>929
一番身近にいそうで、迷惑かけられたことがありそうなタイプだからじゃない?
妙に実感わいちゃうとか。他のフラワーズキャラいそうでいないから・・・。
極端に言うと
「アタシはこんなに気を遣ってんのに!なんであんなにズボラなあの子が許されんの!
大らかとか憎めないとか言って、いつも尻拭いするのはアタシじゃないの!」
っつー臭いを感じる。
>>929 >>932-933と同意なんだけど、あとプラス
坂井叩きというよりは、ただ単に連鎖反応&
他に新しい話題もないから暇つぶし的なモノもあるんじゃないかな。
あくまで個人的な意見だけど。
実際そんなに重要な子でもないし、
特に印象に残ったエピでもなかったんだけど、ここ読んでから読み直すと
なるほどねーと、それはそれでまた面白かったよ。
3巻はシゲ&真島のエピが派手で肝だ!と思ってたんだけどね。
それは出尽くした感あるし。
ダラ子叩きはなんかかわいそうだけど
こういう流れになるのもよしながが日常的な光景を描くのが上手いからなんだろうな
とあらためて感心させられる。
だらしない所は、部分的には直せると思う。
でも、そのひきかえに大切なものを失った気がする。
結構性格悪いよ、自分。人のだらしなさに冷ややか。
笑ってるけど。文句は言えないんだよなあ、わかるから。
山根さんメインなら彼女の視点で見たかったな
それがいきなり誰だっけこの子?って感じの坂井メインで
しかもだらこってのがこの回あんまり好きじゃない原因だな、自分は。
坂井さんは、いつも集ってるメンバーにこそ入ってないものの、
最初の話から要所要所でモノローグしたりしてるから、
「誰だっけこの子?」って思った人は少ないと思う。
たぶん今後も、ところどころでキーになってくるキャラクターだと思うんだけどな。
サカイさんだらしないって話だよね?
別に叩いたりしてないと思うんだが…
自分はこの回結構好きだった
どっちかつーと山根さんの事情が知りたい
若いのになぜあんなに達観しようとしてるのか…w
>>939 頭いいんだと思うよ。で、賢い祖父とか祖母が育ててそう。
両親は共働き。
すごく頭がいい人ってさ、パニクらないよね。
脳内解決、しかも早い。まあ、そういう頭の良さの話だけど。
実はファンシーなものが好きな山根さん。
これかなりツボだった。
ダラ子も翔太も相沢さんもどことなくファンシー。
坂井さんと彼氏の会話がいいなあと思った。
内容もだけど、「あ、そうか、ごめんよー」とか喋り方がいかにも
高校生カップルの会話っぽくて。
>941
ほかの二人は同意だが、相沢っちはファンシーか?
944 :
花と名無しさん:2006/06/18(日) 12:45:30 ID:XG9UBeO80
よしながふみの作品ってその時の人物の気持ちを○○字で説明しなさい、という
試験問題の模範回答みたいで、要領のいい生徒の宿題読んでるみたいな気分になる。
調べてまとめるという作業は上手っぽいけどリアルさがない。
露骨な描写のようでいて実はキレイごとからはみ出すとまずい801の見えない枠に
まだ縛られてるせいもあるのかな。
その辺りを一歩突き抜けたら大化けしそうなので5年10年後が楽しみ。
偉そうに、なにさまだっつーの
底の浅い人が来ましたね(・∀・) ageてまで言う事じゃないわな。
「要領のいい生徒」への憧れと嫉妬がだだ漏れしているいい書き込みだと思います。
まぁ、確かによしながさんは頭のいい人なんだろう
話の運びにそつがないものね
でもそれは難点じゃなくて美点といっていいと思うけど
