★竹宮惠子センセイ作品について語りましょ★part2
みなさんあけましておめでとうごさいます、今年もよろしくお願いします。
284 :
花と名無しさん:03/01/01 15:53 ID:e0N2060l
しかも「ドタ足のロバでいい」って言ってなかった?
「でいい」ってなんだよ〜「で」って〜!と思ったリアル記憶が。
まあまあまあ、リア房(パスカルのこと)の言ってたことですから。
286 :
花と名無しさん:03/01/02 08:38 ID:Jm1onmiw
皆さん明けましておめでとうございます<(__)>
亀レスだけど、ロスマリネってほんとに能天気なんかな?
父ちゃんに嘘ついてるシーン見て、ひょっとして実は能天気を演じてるんじゃ?
なんて思ってしまったけど・・・
ロスマリネは貴族として育ったんだろうね。ジュールに理想の鏡として
映るくらい。単なるノーテンキではないと思うよ〜
でも、19世紀末。そろそろ貴族に衰退の影が・・・ってあたりで
ロスマリネも浮いてくるのかしら。ジュールしか友人がいないと貴族さま
の嘆息が聞こえてくるしなぁ
あの、何が言いたいのかよう分からんのですけど・・・
へんそーきょくは、
エドナンがなんでヴァイオリ二ストから指揮者になったのか
そのへんも良くわかんないです。
大人になったら急に権威主義になったよーな印象もあるし。
アネットとエドナンって、子供時代と大人になってからの
印象がずいぶん違う。
実家で「イズァローン」読んできたんですが、1〜2巻くらいの頃の
描き込みってほんとに凄かったですね。
構図も凝ってたし。
後半からラストの白っぽさが目立ってしょうがなかった。
>290
ソリスト上がりの指揮者ってのは、実際指揮者のキャリアとして良くある話だし、
エドナン個人のことを言えば、ウォルフの命がそう長くないと分かった時点で
いずれ指揮に転向する心づもりはあったんじゃないのかと。
彼の遺志を継ぐっていうのが半分、あと彼自身の性格が半分てとこ?
(あのままソリストとしてやっていっても、あの気性じゃ演奏会や録音のたびに
指揮者が楽団と衝突して、遠からず演奏家としてドロップアウトしそう)
もっともカラヤンの再来というような描かれ方をしてるところから見ても
指揮者としてのエドナンの個性は、相当ワンマンな君臨タイプのそれで
曲の解釈もオケへのアプローチも、ウォルフとは対極だったと思われるが。
ってそーゆーことじゃなかったらスマソよ。
294 :
293:03/01/04 02:59 ID:???
誤 指揮者が楽団と衝突して
正 指揮者や楽団と衝突して
295 :
花と名無しさん:03/01/04 10:26 ID:UdUrxBre
>293
解説ありがとうです。
そーかウォルフの意志を継ぐってことね・・・
指揮者って政治力や統率力やメンバーをまとめ上げる力みたいなもんが
不可欠のように思えるから
エドナンの性格で指揮者ってどーなんだろー?とか思ったのよ。
有無をいわせぬ強烈なカリスマにみんなひっぱられてった感じなのかな。
なんか彼は権威ある指揮者より、孤高の(異端の)ソリストが似合うとも思ったのね。
って単に私の好みなんだが・・・
孤高のソリスト、私もそう思ってた。
権威嫌ってたくせに結局そうくるかーと
幻滅した覚えが。いくらウォルフの意志を継ぐのだか
知らないけど、指揮者に転向するのがよくあることと
理解してても、子供のまんまの性格の彼がうまく
集団をまとめられるのか疑問。
(経過が端折ってあるのはおそらく
連載の事情だろうね)
しかし、あのワンマンぶりを家庭でも猛発揮して
よく妻に反乱起こされないもんだ。
自分(エドナン)も家出した過去を美化して、息子に家出されても
他人を思い遣ることに関しては、
まったく反面教師とは無縁の男・・・
うーーん指揮者=野心的で権威志向ってのは短絡的だと思うが。
ただし、ウォルフの指揮者としての野心が
無名オケを自分の手で鍛え上げて一流にしてみせたい
そして自分の理想の音楽を実現させたい、というところにあったとすれば
エドナンの野心は、自分が花形指揮者として
一流オケに迎えられることにあるような感じなので、
エドナンの目指したものが権威主義的ってのは禿同だす。
で、エドナン、確かに人望も実務能力もなさそうだけど
華と美貌と才能だけは垂れ流すほどあるんで
人脈はいくらでも作れたと思うのであった…
(つまり小泉タイプつーか……あ、小泉はウォルフか。エドナンはマキコか?)
ギャ−−!エドナン=マキコーーー!
やめれーーー!笑ったよ・・・
エドナンって横暴だった自分の父親と
結局同じになっちゃってるのね。DQNの連鎖みたいなものか。
誰か教えて!
