1 :
花と名無しさん:
2 :
花と名無しさん:03/09/11 21:51 ID:IUIv0I2d
2ゲト?
1さん乙です
準備万端?で新スレですね。
1さんありがとー
お疲れさまです。
6!!!
1さんありがとう!
まだまだ暑くて、「夏の終わり」という感じもしないけど、
「秋の夜長」に向かって楽しく語らいましょう。
1<乙゚ー゚*)
今日は真夏日でしたね。でも道にはどんぐりがコロコロ。
蝉の少女?の話をジュースを飲みながら読みました。
冬にはきっと、この暑さが恋しくなるんでしょうね。
>>1さん、お疲れ様でした。
今日ひぐらしを間近で見て、ジィジィの「セミの羽みたいなドレス」
を思い出しました。すきとおった緑色で綺麗だったよ。
1さんアリガトー。旧スレもちゃんと最後まで消費しましょうねっ。みなさん。
よく着物で「蝉の羽のような」っていいますよね。
日本語の表現って美しいな。
あぶら蝉が最近道路に落ちていてちょっと恐怖です。
蝉爆弾・・・。
今夜は落ち込んでるので、大島弓子さまの優しさに甘えたい気分。
15 :
花と名無しさん:03/09/13 06:45 ID:YwaplUI3
あげ
新スレおめでとう★
Sの新しい号がでてたから猫日記立ち読みしてきたよ。
ほんと同カットの写真が多いなぁと思た。
>>16 あの本は大島さんのページだけ浮いてますよね。
目次に書いてあるページを開いたら
他の記事があったからイヤなこと想像してドキッとしちゃったよ。
猫日記あってよかった。。。
大島さんち、タヌキが来るんだってねー。
たしかに井の頭公園近くの住宅街は
草木がうっそうとしている庭が多いからね。
タヌキ!?
吉祥寺にタヌキ!!??
うち、大島せんせのオタクの近くでつ
タヌキそっくりの猫飼ってまつ
まさかウチのたぬでは?
>>18 こんど是非たぬさんの首に大島先生宛ての手紙を巻き付けておくことをおすすめ
します。伝書たぬ。返事来るといいねっ!
>>19 それいいな〜。いいアイディアでつ!
>>18 首に返事ぶら下げて猫たんが帰ってきたら、報告きぼんぬ。
>>18 笑いました。
たぬはご飯とかもらってるそうですよ。
>>19 「いつも娘においしいごはんをありがとう。
親だぬき」
タヌキにそっくりな猫って見てみたいなあ。
そういえばグーグーの2巻に引っ越したって書いてあった気がしたけど
まだ吉祥寺に住んでるの?
過去スレで激しくガイシュツだと思うのでsage
>>22 吉祥寺ですよ。公園のちかく。
注意して読んでるとグーグーにもかいてあるよ。
>>22 以前うちで飼っていた猫、あまりにも太っていたせいか、
隣の医院に来た患者さんが「何今の?猫?たぬきかと思った」
と言っているのをきいてしまったことがあります。
暗めの色で太っていればたぬきに見間違えられるのかも。
(でもその後実際に見たたぬきはむしろ小さかった...)
以前夜、白い和猫見かけたんだけど、瞬間猫に見えないほどデカかった。
贅肉じゃなくて骨格からデカい。顔からしてデカい。
例えると、ミニチュアのコリー成犬。その猫は短毛でそれくらいデカい。
暗闇と白のコントラストで実際より誇張されて見えたのかもしれんが。
選集もってないんで、有名な作品かもしれませんが教えて下さい。
主人公が小さい時、先生に「春の花を挙げなさい」といわれ
近くの空き地に春、萩の花が満開だったので「萩」と言ったら
「それは狂い咲きです。萩は秋の花です」と却下されて
悲しい思いをした・・・というエピソードのある話は何でしょう?
ストーリーの概略も教えていただけると嬉しいです。
捜索スレに書こうかと思ったのですが、大島弓子作品であることは
間違いないので、こちらでおたずねさせていただきました。
よそ者ですが、よろしくお願いします。
>26
「ローズティーセレモニー」
テスト至上主義の学校教育に異議を唱える少年と、彼に恋する少女の話。
彼が実は・・・という展開です。
選集なら6巻に収録されています。
密造アップルサイダーが、読みたい。。。
29 :
花と名無しさん:03/09/14 20:50 ID:oq6HG0Fl
たぬきいるよお、たぬき!
西荻の友達のアパートの庭でも、
Mサシノ市すみっこの我が家近所でも目撃!
大島さんちにも来るのか〜(親近感)。
で、大島さん井の頭公園近くに住んでるっていうのはホントなの?
だとしたら具体的にどこ?ヒントくれ。
大島さんの作品中にヒント?が描かれているのだが>30は
それを知ってどうしようというのだ?
自分もその辺に住んでいるので興味ある。
>27
ありがとうございます。
それって難病がらみのお話でしたでしょうか?
それと似た作品で、もう少し初期のもので
ヒロインのクラスメイト(男)が難病にかかるという設定の
作品はありますか?
へんな質問でごめんなさい。
小学生時代に読んだ記憶があって、教えていただいた「ローズティ〜」(たぶん)
を後年読んだ時に
似た話が昔あったような気がして
ずっと気になってるんです。
>>33 初期の方の話は「みち子がきた日」だと思います。
偶然憧れの男の子が難病に冒されていることを知ってしまった
みち子は彼に無理をさせまいと世話を焼くのだけれど、自分の
病気のことを知らない彼は迷惑がって・・・って話ですよね。
「ローズティー・セレモニー」も男の子の難病絡みの話です。
「ほうせんか・ぱん」について。
我が家の庭はほうせんかが花盛りです。
ほうせんかのタネって熟すと茶色くなるんですよね。
未熟なものは白い。
熟した鞘は少し押しただけで勢い良く弾けますが、未熟な鞘は
瑞々しくて、押してやると指にやんわりとした抵抗を感じます。
更に力を込めれば熟したものと同じく弾けるのですが。
つまり、はじかなくてもだいたい中身の色は分かるんですよね。
大島先生もご存じなんじゃないかな。
そう思うと最後のマーヤの予言がなんとなく切なく思えたり
します。
35 :
花と名無しさん:03/09/16 07:47 ID:CCwz7M9K
.,_
,i゙ヽ`ヽ、. , _,. -,、
l! ゙. `ー'((-‐―ー-_,.-'" / i!
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ゝ,r'´ '´,. ; ; ., ,,./:.:.. l!
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( `='´Tて)` (`)ヽ ミ ヾ、乂_,,ノ_,ノ"
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36 :
tesu:03/09/16 07:49 ID:CCwz7M9K
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>>34 進みすぎた観察力は、80年代には雲林院吹子として表現されたけど、
今の時代だとどうなるんでしょうね。
井の頭線沿線に住み着いてるたぬき一家いるよね
浜田山と高井戸あと吉祥寺
吉祥寺在住だけどそんなん知らん
昼間は人間に化けてるの??
>39
線路わきの側溝の中を移動してるって昔テレビでやってた。
私も野生のタヌキ生きてるのは見たことないんだけど
車にはねられたのは何度か見てる。
34さん回答ありがとうございます。
もう一度読んでみたいので
本屋めぐりの旅に出てきます。
>>41 選集だと1に入ってますよ>みち子が来た日
43 :
:03/09/18 20:01 ID:???
あのー、F式蘭丸の中で授業中に
If it is not true let the story die...っていう文章が出てくるのですが
これは何かの引用なんでしょうか。お教えください。
a
あの、クリスチャンの話ってありますか?
大島弓子作品はまだほとんど読んだことないです。
47 :
花と名無しさん:03/09/19 23:16 ID:VhH3wxiU
>43
スティーブンソンの詩じゃなかったっけ。
詩集はすぐ出るけど 選集はしまっちゃったから、確かめてくるね。
>>46 どのような事を期待して、クリスチャンの話をご希望されているのでしょう?
漠然とでも説明して頂いた方が、みなさん適切な回答をしやすいと思います。
49 :
花と名無しさん:03/09/20 11:13 ID:oXJClLcR
>43
「宝島」で有名なステーブンソンの詩は蘭丸のほかのシーンに出てくる
「金に輝く時が過ぎ・・・」の方でした。
原文もあるので探したけど その詩集(「童心詩集」)にはなかったです。
「星に行く汽車」の中にもステーブンソンの詩がありました。
50 :
43:03/09/20 15:12 ID:???
>>49 どうもありがとうございます。
43の方は後半に続きっぽい文章が出てきて、そこではDavid Bowieの評伝を読んでいる
という設定なので、そこからの引用なのかもしれません。
51 :
花と名無しさん:03/09/20 16:53 ID:I3xhIzpM
>>46 夜羽ヨハネはクリスチャン家庭じゃなかった?
「わがソドムへどうぞ」は伝道師の娘の話だね。
一番はっきり設定に出てる作品かな?
大島先生、大学で聖書学の講座を取ったというせいか、
モチーフにはそれらしい要素がちらほらありますね。
53 :
花と名無しさん:03/09/20 18:01 ID:nAMe/FCI
男色の話やその他諸々、もしガチガチのクリスチャンなら拒否反応を起こさないとも限らない。
昔の大島さんはわからんが、中期〜現在はご自身独特の宗教観(というより世界観)を
お持ちなんじゃないかな。
敢えて一番近い宗教観(?)にこじつけるとしたら、
八百万の神みたいな、「あらゆる生物/無生物に魂が宿っている」的な印象>(あくまで私の印象です)
一神教の考えとはかけ離れた位置に大島さんはいらっしゃると思う。
54 :
花と名無しさん:03/09/21 11:08 ID:Pt3p7Nlg
少女コミック時代だったと思いますが 子供のころ家はクリスチャンではないけど
日曜学校に通ったことがあると書かれてました。
宇宙人の宇さん。このネーミングセンスに震撼しました。
大島さんって一人っ子ですよね?
そのわりには兄弟とか姉妹の描写が上手いなぁと感心してしまう。
確か下に一人か二人おられます。
弟と妹一人ずつだったかな・・・?
特に妹の視点がお上手なので、やっぱり驚きですが。
58 :
花と名無しさん:03/09/26 05:15 ID:FZ2Hhord
えっほんとですか。
私もてっきり大島さんは一人っ子だと思い込んでいたから
海ちゃん陸ちゃんとかに唸ったんだよなぁ。
59 :
花と名無しさん:03/09/26 06:39 ID:4MPPV+Jx
眠れなくて大島作品を読みあさってました。
で、何度読んでも「?」なのが「庭は緑、川はブルー」。ラストがどうしてもわからないです。えんじゅ
にはおかあさんの杏子が憑依してたはずなのに、ラストはえんじゅからの視点で描かれてて。面白
くて引き込まれるように読み進んでいくんだけど、いつもラストで「?」になっちゃいます。
朝起きたらちんぽたっとった
61 :
花と名無しさん:03/09/26 08:37 ID:i8gruHHQ
>>59 私はあのラスト、なんとなくわかりますよ。
私が思うに、えんじゅの、あの期間の行動が、
母親の憑依によるものだったのか、
単にえんじゅ自身の心の葛藤によるものだったのかが
あのラストで曖昧になっているところがいいんだと思う。
子供時代の、自分でも理解できない行動の記憶とか、
思いどおりにいかない葛藤なんかを、
「死んだ母親が憑依した為」という解釈で
書かれているところが面白いなと思いました。
うーん、言いたいことが上手く説明できない…。
わかりにくかったらすみません。
62 :
59:03/09/26 10:23 ID:???
>>61 > 私が思うに、えんじゅの、あの期間の行動が、
> 母親の憑依によるものだったのか、
> 単にえんじゅ自身の心の葛藤によるものだったのかが
> あのラストで曖昧になっているところがいいんだと思う。
なるほど。物語にはっきりした解釈を求めていた私は、少し頭が硬かったですね。
正直、他の大島作品も、何度も何度も読み返してだんだん理解していったものが多いんです。理解
していくというか、初見の時の違和感がなくなるというか・・・。
なのでここのスレを見ていると、読解力と感受性の豊かな人たちが多いなあと感心する事しきりです。
今度はもっと頭を柔らかくして読んでみますね(^^)
>うーん、言いたいことが上手く説明できない…。
>わかりにくかったらすみません。
いえいえ、十分伝わりました。ありがとう。
*なんだか自分語りになっちゃったのでsageますね(^^;
母親の憑依は後々考えてみれば情緒不安定な時期のえんじゅの思い込みだと思ってた。
ラストの「どんな高校生になっているのやら」というお母さんがまだ憑依しているみたいなセリフも、
あの世でお母さんが見ていたらこう言うだろうなという彼女の想像だと解釈してました。
ある霊感者が「憑依してた霊体が離れても憑かれている感覚や
その影響は残ることがある」と言ってたのを、あのラストで思い出した。
オカルト全肯定ではないけど、生きてる人間同士でも
すごく身近な人には、無意識下で啓発されたり
「離れてても傍にいる」感覚を覚えたりすることを思えば、
片方が死者でも同様に考えうる気もしたり。
一つの身体に二つの存在が宿っていて、片方の心と容れ物の肉体が
未発達なゆえにところどころ混乱を来たしているけど、
基本的に「えんじゅ」の中の人の認識は常に清明だと考えて読んでみると
かなり辻褄が合って面白いです。
作品が奥深いだけに、読者の数だけいろいろな解釈があるんですね。
こうやって人の解釈を聞いていると、なんというか自分の考えと違った
アングルから作品を読み直すことができてすごく面白いです。
えんじゅっていい名前だよね。言い方によってはAngelにも聞こえるし。
安寿と図師王
まちがい。安寿と厨子王
猫日記って何に載ってるんですか?
>>69 自分も実物を見たことはないけれど、
「S」という雑誌だった筈。
復刊ドットコムからのメールに新情報が(復刊とは無関係)
一応報告しますね。
>一部作品(大島弓子氏)は、年末に別作品名で、新装刊行の計画
があります。
俺は「庭は緑、川はブルー」は、人によっていろんな解釈が出来るというより、
あきらかにあんじゅの思い込みだと思ったけどな。
てか、母親の憑依ってのをそのままの意味で受け取る人がいるのがびっくり。
>>72 作品としては「どっちにでもとれる」ように書いてあると思うんだが…。
>72 「えんじゅ」+「あんず」でつ。
大島先生もオカルトを「この世のケッサク」に数えているし、
「オカルトを信じること=超常現象の鵜呑み」に限定して
解釈を狭めることもないのでは。
>>72 でも物語の途中に、「私がお嫁に来た頃、隣のそめこちゃんはとても暗くて・・・」
って描写があるよね?それもえんじゅの思い込み?
境目のあいまいな奇妙な世界って、映画でも小説でもいっぱいあってそれを面白がれる
か「現実的ではない」と拒絶するかは好みの問題、ってことになるのかな。
でも大島ファンはあんまり「世間の常識の枠」の中でしか起こらない話には興味無い
タイプが多いんじゃないかな。私がそうだからそう思ってしまう。
私の理想の大島ファンは少なくともねらーでない人
私失格…
失礼ながら貴女にねらーを自称されるのは少々疑問有り。
2ちゃんは清濁併せ持つ混沌。
大島さんの魅力はそれらを内包している事。
>78
あい、ごめんなさい
庭は緑は大スキな話です
大島さんの作品には「庭は緑」パターンって結構有るから
一々結論を求めずにさらっと感じる程度でもイイと思うのは
私だけ?「お月様の糞」はかなり好きな作品。
お月様の糞、話としてはハピーエンドなのだけど
なんとなく読後感が悪いところあり…
あんまり好きな話じゃない。
>>81 あーわすれてる・・どんなストーリーだったっけ?簡単に・・
ホームレス猫が死ぬ話だったっけ?
中学生の女の子が、隣人の30過ぎのおっさんに恋してるという話だよ。
そのおっさんが飼ってた猫がフンという名前だった。
そんでフンが女の子に憑くんだよ、確か・・・
>>81 禿同。
話しの流れは面白いと思うんだけどね。
いくら何でも、殺したっていうのがどうもね…
猫真似始めたときの、右側に脚を流して正面見据えたポーズの画は大好きだが
歌音のようなタイプの人は、正直苦手だ。
正直、大島漫画に出てくるような女の子が身近にいたら
ものすごく大変だと思う。
歌音のお母さん、チビに「お昼だからあんたも食べなさい」
ってやさしいな、と思いました。
フンにもお昼あげてたみたいだし。
娘の方は、確かに身近にいたらあまり付き合いたくはないだろうな。
奥山テルなら友達になってみたい。
私は大島さんの作品に登場する大人たちが好きだなあ。
「ジイジイ」の稲ちゃんのお父さんがすごく好き。「ジギタリス」の北斗くんのお父さんもいい味だしてる。
「綿の国星」のお父さんお母さんは言わずもがなですね。
>>87 確かに。
基本が「統合失調症」タイプだから、
思い切り振り回される。
・・・作中人物もみな振り回されてた。
>>89 >「ジイジイ」の稲ちゃんのお父さんがすごく好き。
わたしもw「急所ははずすのよ!」のお母さんも微妙にいいw
「つるばら」のお父さんも、すっとぼけてるのにキメるところはキメる所とか大好き。
つるばらのお父さんって、ほとんど面妖の域だよね。
目撃するだけで総白髪になる感受性を持ちながら、
その直前までは飄々ととりなしてるあのお父さんの半生が、
作品主体と同じぐらい気になる。。
>85
一応、フンは「自然死」らしいという事になってるけどね。
最後ののら猫さんたちの会話が蛇足だったと思う。
あの物語の中では、歌音が本当にフンを殺したのかどうかは
さして重要ではないと思えるし…
チビ猫の視点もないほうが良かったんじゃないかなーとさえ思う。
最後にとってつけたようなフンの死因についてのエクスキューズは
年少読者への配慮だったのかもしれないけどね。
しかし今思うと、この話って王道のド少女マンガですね。
これはこれで好きです。
>93
年少読者ではないけど、フンが自然死であったらしいというエピソードに
救われました(w
勿論、物語からすれば、単なるエクスキューズに過ぎないというのは
その通りだと思いますけど。
歌音ちゃんの「イノチガケ」って感じの想い方に、思い当たるフシが
あったりするので(現実にあんなことできないけど、少女時代に
特有の情念?というか)、私には近しく感じられるお話です。
「一瞬ほんとの猫にみえた」という台詞にはぐっとくるものがある。
ちなみに冒頭のチビ猫のパイの歌も可愛くて好き。
>>92 継夫父:「しかしその方が実に通りがよくないかい?
“生まれかわり”の方が“単にホモ”よりも」
継夫母:「シャラップ」
のくだりなんか、すごくいいですよね。
「つるばらつるばら」は
転生前の女の子にとっては大ハッピーエンドだけれど
転生後の少年の人生としては
はたしてアレでよかったんだろうか、幸福だったんだろうかと
どうしても考えてしまいます。
そしてこの年になって読むと
やはり少年の母親の気持ちに寄ってしまう。
継夫が「幸福」かどうかは判断できないけど、
散々迷妄して生きてきた分、すんなり生きてきた以上の「幸福感」は
確かに獲得してますよね。観念というより生理的な効果の話だけど。
見た目は若いけど「老人」だから、それはハッピーエンドと等価の
現象かもしれない。
人体改造や延命?が一般的なあの世界観なら、老いて死ぬ時期も
技術の限界の範囲で自己決定して、人生に大団円のエンドマークを
自分で書けるのかもしれない。
・・・でも継夫は「次の幕を開ける」んですよねえ。
転生絡みの設定だけど、それ以上に「人の生はどこまで己のものか」と
つい考えさせられる話。
輪廻転生とか因果律っていうのはある角度から見れば不条理かもしれない。
でも転生後の人生だって彼の人生には変わりはないわけで。
彼の肉体が生きた人生は彼のものなのだから、幸せかどうかは彼が決める事で
親が決める事ではないからね。
親の考える「まっとう」というものがただ一つの幸せの選択肢でもないし。
周囲によって本人が満足していることを「不幸」に変えてしまうこともあるわけで
その辺のとこはもう少し常識の壁をつくらずに見守る愛情と言うのもあるよね。
>>95 そこ大好きw
>>96 心はたよ子でいるしかなかったし、探し求めた人に逢えたのだから
私から見ると、正直うらやましい位幸せに見えるよ(´・ω・`)
何十年も愛し続けられる人がいるだけでも、とてもしあわせな事なんじゃないかなぁ
>>101 杉西歳月さんもずっとたよ子だけを思っていたしね。
すごいハッピーエンドですよね。
>>102 初見は「すごい力技のエンディング!」と思ったけど、
過程があまりにアレなんで、結局アリかなと。
それに現実にも時々ありえない事ってあるしね。
そう思いたいじゃないですか。
「つるばら」は、なぜか継雄の両親に感情移入して読んでしまいます。
継雄が幼い頃からずっと心配しつづけて、それでも継雄の気持ちを理解しようと努力する両親に相談も
なくあっさり性転換(整形だけとは思いがたい)しちゃうくだりは、ちょっと両親がかわいそうでした。
でもまあ、最初のスレで書かれていたように、継雄が1人のまま終わるラストじゃなくてよかったです。
わたしはファン歴が浅いので、未読の作品が多々あります。
しかしおこづかいも少ないので月一冊と決めて買ってたのですが(笑)、今回思い切って白泉社文庫の「さようなら女達」
「全て緑になる日まで」「いちご物語」を一気に注文しました。
本が届くのが死ぬほど楽しみです。
>>104 これから読むのが沢山あるなんて、うらやますぃっす。
このスレ読むとネタバレもあったりするから注意ねん。
>>105 >これから読むのが沢山あるなんて、うらやますぃっす。
でも、注文したの読んじゃったらこの先の楽しみがなくなってしまう・・・。複雑な気分です。
あ、「グーグー」がありますね^^
>このスレ読むとネタバレもあったりするから注意ねん。
ありがとう^^
久々に「毎日が夏休み」を読み返したんですが、
ラストの「義父の英語は美しいキングズ・イングリッシュだった」という
モノローグが「クイーン」じゃなくて「キング」であるところに
少し引っ掛かりました。
現女王の在位も長いことだし、日本語的には”キングス・イングリッシュ”
という表現は馴染みが薄い気がするんですが、大島先生の育った
時代背景ではまた印象が違ったりするのかな?
仕事のシビアさがシンプルに物語られた作品のわりに、主人公の属性が
わざと労働基準法上無茶な設定にされているようでもあるし、
大盤振る舞いのハッピーエンドも相俟って、寓話性を明示するための
レトリックとして Queen ではなく King を使って、
パラレルワールド化されている気もしたんですが。
単なる大島先生の趣味かもしれないし、意味深に取っても取らなくても、
作品のテーマもメッセージも不変の魅力だと思うんですけどね。
義父なりの美しい英語って意味で、敢えてキングにしたのかな。
それか、義父って英国留学とかしてたエピソードあったっけ?
大島さんはわりとひねるの好きだから、特有のそれかもしれないよ。
私の世代ではキングスイングリッシュのほうがとおりがいいですね。
別に王制上のキング・クイーンではなく「源流・本流」の英語であるという
ニュアンスで、米語と区別する為の表現であると解釈していますが。
イギリス人は身分や出身校によって方言と同じぐらい異なる英語を
話すと言われてて、クイーンズ(キングス)はその多くの英語の中でも
王室や上流貴族が話す英語、というけっこう限定的な定義を
持っていると聞いたことがあります。
広義ではBBCアナウンサーが使うような「標準イギリス英語」だそうですが。
特に前者の狭義の用法の場合、君主の存在が具体的になりやすいせいか
在位者が女王のときは「クイーン」に言い換える慣例、と言われますね。
エリザベス2世以前のことは分かりませんが。
111 :
花と名無しさん:03/10/05 09:00 ID:tmlqqOyg
ひとつだけ危惧してる点があるのですが・・・
大島先生は昔とはまた違った熟成した作品を描いてほしいのですが・・・
もう描かれる気持ちはないのかなぁ?・・・
情熱みたいなものは沸いてこないのでしょうかね・・・
112 :
111:03/10/05 09:01 ID:???
