1 :
花と名無しさん:
立ててみます…
前スレのログを保存していなかったのでテンプレ等不明です。すみません。
最終巻が発売されたばかりの「陰陽師」について、
またその他の岡野作品について語りたい方、ドーゾ。
2 :
花と名無しさん:2005/10/01(土) 01:27:09 ID:???0
2get
3 :
花と名無しさん:2005/10/01(土) 01:38:06 ID:???0
4 :
花と名無しさん:2005/10/01(土) 01:44:14 ID:???0
>1サン
乙〜
最終巻の発売と同時に前スレ終了、
しかも、落ちるのも早かったってのが
かつて一世を風靡した陰陽師の凋落ぶりを
現しているようでなんと鮮やかな諸行無常。
5 :
1:2005/10/01(土) 02:53:10 ID:???0
>>3 前スレ貼付けありがとうございます!
7スレ目だったか…。スレタイも「わからん」を入れなきゃだった…
スレ立て初めてだったので不手際だらけです。申し訳ないです…
>>4 スレも立たず、前スレさらっとdat落ちして行ったので、むしろこのまま
思い出にしておきたい(?)人も多かったのかな?
でも最終巻もかなり加筆されているようですので、また新たな角度から
わからん派わかった派両派の感想がきけると嬉しいです。
6 :
花と名無しさん:2005/10/01(土) 02:58:50 ID:???0
あっ。しかも“岡野玲子のコーナー”だった…“わからん”よりそっちが重要ですね。
重ね重ねすみません…
7 :
花と名無しさん:2005/10/01(土) 11:18:49 ID:???0
最終巻、一応筋らしきものはあったけど、なんか後半やばかったなあ。
絵もおかしいし、理屈?も意味わからん。
8 :
花と名無しさん:2005/10/01(土) 11:31:52 ID:???0
まるで途中で打ち切りにされたようなありさまだが
これで加筆されてるのかw
「消えさりしもの」ぐらいならまだ楽しめるんだけどねー
9 :
花と名無しさん:2005/10/01(土) 11:39:33 ID:???0
編集者がエヴァンゲリオン世代なんだろ。
10 :
花と名無しさん:2005/10/01(土) 12:27:35 ID:Ra6uA8NSO
13巻読んだぁ。なんだあの厚み。みんな顔が同じに見えて、誰が誰だか解りにくかった。
分からなくて途中で脱落したけど、やっぱり分からない人多いんだ。
なんか安心したわ。
今度は獏が漫画陰陽師の解説書を一般人向けに書いてくれないだろうか
>11
夢枕と岡野は別物だから無理
読みましたが、やっぱりエジプトが癌やなー。
あれがなかったら結構分かりやすいのに。。。
>>13 >やっぱりエジプトが癌やなー。
おかげ?で日テレのツタンカーメンのCMですらイヤに感じるわ・・・
>>1さん、乙
むしろこのタイトルが今の状況を表してて却ってよさそう
…本当に何もわからんorz
乙。
…さて、早速全巻まとめて古書店に売りに行くか orz
>>1さん、乙でした。
ほんと最終巻の発売と前スレの終了が重なりましたね。
もう済んだことだし、なければないで良いと思ったけど
新スレたつと、そこはかとなくウレシイ…
ところで
>>11さんの
>今度は獏が漫画陰陽師の解説書を一般人向けに書いてくれないだろうか
ていうの、獏さんにとっては残酷な気もするけど何だか興味ある…。
岡野は獏氏を超えようとしたんだろうね。
ストーリーでは明らかに超えられない所を、知識で超えようとしたんだとおも。
「蟇」では大伴なんか持って来たあたり物語が深くなって、
超えた感もあったけど、それだけ。
元の話に装飾するのならば、もの凄くうまい。
元が無い話を描こうとすると、とたんにぐたぐた。
12-13で面白いって言われてる箇所は、
何故か突然申し訳のように原作引いて来た所のようだし。
獏氏の手を離れた後半はクロウリーの小説のようにつまらない。
アテモノ勝負のあたりとかまではまだ面白いと思った。
中身を当てる占いの結果とかも、まあ、まだ理解ができないこともなかったし。
道満がケンレイ門の前に来た辺りから、ほんとにうなされた時見る悪夢みたいに
意味わかんなくて怖かった。すげーって思うんじゃなくて、マジ引く感じ。
21 :
花と名無しさん:2005/10/01(土) 23:37:42 ID:fdf5NJOC0
よかった。
みんなわからない話なんですね!
今日12、13巻を買って読んでる途中だけど、
原作から逸脱し始めてから全然ついていけなかった。
また最初からジックリ読み直そうと思ってたけど、
何度読んでもわからないんだろうな。
日テレでツタンカーメンの死が
撲殺では無い説がCTスキャンであきらかになった(らしい)
あと17歳で死亡となっている事(漫画では19歳)ですがどっちなんですかねえ。どっちでもいいですか、そうですか。
詳しい人います?
9歳で即位、18歳で死亡という資料を読んだことがあるけど
そこまで詳しくはないのでわからん。
でも日テレではツタンカーメンをアメンホテップ4世の子供にしてたから、通説以外の資料を持ってきてるかも
通説では、ツタンカーメンの父は体面上はアメンホテップ3世で、アメンホテップ4世とは兄弟なんだよね〜
誕生が3世死亡後だから実父はわからないんだけど。
母親もミタンニ人の王妃テイィじゃないし、ネフェルティティもミタンニ王女じゃなく、ヌビア人にしてたし
アンケセナーメンが父親(アメンホテップ4世)の王妃をやってたのも無視してたし。
追記というか訂正。
ツタンカーメンの母親は通説では、ミタンニ人のテイィ(アメンホテップ3世の王妃)なんだけど、
日テレ番組ではアメンホテップ4世の側室キヤを母親にしてたから、
聞いたこと無い説だなぁ、そもそも私そんなに詳しくないしな。通説くらいしかシラネ。てことです。
>23
アリガd。
>>20 つげ義春が実験的にやろうとしたことを、天然で出来てしまう女史は
ある意味凄いかも。
誰か、女史が「分かる人に分かればいい。」というような事を
言っていた裏が判る人いる?
それって、私の書いた晴明像が正しいとか、
正しい晴明像を伝えて欲しかったと言われた。とか、
そんな恐ろしい理由ではなかったよね?
前スレかなんかの記憶があるのだが、ちと曖昧。
ちゃんと女史が自分の書いた物が虚構だと判っているのなら、
もう魚の腐ったような目でブックオフに捨ててくる。
10月8日の紀伊國屋でのサイン会、
獏さんとのジョイントに・・・
>26
岡野女史は晴明に云々〜って言われた、というような発言をしてたはず
細かい表現は忘れたが、自分が思いついたのではなく
いわゆる電波を受信したような表現だった
それが自己演出か本当に思い込んでいるのかなんて、岡野氏にしかわからん
たとえ晴明から真実、電波なお告げをされたにしても
それを一般人にわかりやすく出力して作品にできなかったんだから
少女漫画家としては終わってるよ・・・orz
もっとマニアックな雑誌で生き残れるか、と言えばそれも怪しい気がするがな
>>28 どうもありがとう。
やはりそうだったかorz
電波でも自己演出でも…なんか女史の凄い暗黒面を覗いた気がするよ。
作家は史実と創作をどう折り合わせて、物語を紡ぐかが肝だよな
と思って、女史の中でどこまでが虚構で、どこまでが「本人だけ」の
真実なのか激しく気になってさ。
わからない人の自分には、区別がつかん。
自己演出ってのは慧眼、恐れ入りまつ。
巫女的演出を狙ってるのなら、もう物語を書く事は放棄してるわけで。
そう思うと「分かる人には〜」って言葉に欺??を感じる。
さんざん言われてる電波については、
コミックの巻末にも、どこぞの社で何かががどうとか、偶然にしては…
とか書いていたけど、それくらいのシンクロニシティって誰にでもあるし…
無邪気なんだなとスルーで生暖かく読み直そうと思ったのだが。
晴明に〜となると、夢枕部分以外はすべて受信に思えて…orz。
窓から捨てるか。
蛇足だがお告げの晴明は、保憲とのことや、真葛のことや、道満のことをどう許可してくれたのか知りたいw
31 :
30:2005/10/02(日) 04:31:41 ID:???0
すまん化けた。「欺まん」ね。
ここ見て「よかった他の人も判らなかったんだ」という人は危なっかしいな。
ハッタリに騙されるのは仕方ないとしても自分が面白くないなら面白くないでよかろう。
つうか、私も他の人も判らなかったんで安心した口かな。
比丘尼以後だんだん判らないってか、面白くなくなっていったんだけど、
自分としては「面白いはずだ」という思い込みがあって、なかなか事実を受け入れられなかった。
偉い漫画賞も受賞してるし、何より自分が面白いと思って読んできたんだから。
「面白はずだが?」という疑問がだんだん大きくなっていって
10巻あたりから「これもしかして変?」になり、11巻でようやく「絶対に変」と確信した。
それで2ちゃんのスレでさんざん盛り上がってるのを発見して
やっぱり私だけじゃかったんだとおもたよ。
マクズちゃんの正体が解っただけでスッキリ♪
私は「小さい人」の正体が分からんというか、何で泰山府君なのか分かんなかった。
北斗七星にもう一個星があるっていうのは昔理科系のTV番組か何かで見たけど、
その星にそんな意味合いが?
野暮っちゃ野暮だけど脚注とか、巻末に用語辞典とか付けてもらえれば、
話の進行のどの部分が何に基づいて、とか何からヒントを得て、とかが分かって
却って少し安心して読めた気もするんだけどな。
画集の後書きで自分と晴明は同じ魔術師であるとかどーとか言ってたのって、
実際はどんな文面だっけ?
>>35 > 北斗七星にもう一個星がある
死兆星か
>37
死兆星だな
>>32 尤もだが、
わからないから、すごい!
わからなくて、すごい!
と騙されるポエマーよりも、
何故にこんなんが、もてはやされたのか、自分の感性を疑ってみる人は、ピュアなんだろう。
これから13巻を読むんだけど、
真葛はなんだったの?
は〜わけわからん13巻だったわぁ。感想書こうと思ったけどただそれだけ……。
誰より博雅が一番凄いと思うのは私だけでしょうか?
私は10巻辺りから判らなくなってきましたOTZ
昔、徴兵時の視力検査に使った国があったね>北斗七星のもう一個
私もこれから13巻です
巻物さんがどうなるのか気になります…
10、11巻と読んでどうなるのかと思ったら、結局最後は
晴明の平安京の守りを完成するっちゅう話に戻ってましたね。
ほっとしたというか、それなら10,11をまとめて1冊に
できたような気がする。まあいいけど。
エジプト絡めたい気もわからんでもないけど、それなら別に
妖魅変成夜話みたいにパラレルにやって欲しかったな。
13巻読み終わったんだけど、もう何がなんだか・・・。
どっか解説してくれてるサイトとかあるのかな?
それとも、このまま無かったことにしたほうが良いんだろうか。
岡野女史、原作よりも昔のある漫画を越えようとしたと確信。
でも超えられなかったって感じ。敗因は強引杉!
自分は、10巻以降、もう完全に面白がって眺めていた手合いなんだけど、
13巻を読んでわけ分からんながらも、ちっと、ほっこりしてしまった。
ずいぶんと大きな楕円軌道を描いて色々余計なものをくっつけながらも、
オリジナル陰陽師の「名はこの世で一番短い呪」って原点に回帰したように読めて。
ドラゴソボールか?
ドラゴンボールって、そうなの?
「梵天の塔」が使われてた漫画。
違ってたらゴメンなさい。岡野さん。
なんかもう、アガルタよりわからんよ。
13巻開けた瞬間ツタンカーメンが出てきたので一気にもにょった
エジプト人が出てくるたびに鬱…
そんなにエジプト物が書きたいなら別でやればいいのに
いつまでも名前使われる夢枕先生が気の毒で気の毒で…
なんでこんな本にお金払っちゃったんだろう。
漫画じゃねーよ、これ。
ポエムじゃないか!
ああ〜騙された〜金返せ〜。
11巻から買わずにブックオフで立ち読みした自分は勝ち組み
>>55 素直に「宜しゅうございましたね」と、祝福する気になれない
ココロが荒んだ自分。でも、決して負け組ではないつもりだ!
>>56 工エエェェ(´д`)ェェエエ工工 本当だったんだぁ・・・orz
>>56 たしかに同じ日付と時間帯だけど、何だか奇妙。
岡野さんの方だけに整理券配ってたみたいだしね。
まあ確かに、よくジョイントする気になったよ(お互い)
60 :
59:2005/10/03(月) 13:13:51 ID:???0
訂正。獏さんの方も整理券配ってたんだね。ゴメン
>>37-39 遅レスですがレスサンクス。…そうか北斗の拳のあの星のことか…
>>56 獏さんの方はどんな背景知識と、どんなポリシーで陰陽師を書いているのかな。
同じ題材で、何を捨て何を拾ってるのか、改めて聞いてみたい気もするよ。
まぁわけわからんかったけども、
最終巻にして保憲が割とまともに描かれてたのが救いだった。
>62 うんうん、そうだよねー。清明に信用されるまともな大人として描かれてた。
失敗もしてないし。
しかし、やっぱりケンレイ門から後がどこがどーなったのか分からない。
原作の新刊の保憲と引き比べると、とても救われない・・・・orz
>64
そうなの? 読んでみようかな…。
保憲も道満も自分の名前の本来の意味を思い出してひとつ解放されるみたいなのが、
本来のこのマンガらしく落とし前をつけた気がしてちょっと良かったな。
最終章も本誌掲載時よりはちゃんとしてる気がした。
>>64 小説「陰陽師」と岡野玲子の「陰陽師」はもはや別物なんだから、
比べるのがそもそも間違いだと思うけど。
特に保憲は端から別キャラだし。
別物ったって 原 作 なんだから
比べてしまうのは仕方ないよ
晴明とか博雅とか、初期は小説イメージに近かったものとの乖離を嘆くのはわからないでもないけど、
登場した瞬間から性格も晴明との関係も違う保憲を比べて救われないって
なんか変だと思うけどな。
漫画版保憲だけを指して、
「13巻で良くなっても、これまでの巻の扱いから見ると救われない」
とかならわかるけど。
保憲の登場はたしか漫画版が先だったよね。
でもストーリーが崩壊し始めた頃だったから、
あらすじ追うのに精一杯でよく覚えてない。
(当時はまだがんばって解読しようとしてたものだ…)
あえて印象を言えば生真面目で融通のきかないタイプ。
その後小説版に出てきたのは、岡野版とわざと正反対にしたような豪快で食えない男。
比べちゃうと良くも悪くも漫画の保憲は影が薄い。
昔の岡野さんだったら小説版とはまた違った
粋なキャラになる余地は充分あったと思う。
「ボクはボクで勝手にすすめますから」みたいな獏さんの心境を勝手に想像したな。
突き詰めれば同じ事じゃない?
>70は>68へのレスね
個人的に、漫画の保憲を好きじゃないから
原作と比べてキモイキモイと思っちゃうんだな
72 :
花と名無しさん:2005/10/04(火) 12:56:06 ID:FHp/m9Y90
13巻読んでみたけど、意味分からん買った。
あとがきで夢枕獏に一言も触れてないのが気になったがそういうものか。
73 :
花と名無しさん:2005/10/04(火) 12:57:31 ID:FHp/m9Y90
マンガ版の保憲ってホモなんだよね。
今となれば保兄との一件だって
頭のおかしな少年が勝手にそう思い込んでいただけの
すべては脳内の妄想だったのかも、
という気分になってきてる漏れがここを通りますよ〜
結局マクズは何者なのか、単行本読んで判らなかった私に教えてください。
前世ではツタンカーメンの妻だったというのはわかったけど、現世は誰の子?
それとギリシャの女哲学者もわからなかったけど・・・晴明の前世?なの?
ここってもしかして獏厨がわいてるの?
獏との相対的な評価で
岡野女史が勝手にずり落ちたせい
獏氏、マンセーであります。
同日発行の原作の新刊にどれほど、心落ち着いたか。
信者には分からないだろう。
>>75 間違ってたらごめんなさいね。
バラバラになった清明を集めて再生をさせている辺り
設定はイシス(ラーの娘でエジプトの最高女神)だと思います。
ヒュパティアは清明の前世で完成前に死んでしまったと言う設定なの
かな?と思います。
>>74 ソレダ! >すべては脳内の妄想だったのかも
と現実逃避してしまう自分がいるw
格好良さでいったら獏さんの保兄の方がダンチだけど、
岡野さんの保兄は登場時はかなりアレだったりしつつも
巻を重ねてキャラが良くなってきたから良かった。
>>76 原作者なんだからわかないほうがおかしいだろう。
獏氏の保憲は
晴明をホームズに例え、マイクロフト兄さん設定らしいね。
女史版が先発登板だとしても、
なぜ悲劇のホモ兄さん設定になるのか…
そんなんで修行の旅に出る晴明って…orz
というか、その辺の進行(博雅の愛の独白含む)は
膜の所為で離れて行くその筋にアピール?
んで総スカン?
>75
ありがとうございます。間違ってたとしても自分には確かめようがありませんw
イシスはわかるような気がします。エジプト王の妻は冥土の王オシリスの妻イシスと同一されますもんね。
だからツタンカーメンの妻であるマクズもイシスである、というのは納得できます。
それはともかく、平安時代では誰の子でしょう?見鬼とか竜王の娘?とか竜王の玉?
とかそんなセリフが飛び交ってたようなので、竜王の娘かと思っていましたが、
なんで晴明のとこに来たか?とか竜王は比喩じゃなくて実在するのかな?とか
全然わかりませんでした・・・ヒロインがこんな意味不明でいいのか?と思いました。
ちなみに白比丘尼、4巻好きだったので、いきなりラスボスみたいになって、激鬱です・・・。
前にマクズの正体がわかったって言ってる人いたけど、
結局意味不明のままなの?
わかったけど意味不明という意味だろうか。
なんか自分でも何言ってるのかわからん。
私は12〜13巻まだ読んでないんだけど
ずっとマクズ=晴明より分裂説(女の肉体を持った晴明)みたいな感じで
深く考えませんでした。正体判明したなら知りたい気もする。
イシスって泥から蛇を作ってラーを噛ませて、助けて欲しければ
真の名前明かせゴルァ!なんて脅して結局ラーを消しちゃったヤシだよな。
意味不明のエジプト設定もアレだけど、なんかM/M/R並みの
梔子の女も比丘尼タンもあれもそれも全部結局 豊 受 大 神 だったんだよ!
Ω ΣΩ Ω >ナ、ナンダッテー!
がイヤンだった
豊受大神って、伊勢神宮の外宮に奉られてる神様のことですか?
そそ。丹後より「アマテラスの台所をあずかってくれー」と勧請された神様ですね。
最終巻は焼き増し
安摩を舞うやつの話と似てて他の巻のデジャブが多かった。
やっぱりわからん。
陰陽師オタクと友だちになって
易から一つ一つ解説してもらいたい
そしたらもっと面白いのに。
最終巻買ってきた。
パラパラめくってみたけど、読む気になれん。
なんだ、落書きみたいに、書き散らした構図は・・・・って前からか。orz
90 :
花と名無しさん:2005/10/06(木) 16:25:49 ID:cS+QqXc70
最終巻アテの場面で疑問。
晴明は1+5+9=15の柑子(柑橘類)があるという卦を出しますよね。
で、卦は道満も同じなんだけど清明の卦は柑子の子を(鼠)って読むよう、道満が読み手の斎敏にテレパシーを送る。
おかげで晴明が勝ったことになり、(というか鼠の幻術を解くために鳴らした指が)道満のが面を取るように仕向けられる、と。
でも15個の橙の絵をみたらそもそもね、一段目、9個の果物の上に2段目、5個の果物は載らないと思うんですが・・・四個ですよね、最後上に一個載るためには。
理論上は9,5,1なのかも知れないけど理論と実際が一致していることを何よりもこの漫画が訴えているので不思議なんです。
一個は後で晴明を誘惑するのに隠したとか・・・色々考えても納得のいく解釈がでてきません。
また一個まるいもん忘れたとか、そういうオチなんでしょうかw
すべて終了した今だからこそいえる。
空気枕「原作」ならぬ「原案」になってしまったこの漫画、
4巻くらいの絵柄で「柑子だ」「鼠だ」のじじい道満対清明のやりとりが見たかったよ
>>90 思った思った。9の上に5載せたらこぼれねぇ?って。普通4だよね。
5の配置を五角形的にすれば無理矢理載るかなあとかいろいろ考えてしまいました。
まあでもあれはしょうがないんじゃない?全部奇数じゃなきゃいけないとか、
また何か別の都合であの数になってる気がする。
93 :
花と名無しさん:2005/10/07(金) 00:51:22 ID:MAWLD+2s0
>>90さん
> おかげで晴明が勝ったことになり、(というか鼠の幻術を解くために鳴らした指が)道満のが面を取るように仕向けられる、と。
そのつもりで読んでいたら、いきなり清明が大ピンチ!
ってことになっているので、もうそこで“????”でした…
何がどうなったんだかさっぱりわからない……
あと“手が触れられない”と女房に言われてる
翼の生えた?博雅はどうやって家に連れ帰ってこられたのでせう…
(あの、いきなり超人として目覚めた、みたいな意味も
よくわからない…)
“伊勢の御柱”の建て違いってのは結局何?
そのせいで権勢が源氏から藤原に決定的に移ったの?
で…呪が完成された今日の都はどういうことになった、んでしょうか…(--;
(応仁の乱でメチャクチャになるまでは呪が生きてたってこと?)
博雅と晴明が抱きしめあうシーンがありましたが、以前岡野先生、やおいファンにもサービスしてる
っていってましたよね?
あのシーンもサービス?全然嬉しくないんですが・・・
今となってはどんなサービスも嬉しく無い・・・・orz
岡野さんの巨大電波受信にいたる心の軌跡を知りたい。
漫画よりずっとミステリアスだ。
まあ知ったからといってどうなるもんでもないが。
で、なに?と思った漫画だった。
最初は面白かったのになぁ。
こないだ終わった種運命みたいな感じだね
総集編と回想で時間稼ぎしたあげくにどたばたになった種死と、
読者置いてけぼりでも作者としては(たぶん)筋を通して終わらせた
陰陽師を一緒にしちゃいけない。
……陰陽師も12巻で収まらなかったけどなー
>>96 白川静との対談が『桂東雑記<1>』(平凡社)に出てくるけど、
それを読むと、事情が分かるかもしれない。
対談それ自体は面白かったけど、もたらされた結果がこれじゃあなあ・・・。
何か分かったことがあっても表現が巧くなかったのかもしれないが。
>>99 情報ありがとうです、早速読んでみます。
あの後半部分はさっぱりわからんながらも、もしかして着想自体は面白いのかな…?
と思わないでもなかった。表現次第では、ガラッと印象が変わったかも。
ただその肝心の表現が、あまりにもね。
ひたすら色んなものをギュウギュウ詰め込んで
ありとあらゆる難解で象徴的な単語と映像で修飾してるだけみたいでねえ…。
明日のサイン会で女史に直接質問出来るかも知れないし。
参加券を持っている方、回答うp願います。
この漫画
読 み 方 が 分 か ら な い ん で す が
全てを、感覚で読め
話がわからんのはともかく
もう少し印刷向けの絵を描いてくれないものだろか。
そういう絵なのか印刷が汚いのか判断に困るよ。
原画は美しいのかな。
あれはそういう絵の方でしょ。
ペンのタッチとか、まあ好みは人それぞれだろうけど、色々あっても良いのでは。
もうさ、原画や画集を売るような
イラストレーターになればいいよ・・・
以前やった「陰陽師」の原画展では指定だらけの原稿だったよ。
無地トーンにコピーして貼ってるのかと思ったけど
別別に絵を描いて印刷指定で重ねてた。
なんか印刷業者や編集に無理難題言ってる感じがして、女史のこと好きになれない。
あんな原稿描いたら印刷でないにきまってるじゃん・・・
本当に印刷で綺麗に見えない原稿だよね。
もうストーリーを読者に理解出来る様に書くことは
とっくの昔に放棄しておられるみたいだけど
それならせめて、目で楽しめるものにはして貰いたかった。
あんまり分からな過ぎて悲しいので、自分としては
晴明は無事に帰ってきました
また博雅と酒を酌み交わせる平和な日々が送れます
都も安泰
女房も子供も元気
めでたしめでたし
そういうラストだったのだと思うことにしました・゚・(つД`)・゚・
スコラの時だっけ?
螺旋が綺麗に印刷出てなかってどーたらこーたらもめたの。
綺麗に出たバージョンがちゃんとあとで出たけど、素人目にはどう違うのかわからなかった。
今のところ売れているから多少の無理は通るのではないか
ようやく最終巻読んだ
何が何だか最後まで解らなかったが
神様とまで交信出来ちゃう清明が
何で現在の職業(身分)に拘るのかが最大の謎だった
口直しに読んだ「今日の猫村さん」の方が全然面白かったっすw
113 :
花と名無しさん:2005/10/08(土) 17:30:28 ID:sxh9Qh410
90です。
>>92さん
15という数字は有名な晴明vs道満のお話からですよね。
でも15という数字の根拠は自分で考えていい、と。
ピラミッドにしたかったんでしょうかね。
>>93さん そのつもりで読んでいたら、いきなり清明が大ピンチ!
晴明は社会的地位がありますから、
道満がいったような卦(殿上の不穏)ではなくて,
簡潔に覆いの中にあるものだけを言いました。
それだけで終わるなら卦は最終的には一緒なので、
後はどっちが気に入られたか、の話なんですが、
道満の狙いは優劣をつけることではありません。
まず晴明とヤッて(?)凍りついた(雪原で死んだ)泉を溶かしてもらい、
生命道満(いのちみちみつ)になる。
その後、その泉(変若水)を国の中枢(ハート)に納めることで、祝福される。
何で祝福されたいのか、といわれると、
”神聖さにおいて純粋無垢さ故に追放された(忘れられた)神が、
いわゆる現世の神である天皇に神意を糺す”
という日本の伝承、伝説のパターンじゃないかと思います。
ヤマトタケルノミコトが兄を八つ裂きにしたり・・・義経伝説もそんな感じがする。
漫画喫茶で12〜13巻見てきました。
分厚い13巻を最初に見てしまったため、
12巻は読む必要性を感じず、流し見の状態でしたが。
11巻発売当時に立ち読みして以来、久しぶりの岡野陰陽師。
確かに読むもののエネルギーを奪い、愚痴しか感想が残らないという
不思議な魔力に満ちた作品であるように思われます。
あれをを描けるっていうのは、ある意味尊敬します。
ほろ酔い加減の脳裏に浮かんだ淡い靄がかかったような情景を再現するための
病的なまでのこだわりようが凄い。
日頃漫画を読みなれている人をして読み方がわからないと言わしむる
独創的なコマ割の手法も凄い。
主要人物が軒並み異次元に行ってしまった中で、兼家達だけが初期と変らず
生き生きとギャグを飛ばし、それが面白かったりするのが悲しい。
でも、これでほっとしました。
一応最後を看取ったということで、自分の中でけじめがついた気がする。
後は心おきなく小説の世界を楽しもうと思います…
ちょwwwwwwおまwwwwwwアッ、イイッwwwwwwwテラウマすwww
>>113 そんなかんじで10巻から13巻まで解説してくださるとうれしいのですが
117 :
花と名無しさん:2005/10/09(日) 08:51:53 ID:IU9JZIEc0
90=113です。
実は何度も読み返してノートまで作ってようやく少しわかってきたところです。
難しいのは、例えばナゼいきなり古代エジプトがでてくるのか?とかいうところじゃないでしょうか。
そのあたりの橋渡しをしてくれるポイントがわかってくると、
全体のスジが少しはわかりやすくなり、細部の意味不明なところがわかるようになったりします。
まずはそのエジプト。
これは隠れたる神というのがポイントのような気がします。
エジプトではアメン、日本神話では豊受大神。
”もっとも隠れたる霊妙なる滋養を与えたるもの”
と晴明は言っています。
ギリシャではハーデスが隠れた神ですが、
豊穣神であるディメーテルの娘プロセルピナ(コレー、ペルセポネ)を略奪しますね。
いずれにしても、黄泉の国、冥界、闇、地下界と呼ばれる場所が生命に必要なのだ、
という人類の共通の伝統に岡野さんものっとっているんではないでしょうか。
(”あらゆる種は闇(土、根の国)がなければ発芽しないのだ”)
つまり隠れたる神=生命を与える(奪う)もの、ということで、
平安時代とエジプトが隠れた神で繋げられたんではないでしょうか。
繋げる理由は何なのか、というと岡野さんが晴明を通じて生命を描きたかったからだ、と思ってます。
まぁエジプトやギリシャや過去未来をコラージュして描かれると不必要に混乱する、という意見は尤もだと思いますけどw
・・・続くかな?
