 吉野朔実
吉祥寺のムツゴロウさんになるつもりか>今月のグーグー
詳しく教えてー。
外猫が大島さん宅の庭にある
ノラ猫用ハウスの中で
子猫を7匹産んでいた
独身女性が猫を飼う場合
3匹までは大丈夫だが、4匹目に手を出すと
イッキに「猫おばさん」への道を歩んでしまうという
「4匹目の猫」という都市法則があるそうだが…
でもこれって過去の話だよね?
今は犬(タンタン)もいないし。
本の旅人の欄外で募集してた犬の里親って、
タンタンのもらわれ先のことだったんだね。
初めて聞いたよ。4匹目は「猫おばさん」!?
私は独身、一人暮らしの猫3匹。
じゃあ、もう増やさないぞ!
すでに半ゴミおばさんなのにww漫画や本でヤバイ。
でも本は捨てれないのよー。
独身でついこの間4匹目に手を出した私は。。
今日も外で猫おばさんを発見したよ。
ちゃんと小屋みたいなのも設置していつも面倒みてる人。
たぶんその法則は、
「不幸になりたがる人たち―自虐指向と破滅願望」春日武彦著
たしかに不幸になりたがってる人って世の中に結構いるけど…
猫おばさん=不幸になりたい人 ではないと思う
自覚が無いから問題って事でしょ。
なんか言われてみると、1、2、3匹までは個体識別つきそうだけど、
4と5の境目は曖昧で、1、2、3、いっぱい・・・ってなりそうな気がする。
猫に限らないよね。
あーなんだ、吉祥寺のムツゴロウさんていうから、
てっきり怪我した鳥とか狸とかまで保護しはじめたのかと・・・。
いやいや、五人子供がいたってちゃんと区別や個性の把握はできるでしょ。
猫好きにとっては同じことだよ、と、五匹飼ってる私がきましたよ。
antediluvianisch(ノア洪水以前の)
>>518 のら狸には餌をあげてるよ、大島さん。
たぶん鳥にも…
>>519 鬼子母神を思い出したよ。
我が子なら数に関係なくどの子も愛しいという意味で。
>>521 猫を養う為に鳥を餌付けし、
猫が増えすぎないように狸も餌付けする・・・
大島さんは策士だ(嘘です)
>519
いや、なんていうのかな、個性の識別の問題ではなくて、
4匹も5匹もいっしょ、もう1匹増えても一緒、ってなりそうだと思って。
コドモも4人も5人もそこまできたらもういっしょになりそうな気が。
流れ豚切&自分語りごめん。
綿の国星の「晴れたら金の鈴」の話に出てくる、
小説化志望なんだかサギなんだかの娘の話。
ああいう人って自分が前勤めていた職場にも居たよ。
正確には、自分の会社の社長の身内が同じビル内で経営している喫茶店の従業員で。
飲食店(ファミレス)とか、美容関係の仕事とか、色々転々としてきたらしい。
それでもまだ二十歳ぐらいだったけど。
でもサギみたいに憧憬を感じる人かと言えばそうではなかった。(その人を貶めるわけではないよ、決して)
後で忘年会のときに喫茶のオーナーが話すには、やはり自分に一本通ったものがない、
そういう人はどこに行ってもあまり長続きはしないだろう。
勿論その中で本当に自分のやりたいことが見つかるならいいけど。
それでも、ふらふらしてるだけじゃどれだけ職を変えても同じことの繰り返しだと。
唐突に変な話してごめんなさい。でも、最近の若い人とか特に
こういう人多いけど、(フリーターも然り)
そんでもじっくり一度自分の心の中に落ち着いて話を聞いてみないと、
外側だけ変えても結局得られるものはないんだなあと思った。
サギみたいな子いるよね
ダメダメなこって 自分の子供だった頃の気分を思い出させてくれるから 私は嫌いじゃないんだが…
まだ二十歳くらいなら、
選択肢が多すぎて迷っちゃうんじゃないかな。
もう少し年が行ってくると、周囲も自分の道を見つけるから、
だんだん焦ってくるし、そうしたら妥協してでも、
自分の道を見つけることの重要性に気づくはず。
サギみたいな子なら、夢追い人だから、
平気でそのまま老人になって、
路上生活者になってるかもしれないけど。
自分の心の中の声をじっくり聴いても、
というか、一本通ったものがあったとしても、
それが社会的には不利な方向の人もいるわけで。
何事にも、今を大事に生かすために、
自分をここで育てる、ここで新たに見出すという、
常にその場に応じて変化する自分を歓迎しないと、
将来に繋がっていかないと思うんだけど、
それでも合う合わないという問題は付いて回るし、
合わない人は弾き出されるから、
なかなかそういう場所に出会えない人は
自信を失って、自分を見失って、
どんどん不幸になるんだよね。
それでもここ以外のどこかに自分の居場所があると
信じられるなら、幸せなんじゃないかと思うよ。
>何事にも、今を大事に生かすために、
自分をここで育てる、ここで新たに見出すという、
常にその場に応じて変化する自分を歓迎しないと、
将来に繋がっていかないと思うんだけど
526だけど、達観したご意見が参考になります。
上の行、私も本当にそう思います。
でも残念ながら、私が記した方からはそういった意気込みは感じられなかったなあ。
(悪く言いたいわけじゃないんですよ、決して)
「ここより合う職場が絶対ある」と口癖のように言ってた方で、
ここが駄目なのは自分に合っているところじゃないから、という考え方のように見えた。
それで結局、仕事が気に入らなかったのかすぐ辞めてしまわれた。
忍耐力と言うのかな・・私は、どんな仕事でも、よっぽど無理してしない限り
楽しいことややりがいは見出せるんじゃないかと思います。でも、
「楽しくない、きっと自分に合ってないからだ、よし次に行こう」だったら
いつまで経っても成長しないような気がするんです。
だからこそオーナーの方も長続きしないだろうと察していたのでしょうね。
あのやり方では、いつまで経っても本当に自分のしたいことなんて
見つからないのでは・・と思ってしまい、そう言いたかったのでした。
一本通ったものというより、目の前から逃げ出さない、投げ出さないやる気というか・・
それを放棄して次のとこ言っても、自分に逃げ道がある限り人間って
どうしても逃げちゃうもんだよね。しかも「自分に最適でない」という言い訳もあるし。
変に真面目で逃げた方がいい場面、逃げてもいい状況でも頑張りすぎて
ポッキリいっちゃう人もいるけどね。
その辺の見極めって難しいよね。無駄なことなんて何もないっていっても
結果的に無駄になることって人生の中で結構あったりする気がするし。
まあ、結果なんて死ぬまでわかんないから、
何が役に立つかなんて・・・。
サギみたいな子にあうと その娘の将来が心配になるのは確かだ
定年間近のお父さんだって、自分の職業適性に迷いがある人がいるわけで、
他人の心の内を勝手に推測して、他人の人生に評価を下して何になるのかと。
他人を批評しちゃうような痛い時期もあるってことで
思わず批判せずにいられないようなフリーターがいるのも確かだ
一日だけ来てその後連絡なくバックれた人いたな・・
539>
たくさんいる
でもサギとは別もの
一人のアメリカ人ビジネスマンが、メキシコの小さな漁村の海辺で海を眺めていた。
そのとき、たった一人の漁師を乗せた船が沖から帰ってきた。小さな船の中に、数匹のマグロが横たわっていた。
アメリカ人 「いい魚釣れたんですね。どのくらい時間かかりましたか」
メキシコ人 「ほとんどかかってないですよ」
アメリカ人 「じゃ、何でもっと時間をかけて、もっと多くの魚を捕ってこないんですか」
メキシコ人 「もう家族を養うのに十分だからだ」
アメリカ人 「しかし、一日の残りの時間はどう費やしているんですか」
メキシコ人 「まあ、朝ゆっくりと寝て、少し釣りをやって、妻のマリアとシエスタをとって、
そして夕方になると村の広場に行って、アミーゴたちとワインを飲んだり、ギターを弾いたりするよ。とても忙しくて、充実した生活を送っています。セニョール」
アメリカ人 「(少しあきれて)私はハーバードのMBAを取っているんだ。あなたのためにアドバイスをしよう。
もっと釣りに時間をかけて、多くの魚をとって、余ったお金でもっと大きな漁船を買うといい。そのうち、何隻も買えるよ。それと、魚は仲買人に売らないで、直接メーカーに売るといいよ。
やがては自分で工場を開く。そうすると、製品も、流通も、加工もすべてコントロールできる。
そうなったらこの小さな漁村からメキシコ・シティへ、やがてはニューヨークへ引っ越して、拡大し続けるグローバルな事業を展開するようになる。いいだろう!」
メキシコ人 「しかし、セニョール、そこまで何年かかるんですか?」
アメリカ人 「まあ、15〜20年でできるよ」
メキシコ人 「それからどうするんですか」
アメリカ人 「(ほほえみながら)そこからが本番だ。株を上場させて、一夜にして億万長者になるんだよ、ハハハ」
メキシコ人 「億万長者ですか。そんなにお金があって、どうなるんですか」
アメリカ人 「それは、ねえ。リタイアして、メキシコの小さな漁村に引っ越して、朝ゆっくり寝て、少し釣りをやって、奥さんとシエスタをとって、
そして夕方になると村の広場に行って、アミーゴたちとワインを飲んだり、ギターを弾いたりすればいいんだよ」
今のままでできてるじゃん
そういう話だよ(;´Д`)
結局この世は浮世だから。
お金なんてしがらみは持ってても持って無くても一緒なんだYO
そういうわけでこのスレ見てる人全財産を寄付しましょう
今の日本で金持たないで生きてくって 相当大変そう
金さえあればあらゆる不幸のほとんどを回避出来るよ
貧乏人の考えつく範囲の不幸と、金持ちが実際に遭う不幸は違うのさ。
まぁそりゃそうだ。ただこの世の中のあらゆる不幸は金で解決できる面も多いよ。
マゾヒズムと被害妄想は天国の味なのに?
よくご飯を残すと、「地球の裏側でご飯を食べたくても食べられない
貧しい人たちがいるのよ」と言われるが、
そんな人たちを差し置いて自分が腹いっぱいになるなんてとてもできません。
嘘ですw
とりあえず人間に出来ることは、自分の目の前にあるものに目いっぱい
感謝すべきってことですね。
自分も自分より恵まれているのに文句ばっかり垂れてる奴見たら、
「うるせーなだったら自分と代われよ!実際に今の生活を放棄する気なんか無いくせに!」
とつい思う。
なんか 話が逸れていってますな…
荷物の少ない引越しなんて気軽なもんよ。
金さえあれば苦しみが回避できるってのは間違いだ!
人間関係だけはどうにもできない、逆に貧しくても
助けてくれて力になってくれる友人が居たら幸福さ
>>553 それって金さえあれば友人がいなくても解決できるっていってるようなもん
ビル・ゲイツに聞いてみたい事がある。
いつが一番幸せだったのか?
一定レベル以上の金持ちになると、
金の量=幸せ、とはならなくなるそうだ。
あくまで一定レベル以上ね。
そういう答えなど求めていない。
己に問う事に意味がある。
禅問答?
金は裕福な程度あったらいい。売れ売れ漫画家ほど沢山はいらない。
そして何より人心が欲しい。
なぜに比較級?
