>>938 |∧∧
|・ω・`) そ〜〜・・・
|o旦o
|―u'
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o ヾ
|―u' 旦 <コトッ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ミ
| 旦
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
953 :
935:02/11/17 02:13 ID:???
>辞書編纂人さま
そうですね、正直に答えれば部分的にはちょっと痛い。
でも殆どが当たってるだけに文句言えないでしょー。
いつも喫茶店で「客観的になれ」という★様に
これが客観的とゆーものよ。と教えてあげたいくらいですよ。
とと、ホントに教えたりしませんからご安心を。
結局聖域は自分さえ大事にしてれば、誰が何いおうと
傷つかないと思うのですよね、私は。
人のポスペの名前にケチつける方がよっぽど土足なんだよね。
954 :
花と名無しさん:02/11/17 03:38 ID:kfvykEPV
あげ
955 :
938:02/11/17 10:39 ID:???
>952
旦(TДT)<・・・湯気ガ目ニシミマスタ・・・
>美麗オフセット印刷で凝りに凝った画面がどのようにお目見えするか今から12月6日がとぉーっても楽しみです!!
こんな風に思えるなんて、ちょっと羨ましいかも。
私はなんだかもう想像ついちゃったからなー(w
でも凝りに凝った画面って、コマ割りしないことじゃーないよね。。。
やっぱ、これでもかっちゅうほどの執念を感じる、アシ(ルビ:ヒットウシンジャ)の
手書きの描き込みの入った黒い画面ってぇことでしょうなぁ・・・
>凝りに凝った画面
来月号も大ゴマアップ使いまくりの気がするヨカーン(w
担当が取りに来る時間に合わせて、描き込みも増やした
なんて自慢してる・・・
い い か ら 話 を 濃 密 に 、 面 白 く し て く れ !
描き込みの量とか、トーンをどれだけ使わないかが作品の質を決めるなんて、
まさか思ってないでしょーね、と聞きたくなってしまいます。
>959
でも少なくとも、その部分だけで他の作家さんと比べて
10倍は時間が掛かってる、だなんて妄想を垂れ流してますよね。
もしかしたら>950って、踏んだ事に気付いてないのでは?
よろしければ代理立てに逝ってきますが…
>961
よろしくお願いしまする〜。
950って誰じゃ?と思ってみたら…私やー!
みなさま、大変ご迷惑をお掛けしてしまいました
>961さん、スレ立てどうもありがとうございます
>959
描き込みが尋常じゃない作家:岡野◯子とか?皇●つき?星野●之?
トーンワーク技術使いまくりの濃厚な画面の作家:
えーと…バ●タードの人とか?も●なとか?
寺田克◆…はCGだから畑違いか。
トーン少なし、メカもばっちり、躍動感有りまくり、の
(足使って無いと云う噂も聞きましたが未確認。
でもきっと人物は全て本人筆だ))
安彦■和御大と比べて作画にかかる時間を自慢出来るのか、
ちょっと他の素晴らしき先達の方の仕事場見学が必要だ。
世間を見ろ。
描き込みの量だけで(苦労しとんのは殆ど足だし)私ってすごく
えっらーい@
お前にシンプルな作画を心掛けたF子先生の作品を超えてる奴が
有るとでも思っているのか。
…ゴメン、ちょっと心が荒んでいました…
スレ消化にネタやりむぁ〜す!
・・・思いつかん。
ずーっとむかし、1〜3巻のどっかで、エアリアンが誤植でエイリアンになってたよね。
いや、もしかすると雑誌掲載時だったかも・・・
967 :
花と名無しさん:02/11/18 17:24 ID:IH+THOML
「ローラント」つーと、私はグリムの「恋人ローラント」を思い出して
しまいまつ…。
ハイファンタジー至上主義の★香さんは、「おとぎ話」なぞ馬鹿馬鹿しくて
読めないとゆーことでしょうか…?
しかし、騎士ローラント伝説もご存じないとは…?