少女漫画?
素晴らしい!GJの嵐です!続き、続き・・・!
昨日のサイン会に行った信者はいない?
昨日のサイン会に行った信者はおらぬか?
122 :
花と名無しさん:2005/10/09(日) 15:11:42 ID:IU9JZIEc0
90=113=117です。
次に道満と白比丘尼について。
説話によると、芦屋道満の本名は本当に秦道満というらしいです。
比丘尼の父である、というのも説話にあるそうですが、
不老不死というのは岡野さんオリジナルのようです(?)。
ただ、秦氏は中国出身の道教(仙道、不老不死)家ですから、この設定はありだと思います。
そして岡野さんはここで道満という名前からみちみつ、つまり充満、
”つきることのない泉”というイメージを得たのではないでしょうか。
だから、娘(とされる)比丘尼と同質の、つまり不老不死(枯れない泉)という特性を与えたのではないでしょうか。
では何故、白比丘尼の姿で道満を登場させたのか?
それは、晴明が比丘尼を救えなかったからではないでしょうか。
4巻では、鬼として退治してしまったので、不老不死の機能を壊してしまった。
だから雪の中で泉は凍り付いてしまうのですね。
あとがきでは”白比丘尼の章ををすべての泉に奉げたい”と述べておられることからも、
かなり特別な感慨を持って描かれたシリーズだったことが窺われます。
”不当に扱われる泉(生命)を救いたい、救われたい”というのは岡野さんの個人的な望みからでてきたものだとは思いますが、
多くの(特に女性)人々の共通の願いである、とも思います。
そして、不死こそ人間の完成した姿である、という確信がある岡野さんは、ずっとそのことが気になっていたのではないでしょうか。
あと、男性と女性の両性をもって、生命を救う、というのもポイントな気がしました。
123 :
花と名無しさん:2005/10/09(日) 16:58:25 ID:3ak6/vxw0
久しぶりに来たんだけど、前スレまでの膨大な嘆きの流れと違って
内容の熱心な分析が続いてるのに驚いた。
やっと最終巻が出たというか、終わってくれた事への送り火みたいなものか…
全ての事象に関連性がある、みたいな方向に悟っちゃったのが痛い
解説書が必要な漫画なんて有りなのか…もう読めない
山崎美成『提醒紀談』巻四「若狭の比丘尼」に、
「若狭の国の白比丘尼は、小浜の小松原の人である。
あるとき父親が、海で奇怪な魚を釣り上げた。気味が悪いので食わずに捨てていたのを、幼い尼が拾い食いした。
その魚はおそらく人魚だったのだろう。それゆえに尼は齢八百歳まで命を保つことになった。」
とある。
中原康富は室町時代中期の文安六年五月に『若狭白比丘尼上洛。云々』と記している。
豊受大神は天橋立の麓、籠神社から勧請された。
豊受から白比丘尼。
岡野さんはそこからエイベックソみたいにインスパイアしたのでは?
秦氏は弓月君にひきつられて百済から帰化した。
朝鮮の海を表す「ハタ・ハダ」に語源を求める説、魏志に見える秦韓国に起源を求める説から大秦(ローマ)から中国唐代に伝来した景教徒(ネストリウス派キリスト教)などとの関連を考える説もある。
秦氏は新羅系の帰化人(という説が有力らしい)でありながら仏教よりも神祇信仰に縁が深い。
京都の上賀茂神社、松尾大社、伏見稲荷、大分の宇佐八幡などは秦氏の勧請と言われている。
…岡野陰陽師から秦氏絡みのトンデモ説のかほりがほのかに漂っているように思えるのは私だけでしょうか。
>>128 やっぱり…こっちにも、むわーんと匂って来ました。
香ばしいトンデモの香りが…
秦氏絡みのトンデモってどんなの?
トンデモといえば、ユダヤ同起源説が有名だよね。
派生バージョンで救世主が日本にどうとか。
聞いたときはすげーwww壮大すwとちょっと感動した。
そんなネタで篠原鳥童がハロウィンかなんかで描いていたやつは
面白かった記憶がある…トンデモでも料理次第だよね。
131 :
花と名無しさん:2005/10/10(月) 06:06:32 ID:Kq+GHA+i0
122です。
そもそもエジプトやギリシャが出てくることはどこに正当性があるのか?考えてみました。
当初から、東洋思想も西洋思想、さらには現代風の言い回しもミックスして描いておられましたが、
さすがに最後のほうの輪廻転生風の縦横無尽さには辟易したというのが、最初に12巻と13巻を読んだ共通の感想です。
岡野さんはやはり内裏炎上以降、”極限”もしくは”根源”をどれだけ表現できるか、というチャレンジをしたかったんだと思います。
”もっと高次の次元の水が欲しいのだ””究極だぜ””わがゆくさきははるかなり””底の底の闇”といった表現からそれを感じました。
でも、例えば、平安時代の日本人にとっての根源だけを考えるのなら、豊受大神だけを描けばいいですよね。
ということは、岡野さんの描きたい根源というのは言ってみれば人類共通の根源とは何か?
そしてその現代日本人にとっての意味は?という問題意識に立って上でのことなんじゃないか、と思いました。
そんなんじゃなくてもっと単純に、そもそも最初っからごちゃまぜで描いてたんだから一貫してるか、とも考えましたが、
ごちゃまぜ度がエスカレートしていく割合に比例して抜き差しならない用意周到さもアップしてるように感じられて・・・
そうだとすると、時間空間を超えた魔術を描く意味が現代人の意識の在り方を考える上で興味深く思えてきたんです。
132 :
花と名無しさん:2005/10/10(月) 06:07:45 ID:Kq+GHA+i0
131の続きです。
話は飛びますが、神話や伝説の世界では、神々は時代が遡るほど、強力ですが、
危険性も多く、その分、恵みも大きい、要は矛盾してるんですね。
で、そういった神々ほど、根源に近い、とされる。
ユング心理学の受け売りですが、こういう(特に古い)神々の混沌としたイメージが
人格に憑依したような状態を示すことを”自我肥大(エゴインフレーション)”と呼びます。
つまりコントロールが効かない状態ですね。
表現の場でインフレが起きると”やりすぎ””ついていけない””笑うしかない”ということになる、と思います。
で、岡野さんは結局そうだったのか、と考えると、人によって受け取り方は違うと思いますが、
個人的にはこの部分(荒馬を乗りこなす手綱さばき)でどれだけ岡野さんが頑張ったのか、もう少し考えてみる価値はある、と思ったんです。
少なくとも私は岡野さんの陰陽師から相当のエネルギーを感じますし、描き方もかなり注意深く、
カオス的なイメージに飲み込まれないように気を配ってたんじゃないか、と気づいたからです。
まぁ、飲み込まれてただろ、という意見が大多数だとは思いますが・・・
でもさんざん危険キケン言ってるってことは少なくとも意識して戦っていた、ということだと思います。
そしてそれが上述の現代人の意識(無意識)の問題を考える上で重要なんじゃないか、と・・・私も肥大してますねw
時間(というか力量)があればその辺りの考えたところもまとめてみたいと思います。長文失礼しました。
あ、エジプトやギリシャの正当性があるかどうかは、結局まだわかりませんw
神とはな、力なのだよ。
だったかな。獏さんの陰陽師ではこんな台詞があったけど、岡野さんの方にはあったっけ?
もう陰陽師終わったし、原作無しのオリヂナルで堂々と好き勝手やれるといいね
このままの路線で突っ走るとなるとどこで描かせて貰えるのか検討もつかんが
次の作品でスパッと頭を切り替えられるんなら
岡野女史はあーいう「陰陽師」を描くために頑張ったんだと思える
・・・次でも引きずってたら・・・・orz
獏さんが漫画に引きずられてなくて本当によかったと思う今日この頃。
さて、瀧夜叉姫の続きを読もう。
感情移入して引きずられようにも意味不明わけわかめなんで無理ジャマイカ
>もう陰陽師終わったし、原作無しのオリヂナルで堂々と好き勝手やれるといいね
禿同。ていうか11巻あたりからそうして欲しかったんですが。
あれほど濃密で実験性にあふれた岡野ワールドの原作者だと言われた本人は
困惑するだろうし、岡野さんとしても不本意だろうW
発表するならもっとしかるべき場所があっただろうに、
無理やり獏さん原作の「陰陽師」のワクの中で発表してしまったことは残念ですね。
12〜13巻読んでこれが労作であることと、
もはや漫画というジャンルの読み物じゃないことだけはわかった。
その点をさりげなく説明して発売してくれないと不親切ですね。
「獏陰陽師のキャラをベースにしましたが従来の漫画表現の域を超えた画期的な作品です」
「印刷がぶれている、または別の作品が挿入されているようだがというご指摘を
頂きますが、印刷ミスではありません」
「解説書が欲しいというご要望もありますが、一切受け付けません。
購入は自己責任でお願いします」
とかなんとか…
>発表するならもっとしかるべき場所があっただろうに
どこだよ・・・w
「ムー」なんかいいんじゃない。
ずっと以前のスレでもそんな指摘あったと思うけど、名案だと思う。
少なくともメロディでやるよりはずっといいだろう。
まあこんなこと、読者が決めてどうすんだって感じだけどね
それにしても例のサイン会にいった人現れませんな。
ひとりぐらいいてもよさそうなものだが。
>122
考察、力作です。少し判ったところもあるように思えます。
では、ちょっと教えていただきたいのですが、道満はもともと、豊受大神の化身で、
そこを晴明と会って、愛し合ったということなのでしょうか。
4巻でいったん昇天する前から神だったと?いうことなのでしょうか。
とうとつにラスボスのように出てきて、まったくわけわかめでした。
そして、マクズの平安時代の素性はなんでしょうか。
これもはっきりしないので、どっかの馬の骨の電波仲間としか思えません・・・
142 :
花と名無しさん:2005/10/10(月) 16:29:32 ID:Kq+GHA+i0
122です。
>>141さん
4巻の時点では比丘尼と道満はあくまでも父娘で別人だったのではないでしょうか。
神、という設定でもなかったと思います。
晴明のいう、”あと少し我慢すれば・・・”というのはもしかすると神になれたのに、という意味かも。
道満はその時点ではどこにいたか不明、という設定でしょう。
で、比丘尼の死後、高明の桃園邸で比丘尼が棺に入って発見されますよね。
あの時、晴明は博雅に秦氏と陰陽道、とりわけ丑寅の由来について話してましたが、
比丘尼を見つけたとき、”秦氏・・・おれを待っていたのか”といっています。
そしてこの時”おれはこうしてはおれぬ”と言ってることから、なにやらが始まる(発動する)トリガーだったようにも思えます。
つづく
143 :
花と名無しさん:2005/10/10(月) 17:00:53 ID:Kq+GHA+i0
142です。つづき
”比丘尼・・・おれを待っていたのか”ではないところがポイントだと思います。
岡野さん的には、不老不死と輪廻転生、つまり肉体の次元と魂の次元の不死をはっきりと区別せずに
(してるのかもしれませんが。というかできるのか?)描いておられるので、比丘尼の肉体は滅んでも、
魂は”秦氏という氏族魂(?)のようなものにとりこまれた”と解釈しました。
そして、こういう”氏族魂”のような個人の魂よりも集合的なイメージを仮定すると、道満というのは秦氏の魂の代表、みたいなイメージを持てると思います。(そして集合魂は危険も大きい)
何故”氏族魂”などという想像をするか、というと、(キケンですよね〜、民族純血主義とかに繋がる可能性とかあって)
人が神の顕現だという設定をするときの根拠としては、いくら個人として霊性が高く強くあっても、それだけでは、神の現れである、という説得力には欠けるからではないでしょうか。
偉大な先祖達(偉大な〜の生まれ変わりとか)の血を受けた氏族の魂の結晶である、というイメージを持つ。
↓
道満を陰陽道と神道のパイオニアである秦氏の代表と定める=道満でもあるし比丘尼、果ては河勝でもある(?)
↓
非人格的な豊穣神である豊受大神の神性を担った現人神として登場する、という設定にスジを通すベースにはなる、と思います。
でも、この時点では道満(incl.比丘尼)は神、という設定ではない。
道満は秦氏代々の魂の記憶と、比丘尼としての試練(常に与え続けるという)神性を宿しながらも、まだ、神となるには足りないものがある。という設定で描かれていると思います。
そこで、晴明に焦がれる、という設定なのではないでしょうか。
あ、愛し合う、というのは真葛のことも絡めて考えさせてください。
余談ですが、そうすると誰でも、個人、氏族、民族の神性を掘り下げていくと根源で神と出会う、ということなのかな・・・?
そんなことしたくないような、したいような・・・でもそれは作中でも散々、個人的な意志でなされることじゃない、と述べられてますね。
?
145 :
花と名無しさん:2005/10/10(月) 17:07:27 ID:Kq+GHA+i0
143です。追記。
ラスボスのようになってるのは、すべてを顕にしてしまう副作用だと思います。
例えば、浮気を見抜くカンがスゴイと相手も狼狽しますが、自分も傷つきますよね。
真の闇は鏡のように自分を映すというのは、映された相手だけでなく、
鏡である自分が粉々に砕ける可能性もある、ということだと思います。
だから一点の穢れもない晴明が必要だったんではないでしょうか。
スミマセン… そこまで解読しているのはすごいことだし
目からウロコの解説をしてもらってると思うんですけど、
やっぱり私には少しも理解できません。
ただ私はわからなくても、なるほどと納得される人もいらっしゃるかと思うので
よろしかったら続けて下さい。邪魔して失礼しました。
147 :
146:2005/10/10(月) 17:47:03 ID:???0
言い忘れましたが
私141サンじゃないです、念のため。
まぎらわしい言い方失礼でした
解釈を読めば読むほど
ムーで描けばいいのに
と思わずにはいられない
丁寧な解説に感心はするがやっぱりマンガに感動はできない…すまん…
連休に最終巻買って、本棚に並べた背表紙を見てため息が出た
もう…いろいろ考える気にもならない……orz
自分も含め、ここまでついてきてしまった同胞のみなさん、お疲れでした ノシ
151 :
花と名無しさん:2005/10/10(月) 18:32:49 ID:Kq+GHA+i0
>>146,147さん。丁寧なご指摘&フォローどうもです。
>>148さん。やっぱり言われたかw
自分でもどう書くべきかかなり悩んだんですが、あまりにも字数が多くなりすぎるので・・・すみません。
実は集合魂っていうものの理解が、現代人の意識を考える上で重要、って言ったことのポイントなんです。
ていうのは、血の繋がりってものが今では想像つかないくらい、昔は重要視されたんですよね。
家庭によって違うと思いますが、私自身は全く希薄な家族関係で育ったので、家族の結びつきの強い家庭を見ると驚いてしまいます。
でもそういうのって現代日本の特徴なんじゃないでしょうか。(思い込み?)
一方、キリスト教圏みたいに先祖や祖父、両親の名前をファーストやミドルネームにつけるのって、血縁を大切にしている文化の伝統ですよね。
いずれにしても、人間は必ずコミュニティを求めますので、そうすると現代日本にとって、それって何だ?と思ったんです。
つづく。
152 :
花と名無しさん:2005/10/10(月) 18:33:24 ID:Kq+GHA+i0
151の続き。
いうまでもなく、ネットとかで、同じ興味を共有する(心がつながる)人同士のコミュニケーションが血縁の代わりを果たしていると思います。
で、一人ひとりの個人の心がその最小構成要素(レスだったり)なわけですが、それ以外にも集団の心、っていうも、同じように存在していると思うんです。
じゃあそういう集合的な心って何?って言葉で表そうとすれば、例えばそのレスがageとかsageとか祭りだ、って表現できるんじゃないでしょうか。
で、このスレはもちろん、一人ひとりの方々によって成り立ってるわけですが、全体的な性質を言葉で表そうと思ったら、
”わかりたいのにわからない”っていうことだな、と思ったんです。言い換えると(言い換えんな?)つながりたいけど、つながれない。もちろん私もです。
それは一つの原因として、心がつながる法則上、文字ベースでは結合力が弱いからだと思います。
別の言い方をすると、文字でつながるのはとても危険なんですね。
だから、わからない、というのはむしろ健全な心のあり方なんだ、と思ってます。皮肉でも自嘲でもなんでもなく。
だって漫画の方は概念として理解していないと(言葉で説明できる理解の仕方でないと)描いていることが理解できない、
という性質を持ってます。(そうですよね?)
でもそれが隠された神の秘儀なんだ、という岡野さんの開き直りではない、と思い直したのは上述のとおりです。
そして岡野陰陽師を通して、現代日本の集合的な心のあり方をこの2chで考えたい、と私が思うのはまさに、
ここが血縁や民族的な以外での結びつきを求めてる人たちの場所だと思ったからか、と今気づきましたw
そんなんじゃないよ、という人ももちろんいる、と思いますが、あえて極論で言ってみました。
まぁ、以降、あんま暑苦しく、ネチネチならんようにします。
153 :
花と名無しさん:2005/10/10(月) 18:35:44 ID:Kq+GHA+i0
あ、152の”だって”は149さんに”わからないですよね〜”と同意したつもりでした。
154 :
花と名無しさん:2005/10/10(月) 18:38:00 ID:Kq+GHA+i0
あ、148さんへのレス、私に言われたのかと勘違いしました。お恥ずかしい。
155 :
花と名無しさん:2005/10/10(月) 18:42:42 ID:Kq+GHA+i0
また自己レスすみません、152の”例えばそのレスがageとかsageとか祭りだ”は、
”例えばそのスレがage進行とかsage進行とか祭りだ”です。荒らして申し訳ない・・・
うーむ、解説を読ませていただいてたんですが、すごーく欲深い(業の深い・粘り強い
エネルギーの有り余る)人間しか晴明の位置に立てない気がしてきた。
自分はそこまで頑張れないなあ。
( ゚д゚) ・・・ポカーン
158 :
花と名無しさん:2005/10/10(月) 19:11:10 ID:Kq+GHA+i0
>>156さん、禿同です。
神格化されつつある晴明のイメージなのでよけい不可能に思えますよね。
でも現実の人間としてこんな人がいたらものすごい欲の深い人だと思います。
簡単に浄化(成仏)されちゃうような欲じゃなくて、究極じゃなきゃ救われないんだから・・・
13巻、事故で入手しそこなって読んでないヤシが言ってみるテスト。
豊穣神である豊受大神って、
月読命が殺した保食神と同一神でないの?
どまーんの豊受大神って位置付けが重大ポイントで(推測)、
晴明にらびゅーんなら、
すなわち晴明は 月読 属性大なのではないのかと。
変若水とか言ってるしな。冥界の月だっけ?やたらそのイメージだが。
女史が違う描いてあるならスマソ ちょwwwwwはずっwwwww
晴明は色んなカコイイイメージを付加されてるに過ぎないとおもうんだけどな。
自分は、女史は古代神代モノ作家が囚われがちなシンクロニシティのコンボで、
天啓妄想に陥っただけだとおもているが。
>>134 妖魅〜 の存在を忘れちゃいませんか。
モテモテ晴明=モテモテ将軍=キャラ萌えorz
160 :
花と名無しさん:2005/10/10(月) 20:41:24 ID:Kq+GHA+i0
神という概念の”捉え方”について、なるべくわかりやすい(つもり)ようにまとめてみたのですが・・・
高校2年まで、神さまっていう髭を生やしたじいさんがこの世のどこかに実際にいるのかと思ってました。
でもどうもそうじゃなくて、人間を超えた存在、っていうイメージのことを、そう表現しているらしい、と考えるようになったんです。
じゃあ、人間と同じ姿をしてそこらをうろついている、ってことはありえないのか?と考えると、
100%ありえない、とは言えないらしいんですね。大学の講義で宗教史の教授に聞いたところ。それは観方による、と。
どういう観方よ?というと、日本武尊やキリスト、モハメッドやエリヤ、その他諸々の神に近い、伝説的な人物、
もしくは現人神ってもんの正体は結局何なのか、ということを調べろ、と。
勝手に考えた比喩ですが、人間というハードウエアにxx神というアプリがインストールされた状態、って考えられないか。
当然、負荷がものすごいアプリなので、ハードはもちろん、OSもカスタムの特別製が要求される。
そう考えると、神ってのは実体はないが、ふさわしい器(肉体と魂。ハードとOS)があれば実行可能なアプリみたいなもんで、
でもアプリそのものをみることはできない。(プログラムコード全体の記述とイコールというわけでもない)
けど、神人合一(とか憑依状態、自我肥大)という形でなら、
人間としてその辺を歩いているかもしれない、という考え方に少しは理解の糸口になりそう・・・と思った次第です。
じゃあそのハードはともかく(自分の肉体ですからね)アプリはどこで手に入るのか、というと、
巻物だったり書物だったり漫画だったりダウンロードだったり。
それはさておき、私自身の現段階での結論としては、神を表現する時も、その表現を理解しようとするときも、
実体ではない、イメージの次元で捉えることが必要だと思います。
・・・抽象論というか、実際の陰陽師漫画から離れた内容ですみません。
161 :
花と名無しさん:2005/10/10(月) 20:43:13 ID:Kq+GHA+i0
160の自己レスです。
蛇足かもしれませんが、イメージに実体を与えるのが魔術なのですが、その意味での実体は生命力もしくはヴィジョン、インスピレーションという、
「人体に何らかの影響を与えることができる実体”的”要素」という意味で、
必ずしも、一般的な意味での実体、つまり”目で見たり、手で触れられる物質”、という意味だけには限定されないと思います。
一人で書きすぎました、すみません、少し黙ります。
>161
神様がアプリケーションという表現がすごく面白いです。
清明は神様をインストールしちゃってああなってるということでしょうか?
それは、電波と呼ばざるを得ない状態で、その清明が主人公の陰陽師って漫画は
何なのでしょう…。漫画の構成が、特殊になっちゃってますよね。地の文と頭の中が
同時に描写されているから。
なんつか、岡野さんがなんでエジプトだギリシャだと色んな神を持ってきたのか、が
獏さんが今後書こうとしている「神々のお話」(ご本人曰くライフワークとしたいお話)に
影響を受けてるんじゃぁ・・・と個人的に思っちゃったんですけど
ID:Kq+GHA+i0さんのように考察できるわけじゃないんだけど、ちょっと気になった。
神=力とすれば、神をインストールするとかどうとかいう話は、
獏さんは「鉄輪」で書いてるように思うが。
・・・神をインストール・・・
そんな概念はSFでは、もう書き尽くされているんだが。
高校生が一生懸命考えた「世界のあり方」を聞かされてる気分になってる。
一生懸命さには、うなずいてあげたいがどうにもムーレベルで聞いていて
恥ずかしい。
>165
っていうか、ただの比喩って言っているでしょ、>神をインストール
解説者さんは、新たな概念を考え出したわけじゃないよ。
あくまで比喩。
ちょっと批判が的外れじゃないかな?
神をインストールしたのは比丘尼?いろんな人が清明を必死で助けようとしているのに
恍惚として地雷原に飛び込むところがたまらなく、嫌。
真葛は海の泡から生まれたというからアフロディーテ=イシスまでわかるんだけど
で?(c)中田
みたいな。
168 :
花と名無しさん:2005/10/11(火) 02:59:36 ID:teuN2CHd0
>>162さん、166さん、フォローありがとうございます。
>>163さん、164さん情報ありがとうございます、面白そうですね。立ち読みして面白そうだったら買ってみます。
>>165さん、自分でも恥ずかしいです。まぁ恥ずかしいヤシなのは私なのでどうぞ暖かい目でスルーしてやってください。
あと、SFもムーも全く読まないのでもしよかったらおススメを教えてください。
・・・真葛の平安時代の素性、ということで調べたんですが、見鬼、っていう言い伝えしかわからないんですよね〜。
で、言い訳なんですが、個人的にはまぁわからなくてもいいか、と思ってます。
そもそも、史実だとか神話、民話、都市伝説、トンデモ説、なんでもいいんですが、
私にとって重要なのは、ある物語がどれだけ長く、たくさんの人に信じられてるか、っていうことなので・・・
いわゆるトンデモ説でも多くの人に信じられているなら、なんらかの人の心の真実に触れているからでしょう。
そっちの”現象の方”に興味があります。
ですから、神のインストールという観点がすでに語りつくされるほどたくさんの物語に登場しているのなら、
そのことには非常に興味があります。そんなことも知らんで神を語るな、といわれると悲しいのですが。
色々な引き出しがあるかももちろん重要だとは思いますが、何も知らないガキが必死で考えた履歴を書けば、
少しはわかりやすくなるのかな・・・と思ったんです。(必死に守ってるなw)
こうやって”みなまでいうなよ”ってことまで言ってしまうのが恥ずかしいことなんでしょうが、152で述べた通り、
わかりたいのにわからない、というのをどうにかしたいな、と。
こういう書き方ってやっぱり”つながりたい、つながりたい”って願望アリアリ、と思われちゃうんでしょうね。
自己マンが色気だしすぎましたスマソ。
以上、
>>141さん、すみません、平安時代の真葛の素性は私には調べられませんでした。
物語中の真葛について、折に触れて書いてみたいと思います。
できたら改行の仕方を考慮してもらえると読みやすくなるなあと思います
一所懸命解説している人には悪いけど、正直、
>高校2年まで、神さまっていう髭を生やしたじいさんがこの世のどこかに実際にいるのかと思ってました。
ってのに吹いた。
良くも悪くも純粋な人なんだろうなぁ。
SFは、ある意味神の存在、概念について非常に深く考えているジャンルなんで、
SFを色々読んでみるのは面白いと思うよ。
日本だったら、神林長平とかかな。海外ならディックか。
あと、まだ読んでないなら(当然SFじゃないが)「原作」も読んで見るべし。
パクパクのランディもそれ系統との解釈だよね。
まあ巫女に神を下ろして御神託を受けるとか、それこそ昔っからそういう解釈はあったわけでしょ。
それがダウンロードに似ているというよりも、
そういう風に神とコンタクトを取ってきた人間が作った機械だから、似てるんじゃねーの
あの漫画を何度も何度も読み返し、ノートにまで取って解釈を研究した
熱意は正直敬意に値すると思う。
ただ「わかりたいのに、わからない」という状況に関してはですね、
以前はたしかにそういう意見は多かったし
今でもそれを望んでる人もいるとは思いますけど総体的に言えば
「陰 陽 師 を 読 み た い ん で す」
という心の叫びが充満したスレだったと思ってます。
ただ
>真の闇は鏡のように自分を映すというのは、映された相手だけでなく、
鏡である自分が粉々に砕ける可能性もある、ということだと思います。
という表現は凄い。
これはまさに鋭どすぎる感性を持った岡野さんの深層心理を映してるような気がした。
自分が砕け散らないための、彼女なりの防御があの神々の登場する真の理由のような気がしてね。
ごめんこれもわけわからんレスになっちゃったかな
これそろそろ板移動だろ
174 :
花と名無しさん:2005/10/11(火) 20:27:14 ID:teuN2CHd0
>>170さん
情報ありがとうございます。
ディックってひょっとしてブレードランナーの原作の人ですか?
映画版すごく好きなので原作も読んでみようと思います。
あと私以外にもいたんですよ!ひげじいさんがいる、って思ってた人。
「違うの!?」って返されましたw
>>171さん
全く同意見です。
ただ比喩(や暗喩)は有効射程範囲(陰陽師なら結界でしょうか)を
きっちりと提示しないとやっぱり混乱するだけだなぁ、と反省した次第です。
つづく
175 :
花と名無しさん:2005/10/11(火) 20:27:44 ID:teuN2CHd0
つづき
>>172さん
とんでもない、目からウロコのレスありがとうございました。
「陰 陽 師 を 読 み た い ん で す」 という意味、よくわかりました。
実は7巻以前は最近買ったばかりというふざけたヤシで、
1,2,3,5巻に至っては昨日買って来て読んだばかりなんです。
個人的には雨乞いの8巻を最初に買って、今でも一番気に入ってるんですが、
他の巻を読む必然性をあんまり感じなかったんです。
確かに8,9巻以前の方がバランスがいいんですね。
>>自分が砕け散らないための彼女なりの防御が
あの神々の登場する真の理由のような気がしてね。
そう思います。
神を描くのに神の加護が必要ならそれってホンモノってことなのか・・・?