売れ売れ漫画家の儲けは半端でないからであります
人生は所詮ないものねだり。
それはさておき、ある程度の金はないとトラブルに対処は出来ないよ。
ありきたりすぎて反吐が出ます。
自分は売れ売れ漫画家ぐらい儲けて
学校の無い土地に小学校を作ります。
夏だ。
夏と言えば、夏の終わりのト短調、七月七日に、
ジィジィと、毎日が夏休みと、裏庭の柵をこえてと・・
後何があるかな?
ジィジィが好きだな。大島先生の作品って、後半にいくほど良くなる。
だけどバナナブレッドや綿国や、それ以前の作品もすごい良い。
結局全部好きだ。
心配しなくてもサギみたいな子は意外としっかり結婚して
時々パートに出る専業主婦としてしぶとく生き残るから無問題
将来ヤバイのは
>>531みたいな人達
>>567 八月に生まれる子供、パスカルの群れ、も、そうだったかな?
私
>>531そのままの人間なんですがどうすれば良いでしょう?
学校行きたくないといえずずっと皆勤賞並みに通いきり
それで心が壊れ、今ニートです。
他人から受ける印象は「真面目」「努力屋」。そして、
この前会社の研修に参加したのですが、自分に合ってないなーと
思いつつ頑張って一日も休まずに2週間通いました。
精神的にバランス崩れて、最後の二日間まともに授業受けれない状態に。
その時先生にも、「頑張りすぎないで。一日も休んでないんじゃない?
肩の力を抜きつつやらないとやっていけないよ」
でも限界だったので結局リタイアしたんですが。
途中で息抜きできなくて、とことん蓄積して取り返しの出来ない状況にまで
追い込んでしまいます。
将来ヤバいってことは、私はいつか犯罪者とか精神病とか
そういうのになる可能性もあるということでしょうか?
変わりたいけどどうすればよいのか分からない。真面目ぐらいしか
取りえが無いのって辛いな。
>>570 将来ヤバイって自分に暗示かけるのもよくないんじゃないかな。
真面目な性質、いいことじゃないの。
どうすればいいか、息抜きでしょ。自分でよくわかってるじゃん。
息抜きの方法は自分で模索すればいいと思うよ。
人によってストレス発散法は違うから。限界来る前に少しずつガス抜きしておくといいよ。
一ヶ月休みなし、半年休みなし、なんて人もざらにいる世の中だし
あんまり自分は真面目すぎるとか決め付けない方がいいよ。
それに休むべき時に休むことに罪悪感も持つ必要ない。
偉そうなこといってごめんだけど。
>>570 私も そういう性格だよ。
“息抜き”するって事自体がどうするのか分からないんじゃ?
休む事も怖い。
完璧じゃないと不安なんだよね。
私は何年も休まず出勤して売上3位内キープしてたけど、ある日、会社でメニエールになっても休まなかったらパニック発作になり精神科に通い続け7年。
重度の鬱病で今や引きこもり、2チャンが友達よ〜。
自分語りでスイマセン
7年通院しても快方に向かわないってのは医師に問題あるんじゃ・・
精神科系の病気は10年とかざらにあるよ
>>570 真面目という取りえすら無い人もたくさんいるんだけどね。
こういうことには素人なんで、私なりの方法を言うと、
まず几帳面すぎて自分を追いつめてしまうのであれば、
そうならないための計画を「真面目に」立てます。
たとえば秘密のカレンダーに病欠する日を書き込む。
ついでに残業しない日、早退する日なども書き込む。
で、それをなるべく計画通りにこなします。
そうやってでも「休む」ことに慣れたほうがいいかなと思います。
そんなことができれば最初から悩まないのかもしれないけど。
>>574 薬が合わなければ違う薬を試すってのが医者の役目っしょ
かえって、快方に向かわなきゃいけない、と思うとそれが辛くなるからね…
病気と一生付き合いながら、折り合っていく。
糖尿病みたいなもん?
570です、みなさんレスありがとうございます。
こんなに温かい言葉をもらえるとは思っていませんでした。
私は真面目って取りえが好きじゃないんだと思います。
何か、真面目にやらなくてもできる人がいるのに、
私は出来ないから、真面目に取り組むぐらいしか出来ることがないんだって。
でも真面目っていいことだといってもらえて嬉しかったです・・・。
「真面目すぎると”真面目”に考えすぎず、」また〜りといこうと思います。
衣良がミルクを飲んで落ち着いたところで物語は終わっても、
あのあと、お茶屋峠は毎回ミルクを出さなきゃなんないの。
>>577 欝、等質は薬で快方に向かうんだよ。精神療法より薬物療法。
合う薬を出してくれる医師との出会いが一番大切。
快方に向かう場合もあると、言い換えたら?
ちゃんと合う薬さえみつかれば快方に向かうもんなんだよ
はいはい、薬を飲んで。
まあ鬱治療の基本は薬だというのは間違いない。
いかにして気持ちを楽にするかはそのあとだよ。
ほとんどの医者がそういう治療方法をとる。
あと、まず「完治」することはないので、
薬とはたぶん一生付き合うことになるね。
精神科では、風邪みたいな形の「完治」を考えない。
つまり、薬で楽にした段階がある意味「治癒」。
こっちからするとそこに違和感ありまくりなんだけどね。
あと、薬の選択以外に大事なのは医者との相性。
医者にも理詰め型とかマッタリ型とか擬似カルト型とか
その他いろんなタイプがいるので、
自分が何となく信頼できて正直になれるような医者がいいよ。
メンヘル板でやれよ。うざいなあ
>>585 いいじゃないの?
こーゆう流れも。新作の話題ができないスレなんだし。
それに大島ファンは、精神的な事を分析してアドバイスするのが上手い人が多い気がするし。
メンサロより良いレスが書かれてると思ったよ。
婆は自分本位だな。
大島先生の漫画を読むと情緒不安定な精神が安定する。
>>588 御茶屋峠やカズノコみたいな人が出てくるからね。
ああやって理解者がいるのもそうだし、
汚い世間を徹底的に描いて最後は救われるところに浄化される。
お薬より先生の漫画の方が精神を回復させる。
ここの人らは優しいよな
ネラーじゃないみたい(T_T)
ねらーに失礼だよ
いい人いっぱいいるよ。
自分、2ちゃんの漫画家スレで知り合った人に雑誌貰った。
メールのやり取りを何通もしたが、非常にいい人だった。
あと友達募集板ではないが、孤独スレで同じ思いの人と
メル友になった。どちらもリアルでも信用できる人。
自分らも、ねらーだけど別に異常な人間じゃないでしょ?
やっぱいい人に会う確立も高いんだなーと思った。
作家のスレは作家に似るみたいだからなぁ・・・
>>594 おkおk。
>>595 じゃあ、ここの人も大島先生ばりに悟りを開いてて
汚れが無い人ばっか?ぜひ会ってみたいなあ。
汚れがないって解釈もどうかなあ
汚れを知ってるけど汚れを許容できる人、
て解釈はどう?
汚れても、表面は綺麗にしておきたいタイプ
表面だけかよ
汚れとか闇の方向には本能的に突き進まないようにして
自分の柔らかい心を守る術に長けたタイプ
でもそれってある意味ただ汚れるっぽいことから逃げて
臆病に引きこもっているだけ(内面が)のような・・
それより大島先生の主人公は、徹底的に汚いものを見て
それでも汚れを許し、自分もまた許されるといった感じの希ガス。
603 :
花と名無しさん:2006/08/04(金) 20:55:59 ID:IgGAPCY00
山岸涼子の漫画の黄金の人。
>>599 なんかバカにしてるように聞こえるけど 人間そゆ部分も大事だよ
フランスママが出てくる話何だっけ?
主人公の母親が 夫の愛人の子供(主人公の同級生ね)に弁当持ってく場面なんか 自分は泣きそうになったぞ
話 豚切りスマソ
>>578 私も似たようなもんだけど結局不器用なんじゃないかな?
「自分なりにそこまで無理をしなくて済む場」を見つけたら、細く長く居続けることを心掛けると
いつかは慣れるから、自然と余裕が出来て息をつくタイミングも見えてくるんじゃないかな。
無理し過ぎて続かなくなり、結局コロコロ居場所を変えると
常にゼロからのスタートになって真面目なタイプには辛いからね。
(凄く嫌になっちゃう考え方だけど)
社会に出ると休むべき時には休むのが仕事の一部だったり。
ぶっ通しだと効率下がるからね。
ちなみに「ヤバイ」と言ったのは
仕事や生活に追われて恋愛や結婚相手を探す余裕を失い
気がつけば結局仕事だけが人生の全てになった私みたいな状態orz
嫌な事全部忘れられる趣味あると気分転換しやすいよ。
まずは大好きなもの探してみてね。
>そうならないための計画を「真面目に」立てます。
ワロス
606 :
599:2006/08/04(金) 21:30:46 ID:???0
>>604 そう馬鹿にしたんじゃなく、マジ。
表面だけ綺麗にしたいのは、内側から湧き出てくる汚物を隠す為。
自分の心は少しも汚れていないと思ってるタイプ
底意地の悪さをそのまま出すのがイケてると思ってるタイプ
どっちも痛い
しかし
>>575は凄くいい方法かもねw
ちなみに他人が休憩したり休んだりするのを非難する人って、実は不真面目な人が多い
自分の仕事に集中してたら他人の仕事振りなんか観察する暇ないからね
全力で働いていたら休息も必要だってちゃんとわかるし
>>608 >ちなみに他人が休憩したり休んだりするのを非難する人って、実は不真面目な人が多い
これ、すごく納得。
学生時代よく学校休む子に限って皆勤賞並みの私が早退したらすごく「帰るのー?」みたいに
言ってきた。
ある意味「自分に甘く他人に優しい」精神からくるんだろうね。
609です、馬鹿だ自分・・・。
×自分に甘く他人に優しい
○自分に甘く他人に厳しい
でした。ごめんなさい。
きっとあなたは優しい人なんだろうねw
そりゃ、学生時代がどのぐらい前だかわかんないけど、怨念こもってるさ。
ここのみんなでオフ会しようよ
大島弓子をマタ〜リ語る集い。ザッハトルテでも食べてお茶しながら。
また面倒くさいことを仰る。
ミクシィの大島弓子コミュニティより2ちゃんのほうがいい。
みんな2ちゃんなんか信用できんって言うけど、
自分は2ちゃんの空気が好きだからそれでいい。
よそはよそ、うちはうち。比較すんのは無粋だべ。
”うち”って・・・
2ちゃんをうち呼ばわりする617に名誉ちゃねらーの称号を贈呈
617くんのおうちのみんな面白いね
今日も617のうちに遊びに来たぜ
漏れもだぜ!
おう、茶は出さないが勝手に遊んでけや。
↑すてき!