>967
冥府へ落ちていく途中の旧スレをあげんな〜コラ。
969 :
967:02/11/18 17:42 ID:???
をっと。
すんませんでした〜
>968
貴方はもしや、おである様!?
(サイド髪パッサァ)
オディ「よいかー加藤、(誰 人というものはー、闇とー光がー支えあって
なりたっているのだー。
そしてー、肉体(ルビ:うつわ)は闇からなりたっているゆえにー、
我らにどうしようもなく同調するー」
ロリ「…誰だオマエ」
未だ生存しているであろうオディアルファンよ、スマソ。
ネタ氏キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
972レス目ですね〜〜〜(アセアセアセ)そろそろ手に汗握るクライマックスを走り始めている
本スレ(スイカの溜まり場)の連載ですが、このレスに入った辺りは大切な駄ネタがたくさん
ありますので、じっくりと楽しんでいただけましたら幸いです。
名前欄では★は☆になってしまうんですね(^▽^)/
★の商標登録を検討してみます(^-^;A
ホントに言いそうだからコワイ。。。★
久々露出いたしますネタ師です。
チマチマとスレ消化に駄ネタで埋め立てさせていただこうかと思います。
途中でネタが切れたらご勘弁(ってもう971からやっちゃってますが。
ネタ嫌いの方ごめんなさい。
ネタ好きの方は是非参加下さいまし。ラストスパート、一緒に走り抜けましょう!(藁
アルフリード「あー…暇だなー…」
ハービー「暇っすね…」
プリスコット「体育座りは辛気臭いからよせ、ハービー…」
ハービー「でもプリスコットさん…もう私たち出番ないっぽいですよ」
アトウィル「まったくもって放置プレイじゃな」
プリスコット「プレイ言うなオッサン」
ハービー「でも出たら出たで唐突にアーサー王子かばって死ぬとかありそうで
嫌なんすよね…見せ場にもならないヨカーン」
プリスコット「うむ…私なぞ再起不能にされる直前が唯一の見せ場であとは
なしくずしだからな。見たかあの情けナイ毛布頭巾を」
アルフリード「何気に私も寝たきりのまま放置なんだが」
アトウィル「私など半分腐ってるのに引っ張り出されてまた放置だが何か?」
ハービー「…(三歩下がる)」
アルフリード「ハァ、暇だ…」
アトウィル「エエイ、若い者が情けない!! ここはわしが漢の意地を見せてくれる!」ドドォン
ハービー「意地?!」
プリスコット「…どうしたアトウィル殿」
アトウィル「白魔法じゃ!白魔法で若返ってピッチピチ美形として再登場するのじゃ!
さすればオフセット原稿にも頻繁に登場し無意味なシーンでもあのドキュソ姫と
絡むことが出来るであろう!(゚∀゚)わし完璧!わしマンセー!!」
ハービー「ピッチピチって…」
プリスコット「ついに脳まで腐tゲフンゲフン」
アルフリード「そんな若返る魔法などあるのか白魔法使い(のゾンビ)」
アトウィル「気合いじゃ!!」
全員「「「むり」」」
>977
ひーっっ、やっぱネタ師さん、あんた最高や!!!
980 :
鳩よ!:02/11/24 10:12 ID:???
インタビュー『妖精たちの国へ』中山星香
interview with seika nakayama
インタビュアー・建部伸明
日本を代表するハイ・ファンタジーの描き手は、実は少女漫画界にいた。
トールキンばりの、時空間を持つ「第二世界」を描き続ける中山星香さん。
代表作『妖精国の騎士』は、光、月、陽の名をもつ三振の魔法の剣をもつ運命の騎士三人
(ローゼリィ、ローラント、アーサー)が活躍する物語。
なぜ、どういうきっかけで、どのようにして、この世界を作り上げていったのか。
じっくり聞いた。
981 :
鳩よ!:02/11/24 10:13 ID:???
