なんで昔の作品の文庫化が止まっちゃったんでしょうか・・・?
ハリウッドゲームとか他の作品、古本屋にあるの読みたいけど、文庫化
されるだろうと思ってずっと待ってんですけど・・・。
天然コケッコーの散歩道、大満足。
文庫版9巻も我慢できず購入。
書き下ろし部分、明らかに絵が、線が違う違和感があるけど、
やっぱりこのお話いいなーとシミジミ思いました。
名作、と思うけど、私最後まで大沢君の気持ちがイマイチ掴めずにいた。
彼は実際そよちゃんを好きだったのかどうかということ。
実際木村に帰ってきたし、作中でもベタ惚れとされてるとはいえ、
私的になーーんかホントに好きなのか?としこりが残る自分自身が不思議。
東京を選ぶかそよを選ぶか。
よくも悪くも結局大沢君にとってそよは、その程度のものだって事ですかね。
少女漫画は普通恋愛至上主義だから、
彼女のもとに帰って来るのは「少女漫画の流れ」としては当然だけど、
現実問題こういうケースでは両親と東京に住むほうが当たり前で、
彼女のために祖父の家に残ったっていうのは、有り得ないとまでは言わないけど
本来不自然な選択なんだよね。
結局大沢は帰ってきたけど、その辺の葛藤をリアルに描いたってのは、
有りがちな少女漫画へのアンチテーゼなのかもしれないね。
「やっぱ高校生の恋愛って、こういうもんじゃん」っていう。
有りがちな少女漫画なら、当たり前のように彼女のもとに戻って来るだろうからね。
っつーか天コケ自体、割とそういうスタンスで描かれてるじゃなかったっけ?
私は最初からそれ程真剣にそよに惚れているわけでもないと思って読んでいた
ので、大沢君がムラに戻ってきたのは別の事情かと思った。
936 :
919:04/02/10 21:06 ID:???
>>921 >>924 レスありがとうございます。
ご意見を参考に、くらもち作品を少しづつ揃えていきたいと思います。
ショパンは続きが気になって仕方なくて早く三巻出ろっ!!と思う反面、
次で終わってしまうのが寂しいような、複雑な気分です。
ですから、>924さんのおっしゃる通り、一気に消費するのではなく、少しづつじっくり噛締めながら制覇していこうと思います。
一部の作品しかまだ読んでいない私が語るのもおこがましいですが、
「上手さ」と「巧さ」を感じさせながら、クールになりすぎず、
せつなさや暖かさといった生々しさが感じられる所が私にとってのくらもちさんの魅力です。
(絵の印象から、もっとクールとかシャープな作風かと勝手に思っていました。)
でも大沢君は、結構そよのこと好きだったと思うよ。
「泣いとるん?」の場面とか見ると。
大沢君視点の話はなかったからね。
でも、だからこそ「大沢は戻ってくるかどうか」読者も一緒にハラハラする所でもあり、
戻ってきた事に喜べるんじゃないかな。
浮気問題の時といい、受験の時といい、実際大沢はそよちゃんにベタボレだと思うけどね。
わかるわかる、私も同じ。
くらもちさんが「大沢君はそよに惚れてる」という描写を意識して
描いているのは読んでいて頭の中で理解できるんだけど、
なんか胸に響いてこないんですよね・・・・。
大沢君より宇佐美君のほうが、ずっとずっと「そよを好き」って感じ。
大沢君だけじゃなく、そよも本当に大沢君を好きなの?って思う。
似たもの同士かなw
そよは好きでしょう。
大沢君のボタンを道端でつけてやりながら泣き出しちゃうシーンとか、
大沢君が戻ってこなかったら、と考えるだけでいつでも涙がでてくるシーンとか、
好きとか愛しているとかいうセリフを一切つかわずに、こんなにも相手が好きだという事を表現できる
くらもち先生は凄いと思う。
いや、だから、そういう「描写」は理解できるんだけど
いまいちシンクロできないんだよね・・・・
私に問題があるんだろうねw
>>940 >大沢君が戻ってこなかったら、と考えるだけでいつでも涙がでてくるシーン
ここは泣いた。
でも私もどっちかというとあまりシンクロできなかった方。
海の天辺みたいな恋愛ものとは違うかんじで読んでたし
