1 :
ベジータ:
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‐ゝ、!  ̄",└≡=ナ-┘ <ここが少女ビックバンブリーフ板か・・・
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! ! | | |. ハ`ー'´ハ | | | ! ! !
もはやセピア色に褪せてしまった80年代のことだ。
高校生だった俺には双子の弟がいた。
あいつは2ゲットで日本中に名を轟かせた若手のエースだった。
天才と呼ばれ続けても決して驕らず努力を重ねる奴だった。
いずれはメジャーに行って世界一の2ゲッターとなり、
俺たち兄弟の幼馴染の南と結婚して幸せな人生を送るはずだった。
少なくとも周りはそう信じて疑わなかった。
けどあいつはその日を待たずに逝っちまった。
甲子園を目の前にした試合会場にあいつは現れなかった。
もしあの試合であいつが2ゲットできていれば
俺たちは今とは全然違う未来を生きていたんだろう。
でもあいつは試合に行く途中で車にはねられちまった。
いま、俺は2ゲッターとして世界を相手に戦っている。
苦しい時もあいつが陰で見守ってくれていると信じているから乗り切れる。
南は言う。「タッちゃんはカッちゃんの代わりなんかじゃない。」
でも違うんだ。
あいつがあの時逝ったりしなければ俺は2ゲッターになんかなってない。
今日も俺はあと一歩で果たせなかったあいつの夢を追いかける。
あいつもきっと天国で見てくれているだろう。
高校生のまま時を止めたあいつと共にここに宣言する。
「2get」と。
兄貴と南の前から俺が姿を消してどれくらい経ったかなぁ。
せめて死ぬ前に一言でも遺せたら…そんな想いは今も消えない。
あの時俺は兄貴に代わりに2ゲッターになってくれなんて思ってなかった。
兄貴も南もそれくらいは気づいていたと思う。
ごめん、あんな状況で逝っちまった俺が言うことじゃないよね。
でも2ゲッターになってからの兄貴には本当に感心してる。
昔っから兄貴は何をやっても俺より飲み込みが早かったよね。
きっとすごく才能があったんだよ。
兄貴、2ゲッターになってくれてありがとう。
南を独りにしないでくれてありがとう。
いまの南の笑顔があるのも兄貴が本気で2ゲットを頑張っているからだよ。
俺はいつだって兄貴の2ゲットを草葉の陰で見守ってる。
兄貴はもう次の2ゲットに行っちゃってこれを読むことはないかもしれない。
でも世界一の2ゲッターへの道を閉ざされた俺にもまだ少し意地が残ってる。
そう、俺はいつでも兄貴の後ろで兄貴と南を応援してる。
「3get」
4 :
ベジータ:04/10/17 18:41:06 ID:???
ビックバンブリーフと叫ぶために産まれてきたんだろ?
5 :
ベジータ:04/10/17 21:42:42 ID:???
そろそろ叫びたくなってきたんじゃないか?
ビィィィィッッッックバンブリィィィィッッッッッフ!!!!
6 :
花と名無しさん:
ageビックバンブリーフ。