風木の番外編で「夏化粧」というタイトルのがあったと思うのですが、どんな内容?
コミックス、文庫、全集、のどれかで入ってるのありますか?
ところで、もっと天馬の話したいなあ。オルス、イスマイル、ユルク、諫早、
みんな好き!
300ゲト?
スネフェル→ジュール→キース→カウス→ユルク、系の顔andまっすぐの髪が好き。
お目めぱちり系より萌え〜〜。今日もウト〜リ。
301ゲト
今日ってジルベールの誕生日だっけ?
1867年1月5日 ジルベール誕生
祝生誕136周年!!
謎本でてくれないかな…
>>299 番外編でわなくて、企画本に載ってたジルのイラストに「夏化粧」という
タイトルがついてましたよ。それのことじゃないかな?
304 :
花と名無しさん:03/01/08 10:27 ID:NDtdY96O
竹宮作品ってある程度年とってよむとまた違った視点から読めて
面白いね。
以前誰かが「ファラオの墓」でスネフェルに一番作者が感情移入
してるような事を書いてたような気がするけど、今読み返して
なるほどと思った。
・・・後で考えればこれってオペラ「アイーダ」をモチーフにして
る可能性があるんだけどね。
305 :
花と名無しさん:03/01/08 11:48 ID:/okuiqX8
こないだTVで「DUNE 砂の惑星」観た。
イズァローンの魔女や教母の元ネタハケーン!!
いや、パクリとかそういうことを言いたい訳じゃなくて
ちゃんと昇華させているというか
私的にはイズァローンの方が世界観に合ってる気がする。
既出だったらスマソ
306 :
花と名無しさん:03/01/08 12:18 ID:zd9r+Fo9
>>305 うん、ちゃんと昇華させてるとこが竹宮恵子だね。
世のパクリ作家も見習ってほしいものです。
>>305、306
「天馬の血族」の最後のほうの遺伝子どうたらって話、
竹内久美子(だったかな?ちがう人かも)の「利己的な遺伝子」(←この
タイトルもあいまいでスマソ)が元ネタでは。
というか、天血の最終巻って書店では取り寄せ販売のみって店員さんに
言われた(かなり大きい書店)。もしかして、パクリと言われて
そうなっちゃってるのですか?情報キボン
なんか天馬って全巻揃えにくいみたいですね。
なんでだろ
307です。前から揃えにくいという噂も聞いてるんで、上記のような想像をして
たんですが。その本の関係者から何か言われて結局、部数を減らし書店にあまり
出るまわらないようにする、ということで手をうったとか?
全然まとはずれかもしれませんけどね。
けど、私もすっごい探しましたよ。大書店でああ言われたわりに他のとこで
遂にみつけたんですが。中古店でばら売り不可状態のを一冊見かけたのと。
見たのはその二ヵ所だけ。ほんとに逝けるかぎりの書店をまわったんですよ〜。
地元ではあすかコミックスだっけ?自体揃えてあるところが少なくて参った。
でも3軒回って新品一気買いで手に入れたなあ。
最終巻は出たばかりの時に買えたけど今手にはいりにくいのでしょうか。
ぱくり問題は全然しらんかった。
307だよん
数年前のことなんでチョト勘違いしてた。手に入りにくかったのは最終巻じゃなくて
最後のほうの違う巻だった。遺伝子の話って何巻くらいから出てたっけ?
>310
それは問題になってるんじゃなくて、私の単なる想像ですので。
手に入りにくい巻と遺伝子の話とが重なってなかったら、その説は没ということで。
でも、なんでなんだろう〜。単に出版社のミス?
>>307 天馬に限らず最終巻などは、続きが出ないことがわかっているので、
重版しない場合が多いそうですよ。天馬の24巻は絶版してますが、
アニメイトや古書店ではよく見かけます。
>312
絶版て、なんかさびしい・・・文庫出るのでしょうか?