“大島先生には”の間違いでした
>>111 >情熱みたいなものは沸いてこないのでしょうかね・・・
多分。
大島さんはあまり自己表現欲みたいのないかもしれないですね、
熟成した作品かあ。
雑草物語みたいのより、時代からとっぱずれていてもいいから
また、誕生みたいの描いて欲しいな
もしくは罪と罰みたいに、原作付きぐーぐー風でもいいな
充分熟成した作品多いと思うけどなぁ。
熟成しているかどうかっていうのも、本人の成熟度にもよるんじゃないかな。
何年も経って読み返してみたら思ってたより深い事がわかったりしたのもある。
私は凄いとこに行っちゃってる人だと思ってますよ〜。大島さんは。
115さんの言いたいこともわかるような気がしますが
欲張りですぐ消費してしまういち読者の勝手でいわせてもらえれば
もっともっと大島さんの作品が読みたい!それに尽きますです。
それに、今の今の今の大島さんしか描けないものというのもあると思うから。
グーグーはネコが余りに増えたんでちょっと・・・
今の大島さんにしか描けないものって絶対あると思うけど、
今の出版業界の体力では場が作れないんでしょうね。
「新しいもの描いてみませんか」と提案できる出版社もなければ、
無理に場をこじ開けて突っ込んでやろうというほどの
大島さんの激しい熱意もない、みたいな・・・
でも、下手に熱意がない分、グーグーの中でさらりと歪まずに
語られてるものも多い気もするな。
毎月、グーグーとちびねこを描いてるだけでもすごいと思うけど。
ここのスレは全然ちびねこの話題がでませんね。
個人的にはゆっくりしたペースでもかまわないので、
カラーの絵本系の作品を望みます。
「森のなかの1羽と3匹」は最高傑作。
私はやっぱりストーリー漫画を描いて欲しいな。
アスカでの漫画、どれも本当にすばらしかったもん。
どんなまんが家でも50過ぎると、あまり無理はしなくなって
得意なものだけ気を張らず描くようになるよね。
ストーリー漫画描いても、以前のような緊張感はもう出せないかも。
今はもう、現実がお話を越えちゃってるからね。
迂闊に扱えなさそうな問題ばかり。
寓話のようなものしか描けそうにないのでは。
思い出に生きるわ
124 :
花と名無しさん:03/10/07 20:22 ID:JRfEkh4X
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ちょっとこのスレでは失礼な質問なんですが、
大島ストーリー漫画ファンは
現在どんな漫画を面白く読んでいます?
>>125 考えてみると何も読んでなかったです・・・
寂しい・・・
山岸涼子の「テレプシコーラ」が今一番楽しみにしてる漫画かな。
>大島ストーリー漫画ファンは
というのが、大島さんの作品に似た漫画という意味合いを指してるとしたら、ちょっとかけ離れてますが^^;
既に漫画は断筆していますが、杉浦日向子さんです。
大人向けです。エッセイも面白いです。
ご本人の浮世離れっぷりは、大島先生と共通してるかも。
とりみき
全くもって方向が違うが…
>125
一番、燃えてるのは「エアマスター」です。
他に今一子の「百鬼夜行抄」とか、吉村明美とかとか。
131 :
130:03/10/08 11:12 ID:???
「エアマスター」の作者名を書き忘れた。
柴田ヨクサルせんせいです。他に「谷仮面」もよし!
究極の純愛&バトルマンガざんす。
132 :
125:03/10/08 13:46 ID:???
みなさまレスどうもありがとうございます。
126さんのように私も大島漫画を待つあまり
他の漫画を全然読んでなくて...。
漫画読む楽しさをまた味わいたいと思って質問しました。
大島さんと作風が似ていなくてもかまいません。
大島ファンの方の推薦なら、感性が私と似てるとおもうのです。
片っ端から探して読んでみます。
大島先生にゆかりの作家の作品を読んでみたいと思います。
エリュアールの他、ボーヴォワール、森茉莉などが過去スレで出ましたが
それぞれどの本から入っていけばいいかとか知っている方がおられたら教えてください。
森茉莉スレは発見したのでそちらで調べられそうですが、
他については適したスレがわからないので、ここで質問しました。
よろしくお願いします
大島先生は「自分で発見する喜び」をよくご存知の方だと思う。
それは、どれだけ世間では常識であろうとも自分の感覚で探すことがいい、
ということだとわたしは勝手に思っています。
流行遅れであろうとも。
これって「探す」というよりも「発見」という感じ。大きくなくてもどんなものであっても。
135 :
花と名無しさん:03/10/08 22:08 ID:vHGWIWJb
大島さんの他には、魔夜峰央、柳原望が好きです。
共通点があるかどうかはわかりませんが…。
その他色々読みます。
>>125 「現在面白く読んでる」というと私も
>>127さんと同じく
山岸凉子のテレプシコーラですね。
山岸スレとここではずいぶん雰囲気が違いますが(w
被ってるファンも少なくないのでは?となんとなく思います。
それから岩館真理子の「アマリリス」も楽しみにしてるな。
岩館先生も大島先生の大ファンですよね。
このおふたりも共通のファンは多いと思います。
自分がそうだから勝手な思いこみかな?
百鬼夜行抄は私も読んでる。面白いよね。
あとはバルバラとかハチクロも。
最近買ってる雑誌は青年誌だし拘らず読んでます。
過去で大好きな漫画っていうと内田善美作品かな。
未読だったら草迷宮草空間は読んでみて欲しぃ。
大島センセゆかりの人ではありませんが・・。
あ、とり・みきファンがいた・・。(遅!)
SF大将が私は好きでつ。
>136
いやいや、そのとおり。
昔の少女漫画は名作ぞろいで読み尽くしてしまったし・・・。
現在進行形で発表されてるのを追って読んでる作品は、
岡野玲子「陰陽師」、三浦健太郎「ベルセルク」
江川達也「日露戦争物語」、安彦良和「ガンダムオリジン」
萩尾望都「バルバラ異界」、あしべゆうほ「クリスタルドラゴン」など、
「(あってはならない)あっちの世界」と「こっちの世界」が混沌と存在し
それを境界線上で描いたみたいな感じ、が大島つながりかな…。
140 :
花と名無しさん:03/10/09 00:11 ID:q8mjZXP4
ワタクシハ、坂田靖子と西原理恵子が大好きだが…
内田善美も西原理恵子も好きなアタシって...
んな事言ったら私だって(ry
でも抱きしめたいような漫画は過去のばっか。
だから描いてくれよぅ、大島せんせ。
現在は漫画読んでいないなあ。
身も蓋もない答えですいません。
高野文子が好きです。あと松本大洋。
私も高野文子好きです。
現在進行形で読んでるのはワンピース。
うわー…。現在進行形でっていうと「テレプシコーラ」と「バキ」と
「おいピータン!」だな。やばいぐらいに統一感ない。
横浜の野毛山動物園の象のはま子さんが、
亡くなりました。
柴田ヨクサルも好きだが、サイバラも好きだー。
離婚しちゃったが、だんな、死ぬなー。すまん関係ない話で。
おお。サイバラ好きけっこういますねー。
大島さんと違って表面上は相当お下劣なんだけれど
でも、その捨て身のギャグの陰に潔さと知性・品性を感じて好き。
一筋縄ではいかない感じで。
私も相当乱読で一貫性はない(w
リアルタイムではオメガトライブとか暁星記とかペットあたりを追ってます。
山岸さん萩尾さん木原さんあたりの面々は単行本を発見次第購入。
そうそう佐藤史緒さんも好き(最近出ないけど)
150 :
花と名無しさん:03/10/09 23:38 ID:5Xks89uh
ちび猫の映画を大阪まで見に行ったなぁ・・・<遠い目
そんときのポスターが今でもパネルになって残ってる。
あれから十数年?たった今でも大島さんの漫画は好き。
ちゅか・・おもしろい漫画なら誰のでもいいっていう無節操だけど(笑)
大島さんとサイバラが両方わかる香具師ども
大 好 き だ あ あ あ あ あ あ !!!!
私もサイバラさん、岩館真里子さん大好きです。
岩館さんの短編「黄昏」は、「たそがれは逢魔の時間」と同じくらい好きかも。
挙がってない最近の人だと、樋口橘さんの「学園アリス」が好きです。
花ゆめのコメディだけど、子供キャラならではのほんわかした感じと
絵本っぽい画風が好きで、今、一番楽しみかも。
昔買って読んだ本(86年初版)を久しぶりに取り出してみたら、
「LaLa」の付録らしきチビ猫のしおりが挟んであった!
brigitte fontaineというフランスのシャンソン歌手の曲で
「わたしはもう家はいらない そこらじゅうに住んでいるから」
っていう歌詞があります。
これってまさに「ロスト・ハウス」だよーって思います。。
'J' habite un peu partout' ですか。
'un peu' がいいですね。
原作ものを描いてるのってドストの罪と罰の漫画くらいなのかな?
あの長編をすっきりまとめていて凄い好きなんだが、
なんで罪と罰を描くことになったんだろ。
ツルゲーネフのはつ恋も描いてなかった?
ロシア好きなのかな。
「罪と罰」は読んで面白かったからアレンジして描いた、と
昔カドカワで語られてたから、大島先生から企画というか、
提案して描いたんじゃないかな。
ロシア的雰囲気がお好きだそうだし、「はつ恋」はちょっと位置付けが地味だから、
こっちもそうかもしれませんね。
こないだ末期癌の漫画家の闘病日記を読んだ。
あまりの壮絶さに何も言えなくなった。
漫画家にとってペンを奪われる苦しみは筆舌に尽くし難い事だとしみじみ思った。
今大島先生が絵を描いている事の幸せを改めて実感した。
>148
サイバラ離婚したの?Σ(゚Д゚)
>>159 そのわりには、大島先生あまり仕事しないよねw
個人的にはこれ以上体潰してまで新作品描いて欲しいとは思わないなあ。
もうグーグーだけでいいよ。
量産するのがいいってわけでもない。
グーグー読んでると、なんでもない日常の出来事
ひとつひとつを新鮮に楽しんでいるように見える。
「スローライフ(俗っぽい言い方だけど)」って
こんな感じだろうかと、まったり読んでます。
>>160 私も二年前抗がん剤治療受けたけど、薬によっては手や足の末端が
ずーーーっとしびれた感じで鈍感になるっていう、
もう治らない副作用があるんです。私も治ってないし。
前みたいに字が思うように書けないし、ミュール履いて歩くとすぐ脱げてしまう。
もしかして大島先生も、晩期副作用であまり描けないのかも。
他にも目が悪くなる薬とかもあるようだし。先生とは種類の違うガンなので
何の抗がん剤かは分からないけど・・・。
>160
つか、元々のんび〜りした方だし。
ファンならそれくらい知ってるでそ?w
そうそう。今の大島先生は達観の域にいらっしゃるんだと思う。
豊かな一つの宇宙になってるのですよ。
で、時々出してくれるマンガがハズレ無し。
待つぐらい何でもないって気にさせられる。
本の旅人、さいきんフリーでみかけないんですが
みなさんの近所ではどうですか?
定期講読してけろってことかなあ。。
35年間も漫画家を続け、質の高い作品を数多く生み出した。
これ以上何を望む必要が有るのだろう。繰り返し読めるだけで
私は十分です。
だよね。35年現役ってのはホント凄い。
繰り返し読める作品を生み出せる人、今もまだいる?
知ってる方、教えてくださいな、読みたいデス。
>>163 私も治療受けた。
種類はあなたとも大島先生とも違うだろうけど、それぞれ大変だよね。
なんかシンパシー感じちゃったので駄レスしちゃった。
初めて読んだときと何年もたってから読み返したときとで
感じ方がかわっていたり、読み手の成長と共に楽しめるのは
作品の幅が広く、対象が深く広い事に他ならない。稀有な才能だと思う。
「ほたるの泉」の由衣子と一葉って姉弟だよね?
一葉がずっと「由衣子さん」って呼んでるからちょっと混乱してしまった。
それにしてもこの漫画のオープニングは激しくSM(w
>>171 姉弟ですよね。ちょっとわかりにくいけど。
'SM'は忘れていたので今確認しました。
確かに...
>163>169
大変でしたね。
御身体大事にしてくださいね。
174 :
148:03/10/16 13:36 ID:???
>>159 離婚しました。きっぱり。子どもふたりも抱えて、
鴨だんなはアル中(ぜったい酒やめない)な上に
暴れるからしょうがなく・・
ただいま、私風邪引きで。
そーいえば、大島先生の漫画で、
「風邪を引いて熱を出すと、部屋が大きくなったり
小さくなったり」するような幻覚におちいるというのは
どの作品でしたっけ?
>>173 やさしい人・・・
ありがとう、ありがとう!
部屋が
とてつもなく
大きく感じたり
自分がものすごく
小さく感じたり
するのは
熱のある証拠
「草冠の姫」ですね。
サバシリーズにあった”風邪のピークに鋭角の夢を見る”っていう
描写が好きだなあ。
画家は目で見る以外の刺激を視覚情報として受け取っていることがある、
って話を聞いたことがあるけど、そういうものかもしれない。
178 :
174:03/10/23 16:36 ID:???
>>177 おおお、即答ありがとうございます。さすがです。
おかげで風邪も治りました。咳は残っていますが。
体が抵抗に疲れて症状が引いてるだけかもしれないから、
栄養あるもの食べて水分補給して暖かくしてよく寝てくださいよー >174さん
自分で薬膳こしらえるのには凝らないよう・・・w
大島作品に癒されたい
なんか周期的によんでるよ
182 :
花と名無しさん:03/10/25 01:35 ID:r8qeDMPD
大島弓子の作品は、私の感性の礎だなー
『海にいるのは』『つぐみの森に』とか、
ラ・レッセー・イデンと小さく副題がついてた4人姉妹の物語など、
熱心な漫画読みから離れてもう20年くらい経ちますが
今だにふとした瞬間、ふっと脳裏を駆け巡ります。
ごく最近の作品を除けば、ほとんどのものは読んでいるのですが、
自分が多感だった10代の頃に好きだったものが一番思いだされます。
大島作品が感性の礎だなんて、すてきですね。
182さんはきっとすてきな人なんでしょうねー
うらやましいです。
私は、大島作品にひたりながらも
その世界に心地よさを感じる時と居心地の悪さを感じる時があります。
こんな風に世界を全肯定で受け入れて
ちりひとつさえも慈しむ心で世界と触れ合えたらいいなと
いつも思います。
ああ、大島作品には大きな「肯定」があるなぁ。
そして大島さんに作品通じて「こういうのってアリなのよ」って
言われると、見えてなかったものが実体化されて
納得してしまう。
かなり特異な作家さんなのにスッと入ってくる感じ。
185 :
花と名無しさん:03/10/26 08:56 ID:Q8bVD/Nd
>183
>居心地の悪さを感じる時があります
183さんは現実の世界に生きてるからこそ、
そう感じてしまうんじゃないかと思いますね。
私なんかも大島先生の大ファンですが、
全部が全部、疑問に思わない訳ではないですもん。
でも、自分に優しくしてあげたい時にはやっぱり大島作品を読んでる自分がおります。
秋日子かく語りき、NHKの良作枠ですね!
情報遅いかもですが楽しみです。
>>187 NHKの良作枠って、なんですか??
ごめんなさい、ぐぐってもわからなかったので教えてください!(><)
い、泉ピン子、、、、
だってピン子がミニの制服着るとかなんとか...(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル
俺は髭面の大男(来年40歳)スキンヘッドにしてた時期もある。
でも本棚に大島さんの作品がぎっしり詰まっているのは内緒だよ。
194 :
花と名無しさん:03/10/26 21:12 ID:RLZkbFQ+
>193
惚れました。
ケコーンおめれとう!
197 :
194:03/10/26 22:05 ID:RLZkbFQ+
いいんです
私の理想の男性像は
世間に後ろめたさを感じている男色家の男性なのですから
オウカミくんのことだね。バナブレ。
サカ部の彼はたぶん受け
オオカミもたぶん受け
秋日子は魂が入れ替わってるだけで、姿はおばさんじゃなくて高校生で通すんでしょ??
前編ピン子のセーラー服で通されたら・・・
「ピン子かく語りき」
いやじゃ〜〜〜〜〜〜〜〜
オウカミ君のご主人様である教授がイラの編んだ草ですっころぶシーン大好きだ。
ピン子楽しみ。。w
今の線の細い若手女優使ってオバサン臭醸すのは大変だろうな。
演技がしっかりしてるならそれこそ見たいけど。
203 :
花と名無しさん:03/10/27 01:09 ID:wmm3GDxS
まぁ当時は同性愛や差別の情報や知識が今ほどでなかったから
仕方ないとはいえ、たまにちょっとンムム…とする部分もあった。
しかしそれを差し引いても、大島さんはいちばん好きだ。
わ〜、「秋日子…」ドラマ化の事だったんですね!教えてくれた人、どうもありがとう!m(_ _)m
大島さんの漫画が映像化されたものを見るのは初めてなので、今からすごく楽しみです!
このドラマは宮崎あおいのおばさん演技にかかってますね。台無しにならないといいなあ。
>宮崎あおいのおばさん演技
それならいいんだが
ピン子の女子高生コスプレになる鴨(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル
そんなもん10分以上写したら放送事故だ
207 :
花と名無しさん:03/10/27 15:42 ID:pI369Q72
遅いかもしれませんが、ロストハウスの文庫が出てますね。
ジイジイというタイトルに覚えがなかったので買ってみました。
内容には覚えがありました。
青い固い渋いも好きなので嬉しかったっす。
みんな〜、やっぱりピン子がセーラー服姿のシーンって
あるみたいだよ〜。
ピン子いわく「スターかくし芸大会のノリにならないよう気をつけます」
・・・・ってオイ・・・。
決めますた。冒頭とラストのみ見る。
そういえば、ピン子さんこないだ「学校へ行こう」で女子高生のカッコしてたよね。
あれは100%バラエティだから何とか受け入れる事ができたけど・・・(^^;
ピン子か。キッツ〜!
スルーさせて戴きます。観た人、レポよろしゅう。
京本の天使は微妙〜に見てみたい気もするw
金髪ロン毛のヅラかぶって羽根しょった姿。。。
秋日子って白泉の文庫に収録されてますか?
>213
「ロングロングケーキ」に載っているようです
215 :
213:03/10/27 23:12 ID:???
>214
ありがとうございます。
文庫で集めてて、ほとんど集まったのに
秋日子無いなあと思ったら…見事にロングロングケーキ抜けていました(w
早速買わねば。
216 :
花と名無しさん:03/10/28 01:52 ID:Anexgfe2
金髪ウェーブヘアヅラの京本にセーラーピン子か…
なんかNHK的「良質コメディ」になりそうで禿しく不安だ。
心配・・・。
でも、ちょっと期待・・・。
218 :
花と名無しさん:03/10/28 03:24 ID:lnlKcJKc
182です。
183さんの仰る肯定感など、もう一度味わいたくなって
どうしても再読したくなり、文庫を4冊ばかり買って
(コミックスはほとんど持っていたのですが今手元に無いので)
『ヨハネが好き』『10月はふたつある』、など、読みはじめました。
ひとコマの絵に重なる、散文詩のようなモノローグなど、
ディテールはきっかりとアタマに刻み込まれているのに、
タイトルと冒頭の拾い読みで、
ストーリーがまるで思いだせなかったのが意外でした。
でも、読み進めるに従って、イメージの世界がスパークするような
あの独特の展開と、ラストちかくのクライマックスで感じるカタルシスに、なつかしく酔いました。
大島作品はすてきなのですが、私はといえば程遠いですー^^;。
183さんの仰る居心地の悪さが、どんな感じのものなのか、
探しながらも、少しづつ読み進めるのが楽しみです。
>ピン子扮する主婦が突然事故死。現世に思いを残す彼女は、
>宮崎扮する女子高生の体に乗り移る−という設定。
>撮影はまだ始まっていないが、ピン子はセーラー服を着るシーンが多く、
>「本当に恥ずかしい」を連発。
> 「スカートは膝上で、結構短い」「学校のロケがイヤ」と言いつつも
>「スカートの腰回りはゴムにして」などと“注文”。
>同局広報担当者が「正月早々ピン子さんのセーラー服姿が…」
>と口を滑らせると、「いいじゃないの、お年玉みたいで」と笑わせた。
>2月5日まで20回放送。共演は京本政樹(44)、安達祐実(22)、塚本高史(20)ら。
うわあぁぁぁぁぁぁぁぁ!(AA略
>219
ぎゃあぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
しかし、足立弓の演技(・∀・)イイ!!と最近おもたので見てみたい。
「完全に別物!」と今から自己暗示を掛ける(`・ω・´) シャキーン
それに怖いもの見たさもあるw
スカートは膝上・・・ ぐふっ
塚本の茂多くんは、けっこうよさそう。
今でてるドラマでもいい感じだし。
まさかピン子のおばさんパンツショットがあるのか(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル
宮崎あおいのおばさん演技じゃなく、
ピン子演技の、たまに宮崎あおい映像挿入のオカン
>>225 おおうっ・・・・・・!!それはカンベン。
憑依?中は全面ピン子さんなんではなかろーか。
228 :
花と名無しさん:03/10/29 02:53 ID:10T5F6ng
おばさんがセーラー服なんていうシーンあった?
あくまで「外見ふつーの女子高生なのにおばさんくさい」ってのが
おかしかった訳で。
それを強引にピン子にセーラー服着せるなんて
結局ただの目くらまし作戦(どう?ピン子のセーラー服姿おかしいでしょ
インパクトあるでしょ、みんな注目してして、みたいな)でしかない。
安達もきらいじゃないけど、高校生には見えない。
もう、そういう、大島ワールドを表面だけ借りてきて
下らないもの作られるのはほんといやだ。。。
229 :
花と名無しさん:03/10/29 05:00 ID:nYSFT8Tb
・・・ぎゃあああああ!!!! 今知ったよ!!!
これは、
「大島弓子の映像化は、原作のドライでクールな感じが全く無くなって、
ひたすらクサいものになりがち」というパターンに
今までの映像化以上に思いっきりはまりそうだ。
足立弓って薬子さん役なんだぁ。。。
息子の婚約者役かなと思ってたんだが
>>230 えええ?薬子なのー???・・・・・・・濃いなぁ・・・。
232 :
230:03/10/29 09:00 ID:???
京本は?
おとうさん? フランクリン?
秋日子のおばさんって、ピン子みたいな毒々しい感じじゃなくて
もっとフツーのぼんやりしたオバサンのイメージなんだけどなぁ。
今からフランクリンのシーンが恥ずかしくて見てられなくなる予感・・・
「天使みたい」も最後まで見てられなかったしなぁ。
>>235 今は亡き京塚昌子をもう少し小ぶりに
した感じに想像してた。
そうそう。
家族や生活のことで明け暮れてきた主婦(だよね?)だから、
ピン子みたいな自己主張が強いのはあまりにもズレすぎ。
いかにも「昔の専業主婦」!って感じの女優さん、探してほしかった。
ピンコの声で、ピンコの姿で
ああ、わたし美しき青きドナウを踊るんだわって言うのか・・・・・
泣いちゃおうかな・・・シクシクシク。
泉ピン子は橋田寿賀子調のイメージで押し出されがちなだけで、
けっこううまく演じそうな気もするんだけどなあ・・・
はぁ.............
ピン子って
「おそれいります」って言うセリフが
似合わないよ・・・・シクシク
お正月早々
大好きな漫画が、ドラマ化される ルンルン
・・・・このシチュエーションって
「11人いる!」の悲劇を思い出させる・・・・シクシク
なんか同じ人がピン子批判してる悪寒。
私はピン子より脚本と演出の方が不安だ。
おばさん女子高生だからってキャピキャピしたつくりで誤魔化したら、
演技が良くても寒いものにならざるを得ないと思う。
15分の枠となるとワカリヤスイ演出に頼りがちになりそうだし、
「ちょっと待って、神様」だからなぁ。。
ぴん子は痩せすぎ〜
自分的には、たくましい主婦オバサンのイメージじゃないなあ。
消去法でいくと渡辺エリ子希望
渡辺えりこイーねぇ!
252 :
花と名無しさん:03/10/30 03:55 ID:LIymEmTo
228です。
安達が高校生っての、早とちりでした。すまそ。
そういや息子の恋人ってのも出てたか。そっちかねやっぱ?
