【チーズではなく】少女コミックCheese!6【イカ臭い】
「はいつくばってもっと腰あげろよ、いいながめだぜ、写真とるぞ」
「や…もぉ…こんな格好はずかしいッ…」「こんなにも…体が反応する…
感じすぎておかしくなりそう…」
これ、レディースコミックではありません。小学生も読んでいる少女漫画雑誌のひとこまだ。
少女漫画H路線の先頭をひた走るのは小学館の「少女コミック」(約24万部)と
その姉妹誌「少女コミックcheese!」(約17万部)。高校生を中心とした10代後半が読者層の
「少女コミックcheese!」はもちろん、小中学生が読む「少コミ」でも、いまやセックスシーンは珍しくない。
こうしたH路線は読者の支持も絶大で、少コミに連載されていた新條まゆの「快感フレーズ」は
単行本で実に1000万部を売りきる超ベストセラーとなった。ちなみに新條センセイはこの印税で
東京・広尾に3億円の豪邸をたてたとか。
表紙を見るだけでも、「愛されHはやっぱり幸せー愛されてると、ちょっと恥ずかしいけど
あ〜んなことや、こ〜んなこともしてもらえちゃうの(はぁと」(少女コミックcheese!)なんて
特集とともに、裸の少年少女が抱き合っている絵が目に飛び込む。うーむ、すごい。
10月15日号の少コミ増刊号には「ちょっぴりHな裏恋レクチャーBOOK」と称して
連載作家陣が自身のイケナイ体験を語る付録もついているが、「放課後は彼の家で
いちゃつきHしていました。好奇心旺盛な時期だから目隠しとか、縛ったりしてHするとか。
…フツーですよね?」…って、スイマセン、普通じゃないと思うんですけど…。
さらに驚くべきことにこの付録、はさみで切らないと読めない袋とじ(!)になっている。
「週刊ポスト」じゃないんですから…。
ストーリーもかなり過激。「彼氏に猫コスプレでのHを強要される」(少コミ10月5日号)なんてかわいいほうで、
「初潮前の少女が貴族に買われ、愛玩物として調教される」「睡眠薬を飲まされ
縛られて乱交パーティにつれこまれる」(少女コミックcheese!10月号)…って
それ犯罪なんじゃ…。レイプや近親相姦者も珍しくない。
(このあとさかもと未明が怒ってたけどここの住人の意見そのままなので割愛)
しかしこうした「H系少女漫画」が好調なのも事実。逆に「あえてHは描かない」という
「少女漫画の王道」を行く雑誌は苦戦を強いられているという。
休刊した講談社の「少女フレンド」の後続誌「デザート」(約23万部)の藤田力編集長は
「キスどまりだったフレンド時代には、物足りないという声もありました。今の子は
ファーストキスをしてから性体験に至るまでが非常に早い。両思いでよかった、で終わりでなく
その先が問題なんです。10代がHすること自体はもう防げないのだから、いい恋愛、いいHをして
成長して欲しい。だから避妊も描きます」と語る。
事実オープンにセックスを描くようになったデザートは、フレンド時代より部数が倍増したという。
ちなみに読者アンケートで、よりHな路線を望むのが10代前半の読者で、
20代の読者ほどピュアなラブストーリーを好むのだとか。
>>164タソ
乙です。
読んでなかったので読めてよかーたでつ。
文章だけだといまいち伝わりにくいね・・
そのシーンのあの絵を世間の人たちに見せたらどう思うんだろう?
少女達はやっぱりHを求めているのだろうか。「少女コミックcheese!」の小熊潤一編集長は
「世の中の性意識も低年齢化している。セックスを含めた10代の恋愛は立派なテーマ」と語る。
ここ1、2年「少女コミックcheese!」では特に直接的なセックスを描いた作品が多くなっているが
編集部から作家に対して「もっとHシーンを」と要望しているわけではないという。
「レイプなどもストーリー上必要があれば、当然描いていく。Hなものを否定することはないけれど
Hが目的化してはいけないという編集方針です。一部の親は反発するでしょうが、
親の安心領域で描いていたら子供は面白くないですよね」
ちなみに「少女コミックcheese!」の作家陣、編集部は小熊編集長以外全員女性。
「10年前までは編集部は男性中心でしたが、今は女性が女性に向けて発信している。
読者に安易に性を安売りすることを勧めたりはしません」
(このあと藤本由香里がエロ漫画擁護)
過激な少女漫画に規制を求める声もある。東京都青少年育成条例の「不健全図書」に指定され
書店・コンビニでほかの子供向け雑誌と一緒に売れなくなった少女漫画誌もある。
びっくりするようなH満載の最近の少女漫画誌だが、前出の小熊編集長は
「H路線は去年がピーク」と語る。「少女コミックcheese!」連載中の藤原よしこ「キス、絶交、キス」は
Hはおろか抱き合うことすらない超純情路線。主人公二人の押さえきれない情念を
どうするかという緊張感が過激なHに慣れすぎた読者の絶大な共感を呼び
ヒットしているという。
以上でつ。長々とスマソ