そよちゃんも大沢君もさっぱりしてたから、あまり気にはならなかったけど。
歳の問題ですかね。
大沢君がそよとケンカして口を一言もきかず、
家に戻ると「あぁぁ〜(だっけ?)」ってうなだれたシーンがウマイと思った。
あの場面好きなんだよ・・・w。いつもそよが大沢を追いかけてるイメージなのに
そよに翻弄されているような感じ。大沢君そよの事本当に好きだと思うな。
>944
激しく同意。あのシーン可愛いくて笑ってしまった。
大沢ってそれなりにヤキモチ焼くよね。
あっちゃんの誕生会でシゲと水面下で火花を散らすとことか、
入学直後、自分のクラスの男子の好奇の目からそよをシャットアウトするとことか。
やっぱり大沢の気持ちはB型男じゃなきゃ理解し難いのかなあ…
遠山が東京に遊び行くときに そよ に「大沢に東京の見所を聞いてくれ」と頼むエピソードで
「気の向く事には一直線(でもムラっ気あり)、気の向かない事にはまるきり無関心」と分析して
そよ の「ワシの顔を立ててくれんの?」の一言で、メッチャ凝りまくったガイドを作った件で
「あるある!」と思いっきり笑った(w。
でも男って、あれだけモテりゃあ一番好きなコがいたとしても「他の選択肢(オプション)も…」
と思ってしまうのが普通っつうか自然だと思うよ…。(オイラはそんなにモテた事ないけど)
でも遠山に関しては、大沢は最期まで眼中にない感じだったな…。
遠山は東京の彼女と比べて「はっきり言って落ちるレベル」だけど、そよ は「別格」なんだろな。
947 :
花と名無しさん:04/02/11 01:33 ID:D2IKzxbP
レベルの問題じゃないだろ。
A型の遠山がB型の大沢と合うはずなし。
血液型博士かね?
938は11巻読み直しじゃい。
伊吹達の卒業式で行方不明のそよをソッコー探しに行く大沢イイ!
951 :
296:04/02/11 04:09 ID:???
そよはAOじゃね。
AOだったらA型ですがな
なつかし。
一巻目の蘭丸団シリーズがいっちゃん好きだったな〜。
「東京の彼女」は彼にとっては「東京」への未練と憧れの象徴だったんじゃ
ないかと推測している。どっちかと言えば「東京の彼女」の方が積極的に
迫っていた、という風に読んでいた。
遠山さんが眼中にないことは温泉旅行の時の態度で決定的。
コケコッコだけ未読だったのだが(コケッコらしいが)、
だんだん読みたくなって来ちゃったじゃないか!
巻数が多いから古本で揃ってないと手が出しにくくて。
コーラスではじまった頃、あまりにもマターリしてて挫折しちゃったんだよね。
終わりの方見て、ああ読んどけば良かったなあと後悔した。
男って本当に「この女性しかいない!」てなった時はもっと眼の色変わるんじゃ
ないかな。そよが別格だったとは思うんだけど、先まで考えていたようには読め
ないんだよね。誰かが前スレだったかで言ってたけど、年齢のせいもあるかも
。
>>956 障害がほとんどないからじゃない?そよは美人でモテそうだけど
大沢くんのバリアーとそよの鈍感ぶり、一途さ、天真爛漫さみてると
浮気や心変わりの心配ないし。友達になろうって距離置かれたときも
それで安心だったのでは。さっぱりしてていいと思うけどなあ
くらもちさんは全く描いていないので私の邪推になっちゃうけど、大沢君は東京の
生活に馴染めなくなっちゃったんじゃないかな?友人達は鈴木君の味方について
しまったとか、成績が追いつかないとか…。
で、そよ本人というより村全体のおおらかな空気が恋しくなって戻ってきた。
先生にも「虫かな」って答えていたのを私はそう解釈したけれど。
東京浮気旅行から帰ってくるまではそよのことも東京の彼女のことも
どちらも好きだったけど、その後そよの家にお泊まりの辺りから
大沢くんはそよをますます好きになっていったような感じがする。
東京の彼女とは(私は)キス以上の関係になったんだと受け取ったけど。
だって、キスの仕方が変わるほどだし。
そしてそうなってみて改めて自分のそよに対する気持ちに気づいたんじゃない?