薬子さんは誰がやるんだろう。
なにげに秋日子の中で一番好きなキャラなんだよね。。。
>248
>なんか同じ人がピン子批判してる悪寒。
いや、ピン子そのものがヤなんじゃなくて
何故わざわざ原作にないおばさんセーラー服をやるんだっていうハナシ。
おばさん役は渡辺えり子がはまりそうだと思ってた。猫背の感じとか。
>>248 それは考えすぎ。私も書いたもん。
脚本演出に不安ってのはハゲドウだなぁ・・・。
こないだ「蝉しぐれ」があんな状態だったから、
あんまり期待はできんかも。
>248
ピン子批判というよりコスプレ批判ねw
「身体が女子高生なのに、言動がおばさん」であってはじめて成り立つ話なので
あまりキャピキャピはさせないはずなんだよね。
なのに映像がコスプレピン子(別の年配女優でも)だったら面白くもなんともない。
それどころか、原作知らずに途中から観た人にはワケワカランと思ふ。
>252
禿同>薬子
>254
おお、ここにも藤沢ファンが!(「蝉しぐれ」途中で見るのやめますた)
頼むから大島先生に、口を出す権利を与えてあげてください。
何もかんもお任せで作られたとしか思えない今までの作品・・・
口だすキャラじゃないと思うけど、配役とか演出とか指導する、あるいは大島先生がオーケー出すという権利つきで
映像化オーケーしてほしかったよ〜
今まで、大島さんの漫画のドラマ(映画?)の出来はどんな具合だったんですか?
いくつかあったと聞きましたが、私は見たことがないので・・・。
原作の雰囲気を壊さずに映像化した作品、ありました?
あの天使のキャラだと、京本も悪くないと思うのはわたしだけ?w
>>253 激禿胴
ベンジャミン似合いそうだもん!
>>258 Gacktとか、ヨシキは?
草刈正雄を色白にしたら、それもありかな…。
>>259 ビデオ出てるんだ。ありがと、探してみる。
>261
「やあ、やあ、おまたせ〜!」(みたいな)ハイテンションで登場のイメージが…?>Gacktとか、ヨシキ
くさ○りさんはヅラ被ると植毛にダメージがw
天使はアルフィー高見沢なんていいかも。この世の人では無い感じがw
ある意味リアル天使・・京本はただ気持ち悪いだけなんだが。ヅラばればれだし。
ピン子批判をしたつもりはなくて、役柄のイメージが
違うなぁと思ったんす。(私は235)
渡辺えり子はいいかもしれない。
京本は正直カナリはまるんじゃないかと思います。
それは勘弁>高見沢
いっそ知らない外タレに、たどたどしい日本語で言わせるとかー・・・
突然、横レスごめんなさい。
「まだ宵の口」知ってる人いますかー?
私、これに出てくる、現代国語さん大好きだったんです…。
>268
名前覚えてるから多分読んでるよ〜
つか、スレ住人は作品ほとんど読んでるツワモノ揃いと思われ…
ところで何故ミュージシャンの名前がゾロゾロと>天使役
>>269 すごいスレなんですね。
ちなみに、この「まだ宵の口」で、“スカボロー・フェア”や、
クィーンを知りました。
で、息子の名前はアキヒコです。
もちろん、“彦”でなく。。。
>256
大島さんは例え頼まれても一々口を挟んだりしないと思うな。
「好きにして下さってかまいませんよ」って言うと思う。
超然としているというか超越している人だから。
映像化って、原作のイメージを再現するために行われる訳じゃないしな。
273 :
花と名無しさん:03/10/30 23:34 ID:pYTmhwLS
>271
激しく同意。
ファンがいちいち「作品に対する自分のイメージが壊れた」って嘆くほうが不思議。
自分のイメージがそんなに大切なのかと。
そうそう。原作にインスパイアされて違った作品になるのも
それはそれで面白い。ガラスの仮面の月影先生は別の意味で
面白かったけど。
>>249 >ピンこ痩せすぎ!?
あの腹をみて言ってるの?w
276 :
257:03/10/31 09:18 ID:???
あ・・・私のカキコもそういう意味合いに聞こえますね。
今まで映像化された作品の評判を伺うつもりで書いたのですが、読み返すとヘンな文章ですね(^^;
お気を悪くされた方がいらしたらごめんなさいです。
278 :
花と名無しさん:03/11/01 09:24 ID:rfGEmNtJ
279 :
花と名無しさん:03/11/01 15:57 ID:d3uQfkRa
>>278 同意。
金子監督が少女撮るのがうまいってのもあるけど、
佐伯ヒナコも良かったなあ。
漫画とは別物としても、邦画の良作だと思う。
「毎日が夏休み」は評はともかくとして
独立した映画として面白かった。
私がだめだったのはアニメ映画「綿の国星」
もうしょっぱなのチビ猫のモノローグ部分から悪寒がして
最後まで見るのがつらかった。
未見なのが池脇千鶴の「金髪の草原」と
主演だれだか忘れた「四月怪談」なんですが
見た人の感想きぼん。
「毎日が夏休み」見ていないのですが、大の義父ファンだけに、
もう少しそれらしい俳優さんにやってほしかったと思ってしまいます。
原作のある映画って、よくできていても、
原作中の特定の人物に思い入れのある
読者にとっては難しいでしょうね。
まあまあ観てから言おうよ。
そういう私は明日レンタしてみます。
佐野史朗のきんぐすいんぐりっしゅ
「毎日が夏休み」はまだ縁がないけど観てみたいな。
佐伯ひなこが少女らしくていいって大島先生もコメントしてたし、
佐野史朗も作品世界に理解ありそうだし。
イメージがオリジナルでも面白そう。
284 :
花と名無しさん:03/11/01 23:16 ID:Jvqdeh2b
実を言うと漏れは「毎日が夏休み」だけ見てない。
「金髪の草原」と「四月怪談」は、あんまりにもクサくて、
カナーリ萎えた・・・。個人的に好きだったのは、関西テレビの深夜でドラマ化された
「パスカルの群」。原作をほとんどそのまんま映像化してたんで。
ローカル枠での映像化もあるのかー。
ケーブルチャンネルかなんかで特集してまとめて観れないかなあ。
ちょっと無理か……
タイトルを変えて制作された映像作品って、今回の秋日子以外に
あるんでしょうか?
286 :
花と名無しさん:03/11/01 23:38 ID:yMrAOIzm
映画「毎日が夏休み」、ヨカタよ。
漫画原作と知らずに夜中に偶然見た男性の知人にも好評でした。
「毎日が日曜日」とタイトルを間違えて報告してたのは
ちょっとイタダケマセンがね。
287 :
花と名無しさん:03/11/02 01:16 ID:X2T8GJGP
>>285 そういや、「世にも不思議な物語」(だったっけ?)で、
「夏の夜の獏」が映画化されてたけど(佐野史朗主演)、
最初テレビ誌では「原作大島弓子」となってたが、実際は「原案」になってて、
原作の感動的な部分は全く削除されていて、
単に「周りの大人たちが馬鹿に見える子供の話」になってました。
タイトルは「バカばっかり」だったかな?
>287
それ、ひどすぎる(涙
でもタイトルにワロータ
原作とその映画は別物、
そお思って映画は観たいモノです。
が、そお思って観ても、ツマラナイ映画が多いですけどね。
大島弓子の素晴らしい漫画の、すばらしい映像化を
私らファンは空想しますけども、
よくよく考えてみると、元来映像化は「難しい」
モノなのかも知れませんね。
>287
あれ佐野史郎主演じゃなかった筈だが…?
誰だったっけ
「毎日が夏休み」、私は映画を先に見たけど、あとから原作を読んだけど
違和感を感じなかった。佐伯日菜子の棒読み感というか、大根な感じ(wが
かえって大島ワールドの淡々とした雰囲気を出せてたような気がする。
292 :
花と名無しさん:03/11/02 22:00 ID:wPauvE9M
『バナナブレッドのプディング』とかを実写化したら、かなり悲惨なことになりそう
293 :
花と名無しさん:03/11/02 23:28 ID:hxAdMZm1
>>291 そうそう。佐伯がすごく棒読みで最初驚いたんだけど
見てるうちにむしろそれが良いと思えた。
特に義父に「君が必要だ」と言われたシーンはすごく可愛くてキューンとなったよ。
佐野史郎も最初はミスキャストだと思ったけどわりと許せたし。
「毎日が夏休み」「金髪の草原」「四月怪談」の3つを見たことあるけど
個人的には「毎日が夏休み」が一番よかった。
「ダリアの帯」も、実写化どかな〜?
好きな作品だがテーマ的にどうだろ?デリケートな問題だから。
>>294 生ゴミ入り弁当とか実写はキツそうw
やるとしたら黄菜は誰が似合うかな?
>295
生ゴミが入っていたわけではなく、開けっ放しの冷蔵庫に入れてあった
材料で作ったお弁当が腐っ(て生ゴミ化し)たんだと思いますが...
>>296 藤谷美和子だとはまりすぎて危険なんで、
仲間由紀恵あたりかなー?
もしくは田辺誠一&大塚ねね夫妻なんかはまりそう。
>>298 一語一句同意!田辺夫妻見たい〜。
私は「金髪の草原」見ましたが池脇ちゃんのペチャ〜とした声に萎えて
集中できなかった。なりす@池脇はビジュアル的には許せたのに・・。
大島さんの作品を映像化する時、出来上がりがただの
突飛な作品になっているのがいや。
大島作品は、設定は確かに奇抜なものや寓話的なものがあるけど
それは単なる味付けであって肝はメンタルなところにあるのに。
どこをどう解釈したらピン子の制服姿に・・・゚・(ノД`)・゚・・・・゚・
>大島作品は、設定は確かに奇抜なものや寓話的なものがあるけど
>それは単なる味付けであって肝はメンタルなところにあるのに。
ハゲド。
テーマは普遍的なものなのに、「オカシナ人の不思議な物語」みたいに
なっちゃうことってあるね。宮崎あおいはオッケーだけど、お母さん役は
有名じゃない普通の劇団女優さん(?)とかでいいような気がする。
>>300-301 禿同
酷い時は何か不思議ちゃんが世相を斬るみたいな扱いもされるし・・・。
もっとあの締め付けられるような痛々しい精神の危うさを表現して欲しい。
303 :
花と名無しさん:03/11/04 17:39 ID:wTvuvcvM
「ダリアの帯」はキョンキョンが凄く好きと
言ってたな。
情報thx!
詳細は全く不明のようですね。
「金髪の草原」みたいに新装して実写のオビ付けて売るだけかも。。
>>71の情報のとセット企画なのかな?
「わたしたちができるまで」の大島先生の部分だけ新装刊行って、
どういう形式かよくわかんなかったのだが。
でも作品紹介の中の角川の本って、全部絶版なんだよなあ。笑
307 :
花と名無しさん:03/11/05 08:04 ID:uFyUOzgp
11月3日に青山ブックセンターの本店で行われた
文学フリマに足を運ばれた方、いらっしゃいますか?
社会人サークルが書いた大島弓子の評論集が売られてました。
本格的な評論と、なんと大島弓子をテーマにした詩もついていて、
かなり面白かったです。
大島弓子は、撰集と「秋日子かく語りき」しか持っいてないのですが
他にコレだけは押さえとけって作品があれば是非教えて貰えませんでしょうか。
スレ上がってみればわかるんじゃないすか?
>>308
>308
「ロストハウス」かな。白泉社文庫で入手できます。
表題作の評判が特に高いかと。
あと選集の第2期(11-16巻)が未読であれば、同文庫の「つるばらつるばら」。
ここ10年ぐらいストーリーものの新作は途絶えてるので、
これでほとんど網羅してるといっても過言ではないです(´Д⊂ヽ
後は続刊中の「グーグー」を含め、エッセイ系になりますね。
>>307 おお、文学フリマに行きましたか。私もそれ即買いしました。
売り子さんがチビ猫のコスプレしてましたね。
私はD会場(詩部門)で出展してましたケド、売れてよかった。
>>310さん
大島作品とは撰集を幾つか集めた時に一旦離れていましたので
これから「ロストハウス」「つるばらつるばら」を早速探してみる事にします。
(ストーリー作品の新作を最近発表されていないのは凄く残念ですけれど。)
大島作品は、読む時に凄く緊張を強いられるので中々気軽に読む事が出来ないのですけれど
読み終わった後の凄い充実感は何物にも代えられない気がします。
(これは自分だけの物の感じ方かもしれませんが。)
このスレッドを見付けたのも何かの縁かもしれませんし
早速また大島作品を最初から読み返してみたいです。
丁寧な紹介、本当にありがとうございました。
>>309さん
スレッドのログも是非参考にさせて頂きますね。
昨日寝るときに「雛菊物語」読んでたんだけど、
ディスコのバックミュージックの描写、なぜに「わんわ わんわ わん」なのでしょーかw
いや、普通に「ジャーン!」とか「ドンドン」(普通かどうかわからんが)とかよりもかなり印象深いし、
「ディスコってアヤシイアブナイところなんだよ〜」って雰囲気が伝わってはくるのだけど。
当時はそういう曲(どういう曲?)が流行ってたのかな〜。
音楽が大音響でワンワンと反響していたって表現なのかと思ってた…。
それでも独創的なのは変わらないけど。
>>314 そういう事かぁ〜!(ノ∀`)アイター
…恥ずかしいので逝ってきます。
316 :
花と名無しさん:03/11/06 19:56 ID:opjG4Y5n
擬音と言えば、四月怪談のガヴァァが忘れがたい。
ジイジイの
じーわ じーわ
にーい にーい
が好き。
318 :
花と名無しさん:03/11/07 04:36 ID:iqbfOX8o
>316
おっ、禿同な人がいた! 嬉し。
大島作品は選集でいうところの3〜10あたりが好きっす。
319 :
307:03/11/07 07:31 ID:UAE0fPFs
>>311 おお、出展者さんですか。大盛況でしたね。お疲れさまでした。
私が大島弓子本を買ったときは、
ちょうど隣で東浩紀さんも「僕、大島弓子、大好きなんですよー」
とニコニコされながら買っていて、好感持ちますた。
東さんはあまり好きじゃないけど、ちょっとだけ評価が上がった
「秋日子…」の映像化が話題になってますが、以前民放で一回やってますよね。
小田茜のオバチャン女子高生の演技はけっこう上手かった記憶が・・
竜子役は松尾嘉代(多分)で、ドラマとしても面白かったし原作読んだ人も納得の内容だったと思うんですが。
詳細知ってる人いる?
>>321 関西テレビの深夜枠でやってたドラマシリーズでしたっけ?
文学フリマ、申込忘れてたのと、当日体調悪くて逝けなかった…_| ̄|○
ら、来年こそは…!
文学フリマで売られていた大島弓子の評論集ってどんな内容でしたか?
買われた方、よろしかったら教えて下さい。
エキサイトの文学フリマレポート読んで興味持ったけど、
肝心の内容には触れられていなかったもので。
325 :
花と名無しさん:03/11/09 13:03 ID:g17Udbus
>>324 私も買ったんだけど、うまく説明できなそう…
とりあえずタイトルは「大島弓子だって文学である」。
評論は、大島先生の作品のパターンとか作劇法の分析とか。
原稿用紙何枚書いたの? というような作品ばかりで驚きました。
>>325 凄い読みたい。
知ってれば行ったのにな・・・と言えない神戸在住者。
327 :
311:03/11/12 11:17 ID:???
>>319 東さん、いらしてましたよね。
あの評論集は、急遽文学フリマのために20部作った、というので、
速攻で買いましたよ。急造のわりにはかなり力が入ってましたね。
まだ、ぱらぱらとしか読んでいないので、これからゆっくり読みます。
500円でしたっけ? ものすごくお得だった。
ああ、そんな面白そうなことがあったのか>文学フリマ
その日すぐ近くに居たのに…(´・ω・`)
329 :
324:03/11/12 23:14 ID:???
>>325 ありがとうございます。
やっぱり面白そうですねー。
来年も文学フリマあるなら、ぜひ行こうと思います。
もう・・地に落ちたぽ・・(´・ω・`)ツアーの客入り知りたい
グーグーの3って再来年くらいかなぁ
333 :
330:03/11/13 01:29 ID:???
大変失礼いたしました・・・(´・ω・`)ヤッチャッタ・・
小学生の時に初めて大島先生の作品を読んだ。
貸本屋で適当に借りたんだけど、凄い衝撃を受けたのを覚えてます。
そのかもし出す空気感というか、世界観に引き込まれて、感動というより衝撃でした。
作品名は忘れてしまったんだけど、そのあと、のめりこむように大島作品を読んだな〜
高校生まで続いた。
今30代だけど、このスレ見たらまた読みたくなってきました。
335 :
:03/11/13 10:32 ID:???
>>329 文学フリマはいつも11月3日ですから(つってもまだ2回目)
たぶん来年も同じ日にやると思いますよ。
コミケはものすごい規模だけど、文学フリマは小規模なので。
あ、でもコミックそのものはNGなのだった。
イラスト小説まではオーケーでしたね。でも「コスプレ可」なんだよね(W
index.htmlの広告バナー先・・・
ttp://bkmelo.jp/advertise.html (小説・コミック関連着メロサイト、だそーです)
>少女漫画
>(24年組)
> 大島弓子/綿の国星、毎日が日曜日
> 木原敏江/摩利と新語
> 竹宮恵子/地球へ。屋と木の詩、天馬の血族
> 山岸涼子/日出処の天子
誤字が多いよぅ・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
337 :
花と名無しさん:03/11/13 23:08 ID:xOxSvIXR
以前どっかの評論家が
「大島弓子の映像化なんて、誰でも思いつきそうで
間違いなく傑作になりそうなのに、あまり話を聞かない
其の理由は簡単で、誰だって『原作のほうがずっと良かったのに』
なんて言われたくないからだ」というのを
毎日が夏休みの映画評で言ってたような。
(そして「これは珍しい例外」と誉めてたような)
「毎日が夏休み」こないだ初めて見ました。
すごいよかった!佐伯日菜子のいい意味でのダイコンっぷりが、原作のスギナ
に妙にマッチしてた感じ。
セリフ覚えるくらい読み返してた作品なのに、ラストの方とか泣きそうだった。
339 :
大島本:03/11/14 01:53 ID:???
>>大島本
私も文学フリマに行った一人です。その本を買ったのですが、そのなかに
載ってる「四つのソネット・弓子抄」というのが読み込んでる人には
泣けるかも、、と思いました。ちゃんとサバと象のはな子エピソード
が入ってて、エッセイを読んでる人にはわかるなあという感じです
「つみとばつの森」
飼い猫の避妊手術を待つ間 あなたは公園で満開の桜を見上げる
顔に降る花弁のひとつひとつが 手術台から滴る罪の色に染まる
檻のなかで立ったまま眠る象の後姿に
あなたはまっすぐな視線を投げかける
夢の森をさまよう象の足跡をたどりながら 叢を抜けて白骨の神殿をくぐる
気づかないところで 裁判は密やかに
すすめられている 被告人も弁護人も不在のままで
天国の名を騙る会社から ふいに送りつけられる請求明細
見届けることでしか 償えない罪がある
340 :
花と名無しさん:03/11/14 23:52 ID:P6OAZjVu
大島弓子さん大好きです。とあるミュージシャンの方が萩尾望都さんの
本が好きだ、って聞いて萩尾さんの作品を読み漁ってて
本棚の隣に大島さんの本が置いてあったんで読んでみたのがハマった
きっかけなんですけど…。ダイエットだったかな?
大島さんのマンガは読んだ後不思議な感じがします(´Д`)。o○
作品は…すべて緑になる日まで、七月七日に、とかが好きですねー。
今19歳なんですけど周りに誰も大島さんを知ってる人が居ないので
寂しいですね(´・ω・`)
今の若い人の大半にとっては、大島弓子はとっつきにくいのかな……
もっと読まれてもいいのにね。
私は25ですが、単純に認知度が低いのを感じますね。とっつく前に。。
萩尾望都さんは名前の印象が強かったり
ファンを公言してるアーティストが多いせいか、
いくらか知名度あるんですが。
教えたくないっていう気持ちもある
複雑だ
もう随分長い間、一般的なマンガ好きの人が読むような雑誌での
連載はおろか単発の作品掲載もないからでは?
>若い人の間での知名度の低さ
>344
大島弓子は別に必須教養じゃないと思うが・・・私は血肉になってるけどさ。
萩尾センセに比べて、大島センセに影響受けて大物になった人って少ないから
その点でも波及性はちょっと弱いとオモ。
無闇に原点を語らないタイプの人の方が好きそうだし。
萩尾センセは作品もファンもミーハーで活力的だから、名前が挙がりやすそうな感じ。
言ってしまった…>ミーハー
348 :
346:03/11/15 15:39 ID:???
漫画が雑誌ベースの文化である以上、ミーハーは
大事だと思ってまつ・・・
誤解を招く言葉スマソ ヽ(´Д`;)ノケナシテナイヨ!
萩尾望都ももちろん好きですが、大島先生とは質の違う作家ですからね。
比べてどうこうっていう二人じゃないよ。
萩尾先生はハリウッド映画で大島先生はヨーロッパ映画ってかんじかな。
私が十代の頃まわりに萩尾望都も大島弓子も知ってる人全くいませんでしたよ。
(二人ともあすかに連載してた頃)
ドラゴンボールちびまる子ちゃん並に売れてない限り、一般的知名度はそんなもんでは?
置かれている環境にもよる。美大とかそういう環境だと、知ってる人多し。
私は友達と貸し借りしてたよ。知らない子は確かに知らないけど、そういう人の
興味あるもんって、男の子とかタレントだったりして、話も合わなかった。
吉本ばななとか。スキップの人とか…知らないのか、
若い人わ。
>346
むかついた。
でも、346さんが言ってるの、無理ないと思うよ。
「グーグー」なんてコミックスになって初めて連載知ったし、リアルタイムで出会ってないと、「だれ、それ?」かも
ビンゴ!私はばななさんのtugumiから入った口です。
でもそれ以外にも、大島さんにインスパイアして・されてる
ものが人知れずいっぱいありそう。
モチーフに直接よりも脳の方に刺激与えてそうというか。
私の印象は>349
萩尾さんフランス映画、大島さんスウェーデン映画です。
>>354 いやいや、最後の一行。
謝るくらいなら(ry
お母さんが読んでてって、コがどんどん増えてくる予感〜!
いや、346タンは「誤解させてしまったらスマン」と言っているんだよ。
「謝るくらいなら(ry」っていうのは、少し違うと思うよ。
353タンは萩尾先生のファンで、それで怒ってるのかな。私も萩尾さんの作品大好きです
が、346タンのカキコには何の悪意も感じなかったよ。マターリいこうヽ(´ー`)ノ
>>357 私は今20歳ですが、まさに母の影響で読み始めました。
やっぱり周りで大島さんのマンガを読んでる子はいませんが。
でも今時の女子高生な私の妹も大島さんは好きだって言ってるんで
若い子に受けないってわけでもないと思うけど、やっぱり中々
大島さんの存在を知るきっかけがないんだろうな。
ヴィレッジヴァンガードとかの若者向けの本屋では大島さんの作品は
大抵置いてあるからサブカル好きの子の中には大島ファンもいそうだけど。
>>352 スキップの人って北村薫?
江國香織とかも大島ファンっぽい気がする。実際はどうだか知りませんが。
岡崎京子から大島弓子に入る人も多いのではないかな?