ねえ誰かお茶入れてくんない?外暑いから喉渇いちゃったよ
オフ会ならどこぞのファンサイトでやってるよ〜
ここの空気は匿名であればこそ
顔突き合わせて同じ空気を期待するのもどうなんだろ
自分的にはこのおうち(2ちゃん)の釣りと分かってて楽しむ性質とか、
きっとリアルでは普通の生活してる人間なのに
2ちゃん覗きに来て面白いこと描いてあったらクスッと笑ったりしてるとことか、
自分と色んな意味で(2ちゃんを利用する観念の?)おんなじ人が多いだろうからなーと思い
会ってみたい。
リアルでの人付き合いは極力避けてるのでオフなんて考えられない
リアルで人付き合いしないでちゃねらーって
世間一般的に言えばヒキコモリじゃん・・・余計オフしたほうがいいんじゃ
まあ冗談だけど。
リアルでうざがられてそうだね。可哀相に。
大島さんはネット上の人間関係ってどんな風に捉えてるんだろう。
大島先生は現世を達観した目で見てるから
別にいいんじゃない?ってのんびりした意見を持ってそう
文通?で猫の貰い手探すような人だし。
>>624 つ 室温の生茶
つ 沸かしたての麦茶
好きなほうを飲め
なまぬる〜い生茶もらうね。
ごくごく マズ(ぼそ)
ないよりマシでしょ
637 :
花と名無しさん:2006/08/07(月) 22:32:33 ID:vpYxyEXmO
いきなりですが、すべてが緑になる日までといちご物語が大好きです。なにかみんなの意見がききたいな…とおもって。
おい637って何か一人空気違くね?あいつほっといて
皆でドラクエしようぜ
>>632 クレイジーガーデンみたいな文通事情も描いてるけどね。
文通からリアルにまで踏み込む無謀さを。
山岸スレと大島スレを往復してると、
人格が一定に保てなくて頭が混乱してくる。
そんなことで分裂寸前になるなよ
大島さん分裂って言葉よく使うよね
あたま分裂しそ
だっけ?
パラノイア物が多いしねー
あたま煮立つ
とかなら覚えてるけど…
分裂って使うっけ?
分裂しそうって言葉は何度も出てるよ。
>>648 思い出せないから作品名だけでも教えてよ、単行本探すから・・
少なくとも5回以上はみてるよ
自分で探せよ だるいわ
分裂しそう、ではなくて「分裂」って言葉だけなら
同じ『夏の終わりのト短調』でも「このままでは分裂病になるか」という台詞がある。
『F式蘭丸』でも「分裂状態におちいりはては死にいたらしめることも」とある。
バナナでも使ってそうだし、他にも色々あるだろう。
>>647>>649 何故そこまでこだわるんだ?自分が見落としているにも関わらず
認めたくないのか。
『すべて緑になる日まで』「マリオンは分裂症よ」
>>652 たぶん具体的に何の作品に「分裂」が使われてるのか
教えてもらって、自分で確かめたかっただけでは。
そんな怒ることか?
>>652 自分は
>>649だけど 大島作品に分裂って言葉が多いって印象がなかったんだよ
昔の作品は実家にあるし…
軽口のつもりだったんだが… すまんかった
アンカー間違えた
×自分は649
〇自分は
>>647
男色家ってのはもっと異常に多い
649だけども、別に分裂なんて使ってないって思ったのでなくて
どこに使われているか思い出せなかったから、
単行本一冊一冊探すは大変だから覚えているなら教えてもらいたかった
だけなのだが。
他力本願なのはスマンかった
本当に大島ファンか?
なんでそんな言い方するのよ
>>661 分裂って言葉より男色家って言葉の方が多いってこと
そんなにあったっけね。
>>662 ソドミィって単語が出てきたときにはびっくりしたが
今日の放送大学で6時からやっていた「基礎看護学−患者の権利を擁護する方法」の
テレビ欄に大島弓子とあり、出てたのか?!と思ってぐぐってみたら同姓同名の教授だった。
「分裂」、そんなに多いとは思わないけどなあ。
多いと思う人は、自分の中に「分裂」という言葉にひっかかる要素を持ってるから多いと感じるんじゃない?
>>666 他の漫画で分裂なんて言葉あんまし出てこないからでしょ
>>663 読み返してごらんよ
こっちも他の漫画ではあんまり聞かない言葉だよ
「統合失調症」を昔は「精神分裂病」って呼んでたから
必然的に「分裂」って単語はよく登場したね
>>669 大島さん以外にはあんまり使われてないよ
等質だって今の漫画で出ないでしょ
大島さん、分裂って意味わかって使ってるのかなって
ちょっと思ってた
躁鬱や強迫神経症程度でも分裂みたいな書き方してたし
昔、よく使われた言葉に分裂気質ってのがあったよね。
クレッチマーさん曰く、痩せ型=分裂気質。
内向的で、繊細にして鈍感、自己中。
確か、中学で習った気がする。
あやしい占い師みたいな分類だなぁと思ってたりした。
あったね
心理学でその分類
昔の分類だからねえ
>内向的で、繊細にして鈍感、自己中
なるほど。まさに大島マンガの主人公だ。
生かじりの心理学やら 精神分析学やらって かなりタチが悪いもんじゃないか?
大島さんのはそんなにタチ悪くなってないと思うけど
心理学や精神分析学って、今でも眉唾モノだし、
当時は推して知るべし。
野イバラ荘園にも「分裂症ぎみ」ってあった
分裂病=キ○ガイ だよね
平たく言えば
大島さん・・・・
自閉症=引き篭り、みたいなよくある誤用
でもさ、内向的って引っ込み思案と同意でしか使われないが、
本来は自分の内に意識が向く性質、ってだけで
別にコミュ力無いとかそういう意味じゃないんだよな。
大島先生は当然、キャラの心理描写とかに意識を向けてる漫画家は
友達の多さとか性格の明るさとかに関わらずみんな内向的なんじゃない?
自分を主人公にする漫画家は未だに大勢いるほど、
自分、ってのは一番身近で興味深い題材だし、自分の心理や性格を
掘り下げて考える人のことを内向的って言う んだと思ってた。
ないこう-せい ―かう― 0 【内向性】
〔心〕 ユングによる性格タイプの一。内気・控えめで思慮深いが、
実行力に乏しく、周囲の社会的なものへの興味をもたず、
自己の内面に関心をもつ性格。
ないこう-てき ―かう― 0 【内向的】
(形動)
心のはたらきが内向性であるさま。内気。
「―な性格」
ないせい 0 【内省】
(名)スル
(1)自分自身の心のはたらきや状態をかえりみること。
(2)〔心〕「内観(ないかん)(3)」に同じ。
>>676 「分裂症ぎみ」なんて、みんな経験してるんじゃないの?
とりとめのない考えが次々頭に浮かんだり、
被害妄想してみたり、
病的に固執しない程度でならさ。
本当の分裂病の人に失礼
言葉狩り?
脊髄反応ktkr
分裂症(統合失調症)の話はこの辺でやめにしない?
専門家でもない自分らが語ってもろくでもない展開になりそうな悪寒がする
大島さんが昔 分裂ってつかってたにしてもさ
70年代って、「気違い」ですら普通に使われてたよね。
昔は大仰だしみんな叫んでたもんね>大島漫画
いじらしさとか痛々しさとか質は同じなんだけどさ。ASUKA以降のシンプルなのに
なれて読むと、ものすごい世界。
70〜80年代の漫画家さんが好んで使ってたんじゃない?>分裂症
竹宮恵子さんも自分のプロダクションを立ち上げた時に
「トランキライザー」(当時のマンガ界で人気だった精神安定剤)って名前つけてるし
モカを何箱空けたとか、そういう「イッちゃってる自分表現」みたいなのを
分裂症という言葉で漫画家通信(近況をヒトコマ漫画で載せるやつ)に描いてる人は
いっぱいいたような・・・
分裂症や自閉症と言う言葉が普通に誤用されてた時代だったのね。
河あきらさんなんか、「むかし自閉症だったので」と堂々と発言してましたね。
今だったらヒッキー気味とか言う所なんだろうけれど。
自閉的、と言えば問題ないんだな、ようするに。
時代を感じるな
昔の漫画は時代を考慮して読まないといけないね
でもアスカ以降?の作品も昔の作品も 大島さんは大島さんだなあと感じる
当たり前か…
いきなりだけどさ、欝状態で落ち込んでる人に大島先生の本を
読んでもらったら、多少元気でたりするかな?
両親が亡くなって無気力状態の人に、「さようなら女達」とか
読んでもらったら、ちょっと回復したりするかな?
いや、自分の知り合いにももう随分長い間お母様が他界されて欝状態の人が
いるので、そろそろ元気出して欲しいと思ったんだけど、
自分じゃどうもできないので。大島先生の力を借りたら何とかなりそうな気もしてさ。
チラ裏ごめん。
子供電話相談室
まぁ欝状態の時に漫画なんて読む気力があるのかとまず疑問だけど
あなたの気持ちは伝わるんじゃないかね。
「さようなら女達」ってお母さんが亡くなる話でしょ。
辛くて読めないと思うさ。
690です、レスくれてありがとう。
もう5年以上落ち込んでらっしゃってて、未だに胸中で消化できていない
ようなので、漫画ならそっと傍にいけるというか、
大島先生と感性の合う人なら何かちょっと浮上できるような気がしたんですが。
まあ漫画なら邪魔にもならないだろうし(?)、私のセレクトで
読んでもらってみます・・・
でも私は大島先生の漫画を読んでなんかようわからんが救われたから、
そうなるといいな。勿論合う合わないは、その方次第だけど。
690=694ですが、
>>693さん そうかな・・?
あれってお母さんが、「私は幸せだったんですよ、誰にも負けないぐらい」って
台詞があるから、何だかその方にも通じるものがあると勝手に思ったんですが、
やはり勝手な押し付けになるかな・・。
余計傷ついたらどうしよう。
自分的にはダリアの帯とか、つるばらとか、理由はわかんないけど
読んでみてもらいたいな。あとバナナブレッドと。
気分に干渉するかどうかは分からんが。
自分がいいと思うものが人もいいと思ってもらえるかどうかは
わからないからね。本や漫画って結構押し付けにはなると思う。
ちょっと自己満足かなって
>>696 そうですね・・、自分の気持ちばかり押し付けてる。
ちょっと頭を冷やして考えて見ます。
取り合えず読んでもらわないと分からないと思ったんだけど、
それも迷惑なのかな・・。
鬱状態って鬱病ってこと?