958たんのいうように、東京の子の恋愛とか、言い方悪いけどすれてる感じが
もう大沢くんにはしっくりこなくなったのかも。そよに毒気を抜かれた!?
浮気はしていないけど、歯切れは悪いのは心の方が少し浮気していたから、
っていうぐらいだから、肉体的な浮気はしていないと思うが。
>960
同じく。
松田先生へ相談持ち掛けたシーンでのセリフが
大沢の素直な心情を端的に表してる気がする。
あれだけカッタリくてクールで個人主義なオトコが
修学旅行を東京にしてくれた点、
志望校かえ、合格ラインまで学力上げた点だけ考えても
相当な惚れようだと思ったけど。
友達に一年以上天コケ貸したまんまで手元にないんで
はっきりと場面が思い出せないんだけど、
大沢が東京彼女と何にも無いことを、そよに”信じろ”と言い切って(?)
るエピソードのやつ。そよは当然浮気を疑ってるんだけど、
どうせ信じてくれないんだろ?に対して、そよが
「信じとうよ」と返したのが全てを語ってるというか・・・。
多分>960さんの言うとおり、大沢は心の方が浮気してたと思う。
言い寄られたらフラフラしてたと思うんだ。
で、やっぱり比べたらそよの方が好きだったから
これは大沢的には浮気にはならないのかなwと。
964 :
951:04/02/11 12:36 ID:???
>952
け、血液型博士かーッ!
確かにAOならAじゃね。
A系のOの間違いじゃった。すまんね。
「東京の彼女」がスレていたのかどうかはわからない。結局鈴木君とは別れちゃったし。
でも友人との間で彼女を争ったら友達関係が壊れても当たり前だと思う。
大沢君が「そよにベタ惚れ」っていうのはやっぱりピンと来ないけど
(くらもちさんが、そう描いてるのはわかるけど)
「そよと離れられない」「自分にはそよが必要」という感覚だったらわかる。
やっぱり(私の)年齢のせいですかねー
>>966 それってべた惚れといって過言ではないような。
ベタベタしたり、束縛したり、いちゃいちゃしたりすることだけが
べた惚れってわけじゃないと思う。気持ちがあるだけでいいと思うんだけど。
なんで年齢のせいってオチにする人が多いんだろう。
968 :
花と名無しさん:04/02/11 16:15 ID:J8KIdK1E
>>966 ベタな愛情表現する男女がお好みなら
あべまやこ先生の作品群をお薦めします。
>>968 ワラタ。
そういえば、あっちゃんの誕生日に宇佐美くんが来るって話で、
あっちゃんがそよに「無神経」って言ったけど、
そよは、なんとか誕生日に大沢君に来てもらおうと、気を使ってたよね。
大沢君が来なきゃ来ないで、むくれてたのに・・・と
あの話のあっちゃんだけは、どうも好きになれん。
大沢くん戻ってきたけど、
大学は東京に行っちゃうんだろうな、
で、そよは地元の国立で教師を目指すんだろうな、
と思った。
>>970 東京に住んでたら友だちにつられて提供大学にでも行くかもしれないけど
木村に住んでいる大沢は「高卒」が似合う。
そよは…わからん…。
>969
あっちゃんは内輪で祝って欲しかっただけで、行動としては一貫している。
自分の誕生日会なんだからいいんでないの?
皆様、そろそろ新スレ立てないと危ないですよ…
975 :
花と名無しさん:04/02/12 19:01 ID:MSi+VseV
ベタ惚れ検証で盛り上がっているうちに
一気にレス数増えちゃったね。
今日ハリウッドゲーム2巻をやっとgetしてきました。
もっと長くて細かいエピソードを増やしたらかなり好きな部類に
はいると思いました。太った双子の子の恋愛とかももっと
いれたり・・・でもそんなに面白くない、と聞いてたので
期待はしてなかったのですが、予想以上に楽しめました。
>974
乙です。いまちょろっと覗いてきました。
今度の発起人はこの方なんですね。
ハリウッドゲームは80年代のアイドル全盛期を知らないと
ちょっと入りづらいかもしれないよね。
タイトル名にもなった歌の歌詞んとこ、カナリぐっときた。
知ってても「トシちゃん」の連発にはちとモニョるな