岡野玲子のコーナー3(陰陽師11巻発売記念)

このエントリーをはてなブックマークに追加
307zion-ad
○私はその時気づいたのだ 私を凝視する天の目に
 叡智とは天を見上げる矢であり 天より射込まれる矢であり
 二等辺三角であり 水晶の三角であり 
 はじけ散る(スパークする)白い炎であり

夜空を見上げてみよう。東京でもいいけど長野あたりがいいかもしれない。
天を見上げると、点が見える。夜空はプラネタリウムドーム内壁天井のようだ。

この壁面に点が無数描かれている。君の瞳からの視線が矢となり点を壁面に観る。
ドームの外からもなにものかの視線が矢となりその点を観る。
なにものかというのは、君の中にいる他者と呼ばれるものなんだけど、

意識と無意識の視線がドームの内と外から発光し、
それが壁面の点でスパークすると思えばいい。
308zion-ad:02/12/10 22:44 ID:???
点に面積はない。しかし、はじけ散る(スパークする)白い炎。
炎は断線したケーブルが再びアースしようと触れた瞬間、空間へ拡がる。
空間へ拡がった無数の点集合は、その球体表面を投影スクリーンに変える。

点が面となった。傍観者から欲望する行為者の知覚正面に。

いい女の存在が、その輪郭、好みの姿に惚れて、
なんとしてでもその幻影を手に入れるべく藻掻(もが)く行為者を創造する。。

イメージを観るとは籠に囚われること。女の方が周辺視野が広いらしい。
横目でチラッと見て、目が逢ったときにはこっちがそわそわしているのも
お見通しだったってわけだ。
309zion-ad:02/12/10 22:45 ID:???
二等辺三角形ってのは、壁面の点を頂点とした意識と無意識の視線の元、瞳の幅。
瞳の幅が二等辺三角形の底辺となる。頂点はいい女の輪郭。

この二等辺三角形を水晶球表面に描き、球表面上の任意の一点から眺めると、
底面に、頂点が持つ潜在するイメージが投影される。

いい女の存在、点が、いい女の輪郭、面に。イメージに。

さあ、底面の投影スクリーンを白い炎で干渉させ、そこに壁があると思い込む意識を
萌えさせよう。壁の向こうに俺のオバサンがきっといるはず。

壁面を構成する点の集合、同時平面。その点が同時存在すると思い込んでいる
日常意識を突破しよう。今世紀の物理学が岡野玲子には見えているらしい。
東晃史(あきふみ)の世界が。

東晃史博士のホームページ
http://www.nips.ac.jp/~higashi/