もし鬱病だったら あんまり干渉するってどうなんだろ
鬱気味ってだけなら そんなに神経質にならなくてもいいと思うけど…
>>695 漫画がどんなにいい結末であったとしても、
家族の死を思い出す行為自体がヘビーな作業だと思うのさ。
「さようなら女達」のお父さんが食卓に着くのが辛いってボソっと言うとこなんか、
すごくいい描写だと思うけど、
鋭敏過ぎて、落ち込んでるときに読みたくは無かったりする。
うつ状態時は他人の干渉が一番しんどい
漫画なら邪魔にならないって、勝手な理屈だな
本当にうつ病のときは
雑誌や新聞やマンガを読むのもダルくて面倒くさくて
出来なくなるのよ…
そして回復しかけの時にヘタな刺激をすると
一気に病状悪化することもある。
干渉しないのがいちばんですよ。
気持ちはわかるけど、そっとしといてあげて。
690=694です。
ここで皆さんの意見を聞けてすごく参考になりました。
私一人だけだったら、勝手に意見を押し付けてるところでした。
やはり
>>702さんの意見を見て、下手なことをするのはやめようと思いました。
(ちなみに病状があるわけでなくて、欝気味、のような感じです。
私もヒキで人と会うのが怖いから似たようなもん。苦しみや深度は全く違うけど)
皆さん、本当にどうもありがとうございました。
結論が出たみたいだけど、一応カキコ。返レス不要。
元気が出ないときは、
それなりの理由があるから元気が出ないのでは。
この場合理由はその人のご両親が亡くなられたことで、
それはいきなり消えたりする問題ではない。
誰かがその事実を無かったことにすることもできない。
その人が自分自身で受け止めていくしかない。
辛いけど、ここに他人は絶対介入できない。
だから介入できるふりをしない方がいい。
その現実を心が消化するまでには
その人の場合、時間がかかるのかもしれない。
欝という病気の可能性もあるけど、
喪の作業中ということもある。
ただもう悲しいときに、そんなに悲しむな早く立ち直れ、
と急かされるのは、正直とても辛いことだと思うよ。
身内に死なれて悲しいのは自然な感情で、
押さえ込んだりはしちゃいけない。
かえって立ち直りが遅れることもある。
あと人間関係なんて、傍からは計り知れない。
他人から、
死人はきっと「私の人生は幸せでした」と言ってるよ、
さあ悩むのはやめて元気を出して、なんて
無責任なことを言われたら気を悪くするかもね。
しかもそういう局面での不快感は、相手が自分に良かれと思って
やってくれてるという自制心から
直接口にも態度にも出せない、溜め込むしかない。
表出できない分、悪印象はもやもや記憶に刻まれて、
冷静になってからもその印象はなかなか消えない。
やっぱり当たり障り無く見守るのが良いような気がする。
まあ何がその人の助けになるかなんて
結局は、人それぞれなんだろうけど、
こーゆー風に悪く取る人もいるよーという一例。
690です。レス不要かもしれませんが、ウザいかもしれませんがごめんなさい。
正直がつんでした。やっぱり私は自己満足だった。
でも、やはりその人も自分に元気を出したい、ということは言ってくれてるので
今思えばすんごくおこがましいけどやっぱり何かしたいと思った。
傍にいる人が沈んでいるのに介入できず何も出来ないのはこちらは悔しいしもどかしい。
早く明るくなって欲しかったです。
でも、レスを読んでやはりその人の悲しみはその人だけのもので自分で乗り越えるしかないから
余計なことはしないほうがいい。自分があえて何かするなら、
何もせずにじっと隣にいて話ぐらいは聞けるからねと言うことかな、と思いました。
このスレの、レスをくれた方全員に感謝です。人を傷つけるところでした。
どうもありがとう。チラ裏ごめんなさいでした。
返レス不要って自分のいいたことだけ書き捨てって
それも傲慢で自己満な行為だよね。
それは相手のレスの手間を省こうとする気遣いと思いなはれ〜。
つうか、返レス不要って言葉に実効力があるわけでもなし、
返したいと思たら好きなようにレスしたったらええんや。
「返レス不要って言ったのに」て文句つけるアホもおらんやろ。
690さんの、友を元気付けたいって気持ちもすごくわかるよ〜
そんな風に気にかけてくれてた人がいるってこと
いつか相手の方に伝わるといいね。
そして個人的な書き込みに真剣にレスしてる
ここの住人さんたちにもじーんときました。いいスレですね〜
弱い者をみるとすかさず噛み付いてく人っているよねー
自己チューとか 勝手な理屈とかいって
弱いもの?
まあ人に自分が良かれと思って意見を押し付けたり、善意に
走りすぎたりして、他人の気持ちを省みなかったり察することが
遅れたりする、
それは人間の怖さだよね
まあ それはホントにそうだけどさw
でもー彼女自身が悩んで相談してきたんだし 「勝手な理屈」「自己満」「傲慢」なんて 強い言葉を使うようなことでもないと思うよー
連投 失礼
いいバランス感覚が働いて、かあさん嬉しいです。
>>707 702まで読んで、レス練って書き込もうとリロードしたら
すでに>703が書き込まれてたんだよね。
2時間くらいかけてレス考えてたから、
迷ったけど一応書き込ませてもらった。ええ自己満ですとも。
>>706 そんなに真に受けて恐縮することない。
欝気味のときに受けた善意を善意だと捉えられない心境を
自分の一体験をもとに書いちゃっただけだから。
しかも、わたし人間不信気味で偏屈な方らしいから、
書いたことが全然参考にならない可能性も高いから。
自分でも書いてたけど、人間関係なんて、
あなたと友人の関係だって外からなんか計り知れないし、
「故人は絶対『私の人生は幸せでした』と言ってるよ」と
ひとから慰めてもらって、気が休まる人もいるかもしれない。
それに気が休まらないまでも、信頼できる人からだと、
心遣いが純粋にありがたいと思えることもあるんだよね。
辛い時に気に掛けてくれる気の合う友人が居るのは
幸せなことだと思うよ。
落ち込んで5年というのは長いよね。
漫画でも読みたそうにしてたら、
「さようなら女たち」とか親の死関係じゃない大島作品から
さりげなーく薦めてみるのも良いのかもね。
690です、気にかけてくださってありがとうございます。
>>716さん、言ってる事すごくよくわかるし、心遣いが嬉しいです。
助言通り、まだ大島先生読んだことなかったら、何気なく
渡してみようかな、と思います。
個人的にはダリアの帯とかが良いかなと思ってるんですが、
何かお勧めはありませんかね?
(個人的なチラ裏でごめんなさい、スレ違いならスルーしてください)
グーグー、今年10歳なんですね。
人間に換算すると、ちょうど大島さんと同じくらいかな?
猫の10歳は50歳くらいじゃないかな
>>717 ゴメン、当たり障りの無い大島作品ということで
真面目に考えてみたんだけど、
大島作品てどれもこれも地雷のような気がしてきた。
親子関係、死、別れ、狂気、ギリギリの話ばっかり・・・。
ここからは独り言なんだけど、
作家違いで少女漫画ですらないのでアレだけど、
わたしだったら
家族を亡くして読書で気持を紛らわしてる人になら
杉浦日向子の「百物語」「百日紅」とか薦めるかもな。
短い話ばっかりだから疲れにくそうだし、
登場人物も人生色々あるけど、たくましく健全に生きてるし。
でも「百日紅」は親子関係も絡むから微妙かな・・・。
やっぱり当たり障りがないって、難しいね・・・。
あの・・・
百物語も百日紅も家族亡くして落ち込んでる人に
気を紛らわせるのに薦めるような作品じゃないと思うんだが・・・
大島さんの作品は、じぶんで見つけて出会うもの、って気がするけどな。
無理にすすめなくてもなぁ。
キッパリ!とかスッキリ!系の本でもすすめてみたら?
物語は、読み解く人のバックボーンにより、救いにも絶望にもなる。
私は生まれてはじめて食べ物をおいしいと思った
いっそ写真集なんかどーよ?
仔パンダ写真集とか仔パンダ写真集とか仔パンダ写真集とか。
スマン、これは私がほしいだけだった。
本や漫画もいいけど、外に散歩や買物に連れ出すのもいいかもね。
足を動かすと脳も動くし、景色が変われば気分も変わってくる。
映画のチケット貰ったとか言って(嘘でいいんだ)連れ出しちゃえ〜。
690です、皆さんありがとうございます。
>>724さん そういえばその方は、引きこもってオンデマンドテレビ
(私は詳しくは知らないですが)ばかり見てるって言ってました。
映画は一人でも行けるほど好きそうなので、今度一緒に行こうかな。
一人の方が気が散らない映画と、誰かと一緒の方が良い映画があるそうです。
というか大島先生はギリギリの極地を描いて、
どん底になって最後に救いのあるラストで浮上するのが特徴だろっ。
まあ、勿論ナーバスになっている人にお勧めできるかと言われれば
非常に地雷である。
>>721 え・・・駄目?
じつは昔、本当に身内を亡くして欝状態が続いてる人に
「百日紅」「百物語」を貸したことが。
その人の場合、時代劇とか怪談とか好きだったし、
亡くされた直後からずっと本読んで気持を紛らわしてて、
他の人からも色々本薦められて読んでるの知ってたから、
あんまり気にせず貸しちゃったんだけど、
けっこう気に入ってくれて、自分で本買って揃え直してたよ・・・。
でもあれは特殊で幸運な例だったのかも?
友達で10年前に身内を白血病で亡くし、いまだに
人のなくなる映画や本が見ることができないって子がいます。
じゃあセカチューも駄目か・・
(意味は無いです、ごめんなさい)
早く立ち直れっていうのは無理だけど、長い間辛かった分
幸せになれるといいですね。
>>728
やっぱり人それぞれケースバイケースなんだね。
同じ人でも亡くした相手や状況によって反応が違ったりするし。
立ち直りの段階によっても反応が違ってきたりする。
自分が長年ヒキコモリニートなのは何でだぜ?
どうして自分は長年ヒキコモリニートなのは何でだぜ?
でしょwww
でも「自分」って誰。
>>731 それは永遠の謎だぜ…と言いたいとこだが、
マジレスすると家の居心地がいいからでは。
俺は家庭が最悪だったから独立するしかなかったな。
せいぜい親に感謝しないとバチが当たるぜ?
スレチかもしれんが話に乗らせてくれ
高校のときに事故で兄を亡くした友人がいるのだが、
きゃべつちょうちょを読んで正直驚いた。
状況があまりにそっくり…
あれから数年経つが
その彼女はずっと男のような格好・態度を通している。
ちょっと外人のような顔立ちかつ長身で似合ってるので
それはそれで他人からすれば構わないのだが
さすがに本人も男に間違えられるのを気にしはじめているよう。
あの漫画はやっぱり救いの物語だと思うけれど
読んではじめて「もしや」と思っただけなので
自分の勝手な思い込み、余計なお世話かとも思って貸せないでいる…
どうしたものか…
>>727 百物語は死生観がモロだから
時を忘れて読みふける、大笑いするっていう意味での
「気を紛らわせる」にはそぐわないって意味では?
生き物が生きて、死んで、怪異も特別なものではない
受け止めるほうもさまざまな反応がある
良いも悪いもない
そういうある種のドライさを受け止められる人には
良かったんじゃないでしょうか
時代物なんかを好む人であれば
こういう考えってわりとお馴染みじゃないかと
あなたは女の子なんですよ
マーとは違うんです
夜の外出もほどほどにしなさい
じーん
身内を亡くしてから
ドラマで「秋日子」を知って、
コミクス購入した知人がいる。
ドラマに嵌ってるの知ってたら貸してたかも。
でもそれがなかったら貸さなかっただろうな・・・。
もし自分が身内を亡くした直後なら読みたくない話だし。
とりあえず「四月怪談」は止めとけ。
荼毘にふす前でも後でも、あの展開は辛すぎる。
ところで今ねこ達何匹いるんだろ?
誰か読んでる人います?
本の旅人では、
室内にグーグー・ビー・クロ・タマ・ミケマルの5匹と犬(タンタン)1頭。
庭に外猫の産んだ子猫7匹。
餌付けしてる外猫とタヌキは何匹いるのか
もうよくわからん・・・
>>739 すごいね・・・。
中原中也の「春日狂想」を思い出してしまった。
不適当かもしれないけど。
愛するものが死んだ時には、
自殺しなけあなりません。
愛するものが死んだ時には、
それより他に、方法がない。
けれどもそれでも、業(?)が深くて、
なほもながらふことともなつたら、
奉仕の気持に、なることなんです。
奉仕の気持に、なることなんです。
愛するものは、死んだのですから、
たしかにそれは、死んだのですから、
もはやどうにも、ならぬのですから、
そのもののために、そのもののために、
奉仕の気持に、ならなけあならない、
奉仕の気持に、ならなけあならない。
>>739 タンタンは里子に出したんでしょ?