《三剣物語》の誕生
― まず、漫画家になろうと思ったきっかけから、お聞きしようと思うのですが。
(★)私、手塚治虫先生の『リボンの騎士』が大好きで。兄に「あれの後日編で『双子の騎士』
という話があるんだよ」って言われたんですが、そのころコミックスないんですね。
雑誌で消えたものは、もう二度と手に入らない。だから『双子の騎士』が読みたくて
読みたくて、想像して楽しんでたんですが、手塚先生の作品から離れていっちゃうんですよ。
自己流が入ってきちゃう。それがすごくイヤで、手塚先生の描いた続きが読みたいのに、
自分で考えている限りどんどん離れていくので困っちゃって「ああ……もうじゃあ、
やめよう」と。手塚先生の話の続きを描いているからいけないのであって、自分の話を
考えようと思って、最初につくったのが……
― この『妖精国(アルフヘイム)の騎士』なんですね。何歳ぐらいのときですか?
(★)十三歳ぐらいかなぁ。手塚先生の続編を動かすのはやめて、自分のを動かさなくちゃ
いけなかったので、とりあえず地面から草原を思いついて、「だれかつかまえなくちゃ」
と思って、見ていると人が歩いていたのでつかまえて、そのまま目線を上げていったら
主人公のローゼリィだったというのが、自分のキャラクターとしては一番最初なんですよ。
そのローゼリィにまつわる話をつくっていくと、その前後もできてくるじゃありませんか。
それが《三剣物語》なんです。
― 単行本『はるかなる光の国へ』に《三剣物語》の構成がありますね。「第一部:三剣創世の
物語」「第二部:ローゼリィの物語」「第三部:玉ねぎ戦士」「第四部:アルダ姫のお話」。
1982年11月という日付があるので、ちょうど二十年前のことですね。
(★)もう「絶対に描くんだ!」という、世間に対する意思表示ですね(笑)。
― その第二部が『妖精国の騎士』だと。
982 :
鳩よ!:02/11/24 10:15 ID:???
英国ファンタジーとの邂逅
― 中山さんが、ファンタジーに惹きつけられたのは、いつのころですか?
(★)ちょうど物心つくころに、水野英子が、ワーグナーを下敷きにした傑作『星のたてごと』
とか発表なさって。あれがなかったら、少女漫画家にならなかったんじゃないかと
思うんですけれども。兄がクラッシック好きで、ワーグナーの楽劇とか、早い時期に
教えてくれていたので。水野先生の描いたもので、そっちの方向にいってしまった。
― なるほどねぇ。
(★)それで中学のころから創造を始めたんですけれど「私が頭の中でいろいろつくっている
ものは、ファンタジーというジャンルなんだ」って教えてくれたのが、今の仲間たち
なんです。“ぐるーぷANTI”っていうんですけど『スケバン刑事』の和田慎二氏と、
図鑑などのイラストをよく描いていた深山のぼる氏、もうひとりデザイン編集業を
やっている不二森久氏という三人が中心になって、高校生のときにつくったサークル
なんですよ。
― すごい縁ですねぇ。
(★)そこで、私にとってのファンタジーの師匠・中川由美子さんと出遭いました。今でも
同人誌『あぴいる』で漫画を描いてらっしゃるんですけれども、欲がないのでプロに
ならなかったんです。でもこの人がデビューしてたら、ファンタジーの裾野というのが、
ぜんぜん違ったと思いますよ。その彼女が私に、児童文学のすべてを紹介してくれたんです。
― 十代も後半になってからですよね?
(★)私子供のころ、大きな活字が嫌いで、児童文学をすっとばしちゃったんです。ですから
児童文学を知って、感激しましたね。C・S・ルイスの『ナルニア国ものがたり』を
読んで、それから『ホビットの冒険』と『指輪物語』。トールキンは翻訳を待ちながら
読んでいたクチです。で、読んだ後しばらく自己崩壊しました。「あの国においていかれた、
彼らが去っていってしまった」って。もう壮絶で。数ヶ月間は立ち直れませんでした。
983 :
鳩よ!:02/11/24 10:16 ID:???
