＊渡瀬悠宇スレ 14th＊

本書で取り上げた英宗は、王朝の創始者でもないし、
中興の祖でもない。ましてや、人に感動を与えるような人物でも、
人を酩酊させるような人物でもない。中国皇帝史において、
数多いた凡庸な皇帝の一人にすぎない。それにもかかわらず、
本書で取り上げたのは、その凡庸さ故である。
歴史に名が残るような名君も、ただ凡庸な君主も、
結局のところは、政治的事象のなかに存在し、
政治的事象の変転のなかでしかとらえられない。
英宗は、その三十七年という生涯において、
ふかぶかとした吹雪のなかに裸身のままで、
運命もろとも投げ出されたような経験をいくつかした。
それ自体が、宮殿奥深く住まう皇帝としては、稀有なことであった。
だが、英宗の諸体験のみを描くのであれば、ほんの数頁で事足りる。
しかし、それを、当該時代の政治的変転のなかでとらえようとすれば、
その時代を出来る限り復元する作業が伴うのである。
その故に、本書においては、名君伝や英傑史話とは全く異なる視点で、
政治的変転のなかでの英宗の諸体験を追跡することにした。
いわば、歴史ドキュメントを試みたものである。

？

>>932
自分の印象では、美形描くのが巧いと言うより、
非美形を描くのが下手と言う希ガス。
軫宿とか顔型がころころ変わっていたような。

>>939
>>940みたいなことが
憲揮帝に起きて北甲国の捕虜になって
裏で玻慧が「父上がいなくなった今こそ我が野望実現の時！」
とほくそえみ、紫義たちを使って朝廷を脅しつけて勝手に皇帝を名乗る。
そして内々に「父上のお命は貴国のご随意に・・・」と
リムドの父に連絡する。
なんて物語には

ならないだろうな。

多喜子かわいいよ多喜子

>>943
北甲国の今上帝が捕虜になったり、兄に取って代わられるほうが確率が高いのでは？

>>929
言い忘れたけど、別の作品の話
だけど、ふし遊にも当てはまるかもしれないということで

＞兄に取って代わられるほうが確率が高いのでは？

これは有り得るね。
そうなったらリムドは叔父の今上帝に付くだろう。

皇甥李武土殿下に栄えあれ。

しかし、リムドに殺された千人の将兵・警吏の遺族は
リムドを絶対に認めないだろうな・・・。

七色亜茶が七色に変わるのはなぜだろうｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

色は変わらないよ。匂いと味が変わるだけ

本当に？

モデルが宋である事を考えれば紅南国はお茶の産地。

北甲国は牧畜
西廊国は？
倶東国は何でもあり

紅南は商業が発達。
倶東は貴族文化の薫り高し。

倶東は文化国家って感じしないなぁ。軍事国家のイメージ強すぎて。

確かに軍事国家だけど
倶東のモデルの唐は貴族文化の花開いた国でもあった。
東大寺正倉院の御物は大陸では失われた中国貴族文化の遺品（模倣）。

『旧唐書』（くとうじょ）から「倶東」と名付けたんだろうな。
儒教的史観をより強めた『新唐書』もある。

紅南国＝江南国（五代十国期・南唐の後の称）だろう。
北甲国＝北元？
西廊国＝西蔵（チベット）？

西廊国は河西回廊(かせい・かいろう)からじゃないのか？
長安の西にある蘭州というところで黄河の上流を渡る。その西側敦煌までのこと。
沙漠の広がるシルクロードだよ。
ttp://www.nhk.or.jp/silkroad/playback/02a.html
ttp://www.tric.u-tokai.ac.jp/isite/sarchaeology/jseikai.html