って考えさせられました。
まぁ、それは置いといても、それだけ自分を追いこんだ(こまれた)んなら、
どれだけあがいたのかも、もっと知りたい・・・(M気アリ)
自分のサイトを開いて、そこでやりなさい。
これ以上やるとウザがられるよ
まあでもどうせ…、このスレで終わりだろうし、他にまとまった文章のレスも続かないだろうし、
いいよ。こんなことを書くスレは世界中にここしか無いのだから。
>176
同意。解説はありがたいとは思うんだけど…。
私は書いて欲しい。陰陽師について書いてくれているのだからいいじゃないか。
読んでいて、わからないことも多いけど面白いのでわかりたいと思うよ。
私はやってほしいなー。どうせ、話題なんてこれからたいしてあるわけじゃないし、
他にスレ立てするほどのことじゃないし、いいんじゃないの?
sageと改行と、話を簡潔にまとめる方法を覚えてからかな。
私もここに書いてもらえたらいいなと思います。
ここまで書いてしまったら、サイトも作りづらいかもしれないし…
184 :
花と名無しさん:2005/10/11(火) 23:44:10 ID:adPJA1mz0
益子さんと激しいSEXがしたい
>182
たしかに。あと全レス返しはしなくても良いように思う。
内容的には解説興味深く読んでいる。
こういうのをやたら排除したら本当に愚痴ばかりになってしまいそうだし、
いろいろ入り交じってるんで良いんじゃないかな。
全レス返しとsage改行については同意。
あと何番ですって書かなくても分かるよw
自分も読みたい。興味深い。
>>175 163ですが、獏さんの「神々のお話」は、講演会などで
「こういうのを書きたいんです。」とおっしゃってる段階で、まだ執筆はしてないと思います。
3年くらい前の講演会では、すでに構想は固まっていましたし、
「そろそろ書かないとな〜とは思ってるんですよ。」とおっしゃってましたから
もしかしたら書いてるかもしれませんが、多分単行本化はしてないと思います。
>>130 127です。遅レススマソ。
「宮下文書」によると、秦の始皇帝が不老不死の薬を求めて蓬莱山に派遣した徐福は日本に渡来し、富士山麓にあった「富士王朝」に帰属したと言われています。しかも同文書は徐福の子孫は秦氏だといいます。
自分は宮下文書のような口伝を全て否定はしないけれど、岡野さんは飛鳥昭雄の本でも読んだのかなと。
あ、飛鳥昭雄の本でも秦氏が中国系だという説は否定しているから、岡野さんは独自でなにかを受信したのだろうか…
どうしてもわからんのが、
道満=白比丘尼の父、という説。
父親は若狭の国の漁師じゃないのか?
出展はどこだ?
もしかしてインスパイア?
>>189 いえいえ、どうも。
乱暴な問いかけにお答え頂きサンクスコでございます。
徐 福 伝 説 っですかーっ!!
京極の方の陰陽師の人ので読んだような…。
「宮下文書」でググって逝ってきますわ。
>>192 しっ!( ゚ж゚ ;)
薬売りが来ますよっ
同一人物を名乗って連投するなら、
名前入れればいい。同一人物を強調したいならトリップつければいい。
嫌なひとはそれであぼ〜んできるように。
195 :
花と名無しさん:2005/10/12(水) 06:11:09 ID:bP7nmRHo0
やりたい放題やってすみませんでした、皆さんのおっしゃるとおりに改めます。
気づいたことを書かせて下さい。
エジプトやギリシャが出てくるのは12巻以降です。
(11巻の気絶シーンが例外)
そしてその描写の仕方は、晴明が前世を思い出す、という設定だと解釈すると、
ちいさいひとの誕生をもってそれが解禁されたんじゃないでしょうか。
忘れていたことを思い出す=前世も思い出させる、と仮定できれば、です。
古代エジプトと平安京の条理の秘密に気づいた、というのは岡野さんご自身。
どうしてもその発見を描きたくて、前世を書く必要があった、ということでは?
連載の始め(2巻のあとがき)から条理の問題が気になっていたそうなので、
獏さんと早いうちからこうなることを相談されていたのかが気になります・・・
うん、改めるなら、sageとトリップ付けるの覚えようね。
今朝の朝日新聞に岡野さんのインタビューが載ってます。
天を指さして「来るんです。“上”に」と答えています(´д`;)
うひゃ〜
情報ありがと。
さっそくインタビュー読んでみたけど、何だいあれ…
岡野さんは「上から来るんです」の一点張りで、全然インタビューになってない。
まあこれは想定内だけどインタビュアーさんよ、いくら困ったからって
“何が降ってくるのやらマンガファンとしては楽しみに待っていよう”
などと勝手に決めつけるのはやめておくれ。
あの絵って進化の形だったのか
どうみても劣化・・・
天から降りてくるって単なる電波な人だね
義理父と交信してるとか言ってたな
あ、あやまれ……!
義理父と義理父ファン全てに謝れ!
義理父作品読んだことがないとか一時言ってたけど、今は読んだんだろうか。
手塚治虫漫画賞に投票しようかな…
>>195 ・メール欄に半角でsageと入れる
(何度も言われてるのに、やらないと荒らしと思われるよ)
・トリップじゃなくてもいいから
名前欄に何らかの文字を入れて他の人間と区別できるようにしてくれ
比丘尼の父が秦道満というのは、古典だか伝承だかに
載ってたよ。岡野さんのねつ造じゃないよ。
天から(音が)降りてくるって某歌手も言ってたな…
インタブーでトーンが濃すぎるから増刷分で調整させるとか言ってたけど
増刷かかるほど売れてるの? それとも初回部数を少なくしてるとか?
エジプトは12巻からって…もっと早くから小道具としては出てたじゃん。
で、その辺りからどんどん分からなさが加速していった orz
>>206 もしやして、熱烈な愛読者は増刷がかかるたんびに買うんだろか。
相変わらず人の神経を逆撫でしてくれる発言だな
↑
義父交信のことね
久しぶりに覗いてみたら、前レスに比べ、なんと和やかな場所に・・・
解説者さん、面白いですよー。マンガよりずっと分かりやすい。
13巻の最後の方に出てくる、玉座の上の「灰の中から復活した鳥」の絵って、
「絵が、ここだけ義理父に似たカンジになってるぞ?」と思ってしまった。
岡野さんの「上から来るんです」発言は、今に始まったことじゃないじゃん?
前から、大物主とか晴明とかしょっちゅう受信してるようなこと言ってたから、
「どこかに受信の痕跡があるんだろうか??」と晴明のセリフをじろじろ見ちゃった。
ちゃんと古いスレ読めてない&まだ誰も言ってくれないので触れておくと、
岡野さんの中でエジプトが来たのはのは確か、NHKの番組でキトラ古墳を訪ねて以来のはず。
キトラで泣き叫ぶ岡野さん(コワキモ!)・・・
すんごい見てみたいんだけど、NHKアーカイブスで探しても見つからない。封印?w
解説者さんにはぜひ、公式に保存されてるキトラのとこも読んでもらいたい。
×前レス→○前スレ
失礼しました・・・
>>211 >キトラで泣き叫ぶ岡野さん(コワキモ!)・・・
NHKそんなの放送してたんだ〜!
再放送希望!!!
封印わろたw
収録中に叫びだすは立派な患者にしか思えませんが。
しかし、女史はなんで、なんでもかんでもホロスコープを持ち出すんだろう。
晴明は陰陽師として星の動きを読み、それに従って行動していたから、
岡野さんは岡野さんであれこれ検証する時に自分の知っている方法で
星を読もうとしたんだと思う。
古代エジプトと陰陽道につながりを見いだせた岡野さんなら、同じ場所に星がある以上、
東洋の読み方でも西洋の読み方でも共通する占断が出て来ても良い、と考えてそう。
そのNHKの番組は見てないんだけど
はたから見たら泣き叫んでるようにしか見えなくても
本人にしてみれば単に「感動のあまり涙がとまらなかった」だけなんだろうから
もうまともに意思の疎通はむりぽ…。
初期の素晴らしさだって、自分を空っぽにしてあの獏陰陽師の世界を
降臨させたことによって生み出されたものだろうから、
「上から来る」という言葉は感覚的にわかるような気もするし
うさんくさいとは思いませんよ、岡野さん。
ただ途中で見事に変わっちゃったよなあ、上から来るモノが。
自分にとっては世界がひっくり返るような一大発見でも、
他人から見ればふーんそうなので終わっちゃうこともある。
そんな他人の事情は一切顧みないで最後まで意志を貫いたことには
えらいと思う反面か、かなりうさんくさくも感じてしまいますが。
話は変わるが、ヤフオクの出品をみていると
1〜11巻がだんとつで多いように思えるのが
涙を誘う・・・。そんな私も11巻でストップ組ですが・・・。
白泉社版全巻に加えてスコラ版まで処分せずに持っている私は
もう泣くにも泣けませぬ。
その番組見たしビデオも録ってたが泣き叫んだりなんか全然してな
いよ。少なくともテレビの中では大変まっとうな人で、彼女のたて
た推論も神キター的なものではなく、専門家もなるほどーという感
じでいい番組でしたよ。
まあ有能なディレクターならサクっとカットでしょ。
実際誰か見てるわけ? 泣き叫ぶところ。
>221
普通に「陰陽師」「岡野玲子」でググって、某個人サイトで読んだんです、
「エジプトがー!」みたいなことを、感極まって泣いて叫んでた、云々という記述。
そこは勿論「サクッとカット」されましたけど、みたいな話。
公式読んでも、そんなに変なことだとは思いませんよ、なるほどそれでエジプトですか、
という感じ。
言い忘れてました、私は211です。
いい番組なら尚更見たいんだけど、アーカイブで検索かけても出てこないって
再放送はなさそうな気がするなあ。
これでも私はまだ、分かりたいと思ってる派(派?)なつもりなんだけど、
作品に謎が多すぎるというより、ちょっと不親切な箇所が多すぎる。
やっぱり岡野さん、途中から独走態勢なところがつらい。
応援したいのに複雑な心境・・・。
コミックスは分からないなりに好きなので、捨てないけど。
事実はどうか知らないけどありそうな話 > 感極まって泣き叫ぶ
結局、そこまでのめりこめる作品に出会えた岡野さんのひとり勝ちか。
読者はあっけにとられただけで済むが、それじゃすまない迷惑をこうむった関係者も
少なくなかったろうと余計な心配をしてしまう。
困難を振り切って完結させることが出来たのだから
やっぱり幸せな人だと思うし本人も満足でしょうと想像するものの…
増刷のときトーンを調整するなんて言ってるところを見ると、
彼女の中ではまだまだ完結してないんだろうなあ…。
天○○乗というサイトかな…。何かそのサイトもサイトで微妙っていうか…。
まあでもどっちでも良いか。
ほんと事実かどうかは分かんないけどまああってもおかしくない話だしね。
ずーっと時間が経った頃でも裏話を聞いてみたいような。
どっちでもいいんです。
それより、エジプトのきっかけはキトラにあった、ってことです。
もう解説者さん来ないのかな?結構、興味深く読んでいたんだけどな。
解説者さん、来るならコテハンとsage忘れないでね
>>197 うわ読み損ねた…
正直、読み損ねたところで何にも不都合はないインタビューだよ。
「コーリング」と「妖魅変生夜話」の合作…もとい補稿=岡野陰陽師
>>211さん、情報ありがとうございます。
公式HP見ました。古墳についてはまだ整理できないので置いておいて、
緑玉碑文(西洋、アラビア錬金術の源流)についての言及で気づいたことがあります。
それは、岡野陰陽師の難解さの一番大きな原因が錬金術にある、ということです。
これはユング心理学のそれともかなり似ています。
ユングによれば、錬金術の原初的なイメージは”人間の完成を探求する”ことです。
岡野陰陽師は晴明の”完成”のイメージ(こうあってほしい)の表現がメインテーマ。
その描写の仕方には錬金術的な象徴表現がちりばめられていますが、
その最大の難点は(ユングも岡野氏も)
物 理 的 な 観 点 と 心 理 的 な 観 点 が 区 別 さ れ な い
ということです。
これは象徴的表現の本質上、あたり前なのですが。意識がそれに慣れていないと、
すぐにアタマがぐちゃぐちゃになって混乱してしまいます。
少しでも理解しやすいよう、大雑把ですが、
空間的(肉体)な意味での完成(平安京の条理=道理(陰陽道)の表現)
時間的(霊魂)な意味での完成(輪廻転生と錬金術的変容の象徴表現)
両者の統合=(晴明=生命=神殿の)完成=神人合一
という観点で捉えてみました。(つづく)
(つづき)
まず霊魂的な次元での完成について。
ヒュパティアの描写は、”完成されなかったもの”の暗喩ではないでしょうか。
魂の契約がなされた夫が現れなかった、という表現からそれが推察されます。
(結婚しない人は完成できない、なんてことを言いたい訳ではありません。
あくまでも錬金術においては、結婚や聖婚が完成に不可欠、ということです)
また、学問上の様々な種を残した、という表現も、11巻の最後に晴明が種を受け取るシーンで、
完成されずに引き継がれた意志(石?)が暗示されてる気がします。
石(ラピス)は錬金術では、賢者の石という至高の価値(へと変容していくこと≒完成)の象徴です。
同じように比丘尼も完成しなかった、と晴明に断じられています。
では何をもって完成といっているのか?
5巻で、魂の形成において足りないものがあるから修行するのだ、という晴明が言いますが。
これは逆に言えば、魂の欠乏感、変容を望む心、完全性への憧れ、のどれか(または全部)
が前提となっているからこその修行なのだ、という意味にもとれます。
突き詰めると、魂が完全に悟る(完成)までは輪廻転生を繰り返す、という考え方にもなります。
・・・扱う対象の性質上、一気にある程度の文章を書かざるをえません。
もし、削除なり、別のサイトへ行け、ということであれば再度おっしゃって下さい。
いやいや、ヒュパティアの意味がようやくわかった気がしましたよ。
ってことはヒュパティアは別に晴明の生まれ変わりではない、もしくは
ある必然性はないってことね?
錬金術における聖婚って、人間の結婚とはまったく別の意味合いでしょ。
次元違うし。
現実の結婚という形でとらえるのって、おかしくない?
おかしいんだけど、岡野先生ってマジそんな感じでとらえてそうで怖い・・・
描写とかもそれっぽくない?
まぁ、現代的隠秘学の知識というか理解というか心得がないとさっぱり読めないだろうな
>>234さん
おっしゃってることはわかります。私も234さんのように考えているつもりです。
ただ、”人間の結婚””現実の結婚”とはそもそも何なのでしょうか。
ほんとうに、”化学の結婚”とは何の関係もないんでしょうか?
ユングはまさにそのことを執拗に問題にします。
そして岡野さんもそのことを問題にしているフシはあります。
(物語上の)現実に完璧に晴明を理解してくれる真葛がいながら、
ああいうことになる、というのは何なんだ?という疑問です。
234さんのおっしゃる聖婚はどんなイメージなんでしょうか。
私にとっては結婚は、現実的な意味でも象徴的な意味でもこうです。
受け入れがたいものを受け入れること(対立物の結合)
↓
それによっておこる倦怠(死)
↓
倦怠をなんらかの形で乗り越える(再生)
↓
新たな対立(問題)が発生
の繰り返しです。
この考えでは完成はせずに循環するのですが、その循環が完成を目指せば螺旋になります。
また、現代の現実の結婚はこうじゃないことはもちろん承知の上です。
それは岡野さんにとっても同様なのではないでしょうか。
でもあえてこのように描いてくれたおかげで、結婚の根源的な意味を考えさせられた、
というのは私の独りよがりなのかも知れませんね・・・
なんつうか、こう・・・
普通伝統社会において結婚って言ったら、
子孫繁栄を指し示すものだけどね。
現実においても、宗教上の解釈においても。
だいたい、ユングはオカルトだって言う人もいるし、
そこまで行かなくても、古代日本にどれだけ当てはまるか。
強靭なロゴスに支えられた西洋文明を基本にした方法論を、
西洋文明から「混沌」と捉えられている東洋にそのまま当てはめるのは、
危険だと思うなあ。
う〜む。深い
>>239さん
すみません、強靭なロゴスに支えられた西洋文明を基本にした方法論
というのは何を指しておられるのでしょうか?
>>解説になるかわかりませんがさん
ユングです。
ウェーバーとシュモラーじゃないけど、ユングって「あるがままの現実」
と「当為」だと、「当為」に流れているような気がする。
オカルトって言われるのも、こういう所から来てるのでは。
そりゃフロイトと大喧嘩したユングにしたら、
「東洋」は魅力的だっただろうけど、
牧師の息子が、どれだけ自分のバックボーンから自由だったか。
それに現在まで連綿と続くファッションとしての「東洋」を見ると、
色々疑問を覚える。
まあ私は専門じゃなくて、一般教養でしか取ったことないから、
トンチンカンなこと言ってたら、ごめんね。
>>242さん
えっと、すみません、完全にはわかりませんでした^^;
ユングはオカルトです。
彼の興味は最初から最後まで、オカルトの理解に向けられています。
ただ、それに取り組む姿勢は強靭なロゴスです。
そしてロゴスで行き詰ったときに初めて、ソフィアの意味を発見します。
同じように陰陽師にも、当初から、普通ではない隠されたもの
(=オカルト)が描かれていると思いますが、描くスタイルには、
初期といわゆる岡野陰陽師には変化がみられます。
初期は、理解できないもの(オカルト)を無理に説明しようとはしない、
というスタイルですね。これは「あるがままの現実」だと思います。
(人に霊があるのが不思議なら獣に霊があるのも不思議なのだetc)
しかし、岡野陰陽師はその点が変化している。
その変化のポイントは「当為」つまり、
こうすることになる、こうすることになっている、こうあるべき、こうであるはずだ、
という描き方になっているのではないか。そしてその理由は、
錬金術のプロセスを模倣して物語の筋道を立てると、
”完成するにはxxxのイニシエーションを経なければならない”
という目的志向で話が進むからだ、というのが私の観点です。
私には初期と後期の陰陽師の違いはそのように思えますので、
その意味ではおっしゃることはわかります。
個人的には東洋的なスタイルの初期の方が好きですね。
私はユングだなんだというところはまったくわからない古代史専攻なだけの読者ですが、
>”完成するにはxxxのイニシエーションを経なければならない”
>こうすることになる、こうすることになっている、こうあるべき、こうであるはずだ、
これが読んでてすごく違和感があった。(作品を、ですよ。解説さんの文章がじゃなくて。)
特に、「こうであるべき」っていうところ。この感覚は、日本人のというか、平安人の感覚から大きく外れてる。
平安人というのは、自然というものを「あるがまま」に受け入れるし、
さらにその自然を作りたいと思ってしまう。作りたいというか、「自然を表現したい。具現化したい。」
その結果、自然を模倣した庭を造ったり、浄土世界を具現化する寺を作ったりする。
それは、人工だから自然でも浄土でもないけど、「未完成」でいいんですよ。
平安人はその「未完成という不完全さ」を楽しむ感覚を持っていたんです。
夢枕陰陽師や、初期の岡野陰陽師の清明はそういう感覚を持っていたと思う。
まあ、勝手な私の印象ですけどね。
その「平安人清明」が岡野さんと一体になるにつれて、完璧主義者になっていく。
それがすごく違和感だった。解説さんの説明で、話の目的が変わったらしいことはわかりましたが
やっぱり、それをこの「陰陽師」という素材に持ってくるのは無理があるんじゃまいかと思った。
>理解できないもの(オカルト)を無理に説明しようとはしない、
これは「あるがままの現実」だと思います
終始こういう視点で描かれているのが小説版だと思うけど、
これこそ岡野さんが最も不得手とする世界じゃないのか。
>こうすることになる、こうすることになっている、こうあるべき、こうであるはずだ
という探究心が強ければ強いほど、
あいまいの美学は相容れないものになってゆく。
だから後半は目的が変ったというより、原作をなぞることから解き放たれた
岡野さんの地が出ただけなのかなあという気もしています。
私はユングも錬金術もさっぱり不案内ですが、何となくイメージする
混沌→秘儀→完成(整理・統合)という一連の作業で、
岡野さんは岡野さんなりの「こうあるべき」姿を得たんだと思う。
理解できないとか話に整合性がないとか、どうでもいいんだろうね。
自分の意思でなく「上から来るもの」に導かれたことを忠実に
紙面に写し得たということで、彼女の目的は一応達せられたのでしょう。
陰陽師初期の岡野さんは神としか思えなかったが
実は誰より原作を表現するのには向いてなかった、ということ?
向いてる作家って他に誰かいるかな?
別の人の陰陽師も見て比べてみたいな。
絶対かかなさそうだけど、皇なつきは結構いいかも
個人的にはよしながふみもいいんじゃまいかと思った。大奥見て。
よしながの陰陽師はエロスに走りそうだ
小野が晴明で、橘が博雅になるんじゃないか?w
博雅はチイか?
皇なつきの絵柄は合うね。
皇なつきの絵柄、萩尾望都の奇想、坂田靖子の理性で纏められてたら最高。
あるわけないが・・・
よしながふみは描かないだろー・・・
時代物かいたことないかもだが、道原かつみは?
道原かつみは個人的にはあの絵柄と平安朝があうとは思えん
この板の人見捨てるの早すぎ
今市子は?
・哲学的なところで川原泉
・構成まとめるのがうまそうなので青池保子
(清明と博雅、サド目キャラになった方が主役になる)
・物の怪描かせるなら山岸涼子
出てくるのは原作付きで書いたこと無い人ばっかりだな
今市子ってカラーは綺麗なんだけど・・・
壮大な原作付き経験で大和和紀はどうだ
個人的には猛烈に山岸さんに描いてもらいたかった作品。
そのうち「やっぱりこれは岡野さんじゃないとね〜」と確信し、
最後はもう誰でもいいから他の人で…と切望するようになった。
私は逆だな。
山岸さんには絶対合わないと思う作品だ。
>261
理由聞かせて
>>251 今市子
大賛成ですわ。
連載でなくとも、読んでみたい。
コミカルな雰囲気とおどろおどろしい雰囲気の調和絶妙だし。
>>260 マ屑を王子が妻にした池沼の子に置き換えてしまった・・・
<<244さん
<「平安人清明」が岡野さんと一体になるにつれて、完璧主義者になっていく。
同じく!
私もずっと違和感を感じていて、244さんの読んで納得した。
そうなんだよね〜
呪について博雅に薀蓄を語っていたころの晴明は「あるがまま」を
受け入れていたように思うけど、10巻を過ぎたころから
「地球の核と強引に結び付けられた」だの、という話が多くなって
うんざりしてしまったんだった。
まあ十年以上もかけて完結したんだし、
最初と最後の作風が変わっていても仕方ないよね。
それは人間として当然のことだもんね。
プロって、仕方ないとか当然で済まされるもんかね。
作風が変わってもまだ読めるのなら良いんだよ。
ほとんどの読者が置いてけぼりじゃ・・・・・・orz
絵的にも顔のパーツが真ん中寄りなのが激しく気にならないか?
11巻位の絵がらなら、まだ美しいが。
>>262 「陰陽師」という題材を描くという意味なら、山岸さんの怪しくも美しく、
そして奥深い世界を覗いてみたいけどそれはあくまでも「山岸陰陽師」であって、
獏さんの「陰陽師」を漫画化するには二人の世界がかけ離れている印象がある。
ただ淡々と世界をつむいでいく獏さんの陰陽師には山岸さんは会わないんじゃないかと思う。
山岸さんのオリジナル陰陽師なら読んでみたい。それこそ猛烈に読んでみたい。
未読者の質問失礼します。
この漫画、少しでも性描写などあるでしょうか?
中学の図書室に置くことを考えているのですが、
問題がないかお聞きしたいです。
ご自分で読んでみたら?
エチーシーンそのものはないけど、エチーする・したことを示唆するような言動や
強姦されたようなことを示唆するような言動や、裸は出てきますよ。
教育上問題になるような性描写ではないでしょうが、
内容的に中学生に理解できるような作品ではないです。
>内容的に中学生に理解できるような作品ではないです。
禿藁。
6巻位までは古文の副読本にしてもいいと思っていたが、
それ以降は何だかな〜
>>270とりあえず毎月1冊ずつ入れて様子を見ては?
>少しでも性描写などあるでしょうか?
ベルばらも置けないね
性描写がアウトなら夏目漱石も置けないね。
というか270はまず自分で読んでみたらいいじゃんよ。
…て271も言ってたか。
こういう担当の人って当たり前のように自ら目を通すものかと思ったけどなあ。
ランク王国8位だって。番組でも内容の説明に苦労の跡が。
つーか、挫折せずに最後までつきあう人がこんなにいたのかと驚いた。
おいらもその一人なんだけど。
岡野晴明=完璧主義者 つるっぱげドウ。
作者もすごい完璧主義者なんだと思うんだよね。トーンのちょっとした出が気になって仕方ない
とかさ。まあ、真面目な人だと思うんだけど、
友達に持ちたくないなあ。息つまりそう。
中学の図書室に置くなら、今市子の「百鬼夜行抄」の方が無難。
「陰陽師」は高校ぐらいでは
>>270 そうですね、自分で目も通さずに申し訳ありませんでした。
中学生には理解しにくいという皆さんの意見をふまえて
一度読んでみようと思います。
レスありがとうございました。
281 :
270:2005/10/16(日) 07:39:40 ID:???0
ああごめんなさい、名前を入れるつもりが
自分にレスしてしまいました。
今度こそ失礼します。
282 :
花と名無しさん:2005/10/16(日) 09:57:16 ID:Plpx6oSp0
>>160 ひょっとして「ブレインバレー(瀬名秀明)」とか好き?
283 :
260:2005/10/16(日) 12:12:24 ID:???0
>>269 私は
>>262サンとは別人なのでレスするのも何ですが…
同意です。
「獏陰陽師の漫画化」という観点からすると、
私も山岸さんは正直合わないんじゃないかと思います。
ちょっと言い方を変えると山岸さんに漫画化して欲しかったというより、
この素材を山岸さんだったらどう料理するのかなあと興味がありました。
(まあ、同じことかもしれないけど)
華麗で衝撃的な処天を思い浮かべがちだけど、山岸作品には
自分の超常力とおだやかに和解しながら生きているような、
味のある人物を描いた地味な短編も結構あるように思います。
たとえ完全に「山岸陰陽師」になってしまったとしても
山岸さん描くところの晴明が呪を語るシーンを見てみてみたいという
妄想はなかなか切れなかったものだ…。
ただ実現可能かどうかは別として
獏さんとしては二の足を踏んだだろうな…とも思うんですけど。
スレ違いの内容で失礼でした。
獏は原作者としては、決まれば後はどうなろうとも丸投げみたいだから
山岸さんが描くと決まればただ喜ぶと思うよ・・・
山岸涼子の原作あり作品というとヤマトタケルみたいに
無難に落ち着くだけなんじゃない?
それはそれで面白いだろうけど、10巻くらいまでの岡野陰陽師なら
相乗効果でさらに面白くなっていたとは思う。
でも岡野版はならなかった、という答えを出しちゃったからね。
10巻の時には既に今の道に入っちゃってるから、10巻までなら
というのも虚しい。
それなら、無難になるかもしれないけど、答えはわからない
山岸版の夢を見る方が今は楽しい。
山岸さんは、素材とちょっと調味料をおいといてくれれば
自分風に上手く料理してくれる作家だと思うので(今昔物語や古事記を使った作品は見事。)
仮に獏さんの陰陽師を漫画化するとしたら、「獏さんの小説の具現化」にはならないだろうけど
「獏さんの陰陽師のモチーフを使った作品」としては面白いものを描いてくれそう。
それこそあいまいの美学を描くのはお手の物だろうし。
たとえが微妙で申し訳ないけど、「氷室冴子のジャパネスク」と「山内直美のジャパネスク」のように
まったく違和感のない漫画化のようにはならないだろうけど、
清明と博雅の別な魅力が見える作品になりそうではある。
なるほど、夢枕陰陽師のテイストを表現するのには、
今市子の軽みと淡白さと作品を突き放した距離感は合うかもしれん。
岡野陰陽師はそういった世界を表現してくれるのかと思ったけど、
だんだん息苦しさが増していったんだよなあ。
なんちゅうか、晴明って魂を完成に近づけていく・・・って感じでやってたんだろうけど、
私は1巻あたりの晴明のほうが落ち着いてて、動じなくて、
よっぽど大人で人間できているような気がする。
最後のほうってずっとこれは違う、あれをすべきってカリカリカリカリしてて、
むしろあせってる感じで、まったく落ち着いてない、完成から遠ざかっている感じにしか
みえないよ。
過去ログ読んで驚いた。
あの画面、指定でやってんのかー!