子猫も亡くしたってかいてあったけど・・・。
詩人ついでに思い出したけど、宮沢賢治は、
坊ちゃん育ちの上もともと身体はあんまり丈夫じゃ
なかったんだけど、理想の生活を追い求めて
自分でも農業したりして無理した結果、
「アメニモマケズ」なんて思いながら
肺を病んで亡くなったんじゃなかったっけ。
大島さんもある種理想を追われてるのかな。
体調崩されたという話もきくし、
無理はしないでほしいと思うけど、読者の我侭かな。
でも現代日本でゆうゆうマンションを購入して
猫に囲まれて、仕事も自分のペースで、そんで人間の友達も
昔ながらの付き合いの人がいるみたいだし、
ずっと独身貴族だし理想は追ってるかもしれないけど無理してるようには見えないよ
>>743 でも大病してるからね・・・
最近(?)の帯状疱疹も、
免疫力が下がってるときに罹るらしいし
推測だけど、大島さんは、サバを亡くした時にすごい後悔されたんじゃないだろうか。
猫についての知識もあまりなく、
獣医の良し悪しや選び方も知らず
グーグー本でも少し触れられてるけど、うかつな飼い方だったと
サバに対して罪悪感を抱いているように見受けられた。
グーグーで、猫たちを擬人化せず猫として描いていることや
自分ち以外の猫にも注ぐ愛情を見ていると
なんとなく贖罪って文字も浮かんでくるんだよなぁ。
サバと暮らしている時に、捨て猫保護の話題が全くなかったのも
今となっては不思議。
井の頭公園って捨て動物のメッカだからね
あのマンションに住んでて捨て猫に気づかないはずないと思うんだけど。
外の鶏やハナコさん、虫にまで感情移入してしまう大島さんが
捨て猫や野良猫を無視してたのはおかしいもんね。
仮に保護しようとしてもサバが神経質だったから難しかっただろうね
>>745 >推測だけど、大島さんは、サバを亡くした時にすごい後悔されたんじゃないだろうか
わかるなあ。うちと似てる。
姉が拾ってきた犬を最期まで飼ったが、あまり良い飼い方をしてあげられなかった。
散歩なんかよくさぼっていたし。
そんでこの前姉が家に遊びに来たとき、知り合いの人からラブラドールの子犬を
くれると言われて、子供も小さいから考えたが結局貰うといっていた。
ちゃんと飼ってあげられなかった前の犬の反省を活かしきちんと世話したいと。
人間って贖罪の気持ちは常にあるんだよね。
ただ、どれだけ贖罪をしようとその時失ったものや後悔は帰らないから・・
人生ってこんなもんだと思うけど。
子育てしながらラブの子犬も育てるって
お姉さん凄いパワーの持ち主だね
昔は犬や猫の適切な飼い方なんて、知ってる人はごく少数だったんだよ。
母の実家で捨て犬(雑種)を飼っていたけど
エサは家族の残り物だったし
(ドッグフードが今ほど流通してなくて高価だったこともある)
予防注射は義務の狂犬病しかしてなかった。
それでも家族に愛されて寿命を全うしたけれど
適切な飼育をしていたらもっと長生きしたんだろうな・・と悔やまれる。
伊藤理佐さんも、実家で飼ってた犬について、「飼い方知らなかった」って
申し訳ないような描き方してるよね。
ペットにまつわる後悔って、多かれ少なかれ皆持ってるんじゃないのかな。
フィラリアという病気を初めて知った・・
自分は小学生の時だった
しかし獣医とかがもっと呼びかけとかしろよ、と当時から
自分らの軽率さを棚に上げて思った
だが本当にペットの飼い方なんて誰も指導してくれなかった。
今は飼いかたの本とか沢山出てるので、当時からそうやって
予備知識があったらと悔やまれる。
病気の知識を得ることが難しい時代なら
仕方がないといえそうな。
でも大島さんの場合、
調べようと思えば簡単に調べられたことで、
みすみす病気させて死なせたからこそ
悔いが深いというニュアンスかなと思った。
あれはかなりポピュラーな病気だし、
泌尿器系の病気させた描写も何度かあったから。
自分の知人も今、初めて猫飼ってメロメロだけど、
猫の飼い方の本まで貸しても
大雑把な飼い方を改める気配が無い。
私も駄目飼い主やって脛に傷持つ身だから、
それとなく、これは止めとけ・・・と忠告してるんだけど、
悲しいことは考えたくないみたい。
死なれてみないと償えない罪の重さには気付けないのか。
犬はみそ汁かけごはん
猫はおかかごはんだった
世の中変わったよ
動物なんて本来は野生でも平気だからね・・
でも家の中で人間のペースに無理矢理合わせるからこそ
きちんと飼ってあげないとしわ寄せがくるんだな。動物自身に。
猫は野生じゃないからね。すでに。人が捨てて増えたものだから。
おまけに外は野生として生きるには過酷な環境。
野良猫の寿命って2,3年でしょ。飼い猫なら15年といわれてるのに
>>754 動物自身にじゃなくて、飼い主自身にじゃないかと。
別に猫は好きなもん食って安心して暮らせれば、
栄養バランスのとれた食事をくれないとか、
病院に連れてってもらえないとか、
寿命が短くなったとかいって飼い主を恨まない。
節制させられるのだって病院行くのだって猫は大嫌いだし。
ただ予期できた事故病気で猫を喪った時、
充分な対策をとってこなかった飼い主は自分を責めるしかない。
だから後悔しないようにしたいなと、
飼い主だけは思うんだよ。猫は思わないけど。
>>746 公園の野良猫は、路上生活者風の擬人化で綿国にも、
サバ時代のエッセイ漫画「すばらしき昼食」にも登場してた。
大島さんはなんとか冬を越せた野良猫たちを見て、
ノラ猫の数がめっきり減ったので、
冬を越せずに凍死した野良猫もたくさんいただろう、
でも猫の死骸をみかけたことない、
よかった見なくて、と書いてる。
あと、自分はサバの自然を剥奪してるのではないかと悩んだとき、
野良猫の姿を思い浮かべて対比してみたところ、
どうもサバの方が幸福なんじゃ・・・と混乱してたはず。
>>757 あの私はサバの時に何故野良猫を増やさなかったのかって
レスに対するレスしただけで、作中で野良猫に触れてないなんて
かいてないんですが・・・
そういや、動物のお医者さんですら今読むと違和感あるな。
彼ら獣医なのに平気で人の食い物ペットにやってるし。
まぁ、サザエさんにも人間の食卓で猫にオカズをあげる場面が
出てくるし・・・
それと、昔の猫漫画を読んでると
どうも一時期の猫愛好漫画家さんたちは
猫の主食は猫缶だけでヨシと思っていたような…
昔の猫缶って今のより塩分多くて
あればっか食べさせられてたら、具合悪くなるかも。
でもペットの健康を考えた良質なフードが出始めたのも
わりと最近のことだよね。
昔の猫缶のCMも、猫の食いつきのよさばかり強調してたっけ。
確か食いつきを良くするためにあえて塩分を多くしてたのだよね。
人間と同じで、体に悪いほうがおいしい。
一人暮らししてる母親が 食事の時飼い猫に少しだけ自分のおかず分けてる
そんな母親を漏れは怒れないよ
今はキャットフード、ドライも含めて短所も出回ってるし
人間の食べ物をあげた方がいいっていう風潮もでてるよね。
うちのかかりつけの獣医、歴代二人もいってた。
味さえ濃くなければ、ネギとかでなければ人の食べ物の方がいいって。
ハムもokっていわれたよ。
獣医師が出してる手作りご飯をうちはあげてるけど、病気ましになったよ。
ちょっとくらいおかずあげてもいいと思うよ。味さえ薄ければ。
昔ながらのねこまんまでいいのか。たまに刺身(マグロの赤身)をやったり。
ようは人間の食べ物でもキャットフードばっかでも
どっちも病気になるのか?
飼い主が栄養のこと考えない飼い方しても、
猫が丈夫なら長生きする。
すごく気をつけてても、身体が弱い子は・・・。
でも愛猫ならできるだけ気をつけてあげた方が
良いに決まってるわな。
一日でも健康で長生きして欲しいと思うじゃん。
猫が長生きしすぎるということは絶対無いから。
コミック派なんでタマのその後とかミケマルの話が読みたい。
クロの存在も薄いからクロの性格や特徴も知りたい。
コミクス出ればお金入るんだよね?
つまり大島さんはお金に困ってないんだな。
知り合いの女の子に大島作品をすすめてるんだけど、
「どんなマンガ?」って聞かれて、
「変わった女の子が、相手役の男の子や周囲の人々、家族なんかに
その気持ちを理解してもらう話が多い」
って説明したら(はっきり言ってこの説明に自信なし)
「赤毛のアン」みたいな話?って言われた。
うーん、それは少し違うと思うんだが・・・
補足説明として、「ミステリーみたく、その女の子が変わった事をするのには
理由があって、決して電波ちゃんじゃなくて、ちゃんとオチがあるから
安心して読めるよ」
と付け足したが、説明すればするほど間違った解釈をしていないか
不安になってゆく(汗
大島弓子は、「言葉のウツボカヅラ」だって言った人が居た。
甘い匂いで誘い込まれて、気が付けば言葉の迷宮の中に…
言葉を論理で追えば、滑ってドボン。
結局、ドロドロに溶かされてしまう。
そんな会話が交わされたのは、綿の国星の頃でした。
>>769 うん、わたしも不思議。
新刊書店で大島さんの既刊のコミックスを見かけることは
ほとんどなくなってるし
(大型書店に行っても、白線文庫自体在庫が少ない)
新たな読者がどのくらいいるのかわからないけど・・・
大島さんの生活をささえるほどの印税は出てないんじゃマイカ?と思う。
ひょっとして大叔母様の遺産とかあるのか??
猫と大島漫画よむのだけが楽しみの
身寄りの無い大金持ちの老婦人がいてだね・・・
大島さんの漫画 結構映画化されてるけど
映画化権?みたいなのって大金が入るとか??
貯金が既にいっぱいなんじゃないの
まぁまぁ、他人の懐を探るなんて、野暮な話だ、およしなさいや。
ただ、幸せだといいな、とは思うなぁ。
人に野暮っていう人が一番野暮だと思う
>777
?
その理論から言えばあなたも野暮よ?
私もね。
10代読者の私は、大島先生のコミックスは
ほとんどコミック文庫?で購入してる。
新規読者は着実に増えてるだろうしこれから大島先生に出会う
人は半永久的にいるだろうし、
別に漫画は売れ続けるので収入は常にあるのでは・・・?
私の地元のジュンク堂書店には大島先生の文庫が全部揃ってる。
私が一人で全部買い漁ったが、その後また全部並んだ。
需要があるのだな。
779
有り難いやね…十代読者よ。
もっと沢山の若い子達に読んで欲しい。
大島弓子ってビッグネームだから 若い人でも読んでくれてる人いるんじゃないかと 勝手に想像してる
779ですが、32歳の女性の知り合いの方でも大島弓子知らないって
言う人も居ますよ。確かに歳のいってる人の方がビッグネームを
(読んだことは無くても)何となくは知ってる確率は高いですが、
でも若い子でも大島先生好きって人も大勢いるはずだし。
大島先生ほどになったら着実に、もしくは確実に?読みつがれ続けると思う。
逆に母に、萩尾望都も大島弓子も私がコミックス買って読ませてるし。
(当然知ってるけど、やはり読んだことはなかったって言ってた)
でももっと大勢の若い人に知ってもらいたいですよね。
自分語りのチラ裏ごめんなさい もっと大島読者増えろ。
はじめまして。
大島先生の作品の素晴らしさが解ったのは20歳越えて
からです。それ以前にも何度か読んだことはあったのですが
あの独特の大島ワールドに全く入り込めず挫折し続けてきました。
それがある日何気に読んでみると一気にひきこまれました。
大島先生の作品は本当に奥が深いですよね。
私は特に
「たそがれは逢魔の時間」 「夢虫・未草」
「夏の終わりのト長調」
が大好きです。
784 :
花と名無しさん:2006/08/21(月) 01:26:08 ID:fe3jvy/R0
>>782 主な読者層はもう40代じゃないかな?