英国ファンタジーとの邂逅(その2)
― トールキンの他の作品、短編とかは、みんな微妙に『指輪物語』の続きなんですよ。
(★)えっ、そうなんですか。
―『サンタ・クロースからの手紙』なんかにも、エルフの秘書とか出てくる。
イルベレスって、ちゃんと『指輪』系のエルフの名前です。
(★)なるほど。そういう目で読み返してみます。うれしい!
― やはり、影響の大きい幻想文学となると、そのトールキンとルイスになりますか?
(★)じつは『ブリジンガメンの魔法の宝石』とか『ふくろう模様の皿』のアラン・ガーナーに、
もっとはまってました。怖いんですけど、すばらしくて。いまだに彼のような作品を
描くのが夢だったりするんですけれども。あとは、ローズマリー・サトクリフですね。
― さらに言うなら、実際の神話からの影響も強いような……
(★)ああ、そうですね。神話を造らないと話にならないから、神話を勉強し直してから
始めるんです。当時翻訳があったのなんて、ギリシャ神話と北欧神話だけなんですよ。
ギリシャは水野先生とか里中満智子先生とか、あの世代のかたが、さんざん
やってらしたので「今から手をつけることもなかろう」と思って北欧神話にどっぷり
という感じでしたね。
984 :
鳩よ!:02/11/24 10:17 ID:???
ファンタジーの描きかた
― 代表作の『妖精国の騎士』は連載十六年目に入り、順調に爆走していますが、
初めからこういう構想だったんですか?
(★)そうです。ファンタジーって、全部お話ができあがってからじゃないと描けないので、
できあがるのには数年かかります。数年かけて全部つくって、あとはつくったものを
子供が読みやすいように、いかに二次元にしていくかという作業。頭の中の映像は、
全ての場所が同時進行してるんです。でも二次元では一ヶ所しか描けないじゃないですか。
だから、どういう順番に描いていくのが読みやすいかなというのが、一番難しいですね。
― お話は全部できていても、全何巻になるかというのは、見せかたによって…
(★)だいぶ変わってきますよ。私、最初のころって短く描けると思っていたんです。
たとえば『銀青色(フィアリーブルー)の伝説』というのも、八十ページの
前後編で描こうと思ってつくったアイデアなんですが、けっきょくコミックス
二冊分になっちゃって……でもまだ足りない(笑)。
― なるほど(笑)。
(★)むかし机の横に一覧表をバーッとつくって、百作ぐらいタイトル書いて「順番に描いていこう」
って思ってました。『はるかなる光の国へ』は「百ページもあれば充分だろう、五十ページ
でも描けるかな」という感じでしたが、けっきょくコミックス一冊でもダメみたいなことに
なっちゃいました。その一覧表の時点でも、『妖精国の騎士』というのは「ページ数、制限
できない」って書いてあるんです。だから連載が始まるときに、ものすごくうれしかったんです
けれども、怖かった。完結するまで、ちゃんと責任もてるんだろうかって。
― 百のうち、いくつ描かれましたか?
(★)五十ぐらいですかね。まだ半分ある(笑)。深く考えないようにしています。
だって『妖精国の騎士』ですら、私の心づもりでは二十世紀中に終わっているはずなのに。
985 :
鳩よ!:02/11/24 10:19 ID:???
ファンタジーの描きかた(その2)
― だれかが「本当にすばらしい物語は、一生終わらない物語である」と言ってました。
(★)そうなんですよね。読者として一生読み続けられるのは、幸せかもしれませんね。
とりあえず、あと三年かけて、これを五十巻目標で完結させて。そのあと本筋が終わった後の
話を描こうと思っています。
― キャラクターは一緒で?