でも岡崎京子読者はもう、若者ではないか。
わたしがいちばん最初に買った大島本は
バナナブレッドの文庫だったです。
自分の中でいちばん知名度が高かったから
>>355さんの仰る
>モチーフに直接よりも脳の方に刺激与えてそうというか。
↑に、うんうん頷いてしまった。
精神性のレベルで、浸透してるような感じ。
私が最初に大島さんの名を知ったのは、熊井明子さんのエッセイでした。
熊井さんが「綿の国星」を絶賛していて、それにちなんだポプリを作った、
というエッセイだったと記憶しています。
でも、何となく読む機会を逸していて、実際に「綿の国星」を読んだのは
白泉文庫に入ったとき。以後大ハマリ。
10年もロスしていました。もっと早く読めばよかった。
>>360 まわりに岡崎ファン結構いますが、彼女が大島チルドレンだということ
を知ってる人は少ないようです・・・。
私は岡崎京子の漫画の方を先に愛読していました。
大島さんの漫画のタイトルはいくつか知っていたけど、読んだことなかった。
岡崎作品に時々出てくるんで、興味持って大島さんの漫画も読み出しました。
今も両方大好き。
だけど、>363さんが言うように、少数派でしょうね。
私は、綿の国星5巻が新書判で発売になった頃、
月に一度だけマンガを買ってもらえる日に本屋で平積みされてて、
カバー絵に「わぁ、かわいい」と一目惚れした小学生。
カバーの印象とぜんぜん違う内容にショックを(いい意味で)受けたなぁ。
岡崎作品では「Pink」を読んだとき「もしや…」と思った。
「どうしようどうしようどうしよう、わかんないわかんないわかんない」
って場面の、言葉のくり返しの感じがプンプン匂ってました。
岡崎さんは、萩尾さんの正統を受け継ぐつもりで描いてる(描いてた?)と
自分では思っているのに、誰もそういうふうに言ってくれない・・・って
どこかで言ってた記憶が(ソース失念。間違ってたらスマソ)。
岡崎作品は、ストーリーがダイナミックに展開していく辺り、
萩尾さんぽくもあるけど、感性の点で、相当大島さんのセンスを
受け継いでるような感じですよね。
この世の中と、自分の心との違和感とか。
岡崎は大島からの影響をあちこちで自ら語っているし、作品中にも大島作品の
名前を出したりしてる。萩尾作品について語られているのは見た事がない。
でもそんなに岡崎の話がしたいのなら、岡崎スレに行ってくれないかな。
緑の国☆DVDでみたいな。
声は、山田花子で。
てきやくでしょ
関西弁はやだなー
おや、でもチビたんの声イメージは花子って感じだけど
そうかなー・・あんなにアホっぽい声かなー?
じゃや、誰がいいっすか?
星の国☆ アニメーション編
既にアニメ化されてるし>綿国
これ以上 no thanx
綿国は綿国のままでいい
花子が成長したらWhite Fieldになれるっつーのか?w
消防の頃「ダリアの帯」をぶ〜けで読んで
黄菜のことをわけわからんヘンな女だと思いつつ
なぜかずっと頭に残ってて最近文庫本で読んだら
今の自分が黄菜そっくりになっていることに愕然
母親との関係も同じだったことに愕然(当時は気付けなかった)
まんま一郎くん状態のダンナに感謝するようになった
漫画に人生を先読みされるなんて不思議
>>376 あなたの一郎くんを大事にしてあげてください。
SF板の流石スレでチビ猫タン発見したのでコピペします
↓↓↓
227 :名無しは無慈悲な夜の女王(sage) :03/11/18 04:23
わたし まだ子供の猫
人間には二つのルート ひとつは人間の形をした普通の赤んぼうから大人の人間に成長するルート
もうひとつは 猫がある時点で変身して 人間になるルートがあって
その双方とも人間から生まれてきたものと 固く信じている
,.、 .,r.、
,! ヽ、 ,:' ゙;.
゙;i 〃"⌒⌒`ヽ,,::'
〃 ヽ
ノ(((((((リノ))))》》〉ヽ
((@ノノ))б) б((@@))
((@@ゝ - .ノ@@))
,rぐリ`~^^~´ヾゝ、 .〃'´⌒`ヽ ジ ジ ィ … つ い に 巨 匠 大 島 弓 子 先 生 ま で
(リリ,ヾ`~/ ̄ ̄ ̄ ̄/ 〈((リノ))) iiヽ . 餌 食 か い ?
_(__(つ /綿の国星/_)_从-∀-ノ!リ人
\/____/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ビデオで持ってますよ綿の国星のアニメ映画。
ほかにも金髪の草原、四月怪談、毎日が日曜日も。
ちび猫の人は、ウワアァ、合ってると思った。
綿の国星といえば、お話しのタイトル忘れちゃったけど
女の子がスワノ家に家事手伝いのバイトに来る話。
あの女の子がどうしても好きになれないw 読んでると
イライラしてきちゃう。
あと歌音もあまりすきじゃないけど、まあ思春期だからねえ〜
と思うと許せるかなw
>380
かなりいるよ、あのタイプ。結構多い。
つかあんな部分を多少みんな持ってるんじゃないかな。
全くない人の方がめずらしい気がする。
>>366 萩尾については『SWITCH』誌の2000年1月号(岡崎特集)かな。
漏れも萩尾よりも大島の影響のほうが濃いような気がするが。
スレ違い気味なのでsage
花子版チビ猫、ちょっと興味湧いちゃった。
声というか、演じ手として。
花子の一途さとか、必死で周りが見えなくなる感じって
大島弓子の少女像を浮き彫りにするのにいいかも。
うまく引き出せる企画者は思いつかないけど……
オール吉本キャストじゃ間違いなくギャグだし。
グーグー2巻のたまが登場してから「バラ園」まで読むのが、近頃寝る前の儀式です。
一日の自分の疲れも、大島さんに手当てしてもらっているイメージです。
幸せな気持ちで眠りに就けます。
先生、いつもお世話になっておりますm(_ _)m
来年の今ごろグーグー3巻出るかなあ…早く読みたい〜〜!!
ビーのしっぽが好きです
大島弓子作品を一ヶ月くらい前から手にとって読み始めた。
猫とのエッセイ漫画が好き。
三ヶ月前に飼い猫が死んでしまったのでよけにハマりました。
在宅の仕事しながら好きな猫と一緒に暮らすっていいよな〜
としみじみ思う。
お腹の模様に、命名するでしょ。
田子作と、ダーシェンカだっけ?
これ、大受けでした。あと、ご機嫌の時の、
RuRuRu…とか。
私は「グーグーが先」っていうエピソードが好きです。
グーグーを先に抱かずに、他の猫を抱くと、グーグーがいじける。
グーグーを先に抱いてから、他の猫を抱くとグーグーは平気。ってやつ。
グーグー可愛いぞ〜
もう一つ好き?なのは(気になるのは)
ホームレスの人から譲り受けた猫が、家の外を男性が通ると、その声に
反応して、窓辺に飛んでいく。というエピソード。
なんか読んでいて切なくなってきます。
エッセイじゃない大島漫画が読みたいよぅ・・・。グスン。
大島さんのエッセイ漫画は下手な創作に優る、詩情あふれる
作品だと思うのは、ファンの贔屓目なのだろうか?
何気ない日常を鋭く切り抜く感覚はちょっとほかの作家には見当たらない
>>388 ビーとタマの名前も覚えてあげておくれ。
エッセイ漫画が劣るとは思わない(むしろ貴重な作品だと)けど、
大島弓子の感性に純化された世界観に浸りたいっていうのもあるな。
現実をありのままに切り取るだけで充分美しいじゃないか、
という境地にいらっしゃる気もするけど・・・w
せめて紙面一面使った一枚絵が見たいなあ。モノクロでもいい。
あの枚数の中じゃ、コマに収まった絵しか見られないんだもん。
>>393 >紙面一面使った一枚絵が見たい
禿同。
そんな画集とかあったら毎晩眺めてしまいそうだよ。
現実をとらえる感覚が、私のような一般人とは
全く違う所に驚かされる。
「こんなものの見方もあるのか」と感心する事しきり。
一週間くらい前、吉祥寺の西友のペットショップで
アメリカンショートヘアに「売約済み大島さま」と
貼ってあった。
まさか??...ねえ....また増えたとか(笑)
>396
積極的に「買って」まで飼おうとされるとは考えにくいけど
(ビー以降は公園でみつけて「救済」した猫ばかりだし)、
グーグーのときのように、ペットショップのケージから
救済したくなるような感じだったとしたらあり得るかも?
アメショーかぁ、グーグーとの書き分けがビミョーだ
↑スマソ 描き分けだね
売約だけして店に取り置きしてあるって、救済っぽくないな。
すみません、真面目に質問です。
「綿の国星」の読み方は
「わたの〜」でしょうか?
「めんの〜」でしょうか?
わたのくにほし。
綿の国ほしい。
今日の朝日新聞の文芸時評、ちょっとだけ大島作品について
触れていますよ〜
>>403 読んだよ、保坂和志の文学論で引用されてたね。
保坂氏って、橋本治と交流あった人だった?
記憶違いかな。
>396
でも確かにそれはドキドキしますねー。
>400
ワクチン接種終るまで渡さない、とか。
買い手の都合だけじゃないかもさ〜。
>402
おおやちきさんが、
「(はら)わた・除く・煮干」
と書いていたのをよんだことあるよ。
わたしのお肉
わたのくにおし
もうやぶれかぶれのアナグラム(w
409 :
404:03/12/03 00:09 ID:???
>>405 ありがとうございます。
やっぱり何らかのつながりはあるんですね。
橋本氏の恋愛論かなんか、講演を主催したとかなんとか読んだ気がしたので・・。
橋本治つながりなら、大島さんの名前が出てくるのも道理って感じですね。
410 :
花と名無しさん:03/12/04 16:03 ID:CYEhY06k
>>403-404 どんなことが書いてあったのでしょう?
見逃しました。よかったら教えてくだせーー。
さっきTVみてたらイラク情勢について「○○ 宇」さんという方が
喋ってて、思わずニヤリとしてしまった。
この方の場合は「宇」に「さかい」ってルビふってあったけどね。
>>411 「宇」で「ひろし」さんという名前も見たことありますよ。
田中宇
今年もヒバの木の林をわざと通ってるのかな
お住まい、変わったんじゃなかった?
近くに引越したのかしら。
流れぶった切ってスマソ。
最近10年ぶりくらいに大島作品(「グーグーだって猫である」)
読んだんだけども良い作品だなーって思ったよ。
特に2巻がしみじみ泣けてくる感じだった。
目の見えないネコが登場したとこあたりから特に良いよ。
もうかなりトシだろうに感性失ってないんだね、大島弓子。
というわけで記念カキコ。
>417
>目の見えないネコが登場したとこあたりから特に良いよ。
わたしも大好きです。
今30代後半なんだけど、その時その時にちょうど必要としていた作品を
読みながら来た感じ。
(学生時代=恋愛、20代=人間の弱さとか温かさ優しさとか)
今はグーグーのさらっとしていながら味わいある表現が
すんなり入ってくる。何度読んでも飽きない。
羽良多氏装丁かな。美しいですね。。< 秋日子新装版
綿の国星文庫の装丁もかなり好きです。
全集、古本屋行くたびに探してるけど見つかんない。・゚・(ノД`)・゚・。
中途半端に買ってた漏れも悪いんだけどさ。
> 418
あれって書き下ろしなんですか?
どこかで見た様な気もするけども、私の勘違いかな?
>421
選集なら今でも全部新刊で買える。それと全集ではないよ。
大島さん自身が発刊に当り、まだ生きてるのに全集は無いでしょ、
と選手である事を強調していたと思う
418>422
あいや、最近のタッチなのとちょっと秋日子っぽい絵なので
そう思っただけで、ソースはありません。
ひっつめのしっぽでも睡蓮でもないし、再録かもしれないですね。
ドラマ宣伝用なりに上品で愛嬌のある帯がかかるといいなあ。ハラダサーン・・・
「グーグーだって猫である2」読みました。癌になってたんですね。
完治されたようで何よりです。「グーグーだって猫である」って「サバだって言うなれば猫である」
って意味なんでしょうか?
普通に夏目漱石と思ってたけど
初めての愛猫を亡くしたことで、擬人化する事へのジレンマが
あのタイトルになったのではないかと思う。擬人化したいけど
しきれない気持ちというか、対象として見る側の本人自身の
気持ちの変化を表しているのかなと。猫は所詮猫なんだと。
なんとなく「グーグー」を「寝る」の擬音と、猫の名前の掛詞風に読んでたなあ。
猫の語源が「寝る子」って説になぞらえて……
「グーグー、よく眠るのは猫だから」
「グーグー、よく眠る猫だからそういう名前」
本編のグーグーは眠り猫っぽくはないし、由来も Good Good とあるし、
無意識にひねりすぎかもしれないけど。
429 :
花と名無しさん:03/12/16 09:28 ID:6ZXgamBV
ほしゅあげ
先日、古本屋でつるばらつるばらを立ち読みした。
ハッピーエンドなのに、なぜかとても悲しくなった。
前世の目的を達成するために費やした人生ってなんか切ない・・・。
>430
つるばらは継雄の周囲の人々の行動も注目していくと、
また違った読後感が得られるかもしれません。
>>430 そうだよね。でもさ、人生ってその人によって目的はそれぞれだけど、
他人から見れば切ない事って多いなーと歳を重ねて思うので、つくづく
大島先生の深さを実感することになるのよねー。
夢とかって、本人が一番大きく感じてるものの気がする。
前世があるなら後世もあるよ
継男の人生はこれからもずっと続いていくのよ
434 :
430:03/12/18 17:44 ID:???
レスありがとう。
皆さんの意見を読んでるうちに、継男の人生をしみじみと考えてしまった。
他人から悲しく見えても、自分が納得のいく生きかたをすればそれでいいんだよね。
その逆のほうがむしろつらいわけだし。
あの文庫、汚れてたから新刊探してもう一度、いや何度も読み返そう。
435 :
花と名無しさん:03/12/18 23:16 ID:ujrnqBBv
密造アップルサイダーって
永遠にオクラなのかな…
大島さんとこタヌキの親子が来てるらしいね。
つるばらはゲイバーのママさんの一言に限りなく救われたな
「バーは永遠よ」
大島弓子大好き
綿の国星アニメで、何が嫌かって
チビ猫の声優さんが思い入れたっぷりの演技をしてるところです。
前に、「毎日が夏休み」の佐伯ヒナコの
あの棒読み演技がかえってよかった、って書いてるかたいたけど
大島作品って映像化した場合
あんまり感情こめて盛り上げられちゃうと
思いっきりクサくなってしまうというか・・・
チビ猫も、アニメ声の大人声優でなく
5歳くらいの本当の子供に声あてさせたらよかったかも。
>>439 淡々としていてほしいよね。感情こめられちゃうと
ほんとにタダのくさいお話になっちゃってw
>5歳くらいの本当の子供に声あて
これイイ。子供がいかにも台本を読まされてるって
感じの方が雰囲気出たと思う。
>>439 440
色々同意。
それって、自分自身との距離を測りかねていたりする大島作品の主人公たちを言い当ててるかも
リアルなこどもが台本読まされてる感じの声、禿しくイイ!
教育テレビでやってる(た?)ミッフィーのアニメとか
そんなかんじだった気がする。
> 5歳くらいの本当の子供に声あてさせたらよかったかも。
せつこちゃん(火垂る)のスバラシイ演技を思い出した・・・。(T T
>442
わたしもミッフィーちゃんの声を
一番に思った!
もっと幼くてたどたどしいカンジの声でもよさそう。
犬のほうが好みなんだけど、大島ファンゆえに
今日ポールギャリコまで買っちゃった。古本屋だったので手がのびた。
今の「おひさま」の絵柄のチビ猫が
動くところも見てみたい。
その節はぜひ、リアル子供に声をあてさせてほしい。
映画当時の、ばさばさ睫毛のチビ猫は
大人声優でもまぁ仕方ないかなと。
>443
号泣・・・セツコタン
フルハウスのミシェルの声はどお
スーパーミルクチャンの声はどう?
えあ〜?
泉ピン子はどうなんでしょうか・・・
ピン子ねぇ。
まじかよ!って感想だよね。
大島作品台無し!の予感。NHKのばか〜〜。
秋日子新装版でたね。
「わたしたちができるまで」のカップリングなのね。
これで「わたしたち〜」の元本は復刻されなさそうだな・・・
あとがきマンガだけ新作でした。
おお懐かしい
高校の時、花とゆめ買ってよく読んだなぁ
秋日子、新装版買ったよ〜。
表紙にも、帯にも、裏表紙にも、背表紙にも、
種みたいなのが、描いてあるんだけど、
これって、何?秋日子の目かな〜?やぱ種かな〜?
>454
大島作品が載ってたのは、
花ゆめじゃなくてララだと思う
昨日のMステのスペシャルに出てたモー娘。の衣装が
チビ猫みたいに見えたの私だけ?
へぇー
どんなのか見てみたかった。
しかしだいぶんスレたチビ猫でんな
2ちゃんねるの中で一番好きなスレ
また来年もよろしく
460 :
457:03/12/27 22:25 ID:???
>>456 ああ、そうでした。
花ゆめはパタリロだったw
>460
あー、ぎりぎりチビ猫かも・・・彼女等の顔を指で隠せば(w
でもコレ、猫耳ではないよね。面白いもの見せてくれてありがと。
ウィッグがちょっと、ペルシャ系白猫のチビっぽい。
デザイナーが意識して作った可能性もあるかも。
・・・しかし、日本人がまとうべき衣装じゃないなw
「秋日子かく語りき」新装版、買ってきました。
http://product.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=31317084 角川のASKAへの第1回作品で、当時の雑誌もとってあって、
(ぶ〜け、ASKA、Young Rose、の作品は全部雑誌のまま残してあります。)
とりわけ、大好きな作品だったので、カラーページが全部再現された
この新装版はウレシイです。
久し振りに読んでみて、ホントに大島弓子さんって、
ルサンチマンな作品は描かないなぁと思いました。
実質上の主人公の「おばさん」を「おばさん」のまま、
最後には、「まっ、おばさんにはおばさんの喜びや哀しみがあるよね。」
と「おばさんのまま肯定」してしまう手腕に改めて驚いたりしました。
久々に、コーヒー飲みつつ、大島弓子日和です。
秋日子新装版をゲットした帰り
ポストに本の旅人今月号が届いていた。
ああ今年最後のグーグーだなと思って読んだんですが・・・
年末にこのヒキはないだろう。
ネタバレになっちゃうから書かないけど
気になって年が越せないわw
466 :
花と名無しさん:03/12/28 22:06 ID:iLe8DNJA
>>465 なんか気になります。猫関係のことですか?先生ご自身の事ですか?
先日「ぼくのばら色の人生」という映画を見たのだが
設定が「つるばら」とほぼ同じだった。
結末も似てるんだけど、大島弓子の発想の非凡さを再確認した。
あんな話どこにもないだろうなあ。
>466
グーグーに関わる事だけど
いいことなのか悪い事なのかもわからない
微妙なヒキですた。
469 :
花と名無しさん:03/12/29 01:08 ID:o7WEu37c
メル欄でネタばれギボン
今まで他スレをあまり見たことなかったんだけど、ここんとこ時間が空いたのでいろ
いろ他を覗いて思った。大島弓子スレって、本当に煽りとかつまんないけなし合い
とか少なくてとても居心地が良いですね。悪名高い2ちゃんねるとは思えないくらいw。
スレの流れを切って申し訳ないですが、荒れず荒らさず、大島弓子作品について
とくとくと語り合うスレ住人に敬意を表して、1年の締めくくりカキコ。年明けには
「秋日子」ドラマも始まるし、盛り上がりそうだね。
グーグーは単行本派なので3巻を心待ちにしていますが、いつ頃になるんだろ。3年
位待てばでるかなあw
秋日子表紙デザインがいいね
今度のドラマですが、ピン子さんのセーラー服姿が話題に
なってるみたいですね。
でも、原作ではあくまでも秋日子は秋日子のルックスで、
おばさんがセーラー服なんか着てないですよね。
(秋日子の言動がいちじるしくおばさん化はするけど・・・)
原作とは違う作り方なんでしょうね。
楽しみなような、大島ワールドが台無しにされないか心配な
ような、複雑な気分。
ま、見てみれば解決ですね。
最後、フォークダンスで終わるのだろうか?
セーラー服を着たピン子が全編出てくる様な「潤色」をしているのならば、
それは明らかに「台無し」なのではないでしょうかー。
どうなんでしょう?
さっきNHKで番宣してました。基本的には原作とは別物と考えた方がいいみたいです。
話の筋は似ている、といった程度でしょうか。
今もやってました。
う〜ん、配役は渋い所もあるけど、やはり大島節からはかけ離れるでしょうか…。
脚本家の腕によるかも。
私も見ました。番宣。
セーラー服じゃなく、ブレザー&チェックプリーツスカート
でした。
秋日子から急に制服姿のピン子さんに変わるんだよな〜
分かりやすくしてるみたいだけど、原作はあんなの
なかったものね。
大島ワールドのノスタルジックな感じは望めないかも
しれませんね。
原作では、最後のフォークダンスのあとに、秋日子が
「あの人は、今度は王女様に生まれ変わるんですって」
って台詞で泣けたけど、ドラマは泣けるかな?
「オレガアイツでアイツがオレで」を映画化して、
映画も、とても良かった「転校生」(大林監督)
小林聡美は、女性の姿のまま男性の演技を、
尾美としのりは、男性の姿のまま女性の演技を。
NHKは、なぜ高校生の姿のままオバサンという演出をしなかったのか!?
見た目秋日子(女子高生)で中身はおばさん
の場面と
見た目おばさん(制服だけ女子高生)で中身も当然
おばさん
の場面がごちゃまぜにあるようです。(予告見ると)
見ていて混乱しそうな気がします。
私も
>>478さんが言っている様に、見た目女子高生の
中身はおばさん、でいいと思うんだけど・・・
15分枠では、視覚的な端的なシチュエーションの表現は大事なんでしょう。
若者の生活に放り込まれても、どうしても瑞々しい感性に戻りきらない
”「オバサンの限界」の肯定”みたいなものをあの作品には感じるから
自分は見た目からオバサン、という演出でも腑に落ちるんだけど。
だからこそ却ってゲテモノ風には描かないでほしいな。
481 :
花と名無しさん:04/01/02 09:53 ID:Pft9FKyL
以前小田茜がやった時のおばさん演技は下手なりにかわいくて笑えた。
カラオケで岸壁の母歌うとこなんか。
まんがどおりにやったら、泉ピン子の出番なんかほとんどないからでは?
私もそう思う
原作では最初にちょっと出るだけですよね、おばさん。
あとは、すべて秋日子(というか、秋日子の体)
だったら、原作にちかくして、秋日子の役を、もっと
知名度の高い役者さんでやってくれるとよかったな。
あの宮崎あおいさんって、結構有名な方?
私知らなくて、ネットで顔見ても、分からなかったです。
宮崎あおいはある程度有名だと思う。
映画のほうによく出てるね。
CMだと、「ドコモ」と「カップスープ」のに出てたよ。
486 :
花と名無しさん:04/01/02 17:43 ID:MKBfBqNa
グーグー三巻、まだぁ〜??
>>470荒れに免疫が無いから一度荒れるとひどいことになったりするのだが。
ただいま岩舘真理子スレでその真っ最中・・・
秋日子〜が原作だったと思うけど、「幽霊女子高生(タイトルうろ覚え)」
ていうドラマ見たことがある
>>486 2年ごとに出すとちょうどいいらしいから、
今年の年末に出るのでは?
ね、年末・・・(;´д`)
今年もまだ2日しか経ってないのに・・・。
気長に待つかー。
491 :
花と名無しさん:04/01/03 05:39 ID:Icadv1e9
>>488 ほんとだ。ググったら出てきた。
火曜ドラマ「幽霊女子高生」
放送局 : 朝日放送
放送 : 1994年9月13日〜20日 火曜夜8時〜8時54分(前・後編)
プロデューサー : 志村 彰、塚本連平
原案 : 大島弓子「秋日子かく語りき」より(角川書店・あすかコミックス刊)
脚本 : 清本由紀
監督 : 今関あきよし
出演者 : 小田 茜、松尾嘉代、岡田秀樹、天本秀世、他
前・後編の二回だけだったんですね。こんなのがあったとは、ぜんぜん
知らなかったっす。
>490
グーグーもだけど、ちびねこの2巻もそろそろだしてほすいよ。
493 :
花と名無しさん :04/01/04 00:28 ID:6oHO0ywH
以前の作品で、住んでいる場所をあっさり書きすぎて
引っ越した…って聞いたが。
あれだけ売れた人気のある漫画家にしちゃ、無防備過ぎたね
チキジョージだっけ
>490>492
大島ファンは辛抱強くならんとー。
ちびねこ、既刊の絵から結構変わったよね。
続刊でないのかな。
みなさん大島先生のお顔って見たことある方
いらっしゃるんでしょうか?
