【早売りｹﾞｯﾀｰ】総合スレ・五冊目【ﾈﾀﾊﾞﾚ】

生徒が寝静まって静かな車内。久美子は慎が寝てるところへ来て慎を起こし
「篠原先生に意味深なことを言われたことが、どういうことだろう？」と相談する。
「俺に付いてきてくれってことじゃないか？」と言う慎に
「やっぱりそういう意味？」と真っ赤になる久美子。不機嫌になった慎に
「何で教師のお前が、生徒の俺にそんなこと相談するんだ。俺には関係ない」と言われ
「どうしてだか生徒という感じがしなくて。ごめん」と反省する久美子。

慎に「小樽はいい街だし、お前が実家を出て住むにはいいところ」と言われ
自分が住むことを想定してなかったらしく、その言葉に慌てふためく。
久美子にはその言葉がキャパを越えたようで「寝る」と引き下がった。

一方、ビールに酔って寝てたはずの藤山先生は二人の話を盗み聞き。
「いい年こいて、憧れのキミとのお付き合いや一緒に住むってことを考えてない」やら
「貴方（＝慎）には何でも打ち明けてるのに、篠原先生には本音で話せてない」やらとズバリ。
「何が言いたい？」という慎に「思ったことを言ったまで」と笑う藤山。
「別に、もうどうでもいいよ…」と言う慎。

黒田に帰ってきた久美子。天海姐さんや康枝姐さん、その他分家の姐さんが勢揃い。
先生を追って北海道まで行った久美子に女教育をするために集まったらしい。
男が浮気をしたときの対処法を説く姐さん方の話がこれまたキャパを越えて
久美子は真っ赤になって卒倒した。艶聞には慣れてない様子。（続く）