(★)ええ。ローゼリィの双子の兄ローラントが、王位を継いでるころなんですけれども、
初代アーサー・ロビンが出てくるので。たぶん一年ぐらいで描き終わります。
※ここにコミックスの表紙写真と紹介文が入っています※
『はるかなる光の国へ』文庫版もあり。秋田書店
『空の迷宮』文庫版は全2巻。コミックスは現在全3巻。秋田書店
『妖精国(アルフヘイム)の騎士』文庫版は10巻まで。
コミックスでは現在43巻。(2002/11/24 現在)秋田書店
『エイリエルとエアリアンの詩』秋田書店
― 初代って……確か『空の迷宮』のアーサー・ロビンが七代目でしたよね。
(★)ええ。七代目アーサー・ロビンは《三剣物語》四部作より、さらに後の話なんです。
それで初代は、ローラントの心の痛みを救ってくれる。なにしろ双子の妹であるローゼリィを
アーサーという異国の王子に奪われて、ローラントは傷心してますからね(笑)。
986 :
鳩よ!:02/11/24 10:22 ID:???
ローゼリィ秘話
― ローラントの相手は決まってます?
(★)最近みんな、そればっかり訊くんですよね(笑)。ローラントのお妃は、
二パターン用意してあるので、どっちでも大丈夫。
― 『空の迷宮』のときのように、エンディングを複数用意してるんですか?
(★)そうです。じつは私が『妖精国の騎士』の話を最初につくったとき、恋愛には
全く興味がなかったんですよ(笑)。運命との戦いを、いかに切り開いていくか
というのが主題で。でも後年、少女漫画家になったので、いやおうなくラブシーン
とかを描いているうちに「ああ、これもおもしろいなぁ」と思って。それと最初の
設定では、ローゼリィが幼児のころに、妖精王ルシアンの森に行く設定だったので
もっと人間離れしてなきゃいけなかったんですよ。そうなると気の毒なアーサーは
エピローグでキスするだけだったんですね。
― そこでやっと人間らしくなる(笑)。
(★)少女漫画でそんなもの描いたら、作者はうれしいけど、はっきり言って一年続けば
いいほうだ。そうやって切られると、ほんとうに伝えたいメッセージというのが
伝わらない。だからローゼリィは読者に近い、人間に近いものを体験しなければ
ならない。崩壊させられたものを再生していくとか、血の痛みを知るというのは、
人間でないのならば他人ごとなんですよね。それはマズい。だから、主人公を
ものすごく人間に近づけていきました。ローゼリィがキスシーンで終わるんだったら、
ローラントなんてラブシーンあるわけないじゃないですか。だからスタートした時点で、
ローラントの恋愛は計算外だった。
987 :
鳩よ!:02/11/24 10:23 ID:???
ローゼリィ秘話(その2)
― なるほど(笑)。で、その番外編の次、が第三部の『はるかなる光の国へ』ですね。
単行本にして一冊弱……。
(★)それしかページがもらえなかった。この作品で初めて意識してハイ・ファンタジー的
なものを描いたんです。連載初回のときに、とある読者から「私がほんとうに
出遭いたかったのはコレだったって、読んだ瞬間にわかって、ものすごくショック
だった」という手紙が来たんです。その人は『はるかなる光の国へ』を見るまでは、
それを描きたい自分がいたということにも、気がついてなかったらしいんです。
だからやってよかったなと。
― ゲーム界にも影響を与えてますし。
(★)私ゲームっていうと『ファイナルファンタジーX』ぐらいしかやってない。
― まさしく、そのシリーズ三作目に“たまねぎ剣士”ってのが出てくるんです。
『はるかなる光の国へ』って、最初のタイトルが「玉ねぎ戦士」じゃないですか?
(★)そうです、そうです。読んでくれたのかなぁ。こっちは漫画なんで、ゲームつくった
人たちも、読んでいるうちに脳を浸食されてて(笑)、気がついたら使っちゃっている
というのじゃないんですかね?