私は学生時代すごいファンだったのだけど、最近の漫画事情にうとくて。
イズァローンが済んだあたりからずっと読んでなくて、数年前、急に一気読み
したのが天血でした。
同じ世代のオールドファンのかたの天血評がきいてみたいのですが、
いらっしゃったらよろしく。
私自身は先生の「人間が好き、という方向でいく」の姿勢が天血にもよく出ていて
変わってないなと嬉しかった。なにがあってもイスマイルを信じつづけるとことか、
なんかセルジュを彷彿とさせる、と思った。
でも最後、「帝が死んでセイセイしたyoヤレヤレ」という終わり方に、少し
なんか・・・という気もしました。
オールドファンがこれをどう捉えたか知りたいです。
314 :
名無し:03/01/09 14:14 ID:8SLuU1JW
古書ってなんかやだ・・・
プチ・オールドファンです。
天馬…最後まで読む気力なかったです。
とりあえず天馬で絵柄が…というか「目」が
変わってしまったのが悲しかった。
天馬最後まで読んだけど、何となく尻すぼみだった気がする…
あと個人的に、イスマイルが助かったのに修多羅があぼ〜んで(´・ω・`)
私は「ファラオの墓」と「地球へ・・・」ぐらいしか読んだ
ことがないという浅い竹宮ファンなんですが、
そういう人間からすると、天馬は面白く読めました。
一般受けはするだろうけど、コアなファンや昔からの
ファンには受けない作品のように思えます。
>315
私も最初、目が気になったけどが、巻をおうごとにだんだん昔の絵に戻って
いったと思うのだが・・・。
わたし的には、これって外国で受けそうかと思ったんだけど。
オリエンタルなムードとか、なんか全体の感じが。
私は作品ほぼ全部読んだファンだけど、天馬好きだな〜。
竹宮マンガはまだ進化し続けるんだろうなーと思った。
>319
そーだね。トーン多用になってきたとは思うけど、それにはそれなりの良さがある。
最初のほうの、月夜にイスマイルが馬頭琴を弾いてるシーンとか、
草原の夜のシーンが独特のムードあってきれい。
321 :
花と名無しさん:03/01/10 11:32 ID:U0gPBwJ4
>>317 あの作品のころはご本人も勢いでばりばり描いてたから、良い
意味でも悪い意味でもとんがったところがあった感じがする。
今は比較的丸くなったって印象だね。
ただこれだけキャリアを重ねても、まだ「よーし描いてやるぞ」
という意気込みを感じさせるのはやはり大家。
どうでもいいけどエッセイ漫画はやめれ。と思う。
ブランド自慢でも姫レベルの人なら笑える(嘲笑ね)けど、
こういう人がやってると…
ブランド自慢なんかしてたっけ?
そんなエッセイ漫画あったんだ? ブランド自慢というより、昔の豪華本なんか
でも、「お気に入りの品公開」みたいのあったけど、その延長なのでは。
「エルメス」の本かそれ関係のインタビューかで、「私にはまだ・・・」
とか言ってなかったっけ?
325 :
花と名無しさん:03/01/11 15:52 ID:J4OIgFoF
昔、マンガ少年の増刊かなんかで
「地球へ・・・」の総集編が出たとき
竹宮家のお部屋拝見みたいなページがあって
ど少女趣味にビックリしたものだが。
あの家に今もお住まいなんでしょうか?
>やめれエッセイ漫画
私は「ウメヅカズオ物語」を読んだ時にそう思った。
ウメヅ先生のことじゃなく、自分のことばっかり描いてるんだもん。
エルメス関係の仕事したんだからそれくらい・・・と思うんだけど
そんなに鼻につく内容だったの?
エッセイまんがは読んでないんですけど、
天血の巻末で他の人がかいてる「天馬のケイコさん」はもちあげ過ぎでキモいと
思った。センセイって美人ですか?
まんがは上手いけど顔はフツーだと思う。
>>327 あれはちっとキモかったね・・・○○萌え〜といった感じの感想を
堂々と単行本の巻末で繰り広げんでも・・・
でも信者なんてこんなもんじゃないかな。
顔に関してはあの年齢にしてはまあまあ美人といってもそんな差し支えないかと
漫画夜話見ててそう思った。
学生時代以後、久しぶりに読んだその後の作品は、天血と平安浄瑠璃物語なんです
が、平安〜はみなタンどうですか?わたしは、まだこういうのかいてくれてるんだ〜
とうれしかったですが。他の大御所は久しぶりに読むと、なんか作風地味になった
な〜という感じがしましたが。平安〜はムダなシーン無しという感じで
研ぎ澄まされた作品ですよね。
部屋はたしかにヨーロッパかぶれしている
おばさんそのものの部屋でしたな。
>328
夜話いつごろ出演されてたの?やっぱり「風木」がとりあげられてたんですか?
>329
正直スマンが「平安〜」はつまらんかった、ヤリすぎてて…。
同じプチフラに載ってた「残酷な神が・・・」のセクース描写に対抗してみたのか、
今時のへなちょこBL作家に「…チチチチ、Non!Non!」と言いたかったのかもしれないけど。
竹宮センセはナルシーだよね。
作家はみんなそうかもしれないけどセンセはそれを隠さないっていうか
自分マンセーな表現になってる事に気がつかないでいるのかな。
夜話は水野英子の「星のたてごと」の時にゲスト出演してた。
竹宮漫画はまだ取り上げてられてない・・・なぜ?
セイセイがナルシストだってのは自覚してると思うよ。
ぱふの竹宮恵子特集の時に自分でも言ってたし。
オナニストな漫画書きよりは遥かにマシかと私は思うけど・・・