写真とか公開してませんよね。
漫画だけなんで、大島先生が隣にいたとしても
私は分からないな〜
何年か前、NHKのTVで顔写真が一瞬だけ映ったことがある。
その時点でも、もっともっと昔の写真っぽかったけど。
私は自画像そのまま、と思いました。
もう20年くらいファンだけど、雑誌や単行本など
それ以外には公開されたのをみたことない。
大昔にはサイン会とかあったらしいので、その時に
お会いした人はいるでしょうが。
499 :
497:04/01/04 14:49 ID:???
>>498 わあ、見たことあるんですか?
いいな、私も一度でいいので拝見したいです。
自画像そのまま、なんとなく想像できます。
新春なので、こんなお遊びいかがでしょう?
大島さんの漫画に出て来る人物って、
とっても素敵な、名前ですよね。
こんな、名前どうかな?読める?
つい先日、TVで見たのですが…。
春夏秋冬さん、一さん、小鳥遊さん、
本物は誰だ!
の珍名さん登場を思い出した私は
25年の大島ワールドファソ(w
>498
その昔、少コミのイベントに行った事のある友の話によると
「自画像そのまんま」だったそうです。
当時は24年組ブームだったのか
大島さんが登場すると黄色い嬌声がやまなかったとか・・・
あとプレゼントの山。(バラ、バラ、バラの花束)
その後少コミの漫画家通信のページで
大島さんがキャーキャー声の中、ステージで歌ってるイラストが
掲載されたようです。歌ったというのはフィクションなのかな?
日本橋かどこかのデパートで
「少女まんが家のお店」という催しもありました。
たしか大島さんのお店もあったと思うのですが
萩尾望都さんが来てる日だったので、
萩尾さんのお店しか行けなかったのが悔やまれます。
サイン色紙や複製原画、単行本、漫画家さん本人の趣味のものを
売っていました。
>>502 何かスゴい羨ましい催し物があったんですね。
あー行きたかったナー。
秋日子かく語りきを買ってきました。
今夜はお風呂のあとに、寝しなにゆっくりと読みまする。
目新しいのは何もないようだけど、それでも嬉しいひととき。
一度もお会いしたことないけど、作品だけでも幸せ。
コミック雑誌「IKKI」2004年二月号のおまけの「答えは108つ」という小冊子に
大島先生が一ページ寄せております。
>500
ほほー。最後のしか読めなかった。珍名さん、いるもんだねぇ。
大島さんの漫画の登場人物で、素直にかわいい名前だと思うのは
『綿の国星』の「お月様の糞」の歌音ちゃん。
自分に子どもができたとして、名づけるのはちょっとためらわれるけどw
最大のインパクトを受けたのは、標縄福子、だな、やっぱり。
>>506 私も歌音好き。ほかに名前がかわいいと思ったのは、「ロングロングケーキ」
に登場する宇宙人の宇さん。
厨子王カワイイ ダバ
明日からですね<「ちょっと待って、神様」
13時のスタジオパークのゲストはこれにあわせて泉ピン子さんみたいです。。
>503
最後にサイン会をやったのは綿の国星のイメージアルバム発売時だったよ。
池袋西武の屋上で大島先生はステージの上でサインなさってた。
学校の先生みたいな人だなと思ったよ。
>510
サインしていただけたのですか?うらやましい!
友達(だいぶ年上ですが)が行ったのはたぶん「いちご物語」のころの
小学館のイベントじゃないかと思います。
デヴィッド・ボウイとかマーク・ボランが
少女マンガ家さん達の間で人気だった時代のようですた。
トークでそんな話題が出たようです。
512 :
花と名無しさん :04/01/05 12:47 ID:RTHq/MgK
花とゆめの全員プレゼントで、チビ猫の描かれた
黒地のビニールバッグをゲットしたっけ
今でも残ってるな…
紙製バインダーも使えなくて家宝になっちゃってる
>>500 春夏秋冬さん→しき(四季)さん
一さん→はじめさん・・・・普通すぎるな (´∀`;)
小鳥遊さん→たかなしさん これは自信アリ(・ω・)ノ
一さんは にのまえさんだろう
答えはメル欄に
2ちゃんねるビュアーで見てると、メル欄も無条件で見えてしまうので
問題にならんかった。次からは別レスでの解答をお願い。
>>516 見えないように設定すればいいのではなかろうか
秋日子だめだこりゃ
最初から覚悟はしていたけれど、やっぱり原作とはかけ離れたドラマになりそうですね。
せっかく大島さんの原作なのにもったいないな〜…と思ってしまいます。
原作通りにつくったところで面白くないと思われ。
やっぱり大島弓子の静かに浸れる漫画の世界とTVは別物ですよ。
今回のドラマは、原作のいいところを取り入れつつ
テレビ的に面白くしてて良かったよ。
秋日子のキャラクタが全然違ったね・・・
生身の人間が演じる臭みが鼻に付くような、
空々しい実写ではなかったかな、と一安心。
女子高生ピン子の描写にも少し期待。
アレンジとしては楽しめそうな感じ。
ドラマ単体ではどうかな。
おそらく出演者は原作を読んだはず
京本が大島さんの作品読んでいる図を思い浮かべ
うっすら藁えてしまう
524 :
523:04/01/06 01:34 ID:???
思い浮かべ× 思い浮かべると○
塚本高史が出るのが何気に嬉しい(マンハッタンよかった)
ところで薬子さんはいないのか?!
>>510 8歳の頃に池袋のデパートで大島さんにサインをもらったことがありました。
綿の国星のイベントだったんですねえ。小さくてよくわからんかった。
サバみたいな猫が丸くなってる絵を二枚描いてくれました。
急に思い出しました。懐かしい。
秋日子のドラマ、非難ばっかりだろうなーと思って見にきてみたら
意外に穏やかな反応ですね。大島ファンは大人な人が多いな。
自分なんか番宣で泉ピン子が出るっていう段階で憤慨しちゃいました。
私は、作者の手を離れた時点で別物と考えてます。
秋日子の「こんなおばさんでも、人生があるんだ」みたいな
おばさんを馬鹿にした発言には、ちと鬱になってしまった。
秋日子のキャラはかなり違いますね。
別物・・・・本当に1回目をみただけで、そう思いました。
>>526 大島テイストを再現することは最初から意図していないようなので、かえって皆冷静に
観れるんじゃないでしょうか。
大島弓子を知らない人が、ドラマを見て原作を読むこともあろうかと
思いますが、どんな印象を持つかなあ。
大島ワールドをそのまま映像化しようとすると
くさいファンタジーになってしまいそう。
なので設定だけ借りて、コミカルに見せようとしてる試みは
個人的にはいいと思う。
でもやっぱり、ピン子さんの色が強すぎ・・・な感じ。
もっとインパクトの弱い、ふつうのオバサン女優がよかったな
って具体的に思いつかんけど。
金子修介監督の「毎日が夏休み」は丁寧に映像化してて
好感もてたんだけどなぁ
ある程度アレンジするにしてもなんか雑な仕事って感じで
原作との距離感もマイナスに作用してる気が…
個人的には宮崎あおいのキャラ設定や演技が鼻についてダメだ
> 531
藤田弓子あたりが良かったんじゃないかなあ。
ロングロングケーキといちご白書以外は大島作品、
白泉社の文庫で持ってます。あと、グーグーも持ってます。
アキヒコはまだ読んだことないのですが、ドラマの初回面白く感じました。
原作読んだことない分だけ、先入観なく見てるからかな?
女子高生とおばさんが死のまぎわに入れ替わるといった設定からして、
大島節がひしひしと感じられる原作なのでしょうね。
まんがを買うのはドラマ終わってからにしようかなw
ピン子制服キター。
私なりの解釈と演出をしようとゆう努力が目につきますな。
バラの花。
ドラマ面白く見てます。
原作は少女漫画なので少女の視点から
ドラマは一般向け?におばさんの視点から
と思うと違和感もそんなに感じません。
とりあえずフランクリンが出た時点でまず一安心してます。
クスコさんのクマが気になる・・・
若いのになぜ
>533
原作のふっくら感に近いね
原作はオトメゴコロを持ってるおばさんだったからなあ。
ドラマはおばさんの中のおばさんって感じだ。
藤田さんなら確かにオトメおばさんになりそう。
清水由紀子さんとか渡辺えり子のイメージだが>おばさん
ドラマは漫画と比べなければ面白いと思った。あたい、あの時間枠のドラマ好きだ、金曜日にまとめがあるのもいい。
渡辺えり子イイ!
最初読んだ時から市原悦子で脳内変換してましたが。
いかがでしょ。
渡辺えり子!イイ!
きっと怪ドラマ(いい意味で)になっていたであろう。
NHKだから余計なCG処理が入るかと思ったけど、モーフィングとか全然ないね。
ちょっと好感。
「友達の方?よろしく秋日子です」って台詞使ってほしかったな。
546 :
花と名無しさん :04/01/07 08:30 ID:2PJCdeIL
原作より若くなっちゃうけど、
髪の毛ボサボサで「ワタシの青春を返してよ!」って
雰囲気が出るんじゃないかと、田中美佐子で脳内変換。
渡辺えり子もいいですよね。
>543
いいねー
藤田弓子さんに一票。
可愛いおばさんだと思います。
渡辺さんもいいですね。
渡辺さんだと、ちょっとコミカルな感じになるかな?
ピン子さんだと、最後「美しき青きドナウ」を踊るのね〜
って、乙女チックにならない気がします。
やっぱりちょっと太めで、ポワンとしつつ、オバサンのずうずうしさも・・・
という人がイイ
となると私も市原悦子がいいなあ。
でも、どれもおもしろそうではありますね
秋日子は原作のおっとりとした感じが好きだったのでちょっと残念。
薬子さんとの関係も変わっちゃうんだろうな…
原作の、フォークダンスに誘った後の薬子さんのモノローグが好きです。
市原悦子が「美しき青きドナウ」を踊るのねってすごくしっくり来る!!
ピン子は女子高生役にはりきってる姿が思い浮かんでやだなぁ。
市原悦子、ちょっと滑稽でちょっと切ない、微妙な役作りが上手いよね。
ふとこぼれ出る乙女心で、「美しき青きドナウ」。彼女の実年齢的にも
憧れのダンスナンバーだと思う。見たい見たい。
553 :
花と名無しさん:04/01/07 18:02 ID:TK0AZkIN
渡辺えり子かー!市原悦子・・、なるほどー。
わたしも、ピン子はあまりにも“ピン子”なので、
なんか違うのにー、じゃあ、誰ならいいかなあ・・・と
思ってました。渡辺えり子いいですねえ。
切ない感じもでて、いいなあ、きっと。
あと秋日子のキャラの違いが私もいやでした。
もっとおっとり〜のんびり〜のあの感じがよかったのに。
“ピン子”の家も、原作よりも貧乏っぽいのが違和感でした。
秋日子かく語りきのマンガ、大判ででてるのを、
きょうはじめて本屋さんで見ました。名作ですよね、うれしいな。
ピン子さんだと、どうもギスギスした感じがしっくりこない。
コミカルで終わってしまうのもなんだかなぁ。
やはり原作の竜子さんのほんわか感を感じさせる役者さんでないと
ラストの美しき青きドナウが生きてこない気がする。
最初聞いた時「ピン子か〜(´・ω・`)ショボーン」って思ってた。
でも実際観てみたら秋日子も竜子も原作とは少し違うキャラ設定っぽいし、
何よりピン子の演技におばさんの悲哀が溢れててなんかジーンときてしまった。
一番心配してたピン子の女子高生ルックも、ああいう使い方なら原作知らない人や
中高年の方にもわかりやすい描写かもしれないなって思った。
最初聞いた時には、「ピン子が学生服」=「色物コメディドラマ」って脳内変換しちゃった
から、スゴク心配だったんだよね。
時代設定はどうなるのでしょう。
いまどきのおばさんで相手の顔も見ずに結婚した人は少ないでしょうし。
うちの地方は一日遅れでドラマやってます。今日は第二回。
今日改めて原作を読み返してみました。
竜子さんは、秋日子に「変わってよ」って頼んでないんですね。
秋日子の方から言い出している。
テレビは、竜子さんが「変われ変われ」ってしつこく言って、
で秋日子は嫌な顔して、断ってるんですよね。
でも「おばさんのズーズーしさには、かなわない」みたいなこと
言って押し切られていましたね。
キャラ設定がほんと、全然違うので、比べてはいけないとは
分かっていながら、なんだかな〜って思ってしまいます。
ピン子竜子さん、割り切れなさがストレートに出てて
なんかかわいい、と素で思ってしまったよ。
秋日子も竜子さんも、味付けはオリジナル色強いけど、
テーマにはあってると思うし好きだな。
四月怪談や毎日が日曜日は、映像化されたけど
全然違和感を感じななかったな。
映画とドラマでは、やはり作り方が違うのかも
しれないですね。
>556
ていうか、原作の頃でも
顔も見ないってのは時代錯誤だったと思う。。
つるばらつるばら、映画化されたら、どうなるかしら?
最後竜子は「美しき青きドナウ」でどんな踊りを踊る
つもりだったのだろう?
あの曲はワルツですよね。
みんなで、ズンチャッチャっとワルツのステップを踊る
つもりだったのだろうか?
「美しき青きドナウ」でも、やっぱりフォークダンスを踊ったんだと思うよ。
私は。
何の映画だったか覚えてないんだけど、
舞踏会のシーンで、ウインナ・ワルツの曲にあわせて
踊る相手がつぎつぎ変わっていくダンスを見たことあるんだけど
あーゆーののアレンジなのかな?
565 :
花と名無しさん:04/01/08 12:16 ID:8PQmeyWi
今やってるドラマ、
ストーリーのみを参考にして
テーマや空気感は別って感じですね。
まぁ、テーマをはっきりさせないとテレビドラマは
視聴率あがらないだろうね。
でも、大島弓子って相当大変な思いをして、ひとつの作品を
作り上げているんでしょう?で作品数は少ない…。
どんなんでもいいから、原作でどんどん使って、原作料をあげて欲しいなぁ。
どちらの家庭も、かなり悲惨な状況に描かれてますね。
でも、秋日子スーパーで冷凍食品買うなら、お母さんの
変わりにシチューを作って、親子3人で食べれば・・・
とちょっとおせっかいにも考えてしまった。
作家 長嶋有さんの新刊「ジャージの二人」の表紙のイラスト、大島弓子さんが描かれてます。
( 長嶋有さんは「猛スピードで母は」で芥川賞をとったひと)
この人、前作は表紙画が高野文子さんだったし、マンガ好きなのかなぁ。。
>568
再放送でチェックしる!
OP・EDも切らずに流すからちょっとダルいけど。
公式に大島先生のコメントがあったよ。
ttp://www.nhk.or.jp/23renzoku/topics.html 脚本家の浅野妙子さんのコメントに
>「秋日子かく語りき」は、かれこれ十年以上前、私がまだシナリオライターとして
>駆け出しだった頃に、民放の深夜枠で一度だけ扱った作品です。
ってあるけど、小田茜のとは別に映像化されたバージョンがある訳かな。
>>568 その公式サイトの掲示板みてみたけど、どうやら原作ファンはほとんどいないみたい
ですね。まあ、そりゃそうか。
↑↑↑
>>569 の間違いでした。申し訳ないです。
>497
私はNHK?教育?で見たことあります。随分前ですが。
写真でなく、喋ってらしたような気が・・・・?
メディアに出ない方だと思っていたのでびっくりしてしまって
内容は全く覚えていません。お着物を召していたように思います。
>500
3番目しかわかんない・・・
このスレにはあまり来ないので、今日本屋で「秋日子」を見て
ドラマ化を知って驚きました。今夜見てみよう・・・・・・・・・・
573 :
572:04/01/09 16:10 ID:???
スマソ、500以降のレスを読まずにカキコしちゃった。
トンチンカンで失礼しました。
574 :
花と名無しさん:04/01/09 22:22 ID:b5IE3vfD
今回より以前の小田茜版ドラマ「秋日子〜」は
「幽霊女子高生」ってタイトルだったけど直前まで
「女子高生はオバタリアン」って仮題だったよ
テレビ誌ではそうなってた・・・オバタリアン流行ってたものね
>>569 おおお、再放送があるのに今気づいてみてます!
ありがd!
576 :
花と名無しさん:04/01/10 01:22 ID:pLrvAhuy
ドラマ、まったく別物としてそれなりに楽しく見てる。
ドラマ化としては許容範囲。
個人的にはどっちかっつうと、アニメ綿の国星とか
「四月怪談」とか「金髪の草原」みたいに
原作にそれなりに忠実なんだけど、
妙にファンシーだったりなんだかクサかったりしたものより全然OK。
577 :
404:04/01/10 01:33 ID:O/CN+kYm
>>576 ああ、そうかも。
妙に少女趣味を強調すると、全く別物になってしまう気がするもんね大島漫画って。
秋日子の命名って、漫画では何か理由出てきましたっけ?
漫画では、大島さん独特のネーミングで響きも良いし気にならなかったけど、
ドラマで見ると、響きが男性名っぽくて、何となくうがって見てしまいますね。
「秋の日はつるべ落とし」って言葉など思い起こしてしまう。
そういえば一緒に観ていただんなが、「この子なんでアキヒコって名前なの?」と不思議がっていました。
再放送でまとめて4話分見たんですけども。
「フランクリン」のエピソードを変えちゃった事だけでも、私は許せなかったなあ。
ドラマ化とは関係ないけど、「マンガ夜話」で秋日子が取り上げられたとき
悪名高きオタキングが全く理解できなくて、当時の嫁に
「これどこがいいんだかさっぱりわからないんだけど」と手渡したら、
嫁が読みながら泣き出して「これがわからないあなたは最低の人間だ」とかって
言われたとか。
たまたまちょっと待って神様の再放送を見て、
なかなか面白いと思って調べたら原作漫画の存在を知った。
…というわけで新装版の秋日子かく語りきを注文しました。
ところで、こんな質問をしていいものかわかりませんが、
秋日子って名前は何か由来でもあるんでしょうか?
最初は男の子の名前かと思いましたが、慣れると素敵な名前ですねえ。
今更
>>418見たら、廃版になった「わたしたちができるまで」
使いまわしかよ! マンガの収録作品は大傑作二作だけかよ!
買っちまいそうだよ! 畜生!
で、大島弓子作品の登場人物の名前は奇妙奇天烈なもんが多いです。
御茶屋峠とか只野一郎とか道端譲とか。特に裏の深い意味はないと思われます。
>582
「秋日子」についてはっきり由来が語られたことはないと思いますが、
「お話を考えていたとき3時のお茶の時間だったので
”三時子(さとこ)”にした」というエピソードがあります。
初出掲載が雑誌の1月号だから、執筆の頃の季節感なんじゃないでしょうか。
ドラマを通じて原作に触れてくれる人がいるのは嬉しいなぁ(´∀`*)
TVドラマ板のスレでも秋日子の名前について話題になってたけど、
男性名っぽい響きとこの字面の醸すイメージって、
結構あおいちゃんにはまってるかも。
で、ドラマスレでも「原作読んでみたい」という人がけっこういてて、
それだけでも、いいじゃん、と思ってるのですが。ドラマ化は。
うう〜〜〜〜
545さん、550さん、557さん、580さんにはげどう!!
あまりにキャラ違い過ぎてもう見てらんない。
秋日子はもっと純粋で天然でおっとりなんだよ〜
だから「変わってあげましょうか?(ポケ〜)」って言い出したんだよ〜
あんなやさぐれクールな今どき女子高生じゃねんだよ〜。
フランクリンをあの家族自ら捨てたらダメじゃねーかよ〜。
原作では薬子さんが狂言回しで、おっとり→オバサン化した親友見て
色々観察したり悟ったり(?)したからこその
原作タイトルなんじゃねーか〜〜。
薬子さんとの友情をもっとちゃんと描かなきゃ
あの切ないラストは有り得ねーよ〜。
もう、ドラマだからって視聴率稼ぎ丸見えの表層的換骨奪胎はヤメテクレ。
しかも第2週からずいぶんな展開になるっぽいですね。
別物と思えばいいんだろうけど、登場人物名が同じってだけで頭くる。
フンガイのあまり長文すまそ!
やさぐれクールな女子高生っつったら、
なんつっても「あまのかぐやま」w
早朝なのにレスが多いw
>586
表層的じゃないと思うけどな。別物でもないと思う。
作家が頭の中から紙に写し取るのとは違って、
生きた複数の人間を使って新しく再構成するんだから、
組み替えられるものが多いのは当たり前だよ。
テーマが本質的だからこそ、描き方に幅が許されると思えば、
結構幸福な実写化のケースだと思うんだけど。
私は586さんの意見に賛成です。
もちろん、原作漫画とその実写ドラマは全然別物である(別物になる)
という事も理解しています。
で、その場合は「別物だけども、この実写ドラマも面白い」とならなければ
いけないと思うのですけども、あのドラマはあまり面白くない様に思うのです。
あまりにも「深み」が無さ過ぎて。
もちろん、全20回のうちのまだ4回しか見ていませんので、これから
もの凄く面白くなる可能性もありますけども。
ドラマ化を許す原作者が悪いんだよ。
でもドラマ化すると売れるからな
実況板では面白い、と絶賛されていたよ。
592 :
花と名無しさん:04/01/10 11:56 ID:EgMP7IFH
皆様、優しいですね。
なんやかんやいって、ドラマみてあげてー。
わたしは、3回みて止めちゃいました。
別にノルマや仕事じゃないからのう。
あくまでも、わたしの主観だけど、
今のドラマは別ものですね。
映画『金髪の〜』『毎日が〜』は、
実写板ということで期待せずに観たことも幸いだったのか、
なかなか、これまた、ヨカッタ。
それだけに、今回のドラマ期待してたんだけどね…。
まぁ、いいけど。
前も書いたけど、原作使用や復刻を沢山してもらって、
作者さんには、安定した生活をして頂いて、
また、作品を生み出して欲しい!!です。
20回のドラマだから仕方ないとは思うんだけど、入れ替わる
期間が1週間から、もう1週間延長(というか、ピン子さんが
強引に延長した)されたのがどうも釈然としない。
1週間しか入れ替われないから、あと1週間しか命がないから、
秋日子の体を使って、思い残す事がないように、
懸命に料理をしたり、フランクリンを盗んだりするんだよね。
(フォークダンスもそう)
だから「あと5時間で、私は逝くのか」とつぶやくところで、
私は泣けてしまうのですが。
ドラマは、延長、来週の最後にはまた延長?
切なさとかが感じられなくなってしまいますよね。
しょうがないといえば、しょうがないことなんだけど・・・
なんていうか宮崎あおいじゃ大島漫画の主人公は荷が重い
「金髪の草原」の池脇千鶴なんかはいわずもがな
「毎日が夏休み」の佐伯日菜子でギリギリかな
個人的には90年前後のつみきみほなら「綿の国星」の歌音とか
「快速帆船」の映像化なんかピッタリだったと思うんだけど…
秋日子のイントネーションなのですが
アキヒコ↓なら男の子
アキヒコ↑で女の子というカンジがする
私は道産子で御座います。
そして安達ユミは原作には出てこないんでしょ?
本屋も古本屋も探したけど見つからなかった・・・
うーむ 読んでみたいニャ〜
イチゴの頃から読んでいるゆーみんふわんでした。
>594
桜の園信者?まさか花のあすか組じゃないよねw
597 :
花と名無しさん:04/01/10 17:49 ID:EgMP7IFH
すっごい個人的な好みで申しますと、
久世の演出・大島弓子原作でやって欲しいナァ。
でも、久世、現代劇だと、たまに吃驚キャスティング。
巨ン巨ンとか…。
安達ゆみの役は原作に出てくるよ。
出ないのはユウキナエの役。
秋日子のドラマ、ずいぶん評判よくないようですね。
私は原作とは全然別物として、なかなか楽しんで見ています。
キャラの違いなども、テレビドラマとして広い層に見てもらう為には
必要な脚色じゃないでしょか。
ピン子の女子高生姿も、大島作品に多い
「内面が外見を変える」パターン(チビ猫とか「夢の中の獏」とか)の
バリエーションぽく感じるし、
この脚本家さんは案外なかなかの大島通かもしれないと思ってます。
この先の展開楽しみです。
極端な話ピン子は許せるが
宮崎あおいが…
リサちゃん役の子はいい線いってると思う。
男性の役者が、絵的に大島キャラの雰囲気に合ってる人揃えてると思う。
京本イイ!