つーかPCで自分でやれよ…(´Д`)
そのほうが思うとおりに出来るのに…
13巻はまだ読む気になれない。そのうちマンガ喫茶行くjか…
そうだね。今市子はあっちの人でもあるし、数字とは言わないが、
小説の晴明と博雅のビミョーな雰囲気もさりげなく再現してくれるであろう。
山岸センセは…
博雅が毛化しそうでちょっとコワイが御両名とも上手そうだなぁ。
ずいぶんとお年だし…テレプシで一杯だろうなぁ。
と自分も夢を見てみた_| ̄|○ノ
コミックス派です。
昨日とうとう完結編読み終わりました〜
意味がわからない……orz
13巻とか読むと口直しに「マンガ陰陽師」を読みたくなって
1巻など読み返しているとなんでこんなことに…と
再び嘆き節になってしまうので、手元に置いておくのも辛い。
初期は申し分のない名作なので、一応取っておくつもりだけど…。
小説はそれとして、やっぱりちゃんとした「マンガ陰陽師」も読みたいよ。
せめて夢を見させてくれ。
295 :
花と名無しさん:2005/10/17(月) 20:17:30 ID:PYXQYZiE0
黒川主とかくちなしの女とかあたりが、一番面白かった。
わかる人にわかればいい、という漫画家はダメです(><)
目が黒いうちの晴明が好きだ。
白目の晴明はどーでもいい。
はじめの頃の蟇の話や、月明かりの下で菅公を鎮める夜の雰囲気が
しびれるくらい好きだなぁ。
映画もそうなんだけど、話が壮大になりすぎるよりも、ドラマ程度のささやかさの
ほうが、しみじみ感じ入るというか。
原作の晴明は依頼主から相談された鬼は退治する対象ではなく、むしろ癒して
あげていて、その結果依頼主の悩みも解消させているから、漫画の巻が進むにつれ、
世の理を力業でどうこうしているような晴明は、見ていて辛かった。
たゆたう雲のように平安の闇を生きた晴明と、唯一無二の親友・博雅を、ゆっくり
見たかったなぁ。
>297
前にも書いた人がいたけど、どんどん画面が白っぽくなっていって、
前にあった、平安の闇みたいな雰囲気がなくなったよな・・・
それが激しく勿体無い。
299 :
花と名無しさん:2005/10/18(火) 16:59:34 ID:+urLAtle0
11巻あたりから、何でこんなオナニー漫画になってしまったんだか…
もう、作者がアレになっちゃったのか。たのむ、ここで最終巻読んでグッタリ
してる私に愚痴吐かせてくれ…じゃないとやりきれん……orz
300ゲット!
祐姫はどこに行っちゃったんでしょうね。
とっても好きなキャラだったのに。
もう、それどころじゃなくなっちゃったんでしょうね。
作者のオナニーとは思わないけど金払って楽しめなかったってのは可哀想だな
来月(11月号)のダ・ヴィンチ、ヒットの予感・ヒットの秘密に
岡野玲子「陰陽師」
期待しちゃうw
先生にいろいろな秘密を授けてくれる竜は健在なんだろうか?
り、竜・・・?
詳細キボンヌしていい?
>>305さん
ダヴィンチの対談だったと思うけど…
龍の話(何種類もの言葉で真理を説いてくれたとか、
波動が激しくて自分の手も見えないとか
地球の底までひっぱられたとか…)は全部
自分の身に起こった事をまんま書いている、とか
話して、相手の方の失笑をかってました……確か。
ちなみにその時
“整体の先生のおかげで生き長らえている”って
話もしてたんだけど、その治療院に自分も当時
通ってまして。
先生に“岡野さんが、こんな話してましたよ”と
言ったところ、これまた失笑されてました……
>306
ありがとう!しかし、晴明の竜が周りうろうろしてたり、地球にグランディングとかは
全部全部実話だったのか・・・
やべえ、失笑すらでないわ・・・
>来月(11月号)のダ・ヴィンチ、ヒットの予感・ヒットの秘密
ヒットの秘密は読んでみたい。
わたくしもぜひ知りたい。
>303
この時期に”ヒットの秘密”なんて
皮肉としか思えないな
龍と整体師という取り合わせもなんとなくシュールだ…
>>296 天から愛されてるなんて…
博雅、おそろしい子…!
って晴明が思い浮かびました
>>311 なんかそれで色々しっくり来るようなw
天から愛され、本人は意識することなく、天も地も人も人でないものも動かす博雅。
天才陰陽師晴明は、はじめこそ飄々とした様子で博雅の友人を続けていたが、
次第に博雅の才に嫉妬を感じ始め……ってな感じで。
晴明を岡野さんに読み替えても可w
あー私、博雅=獏さん、 晴明=女史なら納得行くわ。
獏さんが天衣無縫に作り上げた陰陽師ワールドをついに越えることができなかった
努力家女史。 って構図で。
国外にいるので、やっと先日12巻を買うことが出来た。
これで完結するものと思って、もうとにかく最後を見届けようと
ただそれだけの思いで読破はしたのだが、終わってない・・・
精神的な疲労感だけが残った。
もうずっとファンで作品はすべて読んでいるけれど、
なぜ、どうしてこう、この人はある地点から
読み手置いてけぼりの自己陶酔・自家撞着・自分マンセーに
なってしまうのだろう。
特にこの陰陽師はそれが酷いように思う。
なんだか悲しい。
全12巻のうち前半は原作とつかず離れず、後半はオリジナル展開になることは
始めから折り込済だったんだろうけど…。
原作の漫画化としてはあまりにも素晴らしい出来ばえだったので、
いざ自分の「陰陽師」を展開しようとすると、それが見つからなくなってしまった。
カリカリして余裕がなくなり、どんどん完成から遠ざかっていったように
見えると言った人がいたけど、全くその通りだと思う。
生意気な言い方だけど獏氏から丸投げされた陰陽師を、
自分自身消化しきれないまま漫画化に踏み切り、押し通せると思った判断ミス。
その辺の判断もやっぱり作家としての力量に関わってくる問題だと思う。
漫画に出てきた「龍」はどこに行っちゃったですか?
ワカル人教えてください・・・。
マクズもやっぱりわからん。
エジプト抜きで語ると、結局あの子はなんだったのだろう。
なんで晴明の隣が博雅じゃないんだろう。
原作では、博雅あっての晴明とまでいわれた男なのに・・・。
自分真葛出るようになってから駄目になったなあ。
やっぱ女が出ると生々しい感じになるなあ、と。
それが合ってていい話もあるんだろうけど、陰陽師にはそういう
要素が無いほうが良かった感じ。
岡野さんの描く女性は基本的に好きだし上手いと思うんだけど、
それでもなお何か話の要素として重たい。
関係ないけど今踊る見てたらこれも女の出し方悪くて重たかった。
後味悪くなっちゃうのね…
マクズもそうなんだけど…。
あの俊宏っていう博雅の従者ね、最初はただの脇役だった。
晴明に対しても慇懃だったし
晴明の方もそれなりに信用してたふうだったんだが、
それが唐突に博雅が晴明を訪問するのに文句つけるようになるんだよね。
そしてさっさか博雅の婚儀のお膳立て。何となく展開が変だと思ったよ。
晴明のモノローグにもってくためには、やっぱり博雅がいると邪魔だもんね。
…というふうに邪推しちゃいましたw
博雅の結婚の話って九巻だっけ?
結婚ということに唐突感を感じたけれど、
他の話がワケワカランかったために、
楽しんだ記憶があるよ。
でも
>>320さんの言うとおり、俊宏の活躍は
どんどんUPしていったと思うよ
まだ陰陽師が原作にわりと忠実だった頃、岡野さんがインタビューで
私の描く博雅のモデルは夢枕氏だと言っていたから、
オリジナル度が濃くなり博雅の影が薄くなっていく展開に、
原作者追放か…と遠い目をしたもんです。
そういえば博雅に『葉二』をくれたのは誰だったんだろう…
てっきり後で何かの機会に出て来ると思ってたんだけどな、あの人。
岡野さんは博雅の描写に苦労してる…みたいに言ってたと
前のスレで見た覚えがあるけど、自分には最後まで
岡野さんの描こうとしていた博雅がよくわからなかった。
はふたつの話は良い話だったね。
博雅についてはずっと一貫して天の助けに恵まれた通りの良い男だったと思うけど、
愛宕以降晴明を博雅が脇でサポートする形になってから何か良く判らない男に
なってしまった気がする。
あんなに自分じゃ訳が分からないままいろいろやらされて、普通なら悩むし
何か判らないけど大丈夫とか確信しちゃうならヤバい人だよね。現実には。
獏版博雅が本当に普通に「天の助けを受けた男」って
感じだからなー。
>>323 一応、小説の方では正体が判明してるよ(瘤取り晴明)。
岡野さんが考えていたのと同じではもちろん無いだろうけど。
個人的には、あの正体はちょっと興ざめなんだが。
岡野版の晴明って、たぶん闇に生きる者たちは嫌いか眼中にないんだろうなぁとふと思った。
小説版だと、ある意味自分(狐の子)と同じとも言える、人ではないものへの愛情のような感情が
感じられるのに。
岡野さん自体が、闇の中で蠢くものに興味も愛情もないんだろうね。無いというか、無くなったというか。
昔、博雅が笛を吹きながら歩いていると、妖物が反応したり、盗賊も手を止めちゃったりとかのしーんが
あったけど、あの当時はまだ博雅は博雅だったし、闇にある者たちへの思いもあったと思うんだけど。
平安という世界自体が、いろんな意味で闇と深い関わりがあるんだけど、そう言うものを晴明は斬り捨てちゃったように思う。
>>323 それは思った。
葉二つの話好きだったし。
きっと七巻で謎が解明されるはず!と思い
勇んで本屋に行ってがっくし…だったのも
いまはよい思い出。
個人的には七巻以降はサパーリわけわからんのです。
個人的には岡野版で葉二の妖怪?の正体が明かされなくて良かった。
好きだった白比丘尼も後の巻でしっちゃかめっちゃかにされてしまったから
わからないまま、もう二度とでないまま、でよかったよ。
葉二のエピソードは、原作の雰囲気と岡野さんのふわっと幻想的な
感じがうまくブレンドして良い感じでしたね。
岡野さんが当初どんな風に12巻を完結する予定だったのか今となっては永遠に謎だけど
原作の味付けをすべて放棄するつもりだったとは思えない。
無事に名作のまま惜しまれて完結してほしかったけどね。
でももう描き直しはいっさい不要。
しかし、また上の方を指差して
書くようにいわれたので、とか言って
続編を書くような悪寒がしているのは、私だけ・・・?
そうしたら、もう、みんなで笑おう!
続編かかせたらライフワークになるよ。
50巻でも100巻でもいくよ。
なにげに13巻でストップさせたのは出版社のGJだと思ってる。
女(むすめ)よ 父さんが おまえのために とびっきりの 男を
用意しておいて やったぞ と声が聞こえる。 あの時と 同じ 鐘が 鳴り響いている
↑ っていうシーンは結局何だったんだろう。
このシーンが出た時、後でマ屑の正体が解るのかなと思ったんだけど。
読んでないのですが、13巻。
結局マクズって何?
子供は産んだの?
つうか12巻の始めで子供を産んだことになってるよ。
かく言うおれも調べて見るまで忘れていたわけだが。
まくずの平安の正体は謎だけど。
ヒュパティア=晴明=まくずと考えてみた。
ヒュパティアは父テオン以外に魂の契約を結ぶ男が現れなかった。
って下りがあるんで
父さんがとびきりの〜ってのはヒュパ時代、
の独身を指すのではないか?と。
ヒュパティアはファロス(灯台)/チソチソがどうだとか暗喩しとるし、
精神的に両性具有っぽいかなと。
んで、もともと晴明、まくずってのは一つの魂というかなんか力が、
陰(女)陽(男)に分かれて人間として産まれた形なのかとか?
まくずが晴明だと考えるとなんとなく説明がつくような気もするんだが、
つかない所もあるし、単細胞生物みたいで気味が悪いので、
これも思いついてみたけど、却下だなぁ。
…考えれば考えるほど、電波寄りになってゆく上にまとまらない。
まくず 生意気美少女が清明転がしてる頃が好きだったなあ。
知ったか訳知りオバハンになってからは興味が失せたしまった。
出自は曖昧なのがイイ!とオレは思っていたが。
>>338 まくずの出自についてつるっぱげ同意。
もう何回か全巻読んでみるけど
まくずの出自はどうでもいいや。
マクズは夢小説としての岡野さん本人(要するにヒロインに自己投影)。
晴明は、漫画家としての岡野さん本人(漫画家によくあるキャラに自己投影)。
だから、両方ともマクズも晴明も一人の人間って思えてしまうのだな、と。
真葛って、初潮直後の初エッチで妊娠したんだよね。
晴明とより子供との方が歳近いって言ってたけど、
一体いくつなんだろう…
つか、晴明ってロリ(ry
>340
それがあからさまに読者に伝わるのは
作家としては恥ずかしいモンだと思うんだが
岡野さんはやり通した、と・・・
ある意味すごいな
真葛=岡野氏本人の投影
晴明=岡野氏の理想の男性
かと思ったのだが
>>340 なるほど、しっくり。
ところでマクズの子供って意味何だ。
最低12歳、妥当は14歳くらいじゃない?
12、13歳くらいの出産はかなり非道な感じだが、
14だとごくフツウ。
>>343 岡野さんは画集他で、自分と晴明を同一視する発言を繰り返してるよ。
13?か12巻の2ページ見開きに異世界(中国?)の仙女?のもとに
晴明ちっくな人物が近づいている絵があって
私のかわいこちゃんハアト って、あれ一体何?全く理解できなかったんだけど。唐突過ぎて。
ファンシーダンスと似てない?
現実的実生活を捨てて、イってしまいそうになる主人公男。
好きなんだけど引き止めたいんだけど引き止められないと泣く女。
で、結局戻ってきておしあわせ、みたいな。
理想なのかな。岡野さんの。
別にいいんだけど。どっちも好きだし。
私も似てると思ってた。特に真葛見てるとそんな似てないのによくマソホさんを思い出した。
2人ともすごく岡野さんの匂いがして投影っぽく感じてたな。
でも本当はカップル単位でれ岡野さんの中での揺れや葛藤が現れてたような気もする。
逝っちゃいたい自分とその衝動を野放しにするのをどこかで否定してる自分みたいな。
私もどっちも好きなんだけど、どちらもその葛藤の収束の仕方がいまいち気持悪くて
読後感がさわやかじゃない印象だった。
それでもどっちも最後までつきあったんだから結局好きな世界ではあるんだけどね…
現実もよく見えてる女と理想を追いかける男。
女は男を現実に取り戻した話。まさに共通。
晴明は陰陽師、ファンシーダンスは坊主だけど
理想を追いかける男としては芸術を志す男、会社を起こして大成功したい男にも
置き換え可能だわね。
ま、過程が興味深いからどっちも好き。次の作品にも期待してます。
書き方としてはファンシーダンスの方が上手かったなあ。
あのパチンコの描写とか。
セイメイはわけわかんなかったw
岡野さんは上からの言葉を聞くには論理的過ぎたのかもしれない。
中途半端な整合性が残ったのが気持ち悪いのかも。
似てると思ってた人やっぱりいるんだ。
まくすが出てきたとき即マソホ思い出したし。
ファンシーダンスのパチンコ台は
何度見ても泣けるな。
あれも作者は途中からいっちゃてるんだけど、
最後ちゃんと戻ってこれてるから、清涼感がある。
11巻までしか買ってないけど、最後まで読むべきでしょうか
分厚いガラスを通して読んでいるように
キャラの動静がイマイチ伝わってきませんが
すんごいカルタシスが起きているみたいです。
うまく波長が合えば、その片鱗を味わうことができるでしょう。
カタルシス……
陰陽師と、ファンシーダンスの主役男女関係が似てると言うけれど、
きっぱり世界が違った後者と、立っている側がきわめて近い前者は違うと思う。
なんだかわかんない方に行っちゃいかけた男に困惑する真朱さんの気持ちはわかるけど、
真葛は勝手に色々わかって嘆いてるんで、どうにもこうにも。
ファンシーダンスは、俗世側の大切さっつーか俗のおもしろさも良いもんだよね、
っていろんな形で示してたから面白かった。だから陽平も帰ってきたと思うし。
陰陽師は、俗世に返ってきてない。真葛は取り戻したようで、結局二人でどっか別の
ずれたところにいっちゃった感じ。
陽平の感覚は分かったけどセイメイは…
マソホさんはカコヨクて可愛くて萌えたが、マクズは萎えた。
何か不思議ちゃん美少女って感じで魅力ねえ。
陰陽師とファンシーダンスが似てると思うのも違うと思うのも
ひとそれぞれだし、どっちでもいいと思うけど、
ファンシーダンスの方が面白いし、理解できるっていうのは
大多数を占めそうな気がス
8巻のあとがき。終わりの方。
清明の家だったところに橘女子学園ができて、
今は京都ブライトンホテルがあるっていう話。
清明の家はホテルの駐車場の西のはしっこに引っかかる程度らしい。
清明、橘、ブライトン、おもしろいけどさ・・・。
それ、なにか大発見のようにあとがきで書いてあったんだけど、
実際はその程度なんだ。
確かにおもしろいけど、
視野狭窄というか、思い込み激しすぎ
他にもあとがきに、いや、それ偶然だろうし、
そこまでいくとこじ付けじゃね?っていうのあったな。
敷地の地図みたいなのを見たら、
それは同じ土地に建ったのではなく、お隣では?と。
いや、素直に「お隣、しかも一部重なる部分も有」と書いてあれば、
それはそれでほぉーと思えたのにさ。
ところで水曜日くらいの読売夕刊に出てたね。
原子の振動まで書こうと試みたそうで。んんん難解。
オウムに騙された人の記述に似てて面白いw
>岡野さんの言葉
ヨガなんかでちょっとハジメテの身体体験をした人って
「うわー!別の世界を知ったのだー!」とはっちゃけて
おかしくなることが多いそうで。
それに似てる。
実際、何か岡野さんの中では起こったんだろうとは思う
けど、そこから更に深化して戻ってきて…じゃないと人に
伝える創作物にはならんと思うんだよね。
勿体無いなあ。
>>362 昔、「ぱふ」の増刊だったかな?B6サイズぐらいの小さな雑誌で、岡野玲子特集していた。
何巻まで出た頃だったか覚えてないけど、とにかく初期の頃。漫画夜話で扱われたちょっと後ぐらい
だったと思う。漫画夜話で指摘されたことに反論してた記憶がある。
ただ、反論の内容はともかく、言い方があれなんでちっともいしかわじゅんに伝わらなかったっぽい。
その雑誌で、「横笛を習ってて、京都の森とかで吹くと、辺りの空気が変わるんですよ」とか、
高熱を出したときに、(病状の信仰から回復が)五行ぐるっと回ってるのがわかったとか
夜明けに回復して、太陽に引っ張られるからその時間に死ぬ人が多いとか言ってたのを思い出した。
確かに、何か色々(本人的に)経験して当てはまっちゃったっぽい。
でも、笛で空気が変わって〜とか経験したなら、なんで博雅の扱いがあんなぞんざいに……
>>362 人に伝えるまでに消化してないまま作品にしちゃったってことかな。
本人が思うよりずっと奥が深くて、もっと知りたい、調べたい、
盛り込みたいことだらけで。
とはいえ、
>>361にあるみたいに浅い調べ方だったりするのも
時間がなかったから、一つ見つけてこれだ!みたいに書いちゃったのかな。
オウムじゃなくても普通のヨガとか呼吸法とかでも
「うぉー」と思ったことあるけど、
同じことやってもそうなる人とならない人がいるしさ。
同じようになったとしてもそれをオウムだからと思うか、
人間の体はこういう息するとこうなるのかと思うかは人による。
それを他人に伝えるのはまた一苦労なわけで。
相手によっては全く伝わらないこともあるし、
こいつに言ってもなーと思ってもとりあえずは何か言わなきゃって感じなのかな。
そういうのが、分る人にわかればいいーみたいな発言の元か。
感じることと表現することは別だけど、
ともかく何か形にしたかったんでしょうが、
未消化のままでは折角の経験が勿体ない。
別の作品ででもいいから、もう一度時間をかけて取材しなおして、
じっくり検証して表現してほしいな。外伝、みたいな。
博雅目線でも巻物目線でもなんでもいいや。烏帽子にでもしゃべらせて。
362
>>364 そうなんだと思う。
某かの経験は確かに本人の中にあるんだと思うんだよね。
でも神秘体験って結構ザラでさw
上手いこと伝えるのが作家ってもんだろーと思う。
それを作品レベルに持ってくるにはもっと練らないといけないと
思うんだよね。
結構セイメイは口先ではそういうこと言ってるけど。
岡野さんは出来てないw
ヨガの先生とか気孔の先生、そのほか何でもいいけど何かを
教えたりする人、表現して見せる人はそれは出来てるわけだし。
いっそそれが出来るまで一旦陰陽師放置してほかのものに
掛かってたら良かったのかもね。
それはそれで文句言われるだろうけどw
>>367 それは私も思った。
さすが作家、抽象的な形容詞を用いて当たり障りのないコメントしてますね。
自分の感想というのは巧に隠されていて、客観的な批評に終始してる感じ。
ただ獏さんのことをずっと気の毒だと思ってたけど、
本人はもっと割り切ってるのかもしれないと思う。
いちどはあれほど岡野版にほれ込んでいたんだし、
実際初期の作品を見れば、一応岡野さんによる漫画化が
成功したというのは紛れもない事実。
あの「陰陽師」のビジュアル化は岡野さんの専売特許じゃないしね。
TV版や映画化もされたし、また別の漫画作家が手がける可能性もないわけじゃない。
岡野陰陽師もあくまでそのうちの1バージョンに過ぎないんだし
あまりコトを大きくしたくない…て心境もあるのかな。
>>368 TVや映画に比べれば、岡野版は良かったとしか言いようがない……
獏さんは、自作品の漫画化については丸投げだからねぇ。
面白かったら良し、そうでなくてもそんなに気にしない人でしょ。
>368
そうか?
ヘッポコとはいえストーリーが最初から最後まで理解できた分だけ
ドラマと映画の方が作品としてはましだよ・・・
岡野版の初期だけと比べたら、そりゃ岡野版は神だけどね
371 :
370:2005/10/29(土) 13:11:23 ID:???0
ごめん、>369の間違い
映画は獏さんも野村万斎にやってほしくて結構力入れてたみたいだね。
ドラマはNHKの制作態度とか方針にあきれ返って丸投げして、それがテレビなんだね・・・と悲しんでたけど
>>370 岡野版がまだまともだった頃と、ドラマが同時期だっただけに、
余計にドラマの駄目さ加減が印象深かったかもしれない。
でも、「わかるだけまし」しか良いところがないテレビ版よりは、初期が
あるだけ岡野版のが個人的に良い。
テレビ版は、出だしから「これ陰陽師じゃないでしょ」って感じだったから。
映画版は、脚本めちゃめちゃだよ。キャストは獏さんの希望通りで、確かに良かったけど、
原作の雰囲気ぶちこわしのつまんない作品。
二作目は獏さんが脚本書いたにもかかわらず、そこに手を入れて悲惨なものになっちゃってるしね。
二作目で「いずも」という地名が出てくるんだけど、この「いずも」は実際の「出雲」ではありません
というパンフでの言い訳には脱力した。
「陰陽師」って、他メディアでの展開はものすごく恵まれてない作品の気がする。
朗読劇はよかったんだけど。
でも獏さん自身が漫画や映画、ドラマとビジュアル化されることを、
「原作とクレジットされてるけど、むしろ『原案』という感じで、それぞれのオリジナルだ」
って言っちゃってるから原作の雰囲気ぶち壊しだなんだと言ってもな・・・
獏さんが一番気に入ってるのは舞台らしいけど。
原作者って多分ほとんど気にしてなさそう。
割り切ってるんじゃないかな…
割り切れない人は原作許可出さないと思うし。
>>374 岡野版と比べてテレビやドラマがましかましでないかって話なのに、
「獏さんが丸投げしてるから、ぶちこわしとかいうのは違う」ってのは論点ずれすぎ。
>>376 世の中、メディア展開にストップかけられる強い作者ばっかりじゃない。
出版社なんかが強いと特にね。
編集に強く出られない(恩を受けてる)作家も多い。
>>377 >>373が映画がつまらない理由は原作の雰囲気をぶちこわしているからだ、みたいにいってるから
雰囲気ぶちこわしもなにも、
原作じゃなく原案だから、映画に原作の雰囲気がただよってなくて当然ってつもりでそう書いた。
獏さん自身は映画の1本目は満足してるって言ってたし、(2作目はわからんが。)
私個人の感想としても「うはwwちょっとワザトラシスwwwww」とは思ったが
「陰陽師」という素材をおもしろく料理してるなとも思ったから、つまらない映画とは思わなかった。
他メディアがダメダメで、それよりは岡野陰陽師のほうがマシだからといって
岡野陰陽師がいい作品かと問われれば、個人的にはノーだな。
381 :
376:2005/10/29(土) 23:04:40 ID:???0
>>377>>378 そうだね…訂正します。
原作者って多分ほとんどあきらめてそう。
割り切ってるんじゃないかな…
割り切ってる人ばかりじゃないでしょうけど、割り切ってる人は多い気がする。
んじゃ、読者も割り切りますか?
獏さんは割り切ってると思う…というか割り切るほかにない。
岡野版がしょっぱなから電波全開だったら、かえって諦めがついたかもしれないが
今回はかなり特殊なケースだし。
岡野版が終了したのを何より喜んでるっていうか、
ほっとしてるのは獏さんだったりして。
こうなったらどんな内容でもいいから、とにかく所定の12巻終えて下さいよと。
岡野さんがこっちに戻ってこないとわかった以上、いたずらに中断→再開しても無意味。
結果的に1巻オーバーになったけど、まあそれくらいは構わない、ただこのまま
延々とあの漫画が続くのだけは勘弁して下さいよと。
あれが長引けば長引くほど、せめてこれだけは…と宝物のようにしまっている
初期の作品のイメージまでもがどんどん侵食されて、やがて粉々になってしまう。
とにかくこれで岡野版は完全に終了したのだから、これでようやく縁が切れる
…やれひと安心といったところでしょう。
前々スレぐらいだったかな、完結してない作品に手塚治虫漫画賞を授与した審査員に
猛省を促したい、みたいな書き込みがあって、一番猛省してもらいたいのは岡野さんだけど、
「もう何を言っても無駄だから」と締めくくられていた。
獏さんの心境もこれに近いんだろう。
あ、文章読み返してみたら、獏さんの心境いうより自分の心境かw
\ ./
\ にぃ。 ./ _, ,_ じゃっ。
おもしれぇ。 .\ ( `ー´) ./ (`ー´ )o
_, _ .\ / .と ノ
( `ー´) .\∧∧∧∧./ ( つ ノ
./ o o .< 夢 > (ノ
.ノ ヽ < 予 枕 > ./ / /
.し'⌒ ヽ) < > / /
─────────< 感 獏 >──────────
生成りのジーンズに < >お前もそうなのであろう?
洗い晒しのTシャツ .< !!! の >俺の顔に拳を打ち込みたくてたまらないんだろう?
という無造作な格好が./∨∨∨∨\男の言葉には言外にそういう含みがあった。
不思議とこの男には/ \そうだ。お前の言う通りだ。
似合っていた。 ./ 友よ。 \この拳がお前の鼻にめり込む感触を何度も想像していたさ。
と、ふいに ./ \何度も。何度も。何度も――
男が動いた。/平成17年9月9日 小田原にて\俺は勃起していた。
>>373 映画の脚本(特に二作目)が駄目駄目なのはつるっぱげ同意なんだけど、一点だけ。
奈良には出雲という地名があって、神社好きの人は奈良には出雲系の神々が勧請され
尊重されていることは良く知られている事で、出雲族を製鉄系民族としたのには結構いいところ
いってるなぁと思いましたよ。
奈良には「金銀銅鉄」なんて扁額を掲げている神社もあったりする。
詳しくは奈良県桜井市のHPを見ていただけたらと。
WELCOMEさくらいより、古代出雲
http://www2.begin.or.jp/sakura/izumo01.htm
次なに描くんだろー
今度はちゃんと消化してから作品にしてほしいな。
空海とかどうよ。高橋克彦っぽい感じで。
ある程度は勉強済みだろうし。
次つうか妖魅変成夜話はどーなったんだ?
