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>>109の続き↓
『サトル…お前にそんな過去があったなんてな…』
シンゴが岩に腰掛けながら呟いた。
『隠しててすまなかった。俺もあまりふれたくない過去だったんでな…。』
バァンッ!
『!?』
突然、眼前の大岩が砕け散った。
そこには見覚えのある人物がたたずんでいた。
『ふんっ、こんな場所に隠れていたとはな。』
『ちっ…見つかっちまったか…』
その人物…魔剣「ザビオス」を手に入れ、闇の力を手に入れたケンゴが軽い微笑を浮かべている。
シンゴがゆっくりと立ち上がりながら呟く。
『しかたない…。サトル、体力は戻ったか?』
『あぁ…7割くらいはな』
『…一か八かだ…やるぞ』
シンゴとサトルは全身の筋肉を緊張させた。
-次回-
『頂上決戦、聖剣リレイドvs魔剣ザビオス』