永遠にあの髪型で!
606 :
582:04/01/11 13:30 ID:???
こんにちは。
秋日子が今日届きました。
読んでみて、ドラマを見た皆様が「違う」という理由がよくわかりました。
薬子さんがいないと成り立たないというか…。
しかし、少女漫画は面白いですね。
たまにしか読まないから、今のメインストリームは全然知りませんが、
自分は一昔前の少女漫画が好きです。
男から言うと気持ち悪いし、下世話で大変申し訳ないですが、
なんていいますか…。トイレに持ち込めない本ナンバーワンなんですよ。
少女漫画は。(トイレに本を持ち込む習慣が無い人が大多数でしょうけれど)
デリケートというか。少女そのものを扱うような気分になります。
最近の少女漫画はそこまで感じませんが。繊細だけど。
教えてチャンですみません。
どなたか「快速帆船」の大まかなストーリーを
教えていただけないでしょうか?
>>594さんが書いてらっしゃるんですけど、このお話だけ
どうしてもあらすじが思い出せません。
読んだ事がないのか?とも思います。
検索もかけてみましたが、ストーリーが載っているものは
見つけられませんでした。
本棚も捜してみましたが、載っているであろう「ダリアの帯」の
本も見つからず。
どんなストーリーだったか、気になって仕方ないのです。
どなたか教えていただければ幸いです。
>>607 街中で突然記憶喪失に陥ってしまった中学生の女の子。
なんとか家に帰ろうと街をうろつくうちに、不良にからわまれる。
たまたま通りかかった医者を名乗る男に助けられた女の子だが……。
思い出されました?
609 :
607:04/01/11 15:33 ID:???
>>608 ありがとうございます。
オペラ歌手の婦人とか、子供が生まれそうで急いでいる
男性(父親?)とかに会いながら、街をさまようやつですね。
で、目覚めた時に・・・・
すっきりです。読んだ事あったんだ。
ほんとありがとうございます。感謝です。
当時(20年近く前?)「ノン・レガート」を小林聡美で
ドラマ化してほしいと思った記憶があるなあ。
「たそがれは逢魔の時間」とかもドラマで見てみたい気がする。
オペラにはなってるんだよねえ。
少女漫画っていう括りじゃないですよね
この人の作品。
僕は多感な時期に出会えてよかった。
ピン子さんのミニスカで萎えたところに
ミュージックフェアでユーミンの同タイプのミニスカを見て
お腹いっぱい…
当方40代♀なのに、やっぱりキツイ
水枕羽枕の実写が見てみたい
> 610
「ノン・レガード」、今、実写化するんだったら
あの人が良いんじゃないかなあ。
市川実日子。
だめ?
みかこイイ!
ああ、市川姉妹は大島漫画っぽいよねええ。
岡崎漫画っぽい感じもあるけど。
617 :
花と名無しさん:04/01/12 23:36 ID:Y6epdbh9
私は「ダリアの帯」を筒井道隆と夏川由衣でみたい!
選集「ダリアの帯」は、お気に入りばかりが収録されている。
桜時間、ノン・レガード、快速帆船、あまのかぐやま、水枕羽枕
そしてダリアの帯。
どうしたらああいうストーリーが出来るのか・・・
やはり大島先生ってすごいな〜
>>617 夏川さん、好きですが、黄菜にしては、ガタイがでかすぎる
気がしません?
黄菜ってかなり華奢・小柄ですよね?
ノン・レガートってどういう話だっけ・・・
>>620 思わぬ遺産がころがりこんで、高級マンションを買った
主人公。
引っ越してみたら、入居者は老人ばかり。
老人特有の困ったチャンに巻き込まれたり、マンションの
修繕費を払えずに、サラ金に手を出してしまったりしてしまう。
入居者の一人に肖像画を頼まれ、その老人が死去。
遺産を譲られる主人公。
というお話。
桜時間のうさ吉くんが可愛いですね。
ストーリーも“ダリアの帯”好き。
うちの子、アキヒコ♂です。字は秘密!
でも、大島ファンが見たら、はは〜んって、思うよ。
今は、丁度うさ吉くん状態かな?
某大島ファンのサイトでは「バナナブレッドのパンプティング」
が人気投票では1位なんだね。
わたしは「つるばらつるばら」が一番好きだな。
テレビカメラに向かって「たよ子よ、私たよ子〜〜」と叫ぶ
シーンがお気に入りです。
私は水の中のティッシュペーパーの栗子の同級生が
気遣って彼女が泣く所でオイオイ泣いてまった・・・
バナナブレッドのプディングじゃないっけ??
タイトルの語呂が好きです。
つるばらつるばらは
第二の幕をあげよう、みたいなセリフが大好き。
自分でも気持ちを切り替えるときに使ってる。
一番好きな話は「夏の終わりのト短調」です。
629 :
626:04/01/13 15:28 ID:???
>>628 すんません、間違えました。教えてくれてありがとう。
バナナブレッドのパンプティング 誤
バナナブレッドのプディング 正 ですね。
タイムリーな事につい先日初めて「ダリアの帯」を読んだのですが、なんとなく頭の
中に霧がかかったような読後感・・・。
まだ一度しか読んでないからかな。
大島先生の漫画って、何度か読み返すうちに頭の中の霧がスーっと晴れていく
ってカンジの作品、多いですよね。
・・・ただ単に私の頭が悪いせいかもしれませんw。ゴメンナサイ。
新装版「秋日子」の「ロングロングケーキ」に出てきた、エイズという言葉が
「猛威をふるっている疫病」という言葉に書き換えられてましたね。
編集部の配慮でしょうか。。
>621さん、最初は遺産が入ったんじゃなくて宝くじとかじゃなかったっけ?
違ってたらスマソ!
一番好きなのはプディング…
といってもここ以外のファンスレやサイトは知らなかったけど。
634 :
621:04/01/14 14:34 ID:???
>>633 スマソ、多分私が間違えてると思います。
最初が宝くじで、後が肖像画を描いた人(おじいさん)の
遺産だったかな?
ご指摘ありがとう。
>>632 「つるばら つるばら」の中にも「エイズ」という言葉が
出て来ますね。
もし、新装版が出ることあったら同様に「疫病」とかに
変えられるのかな?
原作より執行猶予を伸ばしたり、竜子さんを悲惨な境遇にもっていったりしてるのって、
ラストの「来世は美しくて誰からも愛される姫に生まれ変わる」ってシーンを
よりベタベタな感動ものにするためなのかもなー。
(女王だっけ? 細かい所うろ覚えです。すいません)
あそこは、あっさり、あっけらかんと秋日子が言う所がよかったんだが。
凡庸にしたがるね。テレビって。
「つるばら〜」の文庫ですでに「疫病」になってる
同性愛=エイズの図式はさすがにね…
秋日子のドラマ、息子のモラトリアムぶりが、
なんとなく諏訪野時夫っぽくありませんか?
ときお〜
640 :
635:04/01/15 13:07 ID:???
>>637 おお、やはり変えてあるのですね。
以前、手塚治虫の文庫が出た時には、最後のページに
「差別的な表現がありますが、そのまま載せました。」
みたいなただし書きがありました。
手塚先生は故人だから、変えたくても了解取れないですものね。
大島先生には、了解とって変えたのでしょうね。
>>636 「小さな国の王女様」じゃなかったかな?
最後のそのシーンで、ダンス要員に召集された男子が、
ほひえ〜〜とずっこける?ところが好き。
「エイズ」って言葉の重みが当時と違うからね。
>>637 へえ〜、最初は「疫病」じゃなかったんですね。
文庫だけしか読んだ事ないので知らなかったです。
644 :
花と名無しさん:04/01/15 14:28 ID:utA1VRPS
今のNHKのドラマに満足いかずの
大島弓子ファンの方、
オススメのドラマ(大島作品ではなく)はなんでしょうか?
わたしは、通常ドラマ見ないもので、
大島ファンのオススメがあれば見てみようかなと思います。
645 :
花と名無しさん:04/01/15 15:33 ID:zeG8jVoD
ドラマでは無く、映画ですが.......。
ラッセ・ハルストレム監督の作品は
大島弓子の世界に近いような気がしていました。
画面全体からたちのぼってくる全体の雰囲気とか、
監督の視線が限り無く優しいところなど
なんとなく共通するものがある気がします...。
「ギルバート・グレイプ」とか、
エキセントリックだけど憎めない登場人物、
ただ抱き締めあうシーンも愛欲を超えた
切なさがじーんとして、いいんですよー。
「マイライフ・アズ・ア ドッグ」の
さらし姿の男装の少女に主人公の少年がドキドキする場面等、
なんか「きゃべつちょうちょ」みたいでした。
「サイダーハウス・ルール」のシャリーズ・セロンって
個人的には、大島作品に高い頻度で登場する
ベリーショートの美少女に似てる気がします。
前クールの日テレドラマ「すいか」が好きだったな
すいか、オリーブ少女が好きそうな匂いがプンプン。。
私は「Drコトー診療所」と「ビギナー」が好きでした。
今やっているドラマは、あまり見たいと思うものがないです。
木更津キャッツアイ面白かった。
(でもこれは人によって評価は全く違うと思う・・)
すいかは見てないけど見たかったな。面白そうだった。
関係ないけどすいかには岡崎京子のリバーズエッジがちょこっとでてくるそうですね。
650 :
花と名無しさん:04/01/15 23:21 ID:urldHl92
大島作品は思ったより沢山映像になってるね
秋日子かく語りき(民放のと現在のNHKのと2回)
綿の国星(アニメ)
毎日が夏休み(映画)
四月怪談(映画)
…他にもまだある?
今の秋日子もそんなに嫌いじゃない
自分としては 山羊の駱駝の羊のを見てみたい
>>650 金髪の草原 が映画化されてますね。
見たこと無いので見てみたいです。
「山羊の駱駝の羊の」が映画化されたら、募金箱の
リンゴンっていう音が楽しみだな。
>648
Drコトーはいいドラマだったけど、あれも原作とは大分違った罠。
結局のところ、ドラマと原作は別物だとして楽しんだ方が勝ちですな。
山羊の駱駝の羊のって救われない話な気がして読むの辛いんですよね。
好きな話なんだけどなー。読後に考えてしまうというか・・
ドラマだとどうなるんだろう。
天使様を演じる俳優が中途半端になってしまいそう・・
ASUKAに描くようになって以降の作品は、
読むのが辛いテーマの作品が多いような気がします。
お母さんの財布からお金をぬすんだり
過食症・拒食症とか
(辛くてあまり読み返してないのでこれ以上思い出せない)
自分の中にもある悪い所をえぐられるようで・・・・・
まあ初期から重いテーマだったようですが(妊娠とか)
自分がハイティーンでリアルタイムで読むようになったからかも<ASUKA以降
655 :
花と名無しさん:04/01/16 11:25 ID:GWg0cM9H
大島弓子の作品がドラマになると魅力が失われるのは
ストーリーが単純だからです。
ストーリーに重きを置いてない一方で人物の台詞が
一つ一つ抉るように洗練された言葉なので我々の
心を揺さぶるのです。
ただ、ドラマなどに映像化した場合その洗練された
台詞も現実の会話で使うような言葉では無いため
殆どが軽い陳腐な言葉に書き換えられてしまいます。
ここで大島作品の魅力が失われてしまいます。
今回のドラマはその点で台詞を大きく改ざんしてはいますが
その分ストーリーを構成し直して見るに耐える物に
なっていると思います。
宮崎あおいもかわいいし。
656 :
644:04/01/16 11:46 ID:VoKUtHQr
>645 『マイライフ〜』そういえば、遠い昔に観たことあります。
もう1回観返してみようかな。ラッセ・ハルストレム監督は未チェックでした。
>646−649
ドラマの中にも、大島作品のように、
何度もみても味わえる作品があるのかなぁと質問してみました。
「すいか」「Drコトー診療所」「ビギナー」「木更津キャッツアイ」
チェックしてみます。
レス、サンクスです。
確かに私も、市川実日子がオリーブで活躍していたころは
良く読んでました。当時のオリーブ好きな人って、大島作品好き多いかもしれない。
657 :
花と名無しさん:04/01/16 12:37 ID:W/HfcQUR
実日子かわいいよね〜
Blue良かった。
658 :
649:04/01/16 13:11 ID:???
>>656 ごめん、木更津キャッツアイの事はわすれて〜〜。
どう考えても浮いてる気がするw
個人的にはかなり馬鹿馬鹿しい、でも実はしんみりな話で好きなんだけど。。
大島作品だと黄昏時は逢魔の時の話も好きだし、そのタイトルの言い回しも好き。
秋日子など諸々のコミックスは実家に置きっぱなし・・・あぁ久々に読みたいなぁ。
659 :
花と名無しさん:04/01/16 13:30 ID:TZIrScbz
金髪の草原てどんな話ですか?
>>659 一人暮らしの老人男性の家でヘルパーとして働く事に
なった主人公なりす。
老人男性は夢と現実が混ざった状態。
最初は戸惑っていたなりすだが・・・
だんだんと打ち解けてくる。
そして・・・・
「山羊の駱駝の羊の」は確かに読むのが辛いですね
しかもえぐられるような辛さがまた作品の魅力でもあるし。
強さが弱さに、弱さが強さに逆転するようなもう一つの現実の世界があって、
主人公が初めはただ迷い込んでいくのだけれど
最終的には自分から決然と足を踏み入れていく、
そんな感じがします
天使様を演じるのならあまり浮世離れしすぎた人じゃなく
程々に地に足のついた感じのある人がいいなあ
最近の人ならオダギリジョーとかどうでしょう
>>661 クラスメート全員から、せーので「お金返して〜」と言われた
時の主人公の困った顔が何ともいえませんね。
でもあのお話を映像化すると、全然違うもの、非行少女の
記録みたいになってしまいそうな気がします。
663 :
花と名無しさん:04/01/16 16:11 ID:Q3NoEd+Z
>>662 同意>非行少女の記録
あの話って裸がでてくるじゃない。
「女子高校生」「裸」「胸」「アルバイト」
このキーワードだけでドラマ作られたらたまらんよw
>>663 おまけに「窃盗」「詐欺」(本人は自覚なしだけど)も
ありますよね。
あの独特な雰囲気を映像で表すのは、どんな監督さん
でも無理でしょうね。
>>658 私も木更津キャッツアイ大好きですよ。
もちろん大島作品もファン。
>>658 私も宮藤官九郎のやつ、好きですよ。
「忘れて」なんて言わなくってイイと思いますけど。
667 :
649:04/01/16 18:54 ID:???
>>665-666 ありがとー。このスレにはファンの方はいないと思ってましたw嬉しいです。
山羊の・・・は普通の女子高生がグラビアにでてしまうのがポイントになってるんだけど
ネットで色んな画像が出回ったり、女子高生どころか小学生が・・っていう今の世の中では
その辺のインパクトはなくなってしまうのかなぁ。。
実は上の方であの話を読むのつらいと書いたのも私なんだけど、
あれは主人公本人が淡々としてるところが救いだと思う。
「それ、すなわち島流しです」とかなんとか。
あの一言でなんとなーくだけど救われる。
>あの一言でなんとなーくだけど救われる。
同感です。
大島作品って、台詞のセンスがね・・・・
生まれ持ったままの感性が磨かれてるいく感じで。
ドラマ話ですが、時々出てくる学校の英語の先生。
何だか意味ありげで俳優さんっぽくない方なんですが、
まさか原作者?というレスが実況でありました・・・。
ニコニコの時に、原作者の顔出しがあったのですが、
今回はさすがにそれはないですかね?
原作者何才だと…
今年で57歳ではなかったでしょうか?
673 :
花と名無しさん:04/01/17 12:08 ID:GBwW86/+
昭和24年なら、今年で55歳。
24年組って括られてるけど、上下にブレがあるんだよね。
大島さんはちょっぴり年長です。
675 :
花と名無しさん:04/01/17 13:45 ID:MD68+tCl
大島さんは23年だっけ?母親と同じ歳だ・・・。
676 :
花と名無しさん:04/01/17 14:37 ID:GBwW86/+
1947年8月31日生まれだそうです。ググって来ました。
【24年組】(にじゅうよねんぐみ)
一般的には、昭和24年前後(「第一次ベビーブーム」の頃)に
生まれた少女漫画家達、大島弓子(おおしま ゆみこ)
大和和紀(やまと わき)・木原敏江(きはら としえ)
竹宮惠(恵)子(たけみや けいこ)・山岸凉子(やまぎし りょうこ)
一条ゆかり(いちじょう ゆかり)・萩尾望都(はぎお もと)などを
指す。
一条ゆかりって24年組なんだ、、、。
>678
自分は大島さんの他は萩尾さん・竹宮さん・木原さんあたりと思ってたよ。
でも大島弓子が一番遅咲きな感じがする
いや初期の作品もいいんだけどやっぱり70年代後半くらいから
一気に才能が開花したというか何というか…
私も一条ゆかりって意外だった。
もっと歳かと思っていた。デビュー時期が違うのかな?
後、大和和紀も意外。
もっと若いかと思っていた。
これもデビュー時期の問題なのかな?
682 :
花と名無しさん:04/01/17 21:35 ID:r0AMB8I4
「作風の違いからか、いわゆる24年組に自分は括られなかった」みたいな
ことを一条ゆかり自ら語っていたものを読んだことあるよ。
マンガ批評でも「一条ゆかりなんかは別の流れ」とか言われてるね。
別の意味でエポックメイキング的な作家だと思うけども。
「24年組」にはその他に池田理代子、青池保子が入る事もあるよね。
「新感覚派」なんて呼ばれ方もあったから、それだと一条さんは違ってくるのかな。
一条ゆかりって今でもコーラスなんかで一世代や
二世代下の人たちに混じって描けるのはすごいと思う
同年代の人でそれできる勇気のある人はなかなかいないよ
>>685 新作なんか「デザイナー」と変わんないんだけど、
やっぱ烈しく面白いんだわ。
ところで、例のドラマ、ドラマ板ではめちゃくちゃ評判いいですね。
複雑な方もいるみたいだけど、俺もあれはあれで出来がいいとおもう。
全く別物として楽しんでます。
私もドラマ、思ったよりもすきみたいです。
ピン子きらいだったので戸惑ってます。
688 :
花と名無しさん:04/01/18 13:55 ID:hFy3LtDq
>>686-687 はげ胴。100点とまで言わないにしても非常に健闘していると思う。特に脚本。
例えば火曜日の終わりのナレーションのところ
「・・あなたが思いついたのは、お弁当を作ることだった。
親が子に出来ることは僅かしかない。
そしてその僅かに、心を込めるしかない。」そして直後に
「原作・大島弓子」と出て主題歌。何か妙に合っている感じもして感動してしまった。
翌日の回も公園のベンチで夫が
「無邪気に笑わせてくれる人が家にいるってのはいいもんでした・・」
なんて言うのもフランクリンエピソードのだめ押し的でよかったし。
何というか、
「形而下的には理解し合っていなくても、形而上的にはそうと限らない」
(つまり、ネコVS人間とか、どこかいっちゃってる娘VS普通の同級生や家族とかの、
現実にはディスコミニュケート気味の関係なのに、高い次元では
何らかの理解や共感が行われる)という要素の多さと、その表現の見事さと心地よさ
は大島ワールドの多分大きい特徴の一つで、
そのエッセンスを(多少ベタ気味とはいえ)ちゃんとくみ取って一般向けドラマとして
展開しているともいえて、そういう意味ではよくやってると思う。(長文失礼)
そうか〜…。私はやっぱり微妙だな〜。
フランクリンは三人で盗みに行って欲しかったし、薬子さんのキャラをもっと出して欲しい…なんて。
わがままかな。ピン子じゃなければもう少し好意的に見れたかも。
宮崎あおいとお父さんと息子は良いね!
最初から大島弓子テイストのドラマ作ればいいだけであって
原作をわざわざ付けてやるようなことかぁ?と思ってしまう
エピソードがとにかく泥臭い押しの一点張りでなんだかなぁ
691 :
花と名無しさん:04/01/18 19:23 ID:EcZlfoNM
う〜ん。ドラマ、早々脱落してみてません。やはりその後、想像通りです。
>親が子に出来ることは僅かしかない。
>そしてその僅かに、心を込めるしかない。」
>「無邪気に笑わせてくれる人が家にいるってのはいいもんでした・・」
こういうのセリフで言わせちゃうとね…。
お手軽に感動作品になってしまうんだと、個人的には思ってしまう。
引いちゃうのよね。ひねくれものです。
そういうことを演出で、感じさせてくれるのが好み。
そんな、ドラマ少ないけどね。
大島作品を原作にするってことで、期待してたけどね…。
大島作品は、これができてるなぁと思います。スゴイ!!
あくまでも、個人的な趣味ですよぅ。
692 :
花と名無しさん:04/01/18 19:39 ID:8yr48LsV
>>691 ドラマというのは漫画とはメディアの性質がまるで違って、
もっとずっと幅広い層を対象にしてるから、今回の場合は例えば
大島作品を肌で感じ入れる人ばかりを対象にしてるわけじゃないから、伝えたいことを
その場その場で明確にしないでおくと自己満足で独りよがりのドラマになってしまう。
台詞だけでお手軽に感動作品になるわけじゃないのよ。たいていはそれが
露骨に出てきていたいドラマになってしまう。
うまい演出に台詞の相乗効果で、おもわず涙目にさせられてしまうこのドラマは、
非常にできがいいと思います。
693 :
691:04/01/18 20:40 ID:EcZlfoNM
>>692 この板のテーマに沿い、
今のドラマ論ではなく、
大島作品からのドラマの話をしたつもりです。
文が拙いから、すみませんのう。
ま、見てないんじゃ、なにを語っても空しいね。
見てないのに、「想像通りにお手軽感動作品になりきった」って言い切る、
その想像力のなさは、大島作品とは程遠い地点にあるね。
このドラマの脚本家は相当大島ファンではないでしょうか。
原作とは展開も視点もずいぶん違うけれど、
ひとつの大島的世界をドラマの形で描き出す事に成功していると思う。
創作キャラも、大島作品のどこかに出てきそうな雰囲気を持っているし、
女優・俳優や、エンディングの米山京子さんの人形も、
画的に大島さんの画の感触になじむものが選ばれていると思う。
697 :
花と名無しさん:04/01/19 13:15 ID:7UlmkvlA
大島ワールドは大好きですが、読んでて泣くということはあまりなかった。
でもドラマ見て泣いちゃった。
ピン子に泣かされる日がくるなんて思いもしなかったよ。
お手軽かもしれないけど、ドラマのいいとこだな。
698 :
691:04/01/19 14:48 ID:dLazaaBO
>>694、695
>見てません
の前の文字から読んでいただいてますでしょうか?
全く見てないという意味では、書いてませんね。
そして、その
>見てません
という言葉を取り出してから後の
貴方様の個人へ向けてのメッセージ
>その想像力のなさは、大島作品とは程遠い地点にあるね。
…ほほう。大島作品に程近い地点にいらっしゃる貴方様の、
志の高いありがたーいお言葉ですね。
ちなみに私は、自分の作品の好みは書きましたが、
貴方様のように、
他人の好みの良し悪しは書いてはおりませんので…悪しからず。
しかも
>見てないのに、「想像通りにお手軽感動作品になりきった」って言い切る、
って、「」の中の私の言葉を変更していらっしゃるし…。引用文は正確にネッ!!
貴方様のおっしゃっているだろう、大島作品に程近い人々は
同じ方向だけを向いている貴方様にイエスマンということですかね。
まぁ私が、貴方様のおっしゃる大島作品に近かろうが遠かろうが、
全く興味はありませんが、
お互いに、大島作品が好きってことには、変わりはないですね…。
これぞ、深みのある大島ワールドかもしれません???
