【早売りｹﾞｯﾀｰ】総合スレ・二冊目【ﾈﾀﾊﾞﾚ】

沖田とはぐれるセイ。辺りを捜し回るも見つからない。道に迷う。
その時、「今日船場へ来てた人」とばったり出会う。
その人に道を聞き宿へ戻る。

宿に着くと沖田は小半時前に宿に戻り、既に局長と出発していた。
沖田に撒かれたことに気付き、怒るセイ。

その頃沖田はセイの怒っている姿を想像し、ニヤニヤしていた。
局長と一緒に谷万太郎と待ち合わせ、密会を図る。

谷万太郎は兄のこの度の失策を詫びる。
谷三十郎の変わりに七番隊を率いて欲しいとの近藤局長は申し出るが、
兄を陰で支えることこそ本望、と近藤局長の申し出を断る。

大坂宿所でセイは三木と会う。三木はいつかの酒の席でのことを詫びるが
セイは冷たくあしらう。
周りは神谷は男らしいと涙する。
そこへ谷三十郎が現われ、セイに「遊びでない巡察を教えて進ぜる、ついて参れ」
と言われ、嫌味なやつ！！と思いながらもついて行く。
巡察中、町中の人が新選組を嫌い抜いているのを肌で感じ、なぜなのかと思うセイ。

御用改めに入った店で店先に家人を全て集めさせる谷三十郎。
すると女中が急に立ち上がり、店の奥に入っていく。
谷三十郎は女中を捕まえ、どこに行く、と詰問する。
そこへセイが、行かせてあげてください！と割って入り、
女子の事情なのだとこっそり耳打ちする。
殴られるセイ。
それを装っただけかもしれぬ、だから貴様らは甘いと罵倒され、
女中は引きずり出され足を開かされる。
激怒するセイ。
谷に女中に謝れ！と言うが、「ご公儀に従わぬ女中が悪い」と言われ
ショックをうける。
お前なんかが新選組を名乗るな！穢らわしい独善者め！と心の中で思うセイ。
そこへ沖田がひょっこり現われる。
途端にセイの中のどろどろしたものが全て一瞬にして澄んで流れる。
セイ、泣くもんか！とその場を立ち去る。

それまでの経緯を聞いた沖田はセイを追いかけ、小便担桶へ連れ込む。
そこでセイをやさしく抱きしめ、「痛かったでしょう。よくがんばりましたね。」と
慰める。セイ、泣く。

その後、御茶屋（？）さんで近藤・谷と合流。
セイと沖田のいちゃつきぶりを谷三十郎は胡散臭そうにみている。

谷三十郎はセイをどこかの密偵と疑っている模様。
組長の沖田は既に骨抜きにされ、九番隊の三木とも既に通じている様子のセイを
野放しにしておけば隊が危ないと、弟の谷万十郎に神谷清三郎を探れと命じる。

来月号に続く。