…少女マンガにリアルさを求めてるあたり既に終わってる。
今でもトップクラスなのにこれ以上大化けするのか〜そりゃ楽しみだw
つーかきれいごとが全くなくなったら読んでて辛くなるよ。
今ある少女漫画(いや、漫画全体かも)で、読んでて安心感があるって
だけでよしながさんは素晴らしいと思ってる。
安心感があるってのは、ストーリー展開やキャラが破綻するかもという
心配がなく、作者はちゃんと終りが見えて描いているんだろうなと読者に
思わせることができるって意味で。
944の書き方は癇に障るが、
確かに、きれいにまとめすぎてると感じることはある。
きちんとまとまった物語が良いのはもちろんだけど、
激情をぶちまけて、あえて収拾をつけないままにばっさり終わらせる
物語の余韻の良さってものもあるから、
よしながさんのそういうのも、できれば見てみたいとは思うよ。
作家の個性とか読者の好みとか、そういう問題だから、
無理強いしたいとは思わないけど。
>>947 美点なんだけど、要領だけで話をまとめられる実力があるだけに
それが悪い方に転んだときが怖い。
例えば西洋の後半にちょっとそれが出てるように感じた。
>>951 全面的に同意。
>>952 逆に予定調和の上手さは好きで、予定調和させること自体が目的になることが
不安であり不満。BLや少女漫画だと思って読んでるうちは気にならなかったのが
上手いのでその枠内であることを意識できなくなり気になりはじめた。
話ぶったぎってスマソ。
こないだ「それを言ったらおしまいよ」を買ったんだけど、
その中の「ある5月」っていう話の意味がよく分からなかった。
誰か教えて!
「これだけできるんだから、こういうのもお願いしたい!」
って読者にどんどん期待をさせてくれるよしながさんはスゴイよなあ・・・
と、このスレを見ててつくづく思う。
>>944はなんかのテンプレ改変なんじゃないか?「5年10年後が楽しみ」って辺り…
そろそろ次スレだが…
本スレは本来はPart 13だから次はPart 14?
>>956 944=953だけどテンプレ改変ではなくオリジナル。
いずれさらにフィールド広げて大御所化すると見てるから
5年10年後を本気で楽しみにしてる。
あれで30そこそこなんだから本来文句言うべきでないのだけど
上手すぎて器用さが先行し過ぎているように感じる。
今は漫画家にしろ作家にしろ早く燃え尽きる時代だけど
才能のある人はじっくりと力を蓄えて欲しい気がする。
少女漫画家って代表作と呼ばれるような作品は、
20代〜30代のうちに描き尽くしてしまうものなのだが。
40代になると、目が悪くなり腕の力がなくなって
ペンタッチが目に見えて衰えてくる。
目と腕を酷使する商売である以上、しかたがないものなのだけど…
ちなみによしながさんは今年33か34歳だっけ?
10年後って44歳だぞ。この歳で化けた漫画家なんているのか?
こういっちゃナンだが、944はマンガ読んで楽しい?
少なくとも私の楽しみかたとは違っていそうだ。
なんちゃって評論家でしょ
更なるオモロイ作品を世に出して欲しいとは思うけど…。
大化けって所謂評論家とかにウケがよくなるってことでしょ?
新聞に載ったりメディア系の研究者とかのネタにされたりとか。
>>954 意味がよくわからないって、具体的にどのへんが?
よしなが作品の中でも特に救いがないっていうか後味悪い話だよね
「愛すべき娘たち」の、家庭環境の複雑さから、どんどん堕ちていく女の子の話に似てる
>この歳で化けた漫画家なんているのか?