>>697 私の場合ですが、若かりし頃は大島作品を読んでも
泣かなかったんです。
今ある程度年をとってから、読み返してみたら、結構
ホロホロとくることが多いです。
単なる更年期症状かしら?まだちと早いような気が・・・
700 :
花と名無しさん:04/01/19 15:10 ID:7yiJ42yn
>>697 私はよく泣くよ。秋日子も薬子のモノローグ、バカな薬子〜あたりから
涙ボロボロw
秋日子と薬子の友情と、秋日子の人柄(から起こるエピソード)がこの作品で
心打たれた部分だったので、ドラマは残念な内容でした。
わたしも漫画で泣く事はあんまりないかも。
「八月に生まれた子供」かな、泣いたの。
あと漫画で泣いたのはアラベスク(笑)。スレ違いゴメン。
綿の国星の題名は忘れましたが、団地で犬や猫を飼うことを
禁止することになって、その時に捨てられた猫が、
ボードゲームをやると、その通りに団地でけが人が出たり、
木が倒れたりするお話がありましたね。
あれは本当に泣けました。
最後にちび猫が呟く台詞にも涙でした。
猫好きなんで、余計に感情移入してしまいました。
703 :
697:04/01/19 15:49 ID:7UlmkvlA
>>699 私がぴんこに泣かされたのも更年期のせいかもしれません。
うん、若い頃には読み取れなかった機微が判るようになったりしますよね。
何年経っても発見がある。大島作品はさすがだ。
>>700 小説や漫画が映像になる時、原作で自分が好きだった所、なくてはならないと思ってた所が
スルーされてたり変えられたりすると、ほんと、がっかりする。
原作は薬子の存在がとても大きいのに、ドラマでは今のところただの友達の域を出てないし、
やっぱり、フランクリンのエピソードは違うよねぇ。
にもかかわらずドラマで泣けたのは、リアルおばさんが演じてて感情移入しやすいのかも。
原作は中身はおばさんでも表はかわいい女子高生だから。
いつのまにか秋日子・薬子より竜子さんにちかくなっちゃったからなあ。
>>698 694でも695でもないが
>他人の好みの良し悪しは書いてはおりませんので…悪しからず。
あんた書いてるだろう。他人の褒めているレスを引用した上で「お手軽に感動作品になってしまう」だなどと。
その無神経さに怒ってるんだよ皆。
そしてそれをなかったことにしてしまう再度の無神経さ。
その無神経さは確かに大島作品から程遠い地点にあるね。
けんかはよくない。
話違うけども私もよく泣きます。
誰も書かないので書くけども「いちご物語」の最後は
わんわん、泣いたよ。
主人公の少年少女よりも、その親のほうに、私の年が近く
なったせいか、主人公だけではなく、周りの人間、特に親に
感情移入をするようになった。
「秋日子」なら竜子さん(主人公の親じゃないけど)
「つるばらつるばら」なら、ご両親。
「山羊の駱駝の・・」ではお母さん。
>>697さんも言っている様に、機微が若い時より分かるように
なったからかな?
年を重ねても感動できる、大島作品は内容が濃いんだな、と
感じてしまう。
707 :
花と名無しさん:04/01/19 17:06 ID:hxTNeIAN
みんなすごいね、作品内容をタイトルでパッと引用できるんだ。
私はみなさんのレス見てまずどんな作品だったか確かめるとこから始める始末。
わかんないと気になって。
私もココを読んで題名を見て内容が思い出せないと、すんごく
気になるし、イライラしてくるんです。
なので、本棚を見て内容を確認するとすっきり。
でも、なかなか本棚を捜しても見つからないやつがあると・・・・
精神衛生上ちと悪いスレだわ、ココは。
他のスレもこんな感じじゃない?>タイトルでの引用
イライラしたり精神衛生上悪いスレと感じてしまう前に、調べてわからなければ遠慮せずに
「どんな内容だったっけ?」と聞いてみたらどうでしょう。あまり悪質な質問でない限り、ここ
には「自分で調べたら?」とか意地悪いう人はいないと思いますよ(これこそ独断と偏見ですかねw)。
一から十まで聞かなくても、さわりだけでも聞けば「ああ、あれ」ってなる事、私も多いですよ。
710 :
花と名無しさん:04/01/19 23:38 ID:thRwKzsl
今日も面白かった。実況中継スレはますます勢いを増してるね。
711 :
花と名無しさん:04/01/19 23:42 ID:thRwKzsl
698さん、
大島作品のみを盲目的に愛するあまり、それをドラマ化した作品から
色眼鏡をはずしてみることができなくなってしまってるようですが、
もう一度純粋な気持ちで見てみては?もったいないです。
これだけNHKさんがいいドラマにしてくれてるんだから。
必死になって否定する気も起きないドラマって感じだなぁ
家の人が見てるから時々チョロっと見てる程度だけど
必死に噛み付く
>>698さんも良くわからないし
擁護する人も?どこがいいのって感じ
あのドラマ、原作へのいい批評になってると思う。
批評っていうのは、批判じゃなくて、「愛あるツッコミ」の意味で。
原作の竜子さんは、自分の青春やり直して、満足して昇天していく感じだけど、
夫も子供もある身なんだし、もっとそっちに想いが残るはずなんじゃない?
って思ったところから脚本書いてる人はスタートしたのかも。
私は独身で子供も居ないけど(大島さんと同じ)、
既婚で子持ちの友人見てたら、特に子供に対する想いの大きさには
正直圧倒されることがある。
だから、今のドラマの脚色の仕方見てても、なるほどそうだよねえー、って
納得してしまう。
ドラマ化されてるなんて知らないで、チャンネル変えてるときに
たまたまチラっと見ただけなんですけど、秋日子がどこかで
突っ立ってるだけのシーンで秋日子かく語りきってわかったんです。
途中からだし、ちゃんとは見てないし、
脚本とか難しいことはわからないけど、
このドラマはアリなんじゃないかと思うんですけど。
715 :
695:04/01/20 01:27 ID:???
>>704 代弁ありがとう。
ちなみに私も
>>694さんではありません。
>>698 煽り気味の口調で、というか煽ってしまったことは謝ります。
>>688さんの書込みは、
ドラマをしっかりと見ているからこそ書ける的確なものであり、しかも、
ドラマを見ていない大島ファンにとっても、
非常に真摯な書込みであったと思います。
それに対して
>>691のレスが、あまりに想像力に欠けるものだったので、
思わず脊髄反射でレスしました。
大人げなかったですね、、、ごめんなさい。
ヽ(´ー`)ノ(ノ´ー`)ノ(ノ´ー)ノ(ノ´)ヽ( )ノヽ(ー`ヽ)マターリマターリ
私が大島作品で初めて泣いたのは痴呆老人の話(タイトル忘れました)だったな。
読んでから十年以上経っても残っているセリフは「椿の花を落とさないで」
読んだ当時はなんて乙女チックな…と思っていたのですが、思春期から遠い年齢になった今、改めて言葉の繊細さに感動しています。
皆さんはこれぞ名セリフってありますか?
もしかして既出、ループな話題なら放置して下さい。
私は「そして僕は次のドアを開けることにした」かな。
前にも書いたけど、つるばらつるばらの
次の幕を開けよう、みたいなセリフが好き
(久しく読んでなくてうろ覚えなので
>>717さんと同じなのかな?見覚えがあるし・・)
椿の花を落とさないで は、私は知らないんだけど
むかーし鴻上ショウジが宝島誌でこのセリフを引用して少女漫画はすごいんだ!と語っていた。
あと吉田秋生の漫画でも出てきた(ちゃんと作中で大島弓子の漫画のセリフよ、とあったはず)。
だから実際には読んだことなくても印象に残ってる。
あ、「ドアを開ける」じゃなくて、「幕を上げる」だね。
スマソ
「ぼくは一晩中このことばの再生をやっていた
明け方には意味がすりきれてしまったが
幸福感だけはたっぷりと後に残った」(真夏の夜の貘)
ささやかだけど嬉しい言葉をかけてもらったとき、
寝入りばなに自分もよくこれをやります。
幸福感でいっぱいの目覚めを迎えられます。
ホント一生ものの宝だと思うセリフだなーとつくづく思う。
>>720 この表現て他の作品にも出てくるよね
綿の国星だったっけ?私も好きだなあ
「椿の花を落とさないで」はアポストロフィSですね。
csx.jp/~crearbook/topshi.html
吉田秋生のは櫻の園。
いいなあ。
私は、「全て緑になる日まで」の中の
「女のコになりたい 女のコになりたい」
ってくだりがすごく好き。
演出的なうまさも、想いの機微も。
少女漫画でしか語れない種類の心理の凝縮って感じ。
感動とは違うんだけど、密かに好きなのは、
「水枕羽枕」で陸ちゃんがフケだらけの頭の帽子をとったときのボーイフレンドの一言
「こふきイモ!」
「秋日子」の中で、秋日子が茂多くんにフランクリンを盗む
話をもちかける時に「アンタはまだ若くって、あたしの心情
なんて分からないかもしれないけれど・・・」
茂多くん「若いといっても、数ヶ月程度だとは思うけど・・・」
というところが、なぜか好きです。
>>720 真夏じゃないよ、「夏の夜の獏」ね。
私もこのセリフ好きです。
>>721 「ギャザー」かな?「あんたのことわり方がいっとう好きだよ」って
彼に言われるんだよね。
>>725 茂田くんのセリフ、私も好き。
秋日子に振り回されながら、戸惑いながらも
なんだかおっとりしている感じが良く出てるw
ここみてたら私もそのセリフ好き!とか、あぁ、それもあった!って感じになるなぁ。
>>727 台詞じゃないけど、茂田くんがフランクリンを盗み終えた後、
ガクガクブルブルでお茶を飲んでいるところが好きです。
で、薬子さんの台詞が「茂田は犯罪者向きじゃない」って
呟くんですよね。
吹き出しじゃない科白つかいの妙
ああ、天神さま(弁才天)の独白みたいなのかな。
聞いたか 新緑よ (草冠の姫)
も好きです。
じゃ私は
フィレンツェのダビデ
おけしょうしない
デビッドボウイ
モロー描くオーフェース
ベニスに死すの
アンドレセン
みんなたして
4で割る
森蘭丸とは
彼のこと!!
を揚げておこう、っと。
つめたいけれども春の風
天神様から吹いてくる
・・・ストーリーに関係ないようでいて、妙に味出してる。(・∀・)イイ!
私は、「私の手紙には、短い言葉でさようならとあった
5.6回読んでそれがはじめてそれがさようならであるとわかった」
みたいなせりふがなんとなくせつなくて好きです。その割にうろ覚えですが。
737 :
花と名無しさん:04/01/20 20:52 ID:yvEgjR9p
新潟教授の「カ…カウヒー」
が好きでし
文章じゃないけどわたしは、「泡盛さんが木に登るときの踏ん張る足」の絵がすき。
パスカルの群のキンユウコウコ
ゴシラー
クジラー
ダリアの帯の
「自由です〜」
ふんでくすくすあしのうら
743 :
花と名無しさん:04/01/20 23:41 ID:P2vJA5Vy
もう一度 もう二度 もう三度 もう四度
かぞえきれないくらいたくさんあいたい
(綿の国星「ばら科」より)
この言い回しがとても印象に残りました。
関係ないけど、一時期、大島さんの漫画の印象に残った台詞を
ノートに書き写してた時期があったな…。
そんなことやってたの私だけかな…^^;
744 :
花と名無しさん:04/01/21 02:08 ID:6WjoaRmr
>>743 その言葉、ぐっとキタ。読み返してみよう。
綿の国星といえばラファエルがチビに言った
「ちなみにアンタの今の状態は、うん立派な悩みだよ」
というのが、心にズシンと響きましたね。
モラトリアムまっさかりだったので、あー私のは下劣な悩みだったと
目を醒まされt思いがしました。
セリフといえば
「さぁミルクを飲んで 心がなごむよ」
じゃないですか?
ベタすぎますか?
未だに峠さんが理想の人
「ああ 彼はついに 全世界を 部屋にして
そして そのドアを 開け放ったのだ」(ロストハウス)
に、何故か泣きそうになったよ。
749 :
748:04/01/21 12:36 ID:???
>>742 フィッシュパイフィッシュパイミートパイミートパイ
ふんでくすくす、ふんでくすくす、あっしのっうらっ
チビ猫がお散歩しながらよく歌ってましたね。
もう一つ・・・
ねこふまないで、ねこふまないで、ねこふんじゃふんじゃ
つぶれちゃう(猫踏んのメロディかな?)
も好きでした。
絵で言えば、「つるばら」のお父さんの髪の色が抜ける過程のひとコマが好き。
根元からでも毛先からでも、だんだん全体に白くなるでもなく、
ボーダーのハーフトーンで表現する感覚がw
>>751 その後にお母さんがしつこく「どういう風に変わったの?」って
お父さんに付きまとう?ところが好き。
パイの歌って、たぶん「パイを足の裏で踏んでる」ってことだから
普通に聞くとめちゃくちゃ汚くて行儀の悪い歌なんだけど、
子猫が歌ってると想像すると、とたんに愛嬌と日常性に満ちた詞に
思えるところがすごいなあと思った。
子猫の体重でパイを踏んだら、柔らかくめり込む感触が気持ちいいかもなーと
想像してみて以来、パイを手に取るとクスクスニヤニヤした気分になる。
>>753 確かによく考えてみると、お行儀悪い歌ね〜
ぽんとけりゃ
にゃんとなーく
にはおどろいた
お醤油3合のみましょか
お醤油よりもガス自殺
四月物語の歌は衝撃的だったな。しかもあの歌を聴いた兄が
「あ!あれは菊子の歌」と思うところもまたすごい。
夏場の恋は腐りやすい…だったっけ?
アップルサイダー キター!
わたしの中で最大にのこっているのはサマタイムのラスト
「それでもぼくは帰るのだ」とかいうあたり。
それと、ピーターピンクコートの歌
今日のいちごはラッカのかがやき〜だった?
好きなのにうろ覚えショボン
アーサーラッカム ラッカは塗らぬ いちごに塗らぬ
とかだっけ?うろ覚えだけど。
手製と売り物のビスケットを食べた後でイチゴを食べると味が違う
っていうのも好き。
761 :
花と名無しさん:04/01/22 20:52 ID:ak2Awumi
>736さん
どの作品に出てくるセリフでしったけ?
教えてください。
1000≠15
1000>15
1000=∞!
15/1000
みなみが泣きながら黒板に書いてるシーン、切ない
「パスカルの群れ」の
電気の中の
ツマグロヨコバイ
闇夜にでれば
たすかるものを
って、他人の相談にのってると、なにげに思い浮かぶんだけど、
いざ当事者になると、なかなか気付けないんだよね。
764 :
404:04/01/23 00:45 ID:???
>>763 これ、かなりグサっとくるな・・・・
切ない言葉だ。
じゃ私も切ないシリーズを。
とりえって なんですか?
とりえって すなわち
あなた自身では ありませんか
とべないことも 不可能のことも
冴えないことも みんな
とりえなんじゃ ありませんか
うっうっ
四月怪談より。
766 :
花と名無しさん:04/01/23 08:16 ID:IgoKzEwS
ぼくには花を買う余裕があった
だけどお兄ちゃんにはなかった
その点でぼくは負けていたんだ
(「夏の夜の貘」より)
767 :
766:04/01/23 08:22 ID:IgoKzEwS
コメントが抜けてた(汗) ↑この台詞もかなり切ないと思った…。
>>766 んで、子どもの姿に戻って、かけてく姿、
よかったよね。
大島さんのって、背中を見せて、かけてく場面、多くない?
私が好きなのは、「まだ宵の口」…。
現代国語さんが家に入って、誰もいない部屋に、
一つ一つ、明かりが灯っていくの。
それを物陰で見ながら、苺子が、
「あなたが、喪主だったのですね。」って、
ポロンと涙をこぼしながら、つぶやくんですよ〜。
じーんと来たなぁ。。。
770 :
花と名無しさん:04/01/23 10:07 ID:tc11sKwQ
私は私の女王様である
そして召使である
「八月に生まれる子供」の冒頭。
ああ、自分の人生を生きるってそういうことだよなあと思った。
うるおぼえなので微妙にまちがってたらすみません。
>>770 >うるおぼえなので
わざとでしょうか?うろおぼえ ね。
にちゃんごダヨ
この人の作品は少女漫画なんていう
ステレオタイプなカテゴリーで括って
ほしくないないなぁ
大島漫画ファンなら別にそんな瑣末な事に拘らなくていいだろ。
誰も気にしてない下らないカテゴリーに囚われず、もっと作品だけ素直に受け止めろ。
775 :
花と名無しさん:04/01/23 16:38 ID:x5eTVFSB
ペンダントありがとう
からはじまる告白ごっこのシーンに泣いた。
卒業しても夏が来ても秋が来ても病気のときも死ぬときも
きっとあなたを思い出します
私は初めて大島先生の作品群に触れたとき、
むしろ「これぞ少女漫画そのものだーっ」て思ったっけなあ。
いわゆるメインストリームとは違うけど……
大島漫画読んでると、少女漫画独特の文法に必然性が見えてくる。
ドレス着たお姫様の絵が本当にきれい。
こんなにすてきにドレスを描ける人他にいるだろうか。
>>770 わたしはわたしの王女様である
そしてその民である
ぐらぐらしたとき読み返せるように手帳に書き写した一節です
えーい!キヨブタだ!
(清水の舞台から飛び降りる)
※ロストハウス
こんな略語が本当にあるかどうかは知らないけど面白かった。
七月七日に、は印象的なモノローグが多い気がする。
まにあった わたしがほんとの阿修羅と化すまでに とかも。
782 :
花と名無しさん:04/01/24 01:18 ID:keokVvGt
ピンクコートといえば、
姉が弟が化粧したらピンクコートそっくりである事に感動して
「あんたピンクコートよ!あんたピンクコートだわ!!」と
弟を抱きしめて嬉し泣きしてるのを見て、母親が
「困ったわ、どうしよう」と言ってるシーン、ワロタ。
783 :
花と名無しさん:04/01/24 01:48 ID:YWbdWChW
Thank you
わたしは スケープゴートに 言ったのだった
毎日が夏休みのあのスケープゴートの女の子はどうなったんだろう。
すわ わたしはイカ買いに!
毎度おなじみって、買い物パニックほかにありましたっけ
「バ」
「カ」
きょうなどはすぐおわる すぐ明日
むかしもこう思ったわ
苦いくすりを飲むときや歯医者さんにいくまえに
そいでいつも いつも
明日はやってきた やってきたもの
明日はすぐくる!
・・・嫌なことの前にはいつも心の中で唱えてます。
>788
何の中にでてきた言葉ですか??
すごくいい!!作品を読んでみたい!
788さんじゃないけど…
「黄すいか赤すいか」かな?
大島さんが描くと、生理もこうなるんだーって思った
私も、生理痛ひどいから人ごとじゃない
>790
ひどいようだった早めに婦人科へ。
チョコレート嚢腫(子宮内膜症)が破裂して
手術(内視鏡なので1泊2日)してしまった者より。
確かに子宮取っちゃえば楽なんだよな・・・、と悩んでました。
>>792 762さんではないけど『リベルテ144時間』。
(ただし15/1000は見当たらないような気が...)
>>790 正しくは「赤すいか黄すいか」。生理の描写は圧巻でしたね。
「自分の血を分けていなくても人は愛せるかもしれないのに」
って、たったひとコマのネームにもドキっとさせられました。
「赤すいか黄すいか」では、クリップをあやしげに眺める
主人公(千草だっけ?)が印象的でした。
あと、男の子がお絵かき帳を売り物にならなくしてしまい、
買取させられる場面も。
「赤すいか黄すいか」で、お母さんが一人お茶漬けかなんかを
食べてるシーンで「一人で食べる時くらい、自分の好きな物を
自分の好きな味付けで作ればいいのに、なんであんなものを
簡単に食べてるんだろ?」みたいな、モノローグ?がありましたね。
でも、あれって、自分が結婚してみて、お母さんがお茶漬けを
食べる気持ち分かりました。
あのお母さんと同様の立場(夫が食事をしない日)になると、
ついあのシーンを思い出してしまうのです。
長文すみません。
「サバの秋の夜長」で大量ページの原稿もひたすら描いていれば終わる、
というのの「応用」として何気に「ただひたすら生きていればいつか終わる」
と出てくるところがなにかさすがだと思った。つらい時は思い出すように
している。
なつかしいタイトルがいっぱい出てきたので
思わず昔の作品集読んでしまった。
昔の大島作品って、ほんとに登場人物が叫びまくってるね。
つうか当時の少女マンガのノリが、ああだったのかな。
詩子も臨終間際だというのにけっこう大騒ぎ。
来るべき食糧難のため貯蔵です
> 799
それって草冠の姫でしたっけ?
違ったかな?
で、それのオリジナルで
有名な「アダムス・ファミリー」の一コマ漫画がありますよね。
>> 799
バナナブレッドのプディングだよぅ
>>796 ほんとほんと、一人で夕飯する時になると決まってあのシーン思い出します。
自分だけのために料理なんてしないのよ、お母さんは。
いつもの仕事がしなくていいとなると誰でも休みますもんね。でも昔はあの子に同意してた。
あたりマエダのクラッカーを出しそびれるのは何ていうタイトルでしたっけ?
思い出せません・・・
>>803 「アポストロフィS」ですね。
クラッカーがあったんだ…!
クラッカーがあったんだよ、お父さん…!!
これもジーンとくる名シーンだよなぁ。
> 801
ああ、そうかー。
失礼しましたー。
バナナブレッドのプティングだと、私はあれも好きだったなあ。
わたしは三浦衣良
イライラの
衣良と
申せましょう
806 :
761:04/01/27 18:48 ID:Wpm42xD6
>780さん
ありがとうございます。早速読み返します。
大島弓子作品名言集ができそうな勢いですね。
私が良く思い出すのは、
「あんたのためにということばは いつ いかなる時も美しくない」かな。
(「わたしの屋根に雪つもりつ」より)
エースをねらえ!を見てて思ったんだけど
「アポストロフィS」もそうだけど
昔の少女マンガの高校生って大人ですねぇ。
当時のリア工もあんな感じだったんでしょうか。
熱がある時に食べるラーメンは輪ゴムなのです。
うなぎはタイヤなのです。
具合が悪くなると思い出します。
809 :
花と名無しさん:04/01/27 19:03 ID:ruWkPfYS
さあ、どうかなあ。
「バナナブレッドのプディング」といえば、ちょうど大学入試が終わった次の日初めて読んで、あの中に出てくる大学生達がなんだかすごく大人っぽくて、自分も大学合格すればあんな風になれるんだろうかとどきどきしてた遠いあの日…
毎日が夏休みで、「夏の影は濃いよね!影が濃いほど光は輝くんだよ」←物凄くうろおぼえ
というような事をお父さんに言ってますよね。すごく感動した。
811 :
花と名無しさん:04/01/27 21:19 ID:blhe2zj9
「バカだ!!」
あれはとっさにスギナが臭い台詞を言っちゃったって感じじゃないの?
言ってる本人も照れてるし
初期の大島漫画なら天然で言っちゃう台詞なんだろうけど…
813 :
花と名無しさん:04/01/27 21:42 ID:rPMgBAxo
「’」がアポストロフィだと知りました。
バナナブレッドのプディングってどんな食べ物なんだろうなと、
いまも思うな。
>>808 それなんだっけー?
思い出せない・・・
>>814 パンプディングとは違うものなの?
毎日が夏休みだと、お父さんの昔の写真をみて
ハンサムだけど今のほうが良い、昔の父はうすっぺらーい感じ
(こしあんがどうのこうのと書いてあったような??これは記憶違いかも)
というような言い回しがあって、別に感動したわけじゃないんだけど好きです。
816 :
花と名無しさん:04/01/27 22:31 ID:Cm2AZ08U
>>815 808さんがあげてるのは「乱切りにんじん」じゃなかったかな
お母さんが心筋梗塞で急死してお父さんと突然2人暮らしになった女子高生の話。
ヒロインが風邪ひいてお父さんがとった店屋物についてのコメントだったと思うんだけど違ったかな。
>>816 ありがとうございます!そういえばそんな場面があったような・・。
乱切りにんじんといえば、
お父さんが宇宙服みたいなのを着てる場面が印象的でした。
懐かしいなぁ。
>>815 そんなもんじゃない?