ちょっと前のスレの流れで読みたくなり、ファンシィダンスを読み返していたら
最終巻のあとがきに座禅を三角錐ととらえてその中心がちょうど丹田…という
考察(?)が入ってた。
岡野さんはその昔から図形のことを考えるのが好きだったんだなあと思った。
ヨガとか当時からすきだったみたいだし、オウムっぽくてやだな・・・
ダ・ヴィンチ立読みしたけど陰陽師の所読み忘れた・・・・。
>>392 自分も立ち読みしてみたけど、いったい何処に載ってるのか
わからなかった
アレか、立ち読みに怒って神様が私から頁を隠したのか…w
ダヴィンチ知らずに買って来ちゃった。載ってたんだね。今確認したけど4Pあります。
電波後どんな気構えで描いていたかについてはその時期の晴明の台詞そのまま。
荒俣宏とかの陰陽師についてのインタビューはこれから読みます…
初期から獏さんのコメント読んでるけど、最初は手放し絶賛だったのが
だんだん言い回しが微妙になり、11巻辺りからは「もう原作とは別の所に
行ってますから」って切り捨ててる。
どこで読んだか忘れたけど、ここまで書いていいの?という批判的なのも
あったよ。
最近は至極穏やかにごまかしてるけどね。
とんでっちゃって本当に悲しい思いをしたのは獏さんなんだろうね。
ダヴィンチ読みました。
荒俣さんの方のインタビューでは、全巻を建物に例えてて、8階(巻)までは
誰でも入れるけどその上の階は会員制のクラブだと言っててなるほどと思った。
菅公との歌合わせあたりまではエンターテイメントとして
十分に義理を果たすような形で誰でも楽しめるようになっているけど、
それ以降は岡野さんのビジョンのままに描かれてるから読む方も覚悟してね、
ということになってて、荒俣さんも獏さんも8階に置いていかれちゃったみたいな。
岡野さんのインタビューは読むとやれやれな感じするけど、
荒俣宏・東雅夫インタビューはこちらに架け橋を架けてくれる部分があるかも。
立ち読みちょっとおすすめです。
イッちゃってる、っていうほどには「到達」してる感がないよなあ。
底が浅い。
前に出てたけど、世が初心者がファビョってる状態っぽいっつーか…
会員制クラブって言ってるけど、会員も集まらず、究極のオナニズム
に見えてしまう。
>8巻以降。
>荒俣さんも獏さんも8階に置いていかれちゃったみたいな。
…とすると、10階まで登った私はお二人より根性あったということか。
それとも単に会員制クラブに移行してるのを気づかないニブチンだったということか。
原作者でも漫画家でもない荒俣さんが色々苦労して説明してて
肝心の岡野さんの言ってることは結局何もわからないというのが笑える。
朝日や読売の記事にしてもインタビューっていうより岡野さんの言葉を
記者が苦労して意味を肉付けして紹介してるような内容だったし
ホント大丈夫なんだろうか。
10階まで登れたのは、根性ではなくて
単に岡野さんと波長が合っただけだと思うよ。
波長が合わなかったり、電波を受信できなかった人が大多数だっただけ
漫画家としては致命的だが、教祖になるにはいいかも
400 :
花と名無しさん:2005/11/07(月) 05:15:05 ID:4CWfLPbh0
理解できたと思う人たちは自分は特別だと思えるのかな?
理解できたってのより、共感できたって感覚が近いのかも?
自分は会員制クラブに入れなかった側なので
スレをずっと読んできた上での想像だけどね。
402 :
398:2005/11/07(月) 08:19:23 ID:???0
>10階まで登れたのは、根性ではなくて
単に岡野さんと波長が合っただけだと思うよ
いや違うんだよ。
連載読んでなかったから、10巻の内容がわからなかった。
最初からあの内容と知ってたら絶対買わなかった。
比丘尼以降は徐々に読んでも楽しめなくなってきていた。
惰性で買ってきたけど、巻を重ねるごとに読み返す回数は減っていき
9巻あたりはもう一度も読み返さなかったような気がする。
わからないし、面白くない。
それが正直な感想だったけど、読んでいけば少なくとも
わからない部分は解明されるんだろうと思ってたから
10巻も買っちゃったけど、全部読まないうちに後悔した。
荒俣さんや原作者さえ会員資格を満たさない会員制クラブって…
結局岡野さんの全てを無条件に受け入れられる人しか入れないクラブなんだよね。
う〜ん。
お酒を飲んでほろ酔いになった頭で12巻13巻を読むと、すごくよく分かる。
気の流れとかそれぞれの図形の意味とか。
でも酔いが覚めてから読むと全然分からないから、やっぱり気のせいなんだろうな。
>>403 分かる。気分的にハイな時とかだと分かる気がするんだよね。
理解っていうより同調してるみたいなもの…?
それでもよく分かんないこともあるけどね。兼家ってなんでそんなにフィーチャーされてるの?とか。
兼家本人(史実上の)についてもう少し知識があると分かるのかなあ。
405 :
名無しさん名無しさん:2005/11/07(月) 16:17:33 ID:MIDUnqvO0
>>389 休載してるだけみたいだから、再開するんじゃない?
カネイエは道長の父で、藤原家全盛の基盤を作った人だから、
神に愛されている人=成功した人みたいな描かれ方なんじゃ?
13巻立ち読みしてきた。
居酒屋で気持ちよく酔っ払っている上司の話を流し聞きしているみたいな
気分になった。
とりあえず閉じて、同じく立ち読みで泣きかけた西原の新刊買って帰った・・・。
1ハーサと一緒?なのか・・・
ゆんゆん系じゃないかよ、寝る前に心臓に悪いじゃないか!
1ハーサ、連載当時から読んでましたが、途中でやめました。
たしかに絵が抜群に美しかったし、最初は楽しみにしていたんです。
個人的には電波は感じなかったし…けれど最初の緊張感が途切れてからは
もう読んでも読まなくてもどうでもいいような気持ちになって。
「人はどこから来て、どこへ行くのか」という深遠なテーマを扱った
真面目な作品だったとは思います。
でもやはり、その壮大なテーマの重さに押しつぶされた感じで、
うまく消化しきれなかったんじゃないだろうか。
これに比べたら私は岡野さんの仕事を尊敬する。
あくまで初期の頃の話ですけどね…
413 :
409:2005/11/08(火) 00:56:59 ID:???0
>411
私も1ハーサ途中リタイア組です。バイトの後輩が儲で本を貸してくれ読み始めました。
最初は良かったんですが途中からテーマが重く壮大になればなるほど
こちらはこっ恥ずかしくなってきちゃって(バカな表現ですみません)...。
岡野さんの場合は初めて読んだ時の感動が大きかっただけに今は残念です。
イティはちゃんと完結してて、つじつまがあってて、
最後きっちり回収されてる・・・いくらなんでも陰陽師といっしょにしては・・・
それにあれはそんなにオカルトじゃないよ。
基本的には少年少女の成長物語で、世界観はそれに付属してるんだから。
かなり長期にわたって休載があったと思ったな >イティ
しかもすごく緊迫したこれからって場面で数ヶ月の休載…
気が短い自分としては、あれでかなり萎えてしまって
再開後は以前みたいにのめり込めなくなってた。
そして気がついたら終わってたという感じ。
今思い返すと不思議な漫画でした。
自分的には初期の岡野陰陽師は神なので、
むりやりそこだけと比較したら、イティよりも断然思い入れは深い。
しかし陰陽師全体(あるいは後半)と比べるのは、あまりにもイティに失礼な気もする。
あれは漫画としてきちんと成り立っていたし、後は好みの問題。
イティをラストまで読んでない人にイティは語れないよ。
すくなくとも岡野陰陽師のようにわかる人だけわかればいい・・・なんて
読者おいてけぼりの作品にはなっていない。
むしろ、なんとか理解してほしくて、あれだけの時間をかけてじっくり
きっちり描き上げたって印象だ。全然ゆんゆんじゃないし。
イティはすごい作品だよ、ラストまで読んでない人は機会があったら
一度全巻を通して読んでみてほしいな。
いままで出てたリンク先見ても感じたけど、
本気で精神世界とか信じてる人は説明努力が全然ないんだよな。
彼等にとっては自明の事なんだろうけどイパーン人には全然わかんない。
岡野さんもあっちの世界に逝ってしまわれたんだろう。
好き嫌いは分かれると思うけど、「複線を完全に回収した話」
として褒められてるね>イティ
ny−即とかの少女マンガあまり出ないスレで褒められてて
驚いた記憶。
岡野さんは全て放置したからなあ…
いや、伏線は結構回収してると思うよ。
なんかすごーく分かりにくくて回収されても腑に落ちた感がないというだけで…
まくずこそとっとと回収されてほしかったわけだが。
>>419 それ、回収出来てないじゃんw
全部腑に落ちて、尚且つ話がまとまる爽快感があってこその
伏線回収なんじゃないの?
そんなこと言ってるば〜いか〜♪
このくらいバカな方がよいです。兼家さま。
あったね、そんな兼家wwwww
これってさあ、
分かる分からない以前の問題として、
原作=獏、って銘打ってある以上、
道義的に(原作者がどういう姿勢だろうが)
やってはならんことをやっちゃってるんじゃないんかね?
原作者に対しても読者に対しても。
岡野さんにはその辺の自覚ないよなあ、多分。
原作つきだからとか関係なく、「つまらない漫画を、嬉々として送り出した」
という、娯楽漫画家としてまずやっちゃいけないことをやってるからなぁ。
>>422 そう。兼家はずっとそんなで良かったんだけどなあ。
そもそもそんなキャラ設定もなぜ…?という気もするけど。
イティはそれこそ
「複線をテキトーに回収した」 だけ のラストだったなあ。
初期の仕事が丁寧だっただけに失望も巨大だった・・・
そういや陰陽師と似てるわ。ひたすら惨めなこの読後感。
ついでに書き上げた後の作者の態度がアレなとこもな。
(電波は垂れ流さなかったが、ぶーけ編集部に対する恨みつらみ繰言を延々と・・・)
ぶーけ編集部に文句云々の話は知らないけど、
水樹サンにとって必ずしも満足のいく展開じゃなかったんだろうかねイティは。
ただその行為の是非は別にしても、425サンいうところの「つまらない漫画を嬉々として送り出した」
としか思えない岡野さんと比べたら、まだ話のわかる人だと思う…まして原作付じゃないし。
原作者は事あるごとに「別物です」と言い続けてきた。
普通の神経してたら、獏原作の陰陽師を描けなくなった時点で打ち切りにするだろう。
(それが出来ない事情があったのか?)
そして岡野さん独自の陰陽師を発表すればよかったのに。
晴明なんて別に獏さん独自のキャラじゃないし、そうすればどう料理するのも自由だったのにね。
もうなんだか、晴明を道連れに無理心中したみたいな感じだもんな…
429 :
花と名無しさん:2005/11/11(金) 20:35:10 ID:2YsMzvbU0
よくわかんないが、イティと陰陽師は、最後収束つかなくなって、
延々と一人語りの文章が世界を語るのがよく似てると思う。
イティは神が言葉だけでしゃべってるし。陰陽師は晴明の
独り言、、。
誰だか大漫画家の先生が言葉だけでシーンを説明するのは漫画家として最低。
漫画家なんだから絵で語らせろ って言ってたな。
はげはげどうどうですよ。絵で語る能力がなくてぶつぶつ根暗に独り言言わせてるって感じで、
威張れることじゃないのに、自信満々の岡野さんがいやだ。
でもぶーけだってイティだけ特別扱いで、
雑誌なくなったのに、あのレーベルの装丁の単行本最後までだしてあげて、
いちおうは言い関係築いてたんだと思うよ・・・多少の文句は言われてもさ。
もっとヒサンな作者と編集サイドの関係もあるじゃん。
陰陽師もよく編集はがんばったし、最後まであのわがままな装丁出したよな。
ジャンルは違うけど編集業だからつい肩入れしちまうよ。
>431
それでも作者サマは耐えがたくご不満だったのですよ・・・
その垂れ流しを読んでもなお、イティのラストに期待をかけてた
当時の私も若かったな・・・
その点岡野さんは最後まで楽しそうに仕事しててよか・・・・ったとはいえないか
岡野さんが楽しそうでもいいけど
一番に読者を楽しませてくれないと困るね
売ってきました。全巻まとめて1,000円でした。
もうこれ以上手元に置いておくのが辛かったので。
さようなら。そしてありがとう4巻までの岡野さん。
俺は8巻までは名作だと思ってるな。
4巻か・・・せめて6巻までくらいはありがとうでいいんじゃないか
真葛=岡野分身の出しゃばりにどこまで耐えられたかが評価の分かれ目かな?
8巻からは岡野さんの2次作品になるとはっきり宣告してほしかった。
それなりの心構えがあったなら、また違った読み方もできたろうに。
7巻の歌合せの話など、ちと難解ながら「原作を超えた」感があって
読後に昂揚したものだ。
ま、7巻以前にも白比丘尼の扱いとか、真葛というオリジナルキャラの
不透明な存在とか、納得できない要素はあったわけだが。
黒川主の話は絵の凄みとあいまって大変な名作であると思う。
マクズのこと嫌いっていう人多いけど
私は彼女の存在に感謝したい。
原作のいったいどこにそこまで惚れ込んだのか知らないけど
「○○がいるからこの世に繋ぎ止められてる」とか
「○○がいるから孤独じゃない」とはっきり言い切る獏晴明は、
岡野さん的には受け入れがたかったんだろうなあ。
博雅自体がどうこういうんじゃなくて、○○の存在がNGだったんだろうね。
マクズ的キャラは原作じゃ絶対に受け入れられない。
でもマンガなら大歓迎です。
岡野晴明とは真に理想のカップルですよ。
せめて相手が博雅じゃなくてマクズで、本当によかった…。
最後はよくわかんないが大円団だったみたいだし、
もう言うことないじゃないですか。
○○って何?
釣りでしょ?
単にマクズとくっついてくれたおかでげ
博雅が巻き込まれなくなってよかったという話でないの
801方面にならなくて良かったという意味かと思った。
釣られ。
真葛に感情イニューして読むのが、少女漫画の王道だったのだろうか?
そうだとしたら白腺社に変わった頃から、なんかおかしいのは…。
商業的インボー説が浮上。
801層も取りこぼさぬ、努力もあったし。
・・・・・・・・・・・いや、あのさ。
>438 は強烈な皮肉として書かれてないか?
>私は彼女の存在に感謝したい。
あたりで 「感謝してるんだne!」 と納得して、
その後読んでないよな >441,443あたり・・・
そうなの?
私は真葛がでしゃばったせいで、陰陽師の方向性がおかしくなったと
思っているクチだから、あっちの世界にいっちゃたモノ同士お似合いじゃ
ないですかと言われても、釈然としないものがあるなあ。
あと
>せめて相手が博雅じゃなくてマクズで、本当によかった…。
の「せめて」の部分がよく分からん。
446 :
443:2005/11/13(日) 22:37:52 ID:???0
いや、皮肉を前提に
なるほどなーと。
そうだね。満足してるんだったら「せめて」ってのはおかしいような
文章力が全くない人間が皮肉る意図で文章を書くと悲惨になるという例だね。
なかなかわかり辛い皮肉であったな・・・。
ブックオフで10巻まで立ち読みしたが、
それ以降が置いてなかった。
この飢え、どうしてくれようか・・・
もう
>>446の文自体、意味分からん。
皮肉だったらそう伝わるように書いてくれ。
皮肉を前提に、って何だよw
ん?私は>443であり>446だけど、
本家>438ではないんだが。
>438が皮肉を言っているという前提で、
>443を書いたのだが、
>444に読んでるか?とあったので、
皮肉は了解してると>446の書き込みをした。
なんか、気に障ったかい?
>>450 そこまで読んでしまったのならその先も読んだ方がいいね。
とか言ってアリ地獄的に誘ったりして…
いや、いずれ大量に古本屋にでるんじゃないの?その後の分。
454 :
450:2005/11/14(月) 02:56:45 ID:???0
>>453 読みたいけど、他の古本屋も10巻までだったのよ。
キャラクターの魅力もさることながら、
ほんっとに惚れ惚れ眺めてしまう美しい絵だよね。
立ち読みだから、陰陽道に関する説明はすっ飛ばしてたけど、
購入して、じっくり読んでみたいな。
455 :
451:2005/11/14(月) 08:46:44 ID:???0
>>452 ああ、ごめんなさい。
完全にやらかしました。
>>446が本家
>>438の発言だとしたらますます訳分からんと思っちゃったんですよ、ゴルァあああああああ
ごめんね。
うーん、ごめんなさい。読み返してみると確かに
わかりにくい文章で皆を混乱させてしまったみたいなので
ちょっと説明させてもらいますね。
○○の中に博雅を入れると、獏晴明のセリフになる。
博雅は晴明の謎の部分にあえて立ち入らないし、
晴明も戻り橋を渡って自分から博雅を訪ねることはしない。
お互いの世界を侵食することなく、静かで微妙な信頼関係を
築いているのが原作の二人だと思う。
正直言ってマクズは大嫌いなんだよね。
個人的には彼女が作品をダメにした元凶くらいに思ってます。
ただ好き嫌いは別として、ああいう作品になってしまった以上
マクズみたいなキャラは絶対必要だったと思うのです。
あの得体の知れない晴明のパートナーを創作するんだったら、
マクズみたいに相手のすべてを飲み込んでしまうような
やっぱり得体の知れないタイプこそふさわしいと言いたかったのですよ。
マクズのおかげで、博雅があれ以上へたにいじくられずに済んで感謝してる
…という感情は、今もあります。
長文で失礼でした。
言い忘れましたが、438=456です。
>454
つ 画集
絵が見たいなら漫画を読む必要は無い
>8巻からは岡野さんの2次作品になるとはっきり宣告してほしかった。
それをすべきだったんだよね。
8巻からかどうかは意見が分かれるところだろうけど。
そうすれば作品も作者としての岡野さんの名誉も守られたと思います。
ただ岡野さんには2次作品を描いてるって意識はまるでないだろうから。
もう処置なし、というところでしょう。
>全巻まとめて1,000円でした。
を見て、全巻近所の図書館に寄贈してきました・・・
司書の人は「本当にいいんですか?」と
驚きの声。
うん、6巻ぐらいまでは本気で迷ったんだけどね・・・
ちょこっと本箱のスペースがあいて嬉しい(とほほ)
>>460 う、すごいね。
わたしも寄贈したいんだけど、なかなか本を手放せない性質なのと、
6巻以前をどうするかで悩んでいるよ・・・。しかも11巻までしか購入してないし・・・。
いったん処分したけど4巻までは古本屋さんで再度調達。
あの悪夢みたいな連載が終わってくれたから今は安らかな気持ちで楽しめるよ。
463 :
花と名無しさん :2005/11/16(水) 17:14:33 ID:IfN8yBOD0
中国のやつっていつでるのかな?
あっちのがわかりやすくてよくない?
もう3巻出テから2年くらいたつけども・・・
遅いなぁ〜
464 :
名無しさん名無しさん:2005/11/16(水) 17:48:01 ID:VukJHaJ10
>>463 hpに12月からまた描くってノッテタヨ。
寒くなってくると「鬼やらい」が読みたくなるね。
私的には、これと8巻が名作。
みなさん割と辛い評価多いですね。
謎がいっぱい詰まっていた方が何度読み返しても
楽しめる、という評価はあまりないのかな?
F.S.S.とはちょっと違うけど、謎解きの楽しみも
魅力のひとつに感じています。
>>463 あれも最初のうちはお笑いまじりの面白さがあったのに、
話が進むにつれて、ゆんゆんしてきたよね。
再会するということなので、また面白くなることを期待したい。
>>465 あれを「謎がつまっている」と見るか「作者が電波垂れ流しているからわからない」と
見るかの差だと思うよ。
物語中の「謎」というのは解釈・理解するための手がかりが作中にそれなりに与えられていて、
しかも、それを考えるのが楽しいものだと個人的に思う。
「陰陽師」の「わからないところ」をそう感じられない人がここでは多いってことじゃないかな。
ファイブスターの謎やら伏せられた設定は、作者のオナニーを感じつつも
考えるのが面白いから好き。
「陰陽師」のは……ちょっとなぁ……。作者が「上から来るんです」とかいう人だしなぁ……
初期のころには陰陽師の新刊を買ってくるように私に急かしていた母が
後に行くにしたがってほとんど陰陽師についてはなにも言わなくなり、
ついに「新聞のインタビューで変なこと言ってたね」
と言うまでになったのが物悲しい。
私はやっぱり鬼のみちゆきと、黒川主が最高だったな。
地味な展開ならが梔子の女もよかった。
こう思える作品もあるから、何とか我慢してる。
何がくやしいって、すべて「上から来るんです」だけで
済ませられてしまうことほどくやしいことはない。
上が1+1=3だって言ってきたら、そのまま描くんかい!と憤慨したものだ。
まあ、ゆっくり静養してもらいたいですね、陰陽師のことはもう、きれいさっぱり忘れて。
京都ブライトンホテルの新しい教会って、
なんだかエジプトの神殿っぽいね。ユンユン
>>470 うちの姉があそこで結婚式挙げたんだけど、神父様がアラブ系の風貌だったよw
12巻まで読んだ読者。
伏線は全部回収してほしいんだが
13巻はそうじゃないんだ〜。
いつかは全ての謎が解けると期待して読んでいたんだが…
番外編で伏線回収って予定アリ?
放置されてる伏線て例えばどの辺?
読者に多くを求め過ぎ、って感じだな
エンタメなら、わかってほしけりゃわかるように説明するもんだ
他人がわからなくても、分かる人や自分のためだけに描いてるなら結局オナーニなんだよ
しかも撒く図と晴明に岡野さんが透けて見えるから余計にそう見えちゃう
次回作でどれだけマトモな作家に戻れるか楽しみです
読者は放置されている伏線だと思っていても、岡野さん的には全部説明して綺麗に
まとまっていることになっている予感。
>>474 次は止まっている「妖魅〜」を再開だろう。するとやはり東洋思想だのなんだので、
電波っぷりが加速してそのまま帰ってこなくなるに一票。
「妙技の報酬」みたいなのを、リハビリで描いていけば帰ってこられるかもしれないけど。
妖魅でもあれやられたらたまんねぇ
コーリングは良かったなあ
自分としては原作超えてると思ったし
あの当時でも電波の片鱗は見受けられるけど
そーいや、あのイノシシの知ったか風情は、
今思えば多分にマクズを彷彿とさせるものがあるなww
妖魅でもあれやられたらたまんねぇ
コーリングは良かったなあ
自分としては原作超えてると思ったし
あの当時でも電波の片鱗は見受けられるけど
そーいや、あのイノシシの知ったか風情は、
今思えば多分にマクズを彷彿とさせるものがあるなww
478 :
花と名無しさん :2005/11/18(金) 13:12:40 ID:zZMOz6zD0
妖魅はまだあまりテンパってないから好きなんですけど。
キョ先生?は玉の父なんすか?それは違うと。
2話で出て来た娘子とハタ織ってる玉の顔が全然違うし、あれは仮の姿なのかなー
なんか描いているうちに自分でつまんなくなって、だんだん話をでかくしたくなってくるタイプなのかな、気持はわからなくもないけど。
ほしゅ
コーリング今思えばカバーが全面
エジプト壁画だったね。
ま、ああいう人なんだろう。
妖魅は次の4巻で終わりでしょ?
主役が龍になったよね。
ここも盛り上がらないね〜
肝心の陰陽師が終わっちゃったからね
483 :
花と名無しさん:2005/11/28(月) 21:32:09 ID:cs5+InoM0
>そーいや、あのイノシシの知ったか風情は、
>今思えば多分にマクズを彷彿とさせるものがあるなww
同感同感。
原作でそのままの台詞を喋っていても、たぶん知ったかとは感じないんだろうな。
作り出す雰囲気の妙なのだろう。
完結を機に全巻購入しようかと迷っていたんだけど、
そういうトンデモ「陰陽師」に出来上がっていると言う事は。
暫くしたら古本屋でお安く買えるってことなんでしょうかね?
そうか。そうしよう。¥
486 :
花と名無しさん:2005/11/29(火) 22:07:48 ID:MJitOx2LO
こないだもう13巻も出てましたが〉ブクオフ
487 :
花と名無しさん:2005/11/29(火) 22:15:38 ID:BgMpcO2ZO
8巻くらいまでは、すでに近所の古本屋で
一冊100円で売ってます。
なんか一生懸命謎解きしたり資料買いあさったりしてたんだけど、
ホントどうでもよくなったわ。
神様になってしまった山本スミカ(エースをねらえ)や
美内すずえ(ガラかめ)を思い出します、岡野てんてー。
漫画家って紙一重。。。
商業漫画家って、読者意識しなくなったら終わりだと思う。
オナヌーは同人誌でやってください。
あの装丁、自費出版したらどんくらいかかるんだろう(((((((゜Д゜;))))))
12巻のエジプト描写が出てくる前までは
10巻辺りから始まる難解な展開も、何だかんだで楽しめていた気がする。
所々面白いと思うシーンもあったので。
宗教的精神世界で終わってしまって残念に思う。
「消えさりしもの」ぐらいなら楽しめたんだけど
やりたいこと全部やれてなかったのかねえ・・・
「消えさりしもの」は訳わからんでも、岡野さんのオリジナル世界だからまぁいいか、
と思えるしね。
「陰陽師」は原作つきで更に実在の人物だから、現実との乖離がものすごく見えてしまう。
「陰陽師」の晴明がどんなに完全になろうが、残っている記録・逸話上の晴明は
俗っぽいというか、宮仕えの陰陽師としてはあんな感じだよね、でしかない。
ここは獏さんの陰陽師でも言えるんだけど、あっちはまだ現実につきあう気があるからなぁ。
連投スマソ。
フィクションだから現実と違ってももちろん良いんだけど、岡野さんの場合、
(どうやら実在の)晴明と自分を同一視している節があったり、
天から何か降りてくるとか言ってる。
が、少なくとも残っている晴明に関する記述は、岡野さんの晴明像と近いかと
いえばそうではない。残っているものの信憑性とか色々考慮すべき事はあるんだけど、
それでも、なんだかなぁと思わずにはいられない。
495 :
花と名無しさん:2005/12/03(土) 18:29:51 ID:Iz+D7Dc40
確か、白癬系の漫画家さんがどこかで岡野先生のアシ時代の話を漫画にしていた。
やっぱり不思議な人だったらしい。
ご本人すごい美人だって話は既出?
ビジュアルで言えば、4巻くらいまでの清明はイメージぴったりだったんだけどなあ。
「消え去りしもの」のどこが「わからない」のかがよくわからない自分は
もしかしたら電波なのだろうか。(ちなみにファンタジー系は嫌いじゃないけど神秘趣味は皆無)
しかしそんな自分にも「陰陽師」はわからない。
「消え去りしもの」には完成された作品性と世界観があったが
「陰陽師」にあるのは破綻した作品性とナルシズム及び思い込みだけ・・・のような気が。
なまじ絵が描ける分だけ突っ走ってしまうのかねえ。
いろんなものを駄洒落・語呂合わせで強引にイコールで結ぶところなんか
平田弘史の「お父さん物語」の強引な親父の説教みたいだ。
> 「消え去りしもの」のどこが「わからない」のかがよくわからない自分は
わからないとは言わない。ただ、言葉で説明しようとするとハタと困るぞ。
どーでもいいけどセフレほしい
>499
見事なスレ違い
晴明死んで終わるのかと思ってたから、
子どもも生まれて、みんな元気で、よかった。
だけど、エジプトとか出てきて、もう何がなんだかわからなかった。
まくずのこととか、なれそめとか、そんなの知りたかった。
結局晴明は何をどうしたんだろう。
502 :
花と名無しさん :2005/12/05(月) 15:15:44 ID:WiWAgzc/0
>結局晴明は何をどうしたんだろう。
これはホントそう思う。
最後帝は水のマンですんんだんでしょ?
そこの表現も微妙だし。全面使えばいいってもんでもなしに。
未来永劫って。。安部家って結局ダメになってんじゃん。
アンクまで出して世界平和したかったならまだ規模でかいが。
ちっこい都だけ一瞬うまくいきゃよかったのか。
別に滅びてもいいじゃん?
>>502 >別に滅びてもいいじゃん?