化けたって言い方がアレだが、過去の名作から更に一皮むけて
話題作・新たな代表作を生み出すということでいえば、
萩尾望都の「残酷な神が〜」は40過ぎてから連載開始。
山岸凉子の「テレプシコーラ」も、完結すれば必ず代表作と呼ばれるだろうし、
大島弓子の新境地だったサバシリーズもほぼ四十代に入ってから。
単に売り上げってことから言えば、
最近連載が終わった「君のいない楽園」は作者の最大ヒットだと思うけど、
作者はもう四十代になってると思う。
>>963 でもまぁあの子は結局自分を理解してくれるいいだんなさんと結婚できたじゃん。
幸せになれてると思う。最後にダンナと主人公(あの子の元同級生)が話してるとこを見て、見てあー、良かったなっ
て思った。
あのシリーズ後味の悪さといえば、私には修道女になっちゃった話かな。本人、あそこで人生止まっちゃってる。
>>964 >化けたって言い方がアレだが、過去の名作から更に一皮むけて
>話題作・新たな代表作を生み出すということでいえば、
その二つはかなり意味が違うんじゃ…
いいんじゃないか修道女になったって。
最近は女性でも司祭になれるし結婚もできるよ。
ただ「誰も愛することができない」なんつってる人が
「イエスただ一人を唯一の救い主」と信じる一神教に馴染めるんだろうか。
むしろ仏教の方が向いてるんじゃないかと思った。
「40超えて代表作を残せた人がいる」んじゃなくて「40超えても代表作といえる作品を残せる人以外は
脱落してしまってる」ってだけじゃない?実際みな筆も遅くなって量産もできなくなってるから、良作が
やたら際だつ。
そして例に挙げられてる人たちはどの人も別に大化けなんかしてないと思う。実力維持してるだけで。
私は萩尾さんや山岸さんも好きだけど、篠原千絵さんも好きだな。彼女も転んだりしつつ、時々良作
を描いてる。テイストは違うけれど。
>>968 そこなのよ、修道女ってつまりは神の花嫁なわけだから、向いてない気がして。神様が一番(他の存在と区別
しなきゃならない)にできるのなら、そもそも「区別することを罪悪と感じてしまう」ことから解放されてる筈。
区別せずに誰もを愛する、というのは神様自身な筈なんだけど。
よりによって修道女になった意味が全く見えない。
マザー・テレサのように活動する人方面へ邁進するのならまぁわからんでもないが。
修道司祭と教区司祭では信仰における動機や目的が全然違う。
修道士になるっていうのは、イコール世俗を捨てるってこと。
神の花嫁になるとか、そういうことではない。
しかも俗世の愛とは違うしね。
つうか「神の花嫁」って言われるのは普通は巫女のことなんじゃ
修道女は神の花嫁、修道士の恋人は聖母マリア
とか言われてるけど慣用句では。
>966
彼女の場合、現世にいたら押しの強い男だめんずに妙に
付きまとわれそうだから、それが無いだけでも楽なんじゃないかなぁ
本人は友情のつもりで皆と同じに接してても、相手からみると愛情に
見えて男女関係こんがらがりそう。
修道女だと、一応男性に対して性的に接することは無いて建前だと
相手もわかってるだろうし、誤解もされ辛いだろうし。
>976
だめんずに云々ならあの見合いした相手と結婚してたら
男よけになってたんでは?
宗教的意味はよくしらんが修道女になったことで
自分の道を見つけ救われたと感じたよ。
あそこで止まったとは思わなかった。
いろんな感想があるものだね。
>マザー・テレサのように活動する人方面へ邁進するのならまぁわからんでもないが。
私はこっちの意味にとったよ。ひたすら神と向き合うのではなくて、
禅寺(?)の様に毎日毎日滅私奉公して、ボランティアに励むのかなーと
それだったら区別せずに人類愛でオケーと
あの話は「すべての人を分け隔てなく愛したい」の時点で共感できなかった。
平等に愛しようとすると誰にも何一つ与えられなくなるんじゃないのと。
じいちゃんの理想に縛られて自分を見失った可哀想な女性に見えたな。
読み物としてはよかったけど。
莢子がそこそこの容姿か、それ以下なら問題はなかったのかな
容姿が美しく(ずば抜けて整った顔とかじゃなくても
キチンとしてる感じのきれいな人って意味で)
なかったらあの人格、考え方にはならなかったかもよ。