二十代後半〜三十代半ばになると自発的に求めた人意外は知らないかも
話豚切&長文でスマヌ。
綿の国星の点茶を見ているとやきもきしてしまいます。
意地悪で独占欲強くて、ちび猫追い出そうとするんだけど、
結局自分が里子に出されて…。
ちび猫と仲良くやれれば、一緒に飼ってもらえたかも
しれないのに、それが出来なくて。
5回も捨てられたのは、そんな性格の悪さやいたずらが多くて、
手がかかったってのもあるのかもなーとか穿った見方をしてしまう。
埼玉では、ちゃんと幸せになれたのかな…。
5回も捨てられるうちに荒んでいったんだと思ったけどな
ケータイの壁紙を「四月怪談」文庫表紙のままにして修理に出したのだけど、
受付や修理工のひとに見られたと思うとなかなかに赤面モノでした。
質問ですが今大島弓子さんや萩尾さん、竹宮さんなどの漫画を
集めたいと思っているのですが
どこから集めればいいのか分かりません。
みなさんはどの作品が好きですか?それと効率のいい集め方など教えてください・・
ちなみに17歳♂w
その最後のw何?
あらすじでも読んで興味沸いたものから読めばいんでないの
集めるつもりなら別に効率求めなくてもかたっぱしから買えばいいじゃない
かぶりまくりだからじゃない?単行本も文庫も。
これはもう自分で調べてどうすれば一番いいか考えるしかないわな
バナナブレッドしかないでしょ
と18の時バナナブレッドで大島弓子にハマった自分は
マジレスしてみるよ
文庫で「ロストハウス」
単行本で「つるばらつるばら」
高校生なら「毎日が夏休み」あたりもいいのでは
かぶるの嫌なら白泉社文庫揃えればいいじゃないかな
>>785 相沢君ちでも、粗相ばかりして嫌われます。
点茶って、飼い主側からみれば
わりと標準的な性格の猫のような気がする。
粗相してばっくれるのも、先住猫と上手くいかないのも、
飼い主を独占するために小ズルイ手を編み出すのも良くある。
猫は一歳で大人だけど、点茶はまだ一歳未満だし、
しかもその間に5回も捨てられたり拾われたり。
そんなじゃ躾もろくにされてこなかっただろうし。
ちびを珍味で下痢させたオバサンみたいな
変な人間に5回も捕まったのでは。
798 :
788:2006/08/22(火) 21:56:56 ID:???0
みなさん意見どうもです。
ちなみに24年組の作家さんを呼んでいる男の方って結構いるのでしょうか?
799 :
花と名無しさん:2006/08/22(火) 21:58:34 ID:uNE5cGfC0
いる。
んなもん誰も統計とってないんだしわかるわけないだろ。
しかもそれ知ってどうするんだよ。無意味な質問すんな
大島さんも萩尾さんも男性読者は多い
グーグー三巻マダー?
>>786 それもありえるな。
逢坂みえこさんの「永遠の野原」のみかん(犬だけど)も子供時代たらい回しにされて
主人公の二太郎の家に貰われてきた時にはすっかりひねくれてしまっていたんだよ。
点茶が埼玉で安住の地を得ている事を祈っているよ。
>>800 低脳DQN黙ってろw統計に期待はしていない。このスレッド内での情報で十分。
他人にとって意味が無くても自分の中でのただの好奇心。
他人に何を言われようが知りたいから質問しただけであり
答えられないならスルーするのが道理。無意味なのはそちらのレスでは?
知ってどうするか、それは
今後性別問わず友人に勧めようか勧めまいかについてですがなにか?
とりあえず近くの本屋で見つけた「残酷な神が支配する」買ってみますね♪
>>804 頭本気で悪そうだけど、受験がんばってね
萩尾の本買ってみますね!って大島すれでいうことか。
散々お薦めきいといてそれかよ。
つ 釣り
大島先生なら朝日ソノラマ社の大島弓子選集
で集めていけばいいんじゃないかな?
装丁も綺麗だし。
特に第7巻にはバナナブレッドのプディングや
夏の終わりのト短調などの人気の作品が
収録されてるよ。
>>797 点茶の幸せを祈りつつ、相沢君に貰われて行く時、全然、顔あげないのを見て、
溜飲が下がった私はイケズな人なんですかね。
あの時点茶はどんな気持ちだったんだろう。新しい飼い主と引き換えに、
大好きな時夫には捨てられたんだから、胸中複雑だろう。
このスレで 『永遠ののっぱら』のみかんの名前が聞けるとは…
ウレシス
お前ら大島とか萩尾とかのあとに「先生」ってちゃんとつけろよ
>>804 私は大島弓子選集(1〜10)+白泉社綿の国星(選集に載ってない話がある)+ASUKAコミックスで揃えてるけど
これでモレるのは綿の国星最終話と絶版で入手難のやつだけだ。
と思う。
大島弓子選集で集めて読むときのアドバイスは
1巻からではなく大きい数字の巻から若い数字の巻へ遡って読むこと。
若い巻ほど少女漫画!!してるので挫折するだろうから。
それから、
> そういう「けなし」は自分の品位も落とすから止めときな
> 柳に風が理想だよ
>低脳DQN黙ってろw
>他人にとって意味が無くても自分の中でのただの好奇心
>他人に何を言われようが知りたいから質問しただけ
>答えられないならスルーするのが道理
>無意味なのはそちらのレスでは?
「オマエモナー」の言葉の羅列ばかりで驚いた。
スレ住民を自分の知りたい情報を提供してくれればいいだけ、と
顎で使う様は今後テンプレ推奨だなw
言われたから言い返す
これじゃ争いは無くならんよ
なんか山岸スレでも似たようなことがあったな
誰かもつれた糸をヒュッと引き
すべらかで平らな位置に
立たせてはくれぬものだろうか
>>814 それじゃ「最初言ったもんがち」になるから
人間の心は荒れる
>>809 イケズではないと思う。
ちび猫の視点に立てば点茶はムカツク猫だと思うよ。
でもちび猫の点茶に対するムカツキの半分以上は、
スワノ家が先住猫ちび猫に対して
あまりにも無理解だったのが原因だし、
顔を上げられない点茶に溜飲が下がったのだって、
ようやく愚かなスワノ家が点茶の行いに気づいて、
というか人間側の過ちに気づいて謝罪して、
ちび猫も疑いを解かれてスワノ家の愛情を取り戻して、
自然と点茶の幸せを願う気持になったからでは。
珍味オバサンのこともあるけど、
この最終話で描かれてるのは、
自分の身勝手な都合を猫に押し付けておいて、
猫が思い通りに従わないからといって、
猫を悪者にしてしまう無理解な人間と、
それに振り回されるしかない無力な猫の姿のような気がする。
あと点茶が顔を上げられなかったのは、
心底恥ずかしかったんだと思うな。
大好きな時夫に悪事がばれてフラれてしまった、
その顔を誰にも見せたくなかった乙女心・・・。
>>811 大島サンは「センセイ」と呼ばれるのが大嫌いなのだが
820 :
花と名無しさん:2006/08/24(木) 08:39:55 ID:+l1M79Z80
じゃあ、ゆみこチャン、と呼んであげよう。
選集は二期10巻もあるよ。
グーグー三巻マダー? (>_<)
相沢君が点茶の悪事を知っていて引き取ったのかどうかが気になる。
時夫が点茶の行動の背景を理解してあげていて、ちゃんと説明してて、それでも引き取るっていうなら
いいんだけど。
正直言って、生原稿=生活の基盤・飼い主にとってもっとも大切なもの
を嫌がらせだけの目的で破棄するようなネコってあんまりだな。
動物のお医者さんの幼ミケみたいに「手のつけられない暴れネコ」くらいなら
まあ、いいんだけどさ。治ったし。
ああ、大島さんもうすぐ還暦だ。
夏休みですね
そうですね
最近読んだ「裏庭の柵を越えて」が良かったです
あんな近所のお兄さん欲しかった…かも?
今見るとロリコンだろうなあ
猫と言えば、某作家の子猫殺し発言が問題になっとるね。
全国の猫好きには、よい飼い主さんを見習って欲しいものだ・・・。
ああいうくそばばあも平気で猫好きを自称すんだよね。
うちは3匹飼ってますの。そりゃもう可愛がってますのよ、オホホホって。。
しね
ニュース速報板に今すぐ行け
猫
で検索かければ一発
ここで、そんな議論になりませんように…
少コミ時代は「モーさま」「ケーコタン」とともに
「ユーミン」って呼ばれてませんでした?
大島センセ・・・
一時期、マンガ家さんに愛称をつけるのが流行ってたんだか
別マでは読者公募までしてた記憶がある。
美内すずえに「リンリンちゃん」とか・・・
何だったんだあれは。
大島サンの作品読んで猫飼った気分を味わってる
それで十分
野良猫を餌付けしてみたい
>>832 ユーミン
オモー様
リンリンちゃん(これ初耳
…さぶい…
美内さんはベルさんじゃなかったっけ?
あとドジさまとか。
時代を感じるなあ
一番驚いたのは昔はファンが普通に漫画家と交流を持ってたという話。
家に遊びにいくなんて今じゃ考えられないよ。
>>823 原稿に悪さしたのって嫌がらせなの?
単純に猫の好奇心のなせる業だと思ってたけど。
(ついでに食卓に悪さしたのも、第一話でチビもやってたし)
スワノ家に居座る為に仮病つかってたら
勝手にスワノ家がチビの所為にしてくれたのかと。
猫は広げた新聞とか 紙の上に乗りたがるよな
なんでだ?
ウチのも。
読もうとすると居座る。
いずこも同じか…。
そんなに構われたいかー!と猫を揉みくちゃにして新聞タイム終了。
これでは世事に疎いアホになっちまうだよ。でも可愛いから許す。
>836
そうだ、美内さんは「ベルちゃん」だったかも。
あと覚えてるのは
河あきらさんがウルフちゃん、和田慎二さんがヒゲクマさん、
市川ジュンさんがジュネさま、とか・・・
ドジさまもありましたねえ。懐かしい・・・
フォローさんくすです。
ドジさまって木原敏江のこと?
グーグー三巻マダー? (>_<)
>844
そう。
この前友人に花の24年組みの漫画は面白いと教えたら
興味持ってくれて、携帯に「どの雑誌に連載されてるの?本屋で
探しても分からなかった」とメールが来た。
とりあえず単行本を勧めておいた。
そしてこっそり風呂場で泣いた。大島先生連載して下さい
もういいじゃん還暦なんだし大病患ったんだし
読みたいのはやまやまだがもう充分
グーグ連載してくれるだけでおk
また体壊されるほうが困る
今日水野英子先生にお目にかかったよ。
大島さんより上の世代なのにまだ自費出版で新刊出されているよ。
自費って辛いね・・
自費って同人誌ぢゃん
水野英子って 私の中では歴史上の人物だよ(読んだことない
グーグー三巻マダー(>_<)
どうやったら手に入れられるの?