― ええ(笑)。それでその後は……。
(★)第四部の『アルディアの炎』です。ちょっとレズっぽいような話なので、少女漫画だと
難しそう(笑)。でも描けると思いますよ、アルダ姫の話は。
988 :
鳩よ!:02/11/24 10:25 ID:???
絵としてのファンタジー
― 肝心の第一部は、どうなんですか?
(★)少女向きじゃないんですよ。大半が大人の登場人物で、少女は主人公一人だけ。
『妖精国の騎士』で、光の精霊と呼ばれている女の子がそうなんですけど、
発表の場がね。
―『エイリエルとエアリアンの詩』では、微妙に第一部にからむこと描いてますよね。
1983年から連載ですから『はるかなる光の国へ』が単行本にまとまって、
すぐですが。
(★)ええ。これは習作用にわざわざ話をつくったんですよ。絵でファンタジーを描くって、
どうやったらいいのか、だれも教えてくれない時代じゃないですか。でも手探りで
やるには、一般少女誌というのは危険過ぎる。そこで新書館の『グレープフルーツ』
っていう雑誌が「やっていいよ」というので、勉強させてもらいました。この本が、
今でもあったらよかったんですけどね。
― ああ、確かにそうですねぇ。
(★)それとその翌年、トム・リーミィの『沈黙の声』という作品を漫画化しまして。
あれも魔力(ちから)に満ちた話だったので、頭の中の映像で見るときにはもう、
主人公が何をやってるか全部わかる。それをどうやって二次元で表現すれば、
読者に伝わるのかという、あがきなしには描けないじゃないですか。とりあえず
この二作で勉強させていただいて「スタートラインに立てる程度にきたかなぁ」と
いうところで『妖精国の騎士』」を始めたんです。
989 :
鳩よ!:02/11/24 10:29 ID:???
絵としてのファンタジー(その2)
― それが1986年……十六年前ですね。
(★)「妖精国の騎士」なんてタイトル、超恥ずかしいじゃないですか。私は「ローゼリィの
物語」として、地道に子供のころからつくってたんですが、編集さんに「わかりやすく、
ハッタリがきいていて、派手なのをつけてくれ」と。だから「じゃあ、もうそのまんま
でいこう」というので。だから、しばらくは恥ずかしくて、タイトルが言えなかった。
― でも、アルフヘイムというルビが振ってあるので……。
(★)それだけが救いですよね。北欧神話を下敷きにしているのだと、わかる人にはわかります
から。でもなぜ“仙境”ではなく“妖精国”という漢字を使ったかというと、そのころ
“仙境の騎士”とか“妖魔の騎士”とかいう翻訳本、よく出てたんですよ。そういったのと
混同されるのはマズイなと思ったので、ちょっとメルヘンちっくに、わざと“国”という
タイトルをつけたんですね。
― そういえばエドマンド・スペンサーの『フェアリー・クイーン』の最初の翻訳は『仙女王』
でした。仙女と女王をかけてある。いま読める筑摩版は『妖精の女王』になっています。
もしかしたら星香さんの影響で、世間の流れが“仙境”から“妖精国”にいった可能性も
ありますね。
(★)そうなんですかねぇ。ものすごい罪深い(笑)。漫画というものは、うんとちっちゃい
ころから読んでもらえるので、いいことも悪いことも含めて、いろんな影響があるかも
しれませんね。すごく責任感じましたもの。それで近年「漫画家でよかったな」とも、
思うのは、あまりにも子供たち(あるいは大人もです)が、言葉の解釈が固くなっちゃって
いるので、すばらしい作品であっても、言葉で通じないことがあるようなのです。
あのトールキンのすばらしい作品、今の人が読んで、どのくらいわかるんだろうかと
いうぐらい言葉に無頓着になってるじゃないですか。
990 :
鳩よ!:02/11/24 10:31 ID:???
絵としてのファンタジー(その3)
― でも、今は映画があるので、観てから読まれるかたが増えるでしょう?