獏さんの晴明だと、帝は「あの男」呼ばわりで、都にだって強い執着がある訳じゃない。
でも、博雅と、博雅を通じて見えてくる人間というものの良さ、生きることの楽しみを
愛おしく思っているから晴明は都に危機が来ないように動いてる。
岡野さんの晴明は、真葛や自分の子への愛情があって、本人的にはどうでもいい
都その他を、真葛と子供と自分が生きる間だけでも安泰にしておきたいと考えて
色々動いた……んだとすれば、まぁ、良いんだけど。
でもそうじゃないっぽいんだよね。そうじゃないから
「あれだけやったって平安の世(貴族の時代)は終わるし、安倍家(土御門家)だって
繁栄とは言えない状態だし、晴明は何がしたかったのか、彼のしたことの意味は何か」
ってなことになるんだよなぁ。
主人公の目的すらわからん漫画だったんだ、そうか、初めて気づいたw
清明はオタクだから、つくりかけで放置されてる都をみてると、
いらいらーいらいらーしてしかたがなかったんです。それだけなんです。
プラモデルの作りかけのようなもんですよ。
それ以外はきっとみんなこじつけの理由だw
>>502 水については、帝に害をなしそうなものだったのを、持ち主の道満ごと
変成させて、祝福の水みたいなものとして帝の手に渡ったか、
都に捧げられたか、というようなことだったと思うよ。
道満については「みちみつ→満ちたる」と名前を読み替えられて、豊穣の女神みたいなのに
変化してさらに奥に進んでいくところで絵が終わってたと思うので、
飲んだかどうかは微妙だけど…。
507 :
花と名無しさん :2005/12/07(水) 13:32:45 ID:lhfIP1/T0
なるほどねー
いろいろあるわけね。。サンクス。
最初にビクニ描いた時から後でああやって大きく使おうと思ってたかな。
結局ビクニは復活するわけで、でもそのころは晴明は70近いわけで。
息子がやんのか・・。
そういやビクニが晴明は20年前とかわらないとか言ってる所、30年に一度じゃなかったのか?
なんか晴明かなり若いんじゃ?と思ったのだけど・・関係ないかな。
30年前じゃなくて20年前なので、10年後に比丘尼と関係
を持ったということじゃないの(w
祓ったのが10歳の頃だとしたら、10年後なら20歳(w
まあそれにしても龍とか結局何処へ行ったのかとか、
竜頭蛇尾ではある。
509 :
花と名無しさん :2005/12/12(月) 10:07:40 ID:K6R9tq7T0
龍は五重塔に巻き付いてどっか行っちゃったんじゃ?
>30年前じゃなくて20年前なので、10年後に比丘尼と関係
を持ったということじゃないの(w
あーだから晴明一瞬変な顔すんのか。
じゃ、あの時点で30?
10の時に祓い、20の時に関係して、
それから20年だから、40でしょ。
40なのに体力あんな〜ヒロマサも同じ?
みんな結構おっさんだったんだな。
マクズに手出すのは ロリコンか。
それでいうなら光源氏だって女三宮貰ったときには
40と14のカップルですがな
女三の宮は無理矢理押し付けられた上に浮気された
いや、だから、そういう歳の離れた男女の結婚でも
当時は別にロリ扱いされなかったった、ってことが
言いたいのであって…
別にカップルとしての成り立ちや結果を
比較してどうこうってワケじゃないよ
巻く図に手を出してから話がおかしくなってるし
途中経過と説明釈明を省いて「ロリコン晴明キモ〜イ☆」
でもいいよ、もう・・・
ところで岡野さんの近況はどうなってるのかね。
陰陽師であまりにも膨大に発電してしまったために
精も根も尽き果ててしまったか。
その分旦那が動き出してるのか?w
ミイラ眠りしてっかもね。
宗教立ち上げ準備中……だったらいやだなw
>>518 旦那は父に挑戦してます→ブラックジャック映画。
ほんとは「ぼるぼら」実写版とかやってほしいが・・
>>521 それは挑戦というより、父の褌で土俵に上がってるだけのような……
父の褌をどれだけ汚さず輝かせることができるかどうか、という意味なら挑戦だが既に無理っぽ。
夫婦して同じような事してるのか
他人の褌と父親の褌
旦那とはちゃんとコミュニケーションとれてるのかね。
あの旦那も変わってるし、そういうことあんまり気にしないタイプかもね。
岡野サンは漫画家としてはもう再起不能かな…。
少なくとも今は何描いたって陰陽師の二の舞になるのは目に見えてる。
普通のファンは離れていったろうけど、「何があってもセンセイについていきます!」
みたいな人も結構いそうだから、宗教立ち上げた方が本人のためかも。
下手に現世に生還しちゃって自分の描いた11〜13巻見てガクゼンとするのを
想像すると気の毒な気がする。
予告を見るかぎり何の期待も起きないなー、BJ映画。
しかも同時上映が「Dr.ピノコの森の冒険」w
なんかマクズ日記思い出したよ。
このタイトルだけで見る気がおきん。
うわあああやめてくれええ
一瞬、保兄と晴明みたいな
キリコとBJの図を想像してしまったじゃあないかw
あうううロック出てくんのかな。
旦那がいたなんで知らなかったんだが調べてみて爆笑したw
BJを色んな漫画家が描いたシリーズが出てるけど
岡野さんに依頼はしないのかな?
まさかBJまで電波(ry
岡野版BJすっごい読みたい。
>岡野版BJ
ピノコがマクズ化してたりして・・・・
BJに龍がまとわり付いたり画面がモヤモヤしてるとか
そしてモグリの立場から医学界をあるべき姿に変える使命に目覚めるBJ・・・
「らいじょーぶ、ちぇんちぇー。ピノコはぜ〜んぶわかってるのよさ!」
それ案外いいアイデア。
BJだったらより多くの人と岡野センセイのあの独特にして玄妙な世界を
分かち合うことができます。
マスコミも大々的に取り上げるでしょう。
今度はどう論評するのか想像しただけで楽しいw
>>533 マスコミはそんな取り上げないと思うよ、とマジレス。
岡野さんだからどうとかではなくて、BJは今年既に
いろんな作家(永井豪とか)が書いてるのにそれほど取り上げてないこととか、
息子が関わってるのに映画もあんまり取り上げてないことからね。
十三という中途半端な数でごまかさず二十二巻にしてしまえばよかったのに。
_ ∩
( ゚∀゚)彡 鬼やらい!鬼やらい!
⊂彡
537 :
花と名無しさん:2006/01/01(日) 14:24:39 ID:NOI0CZNp0
あけおめ。
ここではどうだ!吉か凶か!
大凶でしたね。
そうかもw
去年の暮れ、古本屋で1〜13巻までセットで売られているのを初めて見た。
改めて岡野陰陽師の終了を実感しました。
あの作品が面白くないとか原作逸脱だとかそういったレベルだったら
まだ救いはあったと思うけど、あそこに描かれてるのは
晴明でも博雅でも平安の闇でもなくて
ただ漫画家岡野玲子の崩壊の記録なんだと思うと
見ていていたたまれない気分だった。
旦那の話題がちらりと出ていたけど、
もしかしてあの晴明は旦那の化身でもあったのかな。
これからはイラストレターとしてもちょっと困難そう…
描く人物の目が逝っちゃってる感じだもんなあ。
ダンナと晴明は全然似てないとオモ
確かファンシイダンスの完全版で「自分と陽平がクリソツ」と本人が書いてたから
ダンナも向こう岸の人かよw
岡野陰陽師は普通に黒歴史扱いだろ
12月に友人が自分の本は飽きたから、なんかお薦めのマンガ貸してくれ、
と言われて陰陽師全13巻をあげた。(返さなくていいよ〜と)w
以来連絡がない。
ハマっているのか、悩んでいるのかさてどっちだろう?
その友人は嫌がらせされたと思って546が縁切りされたとか
あらやだっ!
気味悪がられて避けられてる、に
弐百エメラルドタブレット
妖魅3巻古本屋で入手。
ほぼオカーノ版陰陽師と同じ展開なのね。
顔が同じように。ゲソーリ
展開ブッ飛んでくれればよかったのに。
漏れ岡野さんのご家族と知り合いなんだが・・・
まぁ岡野さんはまったりやってるみたい。雅楽のほうとかもやってるとか聞いたし
(´_ゝ`)フーン
印税もたっぷり入ったことだし、まったり楽しく暮らしてらっしゃるんで
しょう。
選挙と同じで次は票をいれない(コミックスを買わない)ってことでしか
読者としての気持ちを伝える術はないわけで。
ある本に受信した人の主義主張を頭から全面否定するのは、最悪の対応だと書いてあった。
岡野さんの周囲がハレモノに触るような対応するのはそのせいかと思った。
ご家族や近しい人達であれば、彼女の状況に細やかに配慮することもできるだろう。
でも読者にその義務はない。
他人原作のアレを最後まで「陰陽師」として公に出版し、
いやなら買わんでいいよと言わんばかりの読者軽視の神経はどうしても割り切れないからね。
556 :
花と名無しさん:2006/01/22(日) 01:36:38 ID:iIXS0BGD0
>>552 知り合いねえ。
情報からして随分前の知り合い
なんだね。
近しい人達は口が堅いだけだと思う。
まあ入院してても原稿は描けるしね。
558 :
花と名無しさん:2006/01/25(水) 23:54:31 ID:QeQO2Ic70
入院?
何故入院?
それも大分前の情報だね。
だいたいまったりするような性格じゃ
無いのに参百万エメラルドタブレット!
別に本人の近況なんてどうでもいいんだけど
560 :
花と名無しさん:2006/01/28(土) 00:02:08 ID:DRTXD4db0
知り合い風吹かしてるやついるとね
うざいんですよ。
うん、ウザイね
うん、ウザイね
中国の再開されるらしいよ
564 :
花と名無しさん:2006/02/06(月) 15:42:44 ID:4ELCHUnX0
妖魅ね、再開したね。
HPによると、今後
仙界モノになるそうです。
む〜ん。仙界に行っちゃうのか。
今度は岡野解釈の封神演義とか?
566 :
花と名無しさん:2006/02/08(水) 15:12:53 ID:IeuKoeuK0
さあ〜どうなんだろね。
今のところ話は分かりやすいからいいかな。
でも分からない世界に行かれちゃったら〜〜〜
初期の陰陽師はよかったなあ。
の二の舞にはならないでほしい。
ってところで、ここ閉めます?
【岡野玲子】仙界に散る【終了】 ・・・かな。
勝手に終了すな!ww
ここは岡野さんの「陰陽師」のスレだから
一度落として、岡野さんのスレとして別に立てるってことを
言ってるんじゃないの?
乱立もどうかなって思うから、このまま続行すれば?
仙界に散る…か。
たしかにそんな感じだね。
公式いったらまだエジプトがどうのと言ってるけど
そのまま仙界への旅立ちも着々と近づいてるみたい。
本人にはどっちも大差ないんだろう陰陽師も妖魅も。
まあその点は読むほうも同じだけどさ。
571 :
花と名無しさん:2006/02/13(月) 18:12:03 ID:xXZlGfzn0
じゃあ、続投って事で。
陰陽師は理解しちゃだめ、感じる読み物ってことで最初から読んでいたのでそんなに違和感なかった。
読者のこと無視してるって、みんな、いってたけど、それは、ものがたりの視点が、清明の目からみたものにかわったからではないでしょうか。
あくまでも‘実在の人物の一生を‘にこだわって。だって、ひとを、だますまえに、自分もだますみたいなのりのまじゅつしなんだからね。
魔術師としていきて成長しこだわりぬいて、精神がいかれたけど、もどってこれた、男のものがたり、だったようなきがする。
句読点を沢山打つよりも、ちゃんと漢字に変換した方が
読んでもらえる文章になるよ。
>>572陰陽師は理解しちゃだめという点には同意だが。
もっとも理解しようにもしようがないから皆悩んでるんだろうけど。
ただね、これは真実の電波マンガだとわりきると
結構面白いかもしれないんだよね。
皆陰陽師を読みたい(当然だが)と思ってると当然キーとなるんだけど。
受信してる人達がどんな世界を見てるのか、これほど
丁寧に描いてくれてるマンガもないかも。
せこい話だが、金出してまで電波マンガは読みたくなかったよ。
ネットに載ってるんだったら、話の種に見に行くけどね。
> 陰陽師は理解しちゃだめ、感じる読み物ってことで最初から読んでいたのでそんなに違和感なかった。
最初からそんな読み方だったとしたら危なすぎるぞ
577 :
花と名無しさん:2006/02/15(水) 13:28:37 ID:j+w5ufBp0
理解しちゃだめ、なんだ。
まあ、11巻くらいの作者インタビューで「あびるように読めばいい」
ってあったけど、
>>572には何だか言われたくないな。
最初から読んでいたけど、違和感ありありだよ。
少なくとも最初の数巻は理解しようとしなくとも容易に理解できる話が多かったな。
この電波レスは過去スレからのコピペじゃないのか?
580 :
花と名無しさん:2006/02/16(木) 16:10:39 ID:G8UlNrhd0
趣味で漫画家続けるんだな。
お金には困ってないし、売れようが売れまいがどうでもいいんだろうから。
発表することに意義があるのね。ちゃんとその場を提供してくれる出版社もあることだし。
正直うらやましいす。
趣味なら同人で出せばいいんだがな〜
若手にページ数譲ったほうがいい気がする
流れトン切りますが、岡野さんの相撲もの好きです。そこに出てくる美形秘書と関連したバンドの御姉様方の話とかも。続きあるなら読みたい。
旦那が手塚マコトじゃなければ、とっくに出版社から切られてると思う
そんなに力があるかな?
旦那というより親父さんの版権とかそういうのがでかいんじゃないかと‥
それは分かるけど、例えば白泉社は手塚治虫の本出してたっけ。
なんだかんだで睨まれると困るとか?
まあ何かとしがらみがあるのかね。
それなりに売れてるんなら切りはしないでしょ。
589 :
花と名無しさん:2006/02/21(火) 16:12:17 ID:aw5WWiW30
なんだかんだで、実績かと。
この時勢に黒字が出る作家は少ないから。
でも次は分かりやすいのが読みたいな。
don't think ,feel!
ブルース・リーでつか?
最終巻まだ買ってない・・・。
なんだか訳わかんなくなってきて・・・。
やっぱ読んだ方がいいですかね?
>>591 ブックオフで買うなら時間の無駄とまでは言わないけど。
12巻までつき合ったなら、
>>574の言う通り電波マンガと割り切って見物するのも一興かと。
余計なことだけどあの旦那
陰陽師があれほど迷走してたのに
心配じゃなかったのかね?奥さんの精神状態。
岡野さんが描いていたのは
>>578な漫画であって
最後までそういう作品を全うしたかったはず。
それがああなっちゃったのは、本人の責任といえばそれまでだけど
もう正常な判断力失っちゃってるんだから自分で決断するのは無理。
家族だったら無理にでもやめさせてあげたらよかったのに。
旦那があの制作活動を最後まで支えてあげてたのだとすれば、
それが優しくて理解があるってことなんだろうかと思うとちと微妙。
岡野玲子さんって精神的にどうかしちゃったのですか?
旦那は親の遺産をくいつぶして金儲けするのに忙しい。
妻にかまっているヒマナイ。
それぞれが自分しか見えてない、似たもの夫婦なんじゃ・・・。
あの旦那は、あまりにも父親の存在を振り回しすぎ。
ブログで吾妻ひでおさんの大ファンだと
間違いなく手塚治虫の後継者のひとりだともいってるね。
いや実際吾妻ひでおさんは素晴らしい漫画家だとは思うけど
漫画家でない彼がそう言うのは違和感を覚える。
手塚治虫になりかわってご託宣下してるみたいな…
あの偉大なる手塚ファミリーの身内として漫画家やるのは
ほんと大変だとは思うよ。
カミのヨメも楽じゃないってことか、いくらお金があってもな〜
>>597 小物だからスルーしていたが
そんなこと言ってるのか。
ん〜〜というよりは、テヅカ一族においてマンガ家といえば
前提となる絶対的モデルが既に存在するわけで、
そんな世界で、岡野さんがいくら話題作を発表しようが賞をとろうが
しょせんはお嬢さんの道楽芸のようにしか認識されなかったのでは。
というよりぶっちゃけ、放任という名の無視に近い扱いだった。
それは実の父親から溺愛され、周囲からは才女と褒めそやされ、
自身も常に特別であることを自認して育ってきた彼女には認め難い屈辱だった。
なので彼女自身のための、彼女自身による、彼女自身の神を求めた…と。
島田雅彦あたりと結婚していれば、さぞや似合いの一対だったろうに。
美男美女だけどお互いに同性の愛人でも持ってそうで似合いじゃまいかw
ま、彼女の気質的に自分より才能のある伴侶を選びそうにないので
有り得ない話だが。
ぶっちゃけ手塚治虫ってそんなに偉いかね?と言ったら総スカンだが
あのダンナの言いようには何かチャチャ入れたくなる。
私も小さい頃あの人は漫画の神さまなんだと教えられて育った。
それは疑いようがないし、確かに尊敬してるよ別にファンじゃないけど。
でも今は神さまご活躍の頃とはかなり事情が違って
神さまにはとうてい理解できないような漫画だって台頭してきてるわけでしょ。
正直いつまでも手塚治虫手塚治虫ってうざいよ。
そんな連呼しなくても彼の名作はちゃんと受け継がれていくだろう。
岡野さんがファミリーの中で浮いた存在だったろうというのはなんか分かる。
ただダンナのBJだって、そんな凄い作品だったか〜?って感じだけど。
なるほどなるほど
儲けてる夫婦
うフフフ
両国花錦闘士しか知らない
>>601 >ぶっちゃけ手塚治虫ってそんなに偉いかね?
今の出版界の中心が、その神様の洗礼を受けてきた連中ばかりだからね。
それだけ影響力はある。
あと2、30年ぐらいたてば様子が変わるんじゃないの?
息子に才能がないのは同意…。
息子のBJは完全に劣化コピーだよな。
岡野さんは何故この人と結婚したんだろう。
やっぱりネームバ(ry
星屑兄弟の伝説とか、80年代にはサブカル界隈で結構な人気があった。
結構人気っていったって、サブカル界隈限定だし
ネームバリューというほどのバリューは昔も今もないと思うけど>手塚息子
607 :
花と名無しさん:2006/03/18(土) 21:17:01 ID:78SLxMf30
旦那の話は、旦那のとこでお願いします。
昨日暇だったもんで、
買って眺めてみただけの12巻を平常心で読んでみたんだけど、
なーんか普通に読めちゃったよ
そんなに大層な話でもなかった
13巻買わないつもりだったけど、これなら別に読めるし、
買うか!という気になった
610 :
花と名無しさん:2006/03/24(金) 08:41:42 ID:vRfe7g8B0
ぜひ、感想を。
そういえばまだ12巻買ってなかった事に気が付いた。
前にもあったが酔っ払ったりすると何となくわかるマンガみたい。
酔っ払わないと楽しめないマンガってメジャーではとてもやってけないと思うけど。
腐っても鯛
いつまでもつかは知らないけどね
メジャーだからこそ最後まで逝ってしまったんでは。
12巻まで刊行と決まっている以上、後はベルトコンベアーに乗って流れていくだけ。
酔っ払わないと読めない漫画になったとわかっても、誰もどうしようもないし責任持てない。
最後まで出版するしかないんだよ、13巻のオマケまでつけて…。
こんなことになるんだったら、安定している巨匠クラスや
いっそのこと有望な新人作家が描いてもらった方がよかったけどね。
まあ済んだことを言っても仕方ないや。
13巻はオマケだったのか!!!!wwww
邪魔
じゃま
617 :
花と名無しさん:2006/04/07(金) 18:09:54 ID:ckwjeiww0
>>614 陰陽師をメジャーにした。という事では?
安定した巨匠クラスや有望な新人で、っていうけど
昨今見当たらないんじゃあ。
まあ、済んだコトですけど。
でも、衣装をあそこまで描ける人なら
今からでも読みたい。
618 :
花と名無しさん:2006/04/15(土) 22:16:09 ID:g8nbROnM0
この本は聖書もしくは、ヨガの実践書ですな。
何で女性にこんな本が書けたんだろう?
詳しく
620 :
花と名無しさん:2006/04/16(日) 15:55:35 ID:UjNOc9x70
>>618 別に、男女にかかわらないんじゃ。
ようは、神秘思想。
621 :
618:2006/04/17(月) 20:18:37 ID:???0
神秘実践 女性は常識に生き 呪術師は真理に生きる。
天皇なら義務だと、本編にもでてた。
むしろ、清明さんが、書かせたといえば、そうかもしんない
と思う。
こんなことだと思ったよ
夢枕獏という原作付きで岡野玲子という漫画家が描き、
メロディという少女漫画誌に掲載された少女漫画
そしてここは少女漫画板
書き終わった原稿を美しく仕舞うために消しゴムをかける作業スタッフを
岡野さんが募集してるようなんですが、
「冷静で間違いのない仕事の仕方を身につけたい方を募集します」って、なんちゅう物の言い方。。。orz
だんだん山本鈴美香化してる?w
この人って坊さんの取材してから決定的に勘違いしてしまったような気がする。
>625
ということは、新興宗教の教祖さまと化すわけですねw
>>624 まあ、本当に間違いなく丁寧にしなきゃいけない仕事だとは思うけどねw>消しゴムかけ
大量の消しゴムかけって、カスの始末といい、地味なくせに異常に神経使いそう。
時給いくらぐらいなのだろう…
以前別の漫画家さんとこでアシやってたとき
一番嫌いだったのが消しゴムかけだった
神経つかうし手首痛くなるし注意力も要るし
岡野さんとこは特に厳しそうだな……
岡野さんのポストカードをもらった・・・。
どうしよう。orz
お炊き上げ
あ、字違った
お焚き上げ、ね。
いや焚き上げしたいが戴いた人物が人物なだけに……
つかこの人の親は稀にみる娘夫婦溺愛ですね。
よくわからない話だが、お便り貰ったんならお返事出したら?
別にいいじゃんポストカードぐらい。
作品が逝っちゃってたとしてもただ訳判んなかっただけで
別にイヤーな念とか籠ってそうだった訳でもなし。怨霊扱いはどうかと思うな。
636 :
花と名無しさん:2006/04/26(水) 23:03:20 ID:xpJoZkWN0
age
13巻読んだので初めて岡野スレに書き込み長文ごめん
何年か前まで陰陽師を読んでました
1〜4巻ぐらいまでは中々面白くて好きだったかもしれない
そのあとは本屋や古本屋で見かけたらついでに買ってたけど
だんだんと話がわかりにくくなってきた
8,9あたりでもうオワタ\(^o^)/と感じたけど11巻かな?
マクズに手を出すあたりまで付き合って完全に興味から外れてました
で完結とかエジプト( ゚д゚)ポカーンとか各地で見聞きして
相当久しぶりに陰陽師を読んでみたんだけど…
えーとあの、ほんとに1ページすら何を書いてるか理解できるページがありませんでした
1000ページぐらいあるのかな?それだけあってただの1ページすら台詞やモノローグで意味不明じゃない部分がなかった
満開だの全開だの来ただの閉じるたの開くだの音だの再生だの
単語の裏に100倍ぐらい情報が詰まってそうなんだけど??
あれほど読んで意味不明で怒りがわく漫画もありませんでしたとさ
全くよくわからないけどつまり、
「セイメイとドウマンという人が天皇の前で能力比べをしてドウマンの勝ち。
セイメイは何か知らんが傷を負った?精神的手負い?状態で色んな人が心配する。
でよくわからんが都の再生がどうとか、めでたいことを実現させるために(能力比べからのつながりが不明)
ヒロマサとか陰陽師の義兄?に協力を頼んで3人で何かする?
その間もずっとロリ被害者の奥方は同時進行で旦那の心配やら色々。
でドウマンのせいでセイメイ死亡?でもマクズとかが頑張って蘇生?
なんかパワーアップしたセイメイはドウマンを祝うとか陰陽師っぽく説得して
なんとなく大団円で一件落着」でいいんですか
1ページごとに全部解説してあるサイトとかないのかな
本当にわかりませんでした、ムカツク
マクズ「(セイメイに)お前の息子が何者か知らずに」
息子は息子だろ、何者だっつーんだ ただのガキが実は変な神様とかなのかよとかイライラ…
> 単語の裏に100倍ぐらい情報が詰まってそうなんだけど??
これは電波の特徴なんだよね。
失速マンガの特徴でもあるw
この人は小説家にはなれんな〜とおもた
最初から最後まであんな感じなら、それはそれで認める。ありだと思う。
だけど原作つきで始めて最後は贅沢な同人誌ってのはセンスなさ杉。
萩尾望都スレで発見。
> 839 名前:花と名無しさん[sage] 投稿日:2006/04/27(木) 00:03:37 ID:???0
> 明らかにスレ違いを承知だけど陰陽師最後まで面白かったよ。
> 陰陽道とまではいわないけど多少の知識が必要なのは間違いない。
> 萩尾氏が面白がったのはそういう情報を持って楽しめてるからじゃなくて
> あのマンガの空気が面白かったんだろうと思う。
> あのマンガに乗っかってる情報を全部理解しようとするとかなりいろんな本も読んでないと難しい。
> 作者もそれを期待してるわけじゃないと思うよ。
> 「面白さ」「表現方法」なんかで考えると、氏が面白がったのはわかる希ガス。
> 1ページごとに全部解説してあるサイトとかないのかな
電波を論破するってのは不可能なんだけど、騙される人が出ないように
トンデモをいちいち指摘してくれるサイトなら意味はあるかもね。
> 明らかにスレ違いを承知だけど陰陽師最後まで面白かったよ。
確かに作者のアタマにはいったい何が渦巻いているのだろうかと
想像しながら読むと面白かったです。
公式サイトの公式コメントと合わせて読んでいた頃の
もうダメぽ感がじわじわ増してくるあの感じは忘れられない
>641
萩尾さんには聞いてみたいよね…
その後最後まで読んで、どうだったのか…
岡野さんとは対談とかしたことないのかな?
646 :
花と名無しさん:2006/04/28(金) 13:52:31 ID:K1zUO9yF0
無いんじゃないのかな。
萩尾さんの文庫本に文章は書いた事あるみたいだけど。
どう考えても萩尾さんがほめてたのは、初期の頃だけだろ…
今感想を聞くのはなんだか酷だわな。
萩尾さんに限らず本当の感想を言うわけにいかないから
書評なんかでも、みなさん壮大なスケールの大作だの
未曾有の世界だのとお茶を濁しておりますな。
誰も面白いと書いてないのがミソ
648 :
花と名無しさん:2006/05/01(月) 01:25:49 ID:lf/tgu9Q0
電波を受信してしまった患者さんの作品発表にしか…
オーラの泉で前世は巫女さんとか神官とか言われなかったら
ありえません!!とか熱弁しそう
ところで管の爺?て何者なの?
一種の神様?前に清明に何をして、13巻では彼は何をしたんですか?
>>640 まともな頃に書いた短い文章作品(妙技に載ってたんだっけ)を読んだ事あるが
小説家としての才能は全然無いと思ったなぁ、、、確かに
この人ちょっと知ってるけど
タカビーで好きにはなれん。
>>642 そういうサイトは確かに見てみたいけど
あのトンデモをいちいち指摘する気力ある人がいるだろうか…
私は11巻流し読みしただけですごい疲労したよ
最初はじっくり内容を把握しようと格闘したのだが
まるでバリヤーが張られてるみたいに情報が脳みそに伝わらない
もう脳みそが拒否するので、流し読みするより他なかったです
誰もルールを知らないゲームを延々と見せられたようなw
簡単に言えば、仏陀になりませう。呪術師になりませう。
という本だっつの。
電波
>653
昨日ニュースで見たオウムのスローガンみたいでイヤだな
菩薩を目指そう、とか
夢枕獏の原作が好きで、まえから興味はあったが手を出せずにいた。
古本屋で11巻まで売ってたので、これを機会に買ってみた。
今、8巻まで読んだ。
薀蓄が多くて少し辟易するが、まあ楽しめてる。
そりゃ、その辺りまではそうだろうね
今8巻か…
>>656のこれからの行く末を見守りたいなw
659 :
656:2006/05/05(金) 19:29:45 ID:???0
11巻まで読み終わった。
悪い瘴気にあてられたみたいだ。
絵は綺麗だし、平安時代の風俗もよく勉強してると思う。
でも原作から乖離してストーリーが壮大になるにつれ、ついていけなくなった。
なんだか性質の悪い宗教に勧誘されて、延々と話を聴かされてるみたいな感じ。
疲れた。
>>659 (゚∀゚)人(゚∀゚) ミンナナカーマ
カラーでエジプト描いてる暇があったんだから
軌道修正は十分に可能だったと思う。
原作から離れたら面白くなくなった…
これは漫画家の側からしたら、すごくプライド傷つくだろうね。
最初から評判悪いならまだしも…でも事実なんだからしょうがない。
もともとあの小説は起承転結がはっきりしていて、登場人物も多彩だ。
漫画化する側も、きちんとストーリーと人間模様を描ける人じゃないと成功は難しい。
原作を離れてウンチクが増えてきたのは、ヒキコモリみたいに
晴明が自分の家を出なくなってきたから。
ああこの人はいろんなキャラを描くのは苦手なのかなと思った。
そうなるとストーリーにふくらみはなくなるし、結局ウンチクが増えざるをえないが
ウンチクだけで12巻までページつぶすわけにいかないだろうと思ってたら
本当に13巻まで壮大なウンチクに終始してしまった感じ。
味の素入れすぎで真っ白
>>662 >いろんなキャラを描くのは苦手なのかな
得手不得手ではなく、単純に晴明の内なる小宇宙(これコスモと読んでね)に
途中から焦点を当てて書きたくなっちゃったんじゃないかと思う
そういう楽しみ方もアリなのかも知れないけど、それが0に近い少数派だったって事で
途中でついていけなくなった自分はあきらめてる
>晴明の内なる小宇宙に途中から焦点を当てて書く
原作から離れた後半、この展開がうまくいったら
すごくユニークで面白い作品になっただろうね。
ただそのキャラへの思い入れが深い分、ちょっとさじ加減を間違えても
独りよがりな方向に傾斜していって収集がつかなくなくなることもあるから
すごく作家としての力量を問われるやり方だと思う。
0に近い小数しか受け入れられなくても発表したいという覚悟が
あってのことなら、ある意味立派といえるかもしれないけど
私には空気をまったく読まずにたれ流された薀蓄としか思えなかった。
主人公の内的世界に深く張り込むのは多いに結構なのだけど、
作家自身がそこに没入しちゃったのがマズかわったわな。
初期の、原作に忠実なストーリーラインを守りつつ、
そこにはからずも岡野さん自身が投影されてるのを
垣間見るのが面白かったんだが。
だいたい演技者や演奏家でもそうだが、
自分のことを「表現者」だと言い出し始めたらヤバい。
作品に不用意かつ過剰に自分を差し挟んで台無しにする。
このひとの絵、佐々木倫子に似てる。
え?