弥生美術館だっけ?>水野英子さん出版物
>856
限定出版本
「月光石」1 ジュエリーファンタジー 2600円
「ローヌジュレエの庭」 短編集 2300円
本をご注文の方は下記へお申し込みください
住所・氏名・電話番号をお知らせいただければ
振り込み用紙をお送りいたします。
郵便番号214-0008
川崎市多摩区菅北浦4-12-6
川崎市星ヶ丘郵便局 局留め
水野英子
以前水野英子さんBSに出てらしたけど、書き下ろしを受け入れてくれる
出版社がないそうだ。
少女漫画の先駆者なのに・・・。
ゆっちゃダメなんだろうけど
古すぎるもん
読んだことないのでストーリーはわからないけど
絵は古さが逆にイイとオモタ。
数年前に代表作がいくつか文庫化されたものの、軒並み品切れ・絶版に
なっているのが残念。それらの巻末に寄せられた多くの少女漫画家からの
ファンレターは壮観だった。
>>850 昨年新宿の書店で催された原画展で見かけた水野御大は黒のドレスを召していたよ
まだ続けるの?
ここは大島スレ
明日はお誕生日。
赤いちゃんちゃんこさしあげなくては。
866 :
花と名無しさん:2006/08/30(水) 01:45:58 ID:AXYe/Ie+0
ちょっとムシャクシャしてるから、ちょっと猫を虐待しようかと思う。
他人の目に触れるとまずいので家に連れ帰る事にする。
嫌がる猫を風呂場に連れ込みお湯攻め。
充分お湯をかけた後は薬品を体中に塗りたくりゴシゴシする。
薬品で体中が汚染された事を確認し、再びお湯攻め。
お湯攻めの後は布でゴシゴシと体をこする。
風呂場での攻めの後は、全身にくまなく熱風をかける。
その後に、乾燥した不味そうな塊を食わせる事にする。
そして俺は牛臭い白い飲み物を買ってきて飲ませる。
もちろん、温めた後にわざと冷やしてぬるくなったものをだ。
その後は棒の先端に無数の針状の突起が付いたふわふわした物体を左右に振り回して 猫の闘争本能を著しく刺激させ、体力を消耗させる。
ぐったりとした猫をダンボールの中にタオルをしいただけの質素な入れ物に放り込み 寝るまで監視した後に就寝。
こうして猫を虐め上げてやろうと思う。
…
毛玉虐待スレのテンプレ貼ってなんか意味があるの?
あ、ちなみに、この虐待=愛情こめたお世話の言葉遊びだから、心配しないでね。
>>868 そんなのわざわざ説明しなくても読めば適切な世話してることはわかる
すぐお風呂にいれたり、牛乳あげるのは適切とは言いがたいけどね。
だね。
猫なんてポリバケツの中の食材食ってても死なないよ
868だけど、ゴカイする人が多いので(もとのスレではね)、余計なお世話だけど、解説しました。
スレ違いスマソ。
このこぴぺ古いよね。もう何年も前からあるよね。
誤解してる人みたことないんだけど、いるとしたら
大島漫画に登場するような変わった人なんだろうな
>>872 人間も死なないよ多分。ためしてみれば?
ちなみに猫でも
ひもじさに負けて変なもの食べるとおなか壊すよ。
コピペなのか
虐待してるとは思わなかったが、どうレス返していいかわからんかったよ
毛玉虐待スレでは、真面目に怒る奴が結構いるって。
見たことない、って言い切るのはお前の狭い視界に入ってこないだけ。
毛玉虐待スレなんかみないしね〜♪
本の旅人、定期購読しようかなぁ。
…さすがに幼児向け雑誌は買う気がおきないしな。
猫殺し作家は、不妊手術させるほうが猫の自由を云々て
自己弁護しているらしいが、じゃああんたは自分の子供を
生むたびに自分の枕元で目の前で捻り殺されたらどう思うか、ってことだな。
そっちの方がよっぽど精神がズタズタになるだろう・・・。
綺麗事言ってないで自分の手に負えないのなら手術するべきなのに。
どこかで吐き出したかっただけです、ごめんなさい。スルーしてください。
とっくにスルーしてるよw
あと二時間足らずで、お誕生日だなぁ。
一緒の時代に生まれて良かったな。
同時代に生きてるのってなんだか嬉しくなるよね。
お誕生日おめでとうございます
はっぴぃばぁすでぃ
お誕生日おめでとうございます!
あなたが生きてる、同じ日本にいるだけで嬉しい!
お誕生日おめでとうございます。
どうかお体をお大事に。
大島さん、アニマル浜口と誕生日が同じだったんだね・・・
お誕生日だったのか。
おめでとうございます。
お誕生日おめでとうございます:*:・。,☆゚'・:*:・。,ヽ(・∀・)人(・∀・)ノ ,。・:*:・゚'☆,。・:*:
ありがとうございまふ
Happy birthday
今日誕生した人:
リチャード・ギア(俳優 1949)
杏里(歌手 1961)
別所哲也(俳優 1965)
野茂英雄(野球選手 1968)
大島先生はぴーばーすでー。
それはそうと、「ほうせんか・ぱん」は
最初読んだ時からあまりよく分からなかった?が、
最近読み返して、やっぱりなんだかしっくり来ないことに気づいた。
読解力なさ杉で情けないが・・・
主人公のみどりが、自分ちの居候だからって親友の恋人に
「わっ秋生ちゃんはフリーだ!」とか言って平気でアプローチしてんのも
なんか違和感があったし。
当人どうしは両思いなのに普通そんなんするのかと・・
あと、マーヤがインドへ行くと聞かされた後に、秋生にそれを説明しようとしたとき
「言ってはいけない より残酷なことをしなくてはならなくなる
マーヤの目を信じよう」
っていうのがあまりよくわからないんです。
だってこの場合、まやは本当は秋生から心変わりなどしていないのに、
インドへ行くためにラブレターを売りつけに行ったことになってる。
なら正直に言ったほうが誤解?が解けていいのでは?
何にせよ、まやは恋人を自分から手放したことには変わりないから、
どっちにせよ秋生を傷つけることになるからかな、と解釈してるけど・・
何か親友本人が望んでるのをいいことに、親友から彼氏を掠め取った話って
印象の方が先にくる・・
大島さんは還暦?
来年です
キッズステーションで綿の国星のアニメやってたな
Nさんから送られた
赤いちゃんちゃんこに赤頭巾姿で
猫たちと還暦祝いする大島さん・・・
う、あの自画像からは想像できない。
きっともっと洒落たお祝いをするのだろう・・・。
スレ違いかもしれないけど、
白泉社から出てる岡崎呼人さんの「わんの実」
というのを買ったらすごく良かったです。
擬人化した仔犬の話なので、ちょっとだけ綿国を彷彿させるのと、
今時にしては珍しい文芸的な感じの内容に
大島ファンにもお薦めできるかもです。
大島さんとはまた味わいが違うけど、
読んだ後に切なくなるような暖かくなるような感じが味わえました。
以降は岡崎某さんのスレでヨロシク
誰か894のレスにもそろそろ反応してやれよ
>大島先生はぴーばーすでー。
まで読んだ
まーやが素敵
>>894 同じような印象を持ったよ。マーヤが余計いい子にみえた。
かく語りきの薬子は本当に秋日子の友達なんだろうか。
8割方嫌っているように読めてしまうのたが。
そんな風には全然受け取れなかったけどなあ。
大好きでしょうがない、だから妬いてしまう、もどかしく感じてしまうって感じだけどなあ
>薬子
友達に対してなら全てマンセーってわけじゃないだべ
それに嫌ってるようには私は感じなかったよん
独占欲憶えるぐらいの屈折した愛情持ってんじゃん
あ、独占欲ゼロの愛情の方が少ないかスマソ
>>906 薬子さんは秋日子のことが大好きなんだと思うよ
女の子ならでわの感情だよね
>>910 レスアンカ間違ってない?906は大好きだからって言ってるじゃん。
薬子は山羊の〜の主人公の友達とかぶる
あっちは同性愛気味だが
>>905 どこでそんな風に読んでしまうのか
詳細に教えて欲しい
嫌味とかじゃなくて
上位にたちたいとかいってたから?
そういう荒れるレスはやめろよ
荒れるとか叩きじゃなくて純粋に知りたいんだよ
同じものを読んでそういう風に思う人もいるだって知りたい
905の友だとの定義とか8割がた嫌ってるってどゆとこで思ったから
興味あるんだよ。教えて欲しいんだよ。気になるんだもん。
何か怖いよ
ヨハネが好き
アポストロフィS
銀杏の実を食べた
が 好きよ
他にも好きなのたくさんあるけど
銀杏の実を食べた、じゃなくて
銀の実を食べた、じゃなかったっけ。
確かめたらそうだった ゴメソ
>銀杏の実を食べた
季節感があってよろし。茶わん蒸しが恋しくなる季節だ。
この前病気になったんですよ、末期のね。
で、生まれて初めて飼い主との別れを経験したわけですわ。正直最初は別れって簡単なもんだと思ってたのよ。
野良猫時代は普通のことだったからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは猫が経験するもんじゃない。冷血動物だね、は虫類だけが耐えられるものだよ。
最初に動物病院に入った時さ、めちゃめちゃ痛くて脚そろ〜って動かしてそろ〜っと尻尾ひきずったのよ。10秒くらいかけてさ。
でなんか体が動かなくなって診療台の上でへたりこんじゃったのさ。
そしたら飼い主がさ「苦しいのか」とか目で訴えてくるの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だからニャーンて鳴いたのさ。えぇ、そりゃもう鳴きましたとも。全てを忘れて鳴いたよ。家に迷い込んだ時のヤツの暖かいまなざしとか、
初めて膝で寝たときにホントに気持ちよかった事とか、エサをくれる時の呼び声とか色々思い浮かんでくるのを頭から振り払ってね。
だって長引くと飼い主がつらいだろうって思ったからね。
そしてらエライ事になった。
もうすごい即死。そして飼い主のすごい涙。幅3cmくらい。昔の漫画だけど星飛雄馬やはだしのゲンにも負けない。
それで横見たら飼い主がすごい悲しそうな顔を俺の方に向けてんの。ホントごめんなさい。
正直「飼い主を苦しみから救ってやるのが義務だぜ!」なんて見栄張らないで素直に最後まで悪あがきしてやればよかった、
せめて自然に任せて死ねばよかったと思ったよ。
心の底から承諾書にサインさせた事を後悔したね。
でも埋葬が終わって天国で「飼い主って寿命ありすぎるよな!これだから人間は。今度は長生きするカメにでも生まれるか」
とか言っちゃてんの。
ホント俺ってダメ猫。
…もう泣かないで下さい。
このコピペ見ると極自然に大島弓子・画のイメージが
脳内で再生される。
/ _ ..._''ヽ、 ,.、:‐ ヽ
,:' ´ ヽ ゛‐ '' ' ‐ 、 ヽ
/ / ヽ '.,
/ / ', ',
,' :/ ∧ i i
,' i / / ', , l l
l l i / ,イ / ', 、 i:. i: i i !
l i ヽ | i;| / | /' ヽ',ヽ. i| / ,i i l
', i \!', i゛| /| ! ヾ|: /_!_ / ,イ ; i !