増刊の渡瀬の一問一答で紅南国の名物は果物だって言ってなかったっけ？

北甲＝北漢かもしれない。

西廊は河西回廊の略か・・・。

果物が名物ならやはり長江以南？

国名でも結構練り込んで作ってるじゃないか。

誰か渡瀬の出身高校知らない？

大阪の女子高じゃなかった？＞出身高校

北漢って五代十国・後漢の正統を継いだけど実体は遼の傀儡だった国だな。

>>961
でも、西蔵(チベット)というのも微妙なところ。
1) 河西回廊の本道は現在(あくまでも現在だが)の甘粛(かんしゅく)省の沙漠を抜ける道だが、有力な支線は南隣の青海(せいかい)省にもある。この省は、気候も人もチベット色が濃い。2つめの東海大の資料とここでも見て。
ttp://www.jcbus.co.jp/chinahotel/map/ganshu/index.htm
ttp://www.jcbus.co.jp/chinahotel/map/qinghai/index.htm
2) 戦乱の時代になると、そのチベットの勢力が現在の青海から甘粛に伸びてこの地域の覇者になることもあった。

…とか言って画集を見ていると、婁宿の出身が西廊の衛星国の沙州とあった。
沙州は現実世界なら敦煌だ。敦煌をチベットが支配していた時代もあった…というのは、さっきまでNHKアーカイブスでやっていたな。ネタはこの辺を細かく砕いてかき混ぜたのでは、と思える。
河西回廊は9月のNHKシルクロード(新旧)でもするから覚えていたら見て。

>>964
やっぱそうだよね…
何か学校案内パンフに渡瀬本人＆イラスト出てるて聞いて・・

4年前のだが漏れパンプ持ってるよw
地元の高校出て大阪来てたまたま手に入れた。
学校は界女子。

創価系の高校なんだろうか？

創価は学校名に創価小学校とかつけるから
創価系ではないだろう。

なんかここ、渡瀬さんよりも知識ありそうな人がいっぱい居る…
>>963堺女子高校だよ。過去スレでも何回か話題に上った。

西廊はシルクロードの方か。
イメージ膨らむね。

チベットやモンゴル見てるとこんな感じか〜と思う

宮崎市定『隋の煬帝』（中公文庫）読むと
玻慧の印象に合う。
中国の暴君の度を越した乱行も分かっていい。

頭がよくて野心家で気宇壮大で
でも最後は失敗する（はず）という点で。

？

うほ？

歴史ｦﾀｳｻﾞｰ

想像力働かせないのはもったいないよ。
北甲国のモデルはモンゴルで
倶東国のモデルは唐か、
じゃどんな国だったんだろ、と連想していって
夢がふくらむのに。

漫画や小説の楽しみ方は人それぞれなんだから
歴史と関連付けたい人はそうして楽しめばいいし
漫画の世界だけで楽しみたい人はそうすればいい。

流れぶった切るよ。
三巻だっけ？で七星士が一人多いという伏線があったが。
あれは今後どのように影響してくるんだろね。
気になる。

同じ字が出る七星士は本名で呼ばないと紛らわしいな。

七星士が一人多いっての、五人目の四天王みたいでなんか笑ってしまう…

コピーロボットみたいなモン？

話豚切りだが、鬼宿転生後の名前が違和感ｲﾊﾟｰｲ…どーしても｢すくなみ ぎ｣と読んでしまう(w
そんな自分は三国志・魏好き。

まあ三国志では魏は悪役だが
あれでもその後の西晋や
五胡十六国、南北朝に比べればましな王朝なんだよな。

漢の献帝も散々な目にあったが
取り敢えず本人は天寿を全うできたし。
魏王朝の優遇政策で。

岩に縛られていた女宿を見て
「柳宿？」と思った。

渡瀬さんの絵に釣られて、
乙女ゲー雑誌なんつーものを買ってしもうた…　＿|￣|○

>>986
違いますよ
♂×♂の方が主なので乙女ゲーではなく、
ぼおいずらぶげーですよｗ

>>987
♂×♂は乙女ゲーとは言わないのか。
ありがとう、１つ利口になったよｗ

玄武のドラマCDには歌がないんだな。
ちょっとつまらん…orz