>667
言われて見れば、線の引き方やタッチが似てる気もするね
それと止め絵で勝負してるっていうか
徹底的にスピード感や躍動感が無い作風も
うーん・・・昔の絵の印象が強いので気づかなかったな。
色んなキャラ描けないよね
書き分けできない
キャラが増えると新キャラを読者に認識させるために
普通は、容姿はもちろん別人にして内面を特徴のあるものにしていくけど
この人は誰が誰だかわからない…
女キャラとか特に無理
わずかな前髪とか横髪の長さとかで判別するしか…
兼家は何か平安化粧してるキモナヨ男って感じで認識できるけど
心理状態がちょっと…妙に晴明のすることに通じてたり理解してたり
「は?なんでわかってるの?」状態になるよ
>666
ワラタ剥げ同
表現者、高いステージ、降りてきた、導かれている、させられている、声がする
この手の語りはやばすぎwww
672 :
花と名無しさん:2006/05/12(金) 12:28:50 ID:PMhIFjyB0
たとえば、小澤がオケに神が降りてきたとか、人形作家が、
孔明は自分が作ったのでは無く、生まれてきたとか、
そういう発言て、違和感無いんだけど。
技術や才能を込めた仕事をしていると感じられる人と、
一人で酔っぱらって踊り狂っている人の言葉には差があるわな。
雨乞いの話あたりまでは楽しんで読んでたんだけどな…。
その後の展開は読んでて疲れる。
場所取るし、重いし、そのうちブコフにでも売るかな。
>色んなキャラ描けないよね
書き分けできない
岡野さんほど極端じゃなくても、書き分けのできない人は結構いるね。
いっちゃ悪いが決まって面白くない。
本人は色々書き分けてるつもりでも
自分の思い入れイパーイつまってるから、
読む方からするとどれも大差なく思えてしまう。
優れたストーリー作家ほど、作者の存在を感じさせないね。
各キャラは完全に人格を持ってて、作者は黒子のまま。
そういう作品の作者が、あれは導かれて描いた…と言うのはわかる。
作品の質が伴わない作者が言えばただの電波になってしまう。
神に導かれた作品かどうか、判断するのは読者の側であって作者じゃないと思う。
もっとも岡野さんの場合読者はもう眼中にないから、仕方ないんだが…
変な言葉遊びを始めるのも症状としては典型的。
平田弘史の「お父さん物語」に出てくる電波な語呂合わせとセンスが同じ。
これ、13巻出たのいつだっけ?
メロディの6月号にまだ広告が載っててなんだかなぁって思った
密林は酷評と絶賛で割れてるなぁ
絶賛できる人ってやっぱり岡野さんの世界にトリップできる人だね。
まあ、うらやましいとは思わないけどねえ…
原作から離れたのがケシカランということじゃないんだけどね。
要は原作から離れてからつまらなくなったと言うだけで。
展開が原作から離れようとオリキャラがどんなに登場しようが
(面白ければ)いっこうに構わなかったんだが。
だいいち岡野さんは降りてくる存在に導かれてあれを描いたんだろ。
だとしたらあれは彼女の作品じゃなくて
得体の知れない何者かによる作品なんだ。
その時点で夢枕・岡野のコンビは解消しちゃってるんだしね。
680 :
花と名無しさん:2006/05/14(日) 18:33:20 ID:trk2FlIn0
>>679 ラスト4行、それはものすごーく良心的な解釈じゃw
電波はそういう評価喜ぶよ
自分ではない、何かすごく大きな存在のなにものかが
自分の肉体を借りてこの作品を作ったのだぁああって常套句だな
責任転嫁ってやつですか
最後の方はギャグも果てしなく寒かったが
あれも上から降りてきたんだな
>>682 「上」の人はきっとセンスが古いのでしょう
なるほど、妙に納得したw
上の中の人も大変だな
ただの絵描きに徹すれば良かったんだな。
とどのつまり、夢枕の才能のみだった訳か。
悲しいな。このスレ。
何がしたかったにせよ、漫画以外でやるべきだったな。
マンガでもよかったんじゃね?オリジナルの作品なら…
690 :
花と名無しさん:2006/05/16(火) 13:24:49 ID:7iUyXaxE0
>>686 夢枕さんの小説だけじゃ、あの一時のヒットにはならなかったんじゃ。
やっぱ、両輪でこそのヒットだったと思う。
どっちが欠けてもダメなのでは?
どっちが欠けてもダメなのを
岡野さんが理解してなかったわけだね
獏陰陽師の世界が降臨してたころは、岡野さんもそれに全面依存していなかったから
両者の持ち味がうまいことブレンドして名作になったんだね。
タチが悪いのは後半に降りてきた得体の知れない何かで、これに心身ともに乗っ取られちゃったわけだ。
原作と足並み合わせていた当時は意見の相違もあったろうけど
その「何か」は決して彼女と衝突するような指示は出さないし
しかもそれに身をゆだねれば全てつじつまが合うっていうんだから
そりゃあそっちに任せるのが人情だよね。
でもそんな都合の良い電波の言うなりになると
結局あとでしっぺ返しがきそうだけど。
それにしても岡野さん、
原作者への感謝の気持ちってあるのかなー。
漠さんのことも、上の中の人が書かせたと
思ってるんじゃないだろうな、まさか……
>タチが悪いのは後半に降りてきた得体の知れない何かで、これに心身ともに乗っ取られちゃったわけだ。
これは良心的に解釈しすぎじゃ。
他にも色々突っ込みたいけど、なんだか犯罪者が
あれは別人格がしたことなんです!と言い逃れしようとしたり
悪魔に衝かれてあんなことをしたので本来の私には責任がない!とか
そういうのと似てる気がして全く同意できないよ。
何かが降りてきたとか何かに任せて描いたらあんなことになったとか
誤魔化しても駄目ですから…。
何をどう言い逃れしようと、あれは他の誰でもない岡野玲子という人間の責任で
奴の意思であんな電波で最後らへんは最悪の駄作になってしまったと。
うまくいえないけど何かとかのせいにするのはちょっと嫌だな。
岡野は神がかりってことにしたくてしょうがないんだろうけど
そんなたいそうなもんじゃねえよw
矮小な人間1匹が頭デッカチに電波になっちゃっただけ。
良心的の意味が変
良心的 → 好意的かな?
久しぶりに原作を読み返しているんだが
真葛が出てこないだけで、心安らかに楽しめる。
697 :
花と名無しさん:2006/05/18(木) 04:10:54 ID:w2IXowx50
まぁ、MY宗教とかI'M教祖とか
漫画家がなると悲惨だね〜
そういうのに偏見持ちたくないけど、さすが11巻以降のこれはなぁ
698 :
花と名無しさん:2006/05/18(木) 09:22:09 ID:nfwHypWh0
まだあったんだ、このスレ。
書店で11巻を見ても、手を伸ばさなくなっている自分がいる・・・
昔は発売と同時に、速攻書店に駆け込んだものだが。
諸行無常・会者定離・盛者必衰の理だわなぁ。
今ごろ公式コメント読んだ。
やっぱりご本人も最初は古代エジプトを描くことになるとは思わなかったようだね。
白い原稿に向かうと次々とエジプトのビジョンが浮かんできて、それを描くより他に考えられないと。
エジプトしか描けないなら陰陽師は中断するしかない。
エジプトも陰陽師もどっちも手放したくないからミックスしましたってことでしょ。
こりゃどうがんばってもワケわかる話になりっこないと納得した。
それにこの人はヒエログリフを原稿に描くことに責任を感じても
夢枕獏作の陰陽師を描くことには何の責任も感じてないと改めて痛感した。
その上妖魅に期待して欲しいとはよく言えるよ。
まあ陰陽師がメチャクチャになったのは電波のせいではあるけど
そういう身勝手な電波を吸い寄せるものを持ってるんじゃないかと思った。
上の中の人が「もうちょっとわかりやすく書いて
信者をふやそうよ」と言ってくれたら良かったのにw
(注:ジョークで言っています)
>>699 まあ陰陽師がメチャクチャになったのは電波のせいではあるけど
そういう身勝手な電波を吸い寄せるものを持ってるんじゃないかと思った。
>>それで、納得しちゃうんだ?嘘だろ?
今までのフリは何なんだ?期待してたファンは、皆置いてけぼり?
ひとりよがりが昔から得意そうだけど、貴女の生活を支えてる読者位、
思い出してくれても罰は当たんないでしょ。
真葛がいなけりゃ、せめて前半だけは楽しく読めるのになぁ…。
当時はそれほどウザーとは思ってなかったんだが。
703 :
花と名無しさん:2006/05/19(金) 13:31:06 ID:oSu0Tlu30
主人公の妻になられるとね〜。しかも妊娠、出産。
ずっと得体のしれない存在で、物の怪と楽しく碁でも
打ってくれたままだったら…。
>>701 引用符の付け方がわかりにくい。
で、納得というより、見放しだと思うが。
どこまで期待を維持してたかにもよるけど、このスレには
8〜10巻辺りで見切りをつけてた人が割と多かったから「電波」とかで
流しちゃうんだとおも。その後は「どこまで行くか見届けるか」ぐらいで、
期待する気も失せて最終巻まできたと。
>>701とか
>>694は相当期待してて、裏切られちゃった感が強い人なんだろな。
妖魅もなあ・・・最初の頃のコミカルなノリが好きで豚飼いの妖怪姉妹の辺りまでは楽しめたのに
龍玉の話はもうワケワカラン・・・陰陽師は8巻くらいまでしか読んでないけど
以降はきっとこんなわけわかめな感じなのね・・・
>705
同じく豚飼い姉妹までは好きでした。
というか1巻をたまたま読んで面白かったので
翌日に2、3巻を買って一気に読んで頭抱えましたw
話が進むにつれてどんどん訳わからなくなっていく・・・・
いつか軌道修正するんだろうか?
岡野さんにいわせると面白くなってゆくそうですが
それを知って読まないことにしました(妖魅)
今度はどんな電波を垂れ流すんでしょうねー
まあ二度とこの作者にお金落とす気にならないから読まないし関係ないけど
旧作はよかったから読んでない人はブコフとかおすすめ
すっごい昔、この人の「妙技の報酬」(もしかしたらデビュー作?)
という作品を少女マンガ誌で読んだことがある。絵もストーリー作りも
うまくて、凄い人が現れたと思った。
その後、坊さんモノがヒットして陰陽師を描き始めた頃までは、やっぱ
天才と信じてた。
なのに、どうしてこんなんなっちゃったんだろうねー。
手塚ジュニアも父親の作品をアレンジして映像化しちゃったけど、
夫婦(まだ夫婦だよね)で感化しあっておかしくなってる感じ。
いや、坊さんモノも最後の方は結構アレだったけどね。
坊さんは最後現実に戻ったけど陰陽師はイキっぱなしなのが大きな違いですな。
ブクオフで150円だった… >陰陽師各巻
ブクオフで妖魅の1、2巻買ってみた。
105円でした。
713 :
花と名無しさん:2006/05/25(木) 11:47:30 ID:oDMr9dR30
ひょえ〜!安!なんなのその値段!
まあ、読みたい側には、助かる価格だけど。
私も行って来よう。
>>709 絵は今でも凄いと思うよ。
今時ひょえ〜なんて、たまげたなあ!!
これは、金たまが、ぎゅううっと縮こまって行くなあ!!俺の可憐な菊門が、思わずすぼまっていくなあああ!!!!
715 :
花と名無しさん:2006/05/25(木) 12:11:07 ID:oDMr9dR30
今時ってどういうの?
読み手が年取ってんだからしかたないだろう
716 :
花と名無しさん:2006/05/25(木) 12:20:54 ID:TfJbOXEIO
その潔い正直さには、たまげたなあ!!
717 :
花と名無しさん:2006/05/25(木) 16:59:14 ID:oDMr9dR30
たまげましたか…。
寂しいですが正当すぎるほどの評価でしょうな>陰陽師各巻150円。
あれはただわからないから面白くないって単純なもんじゃない。
わからないなりにも、このシーンを見るだけでも買う価値があるとか
今はわからないけど将来読んでみると見方が変るだろうとか
そういう動機付けがほんの少しでもあれば買ったろうけど、私はムリだ。
読んでると神経がぶつぶつとささくれ立ってくるような不愉快さです。
11〜13巻新刊で買った人は、もう内容をわかってても最後を看取る
つもりだったのだろうけど、やっぱり手元に置くのが耐え切れなくなったかな
私は図書館で借りて読む事にしました。
『陰陽師』の11〜13巻。
というか、これ、最初は全12巻の予定だったんだよね。
13巻の内容は、岡野さんがどうしても描きたい話だったんだろうか?
720 :
花と名無しさん:2006/06/01(木) 06:08:55 ID:meLhGExI0
>>713 キャラが4頭身なところとかキャラの描きわけができてなくて
髪型や顔の特徴がよっぽど違うか、性別ごとに2キャラが限界なところとか
タラコ2本を釣り糸でパクパク動かしてそうな唇とか
あきらかにデッサンがおかしい小さすぎる手とか
短くて筋が多くてきもい指とか
すごく太くて硬そうな鼻の描き方とか
どう見ても劣化してます、あr
>>719 十二巻、十二の星で完成するはずの「呪」が
途中で狂って全十三巻になってしまったこと自体が
この作品の状態を暗示してるような気がする。
岡野さんがいろいろ後から理由付けしようが、
結果的には最初にめざした姿とは違った「呪」が
完成してしまったわけで…
その13個め、本来は無いはずの余分な「星」が
私にとってはそのまんまマクズの存在なんだよなー
なんで?別にいいじゃん真葛
あの漫画のおかしい所は、真葛1人がいなければって問題ではないよw
もう何もかも全体的に狂ってた
ご託宣を受けちゃった精神病の人の電波作品でしょ
魔屑なあ。。。
最初の頃は「残酷な神が支配する」のマージョリーみたいで
好きだったんだが。
そもそも、当初は12巻でどう完結させるつもりだったのかが分からない。
725 :
花と名無しさん:2006/06/02(金) 14:37:23 ID:N5qK/3lZ0
>>720 デッサンとかじゃなくてさあ〜
絵の持つ力が強いって。
それを画力というのだよ君!
好みはあるが、最近の絵はボヤ〜っと霧がかったみたいで薄っぺらい
>>725 それは主観的なことじゃまいか?
あの絵がパワーある!って思う人もいれば劣化しまくってるって思う人もいる
少なくとも岡野玲子の絵を指して画力があるっていうのは
腹が痛いですたい
まあ画力って良くも悪くも人を引き付けるよね
好きじゃないけど凄い画力だと思うことはある
岡野さんの場合は引き付けるってより
もぞもぞと居心地悪くて目を背けたくなってくるの。
見るものを萎縮させるパワーは、とても凄いと思います
>728
負のオーラですなw
絵が変に芝居がかって陶酔してる。
ただキモいだけの絵柄に見える(´・ω・`)
初期は好きだったのになぁ
優雅な感じに写実さがちょっと入っててカラーも綺麗で
末期はだめぽ・・・
キモすぎた
へ〜そうなんだ・・・
うちの近所はスコラ版陰陽師が3冊50円。
吐く洗車版が1冊50円。
>>732 ずいぶん値下がりしちゃったねえ…(´・ω・`)
当然だろうな
9巻で読むのを止めたけどちょうどいい頃に止めたのね、私・・・。
「陰陽師」のはずだったのに、「陰」の部分がなくなってから面白くなくなったとおもた。
「陰陽師」が「奇妙師」になっちゃったというわけですね。
妖魅、西王母に会う所まで来たけど・・
絵が魅力なくなったな、昔はすごく好きだったんだよね。
740 :
花と名無しさん:2006/06/05(月) 20:59:58 ID:qrFo+6fx0
>>783 将軍、女だったんだ!ってところで挫折。
将軍って女だったんですか!?
でもそれだったら陰陽師よりは筋が通りそうですね
742 :
花と名無しさん:2006/06/06(火) 00:27:15 ID:rIoqLt+y0
女だったんですよ!
しかも!両刀なんですよ!
へー…
なんか将軍が女って発想は某吉宗漫画みたいだな
まぁ絵も話も壊れちゃったからいいけど
将軍って両性具有なのかと思ってた
女だったのか…
>743
一緒にするのは失礼だ・・・
第2話に出て来てる仙女が将軍なんですよね?
顔全然違うけどさ〜紙にかいた絵の姿になれちゃうらしいから、見た目は関係ないのかもね
>>745 どっちに?w
BLも描いてる人だから岡野に失礼ってこと?
>747
あなたの思ったほうに、でいいよw
某吉宗漫画はこれからも買って読むとだけ言おう
発想は面白いかもしれんけど
すでに絵も話も壊れちゃってるんじゃあ…
でも、ま、今度は他人の原作じゃないし
まくずが出てこないだけでもマシかもね。
750 :
花と名無しさん:2006/06/06(火) 15:59:11 ID:rIoqLt+y0
>>743 アレと比べるその感覚がわからん。
ストレートとバイを一緒にしないでくれ。
ついでに将軍は人間でもないんだぜ。
自分も某吉宗漫画は読むが、アレは天下人。
こっちの将軍は天下人じゃないぜ。
って世界観が違うんだから、君はもうここに
来ないでくれ。
アホか。
作品として成り立ってるものとそうでないものを比べたら
失礼なのは当然だろう。
>紙にかいた絵の姿になれちゃうらしいから
なにそれ?それならなんでもなれんのか
玉は龍王とできてるんだっけ
753 :
花と名無しさん:2006/06/06(火) 17:30:38 ID:rIoqLt+y0
できてない。
美人な女とはできている。
754 :
花と名無しさん:2006/06/06(火) 17:33:43 ID:rIoqLt+y0
あ、好きな男はいる。
って話になってないか?
美人な女は姫で双子返してもらうために寝ただけで、好きっぽい男は画仙とかいう仙人
756 :
花と名無しさん:2006/06/06(火) 18:04:16 ID:rIoqLt+y0
人間の男はどうすんのかしら。
人間の男・・って昔主役だったよなw
王母に決められた許嫁らしいから結局くっつくんじゃん?
758 :
花と名無しさん:2006/06/07(水) 13:27:27 ID:a/wFor5p0
と、思うが
なんか、王母に怒られてたな。
759 :
花と名無しさん:2006/06/07(水) 13:32:59 ID:2/YaLQER0
かってなことをして王母に怒られて人間なんかと結婚させられてんのか?
自分的に姉さんたちがわりと好き
760 :
花と名無しさん:2006/06/07(水) 15:29:47 ID:a/wFor5p0
うん。いいよね、姉さん達。
こんな作者にも儲っているんだな…びびった
岡野さんの描くもの好きよ。
どうしようもなくつまらない漫画家は他に腐るほどいるし
この人は完全に自分が好きなように描いてて、別にそれでいい、いい意味で何も期待してないから楽しめる。
ただ___もすこし早く描け。
763 :
花と名無しさん:2006/06/07(水) 18:34:48 ID:a/wFor5p0
陰陽師の連載を何年もやってきたんだ。
1年くらいはのんびりさせてあげなよ〜。
アイタタ
のんびりするかな?
自ら笛を吹くスピリチュアル雅楽演奏会とか
やってそうな気がw
是非美輪様と対決してください
4巻もうでてるの?
768 :
花と名無しさん:2006/06/08(木) 01:45:07 ID:bUlxkQJ60
まだ。
妖魅も10年たってるよね、そりゃ絵も内容も変わるよな
画仙に「ピンをはずされた」てのが玉のかんざしが取れちゃったってことなのか
>>765 うわーもしそんなことしたら怖いね
教祖様だね
家に篭もって漫画ばっかり描いてると外界と接する機会が普通の人より少ないから、
ソッチ系にイっちゃう漫画家多いな
自己完結できるなんて本人たちは幸せでしょう
772 :
花と名無しさん:2006/06/08(木) 13:55:27 ID:YvlAYYfA0
>765
いくらのんびりっていっても、そんな暇ないだろ〜。
次の連載の準備とかさ〜。
それに、自己完結できないから漫画描くのだろう。
そこまで忙しく漫画描いても、陰陽師初期ほどは望まれてないのに哀れだな・・・
望まれてくても本人は気にしなそうだな、最初から読者のためにかいてるとも思えない。
陰陽師初期がそれだけよかったってことか。
雰囲気出てたしね・・・でもあそこでいきなり絵が巧くなったから吃驚した
なんかもう、最近の岡野作品には解説書がほすい。
後書きなどで、色々書いてるけど、ますます????何のこっちゃ?
絵的には大好きだし、最初の頃はと〜っても面白いのだけど、
いつも途中からおかしくなっちゃう。
もうね、完全にあっちの世界にどっぷりはまり込んでイラッサルみたいで、
全く理解不能。
777 :
花と名無しさん:2006/06/08(木) 22:12:26 ID:eIPxvW8X0
そこまで理解不能かな、あ〜はいはい今度はこの人こういう感じなのね〜と思ってればがっかりもしない
最初の頃にすごく面白いだけに「またか」とは思うけど・・
今って描いてるの中国のやつだけ?
解説書がほしいって思うならまだいいんじゃない?
同じように理解不能だけど、解説すら(゚听)イラネ陰陽師後半(゚听)イラネになっちゃったよw
理解しようとする労力も勿体無いと思うぐらい唖然としたからかなー
蜜虫とか葵とか葉二は可愛かった!
はふたつのエピソードは好きだったなぁ
黒川主がいい
私は、鬼やらいが好き。
髪を下ろしてロックシンガーみたいな博雅が(・∀・)イイ!!
いたずらばかりして博雅を困らせる玄奘も気に入ってる。
>>781 そのくせ博雅が大好きなんだよね。宴会で違う楽器を指名されて、
「そんな〜〜〜!」と博雅の背中に貼りついちゃう玄象可愛かったなあ。
玄象はツンデレなんです
785 :
花と名無しさん:2006/06/10(土) 10:52:00 ID:oDTK9Dxj0
雨乞いがいいな
自分は雨乞いは微妙。許容範囲からずり落ちかけてる。
雨乞いはもう獏が書こうとした晴明とは異なってるね
岡野晴明=何とかできると思っていて、雨を降らせるべく動いて降らせる
獏晴明=天の理を動かすことは出来ないと思っているけど、
雨の降るタイミングを知ってる
ツンデレで思い出したけど、『陰陽師』、時々現代語が混じるのが面白い。
優雅な晴明が、「お立ち台のギャル」とか「アフターケア」とか「アーティスト」
とかのたまうギャップにワロス。
ポストペットもいたなあ。
現代語は自分はあんまり好きじゃなかった
ギャグならともかくシリアスな場面で
「安倍家にポールポジションを」(うろ憶え)とか
言われても「?」って感じだった
まあアレがネームの特色でもあるし
ルビ読まなかったらいいんだと
半分あきらめ入ってたけどね
陰陽師はあまり気にならなかったけど(慣れちゃったせいもある)>現代語
妖魅の龍王の娘?の「You've got mail」はウザかった。
ストーリーもあの辺りから違和感を感じ始めたし。
>>789 初期の頃は軽いギャグののりで楽しんでたけど、
そのポールポジションあたりは
読んでいてなんか気恥ずかしかったな。
792 :
花と名無しさん:2006/06/10(土) 18:38:16 ID:Gm8BiFSz0
あの現代語って、作家のセンスを問われる表現だね。
世代も関係あるかもしれないけど。
793 :
花と名無しさん:2006/06/10(土) 18:51:38 ID:Gm8BiFSz0
王母の解説がHPに…。
昨日更新したみたいだよ。
わかるなー791にすごい同意だ
違和感もあるしなぜか読んでて恥ずかしかった
他にもシリアスな場面でサラっとカタカナが出てきたのあったなぁ
どこだっけきになってしまった
795 :
花と名無しさん:2006/06/11(日) 00:07:16 ID:uGEUpwqP0
ポールのポジションはわかりやすくていいと思ったけど。
つか私内容は別に最後まで「まーねー・・・。」て楽しめたけど絵が白くなったのが本当に嫌でね・・・・
絵が5巻あたりまでのようだったらもっと楽しめたな。今の妖魅も天界なせいもあるけど白ーいよね。
ポールポジションは現代語がお寒いのもあるけど、
晴明のセリフとして内容的にもすごい違和感があったな。
都どころか自分の血族の繁栄なんかどうでもいい、自分もいつ死んでも良いけど、
博雅のことは好ましいし、博雅が生きていけるような人の世なら悪くないかも。
だからゆるゆると世界とつきあっていこうか、って感じが獏さんの小説から受けた
晴明の印象だったんだよなー
それがなんでポールポジションだの赤子抱いてどーのこーのになるんだろう……
と思った。
最初の違和感は、棺の中から女の死体がどうこうってのが出てきたときだったかな。
798 :
花と名無しさん:2006/06/11(日) 14:19:29 ID:uGEUpwqP0
岡野さん以外の陰陽師漫画読んだ?
>>798 私は読んでない。岡野さんのがあまりに完璧だったもんでw
他のは絵柄が好みに合わなかったし。
岡野陰陽師がダメダメになってからは興味も無くなっちゃった。
岡野さん以外の陰陽師マンガって、夢枕獏原作であるの?
それとも単に陰陽師が出てくるマンガって意味?
>>800 ないない。獏さんのを漫画化したのは(商業では)岡野さんだけ。
アンソロとか加門七海原作版とか色々晴明漫画はあったけど。
自分は獏さんの陰陽師が好きなだけだから、他のは手を出してない。
802 :
800:2006/06/11(日) 20:09:49 ID:???0
>>801 ありがとん。
自分も獏さんの陰陽師が好きなだけだから、
それだったらあんまり興味がないや。
私は岡野さんの漫画から入って
獏さんの小説読んだけど、
そこで満足しちゃって
他の晴明漫画は読んでないなあ
というか博雅が好きなので、
彼が出てないと意味がない
夢枕獏原作てことにしなければ、がっかりする人もいなかったのにね。
オリジナルならなんでもアリだし
博雅が引っ込んだよね
あと保憲がや
>>799に、まるっと同意。
私も他の漫画家の画は違和感あるんだ。
「僕、普段は学園もののヒーローなんだけど、今日は特別ゲストで
平安時代の格好をしてみました。」って感じがして。
カタカナ表記はいやだったな。
簡単にすまそうとしてるって感じがして。
センスというより、あの時代の言葉になおすの面倒だからそのままって感じがした。
あそこまで狭く深く(変な方向で電波だけど)調べまくっておいて
キャラにしゃべらせたカタカナ語ぐらいを
あの時代の言葉に直すのが面倒ってのはないと思うけどね
アレがいけてるとおもってやってるから興醒めつーか痛い…
最初からああじゃん
>>809 「最初は違ったのに」と主張してる人はいないよ?
岡野さんて今いくつ?