パンの部分がバナナブレッドなだけで
乱切りにんじんといえば
「お母さんもわたしも みんなどこかに帰りたい異星人だったんだ」
家族の不仲に悩んでいた私の心を見事言い当てていた台詞だった。
820 :
花と名無しさん:04/01/27 23:09 ID:PMfhEm8+
流れ切ってすみません。
今ドラマ見てるんだけど、大島さんも見てるかな。
同じ時間を共有してると思うと、ちょっとうれしい。
・・・って恋をしていた時みたいだ。
>>806 それ、いつ出てくるかと思ってた。
グサリとくる言葉だよね、それも他人をじゃなく自分を批判する言葉で
出てくるから、もっと痛い。すごい。
822 :
花と名無しさん:04/01/27 23:43 ID:2v9HfoFF
皆さんが書きこんでるセリフ、私も心で呟いとります・・・
あと、「彼らと彼らの魂を、二度殺すことにより
ぼくらは滅びるのです」
大島さん、あなたはなんという人でしょう!
>>822 あーーーー、フロンガスのヤツね。
それ好きだなぁ。
私もイチイチつぶやいてます。
バナナブレッドのプディングの、サラ姉さんのモノローグ、好きです。
男に生まれても女に生まれても、どちらも同じように生きやすいということはない
ってやつ。
まあ生まれてきてごらんなさい、と自信たっぷりに言う母、
それが何かも分からないのに。
生命に対する全肯定だと思う。
「10月はふたつある」の最後、vivreの意味を聞かれて
「生きることです」というところが好きです
ごく当たり前の言い方なのになんて重たくて美しい場面なのかと
綿の国星と短編数編しか読んでないけど、短編の方がよかった。
リベルテとか。リベルテよかったなー。
自分の中ではいまのところリベルテがこの人の作品で一番好きだ。綿〜はちょっと
乙女すぎたというか、チビねこやすわ家に感情移入できない…。
一巻とか好きなんだけど、巻が進むにつれてあんまり好きじゃなくなっていく。
人物がコマの奥に駆けて行く
タッタッタッ
828 :
花と名無しさん :04/01/29 19:05 ID:X7jF5sIy
私は桜の季節になると
「沢山の幹のひとつの枝のひとつの花が咲いた
みんなの注目の的
でもその桜はその一房だけでは桜でない事を知っている」
とかいうモノローグを思い出します。うる覚えだけど・・
大島さんは「苺苺苺バイバイマイマイ」とかなんてすごい
言葉を生み出すんだ!!とか未だに思う。
「うる覚え」って、2ちゃん用語のつもりなのか、
リアルで間違えてるのか、判断つきにくくて困る言葉だね。
綿の国星の点茶の話読むと、ちび猫に感情移入しすぎちゃってイライラしてしまう
自分が嫌だ。もっと客観的に読みたい…。
前回の本の旅人のヒキに
もんもんとして年を越した者です。
以下ネタバレなので
いやな人は読まないでね。
やっぱりグーグーにとって「悪い」ことが
起きてしまってた。
グーグーによかれと思ってつけた「健康首輪」が
逆に健康を損なわせる事になってた。
首輪が原因だと気づいた大島さんがはずして
元気になったのはよかったけど・・・・
この猫用「健康首輪」って、桜沢エリカがエッセイ漫画の中で
絶賛してるのと同じやつじゃないかなあ。
桜沢さん宅の猫たちは、この首輪で絶好調らしいけど・・・
なんだか怪しげだな〜
>>830 同じく。
でも最後の最後でふっと点茶の必死さが愛おしくなるところで
どっと泣けたりします
健康首輪ググって見てきた。へ〜。あんなもの売ってるのね。
犬飼ってるけど初めて見たよ。
チビ猫といえば、
三鷹、チキジョージ だったかな?
それが好き。
夜タカ/ 昼荻ですね。
「すごーいすごーい特ギ!あれにはまけるわ」で
いつも笑っちゃうんだよな。
グーグー、大変だったのね。無事で良かった。
いろんな商品があるもんなんだなぁ。
桜沢さんのとこは砂糖玉"だけ"を信じてるのもちょっと。。だしねぇ。
って関係ないのでsage。
猫草が好きだ
綿の国星では一番…
グーグーの健康首輪と同じかどうかわからないけど
うちの実家の猫も、健康首輪つけたらゴハンを食べなくなった。
それまで首輪自体つけたことなかったんで
獣医では、ストレスだって言われたんだけどね。
ストレスを取る為の首輪でストレスが起こるってどーゆーこっちゃと
思ったよ。うち猫話でごめんなさい。
自分の首に始終なにかが巻きついてたら
ストレス感じて当然だと思うけど。
子供の頃でも、どうしても首輪がダメって猫もいるしね。
ずっと首輪ナシだった成猫が慣れるのは結構大変だと思う。
首輪がどうこうよりも
トルマリンなのが妖しい、と思ってしまった。
842 :
花と名無しさん:04/01/31 13:18 ID:aS/kd74g
東横線の桜木町がなくなっちゃいました。
いちご物語すきだったのでなんかさみしいな。
843 :
花と名無しさん:04/01/31 13:57 ID:rbyBeSY7
「いちご物語」の最後のモノローグがズキーンと。
トルマリン・・・
怪しいというより、完全なインチキでしょ
まあ、特に猫体に害はないはずだけど
「やる気かよ〜」
「やる気だよ〜」
サヴァが云々って猫飼ってる人は
共感している作品は私は
あまり共感できない。
てかつまんない。
猫も最近は、完全室内飼いが主流になりつつあるんだよね。
大島さんの描く猫の世界の情感は、季節や小さな自然と密接で素敵なんだけど、
いつしか、古き良き時代の物になっちゃうんだろうね。
>>846 そういう人も多いと思う。俺も。
でもあれだけの作品描いた人だから。
私は猫(というより動物すべて)一度も飼ったことないけど
サバのシリーズはすごく好きだな
普通のフィクション漫画と同じくらい好き
よくありがちな「うちの猫かわいい〜!」て言ってるだけの漫画とは違うかんじ。
サバのシリーズは、初めて猫と一緒にくらしはじめた大島さんの、どう付き合って
ゆくべきか、とまどったり感動したり間違えたり気付いたりっていう、まっすぐに
サバと向き合って生きてゆこうという覚悟みたいなものを感じて、大島さんの人間性
が出ていて好きです。実際、猫はいろいろこっちに話しかけてくる動物なので、
うちの猫と生活しながら大島さんのエピソードを良く思い出してます。
でも猫に興味がなかったら、なかなか入り込めない作品だと言うのも解る気もします。
しかし猫と暮らすと本当にあんなかんじなんですよ。不思議なことも含めて。
「わたしの屋根に雪つもりつ」とか、ノミのエピソードがいい。
ノミ退治があんなドラマチックなことに…(笑)
大叔母やタクシー・ドライブなど、いちいち素敵。
最後のお鍋のシーンとか、「わたしもこんな風に思いながら暮らしたい」
って思った
>>851 蚤取りのドラマは私も大好き! ナウシカに出てきたおばばみたいなのとか出てくるん
んだっけ? …うろ覚えでスマソ。
私は猫好きで、猫飼いだから、グーグーとかサバのお話は
楽しんでるんだけど、猫に興味のない人は、つまらないかもね・・・
猫のお話いがいの、フィクションのお話がそろそろ読みたいと
思ってます。
>851
作者に振り回される(?)おばば様が気の毒だけどおかしかった。
ていうか想像力がさすがだなあと思った。
タクシー・ドライブ、私もお金に余裕があったらやりたいなあと思った。
貧乏なのでバスで代行。
イトーチューとかマルベニとか…、時の流れを感じますな。
私も猫に興味ないので、サバ物は「資料として」読んでる感じです。
でも、うちはガン家系なので、ガン話は凄い熱心に読みました。
読んだ後でガン保険に新しく入ってしまったし。
>>854 ああ!バスでできますね。
目からウロコ。次の休日にやってみます
そういえばダニがダニエルって名前なのがおかしかったなあ
「大きな耳と長いしっぽ」に出てくるタキちゃんてすんごいずーずーしー人だ・・・
そして雪見鍋だ!
>>858 大島先生をファミレスへ呼び出して、お絵かきさせた人?
たいして仲良くなかったのに、有名になったからって、
連絡してきた人?
861 :
花と名無しさん:04/02/02 17:27 ID:2dYk8trf
四月怪談、毎日が夏休み、金髪の草原、
秋日子かく語りき、
他に映像化された大島作品ありますか?
862 :
花と名無しさん:04/02/02 17:31 ID:aoKpD3gD
>>858,860
そうそう、なんかハラハラしながら読みましたよ。
次は何を言い出すのか、って。
>>862 私はハラハラではなく、ムカムカしました。
既出でしたら、すみません。
グーグーに出てくる三つ編みの女性、大島先生の入院中に
グーグーたちの面倒を見て、病院に冷奴とか届けた方は、
グーグーでは知人としか書いてないですが、元アシスタントさん
とかをやられた方なのでしょうか?
なぜか、気になるのですが。
よかったら、教えていただけませんか?
ちょっとずれますが、私、がんになってしまいました。すごく動揺している時
大島さんのグーグの2巻を読んで、大島さんてやっぱりすごい人だと思いました。
淡々と状況の流れをあんなに達観して書けるなんて、どうやったらあんなに死に対して
飄々としていられるのだろう。私は今のところ、初期がんであることがわかりましたが、
彼女の本に勇気付けられています。彼女の強さを私もがんばって持ちたい。
>>865 お大事にネ。
早く良くなるとよいですね。
言ってしまえば、大島先生は癌の疑いがあったにもかかわらず検査をうけなかったため、あ
そこまで大事になってしまった部分もあると思うのです。あの一連のエッセイ漫画は「ちゃん
と検査したほうがイイヨ〜」という警告にも聞こえます。
私も病院嫌いで大島先生の検査をすっぽかした気持ちはよくわかるのですが、歳も歳だしw、
ちゃんと定期的に検査しようと思うようになりました。
>>865さん、初期で見つかったのは不幸中の幸いでしたね。つらいだろうけど頑張って下さいね。
>>865さん
今はがんは、早く見つければ治る病気です。
手術や治療はつらいと思いますが、普通の病気だと思ってがんばってください。
「じぃじぃ」のリアル線一に手紙をだしても、相手にされないんじゃないか
心配なのですが、どう思われますか。
>>864 いくつかの記述から推測すると、
アシスタント→兼キャットシッター→ホームキーパー?
という変遷のような。
>>861 実写なら、原案?で「夏の夜の獏」
あとは劇場版アニメの「綿の国星」
871 :
花と名無しさん:04/02/03 07:54 ID:e5SFfXaD
>865さん
お大事にね、治療や入院 不安かもしれませんが、初期で見つかったのは
ラッキーと思って頑張ってくださいませ。
872 :
864:04/02/03 13:25 ID:???
>>870 お答えありがとうございます。
やはり、アシスタントだった方なのでしょうね。
グーグーを抱いた自分を鏡に写してうっとりとしているところを、
先生に突っ込まれているシーンがすきです。
873 :
花と名無しさん:04/02/03 14:51 ID:e5SFfXaD
アシスタントではなかったのでは?
入院前に知り合いというところがあるし。
でもNさん 最近でてこないね。
>>869 「でも何にもしないよりは、ずっといいでしょ」って
気持ちになったんじゃないの?
875 :
花と名無しさん:04/02/03 17:05 ID:XwjGXpA9
話の骨折っていいですか。
ミモザのラストはどうなんでしょう。
簡単に肺炎で氏ぬのですか。
876 :
869:04/02/04 05:30 ID:2jjdmC1b
>>874 リアル線一を放っておいて、線一のイメージを膨らませた夢を見た後に、そのイメージを線一本人に押しつけなければいいのですが…
すみませんが、作品のタイトルを教えて下さい頂きたいのです
・1970年台の作品
・主人公は女子高校生
・シングルマザーで2才位の子供がいる
・亡き夫の志を継いで教師になりたい
・子供優先で自分はあまり食べてなくて授業中倒れる
・カルシウムを採るために海苔の佃煮を食べている・・・とか言う台詞がある
大島弓子さんの作品だと思うのですが
どなたかおわかりになりませんか?
>>861 「赤すいか黄すいか」も実写されてなかったっけ?
>>877 「あしたのともだち」かな?
私は小学館文庫「鳥のように」で読みました。
>>877 主人公がゴーゴーガール(!)で退学させられそうになるヤツですか?
近々劇場版アニメの「綿の国星」DVDデジタルリマスター版出るらしい
皆さん買いますか?当時はげげっと思ったけど、見直すと結構かわいい
882 :
花と名無しさん:04/02/05 13:14 ID:LWgx8eN0
>>877 「あしたのともだち」です。
転校生の尾崎咲子は、勉強のよくできる優等生。
でも、授業が終わると掃除もしないで、家に帰ってしまう。
妹と称して娘がいる。
娘は、佃煮ばかりじゃなく、卵焼きも食べたいという。
夜は、ゴーゴーガールとして、働いていたのに、同級生に見つかってしまう。
同級生に尾行されるので、仕事を休んでしまい、生活費がなくなる。
家賃滞納の為に、家財道具を大家さんに持っていかれてしまう。
食事をとらなかったために、倒れる。
娘が学校に来て、お母さんの代わりに掃除をする。
なんか、すごいストーリーですね。
883 :
877:04/02/05 13:43 ID:???
ありがとうございます
これを読んでゴーゴーガールのシーンも
思い出しました
ここ2年ほど気になっていたのです
ホントすごいストーリーです
この話、高校くらいの時サバを読んで過去の作品集めだした時に初めて
読んだっけ。なんつーか物凄いインパクトだなと思った。
…でも集め出したら、どの話もいろいろと結構インパクト強いんでまた驚いた。
ドラマ今週で最終回だったけど、なかなかよかった。
個人的には、今まで見た大島作品の実写で一番好きかも。
>>885 原作とは別物だけどすごく良かったね。
でも、最後の船のシーンでもいいから「美しき青きドナウ」を流して欲しかった。
887 :
花と名無しさん:04/02/06 01:15 ID:saRcKvrJ
はじめまして。
最近大島さんの作品を読み始めたのですが、
最近のまんがにはないかわいさとひっかからないメルヘンさで、すごく気に入っています。
私は今高校生ですが、もっと同じ年代の人に読んで欲しいなと思いました。
なんだかとても感動してしまったのと、スレがあったのがうれしくて、
カキコしてしまいました。
お邪魔しました。
ドラマ、最期にはとうとうピン子、大島世界にあってるかも!とまで思ってしまった。。。
大島さんの初期の作品で「フジX号 全員無事」ってあったでしょうか?
客室乗務員に憧れてる女の子が白血病にかかったんですが
なんとか夢を果たして、初フライトで乗った飛行機が事故に遭ってしまい
自分の命を犠牲にして、乗客全員の命を救うという内容だったんですが・・・。
もう30年以上前のものなので、ひょっとして大島さんの作品ではないかもしれません。
ご存じの方いらっしゃいませんか?
890 :
花と名無しさん:04/02/06 08:21 ID:rytpOGio
>889さん、
大島さんの作品です。
単行本にも未収録ですが・・。
懐かしい!
同じころの「人形の家」なんて好きでした。
私はドラマ見てなかったんだけど(原作に近い作品を期待していた派なので^^;)、
2ちゃん内でも結構いろんな板のスレで話題にのぼる事があって、しかも見かけたどのレス
もドラマの好印象を語ったレスでした。
自分は早々に離脱しておいてこう言うのもなんだけど、なんだかほっとしました。
作品を理解して大事に扱う気風を感じさせてくれるドラマだった。
作者自身に描かれない作品世界が出てるというか。
ピン子には期待しつつも一抹の不安を残してたけど、
ほとんどマフラーぐるぐる巻きで顔が浮き上がってるようなスタイルだったせいか
抵抗が少なかったw
演技も良かったし。不器用な込み上げ方がいぢらしかった・・・
ストーリーは全然違うけど、
大島作品のエッセンスが随所に散りばめられていたような。
ラスト、秋日子が生きる事を自ら選択するところがみごとだった。
ドラマですが、最後砂浜でフォークダンスを踊るのかも?
と期待しながら見ていたのは・・・私だけ・・・
だって、ダンスできるくらい人数がいたし・・・・
そんなに原作にとらわれなくっても、と私は思うんだけど?
フォークダンスして否応なく元に戻る原作。
スゥイート10ダイヤモンドを受け取り自分で選んで元に戻るドラマ。
来世に思いをはせる原作。
現世の豊かさを深めたドラマ。
どっちもよかった。
ドラマ終わりましたね。
原作にとらわれずにドラマを見るっていうのは、確かにいいことだよね。
原作と違う内容になっても、それを一つの作品として受け入れて、楽しめる。
でも原作のファンとして「原作が忠実に映像化される」ことを期待するのも当然の心理。
スレ違いだけど、ドラマ「エースをねらえ」を見てたら原作を読んでみたくなった。視聴者にこう
思わせることが出来れば、製作サイドの勝ちなのかもしれないね。
897 :
889:04/02/07 01:15 ID:???
>>890 やっぱりそうでしたか、ありがとうございました!
「フジ・・・」は今までで一番泣いた漫画かもしれません。
探していたんですが、未収録だともう一生読む機会はないのでしょうね・・・。
「人形の家」は残念ながら未読ですが、イプセン原作を翻案したものなんでしょうか?
あああ、読みたい(泣)。
>897
昔のログに
> 「人形の家」はイプセン原作じゃないです。
> 当時はやった弘田美枝子のヒットソングから漫画にしたものです。
という情報がありますた。
このレスを読んでから、「大島弓子ならどう描くか?」って考えながら
イプセンを再読したりしました。描いていたらきっと面白そう。
ちなみに復刊ドットコムに未収録作品集のリクエストがありますよ。
何もしないよりは望みがあるかも。
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=6350
900 :
花と名無しさん:04/02/07 01:47 ID:nUZyKsRB
ドラマ案外良かったよね。
作り手が原作を尊重していることがよくわかった。
>>899 俺はタンポポが読みてえ。脂の乗り切った中期作品で唯一読んだことの無いやつ。
タンポポの綿毛が耳から入って気が触れて殺人事件を犯す少年の話だとか
聞いたことあるけど。
>>887 ようこそ。
若い感性の人々に、どうぞ布教してください。
(わたしのような)おばさんになっても、すきな作家さんがいる幸せを
あなたは既に手に入れたのよw
902 :
897:04/02/07 02:43 ID:???
>>898 国会図書館かあ・・・。
東京に住んでる頃に行けば良かったと、しみじみ。
機会があったら是非行きたいです。
>>899 弘田美枝子の歌からなんですか。
じゃあ、突然恋人に嫌われる・・・という内容なんでしょうか。
それもおもしろそうですね。
イプセンの「人形の家」を大島さんならどう描くか、って
私なりにイメージしたら、「バナナブレッド」の衣良とノラが
重なってしまいました。
お父さんの描いた絵をまっすぐに立ってみつめるところ。
復刊ドットコム行ってきます。
本当にありがとう。
今ドラマ板見たら、例のドラマって物凄い評価高いのなー。
2chで絶賛ばかりのスレってあんまり見ないからびっくりした。
ドラマ板だと山田花子「ごきげんいかが? テディベア」以来の高評価かも。
正直それほど? という印象だけど、これで原作本が多少でも売れたらいいなー。
そうなんだー残念。2話くらい見て捨てちゃった。
ブルーもしくは〜みたいに再放送やるかな。
NHKのドラマ、一部では結構評判が良いのですねぇ。
私的には全然、駄目でした。
前にも書きましたが、原作とそのドラマ化とは全然「別物」だとは
私も理解しています。
原作を元ネタとして、また別の世界観を作れればドラマ化映画化は成功だとは思っています。
が。
あのNHKのドラマはあまりにも質が低いように私は思いました。
単に「もし死んだ後、あと一週間(もしくは二週間?)現世で生活できるとすれば」というだけの物語になっているからです。
大島弓子の原作は、そおいうところにあるのではない、と私は思うのです。
もちろん、この私の意見は、あのドラマを見て感動した人たちを否定するモノではありませんが。
>一週間(もしくは二週間?)
じゃないし…
見てないかったでしょ?
NHKのドラマに非常に感動して原作を読んだんですが・・・、
原作はドラマとは別物なんですね・・・
正直ちょっと原作にがっかりしてしまいました。
いや、ドラマを知らずに原作だけ読んだらこれはこれでいい話だと
思えたと思うんですけど。
でもこれを機会に大島さんの作品をいろいろ読んでみたいと思います。
そうなのかー。
それは失礼いたしました。
私が見たのは総集編の第1週と、そして最終週のみでした。
途中は見ていないのです。
途中は面白かったのですか?
> 正直ちょっと原作にがっかりしてしまいました。
う〜む。それは残念。
あはは。
ここはいろいろな方が匿名で書き込んで、誰が何を言ったか分からなくなっちゃいますねー。
それもここの良いところかな。
ちなみに私は905、908ですが、
原作にがっかりしたという意見には、909さん同様、とても残念です。
やはり、原作にある
※現世に戻った期間を通じて、おばさんがおばさんとして
何も足さず何も引かず、そのまま徐々に肯定される
※透徹とした女の子(天然とも言う?)と肯定されたおばさんとの間の
あまりにも違ったもの同士の、ある心の繋がり
といったところを表現するのは何とも難しいものだと思いました。
もちろん、ドラマを否定している訳ではありません。
>>911 え?私はその二点の描写が原作では浅いと思ったんだけど。
おばさんもちょっと抱えるところのある女の子も
そのままで肯定される、という描写はドラマ秀逸だったよ。
もちろんおばさんと女の子のつながりも
じゃあ、再放送があったら
最終話だけ見ることにします。
原作派だったけどドラマの最終回では不覚にも涙が。。。
生の肯定という大島作品の大テーマを、分りやすく表現できてると思った。
そしてドラマだけを見てた人が原作をよんで「?」と思うのも、ちと分かる気がする。。
原作はドラマと違ってあっさりしてるもんね。
ドラマの雰囲気はなんとなく初期から中期にかけての大島作品に近い気がする。
お涙頂戴なところとか、大仰なところとか(あ、もちろん良い意味でね)。
ウエットなドラマだったんで2週目から違和感ありまくりでしたが、
「親が子供の為にできる事は少ない。だからこそ、そのできる事に心を込めたい」
みたいな独白で、竜子には、お弁当を作る位しかできない所とか、
「写真には写らない大事な事がある」
のくだりとかが好きでした。
原作は、余白から読み取れるものが多いし、その余白の作り方が泣かせるような感じ。
ドラマは、みっちり描き切ってる、という感じ、かなぁ?
秋日子原作は大島作品に親しんでない人に不親切だと思う。
正直、商業作品としてこれでいいのかなと思うぐらい。
その点で自分の中で評価が低めになってた作品だったので、
ドラマの脚本家さんの、この作品に対するこだわりに違和感があったんだけど、
脚本家だからこそ、余白いっぱいのあの作品を料理したいのかも?と思いました。
原作の淡白さって、ちょっと戯曲に通じる気もする。
京本のアイラインと髪型とか、お父さんの眼鏡とエプロン姿とか、茂多くんの髪型とか、
安達祐実の妙に「しっかりした私」を自己演出してる女の子とか、
いちいち大島さんのキャラっぽいなーと思ってみてました。
最後は「そうよ 私はダイヤが欲しかったのよ」でもよかった?(w
>>919 私は秋日子がほぼ初大島作品だったんだけど不親切とは思わなかったなぁ。
好みが別れるかなとは思ったけど。
当事19歳くらいかな。
スレタイの「夏の終わりのト単調」が掲載されてた別冊ララ(創刊2号)を
古本屋でゲットしますた(¥500)
ちなみに表紙は萩尾望都センセの「終着駅」ってタイトルのイラスト
これからちょっとだけ昭和52年にタイムスリップしてきまーす
訂正 「ト短調」でした・・
再訂正 別冊じゃなく月刊ララですね もちつけ>自分
そんな言い方しなくても。
わたしは両方ともとても好きなので、いろんな意見があっていいと思うなあ。
今日のはねとびを見て栞がダリアの帯のキイナを思い出してしまった。
設定がそっくり!
てかあれをみて思い出しちゃった自分がイヤ。
はねトび見逃した・・・
「あーりーえーなーい、にゃにゃにゃにゃーい」ってやつですっけ?
言われてみれば似てるかも。