', i ';'!"_レ二,_":;'‐ ‐'"レ_,,.|ノソ;ィ:' /' i ,' ばあさんは用済み
ヽ l'、 ','<´ !;:ッソ`' '"l;:ッソ`'>ツ; ,': / /
ヽ'ヽ. ヽ. `'''゛ `'''゛ ´/,.' ,.:' /
\ヽ、 `ヽ ,.:' //
\ヽ ヾヽ,_ ` ゛ _,,..;:'゛,.;. ' .!゛
`! ,:`ヽ. ` ̄'゛ // '/
∨!、トヽlヽ.、 ,、:'l:;ィ/!イ!
r'` i`'| `' ‐ '゛ | ; `i
,、 '゛ `ヽ / `ヽ、
_,:'゛ \ / ヽ,_
,、'"´ ! ,ヽ;'_ ! ``、
/ ヽ /クヾ、\ /i ヽ
久しぶりこのスレ来たが
まだグーグー3巻でてないのか・・・
来年も出る気がしない
ていうか、
1冊分の量がすでに十分あって
さらに作者はまだ連載していて
いったん出た刊行予告が抹消されたってことは
作者か出版社のどっちかの意向で
出さないことに決まったように思うんだけど…
何がイケナクて出せないんだろうな。
ネタ的にやばいのがあったとも思えないんだが。
そういえば捨て猫もらいに来た「フランス書院のお嬢さん」の
フランス書院って、ポルノ文庫の出版社なんだね。
角川が売り出そうとしないとは思えない
大島さんが拒否してるのか?
大島さんがストップかけてるって過去ログでみたよ
その2ちゃん情報がどれだけ信用できるのさ
言うと思ったけど、角川がストップしてるのなら早く出せ(゚Д゚#)ゴルァ!!ってなるけど
大島さんならしょうがないかなって、思えるから。でもなんでなんだろ、ほんと。
個人的なネタが多く改めて見返してみた結果
本という形で残したくなくなったからとか
病気ネタとかああいう形で読まされた時は結構ショックだったよ
一昨日飼っていた猫が死にました。原因はガン。
二度手術して最終的に肺に転移してアウトでした。
苦しんだ期間が短かったのがせめてもの救いです。
昨日焼いてもらって、今はカラカラの白い骨少々。
連れ合いが、ペットは死ぬときに飼い主の悪いところを
持って行ってくれるんだと言っておりました。
というのも、自分も来週、腫瘍摘出手術を受けるから。
(今のところ良性らしい)連れ合いの励ましやら猫の死のつらさやら
いろいろ考えておりまして、人間本意の考えですが、
不安が紛れて有り難い。同時に猫に申し訳ないと思う今現在です。
チラシの裏御免。
すごいチラ裏だな
>>932 猫ちゃんは気の毒でしたね。
932さんもあまり考えずに早く良くなってくださいね。
「ぐーぐー3巻」が出ないのは萩尾さんがストップかけているのかと
思ってた・・・。
大島さんならしょうがないかぁ。
でも「本の旅人」定期購読しているけど 処分しちゃったよ・・・。
大島先生があっさり味で死、というのを描けるのは
死ぬことによって悲しい、とかじゃなくて
死は何かを許す行為なんだと捉えているからじゃないかな
死ぬ時になってこの世のもの全てが美しいと感じるのと一緒で
死ぬ時にしがらみ全てから解き放たれて今までのものを全部許す感じかな。
小学生の子供が大人になって出てくる話しで、おじいちゃんが死ぬ時に
今まで自分をちょっと煙たくしてた家族らに何の不満も漏らさずに
じゃ、さいなら って感じで逝ったのを見るに。
>>934 萩尾さんはそんなちっちゃい人間じゃないと思う
あの11人がいる1の実写版を許した人だし
「11人がいる」実写化で心が狭くなった・・・ということはない・・・よな
が?
>「ぐーぐー3巻」が出ないのは萩尾さんがストップかけているのかと
すまんがなんでそこで萩尾が出て来るのか教えてくれまいか
>>939 大島さんが公園で保護した子猫5匹のうち 2匹を
萩尾さんの知人が引き取ってくれると 大島家に来訪したが
ヴィトンのキャリーご持参でした。
お、大島さん、そんな保護活動までしてるんだ。
>>940 d
子猫引き取るのにヴィトン引き摺ってきたなんて恥ずかしいから晒すなと、なるほどね
わたしはその程度で萩尾先生を悪く思ったりしない
っつか萩尾さんがそんなくらいでストップかけるわけないし
恥ずかしいこととも思わないな
原稿の直しや、表紙絵&あとがきに割く体力(時間?)がないのかね
生きてるかぎり待ち続けるつもりだけど、やっぱりサミシイなぁ…
3巻はどのへんまで収録されるのだろう。
・タマその後
・公園で捨て猫保護→里親探し
・ビー行方不明→発見
・タヌキ餌付け
・自宅庭にノラ用ハウス建設→ハナちゃん他登場
・ハウスで死んだノラ猫の逸話
・ミケマル顛末
・タンタン顛末
・ハナちゃん出産→子猫連れて失踪 ←いまここ
辛そうだなあ・・
てか、狸は餌付けしちゃダメだ。
野生動物は餌付けしたら、結果としてその動物を悪い状況へと向かわせてしまうから。
それに狸が餌付けされる事によって一層人近くに出没するようになると、飼い犬の持つ伝染病などにもかかりやすくなるんだよ。
以前それで大量に死んだし・・・大島さん・・・
大島さん そんなことやってたんかいな
野性動物の餌付け禁止は 基本だよお
一応狸のことについて獣医さんに聞いていたとおも
餌付けっていうか、外のノラ猫用に用意してあるカリカリを
野生のタヌキが食べに来てたんだよね
それで、タヌキ用にカリカリを多めに出しておくように
したんじゃなかったっけ?
…って、結果的に餌付けと同じか…
たぬきもカリカリ食べるんだ
佐々木倫子の月館のアライグマもカリカリっぽいアライグマフード食べてたし
野生でもお口にあうんだねえ
いま、大島さんのところには何匹のねこがいるの?
ヴィトン持ってる事の何が悪いのか全くわからん
持ってる事じゃなくて猫入れるのに使うのが変って話じゃ・・・
ちょうどいい大きさだったってだけじゃないの
ちょうどいい大きさじゃなくて 猫(犬用?)のキャリーバックだったのよ
萩尾さんがストップと言ったのは冗談だったのですが・・・。
遠くの本屋に行ったらおひさま発見!
まだちびねこ続いているんだねぇ。
こっちも第2巻が出そうなくらいストックがありそうだと思うのだが
やはり連載2つだけでもいっぱいなんでしょうか。
てか、猫貰うのにちゃんと猫用のキャリーバッグ持って行って
何が悪いの?
と、ここまで書き込んでちゃんと
>>959に萩尾さんがストップかけてるのは
冗談だって書いてあった、ごめん。
でもじゃあなんで萩尾ストップって冗談が流布?してるのかがわからんのだが。
自分でもなんか混乱してきた
サバ時代のエッセイ漫画を思い出す。
仔猫をもらってもらうはずの友人がなかなか現れず、
やっと現れたと思ったらなんと、
道草して買ったと思われる
シルバーフォックスの毛皮コート姿。
ご友人は仔猫をそのまま新品毛皮コートの胸元に押し込んで、
ペット連れ込み禁止とおもわれる喫茶店で
「バレやしないわよ」と大島さんと優雅にお茶。
さすが大島さんのご友人だけあって浮世離れしてる・・・
と感心した覚えが。
>猫(犬用?)のキャリーバックだったのよ
後出しですか・・・
>>953 >外のノラ猫用に用意してあるカリカリを
>野生のタヌキが食べに来てたんだよね
>それで、タヌキ用にカリカリを多めに出しておくようにした
それなら不可抗力じゃないかなー、猫のカリカリ確保のためだし
たぬを捕まえて遠くに捨ててこれるはずもないし、仕方なかったと思う
早くそのへんの経緯についても漫画で読みたいと思うけど
もしかしたら、それで批判があって単行本化できないのかな?
>>962 最初の
>>940でヴィトンの「キャリー」ご持参って書いてあるよ
犬猫飼いなら、キャリーでペット運搬用バッグを連想するけど
ペット飼ってないと、すぐには結び付かないかもしれないね
つか
>>939へのレスである
>>940だが
>ヴィトンのキャリーご持参でした。
冗談にしても猫の里親紹介しただけで萩尾がストップかける理由にはならんし
>>940が意図した理由は上の一文だと読めるのだが漏れの読解力がおかしいのだろうか
そういえば中村うさぎさんが
飼い猫を動物病院に連れて行くのにキャリーがなくて
エルメスのバッグに入れてったら中でンコされたって話があったな
個人的に一番ヤヴァイと思うネタは
子猫の里親の1人が、大島宅から連れて帰る時に
バイクの荷台に子猫入りキャリーをくくりつけて
帰ったところかな・・・
大島さんも「心配だ」って書いてたけどさ、
あれは批判を呼びそうだなとは思った。
もちろん大島さんの責任じゃないけど。
途中でずり落ちる心配とか考えると…
あと、爆音と振動の恐怖で子猫はパニックだったろうなぁ
>>964 間違ってないと思うよ
何をもって恥と定義するかは人それぞれってことですにゃ
冗談も言えんな
ヴィトンの犬猫用バッグまで買える経済力持っててバイクで来れる距離ならタクシーでも使えばいいのに
そもそも車もってねーのかよ
972 :
次スレ:2006/09/09(土) 16:57:18 ID:VeG2zNZq0
軽口くらい いわせなちゃい
キモ…
もうなにが軽口なのかわかんないもん 厨は大人しくしてます、ハイ。
>969
ヴィトンのキャリーと
バイクの人は、違う人
保護した子猫は何匹かいて
萩尾さん(2匹)
バイクで取りに来た人(編集者?)
フランス書院の社長のお子さん
にそれぞれ引き取られたんじゃなかったかな。
バックナンバー処分しちゃったんで確認できないが
いまどき、コギャルだってヴィトン持てるなら、
長きにわたり読者を魅了してきた少女漫画界の大御所かキャリー持ってていいじゃないか。
てゆーか萩尾先生みたいな方に持ってもらいたいです。
女子高生とかが持つなら。
979 :
花と名無しさん:2006/09/10(日) 05:45:16 ID:X7jiEhWp0
(ノ・∀・)ノ = ● (((●
画アニコ画アニコ画アニコ画アニコ画アニ
画アニコ画アニコ画アニコ画アニコ画アニ
目
●))) 目
コニア画コニア画コニア画コニア画コニア
コニア画コニア画コニア画コニア画コニア
目
目 (((●
画アニコ画アニコ画アニコ画アニコ画アニ
画アニコ画アニコ画アニコ画アニコ画アニ
確かに50代以上のびとんはお洒落に見える。
ただし、
キャリーだけじゃなくバッグからトランクから全部持ってそうな人限定で。
それおしゃれか〜?
あれだよ、むかしヘプバーンの映画にあこがれたのねオバサン、
意外に少女趣味のままねとしかおもえないよ。
ひとつで「かためる」のはおしゃれじゃない。
大島スレでオシャレ談義しなくていいから
全体的に品良く調和が取れてたらオシャレ
バランスが悪くて下品に感じたら非オシャレ…かなぁ
結局はバッグ云々と言うより、その人自身の雰囲気が肝心なのかも
980タンが言ってるのは全身同じブランドで固めるって意味じゃなくて
経済的な余裕やブランドに対するゆとりの事を言ってるんだとオモ
そろそろ成人式だから晴れ着買わなきゃ
とすごいチラ裏で話題を変えようとしてみた
晴れ着といえばいちごの振り袖
と無理矢理その話題に乗ってみる
帯にダリヤの刺繍して
>>985 若いファンの方もいるんですね
なんかうれしいな