ヒントありがとW
長く描いてると思ったけど以外と若い
そうかな
十分、歳いってると思う
名前は挙げないけどほとんどの漫画家が中年老年になって
絵が超劣化するけど
これがまたほとんど治らない
最近は絵が気持ち悪くなっちゃったから直らないだろうなあ
歳の問題なら仕方ない
>>812見て思い出したけど、昭和35年は何げに豊作の年。
岡野玲子の他にも、多田かおる、川原泉、成田美名子、川原由美子、
篠原千絵、市東亮子、波津彬子、樹なつみ、秋里和国などがいる。
かなり昔のを読んだらすごいつまんなかった
リカルドつうのがでてくるやつ__
こないだ古本屋さんで全巻買ってきたんですよ・・・
8巻目あたりでモヤモヤしだし、9巻の「丹蟲先生」でもとの世界に戻るかなと思ったら
「2つの杯」に裏切られ(〜´Д`)〜 ながらも意地で読み続けて、今は13巻の途中なん
ですが。。。。。
まるで、ムーのトンデモ論文を「絵」にして見せられている気分。
どうにもイライラしてきてこのスレを除いてみたら、言いたいことは全部言われてましたw
まあ、世界観は言わずもがな・・・
カタカナ表記が気持ち悪い。
真葛がでてから方向がずれた。
キャラの区別がまったく分からん。
博雅がメソメソ泣きすぎ。
保憲との「過去」は不要....etc ああっ、挙げればきりがない(#゚Д゚)
「原作 夢枕獏」という表記がなければ・・・・その夢枕獏が小説の後書きで(初期の)この作
品を絶賛してなければ・・・読む前に、このスレの存在を知っていれば・・・発行から1年も経
たない全13巻、しかもこの分厚さなのに2000円という異常な安さに疑問を感じれば・・・
こんなイライラは経験しなくてすんだのに(〜´Д`)〜
7巻まではワクワクしながら読んだから、まいっか。。。。。と、言うほど寛大ではないヽ(`Д´)ノ
全13巻で2千円はいいなぁw
中期ごろまでのカラーのカバー表紙絵は綺麗だし話もそこそこ
1冊千円前後出して13巻とか12巻買っちゃった身としては…
今となってはこんなひどい電波漫画家の印税の足しになっちゃったと
身震いするけど
まー13巻終わったら更に脱力してここに又来るだろうな
平安時代は男女とも泣きまくるからそこはおかしくないと思ったけどね
桜が散り始めてはハラハラと涙をこぼす、袖びっしょりとかの
セックスとパーティしか興味ない貴族男女が平安時代だしwww
後半がああなった以上、獏さんは自分の名前を使うなと厳しく抗議すべきだったよ。
いくらなんでもあれを獏原作として発表するのは酷すぎる。
抗議できない理由でもあるのか。
岡野さんは晴明→将軍への移行も順調に済ませ
これからもやる気まんまんらしいが
世間や読者のことなど眼中にないのでこれでいいんでしょう。
でも獏さんは違う。
小説陰陽師が被ったダメージは大きいよ。
あれは自分とは一切関係ないと、もっと声を大にして訴えるべきだと思うんだがなあ。
目くじらたてて抗議とかしないとこは
なんか飄々としてて獏さんらしいけどね。
実際、あんま気にしてないような気がする。
うがった見方をしてみると、
あとがきで、「博雅がいてこその晴明」と
わざわざ念押しで語ったりしてるあたりは、
獏さんなりのメッセージだったのかも。
それと、獏さんの方に保兄が出てきて、
キャラの解釈が岡野さんとは違ってた時点で、
アレが獏さんから岡野さんへの
ひとつの回答なんだろうなとは思った。
獏さんがあえて小説版保兄を出してきたところに
自分もなにやら感じるものがある。
そういや私は保兄が獏さんのに出てきた時に、このままいくと
獏さんのにもマクズが出るのか…!?とドキドキしたけど
(あんまり好きじゃないので。好きな人ごめんなさい)
出なくてほっとした……
でもなんとなく獏さんのマクズなら好きになれるかも…
岡野さんが途中から話がアチラの世界へ逝きすぎて、
あまりにも変わりすぎたから、逆に獏さんのに愛着が湧いたw
獏さんの原作を読んでもいないけどマクズが前に出てくるようになってから、これは何か違うんじゃないか?と思うようになった。
保兄は岡野さんが先に造った人物だったんですね。
晴明の過去とかは別にあれでもいいけど
とにかくエジプトとかギリシャ?とかだけは出さないで欲しかった。
相撲の漫画のときもいきなりあんなの出て来たし
あそこが自分的に一番ウザイ所、なんで入れるんだろ。
あくまで「日本」「平安」であってほしかった
初期は大好きなのにな
虫好きのお姫さんがポジション的に真葛に近いかもね。<獏さん
獏さんは、自分の小説と漫画が別物になるのに寛容というか気にしない人だと思うよ。
餓狼伝とか。
漫画じゃないけど、映画版にも文句あまり言わなかったし。
>>820 13巻読み終わりました・・・脱力して・・・ストーリーに関してはノーコメントw
・・・てか、意味わかんねぇ(゚听)
確かに(冷静に考えると)新刊だと1冊1000円位するんですね。
それを2000円で13冊って・・・なんか申し訳なくなってきました。 いや、作者にじゃなく定価で
買った(買わされたw)みなさんに。
で、意地で「あとがき」まで読んだんだけど、文章も意味わかんね(゚听) コレハワタシノ脳ノセイカモw
しかし夢枕獏氏に対するコメントは一切ないのね。普通は社交辞令としても「晴明と私を出会
わせてくれた獏氏に感謝します」くらい書くもんだけど・・・。
話は変わって、博雅の件。やっぱ私は小説のイメージが先行するせいか違和感ありますね。
なんつうか、初夜の儀式すら気づかずに楽器を磨いていた「朴念仁」のはずの博雅が床に打
ち伏して「私は晴明が好きなのだ」、晴明邸を出た直後に「おぬしが心配だ」と・・・いつから、そ
んな繊細なキャラにw
・・・と書いてきて、後半ウエットな展開になったのが一番気に入らないことに気づきました。
博雅の件にしろ、保憲との過去にしろ、(俗に言う)ヤオイ的要素が入りこんできて、その上に
真葛・・・前半の「隠微」でいながら「大らか」な平安絵巻をぶち壊して、「情念」に走りすぎてる
んですね。
ダメだ。 文句言ってると長くなる(〜´Д`)〜 もうやめようw
「保憲」は、なにがきっかけで(荒俣弘の)「加藤保憲」、あの「帝都を破壊してやるうぅぅ、呪って
やるぅぅ」という軍服姿の怨霊になったのだろう?w
>それを2000円で13冊って・・・なんか申し訳なくなってきました。 いや、作者にじゃなく定価で
買った(買わされたw)みなさんに。
定価で全巻買っただけならまだ良い。
あたしなんか、連載を読んでいるうちはどんどんワケワカメ?な展開に
なってきても、きっと、自分が知らない元ネタがあるに違いないと信じ、
奇麗な答えを求めて買ってしまった資料本がもの凄い。総額どの位だか。。。
資料本とか(((゚Д゚;)))
図書館とかにしとけ〜
>>821 某インタビューでは『今後の展開は見守りたい』と言ってたぞ
たとえどんな展開になろうとも獏さん自身も岡野玲子さんに書いて欲しいと望んだ事だから『それもあり』と思ってるんじゃないかな
久しぶりに1巻から読んだら 美味しい酒でも買ってきて月を見ながら1杯飲みたいと思った
獏さんの陰陽師を読んでると酒が欲しくなってくるw
獏氏に対するコメントが一切なかったのはある意味すごいね
やっぱり最初から自分なりにやるって決めてたりして・・
漫画が売れれば獏氏にもお金入るわけでしょ?そこは大人の関係でよし
女がかかわると「情念」が強くなってだらだらと崩れて行く。。。
>>830 >久しぶりに1巻から読んだら 美味しい酒でも買ってきて月を見ながら1杯飲みたいと思った
をっ! 粋だねえ。( ^ω^)
『今後の展開は見守りたい』
それは要するに
生温くウォチします、っていうことだろうと
>>830 821ですが、小説と別物になっても獏さんは気にしない人なんでしょう。
でも別物といってもおのずと限度があると思うんだよね。
オリキャラがいくら出てこようと解釈が違ってこようと
その解釈が評判悪かろうと、
それが岡野版「陰陽師」の持ち味ならやむをえないだろう。
あれは陰陽師じゃないよ。
平安装束をまとった晴明と博雅という人物が一応出てくるけれど
小説とは何の関係もない。
岡野女史の脳内妄想電波漫画の原作者に
自分がおさまってるという状況は、
仮に獏さんがあまり気にしてないとしても
間違って買ってしまう可能性がある読者に対して失礼だと思う。
(1巻買って面白いからっていきなり13巻買う人もいないだろうけど…)
別にケンカすべきだったというわけじゃないが
岡野サイドがあくまで獏さんの名前を使いつづけるつもりなら
断固として拒否してほしかった。
そんな拒否で「神経質でケチな原作者」みたいな汚名をかぶる
可能性があるしそこまですることもないしなぁ
まあ関わったのが間違いだった
初期が良かったぶん、こうなるとは思わんかっただろうけどw
漫画の最初の回の百鬼夜行?のシーンをとにかく絶賛してたよね>獏さん
あれが見られたんだから、最後はともかくまぁ良しってことなんじゃない?
最初は絵も綺麗だった。雅さがあった
今となっては絶賛しすぎだったね…と。
1巻、良かったけどそこまでじゃなかったや。
原作からあまり離れてなかったからこその良さだっただろうし。
ゼロからキャラとストーリーとデザイン作るより
魅力的なキャラと話と時代背景がしっかりあるのって
やりやすすぎだろうな。そんなありがたい材料受け取っておいて
生ごみに変えちゃったのね…。
最初の頃は、闇がとても魅力的に描けてたと思う。
岡野さんて映画については何か言ってたの?
獏さんはすごくほめてた気がするけど
>842
メロディのインタビューでも聞かれてたけど、何か言える立場ではないので
影からそっと見ています、みたいな回答だった。
>>843 確かに原作を大きく逸脱してしまった岡野さんは、何か言える立場ではないとオモw
映画は映画で1も2もトンデモだったけどな……
岡野版とは別の意味で、原作とかけ離れてしまってるし。
獏さんはいつまで書くつもりだろう
基本的に1話完結だし、ゆるゆると書き続ける気がする。
獏さんも、一生ゆるゆると書き続けていく、
みたいなことをどこかで書いてたな。
すごいね。
自分は岡野版より映画の方が痛かったな・・・
晴明がすごい顔で泣いてたねw
泣き顔より女装がガンw
映画は岡野さんとはあんまり関係無いっぽいけどね
岡野さんの中で女装が出なくて良かったw
龍玉将軍が女装した晴明に見えることがある…
こないだ見たら将軍と晴明は相変わらず似ていた。
最初女装してんのかと思ったけど女ならしょーがない
似てるっていうか同じ顔に見える
博雅と成タンもしかり
みんな表情がない、手の皺がすごい
手のしわキモイよねー爪もすごい不潔そう
あと妙にちっちゃくて障害者の人みたいで怖い
たとえを出して悪いけどああいうお座敷座り状態が多い漫画って
動きが少なくなりがちだからって手のひらや指でアクセントをつけたって
言ってた山岸涼子とかは、手の指とかめっちゃきれいに書いてたな
('A`)
そういう所は妙にリアルに書いてたんじゃ
厩戸王子の手ね!エロかったよね!
そういえばマンガ夜話で、夏目さんは
このままいけば陰陽師は処天を超えるだろうって
大絶賛してたんだよね…ははは…
処天はすごかったけど、絵は岡野さんのがずっと好き
('A`) ('A`) ('A`) ('A`) ('A`)
絵だけが見たけりゃ画集見てろ
儲さんごめんなさい
処天は引きこもり王子が弱っちくてな〜
女性的な見た目..つのもありがちな
868 :
花と名無しさん:2006/06/22(木) 18:01:03 ID:R2SwyxMmO
なんか陰陽師、最後の方評判悪いな。
ブコフで百円で売ってたから買おうと思ったけどやめようかな
過剰に期待する人ならやめといたほうがいいかも
870 :
花と名無しさん:2006/06/22(木) 18:53:57 ID:R2SwyxMmO
まじか。
でも今となっては昔だけど
手塚治虫賞とったんだよね
気にはなる
途中からの失速具合がね…
まあ1300円程度なら諦めもつくんじゃないか?
場所は思いきり塞ぐが
万人受けするマンガではないかもしらんが、
前半は読む価値はあるかと。
まぁ、全巻一気に買わないことをお勧めするよ。
なんか話題がえんえんとループしてる。
スレタイに【終了】とあることだし、
これ使い切ったら次スレはなしってことで
いさぎよくこれで終わりにしない?
自分がこのスレを見るのをやめたら
いいんじゃまいか?
まだ連載中の妖魅が残ってるぞ。
>>871 >場所は思いきり塞ぐが
ワラタ! 確かに思い切り塞ぐな。縦横ともにw
妖魅の話題も結構出てるしな
>>876 自分は9巻以降はスーパーの袋に入れて、
棚の奥に押し込んでる。
今、妖魅はどうなってんの?
あの月刊〜とかいうやつ、ただで置いてあるから今度見てみるべや
3巻までしか読んでないが・・・
まるでデジャブーのごとく
ストーリーは電波化し、
絵はきれいになっている
と思う
>>880 絵がきれいに……?
「陰陽師」でそんな経験は自分はなかったなぁ。
だんだん画面が白く白くなっていくのはきれいといえたかもしれんw
どんどんいらないものを排除していく感じに持ってったのか?楽したのか。
でもやっぱ初期の闇が美しいのに
最近の妖魅は2巻の猫男の時に出てきた妖怪退治?の奴が仙界で玉と戦ってた、つか遊んでた。
んで、王母が怒って呼び出し食らって怒られ中
王母ミテー
つかオンミョにも西王母話出てきたよな、たしか十巻
岡野さん龍とか虎とか好きやな〜
887 :
花と名無しさん:2006/06/27(火) 14:45:56 ID:MftobH7e0
>>882陰陽師は終わったんだから、もう闇は描かんだろう。
妖魅は仙界だから白く描く。
それはそれで綺麗だと思うぞ。
全部筆なのも味ってなもんで。
今の妖魅はし〜ろいよ、再開してから多分トーン一枚も貼ってないし
妖魅が連載されてるのって月刊百科だっけ
本屋のどこ探してもないんだが。
どの辺りにおいてある?
自分は千葉だが・・文芸雑誌みたいな薄い本が売ってるコーナーに置いてあるかな
891 :
花と名無しさん:2006/06/29(木) 23:24:39 ID:hPyZbg640
>891 あの手のPR誌は店によったら無料で置いてるもんだ
うちのとこもタダ。でも1月に8Pくらいしか進んでいないから4巻目が出るのは再来年とかになりそー
岡野さんなら細かく絵にも手直ししそうだし
ただでさえよくわからんのだからまとめて読みたいが。。
894 :
花と名無しさん:2006/06/30(金) 15:08:58 ID:CTPGII+s0
>>892 え、じゃあ、あの後ろに書いてある値段どおりに買った人は…!
えええー
その雑誌見たことないから知らなかったが
よく本屋においてある「ご自由にお持ち下さい」系のPR誌だったの?
なんでそんなもんに連載を??しかも一月8p・・・?
896 :
花と名無しさん:2006/06/30(金) 16:26:59 ID:HUrtYBjZ0
完全にPR誌だったと思ったけど・・
家に送るようにもできたはず、でもそれだと1000円くらいとられるんだよね、よくわからない本だ。
>なんでそんなもんに連載を??しかも一月8p・・・?
それは一月8pくらいしか進まない連載を載せくれる本なんてめったにないから〜しゃ〜ないっす
1000円くらいはほとんど送料分だよ。
ていうかそれにも満たない。
PR紙は「うちはこんな作家かかえてます」「次こんなんでます」の紹介と、
稿料を作家に払ってつなぎとめるため(これはPR紙に限らず本誌もそんなもん)、
利益は単行本になったときのあわよか。
PR紙にのってる他の連載漫画といえば、大島弓子のぐーぐーとか。
大島弓子とかもカドカワのPR誌で
ぽちぽち描いてるよね
あれも毎月8だか6頁だった気がする
こんなスレで
>>897と30秒違いぐらいで
内容被ろうとはびっくりだw
900ゲット!
>>897-894 大島さんが載ってるPR誌の場合
私も本屋で毎月金取られてた。orz
他に読みたいものなかったから購読辞めたけど。
定価って3種の指定(郵便のね)とるのに必要だから、
タダで配るものにもつけるんだよね。
しかし本やでPR紙にお金をはらったことなんて、
今まで生きてきて一度もない。
なんか訳がわかってないバイトがバーコードついてるから、
いっしょにぴぴってやっちゃってるんじゃないの?
今日午前9時に陰陽師全巻をブコーフで買って、先程すべて読みおわりました。
午後10時を過ぎたあたりから苦痛を伴いましたが、
このスレを見てとても安心しました。
夜が明けます。お休みなさい
おつかれさまでした
今頃ツタンカーメンの悪夢にうなされている悪寒
おつかれさまでした。
13巻発売後いまだにメロに13巻の広告が載ってるよw
今月号はDXポストカードプレゼントもあるよ。
表紙絵のようですがw応募する人いるのかしらw
>>903 9時スタートで10時に既に苦痛って、随分早くに拒否反応出ちゃったねw
お疲れさま…ゆっくり休んでね。
開始 午前9時
臨界突破 午後10時
読了 翌早朝4時
>>903は十分辛抱したと思うがw
そしてどういうペース配分で読んだのかすごい興味あるwww
906は午前と午後を読み飛ばしたに違いないヨカーン
909 :
花と名無しさん:2006/07/02(日) 21:52:54 ID:2gZBYhtg0
全巻ちゃんと読むのに一日は無理かと…。
筋追うだけなら可能でしょ。間に細切れに家事とか入らないなら。
獏さんの話に沿ってた巻はオケーだったにちがいない
>>903です。
昨日は近所のブコーフが大きくなって新装開店した日でした。私は以前から読みたかった陰陽師を
全巻100円でそろえました。レジで福引きをしたら、1等の1000円分のお買物券が当たってしまい、
4人の店員に万歳三唱をされました。恥ずかしかったのと、早く陰陽師を読みたかったので足早に帰宅しました。
初めの4巻は読んだことがあったので、3時間強で読了しました。
4巻の白比丘尼で、私もはるあきらさまの虜になりました。
5、6、7、8巻をはるあきらさま全開で読みました。
ここで午後7時を過ぎていたので、軽い食事を取りながら、今までの余韻に浸っていました。
今思うと8巻ですでにひずみが生じていたのだと思いますが、
その時は初々しい清明のカットと、博雅とのコンビに幸せいっぱいでした。
9巻は博雅の露見と内裏炎上は興味深く読みました。
瓜仙人は実は不解でしたがスルーしました。
10巻で清明に被髪では抱けぬと言われてしまい、11巻は私の方がうわああん 清明!でした。
異国の人達や小さい人が出てきてから記憶があまりありません。最後の方の印象的な唇の形だけ覚えています。
的確なレビューに感動すら覚えますた。
このスレで面白いし整合性も取れていると言ったら袋だたきですか(w
「何の事かさっぱりわからん」
「…とにかくおまえはそのままで良いのだよ、博雅君」
「ますますわからん」
初期はこれで納得できた。
まずはエジプト描写における整合性を是非
>>906です。おっしゃる通りです。午前と午後を見落としてました。
ごめんね
>>903そしてすばらしいレポートありがとう…
改めて健闘を称えます。頑張った!感動した!ものすごーく共感した!
>>912 全ての道程を一日で駆け抜けたあなたに乾杯
懐かしくなっちゃって、思わず岡野さんのスレを
初代から読み返してしまったw
なんだかんだと900超えてるし。
921 :
花と名無しさん:2006/07/03(月) 17:58:19 ID:8IhLnFD00
越えてるね。
私は内裏炎上までは全然OK
岡野さんが事実龍で手が見えないって電波言い出したときに(セイメイに同じこと言わせてる)変になったから
龍が悪いんじゃ・・・・と龍のせいにしてみた。
あと途中までは陰陽師で最後は魔術師なんだから題名「魔術師」にして獏さんから離れりゃよかったのに
>>岡野さんが事実龍で手が見えないって電波言い出したときに(セイメイに同じこと言わせてる)
( ゚д゚)
そうそう。話がかなり佳境に入ってる頃のダヴィンチのインタビューかなんかが
かなり電波的というか私=晴明になってて、あれ…やばいのかもと思った。
というか、何か受信してても別に良いから黙ってて欲しかった。
受信してる故にわたくしが正統であるみたいに主張されると、却って安っぽくなる気がしたな。
>> 受信してる故にわたくしが正統であるみたいに主張されると、却って安っぽくなる
激しくドウイ
白川静の本で対談しててもそんな調子だった…
もう「常に証拠を突きつけられて」とか言ってて、でも白川先生もこの手合いに慣れているのか
華麗にスルー。
証明できない事を「証拠」とか学者さんの前で言うなよーと思った。
927 :
花と名無しさん:2006/07/04(火) 14:22:12 ID:XpiavYye0
ふ〜ん・・すごいね。
>「常に証拠を突きつけられて」
本当にあの人の文章いつもそんな感じだね。
あと、思わず悲鳴が出たとか涙が止まらなくなったとか
とにかく表現が大げさで思わせぶりだから、どんな凄いことが起きたのかと思ってると
期待するほうが馬鹿だったとホゾをかむことになる。
いかに自分の脳内世界を見栄えの良い原稿に仕上げるかに心血を注いでるみたいで、
ストーリーのことはてんで眼中にないみたい。
いつ妖魅がエジプト化するのかなと何となく楽しみ。
>いかに自分の脳内世界を見栄えの良い原稿に仕上げるかに心血を注いでるみたいで、
>ストーリーのことはてんで眼中にないみたい。
まさにその通りだと思う。
その対談で宇宙のビジョンが見えたけど難しくて描けないとかぼやいてた。
そんなもの描かなくていいから、ちゃんとしたストーリーを描けよって思った。
白川先生にも岡野さんの『陰陽師』は「(起承転結がなく)散文的で分かりにくい」って言われてたけど
耳には入らなかったみたい。
以前はサイン会とかあったらしいですけど
ファンの人とちゃんと会話できてるのですか?
本人に会ったことある人いますか?
931 :
花と名無しさん:2006/07/04(火) 17:27:37 ID:Rjn/mW9z0
932 :
花と名無しさん:2006/07/04(火) 17:44:08 ID:XpiavYye0
すでに妖魅エジプト化してるよw
主役の男が玉と前世?で関係してるようです
>すでに妖魅エジプト化してるよw
サンクス
やっぱそうなったか。
まあ陰陽師の終了後すぐおあつらえむきに晴明そっくりの
主人公を頂く漫画を再開するんじゃ、エジプトにならないほうが難しいな。
一度電波受け取っちゃった精神病患者は治らないってことですかね
妖魅は3巻くらいからもうおかしかった
NHKでキトラ古墳かなにかの番組に出てなかった?
13巻読み終わりますた。
エジプトやギリシャが出てきてもそれまではさほど気にならなかったけど
13巻はどうにもお手上げ…何がどうなったのか全然わからない。
ほとんどポエムだし…
938 :
花と名無しさん:2006/07/05(水) 12:02:30 ID:BPWRNDxo0
とにかく最後は晴明が孤独から解放されましたー。ってだけのこと?
白ビクニに主上が殺されたらなんだっての?ビクニが病気運んで平安を乗っ取るのか?
乗っ取ってどうする
やっぱわからん.....ビクニは結局何をしたかったのか誰か教えて下さい。
939 :
花と名無しさん:2006/07/05(水) 14:38:09 ID:C67HYmUN0
>>938 自分もよくわからないが、何となく比丘尼は平安京をどうするか
試したって感じにおもたよ。
答えによっては滅ぼす。……何か恋愛的な答えの迫り方って気がした。
928じゃないけど、なるほどっ!
全巻読んで感想。清明は神に捧げられたお供えみたいなもんかなと。
安部だけに饗とかよく出てきたし。
大地に口付けして契約をしてしまったので聖なる存在ゆえ
供物になるしかなかった。再生のためには一度闇に落ちねばならなかった。
でもギャラリーにいろいろ頼んでおいたおかげで撤餞になって
生還したと。髪が爆発してるのはご愛嬌、みたいな感じか。
最後稲穂が象徴的に現れるのもその褒美とか五穀豊穣の恵みとか。
しかし比丘尼とエジプトの関連がやはりイマイチ理解できかねる…
ちょ、ちょっとまったー!
>大地に口付けして契約をしてしまったので聖なる存在ゆえ
>供物になるしかなかった。
なんでたかが大地に口付け=契約になるんですか?
じゃあ契約しなければよかったじゃん
しかもなぜそれが聖なる存在に?
聖なるものなのになんで供物?誰に対する供物?
>再生のためには一度闇に落ちねばならなかった。
なんで再生しないといけなかったんですか?
聖なる存在というなら尚更なぜ?再生なんか手間かかるじゃん、もともと崩壊したわけでもないし
闇におちるって抽象的すぎ、闇ってなんなのよ
地球のマグマとかが闇なんですかい
いろいろ頼んでおいたって何をどうしたらそんなのが助けられるんですか
そんな簡単に助けられるものなんですか
ていうかむしろなんで助けないといけないほどのピンチになってるんですか、力のある人が
何に対するご褒美なんですか
何かいいことでもしたんですか
褒美を与える方は立場が上だと思うけどそれって何、神様?悪魔?
>939答えによっては滅ぼす。……何か恋愛的な答えの迫り方って気がした。
なるほどーあのときフられちゃったし、そういう見方もありますね。ビクニの見方がちと変わった。
つか晴明には退屈なマクズより、ぶっ飛んだ能力のビクニのがお似合いな気もする
いくら歳とってもピュアらしいし
>>942 941じゃないけど、その上、素人考えだけど
>再生のためには一度闇に落ちねばならなかった。
ってのはエジプト神話のオシリスかホルスが
モトネタなんだろうかと思ってた
でもってイシス=マクズで(どっちも水に関わりあるし)
オシリスの場合は復活しても冥界へ
逝っちゃったっぽいからホルスなのかも
そもそもどうしてエジプトなのか? というのはさておき…
945 :
941:2006/07/06(木) 00:20:43 ID:???0
>>942 突っ込まれても困る。
あれ読んで自分はそう思ったってだけの感想なので解釈のひとつとして
書き込んだまで。だいたい読後わけわからん状態なので。
まっとうな解釈は前のほうに出てたけど自分はそこまで読み込めなかったよ。
ぶっちゃけ錬金術の焼き直しかと・・・。
改めて、自分にとって、視覚へのインパクトはものすごいものがあったけど
心へのインパクトはあまりなかった作品だったな。
ちょと、訊きたいんだけど・・・
「比丘尼」と「道満」って同一人物なの?
私は、父親の道満が比丘尼の姿をかりて存在してるのだと思ってた。つまり別人格だと・・・
ってか、最終巻は、意味わかんなくてムカムカしながら流し読みしちゃったから(〜´Д`)〜
ここに来てそれなりにわかる解釈が出てきていることにびっくりしている。
なんでそうなるの?とつっこみたくなるのもあるけど、連載当時とか13巻発売直後の
信者側の人らの「わかる人にしかわからない」とかいうのとは一線を画してるなぁ。
連載当時とか発売当時ってそんな感じだったっけ? もう憶えてない。
何にせよ時間が経って何もかも相当クールダウンしたってことでは。
せっかく長い時間かけて読んだのにわからん!と放り出したら
その時間がまるまる無駄になってしまう。
自分なりに考察してみたいが、すげー勢いでつっこまれそうだな(w
951 :
花と名無しさん:2006/07/06(木) 16:53:17 ID:uQ3mqN4i0
それぞれの考察あっていいんじゃない?
でもあらゆる方面に詳しくないと結局岡野さんが言いたかったことはわからないと思う。
別にわかりたくもないけどw
自分も11〜13もっかい読んでみようかな
庭で踊り始めたあたりからなんでいきなり?とむかついて集中できなくて・・
952 :
花と名無しさん:2006/07/06(木) 17:57:28 ID:FtN8IDkZ0
>>943 自分も比丘尼の方がお似合いだとおもた。
でも、晴明って最後には博雅に走ったような気が……。
953 :
花と名無しさん:
信者は分かってるつもりだから。
ここは今、そういう輩はいなくなったみたいだから
>>948つっこみ入れてみたら?
自分は真面目に聞くよ。