(★)そうなんですよ。読まれるようになるなぁというのが、いま最高にうれしくて。
― さて……他にも、いろいろとお聞きしたいことはあったのですが、そろそろ誌面が
尽きてきました。長いあいだ、おつきあいいただき、ありがとうございました。
(★)いえいえ、こちらこそ。
― ますますの活躍を願っております。
991 :
鳩よ!:02/11/24 10:33 ID:???
(後書き)
なかやま・せいか 1954年生まれ。漫画家。
77年、『ビバ・プリンセス 春』で「ヤーケウッソ物語」を発表しデビュー。
以後、ファンタジー作家として数々の作品を発表。
『プリンセス』に「妖精国の騎士」を発表し続ける。
他の代表作に『花冠の竜の国』がある。
たけるべ・のぶあき 1966年生まれ。
民俗学とゲームの作家。88年、『幻想世界の住人たち』を発表し、
神話とファンタジーの研究を開始する。
他の著書に『虚空の神々』、小説『甲冑の乙女』がある。
現在はGame Mentatというチームを率い、
おもに非電源系のゲーム開発にも携わっている。
*話に出てきた水野英子『星のたてごと』全4巻を
以下のサイトで見ることができます。
http://www.10daysbook.com/
神降臨!ありがとう!
>980-991さま
大変な作業をどうもありがとうございました!お疲れ様です。
今後の資料として残しておいた方が良さげな部分は、全て
収容させて頂きました。…つまり、殆どの部分という事ですね(ニガワラ
エエトなんだか自意識過剰の★タマみたいで心苦しいのですが、
一週間弱留守にします。私以外の方も書き込まずこれ以上レスが
つかなければこのスレはdat落ち→HTML化します。
93様や編纂人さまの迅速な作業によって(おつかれさまですお二方)
必要なデータは移されたようなので、こうなったら早めにHTML化
したほうが良いかもしれません。あと6レスばかりですが、1000ゲトへの旅(ワラ を
なさるのもまた一興…とか勧めてみるテスト。
あとひとつふたつ、放置キャラネタがあるので戻ってきたら9部に爆撃させて
もらおうと思ってますw アフォなのでよければ…
これ読んでひいた……。
あれは文字道り「@LFINの掲示板」のずさんな有様によって野放しに
されていた人達が此処で迷惑な事を起こしたのですから、これはあそこの
常連さん達は連帯責任がある訳で、伝言位はする義務があったのです。
特に貴方を選んだのは●んぐぃん君との中継を向こうでなさっていたから
でした。あの時は有難う。あれを此処に書いたのは連帯責任のある全員に
読んで貰う為です。FCが作家に迷惑をかけてどうするのだ・・・という
問題は重大です。今は管理人さん達も頑張って居ますから、もう一度此処
まで書く必要が生じたのは残念です。
>995
いったい何が起こって、そんな無体な言い分を!?
@LFINの方達が「普通」に掲示板を使うように使ったら
お気に召さなかったようで……。(普通=いわゆる個人宛のレスの禁止とか)
もしお時間がおありでしたら 98.11.1前後の過去ログ読んでみると
よく理解できるかと思いまつ。
うまく説明できんでスマソ。
これ、WTで古参ファンに突発ギレした時の書き込みですよね。
過去ログ掘ってて私も ガクガク(((;゚Д゚))ブルブル
その前後の古参ファンの書き込みは、前にも書いたとおり、今の風紀委員長のキ印私信
よりはずいぶんマシな文章だったという印象でした。別に、大騒ぎするほどのもの
では無かったと思うけど、いっきなりこれだもん。
私自身はエルフィンHPのぞいてなかったので、元になった騒ぎは知らないのですが、
FCでセンセーがこれやってちゃぁ・・・ どんなに熱心なファンたちでも続かないはずだ罠・・・
1 6 年 は 長 い 、
と今更ながら思った。
今だ!!!1000get
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´
∧∧ ) (´⌒(´
⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。